JPH0857597A - 金属ストリップ鋳造装置 - Google Patents

金属ストリップ鋳造装置

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Publication number
JPH0857597A
JPH0857597A JP7191791A JP19179195A JPH0857597A JP H0857597 A JPH0857597 A JP H0857597A JP 7191791 A JP7191791 A JP 7191791A JP 19179195 A JP19179195 A JP 19179195A JP H0857597 A JPH0857597 A JP H0857597A
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JP
Japan
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brush
roll
casting
brush head
metal strip
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Application number
JP7191791A
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English (en)
Inventor
Heiji Kato
平二 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
BlueScope Steel Ltd
IHI Corp
Original Assignee
BHP Steel JLA Pty Ltd
Ishikawajima Harima Heavy Industries Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by BHP Steel JLA Pty Ltd, Ishikawajima Harima Heavy Industries Co Ltd filed Critical BHP Steel JLA Pty Ltd
Publication of JPH0857597A publication Critical patent/JPH0857597A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B22CASTING; POWDER METALLURGY
    • B22DCASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
    • B22D11/00Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths
    • B22D11/06Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths into moulds with travelling walls, e.g. with rolls, plates, belts, caterpillars
    • B22D11/0637Accessories therefor
    • B22D11/0665Accessories therefor for treating the casting surfaces, e.g. calibrating, cleaning, dressing, preheating
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B08CLEANING
    • B08BCLEANING IN GENERAL; PREVENTION OF FOULING IN GENERAL
    • B08B1/00Cleaning by methods involving the use of tools
    • B08B1/30Cleaning by methods involving the use of tools by movement of cleaning members over a surface
    • B08B1/32Cleaning by methods involving the use of tools by movement of cleaning members over a surface using rotary cleaning members
    • B08B1/34Cleaning by methods involving the use of tools by movement of cleaning members over a surface using rotary cleaning members rotating about an axis parallel to the surface

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Continuous Casting (AREA)
  • Casting Support Devices, Ladles, And Melt Control Thereby (AREA)
  • Cleaning In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 鋳造ロールをより良く清掃できるようにす
る。 【解決手段】 鋳造ロール12と、鋳造ロール12表面
に溶融金属を供給する金属供給手段16と、鋳造ロール
12表面を清掃するロール清掃ブラシ装置21とから構
成され、ロール清掃ブラシ装置21がブラシヘッド取付
部22と、ブラシヘッド取付部22に取付けられ、鋳造
ロール12の長手方向に沿って一直線状に並設され、鋳
造ロール12に対し横向きで鋳造ロール12長手方向に
離間されるブラシヘッド回転軸線のまわりを回転する一
連の回転ブラシヘッド20と、直線状に並設された回転
ブラシヘッド20を回転させるブラシ駆動手段とで構成
している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、溶融金属を鋳造ロ
ール表面に接触させ、その表面上で凝固させるようにし
た金属ストリップ鋳造装置に関する。より詳しくは、そ
のような鋳造装置における鋳造ロールの連続清掃に関す
る。
【0002】
【従来の技術】鋳造装置としては単一ロール鋳造装置又
は双ロール鋳造装置がある。双ロール鋳造装置の場合、
冷却され相反方向に回転される一対の水平な鋳造ロール
間に溶融金属を導くことによって、動いている鋳造ロー
ルの表面上に金属殻を凝固させ、それら金属殻をロール
間隙で貼り合わせて、ロール間隙出口から凝固金属スト
リップ成品として取り出す。本明細書では、「ロール間
隙」という用語で、ロールどうしが最接近する領域一般
を指すものとする。溶融金属をロール間隙へ導くため
に、タンディッシュと、タンディッシュ下方に位置して
タンディッシュから溶融金属流を受取ってロール間隙へ
と注ぐ金属供給ノズルとを用いることができる。
【0003】鋳造ロール表面に金属酸化物やスラグ等の
混入物が堆積するのを防ぐため、ロール間隙に至るべく
鋳造ロールが回動して溶融金属と触れる前に、ブラシや
清掃ベルト等のロール清掃ブラシ装置をロール長手方向
外側面に当てて鋳造ロール表面を連続的に清掃させる必
要がある。この種の装置としては日本鋼管株式会社と三
菱重工業株式会社による特開平3−230849号公報
があり、この装置では2組の分割ロールブラシを互い違
いに各チル鋳造ロールの周面に当てて鋳造ロール全幅に
亘るブラッシング作用を提供している。日本鋼管株式会
社と三菱重工業株式会社による特公昭63−20745
0号公報も、鋳造ロールがロールブラシにより清掃され
る双ロール鋳造装置を開示している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】斯かる従来の鋳造装置
にあっては、鋳造工程での熱膨張のため鋳造ロールが変
形してしまい、清掃ロールブラシ又はベルトとチル鋳造
ロールとの間の充分な接触性が保てなくなるという問題
がある。つまり、最初は円筒形であった鋳造ロールが凹
面や凸面又は中高形状を持ってしまって円筒形でなくな
るため、ロール清掃ブラシ装置を鋳造ロール長さ方向全
体に沿って均一な圧力で当てることができず、極端な場
合には鋳造ロール表面の一部と接触すらしなくなってし
まって、清掃作用が損われてしまうことにもなる。我々
のアメリカ特許5,307,861号はこれらの問題に
本質的に打ち勝つことのできる改良型のロール清掃ブラ
シを開示している。しかしながら、特に最終機械仕上げ
で精細なきめに仕上げられた又は微細な溝を持たせて仕
上げられた鋳造ロールを使う場合には、更により有効な
清掃作用が要求されるようになるものと認識されてい
る。
【0005】本発明は、斯かる実情に鑑み、鋳造ロール
をより良く清掃できるようにした金属ストリップ鋳造装
置を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明では、鋳造ロール
と、鋳造ロール表面に溶融金属を供給する金属供給手段
と、鋳造ロール表面を清掃するロール清掃ブラシ装置と
から構成され、ロール清掃ブラシ装置がブラシヘッド取
付部と、ブラシヘッド取付部に取付けられ、鋳造ロール
の長手方向に沿って一直線状に並設され、鋳造ロールに
対し横向きで鋳造ロール長手方向に離間されるブラシヘ
ッド回転軸線のまわりを回転する一連の回転ブラシヘッ
ドと、直線状に並設された回転ブラシヘッドを回転させ
るブラシ駆動手段とで構成されることを特徴とする、金
属ストリップ鋳造装置が提供される。
【0007】好ましくは、本発明の金属ストリップ鋳造
装置は、鋳造ロールに対しロール清掃ブラシ装置を接近
・離反動させる手段を備える。
【0008】好ましくは、ブラシヘッド取付部が長尺部
材であり、回転ブラシヘッドが長尺部材の側面から横方
向へ延び、回転ブラシヘッドの回転軸線が相互に平行で
あって長尺部材に沿って離間する。
【0009】回転ブラシヘッドは、突出した毛によって
構成される略円筒形の外側端を有することができる。ブ
ラシの外側端は相互に略同じ寸法のものであり、回転ブ
ラシヘッドを回転軸線が列に沿って等しい間隔で離間す
るよう配することができる。
【0010】回転ブラシヘッドはブラシヘッド取付部に
回転可能に取付けられたブラシスタブ軸に支持され、ブ
ラシ駆動手段が、駆動軸と、ブラシスタブ軸を駆動軸に
結合させる結合手段により構成されることができる。
【0011】更に詳細には、各々隣り合う対のブラシス
タブ軸及びそれらに対応する回転ブラシヘッドが相反す
る方向に回転駆動可能なよう、結合手段を、回転ブラシ
ヘッド列に沿った隣り合うブラシスタブ軸間を直接的に
結合する歯車列で構成することができる。
【0012】歯車列は、ブラシスタブ軸の各々に1つず
つ取付けられた互に噛み合う一連の歯車で構成し、駆動
軸はそれら歯車のうちの1つに直接接続されてその歯車
を、そしてそれを介して歯車列の全ての歯車を駆動する
よう作動可能とすることができる。
【0013】清掃ブラシ装置は更に、回転ブラシヘッド
列を回転ブラシヘッド列の略延設方向へオシレートさせ
る手段で構成することができる。この場合、オシレート
させる手段は、列内で隣接する回転ブラシヘッド間の最
大間隙よりも小さくないストロークで回転ブラシヘッド
列をオシレートさせるものとすることができ、そうする
ことにより装置使用時に回転ブラシヘッドが、回転ブラ
シヘッドの当るロール面全てを清掃する。
【0014】回転ブラシヘッドのオシレーションの必要
性をなくした代替構成例においては、前記回転ブラシヘ
ッドの直線列を、対を成す平行な直線状の回転ブラシヘ
ッド列のうちの一方とし、他方の回転ブラシヘッド列に
対して回転ブラシヘッドを互い違いにさせるようにする
ことができる。
【0015】好ましくは、回転ブラシヘッドをブラシス
タブ軸に沿って摺動可能とし、回転ブラシヘッドを前記
ブラシスタブ軸に沿って外方に付勢させる付勢手段を設
ける。付勢手段は、各ブラシスタブ軸に1つずつ取付け
られ各回転ブラシヘッドをブラシスタブ軸の外方に付勢
させる個々のばねで構成することができる。
【0016】清掃ブラシ装置は更に、鋳造ロール回転方
向に関し、ロール清掃ブラシ装置よりも前に鋳造ロール
と接触するように、鋳造ロールの長手方向に沿って延び
る細長ブラシを配することができる。
【0017】鋳造ロールを、間にロール間隙を形成する
一対の鋳造ロールの一方とし、金属供給手段を、溶融金
属を鋳造ロール間のロール間隙に供給する金属供給ノズ
ルで構成し、ロール清掃ブラシ装置を、ロール間隙から
鋳造ロール周方向に離間した位置で鋳造ロールに接触す
るよう配された一対のロール清掃ブラシ装置の一方とす
ることができる。
【0018】詳細には、本発明は、間にロール間隙を形
成する一対の鋳造ロールと、鋳造ロール間隙に溶融金属
を送給してロール間隙に溶融金属鋳造溜めを形成する金
属送給ノズルと、ロール間隙からロール周方向に離間し
た位置で鋳造ロールに接触するよう配された一対のロー
ル清掃ブラシ装置とで構成され、各ロール清掃ブラシ装
置が、ブラシヘッド取付部と、前記ブラシヘッド取付部
に取付けられ、各鋳造ロールの長手方向に沿って一直線
状に並設され、清掃すべき鋳造ロールに対し横向きであ
り鋳造ロール長さ方向に亘って離間されるブラシヘッド
回転軸線のまわりを回転する一連の回転ブラシヘッド
と、直線状に並設された回転ブラシヘッドの全てを同時
に回転させるブラシ駆動手段とで構成されることを特徴
とする、金属ストリップ鋳造装置を提供する。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しつつ説明する。
【0020】図1〜図4は本発明の実施の形態の一例を
示す図である。
【0021】図示した双ロール鋳造装置は、一対の平行
な鋳造ロール12を支持するメインフレーム11を備え
ている。鋳造作業においては、溶融金属が取鍋13から
耐火取鍋出口シュラウド14を介してタンディッシュ1
5へと、そして更には金属供給ノズル16を介して鋳造
ロール12間のロール間隙17へと供給される。そのよ
うにしてロール間隙17へ供給された溶融金属はロール
間隙17上方に溶融金属溜め30を形成する。この溶融
金属溜め30を鋳造ロール12端部で区切っているのが
一対の側部閉止板18であり、側部閉止板18は流体圧
シリンダユニット(図示せず)により鋳造ロール12の
胴部端面に当接保持される。一般にメニスカスレベルと
呼ばれる溶融金属溜め30上面は金属供給ノズル16下
端より上にあってもよく、その場合、金属供給ノズル1
6下端は溶融金属溜め30に浸漬する。
【0022】鋳造ロール12が水冷されるため、金属殻
が、回動している鋳造ロール12の表面で凝固形成さ
れ、ロール間隙17で貼り合わされてロール出口から凝
固したストリップ成品19として取り出される。この成
品19を基準コイラ(図示せず)に送給して巻取らせる
ことができる。
【0023】以上記述してきた双ロール鋳造装置は、我
々のオーストラリア特許第631728号及び我々のア
メリカ特許第5,184,668号に幾分詳細に説明さ
れており、本発明の一部を構成しない適宜の構造的詳細
については、これらの特許と同様である。
【0024】本発明では、図示した双ロール鋳造装置
に、一対のロール清掃ブラシ装置21が、対の鋳造ロー
ル12の反ロール間隙17側の外側面にそれぞれ接触す
るよう配置される。
【0025】各ロール清掃ブラシ装置21は、清掃すべ
き鋳造ロール12の外側面に当てられる回転ブラシヘッ
ド20を一直線状に保持したブラシヘッド取付部22に
より構成される。ブラシヘッド取付部22は長尺部材2
3から成り、長尺部材23の一側面に横方向外方へ延び
るよう回転ブラシヘッド20が取付けられている。回転
ブラシヘッド20の回転軸線24は互いに平行で且つ長
尺部材23に沿って離間している。
【0026】回転ブラシヘッド20は円筒形のブラシヘ
ッド本体25を備え、ブラシヘッド本体25には外方へ
突出する房状の剛毛26が取付けられている。剛毛26
は例えば鋼ワイヤで造られており、回転ブラシヘッド2
0の外側端から円周方向に沿って外方へ突出している。
回転ブラシヘッド20はブラシスタブ軸28に取付けら
れ、ブラシスタブ軸28はジャーナル軸受29により回
転可能に長尺部材23に取付けられる。ブラシヘッド本
体25は、キー31によりブラシスタブ軸28にキー止
めされるので、回転可能にブラシスタブ軸28に結合さ
れるもののブラシスタブ軸28に沿って摺動可能でもあ
る。圧縮コイルばね32が、ブラシスタブ軸28に外嵌
されてブラシスタブ軸28の内肩部33とブラシヘッド
本体25との間へ介装され、回転ブラシヘッド20をブ
ラシスタブ軸28に沿って外方へ付勢させ、回転ブラシ
ヘッド20はスナップリングによってブラシスタブ軸2
8に支持される。
【0027】ブラシスタブ軸28の内側端に支持される
平歯車34が相互に噛合って歯車列を成し、回転ブラシ
ヘッド20の列に沿って隣り合うブラシスタブ軸28間
を直接連結し、そうすることにより、歯車列に駆動力を
与えた場合に隣り合う対のブラシスタブ軸28各々及び
それらに対応する回転ブラシヘッド20が相反する方向
に回転駆動可能とする。駆動力を与えるのは、回転ブラ
シヘッド20列の略中央の回転ブラシヘッド20を支持
するブラシスタブ軸28Aに接続された中央流体圧駆動
モータ35である。中央流体圧駆動モータ35の作動に
よりブラシスタブ軸28Aが、従ってブラシスタブ軸2
8Aに取付けられた中央平歯車34Aが回転し、それに
より回転ブラシヘッド20列の平歯車34全てが回転さ
せられて回転ブラシヘッド20全ての同時回転を引起こ
し、列に沿った隣り合う回転ブラシヘッド20を相反方
向に駆動する。
【0028】長尺部材23は一対のリンク42を介して
ブラシヘッド取付部22の基部部材41に取付けられ
る。リンク42は外側端がピボットピン43により長尺
部材23に旋回可能に接続され内側端がピボットピン4
4により基部部材41に旋回可能に接続されている。従
って、平行四辺形リンクが形成され、それを作動させて
長尺部材23を長手方向前後へ動かすことができ、回転
ブラシヘッド20を回転ブラシヘッド20列の略延設方
向へオシレートさせることができる。そのようなオシレ
ーションは、オシレータモータ47により駆動される偏
心軸受式オシレータ46によって、オシレータモータ4
7と、長尺部材23の中間部から突出されたピン49と
の間に接続されるタイロッド48を動かすことによって
発生される。偏心軸受式オシレータ46の動きは、隣り
合う回転ブラシヘッド20間の間隔各々よりも大きなス
トロークで長尺部材23を前後に動かすものなので、回
転ブラシヘッド20はそれらが当てられる鋳造ロール1
2表面の全てを清掃する。
【0029】ブラシヘッド取付部22は、その両端に1
つずつ配された一対のラム型シリンダユニット51のロ
ッド先端に接続される。ラム型シリンダユニット51は
一斉に作動させてブラシヘッド取付部22と直線状の回
転ブラシヘッド20とを対応する鋳造ロール12へ向け
て前進させることができ、回転ブラシヘッド20が鋳造
ロール12表面に接触する。ブラシヘッド取付部22の
前進につれて、回転ブラシヘッド20は圧縮コイルばね
32からの荷重に抗してブラシスタブ軸28に沿って摺
動することにより引込められる。ラム型シリンダユニッ
ト51を適宜作動させてブラシヘッド取付部22の位置
調整をすることにより、圧縮コイルばね32を鋳造ロー
ル12に付勢させている荷重力を変えることができる。
この荷重力は圧縮コイルばね32の圧縮程度と剛性とに
よって左右される。
【0030】各ロール清掃ブラシ装置21の構成要素で
ある副ブラシ又はスクレーパブラシ52は細長ブラシヘ
ッド53で構成され、細長ブラシヘッド53は長手方向
一直線状に並設された回転ブラシヘッド20の下方にあ
ってロール長手方向へ延設され且つ鋳造ロール12へ向
かって突出される毛で構成される。このスクレーパブラ
シ52は一対の流体シリンダユニット55によりブラシ
ヘッド取付部22に対し前進・後退動可能なよう取付け
られる。スクレーパブラシ52は鋳造ロール12表面が
回転ブラシヘッド20に達する前に鋳造ロール12表面
の大部分の付着物や汚染物を取り除く役目を果たし、従
って優れた清掃作用を果たすことができる。流体シリン
ダユニット55は回転ブラシヘッド20を制御するシリ
ンダユニット51とは別個に作動可能であるので、スク
レーパブラシ52の荷重を回転ブラシヘッド20の荷重
とは別個に調整できる。適宜のばね荷重で回転ブラシヘ
ッド20を清掃すべき鋳造ロール12に当てた後に、ス
クレーパブラシ52を鋳造ロール12に接触させること
もできる。
【0031】
【実施例】典型的な双ロール鋳造機の実施例では、鋳造
ロール12の長さが1300mm台、径が500mm台
である。図示した装置では、22個の回転ブラシヘッド
20が60mmのピッチ又は間隔で配されている。典型
的には、回転ブラシヘッド20は、径が50mmであ
り、12個の周方向に離間した、6mm径の細ワイヤの
房を含む。ワイヤは例えば約0.1mm径である。回転
ブラシヘッド20の周端間の間隙は約15mmとするこ
とができ、従って鋳造ロール12表面の全ての部分に回
転ブラシヘッド20が接触させられる。
【0032】別の実施例では、隣接した房の毛26を交
互に太く、細くする。例えば、1つ置きの房を0.15
mm径の鋼ワイヤで構成するのに対し、それらの間の房
を0.25mm径のワイヤとする。毛26は、例えば、
基部から約30mm突出し、約15mm基部内に入って
いる。
【0033】更に別の実施例では、房を複数の離間した
同芯状円形列とし、1つの列の房を隣接した房の列と互
い違いにする。隣り合った同芯列の房は交互に太、細に
する。例えば、1つ置きの列の房を0.15mm径の鋼
ワイヤで構成し、それらの間の房を0.25mm径に
し、全ての列の房は基部が約3〜6mm径であり、縦方
向及び横方向に約3〜3.5mm離間している。
【0034】付勢用の圧縮コイルばね32は典型的には
0.25〜0.5kg/mmの剛性を有する。圧縮コイ
ルばね32は、回転ブラシヘッド20が鋳造ロール12
に接触する前に約5mm圧縮されるよう予荷重され、回
転ブラシヘッド20が鋳造ロール12に当てられると更
に約10mm圧縮され、都合15mm台の全ばね圧縮が
得られるようにできる。これは各回転ブラシヘッド20
に約4kgの荷重力を生み出す。例えば22個の回転ブ
ラシヘッド20があると、ブラシヘッド取付部22に8
8kg台の反応力を生み出す。
【0035】回転ブラシヘッド20の回転速度の変更と
オシレーション速度の変更ができるような装置設計とな
っている。典型的なストリップ鋳造設備では鋳造速度が
30〜60m/分であり、その場合、回転ブラシヘッド
20の回転速度は650rpm台であり、回転ブラシヘ
ッド20は毎分140オシレーション台の割合でオシレ
ートされる。
【0036】図5は、全て同一の回転方向となるように
回転ブラシヘッド20を駆動することができる、歯車列
の簡単な変形例を示す。この変形例では、ブラシスタブ
軸28の平歯車34が減径され、直接相互に係合しない
ようになっている。歯車列を更に構成するのは中間歯車
60であり、平歯車34が全て同一回転方向に駆動され
るよう平歯車34間を連結している。前記同様、駆動モ
ータを作動させることによりブラシスタブ軸28Aが、
従って中央平歯車34Aが回転させられ、その結果歯車
列の歯車全てが回転させられて全ての回転ブラシヘッド
20の同時回転が引起こされる。
【0037】図示したロール清掃ブラシ装置21によ
り、公知のロール清掃ブラシ装置で今まで可能であった
よりも更に有効な鋳造ロール12の清掃が可能となる。
回転ブラシヘッド20が回転することは、鋳造ロール1
2の清掃の改良となるばかりでなく、回転ブラシヘッド
20の自己清掃にも貢献する。なぜなら、回転運動によ
り酸化物片が、鋳造ロール12に付着したりブラシの毛
26を目詰りさせることなく、回転ブラシヘッド20か
ら投げ出されて離れるからである。ブラシアセンブリの
作動パラメータを変えることができることは非常に特出
した利点であり、適当に試行し調節することにより最適
の作動状態を得ることができる。しかしながら、以上で
述べた特定の構成は一例として挙げたのみであり、種々
変更することが可能である。例えば、単一の直線状の回
転ブラシヘッド20列の代りに、各ロール清掃ブラシ装
置21が平行2列の回転ブラシヘッド20を支持しても
よく、その場合、一方と他方の列の回転ブラシヘッド2
0は長手方向に互い違いになっていてよい。この構成に
よれば、一方の列の回転ブラシヘッド20を他方の列の
回転ブラシヘッド20に重ねることにより、回転ブラシ
ヘッド20のオシレーションの必要性をなくすことがで
きる。更に又、本発明は双ロール鋳造機のロール清掃に
限ったものではなく、単一ロール鋳造機にも同様に適用
できる。従って、本発明は、上述の特定の適用及び図示
した構成の構造的詳細にのみ限定されるものではなく、
本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加
え得ることできると理解すべきである。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の金属スト
リップ鋳造装置によれば、鋳造ロールをより良く清掃で
きるようになるという優れた効果を奏し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による一対のロール清掃ブラシ装置を組
込んだ双ロール鋳造装置を示す側方断面図である。
【図2】図1に示した鋳造装置の要部平面図である。
【図3】ロール清掃ブラシ装置の1つの部分平面図であ
【図4】図3で示したロール清掃ブラシ装置の更なる詳
細を示す部分拡大断面図である。
【図5】ロール清掃ブラシ装置各々に組込まれた駆動歯
車列の簡単な変形例を示す図である。
【符号の説明】
12 鋳造ロール 16 金属供給ノズル 17 ロール間隙 20 回転ブラシヘッド 21 ロール清掃ブラシ装置 22 ブラシヘッド取付部 23 長尺部材 26 毛 28 ブラシスタブ軸 28A 駆動軸 30 溶融金属鋳造溜め 32 ばね 34,34A 歯車 53 細長ブラシ 60 中間歯車
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 加藤 平二 神奈川県横浜市磯子区新中原町1番地 石 川島播磨重工業株式会社横浜第二工場内

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鋳造ロールと、鋳造ロール表面に溶融金
    属を供給する金属供給手段と、鋳造ロール表面を清掃す
    るロール清掃ブラシ装置とから構成され、ロール清掃ブ
    ラシ装置がブラシヘッド取付部と、ブラシヘッド取付部
    に取付けられ、鋳造ロールの長手方向に沿って一直線状
    に並設され、鋳造ロールに対し横向きで鋳造ロール長手
    方向に離間されるブラシヘッド回転軸線のまわりを回転
    する一連の回転ブラシヘッドと、直線状に並設された回
    転ブラシヘッドを回転させるブラシ駆動手段とで構成さ
    れることを特徴とする、金属ストリップ鋳造装置。
  2. 【請求項2】 鋳造ロールに対しロール清掃ブラシ装置
    を接近・離反動させる手段を備えた、請求項1に記載の
    金属ストリップ鋳造装置。
  3. 【請求項3】 ブラシヘッド取付部が長尺部材であり、
    回転ブラシヘッドが長尺部材の側面から横方向へ延び、
    回転ブラシヘッドの回転軸線が相互に平行であって長尺
    部材に沿って離間する、請求項1又は2に記載の金属ス
    トリップ鋳造装置。
  4. 【請求項4】 回転ブラシヘッドが、突出した毛によっ
    て構成される略円筒形の外側端を有する、請求項1乃至
    3の何れかに記載の金属ストリップ鋳造装置。
  5. 【請求項5】 ブラシの外側端が相互に略同じ寸法のも
    のであり、回転ブラシヘッドは回転軸線が列に沿って等
    しい間隔で離間するよう配される、請求項4に記載の金
    属ストリップ鋳造装置。
  6. 【請求項6】 回転ブラシヘッドがブラシヘッド取付部
    に回転可能に取付けられたブラシスタブ軸に支持され、
    ブラシ駆動手段が、駆動軸と、ブラシスタブ軸を駆動軸
    に結合させる結合手段により構成される、請求項1乃至
    5の何れかに記載の金属ストリップ鋳造装置。
  7. 【請求項7】 各々隣り合う対のブラシスタブ軸及びそ
    れらに対応する回転ブラシヘッドが相反する方向に回転
    駆動可能なよう、結合手段が、回転ブラシヘッド列に沿
    った隣り合うブラシスタブ軸間を直接的に結合する歯車
    列で構成される、請求項6に記載の金属ストリップ鋳造
    装置。
  8. 【請求項8】 歯車列が、ブラシスタブ軸の各々に1つ
    ずつ取付けられた互に噛み合う一連の歯車で構成され、
    駆動軸がそれら歯車のうちの1つに直接接続されてその
    歯車を、そしてそれを介して歯車列の全ての歯車を駆動
    するよう作動可能である、請求項7に記載の金属ストリ
    ップ鋳造装置。
  9. 【請求項9】 ブラシスタブ軸及びそれらに対応する回
    転ブラシヘッドが全て同一方向に回転駆動可能なよう
    に、ブラシスタブ軸間を間接的に結合する歯車列によっ
    て、結合手段が構成される、請求項6に記載の金属スト
    リップ鋳造装置。
  10. 【請求項10】 歯車列が、ブラシスタブ軸の各々に1
    つずつ取付けられた一連の歯車と、該歯車間を結合する
    中間歯車とで構成され、駆動軸がそれら歯車の1つに直
    接接続されてその歯車を、そしてそれを介して歯車列の
    全ての歯車を駆動するよう作動可能である、請求項9に
    記載の金属ストリップ鋳造装置。
  11. 【請求項11】 回転ブラシヘッドがブラシスタブ軸に
    沿って摺動可能であり、回転ブラシヘッドを前記ブラシ
    スタブ軸に沿って外方へ付勢させる付勢手段がある、請
    求項6乃至10の何れかに記載の金属ストリップ鋳造装
    置。
  12. 【請求項12】 付勢手段が、各ブラシスタブ軸に1つ
    ずつ取付けられ各回転ブラシヘッドをブラシスタブ軸の
    外方へ付勢させる個々のばねで構成される、請求項11
    に記載の金属ストリップ鋳造装置。
  13. 【請求項13】 清掃ブラシ装置が更に、回転ブラシヘ
    ッド列を回転ブラシヘッド列の略延設方向へオシレート
    させる手段を備えた、請求項1乃至12の何れかに記載
    の金属ストリップ鋳造装置。
  14. 【請求項14】 オシレートさせる手段が、列内で隣接
    する回転ブラシヘッド間の最大間隙よりも小さくないス
    トロークで回転ブラシヘッド列をオシレートさせるもの
    であるため、装置使用時に回転ブラシヘッドが、回転ブ
    ラシヘッドの当る鋳造ロール表面全てを清掃する、請求
    項13に記載の金属ストリップ鋳造装置。
  15. 【請求項15】 前記した回転ブラシヘッドの直線列
    が、対を成す平行な直線回転ブラシヘッド列のうちの一
    方であり、他方の回転ブラシヘッド列に対して回転ブラ
    シヘッドが互い違いに配置されている、請求項1乃至1
    4の何れかに記載の金属ストリップ鋳造装置。
  16. 【請求項16】 鋳造ロール回転方向に関し、ロール清
    掃ブラシ装置よりも前に鋳造ロールと接触するように、
    鋳造ロールの長手方向に沿って延びる細長ブラシを配し
    た、請求項1乃至15の何れかに記載の金属ストリップ
    鋳造装置。
  17. 【請求項17】 鋳造ロールが、間にロール間隙を形成
    する一対の鋳造ロールの一方であり、金属供給手段が溶
    融金属を鋳造ロール間のロール間隙に供給する金属供給
    ノズルで構成され、ロール清掃ブラシ装置が、ロール間
    隙から鋳造ロール周方向に離間した位置で鋳造ロールに
    接触するよう配された一対のロール清掃ブラシ装置の一
    方である、請求項1乃至16の何れかに記載の金属スト
    リップ鋳造装置。
  18. 【請求項18】 間にロール間隙を形成する一対の鋳造
    ロールと、鋳造ロール間隙に溶融金属を送給してロール
    間隙に溶融金属鋳造溜めを形成する金属送給ノズルと、
    ロール間隙からロール周方向に離間した位置で鋳造ロー
    ルに接触するよう配された一対のロール清掃ブラシ装置
    とで構成され、各ロール清掃ブラシ装置が、ブラシヘッ
    ド取付部と、前記ブラシヘッド取付部に取付けられ、各
    鋳造ロールの長手方向に沿って一直線状に並設され、清
    掃すべき鋳造ロールに対し横向きで、鋳造ロール長さ方
    向に離間されるブラシヘッド回転軸線のまわりを回転す
    る一連の回転ブラシヘッドと、直線状に並設された回転
    ブラシヘッドの全てを同時に回転させるブラシ駆動手段
    とで構成されることを特徴とする、金属ストリップ鋳造
    装置。
JP7191791A 1994-08-18 1995-07-27 金属ストリップ鋳造装置 Pending JPH0857597A (ja)

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