JPH0858555A - 車両のアンチスキッドブレーキ装置 - Google Patents
車両のアンチスキッドブレーキ装置Info
- Publication number
- JPH0858555A JPH0858555A JP19435394A JP19435394A JPH0858555A JP H0858555 A JPH0858555 A JP H0858555A JP 19435394 A JP19435394 A JP 19435394A JP 19435394 A JP19435394 A JP 19435394A JP H0858555 A JPH0858555 A JP H0858555A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- control
- deceleration
- pitching
- vehicle body
- wheel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Regulating Braking Force (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ピッチングの発生を早期に予測して、的確に
ピッチングの発生を抑制することができる車両のアンチ
スキッドブレーキ装置を提供する。 【構成】 車体減速度を検出する車体減速度検出手段
と、上記アンチスキッド制御手段によるアンチスキッド
制御開始時の車体減速度とアンチスキッド制御開始前の
車体減速度とを比較して両減速度の差を算出する減速度
差算出手段と、該減速度差算出手段により算出された両
減速度の差が所定値よりも大きいとき、車体にピッチン
グが発生したと判定するピッチング判定手段とを設け
る。上記ピッチング判定手段によるピッチング判定に応
答して、アンチスキッド制御の制御ゲインを所定時間増
大させる制御ゲイン増大手段を設ける。
ピッチングの発生を抑制することができる車両のアンチ
スキッドブレーキ装置を提供する。 【構成】 車体減速度を検出する車体減速度検出手段
と、上記アンチスキッド制御手段によるアンチスキッド
制御開始時の車体減速度とアンチスキッド制御開始前の
車体減速度とを比較して両減速度の差を算出する減速度
差算出手段と、該減速度差算出手段により算出された両
減速度の差が所定値よりも大きいとき、車体にピッチン
グが発生したと判定するピッチング判定手段とを設け
る。上記ピッチング判定手段によるピッチング判定に応
答して、アンチスキッド制御の制御ゲインを所定時間増
大させる制御ゲイン増大手段を設ける。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両の制動時において
車輪の制動を適正に行なって、車輪のスキッドを防止す
るアンチスキッドブレーキ装置に関する。
車輪の制動を適正に行なって、車輪のスキッドを防止す
るアンチスキッドブレーキ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、車両の制動時に、過大な制動
圧によって車輪がロック状態となり、制動性および操舵
性が失われるのを防止するためのアンチスキッドブレー
キ装置が知られている。
圧によって車輪がロック状態となり、制動性および操舵
性が失われるのを防止するためのアンチスキッドブレー
キ装置が知られている。
【0003】この種のアンチスキッドブレーキ装置は、
制動圧を調節するためにブレーキ油圧系統に介設された
電磁制御弁と、車輪の回転速度を検出する車輪速度セン
サと、これらセンサによって検出された車輪速度から車
輪がロックに向かうことが検出された場合、上記電磁制
御弁を減圧制御して、制動圧を減圧させる一方、制動圧
の低下によって解放された車輪の回転速度が増大すると
きには、上記電磁制御弁を増圧制御して制動圧を増圧さ
せることにより、制動圧を周期的に増減するコントロー
ルユニットとを備えている。そして、このコントロール
ユニットは、例えば、上記車輪速度センサによって検出
された4輪の車輪速度のうちの最速の車輪速度を疑似車
体速度として設定し、この疑似車体速度と車輪速度とか
らスリップ率を算出して、スリップ率が目標スリップ率
(減圧しきい値)に達したた時点から、制動圧の減圧を
開始するようにしている。
制動圧を調節するためにブレーキ油圧系統に介設された
電磁制御弁と、車輪の回転速度を検出する車輪速度セン
サと、これらセンサによって検出された車輪速度から車
輪がロックに向かうことが検出された場合、上記電磁制
御弁を減圧制御して、制動圧を減圧させる一方、制動圧
の低下によって解放された車輪の回転速度が増大すると
きには、上記電磁制御弁を増圧制御して制動圧を増圧さ
せることにより、制動圧を周期的に増減するコントロー
ルユニットとを備えている。そして、このコントロール
ユニットは、例えば、上記車輪速度センサによって検出
された4輪の車輪速度のうちの最速の車輪速度を疑似車
体速度として設定し、この疑似車体速度と車輪速度とか
らスリップ率を算出して、スリップ率が目標スリップ率
(減圧しきい値)に達したた時点から、制動圧の減圧を
開始するようにしている。
【0004】このような一連の制動圧制御(以下、必要
に応じてABS制御という)を、例えば車両が停止する
直前まで継続することにより、急制動時において車輪の
ロックないしスキッド状態になるのを防止して、車両の
方向安定性を確保しつつ短い制動距離で停止させること
が可能になる。
に応じてABS制御という)を、例えば車両が停止する
直前まで継続することにより、急制動時において車輪の
ロックないしスキッド状態になるのを防止して、車両の
方向安定性を確保しつつ短い制動距離で停止させること
が可能になる。
【0005】ところで、急制動時に車体荷重が前方に移
動し、車体前部が沈み込み、その反動で車体前部が浮き
上るピッチングが発生する。また、制動圧が周期的に増
減されるABS制御の実行中に、車輪に制動力がかかる
と車体前部が沈み込み、次いで車輪がロックに向かうと
制動圧が減圧されて車体前部が浮き上がるために、車体
に発生するピッチングが助長される傾向がある。そのた
め、従来より、ABS制御中におけるピッチングの防止
を図ったアンチスキッドブレーキ装置が種々提案されて
いる。
動し、車体前部が沈み込み、その反動で車体前部が浮き
上るピッチングが発生する。また、制動圧が周期的に増
減されるABS制御の実行中に、車輪に制動力がかかる
と車体前部が沈み込み、次いで車輪がロックに向かうと
制動圧が減圧されて車体前部が浮き上がるために、車体
に発生するピッチングが助長される傾向がある。そのた
め、従来より、ABS制御中におけるピッチングの防止
を図ったアンチスキッドブレーキ装置が種々提案されて
いる。
【0006】例えば、特開平6−72307号公報に開
示された車両のアンチスキッドブレーキ装置では、AB
S制御の実行時に車両がピッチング状態にあることが検
出された場合に、車速および路面μに応じて作動するピ
ッチング制御手段を設け、このピッチング制御手段によ
り、高μ路以外の走行時には、車速に関係なく、左右前
輪の制動圧を一回に限り同時に減圧するピッチング制御
を実行し、かつ高μ路の走行時には、車両が予め設定さ
れた基準加速度未満の走行時にあることが確認された場
合に上記ピッチング制御を実行するように構成してい
る。
示された車両のアンチスキッドブレーキ装置では、AB
S制御の実行時に車両がピッチング状態にあることが検
出された場合に、車速および路面μに応じて作動するピ
ッチング制御手段を設け、このピッチング制御手段によ
り、高μ路以外の走行時には、車速に関係なく、左右前
輪の制動圧を一回に限り同時に減圧するピッチング制御
を実行し、かつ高μ路の走行時には、車両が予め設定さ
れた基準加速度未満の走行時にあることが確認された場
合に上記ピッチング制御を実行するように構成してい
る。
【0007】また、特開平4−230461号公報に開
示された車両のアンチスキッドブレーキ装置では、高μ
路では低μ路よりも制動力制御を緩慢にしてピッチング
の発生を防止する制御緩慢化手段を備えており、この制
御緩慢化手段は、例えば、制動力上昇の制御から制動力
低下の制御への移行を遅延させるようにしている。
示された車両のアンチスキッドブレーキ装置では、高μ
路では低μ路よりも制動力制御を緩慢にしてピッチング
の発生を防止する制御緩慢化手段を備えており、この制
御緩慢化手段は、例えば、制動力上昇の制御から制動力
低下の制御への移行を遅延させるようにしている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来のアン
チスキッドブレーキ装置におけるピッチング制御では、
いずれもピッチングが発生してからこれを検出して対策
を講じている。また、車体の浮き上がり時には路面に対
する車輪の荷重が抜けるために、ゆっくり減圧すると、
スキッドが深くなるという不都合を生じる。
チスキッドブレーキ装置におけるピッチング制御では、
いずれもピッチングが発生してからこれを検出して対策
を講じている。また、車体の浮き上がり時には路面に対
する車輪の荷重が抜けるために、ゆっくり減圧すると、
スキッドが深くなるという不都合を生じる。
【0009】上述の事情に鑑み、本発明は、ピッチング
の発生を早期に予測して、的確にピッチングの発生を抑
制することができる車両のアンチスキッドブレーキ装置
を提供することを目的とする。
の発生を早期に予測して、的確にピッチングの発生を抑
制することができる車両のアンチスキッドブレーキ装置
を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載された発
明は、車体減速度を検出する車体減速度検出手段と、上
記アンチスキッド制御手段によるアンチスキッド制御開
始時の車体減速度とアンチスキッド制御開始前の車体減
速度とを比較して両減速度の差を算出する減速度差算出
手段と、該減速度差算出手段により算出された両減速度
の差が所定値よりも大きいとき、車体にピッチングが発
生したと判定するピッチング判定手段とを備えているこ
とを特徴とする。
明は、車体減速度を検出する車体減速度検出手段と、上
記アンチスキッド制御手段によるアンチスキッド制御開
始時の車体減速度とアンチスキッド制御開始前の車体減
速度とを比較して両減速度の差を算出する減速度差算出
手段と、該減速度差算出手段により算出された両減速度
の差が所定値よりも大きいとき、車体にピッチングが発
生したと判定するピッチング判定手段とを備えているこ
とを特徴とする。
【0011】上記減速度差算出手段は、請求項2に記載
されているように、アンチスキッド制御開始時の車体減
速度と、アンチスキッド制御開始時から所定時間遡った
時点の車体減速度との差を算出することを特徴とする。
されているように、アンチスキッド制御開始時の車体減
速度と、アンチスキッド制御開始時から所定時間遡った
時点の車体減速度との差を算出することを特徴とする。
【0012】請求項3に記載された発明は、請求項1の
構成に加えて、上記ピッチング判定手段によるピッチン
グ判定に応答して、アンチスキッド制御の制御ゲインを
所定時間増大させる制御ゲイン増大手段を備えているこ
とを特徴とする。
構成に加えて、上記ピッチング判定手段によるピッチン
グ判定に応答して、アンチスキッド制御の制御ゲインを
所定時間増大させる制御ゲイン増大手段を備えているこ
とを特徴とする。
【0013】また、請求項4に記載された発明は、請求
項1の構成に加えて、車輪速度と車体速度とから求めら
れるスリップ率を算出するスリップ率算出手段を備え、
該スリップ率算出手段により算出されたスリップ率が目
標スリップ率を上回ったときにアンチスキッド制御にお
けるブレーキ圧の減圧が開始されるように構成されてい
るとともに、上記ピッチング判定手段によるピッチング
判定に応答して、上記目標スリップ率の値を所定時間減
少させる目標スリップ率変更手段を備えていることを特
徴とする。
項1の構成に加えて、車輪速度と車体速度とから求めら
れるスリップ率を算出するスリップ率算出手段を備え、
該スリップ率算出手段により算出されたスリップ率が目
標スリップ率を上回ったときにアンチスキッド制御にお
けるブレーキ圧の減圧が開始されるように構成されてい
るとともに、上記ピッチング判定手段によるピッチング
判定に応答して、上記目標スリップ率の値を所定時間減
少させる目標スリップ率変更手段を備えていることを特
徴とする。
【0014】さらに、請求項5に記載された発明は、車
体にピッチングが発生したことを判定するピッチング判
定手段と、該ピッチング判定手段によるピッチング判定
に応答して、アンチスキッド制御の制御ゲインを所定時
間増大させる制御ゲイン増大手段を備えていることを特
徴とする。
体にピッチングが発生したことを判定するピッチング判
定手段と、該ピッチング判定手段によるピッチング判定
に応答して、アンチスキッド制御の制御ゲインを所定時
間増大させる制御ゲイン増大手段を備えていることを特
徴とする。
【0015】
【作用および発明の効果】請求項1に記載された発明で
は、ABS制御開始時の車体減速度とABS制御開始前
の車体減速度とを比較して、両減速度の差が所定値(例
えば0.5G)よりも大きいとき、すなわち、制動中に
ブレーキペダルを急激に踏増しし、車体速度が急に減速
したことをもって、ピッチングの発生を予測してピッチ
ング判定を行なっているので、ピッチングの発生をそれ
が発生する以前に予測することができ、ピッチング防止
対策を早期に講じることが可能になる。
は、ABS制御開始時の車体減速度とABS制御開始前
の車体減速度とを比較して、両減速度の差が所定値(例
えば0.5G)よりも大きいとき、すなわち、制動中に
ブレーキペダルを急激に踏増しし、車体速度が急に減速
したことをもって、ピッチングの発生を予測してピッチ
ング判定を行なっているので、ピッチングの発生をそれ
が発生する以前に予測することができ、ピッチング防止
対策を早期に講じることが可能になる。
【0016】その場合に、請求項2に示すように、AB
S制御開始時の車体減速度と、ABS制御開始時から所
定時間(例えば100ms)遡った時点の車体減速度を
比較すれば、この比較を容易に行なうことができる。
S制御開始時の車体減速度と、ABS制御開始時から所
定時間(例えば100ms)遡った時点の車体減速度を
比較すれば、この比較を容易に行なうことができる。
【0017】また、ピッチング判定時、請求項3に示す
ように、ABS制御の制御ゲインを所定時間(例えば第
1および第2サイクル)増大させることにより、車体の
沈み込み状態から浮き上がりまでに減圧を終了させ、次
ぎの沈み込みまでには増圧に移行させることができるか
ら、車体が完全に浮き上るまでに増圧ができ、不要な車
体の浮き上りを防止でき、ピッチングの発生を確実に抑
制することができるとともに、急に減圧したのに対応し
て急に増圧させることで、制動力不足も生じない。
ように、ABS制御の制御ゲインを所定時間(例えば第
1および第2サイクル)増大させることにより、車体の
沈み込み状態から浮き上がりまでに減圧を終了させ、次
ぎの沈み込みまでには増圧に移行させることができるか
ら、車体が完全に浮き上るまでに増圧ができ、不要な車
体の浮き上りを防止でき、ピッチングの発生を確実に抑
制することができるとともに、急に減圧したのに対応し
て急に増圧させることで、制動力不足も生じない。
【0018】また、ピッチング判定時、請求項4に示す
ように、目標スリップ率の値を所定時間(例えば第1お
よび第2サイクル)減少させることにより、減圧開始時
点が早まるから、ABS制御の制御ゲインを増大させた
場合と同様に、ピッチングの発生を抑制することができ
る。
ように、目標スリップ率の値を所定時間(例えば第1お
よび第2サイクル)減少させることにより、減圧開始時
点が早まるから、ABS制御の制御ゲインを増大させた
場合と同様に、ピッチングの発生を抑制することができ
る。
【0019】請求項5に記載された発明では、ピッチン
グ判定方法の如何に拘らず、ピッチング判定時、ABS
制御の制御ゲインを所定時間増大させるものであるか
ら、種々のABS制御装置に適用して、ピッチングの発
生を抑制することができる。
グ判定方法の如何に拘らず、ピッチング判定時、ABS
制御の制御ゲインを所定時間増大させるものであるか
ら、種々のABS制御装置に適用して、ピッチングの発
生を抑制することができる。
【0020】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面に基づい
て説明する。
て説明する。
【0021】図1に示すように、この実施例に係わる車
両は、左右の前輪1,2が従動輪、左右の後輪3,4が
駆動輪とされ、エンジン5の出力トルクが自動変速機6
からプロペラシャフト7、差動装置8および左右の駆動
軸9,10介して左右の後輪3,4に伝達されるように
構成されている。
両は、左右の前輪1,2が従動輪、左右の後輪3,4が
駆動輪とされ、エンジン5の出力トルクが自動変速機6
からプロペラシャフト7、差動装置8および左右の駆動
軸9,10介して左右の後輪3,4に伝達されるように
構成されている。
【0022】各車輪1〜4には、車輪と一体的に回転す
るディスク11a〜14aと、ブレーキ油圧の供給を受
けて、これらディスク11a〜14aの回転を制動する
キャリバ11b〜14b等からなるブレーキ装置11〜
14がそれぞれ設けられ、これらのブレーキ装置11〜
14を作動させるブレーキ制御システム15が設けられ
ている。
るディスク11a〜14aと、ブレーキ油圧の供給を受
けて、これらディスク11a〜14aの回転を制動する
キャリバ11b〜14b等からなるブレーキ装置11〜
14がそれぞれ設けられ、これらのブレーキ装置11〜
14を作動させるブレーキ制御システム15が設けられ
ている。
【0023】このブレーキ制御システム15は、運転者
によるブレーキペダル16の踏込力を増大させる倍力装
置17と、この倍力装置17によって増大された踏込力
に応じたブレーキ油圧を発生させるマスターシリンダ1
8とを有する。このマスターシリンダ18からの前輪用
ブレーキ油圧供給ライン19が2経路に分岐され、これ
ら前輪用分岐ブレーキ油圧ライン19a,19bが左右
の前輪1,2のブレーキ装置11,12のキャリバ11
a,12aにそれぞれ接続され、左前輪1のブレーキ装
置11に通じる一方の前輪用分岐ブレーキ油圧ライン1
9aには、電磁式の開閉弁20aと、同じく電磁式のリ
リーフ弁20bとからなる第1バルブユニット20が設
けられ、右前輪2のブレーキ装置12に通じる他方の前
輪用分岐ブレーキ油圧ライン19bにも、第1バルブユ
ニット20と同様に、電磁式の開閉弁21aと、電磁式
のリリーフ弁21bとからなる第2バルブユニット21
が設けられている。
によるブレーキペダル16の踏込力を増大させる倍力装
置17と、この倍力装置17によって増大された踏込力
に応じたブレーキ油圧を発生させるマスターシリンダ1
8とを有する。このマスターシリンダ18からの前輪用
ブレーキ油圧供給ライン19が2経路に分岐され、これ
ら前輪用分岐ブレーキ油圧ライン19a,19bが左右
の前輪1,2のブレーキ装置11,12のキャリバ11
a,12aにそれぞれ接続され、左前輪1のブレーキ装
置11に通じる一方の前輪用分岐ブレーキ油圧ライン1
9aには、電磁式の開閉弁20aと、同じく電磁式のリ
リーフ弁20bとからなる第1バルブユニット20が設
けられ、右前輪2のブレーキ装置12に通じる他方の前
輪用分岐ブレーキ油圧ライン19bにも、第1バルブユ
ニット20と同様に、電磁式の開閉弁21aと、電磁式
のリリーフ弁21bとからなる第2バルブユニット21
が設けられている。
【0024】第1バルブユニット20のリリーフ弁20
bから排出されるブレーキオイルおよび第2バルブユニ
ット21のリリーフ弁21bから排出されるブレーキオ
イルは、共通のリザーバ31に貯溜され、ABS制御時
に作動されるポンプ32によってリザーバ31から汲み
上げられたブレーキオイルが、前輪用ブレーキ油圧供給
ライン19に供給されるように構成されている。リザー
バ31内のブレーキオイルは図示しないドレーンライン
を介してマスターシリンダ18のリザーバタンク18a
に戻される。
bから排出されるブレーキオイルおよび第2バルブユニ
ット21のリリーフ弁21bから排出されるブレーキオ
イルは、共通のリザーバ31に貯溜され、ABS制御時
に作動されるポンプ32によってリザーバ31から汲み
上げられたブレーキオイルが、前輪用ブレーキ油圧供給
ライン19に供給されるように構成されている。リザー
バ31内のブレーキオイルは図示しないドレーンライン
を介してマスターシリンダ18のリザーバタンク18a
に戻される。
【0025】一方マスターシリンダ18からの後輪用ブ
レーキ油圧供給ライン22には、第1,第2バルブユニ
ット20,21と同様に、電磁式の開閉弁23aと、電
磁式のリリーフ弁23bとからなる第3バルブユニット
23が設けられている。
レーキ油圧供給ライン22には、第1,第2バルブユニ
ット20,21と同様に、電磁式の開閉弁23aと、電
磁式のリリーフ弁23bとからなる第3バルブユニット
23が設けられている。
【0026】この後輪用ブレーキ油圧供給ライン22
は、第3バルブユニット23の下流側で2経路に分岐さ
れて、これら後輪用分岐ブレーキ油圧ライン22a,2
2bが左右の後輪3,4のブレーキ装置13,14のキ
ャリバ13b,14bにそれぞれ接続されている。
は、第3バルブユニット23の下流側で2経路に分岐さ
れて、これら後輪用分岐ブレーキ油圧ライン22a,2
2bが左右の後輪3,4のブレーキ装置13,14のキ
ャリバ13b,14bにそれぞれ接続されている。
【0027】第3バルブユニット23のリリーフ弁23
bから排出されるブレーキオイルは、リザーバ33に貯
溜され、ABS制御時に作動されるポンプ34によって
リザーバ33から汲み上げられるブレーキオイルが後輪
用ブレーキ油圧供給ライン22に供給されるように構成
されている。リザーバ33内のブレーキオイルも図示し
ないドレーンラインを介してマスターシリンダ18のリ
ザーバタンク18aに戻される。
bから排出されるブレーキオイルは、リザーバ33に貯
溜され、ABS制御時に作動されるポンプ34によって
リザーバ33から汲み上げられるブレーキオイルが後輪
用ブレーキ油圧供給ライン22に供給されるように構成
されている。リザーバ33内のブレーキオイルも図示し
ないドレーンラインを介してマスターシリンダ18のリ
ザーバタンク18aに戻される。
【0028】このブレーキ制御システム15は、第1バ
ルブユニット20を介して左前輪1のブレーキ装置11
のブレーキ油圧を可変制御する第1チャンネルと、第2
バルブユニット21を介して右前輪2のブレーキ装置1
2のブレーキ油圧を可変制御する第2チャンネルと、第
3バルブユニット23を介して左右の後輪3,4の両ブ
レーキ装置13,14のブレーキ油圧を可変制御する第
3チャンネルとが設けられ、これら第1〜第3チャンネ
ルが互いに独立して制御されるように構成されている。
ルブユニット20を介して左前輪1のブレーキ装置11
のブレーキ油圧を可変制御する第1チャンネルと、第2
バルブユニット21を介して右前輪2のブレーキ装置1
2のブレーキ油圧を可変制御する第2チャンネルと、第
3バルブユニット23を介して左右の後輪3,4の両ブ
レーキ装置13,14のブレーキ油圧を可変制御する第
3チャンネルとが設けられ、これら第1〜第3チャンネ
ルが互いに独立して制御されるように構成されている。
【0029】上記ブレーキ制御システム15には、第1
〜第3チャンネルを制御するコントロールユニット24
が設けられ、このコントロールユニット24は、ブレー
キペダル16のON/OFFを検出するブレーキスイッ
チ25からのブレーキ信号と、ハンドル舵角を検出する
舵角センサ26からの舵角信号と、各車輪の回転速度を
それぞれ検出する車輪速度センサ27〜30からの車輪
速度信号とを受け、これらの信号に応じたブレーキ油圧
制御信号を第1〜第3バルブユニット20,21,23
にそれぞれ出力することにより、左右の前輪1,2およ
び後輪3,4のスリップに対する制動制御、つまりAB
S制御を第1〜第3チャンネルごとに並行して行うよう
になっている。
〜第3チャンネルを制御するコントロールユニット24
が設けられ、このコントロールユニット24は、ブレー
キペダル16のON/OFFを検出するブレーキスイッ
チ25からのブレーキ信号と、ハンドル舵角を検出する
舵角センサ26からの舵角信号と、各車輪の回転速度を
それぞれ検出する車輪速度センサ27〜30からの車輪
速度信号とを受け、これらの信号に応じたブレーキ油圧
制御信号を第1〜第3バルブユニット20,21,23
にそれぞれ出力することにより、左右の前輪1,2およ
び後輪3,4のスリップに対する制動制御、つまりAB
S制御を第1〜第3チャンネルごとに並行して行うよう
になっている。
【0030】コントロールユニット24は、各車輪速度
センサ27〜30で検出される車輪速度に基づいて第1
〜第3バルブユニット20,21,23における開閉弁
20a,21a,23aとリリーフ弁20b,21b,
23bとをそれぞれ開閉制御することにより、ロック状
態に応じたブレーキ油圧で前輪1,2および後輪3,4
に制動力を付与するようになっている。
センサ27〜30で検出される車輪速度に基づいて第1
〜第3バルブユニット20,21,23における開閉弁
20a,21a,23aとリリーフ弁20b,21b,
23bとをそれぞれ開閉制御することにより、ロック状
態に応じたブレーキ油圧で前輪1,2および後輪3,4
に制動力を付与するようになっている。
【0031】ABS非制御状態においては、コントロー
ルユニット24からはブレーキ油圧制御信号が出力さ
れ、図示のように第1〜第3バルブユニット20,2
1,23におけるリリーフ弁20b,21b,23bが
それぞれ閉保持され、かつ各バルブユニット20,2
1,23の開閉弁20a,21a,23aがそれぞれ開
保持されるので、ブレーキペダル16の踏込力に応じて
マスターシリンダ18で発生したブレーキ油圧が、前輪
用ブレーキ油圧供給ライン19および後輪用ブレーキ油
圧供給ライン22を介して左右の前輪1,2および後輪
3,4のブレーキ装置11〜14に供給され、これらの
ブレーキ油圧に応じた制御力が前輪1,2および後輪
3,4に直接付与されることになる。
ルユニット24からはブレーキ油圧制御信号が出力さ
れ、図示のように第1〜第3バルブユニット20,2
1,23におけるリリーフ弁20b,21b,23bが
それぞれ閉保持され、かつ各バルブユニット20,2
1,23の開閉弁20a,21a,23aがそれぞれ開
保持されるので、ブレーキペダル16の踏込力に応じて
マスターシリンダ18で発生したブレーキ油圧が、前輪
用ブレーキ油圧供給ライン19および後輪用ブレーキ油
圧供給ライン22を介して左右の前輪1,2および後輪
3,4のブレーキ装置11〜14に供給され、これらの
ブレーキ油圧に応じた制御力が前輪1,2および後輪
3,4に直接付与されることになる。
【0032】次にコントロールユニット24が行うブレ
ーキ制御の概略を説明する。
ーキ制御の概略を説明する。
【0033】コントロールユニット24は、車輪速度セ
ンサ27〜30からの信号が示す車輪速度Vw1〜Vw
4に基づいて各車輪ごとの減速度DVw1〜DVw4お
よび加速度AVw1〜AVw4をそれぞれ算出する。
ンサ27〜30からの信号が示す車輪速度Vw1〜Vw
4に基づいて各車輪ごとの減速度DVw1〜DVw4お
よび加速度AVw1〜AVw4をそれぞれ算出する。
【0034】上記加速度ないし減速度の算出方法につい
て説明すると、コントロールユニット24は、車輪速度
の前回値にたいする今回値の差分をサンプリング周期Δ
t(例えば7ms)で除算した上で、その結果を重力加
速度に換算した値を今回の加速度および減速度として更
新する。
て説明すると、コントロールユニット24は、車輪速度
の前回値にたいする今回値の差分をサンプリング周期Δ
t(例えば7ms)で除算した上で、その結果を重力加
速度に換算した値を今回の加速度および減速度として更
新する。
【0035】また、コントロールユニット24は、所定
の悪路判定処理を実行して、走行路面が悪路か否かを判
定する。この悪路判定の概要について説明すると、各チ
ャンネルに対応する車輪ごとに、車輪加速度または車輪
減速度が、所定期間の間に、所定の悪路判定しきい値以
上となる回数をカウントし、その回数が所定値以下のと
きには悪路フラグFakを0に設定し、また、その回数
が所定値よりも大きいときには悪路フラグFakを1に
設定する。
の悪路判定処理を実行して、走行路面が悪路か否かを判
定する。この悪路判定の概要について説明すると、各チ
ャンネルに対応する車輪ごとに、車輪加速度または車輪
減速度が、所定期間の間に、所定の悪路判定しきい値以
上となる回数をカウントし、その回数が所定値以下のと
きには悪路フラグFakを0に設定し、また、その回数
が所定値よりも大きいときには悪路フラグFakを1に
設定する。
【0036】また、コントロールユニット24は、第3
チャンネル用の車輪速度および加速度・減速度を代表さ
せる後輪3,4を選択するが、スリップ時における後輪
3,4の両車輪速度センサ29,30の検出誤差を考慮
して、両車輪速度のうちの低い方の車輪速度が後輪車輪
速度として選択され、その車輪速度から求めた加速度お
よび減速度が後輪加速度および後輪減速度として選択さ
れることになる。
チャンネル用の車輪速度および加速度・減速度を代表さ
せる後輪3,4を選択するが、スリップ時における後輪
3,4の両車輪速度センサ29,30の検出誤差を考慮
して、両車輪速度のうちの低い方の車輪速度が後輪車輪
速度として選択され、その車輪速度から求めた加速度お
よび減速度が後輪加速度および後輪減速度として選択さ
れることになる。
【0037】さらに、コントロールユニット24は、所
定微小時間おきに、3つのチャンネルのそれぞれの路面
摩擦係数を算出するとともに、それと平行して当該車両
の疑似車体速度Vrを算出する。
定微小時間おきに、3つのチャンネルのそれぞれの路面
摩擦係数を算出するとともに、それと平行して当該車両
の疑似車体速度Vrを算出する。
【0038】コントロールユニット24は、車輪速度セ
ンサ29,30からの信号から求めた後輪車輪速度およ
び車輪速度センサ27,28で検出される左右の前輪
1,2の車輪速度と疑似車体速度Vrとから第1〜第3
チャンネルについてのスリップ量をそれぞれ算出する
が、本実施例においては、次式で表される非スリップ率
を用いている。
ンサ29,30からの信号から求めた後輪車輪速度およ
び車輪速度センサ27,28で検出される左右の前輪
1,2の車輪速度と疑似車体速度Vrとから第1〜第3
チャンネルについてのスリップ量をそれぞれ算出する
が、本実施例においては、次式で表される非スリップ率
を用いている。
【0039】 非スリップ率=(車輪速度/疑似車体速度)×100% したがって、疑似車体速度Vr(以下単に車体速度Vr
と呼ぶ)に対する車輪速度の偏差が大きくなるほど、非
スリップ率が小さくなって、車輪のスリップ傾向が大き
くなる。
と呼ぶ)に対する車輪速度の偏差が大きくなるほど、非
スリップ率が小さくなって、車輪のスリップ傾向が大き
くなる。
【0040】次に、コントロールユニット24は、第1
〜第3チャンネルの制御に用いる各種の制御しきい値を
設定し、これら制御しきい値を用いて各チャンネルごと
のロック判定処理と、第1〜第3バルブユニット20,
21,23に対する制御量を規定するためのフェーズ決
定処理と、カスケード判定処理とを行うようになってい
る。
〜第3チャンネルの制御に用いる各種の制御しきい値を
設定し、これら制御しきい値を用いて各チャンネルごと
のロック判定処理と、第1〜第3バルブユニット20,
21,23に対する制御量を規定するためのフェーズ決
定処理と、カスケード判定処理とを行うようになってい
る。
【0041】ここで、上記フェーズ決定処理の概略につ
いて説明すると、コントロールユニット24は、車両の
走行状態に応じて設定したそれぞれのしきい値と、車輪
加減速度や非スリップ率との比較によって、ABS非制
御状態を示すフェーズ0、ABS制御時における増圧状
態であるフェーズI、増圧後の保持状態であるフェーズ
II、減圧状態であるフェーズIII 、急減圧状態であるフ
ェーズIV、減圧後の保持状態であるフェーズVを選択す
るようになっている。
いて説明すると、コントロールユニット24は、車両の
走行状態に応じて設定したそれぞれのしきい値と、車輪
加減速度や非スリップ率との比較によって、ABS非制
御状態を示すフェーズ0、ABS制御時における増圧状
態であるフェーズI、増圧後の保持状態であるフェーズ
II、減圧状態であるフェーズIII 、急減圧状態であるフ
ェーズIV、減圧後の保持状態であるフェーズVを選択す
るようになっている。
【0042】また、上記ロック判定処理について説明す
ると、例えば、左前輪用の第1チャンネルに対するロッ
ク判定処理においては、コントロールユニット24は、
先ず第1チャンネル用の継続フラグFcn1の今回値を
前回値としてセットした上で、次に車体速度Vrと車輪
速度Vw1とが所定の条件(例えば、Vr<5km/h、V
w1<7.5km/h)を満足するか否かを判定し、これら
の条件を満足するときに継続フラグFcn1とロックフ
ラグFlok1をそれぞれ0にリセットし、マタ、満足
していなければロックフラグFlok1が1にセットさ
れているか否かを判定する。
ると、例えば、左前輪用の第1チャンネルに対するロッ
ク判定処理においては、コントロールユニット24は、
先ず第1チャンネル用の継続フラグFcn1の今回値を
前回値としてセットした上で、次に車体速度Vrと車輪
速度Vw1とが所定の条件(例えば、Vr<5km/h、V
w1<7.5km/h)を満足するか否かを判定し、これら
の条件を満足するときに継続フラグFcn1とロックフ
ラグFlok1をそれぞれ0にリセットし、マタ、満足
していなければロックフラグFlok1が1にセットさ
れているか否かを判定する。
【0043】ロックフラグFlok1が1にセットされ
ていなければ、所定の条件のとき(例えば車輪減速度が
−3Gになったとき)にロックフラグFlok1を1に
セットする。
ていなければ、所定の条件のとき(例えば車輪減速度が
−3Gになったとき)にロックフラグFlok1を1に
セットする。
【0044】一方、コントロールユニット24は、ロッ
クフラグFlok1が1にセットされている状態におい
て、例えば第1チャンネルのフェーズフラグP1がフェ
ーズVを示す5にセットされ、かつ非スリップ率S1が
後述する5−1非スリップ率しきい値Bszより大きいと
きに継続フラグFcn1に1をセットする。なお、第
2、第3チャンネルに対しても同様にしてロック判定処
理がおこなわれる。
クフラグFlok1が1にセットされている状態におい
て、例えば第1チャンネルのフェーズフラグP1がフェ
ーズVを示す5にセットされ、かつ非スリップ率S1が
後述する5−1非スリップ率しきい値Bszより大きいと
きに継続フラグFcn1に1をセットする。なお、第
2、第3チャンネルに対しても同様にしてロック判定処
理がおこなわれる。
【0045】上記カスケード判定処理は、特にアイスバ
ーンのような低摩擦路面においては、小さなブレーキ圧
でも車輪がロックしやすいことから、車輪のロック状態
が短時間に連続して発生するカスケードロック状態を判
定するものであり、カスケードロックの生じやすい所定
の条件を満たしたときにカスケードフラグFcsが1に
セットされる。
ーンのような低摩擦路面においては、小さなブレーキ圧
でも車輪がロックしやすいことから、車輪のロック状態
が短時間に連続して発生するカスケードロック状態を判
定するものであり、カスケードロックの生じやすい所定
の条件を満たしたときにカスケードフラグFcsが1に
セットされる。
【0046】かくして、コントロールユニット24は、
各チャンネルごとに各フェーズフラグP1で指示された
フェーズに対応したブレーキ圧信号を第1〜第3バルブ
ユニット20,21,23に対してそれぞれ出力する。
これにより、第1〜第3バルブユニット20,21,2
3の下流側における前輪用分岐ブレーキ圧ライン19
a,19bおよび後輪用分岐ブレーキ圧ライン22a、
22bのブレーキ圧が、増圧または減圧されたり、増圧
または減圧後の圧力レベルに保持されたりする。
各チャンネルごとに各フェーズフラグP1で指示された
フェーズに対応したブレーキ圧信号を第1〜第3バルブ
ユニット20,21,23に対してそれぞれ出力する。
これにより、第1〜第3バルブユニット20,21,2
3の下流側における前輪用分岐ブレーキ圧ライン19
a,19bおよび後輪用分岐ブレーキ圧ライン22a、
22bのブレーキ圧が、増圧または減圧されたり、増圧
または減圧後の圧力レベルに保持されたりする。
【0047】次に、上記路面摩擦係数(路面μ)の演算
方法について説明する。
方法について説明する。
【0048】先ず、第1チャンネルの路面摩擦係数Mu
1を算出する場合、前輪1の車輪速度Vw1とその加速
度Vgとに基づいて、路面摩擦係数Mu1が演算される
が、500msのタイマと100msのタイマとを用
い、加速開始後加速度Vgが十分に大きくならない50
0ms経過までは100ms毎に100ms間に車輪速
度Vw1の変化から、次式により加速度Vgが演算され
る。
1を算出する場合、前輪1の車輪速度Vw1とその加速
度Vgとに基づいて、路面摩擦係数Mu1が演算される
が、500msのタイマと100msのタイマとを用
い、加速開始後加速度Vgが十分に大きくならない50
0ms経過までは100ms毎に100ms間に車輪速
度Vw1の変化から、次式により加速度Vgが演算され
る。
【0049】 Vg=K1×[Vw1(i)−Vw1(i−100)] 上記加速度Vgが十分に大きくなった500ms経過後
は100ms毎に500msの間の車輪速度の変化か
ら、次式により加速度Vgが演算される。
は100ms毎に500msの間の車輪速度の変化か
ら、次式により加速度Vgが演算される。
【0050】 Vg=K2×[Vw1(i)−Vw1(i−500)] なお、上記の式中、Vw1(i)は現時点の車輪速度、
Vw1(i−100)は100ms前の車輪速度、Vw
1(i−500)は500ms前の車輪速度、K1、K
2は夫々所定の定数である。上記路面摩擦係数Mu1
は、上記のように求めた車輪速度Vw1とのその加速度
Vgとを用いて図2に示したμテーブルから3次元補完
により演算される。但し、路面μ=1.0〜2.5が低
摩擦に相当し、路面μ=2.5〜3.5が中摩擦に相当
し、路面μ=35〜5.0が高摩擦に相当する。
Vw1(i−100)は100ms前の車輪速度、Vw
1(i−500)は500ms前の車輪速度、K1、K
2は夫々所定の定数である。上記路面摩擦係数Mu1
は、上記のように求めた車輪速度Vw1とのその加速度
Vgとを用いて図2に示したμテーブルから3次元補完
により演算される。但し、路面μ=1.0〜2.5が低
摩擦に相当し、路面μ=2.5〜3.5が中摩擦に相当
し、路面μ=35〜5.0が高摩擦に相当する。
【0051】次に、第2チャンネルの路面摩擦係数Mu
2を算出する場合には、車輪速度Vw2を用いて上記同
様に算出し、第3チャンネルの面摩擦係数Mu3は、路
面摩擦係数Mu1と路面摩擦係数Mu2のうちの小さい
方の値に等しく設定する。但し、第1〜第3チャンネル
に対応する専用の3つの路面μセンサで検出した路面μ
を適用してもよい。
2を算出する場合には、車輪速度Vw2を用いて上記同
様に算出し、第3チャンネルの面摩擦係数Mu3は、路
面摩擦係数Mu1と路面摩擦係数Mu2のうちの小さい
方の値に等しく設定する。但し、第1〜第3チャンネル
に対応する専用の3つの路面μセンサで検出した路面μ
を適用してもよい。
【0052】次に、疑似車体速度Vrの演算処理につい
て図3のフローチャートにより説明する。なお、以下の
車体速度Vrは疑似車体速度を意味する。
て図3のフローチャートにより説明する。なお、以下の
車体速度Vrは疑似車体速度を意味する。
【0053】先ず、コントロールユニット24は、各種
データを読み込み(S20)、次にセンサ27〜30か
らの信号が示す車輪速度Vw1〜Vw4の中から最高車
輪速度Vwmを演算し(S21)、次に最高車輪速度V
wmのサンプリング周期Δtあたりの最高車輪速度変化
量Δwmを算出する(S22)。
データを読み込み(S20)、次にセンサ27〜30か
らの信号が示す車輪速度Vw1〜Vw4の中から最高車
輪速度Vwmを演算し(S21)、次に最高車輪速度V
wmのサンプリング周期Δtあたりの最高車輪速度変化
量Δwmを算出する(S22)。
【0054】次に、コントロールユニット24は、S2
3において図4に示すマップから摩擦状態値Mu(第1
〜第3チャンネルの路面摩擦の最小値)に対応する車体
速度補正値CVrを読み出し、S24において最高車輪
速度変化量ΔVwmが車体速度補正値CVr以下か否か
判定する。
3において図4に示すマップから摩擦状態値Mu(第1
〜第3チャンネルの路面摩擦の最小値)に対応する車体
速度補正値CVrを読み出し、S24において最高車輪
速度変化量ΔVwmが車体速度補正値CVr以下か否か
判定する。
【0055】その判定の結果、車輪速度変化量ΔVwm
が車体速度補正値CVr以下であると判定したときには
(S24:YES)、S25において車体速度Vrの前
回値から車体速度補正値CVr減算した値を今回値に置
き換える。それ故、車体速度Vrが車体速度補正値CV
rに応じた所定の勾配で減少することになる。
が車体速度補正値CVr以下であると判定したときには
(S24:YES)、S25において車体速度Vrの前
回値から車体速度補正値CVr減算した値を今回値に置
き換える。それ故、車体速度Vrが車体速度補正値CV
rに応じた所定の勾配で減少することになる。
【0056】一方、コントロールユニット24は、S2
4において車輪速度変化量ΔVwmが車体速度補正値C
Vrより大きいと判定したとき(S24:NO)、つま
り最高車輪速度Vwmが過大な変化を示したときには、
S26において疑似車体速度Vrから最高車輪速度Vw
mを減算した値が所定値Vo以上か否かを判定する。
4において車輪速度変化量ΔVwmが車体速度補正値C
Vrより大きいと判定したとき(S24:NO)、つま
り最高車輪速度Vwmが過大な変化を示したときには、
S26において疑似車体速度Vrから最高車輪速度Vw
mを減算した値が所定値Vo以上か否かを判定する。
【0057】つまり、最高車輪速度Vwmと車体速度V
rとの間に大きな開きがあるか否かを判定する。大きな
開きがあるときには(S26:YES)、S25におい
て車体速度Vrの前回値から車体速度補正値CVrを減
算した値を今回値に置き換える。
rとの間に大きな開きがあるか否かを判定する。大きな
開きがあるときには(S26:YES)、S25におい
て車体速度Vrの前回値から車体速度補正値CVrを減
算した値を今回値に置き換える。
【0058】更に、コントロールユニット24は、最高
車輪速度Vwmと車体速度Vrとの間に大きな開きがな
いときには(S26:NO)、S27において最高車輪
速度Vwmを車体速度Vrに置き換える。こうして、車
両の車体速度Vrが各車輪速度Vw1〜Vw4に応じて
サンプリング周期Δtごとに更新されていく。
車輪速度Vwmと車体速度Vrとの間に大きな開きがな
いときには(S26:NO)、S27において最高車輪
速度Vwmを車体速度Vrに置き換える。こうして、車
両の車体速度Vrが各車輪速度Vw1〜Vw4に応じて
サンプリング周期Δtごとに更新されていく。
【0059】次に、各種制御しきい値の設定処理につい
て、図5のフローチャートと図6〜図8に基づいて説明
する。なお、この制御しきい値の設定処理は、各チャン
ネル毎に独立して実行されるが、ここでは、左前輪用の
第1チャンネルの為の制御しきう値設定処理について説
明する。
て、図5のフローチャートと図6〜図8に基づいて説明
する。なお、この制御しきい値の設定処理は、各チャン
ネル毎に独立して実行されるが、ここでは、左前輪用の
第1チャンネルの為の制御しきう値設定処理について説
明する。
【0060】コントロールユニット24は、S30で各
種データを読み込み、次にS31において、図6に示す
ように車速域と路面μとをパラメータとして予め設定し
たテーブルから、摩擦状態値Muと車体速度Vrとに応
じた走行状態パラメータを選択する。例えば摩擦状態値
Muが低摩擦路面で示す1のときに、車体速度Vrが中
速域にあるときには、走行状態パラメータとして中速低
摩擦路面用のLM2が選択される。なお、摩擦状態値M
uは、摩擦係数Mu1〜Mu3のうちの最小のものから
決定されるが、図6においてMu=1は低摩擦状態、M
u=2は中摩擦状態、Mu=3は高摩擦状態に相当す
る。
種データを読み込み、次にS31において、図6に示す
ように車速域と路面μとをパラメータとして予め設定し
たテーブルから、摩擦状態値Muと車体速度Vrとに応
じた走行状態パラメータを選択する。例えば摩擦状態値
Muが低摩擦路面で示す1のときに、車体速度Vrが中
速域にあるときには、走行状態パラメータとして中速低
摩擦路面用のLM2が選択される。なお、摩擦状態値M
uは、摩擦係数Mu1〜Mu3のうちの最小のものから
決定されるが、図6においてMu=1は低摩擦状態、M
u=2は中摩擦状態、Mu=3は高摩擦状態に相当す
る。
【0061】一方、悪路フラグFakが悪路状態を示す
1にセットされているときには、図6に示すように、車
体速度Vrに応じた走行状態パラメータを選択する。こ
の場合、例えば、車体速度Vrが中速域に属するときに
は、走行状態パラメータとして中速低摩擦路面用のHM
2が強制的に選択される。すなわち、悪路走行時に車輪
速度の変動が大きいために、路面μが小さく推定される
傾向があるからである。
1にセットされているときには、図6に示すように、車
体速度Vrに応じた走行状態パラメータを選択する。こ
の場合、例えば、車体速度Vrが中速域に属するときに
は、走行状態パラメータとして中速低摩擦路面用のHM
2が強制的に選択される。すなわち、悪路走行時に車輪
速度の変動が大きいために、路面μが小さく推定される
傾向があるからである。
【0062】走行状態パラメータの選択後、コントロー
ルユニット24は、S32において、図7に示す制御し
きい値設定テーブルから、走行状態パラメータに対応す
る各種制御しきい値でそれぞれ読み出す。
ルユニット24は、S32において、図7に示す制御し
きい値設定テーブルから、走行状態パラメータに対応す
る各種制御しきい値でそれぞれ読み出す。
【0063】ここで、各種制御しきい値としては、フェ
ーズ0(ABS非制御状態)からフェーズII(増圧後の
保持状態)への移行判定用の0−2減速度しきい値
B02、すなわちABS制御開始しきい値に加えて、図7
に示すように、フェーズIからフェーズIIへの移行判定
用の1−2中間減速度しきい値B12、フェーズIIからフ
ェーズIII への移行判定用の2−3中間非スリップ率し
きい値Bsg、フェーズIII からフェーズVへの移行判
定用の3−5中間減速度しきい値B35、フェーズVから
フェーズIへの移行判定用の5−1非スリップ率しきい
値Bszなどが、走行状態パラメータ毎に夫々設定され
ている。
ーズ0(ABS非制御状態)からフェーズII(増圧後の
保持状態)への移行判定用の0−2減速度しきい値
B02、すなわちABS制御開始しきい値に加えて、図7
に示すように、フェーズIからフェーズIIへの移行判定
用の1−2中間減速度しきい値B12、フェーズIIからフ
ェーズIII への移行判定用の2−3中間非スリップ率し
きい値Bsg、フェーズIII からフェーズVへの移行判
定用の3−5中間減速度しきい値B35、フェーズVから
フェーズIへの移行判定用の5−1非スリップ率しきい
値Bszなどが、走行状態パラメータ毎に夫々設定され
ている。
【0064】この場合、制御力に大きく影響する減速度
しきい値は、路面μが大きいときのブレーキ性能と、路
面μが小さいときの制御の応答性とを高水準で両立する
ために、摩擦状態値Muのレベルが小さくなるほど、つ
まり路面μが小さくなるほど0Gに近づくように設定さ
れている。ここで、コントロールユニット24は、走行
状態パラメータとして中速低摩擦路面用のLM2を選択
しているときには、図7の制御しきい値設定テーブルに
おけるLM2の欄に示すように、1−2中間減速度しき
い値B12、2−3中間非スリップ率しきい値Bsg、3
−5中間減速度しきい値B35、5−1非スリップ率しき
い値Bszとして、−0.5G、90%、0G、90%
の各値を夫々読み出すことになる。
しきい値は、路面μが大きいときのブレーキ性能と、路
面μが小さいときの制御の応答性とを高水準で両立する
ために、摩擦状態値Muのレベルが小さくなるほど、つ
まり路面μが小さくなるほど0Gに近づくように設定さ
れている。ここで、コントロールユニット24は、走行
状態パラメータとして中速低摩擦路面用のLM2を選択
しているときには、図7の制御しきい値設定テーブルに
おけるLM2の欄に示すように、1−2中間減速度しき
い値B12、2−3中間非スリップ率しきい値Bsg、3
−5中間減速度しきい値B35、5−1非スリップ率しき
い値Bszとして、−0.5G、90%、0G、90%
の各値を夫々読み出すことになる。
【0065】次に、コントロールユニット24は、S3
3において、摩擦状態値Muが高摩擦路面を示す3にセ
ットされているか否かを判定し、Yesと判定したとき
にはS34において悪路フラグFakが0に設定されて
いるか否かを判定する。その判定の結果、悪路フラグF
akが0のときは、S35に移行して舵角センサ26で
検出された舵角θの絶対値が90°より小さいか否かを
判定し、舵角θの絶対値が90°よりも小さくないとき
には、S36において、舵角θに応じた制御しきい値の
補正処理を行う。この制御しきい値の補正処理は、図8
に例示した制御しきい値補正テーブルに基づいて行われ
る。
3において、摩擦状態値Muが高摩擦路面を示す3にセ
ットされているか否かを判定し、Yesと判定したとき
にはS34において悪路フラグFakが0に設定されて
いるか否かを判定する。その判定の結果、悪路フラグF
akが0のときは、S35に移行して舵角センサ26で
検出された舵角θの絶対値が90°より小さいか否かを
判定し、舵角θの絶対値が90°よりも小さくないとき
には、S36において、舵角θに応じた制御しきい値の
補正処理を行う。この制御しきい値の補正処理は、図8
に例示した制御しきい値補正テーブルに基づいて行われ
る。
【0066】すなわち、図8の制御しきい値補正テーブ
ルにおいては、低摩擦と、中摩擦と、高摩擦の悪路でな
いとき、ハンドル操作量の大きいときの操舵性を確保す
るために、2−3中間非スリップ率しきい値Bsgおよ
び5−1中間非スリップ率しきい値Bszに夫々5%を
加算した値が、最終の2−3非スリップ率しきい値Bs
gおよび最終の5−1非スリップ率しきい値Bszとし
て設定されると共に、その他の中間しきい値がそのまま
最終しきい値として設定されている。
ルにおいては、低摩擦と、中摩擦と、高摩擦の悪路でな
いとき、ハンドル操作量の大きいときの操舵性を確保す
るために、2−3中間非スリップ率しきい値Bsgおよ
び5−1中間非スリップ率しきい値Bszに夫々5%を
加算した値が、最終の2−3非スリップ率しきい値Bs
gおよび最終の5−1非スリップ率しきい値Bszとし
て設定されると共に、その他の中間しきい値がそのまま
最終しきい値として設定されている。
【0067】高摩擦の悪路(フラグFak=1)のと
き、ハンドル操作量が小さい時の走破性を確保する為
に、2−3中間非スリップ率しきい値Bsgおよび5−
1中間スリップ率しきい値Bszから夫々5%を減算し
た値が、最終2−3非スリップ率しきい値Bsgおよび
最終の5−1非スリップ率しきい値Bszとして設定さ
れている。次に、S35の判定結果がNOのときには、
上記各中間しきい値がそのまま最終しきい値として夫々
セットされることになる。
き、ハンドル操作量が小さい時の走破性を確保する為
に、2−3中間非スリップ率しきい値Bsgおよび5−
1中間スリップ率しきい値Bszから夫々5%を減算し
た値が、最終2−3非スリップ率しきい値Bsgおよび
最終の5−1非スリップ率しきい値Bszとして設定さ
れている。次に、S35の判定結果がNOのときには、
上記各中間しきい値がそのまま最終しきい値として夫々
セットされることになる。
【0068】一方、コントロールユニット24は、S3
4において悪路フラグFakが1に設定されていると判
定したときには、S37に移行して図8の制御しきい値
補正テーブルに基づいて、悪路フラグFakと舵角θと
の関連において、2−3中間非スリップ率しきい値Bs
gおよび5−1非スリップ率しきい値Bszを夫々補正
した値を、最終の2−3中間非スリップ率しきい値Bs
gおよび最終の5−1非スリップ率しきい値Bszとし
てセットする補正処理が実行され、次に、S38におい
て図8の制御しきい値補正テーブルに基づいて、1−2
中間減速度しきい値B12から1.0Gを減算した値を最
終の1−2減速度しきい値B12としてセットする補正処
理を行う。
4において悪路フラグFakが1に設定されていると判
定したときには、S37に移行して図8の制御しきい値
補正テーブルに基づいて、悪路フラグFakと舵角θと
の関連において、2−3中間非スリップ率しきい値Bs
gおよび5−1非スリップ率しきい値Bszを夫々補正
した値を、最終の2−3中間非スリップ率しきい値Bs
gおよび最終の5−1非スリップ率しきい値Bszとし
てセットする補正処理が実行され、次に、S38におい
て図8の制御しきい値補正テーブルに基づいて、1−2
中間減速度しきい値B12から1.0Gを減算した値を最
終の1−2減速度しきい値B12としてセットする補正処
理を行う。
【0069】これは、悪路判定時においては、車輪速度
センサ27〜30が誤検出を生じやすいため、制御の応
答性を遅らせて良好な制動力を確保するためである。
尚、その他の中間しきい値はそのまま最終しきい値とし
てセットされる。更に、コントロールユニット24は、
S33において摩擦状態値Muが3でないと判定したと
きには、S35へ移行する。なお、第2、第3チャンネ
ルについても、上記第1チャンネルの場合と同様にして
制御しきい値が設定されるようになっている。
センサ27〜30が誤検出を生じやすいため、制御の応
答性を遅らせて良好な制動力を確保するためである。
尚、その他の中間しきい値はそのまま最終しきい値とし
てセットされる。更に、コントロールユニット24は、
S33において摩擦状態値Muが3でないと判定したと
きには、S35へ移行する。なお、第2、第3チャンネ
ルについても、上記第1チャンネルの場合と同様にして
制御しきい値が設定されるようになっている。
【0070】次に、上記フェーズを決定して各フェーズ
の制動制御信号をバルブユニットに出力する制御信号出
力処理について、第1チャンネルを例として、図9〜図
13のフローチャートと、図14〜図18を参照しつつ
説明する。なお、この処理は、例えば4ms毎に繰り返
される処理である。
の制動制御信号をバルブユニットに出力する制御信号出
力処理について、第1チャンネルを例として、図9〜図
13のフローチャートと、図14〜図18を参照しつつ
説明する。なお、この処理は、例えば4ms毎に繰り返
される処理である。
【0071】最初に、各種データが読み込まれ(図9の
S40)、次にS41においてブレーキスイッチ25が
ONか否か判定され、その判定がNOのときはS42を
経てリターンし、上記判定がYESのときはS43にお
いて車体速度Vrが所定値C1(例えば、5.0km/h)
以下で、かつ車輪速度Vw1が所定値(例えば、7.5
km/h)以下か否か判定する。その判定がYESのとき
は、十分に減速された状態で、ABS制御の必要がない
ためS42を経てリターンするが、S43の判定がNo
のときはS44へ移行する。
S40)、次にS41においてブレーキスイッチ25が
ONか否か判定され、その判定がNOのときはS42を
経てリターンし、上記判定がYESのときはS43にお
いて車体速度Vrが所定値C1(例えば、5.0km/h)
以下で、かつ車輪速度Vw1が所定値(例えば、7.5
km/h)以下か否か判定する。その判定がYESのとき
は、十分に減速された状態で、ABS制御の必要がない
ためS42を経てリターンするが、S43の判定がNo
のときはS44へ移行する。
【0072】S42では,フェーズフラグP1、ロック
フラグFlok1、継続フラグFcn1、フラグFが0
にそれぞれリセットされ、その後S40へリターンす
る。
フラグFlok1、継続フラグFcn1、フラグFが0
にそれぞれリセットされ、その後S40へリターンす
る。
【0073】次に、S44では、ロックフラグFlok
1が0か否か判定され、ABS制御開始前で、フラグF
lok1が0のときはS45へ移行して、車輪速度Vw
1の減速度DVw1(但し、DVw1≦0とする)が所
定値Do、すなわち前述の0−2減速度しきい値B
02(例えば−3G)以下か否か判定され、その判定がY
ESのときはS46へ移行する。一方、S44の判定が
NOのときはS49へ移行する。
1が0か否か判定され、ABS制御開始前で、フラグF
lok1が0のときはS45へ移行して、車輪速度Vw
1の減速度DVw1(但し、DVw1≦0とする)が所
定値Do、すなわち前述の0−2減速度しきい値B
02(例えば−3G)以下か否か判定され、その判定がY
ESのときはS46へ移行する。一方、S44の判定が
NOのときはS49へ移行する。
【0074】次に、S45の判定がYESのときは、S
46においてロックフラグFlok1が1にセットさ
れ、次にS47においてフラグP1が2にセットされて
フェーズII(増圧後の保持のフェーズ)に移行し、次に
S48にてフェーズII用に予め設定された制動制御信号
が第1バルブユニット20へ出力されその後リターンす
る。
46においてロックフラグFlok1が1にセットさ
れ、次にS47においてフラグP1が2にセットされて
フェーズII(増圧後の保持のフェーズ)に移行し、次に
S48にてフェーズII用に予め設定された制動制御信号
が第1バルブユニット20へ出力されその後リターンす
る。
【0075】ABS制御開始後は、フラグFlok1が
1にセットしてあるため、S44からS49へ移行して
フラグP1が2か否か判定し、フラグP1が2のときは
S50へ移行し、フラグP1が2でないときはS54へ
移行する。
1にセットしてあるため、S44からS49へ移行して
フラグP1が2か否か判定し、フラグP1が2のときは
S50へ移行し、フラグP1が2でないときはS54へ
移行する。
【0076】S50では、スリップ率S1が2−3スリ
ップ率しきい値Bsg以下か否か判定し、最初のうちは
NOと判定されるため、S50からS48へ移行する
が、それを繰り返して、スリップ率S1がしきい値Bs
g以下になると、S50からS51へ移行する。このS
51においては、フラグP1が3にセットされてフェー
ズIII (減圧のフェーズ)に移行する。
ップ率しきい値Bsg以下か否か判定し、最初のうちは
NOと判定されるため、S50からS48へ移行する
が、それを繰り返して、スリップ率S1がしきい値Bs
g以下になると、S50からS51へ移行する。このS
51においては、フラグP1が3にセットされてフェー
ズIII (減圧のフェーズ)に移行する。
【0077】次に、S52においてフェーズIII の開始
後の経過時間をカウントするためのタイマTがリセット
後スタートされ、次にS53では、フェーズIII のため
の制動制御信号が第1バルブユニット20へ出力され、
その後リターンする。ただし、このS53のサブルーチ
ンについては、図11〜図13に基づいて後述する。
後の経過時間をカウントするためのタイマTがリセット
後スタートされ、次にS53では、フェーズIII のため
の制動制御信号が第1バルブユニット20へ出力され、
その後リターンする。ただし、このS53のサブルーチ
ンについては、図11〜図13に基づいて後述する。
【0078】S49の判定の結果、フラグP1が2でな
いときは、S49からS54へ移行してフラグP1が3
か否か判定され、その判定がYESのときはS55へ移
行し、上記判定がNOのときは図10のS59へ移行す
る。
いときは、S49からS54へ移行してフラグP1が3
か否か判定され、その判定がYESのときはS55へ移
行し、上記判定がNOのときは図10のS59へ移行す
る。
【0079】S55では、減速度DVw1が3−5中間
減速度しきい値B35に等しいか否かを判定され、最初の
うちはNOと判定されるため、S55からS53へ移行
するが、それを繰り返して、減速度DVw1がしきい値
B35に等しくなると、S56へ移行し、S56において
フラグP1が5にセットされてフェーズV(減圧後の保
持のフェーズ)に移行する。次に、S57において、S
53のサブルーチンで使用されるフラグFが0にリセッ
トされる。
減速度しきい値B35に等しいか否かを判定され、最初の
うちはNOと判定されるため、S55からS53へ移行
するが、それを繰り返して、減速度DVw1がしきい値
B35に等しくなると、S56へ移行し、S56において
フラグP1が5にセットされてフェーズV(減圧後の保
持のフェーズ)に移行する。次に、S57において、S
53のサブルーチンで使用されるフラグFが0にリセッ
トされる。
【0080】次に、S58において、フェーズV用に予
め設定された制動制御信号が第1バルブユニット20へ
出力され、その後リターンする。
め設定された制動制御信号が第1バルブユニット20へ
出力され、その後リターンする。
【0081】次に、S54の判定でNOのときは、図1
0のS59においてフラグP1が5か否か判定し、その
判定がYESのときはS60へ移行し、またNOのとき
はS67へ移行する。フラグP1が5のときは、S60
において、スリップ率S1が5−1スリップ率しきい値
Bsg以上か否か判定される。
0のS59においてフラグP1が5か否か判定し、その
判定がYESのときはS60へ移行し、またNOのとき
はS67へ移行する。フラグP1が5のときは、S60
において、スリップ率S1が5−1スリップ率しきい値
Bsg以上か否か判定される。
【0082】最初のうちはNOと判定されるため、S6
0から図9のS58へ移行するのを繰り返す。そして、
フェーズVにおいて、非スリップ率S1が増大して、S
60の判定がYESとなるとS61へ移行し、S61に
おいて、フラグP1が1にセットされてフェーズI(増
圧のフェーズ)に移行し、かつ継続フラグFcn1が1
にセットされる。
0から図9のS58へ移行するのを繰り返す。そして、
フェーズVにおいて、非スリップ率S1が増大して、S
60の判定がYESとなるとS61へ移行し、S61に
おいて、フラグP1が1にセットされてフェーズI(増
圧のフェーズ)に移行し、かつ継続フラグFcn1が1
にセットされる。
【0083】次に、S62において、フェーズI(増圧
のフェーズ)の初期に実行される初期急増圧の急増圧時
間Tpzが演算される。この急増圧時間Tpzは、S7
0において演算され記憶された前回サイクルの増圧時間
Tiに比例する値として設定される。次に、S63にお
いて、フェーズIの開始後の経過時間をカウントするタ
イマT1がリセット後スタートされ、次にS64におい
てタイマT1のカウント時間T1がS62で設定された
急増圧時間Tpz以下か否かを判定され、最初のうち急
増圧時間Tpz以下のときは、S64からS65へ移行
し、S65においてフェーズIの初期急増圧の為に予め
設定された制動制御信号が、第1バルブユニット20へ
出力され、その後リターンする。
のフェーズ)の初期に実行される初期急増圧の急増圧時
間Tpzが演算される。この急増圧時間Tpzは、S7
0において演算され記憶された前回サイクルの増圧時間
Tiに比例する値として設定される。次に、S63にお
いて、フェーズIの開始後の経過時間をカウントするタ
イマT1がリセット後スタートされ、次にS64におい
てタイマT1のカウント時間T1がS62で設定された
急増圧時間Tpz以下か否かを判定され、最初のうち急
増圧時間Tpz以下のときは、S64からS65へ移行
し、S65においてフェーズIの初期急増圧の為に予め
設定された制動制御信号が、第1バルブユニット20へ
出力され、その後リターンする。
【0084】次に、フェーズIに移行後には、S59の
判定がNOとなるため、S59からS67へ移行し、S
67においてフラグP1が1か否か判定され、フラグP
1が1のときは、S68において減速度DVw1が、1
−2中間減速度しきい値B12以下か否か判定し、最初の
うちは、その判定がNOとなるため、S68からS64
へ移行し、急増圧時間Tpzの経過前にはS64からS
65へ移行するのを繰り返す。これを繰り返すうちに、
フェーズIに移行後、急増圧時間Tpzが経過すると、
S64の判定がNOとなるため、S64からS65へ移
行してフェーズIの緩増圧の為に予め設定された制動制
御信号が、第バルブユニット20へ出力され、その後リ
ターンするのを繰り返す。
判定がNOとなるため、S59からS67へ移行し、S
67においてフラグP1が1か否か判定され、フラグP
1が1のときは、S68において減速度DVw1が、1
−2中間減速度しきい値B12以下か否か判定し、最初の
うちは、その判定がNOとなるため、S68からS64
へ移行し、急増圧時間Tpzの経過前にはS64からS
65へ移行するのを繰り返す。これを繰り返すうちに、
フェーズIに移行後、急増圧時間Tpzが経過すると、
S64の判定がNOとなるため、S64からS65へ移
行してフェーズIの緩増圧の為に予め設定された制動制
御信号が、第バルブユニット20へ出力され、その後リ
ターンするのを繰り返す。
【0085】次に、S68の判定がYESとなると、S
69においてフラグP1が2にセットされ、次にS70
においてタイマT1の計時時間に基づいて、増圧時間T
i(フェーズIの期間)が演算されて記憶され、その後
S48へ移行する。
69においてフラグP1が2にセットされ、次にS70
においてタイマT1の計時時間に基づいて、増圧時間T
i(フェーズIの期間)が演算されて記憶され、その後
S48へ移行する。
【0086】こうして、ABS制御の開始後、フェーズ
II、フェーズIII、フェーズV、フェーズI、フェ
ーズII、フェーズIII、……の順に複数サイクルに
亘って実行され、S43の判定でYESとなったり、ブ
レーキスイッチ25がOFFになったりすると、ABS
制御が終了する(図15参照)。
II、フェーズIII、フェーズV、フェーズI、フェ
ーズII、フェーズIII、……の順に複数サイクルに
亘って実行され、S43の判定でYESとなったり、ブ
レーキスイッチ25がOFFになったりすると、ABS
制御が終了する(図15参照)。
【0087】次に、図9のS53のサブルーチンについ
て、図11〜図13のフローチャートおよび図14〜図
16に基づいて説明する。
て、図11〜図13のフローチャートおよび図14〜図
16に基づいて説明する。
【0088】第1サイクルのフェーズIII の減圧は、図
16に示すように、初回〜5回目の5回に分けて間欠的
に、リリーフ弁20bを開くことで実行されるが、各回
の減圧における減圧量は、バルブ20bの開時間で設定
される。
16に示すように、初回〜5回目の5回に分けて間欠的
に、リリーフ弁20bを開くことで実行されるが、各回
の減圧における減圧量は、バルブ20bの開時間で設定
される。
【0089】図14に図示した減圧レベル・減圧量のテ
ーブルには、各減圧の減圧開始時間と、減圧レベルと、
各減圧の減圧量とが記載してある。
ーブルには、各減圧の減圧開始時間と、減圧レベルと、
各減圧の減圧量とが記載してある。
【0090】減圧レベルDL、DM、DS,DVSは、
次式で演算される減圧変換DVから設定される。
次式で演算される減圧変換DVから設定される。
【0091】 DV=スリップ量Sm+kc×車輪減速度の絶対値 なお、上式において、スリップ量Smは(車体速度Vr
−車輪速度Vw)、kcは所定の定数である。
−車輪速度Vw)、kcは所定の定数である。
【0092】k3≦DV のとき、減圧レベル=L
D、(減圧レベル大) k2≦DV<k3のとき、減圧レベル=DM、(減圧レ
ベル中) k1≦DV<k2のとき、減圧レベル=DS、(減圧レ
ベル小) DV<k1のとき、減圧レベル=DVS、(減圧レベル
微小) なお、例えば、k3=0.25Vr、k2=0.10V
r、k1=0.05Vrである。
D、(減圧レベル大) k2≦DV<k3のとき、減圧レベル=DM、(減圧レ
ベル中) k1≦DV<k2のとき、減圧レベル=DS、(減圧レ
ベル小) DV<k1のとき、減圧レベル=DVS、(減圧レベル
微小) なお、例えば、k3=0.25Vr、k2=0.10V
r、k1=0.05Vrである。
【0093】このように、スリップ量Smと車輪速度減
速度とから減圧変換DVが演算され、この減圧変換DV
と車体速度Vrとから減圧レベルDL、DM、DS、D
VSが決定され、この減圧レベルから図14のマップに
基づいて減圧量が決定され、各減圧において減圧量の時
間だけリリーフ弁20bを開く制動制御信号を出力する
ことで、減圧が実行される。
速度とから減圧変換DVが演算され、この減圧変換DV
と車体速度Vrとから減圧レベルDL、DM、DS、D
VSが決定され、この減圧レベルから図14のマップに
基づいて減圧量が決定され、各減圧において減圧量の時
間だけリリーフ弁20bを開く制動制御信号を出力する
ことで、減圧が実行される。
【0094】図11のフローチャートにおいて、最初
に、S80において減圧変換DVと減圧レベルとが演算
され、次にS81では継続フラグFcn1が0か否か判
定し、フラグFcn1が0であって、第1サイクルのフ
ェーズIII では、S82に移行し、S82〜S84にお
いてフラグFについての判定を実行し、最初フラグFが
0のときはS86へ移行し、最初減圧の制御信号が出力
される。
に、S80において減圧変換DVと減圧レベルとが演算
され、次にS81では継続フラグFcn1が0か否か判
定し、フラグFcn1が0であって、第1サイクルのフ
ェーズIII では、S82に移行し、S82〜S84にお
いてフラグFについての判定を実行し、最初フラグFが
0のときはS86へ移行し、最初減圧の制御信号が出力
される。
【0095】この初回減圧は、減圧レベルに依らず、所
定量(例えば、減圧時間8ms、路面μが高いときには
減圧時間16ms)の減圧であり、リリーフ弁20bを
8msまたは16msの間開く制御信号が出力され、次
にS87においてフラグFを1にセット後リターンす
る。
定量(例えば、減圧時間8ms、路面μが高いときには
減圧時間16ms)の減圧であり、リリーフ弁20bを
8msまたは16msの間開く制御信号が出力され、次
にS87においてフラグFを1にセット後リターンす
る。
【0096】前記フラグFが1のときには、S82から
S88へ移行して、2回目減圧の減圧量が、減圧レベル
と図14のマップに基づいて演算され、次にS89にお
いて、S52でスタートしたタイマTの計時時間Tが8
msになったか否か判定し、T=8msになると、S9
0において前記の減圧量の時間だけリリーフ弁20bを
開く制御信号が出力され、次にS91においてフラグF
を2にセット後リターンする。即ち、2回目の減圧は、
初回の所定量の減圧に引き続いて実行される。
S88へ移行して、2回目減圧の減圧量が、減圧レベル
と図14のマップに基づいて演算され、次にS89にお
いて、S52でスタートしたタイマTの計時時間Tが8
msになったか否か判定し、T=8msになると、S9
0において前記の減圧量の時間だけリリーフ弁20bを
開く制御信号が出力され、次にS91においてフラグF
を2にセット後リターンする。即ち、2回目の減圧は、
初回の所定量の減圧に引き続いて実行される。
【0097】なお、路面μが高いときは、図14の
〔注〕に記載のように、2回目減圧の減圧量が+3ms
だけ増加補正される。
〔注〕に記載のように、2回目減圧の減圧量が+3ms
だけ増加補正される。
【0098】次に、フラグF=2のときは、S83から
S92へ移行してタイマTの計時時間Tが40msか否
か判定し、T<40msの間はリターンするのを繰り返
し、T=40msになると、S93において3回目減圧
の減圧量が、減圧レベルと図14のマップに基づいて演
算され、次にS94において前記の減圧量の時間だけリ
リーフ弁20bを開く制御信号が出力され、次にS95
においてフラグFを3にセット後リターンする。つま
り、3回目の減圧は、タイマTのスタート開始後40m
s経過した時点から実行される。なお、図14の〔注〕
に記載のように、路面μが低いときには、3回目以降の
減圧の減圧量が+2msだけ増加補正される。
S92へ移行してタイマTの計時時間Tが40msか否
か判定し、T<40msの間はリターンするのを繰り返
し、T=40msになると、S93において3回目減圧
の減圧量が、減圧レベルと図14のマップに基づいて演
算され、次にS94において前記の減圧量の時間だけリ
リーフ弁20bを開く制御信号が出力され、次にS95
においてフラグFを3にセット後リターンする。つま
り、3回目の減圧は、タイマTのスタート開始後40m
s経過した時点から実行される。なお、図14の〔注〕
に記載のように、路面μが低いときには、3回目以降の
減圧の減圧量が+2msだけ増加補正される。
【0099】次に、フラグF=3のときには、S84か
らS96へ移行しタイマTの計時時間Tが80msか否
か判定し、T<80msの間はリターンするのを繰り返
し、T=80msになると、S97において4回目減圧
の減圧量が、減圧レベルと図14のマップに基づいて演
算され、次にS98において前記の減圧量の時間だけリ
リーフ弁20bを開く制御信号が出力され、次S99に
おいてフラグFを4にセット後リターンする。つまり、
4回目の減圧は、タイマTのスタート開始後80ms経
過した時点から実行される。
らS96へ移行しタイマTの計時時間Tが80msか否
か判定し、T<80msの間はリターンするのを繰り返
し、T=80msになると、S97において4回目減圧
の減圧量が、減圧レベルと図14のマップに基づいて演
算され、次にS98において前記の減圧量の時間だけリ
リーフ弁20bを開く制御信号が出力され、次S99に
おいてフラグFを4にセット後リターンする。つまり、
4回目の減圧は、タイマTのスタート開始後80ms経
過した時点から実行される。
【0100】次に、フラグF=4のときには、S85か
らS100へ移行してタイマTの計時時間が120ms
か否か判定し、T<120msの間はリターンするのを
繰り返し、T=120msになると、S101において
5回目減速の減圧量が、減圧レベルと図14のマップに
基づいて演算され、次にS102において前記の減圧量
の時間だけリリーフ弁20bを開く制御信号が出力さ
れ、次にS103においてフラグFを0にリセット後リ
ターンする。つまり、5回目の減圧は、タイマTのスタ
ート開始後120ms経過した時点から実行される。
らS100へ移行してタイマTの計時時間が120ms
か否か判定し、T<120msの間はリターンするのを
繰り返し、T=120msになると、S101において
5回目減速の減圧量が、減圧レベルと図14のマップに
基づいて演算され、次にS102において前記の減圧量
の時間だけリリーフ弁20bを開く制御信号が出力さ
れ、次にS103においてフラグFを0にリセット後リ
ターンする。つまり、5回目の減圧は、タイマTのスタ
ート開始後120ms経過した時点から実行される。
【0101】S81の判定の結果、継続フラグFcn1
が1のとき、つまり、第2サイクル以降のフェーズIII
のときは、図12のS104へ移行する。
が1のとき、つまり、第2サイクル以降のフェーズIII
のときは、図12のS104へ移行する。
【0102】S104〜S106において、フラグFに
ついて判定し、最初フラグFが0のときは、S107へ
移行して初回減圧の減圧量が演算される。ただし、この
第2サイクル以降においては、図14に示すように、初
回減圧の減圧量も減圧レベルと図14のマップに基づい
て演算される。次に、S108において、その減圧量の
時間だけリリーフ弁20bを開く制御信号が出力され、
次にS109においてフラグFを1にセット後リターン
する。なお、路面μが高いときは、初回減圧の減圧量が
+3msだけ増加補正される。
ついて判定し、最初フラグFが0のときは、S107へ
移行して初回減圧の減圧量が演算される。ただし、この
第2サイクル以降においては、図14に示すように、初
回減圧の減圧量も減圧レベルと図14のマップに基づい
て演算される。次に、S108において、その減圧量の
時間だけリリーフ弁20bを開く制御信号が出力され、
次にS109においてフラグFを1にセット後リターン
する。なお、路面μが高いときは、初回減圧の減圧量が
+3msだけ増加補正される。
【0103】次に、フラグFが1のときは、S104か
らS110へ移行してタイマTの計時時間Tが40ms
か否か判定し、T<40msの間はリターンするのを繰
り返し、T=40msになると、S111において2回
目減圧の減圧量が、減圧レベルと図14のマップに基づ
いて演算され、次にS112においてその減圧量の時間
だけリリーフ弁20bを開く制御信号が出力され、次に
S113においてフラグFを2にセット後リターンす
る。つま、2回目の減圧は、タイマTのスタート開始後
40ms経過した時点から実行される。なお、路面μが
低いときは、2回目以降の減圧の減圧量が+2msだけ
増加補正される。
らS110へ移行してタイマTの計時時間Tが40ms
か否か判定し、T<40msの間はリターンするのを繰
り返し、T=40msになると、S111において2回
目減圧の減圧量が、減圧レベルと図14のマップに基づ
いて演算され、次にS112においてその減圧量の時間
だけリリーフ弁20bを開く制御信号が出力され、次に
S113においてフラグFを2にセット後リターンす
る。つま、2回目の減圧は、タイマTのスタート開始後
40ms経過した時点から実行される。なお、路面μが
低いときは、2回目以降の減圧の減圧量が+2msだけ
増加補正される。
【0104】次に、フラグF=2のときには、S105
からS114へ移行してタイマTの計時時間Tが80m
sか否か判定し、T<80msの間はリターンするのを
繰り返し、T=80msになると、S115において3
回目減圧の減圧量が、減圧レベルと図14のマップに基
づいて演算され、次にS116においてその減圧量の時
間だけリリーフ弁20bを開く制御信号が出力され、次
にS117においてフラグFを3にセット後リターンす
る。つまり、3回目の減圧は、タイマTのスタート開始
後80ms経過した時点から実行される。
からS114へ移行してタイマTの計時時間Tが80m
sか否か判定し、T<80msの間はリターンするのを
繰り返し、T=80msになると、S115において3
回目減圧の減圧量が、減圧レベルと図14のマップに基
づいて演算され、次にS116においてその減圧量の時
間だけリリーフ弁20bを開く制御信号が出力され、次
にS117においてフラグFを3にセット後リターンす
る。つまり、3回目の減圧は、タイマTのスタート開始
後80ms経過した時点から実行される。
【0105】次に、フラグF=3のときには、S106
からS118へ移行してタイマTの計時時間Tが120
msか否か判定し、T<120msの間はリターンする
のを繰り返し、T=120msになると、S119にお
いて4回目減圧の減圧量が、減圧レベルと図14のマッ
プに基づいて演算され、次にS120においてその減圧
量の時間だけリリーフ弁20bを開く制御信号が出力さ
れ、次にS121においてフラグFを0にリセット後リ
ターンする。つまり、4回目の減圧は、タイマTのスタ
ート開始後120ms経過した時点から実行される。
からS118へ移行してタイマTの計時時間Tが120
msか否か判定し、T<120msの間はリターンする
のを繰り返し、T=120msになると、S119にお
いて4回目減圧の減圧量が、減圧レベルと図14のマッ
プに基づいて演算され、次にS120においてその減圧
量の時間だけリリーフ弁20bを開く制御信号が出力さ
れ、次にS121においてフラグFを0にリセット後リ
ターンする。つまり、4回目の減圧は、タイマTのスタ
ート開始後120ms経過した時点から実行される。
【0106】ここで、路面μが高μから低μに急変した
ような場合の対策として、図11と図12のサブルーチ
ンと並行して、図13のサブルーチンが実行される。
ような場合の対策として、図11と図12のサブルーチ
ンと並行して、図13のサブルーチンが実行される。
【0107】S130の判定により、タイマTの計時時
間Tが40ms経過前には、リターンするのを繰り返
し、次にS131において、40ms≦T<80msか
否か判定し、その判定がYesのときはS132へ移行
する。
間Tが40ms経過前には、リターンするのを繰り返
し、次にS131において、40ms≦T<80msか
否か判定し、その判定がYesのときはS132へ移行
する。
【0108】S132では、減圧レベルがDLか否か判
定し、減圧レベルがDLで減圧の要求度が大きいときに
は、S133において連続的に減圧するために連続的に
リリーフ弁20bを開く制御信号が出力され、その後リ
ターンする。その連続的減圧により減圧レベルが低下し
て、S132の判定がNOになると、S134において
その連続減圧を停止させる制御信号が出力され、その後
リターンする。
定し、減圧レベルがDLで減圧の要求度が大きいときに
は、S133において連続的に減圧するために連続的に
リリーフ弁20bを開く制御信号が出力され、その後リ
ターンする。その連続的減圧により減圧レベルが低下し
て、S132の判定がNOになると、S134において
その連続減圧を停止させる制御信号が出力され、その後
リターンする。
【0109】次に、T≧80msになると、S131か
らS135へ移行し、S135において、減圧レベルが
DLか否か判定し、減圧レベルがDLで減圧の要求度が
大きいときには、S136において連続的に減圧する為
に連続的にリリーフ弁20bを開く制御信号が出力さ
れ、その後リターンする。その連続的減圧により減圧レ
ベルが低下して、S135の判定がNOになると、S1
37へ移行する。
らS135へ移行し、S135において、減圧レベルが
DLか否か判定し、減圧レベルがDLで減圧の要求度が
大きいときには、S136において連続的に減圧する為
に連続的にリリーフ弁20bを開く制御信号が出力さ
れ、その後リターンする。その連続的減圧により減圧レ
ベルが低下して、S135の判定がNOになると、S1
37へ移行する。
【0110】S137では、減圧レベルがDMか否か判
定し、減圧レベルがDMで減圧の要求度が未だ大きいと
きには、S138において連続的に減圧する為に連続的
にリリーフ弁20bを開く制御信号が出力され、その後
リターンする。その連続的減圧により減圧レベルが低下
して、S137の判定がNOになると、S139におい
てその連続減圧を停止させる制御信号が出力され、その
後リターンする。
定し、減圧レベルがDMで減圧の要求度が未だ大きいと
きには、S138において連続的に減圧する為に連続的
にリリーフ弁20bを開く制御信号が出力され、その後
リターンする。その連続的減圧により減圧レベルが低下
して、S137の判定がNOになると、S139におい
てその連続減圧を停止させる制御信号が出力され、その
後リターンする。
【0111】次に、以上説明したABS制御の作用につ
いて、第1チャンネルに対するABS制御を例にして、
図15のタイムチャートを参照しつつ説明する。
いて、第1チャンネルに対するABS制御を例にして、
図15のタイムチャートを参照しつつ説明する。
【0112】減速時のABS非制御状態において、ブレ
ーキペダル16の踏込操作によって発生した制動圧が徐
々に増圧し、左前輪1の車輪速度Vw1の変化率(減速
度DVw1)が−3Gに達したときには、第1チャンネ
ルのロックフラグFlok1が1にセットされ、その時
刻taからABS制御が開始される。
ーキペダル16の踏込操作によって発生した制動圧が徐
々に増圧し、左前輪1の車輪速度Vw1の変化率(減速
度DVw1)が−3Gに達したときには、第1チャンネ
ルのロックフラグFlok1が1にセットされ、その時
刻taからABS制御が開始される。
【0113】この制御開始直後の第1サイクルにおいて
は、摩擦状態値Muは路面摩擦状態に対応した値にセッ
トされ、走行状態パラメータに応じた各種の制御しきい
値が設定される。
は、摩擦状態値Muは路面摩擦状態に対応した値にセッ
トされ、走行状態パラメータに応じた各種の制御しきい
値が設定される。
【0114】次に車輪速度Vw1から求めた非スリップ
率S1、車輪減速度DVw1、車輪加速度AVw1と各
種の制御しきい値とが比較され、フェーズ0からフェー
ズIIに変更され、制動圧は増圧直後のレベルで維持され
ることになる。
率S1、車輪減速度DVw1、車輪加速度AVw1と各
種の制御しきい値とが比較され、フェーズ0からフェー
ズIIに変更され、制動圧は増圧直後のレベルで維持され
ることになる。
【0115】非スリップ率S1が、2−3中間スリップ
率しきい値Bsgより低下するとフェーズIIからIII に
移行し、リリーフ弁20bが前述のような減圧特性をも
ってON/OFFされ、その時刻tbから制動圧が所定
の勾配で減少して制動力が徐々に低下し、前輪1の回転
力が回復し始める。さらに、制動圧の減圧が続いて車輪
減速度DVw1がしきい値B35(0G)まで低下したと
きには、フェーズIIIからVに移行し、その時刻tcか
ら制動圧が減圧後のレベルで維持される。
率しきい値Bsgより低下するとフェーズIIからIII に
移行し、リリーフ弁20bが前述のような減圧特性をも
ってON/OFFされ、その時刻tbから制動圧が所定
の勾配で減少して制動力が徐々に低下し、前輪1の回転
力が回復し始める。さらに、制動圧の減圧が続いて車輪
減速度DVw1がしきい値B35(0G)まで低下したと
きには、フェーズIIIからVに移行し、その時刻tcか
ら制動圧が減圧後のレベルで維持される。
【0116】このフェーズVにおいて非スリップ率S1
が5−1非スリップ率しきい値Bsz以上になると、継
続フラグFcn1が1にセットされ、ABS制御は、時
刻tdから第2サイクルに移行する。このとき、強制的
にフェーズIに移行し、このフェーズIへの移行直後に
は、開閉弁20aが、前記のように、前回サイクルの増
圧時間Tiをパラメータとして設定された急増圧時間T
pzの間、リリーフ弁20b閉状態で開閉弁20aが1
00%のデューティ率で開かれて、制動圧が急勾配で増
圧され、この急増圧時間Tpzの経過後は、開閉弁20
aが所定のデューティ率でON/OFFされて、制動圧
がより緩やか勾配で徐々に上昇していく。こうして、第
2サイクルへの移行直後においては、制動圧が確実に増
圧され、良好な制動圧が確保される。
が5−1非スリップ率しきい値Bsz以上になると、継
続フラグFcn1が1にセットされ、ABS制御は、時
刻tdから第2サイクルに移行する。このとき、強制的
にフェーズIに移行し、このフェーズIへの移行直後に
は、開閉弁20aが、前記のように、前回サイクルの増
圧時間Tiをパラメータとして設定された急増圧時間T
pzの間、リリーフ弁20b閉状態で開閉弁20aが1
00%のデューティ率で開かれて、制動圧が急勾配で増
圧され、この急増圧時間Tpzの経過後は、開閉弁20
aが所定のデューティ率でON/OFFされて、制動圧
がより緩やか勾配で徐々に上昇していく。こうして、第
2サイクルへの移行直後においては、制動圧が確実に増
圧され、良好な制動圧が確保される。
【0117】一方、第2サイクル以降においても、適切
な摩擦状態値Muが決定され、これらの摩擦状態値Mu
と車体速度Vrとに応じた走行状態パラメータに対応す
る各種制御しきい値が図7の制御しきい値設定テーブル
から選択されるので、走行状態に応じた緻密な制動圧の
制御が行われる。
な摩擦状態値Muが決定され、これらの摩擦状態値Mu
と車体速度Vrとに応じた走行状態パラメータに対応す
る各種制御しきい値が図7の制御しきい値設定テーブル
から選択されるので、走行状態に応じた緻密な制動圧の
制御が行われる。
【0118】その後、第2サイクルにおけるフェーズV
において、例えばスリップ率S1がしきい値Bszより
大きいと判定すると第3サイクルのフェーズIに移行す
る。
において、例えばスリップ率S1がしきい値Bszより
大きいと判定すると第3サイクルのフェーズIに移行す
る。
【0119】本実施例のABS制御においては、図11
に示すように、継続フラグFcn1が0、つまり、第1
サイクルの減圧フェーズのとき、S86において、初回
減圧の減圧量を所定量(リリーフ弁20bの開時間8m
s、但し、高μのときは16ms)に設定してその減圧
を実行するので、ABS制御開始時の不安定なスリップ
率や車輪速度減速度の影響を受けずに、必要最小限の所
定量の初回減圧を実行できる。
に示すように、継続フラグFcn1が0、つまり、第1
サイクルの減圧フェーズのとき、S86において、初回
減圧の減圧量を所定量(リリーフ弁20bの開時間8m
s、但し、高μのときは16ms)に設定してその減圧
を実行するので、ABS制御開始時の不安定なスリップ
率や車輪速度減速度の影響を受けずに、必要最小限の所
定量の初回減圧を実行できる。
【0120】図17のルーチンは、所定のタイミングで
実行される割り込みルーチンであって急増圧フェーズに
おける車輪の動作に基づいて次の急増圧フェーズにおけ
る油圧制御の内容を決定するものである。
実行される割り込みルーチンであって急増圧フェーズに
おける車輪の動作に基づいて次の急増圧フェーズにおけ
る油圧制御の内容を決定するものである。
【0121】コントロールユニット24は、ABS制御
が行われている場合には、図17のにS140におい
て、急増圧フェーズか否かを判定する。急増圧フェーズ
にある場合には、さらに走行道路が悪路であるか否かを
S142で判定する。
が行われている場合には、図17のにS140におい
て、急増圧フェーズか否かを判定する。急増圧フェーズ
にある場合には、さらに走行道路が悪路であるか否かを
S142で判定する。
【0122】次に、コントロールユニット24は、S1
42で、増圧開始から8ms後における車輪の加速度あ
るいは減速度G1 を検出する。そして、増圧フェーズの
開始時点から所定時間内(本例では104ms)におけ
る最小車輪加速度または減速度G2 をS143で算出す
る。コントロールユニット24は、最小の車輪加減速度
を算出するにあたって、記憶されている値と新たに検出
された値とを比較し、小さい方を記憶するという手順を
繰り返す。次に、コントロールユニット24は、上記加
減速度G1 とG2 との差GT を算出する。そしてこの差
GT の大きさによって、次回のブレーキ油圧制御サイク
ルの急増圧の制御内容を決定する。この制御内容はフラ
グRATEの値によって決まる。フラグRATEの値は
上記差GTに応じて、1〜4に設定される。
42で、増圧開始から8ms後における車輪の加速度あ
るいは減速度G1 を検出する。そして、増圧フェーズの
開始時点から所定時間内(本例では104ms)におけ
る最小車輪加速度または減速度G2 をS143で算出す
る。コントロールユニット24は、最小の車輪加減速度
を算出するにあたって、記憶されている値と新たに検出
された値とを比較し、小さい方を記憶するという手順を
繰り返す。次に、コントロールユニット24は、上記加
減速度G1 とG2 との差GT を算出する。そしてこの差
GT の大きさによって、次回のブレーキ油圧制御サイク
ルの急増圧の制御内容を決定する。この制御内容はフラ
グRATEの値によって決まる。フラグRATEの値は
上記差GTに応じて、1〜4に設定される。
【0123】図18には、フラグRATEの値と急増圧
フェーズにおける制御との関係が示されている。ブレー
キ油圧を制御する場合には、第1チャンネルの場合、そ
のバルブユニット20の開閉弁20aに対してのデュー
ティ比を制御することによって行う。本例では、一回の
デューティサイクルは40msに設定されているので、
開閉弁20aに対して40msのオン信号が入力された
とき、開閉弁20aは全開状態となる。図18のmsの
数値は、開閉弁20aの開時間を示しており、数値が大
きくなる程開時間が長くなり、タイマーシリンダ18か
らの油圧の供給が増大し、増圧勾配が急になる。図18
に示すようにフラグRATEの値が大きくなるほど弁の
開時間が長くなり、すなわちデューティ比が大きくなっ
て、増圧勾配が大きくなって、急増圧フェーズにおける
油圧の立ち上がりが急になる。なお、本実施例において
は、路面の摩擦係数の値によってもデューティ比を変化
させるようにしており、高摩擦路面になるほどデューテ
ィ比が大きくなるように制御する。路面摩擦係数が大き
くなると車輪のロック限界が高くなるので、車輪ロック
を生じることなくブレーキ油圧を急激に変化させること
かでき、迅速な制動が可能になるからである。
フェーズにおける制御との関係が示されている。ブレー
キ油圧を制御する場合には、第1チャンネルの場合、そ
のバルブユニット20の開閉弁20aに対してのデュー
ティ比を制御することによって行う。本例では、一回の
デューティサイクルは40msに設定されているので、
開閉弁20aに対して40msのオン信号が入力された
とき、開閉弁20aは全開状態となる。図18のmsの
数値は、開閉弁20aの開時間を示しており、数値が大
きくなる程開時間が長くなり、タイマーシリンダ18か
らの油圧の供給が増大し、増圧勾配が急になる。図18
に示すようにフラグRATEの値が大きくなるほど弁の
開時間が長くなり、すなわちデューティ比が大きくなっ
て、増圧勾配が大きくなって、急増圧フェーズにおける
油圧の立ち上がりが急になる。なお、本実施例において
は、路面の摩擦係数の値によってもデューティ比を変化
させるようにしており、高摩擦路面になるほどデューテ
ィ比が大きくなるように制御する。路面摩擦係数が大き
くなると車輪のロック限界が高くなるので、車輪ロック
を生じることなくブレーキ油圧を急激に変化させること
かでき、迅速な制動が可能になるからである。
【0124】また、高摩擦路面で制御を行っているとい
うことは、ドライバーのブレーキ踏み込みが大きくブレ
ーキ圧の基圧が高く、どのような制動状態においても比
較的ブレーキ油圧の差としては小さいものとなる。した
がって、初期の増圧状態を目まぐるしく変更しない方が
安定的な制動動作が可能となる。したがって、フラグR
ATEの値にかかわらず増圧勾配を変更しないこととし
ている。
うことは、ドライバーのブレーキ踏み込みが大きくブレ
ーキ圧の基圧が高く、どのような制動状態においても比
較的ブレーキ油圧の差としては小さいものとなる。した
がって、初期の増圧状態を目まぐるしく変更しない方が
安定的な制動動作が可能となる。したがって、フラグR
ATEの値にかかわらず増圧勾配を変更しないこととし
ている。
【0125】急増圧フェーズの制動を行うにあたり、コ
ントロールユニット24は、S145で差GT が0.3
G(Gは重力加速度)より小さいか否かを判定する。そ
して、差GT が0.3Gより小さい場合には、S146
でフラグRATEに1を加える。なお当初フラグRAT
Eは1ないし4のいずれかの値に設定されている。
ントロールユニット24は、S145で差GT が0.3
G(Gは重力加速度)より小さいか否かを判定する。そ
して、差GT が0.3Gより小さい場合には、S146
でフラグRATEに1を加える。なお当初フラグRAT
Eは1ないし4のいずれかの値に設定されている。
【0126】次に、コントロールユニット24は、S1
47で上記加減速度の差GT が0.8Gより大きいか否
かを判定する。この判定がYESである場合にはブレー
キ油圧は、適正な範囲で制御されていると考えられる。
したがって、コントロールユニット24は、フラグRA
TEの値を変更しない。この判定がNOである場合に
は、コントロールユニット24は、S148でフラグR
ATEの値を1だけ減算する。なお上記S141の悪路
判定がYESの場合には、車輪加速度が変動して正確な
車輪加速度を得るのが困難であり、したがって、そのと
きのブレーキ油圧の制御結果を適正に把握するのが困難
であるのでこの場合には、フラグRATEの値を変更し
ない(S149)。
47で上記加減速度の差GT が0.8Gより大きいか否
かを判定する。この判定がYESである場合にはブレー
キ油圧は、適正な範囲で制御されていると考えられる。
したがって、コントロールユニット24は、フラグRA
TEの値を変更しない。この判定がNOである場合に
は、コントロールユニット24は、S148でフラグR
ATEの値を1だけ減算する。なお上記S141の悪路
判定がYESの場合には、車輪加速度が変動して正確な
車輪加速度を得るのが困難であり、したがって、そのと
きのブレーキ油圧の制御結果を適正に把握するのが困難
であるのでこの場合には、フラグRATEの値を変更し
ない(S149)。
【0127】なお、第2、第3チャンネルに対しても同
様にして初期急増圧の増圧勾配に対応するフラグRAT
E値が求められる。
様にして初期急増圧の増圧勾配に対応するフラグRAT
E値が求められる。
【0128】次に、図19に示すフローチャートを参照
して、ピッチング判定ルーチンについて説明する。
して、ピッチング判定ルーチンについて説明する。
【0129】先ず、車輪速度、車輪加速度・減速度およ
び疑似車体速度Vrを算出する(S1)。次にABS制
御が開始されたか否かを判定し(S2)、ABS制御が
開始されていれば(S2:YES)、ABS制御が開始
された時点から例えば100ms遡った時点の疑似車体
速度Vrの減速度DVr1 と、ABS制御開始時点の疑
似車体速度Vrの減速度DVr2 との差を算出し、この
減速度差(DVr1 −DVr2 )が設定値(例えば0.
5G)よりも大きいか否かを調べ(S3)、上記減速度
差が設定値よりも大きければ(S3:YES)、ピッチ
ング発生と判定し(S4)、図20のフローチャートに
示すピッチング抑制ルーチンを実行する。
び疑似車体速度Vrを算出する(S1)。次にABS制
御が開始されたか否かを判定し(S2)、ABS制御が
開始されていれば(S2:YES)、ABS制御が開始
された時点から例えば100ms遡った時点の疑似車体
速度Vrの減速度DVr1 と、ABS制御開始時点の疑
似車体速度Vrの減速度DVr2 との差を算出し、この
減速度差(DVr1 −DVr2 )が設定値(例えば0.
5G)よりも大きいか否かを調べ(S3)、上記減速度
差が設定値よりも大きければ(S3:YES)、ピッチ
ング発生と判定し(S4)、図20のフローチャートに
示すピッチング抑制ルーチンを実行する。
【0130】図20のフローでは、先ずABS制御中で
あるか否かを調べ(S11)、ABS制御中であれば
(S11:YES)、ピッチング発生中であるか否か、
すなわち、図19のS4でピッチング発生と判定された
か否かを調べ(S12)、ピッチング発生中でなければ
(S12:NO)、図7に示す各制御しきい値を設定し
たテーブル、図8に示す各制御しきい値の補正値を設定
したテーブル、図14に示す減圧・減圧量テーブルおよ
び図18に示す急増圧量テーブルに従って、通常のAB
S制御を実行する(S13)。
あるか否かを調べ(S11)、ABS制御中であれば
(S11:YES)、ピッチング発生中であるか否か、
すなわち、図19のS4でピッチング発生と判定された
か否かを調べ(S12)、ピッチング発生中でなければ
(S12:NO)、図7に示す各制御しきい値を設定し
たテーブル、図8に示す各制御しきい値の補正値を設定
したテーブル、図14に示す減圧・減圧量テーブルおよ
び図18に示す急増圧量テーブルに従って、通常のAB
S制御を実行する(S13)。
【0131】一方、ピッチング発生中であれば(S1
2:YES)、ABS制御の制御ゲインを増大させ、お
よび/または目標スリップ率を減少させる(S14)。
2:YES)、ABS制御の制御ゲインを増大させ、お
よび/または目標スリップ率を減少させる(S14)。
【0132】上記S14における制御ゲインの増大は、
図14に示す減圧・減圧量テーブルにおける減圧時間、
すなわち、リリーフ弁21bの開時間(リリーフ弁21
bに印加される信号のパルス幅に対応する)を図21に
示すように増大させることによって、および/または図
18に示す急増圧量テーブルにおける急増圧時間、すな
わち、開閉弁21aの開時間(開閉弁21aに印加され
る信号のパルス幅に対応する)を図22に示すように増
大させることによっても達成される。すなわち、図21
においては、その第1および第2サイクルの減圧時間の
各値が、図14における減圧時間の各値に対してすべて
2msずつ加算されている。また、図22においては、
その急増圧時間が、図18における急増圧時間の各値に
対して2msずつ加算されている。
図14に示す減圧・減圧量テーブルにおける減圧時間、
すなわち、リリーフ弁21bの開時間(リリーフ弁21
bに印加される信号のパルス幅に対応する)を図21に
示すように増大させることによって、および/または図
18に示す急増圧量テーブルにおける急増圧時間、すな
わち、開閉弁21aの開時間(開閉弁21aに印加され
る信号のパルス幅に対応する)を図22に示すように増
大させることによっても達成される。すなわち、図21
においては、その第1および第2サイクルの減圧時間の
各値が、図14における減圧時間の各値に対してすべて
2msずつ加算されている。また、図22においては、
その急増圧時間が、図18における急増圧時間の各値に
対して2msずつ加算されている。
【0133】このような制御ゲインの増大により、車体
の沈み込みから浮き上がりまでに制動圧の減圧を終了さ
せ、次の沈み込みまでには制動圧の増圧に移行させるこ
とができるから、車体が完全に浮き上るまでに増圧で
き、不要な車体の浮き上りを防止でき、確実にピッチン
グの発生を抑制することができるとともに、急に減圧し
たのに対応して急に増圧させることで、制動力不足も生
じない。
の沈み込みから浮き上がりまでに制動圧の減圧を終了さ
せ、次の沈み込みまでには制動圧の増圧に移行させるこ
とができるから、車体が完全に浮き上るまでに増圧で
き、不要な車体の浮き上りを防止でき、確実にピッチン
グの発生を抑制することができるとともに、急に減圧し
たのに対応して急に増圧させることで、制動力不足も生
じない。
【0134】また、上記S14における目標スリップ率
の低減処理は、図7に対応する図23に示す各制御しき
い値を設定したテーブルに従ったABS制御に変更す
る。
の低減処理は、図7に対応する図23に示す各制御しき
い値を設定したテーブルに従ったABS制御に変更す
る。
【0135】図23においては、フェーズIIからフェー
ズIII への移行判定用の2−3中間非スリップ率しきい
値Bsgの各値、すなわち減圧しきい値である目標非スリ
ップ率のみが、図7における2−3中間非スリップ率し
きい値Bsgの各値に対して2%ずつ加算されている。す
なわち、目標スリップ率に関して見れば、目標スリップ
率の値が2%ずつ低減されることになる。
ズIII への移行判定用の2−3中間非スリップ率しきい
値Bsgの各値、すなわち減圧しきい値である目標非スリ
ップ率のみが、図7における2−3中間非スリップ率し
きい値Bsgの各値に対して2%ずつ加算されている。す
なわち、目標スリップ率に関して見れば、目標スリップ
率の値が2%ずつ低減されることになる。
【0136】このような、目標非スリップ率の増大、す
なわち目標スリップ率の低減によって、減圧開始時点が
早められるから、ピッチングの発生を抑制することがで
きる。
なわち目標スリップ率の低減によって、減圧開始時点が
早められるから、ピッチングの発生を抑制することがで
きる。
【図1】本発明の実施例に係わる車両のアンチスキッド
ブレーキ装置の概略構成図
ブレーキ装置の概略構成図
【図2】μテーブルの図表
【図3】疑似車体速度の演算処理のフローチャート
【図4】車体速度補正値のマップの線図
【図5】制御しきい値設定処理のフローチャート
【図6】走行状態パラメータを設定したテーブルの図表
【図7】各種制御しきい値を設定したテーブルの図表
【図8】各種制御しきい値の補正値を設定したテーブル
の図表
の図表
【図9】制御信号出力処理のフローチャートの一部
【図10】制御信号出力処理のフローチャートの残部
【図11】図9のS53の制御信号出力サブルーチンの
フローチャートの一部
フローチャートの一部
【図12】図9のS53の制御信号出力サブルーチンの
フローチャートの残部
フローチャートの残部
【図13】図11、図12と並行的に実行された制御信
号出力サブルーチンのフローチャート
号出力サブルーチンのフローチャート
【図14】減圧レベル・減圧量テーブルの図表
【図15】アンチスキッドブレーキ装置の動作タイムチ
ャート
ャート
【図16】図15の第1サイクルのフェーズIII の動作
タイムチャート
タイムチャート
【図17】初期急増圧勾配設定ルーチンを示すフローチ
ャート
ャート
【図18】図17のルーチンにおける開閉弁の開時間を
設定したテーブルの図表
設定したテーブルの図表
【図19】ピッチング判定ルーチンのフローチャート
【図20】ピッチング抑制ルーチンのフローチャート
【図21】制御ゲインの増大時に図14のテーブルに代
わって用いられる減圧レベル・減圧量テーブルの図表
わって用いられる減圧レベル・減圧量テーブルの図表
【図22】制御ゲインの増大時に図18のテーブルに代
わって用いられるテーブルの図表
わって用いられるテーブルの図表
【図23】目標スリップ率低減時に図7のテーブルに代
わって用いられる各種制御しきい値を設定したテーブル
の図表
わって用いられる各種制御しきい値を設定したテーブル
の図表
1,2 前輪 3,4 後輪 11〜14 ブレーキ装置 15 ブレーキ制御システム 27〜30 車輪速度センサ 20,21,23 第1〜第3バルブユニット 20a,21a,23a 開閉弁 20b,21b,23b リリーフ弁 24 コントロールユニット
Claims (5)
- 【請求項1】 車輪の回転速度を検出する車輪速度検出
手段と、車輪の制動圧を調節する制動圧調節手段と、上
記車輪速度検出手段で検出された車輪速度に基づいて上
記制動圧調節手段を作動させて制動圧を周期的に増減す
るアンチスキッド制御手段とを備えた車両のアンチスキ
ッドブレーキ装置において、 車体減速度を検出する車体減速度検出手段と、 上記アンチスキッド制御手段によるアンチスキッド制御
開始時の車体減速度とアンチスキッド制御開始前の車体
減速度とを比較して両減速度の差を算出する減速度差算
出手段と、 該減速度差算出手段により算出された両減速度の差が所
定値よりも大きいとき、車体にピッチングが発生したと
判定するピッチング判定手段と、を備えていることを特
徴とする車両のアンチスキッドブレーキ装置。 - 【請求項2】 上記減速度差算出手段は、アンチスキッ
ド制御開始時の車体減速度と、アンチスキッド制御開始
時から所定時間遡った時点の車体減速度との差を算出す
ることを特徴とする請求項1に記載の車両のアンチスキ
ッドブレーキ装置。 - 【請求項3】 上記ピッチング判定手段によるピッチン
グ判定に応答して、アンチスキッド制御の制御ゲインを
所定時間増大させる制御ゲイン増大手段を備えているこ
とを特徴とする請求項1または2に記載の車両のアンチ
スキッドブレーキ装置。 - 【請求項4】 車輪速度と車体速度とから求められるス
リップ率を算出するスリップ率算出手段を備え、該スリ
ップ率算出手段により算出されたスリップ率が目標スリ
ップ率を上回ったときにアンチスキッド制御におけるブ
レーキ圧の減圧が開始されるように構成されているとと
もに、上記ピッチング判定手段によるピッチング判定に
応答して、上記目標スリップ率の値を所定時間減少させ
る目標スリップ率変更手段を備えていることを特徴とす
る請求項1ないし3の1つに記載の車両のアンチスキッ
ドブレーキ装置。 - 【請求項5】 車輪の回転速度を検出する車輪速度検出
手段と、車輪の制動圧を調節する制動圧調節手段と、上
記車輪速度検出手段で検出された車輪速度に基づいて上
記制動圧調節手段を作動させて制動圧を周期的に増減す
るアンチスキッド制御手段とを備えた車両のアンチスキ
ッドブレーキ装置において、 車体にピッチングが発生したことを判定するピッチング
判定手段と、 該ピッチング判定手段によるピッチング判定に応答し
て、アンチスキッド制御の制御ゲインを所定時間増大さ
せる制御ゲイン増大手段を備えていることを特徴とする
車両のアンチスキッドブレーキ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19435394A JPH0858555A (ja) | 1994-08-18 | 1994-08-18 | 車両のアンチスキッドブレーキ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19435394A JPH0858555A (ja) | 1994-08-18 | 1994-08-18 | 車両のアンチスキッドブレーキ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0858555A true JPH0858555A (ja) | 1996-03-05 |
Family
ID=16323176
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19435394A Pending JPH0858555A (ja) | 1994-08-18 | 1994-08-18 | 車両のアンチスキッドブレーキ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0858555A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6030056A (en) * | 1996-08-09 | 2000-02-29 | Denso Corporation | On-vehicle brake system |
| JP2008137444A (ja) * | 2006-11-30 | 2008-06-19 | Toyota Motor Corp | 車両制動力制御装置 |
| JP2017022870A (ja) * | 2015-07-10 | 2017-01-26 | Ntn株式会社 | スリップ制御装置 |
-
1994
- 1994-08-18 JP JP19435394A patent/JPH0858555A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6030056A (en) * | 1996-08-09 | 2000-02-29 | Denso Corporation | On-vehicle brake system |
| JP2008137444A (ja) * | 2006-11-30 | 2008-06-19 | Toyota Motor Corp | 車両制動力制御装置 |
| JP2017022870A (ja) * | 2015-07-10 | 2017-01-26 | Ntn株式会社 | スリップ制御装置 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH06298069A (ja) | 車両のアンチスキッドブレーキ装置 | |
| EP0488405B1 (en) | Antiskid brake system for vehicle | |
| JP3493736B2 (ja) | 車両のアンチスキッドブレーキ装置 | |
| JPH0858555A (ja) | 車両のアンチスキッドブレーキ装置 | |
| JPH0858552A (ja) | 車両のアンチスキッドブレーキ装置 | |
| JP3352498B2 (ja) | 車両のアンチスキッドブレーキ装置 | |
| JPH0840243A (ja) | 車両のアンチスキッドブレーキ装置 | |
| JPH0840241A (ja) | 車両のアンチスキッドブレーキ装置 | |
| JPH07267068A (ja) | 車両のアンチスキッドブレーキ装置 | |
| JP3286390B2 (ja) | 車両の制御装置 | |
| JPH1178845A (ja) | アンチスキッド制御装置 | |
| JPH07267071A (ja) | 車両のアンチスキッドブレーキ装置 | |
| JP3352496B2 (ja) | 車両のアンチスキッドブレーキ装置 | |
| JPH07315195A (ja) | 車両のアンチスキッドブレーキ装置 | |
| JPH0848231A (ja) | 車両のアンチスキッドブレーキ装置 | |
| JP3988815B2 (ja) | アンチスキッド制御装置 | |
| JPH07267067A (ja) | 車両の路面摩擦係数推定装置及び方法、及び車体速推定装置及び方法 | |
| JPH0899622A (ja) | 車両のアンチスキッドブレーキ装置 | |
| JP3440496B2 (ja) | 車両のアンチスキッドブレーキ装置 | |
| JP3405738B2 (ja) | 車両のスリップ制御装置 | |
| JP3153545B2 (ja) | 車両のアンチスキッドブレーキ装置 | |
| JPH0516782A (ja) | 車両のスリツプ制御装置 | |
| JPH0899623A (ja) | 車両のアンチスキッドブレーキ装置 | |
| JP3308640B2 (ja) | 車両のアンチスキッドブレーキ装置 | |
| JPH08104219A (ja) | 車両のアンチスキッドブレーキ装置 |