JPH0860392A - 電気鉄めっき液 - Google Patents
電気鉄めっき液Info
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- JPH0860392A JPH0860392A JP21066494A JP21066494A JPH0860392A JP H0860392 A JPH0860392 A JP H0860392A JP 21066494 A JP21066494 A JP 21066494A JP 21066494 A JP21066494 A JP 21066494A JP H0860392 A JPH0860392 A JP H0860392A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本願発明の目的は、めっき被膜の抗張力を向
上させることのできる電気鉄めっき液を提供することで
ある。 【構成】 本願発明の電気鉄めっき液は、塩化第一鉄を
主成分とし、(1)塩化ニッケル、スルファミン酸ニッ
ケルおよび硫酸ニッケルのうちから選ばれた一種以上の
添加により、塩化第一鉄1M(モル)に対してニッケル
イオンを0.5mM以上の割合で含有するか、(2)塩
化銅、硝酸銅および硫酸銅のうちから選ばれた一種以上
の添加により、塩化第一鉄1M(モル)に対して銅イオ
ンを0.3mM以上の割合で含有するか、(3)タング
ステン酸およびタングステン酸塩のうちから選ばれた一
種以上を塩化第一鉄1M(モル)に対して0.5mM以
上の割合で含有する。
上させることのできる電気鉄めっき液を提供することで
ある。 【構成】 本願発明の電気鉄めっき液は、塩化第一鉄を
主成分とし、(1)塩化ニッケル、スルファミン酸ニッ
ケルおよび硫酸ニッケルのうちから選ばれた一種以上の
添加により、塩化第一鉄1M(モル)に対してニッケル
イオンを0.5mM以上の割合で含有するか、(2)塩
化銅、硝酸銅および硫酸銅のうちから選ばれた一種以上
の添加により、塩化第一鉄1M(モル)に対して銅イオ
ンを0.3mM以上の割合で含有するか、(3)タング
ステン酸およびタングステン酸塩のうちから選ばれた一
種以上を塩化第一鉄1M(モル)に対して0.5mM以
上の割合で含有する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本願発明は、電気鉄めっき液の改
良に関し、特にめっき被膜の抗張力を高められる電気鉄
めっき液に関する。
良に関し、特にめっき被膜の抗張力を高められる電気鉄
めっき液に関する。
【0002】
【従来の技術】電気鉄めっき液は、各種の電鋳、鉄鋼部
品の補修肉盛り、鉄箔の製造などに利用され、また、は
んだごての先端部の侵食防止、珪素鋼板を溶融亜鉛めっ
きする場合の素材保護などの目的に用いられ普及してい
る。
品の補修肉盛り、鉄箔の製造などに利用され、また、は
んだごての先端部の侵食防止、珪素鋼板を溶融亜鉛めっ
きする場合の素材保護などの目的に用いられ普及してい
る。
【0003】従来、電気鉄めっきのめっき液には、塩化
物液、硫酸塩液、ほうふっ化物液、硫酸塩/塩化物混合
液、スルファミン酸塩液、などが用いられている。上記
めっき液はそれぞれ長所と短所を持つが、めっき速度お
よび得られためっき被膜の延性などの観点から、塩化物
液が用いられている。
物液、硫酸塩液、ほうふっ化物液、硫酸塩/塩化物混合
液、スルファミン酸塩液、などが用いられている。上記
めっき液はそれぞれ長所と短所を持つが、めっき速度お
よび得られためっき被膜の延性などの観点から、塩化物
液が用いられている。
【0004】塩化物液は、塩化第一鉄単独またはこれに
塩化カルシウムや塩化マンガンなどを加えたもので、鉄
分濃度を高くでき、85℃以上の温度およびpH2.1
以下でめっきが得られる。
塩化カルシウムや塩化マンガンなどを加えたもので、鉄
分濃度を高くでき、85℃以上の温度およびpH2.1
以下でめっきが得られる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記方法で得
られる電気鉄めっき被膜は、抗張力が30〜40kg/
mm2 であり、機械強度が低いため、電子部品の用途に
は使用に耐えない。
られる電気鉄めっき被膜は、抗張力が30〜40kg/
mm2 であり、機械強度が低いため、電子部品の用途に
は使用に耐えない。
【0006】本願発明の目的は、めっき被膜の抗張力を
向上させることのできる電気鉄めっき液を提供すること
である。
向上させることのできる電気鉄めっき液を提供すること
である。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本願発明の電気鉄めっき液は、塩化第一鉄を主成分
とし、(1)塩化ニッケル、スルファミン酸ニッケルお
よび硫酸ニッケルのうちから選ばれた一種以上の添加に
より、塩化第一鉄1M(モル)に対してニッケルイオン
を0.5mM以上の割合で含有するか、(2)塩化銅、
硝酸銅および硫酸銅のうちから選ばれた一種以上の添加
により、塩化第一鉄1M(モル)に対して銅イオンを
0.3mM以上の割合で含有するか、(3)タングステ
ン酸およびタングステン酸塩のうちから選ばれた一種以
上を塩化第一鉄1M(モル)に対して0.5mM以上の
割合で含有する。
め、本願発明の電気鉄めっき液は、塩化第一鉄を主成分
とし、(1)塩化ニッケル、スルファミン酸ニッケルお
よび硫酸ニッケルのうちから選ばれた一種以上の添加に
より、塩化第一鉄1M(モル)に対してニッケルイオン
を0.5mM以上の割合で含有するか、(2)塩化銅、
硝酸銅および硫酸銅のうちから選ばれた一種以上の添加
により、塩化第一鉄1M(モル)に対して銅イオンを
0.3mM以上の割合で含有するか、(3)タングステ
ン酸およびタングステン酸塩のうちから選ばれた一種以
上を塩化第一鉄1M(モル)に対して0.5mM以上の
割合で含有する。
【0008】
【作用】電気鉄めっき液中に、塩化ニッケル、スルファ
ミン酸ニッケルおよび硫酸ニッケルの添加で塩化第1鉄
1Mに対して0.5mM以上のニッケルイオンが存在す
ることにより、電気鉄めっき被膜中に0.1%程度のニ
ッケルが含有される。これにより、電気鉄めっき被膜中
の結晶構造が一層強固になり、抗張力が上がると考えら
れる。
ミン酸ニッケルおよび硫酸ニッケルの添加で塩化第1鉄
1Mに対して0.5mM以上のニッケルイオンが存在す
ることにより、電気鉄めっき被膜中に0.1%程度のニ
ッケルが含有される。これにより、電気鉄めっき被膜中
の結晶構造が一層強固になり、抗張力が上がると考えら
れる。
【0009】塩化ニッケル、スルファミン酸ニッケルお
よび硫酸ニッケルの添加量が、電気鉄めっき液中に存在
する塩化第一鉄1Mに対してニッケルイオンとして0.
5mM未満では、得られる鉄めっき被膜の抗張力を上げ
ることができないし、めっき被膜の外観を損なうおそれ
がある。
よび硫酸ニッケルの添加量が、電気鉄めっき液中に存在
する塩化第一鉄1Mに対してニッケルイオンとして0.
5mM未満では、得られる鉄めっき被膜の抗張力を上げ
ることができないし、めっき被膜の外観を損なうおそれ
がある。
【0010】なお、塩化第1鉄1Mに対してニッケルイ
オンを0.1M以上添加しても、添加量の増大の割に
は、抗張力は向上しない。
オンを0.1M以上添加しても、添加量の増大の割に
は、抗張力は向上しない。
【0011】また、電気めっき液中に、塩化銅、硝酸銅
および硫酸銅の添加により塩化第1鉄1Mに対し0.3
mM以上の銅イオンが存在することにより、電気鉄めっ
き被膜中に1%程度の銅が含有される。これにより、電
気鉄めっき被膜中の結晶構造がより強固となり、抗張力
が上がると考えられる。
および硫酸銅の添加により塩化第1鉄1Mに対し0.3
mM以上の銅イオンが存在することにより、電気鉄めっ
き被膜中に1%程度の銅が含有される。これにより、電
気鉄めっき被膜中の結晶構造がより強固となり、抗張力
が上がると考えられる。
【0012】塩化銅、硝酸銅および硫酸銅の添加量が、
浴中に存在する塩化第一鉄1Mに対して銅イオンとして
0.3mM未満では、得られる鉄めっき被膜の抗張力を
上げることはできず、また得られるめっき被膜の外観上
の問題が生じる。
浴中に存在する塩化第一鉄1Mに対して銅イオンとして
0.3mM未満では、得られる鉄めっき被膜の抗張力を
上げることはできず、また得られるめっき被膜の外観上
の問題が生じる。
【0013】なお、塩化第一鉄1モルに対して銅イオン
として30mM以上添加した場合、析出初期段階におい
て銅濃度が高いため酸化還元電位の関係から銅が優先的
に析出する。よって、銅イオンの添加量は30mM以下
とするのが好ましい。
として30mM以上添加した場合、析出初期段階におい
て銅濃度が高いため酸化還元電位の関係から銅が優先的
に析出する。よって、銅イオンの添加量は30mM以下
とするのが好ましい。
【0014】さらに、電気鉄めっき液中に、タングステ
ン酸およびタングステン酸塩を塩化第一鉄1Mに対して
0.5mM以上添加することにより、電気鉄めっき被膜
中に0.1%程度のタングステンが含有される。これに
より、電気鉄めっき被膜中の結晶構造がより強固とな
り、抗張力が上がると考えられる。タングステン酸塩と
しては、タングステン酸ナトリウム、タングステン酸カ
ルシウム等がある。
ン酸およびタングステン酸塩を塩化第一鉄1Mに対して
0.5mM以上添加することにより、電気鉄めっき被膜
中に0.1%程度のタングステンが含有される。これに
より、電気鉄めっき被膜中の結晶構造がより強固とな
り、抗張力が上がると考えられる。タングステン酸塩と
しては、タングステン酸ナトリウム、タングステン酸カ
ルシウム等がある。
【0015】タングステン酸やタングステン酸塩の前記
添加量が0.5mM以上未満では、得られる鉄めっき被
膜の抗張力を上げることはできず、また得られるめっき
被膜の外観上の問題が生じる。また、塩化第一鉄1モル
に対して上記添加剤を0.25M以上添加した場合、得
られる被膜が脆くなるため、0.25M以下とするのが
好ましい。
添加量が0.5mM以上未満では、得られる鉄めっき被
膜の抗張力を上げることはできず、また得られるめっき
被膜の外観上の問題が生じる。また、塩化第一鉄1モル
に対して上記添加剤を0.25M以上添加した場合、得
られる被膜が脆くなるため、0.25M以下とするのが
好ましい。
【0016】
【実施例】以下に、本発明を実施例に基づいて説明す
る。
る。
【0017】(実施例1)圧延銅板に以下の条件で電気
鉄めっきを行った。なお、サッカリンは応力緩和剤、ド
デシル硫酸ナトリウムは水素ガス脱泡剤として用いた。
鉄めっきを行った。なお、サッカリンは応力緩和剤、ド
デシル硫酸ナトリウムは水素ガス脱泡剤として用いた。
【0018】 (液組成) FeCl2・4H2O 2.00M NiCl2・6H2O 1.0mM CaCl2 1.62M サッカリン 9.13mM CH3(CH2)6CH2OSO3Na 0.30mM マロン酸 0.1M
【0019】 (めっき条件) 温度 90℃ 陰極電流密度 5A/dm2 陽極材質 Pt 時間 46分
【0020】上記電気鉄めっきにより、厚さ40ミクロ
ンの電気鉄めっき被膜が形成された。この電気鉄めっき
被膜の抗張力は50kg/mm2 であり、従来の電気鉄
めっき液から得られる電気鉄めっき被膜よりも、抗張力
が高かった。
ンの電気鉄めっき被膜が形成された。この電気鉄めっき
被膜の抗張力は50kg/mm2 であり、従来の電気鉄
めっき液から得られる電気鉄めっき被膜よりも、抗張力
が高かった。
【0021】(実施例2)圧延銅板に以下の条件で電気
鉄めっきを行った。なお、サッカリンは応力緩和剤、ド
デシル硫酸ナトリウムは水素ガス脱泡剤として用いた。
鉄めっきを行った。なお、サッカリンは応力緩和剤、ド
デシル硫酸ナトリウムは水素ガス脱泡剤として用いた。
【0022】 (液組成) FeCl2・4H2O 2.00M NiSO4・7H2O 1.0mM CaCl2 1.62M サッカリン 9.13mM CH3(CH2)16CH2OSO3Na 0.50mM マロン酸 0.1M
【0023】 (めっき条件) 温度 90℃ 陰極電流密度 5A/dm2 陽極材質 Pt 時間 46分
【0024】上記電気鉄めっきにより、厚さ40ミクロ
ンの電気鉄めっき被膜が形成された。この電気鉄めっき
被膜の抗張力は47kg/mm2 であり、従来の電気鉄
めっき液から得られる電気鉄めっき被膜よりも、抗張力
が高かった。
ンの電気鉄めっき被膜が形成された。この電気鉄めっき
被膜の抗張力は47kg/mm2 であり、従来の電気鉄
めっき液から得られる電気鉄めっき被膜よりも、抗張力
が高かった。
【0025】(実施例3)圧延銅板に以下の条件で電気
鉄めっきを行った。なお、サッカリンは応力緩和剤、ド
デシル硫酸ナトリウムは水素ガス脱泡剤として用いた。
鉄めっきを行った。なお、サッカリンは応力緩和剤、ド
デシル硫酸ナトリウムは水素ガス脱泡剤として用いた。
【0026】 (液組成) FeCl2・4H2O 2.00M Ni(OSO2NH2)2・4H2O 1.0mM CaCl2 1.62M サッカリン 9.13mM CH3(CH2)16CH2OSO3Na 0.50mM マロン酸 0.1M
【0027】 (めっき条件) 温度 90℃ 陰極電流密度 5A/dm2 陽極材質 Pt 時間 46分
【0028】上記電気鉄めっきにより、厚さ40ミクロ
ンの電気鉄めっき被膜が形成された。この電気鉄めっき
被膜の抗張力は48kg/mm2 であり、従来の電気鉄
めっき液から得られる電気鉄めっき被膜よりも、抗張力
が高かった。
ンの電気鉄めっき被膜が形成された。この電気鉄めっき
被膜の抗張力は48kg/mm2 であり、従来の電気鉄
めっき液から得られる電気鉄めっき被膜よりも、抗張力
が高かった。
【0029】(実施例4)圧延銅板に以下の条件で電気
鉄めっきを行った。なお、サッカリンは応力緩和剤、ド
デシル硫酸ナトリウムは水素ガス脱泡剤として用いた。
鉄めっきを行った。なお、サッカリンは応力緩和剤、ド
デシル硫酸ナトリウムは水素ガス脱泡剤として用いた。
【0030】 (液組成) FeCl2・4H2O 2.00M CuCl2・6H2O 0.60mM CaCl2 1.62M サッカリン 9.13mM CH3(CH2)6CH2OSO3Na 0.30mM マロン酸 0.1M
【0031】 (めっき条件) 温度 90℃ 陰極電流密度 5A/dm2 陽極材質 Pt 時間 46分
【0032】上記電気鉄めっきにより、厚さ40ミクロ
ンの電気鉄めっき被膜が形成された。この電気鉄めっき
被膜の抗張力は49kg/mm2 であり、従来の電気鉄
めっき液から得られる電気鉄めっき被膜よりも、抗張力
が高かった。
ンの電気鉄めっき被膜が形成された。この電気鉄めっき
被膜の抗張力は49kg/mm2 であり、従来の電気鉄
めっき液から得られる電気鉄めっき被膜よりも、抗張力
が高かった。
【0033】(実施例5)圧延銅板に以下の条件で電気
鉄めっきを行った。なお、サッカリンは応力緩和剤、ド
デシル硫酸ナトリウムは水素ガス脱泡剤として用いた。
鉄めっきを行った。なお、サッカリンは応力緩和剤、ド
デシル硫酸ナトリウムは水素ガス脱泡剤として用いた。
【0034】 (液組成) FeCl2・4H2O 2.00M CuSO4・7H2O 0.60mM CaCl2 1.62M サッカリン 9.13mM CH3(CH2)16CH2OSO3Na 0.50mM マロン酸 0.1M
【0035】 (めっき条件) 温度 90℃ 陰極電流密度 5A/dm2 陽極材質 Pt 時間 46分
【0036】上記電気鉄めっきにより、厚さ40ミクロ
ンの電気鉄めっき被膜が形成された。この電気鉄めっき
被膜の抗張力は48kg/mm2 であり、従来の電気鉄
めっき液から得られる電気鉄めっき被膜よりも、抗張力
が高かった。
ンの電気鉄めっき被膜が形成された。この電気鉄めっき
被膜の抗張力は48kg/mm2 であり、従来の電気鉄
めっき液から得られる電気鉄めっき被膜よりも、抗張力
が高かった。
【0037】(実施例6)圧延銅板に以下の条件で電気
鉄めっきを行った。なお、サッカリンは応力緩和剤、ド
デシル硫酸ナトリウムは水素ガス脱泡剤として用いた。
鉄めっきを行った。なお、サッカリンは応力緩和剤、ド
デシル硫酸ナトリウムは水素ガス脱泡剤として用いた。
【0038】 (液組成) FeCl2・4H2O 2.00M Cu(NO3)2・3H2O 0.60mM CaCl2 1.62M サッカリン 9.13mM CH3(CH2)16CH2OSO3Na 0.50mM マロン酸 0.1M
【0039】 (めっき条件) 温度 90℃ 陰極電流密度 5A/dm2 陽極材質 Pt 時間 46分
【0040】上記電気鉄めっきにより、厚さ40ミクロ
ンの電気鉄めっき被膜が形成された。この電気鉄めっき
被膜の抗張力は47kg/mm2 であり、従来の電気鉄
めっき液から得られる電気鉄めっき被膜よりも、抗張力
が高かった。
ンの電気鉄めっき被膜が形成された。この電気鉄めっき
被膜の抗張力は47kg/mm2 であり、従来の電気鉄
めっき液から得られる電気鉄めっき被膜よりも、抗張力
が高かった。
【0041】(実施例7)圧延銅板に以下の条件で電気
鉄めっきを行った。なお、サッカリンは応力緩和剤、ド
デシル硫酸ナトリウムは水素ガス脱泡剤として用いた。
鉄めっきを行った。なお、サッカリンは応力緩和剤、ド
デシル硫酸ナトリウムは水素ガス脱泡剤として用いた。
【0042】 (液組成) FeCl2・4H2O 2.00M Na2WO4・2H2O 1.0mM CaCl2 1.62M サッカリン 9.13mM CH3(CH2)6CH2OSO3Na 0.30mM マロン酸 0.1M
【0043】 (めっき条件) 温度 90℃ 陰極電流密度 5A/dm2 陽極材質 Pt 時間 46分
【0044】上記電気鉄めっきにより、厚さ40ミクロ
ンの電気鉄めっき被膜が形成された。この電気鉄めっき
被膜の抗張力は49kg/mm2 であり、従来の電気鉄
めっき液から得られる電気鉄めっき被膜よりも、抗張力
が高かった。
ンの電気鉄めっき被膜が形成された。この電気鉄めっき
被膜の抗張力は49kg/mm2 であり、従来の電気鉄
めっき液から得られる電気鉄めっき被膜よりも、抗張力
が高かった。
【0045】(実施例8)圧延銅板に以下の条件で電気
めっきを行った。なお、サッカリンは応力緩和剤、ドデ
シル硫酸ナトリウムは水素ガス脱泡剤として用いた。
めっきを行った。なお、サッカリンは応力緩和剤、ドデ
シル硫酸ナトリウムは水素ガス脱泡剤として用いた。
【0046】 (液組成) FeCl2・4H2O 2.00M CaWO4 1.0mM CaCl2 1.62M サッカリン 9.13mM CH3(CH2)16CH2OSO3Na 0.50mM マロン酸 0.1M
【0047】 (めっき条件) 温度 90℃ 陰極電流密度 5A/dm2 陽極材質 Pt 時間 46分
【0048】上記電気鉄めっきにより、厚さ40ミクロ
ンの電気鉄めっき被膜が形成された。この電気鉄めっき
被膜の抗張力は48kg/mm2 であり、従来の電気鉄
めっき液から得られる電気鉄めっき被膜よりも、抗張力
が高かった。
ンの電気鉄めっき被膜が形成された。この電気鉄めっき
被膜の抗張力は48kg/mm2 であり、従来の電気鉄
めっき液から得られる電気鉄めっき被膜よりも、抗張力
が高かった。
【0049】(実施例9)圧延銅板に以下の条件で電気
めっきを行った。なお、サッカリンは応力緩和剤、ドデ
シル硫酸ナトリウムは水素ガス脱泡剤として用いた。
めっきを行った。なお、サッカリンは応力緩和剤、ドデ
シル硫酸ナトリウムは水素ガス脱泡剤として用いた。
【0050】 (液組成) FeCl2・4H2O 2.00M H2WO2 1.0mM CaCl2 1.62M サッカリン 9.13mM CH3(CH2)16CH2OSO3Na 0.50mM マロン酸 0.1M
【0051】 (めっき条件) 温度 90℃ 陰極電流密度 5A/dm2 陽極材質 Pt 時間 46分
【0052】上記電気鉄めっきにより、厚さ40ミクロ
ンの電気鉄めっき被膜が形成された。この電気鉄めっき
被膜の抗張力は47kg/mm2 であり、従来の電気鉄
めっき液から得られる電気鉄めっき被膜よりも、抗張力
が高かった。
ンの電気鉄めっき被膜が形成された。この電気鉄めっき
被膜の抗張力は47kg/mm2 であり、従来の電気鉄
めっき液から得られる電気鉄めっき被膜よりも、抗張力
が高かった。
【0053】次に、上記実施例に対し、ニッケルイオ
ン、銅イオン、タングステン酸イオンの量を変えた比較
例を説明する。
ン、銅イオン、タングステン酸イオンの量を変えた比較
例を説明する。
【0054】(比較例1)実施例1において、NiCl
2・6H2Oを加えない液を使用した以外は、実施例1と
同様の手順で電気鉄めっきを行った。得られた鉄めっき
被膜の厚さは40ミクロンであり、この鉄めっき被膜の
抗張力は38kg/mm2 であり、従来の鉄めっき液か
ら得られる鉄めっき被膜と同等のものであった。
2・6H2Oを加えない液を使用した以外は、実施例1と
同様の手順で電気鉄めっきを行った。得られた鉄めっき
被膜の厚さは40ミクロンであり、この鉄めっき被膜の
抗張力は38kg/mm2 であり、従来の鉄めっき液か
ら得られる鉄めっき被膜と同等のものであった。
【0055】(比較例2)実施例1において、NiCl
2・6H2Oのめっき液中含有量を0.7mMに変えた液
を使用した以外は、実施例1と同様の手順で電気鉄めっ
きを行った。得られた鉄めっき被膜の厚さは40ミクロ
ンであり、この鉄めっき被膜の抗張力は39kg/mm
2 であり、従来の鉄めっき液から得られる鉄めっき被膜
と同等のものであった。
2・6H2Oのめっき液中含有量を0.7mMに変えた液
を使用した以外は、実施例1と同様の手順で電気鉄めっ
きを行った。得られた鉄めっき被膜の厚さは40ミクロ
ンであり、この鉄めっき被膜の抗張力は39kg/mm
2 であり、従来の鉄めっき液から得られる鉄めっき被膜
と同等のものであった。
【0056】(比較例3)実施例4において、CuCl
2・6H2Oを加えない液を使用した以外は、実施例4と
同様の手順で電気鉄めっきを行った。得られた鉄めっき
被膜の厚さは40ミクロンであり、このめっき液から得
られた鉄めっき被膜の抗張力は38kg/mm2 であ
り、従来の鉄めっき液から得られる鉄めっき被膜と同等
のものであった。
2・6H2Oを加えない液を使用した以外は、実施例4と
同様の手順で電気鉄めっきを行った。得られた鉄めっき
被膜の厚さは40ミクロンであり、このめっき液から得
られた鉄めっき被膜の抗張力は38kg/mm2 であ
り、従来の鉄めっき液から得られる鉄めっき被膜と同等
のものであった。
【0057】(比較例4)実施例4において、CuCl
2・6H2Oのめっき液中含有量を0.3mMに変えた液
を使用した以外は、実施例4と同様の手順で電気鉄めっ
きを行った。得られた鉄めっき被膜の厚さは40ミクロ
ンであり、このめっき液から得られた鉄めっき被膜の抗
張力は39kg/mm2 であり、従来の鉄めっき液から
得られる鉄めっき被膜と同等のものであった。
2・6H2Oのめっき液中含有量を0.3mMに変えた液
を使用した以外は、実施例4と同様の手順で電気鉄めっ
きを行った。得られた鉄めっき被膜の厚さは40ミクロ
ンであり、このめっき液から得られた鉄めっき被膜の抗
張力は39kg/mm2 であり、従来の鉄めっき液から
得られる鉄めっき被膜と同等のものであった。
【0058】(比較例5)実施例4において、CuCl
2・6H2Oのめっき液中含有量を80mMに変えた液を
使用した以外は、実施例4と同様の手順で電気鉄めっき
を行った。カソード板上には銅のみ析出し、鉄は析出し
なかった。
2・6H2Oのめっき液中含有量を80mMに変えた液を
使用した以外は、実施例4と同様の手順で電気鉄めっき
を行った。カソード板上には銅のみ析出し、鉄は析出し
なかった。
【0059】(比較例6)実施例7において、Na2W
O4 ・2H2Oを加えない液を使用した以外は、実施例
7と同様の手順で電気鉄めっきを行った。得られた鉄め
っき被膜の厚さは40ミクロンであり、このめっき液か
ら得られた鉄めっき被膜の抗張力は38kg/mm2 で
あり、従来の鉄めっき液から得られる鉄めっき被膜と同
等のものであった。
O4 ・2H2Oを加えない液を使用した以外は、実施例
7と同様の手順で電気鉄めっきを行った。得られた鉄め
っき被膜の厚さは40ミクロンであり、このめっき液か
ら得られた鉄めっき被膜の抗張力は38kg/mm2 で
あり、従来の鉄めっき液から得られる鉄めっき被膜と同
等のものであった。
【0060】(比較例7)実施例7において、Na2W
O4 ・2H2Oのめっき液中含有量を0.5mMに変え
た液を使用した以外は、実施例7と同様の手順で電気鉄
めっきを行った。得られた鉄めっき被膜の厚さは40ミ
クロンであり、このめっき液から得られた鉄めっき被膜
の抗張力は39kg/mm2 であり、従来の鉄めっき液
から得られる鉄めっき被膜と同等のものであった。
O4 ・2H2Oのめっき液中含有量を0.5mMに変え
た液を使用した以外は、実施例7と同様の手順で電気鉄
めっきを行った。得られた鉄めっき被膜の厚さは40ミ
クロンであり、このめっき液から得られた鉄めっき被膜
の抗張力は39kg/mm2 であり、従来の鉄めっき液
から得られる鉄めっき被膜と同等のものであった。
【0061】(比較例8)実施例7において、Na2W
O4 ・2H2Oのめっき液中含有量を0.6Mに変えた
液を使用した以外は、実施例1と同様の手順で電気鉄め
っきを行った。得られた鉄めっき被膜の厚さは40ミク
ロンで、展延性に乏しく、脆い鉄めっき被膜であった。
O4 ・2H2Oのめっき液中含有量を0.6Mに変えた
液を使用した以外は、実施例1と同様の手順で電気鉄め
っきを行った。得られた鉄めっき被膜の厚さは40ミク
ロンで、展延性に乏しく、脆い鉄めっき被膜であった。
【0062】
【発明の効果】本願発明は以上のように構成されている
ので、本願発明の電気鉄めっき液を用いることにより、
従来よりも鉄めっき被膜の抗張力を上げることが達成さ
れた。さらに、本願発明による電気鉄めっき液を用いた
各種の電鋳や鉄箔の製造により、外観が良好な上に機械
的信頼性に勝れた鉄めっき被膜が得られる。
ので、本願発明の電気鉄めっき液を用いることにより、
従来よりも鉄めっき被膜の抗張力を上げることが達成さ
れた。さらに、本願発明による電気鉄めっき液を用いた
各種の電鋳や鉄箔の製造により、外観が良好な上に機械
的信頼性に勝れた鉄めっき被膜が得られる。
Claims (3)
- 【請求項1】 塩化第一鉄を主成分とする電気鉄めっき
液において、塩化ニッケル、スルファミン酸ニッケルお
よび硫酸ニッケルのうちから選ばれた一種以上の添加に
より、塩化第一鉄1Mに対してニッケルイオンを0.5
mM以上含有することを特徴とする電気鉄めっき液。 - 【請求項2】 塩化第一鉄を主成分とする電気鉄めっき
液において、塩化銅、硝酸銅および硫酸銅のうちから選
ばれた一種以上の添加により、塩化第一鉄1Mに対して
銅イオンを0.3mM以上含有することを特徴とする電
気鉄めっき液。 - 【請求項3】 塩化第一鉄を主成分とする電気鉄めっき
液において、タングステン酸およびタングステン酸塩の
うちから選ばれた一種以上を塩化第一鉄1Mに対して
0.5mM以上含有することを特徴をする電気鉄めっき
液。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21066494A JPH0860392A (ja) | 1994-08-12 | 1994-08-12 | 電気鉄めっき液 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21066494A JPH0860392A (ja) | 1994-08-12 | 1994-08-12 | 電気鉄めっき液 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0860392A true JPH0860392A (ja) | 1996-03-05 |
Family
ID=16593069
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21066494A Pending JPH0860392A (ja) | 1994-08-12 | 1994-08-12 | 電気鉄めっき液 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0860392A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102080237B (zh) | 2009-11-30 | 2013-02-13 | 北京允升吉新技术有限公司 | 一种镍电铸用溶液、使用该溶液的电铸方法和由该方法制得的薄层镍片 |
| WO2022014668A1 (ja) * | 2020-07-16 | 2022-01-20 | 東洋鋼鈑株式会社 | 電解鉄箔 |
| WO2022014669A1 (ja) | 2020-07-16 | 2022-01-20 | 東洋鋼鈑株式会社 | 電解鉄箔 |
| JPWO2022244772A1 (ja) * | 2021-05-17 | 2022-11-24 |
-
1994
- 1994-08-12 JP JP21066494A patent/JPH0860392A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102080237B (zh) | 2009-11-30 | 2013-02-13 | 北京允升吉新技术有限公司 | 一种镍电铸用溶液、使用该溶液的电铸方法和由该方法制得的薄层镍片 |
| WO2022014668A1 (ja) * | 2020-07-16 | 2022-01-20 | 東洋鋼鈑株式会社 | 電解鉄箔 |
| WO2022014669A1 (ja) | 2020-07-16 | 2022-01-20 | 東洋鋼鈑株式会社 | 電解鉄箔 |
| JPWO2022014669A1 (ja) * | 2020-07-16 | 2022-01-20 | ||
| JPWO2022014668A1 (ja) * | 2020-07-16 | 2022-01-20 | ||
| TWI869610B (zh) * | 2020-07-16 | 2025-01-11 | 日商東洋鋼鈑股份有限公司 | 電解鐵箔 |
| JPWO2022244772A1 (ja) * | 2021-05-17 | 2022-11-24 |
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