JPH086064A - 液晶記録媒体を用いた撮像システム - Google Patents
液晶記録媒体を用いた撮像システムInfo
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- JPH086064A JPH086064A JP6143498A JP14349894A JPH086064A JP H086064 A JPH086064 A JP H086064A JP 6143498 A JP6143498 A JP 6143498A JP 14349894 A JP14349894 A JP 14349894A JP H086064 A JPH086064 A JP H086064A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 被写体画像または一旦記録した画像を表示
し、最終記録前に画像特性を確認して満足のいく画像記
録ができるようにする。 【構成】 液晶記録媒体を用いたシステムにおいて、被
写体または液晶記録媒体に記録した画像を読み取る画像
読み取り手段と、画像読み取り手段で読み取った画像を
表示する画像表示手段とを備え、撮影前に被写体画像を
読み取って表示できるようにしたことを特徴とする。
し、最終記録前に画像特性を確認して満足のいく画像記
録ができるようにする。 【構成】 液晶記録媒体を用いたシステムにおいて、被
写体または液晶記録媒体に記録した画像を読み取る画像
読み取り手段と、画像読み取り手段で読み取った画像を
表示する画像表示手段とを備え、撮影前に被写体画像を
読み取って表示できるようにしたことを特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は光センサと高分子分散型
液晶記録媒体を用いた撮像システムに関わり、特に記録
しようとする画像を直接或いは一旦記録した後読み込ん
でディスプレイに表示し、表示画像で確認して画像記録
を行えるようにした撮像システムに関するものである。
液晶記録媒体を用いた撮像システムに関わり、特に記録
しようとする画像を直接或いは一旦記録した後読み込ん
でディスプレイに表示し、表示画像で確認して画像記録
を行えるようにした撮像システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、液晶を樹脂中に分散固定した液晶
層を電極上に形成した高分子分散型液晶記録媒体と、電
極層上に光導電層が形成された光センサとを対向配置
し、電圧印加露光により画像記録するものが知られてい
る。図1はこのような高分子分散型液晶記録媒体を用い
た画像記録装置の構成を示すものである。図中、10は
光センサ、20は液晶記録媒体をそれぞれ示している。
光センサ10は透明支持体11上に透明電極12、光導
電層13が順次積層され、液晶記録媒体20は透明支持
体21上に透明電極22、高分子分散型液晶層23が順
次積層されている。光導電層13は、無機光導電層とし
てアモルファスセレン、アモルファスシリコン等、有機
光導電層としてポリビニルカルバゾールにトリニトロフ
ルオレノンを添加した単層構造のものや、電荷発生層と
してアゾ系の顔料をポリビニルブチラール等の樹脂中に
分散したものと電荷移動層としてヒドラゾン誘導体をポ
リカーボネート等の樹脂と混合したものを積層したもの
等が使用可能である。
層を電極上に形成した高分子分散型液晶記録媒体と、電
極層上に光導電層が形成された光センサとを対向配置
し、電圧印加露光により画像記録するものが知られてい
る。図1はこのような高分子分散型液晶記録媒体を用い
た画像記録装置の構成を示すものである。図中、10は
光センサ、20は液晶記録媒体をそれぞれ示している。
光センサ10は透明支持体11上に透明電極12、光導
電層13が順次積層され、液晶記録媒体20は透明支持
体21上に透明電極22、高分子分散型液晶層23が順
次積層されている。光導電層13は、無機光導電層とし
てアモルファスセレン、アモルファスシリコン等、有機
光導電層としてポリビニルカルバゾールにトリニトロフ
ルオレノンを添加した単層構造のものや、電荷発生層と
してアゾ系の顔料をポリビニルブチラール等の樹脂中に
分散したものと電荷移動層としてヒドラゾン誘導体をポ
リカーボネート等の樹脂と混合したものを積層したもの
等が使用可能である。
【0003】図1に示すような光センサと液晶記録媒体
とを、ポリエチレンやポリイミド等のスペーサを用い
て、10μm程度の空隙を解して対向配置して電圧印加
露光するタイプのものと、図2(a)、図2(b)に示
すように、光センサ及び液晶記録媒体を積層した構造の
ものも提案されており、積層型記録媒体では、図2
(a)に示すように光センサ上に液晶記録層を直接積層
するものと、図2(b)に示すように、誘電体の中間層
24を介在させるものとがある。
とを、ポリエチレンやポリイミド等のスペーサを用い
て、10μm程度の空隙を解して対向配置して電圧印加
露光するタイプのものと、図2(a)、図2(b)に示
すように、光センサ及び液晶記録媒体を積層した構造の
ものも提案されており、積層型記録媒体では、図2
(a)に示すように光センサ上に液晶記録層を直接積層
するものと、図2(b)に示すように、誘電体の中間層
24を介在させるものとがある。
【0004】このような光センサ10と液晶記録媒体2
0を対向配置し、図3に示すように、電源30により両
電極12、22間に電圧を印加し、書き込み光として可
視光を照射すると、露光強度に応じて光導電層13の導
電性が変化し、液晶層23にかかる電界が変化して液晶
層の配向状態が変化し、印加電圧をOFFして電界を取
り除いた後もその状態が維持され、画像情報の記録が行
われる。
0を対向配置し、図3に示すように、電源30により両
電極12、22間に電圧を印加し、書き込み光として可
視光を照射すると、露光強度に応じて光導電層13の導
電性が変化し、液晶層23にかかる電界が変化して液晶
層の配向状態が変化し、印加電圧をOFFして電界を取
り除いた後もその状態が維持され、画像情報の記録が行
われる。
【0005】記録された画像情報の読み取りは、例え
ば、図4に示すように、光源40によって液晶記録媒体
20に読み取り光を照射し、その透過光を光電変換装置
60で読み取って電気信号に変換することにより行われ
る。光源40としては、キセノンランプ、ハロゲンラン
プ等の白色光源やレーザー光が用いられ、液晶記録媒体
に照射される読み出し光としては、フィルタ50により
適当な波長光を選択して照射することが望ましい。入射
した光は液晶記録媒体の液晶層の配向により変調され、
透過光はフォトダイオード等からなる光電変換装置60
で電気信号に変換され、変換された電気信号は必要に応
じてプリンタやCRTに出力される。
ば、図4に示すように、光源40によって液晶記録媒体
20に読み取り光を照射し、その透過光を光電変換装置
60で読み取って電気信号に変換することにより行われ
る。光源40としては、キセノンランプ、ハロゲンラン
プ等の白色光源やレーザー光が用いられ、液晶記録媒体
に照射される読み出し光としては、フィルタ50により
適当な波長光を選択して照射することが望ましい。入射
した光は液晶記録媒体の液晶層の配向により変調され、
透過光はフォトダイオード等からなる光電変換装置60
で電気信号に変換され、変換された電気信号は必要に応
じてプリンタやCRTに出力される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、銀塩写真等
では光量に対する濃度特性は撮影後現像してみないと分
からず、またこの特性は絞りやシャッタースピードを変
えても形そのものは変えることはできない。これに対し
て光センサと液晶記録媒体とを用いたシステムにおいて
は、印加する電圧の大きさ、電圧印加時間等を変えるこ
とにより露光量に対する濃度特性の形を任意に変えるこ
とが可能である。しかしながら、従来提案されている液
晶記録媒体を用いた画像記録システムにおいて、画像記
録して出力すべき画像の特性を、撮影前に記録画像を見
ながら変えて所望の特性に設定することはできなかっ
た。
では光量に対する濃度特性は撮影後現像してみないと分
からず、またこの特性は絞りやシャッタースピードを変
えても形そのものは変えることはできない。これに対し
て光センサと液晶記録媒体とを用いたシステムにおいて
は、印加する電圧の大きさ、電圧印加時間等を変えるこ
とにより露光量に対する濃度特性の形を任意に変えるこ
とが可能である。しかしながら、従来提案されている液
晶記録媒体を用いた画像記録システムにおいて、画像記
録して出力すべき画像の特性を、撮影前に記録画像を見
ながら変えて所望の特性に設定することはできなかっ
た。
【0007】本発明はかかる事情に鑑みてなされたもの
で、記録しようとする画像をCCDエリアセンサ等の光
電変換素子で読み込み、読み込んだ画像を基に画像特性
を変化させてディスプレイに表示し、表示した画像と同
様の画像特性で、または表示した画像に基づいてさらに
撮影条件を変更して画像記録を行うことにより、最終的
な記録前に画像特性を確認して満足のいく画像記録がで
きるようにした液晶記録媒体を用いた撮像システムを提
供することを目的とする。
で、記録しようとする画像をCCDエリアセンサ等の光
電変換素子で読み込み、読み込んだ画像を基に画像特性
を変化させてディスプレイに表示し、表示した画像と同
様の画像特性で、または表示した画像に基づいてさらに
撮影条件を変更して画像記録を行うことにより、最終的
な記録前に画像特性を確認して満足のいく画像記録がで
きるようにした液晶記録媒体を用いた撮像システムを提
供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、電極上に光導
電層を積層した光センサと、樹脂中に液晶を分散固定し
た高分子分散型液晶記録層を電極上に積層した液晶記録
媒体を間隙を介して対向配置するか、直接または誘電体
層を介して積層し、電圧印加露光により撮像して液晶記
録媒体に記録し、記録した画像を出力するシステムにお
いて、被写体を読み取る読み取り手段と、読み取り手段
で読み取った被写体画像を表示する画像表示手段とを備
えたことを特徴とする。
電層を積層した光センサと、樹脂中に液晶を分散固定し
た高分子分散型液晶記録層を電極上に積層した液晶記録
媒体を間隙を介して対向配置するか、直接または誘電体
層を介して積層し、電圧印加露光により撮像して液晶記
録媒体に記録し、記録した画像を出力するシステムにお
いて、被写体を読み取る読み取り手段と、読み取り手段
で読み取った被写体画像を表示する画像表示手段とを備
えたことを特徴とする。
【0009】
【作用】本発明は、高分子分散型液晶記録媒体を用いた
画像記録システムにおいて、画像記録用にCCDエリア
センサ等の光電変換素子を有し、被写体画像を光電変換
素子で取り込んでディスプレイ上に表示するか、或いは
一旦液晶記録媒体に画像記録した画像を読み取ってディ
スプレイ上に表示し、表示した画像を見て希望するよう
に階調特性等の画像特性を変換し、最終的に希望する画
像か否かをディスプレイ表示画像で確認して液晶記録媒
体に画像記録し、同時に画像特性を変換したデータも保
持しておき、記録画像を読み取って出力する際、変換デ
ータに基づいて最終的に希望する画像として表示した画
像と同様の画像特性となるように画像処理するようにし
たので、希望する画像特性の記録を行うことが可能とな
る。
画像記録システムにおいて、画像記録用にCCDエリア
センサ等の光電変換素子を有し、被写体画像を光電変換
素子で取り込んでディスプレイ上に表示するか、或いは
一旦液晶記録媒体に画像記録した画像を読み取ってディ
スプレイ上に表示し、表示した画像を見て希望するよう
に階調特性等の画像特性を変換し、最終的に希望する画
像か否かをディスプレイ表示画像で確認して液晶記録媒
体に画像記録し、同時に画像特性を変換したデータも保
持しておき、記録画像を読み取って出力する際、変換デ
ータに基づいて最終的に希望する画像として表示した画
像と同様の画像特性となるように画像処理するようにし
たので、希望する画像特性の記録を行うことが可能とな
る。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を説明する。本出願人
は既に、液晶層の透過率、光センサ及び液晶層の導電率
をモニタすることによりコントラストのよい画像が得ら
れる印加電圧、或いは電圧印加時間を設定する方法につ
いて提案しており、先ず、これについて簡単に説明す
る。図5は液晶記録媒体及び光センサをそれぞれ抵抗と
コンデンサの並列回路としたときの、明部と暗部で液晶
媒体にかかる電圧の時間変化のシミュレーション結果を
プロットしたもので、明部と暗部における電圧の差が最
大となる条件についてみると、図5から分かるように、
明部の電圧の立ち上がり、及び飽和が、暗部の電圧の立
ち上がり、飽和に比して早いので、液晶媒体にかかる電
圧の変化率が明部と暗部で等しくなるか、あるいは暗部
の変化率のほうが大きくなる時と考えられ、このとき暗
部の電圧が、液晶媒体のしきい値に等しいか、あるいは
それよりも若干高い値、例えば数ボルト上になるよう
に、印加電圧を設定すればよく、また、最適な電圧印加
時間は、図6に示すように液晶媒体にかかる電圧の明部
と暗部の差が最大となる時とすればよい。これらの条件
は光センサに流れる電流値を測定することにより求めら
れる。
は既に、液晶層の透過率、光センサ及び液晶層の導電率
をモニタすることによりコントラストのよい画像が得ら
れる印加電圧、或いは電圧印加時間を設定する方法につ
いて提案しており、先ず、これについて簡単に説明す
る。図5は液晶記録媒体及び光センサをそれぞれ抵抗と
コンデンサの並列回路としたときの、明部と暗部で液晶
媒体にかかる電圧の時間変化のシミュレーション結果を
プロットしたもので、明部と暗部における電圧の差が最
大となる条件についてみると、図5から分かるように、
明部の電圧の立ち上がり、及び飽和が、暗部の電圧の立
ち上がり、飽和に比して早いので、液晶媒体にかかる電
圧の変化率が明部と暗部で等しくなるか、あるいは暗部
の変化率のほうが大きくなる時と考えられ、このとき暗
部の電圧が、液晶媒体のしきい値に等しいか、あるいは
それよりも若干高い値、例えば数ボルト上になるよう
に、印加電圧を設定すればよく、また、最適な電圧印加
時間は、図6に示すように液晶媒体にかかる電圧の明部
と暗部の差が最大となる時とすればよい。これらの条件
は光センサに流れる電流値を測定することにより求めら
れる。
【0011】液晶層の透過率をモニタして電圧印加時間
を設定する例について説明すると、透過率のモニタは、
例えば、図7に示すような方法で行えばよい。すなわ
ち、透明支持体11上に透明電極12、光導電層13を
順次積層した光センサ10と、透明支持体21上に透明
電極22、液晶層23を順次積層した液晶媒体20を約
10μmの空隙を介して対向させ、光センサ10の支持
体側から白色光を照射すると同時に、電極12,22間
に電極12側が正になるような極性で電源30により電
圧を印加する。なお、光センサ10の支持体表面には光
センサの一部が遮光されるように黒い紙43が貼られて
いる。液晶媒体20の支持体側に赤外光を発するLED
41と光電変換素子42を、LEDから発した赤外光が
液晶媒体を透過し、光センサの光導電層表面で反射し、
光電変換素子に入射するように2組設置する。1組は光
センサに光が照射される部分(明部)に設置し、1組は
光が遮光される部分(暗部)に設置する。電圧が印加さ
れ、液晶媒体の透過率が増すと、光電変換素子42に入
射する光量が増え、光電変換素子の出力信号はオシロス
コープ60でモニタされる。
を設定する例について説明すると、透過率のモニタは、
例えば、図7に示すような方法で行えばよい。すなわ
ち、透明支持体11上に透明電極12、光導電層13を
順次積層した光センサ10と、透明支持体21上に透明
電極22、液晶層23を順次積層した液晶媒体20を約
10μmの空隙を介して対向させ、光センサ10の支持
体側から白色光を照射すると同時に、電極12,22間
に電極12側が正になるような極性で電源30により電
圧を印加する。なお、光センサ10の支持体表面には光
センサの一部が遮光されるように黒い紙43が貼られて
いる。液晶媒体20の支持体側に赤外光を発するLED
41と光電変換素子42を、LEDから発した赤外光が
液晶媒体を透過し、光センサの光導電層表面で反射し、
光電変換素子に入射するように2組設置する。1組は光
センサに光が照射される部分(明部)に設置し、1組は
光が遮光される部分(暗部)に設置する。電圧が印加さ
れ、液晶媒体の透過率が増すと、光電変換素子42に入
射する光量が増え、光電変換素子の出力信号はオシロス
コープ60でモニタされる。
【0012】図8は測定結果の一例を示す図であり、図
8(a)は、測定値を用いて明部L1および暗部L2に
おける変調度の変化を求め、電圧印加時間に対してプロ
ットしたものであり、図8(b)は明部と暗部の変調度
の差L3と電圧印加時間の関係を示している。図示する
ように、明部では暗部に比べて光センサの導電率が増す
ために、液晶媒体に暗部に比して余計に電圧がかかり、
早く変調し、一方、暗部の液晶媒体にもしきい値を越え
る電圧がかかり変調し、明部と暗部の変調度の差を示す
図8(b)から分かるように、電圧印加時間が短い場合
には、明部の液晶媒体が十分変調していないため、良質
な画像が得られず、また、長すぎる場合には、暗部も十
分変調してやはりコントラストが得られない。このこと
から、良質な画像を得るためには最適な電圧印加時間が
あり、暗部の液晶媒体の透過率変化をモニタし、ある程
度変調したところで電圧をOFFするような電圧印加時
間を設定すればよい。
8(a)は、測定値を用いて明部L1および暗部L2に
おける変調度の変化を求め、電圧印加時間に対してプロ
ットしたものであり、図8(b)は明部と暗部の変調度
の差L3と電圧印加時間の関係を示している。図示する
ように、明部では暗部に比べて光センサの導電率が増す
ために、液晶媒体に暗部に比して余計に電圧がかかり、
早く変調し、一方、暗部の液晶媒体にもしきい値を越え
る電圧がかかり変調し、明部と暗部の変調度の差を示す
図8(b)から分かるように、電圧印加時間が短い場合
には、明部の液晶媒体が十分変調していないため、良質
な画像が得られず、また、長すぎる場合には、暗部も十
分変調してやはりコントラストが得られない。このこと
から、良質な画像を得るためには最適な電圧印加時間が
あり、暗部の液晶媒体の透過率変化をモニタし、ある程
度変調したところで電圧をOFFするような電圧印加時
間を設定すればよい。
【0013】次に、光センサに流れる電流をモニタ(導
電率又は抵抗モニタ)して印加電圧、電圧印加時間を設
定する例について説明する。最適な印加電圧と電圧印加
時間を設定するためには、光センサと、液晶記録媒体の
特性を予め測定する必要がある。図9は本記録システム
において、撮影条件の設定方法と電圧印加条件の制御方
法の一例を示している。図のように、光センサ10と液
晶記録媒体20が空気ギャップを介して対向配置されて
いる。光センサの透明支持体上の画像記録する部分以外
の適当な場所に、光を遮蔽するマスク15が形成されて
いる。マスクを形成した部分に相当する光センサの光導
電層上に電極14が形成されていて、矩形波状電圧発生
電源48、アンプ47により電圧を印加することができ
る。電極14には電流測定用の抵抗45が接続されてい
て、光センサの電流を測定することができる。液晶記録
媒体の液晶記録層上の画像を記録しない部分の一部にも
電極25が形成されていて、同様に矩形波状電圧発生電
源48、アンプ47を用いて電圧印加することができ
る。電極25に電流測定用の抵抗46が接続されてい
て、液晶記録媒体の抵抗を測定することができる。制御
回路49により、光センサの暗電流値と液晶記録媒体の
抵抗測定結果から、適切な印加電圧を設定する。液晶記
録媒体の抵抗は、印加電圧設定にそれほど重要ではない
ので、光センサの暗電流値だけ測定しても、印加電圧を
設定することができる。
電率又は抵抗モニタ)して印加電圧、電圧印加時間を設
定する例について説明する。最適な印加電圧と電圧印加
時間を設定するためには、光センサと、液晶記録媒体の
特性を予め測定する必要がある。図9は本記録システム
において、撮影条件の設定方法と電圧印加条件の制御方
法の一例を示している。図のように、光センサ10と液
晶記録媒体20が空気ギャップを介して対向配置されて
いる。光センサの透明支持体上の画像記録する部分以外
の適当な場所に、光を遮蔽するマスク15が形成されて
いる。マスクを形成した部分に相当する光センサの光導
電層上に電極14が形成されていて、矩形波状電圧発生
電源48、アンプ47により電圧を印加することができ
る。電極14には電流測定用の抵抗45が接続されてい
て、光センサの電流を測定することができる。液晶記録
媒体の液晶記録層上の画像を記録しない部分の一部にも
電極25が形成されていて、同様に矩形波状電圧発生電
源48、アンプ47を用いて電圧印加することができ
る。電極25に電流測定用の抵抗46が接続されてい
て、液晶記録媒体の抵抗を測定することができる。制御
回路49により、光センサの暗電流値と液晶記録媒体の
抵抗測定結果から、適切な印加電圧を設定する。液晶記
録媒体の抵抗は、印加電圧設定にそれほど重要ではない
ので、光センサの暗電流値だけ測定しても、印加電圧を
設定することができる。
【0014】液晶記録媒体の透過率をモニタして電圧印
加時間を設定する方法について説明する。液晶記録媒体
の支持体側に、LED44aとフォトダイオード44b
が、LEDの光が光センサの光導電層表面で反射して、
フォトダイオード44bに入射するように設置されてい
る。フォトダイオード44bは、暗部における液晶記録
媒体の透過率をモニタすることができ、電圧印加し、液
晶記録媒体の電圧が増加し、暗部において、液晶記録媒
体の透過率が所定の透過率以上になった瞬間に電源30
を停止するように設定されている。また、液晶層に流れ
る電流をモニタして液晶層にかかる電圧を求め、前述と
同様にして印加電圧、電圧印加時間を設定してもよい。
加時間を設定する方法について説明する。液晶記録媒体
の支持体側に、LED44aとフォトダイオード44b
が、LEDの光が光センサの光導電層表面で反射して、
フォトダイオード44bに入射するように設置されてい
る。フォトダイオード44bは、暗部における液晶記録
媒体の透過率をモニタすることができ、電圧印加し、液
晶記録媒体の電圧が増加し、暗部において、液晶記録媒
体の透過率が所定の透過率以上になった瞬間に電源30
を停止するように設定されている。また、液晶層に流れ
る電流をモニタして液晶層にかかる電圧を求め、前述と
同様にして印加電圧、電圧印加時間を設定してもよい。
【0015】本発明の撮像システムでは以上のような、
画像記録条件を設定する方法を適用する。次に、CCD
センサによる画像取込みについて説明する。図10は積
層一体型液晶記録媒体を用いて、本発明のシステムによ
りカラー画像を記録する場合の説明図である。カラー画
像を記録する場合には、図10(a)に示すように、色
分解プリズム70を用いて、R,G,B光に分解する。
図示した例では、モノクロのCCDセンサ51,52,
53にそれぞれ、プリズムで分解されたR,G,B各画
像が結像するように設置されている。この状態で、CC
Dセンサにより、これから撮影しようとする画像を取込
み、ディスプレイに表示する。液晶媒体に画像を記録す
る時には、CCDセンサを移動させ、画像の結像位置に
図10(b)に示す一体型媒体を設置して電圧を印加し
て画像記録を行う。
画像記録条件を設定する方法を適用する。次に、CCD
センサによる画像取込みについて説明する。図10は積
層一体型液晶記録媒体を用いて、本発明のシステムによ
りカラー画像を記録する場合の説明図である。カラー画
像を記録する場合には、図10(a)に示すように、色
分解プリズム70を用いて、R,G,B光に分解する。
図示した例では、モノクロのCCDセンサ51,52,
53にそれぞれ、プリズムで分解されたR,G,B各画
像が結像するように設置されている。この状態で、CC
Dセンサにより、これから撮影しようとする画像を取込
み、ディスプレイに表示する。液晶媒体に画像を記録す
る時には、CCDセンサを移動させ、画像の結像位置に
図10(b)に示す一体型媒体を設置して電圧を印加し
て画像記録を行う。
【0016】図11は、CCDセンサを移動させない場
合の例を示している。記録する画像は、図示するように
光センサを設置する面に光学系OL1により結像し、さ
らに光学系OL2によりCCDセンサ80に結像するよ
うに調整されている。CCDセンサ80で、記録する被
写体画像を取り込むときには、記録媒体を移動させてお
く必要がある。この方法では、CCDセンサを移動させ
ないため、装置が簡単になるメリットがある。
合の例を示している。記録する画像は、図示するように
光センサを設置する面に光学系OL1により結像し、さ
らに光学系OL2によりCCDセンサ80に結像するよ
うに調整されている。CCDセンサ80で、記録する被
写体画像を取り込むときには、記録媒体を移動させてお
く必要がある。この方法では、CCDセンサを移動させ
ないため、装置が簡単になるメリットがある。
【0017】図12は一眼レフタイプの画像記録装置を
示している。適当なミラーを含む光学系により、CCD
センサによる画像の読み取り時には、CCDセンサ面に
画像が結像し、画像記録時には、光センサの電荷発生層
面に像が結像するように調節されている。
示している。適当なミラーを含む光学系により、CCD
センサによる画像の読み取り時には、CCDセンサ面に
画像が結像し、画像記録時には、光センサの電荷発生層
面に像が結像するように調節されている。
【0018】CCDセンサで取り込んだ画像は、液晶デ
ィスプレイ等からなるビューファインダーに表示された
り、画像確認用のディスプレイにオフラインまたはオン
ライン転送され、ディスプレイ上で撮影しようとする画
像の構図や、調子等を確認することができる。CCDの
画素数は目的とする用途により異なり、1インチ程度の
小型のビューファインダーで確認する場合には、それほ
ど画素数は必要なく、比較的大型のディスプレイに表示
する場合には、大きな画素数のCCDセンサを使用する
必要がある。また、CCDセンサで取り込んだ画像は、
磁気記録や光磁気記録媒体に記録することができる。
ィスプレイ等からなるビューファインダーに表示された
り、画像確認用のディスプレイにオフラインまたはオン
ライン転送され、ディスプレイ上で撮影しようとする画
像の構図や、調子等を確認することができる。CCDの
画素数は目的とする用途により異なり、1インチ程度の
小型のビューファインダーで確認する場合には、それほ
ど画素数は必要なく、比較的大型のディスプレイに表示
する場合には、大きな画素数のCCDセンサを使用する
必要がある。また、CCDセンサで取り込んだ画像は、
磁気記録や光磁気記録媒体に記録することができる。
【0019】図13はCCDセンサが簡易読み取り機能
を有する場合の例を説明する図である。図13(a)は
CCDセンサによる画像読み取り方法を示しており、画
像取込み時には、液晶記録媒体を取り除いた状態で、C
CDセンサ面に被写体画像が結像するように光学系が調
整されている。このようにして画像を取り込んだ後、画
像記録を行うが、その際、図13(b)に示すように、
CCDセンサが暗部における液晶の透過率モニタに使用
される。暗部の液晶記録媒体の透過率測定による電圧印
加時間の制御方法については既に説明したが、図のよう
に光センサの一部に、光源51により液晶記録層に光が
照射され、反射光をCCDセンサ80の一部で検出す
る。透過率が所定の値より高くなったところで電圧印加
を停止し、画像が記録される。
を有する場合の例を説明する図である。図13(a)は
CCDセンサによる画像読み取り方法を示しており、画
像取込み時には、液晶記録媒体を取り除いた状態で、C
CDセンサ面に被写体画像が結像するように光学系が調
整されている。このようにして画像を取り込んだ後、画
像記録を行うが、その際、図13(b)に示すように、
CCDセンサが暗部における液晶の透過率モニタに使用
される。暗部の液晶記録媒体の透過率測定による電圧印
加時間の制御方法については既に説明したが、図のよう
に光センサの一部に、光源51により液晶記録層に光が
照射され、反射光をCCDセンサ80の一部で検出す
る。透過率が所定の値より高くなったところで電圧印加
を停止し、画像が記録される。
【0020】図13(c)は、CCDセンサを用いた記
録した画像の簡易読み取り方法を示している。光源51
により液晶記録層に光が照射され、反射光をCCDセン
サ80に結像させ、液晶媒体に記録した画像を読み取る
ことができる。このように、一つのCCDセンサを用い
て記録する画像の取込み、暗部の液晶の透過率の測定、
簡易読み取りを行うこともできる。ここでは、光センサ
と液晶記録層が積層された一体型についての例を示した
が、分離型液晶記録媒体についても同様の記録/読み取
りが可能である。
録した画像の簡易読み取り方法を示している。光源51
により液晶記録層に光が照射され、反射光をCCDセン
サ80に結像させ、液晶媒体に記録した画像を読み取る
ことができる。このように、一つのCCDセンサを用い
て記録する画像の取込み、暗部の液晶の透過率の測定、
簡易読み取りを行うこともできる。ここでは、光センサ
と液晶記録層が積層された一体型についての例を示した
が、分離型液晶記録媒体についても同様の記録/読み取
りが可能である。
【0021】次に、図14により本発明のシステム構成
を、図15によりシステムの動作フローを説明する。図
14において、本記録システムは撮像系100、測定系
110、表示系120、読み取り系130、記録系14
0からなっている。撮像系100は印加電圧制御、電圧
印加時間制御を行う電気系101と、絞り、露光時間、
フォーカス調整を行う光学系とからなっており、電気系
の印加電圧制御、電圧印加時間制御は、最初は、測定系
110における液晶未露光部分透過率測定、光センサ、
液晶層の導電率、抵抗値等の媒体物性測定結果により行
われ、また、光学系は、最初は、測定系110における
光量測定、被写体までの距離測定結果に基づいて調整さ
れる。さらに測定系のCCDエリアセンサにより被写体
画像を直接取り込んで表示系12に表示し、また画像読
み取り系130で記録画像を読み取って表示系120で
表示し、表示した画像に基づいて電気系101、光学系
102のパラメータを調整する。なお、撮像系100に
は、液晶記録媒体の電極に通電する等の方法により記録
画像を消去する消去装置が備えれらている。
を、図15によりシステムの動作フローを説明する。図
14において、本記録システムは撮像系100、測定系
110、表示系120、読み取り系130、記録系14
0からなっている。撮像系100は印加電圧制御、電圧
印加時間制御を行う電気系101と、絞り、露光時間、
フォーカス調整を行う光学系とからなっており、電気系
の印加電圧制御、電圧印加時間制御は、最初は、測定系
110における液晶未露光部分透過率測定、光センサ、
液晶層の導電率、抵抗値等の媒体物性測定結果により行
われ、また、光学系は、最初は、測定系110における
光量測定、被写体までの距離測定結果に基づいて調整さ
れる。さらに測定系のCCDエリアセンサにより被写体
画像を直接取り込んで表示系12に表示し、また画像読
み取り系130で記録画像を読み取って表示系120で
表示し、表示した画像に基づいて電気系101、光学系
102のパラメータを調整する。なお、撮像系100に
は、液晶記録媒体の電極に通電する等の方法により記録
画像を消去する消去装置が備えれらている。
【0022】画像読み取り系130には、簡易読み取り
装置131と、高精細に画像を読み取る本格的な画像読
み取り装置132があり、目的に応じて使用する。例え
ば、スタジオの撮影等で、比較的大画面のCRT等のデ
ィスプレイに表示する場合には、画素数の多い本格的な
画像読み取り装置が使用可能であり、屋外の撮影等で1
〜5インチ程度のビューファインダーで確認する場合に
は簡易読み取り装置が使用できる。なお、簡易読み取り
装置131と画像読み取り装置132とは必ずしも両方
備える必要はなく、どちらか一方でもよく、また、簡易
読み取り装置131は測定系のCCDエリアセンサと兼
用してもよい。そして、これらの画像読み取りの結果を
表示系120に表示し、表示系に付随している画像特性
調整装置により、表示画像を基にして画像特性を変化さ
せる。この画像特性は、例えば、光センサは分光感度を
持ち、読み取り波長によっては読み取った画像特性が変
化し、また、画像読み取り装置やディスプレイもそれぞ
れγ特性をもっており、画像特性調整装置によりコント
ラスト、明るさ(階調特性)、γ特性等を調整し、これ
に合わせるように撮像条件を設定する。
装置131と、高精細に画像を読み取る本格的な画像読
み取り装置132があり、目的に応じて使用する。例え
ば、スタジオの撮影等で、比較的大画面のCRT等のデ
ィスプレイに表示する場合には、画素数の多い本格的な
画像読み取り装置が使用可能であり、屋外の撮影等で1
〜5インチ程度のビューファインダーで確認する場合に
は簡易読み取り装置が使用できる。なお、簡易読み取り
装置131と画像読み取り装置132とは必ずしも両方
備える必要はなく、どちらか一方でもよく、また、簡易
読み取り装置131は測定系のCCDエリアセンサと兼
用してもよい。そして、これらの画像読み取りの結果を
表示系120に表示し、表示系に付随している画像特性
調整装置により、表示画像を基にして画像特性を変化さ
せる。この画像特性は、例えば、光センサは分光感度を
持ち、読み取り波長によっては読み取った画像特性が変
化し、また、画像読み取り装置やディスプレイもそれぞ
れγ特性をもっており、画像特性調整装置によりコント
ラスト、明るさ(階調特性)、γ特性等を調整し、これ
に合わせるように撮像条件を設定する。
【0023】記録系140は、磁気記録、光磁気記録等
やコンピュータのハードディスク、光カード等が使用で
きる。記録系には、撮影の条件(電圧印加条件、絞り、
シャッタースピード等)や、CCDセンサで取り込んだ
画像、階調特性を変化させた時の条件、或いは記録時の
R,G,B画像の位置関係等を記録し、必要に応じて媒
体に記録した画像の読み取りや撮影の際に利用すること
ができる。このような記録は、液晶記録媒体におこなっ
てもよい。このような記録は、撮像系100における撮
像条件制御では微妙な特性までの調整は困難であるの
で、記録系において変換データを基にして画像処理上で
画像特性の微調整を行うためである。なお、記録系に保
持している変換データを使って、表示系20の画像特性
調整装置により撮像条件の変更を行うようにすることも
できる。
やコンピュータのハードディスク、光カード等が使用で
きる。記録系には、撮影の条件(電圧印加条件、絞り、
シャッタースピード等)や、CCDセンサで取り込んだ
画像、階調特性を変化させた時の条件、或いは記録時の
R,G,B画像の位置関係等を記録し、必要に応じて媒
体に記録した画像の読み取りや撮影の際に利用すること
ができる。このような記録は、液晶記録媒体におこなっ
てもよい。このような記録は、撮像系100における撮
像条件制御では微妙な特性までの調整は困難であるの
で、記録系において変換データを基にして画像処理上で
画像特性の微調整を行うためである。なお、記録系に保
持している変換データを使って、表示系20の画像特性
調整装置により撮像条件の変更を行うようにすることも
できる。
【0024】次に、図15により本記録システムの動作
フローについて説明する。まず、測定系により露光量測
定、被写体までの距離測定、光センサの導電率、液晶媒
体抵抗、液晶のしきい値等の媒体物性を測定し(ステッ
プS1)、その後測定結果を基に露光時間/絞り値の設
定、印加電圧設定、未露光部透過率設定、フォーカス調
節等の一般的条件を設定し(ステップS2)、この一般
的条件設定のみでも撮像可能になっている(ステップS
7)。このとき、CCDセンサで被写体画像を取り込み
(ステップS3)、一般条件で記録されると予想される
画像をディスプレイに表示し(ステップS4)、確認後
撮像することにより(ステップS7)、構図等の失敗が
少なく撮影することができる。ディスプレイで予想され
る画像を確認した際に、所望する画像特性と異なる場合
や構図を変えたい場合には、構図を変更した後、同様の
手順で画像表示し、得たい画像が得られる条件で画像を
記録する。明るさや階調特性等が希望と異なる場合に
は、ディスプレイに表示する画像を変換して(ステップ
S5)、適切な階調特性の画像になるように画像特性を
変えた後、その変換データを基に露光時間や電圧印加条
件等の撮影条件を変化させてディスプレイで確認した画
像特性に近くなるように画像記録を行う。なお、画像特
性の変換については後述する。
フローについて説明する。まず、測定系により露光量測
定、被写体までの距離測定、光センサの導電率、液晶媒
体抵抗、液晶のしきい値等の媒体物性を測定し(ステッ
プS1)、その後測定結果を基に露光時間/絞り値の設
定、印加電圧設定、未露光部透過率設定、フォーカス調
節等の一般的条件を設定し(ステップS2)、この一般
的条件設定のみでも撮像可能になっている(ステップS
7)。このとき、CCDセンサで被写体画像を取り込み
(ステップS3)、一般条件で記録されると予想される
画像をディスプレイに表示し(ステップS4)、確認後
撮像することにより(ステップS7)、構図等の失敗が
少なく撮影することができる。ディスプレイで予想され
る画像を確認した際に、所望する画像特性と異なる場合
や構図を変えたい場合には、構図を変更した後、同様の
手順で画像表示し、得たい画像が得られる条件で画像を
記録する。明るさや階調特性等が希望と異なる場合に
は、ディスプレイに表示する画像を変換して(ステップ
S5)、適切な階調特性の画像になるように画像特性を
変えた後、その変換データを基に露光時間や電圧印加条
件等の撮影条件を変化させてディスプレイで確認した画
像特性に近くなるように画像記録を行う。なお、画像特
性の変換については後述する。
【0025】また、液晶媒体に画像記録した後に、簡易
読み取り装置で読み取り(ステップS8)、または本格
的な画像読み取り装置で読み取り(ステップS11)、
ディスプレイで確認を行い、満足のできるものでなけれ
ば記録画像を消去し(ステップS6)、さらに条件設定
を変えて画像記録を行う。
読み取り装置で読み取り(ステップS8)、または本格
的な画像読み取り装置で読み取り(ステップS11)、
ディスプレイで確認を行い、満足のできるものでなけれ
ば記録画像を消去し(ステップS6)、さらに条件設定
を変えて画像記録を行う。
【0026】ディスプレイで確認した画像や撮影条件や
変換データは、磁気ディスク等の記録媒体に記録され、
画像記録終了後に、画像読み取り装置で読み取り(ステ
ップS11)、出力される時の参考のため使用すること
ができる。これは撮影条件(印加電圧等)により画像特
性を厳密に制御することは難しく、後に画像処理によ
り、微妙な調子の変化等が必要な場合があるからであ
る。
変換データは、磁気ディスク等の記録媒体に記録され、
画像記録終了後に、画像読み取り装置で読み取り(ステ
ップS11)、出力される時の参考のため使用すること
ができる。これは撮影条件(印加電圧等)により画像特
性を厳密に制御することは難しく、後に画像処理によ
り、微妙な調子の変化等が必要な場合があるからであ
る。
【0027】次に、画像特性の変換について説明する。
液晶記録媒体と光センサを、空気ギャップを介して対向
配置し、光センサ側からグレースケールを投影露光し、
例えば、両電極間に720V、60msec電圧印加し
たところ、グレースケールの透過率に応じて、液晶記録
媒体の透過率が変化し、光センサと液晶媒体を引き離
し、液晶記録媒体に365nmの波長の光を照射し、透
過率を測定したところ、露光量に対して、図16のL2
のような関係が得られた。
液晶記録媒体と光センサを、空気ギャップを介して対向
配置し、光センサ側からグレースケールを投影露光し、
例えば、両電極間に720V、60msec電圧印加し
たところ、グレースケールの透過率に応じて、液晶記録
媒体の透過率が変化し、光センサと液晶媒体を引き離
し、液晶記録媒体に365nmの波長の光を照射し、透
過率を測定したところ、露光量に対して、図16のL2
のような関係が得られた。
【0028】同様の方法で、グレースケールを投影露光
し、720V、75msec電圧印加し、同様の方法で
透過率を測定したところ、図16のL1のような関係が
得られた。
し、720V、75msec電圧印加し、同様の方法で
透過率を測定したところ、図16のL1のような関係が
得られた。
【0029】図17は、CCDエリアセンサで得られた
入力信号と、ディスプレイに表示する際の出力信号の関
係を示しており、出力信号はディスプレイの表示特性に
合わせて信号変換された後に、ディスプレイに表示され
る。
入力信号と、ディスプレイに表示する際の出力信号の関
係を示しており、出力信号はディスプレイの表示特性に
合わせて信号変換された後に、ディスプレイに表示され
る。
【0030】ディスプレイに表示された信号が暗く、全
体を明るくしたい場合には、例えば、特性曲線をa→b
のように変換することにより、表示画像を明るくするこ
とができる。逆に、暗くしたい場合には、a→cのよう
に変化させればよい。
体を明るくしたい場合には、例えば、特性曲線をa→b
のように変換することにより、表示画像を明るくするこ
とができる。逆に、暗くしたい場合には、a→cのよう
に変化させればよい。
【0031】撮像する人が全体的に明るいbのような特
性の画像を望んだ場合に、このような画像を画像記録シ
ステムで実現する方法としては、例えば、図16におい
て、特性L1のように、未露光部分の透過率を高めにす
ることにより、明るい画像を記録することができる。図
6に示したように、電圧印加時間を長めにして、未露光
部分の透過率が高めになるように画像記録すればよい。
性の画像を望んだ場合に、このような画像を画像記録シ
ステムで実現する方法としては、例えば、図16におい
て、特性L1のように、未露光部分の透過率を高めにす
ることにより、明るい画像を記録することができる。図
6に示したように、電圧印加時間を長めにして、未露光
部分の透過率が高めになるように画像記録すればよい。
【0032】これとは逆に、暗い画像を記録したい場合
には、図16において、特性L2のように未露光部分の
透過率を低めに設定することにより実現できる。
には、図16において、特性L2のように未露光部分の
透過率を低めに設定することにより実現できる。
【0033】未露光部分の透過率を変化させる方法とし
ては、このように電圧印加時間を調節する方法の他に、
印加電圧を変化させる方法がある。
ては、このように電圧印加時間を調節する方法の他に、
印加電圧を変化させる方法がある。
【0034】以上示してきたように、未露光部分の透過
率を変化させることにより、記録画像の階調特性を変化
させることができる。
率を変化させることにより、記録画像の階調特性を変化
させることができる。
【0035】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、画像読み
取り装置を用いて被写体画像または液晶記録媒体に記録
した画像を読み取ってディスプレイに表示し、表示画像
により満足のいく画像であるか否かを確認し、満足がい
かなければ印加電圧、電圧印加時間等の撮像条件を変更
し、さらに画像処理により満足のいく画像特性で画像記
録することが可能であり、記録画像を保存しておく場合
に、液晶記録媒体そのものを保存する場合と、記録画像
を再生し、そのデジタルデータを保存することができ
る。
取り装置を用いて被写体画像または液晶記録媒体に記録
した画像を読み取ってディスプレイに表示し、表示画像
により満足のいく画像であるか否かを確認し、満足がい
かなければ印加電圧、電圧印加時間等の撮像条件を変更
し、さらに画像処理により満足のいく画像特性で画像記
録することが可能であり、記録画像を保存しておく場合
に、液晶記録媒体そのものを保存する場合と、記録画像
を再生し、そのデジタルデータを保存することができ
る。
【0036】また、高精細静止画像入出力が可能なた
め、以下のような用途に適用可能である。 ・DTP用途 机上置き、或いはポータブルタイプにして撮影、表示、
印刷ができるため、簡易な印刷トータルシステムとして
用いることができる。 ・デザイン・ペイントシステム用途 模型や布地のデザイン図、写真プリント、電気・機械関
係設計図面、ICパターン図等を直接入力し、縮拡処
理、画像処理等をして適宜出力する等の用途にも適用で
きる。 ・文字入出力システム用途 本、ワープロ文章等の文字を直接読み取って入力して保
存し、必要に応じて画像表示したり、プリントアウトす
ることができる。 ・印刷用途 文字、写真、絵等任意の画像を高速かつ高解像で入出力
できるので、印刷製版用画像データの入出力に好適であ
り、記録した媒体は印刷製版マスター版、複製用マスタ
ー版として用いることが可能である。 ・画像データベース用途 様々な被写体(フィルム、写真、印刷物、立体物)から
の入力及びその保存、再生ができるので、多様な画像に
対するデータベースとして好適である。 ・マイクロフィルム用途 高密度画像記録媒体として、微小面積内に大量の画像デ
ータを記録、保存し、必要に応じて再生することができ
るので、画像データの保存に際しての省スペース化と、
迅速な再生が可能である。 ・顕微鏡用途 高解像での読み取りが可能であるため、極微細な顕微鏡
画像の読み取りに好適で、読み取った画像は拡大処理、
画像処理等をして出力することができる。 ・高空撮影用途 高解像での読み取りが可能であるため、広視野でかつ細
かい画像データが得られ、高空撮影画像に好適であり、
撮影した画像を適宜拡大処理、画像処理等をして出力す
ることができる。 ・スチルカメラ用途 高精細静止画の入出力に好適で、著名な彫刻、絵画等の
撮影、記録に利用でき、出力は通常のテレビ出力、ハイ
ビジョン出力、高精細ディスプレイ出力や高精細ハード
コピー出力を行うことができる。 ・医療用途 医療目的で、対象(患部)画像を高解像で読み取り、拡
大観察することで患部の状態をきめ細かく観察すること
ができ、また、読み取った画像データは、患者のデータ
ベースとして利用できる。 ・美容用途 顔、全身等をカラー画像で読み取り、美容のカウンセリ
ング等の目的に使用することが可能である。 ・報道用途 現場で撮影した画像を衛星回線、光ケーブル回線等様々
な通信手段を利用して即時に伝達するのに好適である。 ・高密度記録媒体用途(デジタル記録) デジタル情報をビットにより記録することにより、超高
密度記録媒体として使用できる。 ・電磁波入力用途 光センサーを適宜用途により変えてその感度特性を変え
ることにより、各種電磁波(X線、電子線、紫外線、赤
外線等)の入力への応用も可能である。 ・動画用途 静止画を連続的に撮像することより、動画記録(家庭
用、業務用、放映用、ハイビジョン用等の形態)に用い
ることができる。
め、以下のような用途に適用可能である。 ・DTP用途 机上置き、或いはポータブルタイプにして撮影、表示、
印刷ができるため、簡易な印刷トータルシステムとして
用いることができる。 ・デザイン・ペイントシステム用途 模型や布地のデザイン図、写真プリント、電気・機械関
係設計図面、ICパターン図等を直接入力し、縮拡処
理、画像処理等をして適宜出力する等の用途にも適用で
きる。 ・文字入出力システム用途 本、ワープロ文章等の文字を直接読み取って入力して保
存し、必要に応じて画像表示したり、プリントアウトす
ることができる。 ・印刷用途 文字、写真、絵等任意の画像を高速かつ高解像で入出力
できるので、印刷製版用画像データの入出力に好適であ
り、記録した媒体は印刷製版マスター版、複製用マスタ
ー版として用いることが可能である。 ・画像データベース用途 様々な被写体(フィルム、写真、印刷物、立体物)から
の入力及びその保存、再生ができるので、多様な画像に
対するデータベースとして好適である。 ・マイクロフィルム用途 高密度画像記録媒体として、微小面積内に大量の画像デ
ータを記録、保存し、必要に応じて再生することができ
るので、画像データの保存に際しての省スペース化と、
迅速な再生が可能である。 ・顕微鏡用途 高解像での読み取りが可能であるため、極微細な顕微鏡
画像の読み取りに好適で、読み取った画像は拡大処理、
画像処理等をして出力することができる。 ・高空撮影用途 高解像での読み取りが可能であるため、広視野でかつ細
かい画像データが得られ、高空撮影画像に好適であり、
撮影した画像を適宜拡大処理、画像処理等をして出力す
ることができる。 ・スチルカメラ用途 高精細静止画の入出力に好適で、著名な彫刻、絵画等の
撮影、記録に利用でき、出力は通常のテレビ出力、ハイ
ビジョン出力、高精細ディスプレイ出力や高精細ハード
コピー出力を行うことができる。 ・医療用途 医療目的で、対象(患部)画像を高解像で読み取り、拡
大観察することで患部の状態をきめ細かく観察すること
ができ、また、読み取った画像データは、患者のデータ
ベースとして利用できる。 ・美容用途 顔、全身等をカラー画像で読み取り、美容のカウンセリ
ング等の目的に使用することが可能である。 ・報道用途 現場で撮影した画像を衛星回線、光ケーブル回線等様々
な通信手段を利用して即時に伝達するのに好適である。 ・高密度記録媒体用途(デジタル記録) デジタル情報をビットにより記録することにより、超高
密度記録媒体として使用できる。 ・電磁波入力用途 光センサーを適宜用途により変えてその感度特性を変え
ることにより、各種電磁波(X線、電子線、紫外線、赤
外線等)の入力への応用も可能である。 ・動画用途 静止画を連続的に撮像することより、動画記録(家庭
用、業務用、放映用、ハイビジョン用等の形態)に用い
ることができる。
【図1】 液晶記録媒体の構造を示す図である。
【図2】 液晶記録媒体の構造を示す図である。
【図3】 本発明の画像記録方法を説明する図である。
【図4】 画像読み取り方法を説明する図である。
【図5】 明部と暗部の液晶媒体にかかる電圧をプロッ
トした例を示す図である。
トした例を示す図である。
【図6】 液晶媒体にかかる電圧の明部と暗部の差を示
す図である。
す図である。
【図7】 液晶層の透過率をモニタを説明する図であ
る。
る。
【図8】 測定結果の一例を示す図である。
【図9】 光センサに流れる電流をモニタする例の説明
図である。
図である。
【図10】 CCDエリアセンサでの読み取りと液晶記
録媒体への記録を説明する図である。
録媒体への記録を説明する図である。
【図11】 CCDエリアセンサは動かさずに画像読み
取りと画像記録を行う例を示す図である。
取りと画像記録を行う例を示す図である。
【図12】 CCDエリアセンサ、液晶記録媒体とも移
動させずに、被写体画像を見えるようにした一眼レフタ
イプの例を示す図である。
動させずに、被写体画像を見えるようにした一眼レフタ
イプの例を示す図である。
【図13】 簡易読み取りの例を示す図である。
【図14】 本発明のシステム構成を図である。
【図15】 図14に示すシステムの動作フローを説明
する図である。
する図である。
【図16】 露光量−透過率特性を示す図である。
【図17】 階調特性の変換を説明する図である。
10…光センサ、11…基板、12…電極、13…光導
電層、20…液晶記録媒体、22…電極、23…液晶
層、24…中間層、80…CCDエリアセンサ、100
…撮像系、101…電気系、102…光学系、110…
測定系、120…表示系、130…画像読み取り系、1
40…記録系。
電層、20…液晶記録媒体、22…電極、23…液晶
層、24…中間層、80…CCDエリアセンサ、100
…撮像系、101…電気系、102…光学系、110…
測定系、120…表示系、130…画像読み取り系、1
40…記録系。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 5/335 A // G11B 11/00 9075−5D
Claims (11)
- 【請求項1】 電極上に光導電層を積層した光センサ
と、樹脂中に液晶を分散固定した高分子分散型液晶記録
層を電極上に積層した液晶記録媒体を間隙を介して対向
配置するか、直接または誘電体層を介して積層し、電圧
印加露光により撮像するシステムにおいて、 被写体を読み取る読み取り手段と、 読み取り手段で読み取った被写体画像を表示する画像表
示手段と、を備えたことを特徴とする液晶記録媒体を用
いた撮像システム。 - 【請求項2】 請求項1記載のシステムにおいて、 光センサ及び/又は液晶記録媒体の媒体物性、撮像光学
条件を測定する測定手段と、 撮像条件を制御する撮像条件制御手段とを備え、 測定手段で測定した媒体物性、撮像光学条件、或いは画
像表示手段で表示した画像特性に基づいて撮像条件を制
御するようにしたことを特徴とする液晶記録媒体を用い
た撮像システム。 - 【請求項3】 請求項2記載のシステムにおいて、 撮像条件制御手段は、印加電圧、電圧印加時間を制御す
る電気的撮像条件制御手段と、絞り、露光時間、フォー
カスを制御する光学的撮像条件制御手段とからなること
を特徴とする液晶記録媒体を用いた撮像システム。 - 【請求項4】 請求項1または2記載のシステムにおい
て、液晶記録媒体に記録した画像を読み取る画像読み取
り手段を備えたことを特徴とする液晶記録媒体を用いた
撮像システム。 - 【請求項5】 請求項1、2または4の何れか1項記載
のシステムにおいて、画像特性を変えるように画像デー
タを変換する画像データ変換手段を備えたことを特徴と
する液晶記録媒体を用いた撮像システム。 - 【請求項6】 請求項5記載のシステムにおいて、さら
に画像出力手段を備え、変換データに基づいて画像特性
を調整して出力することを特徴とする液晶記録媒体を用
いた撮像システム。 - 【請求項7】 請求項4記載のシステムにおいて、液晶
記録媒体に記録した画像を消去する消去手段を備えたこ
とを特徴とする液晶記録媒体を用いた撮像システム。 - 【請求項8】 請求項4記載のシステムにおいて、画像
読み取り手段は、画素数の少ない簡易画像読み取り手段
及び/又は画素数の大きい画像読み取り手段からなるこ
とを特徴とする液晶記録媒体を用いた撮像システム。 - 【請求項9】 請求項1記載のシステムにおいて、前記
画像表示手段は、小画面のディスプレイからなることを
特徴とする液晶記録媒体を用いた撮像システム。 - 【請求項10】 請求項1記載のシステムにおいて、読
み取り手段で読み取った被写体画像または記録した画像
を記録する記録手段を備えていることを特徴とする液晶
記録媒体を用いた撮像システム。 - 【請求項11】 請求項1または10記載のシステムに
おいて、液晶記録媒体または記録手段には、撮像及び記
録に関する情報が記録されていることを特徴とする液晶
記録媒体を用いた撮像システム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6143498A JPH086064A (ja) | 1994-06-24 | 1994-06-24 | 液晶記録媒体を用いた撮像システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6143498A JPH086064A (ja) | 1994-06-24 | 1994-06-24 | 液晶記録媒体を用いた撮像システム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH086064A true JPH086064A (ja) | 1996-01-12 |
Family
ID=15340122
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6143498A Pending JPH086064A (ja) | 1994-06-24 | 1994-06-24 | 液晶記録媒体を用いた撮像システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH086064A (ja) |
-
1994
- 1994-06-24 JP JP6143498A patent/JPH086064A/ja active Pending
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050311 |
|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050311 |
|
| A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20061003 |