JPH086086A - カメラまたは光学機器のための制御装置 - Google Patents

カメラまたは光学機器のための制御装置

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JPH086086A
JPH086086A JP13312894A JP13312894A JPH086086A JP H086086 A JPH086086 A JP H086086A JP 13312894 A JP13312894 A JP 13312894A JP 13312894 A JP13312894 A JP 13312894A JP H086086 A JPH086086 A JP H086086A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 カメラの制御のための演算および像ぶれ防止
の制御のための演算を行う演算回路の負荷を軽減する。 【構成】 カメラの動作状態に応じて像ぶれ防止のため
の制御間隔、即ち、離散データを入力する際のサンプリ
ング時間、または、交換レンズタイプの場合、振れデー
タ通信間隔等を変化させるための制御手段を備え、演算
回路が常に適した負荷状態で動作できるようにしてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カメラまたは光学機器
の制御を行うための制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、カメラに用いられる防振シス
テムでは手振れはもとよりミラーやシャッタといったメ
カニカルな部材の衝撃によって引き起こされるカメラ本
体の振れに対しても、その振れをある程度抑制する必要
があり、その為には防振性能そのものをより高周波側迄
帯域を拡げるように設定されている。
【0003】
【発明が解決しようとしている課題】しかしながら、上
記従来の方法ではより高周波数側の帯域を伸ばそうとす
ればする程、CPU内部での演算速度、入力データのサ
ンプリング速度、出力データの転送速度や転送間隔によ
り高速性が要求され、特にCPU内で他のカメラのシー
ケンス制御も同時に行うような場合には、CPUそのも
のの負担が非常に大きなものとなってしまうという問題
点があった。
【0004】(発明の目的)本発明の第1の目的は、カ
メラまたは光学機器の制御のための演算を行う演算回路
が適した負荷状態にて動作するようにすることのできる
カメラまたは光学機器のための制御装置を提供しようと
するものである。
【0005】本発明の第2の目的は、本発明の第1の目
的に加え、常に演算回路の負荷状態が通常と同じように
なるようにすることのできるカメラまたは光学機器のた
めの制御装置を提供しようとするものである。
【0006】本発明の第3の目的は、本発明の第1の目
的に加え、演算回路が適正な負荷状態で像ぶれ防止動作
の制御のための演算を行うようにすることのできるカメ
ラまたは光学機器のための制御装置を提供しようとする
ものである。
【0007】本発明の第4の目的は、露光条件を決定す
るための演算を行う演算回路の負荷を考慮した上で効果
的に演算動作を行わせるようにすることのできるカメラ
または光学機器のための制御装置を提供しようとするも
のである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記本発明の第1の目的
を達成するために、請求項1乃至8に示した本発明は、
カメラまたは光学機器の制御のための演算を行う演算回
路の負荷を考慮して前記演算回路への信号入力の時間間
隔を変化させるための制御手段を備え、演算回路の負荷
状態が適正な状態になるようにすることのできるカメラ
または光学機器のための制御装置とするものである。
【0009】上記本発明の第1の目的並びに第2の目的
を達成するために、請求項2、7に示した本発明は、請
求項1に示した本発明の構成に加えて、前記演算回路は
通常は所定の時間間隔で信号入力を行い、前記制御手段
は前記演算回路の負荷を考慮して前記演算回路が信号入
力を行う時間間隔を前記所定の時間間隔とは異なる時間
間隔にするようにしたもので、演算回路の負荷状態が常
に通常時と同じ状態になるようにすることのできるカメ
ラまたは光学機器のための制御装置とするものである。
【0010】上記本発明の第1の目的並びに第3の目的
を達成するために、請求項3乃至6および8に示した本
発明は、請求項1に示した本発明の構成に加えて、前記
演算回路は像ぶれ防止動作のための演算を行い、前記制
御手段は前記演算回路が像ぶれ防止動作のための演算を
行うための信号入力を行う時間間隔を前記演算回路の負
荷を考慮して変化させるようにしたもので、演算回路が
適正な負荷状態で像ぶれ防止動作のための演算を行うこ
とができるようにすることのできるカメラまたは光学機
器のための制御装置とするものである。
【0011】上記本発明の第1、第2の目的並びに第4
の目的を達成するために、請求項7に示した本発明は、
請求項2に示した本発明の構成に加えて、前記演算回路
は露光制御のための演算を行い、前記制御手段は露光制
御動作が行われることに応答して前記演算回路が信号入
力を行う時間間隔を前記所定時間間隔より短くするよう
にしたもので、露光制御のための演算はすでに終了して
いて、演算回路の負荷が小さくなっている実際の露光制
御動作時には信号入力動作をより頻繁に行わせて演算回
路を効率よく作用させることのできるカメラまたは光学
機器のための制御装置とするものである。
【0012】
【実施例】
(第1の実施例)図1は本発明の第1の実施例の全体構
成を示すブロック図で、CPU1はカメラ全体の制御お
よび防振システムの制御を同時に司る為のものである。
【0013】カメラ全体の振れを検出する振れセンサ5
の出力は、A/Dコンバータ2に直接入力されると共
に、積分手段6を介してもA/Dコンバータ2に入力さ
れる構成となっている。
【0014】このセンサ5および積分手段6の具体的構
成を示したものが図2で、振れセンサとしてはコリオリ
カを利用した振動ジャイロが使われており、この振動子
50は駆動回路52によって共振駆動されると共に、同
期検波回路52によって所定の角速度が抽出される。更
にこの出力には、通常振れ信号と無関係なDC成分が含
まれており、この成分を取り除く為にOPアンプ53、
コンデンサ54、抵抗55、56、57で構成されるハ
イパスフィルタが設けられている。従ってこのOPアン
プ53の出力が図1に示した様にA/Dコンバータ2へ
入力されることになる。また、このOPアンプ53の出
力はOPアンプ58、抵抗59、61、コンデンサ60
で構成される積分回路へ入力され、ここで角速度から角
変位への変換が為される。この様に、振れセンサの出力
およびその変換出力はA/Dコンバータ2によってデジ
タルデータに変換された後、CPU1内に取り込まれ所
定の演算が為される。
【0015】一方、撮影レンズ10の一部若しくは前面
等に取り付けられる補正光学系23の実際の動き量は補
正光学系位置検出手段24によって検出されその出力が
A/Dコンバータ2を介してCPU1に取り込まれる。
CPU1内では後述する様に振れセンサ出力と補正光学
系の位置出力が等しくなる様にフィードバック演算が実
行され、その結果がD/Aコンバータ17を介して補正
光学系駆動手段25へ加えられる。
【0016】ここで、補正光学系駆動手段25から補正
光学系駆動コイル26に対して駆動電力が供給され、そ
の電磁気的な発生力によって補正光学系23が駆動され
ることから、振れセンサで検出される単位角度当たりの
出力と、補正光学系の単位補正角度当たりの出力が等し
く設定してあれば手振れに対する充分な防振動作が実現
できる。
【0017】この補正光学系23の具体的構成を示した
ものが図3である。図3に示されている補正光学系は、
レンズを光軸と垂直なxy方向に平行シフトすることに
より、カメラの撮影光学系に入射する光路を偏心させる
いわゆるシフト光学系の構成を示したもので、80およ
び81はそれぞれ実際のx、y軸方向の駆動源となる磁
気回路ユニットを構成するヨーク部であり、また、8
2、83はこのヨークと対をなすコイルを表わしてい
る。よってこのコイル部分に、前述した補正光学系駆動
手段25から電力が供給される事により、撮影レンズの
一部を為すレンズ84が図示したx、y軸方向に偏心駆
動される。更に、85は上記レンズ84を固定する為の
支持枠および支持アームであり、このシフトレンズの実
際の動きは、レンズと一体となって動くiRED86、
87およびシフトレンズ全体を保持する鏡筒部90に取
り付けられたPSD92、93との組み合わせによって
非接触に検出される。また、88はこのシフト系への通
電を停止した時にレンズを略光軸中心位置に保持する為
のメカロック機構を、89はチャージピンを、91はこ
のシフト系の倒れ方向を規制する為のあおり止めとして
の支持球をそれぞれ表わしている。
【0018】次に本実施例の具体的な制御の様子を図
4、図5、および図6のフローチャートを用いて説明を
行う。
【0019】まずフロー100ではカメラのレリーズ操
作によるSW1(図1の18で示したもの)がONして
いるかどうかの判定が為され、このスイッチがONして
いるものと判断された場合は、直ちに、フロー101へ
進んでシステム全体の保証が出来る程電源電圧が充分で
あるかどうかの判断が為され、電源電圧が所定レベル以
下であると判断された場合は、以降のレリーズ動作が禁
止され、フロー103でSW1がOFFする迄待機する
ことになる。
【0020】一方、フロー102で電源電圧が所定レベ
ル以上であると判断された場合は、フロー104で実際
のシャッタ露光条件を決定する為の測光演算が為され
る。この具体的方法については、図1に示した様に、補
正光学系23、撮影光学系10を通して入射する被写体
面からの入射光は、メインミラーで正反射された後、サ
ブミラー12および測光用光学系13を通して、測光セ
ンサおよび周辺処理回路で構成される測光手段14へ入
射され、ここで被写体輝度レベルに相当する電圧出力に
変換された後、前述したA/Dコンバータ2を介して、
CPU1にデータとして取り込まれる。
【0021】次にフロー105では、上記と同様に補正
光学系23、撮影光学系10を通して入射する入射光が
メインミラー11、サブミラー12、40、AF光学系
41を通して測距手段42に入射し、この測距結果に基
づいて、モータ駆動手段43、モータ44によりフォー
カス駆動制御が実行される。
【0022】続いて、フロー106では合焦かどうかの
判定が上記測距手段によって行われ、合焦でない場合は
再びフロー105へ進んで合焦になる迄この動作が繰り
返される。
【0023】フロー106で合焦状態が検出されると、
フロー107で防振動作を実行するか否かの選択スイッ
チ(図1のスイッチ20で示したもの)がONしている
かどうかの判定が試され、ONしていない場合にはフロ
ー108へ進んでCPU1内部のラッチISONLが0
にリセットされるだけでフロー113へ進む。
【0024】一方、フロー107でISSWがONして
いる場合には、防振動作が選択されているものと判断し
て、フロー109へ進み、CPU1内部のISONLが
1にセットされることになる。
【0025】更に、フロー110では一定時間T1 毎に
CPU1に対して割込み要求が行われるタイマ(図1の
21で示したもの)の時間データが設定され、フロー1
11でこのタイマの経時が開始され、同時にフロー11
2でこのタイマ2の割込み動作が許可される。
【0026】続いてフロー113では、カメラのシャッ
タ開閉動作を開始する為のスタートスイッチとしてのS
W2(図1の19で示したもの)がONしているかどう
かの判定が為され、まだONしていない場合はフロー1
14でSW1のチェックが為され、これがONしている
場合は再びフロー113へ戻る為、上記動作が繰り返さ
れることになる。
【0027】この様にカメラのSW2がONする迄の間
は、撮影者がファインダをのぞきながら構図を決めてい
る状態で、当然の事ながら、前述した一定周期毎のタイ
マ割込み処理の中で、防振制御が実行されている。
【0028】ここで、このタイマ割込み処理の動作につ
いて図5のフローチャートを用いて説明する。一定時間
1 毎にCPU1に対して割込み要求が発生すると、C
PU1内部では図4のメイン処理から直ちに図5のタイ
マ割込み処理に動作が移行する。
【0029】まずフロー150では図1に示した様に、
センサの出力値(積分手段6の出力等)に対するA/D
変換動作が開始され、フロー151でこの変換が終了し
たかどうかの判定が為された後、フロー152でこの変
換結果が所定のデータ形成になるように変換され、その
結果がCPU1内部のSレジスタ内にセットされる(例
えば負数を表わすのに2の補数の形に変換されたり、若
しくはセンサの感度補正としてある定数が乗算されたり
する)。
【0030】次に、フロー154では同様に図1に示し
た補正光学位置検出手段24の出力に対するA/D変換
動作が開始され、フロー155でこの変換が終了したか
どうかの判定が為された後、フロー156でその結果が
Tレジスタ内に設定される。
【0031】こうしてCPU1内のデータとして取り込
まれたセンサの出力値とその時の補正光学系の絶対位置
出力は、防振動作の実行の為常に等しくなるように制御
されることから、まず、フロー157でセンサデータに
相当する値が設定されているSレジスタの値から、補正
光学系の位置出力が設定されているTレジスタの値が減
算されて、その結果が再びSレジスタに設定される。
【0032】次に、フロー158ではCPU1内部のラ
ッチTCHL(最初に0に設定されている)の値の判定
が為され、この値が0にリセットされている場合は、フ
ロー159へ進んで補正系駆動演算1の処理が実行され
る。
【0033】この補正系駆動演算1の処理については図
6のフローチャートを用いて説明する。まずフロー18
0では、上記センサ出力と補正光学系の位置出力の差分
が設定されているSレジスタの値に、この補正光学系自
体のフィードバック制御実行の為に必要なループゲイン
設定定数LPG1の値が乗算され、再びSレジスタ内に
設定される。
【0034】次にフロー181〜183は、このフィー
ドバック制御の発振を防止する為の位相補償制御の演算
に関するもので、ここで使われる定数値K1、L1、M
1の値は、タイマ割込み時間T1即ちデータサンプリン
グ時間T1を基に、所定の周波数特性(例えば位相進み
補償では、ある周波数で位相進み何°という具合)が得
られるように、周波数上の値から公知のS−Z変換によ
って設定されたものである。
【0035】フロー181ではSレジスタの値から、上
記定数値K1の値と一回前の割込み処理の中で値が設定
されているYレジスタの値との乗算値が減算され、その
結果が演算用Xレジスタに設定される。
【0036】続いてフロー182では前述した定数値L
1の値と上記Xレジスタの値の乗算値と、定数値M1の
値とYレジスタの値との乗算値が加算され、最終的な出
力がVレジスタに設定される。
【0037】更にフロー183では、次回の割込み制御
の為にXレジスタの値がYレジスタに設定され、この補
正系駆動演算1の動作は終了する。
【0038】このように補正系駆動演算1ではサンプリ
ング時間T1を基に、補正光学系駆動制御の為の演算が
実行される。この演算が終了すると、フロー161でV
レジスタの値のDADATAとして、D/Aコンバータ
17に転送される事から、D/Aコンバータ17の出力
に基づいて補正光学系駆動手段25が駆動され、コイル
26への電力が供給されて、補正光学系23が動かされ
ることになる。最後に、図5の割込み処理では、フロー
162でタイマ割込みの発生と共に自動的にセットされ
るフラグがクリアされ、割込み動作は終了する。
【0039】一方、フロー113でカメラのSW2がO
Nになると、カメラシーケンスそのものはシャッタレリ
ーズ動作に移行する為、フロー115へ進んでここで、
図1のクロック切換回路22によりCPU1内部ラッチ
TCHLが1にセットされ、続いてフロー116で前述
した割込みタイマの時間がT2(<T1)に変更され
る。従って、この場合図5のタイマ割込み処理動作で
は、フロー158でTCHLが1にセットされている為
に、補正系駆動演算2が実行される。
【0040】この補正系駆動演算2の動作については、
図7のフローチャートを用いて説明する。フロー190
〜193で使われる各定数値K2、M2、L2について
は、K1、M1、L1とほぼ同じ役割を果たすものであ
るが、この場合タイマ割込み間隔の時間はT2即ちサン
プリング時間T2として、所定の位相進み補償が実現出
来る様に設定されている。
【0041】まずフロー190では前述した様にセンサ
出力と補正光学系出力の差分データが設定されているS
レジスタの値と、この補正光学系のフィードバック制御
を実行する為の定数LPG2との乗算が行われ、次いで
フロー191では、このSレジスタの値から、定数値K
2と1回前の割込み処理の中でその値が設定されている
Yレジスタの値との乗算値が減算され、その結果がXレ
ジスタに設定される。
【0042】更にフロー192では定数L2とXレジス
タの乗算値と、定数M2とYレジスタの乗算値の加算結
果がVレジスタに設定され、最後にフロー193でこの
Xレジスタの値が次回の割込み処理の為にYレジスタに
設定される。この様に、SW2がONして実際のシャッ
タレリーズ操作が開始されると通常の状態より速いサン
プリング周期で補正系駆動の処理が行われる。
【0043】この時のサンプリングの様子をタイミング
的に表現したものが図8で、SW1ONの期間中は周期
T1毎に割込み動作が為され、SW2がONとなってシ
ャッタレリーズ動作に移ると、短い周期T2毎に割込み
動作が実行されることが示されている。
【0044】再び図4に於て、フロー117でミラーア
ップ駆動が開始されるとメインミラー11がアップさ
れ、フロー118でミラーアップの完了が検知される
と、今度はフロー119でCPU1からの制御信号によ
ってシャッタ駆動手段15を介して先幕の走行が開始さ
れる。フロー120では前述した測光手段14を通して
設定されるAE秒時時間の経時が完了したかどうかの判
定が為され、この時間が経時した事によりフロー121
で後幕の走行が開始され、これから所定時間後にシャッ
タ露出動作は終了する。
【0045】次にフロー122でアップした状態のミラ
ーを下げる為にミラーダウン駆動が為され、フロー12
3でこのダウン動作の完了が検知されると、フロー12
4で再びCPU1内部のTCHLが0にリセットされ、
更にフロー125でクロック切換回路22により割込み
タイマに時間T1が設定される。従って、シャッタレリ
ーズ動作が完了すると、図8に示した様に再びタイマ割
込みの時間はT1に設定され、図5のフローチャートで
は補正系駆動演算1の演算が実行される。
【0046】このように、本実施例ではシャッタレリー
ズ期間中とそうでない期間とでデータのサンプリング周
期を変えており、CPU等の負担を緩和しているが、そ
の他CPU1の負担の大きいフォーカス制御とそうでな
い時でもこの処理を変える事も有効である。尚、本実施
例の動作説明の中では、振れ検知センサおよび補正光学
系について1軸方向のみその説明が為されているが、当
然2軸以上の検知および補正動作についても同様に実行
される事は言う迄もない。
【0047】(第2の実施例)次に本発明の第2の実施
例の動作について、図9および図10を用いて説明して
いく。
【0048】ここで防振システムそのものは、第1の実
施例と全く同じなので説明は省略する。同様に、フロー
200〜203は第1の実施例のフロー100〜10
3、フロー204〜209は第1の実施例のフロー10
7〜112と全く同じで、カメラシステム全体の保証す
る為のバッテリチェックに関するものである。
【0049】次にフロー210では、第1の実施例で説
明した様に補正光学系23、撮影光学系10を通して測
光手段14で検出される被写体輝度レベルがA/Dコン
バータ2を介してCPU1に取り込まれ、続いてフロー
211ではこの輝度レベルが通常のAE撮影するレベル
なのかストロボ撮影するレベルなのかが判定(いわゆる
低輝度警告レベル)され、これが所定輝度レベル以上の
場合は直ちにフロー222へ進むが、所定レベル以下の
場合はフロー212へ進んで、ストロボの充電を開始す
る。このストロボ充電制御に関しては、図1に示した様
に、CPU1からの制御信号によりストロボ制御手段3
0内に含まれる昇圧回路およびメインコンデンサの組み
合わせによって開始される。
【0050】フロー213ではこのメインコンデンサへ
の充電が完了したかどうかが判定され、まだ充電が完了
していないと判断された場合にはフロー214で、電圧
検出器33の出力VLOWのレベルがチェックされる。
この電圧検出器33はカメラの電源電池32のレベルを
チェックするもので、ストロボ充電時や給送中にカメラ
の電源電圧が低下した場合、CPU1に対してその動作
が保証できる様に、システムクロックを切換るようにす
るものである。
【0051】従ってフロー214で、VLOWがHであ
ることが検出された場合は、電源電圧がCPU1の動作
に対して充分であると判断し、フロー215でCPU1
内部のクロック切換え回路22はHとなり、即ち高速ク
ロック動作が選択される。
【0052】続いてフロー216では内部ラッチTCH
Lが1にセットされた状態となるので、第1の実施例で
述べたタイマ割込み動作(防振動作を実際に行うタイマ
割込みについては、図5、6、7と全く同じなので本実
施例では省略)では、フロー158を通過後、フロー1
60の補正系駆動演算2が実行されることになる。この
補正系駆動演算2は図7に示した様に、その各定数値K
2、L2、M2の値がより速いサンプリング時間(第1
の実施例ではT2)を想定した時のもので、この場合、
基準クロックがHレベルの時にタイマ2設定値Ta(フ
ロー207で設定)をカウントする毎にサンプリングが
行われる。よってこの場合の防振動作は、より速いデー
タサンプリングによって実行されるものである。
【0053】一方、フロー214でVLOWがLレベル
である事が検知された場合は、電源電圧がCPU1の動
作に対して充分ではないと判断し、フロー217でCP
U1内部のクロック切換回路22はL、即ち低速クロッ
ク動作が選択される。続いてフロー218では内部ラッ
チTCHLが0にリセットされるので、図5に示したタ
イマ割込み動作ではフロー158でTCHLが0になっ
た事が検知された後、フロー159の補正光学系駆動演
算1が実行されることになる。この補正系駆動演算1は
図6に示した様に、その各定数値K1、L1、M1の値
がより遅いサンプリング時間(第1の実施例ではT1)
を想定した時のもので、この場合基準クロックがLレベ
ルの時にタイマ設定値Taをカウントする毎にサンプリ
ングが行われることから、防振制御動作はより遅いデー
タサンプリングいよって実行される。
【0054】上記の動作を繰り返しながら、フロー21
3でストロボメインコンデンサの充電完了が検知される
と、フロー219へ進んでストロボの充電動作が停止す
る。
【0055】更にフロー220でクロックがHレベル、
フロー221でTCHLが1にセットされ、上記の述べ
た様にCPU1は高速モードとなり、同時に防振動作の
データのサンプリング速度も高速となる。
【0056】次に、フロー222〜231については、
第1の実施例と同様にフォーカス制御に関するもので、
この場合も前述した様に、電源電圧32の出力レベルに
応じてクロック速度が切り換わり、同時に防振制御の動
作スピード、即ちセンサ出力や補正光学系の位置出力の
データ取り込みの為のサンプリング時間が変更になる。
【0057】フロー232〜233では、実際のシャッ
タレリーズを開始する為のカメラのSW2がONしてい
るかどうかが判定される。ONしている場合には直ちに
図10のフロー234へ進んで、シャッタレリーズ動作
が開始される。尚、フロー234〜240に関しては、
図4のフロー117〜123と全く同じなので説明は省
略する。以上のシャッタレリーズ動作が完了すると、フ
ロー241に於て紙送制御手段28および紙送モータ2
9によって実際のフィルム給送動作が開始される。
【0058】フロー242では、所定量の巻上げが完了
したかどうかの判定が行われ、所定量の巻き上げが未だ
完了していないと判断された場合は、フロー243に進
んで電圧検出器33の出力VLOWのチェックが為され
る。従ってこの場合も、前述したストロボ充電の時と同
様に、フロー243〜247の間で電源電圧32の状態
により防振の制御動作のスピード、即ちデータのサンプ
リング速度が変更となる。
【0059】フロー242で所定量の巻き上げが完了し
たことが検知されると、フロー248で紙送モータ29
への通電が停止し、更に、フロー249でクロックはH
レベル、TCHLは1にセットされ、再び防振制御は高
速のサンプリングによって行われる。
【0060】この様に、本実施例ではカメラのシーケン
ス動作の中で、電源電圧をチェックし、CPU1が高速
で動作できるか否かによって自動的にデータのサンプリ
ングつまり防振制御の動作のスピードを変更するように
したものである。
【0061】(第3の実施例)図11は本発明の第3の
実施例としての全体構成を示したもので、カメラ本体に
振れ検出センサが、レンズ本体にこの振れ検出センサの
出力に基づき実際の振れを光学的に補正する為の補正光
学系を内蔵したレンズ交換可能なカメラに於る防振シス
テムに関するものである。
【0062】ここでカメラ本体301の中にはカメラ全
体の制御および振れセンサの信号処理を司るCPU30
2があり、また、カメラ全体の振れを検出する振れセン
サ304および305が図示した様に配置されている。
このセンサ出力は、一定時間T1毎にCPU302に対
して割込み動作を促すタイマ320からのタイミングに
基づき、一定時間間隔T1毎にA/Dコンバータ303
によってデジタルデータに変換される。CPU302に
取り込まれたセンサデータは、所定のレベル変換等の演
算が行われた後、カメラ本体301と交換レンズ308
を結ぶ信号ラインを通じて、交換レンズ308内のCP
U311に転送される。
【0063】この通信の様子を示したものが図12のタ
イミングチャートで、この図の中でSCKはシニアル通
信の為の同期クロック、SD0はカメラ本体からレンズ
側へ転送されるシリアルデータ、SD1は同時にレンズ
側からカメラ側へ転送されるシリアルデータ若しくはカ
メラ側からのデータ受信が完了した事を示す信号の為に
用いられる。
【0064】この場合、図12(a)に示した様にまず
カメラからレンズに対して振れセンサデータの送信周
期、即ちT1時間毎にセンサの出力データがレンズ側に
対して送信される事を示す一種のコマンドデータが送信
され、このデータ以降CPU311ではサンプリング時
間T1を前提に補正光学系309の制御動作が行われ
る。
【0065】ここで交換レンズ308内の補正光学系の
制御動作について簡単な説明を行う。補正光学系309
は通常不作動時、メカロック手段317によってメカニ
カルなロック状態となる様に保持されているがCPU3
11からの制御信号によってこのロックが解除される
と、まずこの補正光学系の絶対位置が位置検出手段31
5および316によって検出され、この出力がA/Dコ
ンバータ318を通してCPU311内に取り込まれ
る。
【0066】CPU311では前述した様に、カメラ側
から一定時間T1毎に送られてくるセンサデータとこの
補正光学系の位置出力データとを比較し、第1の実施例
で述べた様に所定のフィードバック演算(各演算定数は
サンプリング時間T1を基に設定されている)が実行さ
れる。
【0067】この演算結果はD/Aコンバータ312に
転送され、この出力に基づき、補正光学系駆動手段31
3、314を介して補正光学系309が駆動される。従
ってこの場合、一定時間T1毎にセンサデータが受信さ
れ、この受信と同時に補正光学系の位置データが取り込
まれるので、一定時間T1毎に防振制御が実行されるこ
とになる。
【0068】次にカメラ本体のCPU302の動作が他
のカメラシーケンスとの絡みでどうしてもCPU302
の動作スピードを上げられない場合、カメラ本体のCP
U302に対して割込み動作が行われるタイマ320
は、新たに一定時間T2(この場合>T1)の値が設定
される。従って、この場合振れセンサ304、305の
出力は一定時間T2毎にA/Dコンバータ303を介し
てCPU302に取り込まれるようになる。
【0069】このセンサデータが交換レンズ内に受信さ
れる様子を示したものが図12(b)である。ここで
は、まず振れセンサデータの送信周期がT1からT2に
変更になるので、まずこのサンプリング時間T2を設定
する為のコマンドデータが送信される。
【0070】このデータがCPU311で受信される
と、CPU311内の防振制御動作は、サンプリング時
間T2を基に演算制御が行われる様に、各定数が再設定
される。従って、この場合一定時間T2毎にセンサデー
タが受信され、この受信と同時に補正光学系の位置デー
タ取り込み動作が行われるので、一定時間T2毎に防振
制御が実行されることになる。
【0071】この様に本実施例では、カメラ本体に振れ
センサ、レンズ内に補正光学系を持つ交換レンズタイプ
の防振システムに於て、カメラ本体の動作状態により、
カメラからレンズ内に送信されるセンサデータの転送周
期を変化させるようにしたものである。
【0072】本発明は、一眼レフカメラ、レンズシャッ
タカメラ、ビデオカメラ、更にはカメラ以外の光学機器
や他の装置、更には構成ユニットとしても適用できるも
のである。
【0073】本発明は、クレームまたは実施例の各構成
また一部の構成が別個の装置に設けられていてもよい。
例えば、像ぶれ防止を行う為の構成である振れ検出装置
がカメラ本体に、振れ補正装置が前記カメラに装着され
るレンズ鏡筒に設けられ、それらを制御するための制御
装置が、カメラ本体、レンズ鏡筒各々に分けて設けられ
たり、または、どちらか一方に設けられたり、更には、
中間アダプタ等の別個の装着可能な装置に設けられても
よい。
【0074】本発明は、振れ防止手段としては、直接振
れを防止するものに限られるものではなく、振れが発生
していること、または発生する可能性があることを光、
音等により警告して使用者にそのことを注意させること
により間接的に振れが発生しないようにするものであっ
てもよい。
【0075】本発明は、振れ検出手段として、角加速度
計、加速度計、角速度計、速度計、角変位計、変位計、
更には画像の振れ自体を検出する方法等、振れが検出で
きるものであればどのようなものであってもよい。
【0076】本発明は、振れ防止手段として、光軸に垂
直な面内で光学部材を動かすシフト光学系や可変長角プ
リズム等の光束変更手段や、光軸に垂直な面内で撮影面
を動かすもの、更には画像処理により振れを補正するも
の等、振れが防止できるものであればどのようなもので
あってもよい。
【0077】また、上述の各実施例では、測距演算やフ
ォーカス制御を行う演算回路の負荷を考慮しているが、
その他の機能、例えば、視線入力機能等のための演算を
行う演算回路についても同様に適用することができる。
【0078】尚、上述の各実施例によって、CPU1の
フロー104、105またはフロー210、222が本
発明の演算回路にクロック切換回路22が本発明の制御
手段にそれぞれ相当する。
【0079】以上が実施例の各構成と本発明の各構成の
対応関係であるが、本発明は、これら実施例の構成に限
られるものではなく、請求項で示した機能、または、実
施例の構成が持つ機能が達成できる構成であればどのよ
うなものであってもよい。
【0080】また、各実施例またはそれら技術要素を必
要に応じて組み合わせてもよい。
【0081】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のカメラま
たは光学機器のための制御装置によれば、演算回路の負
荷を考慮して演算回路への信号入力の時間間隔を可変と
したので、演算回路に過大な負荷がかかることを防止す
ることができるようになり、演算回路を常に適した負荷
状態で作用させることが可能になった。
【0082】また、本発明のカメラまたは光学機器のた
めの制御装置によれば、演算回路の負荷を考慮に信号入
力の時間間隔を通常時のものとは異なる時間間隔に変化
させるようにしたので、演算回路を常に通常時と同等の
負荷状態で作用させることが可能になった。
【0083】また、本発明のカメラまたは光学機器のた
めの制御装置によれば、像ぶれ防止動作の制御のための
信号入力を行う時間間隔を演算回路の負荷を考慮して変
化させるようにしたので、演算回路が常に適正な負荷状
態で像ぶれ防止動作の制御のための演算を行うことが可
能になった。
【0084】また、本発明のカメラまたは光学機器のた
めの制御装置によれば、露光制御のための演算を行う演
算回路の信号入力時間間隔を実際の露光制御動作が行わ
れることに応じて短くするようにしたので、効率よく演
算回路を作用させることができるようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の全体構成を示すブロッ
ク図である。
【図2】図1のセンサ5および積分手段6の具体的構成
を示す図である。
【図3】図1の補正光学系23の具体的構成を示す図で
ある。
【図4】本発明の第1の実施例における図1のCPU1
の動作を示すフローチャートである。
【図5】本発明の第1の実施例における図1のCPU1
の動作を示すフローチャートである。
【図6】本発明の第1の実施例における図1のCPU1
の動作を示すフローチャートである。
【図7】本発明の第1の実施例における図1のCPU1
の動作を示すフローチャートである。
【図8】タイマ割込みタイミングを説明する為の図であ
る。
【図9】本発明の第2の実施例における図1のCPU1
の動作を示すフローチャートである。
【図10】本発明の第2の実施例における図1のCPU
1の動作を示すフローチャートである。
【図11】本発明の第3の実施例の全体構成を示すブロ
ック図である。
【図12】図11の構成にて行われる通信のタイミング
を示すタイミングチャートである。
【符号の説明】
1 CPU 5 振れセンサ 15 シャッタ駆動手段 21 タイマ 22 クロック切換回路 23 補正光学系 26 補正光学系駆動手段 30 ストロボ制御手段

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カメラまたは光学機器の制御のための演
    算を行う演算回路の負荷を考慮して、前記演算回路への
    信号入力の時間間隔を変化させるための制御手段を有す
    ることを特徴とするカメラまたは光学機器のための制御
    装置。
  2. 【請求項2】 前記演算回路は、通常は所定の時間間隔
    で信号入力を行い、前記制御手段は、前記演算回路の負
    荷を考慮して前記演算回路が信号入力を行う時間間隔を
    前記所定の時間間隔とは異なる時間間隔にすることを特
    徴とする請求項1のカメラまたは光学機器のための制御
    装置。
  3. 【請求項3】 前記演算回路は像ぶれ防止動作のための
    演算を行い、前記制御手段は、前記演算回路が像ぶれ防
    止動作のための演算を行うための信号入力を行う時間間
    隔を前記演算回路の負荷を考慮して変化させることを特
    徴とする請求項1のカメラまたは光学機器のための制御
    装置。
  4. 【請求項4】 前記演算回路は、像ぶれ防止動作のため
    の演算および前記カメラまたは光学機器の像ぶれ防止動
    作とは異なる機能の動作のための演算を行い、前記制御
    手段は、前記像ぶれ防止動作とは異なる機能の状態に応
    答して、像ぶれ防止動作のための演算を行うための信号
    入力を行う時間間隔を変化させることを特徴とする請求
    項3のカメラまたは光学機器のための制御装置。
  5. 【請求項5】 前記制御手段は、前記カメラのシャッタ
    制御動作が行われることに応答して像ぶれ防止動作のた
    めの演算を行うための信号入力をおこなう時間間隔を変
    化させることを特徴とする請求項3のカメラまたは光学
    機器のための制御装置。
  6. 【請求項6】 前記制御手段は、前記カメラまたは光学
    機器に電源を供給する電源の状態に応答して像ぶれ防止
    動作のための演算を行うための信号入力を行う時間間隔
    を変化させることを特徴とする請求項3のカメラまたは
    光学機器のための制御装置。
  7. 【請求項7】 前記演算回路は露光制御のための演算を
    行い、前記制御手段は、露光制御動作が行われることに
    応答して前記演算回路が信号入力を行う時間間隔を前記
    所定時間間隔より短くすることを特徴とする請求項2の
    カメラまたは光学機器のための制御装置。
  8. 【請求項8】 前記制御手段は、前記シャッタ制御動作
    が行われることに応答して像ぶれ防止のための演算を行
    う時間間隔を短くすることを特徴とする請求項5のカメ
    ラまたは光学機器のための制御装置。
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