JPH0861143A - オイルシールを備えたエンジン - Google Patents

オイルシールを備えたエンジン

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JPH0861143A
JPH0861143A JP19809094A JP19809094A JPH0861143A JP H0861143 A JPH0861143 A JP H0861143A JP 19809094 A JP19809094 A JP 19809094A JP 19809094 A JP19809094 A JP 19809094A JP H0861143 A JPH0861143 A JP H0861143A
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JP
Japan
Prior art keywords
oil seal
bearing
engine
flywheel
crankshaft
Prior art date
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Pending
Application number
JP19809094A
Other languages
English (en)
Inventor
Seiji Terashita
清司 寺下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 エンジンのクランク軸のオイルシールに塵埃
などが侵入するのを防止する。 【構成】クランク軸6の後部ジャーナル7を軸受け3を
介してクランクケース1に支持し、クランク軸6の後方
突出部8にフライホイル11を固定し、上記軸受け取り
付けカバー5に環状のオイルシール12を内嵌し、オイ
ルシール12の内側のリップ部12aをクランク軸6の
周面13に接触させた、オイルシールを備えたエンジン
において、上記オイルシール12からフライホイル11
の前面14に向けて防塵用突起15を延出した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はオイルシールを備えたエ
ンジンに関し、オイルシールに泥や塵埃が侵入するのを
阻止して、オイルシールの損耗を防止できるものを提供
する。
【0002】
【発明の背景】本発明の対象となるオイルシールを備え
たエンジンの基本構造は、図1又は図7に示すように、
エンジンEのクランクケース1の後壁2に軸受け収容孔
3aをあけ、この軸受け収容孔3aに軸受け3を内嵌
し、クランクケース1の後壁2に軸受け取り付けカバー
5を固定し、この軸受け取り付けカバー5で軸受け3を
後から固定し、クランク軸6の後部ジャーナル7を軸受
け3を介してクランクケース1に支持し、クランク軸6
の後方突出部8にフライホイル11を固定し、上記軸受
け取り付けカバー5に環状のオイルシール12を内嵌
し、オイルシール12の内側のリップ部12aをクラン
ク軸6の周面13に接触させた形式のものである。
【0003】
【従来の技術】この形式の従来技術としては、図7に示
すものがあり、これはオイルシール12とフライホイル
11の間に大きな空隙16が空いている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術では、空
隙16を介して外部から塵埃や泥土などがオイルシール
12のリップ部12aとクランク軸6の周面13とのシ
ール面18に侵入し易く、オイルシール12のリップ部
12aが損耗してオイル漏れを起こす虞れがある。本発
明は、このエンジンのクランク軸のオイルシールに塵埃
などが侵入するのを防止することを技術的課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するため
の手段を、実施例を示す図1〜図6により以下に説明す
る。即ち、発明1は前記基本構造のオイルシールを備え
たエンジンにおいて、図1に示すように、上記オイルシ
ール12からフライホイル11の前面14に向けて防塵
用突起15を延出したことを特徴とする。
【0006】発明2は、上記発明1において、図2〜図
6に例示するように、オイルシール12から防塵用突起
15を延出するのに代えて、クランクケース1の後壁
2、軸受け取り付けカバー5、クランクケース1の後壁
2に取り付けたリヤエンドプレート10のうちから選択
されたエンジン後部部材17と、フライホイル11の前
面14とを対向させ、このエンジン後部部材17とフラ
イホイル11の前面14のうち、一方から他方の対向面
に向けて防塵用突起15を突設したことを特徴とする。
【0007】
【作用】
(1)発明1では、図1に例示するように、オイルシール
12からフライホイル11の前面14に向けて防塵用突
起15を延出するので、この防塵用突起15とフライホ
イル11の前面14との空隙16を十分に狭くすること
ができ、オイルシール12のリップ部12aとクランク
軸6の周面13とのシール面18に外部から塵埃や泥土
などが侵入するのを有効に防止できる。
【0008】(2)発明2では、図2〜図6に例示するよ
うに、エンジン後部部材17とフライホイル11の前面
14のうち、一方から他方の対向面に向けて防塵用突起
15を突設するので、上記(1)と同様に、オイルシール
12のリップ部12aとクランク軸6の周面13とのシ
ール面18に外部から塵埃や泥土などが侵入するのを有
効に防止できる。
【0009】
【発明の効果】発明1・2ではいずれも、防塵用突起に
よって、オイルシールのリップ部とクランク軸の周面と
のシール面に外部から塵埃や泥土などが侵入するのを有
効に防止できる。このため、オイルシールのリップ部の
損耗を抑制し、オイルシールから外部へのオイル漏れを
防止できる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて述べ
る。図1は実施例1を示す縦型多気筒エンジンの要部縦
断面図である。
【0011】図1(A)に示すように、縦型多気筒エン
ジンEのクランクケース1の後壁2に軸受け収容孔3a
をあけ、この軸受け収容孔3aに軸受け3を内嵌し、ク
ランクケース1の後壁2に軸受け取り付け5を固定し、
後側から臨ませた軸受け取り付けカバー5で軸受け3を
後から固定する。上記クランクケース1に後寄りの軸受
け3を介してクランク軸6の後部ジャーナル7を支持
し、クランク軸6の後方突出部8にフライホイル11を
締結ボルト19を介して着脱可能に固定する。
【0012】図1(A)・(B)に示すように、上記軸
受けケースカバー5に環状のオイルシール12を内嵌し
てフライホイル11に前から臨ませ、オイルシール12
の内側のリップ部12aをクランク軸6の周面13に接
触させる。上記オイルシール12からフライホイル11
の前面14に向けて防塵用突起15を後向きに延出して
ある。
【0013】防塵用突起15は、図1(B)の網掛け部
に示すように、既存のオイルシール12の後壁12bか
ら後向きに延出されるとともに、外径方向の軸受け取り
付けカバー5に沿って導出され、ブロック状に形成され
ている。防塵用突起15とフライホイル11の前面14
との空隙16は3mm以内、望ましくは2mm以内、よ
り望ましくは1mm以内とする。空隙16が狭いほど塵
埃が泥土の通過がより確実に防止されるからである。
【0014】そこで、本実施例1の防塵装置の機能を説
明すると、オイルシール12からフライホイル11に向
けて防塵用突起15を後向きに延出するので、この防塵
用突起15によりオイルシール12とクランク軸6の間
のシール面18を上記後部空隙16から遮蔽できる。上
記シール面18に外部から塵埃や泥土などが侵入するの
を有効に防止して、オイルシール12の損耗を抑制で
き、オイルシール12から外部へのオイル漏れを防止で
きる。また、本実施例1では、オイルシール12の成形
時に、防塵用突起15を一体に成型できるので、防塵用
突起15の製造が容易になる。
【0015】図2は実施例2を示し、上記防塵用突起1
5を、実施例1のようにオイルシール12に形成する替
わりに、軸受け取り付けカバー5から一体にフライホイ
ル11の前面14に向けて延出したものである。即ち、
軸受け取り付けカバー5から防塵用突起15を庇状に後
向きに突出して、フライホイル11の前面14に近接さ
せたもので(図2の網掛け部参照)、当該防塵用突起15
により空隙16を十分に狭くできる。
【0016】図3は実施例3を示し、上記実施例2とは
逆に、フライホイル11の前面14から軸受けケースカ
バー5に庇状の防塵用突起15を前向きに一体に延出し
たものである(図3の網掛け部参照)。
【0017】図4は本発明の実施例4を示し、前記実施
例2を基本構造にしながら、軸受け取り付けカバー5に
別体の防塵用突起15を締結ボルト21で着脱可能に固
定し、防塵用突起15をフライホイル11の前面14に
向けて後向きに突出したものである。
【0018】図5は実施例5を示し、前記実施例3を基
本構造にしながら、フライホイル11の前面に別体の防
塵用突起15を締結ボルト22で着脱可能に固定し、防
塵用突起15を軸受け取り付けカバー5に向けて前向き
に突出したものである。
【0019】図6は実施例6を示し、クランクケース1
の後壁2に固定したリヤエンドプレート10から防塵用
突起15を延出するように構成したものである。即ち、
リヤエンドプレート10の軸受けケースカバー5に臨む
側に別体の防塵用突起15を締結ボルト23で着脱可能
に固定し、防塵用突起15の屈曲部24を軸受け取り付
けカバー5に支持させながら、フライホイル11の前面
14に向けて防塵用突起15を後向きに突出したもので
ある。リヤエンドプレート10はセルスタータ等を取り
付けるためのものである。
【0020】上記実施例4〜6では、クランクケース1
の後壁2、軸受け取り付けカバー5、リヤエンドプレー
ト10等のエンジン後部部材17、又は、フライホイル
11に各々別体的に固定するので、既存のエンジン後部
部材17やフライホイル11を新たに加工する必要がな
く、防塵用突起15を簡略に設けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1を示す縦型多気筒エンジンを説明する
図で、図1(A)は要部縦断面図、図1(B)はオイル
シール周辺の拡大図である。
【図2】実施例2を示すエンジンの図1(B)相当図で
ある。
【図3】実施例3の図1(B)相当図である。
【図4】実施例4の図1(B)相当図である。
【図5】実施例5の図1(B)相当図である。
【図6】実施例6の図1(B)相当図である。
【図7】従来技術の図1(B)相当図である。
【符号の説明】
1…クランクケース、2…クランクケースの後壁、3…
軸受け、3a…軸受け収容孔、5…軸受けケースカバ
ー、6…クランク軸、7…後部ジャーナル、8…後方突
出部、10…リヤエンドプレート、11…フライホイ
ル、12…オイルシール、12a…リップ部、13…ク
ランク軸の周面、14…フライホイルの前壁、15…防
塵用突起、16…空隙、17…エンジン後部部材、E…
エンジン。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジン(E)のクランクケース(1)の後
    壁(2)に軸受け収容孔(3a)をあけ、この軸受け収容孔
    (3a)に軸受け(3)を内嵌し、クランクケース(1)の後
    壁(2)に軸受け取り付けカバー(5)を固定し、この軸受
    け取り付けカバー(5)で軸受け(3)を後から固定し、 クランク軸(6)の後部ジャーナル(7)を軸受け(3)を介
    してクランクケース(1)に支持し、クランク軸(6)の後
    方突出部(8)にフライホイル(11)を固定し、上記軸受
    け取り付けカバー(5)に環状のオイルシール(12)を内
    嵌し、オイルシール(12)の内側のリップ部(12a)を
    クランク軸(6)の周面(13)に接触させた、オイルシー
    ルを備えたエンジンにおいて、 上記オイルシール(12)からフライホイル(11)の前面
    (14)に向けて防塵用突起(15)を延出した、ことを特
    徴とするオイルシールを備えたエンジン。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載したオイルシールを備え
    たエンジンにおいて、オイルシール(12)から防塵用突
    起(15)を延出するのに代えて、 クランクケース(1)の後壁(2)、軸受け取り付けカバー
    (5)、クランクケース(1)の後壁(2)に取り付けたリヤ
    エンドプレート(10)のうちから選択されたエンジン後
    部部材(17)と、フライホイル(11)の前面(14)とを
    対向させ、このエンジン後部部材(17)とフライホイル
    (11)の前面(14)のうち、一方から他方の対向面に向
    けて防塵用突起(15)を突設した、ことを特徴とするオ
    イルシールを備えたエンジン。
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