JPH0861239A - ピストン型圧縮機における冷媒ガス吸入構造 - Google Patents

ピストン型圧縮機における冷媒ガス吸入構造

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JPH0861239A
JPH0861239A JP6192561A JP19256194A JPH0861239A JP H0861239 A JPH0861239 A JP H0861239A JP 6192561 A JP6192561 A JP 6192561A JP 19256194 A JP19256194 A JP 19256194A JP H0861239 A JPH0861239 A JP H0861239A
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JP
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rotary valve
suction
refrigerant gas
valve
chamber
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Application number
JP6192561A
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English (en)
Inventor
Kazuya Kimura
一哉 木村
Shigeyuki Hidaka
茂之 日高
Hiroaki Kayukawa
浩明 粥川
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Toyota Industries Corp
Original Assignee
Toyoda Automatic Loom Works Ltd
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Publication date
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Priority to DE19530127A priority patent/DE19530127C2/de
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    • F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04B—POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
    • F04B27/00—Multi-cylinder pumps specially adapted for elastic fluids and characterised by number or arrangement of cylinders
    • F04B27/08—Multi-cylinder pumps specially adapted for elastic fluids and characterised by number or arrangement of cylinders having cylinders coaxial with, or parallel or inclined to, main shaft axis
    • F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04B—POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
    • F04B27/00—Multi-cylinder pumps specially adapted for elastic fluids and characterised by number or arrangement of cylinders
    • F04B27/08—Multi-cylinder pumps specially adapted for elastic fluids and characterised by number or arrangement of cylinders having cylinders coaxial with, or parallel or inclined to, main shaft axis
    • F04B27/10—Multi-cylinder pumps specially adapted for elastic fluids and characterised by number or arrangement of cylinders having cylinders coaxial with, or parallel or inclined to, main shaft axis having stationary cylinders
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Abstract

(57)【要約】 【目的】体積効率の低下を回避し得るピストン型圧縮機
を提供する。 【構成】リヤハウジング3の半径中心部に形成された収
容室20内には円柱形状のロータリバルブ21が回転可
能に収容されている。ロータリバルブ21が回転軸4の
回転に連動する。ロータリバルブ21には吸入通路23
は背端面21-2からシール端面21-3にかけて貫設され
ている。吸入通路23の入口23-1は吸入室3-2に向け
て開口している。吸入通路23の出口23-2はシール端
面21-3上に開口している。ロータリバルブ21によっ
て区画された背圧領域20-2内の背圧がシール端面21
-3をバルブプレート11に押接する。背圧領域20-2の
圧力は吸入ポート11-1,11-4から導入される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、回転軸の周囲に配列さ
れた複数のシリンダボア内にピストンを収容すると共
に、回転軸の回転に連動してピストンを往復動させるピ
ストン型圧縮機における冷媒ガス吸入構造に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】圧縮室と吸入室との間の吸入ポートを圧
縮室内のフラッパ弁型の吸入弁によって開閉するピスト
ン型圧縮機では、吸入室内の冷媒ガスは上死点側から下
死点側へ移動するピストンの吸入動作によって吸入弁を
押し開いて圧縮室へ流入する。ピストンが下死点側から
上死点側へ移動する吐出行程では吸入弁が吸入ポートを
閉じ、圧縮室内の冷媒ガスが吐出ポートから吐出室へ吐
出される。弾性変形である吸入弁の撓み変形は弾性抵抗
として作用し、吸入室の圧力が圧力室の圧力をある程度
上回らなければ吸入弁は開放しない。即ち、吸入弁の開
放が遅れる。又、冷媒ガスと共に流動する潤滑油が吸入
ポートを閉じている吸入弁とその密接面との間に付着
し、この付着潤滑油が前記密接面と吸入弁との間の密接
力を高める。そのため、吸入弁の撓み変形開始が一層遅
れる。このような撓み変形開始遅れは圧縮室への冷媒ガ
ス流入量の減少、即ち体積効率の低下をもたらす。
【0003】特開平5−231310号公報のピストン
型圧縮機では、吸入弁の代わりにロータリバルブが用い
られており、ロータリバルブの採用によって体積効率の
向上が図られている。回転軸と一体的に回転するロータ
リバルブ内には吸入通路が形成されており、吸入通路の
出口はロータリバルブの周面に開口している。この出口
が回転軸の回転に伴って圧縮室の吸入ポートに順次連通
する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ロータリバルブを用い
た圧縮機では、フラッパ弁型の吸入弁を用いた圧縮機に
内在する体積効率低下の問題はない。しかし、ロータリ
バルブの周面とその収容室の周面との間のシール性が悪
ければ、圧縮又は吐出行程中の圧縮室内の冷媒ガスが吸
入ポートからロータリバルブの周面と収容室の周面との
間から洩れ、体積効率が低下する。ロータリバルブの周
面と収容室の周面との間のシール性はロータリバルブの
周面と収容室の周面との間のクリアランスの大小にのみ
依存するが、周面間のクリアランス管理は大層厄介であ
る。又、シリンダブロックが変形すればクリアランスが
大きくなり、シール性が低下する。
【0005】本発明は、体積効率の低下を回避し得るピ
ストン型圧縮機における冷媒ガス吸入構造を提供するこ
とを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】そのために本発明では、
回転軸の周囲に配列された複数のシリンダボア内にピス
トンを収容すると共に、回転軸の回転に連動してピスト
ンを往復動させるピストン式圧縮機を対象とし、請求項
1の発明では、ピストンによってシリンダボア内に区画
される圧縮室に冷媒ガスを導入するための吸入通路をロ
ータリバルブに形成すると共に、吸入通路の出口をロー
タリバルブのシール端面上に設け、ピストンの往復動に
同期して前記圧縮室の吸入ポートと前記吸入通路の出口
とを順次連通するように前記回転軸に前記ロータリバル
ブを連動し、ロータリバルブの背端面側からシール端面
側へロータリバルブを付勢する付勢手段を設けた。
【0007】請求項2の発明では、前記シール端面を平
面とした。請求項3の発明では、吐出行程終了前後の状
態にある圧縮室に連通する吸入ポートと、圧縮行程に入
った状態にある圧縮室に連通する吸入ポートとを回転軸
の回転に同期して連通すると共に、前記両吸入ポート間
をシールするシール端面の部分を包囲する捕捉溝を前記
ロータリバルブのシール端面上に形成した。
【0008】請求項4の発明では、前記ロータリバルブ
を収容する収容室内に前記ロータリバルブの背端面によ
って背圧領域を区画し、吸入圧よりも高い圧力領域と前
記背圧領域とを連通して前記付勢手段を構成した。
【0009】請求項5の発明では、前記圧力領域を吸入
ポートとし、背圧領域と吸入ポートとをロータリバルブ
の表面に沿った間隙を介して連通した。請求項6の発明
では、前記圧力領域を吸入ポートとし、ロータリバルブ
に貫設された背圧導入通路を介して前記吸入ポートと背
圧領域とを連通した。
【0010】請求項7の発明では、前記圧力領域を前記
捕捉溝とし、ロータリバルブに貫設された背圧導入通路
を介して前記捕捉溝と背圧領域とを連通した。請求項8
の発明では、前記シリンダボアを形成するシリンダブロ
ックに組み付けられて吐出室を形成するハウジング内に
前記ロータリバルブの収容室を形成した。
【0011】請求項9の発明では、前記ロータリバルブ
のシール端面と摺接する弁座を、前記シリンダブロック
と前記ハウジングとの間に介在されたバルブプレートと
した。
【0012】
【作用】ロータリバルブ内の吸入通路はロータリバルブ
の回転に伴って吸入ポートを介して複数の圧縮室に順次
連通する。この連通は圧縮室に対するピストンの吸入動
作に同期して行われる。吸入通路と圧縮室とが連通して
いる時にピストンが下死点側へ向かい、吸入通路内の冷
媒ガスが圧縮室へ流入する。ロータリバルブは付勢手段
によって背端面側からシール端面側へ付勢され、ロータ
リバルブのシール端面がこれと摺接する弁座に押接され
る。この押接作用がシール端面とこれに対する摺接面と
の隙間を小さくしてシール性能を高める。
【0013】請求項2の発明では、シール端面が平面で
あり、平面のシール端面とこれに摺接する平面との間の
シール性の確保は最も容易である。請求項3の発明で
は、捕捉溝は、吐出行程終了前後の状態にある圧縮室に
連通する吸入ポートと、圧縮行程に入った状態にある圧
縮室に連通する吸入ポートとをロータリバルブの回転に
伴って順次連通していく。吐出行程終了前後の状態にあ
る圧縮室の冷媒ガスの一部は吸入ポートからシール端面
に沿って漏洩してゆくが、この漏洩ガスは捕捉溝に捕捉
される。冷媒ガスを捕捉した捕捉溝は圧縮行程に入った
状態にある圧縮室の吸入ポートに連通する。この連通に
より捕捉溝内の冷媒ガスが圧縮行程開始の状態にある圧
縮室へ流入する。即ち、吸入ポートからシール端面に沿
って漏洩する冷媒ガス及び圧縮室に残留する冷媒ガスが
吐出行程に入った圧縮室へ送りこまれ、体積効率が向上
する。
【0014】請求項4の発明では、吸入圧よりも高い圧
力の冷媒ガスが背圧領域に導入され、背圧領域内の圧力
がロータリバルブを背端面側からシール端面側へ付勢す
る。この付勢作用によりシール端面上のシール性が高め
られる。
【0015】請求項5の発明では、吸入ポートからバル
ブプレートの周面に沿って洩れる冷媒ガスが背圧領域へ
導入され、この洩れガスの圧力がロータリバルブの背端
面に作用する。
【0016】請求項6の発明では、圧縮又は吐出行程に
ある圧縮室に連通する吸入ポート内の冷媒ガスが背圧導
入通路を介して背圧領域へ導入され、この導入ガス圧が
ロータリバルブの背端面に作用する。
【0017】請求項7の発明では、捕捉溝内の冷媒ガス
が背圧領域に導入され、背圧領域内の圧力がロータリバ
ルブを背端面側からシール端面側へ付勢する。請求項8
の発明では、ロータリバルブがハウジング内の収容室に
収容される。この収容構造はシリンダブロック内にロー
タリバルブを収容する構造に比してシリンダブロックの
強度確保の上で有利である。
【0018】請求項9の発明では、ロータリバルブのシ
ール端面がバルブプレートに摺接する。バルブプレート
には圧縮室から吐出室へ冷媒ガスを吐出するための吐出
ポートが設けられる。ロータリバルブの径はこの吐出ポ
ートの配列半径によって制約を受ける範囲まで大きくで
き、前記シール端面上のシール面積が可及的に拡大され
る。
【0019】
【実施例】以下、本発明を具体化した第1実施例を図1
〜図5に基づいて説明する。図1に示すようにシリンダ
ブロック1の前後にはフロントハウジング2及びリヤハ
ウジング3がガスケット28、バルブプレート11、吐
出弁形成プレート12及びガスケット型のリテーナ形成
プレート13を介して接合固定されている。バルブプレ
ート11と吐出弁形成プレート12との間にはリング状
のガスケット29が介在されている。バルブプレート1
1とリテーナ形成プレート13との間にはリング状のガ
スケット30が介在されている。
【0020】シリンダブロック1及びフロントハウジン
グ2には回転軸4がラジアルベアリング5,6を介して
回転可能に支持されている。ラジアルベアリング6を介
して回転軸4の端部を支持する支持孔1-1はフロントハ
ウジング2内のクランク室2-1に連通している。
【0021】フロントハウジング2内にて回転軸4には
回転支持体7が止着されている。図4に示すように回転
支持体7の周縁部に形成された支持アーム7-1にはガイ
ド孔7-2,7-3が形成されている。回転軸4には斜板8
が回転軸4の軸線方向へ傾動可能かつスライド可能に支
持されている。斜板8には連結片8-1,8-2が止着され
ていると共に、連結片8-1,8-2の先端部にはガイドピ
ン9,10が取り付けられている。ガイドピン9,10
はガイド孔7-2,7-3に係合しており、ガイド孔7-2,
7-3はガイドピン9,10を介して斜板8の傾動を案内
する。これにより斜板8が回転軸4の軸線方向へ揺動可
能かつ回転軸4と一体的に回転可能である。
【0022】支持孔1-1内にはスラストベアリング14
及び予荷重付与ばね15が収容されている。予荷重付与
ばね15はスラストベアリング14を介して回転軸4に
予荷重を付与する。予荷重は回転軸4、回転支持体7及
びスラストベアリング22を介してフロントハウジング
2で受け止められる。予荷重付与ばね15は回転軸4の
スラスト方向のがたつきを防止する。
【0023】回転軸4の周囲にてシリンダブロック1に
は複数のシリンダボア16(本実施例では6つ)が等間
隔角度位置に配列形成されており、各シリンダボア16
内には片頭ピストン17が収容されている。斜板8の回
転は一対のシュー18,19を介して片頭ピストン17
の往復運動に変換され、片頭ピストン17がシリンダボ
ア16内を前後動する。
【0024】図3に示すようにリヤハウジング3内の周
辺側には吐出室3-1が形成されている。図1に示すよう
にリヤハウジング3内の半径中心部には吸入室3-2が形
成されている。片頭ピストン17によって各シリンダボ
ア16内に区画される圧縮室16-1,16-2,16-3,
16-4,16-5,16-6はバルブプレート11によって
吐出室3-1から区画されており、バルブプレート11上
には吐出ポート11-7が形成されている。吐出弁形成プ
レート12上にはフラッパ弁型の吐出弁12-1が形成さ
れており、リテーナ形成プレート13上にはリテーナ1
3-1が形成されている。吐出弁12-1は吐出室3-1側で
吐出ポート11-7を開閉し、リテーナ13-1は吐出弁1
2-1の撓み変位量を規制する。
【0025】リヤハウジング3の半径中心部には円柱形
状の収容室20が形成されている。収容室20は吸入室
3-2に連通している。収容室20内には円柱形状のロー
タリバルブ21が回転可能に収容されている。バルブプ
レート11に対するロータリバルブ21の対向端面には
長孔形状の連結凹部21-1が形成されている。連結凹部
21-1はロータリバルブ21の直径線上に設定されてい
る。ロータリバルブ21の中心軸線は回転軸4の回転軸
線と略一致している。支持孔1-1内で支持される回転軸
4の端部の先端は収容室20内に突出しており、この突
出先端部4-1が連結凹部21-1に嵌合している。突出先
端部4-1は連結凹部21-1の長手方向に相対摺動可能で
ある。回転軸4の回転は突出先端部4-1及び連結凹部2
1-1を介してロータリバルブ21に伝達され、ロータリ
バルブ21が回転軸4の回転に連動する。
【0026】ロータリバルブ21には吸入通路23が背
端面21-2からシール端面21-3にかけて貫設されてい
る。吸入通路23の入口23-1は吸入室3-2に向けて開
口している。図2に示すように吸入通路23の出口23
-2はシール端面21-3上に開口している。シール端面2
1-3はバルブプレート11に摺接する。即ち、バルブプ
レート11はロータリバルブ21の弁座となる。
【0027】片頭ピストン17が上死点位置から下死点
位置に向かう吸入行程に入った圧縮室16-j(j=1〜
6)は吸入通路23の出口23-2に接続し、導入口3-3
から吸入室3-2に導入される冷媒ガスが吸入通路23を
経由して吸入行程にある圧縮室16-jに吸入される。
【0028】バルブプレート11には圧縮室16-1〜1
6-6と同数の吸入ポート11-1,11-2,11-3,11
-4,11-5,11-6が回転軸4の周囲に等間隔角度位置
に配列形成されている。吸入ポート11-jと圧縮室16
-jとは1対1で連通しており、図3に示すように各吸入
ポート11-jは吸入通路23の出口23-2の周回領域に
接続している。図3では圧縮室16-1内の片頭ピストン
17が上死点位置にあり、圧縮室16-4内の片頭ピスト
ン17が下死点位置にある。回転軸4は矢印R方向に回
転している。
【0029】ロータリバルブ21のシール端面21-3に
は捕捉溝24が形成されている。捕捉溝24は、ロータ
リバルブ21の回転中心に関して吸入通路23とは反対
側にある。捕捉溝24は、半径方向の入口溝24-1及び
出口溝24-2と、入口溝24-1と出口溝24-2とを半径
中心側で繋ぐ周方向の迂回溝24-3とからなる。図3に
示すように入口溝24-1と出口溝24-2とは半周近く離
れて配置されている。ロータリバルブ21の中心軸線を
中心とした入口幅24-1の幅角度θ1 は出口溝24-2の
幅角度θ2 よりも小さくしてある。出口幅24-2の幅角
度θ2 は吸入ポート11-jの幅角度θ0 よりも大きくし
てある。吸入通路23の出口23-2の幅角度θ3 は半周
近くにしてある。
【0030】ロータリバルブ21の回転中心付近には放
圧通路21-4がシール端面21-3側から背端面21-2側
にかけて貫設されている。放圧通路21-4は絞り機能を
持ち、支持孔1-1と吸入室3-2とが放圧通路21-4を介
して連通している。
【0031】ロータリバルブ21は回転軸4と一体的に
回転する。回転軸4の回転軸線とロータリバルブ21の
中心軸線とが幾分ずれている場合にも、回転軸4の突出
先端部4-1と連結凹部21-1との嵌合関係により前記ず
れが吸収される。即ち、前記ずれがある場合にはロータ
リバルブ21は僅かに旋回しながら回転する。従って、
収容室20の周面とロータリバルブ21の周面との間の
クリアランスは組み付け誤差による前記ずれを考慮して
設定される。
【0032】入口溝24-1及び出口溝24-2はロータリ
バルブ21の回転に伴って吸入ポート11-jに順次連通
してゆく。又、捕捉溝24によって包囲されるシール端
面21-3の領域はロータリバルブ21の回転に伴って吸
入ポート11-jを順次閉塞してゆき、片頭ピストン17
が下死点位置から上死点位置に向かう吐出行程にある圧
縮室16-jと吸入通路23との接続が断たれる。
【0033】圧縮室16-jへ吸入された冷媒ガスは片頭
ピストン17が下死点位置から上死点位置に向かう吐出
動作によって吐出ポート11-7から吐出弁12-1を押し
退けて吐出室3-1に吐出される。片頭ピストン17のス
トロークはクランク室2-1内の圧力と圧縮室16-j内の
吸入圧との片頭ピストン17を介した差に応じて変わ
り、斜板8の傾斜角が変化する。吐出室3-1内の冷媒ガ
スは、吸入圧に感応して弁開度を変える容量制御弁25
及び圧力供給通路26を介してクランク室2-1に供給さ
れる。クランク室2-1内の冷媒ガスは支持孔1-1及び放
圧通路21-4を介して吸入室3-2に放出されている。ク
ランク室2-1内の圧力は吐出室3-1からの冷媒ガスの供
給及びクランク室2-1から吸入室3-2への冷媒ガス放出
によって制御される。
【0034】収容室20の底面にはシール用の環状溝2
0-1が吸入室3-2を包囲するように形成されている。環
状溝20-1内には環状のチップシール27が収容されて
いる。ロータリバルブ21の背端面21-2は収容室20
内に背圧領域20-2を区画している。背圧領域20-2
は、ロータリバルブ21の周面と収容室20の周面との
間のクリアランス、シール端面21-3とバルブプレート
11との間の僅かなクリアランスを介して吸入ポート1
1-jに連通している。
【0035】フラッパ弁型の吸入弁を用いた圧縮機の場
合には、潤滑油が吸入弁とその密接面との間の吸着力を
大きくしてしまい、吸入弁の開放開始タイミングが前記
吸着力によって遅れる。この遅れ、及び吸入弁の弾性抵
抗による吸入抵抗が体積効率を低下させる。しかしなが
ら、強制回転されるロータリバルブ21の採用では潤滑
油に起因する吸着力及び吸入弁の弾性抵抗による吸入抵
抗の問題はなく、圧縮室16-j内の圧力が吸入室3-2内
の吸入圧をわずかに下回れば冷媒ガスが直ちに圧縮室1
6-jに流入する。従って、吐出行程にある圧縮室16-j
内の高圧冷媒ガスが吸入ポート11-jを経由してクラン
ク室2-1、吸入室3-2といった低圧領域に漏洩しない限
り、ロータリバルブ21採用の圧縮機の体積効率はフラ
ッパ弁型の吸入弁採用の圧縮機に比して大幅に向上す
る。
【0036】捕捉溝24によって包囲されるシール端面
21-3の領域はロータリバルブ21の回転に伴って吸入
ポート11-jを順次閉塞してゆき、片頭ピストン17が
下死点位置から上死点位置に向かう圧縮又は吐出行程に
ある圧縮室16-jと吸入通路23との接続が断たれる。
即ち、圧縮室16-jが圧縮又は吐出行程にあるときには
吸入ポート11-jと吸入通路23との連通が遮断される
が、圧縮室16-jに連通する吸入ポート11-j内は圧縮
室16-jと同じように昇圧する。バルブプレート11と
シリンダブロック1との間のガスケット28は吸入ポー
ト11-jから支持孔1-1への高圧冷媒ガス漏洩を阻止す
る。収容室20へのロータリバルブ21の嵌入容易性、
収容室20内でのロータリバルブ21の回転容易性を考
慮してロータリバルブ21の周面と収容室20の周面と
の間には適度なクリアランスが設けられる。又、シール
端面21-3とバルブプレート11とは平面接触である
が、微視的にみればシール端面21-3とバルブプレート
11との間には僅かなクリアランスがある。従って、吸
入ポート11-j内の高圧冷媒ガスは、シール端面21-3
とバルブプレート11との間のクリアランス及びロータ
リバルブ21の周面と収容室20の周面との間のクリア
ランスを経由して背圧領域20-2へ洩れる。吐出室3-1
と収容室20との間ではガスケット型のリテーナ形成プ
レート13及びガスケット29のシール機能によって冷
媒ガスの行き来が阻止されている。さらに、背圧領域2
0-2へ洩れた冷媒ガスの圧力が図5に示すように背端面
21-2と環状溝20-1の内周面とにチップシール27を
押接する。この押接作用が背圧領域20-2と吸入室3-2
との間の連通を遮断する。即ち、背圧領域20-2内の圧
力は吸入ポート11-jから背圧領域へ流入した冷媒ガス
の圧力となる。
【0037】吸入ポート11-jからロータリバルブ21
の周面以外に向かう洩れガスは捕捉溝24によって捕捉
される。捕捉溝24に捕捉された漏洩冷媒ガスは出口溝
24-2から圧縮行程に入った圧縮室へ流入し、吸入ポー
ト11-jからの洩れガスが吸入通路23の出口23-2へ
流入することはない。洩れガスが吸入通路23へ流入す
れば、この流入分だけ吸入室3-2から圧縮室への吸入が
できなくなり、体積効率が低下する。しかし、捕捉溝2
4を経由して洩れガスを圧縮行程開始状態にある圧縮室
へ送り込めば、吸入室3-2からの冷媒ガス吸入量が減る
ことはなく、吸入11-jからの冷媒ガス洩れが体積効率
を低下させることはない。
【0038】背圧領域20-2内の背端面21-2の受圧面
積S1 は、背端面21-2の周縁と環状溝20-1の内周縁
との間の領域面積である。一方、シール端面21-3にお
ける洩れガスに対する受圧面積S2 は、多くとも捕捉溝
24の面積と捕捉溝24によって包囲されるシール端面
21-3上の領域面積との和である。この実施例ではS 1
>S2 となっている。洩れガスの圧力をPeとすると、
ロータリバルブ21は背端面21-2側からシール端面2
1-3側へ作用するPe(S1 −S2 )の圧力荷重によっ
てバルブプレート11に押接される。シール端面21-3
とバルブプレート11との間のシール性が高くない場
合、捕捉溝24内の冷媒ガス及びロータリバルブ21の
周面と収容室20の周面との間へ洩れ出た冷媒ガスがシ
ール端面21-3とバルブプレート11との間から出口2
3-2を介して吸入通路23へ流入し、体積効率が低下す
る。しかし、洩れガスを背圧として利用した付勢手段を
用いた本実施例では、ロータリバルブ21のシール端面
21-3が圧力荷重Pe(S1−S2 )によってバルブプ
レート11に押接され、シール端面21-3とバルブプレ
ート11との間のシール性が高められる。
【0039】又、シール端面21-3とバルブプレート1
1との間のシール性確保は平面同士の接合のために最も
容易である。シリンダブロック内の中心軸線付近にロー
タリバルブを収容する従来構成では、ロータリバルブの
収容室とシリンダボアとの隔壁が薄くなり、シリンダブ
ロックが変形し易い。シリンダブロックが変形すればロ
ータリバルブの収容室が変形し、ロータリバルブの周面
におけるシール性が低下したり、ロータリバルブが焼き
ついたりするという問題が生じる。又、シリンダボアの
変形によってピストン周面とシリンダボアとの間からの
冷媒ガス洩れ、ピストンの摺動不良といった問題が生じ
る。リヤハウジング3内の収容室20にロータリバルブ
21を収容する構成は、従来のロータリバルブ収容構成
に比してシリンダブロック1の強度確保の上で有利であ
り、シリンダブロック1の変形に起因する問題は解消さ
れる。
【0040】バルブプレート11をロータリバルブ21
の弁座とした構成では、ロータリバルブ21の径が吐出
ポート11-7の配列半径の制約を受けるが、ロータリバ
ルブ21の外周縁がシリンダボア16の配列半径の中ま
で入り込み可能である。即ち、シリンダブロック1をロ
ータリバルブ21の弁座とした場合に比してロータリバ
ルブ21の径を大きくでき、シール端面21-3の面積を
最も大きくできる。実質的なシール面積の増大はシール
性を高める。
【0041】なお、この実施例では、捕捉溝24の入口
溝24-1が例えば圧縮室16-1の吸入ポート11-1に接
続したときには出口溝24-2が圧縮室16-3の吸入ポー
ト11-3に接続する。片頭ピストン17が上死点位置に
配置されたときにも圧縮室の容積は零ではなく、圧縮冷
媒ガスが圧縮室に残留する。圧縮行程に入った圧縮室1
6-1の残留冷媒ガスは捕捉溝24を介して吐出行程に入
った圧縮室16-3へ流入する。吸入行程に入った圧縮室
の残留冷媒ガスがそのまま留まると、この残留冷媒ガス
分だけの冷媒ガスを吸入室3-2から圧縮室16-1へ吸入
できなくなり、体積効率が低下する。本実施例では残留
冷媒ガスの一部が圧縮行程に入った他の圧縮室で圧縮さ
れるため、体積効率が向上する。
【0042】入口溝24-1の幅角度θ1 は吸入ポート1
1-jの幅角度θ0 よりも可及的に小さくしてある。入口
溝24-1の幅角度θ1 が小さいほど入口溝24-1と吸入
ポート11-jとの接続終了タイミングが早まり、吸入行
程に入った圧縮室16-jの容積増大によって圧縮室16
-jの圧力が直ちに吸入通路23内の圧力よりも低下す
る。従って、吸入通路23と圧縮室16-jとが連通すれ
ば、吸入室3-2の冷媒ガスが圧縮室16-jへ直ちに流入
する。即ち、入口溝23-1の幅角度θ1 の大きさは体積
効率の向上に影響を与え、幅角度θ1 が小さいほど体積
効率が向上する。
【0043】捕捉溝24内を十分に低圧にしないままに
入口溝24-1の幅角度θ1 を小さくすれば残留ガス放出
を円滑に行えない。そのため、捕捉溝24内の低圧化は
入口溝24-1の幅角度θ1 を小さくする上で必要であ
る。出口溝24-2と吸入ポート11-jとの接続期間を長
くすれば捕捉溝24内の低圧化が確実となる。出口溝2
4-2と吸入ポート11-jとの接続期間の拡大は出口溝2
4-2の幅角度θ2 を拡げることによって得られる。
【0044】次に、図6の実施例を説明する。この実施
例ではロータリバルブ21に背圧導入通路21-5が設け
られている。背圧導入通路21-5は出口溝24-2から背
端面21-2にかけて貫設されており、捕捉溝24内の冷
媒ガスが背圧領域20-2に導入される。捕捉溝24内の
圧力は吸入ポート11-jからの洩れガスの圧力よりも低
く、背圧領域20-2の背圧が過大になることはない。過
大な背圧はシール端面21-3とバルブプレート11との
摺接抵抗を過大にし、動力損失が大きくなる。
【0045】次に、図7の実施例を説明する。この実施
例では背圧導入通路21-6は捕捉溝24によって包囲さ
れたシール端面21-3上の部分から背端面21-2にかけ
て貫設されている。背圧導入通路21-6は圧縮行程中の
圧縮室の吸入ポートに接続し、圧縮行程中の圧縮室の冷
媒ガスが背圧領域20-2に導入される。この圧縮行程中
の冷媒ガス圧は吸入ポート11-jからの洩れガスの圧力
よりも低く、背圧領域20-2の背圧が過大になることは
ない。
【0046】次に、図8の実施例を説明する。この実施
例では収容室20の底面とロータリバルブ21の背端面
21-2との間にスラストベアリング31及び圧縮ばね3
2が介在されている。ロータリバルブ21の周面と収容
室20の周面との間にはシールリング55が介在されて
いる。圧縮ばね32はスラストベアリング31を介して
ロータリバルブ21をバルブプレート11に押接する。
即ち、スラストベアリング31及び圧縮ばね32は付勢
手段を構成する。この実施例ではシール端面21-3とバ
ルブプレート11との間のシール性が圧縮ばね32のば
ね力によって確保される。
【0047】次に、図9の実施例を説明する。この実施
例ではシリンダブロック1がロータリバルブ21の弁座
となり、ロータリバルブ21のシール端面21-3がシリ
ンダブロック1の端面に摺接する。シリンダブロック1
をロータリバルブ21の弁座とした構成では、ロータリ
バルブ21の外周縁がシリンダボア16の配列半径の制
約を受け、ロータリバルブ21の外周縁がシリンダボア
16の配列半径の中まで入り込ませられず、第1実施例
の場合に比してシール端面21-3の面積が減る。しか
し、バルブプレート11の半径中心部がロータリバルブ
21のシール端面21-3の面積分だけ無くなり、しかも
リヤハウジング3の長さが短くなる。従って、圧縮機全
体が第1実施例に比して軽量になる。
【0048】次に、図10の実施例を説明する。この実
施例では吐出弁形成プレート54がロータリバルブ21
の弁座となり、ロータリバルブ21のシール端面21-3
が吐出弁形成プレート54に摺接する。撓み変位する吐
出弁54-1を形成する吐出弁形成プレート54は鉄製で
あるが、軽量化のためにロータリバルブ21をアルミニ
ウム製とすれば、ロータリバルブ21は異種金属の弁座
と摺接することになる。異種金属同士の摺接は同種金属
同士の摺接に比して摩耗防止の上で有利である。
【0049】次に、図11の実施例を説明する。この実
施例では一対のシリンダブロック33,34が締め付け
接合されている。斜板36を止着した回転軸35の周囲
には複数のシリンダボア33-1,34-1(図では1つの
み示す)が第1実施例と同様に配列形成されている。前
後で対となるシリンダボア33-1,34-1内には両頭ピ
ストン37が往復動可能に収容されている。両頭ピスト
ン37はシリンダボア33-1,34-1内に圧縮室33-
2,34-2を区画形成する。斜板36の回転はシュー3
8を介して両頭ピストン37の往復動に変換される。
【0050】両シリンダブロック33,34にはフロン
トハウジング39及びリヤハウジング40がバルブプレ
ート41,42を介して接合固定させている。両ハウジ
ング39,40には回転軸35が回転可能に支持されて
おり、回転軸35には斜板36が固着されている。両ハ
ウジング39,40内には吸入室39-1,40-1及び吐
出室39-2,40-2が区画形成されている。又、両ハウ
ジング39,40の半径中心部には収容室43,44が
形成されている。収容室43,44は吸入室39-1,4
0-1に連通している。収容室43,44にはロータリバ
ルブ45,46が回転可能に収容されている。ロータリ
バルブ45,46はスライド可能かつ相対回転不能に回
転軸35に連結されている。
【0051】ロータリバルブ45,46は第1実施例と
同じ形状をしており、ロータリバルブ45,46には吸
入通路47,48が第1実施例と同様に形成されてい
る。ロータリバルブ45,46のシール端面45-1,4
6-1には捕捉溝49,50が第1実施例と同様に形成さ
れている。又、ロータリバルブ45,46の背端面45
-2,46-2は収容室43,44内に背圧領域43-1,4
4-1を区画する。
【0052】図示しない外部冷媒回路の冷媒ガスは斜板
室51に導入される。斜板室51内の冷媒ガスは通路3
3-3,34-3を介して吸入室39-1,40-1に流入す
る。吸入室39-1,40-1内の冷媒ガスはバルブプレー
ト41,42上の吸入ポート41-1,42-1から圧縮室
33-2,34-2に吸入される。圧縮室33-2,34-2内
の冷媒ガスはバルブプレート41,42上の吐出ポート
41-2,42-2から吐出弁52,53を押し退けて吐出
室39-2,40-2に吐出される。
【0053】背圧領域43-1,44-1には吸入ポート4
1-1,42-1からの洩れガスが導入され、背圧領域43
-1,44-1内の背圧がロータリバルブ45,46のシー
ル端面45-1,46-1をバルブプレート41,42に押
接する。
【0054】この実施例においても第1実施例と同様の
シール効果及びシリンダブロック33,34の強度確保
の有利性が得られる。さらに本発明では、リテーナ形成
プレートをバルブプレートの弁座としたり、ロータリバ
ルブのシール端面を凸形状又は凹形状のテーパ周面とす
ることもできる。
【0055】前記した実施例から把握できる請求項以外
の技術思想について以下にその効果と共に記載する。 (1)請求項8に記載のロータリバルブに対する弁座
は、シリンダブロックとハウジングとの間に介在された
吐出弁形成プレートであるピストン型圧縮機における冷
媒ガス吸入構造。
【0056】ロータリバルブのシール端面における摩耗
防止及びロータリバルブの軽量化という効果が得られ
る。 (2)請求項8に記載のロータリバルブに対する弁座は
シリンダブロックであるピストン型圧縮機における冷媒
ガス吸入構造。
【0057】圧縮機を軽量化できるという効果が得られ
る。
【0058】
【発明の効果】以上詳述したように本発明は、回転軸に
連動するロータリバルブに吸入通路を設けると共に、シ
ール端面上に吸入通路の出口を設け、ロータリバルブの
背端面側からシール端面側へロータリバルブを付勢する
ようにしたので、シール端面に沿った冷媒ガス洩れを抑
制して体積効率を向上し得るという優れた効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を具体化した第1実施例を示す圧縮機
全体の側断面図である。
【図2】 要部分解斜視図である。
【図3】 図1のA−A線断面図である。
【図4】 図1のB−B線断面図である。
【図5】 要部拡大側断面図である。
【図6】 別例を示す要部分解斜視図である。
【図7】 別例を示す要部分解斜視図である。
【図8】 別例を示す要部拡大側断面図である。
【図9】 別例を示す要部拡大側断面図である。
【図10】別例を示す要部拡大側断面図である。
【図11】別例を示す圧縮機全体の側断面図である。
【符号の説明】
1…シリンダブロック、3…リヤハウジング、11…バ
ルブプレート、11-1〜11-6…吸入ポート、16…シ
リンダボア、16-1〜16-6…圧縮室、17…片頭ピス
トン、20…収容室、20-2…背圧領域、21…ロータ
リバルブ、21-2…背端面、21-3…シール端面、21
-5,21-6…背圧導入通路、23…吸入通路、23-1…
入口、23-2…出口、24…捕捉溝。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転軸の周囲に配列された複数のシリンダ
    ボア内にピストンを収容すると共に、回転軸の回転に連
    動してピストンを往復動させるピストン型圧縮機におい
    て、 ピストンによってシリンダボア内に区画される圧縮室に
    冷媒ガスを導入するための吸入通路をロータリバルブに
    形成すると共に、吸入通路の出口をロータリバルブのシ
    ール端面上に設け、ピストンの往復動に同期して前記圧
    縮室の吸入ポートと前記吸入通路の出口とを順次連通す
    るように前記回転軸に前記ロータリバルブを連動し、ロ
    ータリバルブの背端面側からシール端面側へロータリバ
    ルブを付勢する付勢手段を設けたピストン型圧縮機にお
    ける冷媒ガス吸入構造。
  2. 【請求項2】前記シール端面は平面である請求項1に記
    載のピストン型圧縮機における冷媒ガス吸入構造。
  3. 【請求項3】吐出行程終了前後の状態にある圧縮室に連
    通する吸入ポートと、圧縮行程に入った圧縮室に連通す
    る吸入ポートとを回転軸の回転に同期して連通すると共
    に、前記両吸入ポート間をシールするシール端面の部分
    を包囲する捕捉溝を前記ロータリバルブのシール端面上
    に形成した請求項1及び請求項2のいずれか1項に記載
    のピストン型圧縮機における冷媒ガス吸入構造。
  4. 【請求項4】前記ロータリバルブを収容する収容室内に
    前記ロータリバルブの背端面によって背圧領域を区画
    し、吸入圧よりも高い圧力領域と前記背圧領域とを連通
    して付勢手段を構成した請求項1乃至請求項3のいずれ
    か1項に記載のピストン型圧縮機における冷媒ガス吸入
    構造。
  5. 【請求項5】前記圧力領域は吸入ポートであり、前記吸
    入ポートと背圧領域とはロータリバルブの表面に沿った
    間隙を介して連通している請求項4に記載のピストン型
    圧縮機における冷媒ガス吸入構造。
  6. 【請求項6】前記圧力領域は吸入ポートであり、前記吸
    入ポートと背圧領域とは、ロータリバルブに貫設された
    背圧導入通路を介して連通している請求項4に記載のピ
    ストン型圧縮機における冷媒ガス吸入構造。
  7. 【請求項7】前記圧力領域は捕捉溝であり、前記捕捉溝
    と背圧領域とは、ロータリバルブに貫設された背圧導入
    通路を介して連通している請求項4に記載のピストン型
    圧縮機における冷媒ガス吸入構造。
  8. 【請求項8】前記ロータリバルブを収容する収容室は、
    前記シリンダボアを形成するシリンダブロックに組み付
    けられて吐出室を形成するハウジング内に形成されてい
    る請求項1乃至請求項7のいずれか1項に記載のピスト
    ン型圧縮機における冷媒ガス吸入構造。
  9. 【請求項9】前記ロータリバルブのシール端面と摺接す
    る弁座は、前記シリンダブロックと前記ハウジングとの
    間に介在されたバルブプレートである請求項8に記載の
    ピストン型圧縮機における冷媒ガス吸入構造。
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