JPH0861402A - 車両用ブレーキドラム - Google Patents

車両用ブレーキドラム

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JPH0861402A
JPH0861402A JP19983294A JP19983294A JPH0861402A JP H0861402 A JPH0861402 A JP H0861402A JP 19983294 A JP19983294 A JP 19983294A JP 19983294 A JP19983294 A JP 19983294A JP H0861402 A JPH0861402 A JP H0861402A
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JP
Japan
Prior art keywords
brake
brake drum
vehicle
lining material
drum
Prior art date
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Pending
Application number
JP19983294A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Ema
宏 江間
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Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
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Publication date
Application filed by Suzuki Motor Corp filed Critical Suzuki Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】異音の発生を抑え、安定したブレーキの利きを
得ると共にライニング材の磨耗粉がブレーキ装置内に堆
積することのない車両用ブレーキドラムを提供するにあ
る。 【構成】ホイール28に固定され、円盤状の底壁31a
と、この底壁31aの外周縁から上記ホイール28の軸
心αと平行に延びる周壁31bとを有する有底円筒状の
車両用ブレーキドラム31において、上記周壁31bに
上記ブレーキドラム31の内外を連通させる複数個の貫
通口40を設けたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は車両用ブレーキドラムに
関する。
【0002】
【従来の技術】車両には、その車両を減速させたり停止
させるためにブレーキ装置が備えられている。ブレーキ
装置は、大別してディスク式とドラム式とがあり、その
うちドラム式のブレーキ装置は、車輪と共に回動する金
属製のブレーキドラムの周壁の内面にブレーキライニン
グを押付けて制動するものである。以下、図5(a)お
よび(b)に自動二輪車等の車両に用いられる機械式ド
ラムブレーキ装置の構造を説明する。
【0003】図5(a)に示すように、ドラムブレーキ
装置1は、車輪と共に回動する有底円筒状の金属製ブレ
ーキドラム2と、一端がアンカピン3に支持された左右
一対で円弧状のブレーキシュー4と、これらのブレーキ
シュー4の各自由端間に配置されたブレーキカム5と、
このブレーキカム5に一端が接続されたカムレバー6
と、各ブレーキシュー4間に弾装されたリターンスプリ
ング7とから構成されている。また、各ブレーキシュー
4の外周面にはライニング材8が貼られている。このラ
イニング材8は、石綿を合成樹脂やゴム材などの結合材
と共に高温・高圧下で成形したモールドライニングが一
般に使用されている。なお、ブレーキドラム2以外の各
部材は図示しないブレーキシュープレートに取付けられ
ている。
【0004】図示しないブレーキレバーを握るか、また
はブレーキペダルを踏み込むことによりケーブルやロッ
ド9を通じて力がカムレバー6に伝わり、図5(b)に
示すようにブレーキカム5が回動作動される。そして、
ブレーキカム5が回動作動することにより矢印Xが示す
ようにブレーキシュー4がブレーキドラム2周壁の内周
面2aに押付けられ、ライニング材8とブレーキドラム
2との摩擦により性動力が発生するようになっている。
なお、ブレーキを緩めるとブレーキシュー4はリターン
スプリング7の作用で戻され、制動作用がなくなるよう
になっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ライニ
ング材とブレーキドラムとの摩擦によりライニング材の
表面が磨耗して磨耗粉が発生し、この磨耗粉がライニン
グ材表面に付着して時間経過と共にライニング材表面を
鏡面化してしまう。その結果、ライニング材がブレーキ
ドラム周壁の内周面に押付けられた時に、俗に言う「ブ
レーキ鳴き」と称する異音を発生する。
【0006】また、ライニング材表面が鏡面化してしま
うことにより摩擦係数が変化し、ブレーキの利きが低下
する。
【0007】さらに、ライニング材の磨耗粉がブレーキ
装置内に堆積し、定期的に除去しなければならない。
【0008】本発明は上述した事情を考慮してなされた
もので、異音の発生を抑え、安定したブレーキの利きを
得ると共にライニング材の磨耗粉がブレーキ装置内に堆
積することのない車両用ブレーキドラムを提供すること
を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係る車両用ブレ
ーキドラムは、上述した課題を解決するために、請求項
1に記載したように、ホイールに固定され、円盤状の底
壁と、この底壁の外周縁から上記ホイールの軸心と平行
に延びる周壁とを有する有底円筒状の車両用ブレーキド
ラムにおいて、上記周壁に上記ブレーキドラムの内外を
連通させる複数個の貫通口を設けたものである。
【0010】
【作用】上記の構成を有する本発明においては、ホイー
ルに固定され、円盤状の底壁と、この底壁の外周縁から
上記ホイールの軸心と平行に延びる周壁とを有する有底
円筒状の車両用ブレーキドラムの上記周壁に上記ブレー
キドラムの内外を連通させる複数個の貫通口を設けたた
め、ライニング材の磨耗粉が上記貫通口から排出される
ことにより異音の発生が抑えられ、安定したブレーキの
利きが得られると共にライニング材の磨耗粉がブレーキ
装置内に堆積することがない。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0012】図1は、この発明を適用した車両としての
スクータ型車両の一例を示す左側面図である。図1に示
すように、このスクータ型車両11は車体フレーム12
を有し、この車体フレーム12は、ヘッドパイプ13か
ら斜下方向に延びるダウンチューブ14と、例えば鋼板
をプレス成型したモノコック構造で、ダウンチューブ1
4に前部が固着されたリヤフレーム15とから構成され
る。リヤフレーム15の内部はヘルメット等を収納可能
な物品収納室16となっていて、物品収納室16の上方
に運転シート17が開閉自在に設置される。
【0013】符号18はパワーユニットとしてのエンジ
ンユニットであり、図示しないエンジンと、このエンジ
ンの一側から後方に延びる伝導ケース19とを備え、こ
の伝導ケース19の後端に駆動輪である後輪20を保持
したものである。エンジンユニット18はスイングアー
ムを兼ねており、その前端がリンク21を介してダウン
チューブ14後端に架設されたピボット軸22にエンジ
ンユニット18の前部がスイング自在に枢着されると共
に、その後端はリヤショックアブソーバ23によりリヤ
フレーム15に弾性的に支持される。
【0014】前記ヘッドパイプ13にはフロントフォー
ク24が保持され、その下端に前輪25が保持される。
なお、符号26はハンドルバーであり、このハンドルバ
ー26により前輪25が左右に回動自在に操舵される。
また、ハンドルバー26の両端前側には前・後輪20,
25のブレーキレバー27が設けられる。そして、前輪
25のフロントホイール28、および詳細には図示しな
いが後輪20のリヤホイール29にはそれぞれブレーキ
装置30が設けられる。
【0015】図2はフロントホイール28の左側面図で
あり、図3は図2のIII −III 線に沿うフロントホイー
ル28の縦断面図である。
【0016】図2および図3に示すように、この車両1
1に用いられるブレーキ装置30は一般的な機械式ドラ
ムブレーキ装置であり、このドラムブレーキ装置30
は、ブレーキドラム31と、一端がアンカピン32に支
持された左右一対で円弧状のブレーキシュー33と、こ
れらのブレーキシュー33の各自由端間に配置されたブ
レーキカム34と、このブレーキカム34に一端が接続
されたカムレバー35と、各ブレーキシュー33間に弾
装されたリターンスプリング36と、ブレーキドラム3
1の開口部を塞ぐブレーキシュープレート37とから構
成される。また、各ブレーキシュー33の外周面にはラ
イニング材38が貼着される。なお、ブレーキドラム3
1以外の各部材は、図3に示すように、ブレーキシュー
プレート37に取付けられる。カムレバー35の他端に
はブレーキケーブル39の一端が接続され、このブレー
キケーブル39の他端はブレーキレバー27に接続され
る。
【0017】ブレーキドラム31は、金属製であり、円
盤状の底壁31aと、この底壁31aの外周縁からフロ
ントホイール28の軸心αと平行に延びる周壁31bと
を有する有底円筒状のもので、フロントホイール28の
スポーク28aおよびハブ28bに固定され、このフロ
ントホイール28と共に回動する。また、ライニング材
38は、一般的にモールドライニングと称する石綿を合
成樹脂やゴム材などの結合材と共に高温・高圧下で成形
したものである。
【0018】そして、ブレーキドラム31の周壁31b
にはこのブレーキドラム31の内外を連通させる複数個
の貫通口40が設けられる。この貫通口40は、図4に
も示すように、ライニング材38の幅方向全域をカバー
するように周壁31bの幅方向全域に亘って設けられ
る。
【0019】なお、後輪20のリヤホイール29に設け
られるブレーキ装置の構造は前輪25のブレーキ装置3
0とほぼ同一である。
【0020】次に、本実施例の作用について説明する。
【0021】ブレーキレバー27を握ることによりブレ
ーキケーブル39を通じて力がカムレバー35に伝わ
り、ブレーキカム34が回動作動される。そして、ブレ
ーキカム34が回動作動することによりブレーキシュー
33がブレーキドラム31周壁31bの内周面31cに
押付けられ、ライニング材38とブレーキドラム31と
の摩擦により性動力が発生する。なお、ブレーキレバー
27を緩めるとブレーキシュー33はリターンスプリン
グ36の作用で元位置に復帰し、制動作用が解除され
る。
【0022】ところで、ライニング材38とブレーキド
ラム31との摩擦によりライニング材38の表面が磨耗
し、磨耗粉が発生するが、ブレーキドラム31の周壁3
1bにこのブレーキドラム31の内外を連通させる複数
個の貫通口40を設けることにより磨耗粉はこの貫通口
40からブレーキドラム31外に排出され、よってライ
ニング材38表面の鏡面化が防止され、ライニング材3
8がブレーキドラム31周壁31bの内周面31cに押
付けられた時の異音(ブレーキ鳴き)が発生しにくくな
る。
【0023】また、磨耗粉が貫通口40からブレーキド
ラム31外に排出されることによりライニング材38表
面は常にクリーニングされた状態を保ち、その結果、摩
擦係数が変化することなく、安定したブレーキの利きを
得ることができる。
【0024】さらに、磨耗粉は貫通口40からブレーキ
ドラム31外に排出されるため、ライニング材38の磨
耗粉がブレーキドラム31内に堆積することがなく、磨
耗粉の定期的除去が不要となる。
【0025】さらにまた、貫通口40は、ライニング材
38とブレーキドラム31との摩擦により発生する熱の
放熱効果も高めることになり、耐フェード性にも優れ
る。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る車両
用ブレーキドラムによれば、ホイールに固定され、円盤
状の底壁と、この底壁の外周縁から上記ホイールの軸心
と平行に延びる周壁とを有する有底円筒状の車両用ブレ
ーキドラムにおいて、上記周壁に上記ブレーキドラムの
内外を連通させる複数個の貫通口を設けたため、ライニ
ング材の磨耗粉が上記貫通口から排出されることにより
異音の発生が抑えられ、安定したブレーキの利きが得ら
れると共にライニング材の磨耗粉がブレーキ装置内に堆
積することがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る車両用ブレーキドラムの一実施例
を示す車両としてのスクータ型車両の左側面図。
【図2】フロントホイールの左側面図。
【図3】図2のIII −III 線に沿うフロントホイールの
縦断面図。
【図4】ブレーキドラムの概略斜視図。
【図5】(a)および(b)は、車両に用いられる従来
の機械式ドラムブレーキ装置の構造図。
【符号の説明】
11 スクータ型車両 24 フロントフォーク 25 前輪 26 ハンドルバー 27 ブレーキレバー 28 フロントホイール 30 ブレーキ装置 31 ブレーキドラム 31a ブレーキドラムの底壁 31b ブレーキドラムの周壁 31c 周壁の内周面 33 ブレーキシュー 34 ブレーキカム 35 カムレバー 38 ライニング材 39 ブレーキケーブル 40 貫通口 α フロントホイールの軸心

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホイールに固定され、円盤状の底壁と、
    この底壁の外周縁から上記ホイールの軸心と平行に延び
    る周壁とを有する有底円筒状の車両用ブレーキドラムに
    おいて、上記周壁に上記ブレーキドラムの内外を連通さ
    せる複数個の貫通口を設けたことを特徴とする車両用ブ
    レーキドラム。
JP19983294A 1994-08-24 1994-08-24 車両用ブレーキドラム Pending JPH0861402A (ja)

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JP19983294A JPH0861402A (ja) 1994-08-24 1994-08-24 車両用ブレーキドラム

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JPH0861402A true JPH0861402A (ja) 1996-03-08

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