JPH086165B2 - 装飾板の製造方法 - Google Patents
装飾板の製造方法Info
- Publication number
- JPH086165B2 JPH086165B2 JP2107745A JP10774590A JPH086165B2 JP H086165 B2 JPH086165 B2 JP H086165B2 JP 2107745 A JP2107745 A JP 2107745A JP 10774590 A JP10774590 A JP 10774590A JP H086165 B2 JPH086165 B2 JP H086165B2
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- silicone resin
- plate
- pattern
- corrosion
- metal plate
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- Coating By Spraying Or Casting (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、化粧板、看板などの用途に利用できる装飾
板の製造方法に係り、とくに絵柄、写真を元にステンレ
ス鋼板等の耐食性金属板上に溶射皮膜で肖像や複雑な模
様などの図、絵柄を再現するようにした装飾板の製造方
法に関するものである。
板の製造方法に係り、とくに絵柄、写真を元にステンレ
ス鋼板等の耐食性金属板上に溶射皮膜で肖像や複雑な模
様などの図、絵柄を再現するようにした装飾板の製造方
法に関するものである。
金属板に肖像や複雑な模様が施された化粧板、看板な
どの装飾板は種々の場所に配設して使用される。これら
の装飾板の製作方法としてセラミックス、金属粒子等を
金属板に溶射する溶射法が知られている。この溶射法
で、絵柄、図、文字等の模様を金属板の表面に作製する
には、模様を切り抜いた金属薄板、ゴム、あるいは耐熱
テープを用い、これを金属板に当てがい、溶射皮膜を形
成したくない部分をマスクし、金属板の露出している面
に模様形成用の粒子を溶射する方法が行われている。
どの装飾板は種々の場所に配設して使用される。これら
の装飾板の製作方法としてセラミックス、金属粒子等を
金属板に溶射する溶射法が知られている。この溶射法
で、絵柄、図、文字等の模様を金属板の表面に作製する
には、模様を切り抜いた金属薄板、ゴム、あるいは耐熱
テープを用い、これを金属板に当てがい、溶射皮膜を形
成したくない部分をマスクし、金属板の露出している面
に模様形成用の粒子を溶射する方法が行われている。
前記溶射法において、複雑な図や絵柄のマスク材を製
作するには、レーザー切断、エッチング法などによりマ
スク材を絵柄部分に沿って切り抜くことが行われるが、
このようなマスク材の製作は容易ではない。とくに、こ
れらの方法により製作されるマスク材は、写真のように
濃淡のあるものや、複雑な絵柄を再現することは難しい
という問題がある。
作するには、レーザー切断、エッチング法などによりマ
スク材を絵柄部分に沿って切り抜くことが行われるが、
このようなマスク材の製作は容易ではない。とくに、こ
れらの方法により製作されるマスク材は、写真のように
濃淡のあるものや、複雑な絵柄を再現することは難しい
という問題がある。
前記目的を達成するために、本発明に係る装飾板の製
造方法は、所望する装飾模様を転写し、製版された感熱
製版用スクリーンをステンレス鋼板のような耐食性金属
板の上に当てがい、その上からインクとして耐熱性シリ
コーン樹脂を用いて印刷を行い、このシリコーン樹脂が
乾燥した後、耐食性金属板にショットブラスト加工を施
すと共に、このショットブラスト加工面に前記模様を形
成させる粒子を溶射して溶射皮膜を形成し、その後シリ
コーン樹脂を酸洗して除去することを特徴としている。
造方法は、所望する装飾模様を転写し、製版された感熱
製版用スクリーンをステンレス鋼板のような耐食性金属
板の上に当てがい、その上からインクとして耐熱性シリ
コーン樹脂を用いて印刷を行い、このシリコーン樹脂が
乾燥した後、耐食性金属板にショットブラスト加工を施
すと共に、このショットブラスト加工面に前記模様を形
成させる粒子を溶射して溶射皮膜を形成し、その後シリ
コーン樹脂を酸洗して除去することを特徴としている。
本発明によれば、耐食性金属板に耐熱性シリコーン樹
脂を用いて装飾模様の印刷を行った後、ショットブラス
ト加工を施す。この耐熱性シリコーン樹脂により、ショ
ットブラスト加工から耐食性金属板面が保護され、シリ
コーン樹脂が付着していない部分は、ショットブラスト
加工により、溶射粒子が良好に付着する。そして、シリ
コーン樹脂を酸洗すると、濃淡のある絵柄など所望する
装飾模様を耐食性金属板に製作できる。
脂を用いて装飾模様の印刷を行った後、ショットブラス
ト加工を施す。この耐熱性シリコーン樹脂により、ショ
ットブラスト加工から耐食性金属板面が保護され、シリ
コーン樹脂が付着していない部分は、ショットブラスト
加工により、溶射粒子が良好に付着する。そして、シリ
コーン樹脂を酸洗すると、濃淡のある絵柄など所望する
装飾模様を耐食性金属板に製作できる。
まず、再現しようとする絵柄または写真を感熱製版用
のスクリーンに転写して原図を作る。この感熱製版用の
スクリーンとしては、スクリーンマスター135P−30(理
想科学工業(株)の商品名)を用いるとよい。この絵柄
または写真が転写された感熱製版用スクリーンを母材で
あるステンレス鋼板などの耐食性金属板の上に当てが
い、その上から粘性の高い耐熱性のあるシリコーン樹脂
をインク(マスキング材)として用い、このインクによ
り耐食性金属板上に印刷を行う。前記粘性の高い耐熱性
のあるシリコーン樹脂としては、例えば、シリコーンRT
VゴムKE45(信越化学工業(株)の商品名)を用いると
よい。
のスクリーンに転写して原図を作る。この感熱製版用の
スクリーンとしては、スクリーンマスター135P−30(理
想科学工業(株)の商品名)を用いるとよい。この絵柄
または写真が転写された感熱製版用スクリーンを母材で
あるステンレス鋼板などの耐食性金属板の上に当てが
い、その上から粘性の高い耐熱性のあるシリコーン樹脂
をインク(マスキング材)として用い、このインクによ
り耐食性金属板上に印刷を行う。前記粘性の高い耐熱性
のあるシリコーン樹脂としては、例えば、シリコーンRT
VゴムKE45(信越化学工業(株)の商品名)を用いると
よい。
前述のようにして、耐食性金属板上にシリコーン樹脂
を印刷塗布し、このシリコーン樹脂が乾燥した後、シャ
ットブラスト加工を行う。これによりシリコーン樹脂の
付着していない部分は、溶射皮膜が付着しやすいように
梨地表面になる。一方、このシリコーン樹脂の付着して
いる部分は、当該シリコーン樹脂のもつ弾力性のため、
ショットブラスト加工の際、ショットがかかりにくく、
溶射粒子が付着しない。しかも、このシリコーン樹脂は
耐熱性があるため、溶射時の加熱にも耐える利点があ
る。
を印刷塗布し、このシリコーン樹脂が乾燥した後、シャ
ットブラスト加工を行う。これによりシリコーン樹脂の
付着していない部分は、溶射皮膜が付着しやすいように
梨地表面になる。一方、このシリコーン樹脂の付着して
いる部分は、当該シリコーン樹脂のもつ弾力性のため、
ショットブラスト加工の際、ショットがかかりにくく、
溶射粒子が付着しない。しかも、このシリコーン樹脂は
耐熱性があるため、溶射時の加熱にも耐える利点があ
る。
ショットブラスト加工を行った後、耐食性金属板上に
溶射粒子を溶射すれば、シリコーン樹脂を付着していな
い部分のみに溶射皮膜が形成できる。このようにして耐
食性金属板に付着したシリコーン樹脂は、これを硝酸に
浸漬すれば容易に除去することができ、除去後は耐食性
金属板の素地が現れる。耐食性金属板、とくにステンレ
ス鋼板は、硝酸に対して耐食性が良好であり、鉄などの
ように溶解することがなく都合が良い。溶射する材料
は、耐硝酸性のあるセラミックス、金属材料を使用すれ
ばよいものである。
溶射粒子を溶射すれば、シリコーン樹脂を付着していな
い部分のみに溶射皮膜が形成できる。このようにして耐
食性金属板に付着したシリコーン樹脂は、これを硝酸に
浸漬すれば容易に除去することができ、除去後は耐食性
金属板の素地が現れる。耐食性金属板、とくにステンレ
ス鋼板は、硝酸に対して耐食性が良好であり、鉄などの
ように溶解することがなく都合が良い。溶射する材料
は、耐硝酸性のあるセラミックス、金属材料を使用すれ
ばよいものである。
第1図は前述のようにして製作する装飾板の断面図
で、1は母材としてのステンレス鋼板、2はシリコーン
樹脂、3は溶射皮膜であり、シリコーン樹脂2は酸洗す
ることにより除去できるものである。
で、1は母材としてのステンレス鋼板、2はシリコーン
樹脂、3は溶射皮膜であり、シリコーン樹脂2は酸洗す
ることにより除去できるものである。
次に、本発明の具体例を説明する。
白黒写真を用いて複写した原図を感熱製版用のスクリ
ーンに製版した。感熱製版用スクリーンを、表面をアセ
トンで洗浄したSUS304のステンレス鋼板の上に載せ、イ
ンク材として耐熱シリコーン樹脂を用い、スクリーンの
図案をステンレス鋼板上に転写した。シリコーン樹脂が
乾燥後、吸引式ブラスト装置を用い2kg/cm2の空気圧力
でアルミナ粒によるブラスト加工を行った。このように
処理したステンレス鋼板に、アルミナをプラズマ溶射し
た。溶射条件は、通常の溶射条件であり、電流500A、電
圧56V、溶射距離100mmにて行った。このステンレス鋼板
を硝酸液に15分間浸漬したのち、水洗し、ブラシ等でこ
すり耐熱シリコーン樹脂を除去した。
ーンに製版した。感熱製版用スクリーンを、表面をアセ
トンで洗浄したSUS304のステンレス鋼板の上に載せ、イ
ンク材として耐熱シリコーン樹脂を用い、スクリーンの
図案をステンレス鋼板上に転写した。シリコーン樹脂が
乾燥後、吸引式ブラスト装置を用い2kg/cm2の空気圧力
でアルミナ粒によるブラスト加工を行った。このように
処理したステンレス鋼板に、アルミナをプラズマ溶射し
た。溶射条件は、通常の溶射条件であり、電流500A、電
圧56V、溶射距離100mmにて行った。このステンレス鋼板
を硝酸液に15分間浸漬したのち、水洗し、ブラシ等でこ
すり耐熱シリコーン樹脂を除去した。
乾燥後は、元の写真と同様の濃淡のある図柄がステン
レス鋼板の表面に表現され、装飾板とすることができ
た。
レス鋼板の表面に表現され、装飾板とすることができ
た。
本発明によると、従来困難とされていた複雑な模様や
白黒写真のように濃淡のある絵柄を表現した装飾板を簡
単に製作することができるものである。
白黒写真のように濃淡のある絵柄を表現した装飾板を簡
単に製作することができるものである。
第1図は本発明の実施例を示し、ステンレス鋼板に所定
の模様を施した後の状態を示す断面説明図である。 1……ステンレス鋼板、2……シリコーン樹脂 3……溶射皮膜。
の模様を施した後の状態を示す断面説明図である。 1……ステンレス鋼板、2……シリコーン樹脂 3……溶射皮膜。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 神馬 高彦 神奈川県相模原市大山町1丁目30番 日本 金属工業株式会社相模原製造所内 (56)参考文献 特開 昭61−89697(JP,A) 特開 昭48−1011(JP,A) 特開 昭53−22130(JP,A) 特開 平1−116059(JP,A)
Claims (1)
- 【請求項1】所望する装飾模様を転写し、製版された感
熱製版用スクリーンをステンレス鋼板のような耐食性金
属板の上に当てがい、その上からインクとして耐熱性シ
リコーン樹脂を用いて印刷を行い、このシリコーン樹脂
が乾燥した後、耐食性金属板にショットブラスト加工を
施すと共に、このショットブラスト加工面に前記模様を
形成させる粒子を溶射して溶射皮膜を形成し、その後シ
リコーン樹脂を酸洗して除去することを特徴とする装飾
板の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2107745A JPH086165B2 (ja) | 1990-04-24 | 1990-04-24 | 装飾板の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2107745A JPH086165B2 (ja) | 1990-04-24 | 1990-04-24 | 装飾板の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH046261A JPH046261A (ja) | 1992-01-10 |
| JPH086165B2 true JPH086165B2 (ja) | 1996-01-24 |
Family
ID=14466889
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2107745A Expired - Fee Related JPH086165B2 (ja) | 1990-04-24 | 1990-04-24 | 装飾板の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH086165B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4935154B2 (ja) * | 2006-04-04 | 2012-05-23 | 日産自動車株式会社 | 円筒内面の溶射前下地加工方法,同溶射前下地処理形状および円筒内の圧漏れ試験方法 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5736164U (ja) * | 1980-08-07 | 1982-02-25 | ||
| JPS59153708U (ja) * | 1983-03-31 | 1984-10-15 | 株式会社東芝 | 物体の結合構造 |
| JPS60117985U (ja) * | 1984-01-17 | 1985-08-09 | 三和シヤツタ−工業株式会社 | ア−チ窓の雨戸装置 |
-
1990
- 1990-04-24 JP JP2107745A patent/JPH086165B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH046261A (ja) | 1992-01-10 |
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Legal Events
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