JPH0862182A - 金属検出装置 - Google Patents
金属検出装置Info
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- JPH0862182A JPH0862182A JP22099494A JP22099494A JPH0862182A JP H0862182 A JPH0862182 A JP H0862182A JP 22099494 A JP22099494 A JP 22099494A JP 22099494 A JP22099494 A JP 22099494A JP H0862182 A JPH0862182 A JP H0862182A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 金属の含有量を精度高く計測できる金属検出
装置を提供する。 【構成】 コイル3に接続したL値検出器4がコイル3
のL値を検出することによりコンクリート6中に含有さ
れた金属量を求める金属検出装置8において、コイル3
を覆う有底筒状のプラスチック製のカプセル9をコンク
リート6に挿入可能に設けた。コイル3がカプセル9を
介してコンクリート6の内部に入り込み、コイル3のL
値がコンクリート6中の表面側から深部側までの広範囲
に亙る鋼針5の影響を受けることとなる。このため、L
値検出器4が検出したコイル3のL値は、コンクリート
6の上下方向の広範囲に亙る鋼針5の存在を反映したも
のとなり、ひいてはコンクリート6中の鋼針5の含有量
の計測精度が高いものになる。
装置を提供する。 【構成】 コイル3に接続したL値検出器4がコイル3
のL値を検出することによりコンクリート6中に含有さ
れた金属量を求める金属検出装置8において、コイル3
を覆う有底筒状のプラスチック製のカプセル9をコンク
リート6に挿入可能に設けた。コイル3がカプセル9を
介してコンクリート6の内部に入り込み、コイル3のL
値がコンクリート6中の表面側から深部側までの広範囲
に亙る鋼針5の影響を受けることとなる。このため、L
値検出器4が検出したコイル3のL値は、コンクリート
6の上下方向の広範囲に亙る鋼針5の存在を反映したも
のとなり、ひいてはコンクリート6中の鋼針5の含有量
の計測精度が高いものになる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンクリート中に分散
含有された鋼針の含有量等を計測する金属検出装置に関
するものである。
含有された鋼針の含有量等を計測する金属検出装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、構築物の強度向上のためにコンク
リート中に所定量の鋼針(その大きさは例えば長さ3c
m、太さ0.8mm に設定される。)を分散含有させ、この
コンクリートを前記構築物の要保護面に吹き付けること
がある。この場合、コンクリートに対する鋼針の混入比
が指定値(例えばコンクリート1m3 当たり鋼針80Kg)
に合致していないものであると、完成後に適切な強度を
得ることができない。そして、この鋼針の含有量を把握
するために、例えば図8及び図9に示す金属検出装置が
用いられる。
リート中に所定量の鋼針(その大きさは例えば長さ3c
m、太さ0.8mm に設定される。)を分散含有させ、この
コンクリートを前記構築物の要保護面に吹き付けること
がある。この場合、コンクリートに対する鋼針の混入比
が指定値(例えばコンクリート1m3 当たり鋼針80Kg)
に合致していないものであると、完成後に適切な強度を
得ることができない。そして、この鋼針の含有量を把握
するために、例えば図8及び図9に示す金属検出装置が
用いられる。
【0003】この金属検出装置は、コイルに流れる電流
の変化からインダクタンスの値(L値)を検出するもの
であり、例えば、両端側に巻き枠1を有するコア2にコ
イル3を嵌装し、コイル3にL値検出器4を接続したも
のになっている。そして、鋼針5(図1参照)を含有す
るコンクリート6(図1参照)の表面に巻き枠1を接触
させ、その状態でL値検出器4がコイル3のL値を検出
し、後述するようにコイル3のL値と該コイル3の近傍
に存在する金属(磁性体)量との間に存在する、一定の
対応関係に基づいてコンクリート中の鋼針の含有量を求
めるようにしている。
の変化からインダクタンスの値(L値)を検出するもの
であり、例えば、両端側に巻き枠1を有するコア2にコ
イル3を嵌装し、コイル3にL値検出器4を接続したも
のになっている。そして、鋼針5(図1参照)を含有す
るコンクリート6(図1参照)の表面に巻き枠1を接触
させ、その状態でL値検出器4がコイル3のL値を検出
し、後述するようにコイル3のL値と該コイル3の近傍
に存在する金属(磁性体)量との間に存在する、一定の
対応関係に基づいてコンクリート中の鋼針の含有量を求
めるようにしている。
【0004】すなわち、コイル3の誘導指向特性は、図
10に示すように8の字の双方向特性を有しており、コ
イル3の誘導影響圏内に鋼針5が存在すると、その存在
がコイル3に影響してそのL値を変化させる。そして、
このL値を検出することにより鋼針5の含有量を計測で
きることになる。図10において、7は誘導量を示す。
10に示すように8の字の双方向特性を有しており、コ
イル3の誘導影響圏内に鋼針5が存在すると、その存在
がコイル3に影響してそのL値を変化させる。そして、
このL値を検出することにより鋼針5の含有量を計測で
きることになる。図10において、7は誘導量を示す。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した金
属検出装置で、コンクリート端面(表面)からコイル3
を離間しその状態におけるコイル3のL値を測定したと
ころ、図11に示す離間距離及びコイル3のL値の対応
関係を示す特性データが得られた。この図11から明ら
かなようにコイル3がコンクリート端面から所定値(約
30mm)以上離間すると、コイル3のL値に対するコンク
リート中の鋼針の影響が極めて微弱なものとなる。すな
わち、上述した金属検出装置では、コンクリートの表面
に巻き枠1を接触させてコイル3の表面側にコイル3を
配置して計測するので、一定値以上深い部分に存在する
鋼針はコイル3のL値変化にほとんど影響しないものと
なる。このため、上述した金属検出装置では、鋼針の含
有量の検出精度が低くなってしまうという問題点があっ
た。
属検出装置で、コンクリート端面(表面)からコイル3
を離間しその状態におけるコイル3のL値を測定したと
ころ、図11に示す離間距離及びコイル3のL値の対応
関係を示す特性データが得られた。この図11から明ら
かなようにコイル3がコンクリート端面から所定値(約
30mm)以上離間すると、コイル3のL値に対するコンク
リート中の鋼針の影響が極めて微弱なものとなる。すな
わち、上述した金属検出装置では、コンクリートの表面
に巻き枠1を接触させてコイル3の表面側にコイル3を
配置して計測するので、一定値以上深い部分に存在する
鋼針はコイル3のL値変化にほとんど影響しないものと
なる。このため、上述した金属検出装置では、鋼針の含
有量の検出精度が低くなってしまうという問題点があっ
た。
【0006】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、金属の含有量を精度高く計測できる金属検出装置を
提供することを目的とする。
で、金属の含有量を精度高く計測できる金属検出装置を
提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、コイルに接続したL値検出
器によりコンクリート中に含有された金属量を求める金
属検出装置において、前記コイルを覆う有底筒状の非金
属製の被覆体を設けたことを特徴とする。
に、請求項1記載の発明は、コイルに接続したL値検出
器によりコンクリート中に含有された金属量を求める金
属検出装置において、前記コイルを覆う有底筒状の非金
属製の被覆体を設けたことを特徴とする。
【0008】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、前記被覆体の先端部を鋭角に尖った円錐状
としたことを特徴とする。
明において、前記被覆体の先端部を鋭角に尖った円錐状
としたことを特徴とする。
【0009】請求項3記載の発明は、請求項1または2
記載の発明において、前記被覆体の長手方向の途中に外
方に突出する突起を設けたことを特徴とする。
記載の発明において、前記被覆体の長手方向の途中に外
方に突出する突起を設けたことを特徴とする。
【0010】請求項4記載の発明は、請求項1ないし3
のいずれかに記載の発明において、前記被覆体とコイル
との間に充填物を介装したことを特徴とする。
のいずれかに記載の発明において、前記被覆体とコイル
との間に充填物を介装したことを特徴とする。
【0011】請求項5記載の発明は、請求項1ないし4
のいずれかに記載の発明において、前記被覆体の開口部
側に該開口部を覆う蓋を設けたことを特徴とする。
のいずれかに記載の発明において、前記被覆体の開口部
側に該開口部を覆う蓋を設けたことを特徴とする。
【0012】
【作用】請求項1記載の構成とすれば、被覆体を介して
コイルがコンクリートの内部に入り込んでコイルのL値
がコンクリート中の表面側から深部側までの広範囲に亙
る鋼針5の影響を受ける。
コイルがコンクリートの内部に入り込んでコイルのL値
がコンクリート中の表面側から深部側までの広範囲に亙
る鋼針5の影響を受ける。
【0013】請求項2記載の構成とすれば、被覆体の挿
入の際、被覆体の先端部が鋭角に尖った円錐状となって
いることにより、被覆体、ひいてはコイルを垂直状態に
挿入することが可能となる。
入の際、被覆体の先端部が鋭角に尖った円錐状となって
いることにより、被覆体、ひいてはコイルを垂直状態に
挿入することが可能となる。
【0014】請求項3記載の構成とすれば、被覆体をコ
ンクリートに押し込んだ際、突起がコンクリートの表面
に当接して被覆体の挿入が抑えられる。
ンクリートに押し込んだ際、突起がコンクリートの表面
に当接して被覆体の挿入が抑えられる。
【0015】請求項4記載の構成とすれば、鋼針量の計
測後に仮に被覆体をコンクリート中に残置したとして
も、コイルと被覆体との間に充填物が存在することによ
りコンクリートの空洞化が防止される。
測後に仮に被覆体をコンクリート中に残置したとして
も、コイルと被覆体との間に充填物が存在することによ
りコンクリートの空洞化が防止される。
【0016】請求項5記載の構成とすれば、被覆体の開
口部が蓋により遮蔽されて被覆体の内部に異物が入り込
むのを防止できる。
口部が蓋により遮蔽されて被覆体の内部に異物が入り込
むのを防止できる。
【0017】
【実施例】以下、本発明の第1実施例を図1ないし図3
に基づいて説明する。図において、金属検出装置8は、
コンクリート6中の鋼針5の含有量を計測するものであ
る。この金属検出装置8は、磁性体からなる軸状のコア
2と、コア2に巻回されたコイル3と、コイル3に接続
したL値検出器4と、コア2に巻回したコイル3を覆う
有底筒状のカプセル(被覆体)9とから大略構成されて
いる。
に基づいて説明する。図において、金属検出装置8は、
コンクリート6中の鋼針5の含有量を計測するものであ
る。この金属検出装置8は、磁性体からなる軸状のコア
2と、コア2に巻回されたコイル3と、コイル3に接続
したL値検出器4と、コア2に巻回したコイル3を覆う
有底筒状のカプセル(被覆体)9とから大略構成されて
いる。
【0018】コイル3の高さは5cm以上に設定されてい
る。コイル3は、近傍に金属が存在するとその影響によ
りL値が変化するものになっている。コイル3の両端部
はコア2の一端部側に延びており、その端部にL値検出
器4が接続されている。L値検出器4は、コア2の一端
部に取り付けた箱体10内に収納されている。
る。コイル3は、近傍に金属が存在するとその影響によ
りL値が変化するものになっている。コイル3の両端部
はコア2の一端部側に延びており、その端部にL値検出
器4が接続されている。L値検出器4は、コア2の一端
部に取り付けた箱体10内に収納されている。
【0019】カプセル9は、プラスチック製でその剛性
は大きなものにされている。カプセル9の先端部(底部
側)11は鋭角に尖った円錐状となっている。カプセル
9の上方部分には、外方にフランジ状に突出する突起1
2が形成されている。
は大きなものにされている。カプセル9の先端部(底部
側)11は鋭角に尖った円錐状となっている。カプセル
9の上方部分には、外方にフランジ状に突出する突起1
2が形成されている。
【0020】このように構成された金属検出装置8で
は、コンクリート6が固化する前に、まずカプセル9を
上方から押してコンクリート6中に挿入し、コンクリー
ト6に挿入されたカプセル9に、コア2に巻回したコイ
ル3を挿入して各部材の位置設定を行なう。そして、L
値検出器4がコイル3のL値を検出し、この検出結果に
基づいてコンクリート6中の鋼針5の含有量が求められ
る。
は、コンクリート6が固化する前に、まずカプセル9を
上方から押してコンクリート6中に挿入し、コンクリー
ト6に挿入されたカプセル9に、コア2に巻回したコイ
ル3を挿入して各部材の位置設定を行なう。そして、L
値検出器4がコイル3のL値を検出し、この検出結果に
基づいてコンクリート6中の鋼針5の含有量が求められ
る。
【0021】コイル3がコンクリート6の内部に入り込
んでいるので、コイル3のL値がコンクリート6中の表
面側から深部側までの広範囲に亙る鋼針5の影響を受け
ることとなる。このため、L値検出器4が検出したコイ
ル3のL値は、コンクリート6の上下方向の広範囲に亙
る鋼針5の存在を反映したものとなり、ひいてはコンク
リート6中の鋼針5の含有量の計測精度が高いものにな
る。
んでいるので、コイル3のL値がコンクリート6中の表
面側から深部側までの広範囲に亙る鋼針5の影響を受け
ることとなる。このため、L値検出器4が検出したコイ
ル3のL値は、コンクリート6の上下方向の広範囲に亙
る鋼針5の存在を反映したものとなり、ひいてはコンク
リート6中の鋼針5の含有量の計測精度が高いものにな
る。
【0022】どの部分の鋼針5の存在を検出したかを判
断する上で、コイル3をコンクリート6の内部に垂直状
態に挿入することが重要な要素になっているが、上述し
たカプセル9の挿入の際、カプセル9の先端部11が鋭
角に尖った円錐状となっていることにより、カプセル
9、ひいてはコイル3を垂直状態に挿入することが可能
となり、これにより計測状態の特定を確実に行えて計測
精度を向上できる。すなわち、セメント噴射直後の柔ら
かな滞積層に仮に軸状部材を挿入しようとすると、この
滞積層が流動的であるために該軸状部材は傾きやすく、
該軸状部材を垂直状態に挿入することは容易なものでな
い。しかし、本実施例では、上述したようにカプセル9
の先端部11が鋭角に尖った円錐状となっていることに
より、セメント噴射直後の柔らかな滞積層へのカプセル
9の垂直状態での挿入を容易に行え、ひいては内部に挿
入されるコイル3は垂直状態になって計測制度を向上で
きることになる。
断する上で、コイル3をコンクリート6の内部に垂直状
態に挿入することが重要な要素になっているが、上述し
たカプセル9の挿入の際、カプセル9の先端部11が鋭
角に尖った円錐状となっていることにより、カプセル
9、ひいてはコイル3を垂直状態に挿入することが可能
となり、これにより計測状態の特定を確実に行えて計測
精度を向上できる。すなわち、セメント噴射直後の柔ら
かな滞積層に仮に軸状部材を挿入しようとすると、この
滞積層が流動的であるために該軸状部材は傾きやすく、
該軸状部材を垂直状態に挿入することは容易なものでな
い。しかし、本実施例では、上述したようにカプセル9
の先端部11が鋭角に尖った円錐状となっていることに
より、セメント噴射直後の柔らかな滞積層へのカプセル
9の垂直状態での挿入を容易に行え、ひいては内部に挿
入されるコイル3は垂直状態になって計測制度を向上で
きることになる。
【0023】カプセル9に突起12を形成しているの
で、カプセル9をコンクリート6に押し込んだ際、突起
12がコンクリート6の表面に当接してカプセル9の挿
入が抑えられることになる。このため、カプセル9の挿
入量を規制でき、深さ方向の計測対象部分への位置設定
を確実かつ適正に行うことができる。なお、突起12に
代えてカプセル9の側面部に目盛り(図示省略)を設け
ておき、この目盛りを目視してカプセル9の挿入量を調
整してもよい。また、突起12に代えてカプセル9に位
置調整可能に係止部材(図示省略)を取り付けるように
してもよい。このように構成することにより、任意の深
さ方向計測対象部分への位置設定を行うことが可能とな
り汎用性が高いものになる。
で、カプセル9をコンクリート6に押し込んだ際、突起
12がコンクリート6の表面に当接してカプセル9の挿
入が抑えられることになる。このため、カプセル9の挿
入量を規制でき、深さ方向の計測対象部分への位置設定
を確実かつ適正に行うことができる。なお、突起12に
代えてカプセル9の側面部に目盛り(図示省略)を設け
ておき、この目盛りを目視してカプセル9の挿入量を調
整してもよい。また、突起12に代えてカプセル9に位
置調整可能に係止部材(図示省略)を取り付けるように
してもよい。このように構成することにより、任意の深
さ方向計測対象部分への位置設定を行うことが可能とな
り汎用性が高いものになる。
【0024】上記実施例において、コア2に巻回したコ
イル3とカプセル9との間に充填物(図示省略)を介装
してもよい。このように構成することにより、鋼針5の
含有量の計測後に仮にカプセル9をはコンクリート6中
に残置したとしても、コンクリート6の空洞化が防止さ
れて、コンクリート6の強度の低下を抑制できる。
イル3とカプセル9との間に充填物(図示省略)を介装
してもよい。このように構成することにより、鋼針5の
含有量の計測後に仮にカプセル9をはコンクリート6中
に残置したとしても、コンクリート6の空洞化が防止さ
れて、コンクリート6の強度の低下を抑制できる。
【0025】コンクリート6が固化する前に、鋼針5の
含有量の計測及びコイル3及びカプセル9の引き抜きを
行うことにより、コンクリート6中にカプセル9の残置
を防止できるので、押込み孔の痕跡がなくなってコンク
リート6の空洞化及び強度低下を抑制でき、かつカプセ
ル9の再利用を図ることができる。
含有量の計測及びコイル3及びカプセル9の引き抜きを
行うことにより、コンクリート6中にカプセル9の残置
を防止できるので、押込み孔の痕跡がなくなってコンク
リート6の空洞化及び強度低下を抑制でき、かつカプセ
ル9の再利用を図ることができる。
【0026】カプセル9の開口部は、箱体10により密
封された状態になっているので、内部に異物が入り込む
のを防止できる。上述した図8及び図9の従来技術で
は、コイル3が露出状態になっているため、異物が付着
して検出精度が低下することが起こり得たが、本実施例
ではこのような不具合の発生を防止できる。
封された状態になっているので、内部に異物が入り込む
のを防止できる。上述した図8及び図9の従来技術で
は、コイル3が露出状態になっているため、異物が付着
して検出精度が低下することが起こり得たが、本実施例
ではこのような不具合の発生を防止できる。
【0027】上記実施例では、コンクリート6が固化す
る前にカプセル9をコンクリート6に挿入する場合を例
にしたが、本発明は必ずしもこれに限定されるものでは
なく、コンクリート6が固化した後にカプセル9を圧入
するようにしてもよい。
る前にカプセル9をコンクリート6に挿入する場合を例
にしたが、本発明は必ずしもこれに限定されるものでは
なく、コンクリート6が固化した後にカプセル9を圧入
するようにしてもよい。
【0028】本実施例では、カプセル9をコンクリート
6中に挿入した後、カプセル9内にコア2に巻回したコ
イル3を挿入する場合を例にしたが、これに代えて、ま
ず図4に示すようにカプセル9内にコア2に巻回したコ
イル3を挿入し、この後この一体物をコンクリート6内
に挿入するようにしてもよい。なお、この場合、コンク
リート6が固化する前に前記一体物をコンクリート6内
に挿入することが望ましい。
6中に挿入した後、カプセル9内にコア2に巻回したコ
イル3を挿入する場合を例にしたが、これに代えて、ま
ず図4に示すようにカプセル9内にコア2に巻回したコ
イル3を挿入し、この後この一体物をコンクリート6内
に挿入するようにしてもよい。なお、この場合、コンク
リート6が固化する前に前記一体物をコンクリート6内
に挿入することが望ましい。
【0029】また、上記実施例では、被覆体がカプセル
9である場合を例にしたが、これに代えてコア2に巻回
したコイル3の表面に、樹脂等をコーティングし、この
コーティング部材を被覆体としてもよい。
9である場合を例にしたが、これに代えてコア2に巻回
したコイル3の表面に、樹脂等をコーティングし、この
コーティング部材を被覆体としてもよい。
【0030】次に、図5ないし図7に基づいて本発明の
第2実施例を説明する。なお。第1実施例と同一構成要
素には同一符号を付しその説明は適宜省略する。
第2実施例を説明する。なお。第1実施例と同一構成要
素には同一符号を付しその説明は適宜省略する。
【0031】この第2実施例の金属検出装置8は、第1
実施例に比して、カプセル9から突起12を省略し、か
つカプセル9に蓋13を装着したことが異なっている。
蓋13は、筒部14と、該筒部14の内部を第1、第2
室15,16に画成するように該筒部14に形成された
膜17と、筒部14の一端側(第1室15側)に形成さ
れた鍔18とから大略構成されている。第1室15の内
径はカプセル9の外径に比して若干大きく設定されてい
る。第2室16の内径は、コイル3の外径に比して若干
大きく設定されている。
実施例に比して、カプセル9から突起12を省略し、か
つカプセル9に蓋13を装着したことが異なっている。
蓋13は、筒部14と、該筒部14の内部を第1、第2
室15,16に画成するように該筒部14に形成された
膜17と、筒部14の一端側(第1室15側)に形成さ
れた鍔18とから大略構成されている。第1室15の内
径はカプセル9の外径に比して若干大きく設定されてい
る。第2室16の内径は、コイル3の外径に比して若干
大きく設定されている。
【0032】このように構成された金属検出装置8で
は、カプセル9の開口側に第1室15を位置させて蓋1
3をカプセル9に装着し、カプセル9及び蓋13からな
る一体物を、コンクリート6に圧入する。さらに、第2
室16に、コイル3が巻回されたコア2の先端部11を
位置させてコア2、コイル3及びL値検出器4(図3参
照)等からからなる構成体を押し込める。この押し込め
動作により膜17が突き破られてコア2に巻回したコイ
ル3がカプセル9内に挿入されて各部材の位置設定が行
なわれる。そして、L値検出器4がコイル3のL値を検
出し、この検出結果に基づいてコンクリート6中の鋼針
5の含有量が求められる。
は、カプセル9の開口側に第1室15を位置させて蓋1
3をカプセル9に装着し、カプセル9及び蓋13からな
る一体物を、コンクリート6に圧入する。さらに、第2
室16に、コイル3が巻回されたコア2の先端部11を
位置させてコア2、コイル3及びL値検出器4(図3参
照)等からからなる構成体を押し込める。この押し込め
動作により膜17が突き破られてコア2に巻回したコイ
ル3がカプセル9内に挿入されて各部材の位置設定が行
なわれる。そして、L値検出器4がコイル3のL値を検
出し、この検出結果に基づいてコンクリート6中の鋼針
5の含有量が求められる。
【0033】この金属検出装置8では、カプセル9及び
蓋13からなる一体物を、コンクリート6に圧入する
際、鍔18がコンクリート6の表面に当接してカプセル
9及び蓋13からなる一体物の挿入が抑えられることに
なる。このため、その挿入量を規制でき、深さ方向の計
測対象部分への位置設定を確実かつ適正に行うことがで
きる。
蓋13からなる一体物を、コンクリート6に圧入する
際、鍔18がコンクリート6の表面に当接してカプセル
9及び蓋13からなる一体物の挿入が抑えられることに
なる。このため、その挿入量を規制でき、深さ方向の計
測対象部分への位置設定を確実かつ適正に行うことがで
きる。
【0034】カプセル9に蓋13が装着されているの
で、コンクリート6への圧入後、そのまま放置してもカ
プセル9内に異物が入るのを防止できる。上述した図8
及び図9の従来技術では、コイル3が露出状態になって
いるため、異物が付着して検出精度が低下することが起
こり得たが、本実施例ではこのような不具合の発生を防
止できる。
で、コンクリート6への圧入後、そのまま放置してもカ
プセル9内に異物が入るのを防止できる。上述した図8
及び図9の従来技術では、コイル3が露出状態になって
いるため、異物が付着して検出精度が低下することが起
こり得たが、本実施例ではこのような不具合の発生を防
止できる。
【0035】計測を行う場合には、膜17を突き破った
上で実施することになるので、計測前か計測後であるか
否かを膜17の状態を目視することにより判定すること
ができ、重複計測、計測漏れ等の不具合の発生を防止で
きる。このため、コンクリート6の狭い領域において多
数箇所で計測データを求める場合、特に便利なものにな
っている。
上で実施することになるので、計測前か計測後であるか
否かを膜17の状態を目視することにより判定すること
ができ、重複計測、計測漏れ等の不具合の発生を防止で
きる。このため、コンクリート6の狭い領域において多
数箇所で計測データを求める場合、特に便利なものにな
っている。
【0036】なお、筒部14の長さ、すなわち筒部14
の上端から鍔18までの長さが異なる蓋13を複数個用
意しておくことにより、計測対象部分の深さに対応する
長さの筒部14を有する蓋13を選択して用い広範囲に
亙る精度高い計測が可能になる。
の上端から鍔18までの長さが異なる蓋13を複数個用
意しておくことにより、計測対象部分の深さに対応する
長さの筒部14を有する蓋13を選択して用い広範囲に
亙る精度高い計測が可能になる。
【0037】
【発明の効果】請求項1記載の発明は、被覆体を介して
コイルがコンクリートの内部に入り込みコイルのL値が
コンクリート中の表面側から深部側までの広範囲に亙る
鋼針の影響を受けることとなるので、L値検出器が検出
したコイルのL値が、コンクリートの上下方向の広範囲
に亙る鋼針の存在を反映したものとなり、ひいてはコン
クリート中の鋼針量の計測精度が高いものになる。
コイルがコンクリートの内部に入り込みコイルのL値が
コンクリート中の表面側から深部側までの広範囲に亙る
鋼針の影響を受けることとなるので、L値検出器が検出
したコイルのL値が、コンクリートの上下方向の広範囲
に亙る鋼針の存在を反映したものとなり、ひいてはコン
クリート中の鋼針量の計測精度が高いものになる。
【0038】請求項2記載の発明は、被覆体の挿入の
際、被覆体の先端部が鋭角に尖った円錐状となっていて
被覆体、ひいてはコイルを垂直状態に挿入することが可
能となるので、計測状態の特定を確実に行え、その分、
計測精度を向上できる。
際、被覆体の先端部が鋭角に尖った円錐状となっていて
被覆体、ひいてはコイルを垂直状態に挿入することが可
能となるので、計測状態の特定を確実に行え、その分、
計測精度を向上できる。
【0039】請求項3記載の発明は、被覆体をコンクリ
ートに押し込んだ際、突起がコンクリートの表面に当接
して被覆体の挿入が抑えられるので、被覆体の挿入量が
規制されて深さ方向の計測対象部分への位置設定を確実
かつ適正に行うことができる。
ートに押し込んだ際、突起がコンクリートの表面に当接
して被覆体の挿入が抑えられるので、被覆体の挿入量が
規制されて深さ方向の計測対象部分への位置設定を確実
かつ適正に行うことができる。
【0040】請求項4記載の発明は、鋼針量の計測後に
仮に被覆体をコンクリート中に残置したとしても、コイ
ルと被覆体との間に充填物が存在することによりコンク
リートの空洞化が防止されるので、コンクリートの強度
の低下を抑制できる。
仮に被覆体をコンクリート中に残置したとしても、コイ
ルと被覆体との間に充填物が存在することによりコンク
リートの空洞化が防止されるので、コンクリートの強度
の低下を抑制できる。
【0041】請求項5記載の発明は、被覆体の開口部が
蓋により遮蔽されて被覆体の内部に異物が入り込むこと
がないので、従来技術で起こり得た異物の付着に伴う検
出精度の低下を防止できる。
蓋により遮蔽されて被覆体の内部に異物が入り込むこと
がないので、従来技術で起こり得た異物の付着に伴う検
出精度の低下を防止できる。
【図1】本発明の第1実施例の金属検出装置のカプセル
をコンクリートに挿入する状態を示す断面図である。
をコンクリートに挿入する状態を示す断面図である。
【図2】同カプセルをコンクリートに挿入した状態を示
す断面図である。
す断面図である。
【図3】同カプセルにコアに巻回されたコイルを挿入し
た状態を示す断面図である。
た状態を示す断面図である。
【図4】コアに巻回されたコイル等の一体物を挿入した
カプセルをコンクリートに挿入する状態を示す断面図で
ある。
カプセルをコンクリートに挿入する状態を示す断面図で
ある。
【図5】本発明の第2実施例の金属検出装置のカプセル
に蓋を装着する状態を示す断面図である。
に蓋を装着する状態を示す断面図である。
【図6】同カプセルに蓋を装着した状態を示す断面図で
ある。
ある。
【図7】蓋を装着したカプセルをコンクリートに挿入し
た状態を示す断面図である。
た状態を示す断面図である。
【図8】従来の金属検出装置を示す斜視図である。
【図9】同金属検出装置を模式的に示す図である。
【図10】同金属検出装置のコイルの誘導指向特性を示
す図である。
す図である。
【図11】コンクリート端面から同コイルまでの距離と
コイルのL値との対応を示す特性図である。
コイルのL値との対応を示す特性図である。
3 コイル 4 L値検出器 5 鋼針 6 コンクリート 8 カプセル 9 箱体 11 先端部 12 突起 13 蓋
Claims (5)
- 【請求項1】 コイルに接続したL値検出器によりコン
クリート中に含有された金属量を求める金属検出装置に
おいて、前記コイルを覆う有底筒状の非金属製の被覆体
を設けたことを特徴とする金属検出装置。 - 【請求項2】 前記被覆体の先端部を鋭角に尖った円錐
状とした請求項1記載の金属検出装置。 - 【請求項3】 前記被覆体の長手方向の途中に外方に突
出する突起を設けた請求項1または2記載の金属検出装
置。 - 【請求項4】 前記被覆体とコイルとの間に充填物を介
装した請求項1ないし3のいずれかに記載の金属検出装
置。 - 【請求項5】 前記被覆体の開口部側に該開口部を覆う
蓋を設けた請求項1ないし4のいずれかに記載の金属検
出装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22099494A JPH0862182A (ja) | 1994-08-23 | 1994-08-23 | 金属検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22099494A JPH0862182A (ja) | 1994-08-23 | 1994-08-23 | 金属検出装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0862182A true JPH0862182A (ja) | 1996-03-08 |
Family
ID=16759808
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22099494A Pending JPH0862182A (ja) | 1994-08-23 | 1994-08-23 | 金属検出装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0862182A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1795889A1 (en) * | 2005-12-07 | 2007-06-13 | EATON Corporation | Method and apparatus for determining density of metal-inclusive components by inductance technics |
-
1994
- 1994-08-23 JP JP22099494A patent/JPH0862182A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1795889A1 (en) * | 2005-12-07 | 2007-06-13 | EATON Corporation | Method and apparatus for determining density of metal-inclusive components by inductance technics |
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