JPH0864468A - コンデンサの製造方法及びコンデンサ - Google Patents
コンデンサの製造方法及びコンデンサInfo
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- JPH0864468A JPH0864468A JP6194088A JP19408894A JPH0864468A JP H0864468 A JPH0864468 A JP H0864468A JP 6194088 A JP6194088 A JP 6194088A JP 19408894 A JP19408894 A JP 19408894A JP H0864468 A JPH0864468 A JP H0864468A
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 各種電気・電子回路に用いられるコンデンサ
の製造方法において、コンデンサ素子のリード線取り付
け部の信頼性が高く、なおかつ樹脂ケース挿入時のリー
ド線位置精度の高いコンデンサを提供する。 【構成】 コンデンサ素子1のメタリコン2にリード線
3を取り付ける工程において、コンデンサ素子1のメタ
リコン2の一部に塗布された半田4の表面部に、リード
線3を配して抵抗溶接で溶着させることにより、リード
線溶着部分の信頼性を半田付け同等に高めることがで
き、なおかつ樹脂ケース5のガイド溝にリード線を納
め、リード線位置精度の高いコンデンサを得ることがで
きる。
の製造方法において、コンデンサ素子のリード線取り付
け部の信頼性が高く、なおかつ樹脂ケース挿入時のリー
ド線位置精度の高いコンデンサを提供する。 【構成】 コンデンサ素子1のメタリコン2にリード線
3を取り付ける工程において、コンデンサ素子1のメタ
リコン2の一部に塗布された半田4の表面部に、リード
線3を配して抵抗溶接で溶着させることにより、リード
線溶着部分の信頼性を半田付け同等に高めることがで
き、なおかつ樹脂ケース5のガイド溝にリード線を納
め、リード線位置精度の高いコンデンサを得ることがで
きる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、各種電気・電子回路に
用いられるコンデンサの製造方法に関するものである。
用いられるコンデンサの製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、コンデンサの製造方法において
も、様々な工程合理化や歩留り向上のための工程改善が
図られている。特に、プリント基板に取り付けるような
コンデンサにおいては、製造時にコンデンサをプリント
基板へ自動挿入するために、コンデンサの端子(リード
線)間の間隔を一定にすることが要求されるようになっ
てきている。
も、様々な工程合理化や歩留り向上のための工程改善が
図られている。特に、プリント基板に取り付けるような
コンデンサにおいては、製造時にコンデンサをプリント
基板へ自動挿入するために、コンデンサの端子(リード
線)間の間隔を一定にすることが要求されるようになっ
てきている。
【0003】以下、図面を用いて従来のコンデンサにつ
いて説明する。図7は従来のコンデンサの外観を示す図
であり、図8は従来のコンデンサにおける半田付けによ
るリード線取り付け部と樹脂ケースのガイド溝部分の概
略断面図である。
いて説明する。図7は従来のコンデンサの外観を示す図
であり、図8は従来のコンデンサにおける半田付けによ
るリード線取り付け部と樹脂ケースのガイド溝部分の概
略断面図である。
【0004】図において、11はフィルムに金属膜電極
を蒸着して設けた金属化フィルムを複数層巻回してなる
コンデンサ素子であり、12はコンデンサ素子11の端
面に設けられたメタリコンである。また、13は電極を
引き出す端子となるリード線、14は半田、15はコン
デンサ素子11が納められる樹脂ケース、16は樹脂ケ
ース15に設けられ、リード線13の位置ずれを防止す
るガイド溝である。
を蒸着して設けた金属化フィルムを複数層巻回してなる
コンデンサ素子であり、12はコンデンサ素子11の端
面に設けられたメタリコンである。また、13は電極を
引き出す端子となるリード線、14は半田、15はコン
デンサ素子11が納められる樹脂ケース、16は樹脂ケ
ース15に設けられ、リード線13の位置ずれを防止す
るガイド溝である。
【0005】上記従来のコンデンサを製造する方法とし
ては、コンデンサ素子11のメタリコン12にリード線
13を取り付ける手法として、半田付けによりリード線
13を取り付けるのが一般的であった。また、図8にお
ける半田14を用いずに、抵抗溶接によってメタリコン
12に直接リード線13を取り付ける方法もあった。
ては、コンデンサ素子11のメタリコン12にリード線
13を取り付ける手法として、半田付けによりリード線
13を取り付けるのが一般的であった。また、図8にお
ける半田14を用いずに、抵抗溶接によってメタリコン
12に直接リード線13を取り付ける方法もあった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
コンデンサの製造方法においては以下のような問題点が
あった。
コンデンサの製造方法においては以下のような問題点が
あった。
【0007】まず、リード線13を直接コンデンサ素子
11のメタリコン12に小さい電流によって抵抗溶接す
る場合には、メタリコン12とリード線13の取り付け
強度にバラツキが発生し易く、半田付けの場合と比較し
てメタリコン12とリード線13の溶着部分の信頼性が
劣る。
11のメタリコン12に小さい電流によって抵抗溶接す
る場合には、メタリコン12とリード線13の取り付け
強度にバラツキが発生し易く、半田付けの場合と比較し
てメタリコン12とリード線13の溶着部分の信頼性が
劣る。
【0008】また、抵抗溶接において溶接電流を大きく
するとリード線13の取り付け強度は強くなるが、リー
ド線13がメタリコン12中に埋没し、メタリコン12
と接触しているコンデンサ素子11のフィルムの端面が
熱劣化して、コンデンサ特性を悪化させる。
するとリード線13の取り付け強度は強くなるが、リー
ド線13がメタリコン12中に埋没し、メタリコン12
と接触しているコンデンサ素子11のフィルムの端面が
熱劣化して、コンデンサ特性を悪化させる。
【0009】さらにまた、抵抗溶接によるリード線13
の溶着部分の信頼性を半田付けと同等にするために、メ
タリコン材料自体に半田を用いる方法がある。この方法
ではコンデンサ素子11端面に半田材をアーク溶射して
メタリコンを形成することとなるが、鉛を含有する半田
材をアーク溶射することは環境的にも有害である。さら
に、材料単価が安価な亜鉛等のメタリコンと比較すると
半田の単価は高価であり、コンデンサ素子11の端面全
部に半田メタリコンを施すと材料費が高くなり安価なコ
ンデンサを提供することができなくなる。
の溶着部分の信頼性を半田付けと同等にするために、メ
タリコン材料自体に半田を用いる方法がある。この方法
ではコンデンサ素子11端面に半田材をアーク溶射して
メタリコンを形成することとなるが、鉛を含有する半田
材をアーク溶射することは環境的にも有害である。さら
に、材料単価が安価な亜鉛等のメタリコンと比較すると
半田の単価は高価であり、コンデンサ素子11の端面全
部に半田メタリコンを施すと材料費が高くなり安価なコ
ンデンサを提供することができなくなる。
【0010】このため、特に高周波用コンデンサ等のよ
うに比較的大きな電流を流すコンデンサのリード線の取
り付け方法には半田付けを用いるのが一般的である。
うに比較的大きな電流を流すコンデンサのリード線の取
り付け方法には半田付けを用いるのが一般的である。
【0011】一方、半田付けの場合には、リード線13
の上から半田ごてを用いて半田付けを行うため、そのリ
ード線取り付け部は図8のようになる。近年主流になっ
ている樹脂ケース入り樹脂充填式の乾式金属化フィルム
コンデンサの場合、特にプリント基板取り付け用のコン
デンサでは、リード線13の位置精度を得るため一般的
に樹脂ケース15にガイド溝16を設けてリード線13
の位置決めを行っている。しかし、半田付けによりリー
ド線13を取り付けたコンデンサでは、半田14の厚み
・大きさ・形状等が異なり図8のように樹脂ケース15
のガイド溝16にリード線13が十分に納まらないた
め、樹脂充填・硬化等のリード線13取り付け後の工程
中に、樹脂ケース15内でのリード線13の位置がずれ
易く、リード線13の位置精度が十分に得られないとい
う問題点があった。
の上から半田ごてを用いて半田付けを行うため、そのリ
ード線取り付け部は図8のようになる。近年主流になっ
ている樹脂ケース入り樹脂充填式の乾式金属化フィルム
コンデンサの場合、特にプリント基板取り付け用のコン
デンサでは、リード線13の位置精度を得るため一般的
に樹脂ケース15にガイド溝16を設けてリード線13
の位置決めを行っている。しかし、半田付けによりリー
ド線13を取り付けたコンデンサでは、半田14の厚み
・大きさ・形状等が異なり図8のように樹脂ケース15
のガイド溝16にリード線13が十分に納まらないた
め、樹脂充填・硬化等のリード線13取り付け後の工程
中に、樹脂ケース15内でのリード線13の位置がずれ
易く、リード線13の位置精度が十分に得られないとい
う問題点があった。
【0012】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
であり、リード線取り付け部の信頼性を半田付けした場
合と同等に高めて特性の安定を図り、なおかつ樹脂ケー
ス挿入時のリード線位置精度の高いコンデンサを提供す
ることを目的とする。
であり、リード線取り付け部の信頼性を半田付けした場
合と同等に高めて特性の安定を図り、なおかつ樹脂ケー
ス挿入時のリード線位置精度の高いコンデンサを提供す
ることを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明のコンデンサの製造方法は、コンデンサ素子
のメタリコン部に電極引き出し手段を取り付ける工程に
おいて、前記メタリコン部の少なくとも一部に半田を付
着もしくは配置し、前記半田上に前記電極引き出し手段
を配した後、抵抗溶接を行って前記メタリコン部と前記
電極引き出し手段とを電気的に接続したものである。
に、本発明のコンデンサの製造方法は、コンデンサ素子
のメタリコン部に電極引き出し手段を取り付ける工程に
おいて、前記メタリコン部の少なくとも一部に半田を付
着もしくは配置し、前記半田上に前記電極引き出し手段
を配した後、抵抗溶接を行って前記メタリコン部と前記
電極引き出し手段とを電気的に接続したものである。
【0014】また、抵抗溶接時に電極引き出し手段に流
れる溶接電流値が0.5〜1.5kAであるものであ
る。
れる溶接電流値が0.5〜1.5kAであるものであ
る。
【0015】また、メタリコン部に付着もしくは配置さ
れた半田の抵抗溶接前の厚さが、電極引き出し手段の厚
さ以下であるものである。
れた半田の抵抗溶接前の厚さが、電極引き出し手段の厚
さ以下であるものである。
【0016】また、本発明のコンデンサは、誘電体と電
極とからなるコンデンサ素子と、前記コンデンサ素子の
端部に設けられたメタリコン部と、前記メタリコン部の
少なくとも一部に配された半田と、前記半田表面に電気
的に接続された電極引き出し手段と、ガイド手段を備え
たケースとからなるものである。
極とからなるコンデンサ素子と、前記コンデンサ素子の
端部に設けられたメタリコン部と、前記メタリコン部の
少なくとも一部に配された半田と、前記半田表面に電気
的に接続された電極引き出し手段と、ガイド手段を備え
たケースとからなるものである。
【0017】
【作用】上記の方法により、コンデンサ素子のメタリコ
ン部と電極引き出し手段との間にあらかじめ半田が配さ
れているため、抵抗溶接時に溶融した半田がその位置で
再度固まることとなり、溶着部分の信頼性を半田付け同
等に高めることができる。さらに、コンデンサ素子とメ
タリコン部との間に配された半田が電極引き出し手段の
厚さを越えて盛り上がってしまうことがないため、樹脂
ケースのガイド手段に電極引き出し手段が確実に納まる
こととなり、電極引き出し手段の位置精度を高くするこ
とができる。
ン部と電極引き出し手段との間にあらかじめ半田が配さ
れているため、抵抗溶接時に溶融した半田がその位置で
再度固まることとなり、溶着部分の信頼性を半田付け同
等に高めることができる。さらに、コンデンサ素子とメ
タリコン部との間に配された半田が電極引き出し手段の
厚さを越えて盛り上がってしまうことがないため、樹脂
ケースのガイド手段に電極引き出し手段が確実に納まる
こととなり、電極引き出し手段の位置精度を高くするこ
とができる。
【0018】
【実施例】以下、本発明の一実施例について、図面を参
照しながら説明する。図2は本発明の一実施例のコンデ
ンサにおけるリード線取り付け部と樹脂ケースのガイド
溝部分の断面概略図である。図において、1は誘電体で
あるフィルムに金属膜電極を蒸着して設けた金属化フィ
ルムを複数層巻回してなるコンデンサ素子であり、2は
コンデンサ素子1の端面に設けられたメタリコンであ
る。また、3は電極を引き出す端子となるリード線、4
はメタリコン2の一部に塗布された半田、5はコンデン
サ素子1が納められる樹脂ケース、6は樹脂ケース5に
設けられ、リード線3の位置ずれを防止するガイド溝で
ある。また、図5は本発明の一実施例のコンデンサにお
けるリード線取り付け部と樹脂ケースの他のガイド溝部
分の断面概略図である。図5においては、樹脂ケース5
に設けられたガイド溝6の形状を変えているが、ガイド
溝6としてはこのような形状のものを用いても良い。
照しながら説明する。図2は本発明の一実施例のコンデ
ンサにおけるリード線取り付け部と樹脂ケースのガイド
溝部分の断面概略図である。図において、1は誘電体で
あるフィルムに金属膜電極を蒸着して設けた金属化フィ
ルムを複数層巻回してなるコンデンサ素子であり、2は
コンデンサ素子1の端面に設けられたメタリコンであ
る。また、3は電極を引き出す端子となるリード線、4
はメタリコン2の一部に塗布された半田、5はコンデン
サ素子1が納められる樹脂ケース、6は樹脂ケース5に
設けられ、リード線3の位置ずれを防止するガイド溝で
ある。また、図5は本発明の一実施例のコンデンサにお
けるリード線取り付け部と樹脂ケースの他のガイド溝部
分の断面概略図である。図5においては、樹脂ケース5
に設けられたガイド溝6の形状を変えているが、ガイド
溝6としてはこのような形状のものを用いても良い。
【0019】図1は上記コンデンサの製造方法の流れを
示す図である。図1に示すように、このコンデンサの製
造方法では、STEP1においてコンデンサ素子1のメ
タリコン2の一部に半田4を塗布し、STEP2にてこ
の半田4の表面部にリード線3を配した後、STEP3
にてリード線3に抵抗溶接のための電極を取り付けて、
抵抗溶接で溶着させている。この方法によれば、コンデ
ンサ素子1のメタリコン2とリード線3との間にあらか
じめ半田4が配され、その上で抵抗溶接する方法を用い
ているため、抵抗溶接時に溶融した半田4がその位置で
再度固まることとなり、半田4がリード線3の線径を越
えて盛り上がってしまうことがなくなる。このような製
造方法を用いることにより、従来のメタリコン12に直
接リード線13を抵抗溶接する方法と比較して半田付け
同等のリード線の取り付け強度を得ることができる。な
お、本実施例では半田4の表面部にリード線を配した
後、リード線3に抵抗溶接のための電極を取り付けてい
るが、リード線3への抵抗溶接のための電極取付はこの
段階に限られるものではなく、例えば先に電極を取り付
け、その後半田表面部にリード線3を配しても良い。
示す図である。図1に示すように、このコンデンサの製
造方法では、STEP1においてコンデンサ素子1のメ
タリコン2の一部に半田4を塗布し、STEP2にてこ
の半田4の表面部にリード線3を配した後、STEP3
にてリード線3に抵抗溶接のための電極を取り付けて、
抵抗溶接で溶着させている。この方法によれば、コンデ
ンサ素子1のメタリコン2とリード線3との間にあらか
じめ半田4が配され、その上で抵抗溶接する方法を用い
ているため、抵抗溶接時に溶融した半田4がその位置で
再度固まることとなり、半田4がリード線3の線径を越
えて盛り上がってしまうことがなくなる。このような製
造方法を用いることにより、従来のメタリコン12に直
接リード線13を抵抗溶接する方法と比較して半田付け
同等のリード線の取り付け強度を得ることができる。な
お、本実施例では半田4の表面部にリード線を配した
後、リード線3に抵抗溶接のための電極を取り付けてい
るが、リード線3への抵抗溶接のための電極取付はこの
段階に限られるものではなく、例えば先に電極を取り付
け、その後半田表面部にリード線3を配しても良い。
【0020】図3は本発明の一実施例のコンデンサにお
けるリード線の引っ張り強度と溶着時の溶接電流値の関
係を示す図である。この図から明らかなように、本実施
例において、従来の半田付け同等の引っ張り強度(60
〔N〕)を得るには、溶着されるリード線3を流れる溶
接電流値が0.5kA以上であれば良く、従来の抵抗溶
接の溶接電流値が2.0kA以上であること(図示せ
ず)に比べて、溶接電流値を小さくすることができる。
このため、リード線溶着時にメタリコン2と接触してい
るコンデンサ素子1の端面(フィルム)が熱劣化し、コ
ンデンサ特性が悪化することを防ぐことができる。
けるリード線の引っ張り強度と溶着時の溶接電流値の関
係を示す図である。この図から明らかなように、本実施
例において、従来の半田付け同等の引っ張り強度(60
〔N〕)を得るには、溶着されるリード線3を流れる溶
接電流値が0.5kA以上であれば良く、従来の抵抗溶
接の溶接電流値が2.0kA以上であること(図示せ
ず)に比べて、溶接電流値を小さくすることができる。
このため、リード線溶着時にメタリコン2と接触してい
るコンデンサ素子1の端面(フィルム)が熱劣化し、コ
ンデンサ特性が悪化することを防ぐことができる。
【0021】さらに、図4は本発明の一実施例におい
て、リード線溶着時の溶接電流値が1.5kAを越える
場合のリード線取り付け部の断面概略図である。このよ
うに、溶着されるリード線3を流れる溶接電流値が1.
5kAを超えると、コンデンサ素子1のメタリコン2に
リード線3が埋没し樹脂ケース5への挿入時にリード線
3が樹脂ケース5のガイド溝6に十分に納まらず、リー
ド線の位置決め精度が悪くなることがある。したがっ
て、溶着されるリード線3を流れる溶接電流値は1.5
kA以下が望ましい。
て、リード線溶着時の溶接電流値が1.5kAを越える
場合のリード線取り付け部の断面概略図である。このよ
うに、溶着されるリード線3を流れる溶接電流値が1.
5kAを超えると、コンデンサ素子1のメタリコン2に
リード線3が埋没し樹脂ケース5への挿入時にリード線
3が樹脂ケース5のガイド溝6に十分に納まらず、リー
ド線の位置決め精度が悪くなることがある。したがっ
て、溶着されるリード線3を流れる溶接電流値は1.5
kA以下が望ましい。
【0022】また、コンデンサ素子1のメタリコン2全
面に半田4を塗布した場合、材料費が高くなることは言
うまでもなく、コンデンサ素子1にリード線3を取り付
けた以降の工程でコンデンサ素子1に樹脂・絶縁油・ワ
ックス等の含浸剤を含浸するコンデンサでは、メタリコ
ン2全面を覆った半田4のため含浸剤の含浸性が悪くな
り、コンデンサの特性を向上させる含浸剤の効果が薄れ
てコンデンサ特性が悪化する。したがって、半田4はメ
タリコン2の一部に配されることが望ましい。
面に半田4を塗布した場合、材料費が高くなることは言
うまでもなく、コンデンサ素子1にリード線3を取り付
けた以降の工程でコンデンサ素子1に樹脂・絶縁油・ワ
ックス等の含浸剤を含浸するコンデンサでは、メタリコ
ン2全面を覆った半田4のため含浸剤の含浸性が悪くな
り、コンデンサの特性を向上させる含浸剤の効果が薄れ
てコンデンサ特性が悪化する。したがって、半田4はメ
タリコン2の一部に配されることが望ましい。
【0023】また、メタリコン2の一部に塗布する半田
4の厚さが、溶着されるリード線3の線径よりも厚くな
ると、リード線3溶着時に半田4がリード線3を越えて
盛り上がり従来例の半田付けと同様な状態(図8と同
様)になることが多く、リード線3の位置精度が悪くな
るおそれがある。したがって、メタリコン2の一部に塗
布する半田4の厚さは、溶着されるリード線3の線径以
下であることが望ましい。
4の厚さが、溶着されるリード線3の線径よりも厚くな
ると、リード線3溶着時に半田4がリード線3を越えて
盛り上がり従来例の半田付けと同様な状態(図8と同
様)になることが多く、リード線3の位置精度が悪くな
るおそれがある。したがって、メタリコン2の一部に塗
布する半田4の厚さは、溶着されるリード線3の線径以
下であることが望ましい。
【0024】次に、(表1)に、プリント基板取り付け
用コンデンサで実施例と従来例のコンデンサを樹脂ケー
ス5に挿入し樹脂充填・硬化した後のリード線3位置の
検査不良率を示す。
用コンデンサで実施例と従来例のコンデンサを樹脂ケー
ス5に挿入し樹脂充填・硬化した後のリード線3位置の
検査不良率を示す。
【0025】
【表1】
【0026】(表1)から明らかなように、不良率は大
幅に低下し、本実施例においては1000個の内1つの
不良も生じなかった。
幅に低下し、本実施例においては1000個の内1つの
不良も生じなかった。
【0027】なお、本実施例ではコンデンサ素子1は巻
回形のものを用いたが、積層形のコンデンサ素子を用い
ても同様の効果を得ることができるのは言うまでもな
い。
回形のものを用いたが、積層形のコンデンサ素子を用い
ても同様の効果を得ることができるのは言うまでもな
い。
【0028】さらに、本実施例では電極引き出し手段と
してリード線3を用いているが、金属片やその他の手段
を用いても良い。図6は、本発明の他の電極引き出し手
段を示す図である。図6において、7は他の電極引き出
し手段である金属片である。金属片7は平面部を半田4
の表面に接続されており、メタリコン2からコンデンサ
素子1側面に沿って90°ねじり曲げられている。
してリード線3を用いているが、金属片やその他の手段
を用いても良い。図6は、本発明の他の電極引き出し手
段を示す図である。図6において、7は他の電極引き出
し手段である金属片である。金属片7は平面部を半田4
の表面に接続されており、メタリコン2からコンデンサ
素子1側面に沿って90°ねじり曲げられている。
【0029】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、リード線取り付け部の信頼性を半田付けした
場合と同等に高めて特性の安定を図り、なおかつ樹脂ケ
ース挿入時のリード線位置精度を高めたコンデンサを提
供することができる。
によれば、リード線取り付け部の信頼性を半田付けした
場合と同等に高めて特性の安定を図り、なおかつ樹脂ケ
ース挿入時のリード線位置精度を高めたコンデンサを提
供することができる。
【図1】本発明の一実施例におけるコンデンサの製造方
法の流れを示す図
法の流れを示す図
【図2】本発明の一実施例のコンデンサにおけるリード
線取り付け部と樹脂ケースのガイド溝部分の概略断面図
線取り付け部と樹脂ケースのガイド溝部分の概略断面図
【図3】本発明の一実施例のコンデンサにおけるリード
線の引っ張り強度と溶着時の溶接電流値の関係を示す図
線の引っ張り強度と溶着時の溶接電流値の関係を示す図
【図4】本発明の一実施例において、リード線溶着時の
溶接電流値が1.5kAを越える場合のリード線取り付
け部の概略断面図
溶接電流値が1.5kAを越える場合のリード線取り付
け部の概略断面図
【図5】本発明の一実施例のコンデンサにおけるリード
線取り付け部と樹脂ケースの他のガイド溝部分の概略断
面図
線取り付け部と樹脂ケースの他のガイド溝部分の概略断
面図
【図6】本発明の他の電極引き出し手段を示す図
【図7】従来のコンデンサの外観を示す図
【図8】従来のコンデンサにおける半田付けによるリー
ド線取り付け部と樹脂ケースのガイド溝部分の概略断面
図
ド線取り付け部と樹脂ケースのガイド溝部分の概略断面
図
1 コンデンサ素子 2 メタリコン(メタリコン部) 3 リード線(電極引き出し手段) 4 半田 5 樹脂ケース 6 ガイド溝 7 金属片(電極引き出し手段)
Claims (4)
- 【請求項1】 コンデンサ素子のメタリコン部に電極引
き出し手段を取り付ける工程において、前記メタリコン
部の少なくとも一部に半田を付着もしくは配置し、前記
半田上に前記電極引き出し手段を配した後、抵抗溶接を
行って前記メタリコン部と前記電極引き出し手段とを電
気的に接続したコンデンサの製造方法。 - 【請求項2】 抵抗溶接時に電極引き出し手段に流れる
溶接電流値が0.5〜1.5kAであることを特徴とす
る請求項1記載のコンデンサの製造方法。 - 【請求項3】 メタリコン部に付着もしくは配置された
半田の抵抗溶接前の厚さが、電極引き出し手段の厚さ以
下であることを特徴とする請求項1記載のコンデンサの
製造方法。 - 【請求項4】 誘電体と電極とからなるコンデンサ素子
と、前記コンデンサ素子の端部に設けられたメタリコン
部と、前記メタリコン部の少なくとも一部に配された半
田と、前記半田表面に電気的に接続された電極引き出し
手段と、ガイド手段を備えたケースとからなるコンデン
サ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6194088A JPH0864468A (ja) | 1994-08-18 | 1994-08-18 | コンデンサの製造方法及びコンデンサ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6194088A JPH0864468A (ja) | 1994-08-18 | 1994-08-18 | コンデンサの製造方法及びコンデンサ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0864468A true JPH0864468A (ja) | 1996-03-08 |
Family
ID=16318761
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6194088A Pending JPH0864468A (ja) | 1994-08-18 | 1994-08-18 | コンデンサの製造方法及びコンデンサ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0864468A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002324737A (ja) * | 2001-04-25 | 2002-11-08 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | コンデンサ製造方法及びコンデンサ |
| JPWO2024014111A1 (ja) * | 2022-07-15 | 2024-01-18 |
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1994
- 1994-08-18 JP JP6194088A patent/JPH0864468A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002324737A (ja) * | 2001-04-25 | 2002-11-08 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | コンデンサ製造方法及びコンデンサ |
| JPWO2024014111A1 (ja) * | 2022-07-15 | 2024-01-18 | ||
| WO2024014111A1 (ja) * | 2022-07-15 | 2024-01-18 | 株式会社村田製作所 | コンデンサ |
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