JPH086489B2 - 建築物の制振装置 - Google Patents
建築物の制振装置Info
- Publication number
- JPH086489B2 JPH086489B2 JP24096988A JP24096988A JPH086489B2 JP H086489 B2 JPH086489 B2 JP H086489B2 JP 24096988 A JP24096988 A JP 24096988A JP 24096988 A JP24096988 A JP 24096988A JP H086489 B2 JPH086489 B2 JP H086489B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mass member
- rubber
- mass
- building
- present
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- Buildings Adapted To Withstand Abnormal External Influences (AREA)
- Vibration Prevention Devices (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は建築物等が地震や強風により大きく振動す
るのを防止するようにした建築物の制振装置に関するも
のである。
るのを防止するようにした建築物の制振装置に関するも
のである。
[従来の技術] 従来この種の制振装置には例えば特開昭63−114774号
公報に示される提案がある。この公報には千葉ポートタ
ワーに設けてある従来の制振装置は機械的に構成してあ
つて構造が複雑で高価になると記載してある。そのた
め、上部に配置した質量部材を積層ゴムで支持しさらに
つる巻バネで弾性復元力を調節するものが示してある。
しかしながら、制振装置では例えば1m程度等の大きい振
幅で振動できることが望ましいが、積層ゴムで支持する
ものは振幅が大きくなると不安定になるものであり、振
幅を小さくすると質量部材の重量を大きくする必要があ
る。
公報に示される提案がある。この公報には千葉ポートタ
ワーに設けてある従来の制振装置は機械的に構成してあ
つて構造が複雑で高価になると記載してある。そのた
め、上部に配置した質量部材を積層ゴムで支持しさらに
つる巻バネで弾性復元力を調節するものが示してある。
しかしながら、制振装置では例えば1m程度等の大きい振
幅で振動できることが望ましいが、積層ゴムで支持する
ものは振幅が大きくなると不安定になるものであり、振
幅を小さくすると質量部材の重量を大きくする必要があ
る。
[発明が解決しようとする課題] この発明は構造が簡単で安価に構成することができ、
かつ質量部材の重量を比較的小さくすることができ、大
振幅で振動する場合にも安定よく振動できるようにした
建築物の制振装置を提供するものである。
かつ質量部材の重量を比較的小さくすることができ、大
振幅で振動する場合にも安定よく振動できるようにした
建築物の制振装置を提供するものである。
[課題を解決するための手段] この発明は少くとも一つの水平方向に移動可能に支持
される質量部材と、この質量部材と建築物に対して両端
部をそれぞれ結合して質量部材が移動する方向と直角方
向に延びており質量部材が移動すると剪断変形して復元
力を与えることのできる部分があり全体としてゴム弾性
を有する材料よりなるゴム部材とを包含し、前記質量部
材の重量を前記ゴム部材を介することなく建築物が支持
する部分があることを特徴とする建築物の制振装置を提
供するものである。
される質量部材と、この質量部材と建築物に対して両端
部をそれぞれ結合して質量部材が移動する方向と直角方
向に延びており質量部材が移動すると剪断変形して復元
力を与えることのできる部分があり全体としてゴム弾性
を有する材料よりなるゴム部材とを包含し、前記質量部
材の重量を前記ゴム部材を介することなく建築物が支持
する部分があることを特徴とする建築物の制振装置を提
供するものである。
この発明はこのような装置であつて、前記ゴム部材は
上下方向に延びており、かつ前記質量部材は転動部材に
よりあらゆる水平方向に移動可能に支持されるものであ
ることを特徴とする装置を提供するものである。
上下方向に延びており、かつ前記質量部材は転動部材に
よりあらゆる水平方向に移動可能に支持されるものであ
ることを特徴とする装置を提供するものである。
[実施例] 以下図面を参照しながらこの発明の実施例について説
明する。
明する。
第1図と第2図に示すこの発明の一実施例において、
10は全体としての制振装置を示す。11は建築物の床12上
に固着した例えば4個等の支持部材で、それぞれ上面に
あらゆる方向に転動可能にした鋼球よりなる複数個の転
動部材13が設けてある。15は質量部材で、下部にフラン
ジ16が設けてあり、各支持部材11上に支持されている。
質量部材15としては例えば水槽等建築物の必要な質量を
有する部分を用いてもよい。17は例えば4個等の固定装
置で、それぞれ床12上に図示してない手段により固着し
た支柱18とこの支柱の上端部に固着した取付部19を有し
ている。20はこの各取付部19と質量部材15のフランジ16
にそれぞれ両端部を結合して上下方向に延びて質量部材
15が水平方向に移動すると剪断変形して弾性復元力を与
えるようにしたゴム状弾性を有する物質よりなるゴム部
材である。このゴム部材としては天然ゴム,合成ゴムあ
るいは布入りゴム,積層ゴム,高減衰の積層ゴム等種々
のゴムを用いることができる。25は必要に応じて設けた
減衰装置で、床12に固定した容器26に高粘性流体27が収
容してあつて質量部材15の底面に固着した可動板28が接
触するようになつている。前記質量部材15の固有振動数
は建物の第1次の固有振動数とほぼ等しくしてある。
10は全体としての制振装置を示す。11は建築物の床12上
に固着した例えば4個等の支持部材で、それぞれ上面に
あらゆる方向に転動可能にした鋼球よりなる複数個の転
動部材13が設けてある。15は質量部材で、下部にフラン
ジ16が設けてあり、各支持部材11上に支持されている。
質量部材15としては例えば水槽等建築物の必要な質量を
有する部分を用いてもよい。17は例えば4個等の固定装
置で、それぞれ床12上に図示してない手段により固着し
た支柱18とこの支柱の上端部に固着した取付部19を有し
ている。20はこの各取付部19と質量部材15のフランジ16
にそれぞれ両端部を結合して上下方向に延びて質量部材
15が水平方向に移動すると剪断変形して弾性復元力を与
えるようにしたゴム状弾性を有する物質よりなるゴム部
材である。このゴム部材としては天然ゴム,合成ゴムあ
るいは布入りゴム,積層ゴム,高減衰の積層ゴム等種々
のゴムを用いることができる。25は必要に応じて設けた
減衰装置で、床12に固定した容器26に高粘性流体27が収
容してあつて質量部材15の底面に固着した可動板28が接
触するようになつている。前記質量部材15の固有振動数
は建物の第1次の固有振動数とほぼ等しくしてある。
前述したように構成したものにおいて、地震や強風に
より建築物が揺れる場合質量部材15が逆方向に大きく揺
動して建築物が揺れるのを抑制することになる。
より建築物が揺れる場合質量部材15が逆方向に大きく揺
動して建築物が揺れるのを抑制することになる。
第3図と第4図はこの発明の他の実施例を示し、固定
装置17は各支柱18の上端部を結合部材30により一体に結
合してある。また、質量部材15を支持する支持部材11と
して質量部材にあらゆる方向に転動可能に取付けた床12
上を走行できる自在車輪よりなる転動部材13を有するも
のが用いてある。また、必要に応じこの転動部材13の周
面はゴムで構成して音が発生するのを減少させるように
してもよい。質量部材15として所望の個数の金属ブロツ
ク33を結合して構成してある。
装置17は各支柱18の上端部を結合部材30により一体に結
合してある。また、質量部材15を支持する支持部材11と
して質量部材にあらゆる方向に転動可能に取付けた床12
上を走行できる自在車輪よりなる転動部材13を有するも
のが用いてある。また、必要に応じこの転動部材13の周
面はゴムで構成して音が発生するのを減少させるように
してもよい。質量部材15として所望の個数の金属ブロツ
ク33を結合して構成してある。
第5図に示すこの発明の他の実施例は固定装置17とし
て支柱18を設けることなく建築物の壁35等からボルト36
を突設し、このボルトとナツト37によりゴム部材20の上
端部を固着した金属部材38が固着してある。
て支柱18を設けることなく建築物の壁35等からボルト36
を突設し、このボルトとナツト37によりゴム部材20の上
端部を固着した金属部材38が固着してある。
第6図に示すこの発明の他の実施例においては支柱18
の上端部に取付けた支持部材11により質量部材15を支持
するようになつており、この質量部材は中央部で下方に
延びている。ゴム部材20は支柱18の下端の水平は取付部
40と質量部材15のフランジ16間に取付けてある。
の上端部に取付けた支持部材11により質量部材15を支持
するようになつており、この質量部材は中央部で下方に
延びている。ゴム部材20は支柱18の下端の水平は取付部
40と質量部材15のフランジ16間に取付けてある。
第7図に示すこの発明の他の実施例においてはほぼ第
6図に示す実施例と同様に構成した制振装置10の質量部
材15の上にもう一つの第1図に示すような制振装置10a
を設けたもので、質量部材15上に固着した支持部材11a
が質量部材15aを支持しており、支柱18aと取付部19aを
有する固定装置17aが質量部材15上に固着してあり、そ
の取付部19aと質量部材15aの間にゴム部材20aが設けて
ある。25aは減衰装置である。この実施例は一次と二次
の固有振動数が建築物の一次と二次の固有振動数とほぼ
等しくしてあつて建築物の一次振動に対する制振効果と
二次振動に対する制振効果が得られるようになつてい
る。
6図に示す実施例と同様に構成した制振装置10の質量部
材15の上にもう一つの第1図に示すような制振装置10a
を設けたもので、質量部材15上に固着した支持部材11a
が質量部材15aを支持しており、支柱18aと取付部19aを
有する固定装置17aが質量部材15上に固着してあり、そ
の取付部19aと質量部材15aの間にゴム部材20aが設けて
ある。25aは減衰装置である。この実施例は一次と二次
の固有振動数が建築物の一次と二次の固有振動数とほぼ
等しくしてあつて建築物の一次振動に対する制振効果と
二次振動に対する制振効果が得られるようになつてい
る。
第8図と第9図に示すこの発明の他の実施例による制
振装置10は2重の壁面間等幅の狭い場所に設置すること
ができるもので、矢印で示す一方向の制振を行うもので
ある。この図において、床12上に固定した固定部材17は
溝状に形成した底部材41を有しており、全体が枠状に形
成してある。質量部材15は2個の転動部材13が設けてあ
つて底部材41に沿つて転動するようになつている。その
他の部分は他の実施例とほぼ同様に構成してあつて相当
する部分は同一の符号が付けてある。
振装置10は2重の壁面間等幅の狭い場所に設置すること
ができるもので、矢印で示す一方向の制振を行うもので
ある。この図において、床12上に固定した固定部材17は
溝状に形成した底部材41を有しており、全体が枠状に形
成してある。質量部材15は2個の転動部材13が設けてあ
つて底部材41に沿つて転動するようになつている。その
他の部分は他の実施例とほぼ同様に構成してあつて相当
する部分は同一の符号が付けてある。
第10図と第11図に示すこの発明の他の実施例による制
振装置10は2重の床板のある部分の間等高さの低い部分
に設置するのに適するものである。質量部材15の両側と
固定部材17間にそれぞれ水平に延びるゴム部材20が設け
てあり、質量部材15は矢印方向のみに移動できるように
なつている。
振装置10は2重の床板のある部分の間等高さの低い部分
に設置するのに適するものである。質量部材15の両側と
固定部材17間にそれぞれ水平に延びるゴム部材20が設け
てあり、質量部材15は矢印方向のみに移動できるように
なつている。
この発明においては種々の変更を行うことができる。
例えば転動部材13を介することなくして質量部材15等を
直接支持するようにしてもよい。このような場合または
高減衰積層ゴムよりなるゴム部材20を用いる場合には特
に減衰装置25を設けない場合もある。
例えば転動部材13を介することなくして質量部材15等を
直接支持するようにしてもよい。このような場合または
高減衰積層ゴムよりなるゴム部材20を用いる場合には特
に減衰装置25を設けない場合もある。
[発明の効果] この発明は質量部材15がゴム部材20を介することなく
建築物に支持される部分があるため、十分な長さのゴム
部材20を用いることができて、質量部材15が安定よく振
動して大振幅の制振装置が容易に構成でき、かつ質量部
材の重量は比較的小さくてすみ構造は簡単で安価になる
という効果を有している。
建築物に支持される部分があるため、十分な長さのゴム
部材20を用いることができて、質量部材15が安定よく振
動して大振幅の制振装置が容易に構成でき、かつ質量部
材の重量は比較的小さくてすみ構造は簡単で安価になる
という効果を有している。
第1図はこの発明の一実施例を部分的に除去したり切欠
いて示す正面図、第2図は第1図におけるA−A線方向
に断面とした平面図、第3図はこの発明の他の実施例を
部分的に除去したり切欠いて示す正面図、第4図は第3
図におけるB−B線方向に断面した平面図、第5図と第
6図はそれぞれ異なつたこの発明の他の実施例の一部を
示す正面図、第7図はこの発明の他の実施例を示す正面
図、第8図はこの発明の他の実施例を一部切欠いて示す
正面図、第9図はそのC−C線方向断面図、第10図はこ
の発明の他の実施例を示す平面図、第11図はその側面図
である。 10……制振装置、11……支持部材、12……床、13……転
動部材、15……質量部材、17……固定装置、20……ゴム
部材、25……減衰装置。
いて示す正面図、第2図は第1図におけるA−A線方向
に断面とした平面図、第3図はこの発明の他の実施例を
部分的に除去したり切欠いて示す正面図、第4図は第3
図におけるB−B線方向に断面した平面図、第5図と第
6図はそれぞれ異なつたこの発明の他の実施例の一部を
示す正面図、第7図はこの発明の他の実施例を示す正面
図、第8図はこの発明の他の実施例を一部切欠いて示す
正面図、第9図はそのC−C線方向断面図、第10図はこ
の発明の他の実施例を示す平面図、第11図はその側面図
である。 10……制振装置、11……支持部材、12……床、13……転
動部材、15……質量部材、17……固定装置、20……ゴム
部材、25……減衰装置。
Claims (2)
- 【請求項1】少くとも一つの水平方向に移動可能に支持
される質量部材と、この質量部材と建築物に対して両端
部をそれぞれ結合して質量部材が移動する方向と直角方
向に延びており質量部材が移動すると剪断変形して復元
力を与えることのできる部分があり全体としてゴム弾性
を有する材料よりなるゴム部材とを包含し、前記質量部
材の重量を前記ゴム部材を介することなく建築物が支持
する部分があることを特徴とする建築物の制振装置。 - 【請求項2】請求項1記載の装置であつて、前記ゴム部
材は上下方向に延びており、かつ前記質量部材は転動部
材によりあらゆる水平方向に移動可能に支持されるもの
であることを特徴とする装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24096988A JPH086489B2 (ja) | 1988-09-28 | 1988-09-28 | 建築物の制振装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24096988A JPH086489B2 (ja) | 1988-09-28 | 1988-09-28 | 建築物の制振装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0291366A JPH0291366A (ja) | 1990-03-30 |
| JPH086489B2 true JPH086489B2 (ja) | 1996-01-24 |
Family
ID=17067350
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24096988A Expired - Lifetime JPH086489B2 (ja) | 1988-09-28 | 1988-09-28 | 建築物の制振装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH086489B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2631901B2 (ja) * | 1990-04-18 | 1997-07-16 | 明長 勝部 | 免震・制振装置 |
| JP4872877B2 (ja) * | 2007-10-02 | 2012-02-08 | 住友電装株式会社 | 配線基板 |
-
1988
- 1988-09-28 JP JP24096988A patent/JPH086489B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0291366A (ja) | 1990-03-30 |
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