JPH0870202A - 誘電体フィルタ、及びその製造方法 - Google Patents
誘電体フィルタ、及びその製造方法Info
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- JPH0870202A JPH0870202A JP20348994A JP20348994A JPH0870202A JP H0870202 A JPH0870202 A JP H0870202A JP 20348994 A JP20348994 A JP 20348994A JP 20348994 A JP20348994 A JP 20348994A JP H0870202 A JPH0870202 A JP H0870202A
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- Japan
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- dielectric filter
- coupling element
- electric
- connecting portion
- coaxial resonance
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 不要容量を排除し、挿入損失を小さくするこ
と。 【構成】 接続端子14は、同軸型共振素子11の内部
導体に電気的に接続するための内部導体接続部14a
と、該内部導体接続部14aから分岐し前記電気結合素
子15、16、17を接続する結合素子接続部14bと
を有し、前記接続端子14を備える前記同軸型共振素子
11を、相隣り合うよう複数個配列し、さらに、前記接
続端子14の前記結合素子接続部14b間に前記電気結
合素子15、16、17を挟み込み接続する。
と。 【構成】 接続端子14は、同軸型共振素子11の内部
導体に電気的に接続するための内部導体接続部14a
と、該内部導体接続部14aから分岐し前記電気結合素
子15、16、17を接続する結合素子接続部14bと
を有し、前記接続端子14を備える前記同軸型共振素子
11を、相隣り合うよう複数個配列し、さらに、前記接
続端子14の前記結合素子接続部14b間に前記電気結
合素子15、16、17を挟み込み接続する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、移動体通信機器に関
し、特に、数100MHz〜数GHz帯のマイクロ波使
用される自動車電話、携帯電話等の移動体通信機器に利
用される誘電体フィルタ、及びその製造方法に関する。
し、特に、数100MHz〜数GHz帯のマイクロ波使
用される自動車電話、携帯電話等の移動体通信機器に利
用される誘電体フィルタ、及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の誘電体フィルタの一例として、四
角柱状を呈する(もしくは円筒形状を呈する)誘電体を
用いた同軸型共振素子を2個用いたバンドパスフィルタ
の構造を図5に示す。これらの同軸型共振素子11は接
地導体12上に並列に接地されている。この同軸型共振
素子11にはその軸方向に貫通部分が形成されており、
貫通部分には内部導体13が設けられている。内部導体
13には板状の接続端子51が接続されている。また、
同軸型共振素子11の外側面には図示しない外部導体が
設けられている。
角柱状を呈する(もしくは円筒形状を呈する)誘電体を
用いた同軸型共振素子を2個用いたバンドパスフィルタ
の構造を図5に示す。これらの同軸型共振素子11は接
地導体12上に並列に接地されている。この同軸型共振
素子11にはその軸方向に貫通部分が形成されており、
貫通部分には内部導体13が設けられている。内部導体
13には板状の接続端子51が接続されている。また、
同軸型共振素子11の外側面には図示しない外部導体が
設けられている。
【0003】また、接地導体12上には配線基板52が
設けられている。配線基板52上には複数個の同軸型共
振素子11を結合するための3つの電気結合素子15、
16、17が設けられている。電気結合素子15、1
6、17は、配線基板52上に形成された導体パターン
53に半田付け等の手段で電気的に接続されている。
設けられている。配線基板52上には複数個の同軸型共
振素子11を結合するための3つの電気結合素子15、
16、17が設けられている。電気結合素子15、1
6、17は、配線基板52上に形成された導体パターン
53に半田付け等の手段で電気的に接続されている。
【0004】さらに、導体パターン53の長手方向の両
側には入出力用端子18が接続されており、入出力用端
子18を導体パターン53に接続することによって、入
出力端子18間でフィルタが構成される。
側には入出力用端子18が接続されており、入出力用端
子18を導体パターン53に接続することによって、入
出力端子18間でフィルタが構成される。
【0005】なお、図5には電気結合素子15、16、
17にコンデンサを用いた場合を示しているが、コイル
等の他の電気結合素子であってもかまわない。
17にコンデンサを用いた場合を示しているが、コイル
等の他の電気結合素子であってもかまわない。
【0006】図6には、図5に示した誘電体フィルタの
回路構成を示す。具体例としては、2個の同軸型共振素
子11の共振周波数を1490MHz(εr=90、3
mm角)とし、両側に設けられている電気結合素子(コ
ンデンサ)15、17の容量を0.71pF、中間に設
けられている電気結合素子(コンデンサ)16の容量を
0.31pFとした。また、配線基板52は10mm×
5mm×1.0mmtのガラス・エポキシ樹脂(εr=
4.5)を用いた。
回路構成を示す。具体例としては、2個の同軸型共振素
子11の共振周波数を1490MHz(εr=90、3
mm角)とし、両側に設けられている電気結合素子(コ
ンデンサ)15、17の容量を0.71pF、中間に設
けられている電気結合素子(コンデンサ)16の容量を
0.31pFとした。また、配線基板52は10mm×
5mm×1.0mmtのガラス・エポキシ樹脂(εr=
4.5)を用いた。
【0007】図7に示すグラフにおいて、実線はこの誘
電体フィルタの周波数特性を示している。これによる
と、中心周波数fo=1490MHz、通過帯域幅BW
=20MHz、挿入損失3.1dB,fo−50MHz
での減衰量は約20dBであることがわかる。また、図
7に示すグラフにおいて、破線はこの誘電体フィルタの
設計値を示しているが、実際のフィルタ特性は、設計値
と比べて、通過帯域付近での特性が波状になっており、
挿入損失も大きい。また、低周波数側での減衰量も小さ
く、全体的に設計値と大きくズレていることがわかる。
電体フィルタの周波数特性を示している。これによる
と、中心周波数fo=1490MHz、通過帯域幅BW
=20MHz、挿入損失3.1dB,fo−50MHz
での減衰量は約20dBであることがわかる。また、図
7に示すグラフにおいて、破線はこの誘電体フィルタの
設計値を示しているが、実際のフィルタ特性は、設計値
と比べて、通過帯域付近での特性が波状になっており、
挿入損失も大きい。また、低周波数側での減衰量も小さ
く、全体的に設計値と大きくズレていることがわかる。
【0008】誘電体フィルタに要求される特性は、通過
帯域での挿入損失が小さく、選択度での減衰量が大き
い。
帯域での挿入損失が小さく、選択度での減衰量が大き
い。
【0009】しかし、誘電体フィルタの開発において
は、実際のフィルタ特性が設計値とよく一致しているこ
とが望ましい。また、生産面においては、部品点数を少
なくすることで低コスト化が望まれる。
は、実際のフィルタ特性が設計値とよく一致しているこ
とが望ましい。また、生産面においては、部品点数を少
なくすることで低コスト化が望まれる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来技
術によれば、複数の同軸型共振素子11間を結合させる
ための電気結合素子15,16,17は、配線基板52
上に形成された導体パターン53に電気的に接続してい
る。配線基板52は通常、誘電率が4〜5程度の絶縁体
であり、そのため、配線基板52上の導体パターン53
と接地面あるいは他の導体パターンとの間に結合容量が
生じる。
術によれば、複数の同軸型共振素子11間を結合させる
ための電気結合素子15,16,17は、配線基板52
上に形成された導体パターン53に電気的に接続してい
る。配線基板52は通常、誘電率が4〜5程度の絶縁体
であり、そのため、配線基板52上の導体パターン53
と接地面あるいは他の導体パターンとの間に結合容量が
生じる。
【0011】図8及び図9は、配線基板による容量を概
念的に示している。図10は不要な結合を含んだ回路構
成図を示している。
念的に示している。図10は不要な結合を含んだ回路構
成図を示している。
【0012】図8を参照して、例えば、3つの結合用コ
ンデンサC1,C2,C3を設計値通り基板上に接続し
ても、基板の導体パターン81及び82、基板の導体パ
ターン82及び83、基板の導体パターン83及び84
の間の容量Ca,Cb及びCc(配線基板52による不
要な結合容量)によって、実際には結合部の容量はC1
+Ca,C2+Cb,C3+Ccとなる。
ンデンサC1,C2,C3を設計値通り基板上に接続し
ても、基板の導体パターン81及び82、基板の導体パ
ターン82及び83、基板の導体パターン83及び84
の間の容量Ca,Cb及びCc(配線基板52による不
要な結合容量)によって、実際には結合部の容量はC1
+Ca,C2+Cb,C3+Ccとなる。
【0013】また、図9及び図10を参照して、配線基
板52上の導体パターン81、82、83及び84と接
地面90との間の容量Cd,Ce,Cf及びCg、さら
に、導体パターン81及び83、導体パターン82及び
84の間の容量Ch及びCi等の容量結合が生じるた
め、実際には設計と異なる回路が構成される。
板52上の導体パターン81、82、83及び84と接
地面90との間の容量Cd,Ce,Cf及びCg、さら
に、導体パターン81及び83、導体パターン82及び
84の間の容量Ch及びCi等の容量結合が生じるた
め、実際には設計と異なる回路が構成される。
【0014】このように、これらの不要な容量結合のた
めに設計値とおりの結合素子値を用いても設計値とズレ
が生じたり、設計とは異なった回路構成のため、挿入損
失や減衰量が設計値よりも劣化するという問題がある。
めに設計値とおりの結合素子値を用いても設計値とズレ
が生じたり、設計とは異なった回路構成のため、挿入損
失や減衰量が設計値よりも劣化するという問題がある。
【0015】また、配線基板52のQ値が低いと、配線
基板52での損失が大きくなり、フィルタの挿入損失が
大きくなるため、Q値の高い配線基板を用いる必要があ
ったが、Q値の高い配線基板52は一般に高価であると
いう問題がある。
基板52での損失が大きくなり、フィルタの挿入損失が
大きくなるため、Q値の高い配線基板を用いる必要があ
ったが、Q値の高い配線基板52は一般に高価であると
いう問題がある。
【0016】それ故に本発明の課題は、電気結合素子接
続のための配線基板を使用しないことによって、配線基
板上の導体パターン間に生じる不要な容量を排除し、設
計値とよく一致した誘電体フィルタを提供することにあ
る。
続のための配線基板を使用しないことによって、配線基
板上の導体パターン間に生じる不要な容量を排除し、設
計値とよく一致した誘電体フィルタを提供することにあ
る。
【0017】また、本発明の他の課題は、配線基板での
損失をなくし挿入損失の小さい誘電体フィルタを提供す
ることにある。
損失をなくし挿入損失の小さい誘電体フィルタを提供す
ることにある。
【0018】また、本発明の他の課題は、配線基板のコ
ストを節減した廉価な誘電体フィルタを提供することに
ある。
ストを節減した廉価な誘電体フィルタを提供することに
ある。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、複数の
同軸型共振素子と、該同軸型共振素子を電気的に結合す
るための電気結合素子とを含む誘電体フィルタであっ
て、前記同軸型共振素子の貫通部分に設けた内部導体に
接続した接続端子を有し、該接続端子は、前記内部導体
に電気的に接続する内部導体接続部と、該内部導体接続
部から分岐し前記電気結合素子に接続する結合素子接続
部とを有し、前記接続端子を備える前記同軸型共振素子
を相隣り合うよう複数個配列され、前記接続端子の前記
結合素子接続部間に前記電気結合素子を挟み込み相互に
接続したことを特徴とする誘電体フィルタが得られる。
同軸型共振素子と、該同軸型共振素子を電気的に結合す
るための電気結合素子とを含む誘電体フィルタであっ
て、前記同軸型共振素子の貫通部分に設けた内部導体に
接続した接続端子を有し、該接続端子は、前記内部導体
に電気的に接続する内部導体接続部と、該内部導体接続
部から分岐し前記電気結合素子に接続する結合素子接続
部とを有し、前記接続端子を備える前記同軸型共振素子
を相隣り合うよう複数個配列され、前記接続端子の前記
結合素子接続部間に前記電気結合素子を挟み込み相互に
接続したことを特徴とする誘電体フィルタが得られる。
【0020】また、本発明によれば、前記接続端子は、
内部導体接続部と前記電気素子接続部とを相互に接続し
た支持部を有していることを特徴とする誘電体フィルタ
が得られる。
内部導体接続部と前記電気素子接続部とを相互に接続し
た支持部を有していることを特徴とする誘電体フィルタ
が得られる。
【0021】また、本発明によれば、前記接続端子を備
えた複数の同軸型共振素子を相隣り合うよう複数個配列
し、前記電気素子接続部間に挟み込むように前記電気結
合素子を支持台上に配置し、該電気結合素子を前記電気
素子接続部に電気的に接続した後、前記支持台を取り除
くことを特徴とした誘電体フィルタの製造方法が得られ
る。
えた複数の同軸型共振素子を相隣り合うよう複数個配列
し、前記電気素子接続部間に挟み込むように前記電気結
合素子を支持台上に配置し、該電気結合素子を前記電気
素子接続部に電気的に接続した後、前記支持台を取り除
くことを特徴とした誘電体フィルタの製造方法が得られ
る。
【0022】
【作用】本発明の誘電体フィルタによると、容量結合は
絶縁物を介して生じるが、その大きさは絶縁物の誘電率
に比例する。配線基板上の導体パターンに容量結合が生
じるが、通常、用いられる配線基板は誘電率が4〜5と
大きいため、容量結合も大きい。
絶縁物を介して生じるが、その大きさは絶縁物の誘電率
に比例する。配線基板上の導体パターンに容量結合が生
じるが、通常、用いられる配線基板は誘電率が4〜5と
大きいため、容量結合も大きい。
【0023】これに対して、複数個の同軸型共振素子を
結合させるための電気結合素子を、配線基板を用いず
に、特に、電気結合素子を空間中で支持するような構造
で各々の同軸型共振素子の内部導体に接続すれば、不要
な容量結合は空気中(誘電率1)を通したものであるの
で、不要な容量結合を20〜30%に低減することがで
きる。
結合させるための電気結合素子を、配線基板を用いず
に、特に、電気結合素子を空間中で支持するような構造
で各々の同軸型共振素子の内部導体に接続すれば、不要
な容量結合は空気中(誘電率1)を通したものであるの
で、不要な容量結合を20〜30%に低減することがで
きる。
【0024】
【実施例】図1は、本発明の誘電体フィルタの一実施例
を示している。図2には、図1の誘電体フィルタに用い
られている接続端子14を示す。なお、この実施例にお
いて、図5に示した誘電体フィルタの従来技術と同じ部
分には同じ符号を付して説明をする。
を示している。図2には、図1の誘電体フィルタに用い
られている接続端子14を示す。なお、この実施例にお
いて、図5に示した誘電体フィルタの従来技術と同じ部
分には同じ符号を付して説明をする。
【0025】図1を参照して、誘電体フィルタは、2個
の同軸型共振素子11、及びこれらの同軸型共振素子1
1を電気的に結合するための電気結合素子15、16、
17を備えている。なお、同軸型共振素子11が2個以
上であってもよい。
の同軸型共振素子11、及びこれらの同軸型共振素子1
1を電気的に結合するための電気結合素子15、16、
17を備えている。なお、同軸型共振素子11が2個以
上であってもよい。
【0026】同軸型共振素子11は接地導体12上に接
地されている。これらの同軸型共振素子11にはその軸
方向に貫通部分が形成されている。接地導体12上には
複数個の同軸型共振素子11を結合するための3つの電
気結合素子15、16、17が設けられている。両側に
設けられている2つの電気結合素子15、17には、そ
れぞれに入出力用端子18が接続することによって、入
出力端子18間で誘電体フィルタが構成される。
地されている。これらの同軸型共振素子11にはその軸
方向に貫通部分が形成されている。接地導体12上には
複数個の同軸型共振素子11を結合するための3つの電
気結合素子15、16、17が設けられている。両側に
設けられている2つの電気結合素子15、17には、そ
れぞれに入出力用端子18が接続することによって、入
出力端子18間で誘電体フィルタが構成される。
【0027】なお、図1には電気結合素子15、16、
17にコンデンサを用いた場合を示しているが、コイル
等の他の電気結合素子であってもかまわない。
17にコンデンサを用いた場合を示しているが、コイル
等の他の電気結合素子であってもかまわない。
【0028】接続端子14は金属導体であり、図2に示
すように、同軸型共振素子11の貫通部分に形成されて
いる内部導体と電気的に接続するための筒状の内部導体
接続部14aと、内部導体接続部14aの一端側にのび
て2つに分岐した電気素子接続のための結合素子接続部
14bと、内部導体接続部14aの一端及び結合素子接
続部14bを相互に接続した支持部14cとを有してい
る。
すように、同軸型共振素子11の貫通部分に形成されて
いる内部導体と電気的に接続するための筒状の内部導体
接続部14aと、内部導体接続部14aの一端側にのび
て2つに分岐した電気素子接続のための結合素子接続部
14bと、内部導体接続部14aの一端及び結合素子接
続部14bを相互に接続した支持部14cとを有してい
る。
【0029】結合素子接続部14bは内部導体接続部1
4aの管軸を直交する方向に分岐されてのびており、両
端部分が直角に曲げられている。同軸型共振素子11
は、相隣り合うように複数個配列し、さらに、接続端子
14間に電気結合素子15,16,17を挟み込むよう
接続されている。
4aの管軸を直交する方向に分岐されてのびており、両
端部分が直角に曲げられている。同軸型共振素子11
は、相隣り合うように複数個配列し、さらに、接続端子
14間に電気結合素子15,16,17を挟み込むよう
接続されている。
【0030】また、接続端子14は、リン青銅や黄銅な
どの導体で構成されている。電気結合素子15,16,
17は、結合素子接続部14bに直接半田付け等の手段
で電気的に接続されている。なお、接続端子14は0.
1mm厚のリン青銅板で形成され、半田メッキが施され
ている。接続端子14の具体例としては、内部導体接続
部14aの管径寸法が0.8mm、管長寸法が3mm,
結合素子接続部14bの横幅寸法が2.6mm,縦幅寸
法が1mm,支持部14cの長手方向の寸法が2mmで
ある。
どの導体で構成されている。電気結合素子15,16,
17は、結合素子接続部14bに直接半田付け等の手段
で電気的に接続されている。なお、接続端子14は0.
1mm厚のリン青銅板で形成され、半田メッキが施され
ている。接続端子14の具体例としては、内部導体接続
部14aの管径寸法が0.8mm、管長寸法が3mm,
結合素子接続部14bの横幅寸法が2.6mm,縦幅寸
法が1mm,支持部14cの長手方向の寸法が2mmで
ある。
【0031】具体例として、従来技術で述べたと同様な
設計による回路構成及び素子値を用いて各電気結合素子
15,16,17を電気的に接続した。
設計による回路構成及び素子値を用いて各電気結合素子
15,16,17を電気的に接続した。
【0032】図3は本発明による誘電体フィルタの特性
を示すグラフである。図3には誘電体フィルタの特性を
実線で示している。これによると、中心周波数は149
0MHz、帯域幅BW=12MHz、挿入損失は2.5
dB,fo−50MHzでの減衰量は約27dBであ
る。
を示すグラフである。図3には誘電体フィルタの特性を
実線で示している。これによると、中心周波数は149
0MHz、帯域幅BW=12MHz、挿入損失は2.5
dB,fo−50MHzでの減衰量は約27dBであ
る。
【0033】図3の破線で示した特性は設計値である
が、本発明による誘電体フィルタは従来の誘電体フィル
タに比べ設計値とよく一致しており、また挿入損失は従
来の3.1dBに比べ0.6dB改善され、減衰量もf
o−50MHzで従来の20dBから27dBとなり7
dB改善されている。
が、本発明による誘電体フィルタは従来の誘電体フィル
タに比べ設計値とよく一致しており、また挿入損失は従
来の3.1dBに比べ0.6dB改善され、減衰量もf
o−50MHzで従来の20dBから27dBとなり7
dB改善されている。
【0034】次に、本発明の誘電体フィルタの製造方法
について説明する。図4(a)、図4(b)及び図4
(c)に製造方法の工程を順次示す。
について説明する。図4(a)、図4(b)及び図4
(c)に製造方法の工程を順次示す。
【0035】まず、図4(a)に示すように、内部導体
13に接続端子14を電気的に接続した2個の同軸型共
振素子11を相隣り合うように配列し、接地導体12に
電気的に接続する。その後、図4(b)に示すように、
接続端子14の結合素子接続部14bの直下に電気結合
素子15、16、17を支持するための支持台41を配
置し、電気結合素子15、16、17を互いに対向する
結合素子接続部14bの間に挟み込むようにして配置す
る。即ち、電気結合素子15、16、17は、結合素子
接続部14b間に挟み込まれ、接地導体12上の支持台
41によって所定位置に保持される。
13に接続端子14を電気的に接続した2個の同軸型共
振素子11を相隣り合うように配列し、接地導体12に
電気的に接続する。その後、図4(b)に示すように、
接続端子14の結合素子接続部14bの直下に電気結合
素子15、16、17を支持するための支持台41を配
置し、電気結合素子15、16、17を互いに対向する
結合素子接続部14bの間に挟み込むようにして配置す
る。即ち、電気結合素子15、16、17は、結合素子
接続部14b間に挟み込まれ、接地導体12上の支持台
41によって所定位置に保持される。
【0036】次に、電気結合素子15、16、17を半
田付け等の手段を用いて、結合素子接続部14bに電気
的に接続する。その後、図4(c)に示すように、接地
導体12から支持台41を撤去し、入出力端子18を両
側の2つの電気結合素子15、17にそれぞれ接続する
ことで、誘電体フィルタが得られる。
田付け等の手段を用いて、結合素子接続部14bに電気
的に接続する。その後、図4(c)に示すように、接地
導体12から支持台41を撤去し、入出力端子18を両
側の2つの電気結合素子15、17にそれぞれ接続する
ことで、誘電体フィルタが得られる。
【0037】また、本実施例の他に、同軸型共振素子1
1、結合素子接続部14b及び入出力端子18に予め半
田処理等を行い、支持台41を用いて、リフロー半田等
で同時に各部材を接続する方法を採用してもよい。
1、結合素子接続部14b及び入出力端子18に予め半
田処理等を行い、支持台41を用いて、リフロー半田等
で同時に各部材を接続する方法を採用してもよい。
【0038】
【発明の効果】以上、実施例により説明したように、本
発明の誘電体フィルタ、及びその製造方法によれば、電
気結合素子を接続するための配線基板を使用しないた
め、配線基板上の導体パターン間に生じる不要な容量を
排除し、設計値とよく一致した誘電体フィルタが実現で
きる。
発明の誘電体フィルタ、及びその製造方法によれば、電
気結合素子を接続するための配線基板を使用しないた
め、配線基板上の導体パターン間に生じる不要な容量を
排除し、設計値とよく一致した誘電体フィルタが実現で
きる。
【0039】また、配線基板での損失がないため挿入損
失の小さい誘電体フィルタを提供んすることができる。
失の小さい誘電体フィルタを提供んすることができる。
【0040】さらに、配線基板は存在しないため、全体
としてコストを節減できるため、廉価な誘電体フィルタ
を提供することができる。
としてコストを節減できるため、廉価な誘電体フィルタ
を提供することができる。
【図1】本発明の誘電体フィルタの一実施例を示す斜視
図である。
図である。
【図2】図1の誘電体フィルタに用いる接続端子の斜視
図である。
図である。
【図3】本発明の誘電体フィルタの周波数特性例及び設
計値を示すグラフである。
計値を示すグラフである。
【図4】図1の誘電体フィルタの製造工程を示し、
(a)は同軸型共振素子に接続端子を接続した状態を示
す斜視図、(b)は(a)の状態から電気結合素子を設
けた状態を示す斜視図、(c)は誘電体フィルタの完成
品を示す斜視図である。
(a)は同軸型共振素子に接続端子を接続した状態を示
す斜視図、(b)は(a)の状態から電気結合素子を設
けた状態を示す斜視図、(c)は誘電体フィルタの完成
品を示す斜視図である。
【図5】従来の誘電体フィルタを示す斜視図である。
【図6】図5に示す誘電体フィルタの回路構成図であ
る。
る。
【図7】図5に示す誘電体フィルタの周波数特性例及び
設計値を示すグラフである。
設計値を示すグラフである。
【図8】従来の誘電体フィルタにおける配線基板に生じ
る不要容量を示す概念図である。
る不要容量を示す概念図である。
【図9】従来の誘電体フィルタにおける配線基板に生じ
る不要容量を示す概念図である。
る不要容量を示す概念図である。
【図10】図9の不要な結合を含む回路構成を示す回路
構成図である。
構成図である。
11 同軸型共振素子 12 接地導体 13 内部導体 14,51 接続端子 14a 内部導体接続部 14b 結合素子接続部 14c 支持部 15、16、17 電気結合素子 18 入出力端子 41 支持台 52 配線基板 53,81,82,83,84 導体パターン
Claims (3)
- 【請求項1】 複数の同軸型共振素子と、該同軸型共振
素子を電気的に結合するための電気結合素子とを含む誘
電体フィルタであって、前記同軸型共振素子の貫通部分
に設けた内部導体に接続した接続端子を有し、該接続端
子は、前記内部導体に電気的に接続する内部導体接続部
と、該内部導体接続部から分岐し前記電気結合素子に接
続する結合素子接続部とを有し、前記接続端子を備える
前記同軸型共振素子を相隣り合うよう複数個配列され、
前記接続端子の前記結合素子接続部間に前記電気結合素
子を挟み込み相互に接続したことを特徴とする誘電体フ
ィルタ。 - 【請求項2】 請求項1記載の誘電体フィルタおいて、
前記接続端子は、内部導体接続部と前記電気素子接続部
とを相互に接続した支持部を有していることを特徴とす
る誘電体フィルタ。 - 【請求項3】 請求項1記載の誘電体フィルタの製造方
法において、前記接続端子を備えた複数の同軸型共振素
子を相隣り合うよう複数個配列し、前記電気素子接続部
間に挟み込むように前記電気結合素子を支持台上に配置
し、該電気結合素子を前記電気素子接続部に電気的に接
続した後、前記支持台を取り除くことを特徴とした誘電
体フィルタの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20348994A JPH0870202A (ja) | 1994-08-29 | 1994-08-29 | 誘電体フィルタ、及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20348994A JPH0870202A (ja) | 1994-08-29 | 1994-08-29 | 誘電体フィルタ、及びその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0870202A true JPH0870202A (ja) | 1996-03-12 |
Family
ID=16475011
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20348994A Pending JPH0870202A (ja) | 1994-08-29 | 1994-08-29 | 誘電体フィルタ、及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0870202A (ja) |
-
1994
- 1994-08-29 JP JP20348994A patent/JPH0870202A/ja active Pending
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20030625 |