JPH0870204A - 電波吸収器 - Google Patents

電波吸収器

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Publication number
JPH0870204A
JPH0870204A JP20342994A JP20342994A JPH0870204A JP H0870204 A JPH0870204 A JP H0870204A JP 20342994 A JP20342994 A JP 20342994A JP 20342994 A JP20342994 A JP 20342994A JP H0870204 A JPH0870204 A JP H0870204A
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JP
Japan
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absorber
radio wave
waveguide
wave absorber
wave absorbing
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Withdrawn
Application number
JP20342994A
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English (en)
Inventor
Akisuke Iino
陽弼 飯野
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 製作時に電波吸収体エレメントを損傷させる
ことがなく、同エレメントの頂部による包絡線形状が確
保でき、メインテナンスが容易な装置を実現する。 【構成】 電波吸収体エレメント1を薄板の金属基板2
に接合して複数の吸収体ユニット3を形成し、一端に開
口を有する導波管4の対向する側壁にそれぞれ設けられ
た穴に上記吸収体ユニット3を電波吸収体エレメント1
が内部に向かう姿勢で挿入して金属基板2を穴内面に固
定し、電波吸収体エレメント1の頂部を結ぶ曲線が包絡
線形状を形成するものとすることによって、金属基板2
が薄板のために電波吸収体エレメント1の金属基板2へ
の接合時に同エレメント1が破損することがなく、金属
基板2の撓みを容易に修正できるために高い形状精度を
確保することができ、仮組立の状態で性能確認ができる
ために高精度の無反射特性を得ることができ、個々の吸
収体ユニット3の交換が容易なためにメインテナンスが
容易な装置を実現する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高周波電力を利用する
粒子加速器の高周波伝送回路における無反射端、および
加速空洞等に適用される電波吸収器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の高周波電波吸収器としては、図3
(a)に示す水負荷方式のもの、図3(b),(c)に
示すSiC等の焼結固体を用いた方式のもの、図3
(d)に示すSiC等のエレメントを用いた方式のもの
(特願平04−015737号)があった。
【0003】図3(a)に示すものは、導波管10内の
負荷となる水11が電波通過窓(セラミックス隔板)1
2を通して電波を吸収するが、窓が割れた場合に水が立
体回路系内に浸入する危険性があった。
【0004】図3(b)に示すものは、金属導波管13
に電波吸収体14を接合し、吸収電力による吸収体14
の発熱は、金属導波管13の外側を流れる冷却水が吸収
する構造であるが、吸収電力が大きい場合には、電波吸
収体14と金属導波管13との熱膨張差から、電波吸収
体14が損傷を受け易く、大きな電波吸収器として使用
することは不適当であった。
【0005】図3(c)に示すものは、金属導波管15
に砲弾型の吸収体16を結合し、吸収体16を直接水冷
する構造であるが、セラミックス吸収体16が割れた場
合、立体回路に冷却水が浸入する危険性をまぬがれなか
った。
【0006】図3(d)に示すものは、導波管17の内
壁に複数個のセラミックス製の電波吸収体エレメント1
8を配設し、導波管17の外壁を水冷するものであっ
て、電波吸収体エレメント18を成形することが容易で
あり、かつ、このエレメント18の導波管17内壁への
接合を確実に行うことができるため、伝熱が確実に行わ
れ、図3(a),(b),(c)に示すいずれの電波吸
収器よりも優れたものであった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の図3(d)に示
す電波吸収体エレメントを配設した電波吸収器は、前記
のように図3(a),(b),(c)に示すいずれの電
波吸収器よりも優れたものであった。
【0008】しかしながら、SiC等よりなる電波吸収
体エレメントと冷却を行なう金属導波管との接合はろう
接によっており、ろう材として銀系ろう材を用いた場
合、約800℃に加熱して接合が行われるため、図4に
示すように降温過程において、セラミックス製の吸収体
エレメントと金属導波管の熱膨張係数の差から吸収体エ
レメントの接合面にせん断力が作用し、電波吸収体エレ
メントに割れが生じ易かった。
【0009】また、電波吸収体エレメントが設けられた
金属導波管は、図5(a)に示すように、軸方向に沿っ
た分割線により2分割されたハーフ導波管17aを用い
てハーフ導波管組立19が製作された後、ろう接されて
いるが、このろう接時、金属導波管が剛性を有するた
め、吸収体接合部は割目を生じ易かった。
【0010】これを防止するため、金属導波管の板厚を
薄くして金属導波管の剛性を低下させると、局部撓みを
生じ、図5(b)に示すような吸収体列の包絡線形状が
確保できなかった。
【0011】更に、配設された吸収体エレメントのうち
1個でも損傷(割れや剥離)が生じた場合は、反射特性
が損なわれるために全体が使用不能となり、使用中にこ
れを交換することはできないという課題があった。本発
明は上記の課題を解決しようとするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の電波吸収器は、
電波吸収特性を有するそれぞれの電波吸収体エレメント
がそれぞれの金属基板に接合されて形成されそれぞれの
上記電波吸収体エレメントの高さが異なる複数の吸収体
ユニット、および同複数の吸収体ユニットが電波吸収体
エレメントを内部に向けて挿入され金属基板が固定され
るそれぞれの穴が対向する側壁に設けられ一端が開口し
他端が閉塞された導波管を備え、同導波管の側壁に固定
された吸収体ユニットの電波吸収体エレメントの頂部を
結ぶ曲線が包絡線形状を形成することを特徴としてい
る。
【0013】
【作用】上記において、電波吸収体エレメントは薄板の
金属基板に接合されるため、この接合時に上記エレメン
トに作用するせん断力は従来の装置に比べて緩和され、
同エレメントが破損することがなく、金属基板に生じた
撓みは容易に修正することができ、高い形状精度を確保
することができる。
【0014】また、上記吸収体ユニットが配設された導
波管は、仮組立の状態で予め電波吸収性能を確認するこ
とができるため、組立完成後に高精度の無反射特性を確
保することができる。
【0015】更に、上記吸収体ユニットの金属基板の導
波管側壁への接合は、その外側から行うものであり、上
記ユニットの取付け取外しが容易なため、使用中に複数
の吸収体ユニットの一部に損傷が生じた場合にも容易に
交換することができ、メインテナンスが容易である。
【0016】
【実施例】本発明の一実施例を図1及び図2により説明
する。図1及び図2に示す本実施例は、電波吸収特性を
有するSiC等よりなる円柱形状の電波吸収体エレメン
ト1と厚み低減部2aを有する二重円板形状の薄板より
なる金属基板2の接合部1aがろう接されて形成されそ
れぞれの上記エレメント1の高さが異なる複数の吸収体
ユニット3、断面形状が長方形であり対向する2側壁に
それぞれ複数の穴が千鳥状に設けられそれぞれの穴に上
記吸収体ユニット3が挿入され一端にフランジが設けら
れ他端が閉塞された導波管4、および同導波管4の吸収
体ユニット3が設けられた側壁の外側に配設され同側壁
との間を冷却水6aが流れる水冷ジャケット6を備えて
いる。
【0017】なお、上記吸収体ユニット3は、導波管4
に設けられたそれぞれの穴に電波吸収体エレメント1を
内側に向けて挿入された後、それぞれの金属基板2がそ
れぞれの穴に嵌合され、金属基板2の底面端部が導波管
4の側壁に溶接等により接合されている。また、上記導
波管4内に配設された吸収体ユニット3の電波吸収体エ
レメント1の頂部を結んだ曲線は、包絡線形状を形成し
ている。
【0018】上記において、電波吸収体エレメント1は
薄板の金属基板2に接合部1aでろう接により接合され
るため、この接合時に上記電波吸収体エレメント1に作
用するせん断力は従来の装置に比べて緩和され、同エレ
メント1の破損を防止することができる。また、金属基
板2に生じた撓みは容易に修正することができ、高い形
状精度を確保することができる。
【0019】また、上記電波吸収体エレメント1と金属
基板2が接合されて形成された吸収体ユニット3が導波
管4の側壁に配設されて吸収器組立8が形成されるが、
この吸収器組立8が仮組立の状態のときに導波管4のフ
ランジ5側より電波7を送り込み、予め性能確認ができ
るため、組立完成後に高精度の無反射特性を得ることが
できる。
【0020】更に、上記吸収体ユニット3はその金属基
板2の底面端部が導波管4の側壁の穴の内面に溶接等に
より接合されるものであり、個々の吸収体ユニット3の
取付け、取外しを容易に行うことができるため、使用中
に複数の吸収体ユニット3の一部に損傷を発生した場合
にも容易に交換することができ、メインテナンスが容易
である。
【0021】
【発明の効果】本発明の電波吸収器は、電波吸収体エレ
メントを薄板の金属基板に接合して複数の吸収体ユニッ
トを形成し、一端に開口を有する導波管の対向する側壁
にそれぞれ設けられた穴に上記吸収体ユニットを電波吸
収体エレメントが内部に向かう姿勢で挿入して金属基板
を穴内面に固定し、電波吸収体エレメントの頂部を結ぶ
曲線が包絡線形状を形成するものとすることによって、
金属基板が薄板のために電波吸収体エレメントの金属基
板への接合時に同エレメントが破損することがなく、金
属基板の撓みを容易に修正できるために高い形状精度を
確保することができ、仮組立の状態で性能確認ができる
ために高精度の無反射特性を得ることができ、個々の吸
収体ユニットの交換が容易なためにメインテナンスが容
易な装置を実現する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る電波吸収器の説明図
で、(a)は吸収体ユニットの斜視図、(b)は吸収体
ユニットの側面図、(c)は吸収体ユニットが導波管に
取付けられた状態の側面図、(d)は電波吸収器の断面
図である。
【図2】上記一実施例に係る電波吸収器の斜視図であ
る。
【図3】従来の装置の説明図で、(a)は水負荷方式の
もの、(b),(c)は焼結固体を用いた方式のもの、
(d)は電波吸収体エレメントを用いた方式のものの説
明図である。
【図4】上記従来の装置に係る作用説明図で、(a)は
エレメント設置時、(b)は加熱・接合時、(c),
(d)は常温復帰時の説明図である。
【図5】上記従来の装置に係る組立の説明図で、(a)
はハーフ導波管組立、(b)は包絡線の説明図である。
【符号の説明】
1 電波吸収体エレメント 2 金属基板 3 吸収体ユニット 4 導波管 5 フランジ 6 水冷ジャケット 8 吸収器組立

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電波吸収特性を有するそれぞれの電波吸
    収体エレメントがそれぞれの金属基板に接合されて形成
    されそれぞれの上記電波吸収体エレメントの高さが異な
    る複数の吸収体ユニット、および同複数の吸収体ユニッ
    トが電波吸収体エレメントを内部に向けて挿入され金属
    基板が固定されるそれぞれの穴が対向する側壁に設けら
    れ一端が開口し他端が閉塞された導波管を備え、同導波
    管の側壁に固定された吸収体ユニットの電波吸収体エレ
    メントの頂部を結ぶ曲線が包絡線形状を形成することを
    特徴とする電波吸収器。
JP20342994A 1994-08-29 1994-08-29 電波吸収器 Withdrawn JPH0870204A (ja)

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JP20342994A JPH0870204A (ja) 1994-08-29 1994-08-29 電波吸収器

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JP20342994A JPH0870204A (ja) 1994-08-29 1994-08-29 電波吸収器

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JPH0870204A true JPH0870204A (ja) 1996-03-12

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ID=16473944

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JP20342994A Withdrawn JPH0870204A (ja) 1994-08-29 1994-08-29 電波吸収器

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007281712A (ja) * 2006-04-04 2007-10-25 Shimada Phys & Chem Ind Co Ltd 水媒体使用の電力終端器
CN113889733A (zh) * 2021-09-30 2022-01-04 电子科技大学 一种新型大功率小型化宽频带波导匹配负载
CN116160080A (zh) * 2023-03-21 2023-05-26 成都奕康真空电子技术有限责任公司 电子直线加速器用双斜面过渡波导的加工和焊接方法

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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20011106