JPH0871724A - 金型用ガス抜き装置 - Google Patents
金型用ガス抜き装置Info
- Publication number
- JPH0871724A JPH0871724A JP6217340A JP21734094A JPH0871724A JP H0871724 A JPH0871724 A JP H0871724A JP 6217340 A JP6217340 A JP 6217340A JP 21734094 A JP21734094 A JP 21734094A JP H0871724 A JPH0871724 A JP H0871724A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- valve
- valve body
- mold
- cylinder
- piston
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Molds, Cores, And Manufacturing Methods Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 弁機構を上方へ移動させるための引抜き機
構を不要とし、弁機構における弁体の開弁状態或いは閉
弁状態を確実に保持し得る金型用ガス抜き装置を提供す
ること。 【構成】 弁体6bをその外径が弁筒6aの下端開口
61aの内径とほぼ同じで且つ下端面が平坦な略円盤形状
に形成して、弁筒6aの下端開口内にその下端面62bが
没入しないように突出自在に嵌挿せしめ、弁体の上面に
弁筒の下端開口内周面に当摺接する複数個のリブ63bを
放射状に配置形成し、また弁筒内に設置した弁ガイド6
cに弁体の弁棒61bを貫通支持させると共に、弁ガイド
から突出した弁棒の上端部にピストン6dを取付け、ピ
ストンのヘッド側室97aにエアーレギュレータ9を接続
し、エアーレギュレータから供給されるエアーの圧力に
よりピストンを介して弁体を開弁状態に保持させるよう
にし、更にピストンに弁筒の上端壁から突出する検知用
突起を63d一体に突設せしめ、弁筒の上端壁上面に検知
用突起の出没を監視するセンサー10を設けた。
構を不要とし、弁機構における弁体の開弁状態或いは閉
弁状態を確実に保持し得る金型用ガス抜き装置を提供す
ること。 【構成】 弁体6bをその外径が弁筒6aの下端開口
61aの内径とほぼ同じで且つ下端面が平坦な略円盤形状
に形成して、弁筒6aの下端開口内にその下端面62bが
没入しないように突出自在に嵌挿せしめ、弁体の上面に
弁筒の下端開口内周面に当摺接する複数個のリブ63bを
放射状に配置形成し、また弁筒内に設置した弁ガイド6
cに弁体の弁棒61bを貫通支持させると共に、弁ガイド
から突出した弁棒の上端部にピストン6dを取付け、ピ
ストンのヘッド側室97aにエアーレギュレータ9を接続
し、エアーレギュレータから供給されるエアーの圧力に
よりピストンを介して弁体を開弁状態に保持させるよう
にし、更にピストンに弁筒の上端壁から突出する検知用
突起を63d一体に突設せしめ、弁筒の上端壁上面に検知
用突起の出没を監視するセンサー10を設けた。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ダイカスト鋳造におい
て、型閉め後にキャビティ内の空気やガスを吸引してキ
ャビティ内を減圧するための金型用ガス抜き装置に関
し、更に詳しくは、金型の分割面にキャビティに通じる
ガス抜き溝を形成すると共に、金型分割面の上端部に、
キャビティからガス抜き溝を上昇して来た溶湯が弁体を
押し上げることにより閉弁状態とされる弁機構を設置し
てなる金型用ガス抜き装置に関するものである。
て、型閉め後にキャビティ内の空気やガスを吸引してキ
ャビティ内を減圧するための金型用ガス抜き装置に関
し、更に詳しくは、金型の分割面にキャビティに通じる
ガス抜き溝を形成すると共に、金型分割面の上端部に、
キャビティからガス抜き溝を上昇して来た溶湯が弁体を
押し上げることにより閉弁状態とされる弁機構を設置し
てなる金型用ガス抜き装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種金型用ガス抜き装置は、図
5に示す如く、弁機構aの弁体bの下端面b’が逆椀形
状に抉り形成されているために、キャビティからガス抜
き溝cを上昇して来た溶湯が弁体bの下端面b’内に入
って弁体bを押し上げた際にそのまま内部で凝固してし
まい、従って鋳造製品を金型から取出す際には、弁機構
a全体を引抜き機構dの駆動用シリンダeでもって上方
へ移動させなければならなかった。
5に示す如く、弁機構aの弁体bの下端面b’が逆椀形
状に抉り形成されているために、キャビティからガス抜
き溝cを上昇して来た溶湯が弁体bの下端面b’内に入
って弁体bを押し上げた際にそのまま内部で凝固してし
まい、従って鋳造製品を金型から取出す際には、弁機構
a全体を引抜き機構dの駆動用シリンダeでもって上方
へ移動させなければならなかった。
【0003】しかも、従来のこの種金型用ガス抜き装置
では、弁体bの弁棒fに係止溝gを形成せしめ、その係
止溝gにスプリングhを介して係止球iを弾性的に係合
させることにより、弁機構aの弁体bの開弁状態を保持
させていたので、係止溝gや係止球iの磨耗或いはスプ
リングhのへたり等により弁体bの保持力にバラツキが
生じやすく、その結果、溶湯がキャビティ内に充填され
る前に弁体が閉弁状態となってしまったり、逆に弁機構
の内部に溶湯が浸入してしまうことがあった。
では、弁体bの弁棒fに係止溝gを形成せしめ、その係
止溝gにスプリングhを介して係止球iを弾性的に係合
させることにより、弁機構aの弁体bの開弁状態を保持
させていたので、係止溝gや係止球iの磨耗或いはスプ
リングhのへたり等により弁体bの保持力にバラツキが
生じやすく、その結果、溶湯がキャビティ内に充填され
る前に弁体が閉弁状態となってしまったり、逆に弁機構
の内部に溶湯が浸入してしまうことがあった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこの様な従来
の不具合に鑑みてなされたものであり、弁機構を上方へ
移動させるための引抜き機構を不要とし、従って構造が
簡単となり低コストで製造できる金型用ガス抜き装置を
提供することを目的とするものである。また本発明の他
の目的は、弁機構における弁体の開弁状態或いは閉弁状
態を確実に保持し得る金型用ガス抜き装置を提供せんと
するものである。
の不具合に鑑みてなされたものであり、弁機構を上方へ
移動させるための引抜き機構を不要とし、従って構造が
簡単となり低コストで製造できる金型用ガス抜き装置を
提供することを目的とするものである。また本発明の他
の目的は、弁機構における弁体の開弁状態或いは閉弁状
態を確実に保持し得る金型用ガス抜き装置を提供せんと
するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成する、
請求項1記載の金型用ガス抜き装置は、金型の分割面に
キャビティに通じるガス抜き溝を形成すると共に、該金
型分割面の上端部に、上記キャビティからガス抜き溝を
上昇して来た溶湯が弁体を押し上げることにより閉弁状
態とされる弁機構を設置してなる金型用ガス抜き装置に
おいて、前記弁機構を略円筒状に形成した弁筒と該弁筒
の下端開口を開閉する弁体とで構成せしめ、該弁体をそ
の外径が上記弁筒の下端開口の内径とほぼ同じで且つ下
端面が平坦な略円盤形状に形成し、前記弁筒を固定型側
の分割面に固着すると共に、前記弁体を前記弁筒の下端
開口内にその下端面が没入しないように突出自在に嵌挿
設置せしめた事を特徴としたものである。また、請求項
2記載の金型用ガス抜き装置は、前記弁体の上面に、前
記弁筒の下端開口内周面に当摺接する複数個のリブを放
射状に配置形成した事を特徴としたものである。更に、
請求項3記載の金型用ガス抜き装置は、前記弁機構を略
円筒状に形成した弁筒と該弁筒の下端開口を開閉する弁
体とで構成せしめ、上記弁筒内に弁ガイドを設置し、該
弁ガイドに前記弁体の弁棒を貫通支持させると共に、該
弁ガイドから突出した上記弁棒の上端部にピストンを取
付け、該ピストンのヘッド側室にエアーレギュレータを
接続せしめ、上記エアーレギュレータから供給されるエ
アーの圧力により上記ピストンを介して前記弁体を開弁
状態に保持させるようにした事を特徴としたものであ
る。また、請求項4記載の金型用ガス抜き装置は、前記
ピストンの上面に前記弁筒の上端壁から上方へ突出する
検知用突起を一体に突設せしめ、前記弁筒の上端壁上面
に上記検知用突起の出没を監視するセンサーを設けた事
を特徴としたものである。
請求項1記載の金型用ガス抜き装置は、金型の分割面に
キャビティに通じるガス抜き溝を形成すると共に、該金
型分割面の上端部に、上記キャビティからガス抜き溝を
上昇して来た溶湯が弁体を押し上げることにより閉弁状
態とされる弁機構を設置してなる金型用ガス抜き装置に
おいて、前記弁機構を略円筒状に形成した弁筒と該弁筒
の下端開口を開閉する弁体とで構成せしめ、該弁体をそ
の外径が上記弁筒の下端開口の内径とほぼ同じで且つ下
端面が平坦な略円盤形状に形成し、前記弁筒を固定型側
の分割面に固着すると共に、前記弁体を前記弁筒の下端
開口内にその下端面が没入しないように突出自在に嵌挿
設置せしめた事を特徴としたものである。また、請求項
2記載の金型用ガス抜き装置は、前記弁体の上面に、前
記弁筒の下端開口内周面に当摺接する複数個のリブを放
射状に配置形成した事を特徴としたものである。更に、
請求項3記載の金型用ガス抜き装置は、前記弁機構を略
円筒状に形成した弁筒と該弁筒の下端開口を開閉する弁
体とで構成せしめ、上記弁筒内に弁ガイドを設置し、該
弁ガイドに前記弁体の弁棒を貫通支持させると共に、該
弁ガイドから突出した上記弁棒の上端部にピストンを取
付け、該ピストンのヘッド側室にエアーレギュレータを
接続せしめ、上記エアーレギュレータから供給されるエ
アーの圧力により上記ピストンを介して前記弁体を開弁
状態に保持させるようにした事を特徴としたものであ
る。また、請求項4記載の金型用ガス抜き装置は、前記
ピストンの上面に前記弁筒の上端壁から上方へ突出する
検知用突起を一体に突設せしめ、前記弁筒の上端壁上面
に上記検知用突起の出没を監視するセンサーを設けた事
を特徴としたものである。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施の一例を図面に基づいて
説明する。図中1は固定型、2は可動型を示し、これら
固定型1及び可動型2(以下単に金型1,2と称する)
の分割面3にはキャビティ4が形成されると共に、この
キャビティ4に通じるガス抜き溝5が形成されている。
説明する。図中1は固定型、2は可動型を示し、これら
固定型1及び可動型2(以下単に金型1,2と称する)
の分割面3にはキャビティ4が形成されると共に、この
キャビティ4に通じるガス抜き溝5が形成されている。
【0007】ガス抜き溝5は、途中から分岐して迂回す
るバイパス路5aを有し、金型1,2の分割面3の上端
部に設置した弁機構6の弁筒6aの下端開口61aに連通
されており、キャビティ4からこのガス抜き溝5を通っ
て来たガスや空気は弁機構6の弁筒6aを通って金型
1,2の外部に排出されるようになっている。
るバイパス路5aを有し、金型1,2の分割面3の上端
部に設置した弁機構6の弁筒6aの下端開口61aに連通
されており、キャビティ4からこのガス抜き溝5を通っ
て来たガスや空気は弁機構6の弁筒6aを通って金型
1,2の外部に排出されるようになっている。
【0008】弁機構6は、略円筒形状に形成した弁筒6
aと、弁筒6aの下端開口61aを開閉する弁体6bと、
弁体6bの弁棒61bを上下動自在に支持する弁ガイド6
cと、弁筒6a内に設置されて弁体6bと同一体に上下
動作するピストン6dとで構成されている。
aと、弁筒6aの下端開口61aを開閉する弁体6bと、
弁体6bの弁棒61bを上下動自在に支持する弁ガイド6
cと、弁筒6a内に設置されて弁体6bと同一体に上下
動作するピストン6dとで構成されている。
【0009】弁筒6aは、有底円筒形状に形成された上
部材62aと円筒形状に形成された下部材63aとに分割さ
れていて、上部材62aと下部材63aの間に弁ガイド6c
のフランジ61cを挟持した状態でこれら上部材62aと下
部材63aと弁ガイド6cとが一体化されている。
部材62aと円筒形状に形成された下部材63aとに分割さ
れていて、上部材62aと下部材63aの間に弁ガイド6c
のフランジ61cを挟持した状態でこれら上部材62aと下
部材63aと弁ガイド6cとが一体化されている。
【0010】そして、弁筒6aは下部材63aの外部両側
に形成せしめた取付け用ボス64aを介して金型1,2の
分割面3の上端部、詳しくは固定型1側の分割面の上端
部にボルト7で固着させ、その下端開口61aをガス抜き
溝5の終端に臨ませ連通させると共に、弁室65aの排気
口66aに排気用ホース8を接続させる。
に形成せしめた取付け用ボス64aを介して金型1,2の
分割面3の上端部、詳しくは固定型1側の分割面の上端
部にボルト7で固着させ、その下端開口61aをガス抜き
溝5の終端に臨ませ連通させると共に、弁室65aの排気
口66aに排気用ホース8を接続させる。
【0011】一方、弁体6bは、外径が弁筒6aの下端
開口61aの内径とほぼ同じで下端面62bが平坦な略円盤
形状に形成すると共に、その上面に弁棒61b並びに弁筒
6aの下端開口61a内周面に当摺接する複数個のリブ63
bを弁棒61bを中心にして対称的に配置突設してなる。
尚、図示した実施例にあっては、4個のリブ63bを平面
略十字状に配置して弁体6bと同一体に突出形成してな
る。
開口61aの内径とほぼ同じで下端面62bが平坦な略円盤
形状に形成すると共に、その上面に弁棒61b並びに弁筒
6aの下端開口61a内周面に当摺接する複数個のリブ63
bを弁棒61bを中心にして対称的に配置突設してなる。
尚、図示した実施例にあっては、4個のリブ63bを平面
略十字状に配置して弁体6bと同一体に突出形成してな
る。
【0012】そして、この弁体6bを弁筒6aの下端開
口61a内に、その下端面62bが没入しないように突出自
在に嵌挿せしめてガス抜き溝5の終端に臨ませる。即
ち、開弁状態時には弁体6bが弁筒6aの下端開口61a
から完全に突出してガス抜き溝5の上端開口5bを閉じ
ると共に弁筒6aの下端開口61aがガス抜き溝5のバイ
パス路5aに連通し、閉弁状態時には弁体6bの下端面
62bが弁筒6aの下端開口61a内に完全に没入すること
なくやや突出するように設置するものである。
口61a内に、その下端面62bが没入しないように突出自
在に嵌挿せしめてガス抜き溝5の終端に臨ませる。即
ち、開弁状態時には弁体6bが弁筒6aの下端開口61a
から完全に突出してガス抜き溝5の上端開口5bを閉じ
ると共に弁筒6aの下端開口61aがガス抜き溝5のバイ
パス路5aに連通し、閉弁状態時には弁体6bの下端面
62bが弁筒6aの下端開口61a内に完全に没入すること
なくやや突出するように設置するものである。
【0013】また、弁体6bの弁棒61bを、弁筒6a内
に設置した弁ガイド6cに上下動自在に貫通支持させ、
弁ガイド6cから突出した弁棒61bの先端部にピストン
6dを一体に取付ける。
に設置した弁ガイド6cに上下動自在に貫通支持させ、
弁ガイド6cから突出した弁棒61bの先端部にピストン
6dを一体に取付ける。
【0014】ピストン6dは、弁筒6aの上部材62a内
に上下摺動自在に設置され、このピストン6dの上面と
弁筒6aの上部材62aとで画成されたヘッド側室67aに
エアー流入口67a’を形成し、ヘッド側室67aのエアー
流入口67a’にエアーレギュレータ9を接続せしめ、エ
アーレギュレータ9からヘッド側室67a内に供給される
エアーの圧力によりピストン6d及び弁棒61bを介して
弁体6bが開弁状態に保持されるように構成されてい
る。
に上下摺動自在に設置され、このピストン6dの上面と
弁筒6aの上部材62aとで画成されたヘッド側室67aに
エアー流入口67a’を形成し、ヘッド側室67aのエアー
流入口67a’にエアーレギュレータ9を接続せしめ、エ
アーレギュレータ9からヘッド側室67a内に供給される
エアーの圧力によりピストン6d及び弁棒61bを介して
弁体6bが開弁状態に保持されるように構成されてい
る。
【0015】尚、ピストン6dの下面と弁ガイド6cと
で画成されたロッド側室68aには、ピストン6dの下降
動作を妨げないように排気口68a’を形成し、弁ガイド
6cの上面にはo- リング62cを設置する。
で画成されたロッド側室68aには、ピストン6dの下降
動作を妨げないように排気口68a’を形成し、弁ガイド
6cの上面にはo- リング62cを設置する。
【0016】また、ピストン6dの上面61dには、弁筒
6aの上端壁69aから上方へ突出する検知用突起61dを
一体に突設せしめ、弁筒6aの上端壁69a上面には上記
検知用突起61dの出没を監視するセンサー10を設置す
る。
6aの上端壁69aから上方へ突出する検知用突起61dを
一体に突設せしめ、弁筒6aの上端壁69a上面には上記
検知用突起61dの出没を監視するセンサー10を設置す
る。
【0017】而して、以上のように構成された金型用ガ
ス抜き装置の動作を説明する。金型1,2を型閉めした
後、エアーレギュレータ9からヘッド側室67a内に所定
圧力のエアーを供給することにより、図3に示すよう
に、そのエアーの圧力によりピストン6dが押し下げら
れて弁ガイド6cの上面に当接すると同時に、ピストン
6dに連結された弁棒61bを介して弁体6bが押し下げ
られ、その結果弁体6bが弁筒6aの下端開口61aから
突出して開弁状態に保持される。この開弁状態時におい
て、ガス抜き溝5の上端開口5bは弁体6bの下端面62
bで閉じられており、弁筒6aの下端開口61aとガス抜
き溝5とはバイパイ路5aでもって連通されている。
尚、エアーレギュレータ9からヘッド側室67a内へのエ
アーの供給は、キャビティ4内への溶湯充填完了直後ま
で行なわれる。
ス抜き装置の動作を説明する。金型1,2を型閉めした
後、エアーレギュレータ9からヘッド側室67a内に所定
圧力のエアーを供給することにより、図3に示すよう
に、そのエアーの圧力によりピストン6dが押し下げら
れて弁ガイド6cの上面に当接すると同時に、ピストン
6dに連結された弁棒61bを介して弁体6bが押し下げ
られ、その結果弁体6bが弁筒6aの下端開口61aから
突出して開弁状態に保持される。この開弁状態時におい
て、ガス抜き溝5の上端開口5bは弁体6bの下端面62
bで閉じられており、弁筒6aの下端開口61aとガス抜
き溝5とはバイパイ路5aでもって連通されている。
尚、エアーレギュレータ9からヘッド側室67a内へのエ
アーの供給は、キャビティ4内への溶湯充填完了直後ま
で行なわれる。
【0018】この状態で、キャビティ4内に溶湯を射出
充填すると、キャビティ4内のガスや空気はガス抜き溝
5からバイパイ路5aを通り弁筒6aの下端開口61aか
ら弁室65a,排気口66aを経て排気用ホース8を通して
排出される。他方、溶湯mの一部はガス抜き溝5を上昇
して弁体6bの下端面62bに当り、その慣性力により、
図4に示す如く、弁体6bを押し下げているヘッド側室
67aの残存圧力に抗して弁体6bを上方へ押し上げる。
すると、弁体6bが弁筒6aの下端開口61a内に嵌挿入
して弁筒6aの下端開口61aが閉じられ、弁筒6b内へ
の溶湯mの浸入が阻止されると共に、閉弁状態が保持さ
れる。
充填すると、キャビティ4内のガスや空気はガス抜き溝
5からバイパイ路5aを通り弁筒6aの下端開口61aか
ら弁室65a,排気口66aを経て排気用ホース8を通して
排出される。他方、溶湯mの一部はガス抜き溝5を上昇
して弁体6bの下端面62bに当り、その慣性力により、
図4に示す如く、弁体6bを押し下げているヘッド側室
67aの残存圧力に抗して弁体6bを上方へ押し上げる。
すると、弁体6bが弁筒6aの下端開口61a内に嵌挿入
して弁筒6aの下端開口61aが閉じられ、弁筒6b内へ
の溶湯mの浸入が阻止されると共に、閉弁状態が保持さ
れる。
【0019】そしてキャビティ4内の溶湯が所定時間冷
却されて凝固した後、金型1,2を型開きし、キャビテ
ィ4内の鋳造製品を取り出す(押出す)と、ガス抜き溝
5やバイパイ路5a内に浸入して凝固した凝固物も金型
1,2の分割面3から取り除かれる。その結果、弁体6
bが自由に上下動作できるように開放され、弁筒6aの
ヘッド側室67a内に供給されているエアーの圧力により
ピストン6d及び弁棒61bを介して弁体6bが再び押し
下げられて、開弁状態となる。以後、上述した動作を繰
り返す。
却されて凝固した後、金型1,2を型開きし、キャビテ
ィ4内の鋳造製品を取り出す(押出す)と、ガス抜き溝
5やバイパイ路5a内に浸入して凝固した凝固物も金型
1,2の分割面3から取り除かれる。その結果、弁体6
bが自由に上下動作できるように開放され、弁筒6aの
ヘッド側室67a内に供給されているエアーの圧力により
ピストン6d及び弁棒61bを介して弁体6bが再び押し
下げられて、開弁状態となる。以後、上述した動作を繰
り返す。
【0020】
【発明の効果】本発明は斯様に、特に請求項1記載の金
型用ガス抜き装置によれば、弁体をその外径が弁筒の下
端開口の内径とほぼ同じで且つ下端面が平坦な略円盤形
状に形成して弁筒の下端開口内にその下端面が没入しな
いように突出自在に嵌挿せしめたので、従来の装置のよ
うに弁機構全体を上方へ移動させずともガス抜き溝やバ
イパス路内に浸入して凝固した凝固物を取り除くことが
出来、従って弁機構を上方へ移動さるための引抜き機構
が不要となり、その結果、装置の簡素化並びに製造コス
トの低減化を図ることが出来ると共に、引抜き機構に伴
うトラブルをなくすることが出来る。
型用ガス抜き装置によれば、弁体をその外径が弁筒の下
端開口の内径とほぼ同じで且つ下端面が平坦な略円盤形
状に形成して弁筒の下端開口内にその下端面が没入しな
いように突出自在に嵌挿せしめたので、従来の装置のよ
うに弁機構全体を上方へ移動させずともガス抜き溝やバ
イパス路内に浸入して凝固した凝固物を取り除くことが
出来、従って弁機構を上方へ移動さるための引抜き機構
が不要となり、その結果、装置の簡素化並びに製造コス
トの低減化を図ることが出来ると共に、引抜き機構に伴
うトラブルをなくすることが出来る。
【0021】しかも、弁機構の弁筒を固定型側の分割面
に固着せしめたので、弁機構と金型に形成したガス抜き
溝との芯ずれを生じる惧れがなくなり、その結果、バリ
吹きやバリ張りによる溶湯凝固物の詰り事故を少なくす
ることが出来る。
に固着せしめたので、弁機構と金型に形成したガス抜き
溝との芯ずれを生じる惧れがなくなり、その結果、バリ
吹きやバリ張りによる溶湯凝固物の詰り事故を少なくす
ることが出来る。
【0022】また、本発明請求項2記載の金型用ガス抜
き装置によれば、弁体の上面に弁筒の内周面に当摺接す
る複数個のリブを放射状に形成せしめたので、弁体を弁
筒の下端開口から突出させて開弁状態にした際に弁体が
不安定になることがなく、弁ガイドが小さくとも弁体を
安定的に保持することが出来る。
き装置によれば、弁体の上面に弁筒の内周面に当摺接す
る複数個のリブを放射状に形成せしめたので、弁体を弁
筒の下端開口から突出させて開弁状態にした際に弁体が
不安定になることがなく、弁ガイドが小さくとも弁体を
安定的に保持することが出来る。
【0023】また、本発明請求項3記載の金型用ガス抜
き装置によれば、弁ガイドから突出した弁棒の上端部に
ピストンを取付け、ピストンのヘッド側室内にエアーレ
ギュレータを接続せしめ、エアーレギュレータから供給
されるエアーの圧力により上記ピストンを介して弁体の
開弁状態を保持させるようにしたので、開弁状態の保持
力のバラ付きが小さくなり、開弁状態ないしは閉弁状態
を確実に保持することが出来、従って製品の不良発生や
弁機構への溶湯の浸入などの事故を少くすることが出来
る。
き装置によれば、弁ガイドから突出した弁棒の上端部に
ピストンを取付け、ピストンのヘッド側室内にエアーレ
ギュレータを接続せしめ、エアーレギュレータから供給
されるエアーの圧力により上記ピストンを介して弁体の
開弁状態を保持させるようにしたので、開弁状態の保持
力のバラ付きが小さくなり、開弁状態ないしは閉弁状態
を確実に保持することが出来、従って製品の不良発生や
弁機構への溶湯の浸入などの事故を少くすることが出来
る。
【0024】また、本発明請求項4記載の金型用ガス抜
き装置によれば、ピストンに、弁筒の上端壁から上方へ
突出する検知用突起を一体に突設せしめ、弁筒の上端壁
上面に上記検知用突起の出没を監視するセンサーを設け
たので、弁機構の動作を常時監視することが出来、その
結果、ガス抜き装置の故障に伴う不良品の発生を迅速且
つ適確に発見することが可能となる。
き装置によれば、ピストンに、弁筒の上端壁から上方へ
突出する検知用突起を一体に突設せしめ、弁筒の上端壁
上面に上記検知用突起の出没を監視するセンサーを設け
たので、弁機構の動作を常時監視することが出来、その
結果、ガス抜き装置の故障に伴う不良品の発生を迅速且
つ適確に発見することが可能となる。
【図1】 本発明実施の一例を示す正面図。
【図2】 図1の(2)−(2)線に沿う拡大断面
図。
図。
【図3】 図1の(3)−(3)線に沿う拡大断面図
で、開弁状態を示す。
で、開弁状態を示す。
【図4】 図3における閉弁状態を示す断面図。
【図5】 従来例を示す一部切欠正面図。
1:金型(固定型) 2:金型(可
動型) 3:金型の分割面 4:キャビテ
ィ 5:ガス抜き溝 6:弁機構 6a:弁筒 61a:下端開
口 67a:ヘッド側室 69a:上端壁 6b:弁体 61b:弁棒 62b:下端面 63b:リブ 6c:弁ガイド 6d:ピストン 61d:検知用
突起 9:エアーレギュレータ 10:センサー
動型) 3:金型の分割面 4:キャビテ
ィ 5:ガス抜き溝 6:弁機構 6a:弁筒 61a:下端開
口 67a:ヘッド側室 69a:上端壁 6b:弁体 61b:弁棒 62b:下端面 63b:リブ 6c:弁ガイド 6d:ピストン 61d:検知用
突起 9:エアーレギュレータ 10:センサー
Claims (4)
- 【請求項1】 金型の分割面にキャビティに通じるガ
ス抜き溝を形成すると共に、該金型分割面の上端部に、
上記キャビティからガス抜き溝を上昇して来た溶湯が弁
体を押し上げることにより閉弁状態とされる弁機構を設
置してなる金型用ガス抜き装置において、前記弁機構を
略円筒状に形成した弁筒と該弁筒の下端開口を開閉する
弁体とで構成せしめ、該弁体をその外径が上記弁筒の下
端開口の内径とほぼ同じで且つ下端面が平坦な略円盤形
状に形成し、前記弁筒を固定型側の分割面に固着すると
共に、前記弁体を前記弁筒の下端開口内にその下端面が
没入しないように突出自在に嵌挿設置せしめた事を特徴
とする金型用ガス抜き装置。 - 【請求項2】 前記弁体の上面に、前記弁筒の下端開
口内周面に当摺接する複数個のリブを放射状に配置形成
した事を特徴とする請求項1記載の金型用ガス抜き装
置。 - 【請求項3】 金型の分割面にキャビティに通じるガ
ス抜き溝を形成すると共に、該金型分割面の上端部に、
上記キャビティからガス抜き溝を上昇して来た溶湯が弁
体を押し上げることにより閉弁状態とされる弁機構を設
置してなる金型用ガス抜き装置において、前記弁機構を
略円筒状に形成した弁筒と該弁筒の下端開口を開閉する
弁体とで構成せしめ、上記弁筒内に弁ガイドを設置し、
該弁ガイドに前記弁体の弁棒を貫通支持させると共に、
該弁ガイドから突出した上記弁棒の上端部にピストンを
取付け、該ピストンのヘッド側室にエアーレギュレータ
を接続せしめ、上記エアーレギュレータから供給される
エアーの圧力により上記ピストンを介して前記弁体を開
弁状態に保持させるようにした事を特徴とする金型用ガ
ス抜き装置。 - 【請求項4】 前記ピストンの上面に、前記弁筒の上
端壁から上方へ突出する検知用突起を一体に突設せし
め、前記弁筒の上端壁上面に上記検知用突起の出没を監
視するセンサーを設置した事を特徴とする請求項3記載
の金型用ガス抜き装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6217340A JPH0871724A (ja) | 1994-09-12 | 1994-09-12 | 金型用ガス抜き装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6217340A JPH0871724A (ja) | 1994-09-12 | 1994-09-12 | 金型用ガス抜き装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0871724A true JPH0871724A (ja) | 1996-03-19 |
Family
ID=16702648
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6217340A Pending JPH0871724A (ja) | 1994-09-12 | 1994-09-12 | 金型用ガス抜き装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0871724A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2015156435A1 (ko) * | 2014-04-08 | 2015-10-15 | 주식회사 에이스테크놀로지 | 캐비티 구조를 이용하는 rf 장비용 금형 및 캐비티 구조를 이용하는 rf 장비용 금형 제조 방법 |
| CN107345574A (zh) * | 2017-07-31 | 2017-11-14 | 上海皮尔博格有色零部件有限公司 | 一种压铸模具的型腔排气系统 |
-
1994
- 1994-09-12 JP JP6217340A patent/JPH0871724A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2015156435A1 (ko) * | 2014-04-08 | 2015-10-15 | 주식회사 에이스테크놀로지 | 캐비티 구조를 이용하는 rf 장비용 금형 및 캐비티 구조를 이용하는 rf 장비용 금형 제조 방법 |
| CN107345574A (zh) * | 2017-07-31 | 2017-11-14 | 上海皮尔博格有色零部件有限公司 | 一种压铸模具的型腔排气系统 |
| CN107345574B (zh) * | 2017-07-31 | 2023-07-25 | 上海皮尔博格有色零部件有限公司 | 一种压铸模具的型腔排气系统 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| EP0578387B1 (en) | Low pressure die-casting machine and low pressure die-casting method | |
| EP0875350B1 (en) | Mould vents with valve | |
| US6042361A (en) | Mold for use in plastic injection molding system and venting pin assembly for use therein | |
| JPS5985354A (ja) | 金型用ガス抜き装置 | |
| JP3691069B2 (ja) | 弁ハウジングを製造する方法 | |
| US4489771A (en) | Gas-venting arrangement incorporated with a mold | |
| US6179604B1 (en) | Valve gate device for use in an injection mold | |
| JPH11333846A (ja) | 成形金型のベントホ―ル開閉弁装置 | |
| US4995445A (en) | Gas vent system of a mold | |
| US5683730A (en) | Breathing apparatus of a mold | |
| US6871831B1 (en) | Mold vent | |
| JPH0447606B2 (ja) | ||
| US5101882A (en) | Die cast vacuum valve system | |
| US4838338A (en) | Mold cavity gas removal system with gas flow indicator | |
| US5586596A (en) | Die cast vent block | |
| JP3967573B2 (ja) | 金型用ガス抜き装置及びその使用方法 | |
| JPH07241854A (ja) | ガスベント付き金型装置 | |
| JPH0221170Y2 (ja) | ||
| JP2003285151A (ja) | 鋳造時におけるキャビティ内及び射出スリーブ内の減圧度監視方法、及びこれに用いる鋳造装置 | |
| JPS624378Y2 (ja) | ||
| JP2006192623A (ja) | 射出成形用金型 | |
| JP2004074203A (ja) | ダイカスト用及び射出成形用金型構造 | |
| JP2596886B2 (ja) | 低速鋳造用ガス抜き装置 | |
| JPS6019807Y2 (ja) | 金型用ガス抜き装置 | |
| JPS61165262A (ja) | ダイカスト金型のバルブ装置 |