JPH0872198A - 電気用積層板 - Google Patents

電気用積層板

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JPH0872198A
JPH0872198A JP21440694A JP21440694A JPH0872198A JP H0872198 A JPH0872198 A JP H0872198A JP 21440694 A JP21440694 A JP 21440694A JP 21440694 A JP21440694 A JP 21440694A JP H0872198 A JPH0872198 A JP H0872198A
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JP
Japan
Prior art keywords
epoxy resin
cerium oxide
glass
laminated plate
ultraviolet
Prior art date
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Pending
Application number
JP21440694A
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English (en)
Inventor
Akinori Hanawa
明徳 塙
Kenichi Ohori
健一 大堀
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Resonac Corp
Original Assignee
Hitachi Chemical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 色相がエポキシ樹脂積層板と同じで、耐熱性
劣化がなく紫外線遮蔽性に優れた電気用エポキシ樹脂積
層板。 【構成】 酸化セリウムをエポキシ樹脂中に分散させ
る、酸化セリウムで被覆したガラス繊維を基材とする、
酸化セリウムで被覆した無機充填剤をエポキシ樹脂中に
分散させるのいずれかによって酸化セリウムを紫外線遮
蔽剤とした電気用エポキシ樹脂積層板。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、紫外線遮蔽性に優れた
電気用積層板に関するものである。
【0002】
【従来の技術】プリント配線板の製造工程において、ソ
ルダレジストを形成する工程がある。このソルダレジス
トは、はんだ付け時のライン間のはんだブリッジによる
ショート防止、部品の足との接続信頼性の向上、配線板
表面保護、絶縁劣化防止などの重要な役目を果たす。
【0003】近年、ソルダレジストの形成法としてフォ
トプリント法が採用され、両面同時露光が実施されるよ
うになってきた。このため高密度配線板用途のガラス基
材エポキシ樹脂積層板や、加工性にすぐれるため需要が
増加しているガラスクロスとガラス不織布複合基材エポ
キシ樹脂積層板いわゆるコンポジット積層板においては
両面同時露光に対応するため、紫外線を透過しないよう
にすることが必要である。
【0004】紫外線不透過性積層板としては、マトリッ
クス樹脂に紫外線吸収剤を配合した積層板、ガラス繊維
系基材に紫外線遮蔽剤を付着させた積層板が知られてい
る。そして、マトリックス樹脂に配合する紫外線遮蔽剤
としては、有機質紫外線吸収剤、例えば、ベンゾフェノ
ン、ベンゾトリアゾールなど、有機質蛍光増白剤、例え
ば、クマリンなど有機質紫外線遮蔽剤、及び、酸化チタ
ンのような無機質紫外線遮蔽剤が知られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、有機質紫外
線遮蔽剤を樹脂中に配合すると、加熱による変色、プリ
ント配線板としたときの各種性能の熱劣化を生ずるなど
プリント配線板の耐熱性に問題を生ずる。
【0006】酸化チタンを配合した積層板は、耐熱性に
ついては問題ないが、積層板が白色になり、また、長波
長の紫外線は吸収せずに乱反射される割合が大きくな
り、高感度のレジストを用いると、レジスト像をぼけさ
せてしまう。
【0007】本発明は、積層板の耐熱性を損なうことな
く、色相が変化せず、長波長の紫外線を吸収せずに乱反
射することのない紫外線不透過性積層板を提供すること
を目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者は、酸化チタン
に代わる無機系紫外線遮蔽剤を種々検討した結果、本発
明に至った。本発明は、紫外線遮蔽剤として酸化セリウ
ムを用いることを特徴とする。紫外線遮蔽剤として酸化
セリウムを用いる態様としては、ガラス繊維系基材と酸
化セリウムを分散したエポキシ樹脂をマトリックスとす
るもの、酸化セリウムを被覆したガラス繊維系基材とエ
ポキシ樹脂をマトリックスとするもの、ガラス繊維系基
材と酸化セリウムを被覆した無機充填剤を分散したエポ
キシ樹脂をマトリックスとするものが挙げられる。これ
らの態様は単独でも又は組合せてももちろんさしつかえ
ない。
【0009】ここでいうガラス繊維基材とは、Eガラ
ス、Cガラス、Dガラス、Sガラスなどを使用した織布
や、これらの短繊維を有機バインダーで接着したガラス
不織布、更にガラス繊維とセルロース系繊維や有機繊維
との混抄した不織布があり、これらを単独あるいは組み
合わせて使用してもよい。
【0010】ガラス繊維系基材とエポキシ樹脂をマトリ
ックスとする電気用積層板は、ガラス繊維系基材にエポ
キシ樹脂を含浸し、樹脂をBステージまで硬化させたプ
リプレグを何枚か重ね、加熱加圧して得られるが、その
とき、少なくとも1枚のプリプレグが紫外線遮蔽性を有
しておればよく、全てのプリプレグが紫外線遮蔽性を有
する必要はない。もちろん、全てのプリプレグが紫外線
遮蔽性を有しておれば紫外線遮蔽効果はより優れたもの
になる。
【0011】酸化セリウムを分散したエポキシ樹脂をマ
トリックスとするとき、酸化セリウムの配合量は、樹脂
100重量部にたいして1重量部以上とする。配合量
は、必要な紫外線遮蔽能を考慮し、積層板の厚み、酸化
セリウムを配合するプリプレグの枚数により適宜定め
る。
【0012】酸化セリウムをエポキシ樹脂に分散すると
き、酸化セリウムの粒径は平均粒径が1.0μm以下、
好ましくは0.5μm以下とする。ただし、あまり小さ
い場合には取扱い難くなるので、0.001μm程度が
下限である。
【0013】酸化セリウムを被覆したガラス繊維系基材
を用いると、酸化セリウムとエポキシ樹脂との比重の違
いにより、酸化セリウムが均一に分散しないという製造
上の問題を解消できる。ガラス繊維系基材を酸化セリウ
ムで被覆する方法としては、酸化セリウムを、シランカ
ップリング剤に混合分散したり、ガラス不織布の接着剤
中に混合する方法がある。また、セリウム塩、例えば、
硝酸セリウム、炭酸セリウム、シュウ酸セリウムなどを
溶液としその溶液中にガラス繊維系基材を浸漬し、焼成
してもよい。
【0014】樹脂を増量してコストを下げるために、無
機充填剤例えば、クレー、タルク、ワラストナイト、シ
リカ、ガラス粉、アルミナ、カルシウムアルミネート、
などを配合することがある。これらは必要に応じて単独
あるいは組み合わせて使用されている。このような無機
充填剤と酸化セリウムとを併用するときは、無機充填剤
の表面に酸化セリウムを被覆したものをエポキシ樹脂に
配合する。無機充填剤による紫外線の乱反射を防止する
ためである。無機充填剤を酸化セリウムで被覆する方法
は、ガラス繊維系基材を酸化セリウムで被覆する方法と
同じである。これらの紫外線遮蔽材料で被覆された充填
剤の配合量は、樹脂固形分100重量部に対し1重量部
以上、好ましくは1〜15重量部がよい。
【0015】
【作用】酸化セリウムは無機酸化物であるので、プリン
ト配線板加工程度の加熱(300℃以下)によって変質
しない。また、蛍光灯の保護膜として使用されているこ
とからわかるように、紫外線を吸収し、可視光を透過す
る。またガラスなど他の無機物との密着性も良好であ
る。
【0016】
【実施例】
実施例1 ブロム化エポキシ樹脂(エポキシ当量 470g/e
q、臭素含有量 21.0%)100部(重量部 以下
同じ)、ジシアンジアミド3部、2−エチル−4−メチ
ルイミダゾール0.17部、2−メトキシエタノール2
5部、N,Nジメチルホルムアミド25部を混合してワ
ニスとした。このワニスを、厚み0.2mm、坪量21
0g/m2 のガラスクロスに樹脂分が40重量%となる
ように含浸乾燥してガラスクロスプリプレグとした。こ
れとは別に、前記ワニスにさらに酸化セリウム(平均粒
径0.1μm)を10部配合し、厚み0.4mm、坪量
75g/m2 のガラス不織布に樹脂分が90重量%とな
るように含浸乾燥してガラス不織布プリプレグとした。
ガラス不織布プリプレグを3枚重ね、その両外にガラス
クロスプリプレグを各1枚重ね、その両外に厚み18μ
mの銅はくを重ね、170℃、3MPaで90分間加熱
加圧して厚み1.6mmの両面銅張りコンポジット積層
板を得た。
【0017】実施例2 酸化セリウムを混合したシランカップリング剤を、厚み
0.4mm、坪量75g/m2 のガラス不織布に付着さ
せた。酸化セリウムの付着量は10重量%であった。こ
のガラス不織布を用い、実施例1のガラスクロスプリプ
レグと同じエポキシ樹脂ワニスを、樹脂分が90重量%
となるように含浸乾燥してガラス不織布プリプレグとし
た。このガラス不織布プリプレグを3枚重ね、その両外
に実施例1と同じガラスクロスプリプレグを各1枚重
ね、その両外に厚み18μmの銅はくを重ね、170
℃、3MPaで90分間加熱加圧して厚み1.6mmの
両面銅張りコンポジット積層板を得た。
【0018】実施例3 シリカ粒子の表面に酸化セリウム20重量%を付着させ
て得られた平均粒径1μmの充填剤15部を、実施例1
のガラスクロスプリプレグと同じエポキシ樹脂ワニスに
配合した。このワニスを、厚み0.4mm、坪量75g
/m2 のガラス不織布に樹脂分が90重量%となるよう
に含浸乾燥してガラス不織布プリプレグとした。このガ
ラス不織布プリプレグを3枚重ね、その両外に実施例1
と同じガラスクロスプリプレグを各1枚重ね、その両外
に厚み18μmの銅はくを重ね、170℃、3MPaで
90分間加熱加圧して厚み1.6mmの両面銅張りコン
ポジット積層板を得た。
【0019】得られた積層板について、銅はくをエッチ
ング除去し、紫外線照射機で700mJ/cm2 の紫外
線を照射し、紫外線照度計(オーク製作所製UV−MO
I2種のセンサーUV−35、UV−42を使用)で紫
外線透過率を求めた。その結果を表1に示す。
【0020】
【表1】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 実施例1 実施例2 実施例3 ───────────────────────────── 紫外線透過率350nm(%) 0.3 0.4 0.4 紫外線透過率420nm(%) 4.5 5.1 5.1 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【0021】さらに、紫外線照射側での紫外線反射を測
定したところ、紫外線の反射はまったく認められなかっ
た。
【0022】次に、各積層板について、銅はくをエッチ
ングし除去したのち、紫外線遮蔽剤をふくまない通常品
を基準として色相差を目視により調べた。その結果いず
れも通常品との色相差を認めなかった。銅はくをエッチ
ングし除去した試片を280℃のはんだ槽に20秒間浮
かべたあとも同様であった。
【0023】
【発明の効果】以上本発明によれば、酸化セリウムを紫
外線遮蔽剤とすることにより、通常品と色相差がなく、
しかも耐熱性も通常品と変わらない電気用積層板を得る
ことができる。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガラス繊維系基材と酸化セリウムを分散
    したエポキシ樹脂をマトリックスとする電気用積層板。
  2. 【請求項2】 酸化セリウムを被覆したガラス繊維系基
    材とエポキシ樹脂をマトリックスとする電気用積層板。
  3. 【請求項3】 ガラス繊維系基材と酸化セリウムを被覆
    した無機充填剤を分散したエポキシ樹脂をマトリックス
    とする電気用積層板。
JP21440694A 1994-09-08 1994-09-08 電気用積層板 Pending JPH0872198A (ja)

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JP21440694A JPH0872198A (ja) 1994-09-08 1994-09-08 電気用積層板

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JPH0872198A true JPH0872198A (ja) 1996-03-19

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JP21440694A Pending JPH0872198A (ja) 1994-09-08 1994-09-08 電気用積層板

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