JPH0873019A - ベルトコンベヤ装置 - Google Patents

ベルトコンベヤ装置

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JPH0873019A
JPH0873019A JP21108894A JP21108894A JPH0873019A JP H0873019 A JPH0873019 A JP H0873019A JP 21108894 A JP21108894 A JP 21108894A JP 21108894 A JP21108894 A JP 21108894A JP H0873019 A JPH0873019 A JP H0873019A
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roller
return
frame
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Akira Kawase
晃 川瀬
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Ishikawajima Harima Heavy Industries Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ベルトの蛇行が生じにくい構造のベルトコン
ベヤ装置で、かつ組立やすく、メンテナンスが容易なベ
ルトコンベヤ装置を提供する。 【構成】 ギャラリ3の天井5(固定系)に吊りフレー
ム6を吊り下げる。吊りフレーム6に、キャリヤローラ
16の両端部を揺動自在に取り付けると共にリターンロ
ーラ19の両端部を揺動自在に取り付け得るキャリヤ側
ベルト34aをキャリヤローラ16に支承させ、リター
ン側ベルト34bをリターンローラ19に支承させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、石炭などのばら物を搬
送するためのベルトコンベヤ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、石炭などのばら物を搬送するた
めの陸上のベルトコンベヤ装置には、図16に示すよう
に、建屋1と建屋2との間にギャラリ3を掛け渡し、ギ
ャラリ3内の床に、ギャラリ3に沿わせてベルトコンベ
ヤを設置するという形式の屋内方式(ギャラリ式)のも
のと、架構4の床に、架構4に沿わせてベルトコンベヤ
(図示せず)を設置するという形式の屋外方式のものと
がある。ベルトコンベヤは、いずれの方式にあっても、
ギャラリ3または架構4に、コンベヤフレームを設置
し、その左右のサイドフレーム上部のサイドメンバに、
キャリヤローラのスタンドを取り付け、スタンドに、キ
ャリヤローラを3本トラフ形に取り付け、左右のサイド
フレームの下部のブラケットにヘッドプーリおよびテー
ルプーリを取り付ける、という構造になっている。ま
た、従来は、ベルトコンベヤの組立てにあっては、ベル
トの蛇行が生じないようにするために、コンベヤフレー
ムの柱(脚)を基準面として、各キャリヤローラの中心
および各リターンローラの中心の位置を精密に設定せざ
るを得なかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ベルトコンベ
ヤ装置の組立て時にスタンドの位置を精密に決めていく
という作業は、これに多くの労力と時間とが必要にな
り、そのために工事費用が大巾に嵩んでしまうという問
題があった。
【0004】また、上記のように精密にベルトコンベヤ
を組立てても、何等かの要因によってベルトのキャリヤ
側またはリターン側で、ベルトに蛇行が起きてしまうと
いう問題や、他のプラントとの関係において、受け渡し
側のベルトコンベヤの搬出端部と、受け取り側のベルト
コンベヤの搬入端部とを直角に交差させるというレイア
ウトとしたときには(たとえば、岸壁から火力発電所の
ボイラに石炭を搬送する場合)、受け渡し側(キャリヤ
側)のベルトの中央部にばら物がうまく受け渡されず
に、ベルトに横力が働き、ベルトのキャリヤ側で蛇行が
起きてしまうという問題があった。
【0005】なお、ベルトのキャリヤ側の蛇行をなくす
ために、従来は、ベルトコンベヤの搬出端部と、次のベ
ルトコンベヤの搬入端部との間に、搬出端部から搬入端
部中央へ向けてばら物を落とし得るようにシュートを設
けるといった試みもなされていたが、これによってもベ
ルトの蛇行を完全に防ぐことはできなかった。
【0006】本発明の目的は、ベルトの蛇行が生じにく
い構造のベルトコンベヤ装置で、かつ組立やすく、メン
テナンスが容易なベルトコンベヤ装置を提供することに
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】第1の手段は、ベルトコ
ンベヤのキャリヤ側ベルトをトラフ状に支承すべく3本
以上のローラを互いに自在継手を介して屈曲自在に連結
してキャリヤローラを形成し、該キャリヤローラの両端
部を固定系からロープ等を介して吊り下げられた吊りフ
レームに揺動自在に取り付けたものである。
【0008】第2の手段は、ベルトコンベヤのキャリヤ
側ベルトをトラフ状に支承すべく3本以上のローラを互
いに自在継手を介して屈曲自在に連結してキャリヤロー
ラを形成すると共に、ベルトコンベヤのリターン側ベル
トを支承すべく2本以上のローラを互いに自在継手を介
して屈曲自在に連結してリターンローラを形成し、これ
らキャリヤローラとリターンローラの両端部をそれぞれ
固定系からロープ等を介して吊り下げられた吊りフレー
ムに揺動自在に取り付けたものである。
【0009】第3の手段は、ベルトコンベヤのキャリヤ
側ベルトをトラフ状に支承すべく3本以上のローラを互
いに自在継手を介して屈曲自在に連結してキャリヤロー
ラを形成すると共に、ベルトコンベヤのリターン側ベル
トを支承すべく2本以上のローラを互いに自在継手を介
して屈曲自在に連結してリターンローラを形成し、且つ
固定系にロープ等を介して上下二段に吊りフレームを吊
り下げ、上方の吊りフレームに上記キャリヤローラの両
端部を揺動自在に取り付け、下方の吊りフレームにリタ
ーンローラの両端部を揺動自在に取り付けたものであ
る。
【0010】第4の手段は、ベルトコンベヤのキャリヤ
側ベルトをトラフ状に支承すべく3本以上のローラを互
いに自在継手を介して屈曲自在に連結してキャリヤロー
ラを形成すると共に、ベルトコンベヤのリターン側ベル
トを支承すべく2本以上のローラを互いに自在継手を介
して屈曲自在に連結してリターンローラを形成し、固定
系にロープ等を介して吊りフレームを吊り下げると共
に、該吊りフレームにロープ等を介して別に吊りフレー
ムを吊り下げ、上方の吊りフレームに上記キャリヤロー
ラの両端部を揺動自在に取り付け、下方の吊りフレーム
に上記リターンローラの両端部を揺動自在に取り付けた
ものである。
【0011】
【作用】第1の手段の構成により、これらキャリヤロー
ラは、全体としてはベルト長手方向に沿って一列に並
び、個々にはベルトのトラフに沿って折れ曲がる。キャ
リヤローラの両端部の取り付け位置が、作業者の誤りに
よって前後に多少ずれたとしても、取り付けの不揃いを
原因としたベルトの蛇行はなく、常にキャリヤローラの
中心とリターンローラの中心とに、ベルトの中心を一致
させておくことができる。
【0012】荷役中に、ベルトの中心部から外れた場所
に、荷が受け渡されてしまったときは、その偏り側のベ
ルトの面圧が大きくなり、キャリヤローラは、重心の調
節のために、荷の偏り側と反対側へと移動する。
【0013】しかし、フレームは、固定系にロープ等を
介して吊り下げられており、キャリヤローラの両端部
は、フレームに揺動自在に取り付けられているため(言
い換えるとキャリヤローラは固定系に関節を2つ介して
取り付けられているため)、このときに、フレームがキ
ャリヤローラの移動を阻止しようとするマスとして働く
(反作用)。このため、キャリヤローラに大きな横移動
はなくなり、また横移動による振れは、きわめて短い時
間のうちに吸収される。
【0014】第2の手段の構成により、これらキャリヤ
ローラは、全体としてはベルト長手方向に沿って一列に
並び、個々にはベルトのトラフに沿って折れ曲がる。こ
のためキャリヤローラ及びリターンローラの両端部の取
り付け位置が、作業者の誤りによって前後に多少ずれた
としても、取り付けの不揃いを原因としたベルトの蛇行
はなく、常にキャリヤローラ中心とリターンローラ中心
とに、ベルトの中心を一致させておくことがことができ
る。
【0015】荷役中に、ベルトの中心部から外れた場所
に、荷が受け渡されてしまったときは、その偏り側のベ
ルトの面圧が大きくなり、キャリヤローラは、重心の調
節のために、荷の偏り側と反対側へと移動する。
【0016】しかし、フレームは、固定系にロープ等を
介して天井に吊り下げられており、キャリヤローラとリ
ターンローラとは、フレームに首振り自在に吊り下げら
れているため(言い換えるとキャリヤローラとリターン
ローラとは、固定系に関節を2つ介して吊り下げられて
いるため)、リターンローラ、キャリヤ側ベルトおよび
フレームが、このときに、キャリヤ側ベルトとキャリヤ
ローラの移動を阻止しようとするマスとして働く(反作
用)。このため、キャリヤ側ベルトおよびキャリヤロー
ラに大きな横移動はなくなり、また横移動による振れ
は、きわめて短い時間のうちに吸収される。
【0017】同様に、リターン側ベルトに横力が働き、
リターン側ベルトとリターンローラが横移動しようとす
るときは、キャリヤ側ベルト、キャリヤローラおよびフ
レームが、その移動を阻止しようとするマスとして働く
(反作用)。このため、リターン側ベルトおよびリター
ンローラにも大きな横移動はなくなり、また横移動によ
る振れは、きわめて短い時間で吸収される。
【0018】第3の手段は、キャリヤローラを吊る系か
ら、リターンローラを吊る系を切り離してこれを天井に
吊り下げるようにしたのものである。すなわち、第2の
手段においては、キャリヤ側ベルトとリターン側ベルト
とに同じ向きの横力が作用したときにも、大きな振れ吸
収効果が得られるが、キャリヤ側ベルトとリターン側ベ
ルトとに互いに反対向きの横力が働いたときは、マスが
逆向きに作用して、振れが止まりにくくなるという現象
が起きる虞がある。
【0019】しかし、第3の手段のように構成すると、
キャリヤローラを吊る系と、リターンローラを吊る系と
が、切り離されて互いに独立するため、上記の問題はな
くなり、横移動による振れは、きわめて短い時間のうち
に吸収される。この場合、キャリヤ側ベルトの横移動を
妨げ、かつ振れを吸収する力は、上方のフレームによっ
て与えられ、リターン側ベルトの横移動を妨げ、かつ振
れを吸収する力は、下方のフレームによって与えられ
る。
【0020】第4の手段は、第2の手段と第3の手段を
組み合わせたものである。即ち、固定系にフレームをワ
イヤ等を介して吊り下げ、フレームに吊りフレームをワ
イヤ等を介して吊り下げ、上方のフレームにキャリヤロ
ーラの両端部を揺動自在に取り付け、下方のフレームに
リターンローラを揺動自在に取り付けると、キャリヤロ
ーラは、固定系に2つの関節を介して吊り下げられ、リ
ターンローラのアッセンブリは下方のフレームに2つの
関節を介して吊り下げられることになる。このため、第
2の手段と同様の作用・効果が得られる。この場合、キ
ャリヤ側ベルトの横移動を妨げ、かつ振れを吸収する力
は、上方のフレーム、下方のフレーム、リターン側ベル
ト、リターンローラによって与えられ、リターン側ベル
トの横移動を妨げ、かつ振れを吸収する力は、下方のフ
レーム、キャリヤ側ベルト、キャリヤローラによって与
えられる。
【0021】
【実施例】以下、本発明の好適一実施例を添付図面に基
づいて説明する。
【0022】(実施例1)図1はベルトコンベヤ装置の
側面図、図2は図1のII−II線断面図、図3は図1
のIII−III線断面図、図4は図1のIV−IV線
断面図、図5は、図1のV−V線断面矢視図である。
【0023】図1、図2に示すように、固定系たるギャ
ラリ3の天井5には、これと平行に吊りフレーム6が吊
り下げられている。この吊りフレーム6は、図2に示す
ように、パイプ製の吊りビーム7,7を、間隔を隔てて
並べ、これら吊りビーム7,7の前端部同士および後端
部同士を、ギャラリ3の幅よりも短いパイプ製のクロス
メンバ9で連結することにより構成され、吊りビーム
7,7の前端部と後端部の上面に設けた吊り耳10に、
天井5のブラケット11から吊り下げられた吊り材12
の下端部を接続することによって、天井5から吊り下げ
られるようになっている。
【0024】吊り材12は、ワイヤ12a,12a同士
(またはロッド同士)を、ターンバックル13等の長さ
調節装置で連結するとともに、ワイヤ12a,12aの
他端にシャックル(図示せず)を取り付けるためのアイ
(図示せず)を設けたものである。したがって、天井5
のブラケット11と吊りビーム7の吊り耳10とに、そ
れぞれボルト・ナットでシャックルを取り付け、これら
シャックルに、吊り材12両端のシャックルを鎖状に取
り付けると、吊りフレーム6は、ブラケット11に対し
て揺動自在となる。もちろん、吊り材12ごとに、ター
ンバックル13の長さを調節すれば、天井5に対する吊
り高さと、前後左右の傾きとを好適に調節することがで
きる。
【0025】そして図3に示すように、吊りビーム7,
7には、第1吊り具14と第1吊り金具15とを介して
キャリヤローラ16が揺動自在に吊り下げられ、また図
4に示すように、第2吊り具17と第2吊り金具18と
を介してリターンローラ19が揺動自在に吊り下げられ
ている。
【0026】第1吊り具14および第2吊り具17は、
それぞれ吊りビーム7のほぼ半分を覆うサドル形のバン
ド21と、残りのほぼ半分を覆うサドル形のバンド22
と、これらバンド21,22の両耳23に設けられた孔
(図示せず)に差し込まれるボルト(図示せず)と、ボ
ルトに螺合されこれら2つのバンド21,22を吊りビ
ーム7を固定するナット(図示せず)と、バンド21,
22のうちその一方に一体的に設けられたアイ状(また
はフック状)の吊り下げ部24とから構成されている。
本実施例にあっては、第1吊り具14は、1本の吊りビ
ーム7,7につき長手方向に間隔を隔てて合計4カ所に
取り付けられ、第2吊り具17は、吊りビーム7の両端
からそれぞれ一番目と二番目の第1吊り具14,14間
の中央に取り付けられている。なお、吊り下げ部24の
長さはキャリヤ側ベルト34aの位置と、リターン側ベ
ルト34bの位置に応じて適宜定められるものである
が、本実施例にあっては、第2吊り具17の吊り下げ部
24の長さは、第1吊り具14の吊り下げ部24と比べ
て長いものとなっている。
【0027】キャリヤローラ16は、図3に示すよう
に、ローラ25をそれぞれ回転自在に嵌装した3本のシ
ャフト26,27,28を同一線上に並べ、その向い合
う端部同士を、自在継手29により、互いに屈曲自在に
連結して成り、シャフト26,28の他端部には、吊り
下げ部24に上方から引っ掛けられて、これに揺動自在
に吊り下がるフック状(またはアイ状)の第1吊り金具
15が取り付けられている。また、リターンローラ19
は、図4に示したように、ローラ31をそれぞれ回転自
在に嵌装した2本のシャフト32,33の端部同士を、
自在継手29で互いに屈曲自在に連結して成り、両シャ
フト32,33の他端部には、上記吊り下げ部24に上
方から引っ掛けられてこれに首振り自在に吊り下がるフ
ック状(またはアイ状)の第2吊り金具18が取り付け
られている。
【0028】次にこの実施例に係るベルトコンベヤ装置
の組立てと作用について説明する。
【0029】組立の手順は、おおよそ次のようになる。
【0030】建屋1,2間に掛け渡されたギャラリ3
の天井5に、その両側壁35寄りにブラケット11を取
り付ける(図2,図16参照)。この場合、ブラケット
11は、ギャラリ3の長手方向において吊りビーム7の
長さより適宜長い間隔で取り付ける。また、ブラケット
11,11間の間隔は、キャリヤローラ16、リターン
ローラ19の間隔が、ギャラリ3の長手方向において等
しくなるように決定する。
【0031】ギャラリ3の構築後、ギャラリ3内に、
吊りフレーム6を搬入する。このとき、吊りフレーム6
に第1吊り具14および第2吊り具17が取り付られて
いない場合は、吊りビーム7,7に、第1吊り具14お
よび第2吊具17を取り付ける。これら第1吊り具1
4,第2吊り具17の取り付けは、吊りビーム7,7と
直角に交わる方向において、第1吊り具14,第2吊り
具17がそれぞれ前後一列に並ぶように取り付ける。
【0032】吊りビーム7,7に第1吊り具14,第
2吊具17を取り付けた後は、前後端の吊り耳10に、
シャックルを介して吊り材12の一端部を取り付ける。
【0033】全てのキャリヤローラ16とリターンロ
ーラ19の取り付けを終えた後は、ベルト34をヘッド
プーリ(図示せず)とテールプーリ(図示せず)とに無
端状に巻き付け、その後は、滑車とウインチ(いずれも
図示せず)などで吊りフレーム6を天井5に仮吊りし、
図1に示すようにブラケット11にシャックルを介して
各吊り材12の他端を接続する。
【0034】吊りフレーム6の吊り下げを終えた後
は、図3に示すように、キャリヤローラ16をキャリヤ
側ベルト34aの下を通し、幅方向に沿って並ぶ第1吊
り具14の吊り下げ部24に第1吊り金具15,15を
引っ掛けて取り付ける。同様にリターンローラ19を、
キャリヤ側ベルト34aの下を通し、各吊りビーム7,
7の幅方向に沿って並ぶ第2吊り具17の吊り下げ部2
4に第2吊り金具18,18を引っ掛けて取り付ける。
【0035】これによってキャリヤローラ16およびリ
ターンローラ19は、吊りビーム7,7に吊り下げら
れ、キャリヤ側ベルト34aとリターン側ベルト34b
は、キャリヤローラ16とリターンローラ19とにそれ
ぞれ支持される。
【0036】さてこのようして組み立てたベルトコンベ
ヤ装置にあっては、吊りフレーム6、キャリヤローラ1
6、リターンローラ19が、吊り下げ点(関節)におい
てそれぞれ揺動自在となり、またキャリヤローラ16、
リターンローラ19それ自身が、自在継手29によって
屈曲自在となる。このため、これらキャリヤローラ1
6、リターンローラ19は、それぞれキャリヤ側ベルト
34aとリターン側ベルト34bとを支持したときに、
全体的にはベルト12の長手方向に沿って一列に並び、
個々にはベルト34のトラフに沿って折れ曲がる。
【0037】よって、コンベヤ組立ての際に、第1吊り
具14および第2吊り具17の取り付け位置が、前後に
多少ずれてしまったとしても、キャリヤローラ16、リ
ターンローラ19は、ベルト34に沿って一列に揃うよ
うになり、組立精度の低さを原因としたベルト34の蛇
行は生じない。
【0038】ベルトの荷役中、ベルト34に偏ってばら
物が受け渡されてしまったときは、その偏り側の面圧が
大きくなり、キャリヤ側ベルト34aおよびキャリヤロ
ーラ16は、つりあいをとるために荷の偏り側と反対側
へ移動する。
【0039】しかし、吊りビーム7,7は、天井5に揺
動自在となっており、キャリヤローラ16とリターンロ
ーラ19とは、第1吊り具14と第1吊り金具15との
関節、第2吊り具17と第2吊り金具18の関節によっ
て揺動自在となっているため(言い換えるとキャリヤロ
ーラ16とリターンローラ19とは、天井に2つの関節
を介して吊り下げられているため)、リータンローラ1
9、キャリヤ側34aおよび2本の吊ビーム7,7が、
このときに、キャリヤ側ベルト34aとキャリヤローラ
16の移動を阻止しようとするマスとして働く(反作
用)。よってキャリヤベルト34aおよびキャリヤロー
ラ16に大きな横移動はなくなり、また横移動による振
れは、きわめて短い時間のうちに吸収される。
【0040】リターン側ベルト34bに横力が働き、リ
ターン側ベルト34bとリターンローラ19とが横移動
しようとするときは、キャリヤ側ベルト34a、キャリ
ヤローラ16および吊りフレーム6が、移動を阻止しよ
うとするマスとして働く(反作用)。このため、リター
ン側ベルト34bおよびリターンローラ19に大きな横
移動はなくなり、また横移動による振れも、きわめて短
い時間のうちに吸収される。
【0041】また、上記したようにベルトコンベヤ装置
は、搬送、組み立て、メンテナンスが容易であり、かつ
精密に組立てる必要もないため、工期の短縮と装置の大
巾なコストダウンが可能になる。
【0042】(実施例2)以下に、ベルトコンベヤ装置
の第2の一実施例を説明するが、実施例1と同じ構成に
ついては同じ符号を付しその説明を省略する。
【0043】この実施例に係るベルトコンベヤ装置は、
上記キャリヤローラ16を吊る系から、上記リターンロ
ーラ19を吊る系を切り離して、これを天井5に独立に
吊り下げるようにしたものである。
【0044】すなわち、実施例1のベルトコンベヤ装置
においては、キャリヤ側ベルト34aとリターン側ベル
ト34bとにそれぞれ反対向きに横力が働いてしまった
ときは、振れを止めるためのマスが逆に働いてしまい、
振れが止まりにくくなってしまうという虞がある。
【0045】この実施例は、この種の問題をも解決する
ために案出されたものである。
【0046】図6はベルトコンベヤ装置の側面図、図7
は図6のVII−VII線断面図、図8は図6のVII
I−VIII線断面図、図9は図6のIX−IX線断面
図、図10は図6のX−X線断面矢視図である。
【0047】固定系たる天井5のブラケット11には、
第1吊りフレーム(実施例1の吊りフレーム6と同じ)
6が、シャックルおよび吊り材12を介して首振り自在
に吊り下げられるとともに、天井5のブラケット11
に、第1吊りフレーム6と同じ構成の第2吊りフレーム
36が、シャックルおよび吊り材12を介して揺動自在
に、かつ第1吊りフレーム6と平行に吊り下げられてい
る。下方の吊りフレームたる第2吊りフレーム36は、
上方の吊りフレームたる第1吊りフレーム6よりも下方
に位置させて吊り下げられている。
【0048】そして第2吊りフレーム36の吊りビーム
の37,37に、キャリヤローラ16が、上記第1吊り
具14、第1吊り金具15を介して長手方向に間隔を隔
てて吊り下げられ、第2吊りビーム37に、リターンロ
ーラ19が、第2吊り具17、第2吊り金具18を介し
て長手方向に所定間隔を隔てて吊り下げられている。た
だし、リターンローラ19は、それぞれキャリヤローラ
16間の中央に位置させて吊り下げられている。
【0049】よって、キャリヤローラ16を吊る系と、
リターンローラ19を吊る系とが、互いに緩衝すること
がなくなり、キャリヤ側ベルト34a側とリターン側ベ
ルト34bとに互いに反対向きの横力が生じてしまった
ときにあっても、2つの関節の振れ止めと振れ吸収作用
とによって、ベルト34の横移動が妨げられ、振れが素
早く吸収される。
【0050】もちろんこの場合は、第1吊りフレーム6
が、キャリヤ側ベルト43aの振れを妨げ、吸収するマ
スとなり、第2吊りフレーム36が、リターン側ベルト
43bの横移動を妨げ、振れを吸収するマスとなる。
【0051】なお、本実施例にあっては、キャリヤロー
ラ16は、第1吊りビーム7,7に6個吊り下げられ、
リターンローラ19は、第2吊りビーム37に3個吊り
下げられている。
【0052】(実施例3)以下に、ベルトコンベヤ装置
の第3実施例を説明するが、上記実施例1,実施例2と
同様ないし同一な構成については同一符号を付してその
詳細な説明は省略する。
【0053】図11はベルトコンベヤ装置の側面図、図
12は図11のVII−VII線断面図、図13は図1
1のXIII−XIII線断面図、図14は図11のX
VI−XVI線断面図、図15は図11のXV−XV線
断面矢視図である。
【0054】この実施例に係るベルトコンベヤ装置は、
天井5のブラケット11に、シャックル、吊り材12を
介して上記第1吊りフレーム(上方のフレーム)6を揺
動自在に吊り下げ、その第1吊りビーム7に、シャック
ル、吊り材12を介して第2吊りフレーム(下方のフレ
ーム)36を揺動自在に吊り下げ、第1吊りビーム7
に、上記第1吊り具14、第1吊り金具15を介してキ
ャリヤローラ16を揺動自在に吊り下げ、そして第2吊
りビーム37に第2吊り具17、第2吊り金具18を介
してリターンローラ19を揺動自在に吊り下げたもので
ある。このため、第1吊りビーム7,7には、前端部と
後端部との下面に、吊り耳38が設けられている。よっ
て、実施例1、実施例2と同じくキャリヤローラ16
は、ギャラリの天井5に対して2つの関節を有して吊り
下げられ、リターンローラ19は、第2吊りビーム37
に対して2つの関節を介して吊り下げられることなる。
【0055】したがって、キャリヤローラ16を吊る系
と、リターンローラ19を吊る系とは、第2吊りビーム
37の上下において互いに独立するようになり、実施例
2と同様にベルト34の横移動が妨げられ、振れがすば
やく吸収される。なお、この実施例において、キャリヤ
側ベルト34aの横移動を妨げ、振れを吸収する力は、
第1吊りフレーム6、第2吊りフレーム36、リターン
側ベルト34b、リターンローラ19によって与えら
れ、リターン側ベルト34bの横移動を妨げ、振れを吸
収する力は、第1吊りフレーム6、第2吊りフレーム3
6、キャリヤ側ベルト34a、キャリヤローラ16によ
って与えられる。
【0056】
【発明の効果】以上要するに本発明によれば次の如き優
れた効果を発揮する。
【0057】(1)ベルトの外れを防ぐことができ、安
全な荷の搬送を行うことができる。
【0058】(2)ベルトコンベヤ装置を簡単に組み立
てることができ、工期の短縮とコストダウンとを達成す
ることができ、メンテナンスを簡単に行うことができ
る。
【0059】(3)ベルトの横移動を小さくすることが
でき、かつ振れをきわめて短い時間で止めることができ
る。
【0060】(4)キャリヤ側ベルトとリターン側ベル
トにおいて互いに反対向きの横力が働いてしまったとき
でも、ベルトの横移動を小さくすることができ、かつ振
れをきわめて短い時間で止めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の発明に係るベルトコンベヤ装置の側面図
である。
【図2】図1のII−II線断面図である。
【図3】図1のIII−III線断面図である。
【図4】図1のIV−IV線断面図である。
【図5】図1のV−V線断面矢視図である。
【図6】第2の発明に係るベルトコンベヤ装置の側面図
である。
【図7】図6のVII−VII線断面図である。
【図8】図6のVIII−VIII線断面図である。
【図9】図6のIX−IX線断面図である。
【図10】図6のX−X線断面矢視図である。
【図11】第3の発明に係るベルトコンベヤ装置の側面
図である。
【図12】図11のVII−VII線断面図である。
【図13】図11のXIII−XIII線断面図であ
る。
【図14】図11のXVI−XVI線断面図である。
【図15】図11のXV−XV線断面矢視図である。
【図16】従来のベルトコンベヤ装置を説明するための
図である。
【符号の説明】
3 ギャラリ(固定系) 5 天井(固定系) 6 吊りフレーム 12a ワイヤロープ 16 キャリヤローラ 19 リターンローラ 34 ベルト 34a キャリヤ側ベルト 34b リターン側ベルト 36 第2吊りフレーム(下方のフレーム)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベルトコンベヤのキャリヤ側ベルトをト
    ラフ状に支承すべく3本以上のローラを互いに自在継手
    を介して屈曲自在に連結してキャリヤローラを形成し、
    該キャリヤローラの両端部を固定系からロープ等を介し
    て吊り下げられた吊りフレームに揺動自在に取り付けた
    ことを特徴とするベルトコンベヤ装置。
  2. 【請求項2】 ベルトコンベヤのキャリヤ側ベルトをト
    ラフ状に支承すべく3本以上のローラを互いに自在継手
    を介して屈曲自在に連結してキャリヤローラを形成する
    と共に、ベルトコンベヤのリターン側ベルトを支承すべ
    く2本以上のローラを互いに自在継手を介して屈曲自在
    に連結してリターンローラを形成し、これらキャリヤロ
    ーラとリターンローラの両端部をそれぞれ固定系からロ
    ープ等を介して吊り下げられた吊りフレームに揺動自在
    に取り付けたことを特徴とするベルトコンベヤ装置。
  3. 【請求項3】 ベルトコンベヤのキャリヤ側ベルトをト
    ラフ状に支承すべく3本以上のローラを互いに自在継手
    を介して屈曲自在に連結してキャリヤローラを形成する
    と共に、ベルトコンベヤのリターン側ベルトを支承すべ
    く2本以上のローラを互いに自在継手を介して屈曲自在
    に連結してリターンローラを形成し、且つ固定系にロー
    プ等を介して上下二段に吊りフレームを吊り下げ、上方
    の吊りフレームに上記キャリヤローラの両端部を揺動自
    在に取り付け、下方の吊りフレームにリターンローラの
    両端部を揺動自在に取り付けたことを特徴とするベルト
    コンベヤ装置。
  4. 【請求項4】 ベルトコンベヤのキャリヤ側ベルトをト
    ラフ状に支承すべく3本以上のローラを互いに自在継手
    を介して屈曲自在に連結してキャリヤローラを形成する
    と共に、ベルトコンベヤのリターン側ベルトを支承すべ
    く2本以上のローラを互いに自在継手を介して屈曲自在
    に連結してリターンローラを形成し、固定系にロープ等
    を介して吊りフレームを吊り下げると共に、該吊りフレ
    ームにロープ等を介して別に吊りフレームを吊り下げ、
    上方の吊りフレームに上記キャリヤローラの両端部を揺
    動自在に取り付け、下方の吊りフレームに上記リターン
    ローラの両端部を揺動自在に取り付けたことを特徴とす
    るベルトコンベヤ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013035676A (ja) * 2011-08-10 2013-02-21 Nippon Steel & Sumitomo Metal Corp 搬送装置
JP2020176013A (ja) * 2019-04-19 2020-10-29 光洋機械産業株式会社 ベルトコンベヤの蛇行調整装置、及びその蛇行調整装置を備えるベルトコンベヤ

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