JPH0873494A - L−アスパルチル−D−α−アミノアルカンカルボン酸−(S)−N−α−アルキルベンジルアミドの製造法 - Google Patents
L−アスパルチル−D−α−アミノアルカンカルボン酸−(S)−N−α−アルキルベンジルアミドの製造法Info
- Publication number
- JPH0873494A JPH0873494A JP6213704A JP21370494A JPH0873494A JP H0873494 A JPH0873494 A JP H0873494A JP 6213704 A JP6213704 A JP 6213704A JP 21370494 A JP21370494 A JP 21370494A JP H0873494 A JPH0873494 A JP H0873494A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- acid
- alkylbenzylamide
- ethylbenzylamide
- added
- aspartyl
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07K—PEPTIDES
- C07K5/00—Peptides containing up to four amino acids in a fully defined sequence; Derivatives thereof
- C07K5/04—Peptides containing up to four amino acids in a fully defined sequence; Derivatives thereof containing only normal peptide links
- C07K5/06—Dipeptides
- C07K5/06104—Dipeptides with the first amino acid being acidic
- C07K5/06113—Asp- or Asn-amino acid
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A23—FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
- A23L—FOODS, FOODSTUFFS OR NON-ALCOHOLIC BEVERAGES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; PREPARATION OR TREATMENT THEREOF
- A23L27/00—Spices; Flavouring agents or condiments; Artificial sweetening agents; Table salts; Dietetic salt substitutes; Preparation or treatment thereof
- A23L27/30—Artificial sweetening agents
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P20/00—Technologies relating to chemical industry
- Y02P20/50—Improvements relating to the production of bulk chemicals
- Y02P20/55—Design of synthesis routes, e.g. reducing the use of auxiliary or protecting groups
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Proteomics, Peptides & Aminoacids (AREA)
- Molecular Biology (AREA)
- Genetics & Genomics (AREA)
- Medicinal Chemistry (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Biophysics (AREA)
- Biochemistry (AREA)
- Nutrition Science (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Food Science & Technology (AREA)
- Polymers & Plastics (AREA)
- Peptides Or Proteins (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 Nー保護ーL−アスパラギン酸無水物を用い
た効率的かつ安価なL−アスパルチルーD−αーアミノ
アルカンカルボン酸ー(S)ーNーαーアルキルベンジ
ルアミドの工業的製造法を提供する。 【構成】 Nー保護ーL−アスパラギン酸無水物とD−
αーアミノアルカンカルボン酸ー(S)ーNーαーアル
キルベンジルアミドを酢酸の存在下に水と均一に混合し
ない有機溶媒中で反応させた後、水性溶媒を加え、2相
系で保護基を除去、その後有機層を分離した後、水層で
ある水性溶媒中からL−アスパルチルーD−αーアミノ
アルカンカルボン酸ー(S)ーNーαーアルキルベンジ
ルアミドを晶析させる。
た効率的かつ安価なL−アスパルチルーD−αーアミノ
アルカンカルボン酸ー(S)ーNーαーアルキルベンジ
ルアミドの工業的製造法を提供する。 【構成】 Nー保護ーL−アスパラギン酸無水物とD−
αーアミノアルカンカルボン酸ー(S)ーNーαーアル
キルベンジルアミドを酢酸の存在下に水と均一に混合し
ない有機溶媒中で反応させた後、水性溶媒を加え、2相
系で保護基を除去、その後有機層を分離した後、水層で
ある水性溶媒中からL−アスパルチルーD−αーアミノ
アルカンカルボン酸ー(S)ーNーαーアルキルベンジ
ルアミドを晶析させる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は甘味剤であるL−アスパ
ルチルーD−αーアミノアルカンカルボン酸ー(S)ー
Nーαーアルキルベンジルアミドの製造法に関する。
ルチルーD−αーアミノアルカンカルボン酸ー(S)ー
Nーαーアルキルベンジルアミドの製造法に関する。
【0002】
【発明の背景】近年、食生活の高度化に伴い特に糖分の
摂取過多による肥満及びこれに伴う各種の疾病が問題と
なっており、砂糖に替わる低カロリー甘味剤の開発が望
まれている。現在、広汎に使用されている甘味剤とし
て、安全性と甘味の質の面で優れているアスパルテーム
があるが、安定性に問題があり、安定性を改善する試み
が種々なされた。なかでも米国特許5286509に記
載のL−アスパルチルーD−αーアミノアルカンカルボ
ン酸ー(S)ーNーαーアルキルベンジルアミドは高甘
味度かつ安定性が高くダイエット甘味料として有望な化
合物である。当該化合物の製造法は上記特許に詳細に記
載されている。即ちL−アスパラギン酸のアミノ基及び
β位のカルボン酸を保護したNーベンジルオキシカルボ
ニルーL−アスパラギン酸βーベンジルエステルとD−
αーアミノアルカンカルボン酸ー(S)ーNーαーアル
キルベンジルアミドとをジシクロヘキシルカルボジイミ
ドを用いて縮合、その後接触還元によりベンジルオキシ
カルボニル基とベンジル基を除去して目的物を得る方法
であるが、高価なNーベンジルオキシカルボニルーL−
アスパラギン酸βーベンジルエステルを用い、かつ縮合
剤として高価なジシクロヘキシルカルボジイミドを使用
するなど工業的な製法とは言い難い。また、これに替わ
る方法としてNーベンジルオキシカルボニルーL−アス
パラギン酸無水物あるいはNーホルミルーL−アスパラ
ギン酸無水物等のNー保護ーL−アスパラギン酸無水物
を用いることも出来るとの記載があるが、何等具体的な
方法、条件等は明示されていない。
摂取過多による肥満及びこれに伴う各種の疾病が問題と
なっており、砂糖に替わる低カロリー甘味剤の開発が望
まれている。現在、広汎に使用されている甘味剤とし
て、安全性と甘味の質の面で優れているアスパルテーム
があるが、安定性に問題があり、安定性を改善する試み
が種々なされた。なかでも米国特許5286509に記
載のL−アスパルチルーD−αーアミノアルカンカルボ
ン酸ー(S)ーNーαーアルキルベンジルアミドは高甘
味度かつ安定性が高くダイエット甘味料として有望な化
合物である。当該化合物の製造法は上記特許に詳細に記
載されている。即ちL−アスパラギン酸のアミノ基及び
β位のカルボン酸を保護したNーベンジルオキシカルボ
ニルーL−アスパラギン酸βーベンジルエステルとD−
αーアミノアルカンカルボン酸ー(S)ーNーαーアル
キルベンジルアミドとをジシクロヘキシルカルボジイミ
ドを用いて縮合、その後接触還元によりベンジルオキシ
カルボニル基とベンジル基を除去して目的物を得る方法
であるが、高価なNーベンジルオキシカルボニルーL−
アスパラギン酸βーベンジルエステルを用い、かつ縮合
剤として高価なジシクロヘキシルカルボジイミドを使用
するなど工業的な製法とは言い難い。また、これに替わ
る方法としてNーベンジルオキシカルボニルーL−アス
パラギン酸無水物あるいはNーホルミルーL−アスパラ
ギン酸無水物等のNー保護ーL−アスパラギン酸無水物
を用いることも出来るとの記載があるが、何等具体的な
方法、条件等は明示されていない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】解決しようとする課題
はNー保護ーL−アスパラギン酸無水物を用いた効率的
かつ安価なL−アスパルチルーD−αーアミノアルカン
カルボン酸ー(S)ーNーαーアルキルベンジルアミド
の工業的製造法を提供することにある。
はNー保護ーL−アスパラギン酸無水物を用いた効率的
かつ安価なL−アスパルチルーD−αーアミノアルカン
カルボン酸ー(S)ーNーαーアルキルベンジルアミド
の工業的製造法を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に鋭意検討した結果、Nー保護ーL−アスパラギン酸無
水物とD−αーアミノアルカンカルボン酸ー(S)ーN
ーαーアルキルベンジルアミドとを酢酸存在下に水と均
一に混合しない有機溶媒中で反応させ、生成したNー保
護ーL−アスパルチルーD−αーアミノアルカンカルボ
ン酸ー(S)ーNーαーアルキルベンジルアミドを単離
することなく反応液に直接水性溶媒を加え、2相系で保
護基を除去、その後有機層を分離除去した後、水層であ
る水性溶媒中から晶析させることにより目的とするL−
アスパルチルーD−αーアミノアルカンカルボン酸ー
(S)ーNーαーアルキルベンジルアミドを得ることを
見いだし本発明を完成するに至った。
に鋭意検討した結果、Nー保護ーL−アスパラギン酸無
水物とD−αーアミノアルカンカルボン酸ー(S)ーN
ーαーアルキルベンジルアミドとを酢酸存在下に水と均
一に混合しない有機溶媒中で反応させ、生成したNー保
護ーL−アスパルチルーD−αーアミノアルカンカルボ
ン酸ー(S)ーNーαーアルキルベンジルアミドを単離
することなく反応液に直接水性溶媒を加え、2相系で保
護基を除去、その後有機層を分離除去した後、水層であ
る水性溶媒中から晶析させることにより目的とするL−
アスパルチルーD−αーアミノアルカンカルボン酸ー
(S)ーNーαーアルキルベンジルアミドを得ることを
見いだし本発明を完成するに至った。
【0005】本発明で使用する保護基としてはベンジル
オキシカルボニル基、ホルミル基、t−ブトキシカルボ
ニル基、トリフルオロアセチル基、フタリル基、ベンジ
リデン基等があげられ、工業的製法の観点からは脱離も
含めて安価なベンジルオキシカルボニル基やホルミル基
が好適に用いられる。Nー保護ーL−アスパラギン酸無
水物とD−αーアミノアルカンカルボン酸ー(S)ーN
ーαーアルキルベンジルアミドとの反応に使用する水と
均一に混合しない有機溶媒としてはトルエン、キシレン
等の芳香族炭化水素類、酢酸エチル、酢酸ブチル等の脂
肪酸エステル類、塩化メチレン、クロロホルム等のハロ
ゲン化炭化水素類、テトラヒドロフラン、ジオキサン等
のエーテル類があげられ、工業的製法の観点からはトル
エンやキシレンが好適に用いられる。
オキシカルボニル基、ホルミル基、t−ブトキシカルボ
ニル基、トリフルオロアセチル基、フタリル基、ベンジ
リデン基等があげられ、工業的製法の観点からは脱離も
含めて安価なベンジルオキシカルボニル基やホルミル基
が好適に用いられる。Nー保護ーL−アスパラギン酸無
水物とD−αーアミノアルカンカルボン酸ー(S)ーN
ーαーアルキルベンジルアミドとの反応に使用する水と
均一に混合しない有機溶媒としてはトルエン、キシレン
等の芳香族炭化水素類、酢酸エチル、酢酸ブチル等の脂
肪酸エステル類、塩化メチレン、クロロホルム等のハロ
ゲン化炭化水素類、テトラヒドロフラン、ジオキサン等
のエーテル類があげられ、工業的製法の観点からはトル
エンやキシレンが好適に用いられる。
【0006】本発明の方法において原料となるNー保護
ーL−アスパラギン酸無水物はNーホルミルーL−アス
パラギン酸無水物を除き対応するNー保護ーL−アスパ
ラギン酸を無水酢酸で処理することにより容易に得るこ
とが出来る(米国特許4508912)。またNーホル
ミルーL−アスパラギン酸無水物はL−アスパラギン酸
をぎ酸と無水酢酸で処理することにより容易に得ること
が出来る(米国特許4550180)。もう一方の原料
であるD−αーアミノアルカンカルボン酸ー(S)ーN
ーαーアルキルベンジルアミドも通常のペプチド合成法
に従い、即ちNー保護ーD−αーアミノアルカンカルボ
ン酸と(S)ーαーアルキルベンジルアミンとをジシク
ロヘキシルカルボジイミド等の縮合剤を用いて縮合した
後、保護基を除去することにより容易に得ることが出来
る。本方法は米国特許5286509にも記載されてい
る。
ーL−アスパラギン酸無水物はNーホルミルーL−アス
パラギン酸無水物を除き対応するNー保護ーL−アスパ
ラギン酸を無水酢酸で処理することにより容易に得るこ
とが出来る(米国特許4508912)。またNーホル
ミルーL−アスパラギン酸無水物はL−アスパラギン酸
をぎ酸と無水酢酸で処理することにより容易に得ること
が出来る(米国特許4550180)。もう一方の原料
であるD−αーアミノアルカンカルボン酸ー(S)ーN
ーαーアルキルベンジルアミドも通常のペプチド合成法
に従い、即ちNー保護ーD−αーアミノアルカンカルボ
ン酸と(S)ーαーアルキルベンジルアミンとをジシク
ロヘキシルカルボジイミド等の縮合剤を用いて縮合した
後、保護基を除去することにより容易に得ることが出来
る。本方法は米国特許5286509にも記載されてい
る。
【0007】Nー保護ーL−アスパラギン酸無水物とD
−αーアミノアルカンカルボン酸ー(S)ーNーαーア
ルキルベンジルアミドを反応させる方法としては、まず
酢酸と有機溶媒の混合溶媒に両者を添加する方法があげ
られるが、後者はオイルであるため以下の様に操作する
のが簡便である。即ち、D−αーアミノアルカンカルボ
ン酸ー(S)ーNーαーアルキルベンジルアミドを酢酸
を含む有機溶媒中に溶解したものにNー保護ーL−アス
パラギン酸無水物を添加する、あるいはNー保護ーL−
アスパラギン酸無水物の酢酸溶液あるいはスラリーにD
−αーアミノアルカンカルボン酸ー(S)ーNーαーア
ルキルベンジルアミドの有機溶媒溶液を添加する、ある
いはNー保護ーL−アスパラギン酸無水物の酢酸と有機
溶媒の混合溶媒溶液あるいはスラリーにD−αーアミノ
アルカンカルボン酸ー(S)ーNーαーアルキルベンジ
ルアミドの有機溶媒溶液あるいは酢酸を含む有機溶媒溶
液を添加する等があげられる。Nー保護ーL−アスパラ
ギン酸無水物及びD−αーアミノアルカンカルボン酸ー
(S)ーNーαーアルキルベンジルアミドの濃度には特
に制限はないが、あまり薄すぎると反応液の容量が大き
くなりすぎ好ましくないため通常0.05〜5.0モル
/Lが選択される。酢酸と有機溶媒の混合溶媒中の酢酸
の比率は容量比で通常5%〜95%、好ましくは5%〜
40%が選択される。Nー保護ーL−アスパラギン酸無
水物とD−αーアミノアルカンカルボン酸ー(S)ーN
ーαーアルキルベンジルアミドは通常等モル使用するが
もちろん片方が多くなっても特に反応に支障をきたすこ
とはない。反応温度としては溶媒の沸点以下であれば問
題ないが通常、ー30゜C〜100゜C、好ましくは0
゜C〜40゜Cが選択される。反応時間は反応温度及び
濃度に影響されるが通常1〜10時間が選択される。ま
た本反応にて使用した酢酸を以下のようにすれば容易に
回収可能である。即ち、反応液に反応に使用したものと
同一の有機溶媒を加えて濃縮することによりほぼ全量の
酢酸を留去する。本操作により反応液は同有機溶媒に置
換されるのでそのまま後工程の反応に供すればよく、一
方留出した酢酸は有機溶媒の混合液となっているので蒸
留により有機溶媒と分離し回収すればよい。
−αーアミノアルカンカルボン酸ー(S)ーNーαーア
ルキルベンジルアミドを反応させる方法としては、まず
酢酸と有機溶媒の混合溶媒に両者を添加する方法があげ
られるが、後者はオイルであるため以下の様に操作する
のが簡便である。即ち、D−αーアミノアルカンカルボ
ン酸ー(S)ーNーαーアルキルベンジルアミドを酢酸
を含む有機溶媒中に溶解したものにNー保護ーL−アス
パラギン酸無水物を添加する、あるいはNー保護ーL−
アスパラギン酸無水物の酢酸溶液あるいはスラリーにD
−αーアミノアルカンカルボン酸ー(S)ーNーαーア
ルキルベンジルアミドの有機溶媒溶液を添加する、ある
いはNー保護ーL−アスパラギン酸無水物の酢酸と有機
溶媒の混合溶媒溶液あるいはスラリーにD−αーアミノ
アルカンカルボン酸ー(S)ーNーαーアルキルベンジ
ルアミドの有機溶媒溶液あるいは酢酸を含む有機溶媒溶
液を添加する等があげられる。Nー保護ーL−アスパラ
ギン酸無水物及びD−αーアミノアルカンカルボン酸ー
(S)ーNーαーアルキルベンジルアミドの濃度には特
に制限はないが、あまり薄すぎると反応液の容量が大き
くなりすぎ好ましくないため通常0.05〜5.0モル
/Lが選択される。酢酸と有機溶媒の混合溶媒中の酢酸
の比率は容量比で通常5%〜95%、好ましくは5%〜
40%が選択される。Nー保護ーL−アスパラギン酸無
水物とD−αーアミノアルカンカルボン酸ー(S)ーN
ーαーアルキルベンジルアミドは通常等モル使用するが
もちろん片方が多くなっても特に反応に支障をきたすこ
とはない。反応温度としては溶媒の沸点以下であれば問
題ないが通常、ー30゜C〜100゜C、好ましくは0
゜C〜40゜Cが選択される。反応時間は反応温度及び
濃度に影響されるが通常1〜10時間が選択される。ま
た本反応にて使用した酢酸を以下のようにすれば容易に
回収可能である。即ち、反応液に反応に使用したものと
同一の有機溶媒を加えて濃縮することによりほぼ全量の
酢酸を留去する。本操作により反応液は同有機溶媒に置
換されるのでそのまま後工程の反応に供すればよく、一
方留出した酢酸は有機溶媒の混合液となっているので蒸
留により有機溶媒と分離し回収すればよい。
【0008】得られた反応液に水あるいは水と均一に混
合する溶媒であるメタノール、エタノール、ジメチルホ
ルムアミド、ジオキサン等を含む水を添加して2層とし
た後保護基を除去する。保護基がベンジルオキシカルボ
ニル基の場合は水性溶媒を添加した後、パラジウム炭素
(パラジウムの量は1モルのベンジルオキシカルボニル
基に対して1mg以上)を加え水素にて接触還元すれば
よい。反応温度は特に制限はないが通常10゜C〜70
゜Cで実施される。添加する水性溶媒量には特に制限は
ないが、あまり多すぎると容量が大きくなりすぎ好まし
くはないため、通常Nー保護ーL−アスパルチルーD−
αーアミノアルカンカルボン酸ー(S)ーNーαーアル
キルベンジルアミドの濃度として0.1〜10.0g/
dlが選択される。一方保護基が酸によって除去される
もの、例えばホルミル基、t−ブトキシカルボニル基、
ベンジリデン基等では通常、濃度として0.1規定以上
の酸濃度の水性溶媒(酸の量としては保護基にたいして
0.5倍モル以上)を添加して室温以上で処理すること
により容易に保護基を除去することが出来る。もちろん
水性溶媒をまず添加した後酸を加えてもよい。使用する
酸には制限はないが、通常価格あるいは手にはいり易さ
から塩酸あるいは硫酸が用いられる。反応時間は反応温
度に影響され、例えば室温では1〜3日が、70゜Cで
は1〜4時間が、また加熱還流下では5分〜1時間が選
択される。またトリフルオロアセチル基やフタリル基で
は塩基により除去されるので上記の酸を塩基に置き換え
ればよい。
合する溶媒であるメタノール、エタノール、ジメチルホ
ルムアミド、ジオキサン等を含む水を添加して2層とし
た後保護基を除去する。保護基がベンジルオキシカルボ
ニル基の場合は水性溶媒を添加した後、パラジウム炭素
(パラジウムの量は1モルのベンジルオキシカルボニル
基に対して1mg以上)を加え水素にて接触還元すれば
よい。反応温度は特に制限はないが通常10゜C〜70
゜Cで実施される。添加する水性溶媒量には特に制限は
ないが、あまり多すぎると容量が大きくなりすぎ好まし
くはないため、通常Nー保護ーL−アスパルチルーD−
αーアミノアルカンカルボン酸ー(S)ーNーαーアル
キルベンジルアミドの濃度として0.1〜10.0g/
dlが選択される。一方保護基が酸によって除去される
もの、例えばホルミル基、t−ブトキシカルボニル基、
ベンジリデン基等では通常、濃度として0.1規定以上
の酸濃度の水性溶媒(酸の量としては保護基にたいして
0.5倍モル以上)を添加して室温以上で処理すること
により容易に保護基を除去することが出来る。もちろん
水性溶媒をまず添加した後酸を加えてもよい。使用する
酸には制限はないが、通常価格あるいは手にはいり易さ
から塩酸あるいは硫酸が用いられる。反応時間は反応温
度に影響され、例えば室温では1〜3日が、70゜Cで
は1〜4時間が、また加熱還流下では5分〜1時間が選
択される。またトリフルオロアセチル基やフタリル基で
は塩基により除去されるので上記の酸を塩基に置き換え
ればよい。
【0009】保護基の除去が終了した後は有機層を分層
分離し、水層のpHを4.5〜5.5に調整した後、冷
却し析出したL−アスパルチルーD−αーアミノアルカ
ンカルボン酸ー(S)ーNーαーアルキルベンジルアミ
ドを濾取すれば良い。pH調整には通常使用する塩酸、
硫酸や炭酸水素ナトリウム、炭酸ナトリウム、水酸化ナ
トリウム、トリエチルアミン等の酸、塩基類で対応する
ことが出来る。晶析の温度に特に制限はないが収率の面
からは15゜C以下が好ましい。もちろん濾過母液を一
旦濃縮し、その後冷却することにより容易にL−アスパ
ルチルーD−αーアミノアルカンカルボン酸ー(S)ー
Nーαーアルキルベンジルアミドを回収することが出来
る。一連の本反応により目的とするL−アスパルチルー
D−αーアミノアルカンカルボン酸ー(S)ーNーαー
アルキルベンジルアミドの他にそのβ体が生成するが、
上記の晶析操作により容易に除去することが出来るのは
言うまでもない。
分離し、水層のpHを4.5〜5.5に調整した後、冷
却し析出したL−アスパルチルーD−αーアミノアルカ
ンカルボン酸ー(S)ーNーαーアルキルベンジルアミ
ドを濾取すれば良い。pH調整には通常使用する塩酸、
硫酸や炭酸水素ナトリウム、炭酸ナトリウム、水酸化ナ
トリウム、トリエチルアミン等の酸、塩基類で対応する
ことが出来る。晶析の温度に特に制限はないが収率の面
からは15゜C以下が好ましい。もちろん濾過母液を一
旦濃縮し、その後冷却することにより容易にL−アスパ
ルチルーD−αーアミノアルカンカルボン酸ー(S)ー
Nーαーアルキルベンジルアミドを回収することが出来
る。一連の本反応により目的とするL−アスパルチルー
D−αーアミノアルカンカルボン酸ー(S)ーNーαー
アルキルベンジルアミドの他にそのβ体が生成するが、
上記の晶析操作により容易に除去することが出来るのは
言うまでもない。
【0010】以下、実施例により本発明をさらに詳細に
説明する。
説明する。
【0011】
【実施例1】酢酸50mlにNーホルミルーL−アスパ
ラギン酸無水物7.16g(0.05モル)を添加して
得たスラリーにD−バリンーNー(S)ーエチルベンジ
ルアミド11.7g(0.05モル)をふくむトルエン
溶液250mlを室温下に攪拌しながら30分かけて添
加し、その後室温で1夜攪拌した。HPLCによる定量
によると反応液中には0.031モルのNーホルミルー
D−バリンーNー(S)−エチルベンジルアミド(D−
バリンーNー(S)ーエチルベンジルアミドに対し収率
62.0%)が生成していた。反応液に0.5規定塩酸
750mlを加え70゜Cで2時間加熱攪拌した。トル
エン層を分層により分離し、水層を室温に冷却した後、
15%炭酸ナトリウム水溶液にてpH5に調整した。水
を加えて液量を1100mlに調整した後、冷蔵庫に1
夜放置した。析出した結晶を濾取し、乾燥してL−アス
パルチルーD−バリンーNー(S)−エチルベンジルア
ミド8.39g(0.024モル)を得た。収率48.
0%対D−バリンーNー(S)ーエチルベンジルアミド
ラギン酸無水物7.16g(0.05モル)を添加して
得たスラリーにD−バリンーNー(S)ーエチルベンジ
ルアミド11.7g(0.05モル)をふくむトルエン
溶液250mlを室温下に攪拌しながら30分かけて添
加し、その後室温で1夜攪拌した。HPLCによる定量
によると反応液中には0.031モルのNーホルミルー
D−バリンーNー(S)−エチルベンジルアミド(D−
バリンーNー(S)ーエチルベンジルアミドに対し収率
62.0%)が生成していた。反応液に0.5規定塩酸
750mlを加え70゜Cで2時間加熱攪拌した。トル
エン層を分層により分離し、水層を室温に冷却した後、
15%炭酸ナトリウム水溶液にてpH5に調整した。水
を加えて液量を1100mlに調整した後、冷蔵庫に1
夜放置した。析出した結晶を濾取し、乾燥してL−アス
パルチルーD−バリンーNー(S)−エチルベンジルア
ミド8.39g(0.024モル)を得た。収率48.
0%対D−バリンーNー(S)ーエチルベンジルアミド
【0012】
【実施例2】酢酸50mlにNーホルミルーL−アスパ
ラギン酸無水物7.16g(0.05モル)を添加して
得たスラリーにD−αーアミノ酪酸ーNー(S)ーエチ
ルベンジルアミド11.0g(0.05モル)をふくむ
トルエン溶液250mlを室温下に攪拌しながら30分
かけて添加し、その後室温で1夜攪拌した。HPLCに
よる定量によると反応液中には0.035モルのNーホ
ルミルーD−αーアミノ酪酸ーNー(S)−エチルベン
ジルアミド(D−αーアミノ酪酸ーNー(S)ーエチル
ベンジルアミドに対し収率69.6%)が生成してい
た。反応液に1規定塩酸350mlを加え70゜Cで
1.5時間加熱攪拌した。トルエン層を分層により分離
し、水層を減圧下に250mlに濃縮後、室温で15%
炭酸ナトリウム水溶液にてpH5に調整した。水を加え
て400mlに調整した後、冷蔵庫に1夜放置した。析
出した結晶を濾取し、乾燥してL−アスパルチルーD−
アミノ酪酸ーNー(S)−エチルベンジルアミド9.0
6g(0.027モル)を得た。収率54.0%対D−
αーアミノ酪酸ーNー(S)ーエチルベンジルアミド
ラギン酸無水物7.16g(0.05モル)を添加して
得たスラリーにD−αーアミノ酪酸ーNー(S)ーエチ
ルベンジルアミド11.0g(0.05モル)をふくむ
トルエン溶液250mlを室温下に攪拌しながら30分
かけて添加し、その後室温で1夜攪拌した。HPLCに
よる定量によると反応液中には0.035モルのNーホ
ルミルーD−αーアミノ酪酸ーNー(S)−エチルベン
ジルアミド(D−αーアミノ酪酸ーNー(S)ーエチル
ベンジルアミドに対し収率69.6%)が生成してい
た。反応液に1規定塩酸350mlを加え70゜Cで
1.5時間加熱攪拌した。トルエン層を分層により分離
し、水層を減圧下に250mlに濃縮後、室温で15%
炭酸ナトリウム水溶液にてpH5に調整した。水を加え
て400mlに調整した後、冷蔵庫に1夜放置した。析
出した結晶を濾取し、乾燥してL−アスパルチルーD−
アミノ酪酸ーNー(S)−エチルベンジルアミド9.0
6g(0.027モル)を得た。収率54.0%対D−
αーアミノ酪酸ーNー(S)ーエチルベンジルアミド
【0013】
【実施例3】酢酸50mlにNーホルミルーL−アスパ
ラギン酸無水物7.16g(0.05モル)を添加して
得たスラリーにD−バリンーNー(S)ーエチルベンジ
ルアミド11.7g(0.05モル)をふくむトルエン
溶液250mlを室温下に攪拌しながら30分かけて添
加し、その後室温で1夜攪拌した。HPLCによる定量
によると反応液中には0.031モルのNーホルミルー
D−バリンーNー(S)−エチルベンジルアミド(D−
バリンーNー(S)ーエチルベンジルアミドに対し収率
62.0%)が生成していた。反応液に1規定塩酸75
0mlを加え70゜Cで2時間加熱攪拌した。トルエン
層を分層により分離し、水層を室温に冷却した後、15
%炭酸ナトリウム水溶液にてpH5に調整した。水を加
えて液量を1100mlに調整した後、冷蔵庫に1夜放
置した。析出した結晶を濾取し、乾燥してL−アスパル
チルーD−バリンーNー(S)−エチルベンジルアミド
8.64g(0.0247モル)を得た。収率49.4
%対D−バリンーNー(S)ーエチルベンジルアミド
ラギン酸無水物7.16g(0.05モル)を添加して
得たスラリーにD−バリンーNー(S)ーエチルベンジ
ルアミド11.7g(0.05モル)をふくむトルエン
溶液250mlを室温下に攪拌しながら30分かけて添
加し、その後室温で1夜攪拌した。HPLCによる定量
によると反応液中には0.031モルのNーホルミルー
D−バリンーNー(S)−エチルベンジルアミド(D−
バリンーNー(S)ーエチルベンジルアミドに対し収率
62.0%)が生成していた。反応液に1規定塩酸75
0mlを加え70゜Cで2時間加熱攪拌した。トルエン
層を分層により分離し、水層を室温に冷却した後、15
%炭酸ナトリウム水溶液にてpH5に調整した。水を加
えて液量を1100mlに調整した後、冷蔵庫に1夜放
置した。析出した結晶を濾取し、乾燥してL−アスパル
チルーD−バリンーNー(S)−エチルベンジルアミド
8.64g(0.0247モル)を得た。収率49.4
%対D−バリンーNー(S)ーエチルベンジルアミド
【0014】
【実施例4】酢酸20mlとトルエン30mlの混合溶
媒にNーベンジルオキシカルボニルーL−アスパラギン
酸無水物12.45g(0.05モル)を添加して得た
スラリーにD−バリンーNー(S)ーエチルベンジルア
ミド11.7g(0.05モル)をふくむトルエン溶液
250mlを室温下に攪拌しながら30分かけて添加
し、その後室温で5時間攪拌した。HPLCによる定量
によると反応液中には0.029モルのNーベンジルオ
キシカルボニルーD−バリンーNー(S)−エチルベン
ジルアミド(D−バリンーNー(S)ーエチルベンジル
アミドに対し収率57.6%)が生成していた。反応液
に水500mlと10%パラジウム炭素0.2gを加え
50゜Cで水素気流下で2時間接触還元した。トルエン
層を分層により分離した後、水層を15%炭酸ナトリウ
ム水溶液にてpH5に調整した。水を加えて液量を90
0mlに調整した後、冷蔵庫に1夜放置した。析出した
結晶を濾取し、乾燥してL−アスパルチルーD−バリン
ーNー(S)−エチルベンジルアミド8.16g(0.
0234モル)を得た。収率46.8%対D−バリンー
Nー(S)ーエチルベンジルアミド
媒にNーベンジルオキシカルボニルーL−アスパラギン
酸無水物12.45g(0.05モル)を添加して得た
スラリーにD−バリンーNー(S)ーエチルベンジルア
ミド11.7g(0.05モル)をふくむトルエン溶液
250mlを室温下に攪拌しながら30分かけて添加
し、その後室温で5時間攪拌した。HPLCによる定量
によると反応液中には0.029モルのNーベンジルオ
キシカルボニルーD−バリンーNー(S)−エチルベン
ジルアミド(D−バリンーNー(S)ーエチルベンジル
アミドに対し収率57.6%)が生成していた。反応液
に水500mlと10%パラジウム炭素0.2gを加え
50゜Cで水素気流下で2時間接触還元した。トルエン
層を分層により分離した後、水層を15%炭酸ナトリウ
ム水溶液にてpH5に調整した。水を加えて液量を90
0mlに調整した後、冷蔵庫に1夜放置した。析出した
結晶を濾取し、乾燥してL−アスパルチルーD−バリン
ーNー(S)−エチルベンジルアミド8.16g(0.
0234モル)を得た。収率46.8%対D−バリンー
Nー(S)ーエチルベンジルアミド
【0015】
【実施例5】酢酸30mlにNーホルミルーL−アスパ
ラギン酸無水物7.16g(0.05モル)を添加して
得たスラリーにD−バリンーNー(S)ーエチルベンジ
ルアミド11.7g(0.05モル)をふくむトルエン
溶液100mlを15゜Cで攪拌しながら90分かけて
添加し、その後室温で3時間攪拌した。HPLCによる
定量によると反応液中には0.030モルのNーホルミ
ルーD−バリンーNー(S)−エチルベンジルアミド
(D−バリンーNー(S)ーエチルベンジルアミドに対
し収率60.0%)が生成していた。反応液に0.5規
定塩酸500mlを加え30分間加熱還流した。トルエ
ン層を分層により分離し、水層を室温に冷却した後、1
5%炭酸ナトリウム水溶液にてpH5に調整した。水を
加えて液量を1000mlに調整した後、冷蔵庫に1夜
放置した。析出した結晶を濾取し、乾燥してL−アスパ
ルチルーD−バリンーNー(S)−エチルベンジルアミ
ド8.56g(0.0245モル)を得た。収率49.
0%対D−バリンーNー(S)ーエチルベンジルアミド
ラギン酸無水物7.16g(0.05モル)を添加して
得たスラリーにD−バリンーNー(S)ーエチルベンジ
ルアミド11.7g(0.05モル)をふくむトルエン
溶液100mlを15゜Cで攪拌しながら90分かけて
添加し、その後室温で3時間攪拌した。HPLCによる
定量によると反応液中には0.030モルのNーホルミ
ルーD−バリンーNー(S)−エチルベンジルアミド
(D−バリンーNー(S)ーエチルベンジルアミドに対
し収率60.0%)が生成していた。反応液に0.5規
定塩酸500mlを加え30分間加熱還流した。トルエ
ン層を分層により分離し、水層を室温に冷却した後、1
5%炭酸ナトリウム水溶液にてpH5に調整した。水を
加えて液量を1000mlに調整した後、冷蔵庫に1夜
放置した。析出した結晶を濾取し、乾燥してL−アスパ
ルチルーD−バリンーNー(S)−エチルベンジルアミ
ド8.56g(0.0245モル)を得た。収率49.
0%対D−バリンーNー(S)ーエチルベンジルアミド
【0016】
【実施例6】酢酸20mlとトルエン30mlの混合溶
媒にNーベンジルオキシカルボニルーL−アスパラギン
酸無水物12.45g(0.05モル)を添加して得た
スラリーにD−αーアミノ酪酸ーNー(S)ーエチルベ
ンジルアミド11.7g(0.05モル)をふくむトル
エン溶液200mlを室温下に攪拌しながら30分かけ
て添加し、その後室温で5時間攪拌した。HPLCによ
る定量によると反応液中には0.0327モルのNーベ
ンジルオキシカルボニルーD−αーアミノ酪酸ーNー
(S)−エチルベンジルアミド(D−αーアミノ酪酸ー
Nー(S)ーエチルベンジルアミドに対し収率65.3
%)が生成していた。反応液に水300mlと10%パ
ラジウム炭素0.2gを加え50゜Cで水素気流下で2
時間接触還元した。トルエン層を分層により分離した
後、水層を15%炭酸ナトリウム水溶液にてpH5に調
整した。水を加えて液量を350mlに調整した後、冷
蔵庫に1夜放置した。析出した結晶を濾取し、乾燥して
L−アスパルチルーD−αーアミノ酪酸ーNー(S)−
エチルベンジルアミド9.67(0.0288モル)を
得た。収率57.6%対D−αーアミノ酪酸ーNー
(S)ーエチルベンジルアミド
媒にNーベンジルオキシカルボニルーL−アスパラギン
酸無水物12.45g(0.05モル)を添加して得た
スラリーにD−αーアミノ酪酸ーNー(S)ーエチルベ
ンジルアミド11.7g(0.05モル)をふくむトル
エン溶液200mlを室温下に攪拌しながら30分かけ
て添加し、その後室温で5時間攪拌した。HPLCによ
る定量によると反応液中には0.0327モルのNーベ
ンジルオキシカルボニルーD−αーアミノ酪酸ーNー
(S)−エチルベンジルアミド(D−αーアミノ酪酸ー
Nー(S)ーエチルベンジルアミドに対し収率65.3
%)が生成していた。反応液に水300mlと10%パ
ラジウム炭素0.2gを加え50゜Cで水素気流下で2
時間接触還元した。トルエン層を分層により分離した
後、水層を15%炭酸ナトリウム水溶液にてpH5に調
整した。水を加えて液量を350mlに調整した後、冷
蔵庫に1夜放置した。析出した結晶を濾取し、乾燥して
L−アスパルチルーD−αーアミノ酪酸ーNー(S)−
エチルベンジルアミド9.67(0.0288モル)を
得た。収率57.6%対D−αーアミノ酪酸ーNー
(S)ーエチルベンジルアミド
【0017】
【実施例7】ギ酸6.0gと無水酢酸20.6gの混合
溶媒にL−アスパラギン酸13.3g(0.1モル)を
加え、50゜Cで4時間加熱攪拌した。反応液を20゜
Cに冷却後、析出したNーホルミルーL−アスパラギン
酸無水物結晶を濾取し、30mlのエチルエーテルで洗
浄した。乾燥後、10.8g(0.075モル)のNー
ホルミルーL−アスパラギン酸無水物を得た。この結晶
を酢酸75mlに加えてスラリーとし、これにD−バリ
ンーNー(S)ーエチルベンジルアミド16.4g
(0.07モル)を含むトルエン溶液700mlを15
゜Cで攪拌しながら40分かけて添加し、その後60゜
Cで1時間攪拌した。HPLCによる定量によると反応
液中には0.044モルのNーホルミルーD−バリンー
Nー(S)ーエチルベンジルアミド(D−バリンーNー
(S)ーエチルベンジルアミドに対し62.9%)が生
成していた。反応液に0.5規定塩酸1000mlを加
え、20分間加熱還流した。トルエン層を分層により分
離し、水層を40゜Cに冷却した後、15%炭酸ナトリ
ウムにてpH5に調整した。10゜Cで5時間攪拌した
後、析出した結晶を濾取し乾燥してL−アスパルチルー
D−バリンーNー(S)ーエチルベンジルアミド11.
65g(0.0333モル)をえた。収率47.6%対
D−バリンーNー(S)ーエチルベンジルアミド
溶媒にL−アスパラギン酸13.3g(0.1モル)を
加え、50゜Cで4時間加熱攪拌した。反応液を20゜
Cに冷却後、析出したNーホルミルーL−アスパラギン
酸無水物結晶を濾取し、30mlのエチルエーテルで洗
浄した。乾燥後、10.8g(0.075モル)のNー
ホルミルーL−アスパラギン酸無水物を得た。この結晶
を酢酸75mlに加えてスラリーとし、これにD−バリ
ンーNー(S)ーエチルベンジルアミド16.4g
(0.07モル)を含むトルエン溶液700mlを15
゜Cで攪拌しながら40分かけて添加し、その後60゜
Cで1時間攪拌した。HPLCによる定量によると反応
液中には0.044モルのNーホルミルーD−バリンー
Nー(S)ーエチルベンジルアミド(D−バリンーNー
(S)ーエチルベンジルアミドに対し62.9%)が生
成していた。反応液に0.5規定塩酸1000mlを加
え、20分間加熱還流した。トルエン層を分層により分
離し、水層を40゜Cに冷却した後、15%炭酸ナトリ
ウムにてpH5に調整した。10゜Cで5時間攪拌した
後、析出した結晶を濾取し乾燥してL−アスパルチルー
D−バリンーNー(S)ーエチルベンジルアミド11.
65g(0.0333モル)をえた。収率47.6%対
D−バリンーNー(S)ーエチルベンジルアミド
Claims (5)
- 【請求項1】 Nー保護ーL−アスパラギン酸無水物と
D−αーアミノアルカンカルボン酸ー(S)ーNーαー
アルキルベンジルアミドを酢酸の存在下に水と均一に混
合しない有機溶媒中で反応させた後、水性溶媒を加え、
2相系で保護基を除去、その後有機層を分離した後、水
層である水性溶媒中から晶析させることを特徴とするL
−アスパルチルーD−αーアミノアルカンカルボン酸ー
(S)ーNーαーアルキルベンジルアミドの製造法。 - 【請求項2】 保護基がベンジルオキシカルボニル基あ
るいはホルミル基である請求項1記載の方法。 - 【請求項3】 水と均一に混合しない有機溶媒がトルエ
ンである請求項1記載の方法。 - 【請求項4】 D−αーアミノアルカンカルボン酸ー
(S)ーNーαーアルキルベンジルアミドがD−バリン
ー(S)ーNーαーエチルベンジルアミドあるいはD−
αーアミノ酪酸ー(S)ーNーαーエチルベンジルアミ
ドである請求項1記載の方法 - 【請求項5】 保護基の除去法が、保護基がホルミル基
の場合に塩酸加水分解法である請求項1記載の方法。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6213704A JPH0873494A (ja) | 1994-09-07 | 1994-09-07 | L−アスパルチル−D−α−アミノアルカンカルボン酸−(S)−N−α−アルキルベンジルアミドの製造法 |
| EP95113923A EP0700927A1 (en) | 1994-09-07 | 1995-09-05 | A method of preparing L-aspartyl-D-alpha-aminoalkanecarboxylic acid-(S)-N-alpha-alkylbenzylamide |
| CA002157639A CA2157639A1 (en) | 1994-09-07 | 1995-09-06 | Method of preparing l-aspartyl-d-.alpha.-aminoalkanecarboxylic acid-(s)-n-.alpha.-alkylbenzylamide |
| CN95117151A CN1129705A (zh) | 1994-09-07 | 1995-09-07 | 一种制备L-天冬氨酰基-D-α-氨基链烷烃羧酸-(S)-N-α-烷基苄基酰胺的方法 |
| US08/524,812 US5616791A (en) | 1994-09-07 | 1995-09-07 | Method of preparing L-aspartyl-D-α-aminoalkane carboxylic acid-(S)-N-α-alkylbenzylamide |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6213704A JPH0873494A (ja) | 1994-09-07 | 1994-09-07 | L−アスパルチル−D−α−アミノアルカンカルボン酸−(S)−N−α−アルキルベンジルアミドの製造法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0873494A true JPH0873494A (ja) | 1996-03-19 |
Family
ID=16643611
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6213704A Pending JPH0873494A (ja) | 1994-09-07 | 1994-09-07 | L−アスパルチル−D−α−アミノアルカンカルボン酸−(S)−N−α−アルキルベンジルアミドの製造法 |
Country Status (5)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5616791A (ja) |
| EP (1) | EP0700927A1 (ja) |
| JP (1) | JPH0873494A (ja) |
| CN (1) | CN1129705A (ja) |
| CA (1) | CA2157639A1 (ja) |
Family Cites Families (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5646850A (en) * | 1979-09-27 | 1981-04-28 | Ajinomoto Co Inc | Method for reductive elimination of protecting group |
| DE3132450A1 (de) * | 1981-08-17 | 1983-02-24 | Hilti AG, 9494 Schaan | Bohrhammer mit fuehrungszylinder fuer das schlagwerk |
| US4508912A (en) | 1982-03-30 | 1985-04-02 | Ajinomoto Company, Incorporated | Process for producing N-carbobenzoxy-L-aspartic anhydride |
| JPS59175484A (ja) * | 1983-03-25 | 1984-10-04 | Ajinomoto Co Inc | N−ホルミルアスパラギン酸無水物の製造法 |
| JP3144430B2 (ja) * | 1991-08-27 | 2001-03-12 | 味の素株式会社 | 有機溶媒の分離方法 |
| US5286509A (en) | 1992-06-22 | 1994-02-15 | The Coca-Cola Company | L-aspartyl-D-α-aminoalkanoyl-(S)-N-alpha-alkylbenzyl amides useful as artificial sweeteners |
-
1994
- 1994-09-07 JP JP6213704A patent/JPH0873494A/ja active Pending
-
1995
- 1995-09-05 EP EP95113923A patent/EP0700927A1/en not_active Withdrawn
- 1995-09-06 CA CA002157639A patent/CA2157639A1/en not_active Abandoned
- 1995-09-07 US US08/524,812 patent/US5616791A/en not_active Expired - Fee Related
- 1995-09-07 CN CN95117151A patent/CN1129705A/zh active Pending
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| EP0700927A1 (en) | 1996-03-13 |
| CN1129705A (zh) | 1996-08-28 |
| CA2157639A1 (en) | 1996-03-08 |
| US5616791A (en) | 1997-04-01 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| CA1101845A (en) | Addition compound of dipeptide derivative and amino acid derivative | |
| EP0186378B1 (en) | Process for the preparation of n-formyl-alpha-aspartyl phenylalanine | |
| CN1035183C (zh) | 制备α-L-天冬氨酰-L-苯丙氨酸甲酯盐酸盐的方法 | |
| US6335461B1 (en) | Process for purification of aspartame derivative | |
| EP0256812B1 (en) | Process for separation of n-protected alpha-l-aspartyl-l-phenylalanines | |
| AU646556B2 (en) | Preparation process of alpha-aspartyl-L-phenylalanine methyl ester | |
| US4801732A (en) | Preparation process of α-L-aspartyl-L-phenylalanine methyl ester | |
| JPH0873494A (ja) | L−アスパルチル−D−α−アミノアルカンカルボン酸−(S)−N−α−アルキルベンジルアミドの製造法 | |
| KR910006286B1 (ko) | α-L-아스파르틸-L-페닐알라닌 메틸에스테르의 분리방법 | |
| FI88399C (fi) | L-aminodikarboxylestrar, en soetningskomposition som innehaoller dessa och ett foerfarande foer framstaellning av dessa | |
| JP3178092B2 (ja) | α−L−アスパルチル−L−フェニルアラニンメチルエステル塩酸塩の製造方法 | |
| KR890001852B1 (ko) | 아스파라긴산 펩타이드 화합물의 제조방법 | |
| JP2976609B2 (ja) | α−L−アスパルチル−L−フェニルアラニンメチルエステル又はその塩酸塩の製造法 | |
| JPH04346996A (ja) | α−L−アスパルチル−L−フェニルアラニンメチルエステル塩酸塩の製造法 | |
| JP2970109B2 (ja) | α−L−アスパルチル−L−フェニルアラニンメチルエステル溶液の濃縮方法 | |
| JPH0730049B2 (ja) | ジケトピペラジン誘導体の製造方法 | |
| JP2647439B2 (ja) | N−保護−α−L−アスパルチル−L−フェニルアラニンメチルエステルの製造方法 | |
| JPH01242597A (ja) | N−保護−α−L−アスパルチル−L−フェニルアラニンメチルエステルの製造方法 | |
| EP0300450A2 (en) | Method for producing alpha-L-aspartyl-L-phenylalanine methyl ester hydrochloride | |
| JPWO2001047949A1 (ja) | アスパルテーム誘導体の結晶 | |
| JPS585038B2 (ja) | ジペプチドエステルの製造方法 | |
| JPH0751596B2 (ja) | α−L−アスパルチル−L−フエニルアラニンメチルエステルまたはその塩酸塩の製造方法 | |
| JPH0215095A (ja) | N−保護−α−L−アスパルチル−L−フェニルアラニンメチルエステルの製造方法 | |
| JP2001106697A (ja) | 高純度アスパルテーム誘導体の製造方法及びその結晶 | |
| JPH0232096A (ja) | N−ベンジルオキシカルボニル―αーL―アスパルチル―L―フェニルアラニンメチルエステルの製造方法 |