JPH0876136A - 液晶表示装置 - Google Patents

液晶表示装置

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JPH0876136A
JPH0876136A JP6214785A JP21478594A JPH0876136A JP H0876136 A JPH0876136 A JP H0876136A JP 6214785 A JP6214785 A JP 6214785A JP 21478594 A JP21478594 A JP 21478594A JP H0876136 A JPH0876136 A JP H0876136A
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達久 藤井
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貢 片山
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智秀 大平
Tatsunori Fumikura
辰紀 文倉
Hitomi Madokoro
比止美 間所
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Abstract

(57)【要約】 【構成】電極基板12上にそれぞれ平行に配線した複数
本の表示用電極2と、電極基板12の端部に引き出さ
れ、TCPに接続される各電極2の端子3とを有し、電
極2のピッチより端子3のピッチが狭く、各電極2と各
端子3とを接続する引き出し配線とを有し、この引き出
し配線が、電極2からそのまま延長した部分と、端子3
からそのまま延長した部分と、2つの延長した部分をそ
れぞれ接続し、それぞれほぼ平行な斜め直線配線1とか
らなり、前記引き出し配線の配線抵抗がそれぞれほぼ等
しくなるように、2つの延長した部分の長さと、斜め直
線配線1の幅とを調整して形成した構成。 【効果】引き出し配線の面積使用効率が高く、短くて低
抵抗の引き出し配線を有する液晶表示装置を提供するこ
とができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、単純マトリクス方式ま
たはアクティブ・マトリクス方式の液晶表示装置に係
り、特に、液晶表示素子の電極を駆動素子と接続するた
めの引き出し配線を有する液晶表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】液晶表示装置は、例えば、表示用透明画
素電極と配向膜等をそれぞれ積層した面が対向するよう
に所定の間隙を隔てて2枚の透明ガラスからなる絶縁基
板(電極基板と称す)を重ね合せ、該両基板間の縁周囲
部に枠状に設けたシール材により、両基板を貼り合せる
と共に、シール材の一部に設けた液晶封入口から両基板
間のシール材の内側に液晶を封入、封止し、さらに両基
板の外側に偏光板を設けてなる液晶表示素子(すなわ
ち、液晶表示部;液晶表示パネル;LCD:リキッド
クリスタル ディスプレイ)と、液晶表示素子の下に配
置され、液晶表示素子に光を供給するバックライトと、
液晶表示素子の外周部の外側に配置された液晶表示素子
の駆動用回路基板と、これらの各部材を保持するモール
ド成形品である枠状体と、これらの各部材を収納し、液
晶表示窓があけられた金属製フレーム等を含んで構成さ
れている。
【0003】なお、液晶表示素子と駆動用回路基板と
は、例えば、液晶表示素子駆動用の半導体集積回路チッ
プを搭載したテープキャリアパッケージ(以下、TCP
と記す)により電気的に接続されている。さらに詳しく
いうと、回路基板の多数の出力端子とTCPの多数の入
力端子(入力側アウターリード)とは半田付けにより接
続され、TCPの多数の出力端子(出力側アウターリー
ド)と表示用電極に接続される液晶表示素子の多数の入
力端子(液晶表示素子を構成する一方の透明ガラス基板
すなわち電極基板面上の端部に配列形成されている)と
は異方性導電膜により接続されている。また、TCPに
搭載された半導体集積回路チップの多数の入力端子は、
TCPの多数の出力側インナーリードと接続され、他
方、半導体集積回路チップの多数の出力端子は、TCP
の多数の入力側インナーリードと接続されている。
【0004】なお、このような液晶表示装置が記載され
た文献としては、例えば特開昭61−214548号、
実開平2−13765号公報等が挙げられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図16は、従来の液晶
表示素子を構成する電極基板上に形成された配線の一
部、すなわち、表示用電極と、TCPの電極との接続用
端子、および両者をつなぐ引き出し配線を示す要部概略
平面図である。
【0006】12は液晶表示素子(ここでは図示せず。
図11、図14の符号62参照)を構成する一方の透明
ガラスからなる絶縁基板で構成される電極基板、21
8は電極基板12の面上に形成され、透明導電膜から
なり、平行に配線され、画素を構成する表示用電極、3
1〜38は駆動素子であるTCP(ここでは図示せず。図
10、図11の符号10参照)の電極(前記出力側アウ
タリード)と接続される端子(接続用電極、すなわち、
入力端子)、11〜18は表示用電極2と端子3とを接続
する端子引き出し配線である斜め直線配線、71はTC
Pをこの電極基板12上に実装する際のTCPの位置合
せ用マーク、72は電極基板12に実装される1個のT
CPに対応する端子群の中心線、52はシール材が設け
られる部分である。
【0007】液晶表示素子を構成する電極基板12で
は、平行に配線された表示用電極2の配列ピッチより
も、TCPの電極の配列ピッチの方が通常狭く、すなわ
ち、そのTCPの電極と接続される端子3のピッチの方
が狭く形成されている。したがって、表示用電極2と端
子3とを接続する引き出し配線は、斜め直線配線1とな
る。図16に示すように、従来の引き出し配線では、斜
め直線配線1の(表示用電極2または端子3に対する)
角度と、斜め直線配線1の幅の両者を調整して、引き出
し配線の配線抵抗がそれぞれ等しくなるようにそろえて
いた。このような引き出し配線は、放射状配線と称され
る。
【0008】このような従来技術では、以下のような問
題がある。
【0009】すなわち、電極基板12における引き出
し配線の面積使用効率(配線効率)が低く、引き出し配
線の長さが長くなり、配線抵抗が大きくなるという問題
があった。引き出し配線を短くしようとすると、引き出
し配線のクリアランス(間隔)を取るために、引き出し
配線の幅を狭くしなければならないため、配線抵抗が大
きくなるという問題がある。なお、現状では、引き出し
配線の配線抵抗は、例えば500〜1kΩとなってい
る。駆動用半導体ICチップの出力抵抗の500〜70
0Ωに比較すると大きい。
【0010】また、電極基板12の端部上に1列に並
んで複数個設置されるTCPの端子(電極)と接続され
る端子3群の間の間隔が空いているため、例えばITO
(インジウム−チン−オキサイド;ネサ)膜からなる端
子3の膜厚により、端子3のある部分とない部分とで高
さの差ができる。ITOの膜厚は0.2〜0.3μmと
厚い。これにより、液晶表示素子の量産時に、表示用電
極2上に形成する配向膜に配向処理(ラビング)を行う
ラビングローラにこの形状が転写され、このラビングロ
ーラを用いて配向処理を行うと、配向膜にラビング筋む
らが生じてしまい、この結果、表示品質が低下するとい
う問題がある。
【0011】また、引き出し配線の斜め直線配線1を
放射線状に配線するため、図16に示すように、斜め直
線配線1間の間隔が表示用電極2から端子3に向かって
狭くなるという不均一が生じる。この結果、完成した液
晶表示素子のシール材52の内側(液晶が介在する側)
で、表示部(点灯部)の外側の非点灯部である、いわゆ
る額縁部と称される部分の本来、均一な黒となるべきと
ころに、不均一な濃淡むらができてしまうという問題が
ある。
【0012】さらに、表示部の複数本の表示用電極2
は等間隔で平行に配線されているため、配線密度が均一
であるのに対して、で述べたように放射線状の斜め直
線配線1は配線密度が均一ではないため、特に、STN
(スーパーツイステッドネマチック)−LCDのよう
に、両電極基板間の高精度のギャップ(±0.1μm)
が必要な液晶表示装置では、そのギャップを出すための
スペーサが機能する有効密度が大きく影響する。したが
って、従来の放射線状の斜め直線配線1では、一般に配
線密度が表示部より低いので、前記額縁部のギャップ変
動に起因する色むらが生じる。すなわち、既述のように
透明電極は、通常、その膜厚が0.2〜0.3μmと厚
いITO膜からなる。上下電極基板のITO膜からなる
表示用電極2および斜め直線配線1がスペーサを支える
ため、電極がない部分のスペーサはフリーとなり、ギャ
ップ制御が効かないという問題がある。
【0013】なお、このような技術が記載された文献と
しては、例えば特開平3−289626号、特開平4−
70627号、特開平4−170522号、特開平4−
369622号、特開平5−127181号公報等が挙
げられる。
【0014】本発明の第1の目的は、引き出し配線の面
積使用効率が高く、短くて低抵抗の引き出し配線を有す
る液晶表示装置を提供することにある。
【0015】本発明の第2の目的は、表示部においてラ
ビング筋むらが生じない液晶表示装置を提供することに
ある。
【0016】本発明の第3の目的は、額縁部において不
均一な濃淡むらがなく、均一な黒の非点灯領域を有する
液晶表示装置を提供することにある。
【0017】本発明の第4の目的は、両基板間のギャッ
プを良好に制御することができ、色むらが生じない液晶
表示装置を提供することにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】前記第1の目的を達成す
るために、本発明は、基板上にそれぞれ平行に配線され
た複数本の電極と、前記基板の端部に引き出され、か
つ、駆動素子に接続される前記各電極の端子とを有し、
前記電極のピッチと前記端子のピッチとが異なり、か
つ、前記各電極と前記各端子とを接続する引き出し配線
とを有する液晶表示素子を含んでなる液晶表示装置にお
いて、前記引き出し配線が、前記電極からそのまま延長
した部分と、前記端子からそのまま延長した部分と、前
記2つの延長した部分をそれぞれ接続し、かつ、それぞ
れほぼ平行な斜め直線配線とからなり、かつ、前記引き
出し配線の配線抵抗がそれぞれほぼ等しくなるように、
前記2つの延長した部分の長さと、前記斜め直線配線の
幅とを調整して形成したことを特徴とする。
【0019】また、本発明は、絶縁基板上にそれぞれ平
行に配線された複数本の電極と、前記絶縁基板の端部に
引き出され、かつ、駆動素子に接続される前記各電極の
端子とを有し、前記電極のピッチよりも前記端子のピッ
チの方が小さく、かつ、前記各電極と前記各端子とを接
続する斜め直線配線とを有する液晶表示素子を含んでな
る液晶表示装置において、前記電極からそのまま延長し
た部分と前記端子からそのまま延長した部分とを、前記
電極または前記端子に対する角度がほぼ等しい前記斜め
直線配線によりそれぞれ接続し、前記2つの延長した部
分と前記斜め直線配線とを含めた配線抵抗がそれぞれほ
ぼ等しくなるように、前記2つの延長した部分の長さ
と、前記斜め直線配線の幅とを計算し、形成したことを
特徴とする。
【0020】また、隣接する前記電極からそのまま延長
した部分どうしの間隔の長さがほぼ等しいことを特徴と
する。
【0021】また、隣接する前記斜め直線配線どうしの
間隔の長さがほぼ等しいことを特徴とする。
【0022】また、前記第2〜第4の目的を達成するた
めに、本発明は、前記基板上に複数個の前記駆動素子が
前記端子と接続されて並んで実装され、各駆動素子に接
続される複数個の前記端子からなる端子群が、前記端子
どうしの第1の間隔より広い第2の間隔を隔てて前記基
板上に配置され、前記第2の間隔を隔てた箇所に第1の
ダミー電極を形成したことを特徴とする。
【0023】また、前記第1のダミー電極が、前記端子
とほぼ等しいピッチおよびほぼ等しい幅で、かつ、前記
端子とほぼ平行に形成した少なくとも1本のダミー平行
電極を含むことを特徴とする。
【0024】また、前記第1のダミー電極が、隣接する
前記端子群の最も外側の前記斜め直線配線の間に形成し
た前記斜め直線配線とほぼ平行なダミー斜め直線電極を
含むことを特徴とする。
【0025】また、前記第1のダミー電極が、前記端子
とほぼ等しいピッチおよびほぼ等しい幅で、かつ、前記
端子とほぼ平行に形成した複数本のダミー平行電極と、
隣接する前記端子群の最も外側の前記斜め直線配線の間
に形成した両側の前記斜め直線配線とそれぞれほぼ平行
な少なくとも2本のダミー斜め直線電極とからなること
を特徴とする。
【0026】また、前記第3、第4の目的を達成するた
めに、本発明は、隣接する前記端子または前記端子から
そのまま延長した部分との間に、第2のダミー電極を形
成したことを特徴とする。
【0027】また、前記第2のダミー電極と、その両側
の前記端子または前記端子からそのまま延長した部分と
の間隔の長さがそれぞれほぼ等しいことを特徴とする。
【0028】また、前記第2のダミー電極と、その両側
の前記端子または前記端子からそのまま延長した部分と
の間隔の長さがそれぞれほぼ等しく、かつ、その間隔の
長さは、隣接する前記斜め直線配線どうしの間隔の長さ
とほぼ等しいことを特徴とする。
【0029】また、前記第1、第2のダミー電極が、前
記端子と同一の少なくとも1層の材料層を含んでなるこ
とを特徴とする。
【0030】さらに、2枚の前記基板のうち、一方の前
記基板の端部に形成した前記端子と前記引き出し配線と
前記ダミー電極の少なくとも一部を、他方の前記基板の
対向する面に形成したことを特徴とする。
【0031】
【作用】上記のようにして引き出し配線を形成すること
により、引き出し配線の面積使用効率(配線効率)を向
上することができるため、引き出し配線の長さを短くす
ることができるので、従来500〜1kΩあった配線抵
抗を約30〜40%低減することができる。また、その
低減分を駆動用半導体ICチップのオン抵抗の余裕とし
てもたせることができるので、半導体ICチップの寸法
を縮小することができる。さらに、引き出し配線の長さ
を従来より短くすることができるので、液晶表示素子の
寸法を小さくすることができる。この結果、製造コスト
を低減することができる。さらに、配線抵抗の低減によ
り、液晶を駆動する波形のなまりやクロストークの歪み
を低減することができるため、シャドウイング(輝度む
ら)を低減することができ、表示品質を向上することが
できる。
【0032】また、電極基板の端部上に1列に並んで複
数個設置されるTCPと接続される端子群の間の広い間
隔が空いた部分に、前記第1のダミー電極を設けたの
で、表示用電極上に形成する配向膜に配向処理(ラビン
グ)を行うラビングローラに、端子のある部分とない部
分との凹凸形状が転写され、配向膜にラビング筋むらが
生じ、表示品質が低下するのを防止することができる。
また、前記第1のダミー電極により、TCP間の凹部を
なくすことができるので、上下両基板間のギャップを均
一にすることができる。
【0033】また、複数本の端子間のすき間に第2のダ
ミー電極を設けたので、額縁部の各端子間のすき間から
光漏れが生じるのを防止することができる。また、端子
と該端子をそのまま延長した部分の面内密度が均一とな
り、上下両基板間のギャップを均一にすることができ
る。また、放射線状の従来の斜め直線配線の不均一性に
起因する、本来均一な黒となるべき額縁部の不均一な濃
淡むらの発生を防止することができ、額縁部を均一な黒
にすることができるので、表示品質を向上することがで
きる。
【0034】さらに、前記第1および第2のダミー電極
を設けたので、額縁部におけるギャップを均一にするこ
とができるので、額縁部のギャップ変動に起因する色む
らが生じず、表示品質を向上することができる。
【0035】なお、上記の特開平3−289626号、
特開平4−70627号、特開平4−170522号、
特開平4−369622号、特開平5−127181号
公報には、上記の本発明の思想、構成、作用、効果は一
切記載されていない。
【0036】
【実施例】以下、図面を用いて本発明の実施例について
詳細に説明する。
【0037】図11は、液晶表示素子62と、この液晶
表示素子62を駆動するための駆動回路と、光源をコン
パクトに一体にまとめた液晶表示モジュール63を示す
分解斜視図である。
【0038】液晶表示素子62を駆動する半導体ICチ
ップ34を実装したTCP10は、中央に液晶表示素子
62を嵌め込むための窓部を備え、液晶駆動用の回路が
形成された枠状体のプリント回路基板35に搭載され
る。液晶表示素子62を嵌め込んだプリント回路基板3
5はプラスチックモールドで形成された枠状体42の窓
部に嵌め込まれ、これに金属製フレーム41を重ね、そ
の爪43を枠状体42に形成されている切込み44内に
折り曲げることによりフレーム41を枠状体42に固定
する。
【0039】液晶表示素子62の上下端に配置される冷
陰極蛍光管36、この冷陰極蛍光管36からの光を液晶
表示セル60に均一に照射させるためのアクリル板から
なる導光体37、金属板に白色塗料を塗布して形成され
た反射板38、導光体37からの光を拡散する乳白色の
拡散板39が図11の順序で、枠状体42の裏側からそ
の窓部に嵌め込まれる。冷陰極蛍光管36を点灯するた
めのインバータ電源回路(図示せず)は枠状体42の右
側裏部に設けられた凹部(図示せず。反射板38の凹所
45に対向する位置にある。)に収納される。拡散板3
9、導光体37、冷陰極蛍光管36および反射板38
は、反射板38に設けられている舌片46を枠状体42
に設けられている小口47内に折り曲げることにより固
定される。
【0040】図12は、液晶表示モジュール63を表示
部に使用したラップトップパソコンのブロックダイアグ
ラム、図13は、液晶表示モジュール63をラップトッ
プパソコン64に実装した状態を示す図である。このラ
ップトップパソコン64においては、マイクロプロセッ
サ49で計算した結果を、コントロール用LSI48を
介して液晶駆動用半導体ICチップ34で液晶表示モジ
ュール63を駆動するものである。
【0041】図14は、液晶表示素子62の要部斜視図
である。
【0042】図14において、液晶層50を挟持する2
枚の上、下電極基板11、12間で液晶分子がねじれた
らせん状構造をなすように配向させるには、例えばガラ
スからなる透明な上、下電極基板11、12上の、液晶
に接する、例えばポリイミドからなる有機高分子樹脂か
らなる配向膜21、22の表面を、例えば布などで一方
向にこする方法、いわゆるラビング法が採られている。
このときのこする方向、すなわちラビング方向、上電極
基板11においてはラビング方向66、下電極基板12
においてはラビング方向67が液晶分子の配列方向とな
る。このようにして配向処理された2枚の上、下電極基
板11、12をそれぞれのラビング方向66、67が互
いにほぼ180度から360度で交叉するように間隙d
1をもたせて対向させ、2枚の電極基板11、12を液
晶を注入するための切欠け部、すなわち、液晶封入口5
1を備えた枠状のシール材52により接着し、その間隙
に正の誘電異方性をもち、旋光性物質を所定量添加され
たネマチック液晶を封入すると、液晶分子はその電極基
板間で図中のねじれ角θ2のらせん状構造の分子配列を
する。なお31、32はそれぞれ例えば酸化インジウム
またはITOからなる透明な上、下電極である(下電極
32は図1の21〜28に相当する)。このようにして構
成された液晶セル60の上電極基板11の上側に複屈折
効果をもたらす部材(以下複屈折部材と称す。藤村他
「STN−LCD用位相差フィルム」、雑誌電子材料1
991年2月号第37−41頁)40が配設されてお
り、さらに、この部材40および液晶セル60を挟んで
上、下偏光板15、16が設けられる。
【0043】液晶50における液晶分子のねじれ角θ2
は180度から360度の範囲の値を採り得るが、好ま
しくは200度から300度であるが、透過率−印加電
圧カーブのしきい値近傍の点灯状態が光を散乱する配向
となる現象を避け、優れた時分割特性を維持するという
実用的な観点からすれば、230度から270度の範囲
がより好ましい。この条件は基本的には電圧に対する液
晶分子の応答をより敏感にし、優れた時分割特性を実現
するように作用する。また優れた表示品質を得るために
は液晶層50の屈折率異方性Δn1とその厚さd1の積Δ
1・d1は好ましくは0.5μmから1.0μm、より好
ましくは0.6μmから0.9μmの範囲に設定すること
が望ましい。
【0044】複屈折部材40は液晶セル60を透過する
光の偏光状態を変調するように作用し、液晶セル60単
体では着色した表示しかできなかったものを白黒の表示
に変換するものである。このためには複屈折部材40の
屈折率異方性Δn2とその厚さd2の積Δn2・d2が極め
て重要で、好ましくは0.4μmから0.8μm、より好
ましくは0.5μmから0.7μmの範囲に設定する。
【0045】さらに、この液晶表示素子62は複屈折に
よる楕円偏光を利用しているので偏光板15、16の軸
と、複屈折部材40として一軸性の透明複屈折板を用い
る場合はその光学軸と、液晶セル60の電極基板11、
12の液晶配列方向6、7との関係が極めて重要であ
る。
【0046】図15は、カラーフィルタを有する液晶表
示素子の上電極基板部の一例の一部切欠斜視図である。
【0047】図15に示す如く、上電極基板11上に
赤、緑、青のカラーフィルタ33R、33G、33B、
各フィルター同志の間に光遮光膜33Dを設けることに
より、多色表示が可能になる。
【0048】なお、図15においては、各フィルタ33
R、33G、33B、光遮光膜33Dの上に、これらの
凹凸の影響を軽減するため絶縁物からなる平滑層23が
形成された上に上電極31、配向膜21が形成されてい
る。
【0049】実施例1 図1は、本発明の実施例1の液晶表示素子を構成する電
極基板の部分平面図であり、本発明による最適アルゴリ
ズムによって作製した電極基板に実装される1個のTC
Pに対応する端子群の中心線から右側の引き出し配線の
一部を示す概略平面図である。なお、駆動素子である1
個のTCP(テープキャリアパッケージ)の電極数は、
通常、80〜160本程度あるが、実施例では8本に図
示省略した。本数は異なっても、本発明による引き出し
配線の構成はそのまま適用することができる。また、図
7(A)に図1の約4倍の範囲の平面図を示す。
【0050】12は液晶表示素子(ここでは図示せず。
図11、図14の符号62参照)を構成する一方の透明
ガラスからなる絶縁基板で構成される電極基板、21
8は電極基板12の面上に形成され、透明導電膜から
なり、平行に配線され、画素を構成する表示用電極(図
8、図14では符号32で示す)、31〜38はTCP
(ここでは図示せず。図10、図11の符号10参照)
の電極(前記出力側アウタリード)と接続される端子
(接続用電極、すなわち、入力端子)、11〜18は表示
用電極2と端子3とを接続する端子引き出し配線の一部
である斜め直線配線、71はTCPをこの電極基板12
上に実装する際のTCPの位置合せ用マーク、72は電
極基板12に実装される1個のTCPに対応する端子群
の中心線、52はシール材が設けられる部分である。
【0051】電極基板12上にそれぞれ平行に配線され
た複数本の表示用電極2のピッチよりも、電極基板12
の端部に引き出され、TCPに接続される各表示用電極
2の端子3のピッチの方が狭く、したがって、両者を接
続する引き出し配線1が必要となる。引き出し配線は、
表示用電極2からそのまま延長した部分と、端子3から
そのまま延長した部分と、この2つの延長した部分をそ
れぞれ接続し、表示用電極2、端子3に対する角度θが
等しい、すなわち、それぞれ平行な斜め直線配線1とか
らなり、この引き出し配線の配線抵抗がそれぞれ等しく
なるように、2つの延長した部分の長さと、斜め直線配
線1の幅とを計算し、形成する。
【0052】配線を行うための基本的な条件は、以下の
4つである。
【0053】すべての斜め直線配線1は、角度θ(中
心線72より左側は−θ)の平行線とする。中心線72
に対して線対称である。角度θは、例えば25〜50°
である。
【0054】斜め直線配線1間の距離は、すべて配線
ルールdLCDとする。余裕は取らない。
【0055】端子3は延長部を含めて全長にわたり幅
が等しい。端子3と表示用電極2とは平行(液晶表示素
子の電極基板12のその端子引き出し端部に対して垂
直)である。端子3間の距離は、TCP圧着ルールd
TCPとする。
【0056】表示用電極2は延長部を含めて全長にわ
たり幅が等しい。表示用電極2間の距離は、TCP圧着
ルールdLCDとする。
【0057】以下、図2と図3を用いて、引き出し配線
1の構成について詳細に説明する。
【0058】配線のアルゴリズムは、以下の手順であ
る。
【0059】(1)まず、中心線72から右側1本目の
引き出し配線は、表示用電極21と端子31とをそのまま
直線状に接続する(図2参照)。
【0060】(2)表示用電極21の端部C1を起点にし
て任意の角度θの線を引く。
【0061】(3)C1からの角度θの延長線と端子3
の延長線との交点をB1とする。
【0062】(4)端子32の延長線と、線分B1−C1
との距離がdLCDとなるA2を求める。
【0063】(5)A2を起点にして角度θの線(線分
1−C1と平行な線)を引き、表示用電極22との延長
線との交点をD2とする。
【0064】(6)斜め直線配線11の幅w1を任意に決
める。
【0065】(7)線分A2−D2との距離がw2となる
(線分A2−D2と平行な)線を引き、その線と端子32
の延長線との交点をB2とし、表示用電極22の延長線と
の交点をC2とする。
【0066】(8)線分A1−B1の中点をE1、線分D1
−C1の中点をF1、線分A2−B2の中点をE2、線分D2
−C2の中点をF2とし、E1とE2とのy軸上の距離をl
1、線分E1−F1の長さをm1、同様に線分E2−F2の長
さをm2、F2のy軸成分をP2とする。
【0067】(9)次に示す計算式が成り立つように、
引き出し配線の斜め直線配線12の幅w2を求める。つま
り、1本目と2本目の引き出し配線の配線抵抗が等しく
なるような条件でw2を決める。WTCPは、TCPの電極
の幅に対応して決定される端子3の幅、WLCDは、表示
用電極2の幅、Rsqは、電極配線材料のシート抵抗(Ω
/□)である。
【0068】
【数1】
【0069】(10)前記計算式によって求めたw2
決まる、B2とC2とを最終的な座標とする。
【0070】(11)以上で、1本目と2本目の引き出
し配線が決定した。
【0071】(12)次に、3本目の引き出し配線を決
めるにあたっては、前記(2)から(10)と同様に行
えばよい。ただし、斜め直線配線13の幅w3を求める計
算式は、次の計算式を使う。
【0072】
【数2】
【0073】(13)以下、これを繰り返し、順次n本
目の引き出し配線まで求める。斜め直線配線1nの幅wn
を求めるには、次の計算式を使う。
【0074】
【数3】
【0075】(14)最後のn本目の引き出し配線まで
の座標An、Bn、En、Dnが決まると、次の計算式か
ら、n本目の引き出し配線の配線抵抗Rを求める。
【0076】
【数4】
【0077】(15)n本目の引き出し配線の座標Bn
が全体の斜め直線配線パターンのy軸高さを決める。す
なわち、1本目〜n−1本目までの引き出し配線におい
ては、Bnに合せて端子31〜3n-1を延長する。そうす
ると、1本目〜n本目までの引き出し配線の配線抵抗は
すべて等しくRとなる。
【0078】(16)最後に、角度θを変数として数値
計算を行い、配線抵抗Rを最小とする角度θを求める。
このときの1本目〜n本目までの引き出し配線の座標A
1、B1、E1、D1〜An、Bn、En、Dnまでを図形化す
る。
【0079】なお、1本目の引き出し配線の座標A1
1、E1、D1は、次の計算式により求められる。
【0080】
【数5】
【0081】また、1本目の引き出し配線の座標A1
1、E1、D1の詳細な計算式を次に示す。
【0082】
【数6】
【0083】また、2本目の引き出し配線の座標A2
2、E2、D2は、次の計算式により求められる。
【0084】
【数7】
【0085】また、2本目の引き出し配線の座標A2
2、E2、D2の詳細な計算式を次に示す。
【0086】
【数8】
【0087】また、n本目の引き出し配線の座標An
n、En、Dnは、次の計算式により求められる。
【0088】
【数9】
【0089】また、n本目の引き出し配線の座標An
n、En、Dnの詳細な計算式を次に示す。
【0090】
【数10】
【0091】上記のようにして形成した引き出し配線で
は、引き出し配線の面積使用効率(配線効率)を向上す
ることができるので、引き出し配線の長さを短くするこ
とができるため、従来500〜1kΩあった配線抵抗を
30〜40%低減することができる。また、その低減分
を駆動用半導体ICチップのオン抵抗の余裕としてもた
せることができるので、半導体ICチップの寸法を縮小
することができる。また、引き出し配線の長さを従来よ
り短くすることができるので、液晶表示素子の寸法を小
さくすることができる。この結果、製造コストを低減す
ることができる。さらに、配線抵抗の低減により、液晶
を駆動する波形のなまりやクロストークの歪みを低減す
ることができるため、シャドウイング(輝度むら)を低
減することができ、表示品質を向上することができる。
【0092】実施例2 図4は、本発明の実施例2の電極基板の引き出し配線部
の要部平面図である。なお、図7(B)に図4の約4倍
の範囲の平面図を示す。
【0093】本実施例では、実施例1の構成に追加し
て、電極基板12の端部上に1列に並んで複数個設置さ
れるTCP(図10、図11の符号10参照)との接続
用の端子3群(図7(B)の符号30参照)に対応する
端子3群間のスペースに、ダミー電極4が設けてある。
このダミー電極4は、前記スペースを埋めるような図示
のような形状、すなわち、端子3と等しいピッチで等し
い幅の平行電極4aと、斜め直線電極4bとにより構成
してある。斜め直線電極4bは、端子3群の最も外側の
隣り合う各端子3の斜め直線配線1の間に、該斜め直線
配線1と等しい角度、等しいピッチで設けてある。な
お、本実施例では、ダミー電極4はITO膜からなり、
電気的にはフローティングである。
【0094】従来は、複数個設置されるTCPと接続さ
れる端子3群の間の間隔が空いているため、例えば0.
2〜0.3μmと厚いITO膜からなる端子3の膜厚に
より、端子3のある部分とない部分とで高さの差がで
き、液晶表示素子の量産時に、表示用電極2上に形成す
る配向膜に配向処理(ラビング)を行うラビングローラ
にこの形状が転写され、このラビングローラを用いて配
向処理を行うと、配向膜にラビング筋むらが生じてしま
い、表示品質が低下するという問題があったが、本実施
例では、TCP間(端子3群間)のスペースをダミー電
極4で埋めることによって、該スペースをその両側と等
しい凹凸条件、すなわち、ラビング条件とすることがで
きるので、従来のように配向膜にラビング筋むらが生じ
ず、表示品質を向上することができる。また、TCP間
のスペースにダミー電極4を設けることにより、TCP
間の約0.2μmの凹部をなくすことができるので、上
下両基板間のギャップを均一にすることができる。した
がって、額縁部において不均一な濃淡むらがなく、均一
な黒の非点灯領域を実現することができ、また、両基板
間のギャップを良好に制御することができるので、色む
らが生じるのを防止することができるため、表示品質を
向上することができる。
【0095】実施例3 図5は、本発明の実施例3の電極基板の引き出し配線部
の要部平面図である。なお、図7(C)に図5の約4倍
の範囲の平面図を示す。
【0096】本実施例では、実施例1、2の構成に追加
して、図5に示すように、完成した液晶表示素子のシー
ル材52の内側(液晶が介在する側)で、上下電極基板
の各電極が交差する部分である表示部(点灯部)の外側
の非点灯部であるいわゆる額縁部における端子3どうし
の間のスペースに、ダミー電極5が設けてある。なお、
ダミー電極5のピッチは等しく、また、ダミー電極5と
その両側の端子3との距離(両者の間隔の長さ)はそれ
ぞれ等しく、本実施例では、隣り合う斜め直線配線1間
の距離と等しい。また、本実施例では、ダミー電極5は
ITO膜からなり、電気的にはフローティングである。
【0097】本実施例では、額縁部を含む部分の各端子
3間のすき間にダミー電極5を設けたので、額縁部の各
端子3間のすき間から光漏れが生じるのを防止すること
ができる。また、端子3と該端子3をそのまま延長した
部分の面内密度が均一となり、上下両基板間のギャップ
を均一にすることができる。従来は、図16に示したよ
うに、引き出し配線の斜め直線配線1が放射線状なの
で、斜め直線配線1間の間隔が表示用電極2から端子3
に向かって狭くなるという不均一が生じ、この結果、額
縁部の本来、均一な黒となるべきところに、不均一な濃
淡むらができてしまうという問題があったが、本実施例
では、ダミー電極4と5を設けたので、額縁部における
ギャップを均一にすることができ、この問題を解決し、
額縁部を均一な黒にすることができ、表示品質を向上す
ることができる。さらに、従来の液晶表示素子では、上
下電極基板の0.2〜0.3μmと厚いITO膜からな
る表示用電極2および斜め直線配線1がスペーサを支え
るため、電極がない部分のスペーサはフリーとなり、ギ
ャップ制御が効かず、また、従来の放射線状の斜め直線
配線1は前述のように配線密度が均一ではないため、額
縁部のギャップ変動に起因する色むらが生じるという問
題があった。特に、両電極基板間の高精度のギャップ
(±0.1μm)が必要なSTN−LCDでは、そのギ
ャップを出すためのスペーサが存在する有効密度が大き
く影響する。本実施例では、ダミー電極4と5を設けた
ので、額縁部におけるギャップを均一にすることができ
るので、この問題を解決し、額縁部のギャップ変動に起
因する色むらが生じず、表示品質を向上することができ
る。
【0098】本実施例では、ダミー電極5を電気的には
フローティングとしたが、例えば図6に示すごとく、引
き出し配線の配線抵抗が他の引き出し配線と同一になる
ように、最小パターンの接続部5′により一点接続して
もよい。
【0099】実施例4 図8は、本発明の実施例3の引き出し配線とダミー電極
とを含んでなる電極を上電極基板と下電極基板とに適用
し、両基板を重ね合せて組み立てた後、さらに同一の形
状のダミー電極が対向するように、前記実施例3を複製
した電極パターンを設けた上電極と下電極を示す概略平
面図である。
【0100】このように、2枚の電極基板11、12の
うち、一方の電極基板11、12の端部に形成した端子
と引き出し配線とダミー電極を、他方の電極基板12、
11の対向する面に形成したことにより、両電極基板1
1、12間のギャップを均一にすることができるので、
額縁部を均一な黒にすることができるとともに、額縁部
のギャップ変動に起因する色むらが生じず、表示品質を
向上することができる。
【0101】図9は、(A)〜(C)は、本発明が適用
可能な液晶表示素子の要部平面図およびその対応する要
部断面図である。
【0102】15は上偏光板、73は位相差板、11は
上電極基板、31は上電極、74は絶縁膜、21は上配
向膜、50は液晶層、75はスペーサ、22は下配向
膜、32は下電極、76は平坦化膜、33はカラーフィ
ルタ、33Dはブラックマトリクス、12は下電極基
板、16は下偏光板である。
【0103】図10は、本発明が適用可能な液晶表示装
置の、プリント回路基板と、駆動LSIチップを搭載し
たTCPと、液晶表示素子との接続状態を示す平面図で
ある。
【0104】以上本発明を実施例に基づいて具体的に説
明したが、本発明は前記実施例に限定されるものではな
く、その要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能で
あることは勿論である。例えば、前記実施例では、単純
マトリクス方式の液晶表示装置に適用した例を示した
が、これに限定されず、例えば薄膜トランジスタ等をス
イッチング素子とするアクティブ・マトリクス方式の液
晶表示装置にも適用可能であることは言うまでもない。
アクティブ・マトリクス方式の液晶表示素子に適用する
場合、前記図1の表示用電極は、スイッチング素子を設
ける方の基板において、走査信号線(すなわち、ゲート
信号線あるいは水平信号線)または映像信号線(すなわ
ち、ドレイン信号線あるいは垂直信号線)である。
【0105】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
引き出し配線の面積使用効率が高く、短くて低抵抗の引
き出し配線を有する液晶表示装置を提供することができ
る。また、表示部においてラビング筋むらが生じず、額
縁部において不均一な濃淡むらがなく、均一な黒の非点
灯領域を有し、かつ、両基板間のギャップを良好に制御
することができ、色むらが生じない液晶表示装置を提供
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の液晶表示装置の実施例1の引き出し配
線を示す電極基板の部分平面図である。
【図2】本発明の実施例1の1本目と2本目の引き出し
配線の座標を計算するための詳細説明図である。
【図3】本発明の実施例1のn−1本目とn本目の引き
出し配線の座標を計算するための詳細説明図である。
【図4】本発明の液晶表示装置の実施例2の端子群間の
すき間にダミー電極を設けた電極基板の部分平面図であ
る。
【図5】本発明の液晶表示装置の実施例3の端子間のす
き間にダミー電極をさらに設けた電極基板の部分平面図
である。
【図6】ダミー電極と引き出し配線とを電気的に接続し
た実施例を示す図5の部分平面図である。
【図7】(A)〜(C)は、それぞれ前記実施例1〜3
の約4倍の広い範囲の引き出し配線部を示す電極基板の
部分平面図である。
【図8】本発明の前記実施例3の引き出し配線とダミー
電極とを含んでなる電極を上電極基板と下電極基板とに
適用し、両基板を重ね合せて組み立てた後、さらに同一
の形状のダミー電極が対向するように、前記実施例3を
複製した電極パターンを設けた上電極と下電極を示す概
略平面図である。
【図9】(A)〜(C)は、本発明が適用可能な液晶表
示素子の要部平面図およびその対応する要部断面図であ
る。
【図10】本発明が適用可能な液晶表示装置の、プリン
ト回路基板と、駆動LSIチップを搭載したTCPと、
液晶表示素子との接続状態を示す平面図である。
【図11】本発明が適用可能な液晶表示モジュールの一
例の分解斜視図である。
【図12】図11の液晶表示モジュールを表示部として
搭載したラップトップパソコンの一例のブロックダイア
グラムである。
【図13】図12のラップトップパソコンの一例の斜視
図である。
【図14】液晶表示素子の一例の要部分解斜視図であ
る。
【図15】液晶表示素子の上電極基板部の一例の一部切
欠斜視図である。
【図16】従来の液晶表示装置の引き出し配線を示す部
分平面図である。
【符号の説明】
1〜18…斜め直線配線、21〜28…表示用電極、31
〜38…端子、12…電極基板、52…シール材、71
…TCPの位置合せ用マーク、72…1個のTCPに対
応する端子群の中心線。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大平 智秀 千葉県茂原市早野3300番地 株式会社日立 製作所電子デバイス事業部内 (72)発明者 文倉 辰紀 千葉県茂原市早野3681番地 日立デバイス エンジニアリング株式会社内 (72)発明者 間所 比止美 千葉県茂原市早野3681番地 日立デバイス エンジニアリング株式会社内

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基板上にそれぞれ平行に配線された複数本
    の電極と、前記基板の端部に引き出され、かつ、駆動素
    子に接続される前記各電極の端子とを有し、前記電極の
    ピッチと前記端子のピッチとが異なり、かつ、前記各電
    極と前記各端子とを接続する引き出し配線とを有する液
    晶表示素子を含んでなる液晶表示装置において、前記引
    き出し配線が、前記電極からそのまま延長した部分と、
    前記端子からそのまま延長した部分と、前記2つの延長
    した部分をそれぞれ接続し、かつ、それぞれほぼ平行な
    斜め直線配線とからなり、かつ、前記引き出し配線の配
    線抵抗がそれぞれほぼ等しくなるように、前記2つの延
    長した部分の長さと、前記斜め直線配線の幅とを調整し
    て形成したことを特徴とする液晶表示装置。
  2. 【請求項2】絶縁基板上にそれぞれ平行に配線された複
    数本の電極と、前記絶縁基板の端部に引き出され、か
    つ、駆動素子に接続される前記各電極の端子とを有し、
    前記電極のピッチよりも前記端子のピッチの方が小さ
    く、かつ、前記各電極と前記各端子とを接続する斜め直
    線配線とを有する液晶表示素子を含んでなる液晶表示装
    置において、前記電極からそのまま延長した部分と前記
    端子からそのまま延長した部分とを、前記電極または前
    記端子に対する角度がほぼ等しい前記斜め直線配線によ
    りそれぞれ接続し、前記2つの延長した部分と前記斜め
    直線配線とを含めた配線抵抗がそれぞれほぼ等しくなる
    ように、前記2つの延長した部分の長さと、前記斜め直
    線配線の幅とを計算し、形成したことを特徴とする液晶
    表示装置。
  3. 【請求項3】隣接する前記電極からそのまま延長した部
    分どうしの間隔の長さがほぼ等しいことを特徴とする請
    求項1または2記載の液晶表示装置。
  4. 【請求項4】隣接する前記斜め直線配線どうしの間隔の
    長さがほぼ等しいことを特徴とする請求項1または2記
    載の液晶表示装置。
  5. 【請求項5】前記基板上に複数個の前記駆動素子が前記
    端子と接続されて並んで実装され、各駆動素子に接続さ
    れる複数個の前記端子からなる端子群が、前記端子どう
    しの第1の間隔より広い第2の間隔を隔てて前記基板上
    に配置され、前記第2の間隔を隔てた箇所に第1のダミ
    ー電極を形成したことを特徴とする請求項1または2記
    載の液晶表示装置。
  6. 【請求項6】前記第1のダミー電極が、前記端子とほぼ
    等しいピッチおよびほぼ等しい幅で、かつ、前記端子と
    ほぼ平行に形成した少なくとも1本のダミー平行電極を
    含むことを特徴とする請求項5記載の液晶表示装置。
  7. 【請求項7】前記第1のダミー電極が、隣接する前記端
    子群の最も外側の前記斜め直線配線の間に形成した前記
    斜め直線配線とほぼ平行なダミー斜め直線電極を含むこ
    とを特徴とする請求項5記載の液晶表示装置。
  8. 【請求項8】前記第1のダミー電極が、前記端子とほぼ
    等しいピッチおよびほぼ等しい幅で、かつ、前記端子と
    ほぼ平行に形成した複数本のダミー平行電極と、隣接す
    る前記端子群の最も外側の前記斜め直線配線の間に形成
    した両側の前記斜め直線配線とそれぞれほぼ平行な少な
    くとも2本のダミー斜め直線電極とからなることを特徴
    とする請求項5記載の液晶表示装置。
  9. 【請求項9】隣接する前記端子または前記端子からその
    まま延長した部分との間に、第2のダミー電極を形成し
    たことを特徴とする請求項1または2記載の液晶表示装
    置。
  10. 【請求項10】前記第2のダミー電極と、その両側の前
    記端子または前記端子からそのまま延長した部分との間
    隔の長さがそれぞれほぼ等しいことを特徴とする請求項
    9記載の液晶表示装置。
  11. 【請求項11】前記第2のダミー電極と、その両側の前
    記端子または前記端子からそのまま延長した部分との間
    隔の長さがそれぞれほぼ等しく、かつ、その間隔の長さ
    は、隣接する前記斜め直線配線どうしの間隔の長さとほ
    ぼ等しいことを特徴とする請求項9記載の液晶表示装
    置。
  12. 【請求項12】前記第1、第2のダミー電極が、前記端
    子と同一の少なくとも1層の材料層を含んでなることを
    特徴とする請求項5または9記載の液晶表示装置。
  13. 【請求項13】2枚の前記基板のうち、一方の前記基板
    の端部に形成した前記端子と前記引き出し配線と前記ダ
    ミー電極の少なくとも一部を、他方の前記基板の対向す
    る面に形成したことを特徴とする請求項1、2、5また
    は9記載の液晶表示装置。
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