JPH0876611A - 転写装置及び除電装置 - Google Patents

転写装置及び除電装置

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JPH0876611A
JPH0876611A JP21508594A JP21508594A JPH0876611A JP H0876611 A JPH0876611 A JP H0876611A JP 21508594 A JP21508594 A JP 21508594A JP 21508594 A JP21508594 A JP 21508594A JP H0876611 A JPH0876611 A JP H0876611A
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Application number
JP21508594A
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English (en)
Inventor
Yasuaki Watanabe
靖晃 渡辺
Kensuke Ito
健介 伊藤
Yasushi Suwabe
恭史 諏訪部
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 静電潜像担持体上に形成された静電潜像を現
像剤によって現像し、この現像像を記録媒体に転写させ
て画像の記録を行なう画像記録装置や、現像剤担持体上
に一様に形成された現像剤をイオン流により選択的に帯
電させ、所定極性に帯電した現像剤を記録媒体に転写さ
せて画像の記録を行なう静電記録装置等に使用される転
写装置及び除電装置であって、機械的精度が要求される
転写ギャップを無くし、さらに厚さの異なる複数の記録
媒体に対して良好な記録画像を形成することが可能な転
写装置及び除電装置を提供することを目的とする。 【構成】 転写手段は、記録媒体を介して像担持体に弾
性的に接触する導電性フィルムによって構成し、当該導
電性フィルムに所定の電圧を印加するとともに、当該導
電性フィルムを記録媒体の搬送に同期して、像担持体に
接触する位置と接触しない位置とに切り換え可能に配設
するように構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、静電潜像担持体上に
形成された静電潜像を現像剤によって現像し、この現像
像を記録媒体に転写させて画像の記録を行なう画像記録
装置や、現像剤担持体上に一様に形成された現像剤をイ
オン流により選択的に帯電させ、所定極性に帯電した現
像剤を記録媒体に転写させて画像の記録を行なう静電記
録装置等に使用される転写装置及び除電装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、上記静電記録装置は、基本的に、
現像剤の薄層を一様に担持した現像剤担持体と、画像信
号に応じて変調されたイオン流を前記現像剤担持体に向
けて供給する変調イオン供給手段と、前記現像剤担持体
上に一様に形成された現像剤のうちイオン流が供給され
た部分を選択的に記録媒体に転写させる転写手段とを有
するように構成されている。
【0003】この種の静電記録装置としては、例えば、
特開昭61−209461号公報に開示されているもの
が知られている。図8は、上記特開昭61−20946
1号公報に開示された静電記録装置の具体的な構成を示
すものである。図において、符号101は矢線方向に回
動する現像剤担持体、符号102はこの現像剤担持体1
01に当接するコンタクトブレード、符号103は画像
信号に応じて変調されたイオン流を供給する変調イオン
供給手段、符号104は上記現像剤担持体101と所定
の間隙を保って配設された転写電極である。
【0004】この静電記録装置においては、先ずコンタ
クトブレード102によって現像剤担持体101の表面
に現像剤105が薄層化された後に、変調イオン供給手
段103によって画像信号に応じた静電潜像が現像剤担
持体101の表面に形成される。そして、上記の如く画
像信号に応じた静電潜像が表面に形成された現像剤担持
体101と転写電極104との間には、所定の極性に帯
電した現像剤105のみが転写電極104側へ飛翔する
ような転写電界が形成され、上記静電潜像に対応した現
像剤105は、現像剤担持体101と転写電極104と
の間を通過する記録媒体106へ転写され、記録媒体1
06上に画像情報に応じた可視像が形成される。その
後、上記現像像が転写された記録媒体106は、定着器
107へと搬送されて可視像の定着がなされ、一連の画
像形成動作が終了する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術の場合には、次のような問題点を有している。す
なわち、上記の如く構成される静電記録装置では、転写
電極104として真鍮やSUSそのもの、またはこれら
の金属の表面に硬度の高い抵抗層を被覆したもの等を用
いており、当該転写電極104と現像剤担持体101と
の間に形成した転写電界によって現像剤105を選択的
に記録媒体106へ転写するため、転写電極104上を
通過する記録媒体106と現像剤担持体101との間に
は、所定の間隙(以下、転写ギャップという)を形成し
ておくことが要求される。この転写ギャップは、約20
〜100μm程度であり、この転写ギャップであれば現
像剤担持体101側から記録媒体106へ飛翔する現像
剤105の飛散が少なく、良好な転写像を記録媒体10
6上に形成することができる。しかし、記録媒体106
の厚さが一定である場合は問題ないが、この種の静電記
録装置ではハガキ等の厚紙に画像を形成することも想定
され、そのような場合には、記録媒体106の厚さに応
じて転写ギャップが変動するので、良好な転写像を形成
することができないという問題点があった。
【0006】さらに、この種の静電記録装置では、安定
した転写効率を実現する上で上記転写電界の強度を略一
定に保持することが要求されるが、記録媒体106の厚
さによって転写ギャップが変動すると当然転写電界の強
度も変化するので、常に一定した転写効率で転写をする
ことができないという問題点もあった。
【0007】このような問題点は、静電潜像担持体上に
形成された静電潜像を現像剤によって現像し、この現像
像を記録媒体に転写させて画像の記録を行なう通常の複
写機等の画像記録装置においても、良好な転写電界を形
成することができず、又は転写終了後の記録媒体の除電
を良好に行なうことができない場合に同様に生じるもの
である。
【0008】そこで、この発明は、上記従来技術の問題
点を解決するためになされたもので、その目的とすると
ころは、静電潜像担持体上に形成された静電潜像を現像
剤によって現像し、この現像像を記録媒体に転写させて
画像の記録を行なう画像記録装置や、現像剤担持体上に
一様に形成された現像剤をイオン流により選択的に帯電
させ、所定極性に帯電した現像剤を記録媒体に転写させ
て画像の記録を行なう静電記録装置等に使用される転写
装置及び除電装置であって、機械的精度が要求される転
写ギャップを無くし、さらに厚さの異なる複数の記録媒
体に対して良好な記録画像を形成することが可能な転写
装置及び除電装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに、この発明の転写装置は、像担持体上に形成された
現像像を記録媒体上に静電的に転写するための転写手段
を有する転写装置において、上記転写手段を、記録媒体
を介して像担持体に弾性的に接触する導電性フィルムに
よって構成し、当該導電性フィルムに所定の電圧を印加
するとともに、当該導電性フィルムを記録媒体の搬送に
同期して、像担持体に接触する位置と接触しない位置と
に切り換え可能に配設するように構成されている。
【0010】また、この発明の除電装置は、像担持体上
に形成された現像像が転写された記録媒体を、像担持体
から分離するために除電する除電手段を有する除電装置
において、上記除電手段を、記録媒体に弾性的に接触す
る導電性フィルムによって構成し、当該導電性フィルム
に所定の電圧を印加するとともに、当該導電性フィルム
を記録媒体の搬送に同期して、記録媒体に接触する位置
と接触しない位置とに切り換え可能に配設するように構
成されている。
【0011】
【作用】この発明においては、記録媒体の背面から現像
剤担持体への圧力が低減できるため、記録媒体を像担持
体に接触して転写を行なうことが可能になり、これによ
り、トナー飛散等の画質劣化が生じることなく良好なト
ナー像が記録媒体上に得られる。
【0012】また、転写手段に導電性フィルムを用いた
ため、フィルムの柔軟性により記録媒体の厚さの影響を
受けることなく転写電圧を印加でき良好な転写画像が記
録媒体上に形成される。
【0013】更に、記録媒体の搬送に同期して該転写手
段を回転、停止する機構を設けたことにより、転写手段
をトナーで汚染することがないため、記録媒体裏面を汚
染することなく、転写手段上に汚染されたトナーの影響
を受けるこなく安定して良好な転写画像が得られる。
【0014】なお、この発明の除電装置においても、上
記と同様の作用が得られる。
【0015】
【実施例】以下にこの発明を図示の実施例に基づいて説
明する。
【0016】図2はこの発明に係る転写装置を適用した
電子写真方式の画像記録装置の一実施例を示すものであ
る。
【0017】図において、1は感光体ドラムであり、こ
の感光体ドラム1は、図示しない駆動手段によって矢印
方向に沿って所定の速度で回転駆動されるようになって
いる。上記感光体ドラム1の表面は、一次帯電用のスコ
ロトロン2によって所定の電位に一様に帯電された後、
レーザーROS(Raster Output Sca
nner)等の画像露光手段3によって画像情報に応じ
た画像露光が施され、静電潜像が形成される。この感光
体ドラム1上に形成された静電潜像は、現像器4によっ
て現像され、可視像化される。上記感光体ドラム1上に
形成された現像像は、給紙トレイ5から所定のタイミン
グで供給される記録媒体6上に、この発明の一実施例に
係る転写装置7によって転写された後、感光体ドラム1
の表面から分離される。そして、上記現像像が転写され
た記録媒体6は、定着器8へと搬送され、当該記録媒体
6上に現像像が定着されて機外に排出される。
【0018】なお、現像像の転写工程が終了した後の感
光体ドラム1の表面は、クリーニング装置9によって残
留トナー等が除去された後、除電装置10によって除電
されて、次の画像記録工程に備える。
【0019】ところで、この実施例では、転写手段を、
記録媒体を介して像担持体に弾性的に接触する導電性フ
ィルムによって構成し、当該導電性フィルムに所定の電
圧を印加するとともに、当該導電性フィルムを記録媒体
の搬送に同期して、像担持体に接触する位置と接触しな
い位置とに切り換え可能に配設するように構成されてい
る。
【0020】すなわち、上記転写装置7は、記録媒体6
を介して感光体ドラム1に弾性的に接触する導電性フィ
ルムからなる転写電極7aを備えている。この転写電極
7aは、図1に示すように、図示しない回転駆動手段に
よって回転駆動されるSUS等からなる棒状の転写電極
保持部材7bに取付けられており、当該転写電極7aが
取付けられた転写電極保持部材7bは、その表面の一部
7b’が平坦に形成されており、断面形状が略D字形状
となっている。上記転写電極7aは、所定の曲率半径を
有する湾曲形状に形成された導電性のフィルムからな
り、当該転写電極7aとしては、例えば、50〜200
μm望ましくは75μm厚のPETフィルムにアルミニ
ウムを蒸着したものが用いられる。また、上記転写電極
7aとしては、PVdFやフッ素樹脂、更には低抵抗の
ポリオレフィン等の樹脂が用いられ、当該転写電極7a
の抵抗率としては、例えば、103 Ω・cm以下に設定
される。そして、上記転写電極7aと感光体ドラム1と
の間に厚さの異なる記録媒体6が搬送されたとしても、
転写電極7a自体の弾性によって当該転写電極7aが弾
性変形し、常に転写電極7aが記録媒体6に良好な状態
で接触するようになっており、問題は生じることがな
い。
【0021】また、上記転写電極7aと感光体ドラム1
との間には、感光体ドラム1上に形成された特定の極性
に帯電した現像像11を、感光体ドラム1側から転写電
極3側へ誘引するような転写電界が記録媒体6を挟んで
形成されており、誘引された現像像11は、転写電極7
aと感光体ドラム1の表面との間を通過する記録媒体6
へ静電的に転写されるようになっている。上記転写電極
7aに転写用の電圧を印加する転写電源12は、図1に
示すように、1〜5μA程度の定電流で制御することに
より、印加電圧は自動的に調整されるようになってい
る。この印加電圧は、普通紙6に対して直流電圧で10
00V程度に設定される。
【0022】以上の構成において、この実施例に係る画
像記録装置では、次のようにして機械的精度が要求され
る転写ギャップを無くし、さらに厚さの異なる複数の記
録媒体に対して良好な記録画像を形成することが可能と
なっている。すなわち、上記画像記録装置では、図2に
示すように、感光体ドラム1の表面に周知の電子写真プ
ロセスによって画像情報に応じた現像像11が形成され
る。この感光体ドラム1上に形成された現像像11は、
図1に示すように、転写電極7aが形成する転写用の電
界によって記録媒体6上に転写される。その際、上記転
写電極7aは、記録媒体6の非通過時においては、図3
に示すように、転写電極保持部材7bの回転によってフ
ィルム状の転写電極7aが感光体ドラム1から離間した
状態で停止されている。そして、上記感光体ドラム1の
回転に同期して給紙トレイ6から搬送される記録媒体6
にタイミングが一致するように、転写電極7aは、記録
媒体6の先端が当該転写電極7aと感光体ドラム1との
間隙に到達した際に、図1に示すように、転写電極保持
部材7bの回転によってフィルム状の転写電極7aが記
録媒体6の裏面に接触した状態で停止される。
【0023】この状態で、上記転写電極7aには、定電
流制御される転写電源12によって所定の転写用の電圧
が印加される。そのため、上記転写電極3と感光体ドラ
ム1との間には、感光体ドラム1上に形成された特定の
極性に帯電した現像像11を、感光体ドラム1側から転
写電極7a側へ誘引するような転写電界が記録媒体6を
挟んで形成されており、誘引された現像像11は、転写
電極7aと感光体ドラム1の表面との間を通過する記録
媒体6へ静電的に転写されるようになっている。
【0024】このように、上記実施例では、記録媒体6
の背面から感光体ドラム1への圧力が低減できるため、
記録媒体6を感光体ドラム1に接触して転写を行なうこ
とが可能になり、これによってトナー飛散等の画質劣化
が生じることなく良好なトナー像を記録媒体6上に転写
することができる。
【0025】また、転写電極7aとして導電性のフィル
ムを用いたため、フィルムの柔軟性により記録媒体6の
厚さの影響を受けることなく転写電圧を印加することが
でき、良好な転写画像が記録媒体6上に形成される。
【0026】更に、記録媒体6の搬送に同期して該転写
電極7aを回転、停止する機構を設けたことにより、転
写電極7aをトナーで汚染することがないため、記録媒
体6の裏面を汚染することなく、転写電極7a上に汚染
されたトナーの影響を受けるこなく安定して良好な転写
画像が得られる。
【0027】実施例2 図4はこの発明の他の実施例2を示すものであり、この
実施例2では、本発明に係る転写装置を、現像剤担持体
上に一様に形成された現像剤をイオン流により選択的に
帯電させ、所定極性に帯電した現像剤を記録媒体に転写
させて画像の記録を行なう静電記録装置に適用するよう
に構成されている。
【0028】図4は、この発明の実施例2に係る静電記
録装置の構成例を示す概略断面図である。
【0029】この静電記録装置は、大きく分けて、矢線
方向へ所定の速度で回動するアルミニウム製ロールから
なる現像剤担持体21と、この現像剤担持体21の表面
に現像剤の薄層を形成する現像器20と、上記現像剤担
持体21上に画像情報に応じた静電潜像を形成する静電
潜像形成手段としてのイオン流制御記録ヘッド22と、
上記現像剤担持体21と対向する転写装置23とから構
成されている。
【0030】上記現像器20は、現像担持体21の背面
側に現像剤を収容したホッパ24を配設すると共に、こ
のホッパ24に一端が固定された層形成部材25の他端
を現像剤担持体21に当接させたものであり、現像剤担
持体21の回動に伴ってホッパ24に収容された現像剤
26が連続的に且つ一様に現像剤担持体21の表面に薄
層化されるようになっている。上記層形成部材25は、
ステンレス製支持体27の先端部にシリコンゴム28を
接着したものであり、このシリコンゴム28が支持体2
7の弾性力に基づく所定の押圧力で現像剤担持体21に
当接し、現像剤26を一様な厚さに薄層化すると共にこ
れを摩擦帯電する。
【0031】ここで、上記現像剤26は、絶縁性トナー
からなる非磁性一成分現像剤であり、現像剤担持体21
の表面に薄層化された際には、−10〜−70Vに摩擦
帯電している。なお、符号29は現像剤担持体21に転
写電圧を印加する転写電圧源、符号30はホッパ24内
の現像剤26を現像剤担持体21へ付着させる搬送ロー
ル、符号31は現像剤担持体21とホッパ24との間を
密封するシール部材である。
【0032】また、上記イオン流制御記録ヘッド22
は、現像剤担持体21の長手方向(紙面垂直方向)に沿
って一様にイオンを噴出するイオン流供給源32と、こ
のイオン流供給源32から噴出されたイオン流を画像情
報に基づいて各画素毎に選択的に変調するイオン流変調
手段33とから構成されており、変調したイオン流を上
記現像剤担持体21の表面に吹き付けるようにして配置
されている。上記イオン流供給源32は、ステンレス或
いはアルミニウム等の導電性チャンバ32a内にコロナ
放電ワイヤ32bを張設したものであり、コロナ放電に
より生じたイオンが上記導電性チャンバ32a内に導入
される空気流に導かれて噴出するようになっている。ま
た、上記イオン流変調手段33は、ガラス等の絶縁基板
33bと、この絶縁基板33b上に画素密度に応じて配
列された複数の制御電極33aとからなり、上記絶縁基
板33bが上記チャンバ32aに設けられたイオン噴出
口の上方に張り出してイオン流経路を形成している。さ
らに、上記イオン流変調手段33の制御電極33aに
は、画像情報に応じて上記制御電極33aへの通電をオ
ン/オフ制御する制御電源34が接続されている。
【0033】上記の如く構成されるイオン流制御記録ヘ
ッド22では、上記制御電源34が画像情報に応じて特
定の制御電極33aの通電をオンすると、導電性チャン
バ32aと当該制御電極33aとの間に電界が形成さ
れ、この電界中を通過するイオン流は、チャンバ32a
或いは制御電極33aに流れ込むので、オン状態にある
制御電極33aに対応した画素からはイオン流が外部に
噴出されず、結果的にオフ状態にある制御電極33aに
対応した画素からのみイオン流が噴出される。従って、
現像剤担持体21に吹き付けられるイオン流は、画像情
報に応じて変調されたものとなり、現像剤担持体21上
ではイオン流が吹き付けられた領域の現像剤26の電荷
量が変化して静電潜像が形成される。なお、上記イオン
流制御記録ヘッド22は、上記イオン流変調手段33が
現像剤担持体21から0.02〜5mmの間隔をおい
て、更に望ましくは0.1〜3mmの間隔をおいて配設
されている。
【0034】一方、上記転写装置23の転写電極23a
は、回転機構(図示せず)を有する転写電極保持部材2
3bに取付けられている。この転写電極23aは、導電
性のフィルムからなり、50〜200μm望ましくは7
5μm厚のPETフィルムにアルミニウムを蒸着したも
のが用いられる。上記現像剤担持体21と転写電極23
aとの間に厚さの異なる記録媒体6が搬送されたとして
も、転写電極23a自体の弾性により問題は生じない。
【0035】また、転写電極23aと現像剤担持体21
との間には、特定の電位に帯電した現像剤26を現像剤
担持体21側から転写電極23a側へ誘引するように転
写電界が記録媒体36を挟んで形成されており、誘引さ
れた現像剤26は転写電極23aと現像剤担持体21の
表面との間を通過する記録媒体36へ転写されるように
なっている。転写電極23に印加する転写電源35は、
定電流で制御することにより、印加電圧は自動的に調整
される。
【0036】なお、符号37は定着器であり、トナー像
が転写された記録媒体36はこの定着器37へと送り込
まれてトナー像の定着処理がなされた後、排出トレー
(図示せず)に排出される。
【0037】図5、図6は、この発明の静電記録装置に
おいて回転する転写電極取付け部材23bの実施例を示
すものである。この図において、転写電極取付け部材2
3bとしてはSUS棒が用いられている。
【0038】以上の構成において、この実施例に係る静
電記録装置では、次のようにして機械的精度が要求され
る転写ギャップを無くし、さらに厚さの異なる複数の記
録媒体に対して良好な記録画像を形成することが可能と
なっている。すなわち、上記静電記録装置では、図4に
示すように、現像剤担持体21の表面に所定の極性に帯
電した現像像が画像情報に応じて形成される。この現像
剤担持体21上に形成された所定極性の現像像は、図5
に示すように、転写電極23aが形成する転写用の電界
によって記録媒体36上に転写される。その際、上記転
写電極23aは、記録媒体36の非通過時においては、
図6に示すように、転写電極保持部材23bの回転によ
ってフィルム状の転写電極23aが現像剤担持体21か
ら離間した状態で停止されている。そして、上記現像剤
担持体21の回転に同期して図示しない給紙トレイから
搬送される記録媒体36にタイミングが一致するよう
に、転写電極23aは、記録媒体36の先端が当該転写
電極23aと現像剤担持体21との間隙に到達した際
に、図5に示すように、転写電極保持部材23bの回転
によってフィルム状の転写電極23aが記録媒体36の
裏面に接触した状態で停止される。
【0039】この状態で、上記転写電極23aには、定
電流制御される転写電源35によって所定の転写用の電
圧が印加される。そのため、上記転写電極23aと現像
剤担持体21との間には、現像剤担持体21上に形成さ
れた特定の極性に帯電した現像像を、現像剤担持体21
側から転写電極23a側へ誘引するような転写電界が記
録媒体36を挟んで形成されており、誘引された現像像
は、転写電極23aと現像剤担持体21の表面との間を
通過する記録媒体36へ静電的に転写されるようになっ
ている。
【0040】このように、上記実施例では、記録媒体3
6の背面から現像剤担持体21への圧力が低減できるた
め、記録媒体36を現像剤担持体21に接触して転写を
行なうことが可能になり、これによってトナー飛散等の
画質劣化が生じることなく良好なトナー像を記録媒体3
6上に転写することができる。
【0041】また、転写電極23aとして導電性のフィ
ルムを用いたため、フィルムの柔軟性により記録媒体3
6の厚さの影響を受けることなく転写電圧を印加するこ
とができ、良好な転写画像が記録媒体36上に形成され
る。
【0042】更に、記録媒体36の搬送に同期して該転
写電極23aを回転、停止する機構を設けたことによ
り、転写電極23aを汚染するすることがないため、記
録媒体36の裏面を汚染することなく、転写電極23a
上に汚染されたトナーの影響を受けるこなく安定して良
好な転写画像が得られる。
【0043】実施例3 図7はこの発明の実施例3を示すものであり、この実施
例3において前記実施例1と同一の部分には同一の符号
を付して説明すると、この実施例3では、像担持体上に
形成された現像像が転写された記録媒体を、像担持体か
ら分離するために除電する除電手段を有する除電装置に
おいて、上記除電手段を、記録媒体に弾性的に接触する
導電性フィルムによって構成し、当該導電性フィルムに
所定の電圧を印加するとともに、当該導電性フィルムを
記録媒体の搬送に同期して、記録媒体に接触する位置と
接触しない位置とに切り換え可能に配設するように構成
されている。
【0044】すなわち、この実施例では、転写装置とし
て従来と同様にコロトロンからなるものが用いられてお
り、除電装置40として、除電電極40aを記録媒体6
に弾性的に接触する導電性フィルムによって構成し、当
該導電性フィルムに所定の電圧を印加するとともに、当
該導電性フィルムを記録媒体6の搬送に同期して、当該
記録媒体に接触する位置と接触しない位置とに切り換え
可能に配設するように構成されている。
【0045】その他の構成及び作用は、前記実施例1と
同様であるので、その説明を省略する。
【0046】
【発明の効果】この発明は、以上の構成及び作用よりな
るもので、転写電極が記録媒体に過剰な圧力を加えるこ
とがないため、記録媒体と現像愛担持体を接触させて転
写させることが可能となり、トナー飛散等の無い良好な
転写画像を得ることができる。
【0047】また、転写電極自体の弾性により記録媒体
の厚さに影響を受けることなく良好な転写画像を記録媒
体上に形成することができ、各種厚さの記録媒体を取り
扱うことが可能となる。
【0048】更に、転写電極を記録媒体の搬送に同期し
て回転、停止するようにしたので、裏面汚れのない良好
な転写画像を形成することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1はこの発明に係る転写装置を適用した画
像記録装置の一実施例を示す要部構成図である。
【図2】 図2はこの発明に係る転写装置を適用した画
像記録装置の一実施例を示す構成図である。
【図3】 図3は転写装置の要部を示す構成図である。
【図4】 図4はこの発明に係る転写装置を適用した静
電記録装置の一実施例を示す構成図である。
【図5】 図5は転写装置の要部を示す構成図である。
【図6】 図6は転写装置の要部を示す構成図である。
【図7】 図7はこの発明に係る除電装置を適用した画
像記録装置の他の実施例を示す構成図である。
【図8】 図8はこの発明に係る転写装置を適用した画
像記録装置の他の実施例を示す構成図である。
【符号の説明】
1 感光体ドラム、6 記録媒体、7 転写装置、7a
転写電極、7b 転写電極保持部材。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 像担持体上に形成された現像像を記録媒
    体上に静電的に転写するための転写手段を有する転写装
    置において、上記転写手段を、記録媒体を介して像担持
    体に弾性的に接触する導電性フィルムによって構成し、
    当該導電性フィルムに所定の電圧を印加するとともに、
    当該導電性フィルムを記録媒体の搬送に同期して、像担
    持体に接触する位置と接触しない位置とに切り換え可能
    に配設したことを特徴とする転写装置。
  2. 【請求項2】 像担持体上に形成された現像像が転写さ
    れた記録媒体を、像担持体から分離するために除電する
    除電手段を有する除電装置において、上記除電手段を、
    記録媒体に弾性的に接触する導電性フィルムによって構
    成し、当該導電性フィルムに所定の電圧を印加するとと
    もに、当該導電性フィルムを記録媒体の搬送に同期し
    て、記録媒体に接触する位置と接触しない位置とに切り
    換え可能に配設したことを特徴とする除電装置。
JP21508594A 1994-09-08 1994-09-08 転写装置及び除電装置 Pending JPH0876611A (ja)

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