JPH0878270A - 積層コンデンサ基板 - Google Patents
積層コンデンサ基板Info
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- JPH0878270A JPH0878270A JP6206515A JP20651594A JPH0878270A JP H0878270 A JPH0878270 A JP H0878270A JP 6206515 A JP6206515 A JP 6206515A JP 20651594 A JP20651594 A JP 20651594A JP H0878270 A JPH0878270 A JP H0878270A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 容量調整に適したコンデンサ構造の平面占有
面積を小さくすることができ、高密度実装が可能となる
積層コンデンサ基板を提供する。 【構成】本発明は、複数のセラミック層1a〜1eを積
層した積層体1内に、1対の共通電極膜21、22及び
該共通電極膜21、22から延び、互いに噛み合う棒状
電極導体21a、21b・・・、22a、22b・・・
を配置して成る積層コンデンサ基板10であり、前記共
通電極膜の一方、例えば21は少なくとも積層体1の表
面に形成するとともに、棒状電極導体21a、21b・
・・、22a、22b・・・はセラミック層1a〜1e
の厚みを貫くように延びている。
面積を小さくすることができ、高密度実装が可能となる
積層コンデンサ基板を提供する。 【構成】本発明は、複数のセラミック層1a〜1eを積
層した積層体1内に、1対の共通電極膜21、22及び
該共通電極膜21、22から延び、互いに噛み合う棒状
電極導体21a、21b・・・、22a、22b・・・
を配置して成る積層コンデンサ基板10であり、前記共
通電極膜の一方、例えば21は少なくとも積層体1の表
面に形成するとともに、棒状電極導体21a、21b・
・・、22a、22b・・・はセラミック層1a〜1e
の厚みを貫くように延びている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、特に容量値の調整に優
れ、小型化が可能な積層コンデンサ基板に関するもので
ある。
れ、小型化が可能な積層コンデンサ基板に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、所定容量値を発生するコンデンサ
構造を具備したコンデンサ基板において、典型的なコン
デンサ構造の一例は、基板表面に下部電極膜を形成し、
下部電極膜を覆うように誘電体層を形成し、さらに、誘
電体層を介して下部電極膜と対向するように上部電極膜
を形成していた。
構造を具備したコンデンサ基板において、典型的なコン
デンサ構造の一例は、基板表面に下部電極膜を形成し、
下部電極膜を覆うように誘電体層を形成し、さらに、誘
電体層を介して下部電極膜と対向するように上部電極膜
を形成していた。
【0003】しかし、このようなコンデンサ構造におい
て、下部電極膜や上部電極膜を形成する時の位置ずれや
誘電体層の厚みのばらつきにより、実際には所期の定容
量値と異なる容量値となってしまう。このような容量値
を調整するため予め設計時の容量値を大きく設定してお
き、上部電極膜の一部を除去して、上部電極膜と下部電
極との対向面積を調整していた。しかし、この場合、上
部電極膜と下部電極膜とが対向しているため、除去手段
の条件の設定が非常に難しいという問題点があった。
て、下部電極膜や上部電極膜を形成する時の位置ずれや
誘電体層の厚みのばらつきにより、実際には所期の定容
量値と異なる容量値となってしまう。このような容量値
を調整するため予め設計時の容量値を大きく設定してお
き、上部電極膜の一部を除去して、上部電極膜と下部電
極との対向面積を調整していた。しかし、この場合、上
部電極膜と下部電極膜とが対向しているため、除去手段
の条件の設定が非常に難しいという問題点があった。
【0004】また、別の典型的なコンデンサ構造の一例
は、誘電体基板の表面に、1対の共通電極導体膜と夫々
の共通電極膜から延出する複数の櫛歯電極膜とから成
り、夫々の櫛歯電極膜とが互い噛み合うように形成して
いた。
は、誘電体基板の表面に、1対の共通電極導体膜と夫々
の共通電極膜から延出する複数の櫛歯電極膜とから成
り、夫々の櫛歯電極膜とが互い噛み合うように形成して
いた。
【0005】このコンデンサ構造では、互いに対向する
櫛歯電極膜の対向距離、対向間隔によって所定容量が得
られる。この構造は、容量値は小さいものの、例えば、
互いに噛み合う複数の櫛歯電極膜のうち、順次櫛歯電極
膜を切断することにより、切断された櫛歯電極膜が容量
の発生に寄与しない浮き電極となり、その結果、容量値
が直線的に減少させることができ、特に精度の高い容量
値の調整が必要な場合に多用されていた。
櫛歯電極膜の対向距離、対向間隔によって所定容量が得
られる。この構造は、容量値は小さいものの、例えば、
互いに噛み合う複数の櫛歯電極膜のうち、順次櫛歯電極
膜を切断することにより、切断された櫛歯電極膜が容量
の発生に寄与しない浮き電極となり、その結果、容量値
が直線的に減少させることができ、特に精度の高い容量
値の調整が必要な場合に多用されていた。
【0006】また、発振回路の共振手段やその他の回路
において、容量値の調整を利用して回路全体の特性の調
整に利用する時にも、上述の櫛歯電極膜が互いに噛み合
うコンデンサ構造が使用されていた。
において、容量値の調整を利用して回路全体の特性の調
整に利用する時にも、上述の櫛歯電極膜が互いに噛み合
うコンデンサ構造が使用されていた。
【0007】例えば、図5のコイル素子とコンデンサ素
子とを並設したコンデンサ基板においては、誘電体基板
51上に、コイルパターン52と、1対の共通電極膜5
3、54と該共通電極膜53、54から延出する櫛歯電
極膜53a、53b・・・、櫛歯電極膜54a、54b
・・・とを形成していた。尚、第1の共通電極膜53の
他端はコイルパターン52の一端に接続していた。
子とを並設したコンデンサ基板においては、誘電体基板
51上に、コイルパターン52と、1対の共通電極膜5
3、54と該共通電極膜53、54から延出する櫛歯電
極膜53a、53b・・・、櫛歯電極膜54a、54b
・・・とを形成していた。尚、第1の共通電極膜53の
他端はコイルパターン52の一端に接続していた。
【0008】また、第1の共通電極膜53、第2の共通
電極膜54と第1の共通電極膜側の櫛歯電極膜53a、
53b・・・、第2の共通電極膜側の櫛歯電極膜54
a、54b・・・とから成るコンデンサ構造は、第1の
共通電極膜側の櫛歯電極膜53aが第2の共通電極膜側
の櫛歯電極膜54aに基板に対して平面的に噛み合い、
また、第1の共通電極膜側の櫛歯電極膜53bが第2の
共通電極膜側の櫛歯電極膜54a、54bとに平面的に
噛み合い、また、第1の共通電極膜側の櫛歯電極膜53
cが第2の共通電極膜側の櫛歯電極膜54b、54cと
に平面的に噛み合い、・・・これの噛み合い部分に容量
成分が発生し、これらの容量成分が合成されていた。
電極膜54と第1の共通電極膜側の櫛歯電極膜53a、
53b・・・、第2の共通電極膜側の櫛歯電極膜54
a、54b・・・とから成るコンデンサ構造は、第1の
共通電極膜側の櫛歯電極膜53aが第2の共通電極膜側
の櫛歯電極膜54aに基板に対して平面的に噛み合い、
また、第1の共通電極膜側の櫛歯電極膜53bが第2の
共通電極膜側の櫛歯電極膜54a、54bとに平面的に
噛み合い、また、第1の共通電極膜側の櫛歯電極膜53
cが第2の共通電極膜側の櫛歯電極膜54b、54cと
に平面的に噛み合い、・・・これの噛み合い部分に容量
成分が発生し、これらの容量成分が合成されていた。
【0009】そして、コイルパターン52のインダクタ
成分とコンデンサ構造の合成容量成分によって決定され
る特性、例えば共振周波数を所定周波数に調整手段する
場合、例えば、第1の共通電極膜53から延出する各櫛
歯電極膜53a、53b、53c・・の根元部分を順次
切断し、切断部分の先端の各櫛歯電極膜53a、53
b、53c・・を実質的に容量の発生に寄与しない浮き
電極として、容量値を順次減少させ、所定共振周波数に
まで追い込んでいた。
成分とコンデンサ構造の合成容量成分によって決定され
る特性、例えば共振周波数を所定周波数に調整手段する
場合、例えば、第1の共通電極膜53から延出する各櫛
歯電極膜53a、53b、53c・・の根元部分を順次
切断し、切断部分の先端の各櫛歯電極膜53a、53
b、53c・・を実質的に容量の発生に寄与しない浮き
電極として、容量値を順次減少させ、所定共振周波数に
まで追い込んでいた。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述のよう
に、誘電体基板50上に互いに噛み合うように形成され
た櫛歯電極膜の一方側の櫛歯電極膜53a、53b、5
3c・・・、又は両方の櫛歯電極膜導体53a、53
b、53c・・・、54a、54b、54c・・を順次
切断するコンデンサ構造では、容量値の調整には優れて
いるものの、例えば容量値の変化率を小さくして、且つ
微調整を可能にしようとすると、互いに噛み合う櫛歯電
極膜の数を数多く形成しなければならなかった。
に、誘電体基板50上に互いに噛み合うように形成され
た櫛歯電極膜の一方側の櫛歯電極膜53a、53b、5
3c・・・、又は両方の櫛歯電極膜導体53a、53
b、53c・・・、54a、54b、54c・・を順次
切断するコンデンサ構造では、容量値の調整には優れて
いるものの、例えば容量値の変化率を小さくして、且つ
微調整を可能にしようとすると、互いに噛み合う櫛歯電
極膜の数を数多く形成しなければならなかった。
【0011】このため、基板50上に数多くの櫛歯電極
膜53a、53b、53c・・・、54a、54b、5
4c・・を形成しなくてはならず、その占有面積が非常
に増大してしまうという問題点があった。
膜53a、53b、53c・・・、54a、54b、5
4c・・を形成しなくてはならず、その占有面積が非常
に増大してしまうという問題点があった。
【0012】本発明は上述の問題点に鑑みて案出された
ものであり、その目的は、容量値の調整に適した互いに
噛み合う棒状電極導体を有するコンデンサ構造が、平面
的な基板に対する占有面積を小さくして形成することが
できる積層コンデンサ基板を提供することにある。
ものであり、その目的は、容量値の調整に適した互いに
噛み合う棒状電極導体を有するコンデンサ構造が、平面
的な基板に対する占有面積を小さくして形成することが
できる積層コンデンサ基板を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数のセラミ
ック層を積層した積層体内に、1対の共通電極膜及び該
共通電極膜から互いの対向方向に延び、互いに噛み合う
棒状電極導体を配置して成る積層コンデンサ基板であっ
て、前記棒状電極導体を積層体の厚み方向を貫くように
配列している。
ック層を積層した積層体内に、1対の共通電極膜及び該
共通電極膜から互いの対向方向に延び、互いに噛み合う
棒状電極導体を配置して成る積層コンデンサ基板であっ
て、前記棒状電極導体を積層体の厚み方向を貫くように
配列している。
【0014】即ち、棒状電極導体は、複数のセラミック
層の厚み方向を貫くビアホール導体、スルーホール導体
として形成されるものであり、夫々の共通電極膜から延
出する棒状電極導体どうしが、立体的に噛み合うように
配列されている。そして、実際の容量値の調整は、積層
体の表面に形成した共通電極を切断することによって行
われるものである。
層の厚み方向を貫くビアホール導体、スルーホール導体
として形成されるものであり、夫々の共通電極膜から延
出する棒状電極導体どうしが、立体的に噛み合うように
配列されている。そして、実際の容量値の調整は、積層
体の表面に形成した共通電極を切断することによって行
われるものである。
【0015】
【作用】以上、本発明ではセラミック層を積層した積層
体内に、一対の共通電極膜からその対向方向に延びる棒
状電極導体を、セラミック層の厚み方向に配列されてい
るため、基板表面には実質的に直線状の共通電極膜のみ
が存在することになるため、平面的な基板の占有面積を
非常に減少させることができる。
体内に、一対の共通電極膜からその対向方向に延びる棒
状電極導体を、セラミック層の厚み方向に配列されてい
るため、基板表面には実質的に直線状の共通電極膜のみ
が存在することになるため、平面的な基板の占有面積を
非常に減少させることができる。
【0016】これによって、コンデンサ基板の形状を非
常に小さくすることができ、また、基板の表面に他の配
線パターンなど形成する際に、配線の引き回しの自由度
が向上し、配線パターンの高密度化が達成できる。
常に小さくすることができ、また、基板の表面に他の配
線パターンなど形成する際に、配線の引き回しの自由度
が向上し、配線パターンの高密度化が達成できる。
【0017】また、容量を発生させるための棒状電極導
体が誘電体セラミックによって囲まれているため、従来
の基板の表面に平面的に形成した櫛歯電極膜に比較して
実効誘電率が向上する。
体が誘電体セラミックによって囲まれているため、従来
の基板の表面に平面的に形成した櫛歯電極膜に比較して
実効誘電率が向上する。
【0018】
【実施例】以下、本発明の積層コンデンサ基板を図面に
基づいて詳説する。
基づいて詳説する。
【0019】図1は、本発明の積層コンデンサ基板の一
例を示す外観斜視図であり、図2はA−A線部分の断面
斜視図である。尚、実施例では、基板の表面にコイルパ
ターンを形成した積層コンデンサ基板で説明する。
例を示す外観斜視図であり、図2はA−A線部分の断面
斜視図である。尚、実施例では、基板の表面にコイルパ
ターンを形成した積層コンデンサ基板で説明する。
【0020】図において、10は積層コンデンサ基板で
あり、積層コンデンサ基板10は、積層体1、容量成分
を発生する構造(以下、コンデンサ構造)2から構成さ
れ、さらに必要に応じて所定回路の配線パターン、図で
はコイルパターン3などが形成されている。尚、コンデ
ンサ構造2は、第1の共通電極膜21、第1の共通電極
膜21から延びる棒状電極導体(以下、櫛歯電極導体と
いう)21a、21b・・・・、第2の共通電極膜2
2、第2の共通電極膜22から延びる櫛歯電極導体22
a、22b・・・・から構成されている。
あり、積層コンデンサ基板10は、積層体1、容量成分
を発生する構造(以下、コンデンサ構造)2から構成さ
れ、さらに必要に応じて所定回路の配線パターン、図で
はコイルパターン3などが形成されている。尚、コンデ
ンサ構造2は、第1の共通電極膜21、第1の共通電極
膜21から延びる棒状電極導体(以下、櫛歯電極導体と
いう)21a、21b・・・・、第2の共通電極膜2
2、第2の共通電極膜22から延びる櫛歯電極導体22
a、22b・・・・から構成されている。
【0021】積層体1は、例えば5層の誘電体セラミッ
ク層1a〜1eが積層して構成されており、各セラミッ
ク層1a〜1eは、例えばアルナミを主成分とするセラ
ミック、チタン酸バリウムを主成分とするセラミック、
さらにこれらのセラミックとガラス成分を混合したガラ
ス−セラミックなどから成る。
ク層1a〜1eが積層して構成されており、各セラミッ
ク層1a〜1eは、例えばアルナミを主成分とするセラ
ミック、チタン酸バリウムを主成分とするセラミック、
さらにこれらのセラミックとガラス成分を混合したガラ
ス−セラミックなどから成る。
【0022】積層体1の表面側主面には、コンデンサ構
造2を構成する実質的に直線状の第1の共通電極膜21
と例えばスパイラル状のコイルパターン3が形成されて
いる。図では、第1の共通電極膜21の他端がコイルパ
ターン3の一端に接続されている。尚、第1の共通電極
膜21、コイルパターン3は、Ag系(Ag単体、Ag
合金)、Cu系(Cu単体、Cu合金)材料などから成
っている。
造2を構成する実質的に直線状の第1の共通電極膜21
と例えばスパイラル状のコイルパターン3が形成されて
いる。図では、第1の共通電極膜21の他端がコイルパ
ターン3の一端に接続されている。尚、第1の共通電極
膜21、コイルパターン3は、Ag系(Ag単体、Ag
合金)、Cu系(Cu単体、Cu合金)材料などから成
っている。
【0023】また、積層体1の裏面側主面には、コンデ
ンサ構造2を構成する実質的に直線状の第2の共通電極
膜22が形成されている。第1の共通電極膜21と第2
の共通電極膜22の平面的な位置関係は、第1の共通電
極膜21と第2のコンデンサ電極膜22とが重なり合う
よう、また、互いに平行関係になるように若干変位して
配置されている。
ンサ構造2を構成する実質的に直線状の第2の共通電極
膜22が形成されている。第1の共通電極膜21と第2
の共通電極膜22の平面的な位置関係は、第1の共通電
極膜21と第2のコンデンサ電極膜22とが重なり合う
よう、また、互いに平行関係になるように若干変位して
配置されている。
【0024】さらに、積層体1の内部には、第1の共通
電極膜21から下方向に延びる櫛歯電極導体21a、2
1b・・・が形成されており、第2の共通電極膜22か
ら上方向に延びる櫛歯電極導体22a、22b・・・が
形成されている。各櫛歯電極導体21a、21b・・
・、22a、22b・・・は、Ag系(Ag単体、Ag
合金)、Cu系(Cu単体、Cu合金)材料、W、Mo
などの高融点金属材料などから成っている。
電極膜21から下方向に延びる櫛歯電極導体21a、2
1b・・・が形成されており、第2の共通電極膜22か
ら上方向に延びる櫛歯電極導体22a、22b・・・が
形成されている。各櫛歯電極導体21a、21b・・
・、22a、22b・・・は、Ag系(Ag単体、Ag
合金)、Cu系(Cu単体、Cu合金)材料、W、Mo
などの高融点金属材料などから成っている。
【0025】具体的には、図2に示すように、櫛歯電極
導体21a、21b・・・は、セラミック層1a〜1d
の厚みを貫通するように形成され、また、櫛歯電極導体
22a、22b・・・は、セラミック1b〜1eを貫通
するように形成され、櫛歯電極導体21a、21b・・
・と櫛歯電極導体22a、22b・・・とは互いに平行
に、そしてセラミック層1b〜1dの厚み部分で交互に
噛み合うようにい直線上に配列されている。即ち、第1
の共通電極膜21から延びる櫛歯電極導体21a、21
b・・・は、第1の共通電極膜21の一端側から所定間
隔毎に、積層体1の表面側主面から下方向に延び、ま
た、第2の共通電極膜22から延びる櫛歯電極導体22
a、22b・・・は、第2の共通電極膜22の一端側か
ら所定間隔毎に、積層体1の裏面側主面から上方向に延
びることになる。
導体21a、21b・・・は、セラミック層1a〜1d
の厚みを貫通するように形成され、また、櫛歯電極導体
22a、22b・・・は、セラミック1b〜1eを貫通
するように形成され、櫛歯電極導体21a、21b・・
・と櫛歯電極導体22a、22b・・・とは互いに平行
に、そしてセラミック層1b〜1dの厚み部分で交互に
噛み合うようにい直線上に配列されている。即ち、第1
の共通電極膜21から延びる櫛歯電極導体21a、21
b・・・は、第1の共通電極膜21の一端側から所定間
隔毎に、積層体1の表面側主面から下方向に延び、ま
た、第2の共通電極膜22から延びる櫛歯電極導体22
a、22b・・・は、第2の共通電極膜22の一端側か
ら所定間隔毎に、積層体1の裏面側主面から上方向に延
びることになる。
【0026】上述の構造により、第1の共通電極膜21
から延びる櫛歯電極導体21aは、誘電体層1b〜1d
の厚み部分で第2の共通電極膜22から延びる櫛歯電極
導体22aと噛み合い、第1の共通電極膜21から延び
る櫛歯電極導体21bは、誘電体層1b〜1dの厚み部
分で第2の共通電極膜22から延びる櫛歯電極導体22
a、22bと噛み合い、第1の共通電極膜21から延び
る櫛歯電極導体21cは、誘電体層1b〜1dの厚み部
分で第2の共通電極膜22から延びる櫛歯電極導体22
b、22cと噛み合い、・・・、この噛み合い部分で所
定容量が発生することになる。即ち、各噛み合い部分で
発生した容量が合成されて全体の容量となり、コイルパ
ターン3に接続されることになる。
から延びる櫛歯電極導体21aは、誘電体層1b〜1d
の厚み部分で第2の共通電極膜22から延びる櫛歯電極
導体22aと噛み合い、第1の共通電極膜21から延び
る櫛歯電極導体21bは、誘電体層1b〜1dの厚み部
分で第2の共通電極膜22から延びる櫛歯電極導体22
a、22bと噛み合い、第1の共通電極膜21から延び
る櫛歯電極導体21cは、誘電体層1b〜1dの厚み部
分で第2の共通電極膜22から延びる櫛歯電極導体22
b、22cと噛み合い、・・・、この噛み合い部分で所
定容量が発生することになる。即ち、各噛み合い部分で
発生した容量が合成されて全体の容量となり、コイルパ
ターン3に接続されることになる。
【0027】以上のような本発明の積層コンデンサ基板
において、櫛歯電極導体21a、21b・・・、櫛歯電
極導体22a、22b・・・が、積層体1に立体的に互
いに噛み合うように配置されているため、積層体1の表
面においては、コンデンサ構造2を構成する実質的に直
線状の第1の共通電極膜21のみが形成されることにな
る。従って、積層コンデンサ基板10における、コンデ
ンサ構造2の平面的な占有面積は、従来の占有面積に比
較して非常に減少させることができることになる。
において、櫛歯電極導体21a、21b・・・、櫛歯電
極導体22a、22b・・・が、積層体1に立体的に互
いに噛み合うように配置されているため、積層体1の表
面においては、コンデンサ構造2を構成する実質的に直
線状の第1の共通電極膜21のみが形成されることにな
る。従って、積層コンデンサ基板10における、コンデ
ンサ構造2の平面的な占有面積は、従来の占有面積に比
較して非常に減少させることができることになる。
【0028】これに伴い、例えば積層体1の表面に形成
する各種配線パターン、実施例ではコイルパターン3の
形成における配線引き回しなどの制約が緩和され、ま
た、複数の電子部品の搭載位置が確保できるなど、高密
度実装化が可能となる。
する各種配線パターン、実施例ではコイルパターン3の
形成における配線引き回しなどの制約が緩和され、ま
た、複数の電子部品の搭載位置が確保できるなど、高密
度実装化が可能となる。
【0029】また、櫛歯電極導体21a、21b・・
・、22a、22b・・・がセラミック層1a〜1e内
に形成されていることから、その全てが誘電体セラミッ
ク材料に囲まれることになるため、容量を発生するため
の実効誘電率が向上し、従来の基板50の表面に平面的
に形成したコンデンサ構造に比較して、高い容量を得る
ことができる。
・、22a、22b・・・がセラミック層1a〜1e内
に形成されていることから、その全てが誘電体セラミッ
ク材料に囲まれることになるため、容量を発生するため
の実効誘電率が向上し、従来の基板50の表面に平面的
に形成したコンデンサ構造に比較して、高い容量を得る
ことができる。
【0030】このようなコンデンサ構造2を有する積層
コンデンサ基板10において、容量を調整する方法とし
ては、例えば積層体1の表面側主面に形成した第1の共
通電極膜21を所定位置(X1 、X2 、X3 ・・)で選
択的に切断することによって行われる。例えば、図2に
示す線X1 部分、即ち、櫛歯電極導体21aが延びる位
置と櫛歯電極導体21bが延びる位置との間で第1の共
通電極膜21を切断することによって、櫛歯電極導体2
1aは実質的に浮き電極導体となり、容量発生には寄与
しなくなる。また、図2に示す線X2 部分、即ち、櫛歯
電極導体21bが延びる位置と櫛歯電極導体21cが延
びる位置との間で第1の共通電極膜21を切断すること
によって、櫛歯電極導体21a、21bは実質的に浮き
電極導体となり、容量発生には寄与しなくなる。このよ
うにして第1の共通電極膜21を所定位置で切断するこ
とにより、所望の容量値に調整することができる。
コンデンサ基板10において、容量を調整する方法とし
ては、例えば積層体1の表面側主面に形成した第1の共
通電極膜21を所定位置(X1 、X2 、X3 ・・)で選
択的に切断することによって行われる。例えば、図2に
示す線X1 部分、即ち、櫛歯電極導体21aが延びる位
置と櫛歯電極導体21bが延びる位置との間で第1の共
通電極膜21を切断することによって、櫛歯電極導体2
1aは実質的に浮き電極導体となり、容量発生には寄与
しなくなる。また、図2に示す線X2 部分、即ち、櫛歯
電極導体21bが延びる位置と櫛歯電極導体21cが延
びる位置との間で第1の共通電極膜21を切断すること
によって、櫛歯電極導体21a、21bは実質的に浮き
電極導体となり、容量発生には寄与しなくなる。このよ
うにして第1の共通電極膜21を所定位置で切断するこ
とにより、所望の容量値に調整することができる。
【0031】次に、上述の積層コンデンサ基板10の製
造方法を簡単に説明する。
造方法を簡単に説明する。
【0032】まず、セラミック層1a〜1dとなる、例
えばガラス−セラミック材料を含む厚み40〜120μ
mのグリーンシートを用意し、各グリーンシートに、積
層後互いに接続されて櫛歯電極導体21a、21b・・
・、櫛歯電極導体22a、22b・・・となる位置に、
パンチング加工などによって貫通穴を形成する。貫通穴
の径は40〜200μm程度である。
えばガラス−セラミック材料を含む厚み40〜120μ
mのグリーンシートを用意し、各グリーンシートに、積
層後互いに接続されて櫛歯電極導体21a、21b・・
・、櫛歯電極導体22a、22b・・・となる位置に、
パンチング加工などによって貫通穴を形成する。貫通穴
の径は40〜200μm程度である。
【0033】例えば、誘電体層1aとなるグリーンシー
トには、櫛歯電極導体21a、21b、21c・・・と
なる貫通穴を、誘電体層1b〜1dとなるグリーンシー
トには、櫛歯電極導体21a、21b、21c・・・、
22a、22b、22c・・・となる貫通穴を、誘電体
層1eとなるグリーンシートには、櫛歯電極導体22
a、22b、22c・・・となる貫通穴を形成する。
トには、櫛歯電極導体21a、21b、21c・・・と
なる貫通穴を、誘電体層1b〜1dとなるグリーンシー
トには、櫛歯電極導体21a、21b、21c・・・、
22a、22b、22c・・・となる貫通穴を、誘電体
層1eとなるグリーンシートには、櫛歯電極導体22
a、22b、22c・・・となる貫通穴を形成する。
【0034】次に、各貫通穴に、Ag系導電性ペースト
などの印刷により、Ag系導体を充填する。
などの印刷により、Ag系導体を充填する。
【0035】次に、各グリーンシートを積層順序に応じ
て、積層し一体化する。
て、積層し一体化する。
【0036】次に、この積層体を、例えば大気雰囲気、
酸化性雰囲気でピーク温度800〜1050℃で焼成処
理する。
酸化性雰囲気でピーク温度800〜1050℃で焼成処
理する。
【0037】次に、積層体1の表面側主面に露出する櫛
歯電極導体21a、21b・・・の端部を互いに接続す
るする第1の共通電極膜21となる導体膜を印刷形成
し、焼きつけを行う。尚、この時、他の配線パターンで
あるコイルパターン3を同時に形成する。
歯電極導体21a、21b・・・の端部を互いに接続す
るする第1の共通電極膜21となる導体膜を印刷形成
し、焼きつけを行う。尚、この時、他の配線パターンで
あるコイルパターン3を同時に形成する。
【0038】次に、積層体1の裏面側主面に露出する櫛
歯電極導体22a、22b・・・の端部を互いに接続す
るする第2の共通電極膜22となる導体膜を印刷形成
し、焼きつけを行う。
歯電極導体22a、22b・・・の端部を互いに接続す
るする第2の共通電極膜22となる導体膜を印刷形成
し、焼きつけを行う。
【0039】これにより、第1の共通電極膜21と複数
の櫛歯電極導体21a、21b・・・とが接続して、第
2の共通電極膜22と複数の櫛歯電極導体22a、22
b・・・とが接続することになる。尚、互いに噛み合う
櫛歯電極導体21a、21b・・・と櫛歯電極導体22
a、22b・・・との間隔は約50μm以上である。
の櫛歯電極導体21a、21b・・・とが接続して、第
2の共通電極膜22と複数の櫛歯電極導体22a、22
b・・・とが接続することになる。尚、互いに噛み合う
櫛歯電極導体21a、21b・・・と櫛歯電極導体22
a、22b・・・との間隔は約50μm以上である。
【0040】尚、約50μm未満では、グリーンシート
に貫通穴を形成する際の充分な強度が得られないためで
ある。また、間隔の上限は、誘電体材料の誘電率などを
考慮して所期の容量が発生しなる程度まで離すことがで
きる。
に貫通穴を形成する際の充分な強度が得られないためで
ある。また、間隔の上限は、誘電体材料の誘電率などを
考慮して所期の容量が発生しなる程度まで離すことがで
きる。
【0041】以上のようにして積層コンデンサ基板10
が達成される。
が達成される。
【0042】実際の製造方法では、グリーンシートの形
状は、複数の積層コンデンサ基板10が多数個抽出でき
る大型グリーンシートを用いる。このため、グリーンシ
ートを積層した状態で、各積層コンデンサ基板10の形
状に対応する分割溝を形成し、製造工程の最終工程付近
で、分割溝に沿って分割処理を行うことが望ましい。
状は、複数の積層コンデンサ基板10が多数個抽出でき
る大型グリーンシートを用いる。このため、グリーンシ
ートを積層した状態で、各積層コンデンサ基板10の形
状に対応する分割溝を形成し、製造工程の最終工程付近
で、分割溝に沿って分割処理を行うことが望ましい。
【0043】また、表面、裏面処理である第1の共通電
極膜21の形成、第2の共通電極膜22の形成、コイル
パターン3などの形成に必要な焼きつけ処理を共通の焼
きつけ処理によって形成しても構わない。また、これら
の第1の共通電極膜21となる導体膜、第2の共通電極
膜22となる導体膜、コイルパターン3などとなる導体
膜をグリーンシートに予め形成したり、積層処理の直後
に形成したりして、積層体の焼成処理によって一体的に
形成しても構わない。
極膜21の形成、第2の共通電極膜22の形成、コイル
パターン3などの形成に必要な焼きつけ処理を共通の焼
きつけ処理によって形成しても構わない。また、これら
の第1の共通電極膜21となる導体膜、第2の共通電極
膜22となる導体膜、コイルパターン3などとなる導体
膜をグリーンシートに予め形成したり、積層処理の直後
に形成したりして、積層体の焼成処理によって一体的に
形成しても構わない。
【0044】図3は、本発明の他の実施例を示すコンデ
ンサ構造2の斜視図である。この実施例は、特に容量値
の調整が簡略化できる構造を示す。
ンサ構造2の斜視図である。この実施例は、特に容量値
の調整が簡略化できる構造を示す。
【0045】図1、図2との相違点は、第1の共通電極
膜21は、共通電極幹線210と該共通電極幹線210
から延びる切断対象の支路210a、210b・・・か
ら成り、この支路210a、210b・・・の先端付近
に、櫛歯電極導体21a、21b・・・を形成したこと
である。これに伴い、第2の共通電極膜22を第1の共
通電極膜21と同様な構造としてもよいし、また、図3
に示すように、第2の共通電極膜22を直線状に形成し
て、第1の共通電極膜21の共通電極幹線210と若干
変位させても構わない。要は、第1の共通電極膜21側
の櫛歯電極導体21a、21b・・・と第2の共通電極
膜22側の櫛歯電極導体22a、22b・・・とが容量
が発生するように、互いに直線上に、または交互に千鳥
状に配列されていれば構わない。
膜21は、共通電極幹線210と該共通電極幹線210
から延びる切断対象の支路210a、210b・・・か
ら成り、この支路210a、210b・・・の先端付近
に、櫛歯電極導体21a、21b・・・を形成したこと
である。これに伴い、第2の共通電極膜22を第1の共
通電極膜21と同様な構造としてもよいし、また、図3
に示すように、第2の共通電極膜22を直線状に形成し
て、第1の共通電極膜21の共通電極幹線210と若干
変位させても構わない。要は、第1の共通電極膜21側
の櫛歯電極導体21a、21b・・・と第2の共通電極
膜22側の櫛歯電極導体22a、22b・・・とが容量
が発生するように、互いに直線上に、または交互に千鳥
状に配列されていれば構わない。
【0046】上述の構造において、容量値を調整するに
あたり、支路210a、210b・・・の根元部分を、
図3の矢印Yに沿って順次切断することにより、容量調
整を行うことができる。
あたり、支路210a、210b・・・の根元部分を、
図3の矢印Yに沿って順次切断することにより、容量調
整を行うことができる。
【0047】この実施例では容量調整のための切断が、
図1、図2のように切断がX1 、X2 、X3 ・・・と異
なる方向で複数回行う必要があったのに対して、図3の
実施例では、矢印Y方向に一直線上で行うことができる
ため、切断の手段として、自動化が簡単なレーザー照射
及び走査による光学的な切断手段を用いることができ
る。
図1、図2のように切断がX1 、X2 、X3 ・・・と異
なる方向で複数回行う必要があったのに対して、図3の
実施例では、矢印Y方向に一直線上で行うことができる
ため、切断の手段として、自動化が簡単なレーザー照射
及び走査による光学的な切断手段を用いることができ
る。
【0048】図4は、本発明のさらに別の実施例を示す
コンデンサ構造2の斜視図である。
コンデンサ構造2の斜視図である。
【0049】この実施例は容量値の調整が簡略化でき、
且つ容量調整の変化率が異なる、即ち粗調整と微調整を
選択に行える構造を示す。
且つ容量調整の変化率が異なる、即ち粗調整と微調整を
選択に行える構造を示す。
【0050】図4に示す図1、図2との相違点は、第1
の共通電極膜21は、共通電極幹線210と該共通電極
幹線210から延びる切断対象の支路210a、210
b・・・から成り、第2の共通電極膜22は、共通電極
幹線220と該共通電極幹線220から延びる切断対象
の支路220a、220b・・・から成り、例えば第1
の共通電極膜21の支路210aには、櫛歯電極導体2
11a、212a、213aが形成され、支路210b
には、櫛歯電極導体211b、212b、213bが形
成され、支路210cには、櫛歯電極導体211c、2
12c、213cが形成されている。また、例えば第2
の共通電極膜22の支路220aには、櫛歯電極導体2
21a、222aが形成され、支路220bには、櫛歯
電極導体221b、222bが形成され、支路220c
には、櫛歯電極導体221c、222cが形成されてい
る。
の共通電極膜21は、共通電極幹線210と該共通電極
幹線210から延びる切断対象の支路210a、210
b・・・から成り、第2の共通電極膜22は、共通電極
幹線220と該共通電極幹線220から延びる切断対象
の支路220a、220b・・・から成り、例えば第1
の共通電極膜21の支路210aには、櫛歯電極導体2
11a、212a、213aが形成され、支路210b
には、櫛歯電極導体211b、212b、213bが形
成され、支路210cには、櫛歯電極導体211c、2
12c、213cが形成されている。また、例えば第2
の共通電極膜22の支路220aには、櫛歯電極導体2
21a、222aが形成され、支路220bには、櫛歯
電極導体221b、222bが形成され、支路220c
には、櫛歯電極導体221c、222cが形成されてい
る。
【0051】また、第1の共通電極膜21の支路210
aの櫛歯電極導体211a、212a、213aと第2
の共通電極膜22の支路220aの櫛歯電極導体221
a、222aとの関係は、第1の共通電極膜21の支路
210aの櫛歯電極導体211aは第2の共通電極膜2
2の支路220aの櫛歯電極導体221aと噛み合い、
第1の共通電極膜21の支路210aの櫛歯電極導体2
12aは第2の共通電極膜22の支路220aの櫛歯電
極導体221a、222aと噛み合い、第1の共通電極
膜21の支路210aの櫛歯電極導体213aは第2の
共通電極膜22の支路220aの櫛歯電極導体222a
と噛み合うようになっている。
aの櫛歯電極導体211a、212a、213aと第2
の共通電極膜22の支路220aの櫛歯電極導体221
a、222aとの関係は、第1の共通電極膜21の支路
210aの櫛歯電極導体211aは第2の共通電極膜2
2の支路220aの櫛歯電極導体221aと噛み合い、
第1の共通電極膜21の支路210aの櫛歯電極導体2
12aは第2の共通電極膜22の支路220aの櫛歯電
極導体221a、222aと噛み合い、第1の共通電極
膜21の支路210aの櫛歯電極導体213aは第2の
共通電極膜22の支路220aの櫛歯電極導体222a
と噛み合うようになっている。
【0052】支路210bと支路220b、支路210
cと支路220c・・・の各櫛歯電極導体211b、2
12b、213b、221b、222b、211c、2
12c、213c、221c、222c・・・について
も同様の配置構造となる。
cと支路220c・・・の各櫛歯電極導体211b、2
12b、213b、221b、222b、211c、2
12c、213c、221c、222c・・・について
も同様の配置構造となる。
【0053】このようなコンデンサ構造2において、容
量調整を行う場合には、第1の共通電極膜21側の支路
210a、210b、210c・・・の切断して行う
が、例えば図4の矢印Z1 と矢印Z2 と矢印Z3 で切断
する場合では、第1の共通電極側の櫛歯電極導体211
a、212a、213a、櫛歯電極導体211b、21
2b、213b、櫛歯電極導体211c、212c、2
13c、221cが浮き電極となり、容量の発生には寄
与しなくなる状態が異なる。従って、容量値の調整にお
いて、容量変化率を異ならせ、粗調整、微調整などが任
意に行えることになる。
量調整を行う場合には、第1の共通電極膜21側の支路
210a、210b、210c・・・の切断して行う
が、例えば図4の矢印Z1 と矢印Z2 と矢印Z3 で切断
する場合では、第1の共通電極側の櫛歯電極導体211
a、212a、213a、櫛歯電極導体211b、21
2b、213b、櫛歯電極導体211c、212c、2
13c、221cが浮き電極となり、容量の発生には寄
与しなくなる状態が異なる。従って、容量値の調整にお
いて、容量変化率を異ならせ、粗調整、微調整などが任
意に行えることになる。
【0054】例えば、第1の共通電極21側の支路21
0a、210b、210c・・・において、矢印Z1 で
順次切断すると、櫛歯電極導体211a、211b、2
11c・・・は順次浮き電極となり、容量変化率は非常
に小さいものとなる。
0a、210b、210c・・・において、矢印Z1 で
順次切断すると、櫛歯電極導体211a、211b、2
11c・・・は順次浮き電極となり、容量変化率は非常
に小さいものとなる。
【0055】例えば、第1の共通電極21側の支路21
0a、210b、210c・・・において、矢印Z2 で
順次切断すると、櫛歯電極導体211a、212a、櫛
歯電極導体211b、212b、櫛歯電極導体211
c、212c・・・は順次浮き電極となり、容量変化率
は中間的な値となる。
0a、210b、210c・・・において、矢印Z2 で
順次切断すると、櫛歯電極導体211a、212a、櫛
歯電極導体211b、212b、櫛歯電極導体211
c、212c・・・は順次浮き電極となり、容量変化率
は中間的な値となる。
【0056】例えば、第1の共通電極21側の支路21
0a、210b、210c・・・において、矢印Z3 で
順次切断すると、支路210aに形成された全ての櫛歯
電極導体211a、212a、213a、支路210b
に形成された全ての櫛歯電極導体211b、212b、
213b、支路210cに形成された全ての櫛歯電極導
体211c、212c、213cは、順次浮き電極とな
り、容量変化率は大きいものとなる。
0a、210b、210c・・・において、矢印Z3 で
順次切断すると、支路210aに形成された全ての櫛歯
電極導体211a、212a、213a、支路210b
に形成された全ての櫛歯電極導体211b、212b、
213b、支路210cに形成された全ての櫛歯電極導
体211c、212c、213cは、順次浮き電極とな
り、容量変化率は大きいものとなる。
【0057】これの変化率の異なる容量調整を組み合わ
せて、即ち、粗調整を行い所望容量に近づけ、続いて中
間調整や微調整を行うことにより、所定容量を迅速且つ
精度よく行うことができる。
せて、即ち、粗調整を行い所望容量に近づけ、続いて中
間調整や微調整を行うことにより、所定容量を迅速且つ
精度よく行うことができる。
【0058】尚、図3、図4に示すコンデンサ構造2で
は、積層体1の表面側主面の第1の共通電極膜21に直
線状の共通電極幹線の他に支路を形成するため、図1、
図2に比較してコンデンサ構造2の占有面積が若干増加
するが、従来に比較すれば大きな占有面積の減少とな
る。
は、積層体1の表面側主面の第1の共通電極膜21に直
線状の共通電極幹線の他に支路を形成するため、図1、
図2に比較してコンデンサ構造2の占有面積が若干増加
するが、従来に比較すれば大きな占有面積の減少とな
る。
【0059】尚、上述の実施例では、積層体のセラミッ
ク層の数が5層で説明したが、この積層数は、容量値の
設計などによって任意に変えることができる。
ク層の数が5層で説明したが、この積層数は、容量値の
設計などによって任意に変えることができる。
【0060】また、積層体1の表面にコンデンサ構造2
と接続する電子部品としてコイルパターン3を示した
が、コイルパターンにかぎらず、所定表面配線パターン
を形成して、その表面配線パターン上に各種の電子部品
を搭載しても構わない。
と接続する電子部品としてコイルパターン3を示した
が、コイルパターンにかぎらず、所定表面配線パターン
を形成して、その表面配線パターン上に各種の電子部品
を搭載しても構わない。
【0061】さらに、積層体1の内部は、櫛歯電極導体
のみが形成されているが、コンデンサ構造と関係のない
部位で、内部配線導体を形成し、積層セラミック回路基
板としても構わない。
のみが形成されているが、コンデンサ構造と関係のない
部位で、内部配線導体を形成し、積層セラミック回路基
板としても構わない。
【0062】また、コンデンサ構造において、容量調整
を基板の表面側の第1の共通電極膜側で行っているが、
これを裏面側の第2の共通電極膜でもおこなっても構わ
ない。
を基板の表面側の第1の共通電極膜側で行っているが、
これを裏面側の第2の共通電極膜でもおこなっても構わ
ない。
【0063】また、容量調整に使用ない側の共通電極
膜、例えば第2の共通共通電極膜を、セラミック層の層
間に内装しても構わない。即ち、図において、誘電体層
1eの外側にもう一層の誘電体層を配置した構造とす
る。
膜、例えば第2の共通共通電極膜を、セラミック層の層
間に内装しても構わない。即ち、図において、誘電体層
1eの外側にもう一層の誘電体層を配置した構造とす
る。
【0064】さらに、製造方法において、説明ではグリ
ーンシート多層を利用して説明したが、光硬化可能なモ
ノマーを含有するセラミックスリップ材を利用して、セ
ラミックスリップ材の塗布・乾燥してセラミック膜を形
成した後、櫛歯電極導体となる貫通穴を形成すべく、選
択的な露光処理・現像を行い、形成された貫通穴に櫛歯
電極導体となる導体を充填し、さらに、その表面にセラ
ミックスリップ材でセラミック膜を形成し、このセラミ
ック膜に貫通穴を選択的な露光処理・現像し、貫通穴に
導体を充填し、・・・を繰り返して未焼成状態の積層体
を形成しても構わない。
ーンシート多層を利用して説明したが、光硬化可能なモ
ノマーを含有するセラミックスリップ材を利用して、セ
ラミックスリップ材の塗布・乾燥してセラミック膜を形
成した後、櫛歯電極導体となる貫通穴を形成すべく、選
択的な露光処理・現像を行い、形成された貫通穴に櫛歯
電極導体となる導体を充填し、さらに、その表面にセラ
ミックスリップ材でセラミック膜を形成し、このセラミ
ック膜に貫通穴を選択的な露光処理・現像し、貫通穴に
導体を充填し、・・・を繰り返して未焼成状態の積層体
を形成しても構わない。
【0065】さらに、櫛歯電極導体を積層基板の全厚み
を貫通するように形成しても構わない。この場合、共通
電極膜の形状を、図3の第1の共通電極膜21のように
直線状の共通電極幹線の他に支路を形成する。特にこの
場合、製造工程において、貫通穴を有する焼成された積
層基板に対して、貫通穴の少なくとも内壁面に導体膜を
付着されるように印刷するだけでよいことになる。
を貫通するように形成しても構わない。この場合、共通
電極膜の形状を、図3の第1の共通電極膜21のように
直線状の共通電極幹線の他に支路を形成する。特にこの
場合、製造工程において、貫通穴を有する焼成された積
層基板に対して、貫通穴の少なくとも内壁面に導体膜を
付着されるように印刷するだけでよいことになる。
【0066】
【発明の効果】以上、本発明によれば、セラミック層を
積層した積層基板内に、セラミック層の厚み方向を貫
き、互いに噛み合う棒状電極導体が形成されているた
め、基板表面には実質的に直線状の共通電極膜のみが存
在することになるため、平面的な基板の占有面積が非常
に減少させることができる。
積層した積層基板内に、セラミック層の厚み方向を貫
き、互いに噛み合う棒状電極導体が形成されているた
め、基板表面には実質的に直線状の共通電極膜のみが存
在することになるため、平面的な基板の占有面積が非常
に減少させることができる。
【0067】これに伴い、基板の表面には、他の配線パ
ターンなどを制約なく形成することが可能となり、配線
パターンの高密度化が達成できる。
ターンなどを制約なく形成することが可能となり、配線
パターンの高密度化が達成できる。
【図1】本発明に係る積層コンデンサ基板の平面図であ
る。
る。
【図2】図1のA−A線部分の断面斜視図である。
【図3】本発明の他の実施例を示すコンデンサ構造部分
の透過斜視図である。
の透過斜視図である。
【図4】本発明の別の実施例を示すコンデンサ構造部分
の透過斜視図である。
の透過斜視図である。
【図5】従来のコンデンサ基板の平面図である。
10・・・・・・積層コンデンサ基板 1・・・・・・・積層体 1a〜1e・・・セラミック層 2・・・・・・・コンデンサ構造 21・・・・・・第1の共通電極膜 22・・・・・・第2の共通電極膜 21a、21b・・・・・・・第1の共通電極膜側の棒
状電極導体 22a、22b・・・・・・・第1の共通電極膜側の棒
状電極導体 3・・・・・・・コイルパターン
状電極導体 22a、22b・・・・・・・第1の共通電極膜側の棒
状電極導体 3・・・・・・・コイルパターン
Claims (1)
- 【請求項1】 複数のセラミック層を積層した積層体内
に、1対の共通電極膜及び各々の共通電極膜から互いの
対向方向に延びる棒状電極導体を配置して成る積層コン
デンサ基板であって、 前記棒状電極導体を積層体の厚み方向に配列したことを
特徴とする積層コンデンサ基板。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6206515A JPH0878270A (ja) | 1994-08-31 | 1994-08-31 | 積層コンデンサ基板 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6206515A JPH0878270A (ja) | 1994-08-31 | 1994-08-31 | 積層コンデンサ基板 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0878270A true JPH0878270A (ja) | 1996-03-22 |
Family
ID=16524647
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6206515A Pending JPH0878270A (ja) | 1994-08-31 | 1994-08-31 | 積層コンデンサ基板 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0878270A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004072034A (ja) * | 2002-08-09 | 2004-03-04 | Toppan Printing Co Ltd | コンデンサ及びそれを内蔵したインターポーザーもしくはプリント配線板 |
| JP2005051000A (ja) * | 2003-07-28 | 2005-02-24 | Toppan Printing Co Ltd | 誘電体シート及びその製造方法、並びにコンデンサ及びそれを内蔵したインターポーザーもしくはプリント配線板の製造方法 |
| JP2005093661A (ja) * | 2003-09-17 | 2005-04-07 | Toppan Printing Co Ltd | コンデンサ及びその製造方法ならびにコンデンサを内蔵したインターポーザーもしくはプリント配線板 |
| JP2017212431A (ja) * | 2016-05-23 | 2017-11-30 | サムソン エレクトロ−メカニックス カンパニーリミテッド. | キャパシタ及びこれを含む回路基板 |
-
1994
- 1994-08-31 JP JP6206515A patent/JPH0878270A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004072034A (ja) * | 2002-08-09 | 2004-03-04 | Toppan Printing Co Ltd | コンデンサ及びそれを内蔵したインターポーザーもしくはプリント配線板 |
| JP2005051000A (ja) * | 2003-07-28 | 2005-02-24 | Toppan Printing Co Ltd | 誘電体シート及びその製造方法、並びにコンデンサ及びそれを内蔵したインターポーザーもしくはプリント配線板の製造方法 |
| JP2005093661A (ja) * | 2003-09-17 | 2005-04-07 | Toppan Printing Co Ltd | コンデンサ及びその製造方法ならびにコンデンサを内蔵したインターポーザーもしくはプリント配線板 |
| JP2017212431A (ja) * | 2016-05-23 | 2017-11-30 | サムソン エレクトロ−メカニックス カンパニーリミテッド. | キャパシタ及びこれを含む回路基板 |
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