JPH0880672A - 感熱記録体 - Google Patents

感熱記録体

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JPH0880672A
JPH0880672A JP6238405A JP23840594A JPH0880672A JP H0880672 A JPH0880672 A JP H0880672A JP 6238405 A JP6238405 A JP 6238405A JP 23840594 A JP23840594 A JP 23840594A JP H0880672 A JPH0880672 A JP H0880672A
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water
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JP6238405A
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English (en)
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Katsumi Moronuki
克巳 諸貫
Keiji Sasaki
恵二 佐々木
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Honshu Paper Co Ltd
Original Assignee
Honshu Paper Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 耐水性と不乾性インキによる捺印性との両者
において優れた特性を有する感熱記録体を提供する。 【構成】 支持体の表面に感熱発色成分を含有する感熱
発色層を設け、該感熱発色層の上に水溶性高分子及び/
又は水分散性高分子を結着剤とする中間層を設け、更に
該中間層の上に、捺印予定部分を除いて、紫外線硬化型
樹脂層を形成した感熱記録体。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、感熱記録方式によって
画像を記録する感熱記録体に関し、さらに詳しくは、感
熱記録体の表面の耐水性に優れ、しかも不乾性インキな
どによる捺印のインキ受理性に優れた性質を有する感熱
記録体に関する。
【0002】
【従来の技術】感熱記録体は、一般に、支持体と該支持
体の表面に形成されている感熱発色層とを有しており、
熱ヘッド、熱ペン、レーザ光等で加熱することにより感
熱発色層中の発色剤を瞬時にして反応させ、感熱発色層
に記録画像を形成するシステムからなる(例えば、特公
昭43ー4160号公報、特公昭45ー14039号公
報等)。
【0003】このシステムを利用する感熱記録体は、比
較的簡単な装置によって記録画像が得られ、しかも、保
守が容易であり、また、騒音の発生がないなどの利点を
有するため、例えば、計測用記録計、ファクシミリ、コ
ンピューターの端末機、ラベル、自動券売機による乗車
券等の広範囲の分野の記録体に利用されている。
【0004】特に最近では銀行のATM用や、ガス、電
気、水道の検針用などの記録体としても利用され始めて
いる。
【0005】これらの用途に利用される感熱記録体に
は、耐候性や耐薬品性などの性質に優れ、画像の褪色や
地肌被り等がないことは勿論のこと、特にガス、電気、
水道の検針時に利用する記録体の場合には、ハンディタ
ーミナルなどにより、屋外でしかも雨天時に使用される
ことがあるため、記録後の感熱記録体が水に濡れたとき
に、感熱記録面とその裏面、または感熱記録面同士がブ
ロッキングにより接着しないこと、該ブロッキングによ
り記録画像が読み取れなくなることがないこと、記録前
の感熱記録体の巻き取りの側面に水滴が落ちても、感熱
記録面とその裏面とがブロッキングして感熱記録体の送
り不良を生ずることがないこと、等の耐水性能が要求さ
れるようになった。
【0006】なお、記録後の感熱記録体が水に濡れたと
きに、感熱記録面とその裏面、または感熱記録面同士が
ブロッキングによって接着したり、記録画像が読み取れ
なくなったり、さらには、記録前の感熱記録体の巻き取
りの側面に水滴が落ちたときに、感熱記録面とその裏面
とがブロッキングして感熱記録体の送り不良を生じたり
するのは、感熱記録体における感熱発色層や保護層に用
いられている結着剤が、水溶性高分子や水分散性高分子
からなるためであり、湿潤時にこの結着剤が粘着性を帯
びることによるものである。
【0007】この問題を解決するためには、感熱発色層
や保護層の結着剤を架橋剤によって処理することによ
り、これらの層の結着剤に耐水性を付与することが考え
られるが、感熱記録体の製造時には、架橋反応に十分な
熱を加えることができないことや、反応性の高い架橋剤
を用いると感熱発色層が発色してしまう等の感熱記録体
特有の問題があり、かかる方法によっては十分な耐水性
の改良を施すことができない。
【0008】また、感熱発色層や保護層の耐水性は、水
溶性高分子や水分散性高分子以外の結着剤を使用するこ
とによっても得られるが、水溶性高分子や水分散性高分
子に代わる結着剤は、経済性や耐熱性などの別の面での
欠点を有している。
【0009】この課題を解決するものとして、本発明者
は先に、感熱発色成分を含有する感熱発色層の上に紫外
線硬化型樹脂層を設けた感熱記録体、あるいは、感熱発
色成分を含有する感熱発色層の上に水溶性高分子及び/
又は水分散性高分子を結着剤とする中間層を介して紫外
線硬化型樹脂層を設けた感熱記録体を提案した(特公昭
58−35478号、特願平5−177389号)。
【0010】最上層が紫外線硬化型樹脂層からなるこれ
らの感熱記録体は、雨天の屋外で使用してもブロッキン
グを生ずることのない高度の耐水性を有する。
【0011】しかしながら、この感熱記録体における紫
外線硬化型樹脂層は、朱肉やスタンプインキなどの不乾
性インキの受理性がなく、朱肉やスタンプインキなどの
不乾性インキによる捺印性を満足することができない。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明の
目的は、雨天の屋外で使用してもブロッキングなどの問
題を生ずることのない耐水性を有し、かつ不乾性インキ
での捺印性に優れた性質を有する感熱記録体を提供する
ことにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記課題は、以下の本発
明によって解決される。すなわち、本発明は、支持体の
表面に感熱発色成分を含有する感熱発色層を設け、該感
熱発色層の上に水溶性高分子及び/又は水分散性高分子
を結着剤とする中間層を設け、更に該中間層の上に、捺
印予定部分を除いて、紫外線硬化型樹脂層を形成したこ
とを特徴とする感熱記録体からなる。
【0014】紫外線硬化型樹脂層は、大成社 (株) 発行
の「光・放射線硬化技術」などの既刊本、あるいは雑誌
などに詳しく解説されているが、簡単に言えば、光重合
性のモノマー、プレポリマー(オリゴマー)及び光重合
開始剤を必須の成分する紫外線硬化型樹脂組成物による
塗工層に紫外線を照射することにより、光重合性のモノ
マーとプレポリマー(オリゴマー)とを共重合させるこ
とによって得られる。
【0015】紫外線硬化型樹脂組成物におけるモノマー
とプレポリマー(オリゴマー)とは相溶性を有し、かつ
共重合性を有するものである。
【0016】紫外線硬化型樹脂組成物におけるプレポリ
マーとしては、不飽和ポリエステル、エポキシ、アクリ
ル、各種ポリエステルなどが挙げられ、またモノマーと
してはエチレン系不飽和結合を有する各種のエチレン誘
導体が挙げられる。
【0017】本発明の感熱記録体においては、紫外線硬
化型樹脂層は、中間層の上に捺印予定部分を除くパター
ン状に、例えば印刷方式などにより、0.1〜10g
(dry)/ m2 、好ましくは0.5〜6g(dr
y)/m2 程度に形成される。
【0018】なお、中間層の上に予め、「検針票」、
「領収書」などのフォーマットを印刷しておいたり、あ
るいは紫外線硬化型樹脂層を設けてから、該紫外線硬化
型樹脂層の上に前記フォーマットを印刷してもよい。な
お、後者の場合には、耐熱性の高いインキを用いること
が必要である。
【0019】中間層は、(1) 紫外線硬化型樹脂が感熱発
色層に侵入し、地肌被りなどの不都合を発生することの
ないようにする感熱発色層に対する保護機能、(2) 朱
肉、スタンプインキなどの不乾性インキの受理機能、及
び(3) 紫外線硬化型樹脂層との接着性保持機能等を果た
す。
【0020】本発明の感熱記録体の中間層の結着剤に
は、各種の水溶性高分子及び/又は水分散性高分子が利
用される。
【0021】具体的には、各種のデンプン類、ヒドロキ
シエチルセルロース、メチルセルロース、カルボキシメ
チルセルロース、ゼラチン、カゼイン、ポリビニルアル
コール、変性ポリビニルアルコール、スチレン−無水マ
レイン酸共重合体、エチレン−無水マレイン酸共重合体
などの水溶性高分子、スチレン−ブタジエン共重合体、
アクリロニトリル−ブタジエン共重合体、アクリル酸エ
ステル−ブタジエン共重合体などの水分散性高分子が用
いられ、特に水溶性高分子が好ましく、PVA又は変成
PVAが最も好適である。
【0022】なお、変成PVAとしては、カルボキシ変
成PVA、エポキシ変成PVA、アセトアセチル化変成
PVA、スルホン酸変成PVAなどが好ましい。
【0023】本発明の感熱記録体においては、中間層の
結着剤の1部として、皮膜形成能を有する吸水性ウレタ
ンポリマーを使用することにより、捺印性においてさら
に優れた中間層にすることができる。
【0024】中間層における結着剤の1部として好適に
使用される前記皮膜形成能を有する吸水性ウレタンポリ
マーは、乾燥することにより皮膜化し、その皮膜が吸水
・放湿を繰り返す性質を有するものであり、従来の水溶
性ウレタンポリマーとはその性質が異なる。
【0025】すなわち、従来の水溶性ウレタンポリマー
は、ウレタンポリマーを構成するジオール成分が、ポリ
オキシプロピレン付加物やアジピン酸とヘキサンジオー
ルとのエステル化物などの疎水性のジオール成分からな
り、ウレタンポリマーは、かかる疎水性のジオール成分
を有機イソシアネートと反応させたものであり、市販さ
れているほとんどのウレタンポリマーの吸水率、すなわ
ち吸水させる前の重量をW1 、吸水させた後の重量をW
2 としたときに、(W2 /W1 )×100で表わされる
ウレタンポリマーの吸水率が105%以下である。
【0026】そして、従来はウレタンポリマーの耐水性
(耐加水分解性)をいかにして上げるかについての研究
がなされており、ウレタンポリマーに吸水性を付与させ
ようとする概念は存在していなかった。
【0027】これに対して、本発明の感熱記録体におけ
る中間層の結着剤の1部として好ましく使用される皮膜
形成能を有する吸水性ウレタンポリマーは、吸水させる
前の重量をW1 、吸水させた後の重量をW2 としたとき
に、(W2 /W1 )×100で表わされる吸水率が通常
120%以上のものであって、乾燥することにより皮膜
化し、その皮膜が吸水・放湿を繰り返す性質を有する。
【0028】なお、吸水性ウレタンポリマーの含有量が
中間層の全結着剤中の1重量%未満になると、吸水性ウ
レタンポリマーの存在による中間層の捺印性の改良効果
が得られない。
【0029】また、吸水性ウレタンポリマーの含有量が
中間層における全結着剤中の50重量%を超えると、中
間層における捺印性は向上するものの、中間層としての
保護機能が低下する。
【0030】中間層における結着剤の1部として好まし
く利用される吸水性ウレタンポリマーとしては、その構
造式中に、吸水性成分であるポリオキシエチレン基{−
(OCH2 CH2n }(式中nは2以上の整数を表わ
す)を含有しているものを利用するのが好ましい。
【0031】この吸水性成分であるポリオキシエチレン
基{−(OCH2 CH2n }(式中nは2以上の整数
を表わす)を具備する吸水性ウレタンポリマーにおい
て、ポリオキシエチレン基{−(OCH2 CH2n
(式中nは2以上の整数を表わす)が5重量%未満にな
ると、吸水性が低下するために、中間層のインキの受理
性の改良効果が十分ではなくなる。
【0032】また、吸水性成分であるポリオキシエチレ
ン基{−(OCH2 CH2n }(式中nは2以上の整
数を表わす)を含有する吸水性ウレタンポリマーにおい
て、ポリオキシエチレン基{−(OCH2 CH2n
(式中nは2以上の整数を表わす)が80重量%を超え
ると、中間層の耐水強度が著しく低下するようになる。
【0033】このため、吸水性ウレタンポリマーとして
は、その構造式中に、吸水性成分であるポリオキシエチ
レン基{−(OCH2 CH2n }(式中nは2以上の
整数を表わす)を5〜80重量%含有しているものを使
用するのが好ましい。
【0034】なお従来、吸水性樹脂としてのポリアクリ
ル酸系吸水性ポリマーを含有させたポリウレタンポリマ
ー組成物が知られているが、この組成物は中間層形成用
の塗工剤の調整の際に吸水してしまうために、中間層の
成分として利用することはできない。
【0035】中間層を形成する水溶性高分子及び/又は
水分散性高分子からなる結着剤に対しては、中間層の耐
水性などの性能向上のために、各種の架橋剤を用いるこ
とができる。
【0036】これらの架橋剤としては、例えば (1)アルデヒド類 グリオキザール、ジアルデヒド澱粉、ポリアクロレイン (2)N−メチロール化合物 N−メチル尿素、N−メチルメラミン、N−メチロール
エチレン尿素 (3)活性ビニル化合物 ジビニルスルホン、ビス(βーヒドロキシエチルスルホ
ン) (4)エポキシ化合物 エピクロヒドリン、グリシジルメタクリレート (5)多カルボン酸化合物 ジカルボン酸、ジカルボン酸クロリド、メチルビニルエ
ーテルーマレイン酸共重合体 (6)ジイソシアネート化合物 トルエンジイソシアネート(トリレンジイソシアネー
ト)、ジフェニルメタンジイソシアネート (7)錯化剤 Cu、B、Al、Ti、Zr、Sn、V、Cr などの化合物を使用することができる。
【0037】また、中間層には、紫外線硬化型樹脂層と
の接着性を向上させると共に、捺印性をさらに向上させ
るために、ケイソウ土、タルク、カオリン、焼成カオリ
ン、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、酸化チタン、
酸化亜鉛、酸化ケイ素、水酸化アルミニウム、尿素−ホ
ルマリン樹脂などの無機顔料または有機顔料を添加する
ことが好ましい。
【0038】本発明の感熱記録体において、支持体の表
面に設ける感熱発色成分を含有する感熱発色層に使用す
る発色系は、本発明の目的を達成するものであればいか
なるものでもよく、例えば、塩基性染料とフェノール性
物質に代表される酸性物質との反応による感熱発色系が
好ましく用いられる。
【0039】また、イミノ化合物とイソシアナート化合
物との反応によるもの、長鎖脂肪酸鉄塩と多価フェノー
ルとの反応によるもの等の発色系を用いることもでき
る。
【0040】塩基性染料と酸性物質とによる発色系に利
用される成分の具体例について以下に示す。
【0041】塩基性染料としては、 (1) トリアリールメタン系化合物 例えば、3,3−ビス(p−ジメチルアミノフェニル)
−6−ジメチルアミノフタリド(クリスタル・バイオレ
ット・ラクトン)、3−(p−ジメチルアミノフェニ
ル)−3−(1,2−ジメチルインドール−3−イル)
フタリド、3−(p−ジメチルアミノフェニル)−3−
(2−フェニルインドール−3−イル)フタリド、3,
3−ビス−(p−エチルカルバゾール−3−イル)−3
−ジメチルアミノフタリド、3,3−ビス(2−フェニ
ルインドール−3−イル)−5−ジメチルアミノフタリ
ド等;
【0042】(2) ジフェニルメタン系化合物 例えば、4,4−ビス−ジメチルアミノベンズヒドリン
ベンジルエーテル、N−ハロフェニルロイコオーラミ
ン、N−2,4,5−トリクロロフェニルロイコオーラ
ミン等;
【0043】(3) キサンテン系化合物 例えば、ローダミンB−アニリノラクタム、3−ジエチ
ルアミノ−7−ジベンジルアミノフルオラン、3−ジエ
チルアミノ−7−ブチルアミノフルオラン,3−ジエチ
ルアミノ−7−(2−クロロアニリノ)フルオラン、3
−ジエチルアミノ−6−メチル−7−アニリノフルオラ
ン、3−ピペリジノ−6−メチル−7−アニリノフルオ
ラン、3−エチル−トリルアミノ−6−メチル−7−ア
ニリノフルオラン、3−シクロヘキシル−メチルアミノ
−6−メチル−7−アニリノフルオラン、3−ジエチル
アミノ−6−クロロ−7−(β−エトキシエチル)アミ
ノフルオラン、3−ジエチルアミノ−6−クロロ−7−
(γ−クロロプロピルアミノフルオラン、3−ジエチル
アミノ−6−クロロ−7−アニリノフルオラン、3−N
−シクロヘキシル−N−メチルアミノ−6−メチル−7
−アニリノフルオラン、3−ジエチルアミノ−7−フェ
ニルフルオラン、3−(N−イソアミル−N−エチルア
ミノ)−6−メチル−7−アニリノフルオラン、3−ジ
ブチルアミノ−6−メチル−7−アニリノフルオラン
等;
【0044】(4) チアジン系化合物 例えば、ベンゾイルロイコメチレンブルー、p−ニトロ
ベンゾイルロイコメチレンブルー等;
【0045】(5) スピロ系化合物、 例えば、3−メチル−スピロ−ジナフトピラン、3−エ
チル−スピロ−ジナフトピラン、3−ベンジルスピロ−
ジナフトピラン、3−メチルナフト−(3−メトキシ−
ベンゾ)−スピロピラン等;が利用される。
【0046】さらには、これらの混合物が利用され、用
途に応じて所望する特性を考慮して適宜選択される。
【0047】また、酸性物質としては、パラオキシ安息
香酸ベンジルエステル、ヒドロキシフタル酸ジメチルエ
ステル、2,4ージヒドロキシベンゾフェノン、N−ス
テアリルーPーアミノフェノール、3,4−ビスフェノ
ールA、4−ヒドロキシサリチルアニリド、4,4′−
ジヒドロキシジフェニルエーテル、4,4′−エチリデ
ンビスフェノール、4,4′ージイソプロピリデンジフ
ェノール(ビスフェノールA)、4,4′−(1−メチ
ルペンチリデン)ビスフェノール、テトラメチルビスフ
ェノールA、4,4′−(α−メチルベンジリデン)ビ
スフェノール、4,4′−(p−フェニレンジイソプロ
ピリデン)ビスフェノール、4,4′−〔1,3−フェ
ニレンビス(1−メチルエチリデン)〕ビスフェノー
ル、4,4′−シクロヘキシリデンビスフェノール、
2,2−ビス(4−ヒドロキシ3−イソプロピルフェニ
ル)プロパン、
【0048】α,α′−ビス(3−メチルー4−ヒドロ
キシフェニル)−m−ジイソプロピルベンゾフェノン、
n−ブチルビス(ヒドロキシフェニル)アセテート、
α,α′,α″−トリス(4−ヒドロキシフェニル)−
1,3,5−トリイソプロピルベンゼン、4,4′−
〔1−〔4−〔1−(4−ヒドロキシフェニル)−1−
メチルエチル〕フェニル〕エチリデン〕ビスフェノー
ル、没食子酸ステアリル、2,3,4,4′−テトラヒ
ドロキシベンゾフェノン、4−ヒドロキシ−4′−イソ
プロポキシジフェニルスルホン、2,2−ビス(4,
4′−ヒドロキシフェニル)スルホン、4,4′−チオ
ビス(6−t−ブチル−m−クレゾール)、2,2−ビ
ス(3−アリル−4−ヒドロキシフェニル)スルホン、
ビス(4−ヒドロキシフェニル)サルファイド、ビス
(4−ヒドロキシ−3−メチルフェニル)サルファイ
ド、テトラメチルビスフェノールS等が利用される。
【0049】感熱発色層及び/又は中間層には、目的に
応じて以下のような薬品を添加してもよい。
【0050】すなわち、中間層の捺印性をさらに向上さ
せるために、顔料として、ケイソウ土、タルク、カオリ
ン、焼成カオリン、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウ
ム、酸化チタン、酸化亜鉛、酸化ケイ素、水酸化アルミ
ニウム、尿素−ホルマリン樹脂などの無機顔料または有
機顔料が利用される。
【0051】感熱記録具のヘッド摩耗防止、スティッキ
ング防止などの目的で、ステアリン酸亜鉛、ステアリン
酸カルシウム等の高級脂肪酸金属塩、パラフィン、酸化
パラフィン、ポリエチレン、酸化ポリエチレン、ステア
リン酸アミド、カスターワックス等のワックス類などが
利用される。
【0052】また、感度向上剤としてメタターフェニ
ル、パラベンジルビスフェニル、ヒドロキシナフトエ酸
のエステル類、ステアリン酸アミド、トリベンジルアミ
ン、ナフタレン誘導体、ジベンジルテレフタレート、蓚
酸ジベンジル、蓚酸ビス(パラメチルベンジル)などの
各種蓚酸エステルなどが利用される。
【0053】さらに、ジオクチルスルホコハク酸ナトリ
ウム等の分散剤、界面活性剤、蛍光染料などが、所望に
応じて利用される。
【0054】本発明の感熱記録体における支持体として
は、紙が主として利用されるが、各種の不織布、プラス
チックフィルム、合成紙、金属箔等、あるいはこれらを
組合わせた複合シート等を用いてもよい。
【0055】また、必要に応じて、支持体と感熱発色層
との間に下引き層を設けることもできる。
【0056】さらに、本発明の感熱記録体における中間
層は、一般的には、0.5〜8g(dry)/m2 程度
の塗工層として形成され、また感熱発色層は、2〜10
g(dry)/m2 程度の塗工層として形成される。
【0057】
【実施例】以下に、本発明の感熱記録体の具体的な構成
を実施例に基づいて説明するが、本発明はこれらの実施
例に限定されるものではない。
【0058】製造例1 温度計、撹拌機、還流冷却器、及び窒素ガス導入管を備
えた4ツ口フラスコに、分子量約2000のポリカーボ
ネートジオール75重量部、グリコールエチレンオキサ
イド(EO)/プロピレンオキサイド(PO)付加物
(分子量:約3000、エチレンオキサイド含有量:4
0重量%)25重量部、ジメチロイルプロピオン酸5.
6重量部、メチルエチルケトン100重量部、及びジブ
チルチンジラウレート0.1重量部を仕込み、内容物を
撹拌しながら70℃に加熱した。
【0059】次いで、ヘキサメチレンジイソシアネート
を、ポリカーボネートジオールの−OH基と、グリコー
ルエチレンオキサイド/プロピレンオキサイド付加物の
−OH基との合計の−OH基の2倍モル滴下した。
【0060】ヘキサメチレンジイソシアネートの滴下終
了後さらに85℃まで昇温し、イソシアネート残量が理
論量に達するまで反応させた。
【0061】イソシアネート残量が理論量に達したとき
を反応終点にして加熱を停止させ、40℃まで冷却し
た。
【0062】続いて、エチレンジアミン2.5重量部を
滴下して反応させた。
【0063】イソシアネート量の測定により、イソシア
ネートの消失によって反応の終点を確認した。
【0064】反応終了後に、アンモニア水2.8重量
部、及びイオン交換水500重量部を添加し、さらに6
0℃にてメチルエチルケトンをトッピングにて除去する
ことにより、皮膜形成能を有する吸水性ウレタンポリマ
ーの20重量%エマルジョン水溶液(a)を得た。
【0065】製造例2 製造例1の工程において、ポリカーボネートジオールに
代えて、分子量約2000のポリアジピン酸ジオール
(ブタンジオール含有量:10重量%)を使用する以外
は、製造例1と同様の操作により、皮膜形成能を有する
吸水性ウレタンポリマーの20重量%エマルジョン水溶
液(b)を得た。
【0066】製造例3 製造例1の工程において、グリコールエチレンオキサイ
ド/プロピレンオキサイド付加物に代えて、分子量約3
000のポリエチレングリコールを使用する以外は、製
造例1と同様の操作により、皮膜形成能を有する吸水性
ウレタンポリマーの20重量%エマルジョン水溶液
(c)を得た。
【0067】実施例1 (1) 感熱発色層の形成 A液調整 3−ジ−ブチルアミノ−6−メチル−7−アニリノフル
オラン・・・・10重量部 5%メチルセルロース水溶液・・・・5重量部 水・・・・25重量部
【0068】この組成物をサンドミルで平均粒子径が
0.8μmになるまで粉砕した。 B液調整 4,4′ージイソプロピリデンジフェノール・・・・10重
量部 5重量%メチルセルロース水溶液・・・・5重量部 水・・・・25重量部
【0069】この組成物をサンドミルで平均粒子径が
1.5μmになるまで粉砕した。 C液調整 メタターフェニル・・・・10重量部 5重量%メチルセルロース水溶液・・・・5重量部 水・・・・25重量部
【0070】この組成物をサンドミルで平均粒子径が
1.0μmになるまで粉砕した。
【0071】次いで、上記のA液40重量部、B液80
重量部、C液40重量部、 45重量%アクリルエマルジ
ョン(ボンロンS−1120 三井東圧化学 (株) 製)
40重量部、及び水40重量部を混合、撹拌し、感熱発
色層用の塗工液を得た。
【0072】得られた感熱発色層用の塗工液を、50g
/m2 の上質紙からなる支持体の上に、4g(dry)
/m2 に塗布、乾燥し、感熱発色層を形成した。
【0073】(2) 中間層の形成 ポリビニルアルコールの20重量%液(クラレポバール
105、 (株) クラレ製)・・・・400重量部 皮膜形成能を有する吸水性ウレタンポリマーの20重量
%エマルジョン水溶液(a)・・・・100重量部 シリカ(P−527、水沢化学 (株) 製)・・・・10重量
部 グリオキザール・・・・10重量部 水・・・・150重量部
【0074】この組成物を混合、撹拌し、中間層用の塗
工液を得た。
【0075】得られた中間層用の塗工液を、上記の感熱
発色層の上に、3g(dry)/m2 に塗布、乾燥した
後、グロスカレンダー処理した。
【0076】(3) 紫外線硬化型樹脂層の形成 上記の中間層の上に、オフセット印刷試験機により、捺
印予定部分を除くパターンの形状に、紫外線硬化型樹脂
組成物(ダイキュアROPニス、大日本インキ化学工業
(株) 社製 )を約1g/m2 の割合に塗工した後、こ
れを紫外線照射装置で硬化させ、本発明の実施例品であ
る感熱記録体を得た。
【0077】実施例2 実施例1の中間層用の塗工液中の吸水性ウレタンポリマ
ーの20重量%エマルジョン水溶液(a)の代わりに、
吸水性ウレタンポリマーの20重量%エマルジョン水溶
液(b)を使用する以外は、実施例1と同様の操作によ
り、本発明の実施例品である感熱記録体を得た。
【0078】実施例3 実施例1の中間層用の塗工液中の吸水性ウレタンポリマ
ーの20重量%エマルジョン水溶液(a)の代わりに、
吸水性ウレタンポリマーの20重量%エマルジョン水溶
液(c)を使用する以外は、実施例1と同様の操作によ
り、本発明の実施例品である感熱記録体を得た。
【0079】実施例4 実施例1の中間層用の塗工液中から、吸水性ウレタンポ
リマーの20重量%エマルジョン水溶液(a)を除いた
組成の塗工液による中間層を形成する以外は、実施例1
と同様の操作により、本発明の実施例品である感熱記録
体を得た。
【0080】比較例1 実施例1において、紫外線硬化型樹脂層の形成を省略す
る以外は、実施例1と同様の操作により、比較のための
感熱記録体を得た。
【0081】比較例2 実施例1の紫外線硬化型樹脂層の形成において、紫外線
硬化型樹脂を中間層の上の全面に形成する以外は、実施
例1と同様の操作により、比較のための感熱記録体を得
た。
【0082】実験 以上の実施例及び比較例の各感熱記録体を、69mm巾
の巻き取りに仕上げ、キャノンハンディターミナルプリ
ンターHT9000(商品名)を使用して感熱記録し、
以下の各種の試験を行った。結果を表1に示す。
【0083】 記録濃度の測定 記録画像の光学濃度を、光学濃度計マクベスRD918
を用いて測定した。
【0084】 捺印性の試験 シャチハタXスタンパーインキ(シャチハタ工業 (株)
製)、およびモルト朱肉(シャチハタ工業 (株) 製)を
用いて捺印し、捺印直後および10分経過した後に、指
先で捺印部を擦り、捺印性の程度を目視判定した。
【0085】表1には、◎:捺印の文字ににじみがな
く、明瞭に視認できる、 ○:捺印の文字に多少のにじみがあるが、視認できる、 △:擦れてやや視認しにくいが、実用に差し支えない、 ×:擦れて視認できない、 により、表記した。
【0086】 ブロッキング試験1 感熱記録後の感熱記録体の記録面に水滴を垂らした後、
この記録面に同一種類の別の感熱記録体の記録面を重ね
合わせ、上から100g/m2 の荷重をかけて20℃、
65%RHの室内に24時間放置した。次いで、感熱記
録体同士を指先で引き剥がしたときのブロッキングの程
度を評価した。
【0087】表1には、○:ブロッキングしない、 ×:ブロッキングが生じたために、感熱発色層の一部が
破れてしまい、感熱記録の判読が困難である、 により、表記した。
【0088】 ブロッキング試験2 感熱記録後の感熱記録体の記録面に水滴を垂らした後、
この記録面に同一種類の別の感熱記録体の裏面を重ね合
わせ、上から100g/m2 の荷重をかけ、20℃、6
5%RHの室内に24時間放置した。次いで、感熱記録
体同士を指先で引き剥がしたときのブロッキングの程度
を評価した。
【0089】表1には、○:ブロッキングしない、 ×:ブロッキングが生じたために、感熱発色層の一部が
破れてしまい、感熱記録の判読が困難である、 により、表記した。
【0090】 ブロッキング試験3 各感熱記録体の巻き取りの端面に水滴を垂らし、20
℃、65%RHの室内に24時間放置した後、この感熱
記録体に、キャノンハンディターミナルプリンターHT
9000で感熱記録したときの感熱記録体の走行性を試
験した。
【0091】表1には、○:ブロッキングがなく感熱記
録体の走行性が良好である、 ×:ブロッキングが生じたために感熱記録体が搬送され
ない、 により、表記した。
【0092】
【表1】
【0093】
【発明の効果】表1の結果からも明らかなように、本発
明の感熱記録体は、耐水性と不乾性インキによる捺印性
との両者において、優れた特性を有する感熱記録体にな
る。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持体の表面に感熱発色成分を含有す
    る感熱発色層を設け、該感熱発色層の上に水溶性高分子
    及び/又は水分散性高分子を結着剤とする中間層を設
    け、更に該中間層の上に、捺印予定部分を除いて、紫外
    線硬化型樹脂層を形成したことを特徴とする感熱記録
    体。
  2. 【請求項2】 中間層における結着剤の1〜50重量
    %が、皮膜形成能を有する吸水性ウレタンポリマーから
    なることを特徴とする請求項1に記載の感熱記録体。
  3. 【請求項3】 皮膜形成能を有する吸水性ウレタンポ
    リマーが、その構造式中に、吸水性成分であるポリオキ
    シエチレン基{−(OCH2 CH2n }(式中nは2
    以上の整数を表わす)を5〜80重量%含有しているこ
    とを特徴とする請求項2に記載の感熱記録体。
JP6238405A 1994-07-15 1994-09-06 感熱記録体 Pending JPH0880672A (ja)

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JP16343794 1994-07-15
JP6-163437 1994-07-15
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004258194A (ja) * 2003-02-25 2004-09-16 Toppan Forms Co Ltd 感熱塗工液およびそれを用いた感熱記録シート
US10053533B1 (en) 2017-04-13 2018-08-21 Presidium Usa, Inc. Oligomeric polyol compositions
US11390675B2 (en) 2016-09-21 2022-07-19 Nextcure, Inc. Antibodies for Siglec-15 and methods of use thereof

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US11066512B2 (en) 2017-04-13 2021-07-20 Presidium Usa, Inc. Method of preparing oligomeric polyol compositions
US11066511B2 (en) 2017-04-13 2021-07-20 Presidium Usa, Inc. Oligomeric polyol compositions
US11072679B2 (en) 2017-04-13 2021-07-27 Presidium Usa, Inc Polyurethanes prepared from oligomeric polyol compositions and polyisocyanates
US11072680B2 (en) 2017-04-13 2021-07-27 Presidium Usa, Inc. Composition comprising oligomeric polyol compositions and polyisocyanates
US11078325B2 (en) 2017-04-13 2021-08-03 Presidium Usa, Inc Method of preparing polyurethanes from oligomeric polyol compositions and polyisocyanates
US12060452B2 (en) 2017-04-13 2024-08-13 Presidium Usa, Inc Polyol compositions

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