JPH08806U - 釘打機におけるロック装置 - Google Patents

釘打機におけるロック装置

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JPH08806U JP009997U JP999795U JPH08806U JP H08806 U JPH08806 U JP H08806U JP 009997 U JP009997 U JP 009997U JP 999795 U JP999795 U JP 999795U JP H08806 U JPH08806 U JP H08806U
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Abstract

(57)【要約】 【課題】構造簡単にして簡易な操作で確実にトリガの引
込み傾動を阻止する。 【解決手段】 釘打ち動作を制御するトリガバルブを作
動するためのトリガを備えた釘打機において、釘打機本
体の一部に対して前記トリガを傾動支軸を介して引込み
傾動可能に装設し、トリガには該トリガの傾動に伴って
前記傾動支軸に沿って上下動するセフティレバを装設
し、前記傾動支軸をセフティレバの上下動を許容する部
位と同セフティレバの上下動を阻止する部位とに切換え
可能となしものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、釘打機において、釘打ち動作を制御するトリガバルブを作動するた めのトリガの引込み傾動を阻止するロック装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のロック装置にあっては、種々のものが案出されており、例えば 、実開昭54−82989号公報に示すように、上下動するコンタクトアームと トリガとを連繋し、このコンタクトアームの一部に該アームの上下動を許容した り、また阻止したりするロック手段を装設し、このロック手段はコンタクトアー ム側に十字状の係合溝を形成し、この係合溝に係脱する係合片を有した軸状の係 止部材を回動及び押動可能に設けて、該係合片をコンタクトアームの係合溝に係 合して該コンタクトアームの上動を阻止するとともに、このコンタクトアームに よりトリガの引込み傾動を阻止し、係止部材の係合片と係合溝の係合を解除して コンタクトアームの上動を許容してトリガの引込み傾動を許容するように構成さ れたもの、また実開昭52−118290号公報等に示すように、トリガに直接 的にストッパ手段を設けて該トリガの引込み傾動を阻止したり許容したりするも のが案出されていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、前者のものにあっては、係合部材の係合片をコンタクトアーム の係合溝に係止したり、その係合を解除したりする場合、該係合部材を軸方向に 押動する動作と回動する動作を行わなければならず、その操作が面倒なものとな り、また、部材の点数も増加して構造が複雑となるものであった。そして、後者 のものにあっては、ストッパ部材をトリガの内面等を利用して行うものであるか ら、確動性に欠ける等の問題点を有するものであった。 そこで、本考案は、上記した従来の問題点に鑑み、構造簡単にして簡易な操作 で確実にトリガの引込み傾動を阻止することができる釘打機におけるロック装置 を提供することを目的としたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記した目的を達成するために、本考案は釘打ち動作を制御するトリガバルブ を作動するためのトリガを備えた釘打機において、釘打機本体の一部に対して前 記トリガを傾動支軸を介して引込み傾動可能に装設し、トリガには該トリガの傾 動に伴って前記傾動支軸に沿って上下動するセフティレバを装設し、前記傾動支 軸をセフティレバの上下動を許容する部位と同セフティレバの上下動を阻止する 部位とに切換え可能となしたことを要旨とするものである。
【0005】
【作用】
上記した構成によれば、傾動支軸を回動操作してセフティレバの上下動を阻止 する部位に切換えて該セフティレバの上下動を阻止することによって、同傾動支 軸を支点とするトリガの引込み傾動を阻止し、該トリガによるトリガバルブの作 動ができないようにするものであり、そして、傾動支軸を回動操作してセフティ レバの上下動を許容する部位に切換えて該セフティレバの上下動を許容すること によって、同傾動支軸を支点とするトリガの引込み傾動を可能にし、該トリガに よる釘打動作のためのトリガバルブの作動を許容するものである。
【0006】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図にしたがって詳述する。 図において、釘打機1は大別すると、エアー圧によって往復動されかつ釘を打 込むためのドライバ2を内蔵したほぼ円筒状の本体ハウジング3と、該本体ハウ ジング3に対して直交状に装設されかつ内部にエアー供給源とエアーホース(図 示しない)を介して接続されるエアー溜室4aが形成されたハンドル部4と、前 記本体ハウジング3の下端部に装設されかつ前記ドライバ2が往復動可能に挿通 されるとともに打込むべき釘を収容する釘案内路5が形成されたドライバガイド 6と、一端部が前記ドライバガイド6の釘案内路5内に対接されかつ他端部が前 記ハンドル部4の一端部から突設されたブラケット7に装設された釘マガジン8 とから構成されている。
【0007】 前記本体ハウジング3内のシリンダ部3aには前記ドライバ2を装設したピス トン9が往復摺動可能に内蔵され、該本体ハウジング3とハンドル部4との付け 根部位には該ピストン9を往復動するためにエアー溜室4a内からシリンダ部3 a内へのエアーの供給をヘッドバルブ10を介して制御するトリガバルブ11が 装設されている。また、本体ハウジング3には前記シリンダ部3a内の使用済の エアーを排気する排気通路12が前記ハンドル部4の近傍まで形成され、該ハン ドル部4内には排気管13が同ハンドル部4の長手方向に沿って設けられていて 、一方端部が前記排気通路12と連通されかつ他方端部が該ハンドル部4の後方 (図1において右側)に延出されている。そして、ハンドル部4の後端部(図1 において右側)にはキャップ状の排気カバー14がOリング等のシール部材を介 して回動可能に装設され、この排気カバー14はその外周に排気口15が貫設さ れていて前記排気管13の他方端部と連通されている。しかして、この排気カバ ー14はハンドル部4の後端部に対して回動することにより、その排気口15の 向き(位置)を任意に選定して排気方向を変えるように構成されている。
【0008】 前記トリガバルブ11を開閉動作するトリガ16は断面ほぼU字状に形成され ていて、図1に示すようにその一方側のほぼ端部が本体ハウジング3から一体的 に突出形成されたブラケット17に対して傾動支軸18により引込み傾動(回動 )可能に支承されており、その開放した上部には前記トリガバルブ11に常に対 接された補助トリガ19が支ピン20により傾動可能に支承され、この補助トリ ガ19の一端部は止めピン21に当接されて一方向への傾動が阻止されている。 前記傾動支軸18は前記ブラケット17に対して回動及び軸方向の摺動可能に 支持されていて、そのほぼ中央部を後述するセフティレバ29を支持するための 偏平軸部22が形成され、一端部は該ブラケット17から突出されて回動操作撮 み23が設けられ、他端部は同じくブラケット17から突出されて端部の止めリ ング24と該ブラケット17との間に傾動支軸18を軸方向に付勢するスプリン グ25が弾装されている。前記回動操作撮み23の内面にはほぼ三角形状の係合 突部26が2箇所180°の位相をもって膨出され、これに対向するブラケット 17側にはリング部材27が取付けられ、このリング部材27には該係合突部2 6が係脱するほぼ三角形状の係合凹部28がほぼ90°の間隔で4箇所形成され ている。しかして、この傾動支軸18は回動操作撮み23により90°毎の回動 状態でその係合突部26が係合凹部28に係入して該傾動支軸18の偏平軸部2 2を縦向き(垂直状)及び横向き(水平状)に切換え変位するものである。 ほぼ逆L字状のセフティレバ29はその曲折部位に円形穴部30a及び下方向 に延びる長穴部30bが連続する形状の係合穴30が形成されていて、この係合 穴30を介して前記傾動支軸18の偏平軸部22に若干の傾動及び上下動可能に 支持されており、そのほぼ水平部の端部には横方向に延びる長穴状の支持穴31 を介して前記トリガ16に対して支ピン32で支承され、ほぼ垂直部の下端が後 述するストッパ部材36の上端に連結されている。しかして、セフティレバ29 は傾動支軸18の偏平軸部22が横向き(水平状)に位置した状態においては該 偏平軸部22が係合穴30の長穴部30bへの嵌入を阻止されるので、その上下 動が阻止される。これによって、トリガ16はセフティレバ29に対して傾動支 軸18部位と支ピン32の部位でロックされた状態となり、その傾動支軸18を 支点とする引き込み傾動が阻止されるものである。また、セフティレバ29は傾 動支軸18の偏平軸部22が縦向き(垂直状)に位置した状態においては該偏平 軸部22が係合穴30の長穴部30bへの嵌入を許容されるので、その上下動を 許容される。しかして、トリガ16は傾動支軸18を支点として支ピン32及び 支持穴31を介してセフティレバ29を該傾動支軸16の偏平軸部22に沿って 上動しながら引き込み傾動が可能に(許容)されるものである。なお、トリガ1 6はトリガバルブ11に装備された復帰用のスプリング11aにより常に該トリ ガバルブ11と補助トリガ19とが当接状態とされて復帰傾動方向に付勢され、 また、その必要以上の復帰傾動は該トリガ16の傾動支軸18側に形出したスト ッパ片16aが本体ハウジング3の外面一部に当接することによって規制されて いる。
【0009】 前記釘マガジン8には一方が前記ドライバガイド6における釘案内路5に連通 されかつ列状に連続して連接された打込むべき釘群を収容する釘収容路33が形 成され、この釘収容路33内には同釘収容路33内に収容された釘群の最後部を 押圧するプッシャ部材34が該釘群の収容方向に摺動可能に装設されている。こ のプッシャ部材34は常にはスプリング35によって前記釘案内路5側に付勢さ れていて、その先端面の上下部には前記ドライバガイド6における釘案内路5に 形成された凹部5a,5aに係入可能な膨部34a,34aが膨出されている。 しかして、プッシャ部材34はそのスプリング35の付勢力によって釘収容路3 3内の釘群を押圧しながらドライバガイド6の釘案内路5内に送込むように構成 されるとともに、最後の一本の釘が打込まれた後該プッシャ部材34の膨部34 a,34aが釘案内路5の凹部5a,5a内に嵌入して最前進端に位置するもの である。 前記セフティレバ29のほぼ垂直部の下端に垂下状に取付けられたストッパ部 材36はトリガ16の引込み傾動前の状態においてそのほぼ下端部が前記釘マガ ジン8内のプッシャ部材34の摺動軌跡に臨んでいる。そして、このストッパ部 材36はプッシャ部材34に対し、釘収容路33内の釘群が収容されてプッシャ 部材34により該釘群を押圧している状態にあってはその上下動が許容されてト リガ16の引込み傾動を可能となし、かつ釘収容路33内に釘が無くなりプッシ ャ部材34が最前進端に位置した状態にあっては該プッシャ部材34と係合され てその上下動が阻止されてトリガ16の引込み傾動を阻止状態となすように構成 されている。
【0010】 なお、釘マガジン8を装設するブラケット7には釘打機1全体を作業者のベル ト等に引っ掛け保持するほぼL状のフック部材37がその水平片37aを該ハン ドル部4と平行状となしてボルト38により締着されており、このフック部材3 7の水平片37aにはドライバガイド6における釘打深さ調整ネジを操作する六 角レンチR等を着脱可能に収納保持する凹状の収納部39が形成されている。
【0011】 続いて、上述のように構成された本実施例の作用について説明する。 さて、釘マガジン8の釘収容路33内に釘群が収容され、プッシャ部材34に よってその後端部、すなわち、最後に位置する釘が押圧されている状態において 、回動操作撮み23により傾動支軸18の偏平軸部22を縦向き(垂直状)状態 に設定、すなわち、該偏平軸部22がセフティレバ29における係合穴30の長 穴部30bに嵌入し得る状態に設定する。 そこで、トリガ16を引込み傾動すると、該トリガ16の傾動支軸18を支点 とする図示矢印方向の傾動に伴ってセフティレバ29がその水平部の支持穴31 及び支ピン32を介して上方に引上げられるので、前記偏平軸部22に対してそ の係合穴30の長穴部30bを案内として上動される。したがって、トリガ16 はその引込み傾動が許容され、これと一体的に動作される補助トリガ19により トリガバルブ11を押動作することができ、通常の釘打動作に対応することがで きるものである(図4参照)。この場合、セフティレバ29の上動とともにスト ッパ部材36が上動されるものである。
【0012】 そして、回動操作撮み23により傾動支軸18の偏平軸部22を横向き状態に 設定すべく該回動操作撮み23を前述の状態から90°回動すると、該偏平軸部 22が前述の縦向き(垂直状)状態から横向き(水平状)状態となり、同偏平軸 部22がセフティレバ29における係合穴30の長穴部30bへの嵌入を阻止さ れるので、トリガ16を該傾動支軸18を支点として引き込み傾動しようとして も、この偏平軸部22が係合穴30の長穴部30bに当接して嵌入することがで きず、セフテイレバ29の上動が阻止される。したがって、該トリガ16の引き 込み傾動が積極的に阻止されるものであり、これと一体的に動作される補助トリ ガ19によりトリガバルブ11を押動作することができないものである(図5参 照)。このトリガ16の引き込み傾動を阻止する、すなわちトリガ16を積極的 にロックすることによって、釘打機1の携帯に際し、フック部材37の水平片3 7aを利用して作業者のベルト等に引っ掛けて携帯する時の暴発を防ぐものであ る。 この場合、回動操作撮み23の回動状態にあっては、該回動操作撮み23を回 動すると、その係合突部26が今まで係合していた係合凹部28から外れて次の 係合凹部28に係合される際に、その間の山部分を乗り上げて該次の係合凹部2 8に係合されるものであり、その乗り上げに伴って傾動支軸18がスプリング2 5の付勢力に抗して軸方向に若干移動してその乗り上げ動作を許容するとともに 、その後は該スプリング25の付勢力によって傾動支軸18が軸方向に復帰移動 して係合突部26を係合凹部28内に自動的に係合するものである。そして、そ の係合突部26と係合凹部28との係合はスプリング25の付勢力によって常に 弾力的係合状態となり、その係合状態を確実に維持するものである。
【0013】 また、上述のように釘打ち動作を行い、釘収容路33内の最後の釘Sが打込ま れてプッシャ部材34が最前進端に位置され、その膨部34a,34aがドライ バガイド6の釘案内路5における凹部5a,5a内に嵌入されると、この位置で 下位状態にあるストッパ部材36とプッシャ部材34とが係合されて該スットパ 部材36の上動を積極的に阻止する。したがって、この状態では前述と同様にし てセフティレバ29が上動されないため、トリガ16の引込み傾動が阻止される ものであり、釘の空打ちを未然の防止するものである。
【0014】 次に、本考案の別例を図7及び図8にしたがって説明すると、本実施例は前述 した実施例におけるトリガ16にかかる補助トリガ19を排除した場合であって 、図8に示すように、トリガバルブ11を開閉動作するトリガ16Aは断面ほぼ U字状に形成されていて、その一方側のほぼ端部が本体ハウジング3から一体的 に突出形成されたブラケット17に対してほぼ中央部位に偏平軸部22を有する 傾動支軸18により引込み傾動(回動)可能に支承されており、その開放した上 部には後述するセフティレバ29Aが臨んでいる。 セフティレバ29Aは、ほぼ逆L字状のガイド部材40と該ガイド部材40の ほぼ中央部に垂下されたロック部材41とから構成され、このガイド部材40の 2つの垂直片40a,40aのほぼ中央部から下部にかけて縦方向に長穴状の支 持穴42が形成され、この支持穴42を介して前記傾動支軸18のほぼ両端部に 若干の傾動及び上下動可能に支持されていて、水平片40bはその端部が前記ト リガ16Aに対して該トリガ16Aに形成された切起し突片43に支承されると ともにトリガバルブ11に対し該トリガバルブ11の復帰用のスプリングの付勢 力によって常には当接状態で対向されている。前記ロック部材片41はガイド部 材40の垂直片40a,40aと平行状に垂下されていて、そのほぼ中央部には 円形穴部44a及び下方向に延びる長穴部44bが連続する形状の係合穴44が 形成されていて、この係合穴44を介して前記傾動支軸18の偏平軸部22に若 干の傾動及び上下動可能に支持され、下端部の曲折片にはストッパ部材36が一 体状に垂下されている。しかして、セフティレバ29Aは傾動支軸18の偏平軸 部22が横向き(水平状)に位置された状態においては該偏平軸部22がロック 部材41における係合穴44の長穴部44bへの嵌入を阻止されるので、その上 下動が阻止される。これによって、トリガ16Aはセフティレバ29Aに対して 傾動支軸18部位でロックされた状態となり、その傾動支軸18を支点とする引 き込み傾動が阻止されるものである。また、セフティレバ29Aは傾動支軸18 の偏平軸部22が縦向き(垂直状)に位置された状態においては該偏平軸部22 が係合穴44の長穴部44bへの嵌入を許容してその上下動を許容される。これ によって、トリガ16Aは傾動支軸18を支点としてセフティレバ29Aを該傾 動支軸18の偏平軸部22に沿って上動しながら引き込み傾動が可能に(許容) されるものである。なお、その余の構成は前述した実施例と同様であるので、図 中同一部材については同符号を付してその説明を省略する。
【0015】 したがって、本実施例にあっては、回動操作撮み23により傾動支軸18の偏 平軸部22を縦向き(垂直状)状態に設定、すなわち、該偏平軸部22がセフテ ィレバ29Aのロック部材41における係合穴44の長穴部44bに嵌入し得る 状態において、トリガ16Aを引込み傾動すると、該トリガ16Aの傾動支軸1 8を支点とする図示矢印方向の傾動に伴ってセフティレバ29A全体が切起し突 片43によって上方に引上げられるので、前記偏平軸部22に対してそのロック 部材41及びガイド部材40が一体となって係合穴44の長穴部44b及び支持 穴42を案内として上動される。したがって、トリガ16Aはその引込み傾動が 許容されるとともに、セフティレバ29Aにおけるガイド部材40の水平片40 bによりトリガバルブ11を押動作することができ、通常の釘打動作に対応する ことができるものである。(図7参照)
【0016】 そして、回動操作撮み23により傾動支軸18の偏平軸部22を横向き状態に 設定すべく該回動操作撮み23を前述の状態から90°回動すると、該偏平軸部 22が前述の縦向き(垂直状)状態から横向き(水平状)状態となり、同偏平軸 部22がセフティレバ29Aのロック部材41における係合穴44の長穴部44 bへの嵌入を阻止されるので、トリガ16Aを該傾動支軸18を支点として引き 込み傾動しようとしても、この偏平軸部22が係合穴44の長穴部44bに当接 して嵌入することができず、セフテイレバ29A全体の上動が阻止される。した がって、該トリガ16Aを引き込み傾動してもその切起し突片43がロック状態 にあるガイド部材40の水平片40bによってその傾動が積極的に阻止されるも のであり、トリガバルブ11を押動作することができないものである。 すなわち、本実施例にあっては、トリガ16Aに引込み傾動及びその解除に伴 うトリガバルブ11の押動作の制御を直接的にセフティレバ29Aにより行うも のであるから、部品点数の削減並びに構造の簡素化を図ることができるものであ る。その余は前述の実施例と同様の作用効果を享受するものである。
【0017】 また、上述した実施例においてトリガ16Aとセフティレバ29Aとを該トリ ガ16Aに形成した切起し突片43によりセフティレバ29Aにおけるガイド部 材40の水平片40bを支承する構成としたが、図9に示すように、前記切起し 突片43を排し、セフティレバ29Aにおけるロック部材41の一部から舌片4 5を一体的に垂下させ、この舌片45がトリガ16Aの内面46に常に当接状態 で対向位置させて、セフティレバ29Aをトリガ16A自体と直接連繋するよう に構成してもよい。
【0018】 なお、前述した実施例においては、セフティレバ29,29Aと釘マガジン8 内の釘を押圧するプッシャ部材34と連繋されたストッパ部材36と連結した構 造となしたが、このストッパ部材36に代えて被打込材に押当てられる先端部を 有し、釘打機本体に対して上下動自在に弾発支持されたコンタクトアームと連結 するように構成してもよい。
【0019】
【考案の効果】
以上詳述したように、本考案は釘打機本体の一部に対して前記トリガを傾動支 軸を介して引込み傾動可能に装設し、トリガには該トリガの傾動に伴って前記傾 動支軸に沿って上下動するセフティレバを装設し、前記傾動支軸をセフティレバ の上下動を許容する部位と同セフティレバの上下動を阻止する部位とに切換え可 能となしたものであるから、構造簡単にして簡易な操作で確実にトリガの引込み 傾動を阻止することができる利点を有する。
【提出日】平成7年12月18日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】 【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、釘打機において、釘打ち動作を制御するトリガバルブを作動するた めのトリガの引込み傾動を阻止するロック装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のロック装置にあっては、種々のものが案出されており、例えば 、実開昭54−82989号公報に示すように、上下動するコンタクトアームと トリガとを連繋し、このコンタクトアームの一部に該アームの上下動を許容した り、また阻止したりするロック手段を装設し、このロック手段はコンタクトアー ム側に十字状の係合溝を形成し、この係合溝に係脱する係合片を有した軸状の係 止部材を回動及び押動可能に設けて、該係合片をコンタクトアームの係合溝に係 合して該コンタクトアームの上動を阻止するとともに、このコンタクトアームに よりトリガの引込み傾動を阻止し、係止部材の係合片と係合溝の係合を解除して コンタクトアームの上動を許容してトリガの引込み傾動を許容するように構成さ れたもの、また実開昭52−118290号公報等に示すように、トリガに直接 的にストッパ手段を設けて該トリガの引込み傾動を阻止したり許容したりするも のが案出されていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、前者のものにあっては、係合部材の係合片をコンタクトアーム の係合溝に係止したり、その係合を解除したりする場合、該係合部材を軸方向に 押動する動作と回動する動作を行わなければならず、その操作が面倒なものとな り、また、部材の点数も増加して構造が複雑となるものであった。そして、後者 のものにあっては、ストッパ部材をトリガの内面等を利用して行うものであるか ら、確動性に欠ける等の問題点を有するものであった。 そこで、本考案は、上記した従来の問題点に鑑み、構造簡単にして簡易な操作 で確実にトリガの引込み傾動を阻止することができる釘打機におけるロック装置 を提供することを目的としたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記した目的を達成するために、本考案は釘打込み用のドライバを往復駆動す る打込みピストン及びシリンダ機構と、引込み傾動可能なトリガを介して手動操 作されて前記打込みピストンの往復動を制御するトリガバルブとを備えた釘打機 であって、前記トリガ近傍の本体ハウジングに設けられかつ該トリガを引込み傾 動不能にロックする第1の位置と同トリガを引込み傾動可能にする第2の位置と に手動操作可能になした傾動支軸が、前記第1の位置と第2の位置に回動可能で かつそれぞれの位置に定置可能と なしたことを要旨とするものである。
【0005】
【作用】
上記した構成によれば、傾動支軸を第1の位置に回動定置することによって、 トリガの引込み傾動を不能にし、また、第2の位置に回動定置することによって 、該ドリガの引込み傾動を許容してトリガバルブによるピストンの往復動制御を 行うものである。
【0006】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図にしたがって詳述する。 図において、釘打機1は大別すると、エアー圧によって往復動されかつ釘を打 込むためのドライバ2を内蔵したほぼ円筒状の本体ハウジング3と、該本体ハウ ジング3に対して直交状に装設されかつ内部にエアー供給源とエアーホース(図 示しない)を介して接続されるエアー溜室4aが形成されたハンドル部4と、前 記本体ハウジング3の下端部に装設されかつ前記ドライバ2が往復動可能に挿通 されるとともに打込むべき釘を収容する釘案内路5が形成されたドライバガイド 6と、一端部が前記ドライバガイド6の釘案内路5内に対接されかつ他端部が前 記ハンドル部4の一端部から突設されたブラケット7に装設された釘マガジン8 とから構成されている。
【0007】 前記本体ハウジング3内のシリンダ部3aには前記ドライバ2を装設したピス トン9が往復摺動可能に内蔵され、該本体ハウジング3とハンドル部4との付け 根部位には該ピストン9を往復動するためにエアー溜室4a内からシリンダ部3 a内へのエアーの供給をヘッドバルブ10を介して制御するトリガバルブ11が 装設されている。また、本体ハウジング3には前記シリンダ部3a内の使用済の エアーを排気する排気通路12が前記ハンドル部4の近傍まで形成され、該ハン ドル部4内には排気管13が同ハンドル部4の長手方向に沿って設けられていて 、一方端部が前記排気通路12と連通されかつ他方端部が該ハンドル部4の後方 (図1において右側)に延出されている。
【0008】 そして、ハンドル部4の後端部(図1において右側)にはキャップ状の排気カ バー14がOリング等のシール部材を介して回動可能に装設され、この排気カバ ー14はその外周に排気口15が貫設されていて前記排気管13の他方端部と連 通されている。しかして、この排気カバー14はハンドル部4の後端部に対して 回動することにより、その排気口15の向き(位置)を任意に選定して排気方向 を変えるように構成されている。
【0009】 前記トリガバルブ11を開閉動作するトリガ16は断面ほぼU字状に形成され ていて、図1に示すようにその一方側のほぼ端部が本体ハウジング3から一体的 に突出形成されたブラケット17に対して傾動支軸18により引込み傾動(回動 )可能に支承されており、その開放した上部には前記トリガバルブ11に常に対 接された補助トリガ19が支ピン20により傾動可能に支承され、この補助トリ ガ19の一端部は止めピン21に当接されて一方向への傾動が阻止されている。
【0010】 前記傾動支軸18は前記ブラケット17に対して回動及び軸方向の摺動可能に 支持されていて、そのほぼ中央部を後述するセフティレバ29を支持するための 偏平軸部22が形成され、一端部は該ブラケット17から突出されて回動操作撮 み23が設けられ、他端部は同じくブラケット17から突出されて端部の止めリ ング24と該ブラケット17との間に傾動支軸18を軸方向に付勢するスプリン グ25が弾装されている。
【0011】 前記回動操作撮み23の内面にはほぼ三角形状の係合突部26が2箇所180 °の位相をもって膨出され、これに対向するブラケット17側にはリング部材2 7が取付けられ、このリング部材27には該係合突部26が係脱するほぼ三角形 状の係合凹部28がほぼ90°の間隔で4箇所形成されている。しかして、この 傾動支軸18は回動操作撮み23により90°毎の回動状態でその係合突部26 が係合凹部28に係入して該傾動支軸18の偏平軸部22を縦向き(垂直状)及 び横向き(水平状)に切換え変位するものである。
【0012】 ほぼ逆L字状のセフティレバ29はその曲折部位に円形穴部30a及び下方向 に延びる長穴部30bが連続する形状の係合穴30が形成されていて、この係合 穴30を介して前記傾動支軸18の偏平軸部22に若干の傾動及び上下動可能に 支持されており、そのほぼ水平部の端部には横方向に延びる長穴状の支持穴31 を介して前記トリガ16に対して支ピン32で支承され、ほぼ垂直部の下端が後 述するストッパ部材36の上端に連結されている。
【0013】 しかして、セフティレバ29は傾動支軸18の偏平軸部22が横向き(水平状 )に位置した状態においては該偏平軸部22が係合穴30の長穴部30bへの嵌 入を阻止されるので、その上下動が阻止される。これによって、トリガ16はセ フティレバ29に対して傾動支軸18部位と支ピン32の部位でロックされた状 態となり、その傾動支軸18を支点とする引き込み傾動が阻止されるものである 。
【0014】 一方、セフティレバ29は傾動支軸18の偏平軸部22が縦向き(垂直状)に 位置した状態においては該偏平軸部22が係合穴30の長穴部30bへの嵌入を 許容されるので、その上下動を許容される。
【0015】 しかして、トリガ16は傾動支軸18を支点として支ピン32及び支持穴31 を介してセフティレバ29を該傾動支軸16の偏平軸部22に沿って上動しなが ら引き込み傾動が可能に(許容)されるものである。なお、トリガ16はトリガ バルブ11に装備された復帰用のスプリング11aにより常に該トリガバルブ1 1と補助トリガ19とが当接状態とされて復帰傾動方向に付勢され、また、その 必要以上の復帰傾動は該トリガ16の傾動支軸18側に形出したストッパ片16 aが本体ハウジング3の外面一部に当接することによって規制されている。
【0016】 前記釘マガジン8には一方が前記ドライバガイド6における釘案内路5に連通 されかつ列状に連続して連接された打込むべき釘群を収容する釘収容路33が形 成され、この釘収容路33内には同釘収容路33内に収容された釘群の最後部を 押圧するプッシャ部材34が該釘群の収容方向に摺動可能に装設されている。こ のプッシャ部材34は常にはスプリング35によって前記釘案内路5側に付勢さ れていて、その先端面の上下部には前記ドライバガイド6における釘案内路5に 形成された凹部5a,5aに係入可能な膨部34a,34aが膨出されている。
【0017】 しかして、プッシャ部材34はそのスプリング35の付勢力によって釘収容路 33内の釘群を押圧しながらドライバガイド6の釘案内路5内に送込むように構 成されるとともに、最後の一本の釘が打込まれた後該プッシャ部材34の膨部3 4a,34aが釘案内路5の凹部5a,5a内に嵌入して最前進端に位置するも のである。
【0018】 前記セフティレバ29のほぼ垂直部の下端に垂下状に取付けられたストッパ部 材36はトリガ16の引込み傾動前の状態においてそのほぼ下端部が前記釘マガ ジン8内のプッシャ部材34の摺動軌跡に臨んでいる。そして、このストッパ部 材36はプッシャ部材34に対し、釘収容路33内の釘群が収容されてプッシャ 部材34により該釘群を押圧している状態にあってはその上下動が許容されてト リガ16の引込み傾動を可能となし、かつ釘収容路33内に釘が無くなりプッシ ャ部材34が最前進端に位置した状態にあっては該プッシャ部材34と係合され てその上下動が阻止されてトリガ16の引込み傾動を阻止状態となすように構成 されている。
【0019】 なお、釘マガジン8を装設するブラケット7には釘打機1全体を作業者のベル ト等に引っ掛け保持するほぼL状のフック部材37がその水平片37aを該ハン ドル部4と平行状となしてボルト38により締着されており、このフック部材3 7の水平片37aにはドライバガイド6における釘打深さ調整ネジを操作する六 角レンチR等を着脱可能に収納保持する凹状の収納部39が形成されている。
【0020】 続いて、上述のように構成された本実施例の作用について説明する。 さて、釘マガジン8の釘収容路33内に釘群が収容され、プッシャ部材34に よってその後端部、すなわち、最後に位置する釘が押圧されている状態において 、回動操作撮み23により傾動支軸18の偏平軸部22を縦向き(垂直状)状態 に設定、すなわち、該偏平軸部22がセフティレバ29における係合穴30の長 穴部30bに嵌入し得る状態に設定する。
【0021】 そこで、トリガ16を引込み傾動すると、該トリガ16の傾動支軸18を支点 とする図示矢印方向の傾動に伴ってセフティレバ29がその水平部の支持穴31 及び支ピン32を介して上方に引上げられるので、前記偏平軸部22に対してそ の係合穴30の長穴部30bを案内として上動される。したがって、トリガ16 はその引込み傾動が許容され、これと一体的に動作される補助トリガ19により トリガバルブ11を押動作することができ、通常の釘打動作に対応することがで きるものである。(図4参照)
【0022】 この場合、セフティレバ29の上動とともにストッパ部材36が上動されるも のである。
【0023】 そして、回動操作撮み23により傾動支軸18の偏平軸部22を横向き状態に 設定すべく該回動操作撮み23を前述の状態から90°回動すると、該偏平軸部 22が前述の縦向き(垂直状)状態から横向き(水平状)状態となり、同偏平軸 部22がセフティレバ29における係合穴30の長穴部30bへの嵌入を阻止さ れるので、トリガ16を該傾動支軸18を支点として引き込み傾動しようとして も、この偏平軸部22が係合穴30の長穴部30bに当接して嵌入することがで きず、セフテイレバ29の上動が阻止される。
【0024】 したがって、該トリガ16の引き込み傾動が積極的に阻止されるものであり、 これと一体的に動作される補助トリガ19によりトリガバルブ11を押動作する ことができないものである(図5参照)。このトリガ16の引き込み傾動を阻止 する、すなわちトリガ16を積極的にロックすることによって、釘打機1の携帯 に際し、フック部材37の水平片37aを利用して作業者のベルト等に引っ掛け て携帯する時の暴発を防ぐものである。
【0025】 この場合、回動操作撮み23の回動状態にあっては、該回動操作撮み23を回 動すると、その係合突部26が今まで係合していた係合凹部28から外れて次の 係合凹部28に係合される際に、その間の山部分を乗り上げて該次の係合凹部2 8に係合されるものであり、その乗り上げに伴って傾動支軸18がスプリング2 5の付勢力に抗して軸方向に若干移動してその乗り上げ動作を許容するとともに 、その後は該スプリング25の付勢力によって傾動支軸18が軸方向に復帰移動 して係合突部26を係合凹部28内に自動的に係合するものである。そして、そ の係合突部26と係合凹部28との係合はスプリング25の付勢力によって常に 弾力的係合状態となり、その係合状態を確実に維持するものである。
【0026】 また、上述のように釘打ち動作を行い、釘収容路33内の最後の釘Sが打込ま れてプッシャ部材34が最前進端に位置され、その膨部34a,34aがドライ バガイド6の釘案内路5における凹部5a,5a内に嵌入されると、この位置で 下位状態にあるストッパ部材36とプッシャ部材34とが係合されて該スットパ 部材36の上動を積極的に阻止する。したがって、この状態では前述と同様にし てセフティレバ29が上動されないため、トリガ16の引込み傾動が阻止される ものであり、釘の空打ちを未然の防止するものである。
【0027】 次に、本考案の別例を図7及び図8にしたがって説明すると、本実施例は前述 した実施例におけるトリガ16にかかる補助トリガ19を排除した場合であって 、図8に示すように、トリガバルブ11を開閉動作するトリガ16Aは断面ほぼ U字状に形成されていて、その一方側のほぼ端部が本体ハウジング3から一体的 に突出形成されたブラケット17に対してほぼ中央部位に偏平軸部22を有する 傾動支軸18により引込み傾動(回動)可能に支承されており、その開放した上 部には後述するセフティレバ29Aが臨んでいる。
【0028】 セフティレバ29Aは、ほぼ逆L字状のガイド部材40と該ガイド部材40の ほぼ中央部に垂下されたロック部材41とから構成され、このガイド部材40の 2つの垂直片40a,40aのほぼ中央部から下部にかけて縦方向に長穴状の支 持穴42が形成され、この支持穴42を介して前記傾動支軸18のほぼ両端部に 若干の傾動及び上下動可能に支持されていて、水平片40bはその端部が前記ト リガ16Aに対して該トリガ16Aに形成された切起し突片43に支承されると ともにトリガバルブ11に対し該トリガバルブ11の復帰用のスプリングの付勢 力によって常には当接状態で対向されている。
【0029】 前記ロック部材片41はガイド部材40の垂直片40a,40aと平行状に垂 下されていて、そのほぼ中央部には円形穴部44a及び下方向に延びる長穴部4 4bが連続する形状の係合穴44が形成されていて、この係合穴44を介して前 記傾動支軸18の偏平軸部22に若干の傾動及び上下動可能に支持され、下端部 の曲折片にはストッパ部材36が一体状に垂下されている。
【0030】 しかして、セフティレバ29Aは傾動支軸18の偏平軸部22が横向き(水平 状)に位置された状態においては該偏平軸部22がロック部材41における係合 穴44の長穴部44bへの嵌入を阻止されるので、その上下動が阻止される。こ れによって、トリガ16Aはセフティレバ29Aに対して傾動支軸18部位でロ ックされた状態となり、その傾動支軸18を支点とする引き込み傾動が阻止され るものである。また、セフティレバ29Aは傾動支軸18の偏平軸部22が縦向 き(垂直状)に位置された状態においては該偏平軸部22が係合穴44の長穴部 44bへの嵌入を許容してその上下動を許容される。これによって、トリガ16 Aは傾動支軸18を支点としてセフティレバ29Aを該傾動支軸18の偏平軸部 22に沿って上動しながら引き込み傾動が可能に(許容)されるものである。な お、その余の構成は前述した実施例と同様であるので、図中同一部材については 同符号を付してその説明を省略する。
【0031】 したがって、本実施例にあっては、回動操作撮み23により傾動支軸18の偏 平軸部22を縦向き(垂直状)状態に設定、すなわち、該偏平軸部22がセフテ ィレバ29Aのロック部材41における係合穴44の長穴部44bに嵌入し得る 状態において、トリガ16Aを引込み傾動すると、該トリガ16Aの傾動支軸1 8を支点とする図示矢印方向の傾動に伴ってセフティレバ29A全体が切起し突 片43によって上方に引上げられるので、前記偏平軸部22に対してそのロック 部材41及びガイド部材40が一体となって係合穴44の長穴部44b及び支持 穴42を案内として上動される。したがって、トリガ16Aはその引込み傾動が 許容されるとともに、セフティレバ29Aにおけるガイド部材40の水平片40 bによりトリガバルブ11を押動作することができ、通常の釘打動作に対応する ことができるものである。(図7参照)
【0032】 そして、回動操作撮み23により傾動支軸18の偏平軸部22を横向き状態に 設定すべく該回動操作撮み23を前述の状態から90°回動すると、該偏平軸部 22が前述の縦向き(垂直状)状態から横向き(水平状)状態となり、同偏平軸 部22がセフティレバ29Aのロック部材41における係合穴44の長穴部44 bへの嵌入を阻止されるので、トリガ16Aを該傾動支軸18を支点として引き 込み傾動しようとしても、この偏平軸部22が係合穴44の長穴部44bに当接 して嵌入することができず、セフテイレバ29A全体の上動が阻止される。した がって、該トリガ16Aを引き込み傾動してもその切起し突片43がロック状態 にあるガイド部材40の水平片40bによってその傾動が積極的に阻止されるも のであり、トリガバルブ11を押動作することができないものである。
【0033】 すなわち、本実施例にあっては、トリガ16Aに引込み傾動及びその解除に伴 うトリガバルブ11の押動作の制御を直接的にセフティレバ29Aにより行うも のであるから、部品点数の削減並びに構造の簡素化を図ることができるものであ る。その余は前述の実施例と同様の作用効果を享受するものである。
【0034】 また、上述した実施例においてトリガ16Aとセフティレバ29Aとを該トリ ガ16Aに形成した切起し突片43によりセフティレバ29Aにおけるガイド部 材40の水平片40bを支承する構成としたが、図9に示すように、前記切起し 突片43を排し、セフティレバ29Aにおけるロック部材41の一部から舌片4 5を一体的に垂下させ、この舌片45がトリガ16Aの内面46に常に当接状態 で対向位置させて、セフティレバ29Aをトリガ16A自体と直接連繋するよう に構成してもよい。
【0035】 なお、前述した実施例においては、セフティレバ29,29Aと釘マガジン8 内の釘を押圧するプッシャ部材34と連繋されたストッパ部材36と連結した構 造となしたが、このストッパ部材36に代えて被打込材に押当てられる先端部を 有し、釘打機本体に対して上下動自在に弾発支持されたコンタクトアームと連結 するように構成してもよい。
【0036】
【考案の効果】
以上詳述したように、本考案は、傾動支軸を第1の位置に回動定置することに よって、トリガの引込み傾動を不能にし、また、第2の位置に回動定置すること によって、該ドリガの引込み傾動を許容してトリガバルブによるピストンの往復 動制御を行うことにより、 構造簡単にして簡易な操作で確実にトリガの引込み傾 動を阻止することができる利点を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す一部破断を含む釘打機
全体を示す正面図である。
【図2】同じく図1のA−A線断面図である。
【図3】同じく図1のB−B線拡大断面図である。
【図4】同じくトリガとセフティレバとの関係を示す作
動状態図である。
【図5】同じくトリガとセフティレバとの関係を示す作
動状態図である。
【図6】同じくaは図3のC−C線断面図、bはaのD
−D線断面図ある。
【図7】トリガとセフティレバとの別例を示す作動状態
図である。
【図8】図7のE−E線拡大断面図である。
【図9】トリガとセフティレバとを直接連繋した態様を
示す作動状態図である。
【符号の説明】
1 釘打機本体 11 トリガバルブ 16 トリガ 18 傾動支軸 22 偏平軸部 29 セフティレバ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年12月18日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【考案の名称】 釘打機におけるロック装置
【実用新案登録請求の範囲】
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す一部破断を含む釘打機
全体を示す正面図である。
【図2】同じく図1のA−A線断面図である。
【図3】同じく図1のB−B線拡大断面図である。
【図4】同じくトリガとセフティレバとの関係を示す作
動状態図である。
【図5】同じくトリガとセフティレバとの関係を示す作
動状態図である。
【図6】同じくaは図3のC−C線断面図、bはaのD
−D線断面図ある。
【図7】トリガとセフティレバとの別例を示す作動状態
図である。
【図8】図7のE−E線拡大断面図である。
【図9】トリガとセフティレバとを直接連繋した態様を
示す作動状態図である。
【符号の説明】 1 釘打機本体 11 トリガバルブ 16 トリガ 18 傾動支軸

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 釘打ち動作を制御するトリガバルブを作
    動するためのトリガを備えた釘打機において、釘打機本
    体の一部に対して前記トリガを傾動支軸を介して引込み
    傾動可能に装設し、トリガには該トリガの傾動に伴って
    前記傾動支軸に沿って上下動するセフティレバを装設
    し、前記傾動支軸をセフティレバの上下動を許容する部
    位と同セフティレバの上下動を阻止する部位とに切換え
    可能となしたことを特徴とする釘打機におけるロック装
    置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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