JPH0881199A - 高所作業車における面作業装置 - Google Patents
高所作業車における面作業装置Info
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- JPH0881199A JPH0881199A JP21877594A JP21877594A JPH0881199A JP H0881199 A JPH0881199 A JP H0881199A JP 21877594 A JP21877594 A JP 21877594A JP 21877594 A JP21877594 A JP 21877594A JP H0881199 A JPH0881199 A JP H0881199A
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- Cleaning By Liquid Or Steam (AREA)
- Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 曲面で構成された壁面に対して適切に作業す
る。 【構成】 ブーム23上の作業台24に一定の角度差を
有する三個の距離センサ31,32,33を取り付け、
両側の距離センサ31,32で夫々の距離を検出した
後、壁面に対する垂線OSの方向Rsを求め、この垂線
OSと中央の距離センサ33とのなす角θ、および予め
決定された適正な垂線距離Lt3から、距離センサ33
の望ましい検出距離Lu3を求め、かかる位置に作業台
24を移動する。 【効果】 中央の距離センサ33の方向と壁面に対する
垂線の方向の差は少ないため、作業台24を適正な垂線
距離の位置にほぼ正確に移動できる。
る。 【構成】 ブーム23上の作業台24に一定の角度差を
有する三個の距離センサ31,32,33を取り付け、
両側の距離センサ31,32で夫々の距離を検出した
後、壁面に対する垂線OSの方向Rsを求め、この垂線
OSと中央の距離センサ33とのなす角θ、および予め
決定された適正な垂線距離Lt3から、距離センサ33
の望ましい検出距離Lu3を求め、かかる位置に作業台
24を移動する。 【効果】 中央の距離センサ33の方向と壁面に対する
垂線の方向の差は少ないため、作業台24を適正な垂線
距離の位置にほぼ正確に移動できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、壁面洗浄等の高所作業
車における面作業装置に関し、特に、高所作業車等でト
ンネル等の建造物や船等の壁面と一定の離間距離を保っ
たままの軌跡が描けたり壁面に垂直にノズルを向けたり
することが可能な高所作業車における面作業装置に係
る。
車における面作業装置に関し、特に、高所作業車等でト
ンネル等の建造物や船等の壁面と一定の離間距離を保っ
たままの軌跡が描けたり壁面に垂直にノズルを向けたり
することが可能な高所作業車における面作業装置に係
る。
【0002】
【背景技術】図12および図13は一般的な高所作業車
を示す図である(実開昭63−54732号公報参
照)。該高所作業車は、台車1に装備したターンテーブ
ル3に起伏自在および伸縮自在に取り付けたブーム5の
上に作業台8を装備してなるものである。そして、該高
所作業車には面作業装置が設けられている。図12中の
4は旋回モータ、6はバランスシリンダ、7は伸縮シリ
ンダ、9は首振シリンダ、10はブーム5の旋回位置を
検出する旋回位置検出器、11はブーム5の起伏角度を
検出する起伏角度検出器、12はブーム5の伸縮長さを
検出する伸縮長さ検出器、16は洗浄液の吹き付け等を
行うノズル(作業手段)、15は作業台8と壁面14と
の間の距離を検出する距離検出器、図13中の17は作
業台8の作動パターンや作動速度等を手入力するための
入力装置、18は入力装置17からの信号と各検出器1
0,11,12,15からの信号とを処理する演算器、
19は演算器18からの信号に基づいて各操部を制御す
る制御器、20は電磁比例制御弁である。
を示す図である(実開昭63−54732号公報参
照)。該高所作業車は、台車1に装備したターンテーブ
ル3に起伏自在および伸縮自在に取り付けたブーム5の
上に作業台8を装備してなるものである。そして、該高
所作業車には面作業装置が設けられている。図12中の
4は旋回モータ、6はバランスシリンダ、7は伸縮シリ
ンダ、9は首振シリンダ、10はブーム5の旋回位置を
検出する旋回位置検出器、11はブーム5の起伏角度を
検出する起伏角度検出器、12はブーム5の伸縮長さを
検出する伸縮長さ検出器、16は洗浄液の吹き付け等を
行うノズル(作業手段)、15は作業台8と壁面14と
の間の距離を検出する距離検出器、図13中の17は作
業台8の作動パターンや作動速度等を手入力するための
入力装置、18は入力装置17からの信号と各検出器1
0,11,12,15からの信号とを処理する演算器、
19は演算器18からの信号に基づいて各操部を制御す
る制御器、20は電磁比例制御弁である。
【0003】そして、清掃作業や塗装作業のように建造
物の壁面14等の目標と一定の離間距離を保ちつつノズ
ルを壁面14に垂直に向けるような場合には、距離検出
器15にて作業台8と壁面14との間の距離を検出し、
かかる検出結果に基づいて作業台8の位置制御を行って
いた。
物の壁面14等の目標と一定の離間距離を保ちつつノズ
ルを壁面14に垂直に向けるような場合には、距離検出
器15にて作業台8と壁面14との間の距離を検出し、
かかる検出結果に基づいて作業台8の位置制御を行って
いた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来例の面作業装置で
は、距離検出器15が壁面14に対して垂線方向(放線
方向)に指向しているときは、距離検出器15にて壁面
14との距離を正確に検出できるが、図14のように距
離検出器15が壁面14に対して垂直と異なる伏せた角
度ψの方向(λg)に指向している場合、ノズル16か
ら塗料や洗浄液を吹き付けると液むらが発生してしま
う。
は、距離検出器15が壁面14に対して垂線方向(放線
方向)に指向しているときは、距離検出器15にて壁面
14との距離を正確に検出できるが、図14のように距
離検出器15が壁面14に対して垂直と異なる伏せた角
度ψの方向(λg)に指向している場合、ノズル16か
ら塗料や洗浄液を吹き付けると液むらが発生してしま
う。
【0005】そこで、図15の如く、二個の距離検出器
15a,15bを有せしめて夫々の方向での離間距離λ
a,λbを検出し、これらの両線分と壁面14とからな
る三角形の形状から垂線の距離λcを求める方法(提案
例)も考えられる。
15a,15bを有せしめて夫々の方向での離間距離λ
a,λbを検出し、これらの両線分と壁面14とからな
る三角形の形状から垂線の距離λcを求める方法(提案
例)も考えられる。
【0006】しかしながら、かかる提案例の方法では、
平面状の壁面14について作業台8との間の距離を検出
するのには適しているが、図16のように壁面14が曲
面である場合には、前述のようにして求めた三角形の垂
線の距離λcに対して無視できない誤差ξが生じ、距離
精度が大幅に悪化してしまい、その結果、ノズル吹き付
けの液むらが発生してしまう。
平面状の壁面14について作業台8との間の距離を検出
するのには適しているが、図16のように壁面14が曲
面である場合には、前述のようにして求めた三角形の垂
線の距離λcに対して無視できない誤差ξが生じ、距離
精度が大幅に悪化してしまい、その結果、ノズル吹き付
けの液むらが発生してしまう。
【0007】本発明は、上記課題に鑑み、曲面で構成さ
れた壁面での作業を適切に行い得る高所作業車における
面作業装置を提供することを目的とする。
れた壁面での作業を適切に行い得る高所作業車における
面作業装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
課題解決手段は、台車に取り付けたブーム(可動腕)上
に作業台を装備し、かつ該作業台に所定の作業を行う作
業手段が搭載される高所作業車において、次の(a)〜
(h)の要素を備える。
課題解決手段は、台車に取り付けたブーム(可動腕)上
に作業台を装備し、かつ該作業台に所定の作業を行う作
業手段が搭載される高所作業車において、次の(a)〜
(h)の要素を備える。
【0009】(a) 第1の方向における対象面との間
の距離を検出する第1の距離検出手段、(b) 前記第
1の方向から所定の角度差だけずれた第2の方向におけ
る前記対象面との間の距離を検出する第2の距離検出手
段、(c) 前記第1の方向および前記第2の方向の間
の第3の方向における前記対象面との間の距離を検出す
る第3の距離検出手段、(d) 前記第1の距離検出手
段および前記第2の距離検出手段での各検出結果から、
前記対象面に対する垂線の方向を近似的に求める垂線方
向演算手段、(e) 前記所定の作業を行うに当たって
前記垂線の方向における前記対象面との間の適切な垂線
距離を記憶する垂線距離記憶手段、(f) 該垂線距離
記憶手段に記憶された前記垂線距離と、前記垂線方向演
算手段で演算された前記垂線の方向とから、前記第3の
方向における前記対象面との間の適正な離間距離を演算
する離間距離演算手段、(g) 該離間距離演算手段で
演算された前記適正な離間距離と前記第3の距離検出手
段で検出した距離とを比較する比較手段、(h) 該比
較手段での比較結果に基づいて前記適正な離間距離の位
置に前記作業台が位置するよう前記ブームに対して移動
信号を出力する移動信号出力手段。
の距離を検出する第1の距離検出手段、(b) 前記第
1の方向から所定の角度差だけずれた第2の方向におけ
る前記対象面との間の距離を検出する第2の距離検出手
段、(c) 前記第1の方向および前記第2の方向の間
の第3の方向における前記対象面との間の距離を検出す
る第3の距離検出手段、(d) 前記第1の距離検出手
段および前記第2の距離検出手段での各検出結果から、
前記対象面に対する垂線の方向を近似的に求める垂線方
向演算手段、(e) 前記所定の作業を行うに当たって
前記垂線の方向における前記対象面との間の適切な垂線
距離を記憶する垂線距離記憶手段、(f) 該垂線距離
記憶手段に記憶された前記垂線距離と、前記垂線方向演
算手段で演算された前記垂線の方向とから、前記第3の
方向における前記対象面との間の適正な離間距離を演算
する離間距離演算手段、(g) 該離間距離演算手段で
演算された前記適正な離間距離と前記第3の距離検出手
段で検出した距離とを比較する比較手段、(h) 該比
較手段での比較結果に基づいて前記適正な離間距離の位
置に前記作業台が位置するよう前記ブームに対して移動
信号を出力する移動信号出力手段。
【0010】本発明の請求項2に係る課題解決手段は、
前記作業手段は前記作業台に回動自在に支持され、前記
垂線方向演算手段にて演算された前記垂線の方向に前記
作業手段の作業方向を調整する作業方向調整手段をさら
に備える。
前記作業手段は前記作業台に回動自在に支持され、前記
垂線方向演算手段にて演算された前記垂線の方向に前記
作業手段の作業方向を調整する作業方向調整手段をさら
に備える。
【0011】本発明の請求項3に係る課題解決手段は、
前記第1の距離検出手段および前記第2の距離検出手段
は前記作業台の所定の位置に回動自在に支持され、前記
第1の距離検出手段および前記第2の距離検出手段を前
記作業台の所定の回動位置に位置決め固定する固定手段
をさらに備える。
前記第1の距離検出手段および前記第2の距離検出手段
は前記作業台の所定の位置に回動自在に支持され、前記
第1の距離検出手段および前記第2の距離検出手段を前
記作業台の所定の回動位置に位置決め固定する固定手段
をさらに備える。
【0012】本発明の請求項4に係る課題解決手段は、
前記固定手段にて位置決め固定した際に前記第1の距離
検出手段および前記第2の距離検出手段の夫々の回動位
置を認識する回動位置認識手段をさらに備える。
前記固定手段にて位置決め固定した際に前記第1の距離
検出手段および前記第2の距離検出手段の夫々の回動位
置を認識する回動位置認識手段をさらに備える。
【0013】本発明の請求項5に係る課題解決手段は、
台車に取り付けたブーム上に作業台を装備し、かつ該作
業台に所定の作業を行う作業手段が搭載される高所作業
車において、次の(i)〜(q)の要素を備える。
台車に取り付けたブーム上に作業台を装備し、かつ該作
業台に所定の作業を行う作業手段が搭載される高所作業
車において、次の(i)〜(q)の要素を備える。
【0014】(i) 第1の方向における対象面との間
の距離を検出する第1の距離検出手段、(j) 前記第
1の方向から所定の角度差だけずれた第2の方向におけ
る前記対象面との間の距離を検出する第2の距離検出手
段、(k) 前記第1の方向および前記第2の方向の二
等分線方向における前記対象面との間の距離を検出する
第3の距離検出手段、(l) 前記第1の距離検出手
段、前記第2の距離検出手段および前記第3の距離検出
手段を保持する保持手段、(m) 該保持手段を前記作
業台に対して回動軸を中心に回動させる回動手段、
(n) 前記保持手段を回動させることで前記第1の距
離検出手段での検出距離と前記第2の距離検出手段での
検出距離とを一致させるよう前記回動手段の回動量を調
整する回動量調整手段、(o) 前記所定の作業を行う
に当たって前記垂線の方向における前記対象面との間の
適切な垂線距離を記憶する垂線距離記憶手段、(p)
前記回動量調整手段で調整された回動位置において前記
第3の距離検出手段で検出された検出距離と、前記垂線
距離記憶手段にて記憶された前記適正な離間距離とを比
較する比較手段、(q) 該比較手段での比較結果に基
づいて前記適正な離間距離の位置に前記作業台が位置す
るよう前記ブームに対して移動信号を出力する移動信号
出力手段。
の距離を検出する第1の距離検出手段、(j) 前記第
1の方向から所定の角度差だけずれた第2の方向におけ
る前記対象面との間の距離を検出する第2の距離検出手
段、(k) 前記第1の方向および前記第2の方向の二
等分線方向における前記対象面との間の距離を検出する
第3の距離検出手段、(l) 前記第1の距離検出手
段、前記第2の距離検出手段および前記第3の距離検出
手段を保持する保持手段、(m) 該保持手段を前記作
業台に対して回動軸を中心に回動させる回動手段、
(n) 前記保持手段を回動させることで前記第1の距
離検出手段での検出距離と前記第2の距離検出手段での
検出距離とを一致させるよう前記回動手段の回動量を調
整する回動量調整手段、(o) 前記所定の作業を行う
に当たって前記垂線の方向における前記対象面との間の
適切な垂線距離を記憶する垂線距離記憶手段、(p)
前記回動量調整手段で調整された回動位置において前記
第3の距離検出手段で検出された検出距離と、前記垂線
距離記憶手段にて記憶された前記適正な離間距離とを比
較する比較手段、(q) 該比較手段での比較結果に基
づいて前記適正な離間距離の位置に前記作業台が位置す
るよう前記ブームに対して移動信号を出力する移動信号
出力手段。
【0015】本発明の請求項6に係る課題解決手段は、
前記作業手段の作業方向は前記第3の距離検出手段の距
離検出方向と同方向に設定される。
前記作業手段の作業方向は前記第3の距離検出手段の距
離検出方向と同方向に設定される。
【0016】
【作用】本発明請求項1に係る高所作業車における面作
業装置では、まず、作業者は所定の作業を行うに当たっ
て対象面に対する垂線の方向における適切な垂線距離を
入力し、垂線距離記憶手段に記憶させておく。次に、第
1の距離検出手段にて、第1の方向における対象面との
間の距離を検出するとともに、第2の距離検出手段に
て、第1の方向から所定の角度差だけずれた第2の方向
における対象面との間の距離を検出する。そして、第1
の距離検出手段および第2の距離検出手段での各検出結
果から、垂線方向演算手段は対象面に対する垂線の方向
を近似的に求める。その後、垂線距離記憶手段に記憶さ
れた垂線距離と、垂線方向演算手段で演算された垂線の
方向とから、離間距離演算手段は第3の距離検出手段の
距離検出方向(第3の方向)における対象面との間の適
正な離間距離を演算する。そして、実際に第3の距離検
出手段で検出した距離と離間距離演算手段で演算された
適正な離間距離とを比較手段で比較しつつ、当該適正な
離間距離の位置に作業台が位置するよう、移動信号出力
手段から移動信号を出力し、ブームを駆動する。このよ
うな動作を繰り返しながら所定の作業を繰り返し行え
ば、対象面が曲面で構成されているような場合でも、対
象面に対して一定距離を保ちながら所定の作業を行うこ
とができる。
業装置では、まず、作業者は所定の作業を行うに当たっ
て対象面に対する垂線の方向における適切な垂線距離を
入力し、垂線距離記憶手段に記憶させておく。次に、第
1の距離検出手段にて、第1の方向における対象面との
間の距離を検出するとともに、第2の距離検出手段に
て、第1の方向から所定の角度差だけずれた第2の方向
における対象面との間の距離を検出する。そして、第1
の距離検出手段および第2の距離検出手段での各検出結
果から、垂線方向演算手段は対象面に対する垂線の方向
を近似的に求める。その後、垂線距離記憶手段に記憶さ
れた垂線距離と、垂線方向演算手段で演算された垂線の
方向とから、離間距離演算手段は第3の距離検出手段の
距離検出方向(第3の方向)における対象面との間の適
正な離間距離を演算する。そして、実際に第3の距離検
出手段で検出した距離と離間距離演算手段で演算された
適正な離間距離とを比較手段で比較しつつ、当該適正な
離間距離の位置に作業台が位置するよう、移動信号出力
手段から移動信号を出力し、ブームを駆動する。このよ
うな動作を繰り返しながら所定の作業を繰り返し行え
ば、対象面が曲面で構成されているような場合でも、対
象面に対して一定距離を保ちながら所定の作業を行うこ
とができる。
【0017】本発明請求項2に係る高所作業車における
面作業装置では、実際に作業を行う際、作業方向調整手
段にて、垂線方向演算手段にて演算された垂線の方向に
作業手段の作業方向を調整する。これにより、作業手段
の作業方向を曲面に対して常に垂直に設定でき、作業の
質の向上を図り得る。
面作業装置では、実際に作業を行う際、作業方向調整手
段にて、垂線方向演算手段にて演算された垂線の方向に
作業手段の作業方向を調整する。これにより、作業手段
の作業方向を曲面に対して常に垂直に設定でき、作業の
質の向上を図り得る。
【0018】本発明請求項3に係る高所作業車における
面作業装置では、各距離検出手段の距離検出精度や対象
面の曲率等に応じて、第1の距離検出手段および第2の
距離検出手段を回動させて固定し、その距離検出方向を
調整する。そうすると、対象面と作業台との距離調整を
ほぼ正確に行うことができる。
面作業装置では、各距離検出手段の距離検出精度や対象
面の曲率等に応じて、第1の距離検出手段および第2の
距離検出手段を回動させて固定し、その距離検出方向を
調整する。そうすると、対象面と作業台との距離調整を
ほぼ正確に行うことができる。
【0019】本発明請求項4に係る高所作業車における
面作業装置では、請求項3のように第1の距離検出手段
および第2の距離検出手段を回動させて固定した場合
に、回動位置認識手段にて両距離検出手段の夫々の回動
位置を認識できるので、垂線方向演算手段および離間距
離演算手段等での演算をほぼ正確に行うことができ、対
象面と作業台との距離調整をほぼ正確に行うことができ
る。
面作業装置では、請求項3のように第1の距離検出手段
および第2の距離検出手段を回動させて固定した場合
に、回動位置認識手段にて両距離検出手段の夫々の回動
位置を認識できるので、垂線方向演算手段および離間距
離演算手段等での演算をほぼ正確に行うことができ、対
象面と作業台との距離調整をほぼ正確に行うことができ
る。
【0020】本発明請求項5に係る高所作業車における
面作業装置では、まず、作業者は所定の作業を行うに当
たって垂線の方向における対象面との間の適切な垂線距
離を入力し、垂線距離記憶手段に記憶させておく。次
に、第1の距離検出手段にて第1の方向における対象面
との間の距離を検出するとともに、第2の距離検出手段
にて第2の方向における対象面との間の距離を検出す
る。そして、回動量調整手段は、第1の距離検出手段で
の検出距離と第2の距離検出手段での検出距離とを一致
させるよう回動手段の回動量を調整し、保持手段を回動
させる。当該両距離検出手段での検出距離が等しくなっ
たとき、第1の方向および第2の方向の二等分線の方向
は、対象面に対してほぼ垂直となっていることになる。
すなわち、かかる方向に指向される第3の距離検出手段
での検出距離は作業台と対象面との最短距離を示してい
ることになる。この状態で、比較手段での比較を継続し
つつ移動信号出力手段から移動信号を出力し、適正な離
間距離の位置に作業台を移動させる。これにより、対象
面が曲面で構成されているような場合でも、曲面との距
離が常に一定の離間距離となるよう制御できる。
面作業装置では、まず、作業者は所定の作業を行うに当
たって垂線の方向における対象面との間の適切な垂線距
離を入力し、垂線距離記憶手段に記憶させておく。次
に、第1の距離検出手段にて第1の方向における対象面
との間の距離を検出するとともに、第2の距離検出手段
にて第2の方向における対象面との間の距離を検出す
る。そして、回動量調整手段は、第1の距離検出手段で
の検出距離と第2の距離検出手段での検出距離とを一致
させるよう回動手段の回動量を調整し、保持手段を回動
させる。当該両距離検出手段での検出距離が等しくなっ
たとき、第1の方向および第2の方向の二等分線の方向
は、対象面に対してほぼ垂直となっていることになる。
すなわち、かかる方向に指向される第3の距離検出手段
での検出距離は作業台と対象面との最短距離を示してい
ることになる。この状態で、比較手段での比較を継続し
つつ移動信号出力手段から移動信号を出力し、適正な離
間距離の位置に作業台を移動させる。これにより、対象
面が曲面で構成されているような場合でも、曲面との距
離が常に一定の離間距離となるよう制御できる。
【0021】本発明請求項6に係る高所作業車における
面作業装置では、回動手段によって保持手段を作業台に
対して回動させて、第1の距離検出手段での検出距離と
第2の距離検出手段での検出距離とを一致させた時点
で、第3の距離検出手段の距離検出方向は対象面に対し
て垂直に設定されるが、これと同時に、作業手段の作業
方向は常に対象面に対して垂直に設定されることにな
る。したがって、保持手段の回動後にあらためて作業手
段を回動する必要がなく、処理効率を向上できる。
面作業装置では、回動手段によって保持手段を作業台に
対して回動させて、第1の距離検出手段での検出距離と
第2の距離検出手段での検出距離とを一致させた時点
で、第3の距離検出手段の距離検出方向は対象面に対し
て垂直に設定されるが、これと同時に、作業手段の作業
方向は常に対象面に対して垂直に設定されることにな
る。したがって、保持手段の回動後にあらためて作業手
段を回動する必要がなく、処理効率を向上できる。
【0022】
{第1の実施例} <構成>本発明の第1の実施例の高所作業車として壁面
洗浄車を例に挙げて説明する。図1は本実施例の高所作
業車の概略を示す図である。本実施例の高所作業車は、
特に、トンネル等の建造物や船舶等の曲面を含む壁面1
4と一定の離間距離を保ったままの軌跡を描きつつ壁面
14に垂直にノズルを向けて洗浄液を吹き付けて洗浄作
業を行うものである。該高所作業車は、図1に示すよう
に、台車21に装備したターンテーブル22に起伏、伸
縮自在に取り付けたブーム23(可動腕)上に作業台2
4(バケット)を装備しており、前記台車21には、所
定の作業(壁面洗浄等)を行うための面作業装置が設け
られている。なお、図2は高所作業車を示す制御ブロッ
ク図であり、図2において従来例と同様の機能を示す要
素は同一符号を示しており、かかる同一符号の要素につ
いてはその説明を省略する。なお、前記作業台24は常
に水平を保った状態を維持される。
洗浄車を例に挙げて説明する。図1は本実施例の高所作
業車の概略を示す図である。本実施例の高所作業車は、
特に、トンネル等の建造物や船舶等の曲面を含む壁面1
4と一定の離間距離を保ったままの軌跡を描きつつ壁面
14に垂直にノズルを向けて洗浄液を吹き付けて洗浄作
業を行うものである。該高所作業車は、図1に示すよう
に、台車21に装備したターンテーブル22に起伏、伸
縮自在に取り付けたブーム23(可動腕)上に作業台2
4(バケット)を装備しており、前記台車21には、所
定の作業(壁面洗浄等)を行うための面作業装置が設け
られている。なお、図2は高所作業車を示す制御ブロッ
ク図であり、図2において従来例と同様の機能を示す要
素は同一符号を示しており、かかる同一符号の要素につ
いてはその説明を省略する。なお、前記作業台24は常
に水平を保った状態を維持される。
【0023】そして、前記面作業装置は、図1の如く、
前記台車21上で前記壁面14に対して前記所定の作業
(壁面洗浄等)を行う作業手段としての洗浄液吹き付け
用ノズル16と、該ノズル16にて洗浄液を吹き付ける
際に壁面14との間の距離を適正に調整する距離調整装
置26と、前記ノズル16の吹き付け方向を壁面14に
対して略垂直に設定する吹き付け角度調整手段(作業方
向調整手段)27とを備える。
前記台車21上で前記壁面14に対して前記所定の作業
(壁面洗浄等)を行う作業手段としての洗浄液吹き付け
用ノズル16と、該ノズル16にて洗浄液を吹き付ける
際に壁面14との間の距離を適正に調整する距離調整装
置26と、前記ノズル16の吹き付け方向を壁面14に
対して略垂直に設定する吹き付け角度調整手段(作業方
向調整手段)27とを備える。
【0024】前記ノズル16は、前記台車21の所定位
置に横軸28周りに回動(俯仰)自在に支持されてお
り、図示しない洗浄液供給装置からの洗浄液を所定の指
向角度内に向けて噴霧する。
置に横軸28周りに回動(俯仰)自在に支持されてお
り、図示しない洗浄液供給装置からの洗浄液を所定の指
向角度内に向けて噴霧する。
【0025】前記距離調整装置26は、図3の如く、次
の(A)〜(H)の要素を備える。
の(A)〜(H)の要素を備える。
【0026】(A) 第1の方向R1(図4)における
対象面(壁面14)との間の距離L1を検出する第1の
距離検出手段31(第1のセンサ)、(B) 前記第1
の方向R1(図4)から所定の角度差αだけずれた第2
の方向R2(図4)における前記壁面14との間の距離
L2を検出する第2の距離検出手段32(第2のセン
サ)、(C) 前記第1の方向R1(図4)および前記
第2の方向R2(図4)の間の第3の方向R3(図4)
における前記壁面14との間の距離を検出する第3の距
離検出手段33(第3のセンサ)、(D) 前記第1の
センサ31および前記第2のセンサ32での各検出結果
から、前記壁面14に対する垂線ORの方向DRを近似
的に求める垂線方向演算手段34、(E) 前記所定の
作業を行うに当たって前記垂線の方向における前記壁面
14との間の適切な垂線距離Lt3を記憶する垂線距離
記憶手段35、(F) 該垂線距離記憶手段35に記憶
された前記垂線距離Lt3と、前記垂線方向演算手段3
4で演算された前記垂線の方向とから、前記第3の方向
R3(図4)における前記壁面14との間の適正な離間
距離Lu3を演算する離間距離演算手段36、(G)
該離間距離演算手段36で演算された前記適正な離間距
離と前記第3のセンサ33で検出した距離とを比較する
比較手段37、(H) 該比較手段37での比較結果に
基づいて前記適正な離間距離の位置に前記作業台24が
位置するよう前記ブーム23に対して移動信号を出力す
る移動信号出力手段38。
対象面(壁面14)との間の距離L1を検出する第1の
距離検出手段31(第1のセンサ)、(B) 前記第1
の方向R1(図4)から所定の角度差αだけずれた第2
の方向R2(図4)における前記壁面14との間の距離
L2を検出する第2の距離検出手段32(第2のセン
サ)、(C) 前記第1の方向R1(図4)および前記
第2の方向R2(図4)の間の第3の方向R3(図4)
における前記壁面14との間の距離を検出する第3の距
離検出手段33(第3のセンサ)、(D) 前記第1の
センサ31および前記第2のセンサ32での各検出結果
から、前記壁面14に対する垂線ORの方向DRを近似
的に求める垂線方向演算手段34、(E) 前記所定の
作業を行うに当たって前記垂線の方向における前記壁面
14との間の適切な垂線距離Lt3を記憶する垂線距離
記憶手段35、(F) 該垂線距離記憶手段35に記憶
された前記垂線距離Lt3と、前記垂線方向演算手段3
4で演算された前記垂線の方向とから、前記第3の方向
R3(図4)における前記壁面14との間の適正な離間
距離Lu3を演算する離間距離演算手段36、(G)
該離間距離演算手段36で演算された前記適正な離間距
離と前記第3のセンサ33で検出した距離とを比較する
比較手段37、(H) 該比較手段37での比較結果に
基づいて前記適正な離間距離の位置に前記作業台24が
位置するよう前記ブーム23に対して移動信号を出力す
る移動信号出力手段38。
【0027】前記各センサ31,32,33は、一般的
な超音波センサが使用されており、このうち前記第1の
センサ31および前記第2のセンサ32は、図5の如
く、前記作業台24の所定の位置に横軸41周りに回動
(俯仰)自在に支持され、作業者にて角度調整が可能と
されている。また、角度調整後に両センサ31,32
(超音波センサ)を前記作業台24に対して位置決め固
定するための固定手段42が設けられている。該固定手
段42は、図6の如く、前記作業台24の側壁24aの
所定の複数位置に形成された作業台側ネジ孔43,4
4,45,46と、前記各センサ31,32の一部から
突出形成された孔片31a,32aに形成されたセンサ
側ネジ孔47,48と、前記作業台側ネジ孔43,4
4,45,46および前記センサ側ネジ孔47,48を
互いに固定する固定ネジ49とから構成される。また、
かかる固定手段42にて位置決め固定した際に前記第1
のセンサ31および前記第2のセンサ32の夫々の回動
位置を認識する回動位置認識手段50が設けられてい
る。該回動位置認識手段50は、図5の如く、前記第1
のセンサ31および前記第2のセンサ32の傾き角度を
検出する傾きセンサであってもよいし、あるいは外部か
ら傾き角度の値を手入力する入力装置17をそのまま利
用しても良い。
な超音波センサが使用されており、このうち前記第1の
センサ31および前記第2のセンサ32は、図5の如
く、前記作業台24の所定の位置に横軸41周りに回動
(俯仰)自在に支持され、作業者にて角度調整が可能と
されている。また、角度調整後に両センサ31,32
(超音波センサ)を前記作業台24に対して位置決め固
定するための固定手段42が設けられている。該固定手
段42は、図6の如く、前記作業台24の側壁24aの
所定の複数位置に形成された作業台側ネジ孔43,4
4,45,46と、前記各センサ31,32の一部から
突出形成された孔片31a,32aに形成されたセンサ
側ネジ孔47,48と、前記作業台側ネジ孔43,4
4,45,46および前記センサ側ネジ孔47,48を
互いに固定する固定ネジ49とから構成される。また、
かかる固定手段42にて位置決め固定した際に前記第1
のセンサ31および前記第2のセンサ32の夫々の回動
位置を認識する回動位置認識手段50が設けられてい
る。該回動位置認識手段50は、図5の如く、前記第1
のセンサ31および前記第2のセンサ32の傾き角度を
検出する傾きセンサであってもよいし、あるいは外部か
ら傾き角度の値を手入力する入力装置17をそのまま利
用しても良い。
【0028】また、前記第3のセンサ33は前記作業台
24の所定位置で、前記第1のセンサ31の第1の方向
R1と、前記第2のセンサ32の第2の方向R2の中間
(二等分線)の方向(第3の方向R3)に向けて固定さ
れている。
24の所定位置で、前記第1のセンサ31の第1の方向
R1と、前記第2のセンサ32の第2の方向R2の中間
(二等分線)の方向(第3の方向R3)に向けて固定さ
れている。
【0029】前記垂線方向演算手段34は、前記第1の
センサ31および前記第2のセンサ32で検出された夫
々の方向についての距離と、前記回動位置認識手段50
にて認識された前記各センサ31,32の夫々の回動位
置とから、図4に示した三角形MNOを求め、線分MN
に対する垂線OPの方向Rpの角度を求める。ここで、
第1のセンサ31の方向R1の距離OMをL1、第2の
センサ32の方向R2の距離ONをL2とする。第1の
センサ31および第2のセンサ32は固定手段42にて
固定され、かつ第3のセンサ33の取り付け角度は常時
固定されているので、図4中の角度ONQ=αおよび角
度NOQ=βは一定である。線分MNの長さxは、余弦
定理より、 x2=L12+L22−2L1・L2・cos2α ∴ x=(L12+L22−2L1・L2・cos2α)1/2 となる。また、xと正弦定理より次式を得ることができ
る。
センサ31および前記第2のセンサ32で検出された夫
々の方向についての距離と、前記回動位置認識手段50
にて認識された前記各センサ31,32の夫々の回動位
置とから、図4に示した三角形MNOを求め、線分MN
に対する垂線OPの方向Rpの角度を求める。ここで、
第1のセンサ31の方向R1の距離OMをL1、第2の
センサ32の方向R2の距離ONをL2とする。第1の
センサ31および第2のセンサ32は固定手段42にて
固定され、かつ第3のセンサ33の取り付け角度は常時
固定されているので、図4中の角度ONQ=αおよび角
度NOQ=βは一定である。線分MNの長さxは、余弦
定理より、 x2=L12+L22−2L1・L2・cos2α ∴ x=(L12+L22−2L1・L2・cos2α)1/2 となる。また、xと正弦定理より次式を得ることができ
る。
【0030】x/(sinα)=L1/(sinγ) ∴ sinγ=L1・sinα/x 三角形の内角の和は180゜であるので、線分OQと線
分PQで挟まれた角度δはγ+βに等しいことから、次
式が成立する。
分PQで挟まれた角度δはγ+βに等しいことから、次
式が成立する。
【0031】 θ=90゜−δ=90゜−γ−β …(1) すなわち、第3のセンサ33の方向R3からθだけずれ
た方向Rpが線分MNに対する垂線OPの方向となる。
かかる垂線OPの方向Rpは、曲面である壁面14(M
SRN)に対する垂線OSの方向Rsを近似するものと
なっている。
た方向Rpが線分MNに対する垂線OPの方向となる。
かかる垂線OPの方向Rpは、曲面である壁面14(M
SRN)に対する垂線OSの方向Rsを近似するものと
なっている。
【0032】前記垂線距離記憶手段35は、作業者が、
洗浄液等の吹き付け強さ等に基づいて定められる適切な
垂線距離Lt3(線分OSの長さ)を、予め入力装置1
7にてキー入力しておいたデータを記憶するものであ
る。
洗浄液等の吹き付け強さ等に基づいて定められる適切な
垂線距離Lt3(線分OSの長さ)を、予め入力装置1
7にてキー入力しておいたデータを記憶するものであ
る。
【0033】前記離間距離演算手段36は、線分OSの
長さを前記垂線距離記憶手段35で求めたLt3とした
場合に、第3のセンサ33の検出距離がいくらになれば
よいかを演算するもので、線分ORの望ましい長さLu
3は、 Lu3=Lt3・arccosθ =Lt3・arccos(90゜−γ−β) …(2) となる。前記したように、γ,βは一定値であるから、
Lu3は一意に定まる。かかるLu3に第3のセンサ3
3で実測したL3が等しくなるように作業台24を移動
させればよい。
長さを前記垂線距離記憶手段35で求めたLt3とした
場合に、第3のセンサ33の検出距離がいくらになれば
よいかを演算するもので、線分ORの望ましい長さLu
3は、 Lu3=Lt3・arccosθ =Lt3・arccos(90゜−γ−β) …(2) となる。前記したように、γ,βは一定値であるから、
Lu3は一意に定まる。かかるLu3に第3のセンサ3
3で実測したL3が等しくなるように作業台24を移動
させればよい。
【0034】前記移動信号出力手段38は、前記第3の
センサ33で検出した距離L3が前記した(2)式のL
u3の値に等しくなるまで、作業台24を線分OP(O
S)の方向Rs(Rp:線分MNに垂直な方向)に移動
させるよう、移動信号を前記制御器19へ出力する。
センサ33で検出した距離L3が前記した(2)式のL
u3の値に等しくなるまで、作業台24を線分OP(O
S)の方向Rs(Rp:線分MNに垂直な方向)に移動
させるよう、移動信号を前記制御器19へ出力する。
【0035】なお、前記距離調整装置26内の各手段3
1〜38は、前記演算器18内のメモリに記憶されたプ
ログラムにしたがってCPUが実現する各機能ブロック
に相当するものである。
1〜38は、前記演算器18内のメモリに記憶されたプ
ログラムにしたがってCPUが実現する各機能ブロック
に相当するものである。
【0036】<動作>上記構成の高所作業車の動作を説
明する。ここでは、壁面14を効率良く洗浄するため常
に壁面14に垂直にノズルを向け、壁面14との間の距
離を一定に保って三次元ならい制御をする。そのために
はセンサ31,32,33を用いて位置検出をする必要
がある。本実施例では、まず事前段階として、入力装置
17にて壁面14との間の適切な垂線距離Lt3を入力
し、垂線距離記憶手段35に記憶させる。なお、初期段
階では、ノズル16の指向方向は第3のセンサ33の第
3の方向R3と同方向に設定されている。
明する。ここでは、壁面14を効率良く洗浄するため常
に壁面14に垂直にノズルを向け、壁面14との間の距
離を一定に保って三次元ならい制御をする。そのために
はセンサ31,32,33を用いて位置検出をする必要
がある。本実施例では、まず事前段階として、入力装置
17にて壁面14との間の適切な垂線距離Lt3を入力
し、垂線距離記憶手段35に記憶させる。なお、初期段
階では、ノズル16の指向方向は第3のセンサ33の第
3の方向R3と同方向に設定されている。
【0037】ここで、第1のセンサ31の第1の方向R
1および第2のセンサ32の第2の方向R2を予め設定
しておく。かかる設定では、各センサ31,32を横軸
41周りに回動(俯仰)させ、望ましい回動位置に決定
した後、固定手段42にて固定する。しかる後、回動位
置認識手段50にて各センサ31,32の回動位置を認
識しておく。なお、かかる角度調整は、各センサ31,
32のセンシング精度や被作業対象となる壁面14の曲
率等によって調整を行えばよく、例えばセンシング精度
が高かったり曲率が大きい場合等には両各センサ31,
32の角度差αを小さく設定し、逆の場合には両各セン
サ31,32の角度差αを大きく設定すればよい。
1および第2のセンサ32の第2の方向R2を予め設定
しておく。かかる設定では、各センサ31,32を横軸
41周りに回動(俯仰)させ、望ましい回動位置に決定
した後、固定手段42にて固定する。しかる後、回動位
置認識手段50にて各センサ31,32の回動位置を認
識しておく。なお、かかる角度調整は、各センサ31,
32のセンシング精度や被作業対象となる壁面14の曲
率等によって調整を行えばよく、例えばセンシング精度
が高かったり曲率が大きい場合等には両各センサ31,
32の角度差αを小さく設定し、逆の場合には両各セン
サ31,32の角度差αを大きく設定すればよい。
【0038】次に、図7の如く、作業台24を壁面14
に近づけ(ステップS1)、第1のセンサ31にて第1
の方向R1における壁面14との間の距離L1を検出す
るとともに、第2のセンサ32にて第2の方向R2にお
ける壁面14との間の距離L2を検出する(ステップS
2)。そして、第1のセンサ31および前記第2のセン
サ32での各検出結果から、壁面14の測定点距離xを
求める(ステップS3)とともに、図4に示した角度γ
を求め(ステップS4)、続いて垂線方向演算手段34
は、前記した(1)式に基づいて方向Rpを特定し、こ
れを、壁面14に対する垂線OSの方向Rsの近似値と
して採用する(ステップS5)。その後、垂線距離記憶
手段35に記憶された垂線距離Lt3と、垂線方向演算
手段34で演算された垂線OSの方向Rsとから、離間
距離演算手段36は第3の方向R3における壁面14と
の間の適正な離間距離を前記した(2)式に基づいて演
算する(ステップS6〜S8)。
に近づけ(ステップS1)、第1のセンサ31にて第1
の方向R1における壁面14との間の距離L1を検出す
るとともに、第2のセンサ32にて第2の方向R2にお
ける壁面14との間の距離L2を検出する(ステップS
2)。そして、第1のセンサ31および前記第2のセン
サ32での各検出結果から、壁面14の測定点距離xを
求める(ステップS3)とともに、図4に示した角度γ
を求め(ステップS4)、続いて垂線方向演算手段34
は、前記した(1)式に基づいて方向Rpを特定し、こ
れを、壁面14に対する垂線OSの方向Rsの近似値と
して採用する(ステップS5)。その後、垂線距離記憶
手段35に記憶された垂線距離Lt3と、垂線方向演算
手段34で演算された垂線OSの方向Rsとから、離間
距離演算手段36は第3の方向R3における壁面14と
の間の適正な離間距離を前記した(2)式に基づいて演
算する(ステップS6〜S8)。
【0039】次に、第3のセンサ33にて、第3の方向
R3における壁面14との間の距離L3を検出する。そ
して、比較手段37にて、離間距離演算手段36で演算
された適正な離間距離Lu3と第3のセンサ33で検出
した距離L3とを比較する。かかる比較動作を繰り返し
行いつつ、作業台24が適正な離間距離Lu3の位置に
位置するまで、移動信号出力手段38から移動信号を出
力する。これにより、壁面14との距離が常に一定の離
間距離Lu3となるよう制御する(ステップS9,S1
0)。
R3における壁面14との間の距離L3を検出する。そ
して、比較手段37にて、離間距離演算手段36で演算
された適正な離間距離Lu3と第3のセンサ33で検出
した距離L3とを比較する。かかる比較動作を繰り返し
行いつつ、作業台24が適正な離間距離Lu3の位置に
位置するまで、移動信号出力手段38から移動信号を出
力する。これにより、壁面14との距離が常に一定の離
間距離Lu3となるよう制御する(ステップS9,S1
0)。
【0040】かかる動作が終了した後、吹き付け角度調
整手段27は前記垂線方向演算手段34からの信号に基
づいてノズル16の角度をθ分だけ回動(俯仰)させ、
壁面14に対してほぼ垂直方向になるように設定する。
しかる後、ノズル16から所定の洗浄液を壁面14に吹
き付けて洗浄作業を行う。
整手段27は前記垂線方向演算手段34からの信号に基
づいてノズル16の角度をθ分だけ回動(俯仰)させ、
壁面14に対してほぼ垂直方向になるように設定する。
しかる後、ノズル16から所定の洗浄液を壁面14に吹
き付けて洗浄作業を行う。
【0041】以上の動作が終了した後、ブーム23を移
動させ、同様の作業を繰り返し行う。なお、かかる作業
は、洗浄作業効率を考慮して連続的に吹き付けを行うの
が望ましい。そうすると、壁面14からほぼ一定の垂線
距離Lt3だけ離間した位置で作業台24の軌跡14a
を描くことができる。したがって、壁面14に垂直で等
距離に保った状態で作業台24を位置制御でき、三次元
ならい制御が可能となり、壁面14が曲面であっても、
質の良い壁面作業を行うことができる(ステップS1
1)。なお、前記垂線方向演算手段34にて垂線方向R
sを求めた後、第1のセンサ31および第2のセンサ3
2だけで位置決めを行う提案例も考えられるが、本実施
例では、前記垂線方向Rsに比較的近似した第3の方向
R3での実測値(第3のセンサ33での検出距離)に基
づいて位置決めを行っているので、上記提案例に比べて
適正な位置に対する誤差を飛躍的に縮小できる。すなわ
ち、作業台24を適正な垂線距離の位置にほぼ正確に移
動できる。具体的には、実使用上の好ましい制御精度は
±100mm程度である。
動させ、同様の作業を繰り返し行う。なお、かかる作業
は、洗浄作業効率を考慮して連続的に吹き付けを行うの
が望ましい。そうすると、壁面14からほぼ一定の垂線
距離Lt3だけ離間した位置で作業台24の軌跡14a
を描くことができる。したがって、壁面14に垂直で等
距離に保った状態で作業台24を位置制御でき、三次元
ならい制御が可能となり、壁面14が曲面であっても、
質の良い壁面作業を行うことができる(ステップS1
1)。なお、前記垂線方向演算手段34にて垂線方向R
sを求めた後、第1のセンサ31および第2のセンサ3
2だけで位置決めを行う提案例も考えられるが、本実施
例では、前記垂線方向Rsに比較的近似した第3の方向
R3での実測値(第3のセンサ33での検出距離)に基
づいて位置決めを行っているので、上記提案例に比べて
適正な位置に対する誤差を飛躍的に縮小できる。すなわ
ち、作業台24を適正な垂線距離の位置にほぼ正確に移
動できる。具体的には、実使用上の好ましい制御精度は
±100mm程度である。
【0042】{第2の実施例} <構成>図8は本発明の第2の実施例の高所作業車にお
ける面作業装置を示す図である。本実施例の高所作業車
は、第1の実施例と同様、台車21に装備したターンテ
ーブル22に起伏、伸縮自在に取り付けたブーム23上
に作業台24を装備し、かつ該作業台24に所定の作業
を行う作業手段16が搭載されるものである。そして、
本実施例の面作業装置は、次の(I)〜(Q)を備え
る。
ける面作業装置を示す図である。本実施例の高所作業車
は、第1の実施例と同様、台車21に装備したターンテ
ーブル22に起伏、伸縮自在に取り付けたブーム23上
に作業台24を装備し、かつ該作業台24に所定の作業
を行う作業手段16が搭載されるものである。そして、
本実施例の面作業装置は、次の(I)〜(Q)を備え
る。
【0043】(I) 第1の方向R1における壁面14
(対象面)との間の距離L1を検出する第1のセンサ3
1、(J) 前記第1の方向R1から所定の角度差αだ
けずれた第2の方向R2における前記壁面14との間の
距離L2を検出する第2のセンサ32、(K) 前記第
1の方向R1および前記第2の方向R2の二等分線方向
における前記壁面14との間の距離を検出する第3のセ
ンサ33、(L) 前記第1のセンサ31、前記第2の
センサ32および前記第3のセンサ33を保持する保持
手段51、(M) 該保持手段51を前記作業台24に
対して回動軸52を中心に回動(俯仰)させる回動手段
としてのステッピングモータ53、(N) 前記保持手
段51を回動(俯仰)させることで前記第1のセンサ3
1での検出距離と前記第2のセンサ32での検出距離と
を一致させるよう前記ステッピングモータ53の回動量
を調整する回動量調整手段54、(O) 洗浄液吹き付
け作業を行うに当たって壁面14の垂線方向における壁
面14との間の適切な垂線距離Lt3を記憶する垂線距
離記憶手段35、(P) 前記回動量調整手段54で調
整された回動位置において前記第3のセンサ33で検出
された検出距離L3と、前記垂線距離記憶手段35にて
記憶された前記適正な垂線距離Lt3とを比較する比較
手段37、(Q) 該比較手段37での比較結果に基づ
いて前記適正な垂線距離Lt3の位置に前記作業台24
が位置するよう前記ブーム23に対して移動信号を出力
する移動信号出力手段38。
(対象面)との間の距離L1を検出する第1のセンサ3
1、(J) 前記第1の方向R1から所定の角度差αだ
けずれた第2の方向R2における前記壁面14との間の
距離L2を検出する第2のセンサ32、(K) 前記第
1の方向R1および前記第2の方向R2の二等分線方向
における前記壁面14との間の距離を検出する第3のセ
ンサ33、(L) 前記第1のセンサ31、前記第2の
センサ32および前記第3のセンサ33を保持する保持
手段51、(M) 該保持手段51を前記作業台24に
対して回動軸52を中心に回動(俯仰)させる回動手段
としてのステッピングモータ53、(N) 前記保持手
段51を回動(俯仰)させることで前記第1のセンサ3
1での検出距離と前記第2のセンサ32での検出距離と
を一致させるよう前記ステッピングモータ53の回動量
を調整する回動量調整手段54、(O) 洗浄液吹き付
け作業を行うに当たって壁面14の垂線方向における壁
面14との間の適切な垂線距離Lt3を記憶する垂線距
離記憶手段35、(P) 前記回動量調整手段54で調
整された回動位置において前記第3のセンサ33で検出
された検出距離L3と、前記垂線距離記憶手段35にて
記憶された前記適正な垂線距離Lt3とを比較する比較
手段37、(Q) 該比較手段37での比較結果に基づ
いて前記適正な垂線距離Lt3の位置に前記作業台24
が位置するよう前記ブーム23に対して移動信号を出力
する移動信号出力手段38。
【0044】ここで、前記回動量調整手段54は、前記
第1のセンサ31での検出距離と前記第2のセンサ32
での検出距離とを比較する比較部55と、該比較部55
での比較結果に基づいていずれか小さい検出距離を示し
た方のセンサ31,32側に前記ステッピングモータ5
3を回動(俯仰)させるよう指示する回動方向指示部5
6と、前記比較部55での比較結果に基づいて両センサ
31,32の検出距離が等しくなったときに前記ステッ
ピングモータ53の回動(俯仰)を停止させる回動停止
指示部57とを備える。
第1のセンサ31での検出距離と前記第2のセンサ32
での検出距離とを比較する比較部55と、該比較部55
での比較結果に基づいていずれか小さい検出距離を示し
た方のセンサ31,32側に前記ステッピングモータ5
3を回動(俯仰)させるよう指示する回動方向指示部5
6と、前記比較部55での比較結果に基づいて両センサ
31,32の検出距離が等しくなったときに前記ステッ
ピングモータ53の回動(俯仰)を停止させる回動停止
指示部57とを備える。
【0045】また、図9の如く、前記ノズル16は前記
保持手段51に固着され、該ノズル16の吹き付け方向
(作業方向)は前記第3のセンサ33の距離検出方向と
同方向に設定される。その他の構成は、第1の実施例と
同様である。
保持手段51に固着され、該ノズル16の吹き付け方向
(作業方向)は前記第3のセンサ33の距離検出方向と
同方向に設定される。その他の構成は、第1の実施例と
同様である。
【0046】<動作>上記構成の高所作業車における面
作業装置の動作を説明する。まず、事前段階として、図
8の如く、入力装置17にて壁面14との間の適切な垂
線距離Lt3を入力し垂線距離記憶手段35に記憶させ
る。
作業装置の動作を説明する。まず、事前段階として、図
8の如く、入力装置17にて壁面14との間の適切な垂
線距離Lt3を入力し垂線距離記憶手段35に記憶させ
る。
【0047】洗浄液吹き付け作業時には、図10の如
く、壁面14に作業台24を近づける(ステップS2
1)。そして、図11の如く、第1のセンサ31にて第
1の方向R1における壁面14との間の距離L1を検出
するとともに、第2のセンサ32にて第2の方向R2に
おける壁面14との間の距離L2を検出する(図10中
のステップS22)。
く、壁面14に作業台24を近づける(ステップS2
1)。そして、図11の如く、第1のセンサ31にて第
1の方向R1における壁面14との間の距離L1を検出
するとともに、第2のセンサ32にて第2の方向R2に
おける壁面14との間の距離L2を検出する(図10中
のステップS22)。
【0048】次に、図8の如く、回動量調整手段54の
比較部55は、第1のセンサ31での検出距離と第2の
センサ32での検出距離とを比較し、かかる比較結果に
基づいて、回動方向指示部56はいずれか小さい検出距
離を示した方のセンサ31,32側に前記ステッピング
モータ53を回動(俯仰)させるよう指示する。そうす
ると、前記ステッピングモータ53は指示された回動方
向へ角度αだけ回動(俯仰)する。この間も、前記両セ
ンサ31,32は距離検出を継続している。そして、両
センサ31,32の検出距離が等しくなったとき、前記
比較部55での比較にてその旨を認識し、回動停止指示
部57にてステッピングモータ53に停止信号を出力す
る(図10中のステップS23)。
比較部55は、第1のセンサ31での検出距離と第2の
センサ32での検出距離とを比較し、かかる比較結果に
基づいて、回動方向指示部56はいずれか小さい検出距
離を示した方のセンサ31,32側に前記ステッピング
モータ53を回動(俯仰)させるよう指示する。そうす
ると、前記ステッピングモータ53は指示された回動方
向へ角度αだけ回動(俯仰)する。この間も、前記両セ
ンサ31,32は距離検出を継続している。そして、両
センサ31,32の検出距離が等しくなったとき、前記
比較部55での比較にてその旨を認識し、回動停止指示
部57にてステッピングモータ53に停止信号を出力す
る(図10中のステップS23)。
【0049】この時点で、第3のセンサ33は、第1の
センサ31の第1の方向R1と第2のセンサ32の第2
の方向R2の二等分線方向を指向しているため(すなわ
ち、図11中のθ1=θ2)、壁面14の曲形が略断面円
弧状であれば、第3のセンサ33は壁面14に対して略
垂線の方向を指向していることになる。したがって、か
かる方向での検出距離が壁面14と作業台24との離間
距離として取り扱うことができる。そこで、この状態で
第3のセンサ33による距離検出を行い、検出された検
出距離L3と、予め垂線距離記憶手段35にて記憶され
た適正な垂線距離Lt3とを比較手段37にて比較す
る。そして、かかる比較結果に基づいて、移動信号出力
手段38は、前記適正な垂線距離Lt3の位置に前記作
業台24が位置するよう、前記ブーム23に対して移動
信号を出力する。これにより、壁面14との距離が常に
一定の離間距離Lu3となるよう制御する(図10中の
ステップS24)。かかる動作が終了した後、ノズル1
6から所定の洗浄液を壁面14に吹き付けて洗浄作業を
行う。以上の動作が終了した後、ブーム23を移動さ
せ、壁面14から一定の垂線距離Lt3だけ離間した位
置で作業台24の軌跡を描きながら、吹き付け作業を継
続すればよい(図10中のステップS25)。
センサ31の第1の方向R1と第2のセンサ32の第2
の方向R2の二等分線方向を指向しているため(すなわ
ち、図11中のθ1=θ2)、壁面14の曲形が略断面円
弧状であれば、第3のセンサ33は壁面14に対して略
垂線の方向を指向していることになる。したがって、か
かる方向での検出距離が壁面14と作業台24との離間
距離として取り扱うことができる。そこで、この状態で
第3のセンサ33による距離検出を行い、検出された検
出距離L3と、予め垂線距離記憶手段35にて記憶され
た適正な垂線距離Lt3とを比較手段37にて比較す
る。そして、かかる比較結果に基づいて、移動信号出力
手段38は、前記適正な垂線距離Lt3の位置に前記作
業台24が位置するよう、前記ブーム23に対して移動
信号を出力する。これにより、壁面14との距離が常に
一定の離間距離Lu3となるよう制御する(図10中の
ステップS24)。かかる動作が終了した後、ノズル1
6から所定の洗浄液を壁面14に吹き付けて洗浄作業を
行う。以上の動作が終了した後、ブーム23を移動さ
せ、壁面14から一定の垂線距離Lt3だけ離間した位
置で作業台24の軌跡を描きながら、吹き付け作業を継
続すればよい(図10中のステップS25)。
【0050】{変形例} (1)上記各実施例では壁面洗浄用の高所作業車を例に
挙げて説明したが、これ以外にも、例えば船舶や航空機
等の壁面塗装用のものや、配管等の亀裂検査用のもの等
に適用してもよい。壁面塗装用の場合の作業手段として
は、上記実施例のノズルに代えて塗料吹き付け用の噴霧
器(スプレー)が用いられ、あるいは亀裂検査用の場合
の作業手段としては上記ノズルに代えて検査用CCDが
用いられる。
挙げて説明したが、これ以外にも、例えば船舶や航空機
等の壁面塗装用のものや、配管等の亀裂検査用のもの等
に適用してもよい。壁面塗装用の場合の作業手段として
は、上記実施例のノズルに代えて塗料吹き付け用の噴霧
器(スプレー)が用いられ、あるいは亀裂検査用の場合
の作業手段としては上記ノズルに代えて検査用CCDが
用いられる。
【0051】(2)上記各実施例では、各センサ31,
32,33として一般的な超音波センサを使用していた
が、これに限るものではなく、例えばレーザを利用した
もの距離センサやCCDを利用した距離センサであって
もよい。
32,33として一般的な超音波センサを使用していた
が、これに限るものではなく、例えばレーザを利用した
もの距離センサやCCDを利用した距離センサであって
もよい。
【0052】(3)上記実施例では、可動腕としてブー
ムを使用した例を示したが、例えば垂直腕と水平腕との
組み合わせを用いたもの等にも適用できる。
ムを使用した例を示したが、例えば垂直腕と水平腕との
組み合わせを用いたもの等にも適用できる。
【0053】
【発明の効果】本発明の請求項1によると、適切な垂線
距離を垂線距離記憶手段に予め記憶させ、第1の距離検
出手段および第2の距離検出手段にて夫々の指向方向に
おける対象面との間の距離を検出し、その検出結果から
対象面に対する垂線の方向を近似的に求め、垂線距離記
憶手段に記憶された垂線距離と、垂線方向演算手段で演
算された垂線の方向とから、離間距離演算手段は第3の
距離検出手段の距離検出方向(第3の方向)における対
象面との間の適正な離間距離を演算し、実際に第3の距
離検出手段で検出した距離と離間距離演算手段で演算さ
れた適正な離間距離とを比較手段で比較しつつ、当該適
正な離間距離の位置に作業台が位置させ得るよう構成し
ているので、対象面が曲面で構成されているような場合
でも、対象面に対して一定距離を保ちながら所定の作業
を行うことができる。したがって、曲面での作業の質を
一定にかつ自動的に保つことができ、熟練を要さずに誰
にでも一定水準の作業を行うことができるという効果が
ある。
距離を垂線距離記憶手段に予め記憶させ、第1の距離検
出手段および第2の距離検出手段にて夫々の指向方向に
おける対象面との間の距離を検出し、その検出結果から
対象面に対する垂線の方向を近似的に求め、垂線距離記
憶手段に記憶された垂線距離と、垂線方向演算手段で演
算された垂線の方向とから、離間距離演算手段は第3の
距離検出手段の距離検出方向(第3の方向)における対
象面との間の適正な離間距離を演算し、実際に第3の距
離検出手段で検出した距離と離間距離演算手段で演算さ
れた適正な離間距離とを比較手段で比較しつつ、当該適
正な離間距離の位置に作業台が位置させ得るよう構成し
ているので、対象面が曲面で構成されているような場合
でも、対象面に対して一定距離を保ちながら所定の作業
を行うことができる。したがって、曲面での作業の質を
一定にかつ自動的に保つことができ、熟練を要さずに誰
にでも一定水準の作業を行うことができるという効果が
ある。
【0054】本発明請求項2によると、作業方向調整手
段にて、垂線方向演算手段にて演算された垂線の方向に
作業手段の作業方向を調整するよう構成しているので、
対象面が曲面で構成されているような場合でも、作業手
段の作業方向を曲面に対して常に垂直に設定でき、作業
の質の向上を図り得るという効果がある。
段にて、垂線方向演算手段にて演算された垂線の方向に
作業手段の作業方向を調整するよう構成しているので、
対象面が曲面で構成されているような場合でも、作業手
段の作業方向を曲面に対して常に垂直に設定でき、作業
の質の向上を図り得るという効果がある。
【0055】本発明請求項3によると、各距離検出手段
の距離検出精度や対象面の曲率等に応じて、第1の距離
検出手段および第2の距離検出手段を回動(俯仰)させ
て固定し、その距離検出方向を調整するよう構成してい
るので、対象面と作業台との距離調整をほぼ正確に行う
ことができるという効果がある。
の距離検出精度や対象面の曲率等に応じて、第1の距離
検出手段および第2の距離検出手段を回動(俯仰)させ
て固定し、その距離検出方向を調整するよう構成してい
るので、対象面と作業台との距離調整をほぼ正確に行う
ことができるという効果がある。
【0056】本発明請求項4によると、請求項3のよう
に第1の距離検出手段および第2の距離検出手段を回動
(俯仰)させて固定した場合に、回動位置認識手段にて
両距離検出手段の夫々の回動位置を認識できるよう構成
しているので、垂線方向演算手段および離間距離演算手
段等での演算をほぼ正確に行うことができ、対象面と作
業台との距離調整をほぼ正確に行うことができるという
効果がある。
に第1の距離検出手段および第2の距離検出手段を回動
(俯仰)させて固定した場合に、回動位置認識手段にて
両距離検出手段の夫々の回動位置を認識できるよう構成
しているので、垂線方向演算手段および離間距離演算手
段等での演算をほぼ正確に行うことができ、対象面と作
業台との距離調整をほぼ正確に行うことができるという
効果がある。
【0057】本発明請求項5によると、予め適切な垂線
距離を垂線距離記憶手段に記憶させ、第1の距離検出手
段および第2の距離検出手段にて各指向方向における対
象面との間の距離を検出し、回動量調整手段にて両検出
距離が一致させるよう回動手段の回動量を調整して保持
手段を回動(俯仰)させ、当該両距離検出手段の両指向
方向の二等分線の方向(第3の方向)を指向する第3の
距離検出手段にて距離を検出し、当該第3の方向での検
出距離を予め垂線距離記憶手段に記憶させた適切な垂線
距離に一致するよう移動信号を出力するので、対象面が
曲面で構成されているような場合でも、作業台と曲面と
の距離を常に一定の離間距離に保ちながら所定の作業を
行うことができる。したがって、曲面での作業の質を一
定にかつ自動的に保つことができ、熟練を要さずに誰に
でも一定水準の作業を行うことができるという効果があ
る。
距離を垂線距離記憶手段に記憶させ、第1の距離検出手
段および第2の距離検出手段にて各指向方向における対
象面との間の距離を検出し、回動量調整手段にて両検出
距離が一致させるよう回動手段の回動量を調整して保持
手段を回動(俯仰)させ、当該両距離検出手段の両指向
方向の二等分線の方向(第3の方向)を指向する第3の
距離検出手段にて距離を検出し、当該第3の方向での検
出距離を予め垂線距離記憶手段に記憶させた適切な垂線
距離に一致するよう移動信号を出力するので、対象面が
曲面で構成されているような場合でも、作業台と曲面と
の距離を常に一定の離間距離に保ちながら所定の作業を
行うことができる。したがって、曲面での作業の質を一
定にかつ自動的に保つことができ、熟練を要さずに誰に
でも一定水準の作業を行うことができるという効果があ
る。
【0058】本発明請求項6によると、作業手段の作業
方向を第3の距離検出手段の距離検出方向と同方向に設
定しているので、回動手段によって保持手段を作業台に
対して回動(俯仰)させ、第1の距離検出手段での検出
距離と第2の距離検出手段での検出距離とを一致させ
て、第3の距離検出手段の距離検出方向は対象面に対し
て垂直に設定したと同時に、作業手段の作業方向は常に
対象面に対して垂直に設定されることになる。したがっ
て、保持手段の回動(俯仰)後にあらためて作業手段を
回動(俯仰)する必要がなく、処理効率を向上できると
いう効果がある。
方向を第3の距離検出手段の距離検出方向と同方向に設
定しているので、回動手段によって保持手段を作業台に
対して回動(俯仰)させ、第1の距離検出手段での検出
距離と第2の距離検出手段での検出距離とを一致させ
て、第3の距離検出手段の距離検出方向は対象面に対し
て垂直に設定したと同時に、作業手段の作業方向は常に
対象面に対して垂直に設定されることになる。したがっ
て、保持手段の回動(俯仰)後にあらためて作業手段を
回動(俯仰)する必要がなく、処理効率を向上できると
いう効果がある。
【図1】本発明の第1の実施例の高所作業車の概略を示
す図である。
す図である。
【図2】本発明の第1の実施例の高所作業車を示す制御
ブロック図である。
ブロック図である。
【図3】本発明の第1の実施例の高所作業車における面
作業装置の距離調整装置を示すブロック図である。
作業装置の距離調整装置を示すブロック図である。
【図4】本発明の第1の実施例における面作業装置の距
離検出原理を示す図である。
離検出原理を示す図である。
【図5】本発明の第1の実施例における面作業装置の距
離検出手段付近を示す図である。
離検出手段付近を示す図である。
【図6】本発明の第1の実施例における固定手段を示す
断面図である。
断面図である。
【図7】本発明の第1の実施例の高所作業車における面
作業装置の動作を示すフローチャートである。
作業装置の動作を示すフローチャートである。
【図8】本発明の第2の実施例の高所作業車における面
作業装置の距離調整装置を示すブロック図である。
作業装置の距離調整装置を示すブロック図である。
【図9】本発明の第2の実施例の高所作業車における面
作業装置の第3の距離検出手段とノズルとの位置関係を
示す図である。
作業装置の第3の距離検出手段とノズルとの位置関係を
示す図である。
【図10】本発明の第2の実施例の高所作業車における
面作業装置の動作を示すフローチャートである。
面作業装置の動作を示すフローチャートである。
【図11】本発明の第2の実施例における面作業装置の
距離検出原理を示す図である。
距離検出原理を示す図である。
【図12】従来例の高所作業車における面作業装置を示
す図である。
す図である。
【図13】従来例の高所作業車における面作業装置を示
す図である。
す図である。
【図14】従来例の高所作業車における面作業装置の距
離検出器の距離検出動作を示す模式図である。
離検出器の距離検出動作を示す模式図である。
【図15】従来例の高所作業車における面作業装置の距
離検出器の距離検出動作を示す模式図である。
離検出器の距離検出動作を示す模式図である。
【図16】従来例の高所作業車における面作業装置の距
離検出器の距離検出動作を示す模式図である。
離検出器の距離検出動作を示す模式図である。
16 作業手段 17 入力装置 18 演算器 19 制御器 21 台車 22 ターンテーブル 23 ブーム(可動腕) 24 作業台 26 距離調整装置 27 角度調整手段 31 第1の距離検出手段 32 第2の距離検出手段 33 第3の距離検出手段 34 垂線方向演算手段 35 垂線距離記憶手段 36 離間距離演算手段 37 比較手段 38 移動信号出力手段 42 固定手段 43〜46 作業台側ネジ孔 47,48 距離検出手段側ネジ孔 49 固定ネジ 50 回動位置認識手段 51 保持手段 52 回動軸 53 回動手段 54 回動量調整手段 55 比較部 56 回動方向指示部 57 回動停止指示部 L3 検出距離 Lt3 垂線距離 Lu3 離間距離
Claims (6)
- 【請求項1】 台車に取り付けた可動腕上に作業台を装
備し、かつ該作業台に所定の作業を行う作業手段が搭載
される高所作業車において、 第1の方向における対象面との間の距離を検出する第1
の距離検出手段と、 前記第1の方向から所定の角度差だけずれた第2の方向
における前記対象面との間の距離を検出する第2の距離
検出手段と、 前記第1の方向および前記第2の方向の間の第3の方向
における前記対象面との間の距離を検出する第3の距離
検出手段と、 前記第1の距離検出手段および前記第2の距離検出手段
での各検出結果から、前記対象面に対する垂線の方向を
近似的に求める垂線方向演算手段と、 前記所定の作業を行うに当たって前記垂線の方向におけ
る前記対象面との間の適切な垂線距離を記憶する垂線距
離記憶手段と、 該垂線距離記憶手段に記憶された前記垂線距離と、前記
垂線方向演算手段で演算された前記垂線の方向とから、
前記第3の方向における前記対象面との間の適正な離間
距離を演算する離間距離演算手段と、 該離間距離演算手段で演算された前記適正な離間距離と
前記第3の距離検出手段で検出した距離とを比較する比
較手段と、 該比較手段での比較結果に基づいて前記適正な離間距離
の位置に前記作業台が位置するよう前記ブームに対して
移動信号を出力する移動信号出力手段とを備える高所作
業車における面作業装置。 - 【請求項2】 前記作業手段は前記作業台に回動自在に
支持され、 前記垂線方向演算手段にて演算された前記垂線の方向に
前記作業手段の作業方向を調整する作業方向調整手段を
さらに備える、請求項1記載の高所作業車における面作
業装置。 - 【請求項3】 前記第1の距離検出手段および前記第2
の距離検出手段は前記作業台の所定の位置に回動自在に
支持され、 前記第1の距離検出手段および前記第2の距離検出手段
を前記作業台の所定の回動位置に位置決め固定する固定
手段をさらに備える、請求項1記載の高所作業車におけ
る面作業装置。 - 【請求項4】 前記固定手段にて位置決め固定した際に
前記第1の距離検出手段および前記第2の距離検出手段
の夫々の回動位置を認識する回動位置認識手段をさらに
備える、請求項3記載の高所作業車における面作業装
置。 - 【請求項5】 台車に取り付けた可動腕上に作業台を装
備し、かつ該作業台に所定の作業を行う作業手段が搭載
される高所作業車において、 第1の方向における対象面との間の距離を検出する第1
の距離検出手段と、 前記第1の方向から所定の角度差だけずれた第2の方向
における前記対象面との間の距離を検出する第2の距離
検出手段と、 前記第1の方向および前記第2の方向の二等分線方向に
おける前記対象面との間の距離を検出する第3の距離検
出手段と、 前記第1の距離検出手段、前記第2の距離検出手段およ
び前記第3の距離検出手段を保持する保持手段と、 該保持手段を前記作業台に対して回動軸を中心に回動さ
せる回動手段と、 前記保持手段を回動させることで前記第1の距離検出手
段での検出距離と前記第2の距離検出手段での検出距離
とを一致させるよう前記回動手段の回動量を調整する回
動量調整手段と、 前記所定の作業を行うに当たって前記垂線の方向におけ
る前記対象面との間の適切な垂線距離を記憶する垂線距
離記憶手段と、 前記回動量調整手段で調整された回動位置において前記
第3の距離検出手段で検出された検出距離と、前記垂線
距離記憶手段にて記憶された前記適正な離間距離とを比
較する比較手段と、 該比較手段での比較結果に基づいて前記適正な離間距離
の位置に前記作業台が位置するよう前記ブームに対して
移動信号を出力する移動信号出力手段とを備える高所作
業車における面作業装置。 - 【請求項6】 前記作業手段の作業方向は前記第3の距
離検出手段の距離検出方向と同方向に設定される、請求
項5記載の高所作業車における面作業装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21877594A JPH0881199A (ja) | 1994-09-13 | 1994-09-13 | 高所作業車における面作業装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21877594A JPH0881199A (ja) | 1994-09-13 | 1994-09-13 | 高所作業車における面作業装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0881199A true JPH0881199A (ja) | 1996-03-26 |
Family
ID=16725194
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21877594A Pending JPH0881199A (ja) | 1994-09-13 | 1994-09-13 | 高所作業車における面作業装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0881199A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2017078684A (ja) * | 2015-10-22 | 2017-04-27 | 古河機械金属株式会社 | 打音検査制御装置、打音検査制御方法、及び、プログラム |
| CN107214125A (zh) * | 2017-06-12 | 2017-09-29 | 河南理工大学 | 一种可自动冲洗深井管道输送卸压箱系统 |
| CN109001715A (zh) * | 2017-06-06 | 2018-12-14 | 华东交通大学 | 一种非接触式站台界限单激光测距法 |
| JP2019517829A (ja) * | 2016-03-29 | 2019-06-27 | エリド テクノロジー インターナショナル ピーティーイー エルティーディー | 建物の外壁を清浄するためのシステム及び方法 |
| JP2020063624A (ja) * | 2018-10-18 | 2020-04-23 | 鹿島建設株式会社 | 吹付施工システム |
| CN111170238A (zh) * | 2019-12-31 | 2020-05-19 | 中联重科股份有限公司 | 用于高空作业平台的控制系统、控制方法及高空作业平台 |
-
1994
- 1994-09-13 JP JP21877594A patent/JPH0881199A/ja active Pending
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2017078684A (ja) * | 2015-10-22 | 2017-04-27 | 古河機械金属株式会社 | 打音検査制御装置、打音検査制御方法、及び、プログラム |
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| JP2022101566A (ja) * | 2016-03-29 | 2022-07-06 | エリド テクノロジー インターナショナル ピーティーイー エルティーディー | 建物の外壁をスプレー清浄するための壁清浄システム |
| CN109001715A (zh) * | 2017-06-06 | 2018-12-14 | 华东交通大学 | 一种非接触式站台界限单激光测距法 |
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| CN107214125B (zh) * | 2017-06-12 | 2023-03-10 | 河南理工大学 | 一种可自动冲洗深井管道输送卸压箱系统 |
| JP2020063624A (ja) * | 2018-10-18 | 2020-04-23 | 鹿島建設株式会社 | 吹付施工システム |
| CN111170238A (zh) * | 2019-12-31 | 2020-05-19 | 中联重科股份有限公司 | 用于高空作业平台的控制系统、控制方法及高空作业平台 |
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