JPH088334Y2 - ねじ留具 - Google Patents
ねじ留具Info
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- JPH088334Y2 JPH088334Y2 JP2570891U JP2570891U JPH088334Y2 JP H088334 Y2 JPH088334 Y2 JP H088334Y2 JP 2570891 U JP2570891 U JP 2570891U JP 2570891 U JP2570891 U JP 2570891U JP H088334 Y2 JPH088334 Y2 JP H088334Y2
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- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 10
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- 230000013011 mating Effects 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 1
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、ねじ留具に関する。
【0002】
【従来技術】ねじ留具のなかには、特開昭63−308
209号公報に見られるように、ナットを保持するナッ
ト保持器を備えたものが知られている。図10、図11
は従来のねじ留具を示すものである。
209号公報に見られるように、ナットを保持するナッ
ト保持器を備えたものが知られている。図10、図11
は従来のねじ留具を示すものである。
【0003】同図において、1はボルトの軸線、2はナ
ット、2はナット保持器であり、ナット保持器3は、上
板部4と、下板部5と、これら上板部4と下板部5とを
連結する支柱部6とを有している。そして、上板部4に
はボルト挿通孔4aが形成され、下板部5にはナット2
を回転自在に仮止めするナット保持孔5aが形成され
て、ナット2はナット保持器3に保持された状態で、被
留部材7の開口7aに挿入される。
ット、2はナット保持器であり、ナット保持器3は、上
板部4と、下板部5と、これら上板部4と下板部5とを
連結する支柱部6とを有している。そして、上板部4に
はボルト挿通孔4aが形成され、下板部5にはナット2
を回転自在に仮止めするナット保持孔5aが形成され
て、ナット2はナット保持器3に保持された状態で、被
留部材7の開口7aに挿入される。
【0004】ボルトを締結方向に回したとき、すなわち
ボルトに対して締結方向に力を加えたとき、ナット2
は、その腕2aが支柱部6に受止められてナット2の共
回りが規制される。そして、このナット2の共回りはカ
ム面8によって誘導されるようになっている。
ボルトに対して締結方向に力を加えたとき、ナット2
は、その腕2aが支柱部6に受止められてナット2の共
回りが規制される。そして、このナット2の共回りはカ
ム面8によって誘導されるようになっている。
【0005】しかしながら、このカム面8の存在は、ナ
ット2をナット保持器3に装着する際に、ナット挿入作
業を煩雑なものとするという問題がある。すなわち、ナ
ット配置空間とされる上板部4と下板部5とで挟まれた
空間において上記カム面8の存在は、ナット挿入空間を
狭めるものであり、このためナット2を保持器3に装着
する際には支柱部6とカム面8との間の狭い空間を利用
して行わなければならないという不都合がある。
ット2をナット保持器3に装着する際に、ナット挿入作
業を煩雑なものとするという問題がある。すなわち、ナ
ット配置空間とされる上板部4と下板部5とで挟まれた
空間において上記カム面8の存在は、ナット挿入空間を
狭めるものであり、このためナット2を保持器3に装着
する際には支柱部6とカム面8との間の狭い空間を利用
して行わなければならないという不都合がある。
【0006】また、ナット2には、その下面に突出部2
bが設けられ、この突出部2aを利用して保持器3(保
持孔5a)に仮止めされるものであるが、図11に示す
ように、ナット2を保持器3に挿入する際に、ナット2
とカム面8との干渉を回避するには、少なくとも突出部
2aを含めたナット2の厚さ寸法H1 を見越してカム面
8の下端H2 を設定する必要がある。このため支柱部6
の長さ寸法を大きくせざるを得ないという問題、つまり
保持器3の長さ寸法が大きくなってしまうという問題を
有していた。
bが設けられ、この突出部2aを利用して保持器3(保
持孔5a)に仮止めされるものであるが、図11に示す
ように、ナット2を保持器3に挿入する際に、ナット2
とカム面8との干渉を回避するには、少なくとも突出部
2aを含めたナット2の厚さ寸法H1 を見越してカム面
8の下端H2 を設定する必要がある。このため支柱部6
の長さ寸法を大きくせざるを得ないという問題、つまり
保持器3の長さ寸法が大きくなってしまうという問題を
有していた。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】本考案の目的は、ナッ
ト保持器にナットを装着する際のナット挿入空間を従来
よりも拡大しつつナット保持器の長さ寸法を小さくする
ことができるようにしたねじ留具を提供することにあ
る。
ト保持器にナットを装着する際のナット挿入空間を従来
よりも拡大しつつナット保持器の長さ寸法を小さくする
ことができるようにしたねじ留具を提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】かかる技術的課題を達成
すべく本考案にあっては、径方向外方に延びる腕を備え
たナットと、該ナットを保持するナット保持器と、前記
ナットと螺合するボルトとからなり、前記ナット保持器
は、間隔をおいて配置された上板部と下板部と、これら
上板部と下板部とを連結する支柱部と、を有して、前記
上板部と下板部とで挟まれた空間が前記ナットの配置空
間とされ、前記上板部には、前記ボルトが挿入されるボ
ルト挿通孔が形成され、前記下板部には、前記ボルトの
軸線に対応して形成されて前記ナットを回転自在に仮止
めするナット保持孔が形成され、前記支柱部には、前記
ボルトに対して締結方向に力を加えたときに、前記腕を
受止して前記ナットの共回りを規制する受止面が形成さ
れて、該受止面が前記ボルトの軸線と平行に延びてなる
ねじ留具を前提として、
すべく本考案にあっては、径方向外方に延びる腕を備え
たナットと、該ナットを保持するナット保持器と、前記
ナットと螺合するボルトとからなり、前記ナット保持器
は、間隔をおいて配置された上板部と下板部と、これら
上板部と下板部とを連結する支柱部と、を有して、前記
上板部と下板部とで挟まれた空間が前記ナットの配置空
間とされ、前記上板部には、前記ボルトが挿入されるボ
ルト挿通孔が形成され、前記下板部には、前記ボルトの
軸線に対応して形成されて前記ナットを回転自在に仮止
めするナット保持孔が形成され、前記支柱部には、前記
ボルトに対して締結方向に力を加えたときに、前記腕を
受止して前記ナットの共回りを規制する受止面が形成さ
れて、該受止面が前記ボルトの軸線と平行に延びてなる
ねじ留具を前提として、
【0009】前記上板部の下面又は前記ナットの上面の
いずれか一方に形成されて、他方に向けて延び且つ前記
ボルトの軸線と平行に延びる突起と、前記上板部または
前記ナットのうち、前記突起が設けられていない要素に
形成され、前記腕が前記受止面に受け止められて前記ナ
ットの共回りが規制された状態にあるときに、前記突起
を受け入れる係合穴と、を備えた構成としてある。
いずれか一方に形成されて、他方に向けて延び且つ前記
ボルトの軸線と平行に延びる突起と、前記上板部または
前記ナットのうち、前記突起が設けられていない要素に
形成され、前記腕が前記受止面に受け止められて前記ナ
ットの共回りが規制された状態にあるときに、前記突起
を受け入れる係合穴と、を備えた構成としてある。
【0010】
【作用】上記突起と上記係合穴とは、互いに共働して、
ボルトとナットとの緩みを防止するものである。上記突
起は、ナット配置空間において、ボルト軸線に沿って真
直ぐに延びるものにすぎない。したがって、この突起そ
れ自体、従来のカム面に比べて、ナット挿入空間を狭め
る割合が小さなものとなる。
ボルトとナットとの緩みを防止するものである。上記突
起は、ナット配置空間において、ボルト軸線に沿って真
直ぐに延びるものにすぎない。したがって、この突起そ
れ自体、従来のカム面に比べて、ナット挿入空間を狭め
る割合が小さなものとなる。
【0011】換言すれば、ナット保持器に対し、上記突
起を回避してナットを挿入する際の空間的な自由度が大
きなものとなる。
起を回避してナットを挿入する際の空間的な自由度が大
きなものとなる。
【0012】また、このことから上板部と下板部との間
隔、つまり支柱部の長さ寸法は少なくともボルトの厚さ
寸法だけ備えていれば足りることになる。
隔、つまり支柱部の長さ寸法は少なくともボルトの厚さ
寸法だけ備えていれば足りることになる。
【0013】
【実施例】以下に、本考案の実施例を添付した図面に基
いて説明する。図1において、10は実施例に係るねじ
留具で、このねじ留具10は図2に示す自動車12のル
−フモ−ル14の取付に用いられるものである。
いて説明する。図1において、10は実施例に係るねじ
留具で、このねじ留具10は図2に示す自動車12のル
−フモ−ル14の取付に用いられるものである。
【0014】すなわち、この自動車12はそのル−フ1
6の両側部に前後方向に延びる凹部16a(図8、図9
参照)を有し、この凹部16aに上記ねじ留具10が複
数個装着されて、このねじ留具10を利用してル−フモ
−ル14が係止されるようになっている。
6の両側部に前後方向に延びる凹部16a(図8、図9
参照)を有し、この凹部16aに上記ねじ留具10が複
数個装着されて、このねじ留具10を利用してル−フモ
−ル14が係止されるようになっている。
【0015】尚、上記凹部16aは、自動車12のサイ
ドパネルとル−フパネルとの合せ面を構成するものであ
るが、このような凹部16aを備えた自動車12は、従
来から既知であるので、その詳細な説明は省略する。
ドパネルとル−フパネルとの合せ面を構成するものであ
るが、このような凹部16aを備えた自動車12は、従
来から既知であるので、その詳細な説明は省略する。
【0016】図1に戻って、ねじ留具10は、ナット2
0と、このナット20を保持するナット保持器22と、
ボルト24と、から概略構成されている。
0と、このナット20を保持するナット保持器22と、
ボルト24と、から概略構成されている。
【0017】上記ナット保持器22は、図3乃至図5に
も示すように、長方形状とされた上板部26と、この上
板部26よりも小さな長方形状とされた下板部28と、
これら上板部26と下板部28とを連結する支柱部30
と、を有している。
も示すように、長方形状とされた上板部26と、この上
板部26よりも小さな長方形状とされた下板部28と、
これら上板部26と下板部28とを連結する支柱部30
と、を有している。
【0018】上記上板部26には、その上面に互いに平
行に延びる2本の係止部26aが形成され、この係止部
26aに対して前記ル−フモ−ル14が係合される。ま
た、この上板部26には、図3に示すように、その中央
部にボルト挿通孔26bが形成されて、図1に示すよう
に、この挿通孔26bに前記ボルト24が挿入される。
図中、符号Lはボルト24の軸線を示すものである。
行に延びる2本の係止部26aが形成され、この係止部
26aに対して前記ル−フモ−ル14が係合される。ま
た、この上板部26には、図3に示すように、その中央
部にボルト挿通孔26bが形成されて、図1に示すよう
に、この挿通孔26bに前記ボルト24が挿入される。
図中、符号Lはボルト24の軸線を示すものである。
【0019】前記下板部28には、その中央部に、図4
に示すように、ナット保持孔28cが形成され、この保
持孔28cに対してナット20が回転自在に仮止めされ
る。そして、この保持孔28cは下板部28の側方に向
けて開放され、この側部開口28dを通って前記ナット
20がナット保持孔28cに装着されるようになってい
る。このナット20の仮止めについては、後に詳しく説
明する。
に示すように、ナット保持孔28cが形成され、この保
持孔28cに対してナット20が回転自在に仮止めされ
る。そして、この保持孔28cは下板部28の側方に向
けて開放され、この側部開口28dを通って前記ナット
20がナット保持孔28cに装着されるようになってい
る。このナット20の仮止めについては、後に詳しく説
明する。
【0020】ナット20は、その中央部に上下に延びる
貫通孔20aが形成され、この貫通孔20aはその内周
面がねじ切りされて、このねじ孔20aに対して上記ボ
ルト24が螺合される。また、ナット20は、その上部
が長方形の形状とされて、上記ねじ孔20aを挟んで、
図6に示すように、左右方向に延びる腕20bを備え、
この腕20bの各端面20cはテ−パ面とされている。
また上記ナット20はその下部20dが円筒形状とされ
て、この下部20dが前記ナット保持孔28cに遊嵌さ
れるようになっている。
貫通孔20aが形成され、この貫通孔20aはその内周
面がねじ切りされて、このねじ孔20aに対して上記ボ
ルト24が螺合される。また、ナット20は、その上部
が長方形の形状とされて、上記ねじ孔20aを挟んで、
図6に示すように、左右方向に延びる腕20bを備え、
この腕20bの各端面20cはテ−パ面とされている。
また上記ナット20はその下部20dが円筒形状とされ
て、この下部20dが前記ナット保持孔28cに遊嵌さ
れるようになっている。
【0021】前記2つの支柱部30、30は、下板部2
8の対角線上に配置され、この支柱部30、30の面3
0a、30aは、後述する止め位置A(図7参照)にお
いて、上記ナット20(腕20b)を受け止める受止面
とされて、これら受止面30aはボルト24の軸線Lと
平行に上下に真直ぐに延びている。
8の対角線上に配置され、この支柱部30、30の面3
0a、30aは、後述する止め位置A(図7参照)にお
いて、上記ナット20(腕20b)を受け止める受止面
とされて、これら受止面30aはボルト24の軸線Lと
平行に上下に真直ぐに延びている。
【0022】以上の構成において、ねじ留具10は、そ
のナット保持器22に対するナット20の取付が以下の
ようにして行なわれる。すなわち、ナット20はその下
部(円筒部)20dを下板部28の側部開口28dに当
てがって強く押し込むことにより、ナット20の下部2
0dがナット保持孔28c内に収容され、その後ボルト
24がナット20に対して緩く螺合される(ナット20
(上部)の下面が下板部28の板面に摺接する状態)。
のナット保持器22に対するナット20の取付が以下の
ようにして行なわれる。すなわち、ナット20はその下
部(円筒部)20dを下板部28の側部開口28dに当
てがって強く押し込むことにより、ナット20の下部2
0dがナット保持孔28c内に収容され、その後ボルト
24がナット20に対して緩く螺合される(ナット20
(上部)の下面が下板部28の板面に摺接する状態)。
【0023】上記のようにしてナット20の装着がなさ
れたねじ留具10は、以下のようにして、ル−フ16の
凹部16aに装着される。先ず、ナット20は、図7に
符号Bで示す仮止め位置(この仮止め位置Bではナット
20の腕20bが下板部28で規定される空間内にあ
る)におかれ、この状態でナット保持器22は凹部16
aの所定位置に位置決めされる。次にボルト24の締付
け、つまりボルト24に対して締結方向に力が加えられ
る。
れたねじ留具10は、以下のようにして、ル−フ16の
凹部16aに装着される。先ず、ナット20は、図7に
符号Bで示す仮止め位置(この仮止め位置Bではナット
20の腕20bが下板部28で規定される空間内にあ
る)におかれ、この状態でナット保持器22は凹部16
aの所定位置に位置決めされる。次にボルト24の締付
け、つまりボルト24に対して締結方向に力が加えられ
る。
【0024】ここにボルト24は右ねじとされている関
係上、時計方向C(図1参照)にボルト24が回転され
る。このボルト24の回転に伴って、ナット20は共回
りし、ナット20は、支柱部30(受止面30a)で受
け止められるまで、図7で矢印Dで示すように時計方向
に回動して、止め位置A姿勢をとる。
係上、時計方向C(図1参照)にボルト24が回転され
る。このボルト24の回転に伴って、ナット20は共回
りし、ナット20は、支柱部30(受止面30a)で受
け止められるまで、図7で矢印Dで示すように時計方向
に回動して、止め位置A姿勢をとる。
【0025】ここに、上記ナット20の腕20bは、そ
の長さ寸法が、止め位置Aにあるときに上記下板部28
で規定される空間から外部に突出する長さとされてい
る。また、前記ル−フ16の凹部16aは、この凹部1
6aを規定する両側壁16bが、互いに、上方に向うに
従って徐々に接近する傾斜面とされて(図8参照)、こ
の傾斜面に対応して、前記ナット20(腕20b)の端
面が上述したテ−パ面20cとされている。
の長さ寸法が、止め位置Aにあるときに上記下板部28
で規定される空間から外部に突出する長さとされてい
る。また、前記ル−フ16の凹部16aは、この凹部1
6aを規定する両側壁16bが、互いに、上方に向うに
従って徐々に接近する傾斜面とされて(図8参照)、こ
の傾斜面に対応して、前記ナット20(腕20b)の端
面が上述したテ−パ面20cとされている。
【0026】以上のことから、ボルト24を締め込んだ
ときには、上記ナット20が止め位置A姿勢を維持しつ
つ、ボルト軸線Lに沿って真直ぐに上方動し、最終的に
は、図9に示すように、上記腕20bのテ−パ面20c
が凹部16aの側壁16bと密着することによってねじ
留具10が凹部16aに取り付けられ、その後ル−フモ
−ル14の取付が行なわれる。
ときには、上記ナット20が止め位置A姿勢を維持しつ
つ、ボルト軸線Lに沿って真直ぐに上方動し、最終的に
は、図9に示すように、上記腕20bのテ−パ面20c
が凹部16aの側壁16bと密着することによってねじ
留具10が凹部16aに取り付けられ、その後ル−フモ
−ル14の取付が行なわれる。
【0027】上記ねじ留具10において、ボルト24
(ナット20)の緩み防止は、以下の構成によって行な
われるようになっている。先ず、ナット20には、両方
の腕20cの途中部位において、上下に延びる貫通孔3
2が形成されている。
(ナット20)の緩み防止は、以下の構成によって行な
われるようになっている。先ず、ナット20には、両方
の腕20cの途中部位において、上下に延びる貫通孔3
2が形成されている。
【0028】他方、ナット保持器22には、その上板部
26の下面に下方に向けて延びる2本の突起34が形成
されている。この突起34は、ナット20が上記止め位
置Aにあるときに、上記貫通孔32内に受入れられる位
置に配置され、突起34の長さは、仮止め状態にあるナ
ット20(ナット20が下板部28と当接する状態)と
干渉しない長さとされている。
26の下面に下方に向けて延びる2本の突起34が形成
されている。この突起34は、ナット20が上記止め位
置Aにあるときに、上記貫通孔32内に受入れられる位
置に配置され、突起34の長さは、仮止め状態にあるナ
ット20(ナット20が下板部28と当接する状態)と
干渉しない長さとされている。
【0029】以上の構成において、ボルト24を締め込
むことによって上記ナット20が止め位置A姿勢を維持
しつつ上方動したときには、ナット20の貫通孔32内
に上記突起34が侵入し、これによってナット20は時
計方向及び反時計方向の両方向の回動が規制される。
むことによって上記ナット20が止め位置A姿勢を維持
しつつ上方動したときには、ナット20の貫通孔32内
に上記突起34が侵入し、これによってナット20は時
計方向及び反時計方向の両方向の回動が規制される。
【0030】従って、ねじ留具10は、上記凹部16a
に装着された後には、上記突起34と貫通孔32との係
合によって、ボルト24とナット20との緩みが防止さ
れることになる。
に装着された後には、上記突起34と貫通孔32との係
合によって、ボルト24とナット20との緩みが防止さ
れることになる。
【0031】以上の構成において、上記突起34は、上
板部26と下板部28とで挟まれたナット装着空間にお
いて、上下に真直に延びているにすぎないため、ナット
20をナット保持器26に装着する際に、上記突起34
の存在を避けてナット20を保持器26内に挿入するこ
とが容易となる。
板部26と下板部28とで挟まれたナット装着空間にお
いて、上下に真直に延びているにすぎないため、ナット
20をナット保持器26に装着する際に、上記突起34
の存在を避けてナット20を保持器26内に挿入するこ
とが容易となる。
【0032】したがって、ナット保持器26の高さ寸法
(支柱部30の高さ寸法)の設定において、ナット20
の挿入作業を考慮する必要はない。特に、実施例では、
ナット20を下板部28の側方から嵌め込むようにして
あるため、基本的は、支柱部30の長さ寸法はナット2
0の上部の厚さ寸法を有していれば足りる。
(支柱部30の高さ寸法)の設定において、ナット20
の挿入作業を考慮する必要はない。特に、実施例では、
ナット20を下板部28の側方から嵌め込むようにして
あるため、基本的は、支柱部30の長さ寸法はナット2
0の上部の厚さ寸法を有していれば足りる。
【0033】但し、上記突起34は、ナット20が仮止
め位置Bから止め位置Aへの回動動作を阻害するもので
あってはならない。従って、支柱部30の長さ寸法は、
少なくとも、ナット20の上部の厚さ寸法に突起34の
長さ寸法を加えた長さを有している必要がある。
め位置Bから止め位置Aへの回動動作を阻害するもので
あってはならない。従って、支柱部30の長さ寸法は、
少なくとも、ナット20の上部の厚さ寸法に突起34の
長さ寸法を加えた長さを有している必要がある。
【0034】しかしながら、上記突起34は、ナット2
0の緩み防止を確保するに足りる長さ寸法を有していれ
ばよく、必ずしも突起34の長さを大きくとる必要はな
いため、支柱部30の長さの設定において、その自由度
は従来よりも大きい。
0の緩み防止を確保するに足りる長さ寸法を有していれ
ばよく、必ずしも突起34の長さを大きくとる必要はな
いため、支柱部30の長さの設定において、その自由度
は従来よりも大きい。
【0035】更に、本実施例では、ナット20の端面2
0cをテ−パ面として、凹部16の側壁16bと密接さ
せるようにしてあるため、この凹部16の形状誤差、つ
まり両側壁16c、16c間の間隔に誤差があったとし
ても、ねじ留具10の固定に支障を及ぼすことはない。
0cをテ−パ面として、凹部16の側壁16bと密接さ
せるようにしてあるため、この凹部16の形状誤差、つ
まり両側壁16c、16c間の間隔に誤差があったとし
ても、ねじ留具10の固定に支障を及ぼすことはない。
【0036】以上、本考案の実施例を説明したが、本考
案は、上記実施例に限定されることなく、以下のような
変形例を包含するものである。 (1)上板部26とナット20(腕20c)との間で被
留部材を挟持する従来のねじ留具(前記公報に記載のね
じ留具)に対しても適用することができる。 (2)突起34及び貫通孔32を一つ設けるものであっ
てもよい。
案は、上記実施例に限定されることなく、以下のような
変形例を包含するものである。 (1)上板部26とナット20(腕20c)との間で被
留部材を挟持する従来のねじ留具(前記公報に記載のね
じ留具)に対しても適用することができる。 (2)突起34及び貫通孔32を一つ設けるものであっ
てもよい。
【0037】
【考案の効果】以上の説明から明らかなように、本考案
によれば、ナット保持器にナットを装着する際のナット
挿入空間を従来よりも拡大しつつナット保持器の長さ寸
法を小さくすることができる。
によれば、ナット保持器にナットを装着する際のナット
挿入空間を従来よりも拡大しつつナット保持器の長さ寸
法を小さくすることができる。
【図1】実施例に係るねじ留具の各要素を分解して示す
側面図。
側面図。
【図2】実施例に係るねじ留具が適用された自動車の斜
視図。
視図。
【図3】実施例に係るねじ留具の一要素であるナット保
持器の平面図。
持器の平面図。
【図4】実施例に係るねじ留具の一要素であるナット保
持器の底面図。
持器の底面図。
【図5】実施例に係るねじ留具の一要素であるナット保
持器の側面図。
持器の側面図。
【図6】実施例に係るねじ留具の一要素であるナットの
平面図。
平面図。
【図7】実施例に係るねじ留具の作用を説明する平面
図。
図。
【図8】実施例に係るねじ留具の作用を説明する側面
図。
図。
【図9】図2のIX−IX線で示す断面図。
【図10】従来のねじ留具の斜視図。
【図11】従来のねじ留具の縦断面図。
10 ねじ留具 20 ナット 20a ねじ孔 20b ナットの腕 22 ナット保持器 24 ボルト 26 ナット保持器の上板部 28 ナット保持器の下板部 30 ナット保持器の支柱部 30a 支柱部に形成された受止面 32 貫通孔(突起が嵌入する係合穴) 34 突起 L ボルトの軸線
Claims (1)
- 【請求項1】 径方向外方に延びる腕を備えたナット
と、該ナットを保持するナット保持器と、前記ナットと
螺合するボルトとからなり、 前記ナット保持器は、間隔をおいて配置された上板部と
下板部と、これら上板部と下板部とを連結する支柱部
と、を有して、前記上板部と下板部とで挟まれた空間が
前記ナットの配置空間とされ、 前記上板部には、前記ボルトが挿入されるボルト挿通孔
が形成され、 前記下板部には、前記ボルトの軸線に対応して形成され
て前記ナットを回転自在に仮止めするナット保持孔が形
成され、 前記支柱部には、前記ボルトに対して締結方向に力を加
えたときに、前記腕を受止して前記ナットの共回りを規
制する受止面が形成されて、該受止面が前記ボルトの軸
線と平行に延びてなるねじ留具において、 前記上板部の下面又は前記ナットの上面のいずれか一方
に形成されて、他方に向けて延び且つ前記ボルトの軸線
と平行に延びる突起と、 前記上板部または前記ナットのうち、前記突起が設けら
れていない要素に形成され、前記腕が前記受止面に受け
止められて前記ナットの共回りが規制された状態にある
ときに、前記突起を受け入れる係合穴と、 を備えていることを特徴とするねじ留具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2570891U JPH088334Y2 (ja) | 1991-03-25 | 1991-03-25 | ねじ留具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2570891U JPH088334Y2 (ja) | 1991-03-25 | 1991-03-25 | ねじ留具 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0562717U JPH0562717U (ja) | 1993-08-20 |
| JPH088334Y2 true JPH088334Y2 (ja) | 1996-03-06 |
Family
ID=12173290
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2570891U Expired - Lifetime JPH088334Y2 (ja) | 1991-03-25 | 1991-03-25 | ねじ留具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH088334Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN119042202A (zh) * | 2024-08-19 | 2024-11-29 | 东风汽车集团股份有限公司 | 一种紧固装置及汽车零部件安装方法 |
-
1991
- 1991-03-25 JP JP2570891U patent/JPH088334Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0562717U (ja) | 1993-08-20 |
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