JPH0883572A - マグネトロン - Google Patents

マグネトロン

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JPH0883572A
JPH0883572A JP21890094A JP21890094A JPH0883572A JP H0883572 A JPH0883572 A JP H0883572A JP 21890094 A JP21890094 A JP 21890094A JP 21890094 A JP21890094 A JP 21890094A JP H0883572 A JPH0883572 A JP H0883572A
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JP
Japan
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cathode
magnetron
capacitor
lead
leads
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JP21890094A
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Toshio Ogura
利夫 小倉
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Hitachi Ltd
Japan Display Inc
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi Electronic Devices Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】陰極フィラメントの放熱効果を上げ、貫通コン
デンサの十分な静電容量を確保し、かつ長寿命化と小型
化を実現したマグネトロンを提供する。 【構成】陰極フィラメント1を支持する2本の陰極リー
ド23,24を入力側セラミック25の真空雰囲気側に
接地した陰極端子板261,261’で終端させ、この
陰極端子板261,261’に外部導出リード23’,
24’を接続すると共に、陰極リード23,24にコン
デンサを貫通させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はマイクロ波応用機器に用
いられるマグネトロンに係り、特にその放熱特性を向上
させた構造とすると共に、雑音防止を目的とするフィル
タ回路を構成するコンデンサの耐電圧特性を向上させた
マグネトロンに関する。
【0002】
【従来の技術】マグネトロンは高周波出力を効率よく発
生することから、レーダ装置、医療機器、電子レンジ等
の調理器、その他のマイクロ波応用機器に分野で広く応
用されている。
【0003】この種のマグネトロンは、真空雰囲気に設
定された共振空洞,高周波出力部等を有する本体部と、
この本体部に電力を供給する給電部における漏洩電波の
抑制を行うためのフィルタ回路を備えている。
【0004】上記共振空洞の中心には陰極フィラメント
が同軸的に設置され、この陰極フィラメントの両端に陰
極リードをそれぞれ接続して外部に導出し、この陰極リ
ードを介して外部から陰極フィラメント加熱用の電力を
供給している。
【0005】また、上記フィルタ回路は共振空洞が設置
される本体部の外部に設置されたフィルタケース内で上
記2本の陰極リードのそれぞれに直列に一端を接続され
る2つのチョークコイルと、前記各チョークコイルと並
列に接続されるコンデンサとから構成される。
【0006】従来のこの種のコンデンサは、フィルタ回
路を収容するフィルタケースの筺体壁を内外に貫通して
外部電源と接続する構成とするのが一般的であった。
【0007】図9は従来のマグネトロン構造を説明する
縦断面図であって、1は陰極フィラメント、2は陽極ベ
イン、3は陽極シリンダー、4,4’は永久磁石、5は
磁極、6はヨーク、7はアンテナリード、8はアンテ
ナ、9はチョーク部、10はアンテナカバー、11は円
筒状絶縁体、12は排気管サポート、21,21’は上
側,下側エンドシールド、23,24は陰極リード、2
5は入力側セラミック、26は陰極端子、27はスペー
サ、28はスリーブ、31はチョークコイル、32は貫
通コンデンサ、33はフィルタケース、34は蓋体、4
1は上部シール部品、43は金属ガスケット、44は上
部ヨーク、45は冷却フィンである。
【0008】同図において、陰極フィラメント1の回り
には、複数の陽極ベイン2が放射状に形成されている。
この陽極ベイン2は陽極シリンダー3とロー付等で固着
されるか、若しくは、押出し成形等により一体形成され
ている。
【0009】陽極シリンダー3の上下には軟鉄など強磁
性体からなる磁極5,5’および円筒状の永久磁石4,
4’が設置されている。永久磁石4,4’から発生した
磁束は、磁極5,5’を通って陰極フィラメント1と陽
極ベイン2間で形成される作用空間に入り、軸方向に必
要な直流磁界を与える。
【0010】ヨーク6は永久磁石4,4’の磁束が通る
磁気回路を構成するものであり、このヨーク6,永久磁
石4,4’及び磁極5,5’により、磁気回路が構成さ
れている。
【0011】負の高電圧となっている陰極フィラメント
1から放出された電子は、電界および直流磁界の影響を
受けて、円運動しながら各陽極ベイン2に高周波電界を
形成する。
【0012】また、陰極リード23,24は陰極フィラ
メント1側からシール部品42と入力側セラミック25
を貫通して外部に直接引き出されている。
【0013】図10は陽極構造部分の詳細を説明するた
めの平面図であって、61は第1のストラップリング、
62は第2のストラップリング、図9と同一部品には同
一符号を付してある。
【0014】同図において、陽極ベイン2,2’は、陽
極シリンダー3の内壁から中心0方向に設けられてお
り、中心0を通る軸線から見て、放射状に配置される。
【0015】この陽極ベイン2,2’は、径が大小異な
る2つの環状体からなる第1のストラップリング61
と、第2のストラップリング62によって1つおきに結
ばれている。
【0016】図11は径の大きいストラップリングと径
の小さいストラップリングの斜視図、図12は1枚の陽
極ベインの部分断面図である。
【0017】図11と図12に示したように、陽極ベイ
ン2には小径のストラップリング61が接触し、大径の
ストラップリングは接触しない。したがって、図示しな
い隣接する陽極ベイン(2’)には大径のストラップリ
ング62が接触し、小径のストラップリングは接触しな
い。
【0018】そして、図9に示した陽極ベイン2,2’
のうちの1枚には、高周波(マイクロ波)を導くための
アンテナリード7が銀ろう付等により付設されている。
【0019】陽極ベイン2(2’)で発生した高周波電
界は、アンテナリード7によってアンテナ8に導かれ、
アンテナ8を保護しているアンテナカバー10より外部
に放出される。
【0020】アンテナ8には、不要輻射を防止するため
のチョーク部9が一体に形成されている。電子を発生さ
せる陰極フィラメント1は、電子放射特性および加工性
等を勘案して、一般には、酸化トリウム(ThO2 )を
微量含むタングステンが用いられる。
【0021】上側エンドシールド21および下側エンド
シールド21’は、各々、陰極リード23および24に
よって支持されている。これらのエンドシールド21,
21’,および陰極リード23,24は、耐熱性,加工
性の観点から、一般的には、モリブデン(Mo)が採用
されている。
【0022】2本の陰極リード23,24は、入力側セ
ラミック25によって支持されている。これらの陰極リ
ード23,24は、陰極端子26と共に入力側セラミッ
ク25に真空気密を保つように銀ろう付けされている。
【0023】このような構造をもつマグネトロンに振
動,衝撃等が加わると陰極リード23,24が振動し、
しかも、その振動の仕方が陰極リード23,24で異な
るために、陰極フィラメント1に機械的なストレスを生
じさせ、陰極フィラメント1の断線を引き起こすことが
ある。
【0024】これを防止するために、下側エンドシール
ド21’近傍に陰極リード23,24を貫通保持するご
とく設置されたスペーサ27が用いられる。このスペー
サの効果によって、陰極リードが振動しても、その振動
による陰極リード23,24の動きは略々同一になるた
め、陰極フィラメントにはほとんどストレスが加わらな
いようにすることができる。なお、スリーブ28は、ス
ペーサ27を所定の位置に支持するためのものである。
【0025】陰極端子26はチョークコイル31と接続
し、チョークコイル31は入力部のフィルタケース33
を貫通する貫通コンデンサ32と接続され、貫通コンデ
ンサ32は電源と接続される。
【0026】陰極端子26とチョークコイル31とは、
一般には、溶接によって接続され、又、チョークコイル
31と貫通コンデンサ32も、一般には、溶接によって
接続される。
【0027】ここで、チョークコイル31と貫通コンデ
ンサ32とは、マグネトロン内部から外部を見た場合の
ローパスフィルターを形成し、陰極フィラメント1と陽
極との間の作用空間に発生した高周波電界が外部に放射
されるのを防止する。
【0028】入力側セラミック25は、シール部品42
を介して陽極シリンダー3と真空気密を保って係合し、
出力側セラミック11はシール部品4を介して、陽極シ
リンダー3と真空気密を保って係合している。
【0029】ヨーク44は、金属ガスケット43を介し
てシール部品41と電気的に接続され、シール部品41
は陽極シリンダー3と同電位となっている。したがっ
て、ヨーク44は陽極シリンダー3と同電位となってい
る。なお、ヨーク44とヨーク6は一般にはかしめによ
って接続されている。
【0030】マグネトロンの陽極は、陰極フィラメント
1からの熱輻射、電子が陽極ベイン2(2’)に衝突す
ることによる発熱等により高温になる。陽極が高温にな
ると磁石の磁気特性を変化させたり、マグネトロンの周
辺機器に悪影響を及ぼす等の弊害を生ずる。冷却フィン
45はこの問題を対策するために設けられている。
【0031】一般には、マグネトロン動作時は電子レン
ジ等に設置されたファンによって冷却フィン45に冷却
風が送られる。
【0032】図13は図9に示したマグネトロンの入力
部を下面より見た図であって、図9と同一部品には同一
の符号を付す。
【0033】図示したように、貫通コンデンサ32はフ
ィルタケース33の側壁を貫通して取付けられ、チョー
クコイル31と接続されている。
【0034】図14は貫通コンデンサの構造を説明する
部分破断図であって、151は絶縁カバー、152は誘
電体で電極153および電極156と共にコンデンサを
形成する。電極156は貫通コンデンサ32をフィルタ
ケース33に取付ける役割ももっている。なお、同図で
は電極153は分離しているように見えるが、別な断面
では一体となって端子154と接続している。
【0035】また、155は端子154を覆うシリコン
チューブであり、樹脂157と共に、端子154と電極
156とを絶縁している。そして、端子154はチョー
クコイル31と接続され、チョークコイルの他端はコン
デンサを介してアースと対向する。
【0036】図15はマグネトロンを駆動する駆動回路
の一例を示す回路図であって、231がマグネトロンで
ある。
【0037】同図において、スイッチング電源装置20
9に直流電力を供給する直流電源201は、商用交流電
源203と全波整流器205から構成されている。全波
整流器205の直流出力端子にはリアクタとキャパシタ
で構成されたフィルタ207が接続されているが、この
フィルタ207は、整流電流を平滑するためでなく、発
振電流に含まれる音声周波数が交流電源側を通して洩れ
るのを防ぎ、これによって電波の発生を避けるためであ
る。
【0038】スイッチング装置209はトランジスタ2
11を備え、オン信号発生回路と駆動回路によってオン
−オフ動作を繰り返す。そしてスイッチング装置209
は、トランジスタ211に逆並列に接続されたダンパダ
イオード215および並列に接続された共振用キャパシ
タ213を備えている。
【0039】電源装置は一次巻線219と、三つの二次
巻線221,223,225を持つ昇圧トランス217
を有している。昇圧トランス217の一次巻線219は
スイッチング装置209を介してフィルタ207と接続
され、キャパシタ213と一次巻線219によって直列
共振回路が構成される。
【0040】二次巻線221は、キャパシタ227と高
圧ダイオード229よりなる倍電圧整流器を通してマグ
ネトロン231に接続される。電流検出器223はマグ
ネトロン231を流れる負荷電流を検出するために用い
られている。
【0041】二次巻線225はマグネトロン231のカ
ソードを加熱するためのヒータ電流作成のために設けら
れ、さらに他の二次巻線223は出力電圧を作るために
昇圧トランス217のコア内の磁束変化を検出するため
の巻線として動作する。また、二次巻線224の出力電
流は整流されて制御回路の電源として用いられる。
【0042】電流検出器233で検出されたマグネトロ
ンに流れる負荷電流は、平均回路249で平均値として
出力設定器251の設定値との差分を増幅器257を介
して同期パルス発生器235からの同期パルスと加算さ
れ、オン信号発生器237に制御信号として与えられ
る。
【0043】二次巻線223は出力フィードバック用の
電圧を作るためのものであり、波形成形回路243で波
形成形された後に遅延回路245で所定の時間遅延を受
け、オン信号発生回路237の制御信号として与えられ
る。
【0044】また、二次巻線224の出力は補助電源2
47に与えられ、整流されて制御回路等の電源として用
いられる。
【0045】ここで、マグネトロン231のフィラメン
トと陽極には、通常、数KVの高電圧が印加されてい
る。
【0046】なお、図中、232は導波管、234は電
子レンジの調理室であり、マグネトロン231で発振さ
れたマイクロ波は導波管232を通して調理室234に
供給されるようになっている。
【0047】なお、マグネトロン電源としては、上記の
ようなスイッチング電源に限らず、一般商用電源をその
まま用いることもでき、商用交流電源を高圧トランスで
昇圧し、キャパシタと高圧ダイオードからなる半波倍電
圧整流回路等で整流してマグネトロンの高電圧源とす
る。
【0048】なお、一般商用電源をそのまま用いたマグ
ネトロン電源は上記した半波倍電圧整流回路に限らず、
既知の全波整流回路を用いることもできる。
【0049】なお、この種の貫通コンデンサに関する従
来技術を開示したものとしては、実公昭57−5650
4号公報を挙げることができる。
【0050】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術によるマ
グネトロンにおいては、陰極フィラメントへ電力を供給
するための陰極リードが下側シール部品42と入力側セ
ラミック25を貫通してチョークコイル31に直接接続
されている。
【0051】そして、陰極リード23,24と入力側セ
ラミック25との封止は上記入力側セラミック25のチ
ョークコイル31側にそれぞれ各陰極リード23,24
に独立に設置した陰極端子26,26’で行っていた。
【0052】このような構成では、陰極フィラメント1
からの熱は、主として陰極リード23,24を伝わって
陰極端子26,26’において入力側セラミック25に
伝達され、外部に放出される。
【0053】そのため、真空雰囲気中にある陰極リード
23,24は常に高温状態にあり、マグネトロン陰極部
の熱を本体部の放熱構造を効率よく利用して放出するこ
とが困難であり、特開平2−21539号公報に開示さ
れたように真空雰囲気中にコンデンサを設置するコンデ
ンサ内蔵型のフィルタ構造を備えたマグネトロンでは、
当該コンデンサの温度が上昇し、周波数特性が不安定に
なるという問題と共に、フィルタケース部分の温度が上
昇するという問題があった。
【0054】また、上記従来の構造では、マグネトロン
陰極部から伝播される不要輻射は、マグネトロン管外部
に装着されているチョークコイル,コンデンサから成る
ローパスフィルターによって抑制される。誘電体から成
るコンデンサーは、大気中において高電圧が印加される
ため、構造的に絶縁性を十分配慮したものとなり、複
雑,かつ大形されてしまう。
【0055】このコンデンサは、一般的には図14に示
した様な構造からなるが、信頼性の面では、誘電体15
2の絶縁破壊,絶縁カバー151の沿面破壊の発生等の
問題があった。
【0056】一方、マグネトロンの陰極部から放射され
る不要輻射の規制は厳しさを要求されており、これに対
応するためには、コンデンサの静電容量を増す必要があ
る。しかし、コンデンサの静電容量を増加させるため
に、耐電圧の問題から、誘電体の電極間距離を狭めるこ
とはできず、結局は、コンデンサーが大きくなりマグネ
トロン自体の大型化を招くことになると言う問題があっ
た。
【0057】本発明の目的は、上記従来技術の諸問題を
解消し、陰極リードの熱放散を容易にして真空雰囲気中
の温度上昇を抑制すると共に、不要輻射を防止するフィ
ラメントを構成するコンデンサに十分な静電容量を確保
し、かつ長寿命化と小型化を実現したマグネトロンを提
供することにある。
【0058】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、 1.陰極リードを入力セラミック部分で終端させて当該
セラミックと熱的に接続すると共に、上記陰極リードに
対して外部から別部材の外部導出リードを上記終端部で
接続し、誘電体をマグネトロン管内すなわち真空雰囲気
内に配設する。マグネトロン管内は10-5〜10-8(To
rr)の真空度に保たれており、耐電圧の面から、従来の
絶縁構造を不要として誘電体のみを配設する構造とす
る。
【0059】2.誘電体の両面に電極を設け、その電極
の一端は陰極リード,他端はアース電位となる構造とす
る。
【0060】3.誘電体電極面のほぼ中央に陰極リード
貫通用の穴を配設し、貫通タイプのコンデンサ構造とす
る。
【0061】4.誘電体の誘電率は負の温度係数を有し
ているので、マグネトロン管内で温度上昇の少ない位
置,具体的には、陰極リードのフィラメント側の端面側
あるいは陰極リードを支持している入力セラミック側に
誘電体を配設する。
【0062】以上を備えた陰極構造は、真空管内陰極部
で、静電容量を得ることができ、従来採用されている大
気中に配設されているコンデンサーと同等の機能が得ら
れると同時に、温度上昇によるコンデンサの容量変動を
回避し、耐電圧不良,さらには、耐電圧不良に伴うコン
デンサ焼損等に対する信頼性を大幅に向上させることが
できる。
【0063】すなわち、請求項1に記載の第1の発明
は、上下のエンドシールドで支持される陰極フィラメン
トと、この陰極フィラメントを包囲して同軸に配置され
て共振空洞を形成する複数のベインを有する陽極シリン
ダーと、前記陽極シリンダーに接合して前記共振空洞を
真空にシールする上シール部品および下シール部品と、
前記陰極フィラメントの両端に一端を接続して前記陰極
フィラメントを支持すると共に加熱電流を供給するため
の2本の陰極リードと、前記下シール部品に固定されて
前記2本の陰極リードを保持する入力側セラミックとを
少なくとも有し、前記入力セラミックに、前記陰極フィ
ラメント側に前記陰極リードを支承する2つの凹部およ
び前記各凹部とが異なる位置で外部に貫通する2つの貫
通口とを持ち、前記入力側セラミックの前記陰極フィラ
メント側に設置されて、前記陰極リードの他端を貫通さ
せて前記凹部に嵌合する開口と、前記入力側セラミック
の前記2つの貫通口のそれぞれを通して前記陰極フィラ
メントとは反対の側から挿入される2本の外部導出リー
ドをそれぞれ支承する前記陰極フィラメント側に膨出す
る如く形成した凹陥部とをもつ電気的に独立した2つの
端子板を持ち、前記2つの端子板のそれぞれを介して前
記陰極リードと前記外部導出リードのそれぞれを電気的
に接続し、前記陰極リードに、漏洩電波抑制用のフィル
タ回路を構成するコンデンサを挿通係合させたことを特
徴とする。
【0064】請求項2に記載の第2の発明は、上記第1
の発明における前記コンデンサが、筒状の絶縁体とこの
筒状絶縁体の外周に形成した電極を有し、前記筒状絶縁
体の内周に前記陰極リードを接触貫通させてなることを
特徴とする。
【0065】請求項3に記載の第3の発明は、前記第1
の発明における前記コンデンサが、筒状の絶縁体とこの
筒状絶縁体の外周および内周に電極を有し、前記筒状絶
縁体の内周に有する電極に前記陰極リードを接触貫通さ
せてなることを特徴とする。請求項4に記載の第4の発
明は、前記第1の発明における前記コンデンサが、円盤
状の絶縁体とこの円盤状絶縁体の両面に前記2本の陰極
リードのそれぞれに対応させて少なくとも一方を分割形
成した電極を有すると共に、前記円盤状の絶縁体に前記
2本の陰極リードをそれぞれ貫通させる2つの貫通孔を
形成してなることを特徴とする。
【0066】請求項5に記載の第5の発明は、前記第4
の発明における前記コンデンサが、円盤状の絶縁体とこ
の円盤状絶縁体の両面に前記2本の陰極リードのそれぞ
れに対応させて対となるごとく分割形成した電極を有
し、前記電極対ごとの前記絶縁体に前記陰極リードを貫
通させる貫通孔をそれぞれ形成してなると共に、前記電
極対の一方を前記陰極リードに電気的に接続してなるこ
とを特徴とする。
【0067】請求項6に記載の第6の発明は、前記第5
の発明における前記円盤状の絶縁体の両面に分割形成し
た電極対の各一方と前記陰極リードとを端子板を介して
接続してなることを特徴とする。
【0068】
【作用】上記各発明の構成により、陰極リードの熱放散
が容易になり、真空雰囲気中の温度上昇を抑制すると共
に、不要輻射を防止するフィラメントを構成するコンデ
ンサに十分な静電容量を確保し、かつ長寿命化と小型化
を実現したマグネトロンを提供することができる。ま
た、陰極リードを短縮できるため、当該陰極リード用の
効果な材料が節約される。
【0069】マグネトロン用のフィルタを構成するコン
デンサは、0.5MHz〜30MHz帯の不要輻射抑制
を確保する機能を有する必要がある。
【0070】上記帯域の不要輻射を効率良く抑制するた
めには、従来より貫通タイプのコンデンサが必要とさ
れ、採用されている。
【0071】上記各発明の構成によれば、誘電体中央部
に陰極リードを貫通・係合させた貫通タイプコンデンサ
構造であることから、その性能は、従来と同等レベルが
得られる。
【0072】一方、信頼性面においては、10-4〜10
-8(Torr)の真空中に誘電体が配設されるため、耐電圧
は著しく向上する。
【0073】したがって、大気中で使用する従来コンデ
ンサの様に、誘電体の充填樹脂や、沿面耐電圧を確保す
るためのケース等の付属部品が不要となることから、マ
グネトロンの小型化、長寿命化、および低コスト化が達
成される。
【0074】
【実施例】以下、本発明の実施例につき、図面を参照し
て詳細に説明する。
【0075】図1は本発明によるマグネトロンの第1実
施例を説明する要部断面図であって、1は陰極フィラメ
ント、21は上エンドシールド、21’は下エンドシー
ルド、23,24は陰極リード、23’、24’は外部
導出リード、25は入力セラミック、261,261’
は陰極端子、42はシール部品、301は中空円筒状の
誘電体、302は金属円板である。
【0076】同図において、前記実施例と同様に、陰極
フィラメント1は、その両端の上,下エンドシールド2
1,21’に接合され、この上,下エンドシールド2
1,21’は陰極リード23,24により支持されてい
る。そして、陰極リード23,24の各他端は入力側セ
ラミック25に銀ロー接合される陰極端子板261,2
61’で固定されている。
【0077】なお、陰極リード23,24は陰極端子板
261,261’で電気的に接続されて入力セラミック
25から延びる外部導出リード23’,24’でチョー
クコイル31(図9)に接続されている。
【0078】コンデンサを構成する中空円筒状の誘電体
301は陰極リード23,24に係合されている。中空
円筒状の誘電体301の外周部はメタライズ等による電
極が形成されており、金属円板302を介しアース電位
となっているシール部品42に接続されている。
【0079】図2は本発明の第1実施例におけるコンデ
ンサの構造を説明する概略斜視図であって、303はメ
タライズ電極、304は貫通孔である。
【0080】誘電体301の中央部には貫通孔304が
形成され、外周にはメタライズ処理による電極303が
形成され、シール部品42を介して接地される金属円板
302に銀ロー付け等で固定される。
【0081】また、上記貫通孔304の内壁にもメタラ
イズ処理による電極が形成され、この内側の電極に当接
して陰極リード23,24が貫通する。
【0082】なお、中空円筒状の誘電体301の内周壁
に、上記したメタライズ処理による電極を設けることに
代えて、誘電体301に直接陰極リード23,24を嵌
合させることにより、陰極リードを電極としてコンデン
サを構成してもよい。
【0083】この実施例によれば、陰極リードの熱放散
が効率よく行われると共に、真空中に誘電体が配設され
るため、耐電圧は著しく向上し、誘電体の充填樹脂や、
沿面耐電圧を確保するためのケース等の付属部品が不要
となることから、マグネトロンの小型化、長寿命化、お
よび低コスト化が達成される。
【0084】図3は本発明によるマグネトロンの第2実
施例を説明する要部断面図であって、前記実施例と同一
符号は同一部分に対応し、311は円盤状の誘電体、3
12は金属円板、313,314(314’)はメタラ
イズ等で形成した電極、315は貫通孔、42はシール
部品である。
【0085】同図において、図1と同様に、陰極フィラ
メント1は、その両端の上,下エンドシールド21,2
1’に接合され、この上,下エンドシールド21,2
1’は陰極リード23,24により支持されている。そ
して、陰極リード23,24の各他端は入力側セラミッ
ク25に銀ロー接合される陰極端子板261,261’
で固定されている。
【0086】なお、陰極リード23,24は陰極端子板
261,261’で電気的に接続されて入力セラミック
25から延びる外部導出リード23’,24’でチョー
クコイル31(図9)に接続されている。
【0087】コンデンサを構成する円盤状の誘電体31
1は陰極リード23,24に係合されている。円盤状誘
電体311の上面と下面にはメタライズ等による電極が
各陰極リード23,24に対応して上下の対となるよう
に下面側が分割形成されており、上面側の電極313は
金属円板312を介し接地されるシール部品42に接続
されている。
【0088】そして、下面側の電極314,314’
は、各陰極リード23,24に対応して分割された陰極
端子板261,261’により各陰極リード23,24
に電気的に接続されている。
【0089】図4は本発明の第2実施例におけるコンデ
ンサの構造を説明する概略斜視図であって、313は上
面側のメタライズ電極、314,314’は下面側のメ
タライズ電極、315,315’は貫通孔である。
【0090】誘電体311には陰極リード23,24を
貫通させる貫通孔315,315’が形成され、上面側
にはメタライズ処理による電極313が形成され、アー
スに接続する金属円板312に銀ロー付け等で固定され
る。
【0091】また、下面側には同様にメタライズ処理に
よる電極314と314’とが各陰極リード23,24
に対応して上記電極313と対になるごとく分割形成さ
れ、この電極314と314’に当接する分割された陰
極端子板261,261’により各陰極リード23,2
4に電気的に接続されている。貫通孔315,315’
のそれぞれには陰極リード23,24が非接触で貫通す
る。
【0092】この実施例によっても、前記実施例と同様
に、陰極リードの熱放散が効率よく行われると共に、真
空中に誘電体が配設されるため、耐電圧は著しく向上
し、誘電体の充填樹脂や、沿面耐電圧を確保するための
ケース等の付属部品が不要となることから、マグネトロ
ンの小型化、長寿命化、および低コスト化が達成され
る。
【0093】図5は本発明にかかるマグネトロンの第1
および第2実施例をよりよく説明するための要部構造図
であって、(a)は断面図、(b)は(a)のA−A線
に沿った断面図である。
【0094】同図において、1は陰極フィラメント、2
1は上エンドシールド、21’は下エンドシールド、2
3,24は陰極リード、23’、24’は外部導出リー
ド、25は入力セラミック、261,261’は陰極端
子、42はシール部品である。
【0095】陰極フィラメント1は上エンドシールド2
1と下エンドシールド21’の間でコイル状に設置さ
れ、上記上エンドシールド21と下エンドシールド2
1’に固定した陰極リード23と24を入力側セラミッ
ク25に植立させて支持されている。
【0096】入力側セラミック25は上下に開口を有す
るシール部品41の下端の固定されている。この入力側
セラミック25の上面側(陰極フィラメント側)には、
陰極リード23,24を支承する2つの凹部25a,2
5a’、およびこの各凹部と異なる位置で外部に貫通す
る2つの貫通口25b,25b’とを有すると共に、入
力側セラミック25の陰極フィラメント1側に、陰極リ
ード23,24の他端を貫通させて上記凹部25a,2
5a’に嵌合する開口と、入力側セラミック25の上記
2つの貫通口25b,25b’のそれぞれを通して陰極
フィラメント1とは反対の側から挿入される2本の外部
導出リード23’,24’をそれぞれ支承して陰極フィ
ラメント側に膨出する如く形成した凹陥部26b,26
b’とをもつ電気的に独立した2つの端子板261,2
61’を有している。
【0097】そして、上記2つの端子板261,26
1’のそれぞれを介して陰極リード23,24と外部導
出リード23’,24’のそれぞれを電気的に接続して
いる。この2つの端子板261,261’は陰極リード
23,24と入力側セラミック25との間を封止すると
共に、両者間の熱移動が容易となるようにロー付け等で
密着固定されている。
【0098】図6は端子板と陰極リードおよび入力側セ
ラミックとの封着構造を説明する図5の(b)のB−B
線に沿った断面図である。
【0099】同図から分るように、陰極リード24と外
部導出リード24’とは不連続であり、両者は端子板2
61で電気的に接続されている。陰極リード23も同様
である。
【0100】この構造により、陰極リード23,24の
長さは従来と比較して短くて済み、その材料コストが低
減されると共に、陰極フィラメント1からの熱が入力側
セラミック25の真空雰囲気側で直接伝達されるため、
この熱をシール部品42(図5参照)を介して本体部に
伝えられて、当該本体部の放熱構造から放散される。図
7は本発明にかかるマグネトロンと従来技術によるマグ
ネトロンの具体的寸法例の説明図であって、(a)は従
来のマグネトロン、(b)は本発明にかかるマグネトロ
ンのそれぞれ陰極リード部分を示す。
【0101】同図は、一般的な適用対象である家庭用電
子レンジに用いられるマグネトロンについての寸法例で
あり、(a)の従来のマグネトロンでは、下エンドシー
ルド21’と入力側セラミック25との接続距離は約4
0mmであるのに対し、(b)の本発明にかかるマグネ
トロンでは約21.5mmである。
【0102】図8は図7で説明した従来のマグネトロン
と本発明にかかるマグネトロンの各陰極リードの長さ方
向における温度勾配の説明図であって、陰極構造Aの特
性は図7の(a)に相当し、陰極構造Bの特性は同
(b)のマグネトロンに相当する。
【0103】同図において、陰極リードが入力側セラミ
ックを貫通して直接その外部まで伸びる陰極構造Aにお
いては、図7に示した下エンドシールド基準点イでの温
度が950°Cである場合に、陰極リードと入力側セラ
ミックの接続点ロの陰極リードの温度は190°Cとな
り、入力側セラミックの真空雰囲気側の陰極リードの温
度は540°Cとかなりの高温のままである。
【0104】これに対し、陰極リードが入力側セラミッ
クを貫通しない陰極構造Bにおいては、上記と同様に下
エンドシールド基準点イでの温度が950°Cである場
合に、陰極リードと入力側セラミックの接続点ハの陰極
リードの温度は250°Cとなり、陰極リードの熱放散
が効率よく行われることが分る。
【0105】したがって、この陰極構造Bをもつマグネ
トロンに、その内部雰囲気中にコンデンサを設置して
も、コンデンサの特性が変化することはない。
【0106】上記したように、本実施例によれば、陰極
リードの熱放散効率が向上し、当該陰極リードの材料を
節約できる効果も有する。
【0107】上記した各実施例の何れのコンデンサも、
不要輻射が伝播する陰極リード23,24は、誘電体を
貫通する、いわゆる貫通タイプのコンデンサを形成して
いることから、優れたフィルタ特性が得られる。
【0108】なお、上記コンデンサを構成する誘電体の
材質としては、耐熱の優れたセラミックスを採用してい
るが、この誘電率は負の温度係数をもっているため、誘
電率の低下を押える目的から、誘電体の配設位置は入力
側セラミック25側とした方が好ましい。
【0109】この誘電体は真空雰囲気内に配設されるた
め、耐電圧の面で有利であり、電極間距離を小さくで
き、容易に静電容量を確保できる。
【0110】本発明は、上記の実施例で説明した形式の
マグネトロンに限らず、他の形式のマグネトロンにも適
用できることは言うまでもない。
【0111】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
陰極リードの熱放散が効率よく行われると共に、電極を
有した誘電体をマグネトロンの真空雰囲気内に配設し、
かつ、誘電体を陰極リードが貫通するコンデンサタイプ
のため下記の効果を有するマグネトロンを得ることがで
きる。
【0112】(1)陰極フィラメントから陰極リードを
通して効率のよい熱放散が行われるため、放熱機構を小
型化することができ、全体として小型のマグネトロンを
得ることが可能となる。
【0113】(2)耐電圧設計に裕度が得られ、誘電体
を小形化できる。結果として、所望する静電容量が容易
に得られる。
【0114】(3)誘電体そのものを配設するだけで有
り、従来コンデンサに比較し、コスト的にも有利とな
る。
【0115】(4)更に、耐電圧不良から生じるコンデ
ンサの焼損等のダメージは皆無となり、信頼性を向上さ
せることができる。
【0116】(5)誘電体の配設構造は、陰極リード支
持機能も有し、フィラメント断線強度の向上も期待でき
る。
【0117】(6)貫通コンデンサタイプ構造であるた
め、マグネトロンの不要輻射を防止する優れたフィルタ
性能が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるマグネトロンの第1実施例を説明
する要部断面図である。
【図2】本発明の第1実施例におけるコンデンサの構造
を説明する概略斜視図である。
【図3】本発明によるマグネトロンの第2実施例を説明
する要部断面図である。
【図4】本発明の第3実施例におけるコンデンサの構造
を説明する概略斜視図である。
【図5】本発明にかかるマグネトロンの第1および第2
実施例をよりよく説明するための要部構造図である。
【図6】端子板と陰極リードおよび入力側セラミックと
の封着構造を説明する図5の(b)のB−B線に沿った
断面図である。
【図7】本発明にかかるマグネトロンと従来技術による
マグネトロンの具体的寸法例の説明図である。
【図8】図7で説明した従来のマグネトロンと本発明に
かかるマグネトロンの各陰極リードの長さ方向における
温度勾配の説明図である。
【図9】従来のマグネトロン構造を説明する縦断面図で
ある。
【図10】陽極構造部分の詳細を説明するための平面図
である。
【図11】径の大きいストラップリングと径の小さいス
トラップリングの斜視図である。
【図12】1枚の陽極ベインの部分断面図である。
【図13】図9に示したマグネトロンの入力部を下面よ
り見た図である。
【図14】貫通コンデンサの構造を説明する部分破断図
である。
【図15】マグネトロンを駆動する駆動回路の一例を示
す回路図である。
【符号の説明】
1 陰極フィラメント 2 陽極ベイン 3 陽極シリンダー 4,4’ 永久磁石 5 磁極 6 ヨーク 7 アンテナリード 8 アンテナ 9 チョーク部 10 アンテナカバー 11 円筒状絶縁体 12 排気管サポート 21,21’ 上側,下側エンドシールド 23,24 陰極リード 23’,24’ 外部導出リード 25 入力側セラミック 25a,25a’ 凹部 25b,25b’ 貫通口 261,261’ 陰極端子板 27 スペーサ 28 スリーブ 31 チョークコイル 32 貫通コンデンサ 33 フィルタケース 34 蓋体 41 上部シール部品 42 シール部品 43 金属ガスケット 44 上部ヨーク 45 冷却フィン 303 メタライズ電極 304 貫通孔 25a 端子板 311 円盤状の誘電体 312 金属円板 313,314,314’ 電極 315,315’ 貫通孔。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上下のエンドシールドで支持される陰極フ
    ィラメントと、この陰極フィラメントを包囲して同軸に
    配置されて共振空洞を形成する複数のベインを有する陽
    極シリンダーと、前記陽極シリンダーに接合して前記共
    振空洞を真空にシールする上シール部品および下シール
    部品と、前記陰極フィラメントの両端に一端を接続して
    前記陰極フィラメントを支持すると共に加熱電流を供給
    するための2本の陰極リードと、前記下シール部品に固
    定されて前記2本の陰極リードを保持する入力側セラミ
    ックとを少なくとも有し、 前記入力側セラミックに、前記陰極フィラメント側に前
    記陰極リードを支承する2つの凹部および前記各凹部と
    は異なる位置で外部に貫通する2つの貫通口とを有し、 前記入力側セラミックの前記陰極フィラメント側に設置
    されて、前記陰極リードの他端を貫通させて前記凹部に
    嵌合する開口と、前記入力側セラミックの前記2つの貫
    通口のそれぞれを通して前記陰極フィラメントとは反対
    の側から挿入される2本の外部導出リードをそれぞれ支
    承する前記陰極フィラメント側に膨出する如く形成した
    凹陥部とをもつ電気的に独立した2つの端子板を有し、 前記2つの端子板のそれぞれを介して前記陰極リードと
    前記外部導出リードのそれぞれを電気的に接続してなる
    マグネトロンにおいて、 前記陰極リードに漏洩電波抑制用のフィルタ回路を構成
    するコンデンサーを挿通係合させたことを特徴とするマ
    グネトロン。
  2. 【請求項2】請求項1において、前記コンデンサが、筒
    状の絶縁体とこの筒状絶縁体の外周に形成した電極を有
    し、前記筒状絶縁体の内周に前記陰極リードを接触貫通
    させてなることを特徴とするマグネトロン。
  3. 【請求項3】請求項1において、前記コンデンサが、筒
    状の絶縁体とこの筒状絶縁体の外周および内周に電極を
    有し、前記筒状絶縁体の内周に有する電極に前記陰極リ
    ードを接触貫通させてなることを特徴とするマグネトロ
    ン。
  4. 【請求項4】請求項1において、前記コンデンサが、円
    盤状の絶縁体とこの円盤状絶縁体の両面に前記2本の陰
    極リードのそれぞれに対応させて少なくとも一方を分割
    形成した電極を有すると共に、前記円盤状の絶縁体に前
    記2本の陰極リードをそれぞれ貫通させる2つの貫通孔
    を形成してなることを特徴とするマグネトロン。
  5. 【請求項5】請求項4において、前記コンデンサが、円
    盤状の絶縁体とこの円盤状絶縁体の両面に前記2本の陰
    極リードのそれぞれに対応させて対となるごとく分割形
    成した電極を有し、前記電極対ごとの前記絶縁体に前記
    陰極リードを貫通させる貫通孔をそれぞれ形成してなる
    と共に、前記電極対の一方を前記陰極リードに電気的に
    接続してなることを特徴とするマグネトロン。
  6. 【請求項6】請求項5において、前記円盤状の絶縁体の
    両面に分割形成した電極対の各一方と前記陰極リードと
    を前記端子板を介して接続してなることを特徴とするマ
    グネトロン。
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