JPH088421A - 半導体素子及び固体撮像素子 - Google Patents

半導体素子及び固体撮像素子

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JPH088421A
JPH088421A JP6140577A JP14057794A JPH088421A JP H088421 A JPH088421 A JP H088421A JP 6140577 A JP6140577 A JP 6140577A JP 14057794 A JP14057794 A JP 14057794A JP H088421 A JPH088421 A JP H088421A
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JP
Japan
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polycrystalline silicon
silicon film
film
gate
potential
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JP6140577A
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English (en)
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Kazuji Wada
和司 和田
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Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 CCD固体撮像素子における水平転送レジス
タの終段の水平出力ゲート部において、不純物のイオン
注入等の製造工程を増すことなく、また外部からバイア
スを印加することなく、そのゲート下のポテンシャル調
整を可能にする。 【構成】 CCD固体撮像素子における水平転送レジス
タの後段の水平出力ゲート部HOGにおいて、ゲート電
極32を構成する多結晶シリコン膜33上にAl膜34
との接合部35を形成し、多結晶シリコン膜33の膜厚
を制御して多結晶シリコン膜33と接合部35により水
平出力ゲート部HOG下のポテンシャルを調整して最適
なポテンシャルを設定するように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電極−絶縁体−半導体
構造を有する半導体素子、並びに固体撮像素子に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図5及び図6は、従来のCCD固体撮像
素子の水平転送レジスタ及びその出力部を示す。このC
CD固体撮像素子におけるCCD構造の水平転送レジス
タ1は、半導体基板2の主面に形成した第1導電型例え
ばn型の転送チャンネル領域3上に、SiO2 膜等によ
るゲート絶縁膜4を介して1層目の多結晶シリコン膜か
らなる第1の転送電極5A及び2層目の多結晶シリコン
膜からなる第2の転送電極5Bが転送方向に沿って交互
に複数配列して構成される。
【0003】この水平転送レジスタ1では、互いに接続
された隣り合う2つの転送電極5A及び5Bを1組とし
て1つ置きの組の転送電極5〔5A,5B〕と、他の1
つ置きの組の転送電極5〔5A,5B〕とに、夫々2相
の水平駆動パルスφH1 及びφH2 が印加される。各第
2の転送電極5B下の転送チャンネル領域3には、第2
導電型即ちp型の半導体領域6が例えば不純物のイオン
注入で形成され、これによって、第1の転送電極5Aを
ストレージ電極とするストレージ部と第2の転送電極5
Bをトランスファ電極とするトランスファ部を有する転
送部が形成される。16A及び16Bは夫々対応する1
つ置きの転送電極5の端部に接続されたAl配線であ
り、之を通じて水平駆動パルスφH1 ,φH2 が印加さ
れる。16a,16bはコンタクト部を示す。
【0004】水平転送レジスタ1の最終段の転送部の後
にはゲート絶縁膜4を介して例えば2層目の多結晶シリ
コン膜からなるゲート電極8を形成してなる水平出力ゲ
ート部HOGが形成され、その後段に電荷電圧変換手段
となるn型半導体領域からなるフローティングディフー
ジョン領域FDが形成される。水平出力ゲート部HOG
には、その水平転送レジスタ1より離れたゲート電極端
にコンタクト部15aを介して接続されたAl配線15
を通じて固定の出力ゲート電圧VHOG 又はグランド電位
(GND)が印加される。フローティングディフージョ
ン領域FDは出力増幅器17に接続される。t1 は出力
端子である。
【0005】さらに、n型半導体領域からなるリセット
ドレイン領域9が設けられ、このリセットドレイン領域
9とフローティングディフージョン領域FD間にリセッ
トゲート部10が設けられる。リセットドレイン領域9
にはコンタクト部13aを介して接続されたAl配線1
3を通じてリセット電圧VRD(例えば電源電圧VDD)が
印加される。
【0006】リセットゲート部10には、例えば2層目
の多結晶シリコン膜によるゲート電極11の1端にコン
タクト部14aを介して接続したAl配線14を通じて
リセットパルスφRGが印加される。
【0007】このCCD固体撮像素子では、図5のポテ
ンシャル19で示すように、水平転送レジスタ1内を2
相の駆動パルスφH1 ,φH2 によって信号電荷が転送
され、1画素毎の信号電荷が水平出力ゲート部HOGを
通してフローティングディフージョン領域FDに転送さ
れる。そして、フローティングディフージョン領域FD
に転送された信号電荷に応じた電圧が出力増幅器17に
供給され、端子t1 より、信号電荷に応じたCCD出力
が読み出される。
【0008】1画素分の信号電荷が読み出された後は、
リセットゲートパルスφRGが印加され、リセットゲート
部10がオンしてフローティングディフージョン領域F
Dの信号電荷がリセットドレイン領域9に掃き出され、
フローティングディフージョン領域FDのポテンシャル
がリセットドレイン領域9の電位にリセットされる。
【0009】ところで、従来の水平出力ゲート部HOG
においては、ゲート部下のポテンシャルφa、即ちポテ
ンシャルバリアΔφの調整を、不純物イオン注入による
不純物領域7により、あるいは外部バイアスを印加する
ことにより行っている。不純物領域7を形成したときに
は、ゲート電極にグラント電位(GND)が与えられ、
不純物領域7を形成しない場合は、例えば固定のプラス
の外部バイアスVHOGが与えられる。
【0010】この水平出力ゲート部HOGのポテンシャ
ルバリアΔφは、フローティングディフージョン領域F
Dのダイナミックレンジと、水平転送レジスタ1の最終
段の転送部からフローティングディフージョン領域FD
への電荷転送との兼ね合いにより、最適値が決定され
る。
【0011】即ち、水平出力ゲート部HOG下のポテン
シャルφaが深すぎると信号電荷が水平出力ゲート部H
OGへ逆流してしまうし、またポテンシャルφaが浅す
ぎると最終段の転送部に印加する電圧振幅が大きくなり
すぎてしまう。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】ところで、水平出力ゲ
ート部HOGにおいて、その出力ゲート下のポテンシャ
ルの調整を不純物のイオン注入で行う場合、不純物の量
が他の部分を形成する工程、例えば水平転送レジスタ1
の第2の転送電極(トランスファ電極)5B下にポテン
シャルバリアを形成するためのp型半導体領域6の形成
工程と兼用出来れば問題ないが、兼用できない場合は専
用のマスク及びイオン注入工程が必要となる。
【0013】また、水平出力ゲート部HOG下のポテン
シャルの調整を外部から固定バイアス即ちゲート電圧V
HOG を印加する方法では、外部電源が必要になることは
勿論のこと、水平出力ゲート部HOGは静電容量が小さ
いため静電破壊を起こし易く、信頼性の面からも好まし
くない。
【0014】一方、例えば多結晶シリコンゲート電極に
よる絶縁ゲート型電界効果トランジスタ(MISトラン
ジスタ)では、ゲート下のしきい値電圧Vthを調整する
場合に、チャンネル領域に所定の不純物をイオン注入す
ることが行われており、この場合にも、別途、調整用の
マスクとイオン注入工程が必要となる。
【0015】本発明は、上述の点に鑑み、電極−絶縁体
−半導体構造を有する半導体素子において、製造工程を
増すことなく、ゲート下のポテンシャル(例えばMIS
型トランジスタであればしきい値電圧Vth)を所望の値
に設定できる半導体素子を提供するものである。
【0016】本発明は、固体撮像素子において、水平転
送レジスタ終段の水平出力ゲート部下のポテンシャル
を、製造工程を増すことなく、あるいは外部バイアスを
与えることなく、所望の値に設定できる固体撮像素子を
提供するものである。
【0017】
【課題を解決するための手段】第1の本発明に係る半導
体素子は、半導体基体51上にゲート絶縁膜54を介し
てゲート電極55を有し、ゲート電極55を構成する多
結晶シリコン膜56上にAl膜57との接合部58を形
成し、多結晶シリコン膜56と接合部58によりゲート
電極55下のポテンシャルを設定した構成とする。
【0018】第2の本発明は、第1の発明の半導体素子
において、多結晶シリコン膜56の膜厚d2 でゲート電
極55下のポテンシャルを調整した構成とする。
【0019】第3の本発明に係る固体撮像素子は、水平
転送レジスタ22の後段の水平出力ゲート部HOGにお
いて、ゲート電極32を構成する多結晶シリコン膜33
上にAl膜34との接合部35を形成し、多結晶シリコ
ン膜33と接合部35により水平出力ゲート部HOG下
のポテンシャルφaを設定した構成とする。
【0020】第4の本発明は、第3の発明の固体撮像素
子において、多結晶シリコン膜33の膜厚d1 で水平出
力ゲート部HOG下のポテンシャルφaを調整した構成
とする。
【0021】
【作用】第1の本発明によれば、ゲート電極55を構成
する多結晶シリコン膜56上にAl膜57との接合部5
8を形成することにより、多結晶シリコン膜56と接合
部58との仕事関数差でゲート電極55下のポテンシャ
ルが、多結晶シリコン膜1層の場合と比較して、シフト
し、所望の値のポテンシャルに設定される。半導体素子
として、例えばMIS型トランジスタに適用した場合、
所望のしきい値電圧Vthを設定できる。
【0022】第2の本発明によれば、第1の発明の半導
体素子において、そのゲート電極55を構成する多結晶
シリコン膜56の膜厚d2 を変えることにより、接合部
58とゲート電極55下の半導体表面との距離が変わる
ことから、ポテンシャルシフト量が変化し、ゲート電極
55下のポテンシャルを所望の値に調整することができ
る。この場合、従来の不純物イオン注入等の製造工程を
不要として、従って製造工程を増すことなく、ポテンシ
ャル調整ができ、最適値に設定できる。
【0023】第3の本発明によれば、固体撮像素子にお
ける水平転送レジスタ22の後段の水平出力ゲート部H
OGにおいて、ゲート電極32を構成する多結晶シリコ
ン膜33上にAl膜34との接合部35を形成すること
により、多結晶シリコン膜33と接合部35との仕事関
数差で水平出力ゲート部HOG下のポテンシャルφa
が、多結晶シリコン膜1層の場合と比較して、シフト
し、所望の値のポテンシャルφaに設定される。
【0024】第4の本発明によれば、第3の発明の固体
撮像素子において、その水平出力ゲート部HOGのゲー
ト電極32を構成する多結晶シリコン膜33の膜厚d1
を変えることにより、接合部35とゲート電極32下の
半導体表面との距離が変わることから、ポテンシャルシ
フト量が変化し、水平出力ゲート部HOG下のポテンシ
ャルφaを所望の値に調整することができる。
【0025】この場合、従来の不純物イオン注入等の製
造工程を不要として、従って製造工程を増すことなく、
また外部電源を用意することなく、ポテンシャル調整が
でき、ポテンシャルを最適値に設定することができる。
【0026】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。
【0027】図1〜図3は、本実施例に係るCCD固体
撮像素子、特に、その水平転送レジスタ及び出力部を示
す。このCCD固体撮像素子21における水平転送レジ
スタ2は、半導体基板23の主面に形成した第1導電型
例えばn型の転送チャンネル領域24上に、SiO2
によるゲート絶縁膜25を介して、例えば1層目の多結
晶シリコン膜からなる第1の転送電極26A及び2層目
の多結晶シリコン膜からなる第2の転送電極26Bが転
送方向に沿って交互に複数配列して構成される。
【0028】水平転送レジスタ22では、互いに接続さ
れた隣り合う2つの転送電極26A及び26Bを1組と
して1つ置きの組の転送電極26〔26A,26B〕
と、他の1つ置きの組の転送電極26〔26A,26
B〕とに、夫々2相の水平駆動パルスφH1 及びφH2
が印加される。各第2の転送電極26B下の転送チャン
ネル領域25に、第2導電型即ちp型の半導体領域27
が例えば不純物のイオン注入で形成され、これによっ
て、第1の転送電極26Aをストレージ電極とするスト
レージ部と、第2の転送電極26Bをトランスファ電極
とするトランスファ部とを有する転送部が形成される。
【0029】1つ置きの転送電極26及び他の1つ置き
の転送電極26には、夫々水平転送レジスタから離れた
位置でコンタクト部29a及び30aを介して接続され
た夫々Al配線29及び30を通じて駆動パルスφH1
及びφH2 が印加される。
【0030】水平転送レジスタ22の終段には、ゲート
絶縁膜25を介してゲート電極32を形成してなる水平
出力ゲート部HOGが形成され、その後段に電荷電圧変
換手段である例えばn型半導体領域からなるフローティ
ングディフージョン領域FDが形成される。フローティ
ングディフージョン領域FDは、出力増幅器36に接続
される。t2 は出力端子である。
【0031】さらに、n型半導体領域からなるリセット
ドレイン領域37が形成され、このリセットドレイン領
域37とフローティングディフージョン領域FD間に、
リセットゲート部38が形成される。リセットゲート部
38は、ゲート絶縁膜25を介して例えば2層目の多結
晶シリコン膜によるゲート電極39を形成して構成さ
れ、ゲート電極39の一端にコンタクト部40aを介し
て接続したAl配線40を通じてリセットパルスφRG
印加される。リセットドレイン領域37には、コンタク
ト部41aを介して接続されたAl配線41を通じてリ
セット電圧VRD(例えば電源電圧VDD)が印加される。
【0032】しかして本例では、特に、水平出力ゲート
部HOGにおいて、そのゲート電極32を次のように構
成する。即ち、第1導電型すなわちn型半導体領域上の
ゲート絶縁膜25上に、例えば2層目多結晶シリコン膜
33を形成し、その上にAl膜34を積層形成し、出力
ゲート直上で多結晶シリコン膜33とAl膜34との接
合部(いわゆる多結晶シリコン膜33とAl膜34が相
互反応して合金化されたコンタクト部)35を形成して
ゲート電極32を構成する。
【0033】従って、この水平出力ゲート部HOGのゲ
ート電極32は、図3に示すように、多結晶シリコン膜
33と、Al膜34との界面に相互反応で合金化された
接合部35が形成された構造を呈する。Al膜34は、
多結晶シリコン膜23上に形成した絶縁膜例えばSiO
2 膜43のコンタクトホール44を通じて多結晶シリコ
ン膜33と接合される。
【0034】このAl膜34の転送チャンネル領域24
より外れた端部から延長するAl配線45を通じてゲー
ト電極32に例えば素子内部のグランド電位(GND)
が与えられる。
【0035】この水平出力ゲート部HOGでは、その出
力ゲート直上に多結晶シリコン膜33とAl膜34とが
接合されたゲート電極32が形成されることにより、ゲ
ート電極32下のポテンシャルφa、従ってポテンシャ
ルバリアΔφが多結晶シリコン膜33と、多結晶シリコ
ン膜33及びAl膜34の接合部35との仕事関数差で
シフトする。
【0036】このポテンシャルのシフト量は、テストの
結果、マイナス数Vであり、よい再現性を示している。
この例ではポテンシャルシフトはポテンシャルが浅くな
る方向である。また、ポテンシャルのシフト量は、多結
晶シリコン膜33の膜厚d1によって変化する。即ち、
膜厚d1 を変えることによって、Al膜34との接合部
35とゲート電極32下のp型半導体領域表面との距離
が変わることから、接合部35の影響が増減し、ポテン
シャルシフト量が変わる。
【0037】即ち、距離が大きければシフト量が小さ
く、距離が小さければシフト量が大きくなる。従って、
適当な膜厚d1 の多結晶シリコン膜33を用いることに
より、イオン注入をすることなく、水平出力ゲート部H
OG下のポテンシャルを調整することができる。
【0038】このCCD固体撮像素子21では、図1の
ポテンシャル46で示すように、前述と同様に、水平転
送レジスタ22内を2相駆動パルスφH1 ,φH2 によ
って信号電荷が転送され、1画素毎の信号電荷が水平出
力ゲート部HOGを通してフローティングディフージョ
ン領域FDに転送される。そして、フローティングディ
フージョン領域FDの電荷に応じた電圧が出力増幅器3
6に印加され、之より信号電荷に応じたCCD出力が読
み出される。
【0039】1画素分の信号電荷が読み出された後は、
リセットパルスφRGが印加され、リセットゲート部38
がオンしてフローティングディフージョン領域FDの信
号電荷がリセットドレイン領域37に掃き出され、フロ
ーティングディフージョン領域FDのポテンシャルがリ
セットドレイン領域37の電位にリセットされる。
【0040】上述のCCD固体撮像素子21によれば、
水平出力ゲート部HOGおいて、多結晶シリコン膜33
上にAl膜34との接合部35を有するゲート電極32
を形成することにより、多結晶シリコン膜1層による場
合に比べて、ゲート電極32下のポテンシャルをシフト
することができる。即ち、多結晶シリコン膜33の膜厚
1 を制御することにより、ゲート電極32下のポテン
シャルのバリアを不純物のイオン注入等の工程を増やす
ことなく、あるいは外部に電源を用意することなく容易
に調整することができ、ポテンシャルバリアを最適値に
設定することができる。
【0041】本実施例では、多結晶シリコン膜33上の
絶縁膜40にコンタクトホール41をあけるだけでよい
ため、工程は一切増加しない。またゲート電極32は撮
像素子内部のグランド電位に接続することによって、静
電破壊の恐れは全くない。
【0042】尚、上例では、不純物のイオン注入を不要
としたが、その他、不純物のイオン注入と本発明のゲー
ト電極構造を組み合わせて水平出力ゲート部HOG下の
ポテンシャルを設定することも勿論可能である。
【0043】水平転送レジスタ22の最終段転送部と水
平出力ゲート部HOGとの間にポテンシャルのディップ
が発生する可能性があるが、このディップは最終段の転
送部に印加するバイアスにより消すことが可能である。
【0044】本発明は、半導体基板上にゲート絶縁膜を
介してゲート電極を有するいわゆる電極−絶縁体−半導
体構造を有する半導体素子においても、そのゲート電極
として前述の実施例で説明したと同様の、多結晶シリコ
ン膜33上に接合部35を形成するようにAl膜34を
形成したゲート電極を適用できる。このゲート電極構造
の多結晶シリコン膜33の膜厚を制御することによっ
て、ゲート電極下のポテンシャルを所望の値に容易に調
整することができる。
【0045】図4は、MIS型トランジスタに適用した
実施例を示す。本例においては、第2導電型例えばp型
の半導体基板51に第1導電型即ちn型のソース領域5
2及びドレイン領域53を形成し、基板51上のソース
領域52及びドレイン領域53間に例えばSiO2 等に
よるゲート絶縁膜54を介してゲート電極55を形成し
て構成される。ゲート電極55は、多結晶シリコン膜5
6とAl膜57とを積層し、その多結晶シリコン膜56
とAl膜57との接合部(いわゆる多結晶シリコン膜5
6とAl膜57が相互反応して合金化されたコンタクト
部)58が形成された構造を有する。59は絶縁膜であ
る。
【0046】本例の絶縁ゲート型電界効果トランジスタ
50によれば、ゲート電極55を構成する多結晶シリコ
ン膜56と接合部58との仕事関数差により、しきい値
電圧Vthが設定され、その多結晶シリコン膜56の膜厚
2 によってしきい値電圧V thを調整することができ
る。
【0047】
【発明の効果】本発明に係る半導体素子によれば、その
ゲート電圧を構成する多結晶シリコン膜上にAl膜との
接合部を有することにより、不純物イオン注入等の製造
工程を増すことなく、ゲート電極下のポテンシャル、例
えばしきい値電圧Vthを所望の値に設定することができ
る。また、多結晶シリコン膜の膜厚を制御することによ
り、ポテンシャルシフト量を調整してポテンシャルを所
望の値とすることができる。
【0048】本発明に係る固体撮像素子によれば、水平
転送レジスタの終段の水平出力ゲート部において、その
ゲート電極を構成する多結晶シリコン膜上にAl膜との
接合部を有することにより、不純物イオン注入等の製造
工程を増すことなく、また外部からバイアスを印加する
ことなく、水平出力ゲート部のポテンシャルを最適値に
設定することができる。また、そのゲート電極を構成す
る多結晶シリコン膜の膜厚を制御することにより、その
ポテンシャルのシフト量を調整し、所望の値とすること
が容易にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る固体撮像素子の要部、即ち水平転
送レジスタと出力部の例を示す断面図(ポテンシャル図
を含む)である。
【図2】図1の平面図である。
【図3】本発明に係る水平出力ゲート部のゲート電極の
拡大断面図である。
【図4】本発明に係る絶縁ゲート型電界効果トランジス
タの例を示す断面図である。
【図5】従来の固体撮像素子の要部、即ち水平転送レジ
スタと出力部の断面図(ポテンシャル図を含む)であ
る。
【図6】図5の平面図である。
【符号の説明】
21 CCD固体撮像素子 22 水平転送レジスタ 23 基板 24 転送チャンネル領域 25 ゲート絶縁膜 26〔26A,26B〕 転送電極 HOG 水平出力ゲート部 32 ゲート電極 33 多結晶シリコン膜 34 Al膜 35 多結晶シリコン膜とAl膜との接合部 37 リセットドレイン領域 38 リセットゲート部 39 ゲート電極 FD フローティングディフージョン領域
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 29/78 H01L 29/78 301 C

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基体上にゲート絶縁膜を介してゲ
    ート電極を有し、該ゲート電極を構成する多結晶シリコ
    ン膜上にAl膜との接合部が形成され、前記多結晶シリ
    コン膜と前記接合部により、前記ゲート電極下のポテン
    シャルが設定されて成ることを特徴とする半導体素子。
  2. 【請求項2】 前記多結晶シリコン膜の膜厚で前記ゲー
    ト電極下のポテンシャルが調整されて成ることを特徴と
    する請求項1に記載の半導体素子。
  3. 【請求項3】 水平転送レジスタの後段の水平出力ゲー
    ト部において、ゲート電極を構成する多結晶シリコン膜
    上にAl膜との接合部が形成され、前記多結晶シリコン
    膜と前記接合部により、前記水平出力ゲート部下のポテ
    ンシャルが設定されて成ることを特徴とする固体撮像素
    子。
  4. 【請求項4】 前記多結晶シリコン膜の膜厚で前記水平
    出力ゲート部下のポテンシャルが調整されて成ることを
    特徴とする請求項3に記載の固体撮像素子。
JP6140577A 1994-06-22 1994-06-22 半導体素子及び固体撮像素子 Pending JPH088421A (ja)

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