JPH0885200A - 記録媒体排出装置及び記録装置 - Google Patents

記録媒体排出装置及び記録装置

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JPH0885200A
JPH0885200A JP22310294A JP22310294A JPH0885200A JP H0885200 A JPH0885200 A JP H0885200A JP 22310294 A JP22310294 A JP 22310294A JP 22310294 A JP22310294 A JP 22310294A JP H0885200 A JPH0885200 A JP H0885200A
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recording medium
pair
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rotating bodies
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JP22310294A
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Katsuyuki Yokoi
克幸 横井
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Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 記録のなされた記録媒体同士の摺擦によるイ
ンク汚れや記録画像の乱れ等を防止すること。 【構成】 記録のなされた記録媒体を積載部に排出搬送
する回転体対を有する記録媒体排出装置において、前記
回転体対を通過する記録媒体の通過面において、前記回
転体対の圧接点とは異なる位置で前記記録媒体を案内支
持するガイド部材を設けた構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、記録媒体に記録を行う
記録装置に関し、例えばコンピュータ等の上方出力装置
としてのプリンタ等の記録装置や、複写機,ファクシミ
リ等の画像形成装置における記録系としての記録装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、記録ヘッドと記録シートを、それ
ぞれ主走査方向と副走査方向に走査して記録を行う、い
わゆるシリアル型記録装置は、図15に示す如き構成をし
ている。図15は主走査方向から見た装置横断面図であ
る。
【0003】図15に示す記録装置の動作は、ホストコン
ピュータから記録信号を受け取ると、不図示のLFモー
タが駆動して給紙ローラ101 を回転させ、給送スタッカ
102上の記録シートSを一枚ずつピックアップして搬送
ローラ対103 に送り込む。そして、前記搬送ローラ対10
3 により記録シートSが記録可能な位置まで搬送されセ
ットされる。次に不図示のCRモータを駆動して記録ヘ
ッド104 を搭載したキャリッジ105 を主走査方向に往復
移動させ、前記記録ヘッド104 により記録データを記録
シートSに記録する。1ライン分の記録データを記録し
終わると、記録シートSを所定量だけ副走査方向に搬送
し、前記キャリッジ105 をホームポジションまで戻す。
上記記録動作をフォトセンサ106 によって記録シートS
の後端が検知されるまで繰り返す。尚、途中ホストコン
ピュータから排紙コマンドがあった場合は、排紙ローラ
対107 により記録シートSを排紙スタッカ108 へ排出す
る。
【0004】前記センサ106 によって記録シートSの後
端が検知されると、検知後のシート搬送量が予め設定さ
れた量を越えるまで上記記録動作と同様な動作を繰り返
す。前記搬送量が前記設定量と同じか或いは越えた場合
は、排紙ローラ対107 により記録シートSを排紙スタッ
カ108 へ排出する。次にホストコンピュータからの受信
データがまだあるか否かを見て、前記受信データがある
場合は上述した動作を繰り返して次の記録シートに記録
を行い、前記受信データがない場合は記録動作を終了す
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例の記録装置では、排紙ローラ対107 により排出搬送
される記録シートSは、排紙ローラ対107 から排出され
た部分が増えると、その排出された部分の自重によって
垂れ下がり、先に排出された記録シートSの表面(記録
面)上を擦りながら排出搬送される。この時、環境条件
等により先に排出された記録シート上(記録面)のイン
クが乾燥していない場合は、上記摺擦によってインク汚
れや記録画像の乱れ等が生ずるおそれがあった。
【0006】そこで、本発明の目的は、記録のなされた
記録媒体同士の摺擦によるインク汚れや記録画像の乱れ
等を防止することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の代表的な構成は、記録のなされた記録媒体を
積載部に排出搬送する回転体対を有する記録媒体排出装
置において、前記回転体対を通過する記録媒体の通過面
において、前記回転体対の圧接点とは異なる位置で前記
記録媒体を案内支持するガイド部材を設けたことを特徴
とする。
【0008】
【作用】上記構成にあっては、前記回転体対を通過する
記録媒体の通過面において、前記回転体対の圧接点とは
異なる位置で記録媒体を案内支持するガイド部材を設け
ることにより、排出される記録媒体の先端により先に排
出された未乾燥の記録媒体の表面が擦られるのを防止す
ることが可能となる。
【0009】
【実施例】以下、本発明を適用した記録装置の一実施例
について図面を参照して具体的に説明する。
【0010】〔第1実施例〕本発明に係る記録装置の第
1実施例について図面を参照して説明する。図1〜図4
は記録装置における排出ローラ対近傍の模式説明図、図
5は記録装置の概略構成を示す側断面図、図6及び図7
はシート搬送系の駆動伝達機構の概略構成図、図8は記
録装置の制御系の概略構成図、図9は記録モード時の動
作の流れを示すフローチャート、図10は記録動作の流れ
を示すフローチャートである。尚、本実施例では、記録
媒体を副走査方向に搬送し、記録手段を主走査方向に走
査して記録を行うシリアルタイプの記録装置を用いて説
明する。
【0011】図5は本発明に係るシリアル型記録装置の
概略構成の一例を示す模式断面図である。図5におい
て、1は記録手段としての記録ヘッドであって、本実施
例ではインクを吐出して記録するインクジェット記録方
式を採用している。即ち、この記録ヘッドは微細な液体
吐出口(オリフィス)、液路及びこの液路の一部に設け
られるエネルギー作用部、該作用部にある液体に作用さ
せる液滴形成エネルギーを発生するエネルギー発生手段
等を備えている。
【0012】このようなエネルギーを発生するエネルギ
ー発生手段としてはピエゾ素子等の電気機械変換体を用
いた記録方法、レーザー等の電磁波を照射して発熱さ
せ、該発熱による作用で液滴を吐出させるエネルギー発
生手段を用いた記録方法、或いは発熱抵抗体を有する発
熱素子等の電気熱変換体によって液体を加熱して液体を
吐出させるエネルギー発生手段を用いた記録方法等があ
る。
【0013】その中でも熱エネルギーによって液体を吐
出させるインクジェット記録方法に用いられる記録ヘッ
ドは、記録用の液滴を吐出して吐出用液滴を形成するた
めの液体吐出口(オリフィス)を高密度に配列すること
ができるために高解像度の記録をすることが可能であ
る。その中でも電気熱変換体をエネルギー発生手段とし
て用いた記録ヘッドは、コンパクト化も容易であり、且
つ最近の半導体分野における技術の進歩と信頼性の向上
が著しいIC技術やマイクロ加工技術の長所を十二分に
活用でき、高密度実装化が容易で、製造コストも安価な
ことから有利である。
【0014】また、2はキャリッジであって、前記記録
ヘッド1を着脱自在に搭載している。このキャリッジ2
はシート搬送方向に対して直交する方向(主走査方向)
に架設された円柱状のキャリッジ軸3,4に摺動自在に
支持されている。更に不図示の駆動手段に連結されたプ
ーリとテンションプーリ5とによって主走査方向に張架
されたキャリッジベルト6が前記キャリッジ2の一部と
係合している。従って、不図示の駆動手段を駆動するこ
とによってキャリッジベルト6を回転駆動し、記録ヘッ
ド1を搭載したキャリッジ2がキャリッジ軸3,4に沿
って主走査方向に往復走査する。
【0015】7は半月状の給送ローラであって、給送ス
タッカ8上の記録シートSを給送動作時に一枚ずつピッ
クアップして給送するものである。前記給送スタッカ8
には記録シートSを積載する圧板8aが設けられてお
り、この圧板5aは裏面側より圧板バネ8bによって上
方に付勢されており、給送ローラ7が回転したときに最
上部の記録シートSに当接するように構成されている。
【0016】9は不図示の駆動手段によって回転駆動す
る搬送ローラであって、記録シートSを保持すると共に
副走査方向に搬送するものである。10はピンチローラで
あって、前記搬送ローラ9に記録シートSを圧接して搬
送力を発生するものである。前記ピンチローラ10はロー
ラホルダ11に回転可能に保持されており、ローラバネ12
によって前記ローラホルダ11を付勢して前記搬送ローラ
9に圧接されている。
【0017】13は記録ヘッド1により記録シートSに印
字記録を行う位置(記録部:シート処理部)を確定する
支持手段としてのペーパーガイド(プラテン板)であ
り、記録ヘッド1はこのペーパーガイド面に僅少な隙間
を存して対向している。
【0018】14は不図示の駆動手段によって回転駆動す
る排出ローラであって、記録のなされた記録シートSを
記録位置から排出搬送するものである。15は拍車であっ
て、前記排出ローラ14に記録シートSを圧接して搬送力
を発生するものである。尚、この排出ローラ対14,15及
びその近傍の構成については後述する。
【0019】16は検知手段としてのシートセンサであっ
て、記録シートSの先端及び後端を検知するものであ
る。このシートセンサ16は前記搬送ローラ9とピンチロ
ーラ10の圧接点よりもシート搬送方向上流側に配設され
ており、本実施例では前記センサとして反射型フォトセ
ンサを用いている。
【0020】17は排出ローラ14及び拍車15により排出さ
れた記録シートSを積載保持する排出スタッカであっ
て、前記排出ローラ14と拍車15の圧接点よりも下方に配
設されている。
【0021】ここで、上記排出ローラ対14,15の近傍の
構成について詳しく説明する。図1〜図3に示すよう
に、前記排出ローラ対14,15の圧接点近傍において、前
記ペーパーガイド13の最下流側には、前記排出ローラ対
14,15の圧接点を通過する記録シートSに対して、前記
圧接点とは異なる位置で前記シートSを案内支持するた
めの突起13aが設けられている。この突起13aは、前記
排出ローラ対14,15により形成されるシート通過面より
も記録ヘッド側に突出するように形成されている。従っ
て、記録のなされた記録シートSは、前記排出ローラ対
14,15に到達すると、前記ローラ対14,15に挟み込まれ
ると共に、前記突起13aがシート裏面側(記録面とは反
対側)に当接し、図4に示すように、排出ローラ対14,
15の圧接点及びその近傍において、平面でない状態(曲
面状態)で保持される。
【0022】上記状態で保持されつつ排出搬送される記
録シートSは、前記排出ローラ対14,15の圧接点よりも
シート搬送方向下流側において、その自重による垂直方
向への曲げ力(重力)に対する抗力が向上する(腰が強
くなる)ため、図5に示すように、シート先端が垂れ下
がるまでの距離Ldを延ばすことができる。これによ
り、前記排出ローラ対14,15によって排出される記録シ
ートSが先に排出された記録シートSの表面(記録面)
に接触するまでの時間が増加するため、前記シートSの
記録面のインクが乾燥するまでの時間が充分にとれ、従
来みられたような、インク汚れや記録画像の乱れ等の発
生を防止することが可能となる。
【0023】次に上記シート搬送系の駆動伝達機構の概
略構成について図6及び図7を参照して説明する。図に
おいて、21は搬送ローラ9のローラ軸上に設けられた搬
送ローラギア、22は前記搬送ローラギア21を太陽ギアと
する遊星ギア、23は前記遊星ギア22を回動可能に保持す
るレバー、24は排出ローラ14のローラ軸上に設けられた
排出ローラギア、25は不図示のLFモータのモータ軸上
に設けられたモータギア、26は給送ローラ7のローラ軸
上に設けられた給送ローラギアである。また、27は前記
搬送ローラギア21と排出ローラギア24をモータギア25と
連結するアイドルギアであり、28,29,30は前記搬送ロ
ーラギア21を太陽ギアとする遊星ギア22と給送ローラギ
ア26を連結するアイドルギアである。
【0024】通常、記録時におけるシート搬送動作は、
前記レバー23がソレノイド等により図6に示す如き状態
で保持されているため、不図示のLFモータの駆動力
(図6に示す破線の矢印方向)は搬送ローラギア21及び
排出ローラギア24のみに伝達される。シート給送動作時
においては、図7に示すように、前記レバー23の保持が
解除されため、前記LFモータの駆動力(図7に示す実
線の矢印方向)は、前記レバー23が搬送ローラギア21を
中心にして揺動し、アイドルギア28,29,30を介して給
送ローラギア26に伝達される。
【0025】次に上記記録装置の制御系の構成について
図8を参照して説明する。図8において、31はマイクロ
プロセッサ形態のCPUであって、後述するROM32,
RAM33等からプログラムや各種データを読み出し、必
要な演算や判断を行い、制御プログラムに従って各種制
御信号を出力して装置全体の駆動制御を行うものであ
る。ROM32はプログラムメモリであって、前記CPU
31が動作するための各種プログラムや各種データ等を格
納している。RAM33はバッファメモリであって、前記
CPU31が命令中のデータや演算結果を一時貯えておく
ワーキングエリア、各種データを保存しておくテキスト
エリア等からなっている。34はタイマーであって、前記
CPU31からの指示信号をもとに計時を行い、時間情報
の出力を行うものである。
【0026】前記CPU31はインターフェース(I/
F)35を介してホストコンピュータ36に接続されてお
り、前記ROM32や前記RAM33に格納されたホストコ
ンピュータ36からの記録データに基づき記録動作を制御
する。また、前記CPU31はモータドライバー37,38を
介してCRモータ39及びLFモータ40を制御すると共
に、前記RAM33に格納された記録情報に基づきヘッド
ドライバー41を介して記録ヘッド1を制御する。尚、42
は記録モード等の記録状態を設定する操作パネルであ
り、これに基づき記録装置の記録状態を使用者が確認す
ることができる。また、16は前述したように記録シート
Sの先端及び後端を検知するシートセンサである。
【0027】次に上記制御系による記録装置の記録モー
ド時の制御動作について説明する。図9は記録モード時
の動作の流れを示すフローチャート、図10は記録動作の
流れを示すフローチャートである。図において、ホスト
コンピュータから記録信号を受け取ると、LFモータ40
を駆動して給送ローラ7を回転させ、給送スタッカ8上
の記録シートSを一枚ずつピックアップして搬送ローラ
対9,10に送り込む。前記搬送ローラ対9,10により記
録シートSが記録可能な位置まで搬送されると(S160
1)、受信データを記録データとして展開後ラインバッ
ファに格納する(S1602)。次にCRモータ39を駆動し
てキャリッジ2を主走査方向に走査させ、記録ヘッド1
によりラインバッファ上の記録データを記録シートSに
記録する(S1701〜S1703)。前記ラインバッファ上の
記録データを記録し終わると、記録シートSを所定量L
nだけ副走査方向に搬送し(S1704)、記録ヘッド1を
搭載したキャリッジ2をホームポジション(主走査開始
位置)まで戻す(S1705)。上記S1602〜S1603の動作
を前記センサ16によって記録シートSの後端が検知され
るまで繰り返す。尚、途中ホストコンピュータからの排
出コマンドがあった場合は、S1612の記録シートの排出
処理に移る(S1604)。前記センサ16によって記録シー
トSの後端が検知されると(S1605)、検知後のシート
搬送量Lが予め設定された量L2を越えるまでS1602〜
S1604の動作と同様な動作を繰り返す(S1608〜S161
1)。前記搬送量Lが前記設定量L2と同じか或いは越
えた場合は、S1612の記録シートの排出処理に移る(S
1607)。次にホストコンピュータからの受信データがま
だあるか否かを見て(S1613)、前記受信データがある
場合はS1601に戻って上述した動作を繰り返して次の記
録シートに記録を行い、前記受信データがない場合は記
録動作を終了する。
【0028】〔第2実施例〕本発明に係る記録装置の第
2実施例について図面を参照して説明する。図11は記録
装置の概略構成を示す側断面図、図12は記録装置におけ
る排出ローラ対近傍の模式説明図、図13はシート搬送系
の駆動伝達機構の概略構成図、図14は記録装置の概略構
成を示す側断面図である。尚、本実施例では、記録媒体
を副走査方向に搬送し、記録手段を主走査方向に走査し
て記録を行うシリアルタイプの記録装置を用いて説明す
る。また、前述した実施例と略同等な機能及び構成を有
する部材には同一符号を付し、その詳しい説明は省略す
る。
【0029】本実施例では、図11に示すように、記録ヘ
ッド1による記録位置と排出ローラ対14,15との間に記
録媒体保持手段としての中間ローラ対18,19を設けてい
る。尚、この中間ローラ対は、不図示の駆動手段により
回転駆動する中間ローラ18と、前記中間ローラ18に圧接
して従動回転する拍車19とよりなる。前記中間ローラ対
18,19は、記録シートSを記録位置においてペーパーガ
イド13の近傍に保持できるような位置に配設されてい
る。また、排出ローラ対14,15は中間ローラ対18,19か
らシート通過面が、シート搬送方向下流側に向かって上
方に傾斜するように配設されている。即ち、前記シート
通過面は、記録位置におけるシート通過面に対して記録
ヘッド側に傾斜し、更に排出スタッカ17のシート積載面
に対してシート搬送方向下流側になるほど離れる方向に
傾斜するように構成されている。
【0030】また、前述した実施例と同様に、前記排出
ローラ対14,15の圧接点近傍において、前記ペーパーガ
イド13の最下流側には、前記排出ローラ対14,15の圧接
点を通過する記録シートSに対して、前記圧接点とは異
なる位置で前記シートSを案内支持するための突起13a
が設けられている。この突起13aも前述した実施例と同
様に、前記排出ローラ対14,15により形成されるシート
通過面よりも記録ヘッド側に突出するように形成されて
いる。
【0031】また、本実施例における記録装置のシート
搬送系の駆動伝達機構は、図13に示すように、搬送ロー
ラ9のローラ軸上に設けられた搬送ローラギア21、前記
搬送ローラギア21を太陽ギアとする遊星ギア22、前記遊
星ギア22を回動可能に保持するレバー23、排出ローラ14
のローラ軸上に設けられた排出ローラギア24、不図示の
LFモータのモータ軸上に設けられたモータギア25、給
送ローラ7のローラ軸上に設けられた給送ローラギア2
6、中間ローラ18のローラ軸上に設けられた中間ローラ
ギア43、前記搬送ローラギア21と中間ローラギア43をモ
ータギア25と連結するアイドルギア44、前記中間ローラ
ギア43と排出ローラギア24を連結するアイドルギア45、
前記搬送ローラギア21を太陽ギアとする遊星ギア22と給
送ローラギア26を連結するアイドルギア28,29,30、に
より構成されている。
【0032】上記構成により、前述した実施例と同様
に、記録のなされた記録シートSは、排出ローラ対14,
15に到達すると、前記ローラ対14,15に挟み込まれると
共に、前記突起13aがシート裏面側(記録面とは反対
側)に当接して、前記ローラ対14,15の圧接点及びその
近傍において、平面でない状態(曲面状態)で保持され
る(図4参照)。この状態で保持されつつ排出搬送され
る記録シートSは、前記排出ローラ対14,15の圧接点よ
りもシート搬送方向下流側において、その自重による垂
直方向への曲げ力(重力)に対する抗力が向上する(腰
が強くなる)ため、図14に示すように、シート先端が垂
れ下がるまでの距離Ldを延ばすことができる。更に、
中間ローラ対18,19から排出ローラ対14,15までのシー
ト通過面が、記録位置のシート通過面に対して記録ヘッ
ド側に、更に排出スタッカ17のシート積載面に対してシ
ート搬送方向下流側になるほど離れる方向に傾斜してい
るため、前記シート先端が垂れ下がるまでの距離Ldを
更に延ばすことができる。
【0033】これにより、前記排出ローラ対14,15によ
って排出される記録シートSが先に排出された記録シー
トSの表面(記録面)に接触するまでの時間が増加する
ため、前記シートSの記録面のインクが乾燥するまでの
時間が充分にとれ、従来みられたような、インク汚れや
記録画像の乱れ等の発生を防止することが可能となる。
更に、記録位置と排出ローラ対14,15との間に中間ロー
ラ対18,19を設けているため、記録位置でのシートの浮
き等を防止して記録ヘッド1と記録シートSの距離を一
定に保つことができ、高品位な記録結果を得ることがで
きる。
【0034】尚、本実施例では、記録媒体保持手段とし
て中間ローラと拍車とからなる中間ローラ対を用いた
が、これに限定されるものではなく、ガイド部材等であ
っても良い。
【0035】〔他の実施例〕前述した実施例では記録手
段としてインクジェット記録方式を用いたが、記録信号
に応じて電気熱変換体に通電し、前記電気熱変換体によ
って印加される熱エネルギーにより、インクに生ずる膜
沸騰を利用してインクに生ずる気泡の成長,収縮によ
り、インクを吐出口より吐出して記録を行うように構成
すると更に好ましい。
【0036】その代表的な構成や原理については、例え
ば米国特許第 4723129号明細書、同第 4740796号明細書
に開示されている基本的な原理を用いて行うものが好ま
しい。この方式は所謂オンデマンド型、コンティニュア
ス型の何れにも適用可能であるが、特にオンデマンド型
の場合には、液体(インク)が保持されているシートや
液路に対応して配置されている電気熱変換体に、記録情
報に対応していて核沸騰を越える急速な温度上昇を与え
る少なくとも1つの駆動信号を印加することによって、
電気熱変換体に熱エネルギーを発生せしめ、記録ヘッド
の熱作用面に膜沸騰を生じさせて、結果的にこの駆動信
号に一対一で対応した液体内の気泡を形成できるので有
効である。この気泡の成長、収縮により吐出用開口を介
して液体を吐出させて、少なくとも1つの滴を形成す
る。この駆動信号をパルス形状とすると、即時適切に気
泡の成長収縮が行われるので、特に優れた液体の吐出が
達成でき、より好ましい。
【0037】前記パルス形状の駆動信号としては、米国
特許第 4463359号明細書、同第 4345262号明細書に記載
されているようなものが適している。前記熱作用面の温
度上昇率に関する発明の米国特許第 4313124号明細書に
記載されている条件を採用すると、更に優れた記録を行
うことができる。
【0038】記録ヘッドの構成としては、前述の各明細
書に開示されているような吐出口、液路、電気熱変換体
の組合せ構成(直線状液流路又は直角液流路)の他に熱
作用部が屈曲する領域に配置されている構成を開示する
米国特許第 4558333号明細書、同第 4459600号明細書を
用いた構成も本発明に含まれるものである。
【0039】また複数の電気熱変換体に対して、共通す
るスリットを電気熱変換体の吐出部とする構成を開示す
る特開昭59−123670号公報や熱エネルギーの圧力波を吸
収する開孔を吐出部に対応させる構成を開示する特開昭
59−138461号公報に基づいた構成としても本発明の効果
は有効である。即ち、記録ヘッドの形態がどのようなも
のであっても、本発明によれば記録を確実に効率良く行
うことができるようになるからである。
【0040】更に、記録装置が記録出来る記録媒体の最
大幅に対応した長さを有するフルラインタイプの記録ヘ
ッドに対しても本発明は有効に適用できる。そのような
記録ヘッドとしては、複数記録ヘッドの組合せによっ
て、その長さを満たす構成や、一体的に形成された1個
の記録ヘッドとしての構成の何れでも良い。
【0041】加えて、前述したシリアルタイプのもので
も、キャリッジに固定された記録ヘッド、或いはキャリ
ッジに装着されることで装置本体との電気的な接続や装
置本体からのインクの供給が可能になる交換自在のチッ
プタイプの記録ヘッドを用いても良い。
【0042】また本発明の記録装置の構成として設けら
れる、記録ヘッドの回復手段、予備的な補助手段等を付
加することは本発明の効果を一層安定できるので好まし
いものである。これらを具体的に挙げれば、記録ヘッド
に対してのキャッピング手段、クリーニング手段、加圧
或いは吸引手段、電気熱変換体或いはこれとは別の加熱
素子或いはこれらの組合せによる予備加熱手段、記録と
は別の吐出を行う予備吐出モードを行うことも安定した
記録を行うために有効である。
【0043】またキャリッジに搭載される記録ヘッドの
種類乃至個数についても、例えば単色のインクに対応し
て1個のみが設けられたものの他、記録色や濃度を異に
する複数のインクに対応して複数個数設けられるもので
あって良い。即ち、例えば記録装置の記録モードとして
は黒色等の主流色のみの記録モードだけではなく、記録
ヘッドを一体的に構成するか或いは複数個の組合せによ
るか何れでも良いが、異なる色の複色カラー、又は混色
によるフルカラーの少なくとも一つを備えた装置にも適
用し得る。
【0044】更に加えて、前述した実施例に於いてはイ
ンクを液体として説明しているが、室温やそれ以下で固
化するインクであって、室温で軟化若しくは液化するも
の、或いはインクジェット記録方式ではインク自体を30
℃以上70℃以下の範囲内で温度調整を行ってインクの粘
性を安定吐出範囲にあるように温度制御するものが一般
的であるから、使用記録信号付与時にインクが液状をな
すものであれば良い。加えて、積極的に熱エネルギーに
よる昇温をインクの固形状態から液体状態への状態変化
のエネルギーとして使用せしめることで防止するか、ま
たはインクの蒸発防止を目的として放置状態で固化する
インクを用いるかして、何れにしても熱エネルギーの記
録信号に応じた付与によってインクが液化し、液状イン
クが吐出されるものや、記録シートに到達する時点では
既に固化し始めるもの等のような、熱エネルギーによっ
て初めて液化する性質のインクを使用する場合も適用可
能である。
【0045】このような場合のインクは、特開昭54-568
47号公報或いは特開昭60-71260号公報に記載されるよう
な、多孔質シート凹部又は貫通孔に液状又は固形物とし
て保持された状態で、電気熱変換体に対して対向するよ
うな形態としても良い。上述した各インクに対して最も
有効なものは、前述した膜沸騰方式を実行するものであ
る。
【0046】更に、前述したインクジェット記録装置の
形態としては、コンピュータ等の情報処理機器の画像出
力端末として用いられるものの他、リーダ等と組み合わ
せた複写装置、更には送受信機能を有するファクシミリ
装置の形態をとるもの等であっても良い。
【0047】また、前述した実施例では、記録手段とし
てインクジェット記録方式を用いた例を説明したが、本
発明の記録方式はインクジェット記録方式に限定する必
要はなく、他にも熱転写記録方式や感熱記録方式、更に
はワイヤードット記録方式等の記録方式、或いはそれ以
外の記録方式であっても適用し得る。またシリアル記録
方式に限定する必要もなく、所謂ライン記録方式を用い
ても良い。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように、排出手段の回転体
対を通過する記録媒体の通過面において、前記回転体対
の圧接点とは異なる位置、更に詳しくは前記通過面に対
して垂直方向に記録手段側に突出し且つ記録媒体に対し
て記録面とは反対側の面に当接する位置で記録媒体を案
内支持するガイド部材を設けたことにより、記録のなさ
れた記録媒体は前記回転体対と前記ガイド部材とにより
曲面状態で保持されつつ排出搬送されるため、前記記録
媒体はその自重による曲げ力に対する抗力(剛性)が向
上し、先に排出された記録媒体の記録面に接触するまで
の時間、即ち前記記録面のインクが乾燥するまでの時間
を充分にかせぐことができ、記録媒体同士の摺擦による
インク汚れや記録画像の乱れを防止することができる。
【0049】また前記ガイド部材を記録位置近傍で記録
媒体を案内支持する支持手段に設けた構成とすることに
より、部品点数の増加によるコストアップを防いでい
る。
【0050】また、記録媒体搬送方向において記録位置
よりも下流側であって排出手段の回転体対よりも上流側
に、記録媒体の通過面を前記支持手段の近傍に保持する
記録媒体保持手段、例えば記録媒体を挟持搬送する回転
体対を設けた構成とすることにより、記録位置における
記録媒体の浮きを防止し、記録手段と記録媒体との間隔
を一定に保持することができ、高品位の記録結果を得る
ことができる。
【0051】また、前記記録媒体保持手段から排出手段
の回転体対までの記録媒体通過面を、記録媒体搬送方向
下流側に向かって上方に傾斜した構成とすることによ
り、具体的には前記通過面を、記録位置における記録媒
体通過面に対して記録手段側に、更に積載手段の記録媒
体積載面に対して記録媒体搬送方向下流側になるほど離
れる方向に傾斜した構成とすることにより、上述効果が
更に向上する。
【0052】また、記録手段としてインクジェット方式
を採用することにより、低騒音且つ高速記録が可能であ
り、また高画質の記録が可能となる。そして、この場合
にインク吐出エネルギーとして熱エネルギーを発生する
ための電気熱変換体を設けることにより、ヘッドのコン
パクト化が容易であり、製造コストも安価になし得る。
更にインク吐出に際して熱エネルギーにより、インクに
生ずる膜沸騰を利用して吐出口よりインクを吐出させる
ことにより、高精細な画像を得ることが可能となる等の
効果が得られるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る排出ローラ対近傍の
模式説明図である。
【図2】本発明の第1実施例に係る排出ローラ対近傍の
模式説明図である。
【図3】本発明の第1実施例に係る排出ローラ対近傍の
模式説明図である。
【図4】本発明の第1実施例に係る排出ローラ対近傍の
模式説明図である。
【図5】記録装置の概略構成を示す側断面図である。
【図6】シート搬送系の駆動機構の概略構成図である。
【図7】シート搬送系の駆動伝達機構の概略構成図であ
る。
【図8】記録装置の制御系の概略構成図である。
【図9】記録モード時の動作の流れを示すフローチャー
トである。
【図10】記録動作の流れを示すフローチャートであ
る。
【図11】本発明の第2実施例に係る記録装置の概略構
成を示す側断面図である。
【図12】本発明の第2実施例に係る排出ローラ対近傍
の模式説明図である。
【図13】シート搬送系の駆動伝達機構の概略構成図で
ある。
【図14】本発明の第2実施例に係る記録装置の概略構
成を示す側断面図である。
【図15】従来技術の説明図である。
【符号の説明】
S…記録シート 1…記録ヘッド 2…キャリッジ 3,4…キャリ
ッジ軸 5…テンションプーリ 6…キャリッジ
ベルト 7…給送ローラ 8…給送スタッ
カ 8a…圧板 8b…圧板バネ 9…搬送ローラ 10…ピンチロー
ラ 11…ローラホルダ 12…ローラバネ 13…ペーパーガイド(プラテン板) 13a…突起 14…排出ローラ 15…拍車 16…シートセンサ 17…排出スタッ
カ 18…中間ローラ 19…拍車 21…搬送ローラギア 22…遊星ギア 23…レバー 24…排出ローラ
ギア 25…モータギア 26…給送ローラ
ギア 27,28,29,30…アイドルギア 31…CPU 32…ROM 33…RAM 34…タイマー 35…インターフ
ェース(I/F) 36…ホストコンピュータ 37,38…モータ
ドライバー 39…CRモータ 40…LFモータ 41…ヘッドドライバー 42…操作パネル 43…中間ローラギア 44,45…アイド
ルギア
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B65H 29/52

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録のなされた記録媒体を積載部に排出
    搬送する回転体対を有する記録媒体排出装置において、 前記回転体対を通過する記録媒体の通過面において、前
    記回転体対の圧接点とは異なる位置で前記記録媒体を案
    内支持するガイド部材を設けたことを特徴とする記録媒
    体排出装置。
  2. 【請求項2】 前記ガイド部材は、前記回転体対を通過
    する記録媒体の通過面に対して垂直方向に記録手段側に
    突出し、前記記録媒体に対して記録面とは反対側の面に
    当接していることを特徴とする請求項1に記載の記録媒
    体排出装置。
  3. 【請求項3】 前記ガイド部材は、記録位置近傍で記録
    媒体を案内支持する支持手段に設けたことを特徴とする
    請求項1に記載の記録媒体排出装置。
  4. 【請求項4】 前記排出装置は、記録媒体の通過面を記
    録位置近傍で記録媒体を案内支持する支持手段の近傍に
    保持する記録媒体保持手段を有することを特徴とする請
    求項1に記載の記録媒体排出装置。
  5. 【請求項5】 前記記録媒体保持手段は、記録媒体を挟
    持搬送する回転体対であることを特徴とする請求項4に
    記載の記録媒体排出装置。
  6. 【請求項6】 前記記録媒体保持手段から前記回転体対
    までの記録媒体通過面は、記録媒体搬送方向下流側に向
    かって上方に傾斜していることを特徴とする請求項4に
    記載の記録媒体排出装置。
  7. 【請求項7】 記録媒体に記録を行う記録手段と、 前記記録手段により記録媒体に記録を行う記録位置及び
    前記記録位置近傍において記録媒体を案内支持する支持
    手段と、 記録のなされた記録媒体を排出搬送する回転体対を有す
    る排出手段と、 排出された記録媒体を積載する積載手段と、 を有し、 前記回転体対を通過する記録媒体の通過面において、前
    記回転体対の圧接点とは異なる位置で記録媒体を案内支
    持するガイド部材を設けたことを特徴とする記録装置。
  8. 【請求項8】 前記ガイド部材は、前記回転体対を通過
    する記録媒体の通過面に対して垂直方向に記録手段側に
    突出し、前記記録媒体に対して記録面とは反対側の面に
    当接していることを特徴とする請求項7に記載の記録装
    置。
  9. 【請求項9】 前記ガイド部材は、前記記録位置及び前
    記記録位置近傍で記録媒体を案内支持する支持手段に設
    けたことを特徴とする請求項7に記載の記録装置。
  10. 【請求項10】 前記排出手段は、記録媒体の通過面を
    前記記録位置及び前記記録位置近傍で記録媒体を案内支
    持する支持手段の近傍に保持する記録媒体保持手段を有
    することを特徴とする請求項7に記載の記録装置。
  11. 【請求項11】 前記記録媒体保持手段は、記録媒体を
    挟持搬送する回転体対であることを特徴とする請求項1
    0に記載の記録装置。
  12. 【請求項12】 前記記録媒体保持手段から前記回転体
    対までの記録媒体通過面は、記録媒体搬送方向下流側に
    向かって上方に傾斜していることを特徴とする請求項1
    0に記載の記録装置。
  13. 【請求項13】 前記記録装置は、記録手段が信号に応
    じてインクを吐出して記録を行うインクジェット記録方
    式である請求項7に記載の記録装置。
  14. 【請求項14】 前記記録装置は、記録手段がインク吐
    出用の熱エネルギーを発生するための電気熱変換体を備
    えていることを特徴とする請求項13に記載の記録装
    置。
  15. 【請求項15】 前記記録装置は、記録手段が前記電気
    熱変換体によって印加される熱エネルギーにより、イン
    クに生ずる膜沸騰を利用して吐出口よりインクを吐出さ
    せることを特徴とする請求項14に記載の記録装置。
JP22310294A 1994-09-19 1994-09-19 記録媒体排出装置及び記録装置 Pending JPH0885200A (ja)

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