JPH0886436A - 燃焼式ヒータ - Google Patents

燃焼式ヒータ

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JPH0886436A
JPH0886436A JP25120094A JP25120094A JPH0886436A JP H0886436 A JPH0886436 A JP H0886436A JP 25120094 A JP25120094 A JP 25120094A JP 25120094 A JP25120094 A JP 25120094A JP H0886436 A JPH0886436 A JP H0886436A
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Takashi Inoue
孝 井上
Yuko Tomita
雄幸 富田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ポンプ構造の複雑化等を招くことなく、エア
ポンプの回転異常を確実かつ速やかに検出する。 【構成】 バーナ2に燃料を供給する燃料供給手段3
と、供給燃料量に応じた燃焼空気をバーナ2に供給す
る、モータ43を含む空気供給手段4と、モータ43の
電圧および電流を検出する電圧電流検出回路63と、検
出された上記電圧と電流が、予め定めた電圧と電流の相
関関係から一定量以上ずれた時に空気供給手段4および
燃料供給手段3の作動を停止せしめる制御装置6とを有
している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は燃焼式ヒータに関し、特
にエアポンプ等の回転異常を検出して、不完全燃焼等の
発生を未然に防止できる燃焼式ヒータに関する。
【0002】
【従来の技術】燃焼式ヒータはエンジン燃料の一部をバ
ーナで燃焼せしめて、車室内の放熱器への供給水を加熱
するもので、エンジン冷却水温が十分上昇するまでの間
の補助ヒータとして使用される。
【0003】かかる燃焼式ヒータのバーナでは、供給さ
れた燃料を気化してこれを燃焼空気(以下、単にエアと
いう)と混合し、この混合気をヒータやグロープラグで
着火し燃焼せしめている。
【0004】図7には従来の燃焼式ヒータの一例を示
し、放熱器への流体流路13を形成したハウジング1内
にはバーナ2が配設してある。バーナ2の混合筒21の
閉鎖端部にはセラミックファイバーを板状に成形した板
状気化部材51が筒内を横切るように設けられ、この気
化部材51に燃料供給管33の開口が接触している。燃
料供給管33にはタンク31内の燃料ポンプ32より燃
料が供給されており、気化部材51に至った燃料は毛細
管現象により広く気化部材51全体に拡散する。気化部
材51は近接して設けたグロープラグ52により加熱さ
れており、気化部材51から蒸発気化した燃料は、エア
導入孔211より混合筒21内へ導入されたエアと混合
して着火し燃焼する。
【0005】エアは、上記バーナ混合筒21を内設した
ハウジング半容器体11の、その上壁に開口するエア供
給管41よりハウジング1内へ流入する。混合筒21内
で気化燃料と混合し燃焼筒22内で燃焼したエアは、排
気ガスとなって上記半容器体11の下壁に開口する排気
口15より流出する。
【0006】上記エア供給管41には途中にエアポンプ
42が設けてあり、該エアポンプ42は付設のモータ4
3により駆動される。モータ43は制御装置6内の電源
回路62を介して、所望の暖房能力を得るべくCPU6
1からのデューティパルス出力により回転制御される。
燃料ポンプ32も付設のモータが上記モータ43と同様
にCPU61により回転制御されるが、図示を省略す
る。
【0007】なお、気化部材を使用した燃焼式ヒータは
例えば特開平1−262214号公報、特開平4−73
503号公報、特開平4−214105号公報、USP
4,538,985号等に示されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、モータ43
のロック、あるいはエア供給管41や排気口15に接続
される排気管に雪や異物が詰まってエア供給量が減少す
ると、燃料リッチとなって不完全燃焼や失火を生じ、H
Cや一酸化炭素の排出量が多くなる。
【0009】そこで従来はエアポンプ42の回転軸にホ
ール素子や光ピックアップ等の回転数検出器44を取り
付けて、これより出力される回転数信号をCPU61で
カウントし、図8に示す如き処理手順で、ポンプ回転数
が設定値よりずれた場合には異常としてバーナの燃焼を
停止している。すなわち、図において、ステップ201
でエアポンプの回転数を検出し、設定値からずれている
か確認する(ステップ202)。ずれていなければバー
ナの燃焼を継続し(ステップ203)、ずれている場合
にはバーナの燃焼を停止するとともに異常を表示する
(ステップ204,205)。
【0010】しかし、かかる従来の燃焼式ヒータでは、
エアポンプに回転数検出器を取り付ける必要があるた
め、その構造が大型かつ複雑化するという問題がある。
【0011】そこで、本発明はかかる課題を解決するも
ので、ポンプ構造の複雑化等を招くことなく、エア供給
用モータの回転異常を確実かつ速やかに検出して、不完
全燃焼等の発生を未然に防止できる燃焼式ヒータを提供
することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の構成で
は、流体流路13を設けたハウジング1内に、供給され
た流体を加熱するバーナ2を配設した燃焼式ヒータにお
いて、上記バーナ2に燃料を供給する燃料供給手段3
と、供給燃料量に応じた燃焼空気を上記バーナ2に供給
する、モータ43を含む空気供給手段4と、上記モータ
43の電圧を検出する電圧検出手段63と、上記モータ
43の電流を検出する電流検出手段63と、検出された
上記電圧と電流が、予め定めた電圧と電流の相関関係か
ら一定量以上ずれた時に上記空気供給手段4および上記
燃料供給手段3の作動を停止せしめる作動停止手段6と
を具備している。
【0013】本発明の第2の構成では、上記電圧検出手
段と上記電流検出手段を一体の電気回路63により構成
する。
【0014】本発明の第3の構成では、上記作動停止手
段は、所定のプログラムに従って作動する中央演算処理
装置61により構成され、該中央演算処理装置61と上
記電気回路63とを制御装置6内に一体に構成する。
【0015】本発明の第4の構成では、上記燃料供給手
段は燃料ポンプ32を有しており、上記作動停止手段
は、上記燃料ポンプ32および空気供給手段4の上記モ
ータ43への作動停止信号を出力するように設定されて
いる。
【0016】
【作用】上記第1〜第4の構成において、モータロック
等によりその回転数が低下すると、モータの電圧と電流
の関係が、正常回転時に予め定めた電圧と電流の相関関
係からずれる。しかして、このずれ量が一定以上となっ
た時に空気供給手段および燃料供給手段の作動を停止す
れば、不完全燃焼等の発生を未然に防止することができ
る。
【0017】かかる構成によれば、エアポンプ等に従来
の如き回転検出器を設ける必要がないから、ポンプ構造
の複雑化や大型化を避けることができる。
【0018】
【実施例1】図1において、燃焼式ヒータのハウジング
1は、左右一対の半容器体11,12を互いの開口縁で
仕切板14を挟んで衝合したもので、ハウジング1の半
容器体11部分には上壁と下壁にそれぞれ給気口16と
排気口15が形成され、半容器体12部分には壁内に流
体流路13が形成されて上壁と下壁に設けた熱伝達媒体
としての水の流入口17と流出口18に通じている。
【0019】上記ハウジング1内には中心にバーナ2が
配設され、該バーナ2の燃焼筒は仕切板14の表裏にそ
れぞれ突設された混合筒21と燃焼筒22より構成され
ている。燃焼筒22は大径の円筒体で、仕切板14の貫
通孔142により上記排気口15と通じる半容器体12
の内空間に突出している。一方、混合筒21はやや小径
の円筒体で、給気口16と通じる半容器体11の内空間
に突出し、その突出端部には筒内を横切って板状の気化
部材51が設けてある。そして、この気化部材51に近
接して筒端壁との間にグロープラグ52が設けてある。
混合筒21と燃焼筒22は、仕切板14の中心に設けた
開口141により互いに連通している。
【0020】半容器体11の端壁にはこれを貫通して燃
料供給手段3を構成する燃料供給管33が設けてあり、
その先端は混合筒21の端壁を貫通して筒内に設けた上
記気化部材51の板面に接触している。燃料供給管33
はタンク31内に設けた燃料ポンプ32に至っており、
また上記混合筒21の筒壁には多数のエア導入孔211
が設けてある。
【0021】吸気口16に接続されるエア供給管41に
は空気供給手段4を構成するエアポンプ42が設けられ
てモータ43により回転駆動され、該モータ43は制御
装置6からのデューティパルス出力により回転制御され
る。制御装置6内には上記モータ43と電源回路62と
の間に詳細を後述する電圧電流検出回路63が設けてあ
り、その検出信号が中央演算処理装置(CPU)61に
入力している。なお、燃料ポンプ32も上記制御装置6
からの出力により回転制御される。
【0022】上記電圧電流検出回路63の詳細を図2に
示す。図において、電源回路62(図1)より至ったモ
ータ43への給電線45には分圧抵抗631,632が
接続され、分圧されたモータ電圧はコンデンサ633で
平滑されて、バッファアンプ634を経て電圧信号とし
てCPU61に入力している。また、上記給電線45に
はモータ43と直列に電流検出抵抗635が接続され、
電流信号は抵抗636とコンデンサ637で平滑された
後、バッファアンプ638で増幅されてCPU61に入
力している。なお、図中、46は逆電圧カット用のダイ
オードである。
【0023】上記構成の燃焼式ヒータにおいて、着火時
には、グロープラグ52への通電を行い、その表面温度
を着火可能な温度にまで上昇させる。その後、燃料ポン
プ32を起動して燃料を供給するとともに、エアポンプ
42を作動させて吸気口16より供給燃料量に応じたエ
アを供給する。燃料はグロープラグ52表面付近で気化
し、供給されたエアと混合して燃焼を開始する。火炎は
燃焼筒22の開口222より噴出し、流体流路13を流
れる水が加熱されて、温水が車室内に設けた放熱器に供
給されて暖房がなされる。
【0024】ところで、モータロックやエア供給管への
雪詰まり等の異常を生じていない場合、バーナ2への供
給エア量Q、すなわちエアポンプ42の回転数Rと、モ
ータ電圧Vおよびモータ電流Aとの関係は、図3に示す
如く、所定の回転数R1 に対してそれぞれV1 ,A1 と
一義的に定まる。そこで、この電圧Vと電流Aの相関関
係を予めマップとして記憶しておく。
【0025】そして、CPU61はヒータの作動中、図
4に示す手順でエアポンプ42(すなわちモータ43)
の電圧、電流の監視を行う。すなわち、ステップ101
でモータ43の電圧と電流の検出を行い、ステップ10
2で両者が予めマップに記憶した相関値からずれている
か確認する。相関値からのずれ量が一定範囲内にあれ
ば、モータロック等を生じていないものとしてバーナ2
の燃焼を継続する(ステップ103)。一方、上記ステ
ップ102において、ずれ量が一定範囲を越えている場
合にはモータロック等を生じたものとして燃料ポンプ3
2およびエアポンプ42を止めバーナ2の燃焼を停止す
るとともに(ステップ104)、異常を表示する(ステ
ップ105)。
【0026】かくして、本実施例によれば、エアポンプ
に回転数検出器を設けることなく、モータ電圧と電流を
検出することによりエアポンプの回転異常を検出できる
から、エアポンプの構造の複雑化と大型化を避けること
ができる。
【0027】
【実施例2】本発明は図5に示す車室内への空気を直接
加熱する構造の燃焼式ヒータにも適用することができ
る。すなわち、図において、ハウジング1内には一端の
車室内空気の吸気口19より他端が送気口20に至る流
体(空気)流路21が形成され、空気流路21内への空
気の取り込みは吸気口19に設けたファン47によりな
される。
【0028】ハウジング1内には隔壁に囲まれてバーナ
2が設けてあり、エア吸入口16と排気口15がハウジ
ング1下方へ開口している。バーナ2自体の構造は上記
実施例1のものと実質的に同一であり、かかるバーナ2
へのエア供給はファン48によりなされる。上記両ファ
ン47,48は共通のモータ43により回転駆動され、
該モータ43は制御装置6からの出力により回転制御さ
れる。
【0029】しかして、制御装置6内の電圧電流検出回
路63で上記モータ43の電圧および電流を検出するこ
とにより、ファン回転軸に回転数検出器を設けることな
くモータ43やファン47,48の回転異常を判定する
ことができ、エア供給機構の複雑化、大型化が避けられ
る。
【0030】
【実施例3】電圧電流検出回路は図6に示す構成とする
こともできる。すなわち、給電線45に電流検出用抵抗
を設けるのに代えて、コイル639を設け、コイル63
9に発生する誘導電流をダイオード640で整流し、抵
抗636,641およびコンデンサ637で平滑して電
流信号とする。他の構成は実施例1と同一である。かか
る構成によっても上記各実施例と同様の効果がある。
【0031】
【発明の効果】以上の如く、本発明の燃焼式ヒータによ
れば、空気供給手段の構成の複雑化や大型化を招くこと
なく、これに使用するモータやエアポンプ、ファン等の
回転異常を確実に検出して、不完全燃焼等の発生を未然
に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1における燃焼式ヒータの全体
断面図である。
【図2】電圧電流検出回路の回路図である。
【図3】エアポンプ回転数とモータ電圧・電流との関係
を示すグラフである。
【図4】制御装置の処理フローチャートである。
【図5】本発明の実施例2における燃焼式ヒータの全体
断面図である。
【図6】本発明の実施例3における電圧電流検出回路の
回路図である。
【図7】従来例を示す燃焼式ヒータの全体断面図であ
る。
【図8】制御装置の処理フローチャートである。
【符号の説明】
1 ハウジング 13 流体流路 2 バーナ 3 燃料供給手段 32 燃料ポンプ 33 燃料供給管 4 空気供給手段 41 エア供給管 42 エアポンプ 43 モータ 6 制御装置(作動停止手段) 61 中央演算処理装置 63 電圧電流検出回路(電圧検出手段、電流検出手
段)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流体流路を設けたハウジング内に、該流
    体流路内に供給された流体を加熱するバーナを配設した
    燃焼式ヒータにおいて、上記バーナに燃料を供給する燃
    料供給手段と、供給燃料量に応じた燃焼空気を上記バー
    ナに供給する、モータを含む空気供給手段と、上記モー
    タの電圧を検出する電圧検出手段と、上記モータの電流
    を検出する電流検出手段と、検出された上記電圧と電流
    が、予め定めた電圧と電流の相関関係から一定量以上ず
    れた時に上記空気供給手段および上記燃料供給手段の作
    動を停止せしめる作動停止手段とを具備する燃焼式ヒー
    タ。
  2. 【請求項2】 上記電圧検出手段と上記電流検出手段を
    一体の電気回路により構成した請求項1記載の燃焼式ヒ
    ータ。
  3. 【請求項3】 上記作動停止手段は、所定のプログラム
    に従って作動する中央演算処理装置により構成され、該
    中央演算処理装置と上記電気回路とを制御装置内に一体
    に構成した請求項2記載の燃焼式ヒータ。
  4. 【請求項4】 上記燃料供給手段は燃料ポンプを有して
    おり、上記作動停止手段は、上記燃料ポンプおよび空気
    供給手段の上記モータへの作動停止信号を出力するよう
    に設定されている請求項1ないし3のいずれかに記載の
    燃焼式ヒータ。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102507229A (zh) * 2011-09-30 2012-06-20 北京北机机电工业有限责任公司 一种加温器箱式实验装置
JP2016003841A (ja) * 2014-06-19 2016-01-12 リンナイ株式会社 燃焼装置
CN109373567A (zh) * 2018-11-02 2019-02-22 华帝股份有限公司 一种燃气热水器的烟道堵塞保护装置及检测方法

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CN109373567B (zh) * 2018-11-02 2023-10-13 华帝股份有限公司 一种燃气热水器的烟道堵塞保护装置及检测方法

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