JPH0887758A - 光ディスク装置 - Google Patents
光ディスク装置Info
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- JPH0887758A JPH0887758A JP21897394A JP21897394A JPH0887758A JP H0887758 A JPH0887758 A JP H0887758A JP 21897394 A JP21897394 A JP 21897394A JP 21897394 A JP21897394 A JP 21897394A JP H0887758 A JPH0887758 A JP H0887758A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】狭トラックピッチの光ディスクに対しても対物
レンズの移動や光ディスクの傾きなどによるオフセット
が小さく、安定にトラッキング制御ができるトラッキン
グエラー検出系を備えた光ディスク装置を提供する。 【構成】光ディスク10の記録面11に光源13からの
光を対物レンズ16により光スポットとして照射し、光
ディスク10からの反射光を光検出器17で検出してト
ラッキングエラー信号を生成する光ディスク装置におい
て、受光領域が光検出器17としてトラック方向に沿っ
た第1の分割線およびこれと直交する第2の分割線によ
り分割された4分割光検出器を用い、この光検出器17
の4つの出力信号からハイパスフィルタ18l,18r
を用いてオフセット成分を含む低周波数領域の信号成分
を除去し、乗算器19l,19rと減算器20により演
算処理を行ってトラッキングエラー信号を生成する。
レンズの移動や光ディスクの傾きなどによるオフセット
が小さく、安定にトラッキング制御ができるトラッキン
グエラー検出系を備えた光ディスク装置を提供する。 【構成】光ディスク10の記録面11に光源13からの
光を対物レンズ16により光スポットとして照射し、光
ディスク10からの反射光を光検出器17で検出してト
ラッキングエラー信号を生成する光ディスク装置におい
て、受光領域が光検出器17としてトラック方向に沿っ
た第1の分割線およびこれと直交する第2の分割線によ
り分割された4分割光検出器を用い、この光検出器17
の4つの出力信号からハイパスフィルタ18l,18r
を用いてオフセット成分を含む低周波数領域の信号成分
を除去し、乗算器19l,19rと減算器20により演
算処理を行ってトラッキングエラー信号を生成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は光ディスク装置に係り、
特にトラッキングエラー信号の検出方式に関する。
特にトラッキングエラー信号の検出方式に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、光ディスクに光ビームを微小な
光スポットとして照射し、その反射光を検出して再生を
行う光ディスク装置では、光スポットを光ディスク上の
情報トラックに正確に追従させるトラッキング制御が必
要であり、このためには情報トラックに対する光スポッ
トの照射位置の誤差を示すトラッキングエラー信号を検
出する必要がある。
光スポットとして照射し、その反射光を検出して再生を
行う光ディスク装置では、光スポットを光ディスク上の
情報トラックに正確に追従させるトラッキング制御が必
要であり、このためには情報トラックに対する光スポッ
トの照射位置の誤差を示すトラッキングエラー信号を検
出する必要がある。
【0003】従来の光ディスク装置で用いられているト
ラッキングエラー信号検出方式の代表的な方法の一つと
して、プッシュプル法(光ディスク技術、尾上守夫監
修、ラジオ技術社、p.86)があげられる。この方法
について図21を用いて簡単に説明する。半導体レーザ
等の光源13から発生された光は、コリメートレンズ1
4を介して平行光束になり、ビームスプリッタ15に入
射する。ビームスプリッタ15を透過した光は、対物レ
ンズ16によって集光され、光ディスク10の情報記録
面11上に微細な光スポットとして照射される。光ディ
スク10に照射された光は情報記録面11で反射され、
対物レンズ16を通り、再びビームスプリッタ15に入
射する。ビームスプリッタ15で反射された光を光検出
器22で光電変換し、この信号から演算によりトラッキ
ングエラーを検出する。
ラッキングエラー信号検出方式の代表的な方法の一つと
して、プッシュプル法(光ディスク技術、尾上守夫監
修、ラジオ技術社、p.86)があげられる。この方法
について図21を用いて簡単に説明する。半導体レーザ
等の光源13から発生された光は、コリメートレンズ1
4を介して平行光束になり、ビームスプリッタ15に入
射する。ビームスプリッタ15を透過した光は、対物レ
ンズ16によって集光され、光ディスク10の情報記録
面11上に微細な光スポットとして照射される。光ディ
スク10に照射された光は情報記録面11で反射され、
対物レンズ16を通り、再びビームスプリッタ15に入
射する。ビームスプリッタ15で反射された光を光検出
器22で光電変換し、この信号から演算によりトラッキ
ングエラーを検出する。
【0004】光検出器22は、受光面が分割線22Yに
より2つの受光領域22lと22rに分割されており、
その分割線22Yは光検出器22に投影された情報トラ
ックの方向(以下、単に光検出器面上でのトラック方向
と呼ぶ)と平行に配置されている。光ディスク10の情
報記録面11に螺旋状あるいは同心円状に形成された情
報トラック12(ピット列などのマーク列、あるいは案
内溝)の中心と光スポットの中心が一致していれば、2
つの受光領域22lと22rから得られる信号の大きさ
は等しいが、これらがずれた場合には、ずれた方向とず
れた量に応じて2つの受光領域22lと22rから得ら
れる信号のバランスが崩れる。したがって、2つの受光
領域22lと22rから得られる信号の差を差動増幅器
20でとることでトラッキングエラー信号を検出するこ
とができる。
より2つの受光領域22lと22rに分割されており、
その分割線22Yは光検出器22に投影された情報トラ
ックの方向(以下、単に光検出器面上でのトラック方向
と呼ぶ)と平行に配置されている。光ディスク10の情
報記録面11に螺旋状あるいは同心円状に形成された情
報トラック12(ピット列などのマーク列、あるいは案
内溝)の中心と光スポットの中心が一致していれば、2
つの受光領域22lと22rから得られる信号の大きさ
は等しいが、これらがずれた場合には、ずれた方向とず
れた量に応じて2つの受光領域22lと22rから得ら
れる信号のバランスが崩れる。したがって、2つの受光
領域22lと22rから得られる信号の差を差動増幅器
20でとることでトラッキングエラー信号を検出するこ
とができる。
【0005】このようにプッシュプル法では、2分割の
光検出器を用いる簡単な系でトラッキングエラー信号の
検出ができるため、装置の低コスト化に適しており、従
来から主に書換型の光ディスクで広く用いられている。
プッシュプル法の問題点についても詳しく解析されてお
り、光ディスクの半径方向の傾きや、トラッキング動作
等に伴う対物レンズの光ディスク半径方向の移動がある
場合には、実際には情報トラック中心の上に光スポット
があってもトラッキングエラー信号がゼロにならないと
いう問題点があることが知られている。このとき検出さ
れる信号はトラッキングエラー信号のオフセットと呼ば
れており、このようなオフセットがトラッキングエラー
信号に含まれていると、トラッキング制御をかけたとき
オフセットの量に応じて光スポットが情報トラックから
ずれた位置を通ることになる。正確な信号再生を再生す
るためには、このトラックずれを一定値以下に抑えなけ
ればならず、オフセットの発生量をトラッキングエラー
信号の振幅に対して一定値以下にすることが必要とな
る。
光検出器を用いる簡単な系でトラッキングエラー信号の
検出ができるため、装置の低コスト化に適しており、従
来から主に書換型の光ディスクで広く用いられている。
プッシュプル法の問題点についても詳しく解析されてお
り、光ディスクの半径方向の傾きや、トラッキング動作
等に伴う対物レンズの光ディスク半径方向の移動がある
場合には、実際には情報トラック中心の上に光スポット
があってもトラッキングエラー信号がゼロにならないと
いう問題点があることが知られている。このとき検出さ
れる信号はトラッキングエラー信号のオフセットと呼ば
れており、このようなオフセットがトラッキングエラー
信号に含まれていると、トラッキング制御をかけたとき
オフセットの量に応じて光スポットが情報トラックから
ずれた位置を通ることになる。正確な信号再生を再生す
るためには、このトラックずれを一定値以下に抑えなけ
ればならず、オフセットの発生量をトラッキングエラー
信号の振幅に対して一定値以下にすることが必要とな
る。
【0006】一方、光ディスクの記録密度を上げること
を考えると、トラックピッチを狭くすることが必要にな
るが、例えば光スポットのサイズは変えずにトラックピ
ッチを狭くすると、光学系の分解能が低下するためにト
ラッキングエラー信号の振幅が低下してしまう。要する
に、狭トラックピッチの光ディスクを用いる装置では、
従来の問題点が更に深刻な問題となるわけである。
を考えると、トラックピッチを狭くすることが必要にな
るが、例えば光スポットのサイズは変えずにトラックピ
ッチを狭くすると、光学系の分解能が低下するためにト
ラッキングエラー信号の振幅が低下してしまう。要する
に、狭トラックピッチの光ディスクを用いる装置では、
従来の問題点が更に深刻な問題となるわけである。
【0007】この問題を解決する方法としては、制御方
法を改良することで、オフセットの発生要因である対物
レンズの移動(以下、対物レンズシフトという)や光デ
ィスク傾きによって生じる光ディスクと光ピックアップ
の相対角度を一定値以下に抑える方法と、これらのオフ
セット発生要因があってもオフセットが発生しないトラ
ッキングエラー検出方式を実現する方法の2種類の方法
が考えられている。
法を改良することで、オフセットの発生要因である対物
レンズの移動(以下、対物レンズシフトという)や光デ
ィスク傾きによって生じる光ディスクと光ピックアップ
の相対角度を一定値以下に抑える方法と、これらのオフ
セット発生要因があってもオフセットが発生しないトラ
ッキングエラー検出方式を実現する方法の2種類の方法
が考えられている。
【0008】前者は主に従来とられていた解決方法であ
る。例えば、光ピックアップの光学系に分離型の系を用
いトラッキング制御に2段サーボを用いて対物レンズの
移動量を抑えた例や、光ピックアップの傾きを制御する
機構を設け、光ディスクの傾きに合わせて光ピックアッ
プの傾きを調整して光ディスク傾きの影響を低減した例
が報告されている。しかし、これらの方法は、個別には
実用化されているが、両方の機構を同時に実現すること
は難しく、また、同時に実現できたとしても条件のきび
しい狭いトラックピッチの光ディスクには対応すること
は難しい。
る。例えば、光ピックアップの光学系に分離型の系を用
いトラッキング制御に2段サーボを用いて対物レンズの
移動量を抑えた例や、光ピックアップの傾きを制御する
機構を設け、光ディスクの傾きに合わせて光ピックアッ
プの傾きを調整して光ディスク傾きの影響を低減した例
が報告されている。しかし、これらの方法は、個別には
実用化されているが、両方の機構を同時に実現すること
は難しく、また、同時に実現できたとしても条件のきび
しい狭いトラックピッチの光ディスクには対応すること
は難しい。
【0009】後者の方法については、プッシュプル方式
とヘテロダイン方式の2方式を複合したトラッキングエ
ラー検出方式(以下、乗算方式と呼ぶ)が提案されてい
る。(第54回応用物理学会学術講演予行集:28a−
SF−16)この乗算方式は、4分割光検出器を用い、
受光面の分割線の一つをトラック方向に合わせ、この分
割線を境界として一方の側にある2領域を領域Aと領域
D、他方にある2領域を領域Bと領域Cとし、領域A,
B,C,Dからの出力信号を信号A,B,C,Dとした
とき、次式の演算を行ってトラッキングエラー信号(T
ES)を生成するものである。
とヘテロダイン方式の2方式を複合したトラッキングエ
ラー検出方式(以下、乗算方式と呼ぶ)が提案されてい
る。(第54回応用物理学会学術講演予行集:28a−
SF−16)この乗算方式は、4分割光検出器を用い、
受光面の分割線の一つをトラック方向に合わせ、この分
割線を境界として一方の側にある2領域を領域Aと領域
D、他方にある2領域を領域Bと領域Cとし、領域A,
B,C,Dからの出力信号を信号A,B,C,Dとした
とき、次式の演算を行ってトラッキングエラー信号(T
ES)を生成するものである。
【0010】 TES=A×D−B×C (1) 応用物理学会での報告によると、この演算でトラッキン
グエラー信号を求めれば、トラックピッチ0.72μ
m、レーザ波長670nm、対物レンズの開口数0.6
0のシステムで、400μmの対物レンズシフトに対し
て、オフセットがほとんど生じないことが示されてい
る。しかし、実際には、単に(1)式の演算を行っただ
けでは、対物レンズシフトの影響のうち以下に説明する
効果を取り除くことはできない。すなわち、対物レンズ
の光ディスク半径方向のシフトによって生じる光強度の
片寄りは、光検出器上での情報トラックの方向と垂直な
向きに対して起こり、例えば、情報トラックの方向と平
行な分割線をはさんでA及びD側が強くなればB及びC
側が弱くなり、A及びD側が弱くなればB及びC側が強
くなるというように起こる。この影響は、(1)式に示
した演算の過程で乗算によって強調され、トラッキング
エラー信号にオフセットが生じる。
グエラー信号を求めれば、トラックピッチ0.72μ
m、レーザ波長670nm、対物レンズの開口数0.6
0のシステムで、400μmの対物レンズシフトに対し
て、オフセットがほとんど生じないことが示されてい
る。しかし、実際には、単に(1)式の演算を行っただ
けでは、対物レンズシフトの影響のうち以下に説明する
効果を取り除くことはできない。すなわち、対物レンズ
の光ディスク半径方向のシフトによって生じる光強度の
片寄りは、光検出器上での情報トラックの方向と垂直な
向きに対して起こり、例えば、情報トラックの方向と平
行な分割線をはさんでA及びD側が強くなればB及びC
側が弱くなり、A及びD側が弱くなればB及びC側が強
くなるというように起こる。この影響は、(1)式に示
した演算の過程で乗算によって強調され、トラッキング
エラー信号にオフセットが生じる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
のトラッキングエラー信号検出方式の一つのプッシュプ
ル法では、光ディスク半径方向の光ディスクの傾きやト
ラッキング動作による対物レンズシフトがあると誤差信
号にオフセットが生じ、トラック追従精度が低下すると
いう問題がある。オフセットの発生要因を抑える方法も
幾つか提案されているが、狭トラックピッチの光ディス
クに対しても安定したトラッキング制御を実現できる方
法はまだ知られていない。一方、オフセットがほとんど
発生しないという誤差の検出方法も提案されているが、
この方式でも影響を除去できないオフセット発生要因が
あり、これの要因に依存するオフセットは残る。
のトラッキングエラー信号検出方式の一つのプッシュプ
ル法では、光ディスク半径方向の光ディスクの傾きやト
ラッキング動作による対物レンズシフトがあると誤差信
号にオフセットが生じ、トラック追従精度が低下すると
いう問題がある。オフセットの発生要因を抑える方法も
幾つか提案されているが、狭トラックピッチの光ディス
クに対しても安定したトラッキング制御を実現できる方
法はまだ知られていない。一方、オフセットがほとんど
発生しないという誤差の検出方法も提案されているが、
この方式でも影響を除去できないオフセット発生要因が
あり、これの要因に依存するオフセットは残る。
【0012】本発明は、狭トラックピッチの光ディスク
に対しても対物レンズの移動や光ディスクの傾きなどに
よるオフセットが小さく、安定したトラッキング制御が
できるようなトラッキングエラー信号の検出を可能とし
た光ディスク装置を提供することを目的とする。
に対しても対物レンズの移動や光ディスクの傾きなどに
よるオフセットが小さく、安定したトラッキング制御が
できるようなトラッキングエラー信号の検出を可能とし
た光ディスク装置を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明はトラッキングエラー検出用の4分割光検出
器あるいは2分割光検出器の複数の出力信号に対して、
オフセット成分を含む低周波領域の信号成分を除去する
ハイパスフィルタ処理を含んだ演算処理を行うことによ
り、トラッキングエラー信号を生成することを骨子とす
る。
め、本発明はトラッキングエラー検出用の4分割光検出
器あるいは2分割光検出器の複数の出力信号に対して、
オフセット成分を含む低周波領域の信号成分を除去する
ハイパスフィルタ処理を含んだ演算処理を行うことによ
り、トラッキングエラー信号を生成することを骨子とす
る。
【0014】すなわち、第1の発明は光源からの光を情
報トラックを有する光ディスクの情報記録面に集束させ
て情報トラック上に光スポットを照射し、光ディスクか
らの反射光を光検出器で検出して、その出力信号からト
ラッキングエラーを検出する光ディスク装置において、
光検出器として受光面が光ディスクの情報トラック方向
に対応する方向に沿った第1の分割線および該第1の分
割線とほぼ直交する第2の分割線により4分割された受
光領域を有する4分割光検出器を用い、この光検出器の
第1の分割線を境界として一方の側にある第1、第2の
受光領域との信号の組と、他方の側にある第3、第4の
受光領域の出力信号の組に対してそれぞれ加算処理、ハ
イパスフィルタ処理および2乗演算処理を施した2つの
信号の差を情報トラックに対する光スポットの照射位置
の誤差を示すトラッキングエラー信号として生成するこ
とを特徴とする。
報トラックを有する光ディスクの情報記録面に集束させ
て情報トラック上に光スポットを照射し、光ディスクか
らの反射光を光検出器で検出して、その出力信号からト
ラッキングエラーを検出する光ディスク装置において、
光検出器として受光面が光ディスクの情報トラック方向
に対応する方向に沿った第1の分割線および該第1の分
割線とほぼ直交する第2の分割線により4分割された受
光領域を有する4分割光検出器を用い、この光検出器の
第1の分割線を境界として一方の側にある第1、第2の
受光領域との信号の組と、他方の側にある第3、第4の
受光領域の出力信号の組に対してそれぞれ加算処理、ハ
イパスフィルタ処理および2乗演算処理を施した2つの
信号の差を情報トラックに対する光スポットの照射位置
の誤差を示すトラッキングエラー信号として生成するこ
とを特徴とする。
【0015】第2の発明は、光検出器として第1の発明
と同様の4分割光検出器を用い、この光検出器の第1の
分割線を境界として一方の側にある第1、第2の受光領
域との信号の組と、他方の側にある第3、第4の受光領
域の出力信号の組に対してそれぞれハイパスフィルタ処
理および乗算処理を施した2つの信号の差をトラッキン
グエラー信号として生成することを特徴とする。
と同様の4分割光検出器を用い、この光検出器の第1の
分割線を境界として一方の側にある第1、第2の受光領
域との信号の組と、他方の側にある第3、第4の受光領
域の出力信号の組に対してそれぞれハイパスフィルタ処
理および乗算処理を施した2つの信号の差をトラッキン
グエラー信号として生成することを特徴とする。
【0016】第3の発明は、光検出器として第1の発明
と同様の4分割光検出器を用い、この光検出器の第1の
分割線を境界として一方の側にある第1、第2の受光領
域との信号の組と、他方の側にある第3、第4の受光領
域の出力信号の組に対してそれぞれハイパスフィルタ処
理および各々の最高繰り返し周波数成分の位相を合わせ
て乗算する乗算処理を施した2つの信号の差をトラッキ
ングエラー信号として生成することを特徴とする。
と同様の4分割光検出器を用い、この光検出器の第1の
分割線を境界として一方の側にある第1、第2の受光領
域との信号の組と、他方の側にある第3、第4の受光領
域の出力信号の組に対してそれぞれハイパスフィルタ処
理および各々の最高繰り返し周波数成分の位相を合わせ
て乗算する乗算処理を施した2つの信号の差をトラッキ
ングエラー信号として生成することを特徴とする。
【0017】第4の発明は、光検出器として第1の発明
と同様の4分割光検出器を用い、この光検出器の第1の
分割線を境界として一方の側にある第1、第2の受光領
域との信号の組と、他方の側にある第3、第4の受光領
域の出力信号の組に対してそれぞれ2値化処理の後排他
的論理和をとった2つの信号の差をトラッキングエラー
信号として生成することを特徴とする。
と同様の4分割光検出器を用い、この光検出器の第1の
分割線を境界として一方の側にある第1、第2の受光領
域との信号の組と、他方の側にある第3、第4の受光領
域の出力信号の組に対してそれぞれ2値化処理の後排他
的論理和をとった2つの信号の差をトラッキングエラー
信号として生成することを特徴とする。
【0018】第5の発明は、光検出器として受光面が光
ディスクの情報トラック方向に対応する方向に沿った分
割線により分割された第1および第2の受光領域を有す
る2分割光検出器を用い、この光検出器の第1および第
2の受光領域の出力信号に対してそれぞれハイパスフィ
ルタ処理および2乗演算処理を施した2つの信号に差を
トラッキングエラー信号として生成することを特徴とす
る。
ディスクの情報トラック方向に対応する方向に沿った分
割線により分割された第1および第2の受光領域を有す
る2分割光検出器を用い、この光検出器の第1および第
2の受光領域の出力信号に対してそれぞれハイパスフィ
ルタ処理および2乗演算処理を施した2つの信号に差を
トラッキングエラー信号として生成することを特徴とす
る。
【0019】第6の発明は、光検出器として第4の発明
と同様の2分割光検出器を用い、この光検出器の第1お
よび第2の受光領域の出力信号に対してそれぞれハイパ
スフィルタ処理および絶対値演算処理を施した2つの信
号の差をトラッキングエラー信号として生成することを
特徴とする。
と同様の2分割光検出器を用い、この光検出器の第1お
よび第2の受光領域の出力信号に対してそれぞれハイパ
スフィルタ処理および絶対値演算処理を施した2つの信
号の差をトラッキングエラー信号として生成することを
特徴とする。
【0020】本発明においては、光検出器の各受光領域
の出力信号に対して施すハイパスフィルタ処理として、
トラッキング制御帯域内の信号を十分減衰させる特性を
持つハイパスフィルタ、あるいはカットオフ周波数がほ
ぼトラッキング制御帯域以下で少なくとも光ディスクの
回転数の周波数成分を十分減衰させる特性を持つハイパ
スフィルタを用いることが望ましい。
の出力信号に対して施すハイパスフィルタ処理として、
トラッキング制御帯域内の信号を十分減衰させる特性を
持つハイパスフィルタ、あるいはカットオフ周波数がほ
ぼトラッキング制御帯域以下で少なくとも光ディスクの
回転数の周波数成分を十分減衰させる特性を持つハイパ
スフィルタを用いることが望ましい。
【0021】
【作用】このように本発明では、光検出器の複数の受光
領域の各々の出力信号に対してトラックオフセットの要
因となる成分を含む周波数帯域の信号をハイパスフィル
タ処理により減衰させるか、あるいは除去することによ
って、オフセットの小さいトラッキングエラー信号を生
成する。
領域の各々の出力信号に対してトラックオフセットの要
因となる成分を含む周波数帯域の信号をハイパスフィル
タ処理により減衰させるか、あるいは除去することによ
って、オフセットの小さいトラッキングエラー信号を生
成する。
【0022】ハイパスフィルタ処理を用いることでオフ
セットの小さいトラッキングエラー信号を生成できる理
由について、図2を用いて説明する。図2(a)(b)
は、情報再生信号のスペクトルおよび対物レンズの光デ
ィスク半径方向の移動量のスペクトルの一例を示したも
のである。
セットの小さいトラッキングエラー信号を生成できる理
由について、図2を用いて説明する。図2(a)(b)
は、情報再生信号のスペクトルおよび対物レンズの光デ
ィスク半径方向の移動量のスペクトルの一例を示したも
のである。
【0023】対物レンズのシフトによるトラッキングエ
ラー信号のオフセットは、高々トラッキングの制御帯域
(0〜fCH(Hz))と同じ程度の周波数帯域を持つ。これ
は対物レンズのシフトが、光ディスクの偏心やスピンド
ルモータの軸振れ等によるトラック振れを追いかけるた
めのトラッキング制御によって起こるからである。ま
た、光ディスクの半径方向の傾きによるトラッキングエ
ラー信号のオフセットは、光ディスクの回転数(f0 (H
z))の高々数倍から数十倍の周波数帯域内にある。これ
は光ディスクの半径方向の傾きが光ディスクの反り等の
形状の歪みや、スピンドルモータの軸振れが原因で起こ
るためであり、ある程度以上の周波数の成分はほとんど
生じ得ないからである。
ラー信号のオフセットは、高々トラッキングの制御帯域
(0〜fCH(Hz))と同じ程度の周波数帯域を持つ。これ
は対物レンズのシフトが、光ディスクの偏心やスピンド
ルモータの軸振れ等によるトラック振れを追いかけるた
めのトラッキング制御によって起こるからである。ま
た、光ディスクの半径方向の傾きによるトラッキングエ
ラー信号のオフセットは、光ディスクの回転数(f0 (H
z))の高々数倍から数十倍の周波数帯域内にある。これ
は光ディスクの半径方向の傾きが光ディスクの反り等の
形状の歪みや、スピンドルモータの軸振れが原因で起こ
るためであり、ある程度以上の周波数の成分はほとんど
生じ得ないからである。
【0024】本発明では、トラッキングエラー信号を求
める演算に際して、これらのオフセットの含まれる帯域
の信号をハイパスフィルタによって減衰させるか、ある
いは取り除く。この場合、ハイパスフィルタの遮断周波
数(fC )をトラッキング制御帯域内の信号をカットす
るように設定する(fCH<fC <fSL)と、存在し得る
オフセットの周波数成分のほとんど全てを取り除くこと
ができる。
める演算に際して、これらのオフセットの含まれる帯域
の信号をハイパスフィルタによって減衰させるか、ある
いは取り除く。この場合、ハイパスフィルタの遮断周波
数(fC )をトラッキング制御帯域内の信号をカットす
るように設定する(fCH<fC <fSL)と、存在し得る
オフセットの周波数成分のほとんど全てを取り除くこと
ができる。
【0025】このようにオフセットの発生原因を直接取
り除けば、トラッキングエラー信号が対物レンズシフト
や光ディスクの半径方向傾きの影響を受けることはな
い。オフセットの周波数成分としては、基本周波数成分
(光ディスクの回転数f0 (Hz)と同じ周波数の成分)が
主であるので、最低限この周波数成分を除去するように
ハイパスフィルタの遮断周波数を決めれば(f0 <fC
<fSL)、オフセットの低減効果が得られる。
り除けば、トラッキングエラー信号が対物レンズシフト
や光ディスクの半径方向傾きの影響を受けることはな
い。オフセットの周波数成分としては、基本周波数成分
(光ディスクの回転数f0 (Hz)と同じ周波数の成分)が
主であるので、最低限この周波数成分を除去するように
ハイパスフィルタの遮断周波数を決めれば(f0 <fC
<fSL)、オフセットの低減効果が得られる。
【0026】本発明によるハイパスフィルタを用いる手
法は、オフセットの影響を軽減または除去する上で非常
に効果的であるが、従来のプッシュプル方式には適用す
ることはできない。プッシュプル法ではトラッキングエ
ラー信号の帯域がオフセットの帯域と重なるため、ハイ
パスフィルタによってトラッキングエラー検出に必要な
プッシュプル信号も除去されてしまい、トラッキングエ
ラー信号が得られなくなるからである。
法は、オフセットの影響を軽減または除去する上で非常
に効果的であるが、従来のプッシュプル方式には適用す
ることはできない。プッシュプル法ではトラッキングエ
ラー信号の帯域がオフセットの帯域と重なるため、ハイ
パスフィルタによってトラッキングエラー検出に必要な
プッシュプル信号も除去されてしまい、トラッキングエ
ラー信号が得られなくなるからである。
【0027】そこで、本発明ではトラッキングエラー信
号は情報トラック方向に平行な分割線を持つ2分割ない
し4分割の光検出器の各々の受光領域の出力信号に含ま
れる光ディスク上のマーク(ピット)に対応した情報再
生信号成分から生成する。この情報再生信号成分は、通
常トラッキング等の制御帯域(0〜fCH(Hz))より高い
周波数領域(fSL〜fSH(Hz):fCH<fSL)にあるた
め、ハイパスフィルタを減衰されることなく通過して演
算回路へと導かれる。
号は情報トラック方向に平行な分割線を持つ2分割ない
し4分割の光検出器の各々の受光領域の出力信号に含ま
れる光ディスク上のマーク(ピット)に対応した情報再
生信号成分から生成する。この情報再生信号成分は、通
常トラッキング等の制御帯域(0〜fCH(Hz))より高い
周波数領域(fSL〜fSH(Hz):fCH<fSL)にあるた
め、ハイパスフィルタを減衰されることなく通過して演
算回路へと導かれる。
【0028】演算回路では、光検出器が4分割光検出器
の場合は基本的に、トラック方向に平行な分割線に対し
て同じ側にある各々2つの受光領域の出力信号の組(P
l1,Pl2の組とPr1,Pr2の組)に対して、そ
れぞれハイパスフィルタ処理と2乗演算処理(加算およ
び乗算)あるいは絶対値演算処理を施してから、それら
の差をとることにより、トラッキングエラー信号を生成
する。2分割光検出器の場合は2つの受光領域の出力信
号に対してハイパスフィルタ処理と2乗演算処理あるい
は絶対値演算処理を施してから、それらの差をとること
によりトラッキングエラー信号を生成する。これらのト
ラッキングエラー信号の演算式は、4分割光検出器を用
いる場合、 TES=(Pl1+Pl2)2 −(Pr1+Pr2)2 (2) TES=|Pl1+Pl2|−|Pr1+Pr2| (3) TES=Pl1×Pl2−Pr1×Pr2 (4) Pl1,Pl2,Pr1,Pr2:光検出器の4つの出
力に対してハイパスフィルタ処理を施した信号、のいず
れかであり、2分割光検出器を用いる場合、 TES=Pl2 −Pr2 (5) TES=|Pl|−|Pr| (6) Pl,Pr:光検出器の2つの出力に対してハイパスフ
ィルタ処理を施した信号、のいずれかとなる。このよう
な演算を行うことにより、ハイパスフィルタ処理により
光ディスクの半径方向の傾き等に伴うオフセットの発生
を回避しつつ、情報再生信号の信号振幅に比例した成分
を用いてトラッキングエラー信号を生成することがで
き、安定したトラッキング動作を実現できる。
の場合は基本的に、トラック方向に平行な分割線に対し
て同じ側にある各々2つの受光領域の出力信号の組(P
l1,Pl2の組とPr1,Pr2の組)に対して、そ
れぞれハイパスフィルタ処理と2乗演算処理(加算およ
び乗算)あるいは絶対値演算処理を施してから、それら
の差をとることにより、トラッキングエラー信号を生成
する。2分割光検出器の場合は2つの受光領域の出力信
号に対してハイパスフィルタ処理と2乗演算処理あるい
は絶対値演算処理を施してから、それらの差をとること
によりトラッキングエラー信号を生成する。これらのト
ラッキングエラー信号の演算式は、4分割光検出器を用
いる場合、 TES=(Pl1+Pl2)2 −(Pr1+Pr2)2 (2) TES=|Pl1+Pl2|−|Pr1+Pr2| (3) TES=Pl1×Pl2−Pr1×Pr2 (4) Pl1,Pl2,Pr1,Pr2:光検出器の4つの出
力に対してハイパスフィルタ処理を施した信号、のいず
れかであり、2分割光検出器を用いる場合、 TES=Pl2 −Pr2 (5) TES=|Pl|−|Pr| (6) Pl,Pr:光検出器の2つの出力に対してハイパスフ
ィルタ処理を施した信号、のいずれかとなる。このよう
な演算を行うことにより、ハイパスフィルタ処理により
光ディスクの半径方向の傾き等に伴うオフセットの発生
を回避しつつ、情報再生信号の信号振幅に比例した成分
を用いてトラッキングエラー信号を生成することがで
き、安定したトラッキング動作を実現できる。
【0029】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。 (第1の実施例)図1に、第1の実施例に係るトラッキ
ングエラー検出系の構成を示す。同図は光ディスクのト
ラッキングエラー検出に係る部分のみを示した図であ
り、それ以外のフォーカシング誤差検出系や対物レンズ
を動かすアクチュエータ、制御回路および信号処理回路
等は省略されている。また、光検出器とその後のトラッ
キングエラー検出部分以外は、従来の技術で説明した図
21と同様である。
する。 (第1の実施例)図1に、第1の実施例に係るトラッキ
ングエラー検出系の構成を示す。同図は光ディスクのト
ラッキングエラー検出に係る部分のみを示した図であ
り、それ以外のフォーカシング誤差検出系や対物レンズ
を動かすアクチュエータ、制御回路および信号処理回路
等は省略されている。また、光検出器とその後のトラッ
キングエラー検出部分以外は、従来の技術で説明した図
21と同様である。
【0030】すなわち、半導体レーザ等の光源13から
発生された光は、コリメートレンズ14を介して平行光
束になり、ビームスプリッタ15に入射する。ビームス
プリッタ15を透過した光は、対物レンズ16によって
光ディスク10の情報記録面11上に集束され、情報ト
ラック12上に微細な光スポットとして照射される。光
ディスク10に照射された光は情報記録面11で反射さ
れ、対物レンズ16を通り、再びビームスプリッタ15
に入射する。ビームスプリッタ15で反射された光をフ
ァーフィールドに置かれた光検出器17で光電変換し、
この信号から以下のようにしてトラッキングエラー、す
なわち情報トラック12に対する光スポットの照射位置
の誤差を検出し、トラッキングエラー信号を生成する。
発生された光は、コリメートレンズ14を介して平行光
束になり、ビームスプリッタ15に入射する。ビームス
プリッタ15を透過した光は、対物レンズ16によって
光ディスク10の情報記録面11上に集束され、情報ト
ラック12上に微細な光スポットとして照射される。光
ディスク10に照射された光は情報記録面11で反射さ
れ、対物レンズ16を通り、再びビームスプリッタ15
に入射する。ビームスプリッタ15で反射された光をフ
ァーフィールドに置かれた光検出器17で光電変換し、
この信号から以下のようにしてトラッキングエラー、す
なわち情報トラック12に対する光スポットの照射位置
の誤差を検出し、トラッキングエラー信号を生成する。
【0031】本実施例においては、(2)式に示した演
算によりトラッキングエラー信号を生成する。すなわ
ち、本実施例では光検出器17として4分割光検出器を
用い、この光検出器17の4つの受光領域17l1,1
7l2,17r1,17r2の出力信号Pl1′,Pl
2′,Pr1′,Pr2′のうち、Pl1′とPl2′
を加算器27lで加算し、Pr1′とPr2′を加算器
27rで加算する。
算によりトラッキングエラー信号を生成する。すなわ
ち、本実施例では光検出器17として4分割光検出器を
用い、この光検出器17の4つの受光領域17l1,1
7l2,17r1,17r2の出力信号Pl1′,Pl
2′,Pr1′,Pr2′のうち、Pl1′とPl2′
を加算器27lで加算し、Pr1′とPr2′を加算器
27rで加算する。
【0032】そして、加算器27l,27rの出力信号
をそれぞれハイパスフィルタ18l,18rに通し、光
ディスク10の半径方向の傾きや対物レンズ16の光デ
ィスク半径方向の移動によるオフセットを含む周波数成
分を除去する。
をそれぞれハイパスフィルタ18l,18rに通し、光
ディスク10の半径方向の傾きや対物レンズ16の光デ
ィスク半径方向の移動によるオフセットを含む周波数成
分を除去する。
【0033】次に、ハイパスフィルタ18l,18rの
出力信号P1,Prをそれぞれ乗算器191,19rで
2乗して信号振幅に比例した信号成分を作り、減算器2
0で乗算器191,19rの出力信号の差をとる。この
段階では、減算器20の出力信号に情報再生信号の成分
が含まれているため、ローパスフィルタ21でこの成分
を除去し、トラッキングエラー信号を得る。
出力信号P1,Prをそれぞれ乗算器191,19rで
2乗して信号振幅に比例した信号成分を作り、減算器2
0で乗算器191,19rの出力信号の差をとる。この
段階では、減算器20の出力信号に情報再生信号の成分
が含まれているため、ローパスフィルタ21でこの成分
を除去し、トラッキングエラー信号を得る。
【0034】次に、本実施例におけるトラッキングエラ
ー信号の生成方法を図3〜図6を用いてさらに詳しく説
明する。図1において、光ディスク10の情報記録面1
1上の光スポットが時間とともにマーク列の上を図3に
示すように斜めに横切りながら移動していく場合を考え
る。図3において、12a〜12cは複数のマーク40
の列によって形成されている情報トラック、tpは情報
トラック間隔、41,42は光スポット、43はその軌
跡を示している。なお、光スポット41は同時に図1の
各部の信号波形を示す図4〜図9の時刻t=0における
光スポット位置を表わし、同様に光スポット42は時刻
t=−5における光スポット位置を表している。
ー信号の生成方法を図3〜図6を用いてさらに詳しく説
明する。図1において、光ディスク10の情報記録面1
1上の光スポットが時間とともにマーク列の上を図3に
示すように斜めに横切りながら移動していく場合を考え
る。図3において、12a〜12cは複数のマーク40
の列によって形成されている情報トラック、tpは情報
トラック間隔、41,42は光スポット、43はその軌
跡を示している。なお、光スポット41は同時に図1の
各部の信号波形を示す図4〜図9の時刻t=0における
光スポット位置を表わし、同様に光スポット42は時刻
t=−5における光スポット位置を表している。
【0035】図1において、光検出器17上で情報トラ
ックの方向に対応する方向(以下、単にトラック方向と
呼ぶ)に平行な分割線17Yに対して、一方の側にある
受光領域17l1と17l2を第1、第2の領域L1,
L2とし、他方の側にある領域17r1と17r2を第
3、第4の領域R1,R2とし、これらの領域L1,R
1,R2,L2の出力信号をPl1′,Pr1′,Pr
2′,Pl2′とし、またこれらの信号をハイパスフィ
ルタ18l,18rと同じ帯域通過特性を持つフィルタ
を通した信号をPl1,Pr1,Pr2,Pl2とする
と、これらは図4および図5に示す様な波形となる。
ックの方向に対応する方向(以下、単にトラック方向と
呼ぶ)に平行な分割線17Yに対して、一方の側にある
受光領域17l1と17l2を第1、第2の領域L1,
L2とし、他方の側にある領域17r1と17r2を第
3、第4の領域R1,R2とし、これらの領域L1,R
1,R2,L2の出力信号をPl1′,Pr1′,Pr
2′,Pl2′とし、またこれらの信号をハイパスフィ
ルタ18l,18rと同じ帯域通過特性を持つフィルタ
を通した信号をPl1,Pr1,Pr2,Pl2とする
と、これらは図4および図5に示す様な波形となる。
【0036】なお、図1では加算器27l,27rで加
算した後に、ハイパスフィルタ18l,18rを通すよ
うにしているが、ここでは説明のためハイパスフィルタ
で処理した後で加算するモデルを用いている。このよう
に処理の順序を入れ換えても結果に変わりはないことは
明らかである。
算した後に、ハイパスフィルタ18l,18rを通すよ
うにしているが、ここでは説明のためハイパスフィルタ
で処理した後で加算するモデルを用いている。このよう
に処理の順序を入れ換えても結果に変わりはないことは
明らかである。
【0037】図5より、トラック方向に平行な分割線1
7Yに対して、同じ側にある2領域の出力信号(Pl1
とPl2あるいはPr1とPr2)は、位相はずれてい
るが信号振幅はほぼ等しいことが分かる。一方、分割線
17Yに対して向かい合う2領域の出力信号(Pl1と
Pr1あるいはPr2とPl2)は、位相は互いにほぼ
揃っているが、信号振幅のバランスは光スポットと情報
トラックの位置関係の変化によって変化する。そこで、
トラッキングエラー信号を得るには、トラック方向に平
行な分割線17Yに対して互いに向かい合う2つの領域
の出力信号の信号振幅の差を検出すれば良い。
7Yに対して、同じ側にある2領域の出力信号(Pl1
とPl2あるいはPr1とPr2)は、位相はずれてい
るが信号振幅はほぼ等しいことが分かる。一方、分割線
17Yに対して向かい合う2領域の出力信号(Pl1と
Pr1あるいはPr2とPl2)は、位相は互いにほぼ
揃っているが、信号振幅のバランスは光スポットと情報
トラックの位置関係の変化によって変化する。そこで、
トラッキングエラー信号を得るには、トラック方向に平
行な分割線17Yに対して互いに向かい合う2つの領域
の出力信号の信号振幅の差を検出すれば良い。
【0038】図6に、図5の信号をもとに加算を行った
後の信号波形の例を示す。ここで、Pl=Pl1+Pl
2,Pr=Pr1+Pr2である。加算した信号波形の
信号振幅はPl,Prの両者とも加算前と同様に光スポ
ットと情報トラックの位置関係の変化によって変化して
いる。そこで、それぞれを乗算器19l,19rにより
2乗することで、信号振幅に比例する信号成分をつくっ
た後、減算器20で両者の差をとり、さらに該信号成分
をローパスフィルタ21で取り出すことで、図7に示す
ようなトラッキングエラー信号を得ることができる。
後の信号波形の例を示す。ここで、Pl=Pl1+Pl
2,Pr=Pr1+Pr2である。加算した信号波形の
信号振幅はPl,Prの両者とも加算前と同様に光スポ
ットと情報トラックの位置関係の変化によって変化して
いる。そこで、それぞれを乗算器19l,19rにより
2乗することで、信号振幅に比例する信号成分をつくっ
た後、減算器20で両者の差をとり、さらに該信号成分
をローパスフィルタ21で取り出すことで、図7に示す
ようなトラッキングエラー信号を得ることができる。
【0039】なお、ハイパスフィルタ18l,18rの
遮断周波数は、光ディスク10に記録されている情報信
号の帯域で信号の減衰がなく、トラッキング制御の帯域
で減衰が大きくなるように決めればよい。例えば、記録
されている情報信号の変調方式が4/9変調方式
((3,17)RLL:Run-Length-Limited)で、チャ
ネルクロック(基本クロック)が28.6(MHz)の
場合を例にとると、情報信号の最粗パターンの基本周波
数は0.8(MHz)となる。この場合、トラッキング
制御帯域として3kHzを確保するには、ハイパスフィ
ルタ18l,18rの遮断周波数は50(kHz)程度
でよい。また、ローパスフィルタ21の遮断周波数は、
逆にトラッキング制御の帯域では信号の減衰がなく、情
報信号の帯域で減衰が大きくなるように決める。この例
では、ハイパスフィルタと同じ50(kHz)程度でよ
い。これらハイパスフィルタとローパスフィルタの遮断
周波数の設定は、以下の説明する他の実施例においても
同様でよい。
遮断周波数は、光ディスク10に記録されている情報信
号の帯域で信号の減衰がなく、トラッキング制御の帯域
で減衰が大きくなるように決めればよい。例えば、記録
されている情報信号の変調方式が4/9変調方式
((3,17)RLL:Run-Length-Limited)で、チャ
ネルクロック(基本クロック)が28.6(MHz)の
場合を例にとると、情報信号の最粗パターンの基本周波
数は0.8(MHz)となる。この場合、トラッキング
制御帯域として3kHzを確保するには、ハイパスフィ
ルタ18l,18rの遮断周波数は50(kHz)程度
でよい。また、ローパスフィルタ21の遮断周波数は、
逆にトラッキング制御の帯域では信号の減衰がなく、情
報信号の帯域で減衰が大きくなるように決める。この例
では、ハイパスフィルタと同じ50(kHz)程度でよ
い。これらハイパスフィルタとローパスフィルタの遮断
周波数の設定は、以下の説明する他の実施例においても
同様でよい。
【0040】(第2の実施例)図10に、第2の実施例
に係るトラッキングエラー検出系およびフォーカスエラ
ー検出系の構成を示す。本実施例では、光検出器17の
前に非点収差光学系26が付加され、さらに加算器27
f,27g、減算器28およびローパスフィルタ29か
らなるフォーカスエラー検出系が追加されている点が図
1に示した実施例と異なる。このように本実施例による
と、トラッキングエラー検出系の光検出器17を用いて
同時に非点収差法によるフォーカスエラーの検出も可能
となり、光ピックアップ全体の光学系を小型かつ低コス
トで作ることが可能になる。
に係るトラッキングエラー検出系およびフォーカスエラ
ー検出系の構成を示す。本実施例では、光検出器17の
前に非点収差光学系26が付加され、さらに加算器27
f,27g、減算器28およびローパスフィルタ29か
らなるフォーカスエラー検出系が追加されている点が図
1に示した実施例と異なる。このように本実施例による
と、トラッキングエラー検出系の光検出器17を用いて
同時に非点収差法によるフォーカスエラーの検出も可能
となり、光ピックアップ全体の光学系を小型かつ低コス
トで作ることが可能になる。
【0041】なお、本実施例においても図1に示した実
施例と同様、加算とハイパスフィルタ処理の順序を逆に
してもかまわない。 (第3の実施例)図11に、第3の実施例に係るトラッ
キングエラー検出系の構成を示す。光学系および光検出
器17は、図1の実施例と同様である。本実施例では、
ハイパスフィルタ18l1,18l2,18r1,18
r2の出力信号Pl1,Pl2,Pr1,Pr2を時間
の関数と見たときに、次式に相当する演算を行ってトラ
ッキングエラー信号を得る。
施例と同様、加算とハイパスフィルタ処理の順序を逆に
してもかまわない。 (第3の実施例)図11に、第3の実施例に係るトラッ
キングエラー検出系の構成を示す。光学系および光検出
器17は、図1の実施例と同様である。本実施例では、
ハイパスフィルタ18l1,18l2,18r1,18
r2の出力信号Pl1,Pl2,Pr1,Pr2を時間
の関数と見たときに、次式に相当する演算を行ってトラ
ッキングエラー信号を得る。
【0042】 TES=Pl1(t-d1)×Pl2(t) −Pr1(t-dr)×Pr2(t) (7) d1,dr:位相合わせのための時間遅れ量 ハイパスフィルタ18l1,18l2,18r1,18
r2の出力信号Pl1,Pl2,Pr1,Pr2のう
ち、Pl1とPl2、Pr1とPr2の位相関係を位相
の進んでいる信号(ここでは、Pl1とPr1と仮定し
て説明する)の位相を位相遅れ素子24l,24rによ
り遅らせることで合わせる。こうして位相を合わせた信
号を乗算器191と19rで掛け合わせ、減算器20、
ローパスフィルタ21を通して誤差信号を得る。なお、
位相合わせの際にはPl1とPl2の位相を合わせ、P
r1とPr2の位相を合わせるが、位相合わせの後のP
l1とPr1の位相が一致している必要はない。また、
位相遅れ素子24l,24rとハイパスフィルタ18l
1,18l2,18r1,18r2の順序は逆であって
もかまわない。位相遅れ素子24l,24rとしては、
遅延素子あるいは低域通過特性を持つ移相フィルタなど
を用いることができる。
r2の出力信号Pl1,Pl2,Pr1,Pr2のう
ち、Pl1とPl2、Pr1とPr2の位相関係を位相
の進んでいる信号(ここでは、Pl1とPr1と仮定し
て説明する)の位相を位相遅れ素子24l,24rによ
り遅らせることで合わせる。こうして位相を合わせた信
号を乗算器191と19rで掛け合わせ、減算器20、
ローパスフィルタ21を通して誤差信号を得る。なお、
位相合わせの際にはPl1とPl2の位相を合わせ、P
r1とPr2の位相を合わせるが、位相合わせの後のP
l1とPr1の位相が一致している必要はない。また、
位相遅れ素子24l,24rとハイパスフィルタ18l
1,18l2,18r1,18r2の順序は逆であって
もかまわない。位相遅れ素子24l,24rとしては、
遅延素子あるいは低域通過特性を持つ移相フィルタなど
を用いることができる。
【0043】図1に示した実施例では、加算器27l,
27rで加算する前の信号の位相差が大きい場合、加算
を行う段階で信号振幅が低下してしまうため、トラッキ
ングエラー信号の振幅が小さくなり、SN比が十分とれ
なくなることがあるが、本実施例によればこの点が改善
される。
27rで加算する前の信号の位相差が大きい場合、加算
を行う段階で信号振幅が低下してしまうため、トラッキ
ングエラー信号の振幅が小さくなり、SN比が十分とれ
なくなることがあるが、本実施例によればこの点が改善
される。
【0044】すなわち、本実施例では4分割光検出器1
7のトラック方向に平行な分割線17Yに対して同じ側
にある2領域の出力信号の最高繰り返し周波数成分の位
相を位相遅れ素子24l,24rで合わせてから乗算器
19l,19rで乗算を行っている。このように位相を
合わせて乗算を行うことにより、2乗演算とほぼ等価な
演算を行うことができ、トラッキングエラー信号を検出
することができる。
7のトラック方向に平行な分割線17Yに対して同じ側
にある2領域の出力信号の最高繰り返し周波数成分の位
相を位相遅れ素子24l,24rで合わせてから乗算器
19l,19rで乗算を行っている。このように位相を
合わせて乗算を行うことにより、2乗演算とほぼ等価な
演算を行うことができ、トラッキングエラー信号を検出
することができる。
【0045】図8に、Pl1とPl2の位相を合わせ積
をとったものをPl2 、Pr1とPr2の位相を合わせ
て積をとったものをPr2 とし、両者の差をとって得た
トラッキングエラー信号波形の例を示す。この場合は、
第1の実施例と比べると加算を行わないため、乗算器1
9l,19rに入力する信号の振幅は小さいが、位相差
合わせを行うため、第1の実施例と異なり、位相差が大
きい場合にも確実にトラッキングエラーを検出すること
ができる。
をとったものをPl2 、Pr1とPr2の位相を合わせ
て積をとったものをPr2 とし、両者の差をとって得た
トラッキングエラー信号波形の例を示す。この場合は、
第1の実施例と比べると加算を行わないため、乗算器1
9l,19rに入力する信号の振幅は小さいが、位相差
合わせを行うため、第1の実施例と異なり、位相差が大
きい場合にも確実にトラッキングエラーを検出すること
ができる。
【0046】(第4の実施例)図12に、第4の実施例
に係るトラッキングエラー検出系の構成を示す。光学系
および光検出器17は図1の実施例と同様である。本実
施例では、4分割光検出器17の出力信号Pl1′,P
l2′,Pr1′,Pr2′信号をそれぞれハイパスフ
ィルタ18l1,18l2,18r1,18r2に通
し、その出力信号Pl1,Pl2,Pr1,Pr2のう
ちPl1とPl2、Pr1とPr2をそのまま乗算器1
91と19rで掛け合わせ、減算器20、ローパスフィ
ルタ21を通してトラッキングエラー信号を得る。
に係るトラッキングエラー検出系の構成を示す。光学系
および光検出器17は図1の実施例と同様である。本実
施例では、4分割光検出器17の出力信号Pl1′,P
l2′,Pr1′,Pr2′信号をそれぞれハイパスフ
ィルタ18l1,18l2,18r1,18r2に通
し、その出力信号Pl1,Pl2,Pr1,Pr2のう
ちPl1とPl2、Pr1とPr2をそのまま乗算器1
91と19rで掛け合わせ、減算器20、ローパスフィ
ルタ21を通してトラッキングエラー信号を得る。
【0047】本実施例は、(1)式と同様の(4)式に
示した演算によってトラッキング信号を生成するもので
ある。本実施例においても、基本的には第1の実施例と
同様に、乗算処理を行うことで情報再生信号の信号振幅
に比例した信号成分を作り出し、減算によってトラッキ
ングエラー信号を作る。図9に、図5の信号をもとに本
実施例で生成したトラッキングエラー信号の例を示す。
示した演算によってトラッキング信号を生成するもので
ある。本実施例においても、基本的には第1の実施例と
同様に、乗算処理を行うことで情報再生信号の信号振幅
に比例した信号成分を作り出し、減算によってトラッキ
ングエラー信号を作る。図9に、図5の信号をもとに本
実施例で生成したトラッキングエラー信号の例を示す。
【0048】本実施例では、位相のずれた信号同士を掛
け合わせるので、位相を合わせる第3の実施例や2乗を
とる第1の実施例に比べて、得られるトラッキングエラ
ー信号の信号振幅が小さくなるが、一方でPl1とPl
2の位相ズレ量とPr1とPr2の位相ズレ量の差が、
光ビームがトラック中心から離れると大きくなる(つま
り、Pl1とPl2の位相ズレ量とPr1とPr2の位
相ズレ量が等しくなくなる)ため、この効果を利用して
トラッキングエラー検出の利得を大きくとることができ
るという利点がある。
け合わせるので、位相を合わせる第3の実施例や2乗を
とる第1の実施例に比べて、得られるトラッキングエラ
ー信号の信号振幅が小さくなるが、一方でPl1とPl
2の位相ズレ量とPr1とPr2の位相ズレ量の差が、
光ビームがトラック中心から離れると大きくなる(つま
り、Pl1とPl2の位相ズレ量とPr1とPr2の位
相ズレ量が等しくなくなる)ため、この効果を利用して
トラッキングエラー検出の利得を大きくとることができ
るという利点がある。
【0049】(第5の実施例)図13に、第6の実施例
に係るトラッキングエラー検出系の構成を示す。本実施
例は、トラッキングエラー検出のための演算処理にディ
ジタル論理回路を使用したものである。すなわち、光検
出器17の4つの領域からの出力信号511,512,
513,514をハイパスフィルタ515,516,5
17,518に通し、その出力信号を2値化回路51
9,520,521,522でディジタル化する。2値
化回路519,520の出力信号を排他的論理和523
に入力し、その演算出力をローパスフィルタ525でア
ナログ量に変換する。
に係るトラッキングエラー検出系の構成を示す。本実施
例は、トラッキングエラー検出のための演算処理にディ
ジタル論理回路を使用したものである。すなわち、光検
出器17の4つの領域からの出力信号511,512,
513,514をハイパスフィルタ515,516,5
17,518に通し、その出力信号を2値化回路51
9,520,521,522でディジタル化する。2値
化回路519,520の出力信号を排他的論理和523
に入力し、その演算出力をローパスフィルタ525でア
ナログ量に変換する。
【0050】2値化回路521,522の出力信号も同
様に、排他的論理和524に入力し演算出力をローパス
フィルタ526でアナログ量に変換する。ローパスフィ
ルタ525の出力信号とローパスフィルタ526の出力
信号を減算器527に入力し、その差を演算してトラッ
キングエラー信号528を得る。
様に、排他的論理和524に入力し演算出力をローパス
フィルタ526でアナログ量に変換する。ローパスフィ
ルタ525の出力信号とローパスフィルタ526の出力
信号を減算器527に入力し、その差を演算してトラッ
キングエラー信号528を得る。
【0051】図14に、図13の構成において光ビーム
が読み出しトラック中心から外れた場合の各部の信号波
形の例を示す。光検出器17の受光領域17l1の出力
信号511と受光領域17l2の出力信号512との位
相差は、光ビームがトラック中心から外れたため、受光
領域17r1の出力信号513と受光領域17r2の出
力信号514との位相差より大きくなっている。2値化
回路519,520の出力信号は、排他的論理和523
へ入力される。位相差は排他的論理和523の出力信号
のパルス長(デューティ比)として検出され、ローパス
フィルタ525でアナログ量に変換される。そして、ロ
ーパスフィルタ525と526の出力信号の差を減算器
527で演算してトラッキングエラー信号528を得
る。
が読み出しトラック中心から外れた場合の各部の信号波
形の例を示す。光検出器17の受光領域17l1の出力
信号511と受光領域17l2の出力信号512との位
相差は、光ビームがトラック中心から外れたため、受光
領域17r1の出力信号513と受光領域17r2の出
力信号514との位相差より大きくなっている。2値化
回路519,520の出力信号は、排他的論理和523
へ入力される。位相差は排他的論理和523の出力信号
のパルス長(デューティ比)として検出され、ローパス
フィルタ525でアナログ量に変換される。そして、ロ
ーパスフィルタ525と526の出力信号の差を減算器
527で演算してトラッキングエラー信号528を得
る。
【0052】本実施例によると、第4の実施例で述べた
トラッキングエラー検出の利得が高いという効果を更に
積極的に利用し、トラッキングエラーを検出している。
すなわち、受光領域17l1と17l2の出力信号をそ
れぞれ2値化した後、排他的論理和回路に入力し、デジ
タルで演算を行ってその後ローパスフィルタを通すこと
で両者の位相差に比例した(アナログ)信号を検出す
る。受光領域17r1と17r2の出力信号についても
同様の演算を行って、両者の位相差に比例した信号を検
出する。これら2つの差をとることで、受光領域17l
1と17l2の出力信号の位相ズレ量と受光領域17r
1と17r2の出力信号の位相ズレ量の差を検出し、ト
ラッキングエラー信号を得る。このようにすることで、
第4の実施例と同様に高いトラッキングエラー検出利得
が得られる。
トラッキングエラー検出の利得が高いという効果を更に
積極的に利用し、トラッキングエラーを検出している。
すなわち、受光領域17l1と17l2の出力信号をそ
れぞれ2値化した後、排他的論理和回路に入力し、デジ
タルで演算を行ってその後ローパスフィルタを通すこと
で両者の位相差に比例した(アナログ)信号を検出す
る。受光領域17r1と17r2の出力信号についても
同様の演算を行って、両者の位相差に比例した信号を検
出する。これら2つの差をとることで、受光領域17l
1と17l2の出力信号の位相ズレ量と受光領域17r
1と17r2の出力信号の位相ズレ量の差を検出し、ト
ラッキングエラー信号を得る。このようにすることで、
第4の実施例と同様に高いトラッキングエラー検出利得
が得られる。
【0053】(第6の実施例)図15に、第6の実施例
に係るトラッキングエラー検出系の構成を示す。本実施
例は、(5)式に示した演算によりトラッキングエラー
を検出するものである。すなわち、本実施例では光検出
器22として2分割光検出器を用い、この光検出器22
の2つの受光領域22l,22rの出力信号P1′,P
r′をまずハイパスフィルタ18l,18rに通し、光
ディスク10の半径方向の傾きや対物レンズ16の光デ
ィスク半径方向の移動によるオフセットを含む周波数成
分を除去する。次に、ハイパスフィルタ18l,18r
の出力信号Pl,Prをそれぞれ乗算器191,19r
で2乗して信号振幅に比例した信号成分を作り、減算器
20で2つの乗算器191,19rの出力信号の差をと
る。この段階では、減算器20の出力信号に情報再生信
号の成分が含まれているため、この成分をローパスフィ
ルタ21で除去し、トラッキングエラー信号を得る。
に係るトラッキングエラー検出系の構成を示す。本実施
例は、(5)式に示した演算によりトラッキングエラー
を検出するものである。すなわち、本実施例では光検出
器22として2分割光検出器を用い、この光検出器22
の2つの受光領域22l,22rの出力信号P1′,P
r′をまずハイパスフィルタ18l,18rに通し、光
ディスク10の半径方向の傾きや対物レンズ16の光デ
ィスク半径方向の移動によるオフセットを含む周波数成
分を除去する。次に、ハイパスフィルタ18l,18r
の出力信号Pl,Prをそれぞれ乗算器191,19r
で2乗して信号振幅に比例した信号成分を作り、減算器
20で2つの乗算器191,19rの出力信号の差をと
る。この段階では、減算器20の出力信号に情報再生信
号の成分が含まれているため、この成分をローパスフィ
ルタ21で除去し、トラッキングエラー信号を得る。
【0054】本実施例は、実質的に図1に示した第1の
実施例と等価である。すなわち、図15における2分割
光検出器22の受光領域22l,22rの出力信号は、
図1における加算器27l,27rの出力信号と等価で
ある。
実施例と等価である。すなわち、図15における2分割
光検出器22の受光領域22l,22rの出力信号は、
図1における加算器27l,27rの出力信号と等価で
ある。
【0055】このように本実施例によると、光学系の構
成は従来例と変わらず、トラッキングエラー検出部分の
回路構成も簡素かつ低コストに実現できる。なお、トラ
ッキングエラー信号を求める演算の中の減算とローパス
フィルタ処理は2乗演算の後にであれば良く、相互の順
序は逆でもかまわない。但し、本実施例で示した順序に
すると、ローパスフィルタが1個で済むため、回路構成
を簡単にすることができる。
成は従来例と変わらず、トラッキングエラー検出部分の
回路構成も簡素かつ低コストに実現できる。なお、トラ
ッキングエラー信号を求める演算の中の減算とローパス
フィルタ処理は2乗演算の後にであれば良く、相互の順
序は逆でもかまわない。但し、本実施例で示した順序に
すると、ローパスフィルタが1個で済むため、回路構成
を簡単にすることができる。
【0056】(第7の実施例)図16に、第7の実施例
に係るトラッキングエラー検出系の構成を示す。光学系
の構成は図15の実施例と同様である。本実施例は
(6)式に示した演算によりトラッキングエラーを検出
するものである。すなわち、本実施例においては図11
における乗算器19l,19rの代わりに絶対値演算回
路401,402を用い、これらの絶対値演算回路40
1,402の出力信号の差を減算器20でとり、これを
ローパスフィルタ21に通してトラッキングエラー信号
を得る。
に係るトラッキングエラー検出系の構成を示す。光学系
の構成は図15の実施例と同様である。本実施例は
(6)式に示した演算によりトラッキングエラーを検出
するものである。すなわち、本実施例においては図11
における乗算器19l,19rの代わりに絶対値演算回
路401,402を用い、これらの絶対値演算回路40
1,402の出力信号の差を減算器20でとり、これを
ローパスフィルタ21に通してトラッキングエラー信号
を得る。
【0057】図17は絶対値演算回路401の構成例を
示したものであり、2つの演算増幅器411,412に
抵抗とダイオードを組合わせた回路により入力電圧の絶
対値を検出する公知の構成である。
示したものであり、2つの演算増幅器411,412に
抵抗とダイオードを組合わせた回路により入力電圧の絶
対値を検出する公知の構成である。
【0058】(第8の実施例)図18に、第8の実施例
に係るトラッキングエラー検出系の構成を示す。光学系
は図15の実施例と同様であるので、この図では省略
し、光検出器22とそれ以降の信号検出系のみを示して
いる。本実施例では、ハイパスフィルタ18l,18r
の出力信号P1,Prを加算器30で加算した後、2値
化回路31で2値化した信号PsをP1,Prのそれぞ
れに乗算器191,19rで掛け合わせることで、P
1,Prに対してそれぞれ絶対値演算を行っている。乗
算器191,19rに入力される信号波形の例を図1
9、図20に示す。ここでは、2値化回路31の出力信
号Psをゼロを中心として正の値と負の値を持つ2値信
号としているが、正の値とゼロの2値であってもかまわ
ない。
に係るトラッキングエラー検出系の構成を示す。光学系
は図15の実施例と同様であるので、この図では省略
し、光検出器22とそれ以降の信号検出系のみを示して
いる。本実施例では、ハイパスフィルタ18l,18r
の出力信号P1,Prを加算器30で加算した後、2値
化回路31で2値化した信号PsをP1,Prのそれぞ
れに乗算器191,19rで掛け合わせることで、P
1,Prに対してそれぞれ絶対値演算を行っている。乗
算器191,19rに入力される信号波形の例を図1
9、図20に示す。ここでは、2値化回路31の出力信
号Psをゼロを中心として正の値と負の値を持つ2値信
号としているが、正の値とゼロの2値であってもかまわ
ない。
【0059】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば対
物レンズの光ディスク半径方向のシフトや光ディスクの
半径方向の傾き等に伴うオフセットが小さい安定したト
ラッキングエラー信号を得ることができる。したがっ
て、このトラッキングエラー信号を用いてトラッキング
制御を行えば、トラックピッチが狭く、線記録密度が高
い光ディスクに対しても、十分に安定したトラッキング
制御が実現できる。
物レンズの光ディスク半径方向のシフトや光ディスクの
半径方向の傾き等に伴うオフセットが小さい安定したト
ラッキングエラー信号を得ることができる。したがっ
て、このトラッキングエラー信号を用いてトラッキング
制御を行えば、トラックピッチが狭く、線記録密度が高
い光ディスクに対しても、十分に安定したトラッキング
制御が実現できる。
【図1】第1の実施例に係る光ディスク装置におけるト
ラッキングエラー検出系の構成を示す図
ラッキングエラー検出系の構成を示す図
【図2】情報再生信号のスペクトルと対物レンズ移動量
のスペクトルの例を示す図
のスペクトルの例を示す図
【図3】本発明によるトラッキングエラー検出原理を説
明するのための光スポットと情報マークの位置関係のモ
デルを示す図
明するのための光スポットと情報マークの位置関係のモ
デルを示す図
【図4】図1における4分割光検出器の出力信号波形を
示す図
示す図
【図5】図4の信号にハイパスフィルタ処理を行った信
号波形を示す図
号波形を示す図
【図6】図5の信号に加算と2乗演算およびローパスフ
ィルタ処理を行った信号波形を示す図
ィルタ処理を行った信号波形を示す図
【図7】第1の実施例におけるトラッキングエラー信号
波形を示す図
波形を示す図
【図8】第3の実施例におけるトラッキングエラー信号
波形を示す図
波形を示す図
【図9】第4の実施例におけるトラッキングエラー信号
波形を示す図
波形を示す図
【図10】第2の実施例に係る光ディスク装置における
トラッキングエラー検出系およびフォーカスエラー検出
系の構成を示す図
トラッキングエラー検出系およびフォーカスエラー検出
系の構成を示す図
【図11】第3の実施例に係る光ディスク装置における
トラッキングエラー検出系の構成を示す図
トラッキングエラー検出系の構成を示す図
【図12】第4の実施例に係る光ディスク装置における
トラッキングエラー検出系の構成を示す図
トラッキングエラー検出系の構成を示す図
【図13】第5の実施例に係る光ディスク装置における
トラッキングエラー検出系の構成を示す図
トラッキングエラー検出系の構成を示す図
【図14】第5の実施例におけるトラッキングエラー検
出原理を説明するための図
出原理を説明するための図
【図15】第6の実施例に係る光ディスク装置における
トラッキングエラー検出系の構成を示す図
トラッキングエラー検出系の構成を示す図
【図16】第7の実施例に係る光ディスク装置における
トラッキングエラー検出系の構成を示す図
トラッキングエラー検出系の構成を示す図
【図17】図16における絶対値検出回路の構成を示す
図
図
【図18】第8の実施例に係る光ディスク装置における
トラッキングエラー検出系の構成を示す図
トラッキングエラー検出系の構成を示す図
【図19】図18における第1の乗算器の出力信号波形
を示す図
を示す図
【図20】図18における第2の乗算器の出力信号波形
を示す図
を示す図
【図21】従来のトラッキングエラー検出法の一例を説
明するための図
明するための図
10…光ディスク 11…情報記録面 12…情報トラック 13…光源 16…対物レンズ 17…4分割光検出器 17l1…第1の受光領域L1 17l2…第2の受光領域L2 17r1…第3の受光領域R1 17r2…第4の受光領域R2 17Y…受光領域の分割線 18l1,18l2,18r1,18r2…ハイパスフ
ィルタ 19l,19r…乗算器 22…2分割光検出器 22Y…受光領域面の分割線 21l…第1の受光領域L 22r…第2の受光領域R 241,24r…位相合わせのための遅延素子あるいは
低域通過特性を持つ移相フィルタ 401,402…絶対値演算回路 515,516,517,518…ハイパスフィルタ 519,520,521,522…2値化回路
ィルタ 19l,19r…乗算器 22…2分割光検出器 22Y…受光領域面の分割線 21l…第1の受光領域L 22r…第2の受光領域R 241,24r…位相合わせのための遅延素子あるいは
低域通過特性を持つ移相フィルタ 401,402…絶対値演算回路 515,516,517,518…ハイパスフィルタ 519,520,521,522…2値化回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤本 定也 神奈川県川崎市幸区柳町70番地 株式会社 東芝柳町工場内 (72)発明者 菅谷 寿鴻 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株 式会社東芝研究開発センター内
Claims (7)
- 【請求項1】光源からの光を情報トラックを有する光デ
ィスクの記録面に集束させて情報トラック上に光スポッ
トとして照射する光学系と、 受光面が前記光ディスクの情報トラック方向に対応する
方向に沿った第1の分割線および該第1の分割線とほぼ
直交する第2の分割線により4分割された受光領域を有
し、前記光ディスクからの反射光を検出する光検出器
と、 この光検出器の前記第1の分割線を境界として一方の側
にある第1、第2の受光領域との信号の組と、他方の側
にある第3、第4の受光領域の出力信号の組に対してそ
れぞれ加算処理、ハイパスフィルタ処理および乗算処理
を施した2つの信号の差を前記情報トラックに対する前
記光スポットの照射位置の誤差を示すトラッキングエラ
ー信号として生成する手段とを具備することを特徴とす
る光ディスク装置。 - 【請求項2】光源からの光を情報トラックを有する光デ
ィスクの記録面に集束させて情報トラック上に光スポッ
トとして照射する光学系と、 受光面が前記光ディスクの情報トラック方向に対応する
方向に沿った第1の分割線および該第1の分割線とほぼ
直交する第2の分割線により4分割された受光領域を有
し、前記光ディスクからの反射光を検出する光検出器
と、 この光検出器の前記第1の分割線を境界として一方の側
にある第1、第2の受光領域との信号の組と、他方の側
にある第3、第4の受光領域の出力信号の組に対してそ
れぞれハイパスフィルタ処理および乗算処理を施した2
つの信号の差を前記情報トラックに対する前記光スポッ
トの照射位置の誤差を示すトラッキングエラー信号とし
て生成する手段とを具備することを特徴とする光ディス
ク装置。 - 【請求項3】光源からの光を情報トラックを有する光デ
ィスクの記録面に集束させて情報トラック上に光スポッ
トとして照射する光学系と、 受光面が前記光ディスクの情報トラック方向に対応する
方向に沿った第1の分割線および該第1の分割線とほぼ
直交する第2の分割線により4分割された受光領域を有
し、前記光ディスクからの反射光を検出する光検出器
と、 この光検出器の前記第1の分割線を境界として一方の側
にある第1、第2の受光領域との信号の組と、他方の側
にある第3、第4の受光領域の出力信号の組に対してそ
れぞれハイパスフィルタ処理および各々の最高繰り返し
周波数成分の位相を合わせて乗算する乗算処理を施した
2つの信号の差を前記情報トラックに対する前記光スポ
ットの照射位置の誤差を示すトラッキングエラー信号と
して生成する手段とを具備することを特徴とする光ディ
スク装置。 - 【請求項4】光源からの光を情報トラックを有する光デ
ィスクの記録面に集束させて情報トラック上に光スポッ
トとして照射する光学系と、 受光面が前記光ディスクの情報トラック方向に対応する
方向に沿った第1の分割線および該第1の分割線とほぼ
直交する第2の分割線により4分割された受光領域を有
し、前記光ディスクからの反射光を検出する光検出器
と、 この光検出器の前記第1の分割線を境界として一方の側
にある第1、第2の受光領域の出力信号の組と、他方の
側にある第3、第4の受光領域の出力信号の組に対して
それぞれハイパスフィルタ処理および2値化処理の後排
他的論理和をとった2つの信号の差を前記情報トラック
に対する前記光スポットの照射位置の誤差を示すトラッ
キングエラー信号として生成する手段とを具備すること
を特徴とする光ディスク装置。 - 【請求項5】光源からの光を情報トラックを有する光デ
ィスクの記録面に集束させて情報トラック上に光スポッ
トとして照射する光学系と、 情報トラックを有する光ディスクの情報記録面に光スポ
ットを照射する光照射手段と、 受光面が前記光ディスクの情報トラック方向に対応する
方向に沿った分割線により分割された第1および第2の
受光領域を有し、前記光ディスクからの反射光を検出す
る光検出器と、 この光検出器の前記第1および第2の受光領域の出力信
号に対してそれぞれハイパスフィルタ処理および2乗演
算処理を施した2つの信号に差を前記情報トラックに対
する前記光スポットの照射位置の誤差を示すトラッキン
グエラー信号として生成する手段とを具備することを特
徴とする光ディスク装置。 - 【請求項6】光源からの光を情報トラックを有する光デ
ィスクの記録面に集束させて情報トラック上に光スポッ
トとして照射する光学系と、 情報トラックを有する光ディスクの情報記録面に光スポ
ットを照射する光照射手段と、 受光面が前記光ディスクの情報トラック方向に対応する
方向に沿った分割線により分割された第1および第2の
受光領域を有し、前記光ディスクからの反射光を検出す
る光検出器と、 この光検出器の前記第1および第2の受光領域の出力信
号に対してそれぞれハイパスフィルタ処理および絶対値
演算処理を施した2つの信号の差を前記情報トラックに
対する前記光スポットの照射位置の誤差を示すトラッキ
ングエラー信号として生成する手段とを具備することを
特徴とする光ディスク装置。 - 【請求項7】前記ハイパスフィルタ処理に、トラッキン
グ制御帯域内の信号を十分減衰させる特性を持つハイパ
スフィルタ、あるいはカットオフ周波数がほぼトラッキ
ング制御帯域以下で少なくとも前記光ディスクの回転数
の周波数成分を十分減衰させる特性を持つハイパスフィ
ルタを用いることを特徴とする請求項1ないし6のいず
れか1項に記載の光ディスク装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21897394A JPH0887758A (ja) | 1994-09-13 | 1994-09-13 | 光ディスク装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21897394A JPH0887758A (ja) | 1994-09-13 | 1994-09-13 | 光ディスク装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0887758A true JPH0887758A (ja) | 1996-04-02 |
Family
ID=16728269
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21897394A Pending JPH0887758A (ja) | 1994-09-13 | 1994-09-13 | 光ディスク装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0887758A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100596655B1 (ko) * | 2003-02-26 | 2006-07-06 | 가부시끼가이샤 도시바 | 트랙킹 오차 검출 장치 및 광 디스크 장치의 트랙킹 오차검출 방법 |
| KR100577933B1 (ko) * | 1997-10-31 | 2006-10-19 | 도이체 톰손-브란트 게엠베하 | 광기록매체로부터판독또는그매체에기록하기위한장치및그장치에트랙에러정정신호를생성하기위한방법 |
| JP2008545217A (ja) * | 2005-06-29 | 2008-12-11 | コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ | 単一スポット相関トラッキング |
-
1994
- 1994-09-13 JP JP21897394A patent/JPH0887758A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100577933B1 (ko) * | 1997-10-31 | 2006-10-19 | 도이체 톰손-브란트 게엠베하 | 광기록매체로부터판독또는그매체에기록하기위한장치및그장치에트랙에러정정신호를생성하기위한방법 |
| KR100596655B1 (ko) * | 2003-02-26 | 2006-07-06 | 가부시끼가이샤 도시바 | 트랙킹 오차 검출 장치 및 광 디스크 장치의 트랙킹 오차검출 방법 |
| US7277367B2 (en) | 2003-02-26 | 2007-10-02 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Tracking error detection device and tracking error detection method for optical disk apparatus |
| JP2008545217A (ja) * | 2005-06-29 | 2008-12-11 | コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ | 単一スポット相関トラッキング |
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