JPH088904Y2 - 車両用収納体装置 - Google Patents
車両用収納体装置Info
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- JPH088904Y2 JPH088904Y2 JP8907791U JP8907791U JPH088904Y2 JP H088904 Y2 JPH088904 Y2 JP H088904Y2 JP 8907791 U JP8907791 U JP 8907791U JP 8907791 U JP8907791 U JP 8907791U JP H088904 Y2 JPH088904 Y2 JP H088904Y2
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- 230000000903 blocking effect Effects 0.000 claims 1
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- Passenger Equipment (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、車両用灰皿装置等の車
両用収納体装置に関し、とくに収納ボックスを自動的に
車室内に突出させるようにした収納体装置に関する。
両用収納体装置に関し、とくに収納ボックスを自動的に
車室内に突出させるようにした収納体装置に関する。
【0002】
【従来の技術】車両用収納体装置では、収納ボックスを
付勢手段により自動的に開作動させるようにした構造、
たとえば互に噛合可能なラックとピニオンギヤを用い、
ワンタッチ操作に伴うピニオンギヤの回動により、収納
ボックスを少なくとも開方向に自動的に移動させるよう
にした構造が知られている。
付勢手段により自動的に開作動させるようにした構造、
たとえば互に噛合可能なラックとピニオンギヤを用い、
ワンタッチ操作に伴うピニオンギヤの回動により、収納
ボックスを少なくとも開方向に自動的に移動させるよう
にした構造が知られている。
【0003】図7および図8は、従来の車両用収納体装
置の一例を示している。図7において、1は収納ボック
スとしての灰皿ボックスを示している。灰皿ボックス1
は、たばこの吸殻を入れる灰皿部2とシガーライタ3を
有している。灰皿部2およびシガーライタ3は、灰皿ボ
ックス1に対して着脱自在となっている。
置の一例を示している。図7において、1は収納ボック
スとしての灰皿ボックスを示している。灰皿ボックス1
は、たばこの吸殻を入れる灰皿部2とシガーライタ3を
有している。灰皿部2およびシガーライタ3は、灰皿ボ
ックス1に対して着脱自在となっている。
【0004】灰皿ボックス1は、車体側に固定されるリ
テーナ10に移動可能に保持されている。灰皿ボックス
1には、リテーナ10から灰皿ボックス1を自動的に車
室内に突出させる駆動手段4が設けられている。駆動手
段4は、シャフト5、捩りばね6、ギヤ7とから構成さ
れている。シャフト5は、灰皿ボックス1に対して軸心
まわりに回転可能に取付けられている。捩りばね6は、
シャフト5の外周に設けられており、シャフト5を軸心
まわりに付勢するようになっている。ギヤ7は、シャフ
ト5の両端部に取付けられており、リテーナ10側に設
けられたラック(図示略)と噛合うようになっている。
テーナ10に移動可能に保持されている。灰皿ボックス
1には、リテーナ10から灰皿ボックス1を自動的に車
室内に突出させる駆動手段4が設けられている。駆動手
段4は、シャフト5、捩りばね6、ギヤ7とから構成さ
れている。シャフト5は、灰皿ボックス1に対して軸心
まわりに回転可能に取付けられている。捩りばね6は、
シャフト5の外周に設けられており、シャフト5を軸心
まわりに付勢するようになっている。ギヤ7は、シャフ
ト5の両端部に取付けられており、リテーナ10側に設
けられたラック(図示略)と噛合うようになっている。
【0005】シャフト5には、合成樹脂からなるばね連
結部材8が取付けられており、ばね連結部材8には捩り
ばね6の一端が固定されている。捩りばね6の他端は、
灰皿ボックス1に固定されている。ばね連結部材8に
は、シャフト5に沿って延びる係合突起8aが形成され
ている。灰皿ボックス1には、ばね連結部材8の係合突
起8aと係合可能な係合部9が設けられている。
結部材8が取付けられており、ばね連結部材8には捩り
ばね6の一端が固定されている。捩りばね6の他端は、
灰皿ボックス1に固定されている。ばね連結部材8に
は、シャフト5に沿って延びる係合突起8aが形成され
ている。灰皿ボックス1には、ばね連結部材8の係合突
起8aと係合可能な係合部9が設けられている。
【0006】灰皿ボックス1をリテーナ10から自動的
に突出させるためには、捩りばね6に予め付勢力を与え
ておく必要がある。そのため、灰皿ボックス1をリテー
ナ10に装着する前には、シャフト5を外力によって強
制的に回転させ、捩りばね6の巻き上げが行なわれる。
この場合、係合突起8aを係合部9との当接によって強
制的に変形させることにより、係合突起8aは係合部9
を乗り越えることができ、シャフト5の回転が可能とな
る。捩りばね6に予備付勢力が付与された状態では、変
形した係合突起8aが係合部9と当接するようになって
いる。
に突出させるためには、捩りばね6に予め付勢力を与え
ておく必要がある。そのため、灰皿ボックス1をリテー
ナ10に装着する前には、シャフト5を外力によって強
制的に回転させ、捩りばね6の巻き上げが行なわれる。
この場合、係合突起8aを係合部9との当接によって強
制的に変形させることにより、係合突起8aは係合部9
を乗り越えることができ、シャフト5の回転が可能とな
る。捩りばね6に予備付勢力が付与された状態では、変
形した係合突起8aが係合部9と当接するようになって
いる。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、図7お
よび図8の装置では、捩りばね6に予備付勢力を与える
ため、係合突起8aを無理に変形させて係合部9を乗り
越えさせるので、係合突起8aの強度が著しく低下す
る。この係合突起8aの無理な変形は、組付時ばかりで
なく灰皿ボックスのメンテナンス時にも繰返して行なわ
れることから、係合突起8aの疲労が大きくなり、係合
突起8aが疲労破壊によって折損するという問題が生じ
る。なお、係合突起8aの耐久性を高めるため、係合突
起8aを弾性変形しやすくすると、係合部9との係合能
力が低下し、装置の信頼性が著しく低下する。
よび図8の装置では、捩りばね6に予備付勢力を与える
ため、係合突起8aを無理に変形させて係合部9を乗り
越えさせるので、係合突起8aの強度が著しく低下す
る。この係合突起8aの無理な変形は、組付時ばかりで
なく灰皿ボックスのメンテナンス時にも繰返して行なわ
れることから、係合突起8aの疲労が大きくなり、係合
突起8aが疲労破壊によって折損するという問題が生じ
る。なお、係合突起8aの耐久性を高めるため、係合突
起8aを弾性変形しやすくすると、係合部9との係合能
力が低下し、装置の信頼性が著しく低下する。
【0008】本考案は、灰皿ボックスのような収納ボッ
クスの組付時またはメンテナンス時に、シャフトの回転
による捩りばねの巻き上げ作業を繰返し行なう場合で
も、係合部分の疲労破壊を確実に防止することが可能な
車両用収納体装置を提供することを目的とする。
クスの組付時またはメンテナンス時に、シャフトの回転
による捩りばねの巻き上げ作業を繰返し行なう場合で
も、係合部分の疲労破壊を確実に防止することが可能な
車両用収納体装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この目的を達成する本考
案に係る車両用収納体装置は、次の通りである。車体側
に固定されるリテーナに収納ボックスを移動可能に保持
させ、該リテーナと収納ボックスのいずれか一方に、該
収納ボックスをリテーナから自動的に突出させる駆動手
段を設け、該駆動手段を、軸心まわりに回転可能なシャ
フトと、該シャフトを軸心まわりに付勢する捩りばね
と、該シャフトに取付けられラックと噛合可能なギヤと
から構成した車両用収納体装置において、 前記リテー
ナと収納ボックスとシャフトのいずれかに、前記捩りば
ねの巻き上げ方向の荷重に対する曲げ剛性が小でかつ巻
き戻し方向の荷重に対する曲げ剛性が大となる板ばねか
ら構成される係合手段を設け、該係合手段と対向する位
置に、該係合手段と係合可能な係合突起を設け、該係合
手段は、前記捩りばねに外部から予備付勢力を与える際
には前記係合突起との当接によって大きく曲げ変形して
前記シャフトの回転を許し、巻き上げ完了後の捩りばね
の付勢力による係合突起との当接時には曲げ変形量が小
となりシャフトの回転を阻止することを特徴とする車両
用収納体装置。
案に係る車両用収納体装置は、次の通りである。車体側
に固定されるリテーナに収納ボックスを移動可能に保持
させ、該リテーナと収納ボックスのいずれか一方に、該
収納ボックスをリテーナから自動的に突出させる駆動手
段を設け、該駆動手段を、軸心まわりに回転可能なシャ
フトと、該シャフトを軸心まわりに付勢する捩りばね
と、該シャフトに取付けられラックと噛合可能なギヤと
から構成した車両用収納体装置において、 前記リテー
ナと収納ボックスとシャフトのいずれかに、前記捩りば
ねの巻き上げ方向の荷重に対する曲げ剛性が小でかつ巻
き戻し方向の荷重に対する曲げ剛性が大となる板ばねか
ら構成される係合手段を設け、該係合手段と対向する位
置に、該係合手段と係合可能な係合突起を設け、該係合
手段は、前記捩りばねに外部から予備付勢力を与える際
には前記係合突起との当接によって大きく曲げ変形して
前記シャフトの回転を許し、巻き上げ完了後の捩りばね
の付勢力による係合突起との当接時には曲げ変形量が小
となりシャフトの回転を阻止することを特徴とする車両
用収納体装置。
【0010】
【作用】このように構成された車両用収納体装置におい
ては、例えば係合手段が収納ボックス側に設けられ、係
合突起がシャフト側に設けられる場合は、シャフトの回
転によって係合突起が板ばねからなる係合手段と当接す
ることになる。ここで、捩りばねに外部から予備付勢力
を与える場合は、すなわち捩りばねを巻き上げる場合
は、係合手段は係合突起との当接によって大きく曲げ変
形し、シャフトの回転が可能となる。捩りばね巻き上げ
完了後、捩りばねの付勢力による係合突起と係合手段の
当接時には、係合手段の曲げ変形量が小となり、シャフ
トの回転が阻止される。
ては、例えば係合手段が収納ボックス側に設けられ、係
合突起がシャフト側に設けられる場合は、シャフトの回
転によって係合突起が板ばねからなる係合手段と当接す
ることになる。ここで、捩りばねに外部から予備付勢力
を与える場合は、すなわち捩りばねを巻き上げる場合
は、係合手段は係合突起との当接によって大きく曲げ変
形し、シャフトの回転が可能となる。捩りばね巻き上げ
完了後、捩りばねの付勢力による係合突起と係合手段の
当接時には、係合手段の曲げ変形量が小となり、シャフ
トの回転が阻止される。
【0011】このように、係合手段は、捩りばねの巻き
上げ方向の荷重に対しては曲げ剛性が小となり、捩りば
ねが巻き戻る方向の荷重に対しては曲げ剛性が大となる
特性を有している。したがって、捩りばねの巻き上げ時
には、板ばねからなる係合手段を無理なく曲げ変形させ
ることが可能となり、捩りばねの巻き上げが繰返し行な
われる場合であっても、係合手段の疲労破壊は防止され
る。
上げ方向の荷重に対しては曲げ剛性が小となり、捩りば
ねが巻き戻る方向の荷重に対しては曲げ剛性が大となる
特性を有している。したがって、捩りばねの巻き上げ時
には、板ばねからなる係合手段を無理なく曲げ変形させ
ることが可能となり、捩りばねの巻き上げが繰返し行な
われる場合であっても、係合手段の疲労破壊は防止され
る。
【0012】
【実施例】以下に、本考案に係る車両用収納体装置の望
ましい実施例を、図面を参照して説明する。
ましい実施例を、図面を参照して説明する。
【0013】第1実施例 図1ないし図5は、本考案の第1実施例を示している。
図1ないし図5において、21は収納ボックスとしての
灰皿ボックスを示している。灰皿ボックス21は、たば
この吸殻を入れる灰皿部22とシガーライタ23を有し
ている。灰皿部22およびシガーライタ23は、灰皿ボ
ックス21に対して着脱自在となっている。
図1ないし図5において、21は収納ボックスとしての
灰皿ボックスを示している。灰皿ボックス21は、たば
この吸殻を入れる灰皿部22とシガーライタ23を有し
ている。灰皿部22およびシガーライタ23は、灰皿ボ
ックス21に対して着脱自在となっている。
【0014】灰皿ボックス21は、車体側に固定される
リテーナ50に移動可能に保持されている。灰皿ボック
ス21には、リテーナ50から灰皿ボックス21を自動
的に車室内に突出させる駆動手段24が設けられてい
る。駆動手段24は、シャフト25、捩りばね26、ギ
ヤ27とから構成されている。シャフト25は、断面断
状が6角形の金属棒から構成されており、捩りばね26
は、捩り方向に大きく弾性変形するいわゆるトーション
スプリングから構成されている。
リテーナ50に移動可能に保持されている。灰皿ボック
ス21には、リテーナ50から灰皿ボックス21を自動
的に車室内に突出させる駆動手段24が設けられてい
る。駆動手段24は、シャフト25、捩りばね26、ギ
ヤ27とから構成されている。シャフト25は、断面断
状が6角形の金属棒から構成されており、捩りばね26
は、捩り方向に大きく弾性変形するいわゆるトーション
スプリングから構成されている。
【0015】シャフト25は、灰皿ボックス21に対し
て軸心まわりに回転可能に取付けられている。捩りばね
26は、シャフト25の外周に設けられており、シャフ
ト25の軸心まわりに付勢するようになっている。ギヤ
27は、シャフト25の両端部に取付けられており、リ
テーナ50側に設けられたラック51と噛合うようにな
っている。一方のギヤ27には、ダンパ52に連結され
たギヤ52が噛合わされている。
て軸心まわりに回転可能に取付けられている。捩りばね
26は、シャフト25の外周に設けられており、シャフ
ト25の軸心まわりに付勢するようになっている。ギヤ
27は、シャフト25の両端部に取付けられており、リ
テーナ50側に設けられたラック51と噛合うようにな
っている。一方のギヤ27には、ダンパ52に連結され
たギヤ52が噛合わされている。
【0016】灰皿ボックス21には、ロック、アンロッ
ク手段としてのハートカム30が形成されている。ハー
トカム30は、リテーナ50側に設けられるピン(図示
略)と係合可能となっている。ハートカム30は、リテ
ーナ50に収納された灰皿ボックス21を所定の位置で
ロックし、かつ灰皿ボックス21を車室内に突出させる
際には前記ロックを解除する機能を有する。
ク手段としてのハートカム30が形成されている。ハー
トカム30は、リテーナ50側に設けられるピン(図示
略)と係合可能となっている。ハートカム30は、リテ
ーナ50に収納された灰皿ボックス21を所定の位置で
ロックし、かつ灰皿ボックス21を車室内に突出させる
際には前記ロックを解除する機能を有する。
【0017】シャフト25には、合成樹脂からなるばね
連結部材28が取付けられており、ばね連結部材28に
は捩りばね26の一端が固定されている。捩りばね26
の他端は、灰皿ボックス21と固定されている。ばね連
結部材28には、半径方向外方に突出する係合突起28
aが形成されている。
連結部材28が取付けられており、ばね連結部材28に
は捩りばね26の一端が固定されている。捩りばね26
の他端は、灰皿ボックス21と固定されている。ばね連
結部材28には、半径方向外方に突出する係合突起28
aが形成されている。
【0018】灰皿ボックス21には、係合手段としての
板ばね31が取付けられている。板ばね31は金属部材
からなり、図2に示すようにL字状に形成されている。
前記係合突起28aは、板ばね31と対向する位置に配
置されている。板ばね31は、捩りばね26に外部から
予備付勢力を与える際には、係合突起28aとの当接に
よって大きく曲げ変形してシャフト25の回転を許す機
能を有するとともに、巻き上げ完了後の捩りばね26の
付勢力による係合突起28aとの当接時には、曲げ変形
量が小となりシャフト25の回転を阻止する機能を有し
ている。板ばね31には、灰皿ボックス21への固定を
確実にするための切起し部31cが形成されている。
板ばね31が取付けられている。板ばね31は金属部材
からなり、図2に示すようにL字状に形成されている。
前記係合突起28aは、板ばね31と対向する位置に配
置されている。板ばね31は、捩りばね26に外部から
予備付勢力を与える際には、係合突起28aとの当接に
よって大きく曲げ変形してシャフト25の回転を許す機
能を有するとともに、巻き上げ完了後の捩りばね26の
付勢力による係合突起28aとの当接時には、曲げ変形
量が小となりシャフト25の回転を阻止する機能を有し
ている。板ばね31には、灰皿ボックス21への固定を
確実にするための切起し部31cが形成されている。
【0019】図2は、係合手段としての板ばね31の変
形方向を示している。図2に示すように、捩りばね26
に予備付勢力を付勢する場合、すなわち捩りばね26の
巻き上げ時には、板ばね31の係合部31aは矢印A方
向に弾性変形するようになっている。この場合は、板ば
ね31は屈曲部31bから矢印A方向に湾曲し、大きな
弾性変形量が得られる。逆に捩りばね26が巻き戻され
る場合は、板ばね31は灰皿ボックス21に形成された
支点部29に支持され、板ばね31の係合部31aの矢
印B方向の弾性変形量は僅かなものとなる。このよう
に、本実施例では板ばね31に作用する荷重の方向によ
って板ばね31の曲げ剛性が大きく異なるようになって
いる。
形方向を示している。図2に示すように、捩りばね26
に予備付勢力を付勢する場合、すなわち捩りばね26の
巻き上げ時には、板ばね31の係合部31aは矢印A方
向に弾性変形するようになっている。この場合は、板ば
ね31は屈曲部31bから矢印A方向に湾曲し、大きな
弾性変形量が得られる。逆に捩りばね26が巻き戻され
る場合は、板ばね31は灰皿ボックス21に形成された
支点部29に支持され、板ばね31の係合部31aの矢
印B方向の弾性変形量は僅かなものとなる。このよう
に、本実施例では板ばね31に作用する荷重の方向によ
って板ばね31の曲げ剛性が大きく異なるようになって
いる。
【0020】なお、本実施例では、駆動手段24を灰皿
ボックス21側に設けた構成としたが、駆動手段24を
リテーナ50側に設ける構成であってもよい。また、板
ばね31は灰皿ボックス21側に設けた構成としたが、
係合突起28aを灰皿ボックス21側に設け、シャフト
側に板ばね31を設ける構成であっても同様な効果が得
られる。
ボックス21側に設けた構成としたが、駆動手段24を
リテーナ50側に設ける構成であってもよい。また、板
ばね31は灰皿ボックス21側に設けた構成としたが、
係合突起28aを灰皿ボックス21側に設け、シャフト
側に板ばね31を設ける構成であっても同様な効果が得
られる。
【0021】つぎに、第1実施例における作用について
説明する。灰皿ボックス21をリテーナ50に収納した
状態ではハートカム30にリテーナ50側のピン(図示
略)が係合し、灰皿ボックス21の車室内への突出が阻
止される。この状態で灰皿ボックス21を車体側に押し
込むと、ハートカム30とピンとの係合が外され、灰皿
ボックス21は駆動手段24によって車室内に自動的に
突出される。
説明する。灰皿ボックス21をリテーナ50に収納した
状態ではハートカム30にリテーナ50側のピン(図示
略)が係合し、灰皿ボックス21の車室内への突出が阻
止される。この状態で灰皿ボックス21を車体側に押し
込むと、ハートカム30とピンとの係合が外され、灰皿
ボックス21は駆動手段24によって車室内に自動的に
突出される。
【0022】灰皿ボックス21をリテーナ50から自動
的に突出させるためには、駆動手段24の捩りばね26
を予め巻き上げ付勢力を与えておく必要がある。そのた
め、灰皿ボックス21をリテーナ24に装着する前に
は、捩りばね26の巻き上げによる予備付勢力の付与が
行なわれる。
的に突出させるためには、駆動手段24の捩りばね26
を予め巻き上げ付勢力を与えておく必要がある。そのた
め、灰皿ボックス21をリテーナ24に装着する前に
は、捩りばね26の巻き上げによる予備付勢力の付与が
行なわれる。
【0023】捩りばね26の巻き上げは、シャフト25
を回転させることによって行なわれる。巻き上げの際に
は、シャフト25に取付けられたばね連結部材28の係
合突起28aと係合手段としての板ばね31とが当接す
ることになるが、この場合、板ばね31は支点部29の
ない矢印A方向に湾曲するので、大きな弾性変形量が得
られる。したがって、係合突起28aは板ばね31を乗
り越えることができ、巻き上げ方向へのシャフト25の
回転が可能となる。
を回転させることによって行なわれる。巻き上げの際に
は、シャフト25に取付けられたばね連結部材28の係
合突起28aと係合手段としての板ばね31とが当接す
ることになるが、この場合、板ばね31は支点部29の
ない矢印A方向に湾曲するので、大きな弾性変形量が得
られる。したがって、係合突起28aは板ばね31を乗
り越えることができ、巻き上げ方向へのシャフト25の
回転が可能となる。
【0024】板ばね31は、金属材料からなり、矢印A
方向への湾曲時には屈曲部31bから全体的に弾性変形
するので、係合突起28aとの当接によって疲労するこ
とはなくなり、捩りばね26の巻き上げが繰り返し行な
われても、疲労破壊により折損することもなくなる。
方向への湾曲時には屈曲部31bから全体的に弾性変形
するので、係合突起28aとの当接によって疲労するこ
とはなくなり、捩りばね26の巻き上げが繰り返し行な
われても、疲労破壊により折損することもなくなる。
【0025】捩りばね26の巻き上げが完了すると、捩
りばね26に蓄積された巻き戻し方向の付勢力によっ
て、ばね連結部材28の係合突起28aが板ばね31に
当接する。この状態では、板ばね31には矢印B方向の
荷重が作用するが、図2に示すように、板ばね31の係
合部31aの中央部が灰皿ボックス21の支点部29に
支持されるので、板ばね31は矢印B方向にはほとんど
湾曲しなくなる。このように、板ばね31は矢印B方向
の荷重に対しては曲げ剛性が大となるので、板ばね31
と係合突起28aとの係合は確実に行なわれ、シャフト
25の回転が阻止される。
りばね26に蓄積された巻き戻し方向の付勢力によっ
て、ばね連結部材28の係合突起28aが板ばね31に
当接する。この状態では、板ばね31には矢印B方向の
荷重が作用するが、図2に示すように、板ばね31の係
合部31aの中央部が灰皿ボックス21の支点部29に
支持されるので、板ばね31は矢印B方向にはほとんど
湾曲しなくなる。このように、板ばね31は矢印B方向
の荷重に対しては曲げ剛性が大となるので、板ばね31
と係合突起28aとの係合は確実に行なわれ、シャフト
25の回転が阻止される。
【0026】灰皿ボックス21に対してメンテナンスの
必要があり、駆動手段24を分解する際には、板ばね3
1を外力によって矢印A方向に湾曲させることにより、
板ばね31と係合突起28aとの当接が解除される。し
たがって、捩りばね26の巻き戻し方向にシャフト25
を回転させることが可能となる。メンテナンス完了後
は、上述した組付時と同様に、シャフト25を捩りばね
26の巻き上げ方向に回転させることにより、再び捩り
ばね26に予備付勢力を与えることができる。
必要があり、駆動手段24を分解する際には、板ばね3
1を外力によって矢印A方向に湾曲させることにより、
板ばね31と係合突起28aとの当接が解除される。し
たがって、捩りばね26の巻き戻し方向にシャフト25
を回転させることが可能となる。メンテナンス完了後
は、上述した組付時と同様に、シャフト25を捩りばね
26の巻き上げ方向に回転させることにより、再び捩り
ばね26に予備付勢力を与えることができる。
【0027】第2実施例 図6は、本考案の第2実施例を示している。第2実施例
が第1実施例と異なるところは、係合手段の構成のみで
あり、その他の部分は第1実施例と同一であるので、異
なる部分のみを説明し、その他の部分の説明は省略す
る。
が第1実施例と異なるところは、係合手段の構成のみで
あり、その他の部分は第1実施例と同一であるので、異
なる部分のみを説明し、その他の部分の説明は省略す
る。
【0028】第1実施例では、係合手段を板ばねから構
成し、その支持構造を工夫することによって捩りばね2
6の巻き上げ方向と巻き戻し方向の曲げ剛性を変えるよ
うにしていたが、本実施例では、板ばねの断面形状を工
夫することによって、第1実施例と同様の機能をもたせ
ている。
成し、その支持構造を工夫することによって捩りばね2
6の巻き上げ方向と巻き戻し方向の曲げ剛性を変えるよ
うにしていたが、本実施例では、板ばねの断面形状を工
夫することによって、第1実施例と同様の機能をもたせ
ている。
【0029】図6に示すように、係合手段としての板ば
ね41は、金属部材からなりL字状に形成されている。
板ばね41の係合突起28aと当接可能な係合部41a
の断面形状は円弧状になっている。板ばね41をこのよ
うな断面形状とすることにより、矢印A方向の曲げ剛性
を小さくでき、矢印B方向の曲げ剛性を大きくすること
ができる。したがって、第1実施例と同様に、捩りばね
26の巻き上げ時には、シャフト25の回転が可能とな
り、巻き上げ完了時には係合突起28aと板ばね41と
の係合によってシャフト25の回転が阻止される。
ね41は、金属部材からなりL字状に形成されている。
板ばね41の係合突起28aと当接可能な係合部41a
の断面形状は円弧状になっている。板ばね41をこのよ
うな断面形状とすることにより、矢印A方向の曲げ剛性
を小さくでき、矢印B方向の曲げ剛性を大きくすること
ができる。したがって、第1実施例と同様に、捩りばね
26の巻き上げ時には、シャフト25の回転が可能とな
り、巻き上げ完了時には係合突起28aと板ばね41と
の係合によってシャフト25の回転が阻止される。
【0030】なお、各実施例は収納ボックスを灰皿ボッ
クスに適用した場合を説明したが、グラブボックス、コ
インボックス、カードホールダに適用することも勿論可
能であり、車両の空調装置のスイッチパネルやCDプレ
ーヤ等のオーディオ機器の自動突出等にも適用可能であ
る。また、上記実施例では、収納ボックスが円弧状の軌
跡を描いて車室内に突出する場合を説明したが、水平方
向に突出する構成であっても勿論よい。
クスに適用した場合を説明したが、グラブボックス、コ
インボックス、カードホールダに適用することも勿論可
能であり、車両の空調装置のスイッチパネルやCDプレ
ーヤ等のオーディオ機器の自動突出等にも適用可能であ
る。また、上記実施例では、収納ボックスが円弧状の軌
跡を描いて車室内に突出する場合を説明したが、水平方
向に突出する構成であっても勿論よい。
【0031】
【考案の効果】本考案によれば、係合突起と当接可能な
係合手段を、捩りばねの巻き上げ方向の荷重に対する曲
げ剛性が小でかつ巻き戻し方向の荷重に対する曲げ剛性
が大となる板ばねから構成したので、捩りばねに外部か
ら予備付勢力を与える際には係合手段の大きな曲げ変形
によってシャフトの回転が可能となり、捩りばねの巻き
上げ完了時には係合突起と係合手段との係合が確実に行
なわれ、シャフトの回転を阻止することができる。
係合手段を、捩りばねの巻き上げ方向の荷重に対する曲
げ剛性が小でかつ巻き戻し方向の荷重に対する曲げ剛性
が大となる板ばねから構成したので、捩りばねに外部か
ら予備付勢力を与える際には係合手段の大きな曲げ変形
によってシャフトの回転が可能となり、捩りばねの巻き
上げ完了時には係合突起と係合手段との係合が確実に行
なわれ、シャフトの回転を阻止することができる。
【0032】このように、捩りばねの巻き上げ時には係
合手段を無理なく曲げ変形させることが可能となり、組
付時またはメンテナンス時にシャフトの回転による捩り
ばねの巻き上げ作業を繰返し行なっても、係合手段を疲
労破壊から確実に防止することができる。
合手段を無理なく曲げ変形させることが可能となり、組
付時またはメンテナンス時にシャフトの回転による捩り
ばねの巻き上げ作業を繰返し行なっても、係合手段を疲
労破壊から確実に防止することができる。
【図1】本考案の第1実施例に係る車両用収納体装置の
断面図であって、図4のX−X線に沿う断面図である。
断面図であって、図4のX−X線に沿う断面図である。
【図2】図1の係合手段の拡大斜視図である。
【図3】図1の装置の背面図である。
【図4】図1の装置の平面図である。
【図5】図1の装置の側面図である。
【図6】本考案の第2実施例に係る車両用収納体装置に
おける係合手段の拡大斜視図である。
おける係合手段の拡大斜視図である。
【図7】従来の車両収納体装置の平面図である。
【図8】図7の部分拡大斜視図である。
21 収納ボックスとしての灰皿ボックス 24 駆動手段 25 シャフト 26 捩りばね 27 ギヤ 28a 係合突起 31 係合手段としての板ばね 41 係合手段としての板ばね 50 リテーナ 51 ラック
Claims (1)
- 【請求項1】 車体側に固定されるリテーナに収納ボッ
クスを移動可能に保持させ、該リテーナと収納ボックス
のいずれか一方に、該収納ボックスをリテーナから自動
的に突出させる駆動手段を設け、該駆動手段を、軸心ま
わりに回転可能なシャフトと、該シャフトを軸心まわり
に付勢する捩りばねと、該シャフトに取付けられラック
と噛合可能なギヤとから構成した車両用収納体装置にお
いて、前記リテーナと収納ボックスとシャフトのいずれ
かに、前記捩りばねの巻き上げ方向の荷重に対する曲げ
剛性が小でかつ巻き戻し方向の荷重に対する曲げ剛性が
大となる板ばねから構成される係合手段を設け、該係合
手段と対向する位置に、該係合手段と係合可能な係合突
起を設け、該係合手段は、前記捩りばねに外部から予備
付勢力を与える際には前記係合突起との当接によって大
きく曲げ変形して前記シャフトの回転を許し、巻き上げ
完了後の捩りばねの付勢力による係合突起との当接時に
は曲げ変形量が小となりシャフトの回転を阻止すること
を特徴とする車両用収納体装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8907791U JPH088904Y2 (ja) | 1991-10-04 | 1991-10-04 | 車両用収納体装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8907791U JPH088904Y2 (ja) | 1991-10-04 | 1991-10-04 | 車両用収納体装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0532104U JPH0532104U (ja) | 1993-04-27 |
| JPH088904Y2 true JPH088904Y2 (ja) | 1996-03-13 |
Family
ID=13960801
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8907791U Expired - Fee Related JPH088904Y2 (ja) | 1991-10-04 | 1991-10-04 | 車両用収納体装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH088904Y2 (ja) |
-
1991
- 1991-10-04 JP JP8907791U patent/JPH088904Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0532104U (ja) | 1993-04-27 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |