JPH0889587A - 薬液注入器具 - Google Patents
薬液注入器具Info
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- JPH0889587A JPH0889587A JP6226602A JP22660294A JPH0889587A JP H0889587 A JPH0889587 A JP H0889587A JP 6226602 A JP6226602 A JP 6226602A JP 22660294 A JP22660294 A JP 22660294A JP H0889587 A JPH0889587 A JP H0889587A
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- Infusion, Injection, And Reservoir Apparatuses (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 胴の両面に薬液流入により膨張しうるシ−ト
1が貼られ、2つのシ−トの間に遮蔽シ−ト4が貼られ
ることによって2室16、17に分画され、かつ2室を連通
するための連通手段が設けられた円筒形ドラム2と、該
円筒形ドラムの周壁に設けられた薬液を流入および流出
するための口部から延びた薬液流出アセンブリと、該薬
液流出アセンブリに配置された薬液量を制御するための
流量制御部10とからなる薬液注入器具である。 【効果】 予め分画されていた異なる2つの薬剤を使用
時に密閉状態で混合した混合溶液を携帯歩行しながら人
体に注入しうる器具であり、従来のベッドで寝た状態、
また輸液容器を吊り具に吊るしながら薬液を人体に注入
するのと異なり、他の作業をしながら薬液を人体に注入
することができる。
1が貼られ、2つのシ−トの間に遮蔽シ−ト4が貼られ
ることによって2室16、17に分画され、かつ2室を連通
するための連通手段が設けられた円筒形ドラム2と、該
円筒形ドラムの周壁に設けられた薬液を流入および流出
するための口部から延びた薬液流出アセンブリと、該薬
液流出アセンブリに配置された薬液量を制御するための
流量制御部10とからなる薬液注入器具である。 【効果】 予め分画されていた異なる2つの薬剤を使用
時に密閉状態で混合した混合溶液を携帯歩行しながら人
体に注入しうる器具であり、従来のベッドで寝た状態、
また輸液容器を吊り具に吊るしながら薬液を人体に注入
するのと異なり、他の作業をしながら薬液を人体に注入
することができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は予め2室に分画されて収
容されている薬剤を、使用時に密閉状態で混合して得ら
れる薬液を人体に注入する薬液注入器具に関する。
容されている薬剤を、使用時に密閉状態で混合して得ら
れる薬液を人体に注入する薬液注入器具に関する。
【0002】
【従来の技術】少なくとも2の薬剤を混合して保存して
おくと、薬剤同士が化学反応したりして変色したり、性
能低下したりする薬剤同士、例えばアミノ酸液とブドウ
糖液、あるいは抗生物質と溶解液の場合においては、薬
剤を混合して保存できないので使用時に夫々の容器から
薬剤を混合して使用されてきた。しかし、これらの操作
は何れも開放状態で行われていたので、外部から混合薬
剤に細菌が侵入する危険があった。この欠点を改良した
方法として、仕切帯部によって2室に分画した夫々の室
に、異なる薬液を収容し使用するときに該仕切帯部を連
通手段によって連通させて夫々の薬液を混合させ、密閉
状態で薬液を人体に注入する輸液バッグとして特公昭63
-20550号、特公平6-26563号等が知られている。また、
バイアル瓶に収容された薬粉とバッグに収容された薬液
とを密閉状態で連通して薬粉を薬液に溶解させて溶解液
とし、バッグから人体に薬液を注入する輸液容器として
特公平3-49262号、特公平5-72830号等が知られてい
る。
おくと、薬剤同士が化学反応したりして変色したり、性
能低下したりする薬剤同士、例えばアミノ酸液とブドウ
糖液、あるいは抗生物質と溶解液の場合においては、薬
剤を混合して保存できないので使用時に夫々の容器から
薬剤を混合して使用されてきた。しかし、これらの操作
は何れも開放状態で行われていたので、外部から混合薬
剤に細菌が侵入する危険があった。この欠点を改良した
方法として、仕切帯部によって2室に分画した夫々の室
に、異なる薬液を収容し使用するときに該仕切帯部を連
通手段によって連通させて夫々の薬液を混合させ、密閉
状態で薬液を人体に注入する輸液バッグとして特公昭63
-20550号、特公平6-26563号等が知られている。また、
バイアル瓶に収容された薬粉とバッグに収容された薬液
とを密閉状態で連通して薬粉を薬液に溶解させて溶解液
とし、バッグから人体に薬液を注入する輸液容器として
特公平3-49262号、特公平5-72830号等が知られてい
る。
【0003】
【発明が解決しょうとする課題】しかしながら、これら
の輸液容器はいずれも容器が大きく患者がベットに寝た
まま薬液を注入したり、あるいは吊り具に輸液容器を吊
るした状態で使用されてきた。そのために長時間の人体
への薬液の注入においては、その他の作業が束縛される
問題があった。本発明はかかる従来の問題点を解決した
薬液注入器具であって、薬液注入器具を携帯歩行しなが
らでも薬液を人体に注入しうる器具であって、薬液を人
体に注入しながら他の作業ができる薬液注入器具であ
る。
の輸液容器はいずれも容器が大きく患者がベットに寝た
まま薬液を注入したり、あるいは吊り具に輸液容器を吊
るした状態で使用されてきた。そのために長時間の人体
への薬液の注入においては、その他の作業が束縛される
問題があった。本発明はかかる従来の問題点を解決した
薬液注入器具であって、薬液注入器具を携帯歩行しなが
らでも薬液を人体に注入しうる器具であって、薬液を人
体に注入しながら他の作業ができる薬液注入器具であ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明は胴の
両面に薬液流入により膨張しうるシ−トが貼られ、2つ
のシ−トの間に遮蔽シ−トが貼られることによって2室
に分画され、かつ2室を連通するための連通手段が設け
られた円筒形ドラムと、該円筒形ドラムの周壁に設けら
れた薬液を流出するための口部から延びた薬液流出アセ
ンブリと、該薬液流出アセンブリに配置された薬液量を
制御するための流量制御部とからなる薬液注入器具であ
る。また、本発明は前記薬液注入器具において、円筒形
ドラムの周壁に設けられた口部から円筒体が延び、該円
筒体の周壁には2室に夫々連通される薬液流通口が形成
されてなり、該円筒体内壁を摺動回転しうる三方活栓を
有する回転円筒体が設けられてなる薬液注入器具であ
る。更に、本発明は前記薬液注入器具において、円筒形
ドラムの周壁に第1の室に連通する薬液を流入および流
出するための第1口部と、第2の室に連通する薬液を流
入するための第2口部が設けられてなり、夫々の口部か
ら円筒体が延びて各室に連通する薬液流通口を有し、該
円筒体内壁を摺動回転しうる回転円筒体が設けられた薬
液注入器具である。更にまた、本発明は前記薬液注入器
具において、第1の室の容積が予め収容されていた薬液
に加え、第2の室の薬液量をも十分に収容できる大きさ
である薬液注入器具である。
両面に薬液流入により膨張しうるシ−トが貼られ、2つ
のシ−トの間に遮蔽シ−トが貼られることによって2室
に分画され、かつ2室を連通するための連通手段が設け
られた円筒形ドラムと、該円筒形ドラムの周壁に設けら
れた薬液を流出するための口部から延びた薬液流出アセ
ンブリと、該薬液流出アセンブリに配置された薬液量を
制御するための流量制御部とからなる薬液注入器具であ
る。また、本発明は前記薬液注入器具において、円筒形
ドラムの周壁に設けられた口部から円筒体が延び、該円
筒体の周壁には2室に夫々連通される薬液流通口が形成
されてなり、該円筒体内壁を摺動回転しうる三方活栓を
有する回転円筒体が設けられてなる薬液注入器具であ
る。更に、本発明は前記薬液注入器具において、円筒形
ドラムの周壁に第1の室に連通する薬液を流入および流
出するための第1口部と、第2の室に連通する薬液を流
入するための第2口部が設けられてなり、夫々の口部か
ら円筒体が延びて各室に連通する薬液流通口を有し、該
円筒体内壁を摺動回転しうる回転円筒体が設けられた薬
液注入器具である。更にまた、本発明は前記薬液注入器
具において、第1の室の容積が予め収容されていた薬液
に加え、第2の室の薬液量をも十分に収容できる大きさ
である薬液注入器具である。
【0005】
【作用】本発明は薬液をバル−ン内に充填して膨張した
バル−ンの収縮力を利用して、バル−ン内の薬液を患者
に注入するものであり、バル−ンから流出した薬液は流
量制御部を経て薬液流通チュ−ブ下端部の接続具に連結
された穿刺針から患者に注入される。バル−ン内への薬
液の流入は、例えば注射器のシリンジ内に充填された薬
液をシリンジ先端を回転円筒体に設置されたロックアダ
プタ−に接合させ、三方活栓を有する回転円筒体を摺動
回転させることによって薬液を夫々の室に流入させて、
夫々の室に薬液を収容する。次いで、三方活栓を摺動回
転させて第1の室と第2の室とを連通させることによっ
て、第2の室の薬液を第1の室に移行させ、第1の室で
2つの薬液を混合させる。第1の室に収容された混合薬
液は三方活栓を第1の室と薬液を流出するための口部と
の連通方向に摺動回転すさせることによって、第1の室
の薬液は薬液流出アセンブリを経て人体に注入される。
バル−ンの収縮力を利用して、バル−ン内の薬液を患者
に注入するものであり、バル−ンから流出した薬液は流
量制御部を経て薬液流通チュ−ブ下端部の接続具に連結
された穿刺針から患者に注入される。バル−ン内への薬
液の流入は、例えば注射器のシリンジ内に充填された薬
液をシリンジ先端を回転円筒体に設置されたロックアダ
プタ−に接合させ、三方活栓を有する回転円筒体を摺動
回転させることによって薬液を夫々の室に流入させて、
夫々の室に薬液を収容する。次いで、三方活栓を摺動回
転させて第1の室と第2の室とを連通させることによっ
て、第2の室の薬液を第1の室に移行させ、第1の室で
2つの薬液を混合させる。第1の室に収容された混合薬
液は三方活栓を第1の室と薬液を流出するための口部と
の連通方向に摺動回転すさせることによって、第1の室
の薬液は薬液流出アセンブリを経て人体に注入される。
【0006】
【実施例】以下実施例で本発明の一例を説明する。図1
は本発明の薬液注入器具の一実施例の説明図であって、
薬液を充満させたバル−ンを薬液流出アセンブリに接続
する前の状態を示す説明図であり、図2は本発明の薬液
注入器具のバル−ン体の製造手順を示す説明図であり、
図3は図1の薬液注入器具の薬液を充満させたバル−ン
体の断面図であり、図4はシリンジ内薬液をバル−ンに
注入する際の説明図であってシリンジと薬液注入用バル
−ン体が接続していない状態を示す説明図であり、図5
は図4に示すシリンジから薬液をバル−ン内へ充填して
いるときの説明図であり、図6は本発明の薬液注入器具
の薬液を充満させたバル−ン体の他の実施例の断面図で
ある。
は本発明の薬液注入器具の一実施例の説明図であって、
薬液を充満させたバル−ンを薬液流出アセンブリに接続
する前の状態を示す説明図であり、図2は本発明の薬液
注入器具のバル−ン体の製造手順を示す説明図であり、
図3は図1の薬液注入器具の薬液を充満させたバル−ン
体の断面図であり、図4はシリンジ内薬液をバル−ンに
注入する際の説明図であってシリンジと薬液注入用バル
−ン体が接続していない状態を示す説明図であり、図5
は図4に示すシリンジから薬液をバル−ン内へ充填して
いるときの説明図であり、図6は本発明の薬液注入器具
の薬液を充満させたバル−ン体の他の実施例の断面図で
ある。
【0007】図中1はシ−ト状バル−ン、2は円筒形ド
ラム、3はハウジング、4は遮蔽シ−ト、5は円筒体、
6は固定具、7はロックアダプタ−、8は凹溝、9は口
部、10は流量制御部、11は薬液流通チュ−ブ、12はコネ
クタ−部、13は回転円筒体、14は三方活栓、15は薬液通
路、16は第1の室、17は第2の室、18は薬液流通口を示
す。図1は本発明の薬液注入器具の一実施例の説明図で
あって、薬液注入用バル−ン体aと薬液流出アセンブリ
bとから構成されている。薬液注入用バル−ン体aは薬
液が収容される部分であるとともに、該薬液を人体の注
入箇所へ移動せしめる駆動部分であり、図1では円筒形
ドラム2の胴の両面に貼られたシ−ト状バル−ン1が薬
液の充填によって膨張してしている。バル−ン1の薬液
は回転円筒体13に設置されたロックアダプタ−7で薬液
流出アセンブリbと連結し、回転円筒体13を回転させて
遮蔽シ−ト4と円筒体5との接合によって形成された薬
液流通口18と三方活栓14の薬液通路15とを合致させるこ
とによって、薬液は薬液流通チュ−ブ11および流量制御
部10を経て接続具19に嵌着した注射針(図示せず)から
人体に注入される。円筒形ドラム2の周壁には気体は通
過させるが液体は通過させない疎水性フイルタ−(図示
せず)が設けられていてもよい。
ラム、3はハウジング、4は遮蔽シ−ト、5は円筒体、
6は固定具、7はロックアダプタ−、8は凹溝、9は口
部、10は流量制御部、11は薬液流通チュ−ブ、12はコネ
クタ−部、13は回転円筒体、14は三方活栓、15は薬液通
路、16は第1の室、17は第2の室、18は薬液流通口を示
す。図1は本発明の薬液注入器具の一実施例の説明図で
あって、薬液注入用バル−ン体aと薬液流出アセンブリ
bとから構成されている。薬液注入用バル−ン体aは薬
液が収容される部分であるとともに、該薬液を人体の注
入箇所へ移動せしめる駆動部分であり、図1では円筒形
ドラム2の胴の両面に貼られたシ−ト状バル−ン1が薬
液の充填によって膨張してしている。バル−ン1の薬液
は回転円筒体13に設置されたロックアダプタ−7で薬液
流出アセンブリbと連結し、回転円筒体13を回転させて
遮蔽シ−ト4と円筒体5との接合によって形成された薬
液流通口18と三方活栓14の薬液通路15とを合致させるこ
とによって、薬液は薬液流通チュ−ブ11および流量制御
部10を経て接続具19に嵌着した注射針(図示せず)から
人体に注入される。円筒形ドラム2の周壁には気体は通
過させるが液体は通過させない疎水性フイルタ−(図示
せず)が設けられていてもよい。
【0008】シ−ト状バル−ン1は円筒形ドラム2の胴
の両面に太鼓のように貼られている。図2はバル−ン体
aの製造手順を示す説明図であって、円筒形ドラム2の
内周面に円形の遮蔽シ−ト4および4, が嵌め込まれ、
そのシ−ト間に円筒体5の外壁がシ−トと液密に接合さ
れている。遮蔽シ−ト4は薬液の流入によって変形しな
いシ−トである。遮蔽シ−ト4および4, と円筒体5の
の周壁には対向する位置に薬液流通口18が設けられてい
る。そして、三方活栓14を有する回転円筒体13を摺動
回転させて、三方活栓14の薬液通路15と合致させるこ
とによって、第2の室17から第1の室16へ薬液が移行で
きるようになっている。円筒形ドラム2の胴の両面にシ
−ト状のバル−ン1および1, が夫々リング状の凹溝8
を覆うように貼られた後に、O−リング状の固定具6お
よび6, を凹溝8に嵌着して固定し、シ−ト状バル−ン
1および1, が円筒形ドラム2に装着される。
の両面に太鼓のように貼られている。図2はバル−ン体
aの製造手順を示す説明図であって、円筒形ドラム2の
内周面に円形の遮蔽シ−ト4および4, が嵌め込まれ、
そのシ−ト間に円筒体5の外壁がシ−トと液密に接合さ
れている。遮蔽シ−ト4は薬液の流入によって変形しな
いシ−トである。遮蔽シ−ト4および4, と円筒体5の
の周壁には対向する位置に薬液流通口18が設けられてい
る。そして、三方活栓14を有する回転円筒体13を摺動
回転させて、三方活栓14の薬液通路15と合致させるこ
とによって、第2の室17から第1の室16へ薬液が移行で
きるようになっている。円筒形ドラム2の胴の両面にシ
−ト状のバル−ン1および1, が夫々リング状の凹溝8
を覆うように貼られた後に、O−リング状の固定具6お
よび6, を凹溝8に嵌着して固定し、シ−ト状バル−ン
1および1, が円筒形ドラム2に装着される。
【0009】図3は円筒形デイスク2の胴の両端に固定
具6で嵌着されたシ−ト状バル−ン1の薬液を充満させ
た際のバル−ン体aの断面図が図示されている。バル−
ン1は、薬液が流入されていると球状をしており、患者
への薬液注入量、注入時間などに応じて種々の大きさ、
肉厚のものを用いることができるが、第1の室16の容積
は第1の室16に予め収容されている薬液に加え、第2の
室17の薬液量をも十分に収容できる大きさであるものが
好ましい。そして、第2の室17の収縮圧力は第1の室16
の収縮圧力より大きいのが好ましい。本発明で使用する
バル−ン1材料としては、薬液を流入することによって
膨張し、かつ膨張したバル−ンが薬液を流出する収縮圧
を有するものが好ましく、シリコ−ンゴム、ブチルゴ
ム、アクリロニトリルブタジェンゴム、ブタジェンゴ
ム、イソプレンゴム、ウレタンゴム、スチレンブタジェ
ンゴム、ペルプレン、クレイトンゴムなどの弾性重合体
または天然ゴム、これらの重合体混合物、またはこれら
の物質の添加剤を除去したのち人体に無害の酸化防止剤
を添加した加工物質、またはラミネ−ト等が挙げられ
る。ラミネ−トとして使用される際には、これらの材料
は外層として使用され、内層には外層材料より収縮応力
の小さい弾性ゴムや熱可塑性樹脂が使用される。熱可塑
性樹脂としては、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ
塩化ビニル、ポリエステル、ポリアミド等の未延伸、1
軸延伸または2軸延伸フイルムが挙げられる。
具6で嵌着されたシ−ト状バル−ン1の薬液を充満させ
た際のバル−ン体aの断面図が図示されている。バル−
ン1は、薬液が流入されていると球状をしており、患者
への薬液注入量、注入時間などに応じて種々の大きさ、
肉厚のものを用いることができるが、第1の室16の容積
は第1の室16に予め収容されている薬液に加え、第2の
室17の薬液量をも十分に収容できる大きさであるものが
好ましい。そして、第2の室17の収縮圧力は第1の室16
の収縮圧力より大きいのが好ましい。本発明で使用する
バル−ン1材料としては、薬液を流入することによって
膨張し、かつ膨張したバル−ンが薬液を流出する収縮圧
を有するものが好ましく、シリコ−ンゴム、ブチルゴ
ム、アクリロニトリルブタジェンゴム、ブタジェンゴ
ム、イソプレンゴム、ウレタンゴム、スチレンブタジェ
ンゴム、ペルプレン、クレイトンゴムなどの弾性重合体
または天然ゴム、これらの重合体混合物、またはこれら
の物質の添加剤を除去したのち人体に無害の酸化防止剤
を添加した加工物質、またはラミネ−ト等が挙げられ
る。ラミネ−トとして使用される際には、これらの材料
は外層として使用され、内層には外層材料より収縮応力
の小さい弾性ゴムや熱可塑性樹脂が使用される。熱可塑
性樹脂としては、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ
塩化ビニル、ポリエステル、ポリアミド等の未延伸、1
軸延伸または2軸延伸フイルムが挙げられる。
【0010】図3において円筒形ドラム2の周壁の一端
に、薬液流入および流出のための口部9が設けられてお
り、口部9から円筒体5が円筒形ドラム2の中心点を通
って対向する周壁まで延びている。中心点付近の円筒体
5の周壁には第1の室16と第2の室17と連通するための
薬液流通口18および18, が円筒体5の断面の中心点を通
って対向する周壁に夫々設けられており、第1の室16と
第2の室17と連通している。円筒体5は遮蔽シ−ト4お
よび4, との接触面で液密に接合されている。そして、
円筒体5の周壁に設けられた薬液流通口18および18, と
一致するように、遮蔽シ−ト4および4, に薬液流出入
口19および19, が設けられている。円筒体5の内部に
は、その内壁を回転摺動する回転円筒体13が設けられ、
円筒体5の薬液流通口18および18, に一致する箇所に三
方に開口を有する三方活栓14に相当する薬液通路15が回
転円筒体13の周壁にT字形に設けられて三方活栓14を形
成している。そして回転円筒体13を回転させることによ
って第2の室17の薬液を第1の室16に移行させたり、第
1の薬液を第1の室16に流入させたり、逆に第1の室16
の混合薬液を口部9から薬液流出アセンプリbを経て人
体に注入したり、第2の薬液を第2の室17に流入させた
りする。なお、回転円筒体13に設けられた三方活栓14を
薬液通路15で説明したが、三方に開口を有する三方活栓
14に相当する3つの口部が回転円筒体13の周壁にT字形
の位置に設けられてもよい。
に、薬液流入および流出のための口部9が設けられてお
り、口部9から円筒体5が円筒形ドラム2の中心点を通
って対向する周壁まで延びている。中心点付近の円筒体
5の周壁には第1の室16と第2の室17と連通するための
薬液流通口18および18, が円筒体5の断面の中心点を通
って対向する周壁に夫々設けられており、第1の室16と
第2の室17と連通している。円筒体5は遮蔽シ−ト4お
よび4, との接触面で液密に接合されている。そして、
円筒体5の周壁に設けられた薬液流通口18および18, と
一致するように、遮蔽シ−ト4および4, に薬液流出入
口19および19, が設けられている。円筒体5の内部に
は、その内壁を回転摺動する回転円筒体13が設けられ、
円筒体5の薬液流通口18および18, に一致する箇所に三
方に開口を有する三方活栓14に相当する薬液通路15が回
転円筒体13の周壁にT字形に設けられて三方活栓14を形
成している。そして回転円筒体13を回転させることによ
って第2の室17の薬液を第1の室16に移行させたり、第
1の薬液を第1の室16に流入させたり、逆に第1の室16
の混合薬液を口部9から薬液流出アセンプリbを経て人
体に注入したり、第2の薬液を第2の室17に流入させた
りする。なお、回転円筒体13に設けられた三方活栓14を
薬液通路15で説明したが、三方に開口を有する三方活栓
14に相当する3つの口部が回転円筒体13の周壁にT字形
の位置に設けられてもよい。
【0011】円筒形ドラム2のシ−ト状バル−ン1側に
は半球状のハウジング3が両面側に夫々設けられてい
る。例えば半球状ハウジングの開口部内側に形成された
ネジと円筒形ドラム2の外壁に形成されたネジを螺合す
ることによってハウジング3が夫々形成される。ハウジ
ング3はバル−ン1が外部の鋭利な物体に触れて破損す
るのを防止するとともに、バル−ン自体のピンホ−ルな
どの欠陥によってバル−ン1から液洩れが発生した場合
に外部に薬液が飛散しないように薬液を密封する機能を
果たす箇所である。ハウジング3の適宜の箇所には空気
抜きの開口部(図示せず)が形成されており、該開口部
に空気は通過させるが薬液は通過させない疎水性フイル
タ−が設けられているのが好ましい。
は半球状のハウジング3が両面側に夫々設けられてい
る。例えば半球状ハウジングの開口部内側に形成された
ネジと円筒形ドラム2の外壁に形成されたネジを螺合す
ることによってハウジング3が夫々形成される。ハウジ
ング3はバル−ン1が外部の鋭利な物体に触れて破損す
るのを防止するとともに、バル−ン自体のピンホ−ルな
どの欠陥によってバル−ン1から液洩れが発生した場合
に外部に薬液が飛散しないように薬液を密封する機能を
果たす箇所である。ハウジング3の適宜の箇所には空気
抜きの開口部(図示せず)が形成されており、該開口部
に空気は通過させるが薬液は通過させない疎水性フイル
タ−が設けられているのが好ましい。
【0012】薬液流入および薬液流出のための口部9
は、回転円筒体13の入口に設けられており、図3にみら
れるようにロックアダプタ−7の内周面がルア−テ−パ
−状に形成されたほぼ円筒状の接続具である。図4およ
び図5はシリンジ内の薬液を薬液流通口13からバル−ン
内へ流入させる場合のロックアダプタ−7とシリンジ20
の針基21とを接合させた時の断面図である。ロックアダ
プタ−7内に注射器のシリンジ20を挿入し、このシリン
ジ20の針基21をロックアダプタ−7のルア−テ−パ−状
の雌部22の内周面に押しつけ、ロックアダプタ−7のネ
ジ部24とシリンジ20のネジ部23とで螺合して装着させ
る。バル−ン1内部の薬液を流出させる場合には、ロッ
クアダプタ−7の端部外周に薬液流出アセンブリbを接
続する。ロックアダプタ−7の端部外周にあるネジ部24
と薬液流出アセンブリbのコネクタ−部12のネジ部25と
が螺合して薬液注入用バル−ン体aと薬液流出アセンブ
リbとの接続が行われる。この接続は螺合以外に嵌合で
行うようにしてもよい。
は、回転円筒体13の入口に設けられており、図3にみら
れるようにロックアダプタ−7の内周面がルア−テ−パ
−状に形成されたほぼ円筒状の接続具である。図4およ
び図5はシリンジ内の薬液を薬液流通口13からバル−ン
内へ流入させる場合のロックアダプタ−7とシリンジ20
の針基21とを接合させた時の断面図である。ロックアダ
プタ−7内に注射器のシリンジ20を挿入し、このシリン
ジ20の針基21をロックアダプタ−7のルア−テ−パ−状
の雌部22の内周面に押しつけ、ロックアダプタ−7のネ
ジ部24とシリンジ20のネジ部23とで螺合して装着させ
る。バル−ン1内部の薬液を流出させる場合には、ロッ
クアダプタ−7の端部外周に薬液流出アセンブリbを接
続する。ロックアダプタ−7の端部外周にあるネジ部24
と薬液流出アセンブリbのコネクタ−部12のネジ部25と
が螺合して薬液注入用バル−ン体aと薬液流出アセンブ
リbとの接続が行われる。この接続は螺合以外に嵌合で
行うようにしてもよい。
【0013】薬液流出アセンブリbはロックアダプタ−
7に接続されるコネクタ−部12と、薬液流通チュ−ブ11
と、接続具26とで構成されており、必要により流量制御
部10が設けられてもよい。流量制御部10は薬液の流量を
制御する部分であり、本出願人が既に出願した特開平1-
135356号や特開平2-11160号で提案した下流側先端の
閉塞されたパイプであって少なくとも1個の微細孔を有
するパイプ、多孔質ガラスパイプなどの有孔パイプ、
内径が小径のステンレスパイプなどを用いることがで
きる。流量制御部10は薬液流通チュ−ブ11の先端より前
のコネクタ−部12の中、あるいは薬液流通チュ−ブ11の
先端より後で接続具26とコネクタ−部12との間に設けら
れる。薬液流通チュ−ブ11は軟質ポリ塩化ビニル、ポリ
プロピレン、ポリエステルなどからなり、その他端には
ルア−テ−パ−状の接続具26が設けられ、接続具を介し
て静脈針やPSVセットなどが接続される。接続具26に
は静脈圧などにより薬液が逆流するのを防止するための
逆止弁(図示せず)を装備してもよい。
7に接続されるコネクタ−部12と、薬液流通チュ−ブ11
と、接続具26とで構成されており、必要により流量制御
部10が設けられてもよい。流量制御部10は薬液の流量を
制御する部分であり、本出願人が既に出願した特開平1-
135356号や特開平2-11160号で提案した下流側先端の
閉塞されたパイプであって少なくとも1個の微細孔を有
するパイプ、多孔質ガラスパイプなどの有孔パイプ、
内径が小径のステンレスパイプなどを用いることがで
きる。流量制御部10は薬液流通チュ−ブ11の先端より前
のコネクタ−部12の中、あるいは薬液流通チュ−ブ11の
先端より後で接続具26とコネクタ−部12との間に設けら
れる。薬液流通チュ−ブ11は軟質ポリ塩化ビニル、ポリ
プロピレン、ポリエステルなどからなり、その他端には
ルア−テ−パ−状の接続具26が設けられ、接続具を介し
て静脈針やPSVセットなどが接続される。接続具26に
は静脈圧などにより薬液が逆流するのを防止するための
逆止弁(図示せず)を装備してもよい。
【0014】図8は本発明薬液注入器具の他の実施例を
示すバル−ン体の断面図である。円筒形ドラムの周壁の
一端に、第1の室16に薬液を流入および流出のための第
1の口部27とその箇所から円筒形ドラムの中心点を通っ
て対向する周壁の位置に、第2の室17に薬液を流入およ
び流出のための第2の口部28が設けられている。夫々の
口部27と28から円筒形ドラム2の中心点を通って円筒体
が延びている。そして、中心点付近の円筒体の周壁に夫
々第1の室16と第2の室17と連通するための薬液流通口
31および32が設けられている。円筒体は遮蔽シ−ト4と
液密に接合して配置されている。そして、薬液流通口31
および32は遮蔽シ−ト4の薬液流出入口と一致するよう
に設けられている。円筒体の内部には、その内壁を回転
摺動する回転円筒体29および30が夫々中心点付近まで延
びており、その端部は閉鎖されている。円筒体の薬液流
通口31および32に一致する箇所に夫々三方に開口を有す
る三方活栓の薬液通路が形成されている。そして回転円
筒体29および30を回転させることによって、第1の室16
および第2の室17に薬液を流入させたり、第2の室17の
薬液を第1の室16に移行させたり、第1の室16の混合薬
液を第1の口部27から薬液流出アセンプリbを経て人体
に注入したりする。この器具は第1の室16および第2の
室17へ夫々流入する薬液が異なる通路を通って室に流入
するので、夫々の室に収容される薬液が汚れなくてよ
い。
示すバル−ン体の断面図である。円筒形ドラムの周壁の
一端に、第1の室16に薬液を流入および流出のための第
1の口部27とその箇所から円筒形ドラムの中心点を通っ
て対向する周壁の位置に、第2の室17に薬液を流入およ
び流出のための第2の口部28が設けられている。夫々の
口部27と28から円筒形ドラム2の中心点を通って円筒体
が延びている。そして、中心点付近の円筒体の周壁に夫
々第1の室16と第2の室17と連通するための薬液流通口
31および32が設けられている。円筒体は遮蔽シ−ト4と
液密に接合して配置されている。そして、薬液流通口31
および32は遮蔽シ−ト4の薬液流出入口と一致するよう
に設けられている。円筒体の内部には、その内壁を回転
摺動する回転円筒体29および30が夫々中心点付近まで延
びており、その端部は閉鎖されている。円筒体の薬液流
通口31および32に一致する箇所に夫々三方に開口を有す
る三方活栓の薬液通路が形成されている。そして回転円
筒体29および30を回転させることによって、第1の室16
および第2の室17に薬液を流入させたり、第2の室17の
薬液を第1の室16に移行させたり、第1の室16の混合薬
液を第1の口部27から薬液流出アセンプリbを経て人体
に注入したりする。この器具は第1の室16および第2の
室17へ夫々流入する薬液が異なる通路を通って室に流入
するので、夫々の室に収容される薬液が汚れなくてよ
い。
【0015】次に、本発明の薬液注入器具の使用方法の
一例について説明する。薬液のバル−ンへの注入は、回
転円筒体13の三方活栓14を第1の室16の方向にセットし
た後、図4および図5に示すようにロックアダプタ−7
内に注射器のシリンジ16を挿入し、このシリンジ20の針
基21をロックアダプタ−7のルア−テ−パ−状の雌部22
の内周面に押しつけ、ロックアダプタ−7のネジ部23と
シリンジ20のネジ部24とで螺合して装着させる。薬液を
充填するにつれて、バル−ン1は膨張する。所定量の薬
液充填が終わると注射器をロックアダプタ−7から抜き
取る。次に回転円筒体13の三方活栓14を第2の室17の方
向にセットした後、同様にしてシリンジ20から異なる薬
液を第2の室17に流入させる。その後回転円筒体13の三
方活栓14を第1の室16と第2の室17とが連通するように
セットして、第2の室17の薬液を第1の室16へ移行させ
る。次いで回転円筒体13の三方活栓14を第2の室17の薬
液通路15を閉じるた後、薬液流出アセンブリbのコネク
タ−部12のネジ部25とロックアダプタ−7のネジ部23と
を螺合してバル−ン体aと薬液流出アセンブリbとを接
続する。その後、回転円筒体13の三方活栓14を第2の室
17の薬液通路15から口部9のロックアダプタ−7の方向
へ回転することによって薬液は第2の室17から薬液流出
アセンブリbへ移行する。そして接続具26を介してPS
Vセットなどに接続し空気抜きなどの所定の操作を行っ
た後に患者の体内に薬液の注入が行われる。本発明の薬
剤の混合を薬液と薬液との混合で説明したが、本発明は
これに限定されるものでなく薬液と薬剤との混合の組み
合わせでも使用される。
一例について説明する。薬液のバル−ンへの注入は、回
転円筒体13の三方活栓14を第1の室16の方向にセットし
た後、図4および図5に示すようにロックアダプタ−7
内に注射器のシリンジ16を挿入し、このシリンジ20の針
基21をロックアダプタ−7のルア−テ−パ−状の雌部22
の内周面に押しつけ、ロックアダプタ−7のネジ部23と
シリンジ20のネジ部24とで螺合して装着させる。薬液を
充填するにつれて、バル−ン1は膨張する。所定量の薬
液充填が終わると注射器をロックアダプタ−7から抜き
取る。次に回転円筒体13の三方活栓14を第2の室17の方
向にセットした後、同様にしてシリンジ20から異なる薬
液を第2の室17に流入させる。その後回転円筒体13の三
方活栓14を第1の室16と第2の室17とが連通するように
セットして、第2の室17の薬液を第1の室16へ移行させ
る。次いで回転円筒体13の三方活栓14を第2の室17の薬
液通路15を閉じるた後、薬液流出アセンブリbのコネク
タ−部12のネジ部25とロックアダプタ−7のネジ部23と
を螺合してバル−ン体aと薬液流出アセンブリbとを接
続する。その後、回転円筒体13の三方活栓14を第2の室
17の薬液通路15から口部9のロックアダプタ−7の方向
へ回転することによって薬液は第2の室17から薬液流出
アセンブリbへ移行する。そして接続具26を介してPS
Vセットなどに接続し空気抜きなどの所定の操作を行っ
た後に患者の体内に薬液の注入が行われる。本発明の薬
剤の混合を薬液と薬液との混合で説明したが、本発明は
これに限定されるものでなく薬液と薬剤との混合の組み
合わせでも使用される。
【0016】
【実施例1】厚さ150 μのポリエチレンシ−トと厚さ10
0 μの天然ゴムシ−トのラミネ−トシ−トを直径60mmと
直径45mmの円形シ−トに切断した。天然ゴムシ−トは、
加硫された天然ゴムシ−ト(小峰ゴム社製)をアセトン
・ヘキサン混合溶剤(混合容積比1:2)でソックスレ
−抽出を3時間行い、天然ゴムシ−ト中の添加剤を抽出
除去した。次いで該シ−トを1,3,5−トリメチル−
2,4,6−トリス(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒ
ドロキシベンジル)ベンゼン(以下BHTという)のア
セトン・ヘキサン混合溶剤(混合容積比1:2)の溶液
(濃度0.01g/ml)中に25℃の温度で24時間浸漬し、該シ
−ト中に酸化防止剤であるBHTを含浸させた。その後
天然ゴムシ−トをエタノ−ルで洗浄し25℃の温度で12時
間乾燥させて製造した。この天然ゴムシ−トをポリエチ
レンシ−トと接着剤を用いてラミネ−トした。このラミ
ネ−トシ−トのポリエチレンシ−ト側を内側にして図2
の方法で円筒形ドラムの胴の両面に直径60mmと直径45mm
の円形シ−トを夫々貼りつけ、図3のようなバル−ン体
を成形した。次いで、直径45mmの円形シ−トを貼りつけ
た第2の室にアミノ酸液15mlを流入させバル−ンを膨張
させた。バル−ン内圧は580 mmHgであった。次に、回転
円筒体の三方活栓を回転させて、直径60mmの円形シ−ト
を貼りつけた第1の室にブドウ糖液33mlを流入させバル
−ンを膨張させた。第1の室のバル−ン内圧は440 mmHg
であった。次いで、回転円筒体の三方活栓を第1の室と
第2の室とを連通する方向に回転させて第2の室のアミ
ノ酸液を第1の室に移行させた後、回転円筒体の三方活
栓を回転させて第1の室を閉鎖しアミノ酸液とブドウ糖
液とを混合させる。次に、薬液流出アセンブリbを取り
つけて流出速度100ml/時間で混合薬液を流出させた。
0 μの天然ゴムシ−トのラミネ−トシ−トを直径60mmと
直径45mmの円形シ−トに切断した。天然ゴムシ−トは、
加硫された天然ゴムシ−ト(小峰ゴム社製)をアセトン
・ヘキサン混合溶剤(混合容積比1:2)でソックスレ
−抽出を3時間行い、天然ゴムシ−ト中の添加剤を抽出
除去した。次いで該シ−トを1,3,5−トリメチル−
2,4,6−トリス(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒ
ドロキシベンジル)ベンゼン(以下BHTという)のア
セトン・ヘキサン混合溶剤(混合容積比1:2)の溶液
(濃度0.01g/ml)中に25℃の温度で24時間浸漬し、該シ
−ト中に酸化防止剤であるBHTを含浸させた。その後
天然ゴムシ−トをエタノ−ルで洗浄し25℃の温度で12時
間乾燥させて製造した。この天然ゴムシ−トをポリエチ
レンシ−トと接着剤を用いてラミネ−トした。このラミ
ネ−トシ−トのポリエチレンシ−ト側を内側にして図2
の方法で円筒形ドラムの胴の両面に直径60mmと直径45mm
の円形シ−トを夫々貼りつけ、図3のようなバル−ン体
を成形した。次いで、直径45mmの円形シ−トを貼りつけ
た第2の室にアミノ酸液15mlを流入させバル−ンを膨張
させた。バル−ン内圧は580 mmHgであった。次に、回転
円筒体の三方活栓を回転させて、直径60mmの円形シ−ト
を貼りつけた第1の室にブドウ糖液33mlを流入させバル
−ンを膨張させた。第1の室のバル−ン内圧は440 mmHg
であった。次いで、回転円筒体の三方活栓を第1の室と
第2の室とを連通する方向に回転させて第2の室のアミ
ノ酸液を第1の室に移行させた後、回転円筒体の三方活
栓を回転させて第1の室を閉鎖しアミノ酸液とブドウ糖
液とを混合させる。次に、薬液流出アセンブリbを取り
つけて流出速度100ml/時間で混合薬液を流出させた。
【0017】
【発明の効果】本発明薬液注入器具は、予め分画されて
いた異なる2つの薬剤を使用時に密閉状態で混合した混
合溶液を携帯歩行しながら人体に注入しうる器具であ
り、従来のベッドで寝た状態、また輸液容器を吊り具に
吊るしながら薬液を人体に注入するのと異なり、他の作
業をしながら薬液を人体に注入することができる。
いた異なる2つの薬剤を使用時に密閉状態で混合した混
合溶液を携帯歩行しながら人体に注入しうる器具であ
り、従来のベッドで寝た状態、また輸液容器を吊り具に
吊るしながら薬液を人体に注入するのと異なり、他の作
業をしながら薬液を人体に注入することができる。
【図1】本発明の薬液注入器具の一実施例の説明図であ
って、薬液を充満させたバル−ンを薬液流出アセンブリ
に接続する前の状態を示す説明図。
って、薬液を充満させたバル−ンを薬液流出アセンブリ
に接続する前の状態を示す説明図。
【図2】本発明の薬液注入器具のバル−ン体の製造手順
を示す説明図。
を示す説明図。
【図3】図1の薬液注入器具の薬液を充満させたバル−
ン体の断面図。
ン体の断面図。
【図4】シリンジ内薬液をバル−ンに注入する際の説明
図であってシリンジと薬液注入用バル−ン体が接続して
いない状態を示す説明図。
図であってシリンジと薬液注入用バル−ン体が接続して
いない状態を示す説明図。
【図5】図4に示すシリンジから薬液をバル−ン内へ充
填しているときの説明図。
填しているときの説明図。
【図6】本発明の薬液注入器具の薬液を充満させたバル
−ン体の他の実施例の断面図。
−ン体の他の実施例の断面図。
1 シ−ト状バル−ン 2 円筒形ドラム 3 ハウジング 4 遮蔽シ−ト 5 円筒体 7 ロックアダプタ− 10 流量制御部 12 コネクタ−部 13 回転円筒体 16 第1の室 17 第2の室
Claims (4)
- 【請求項1】 胴の両面に薬液流入により膨張しうるシ
−トが貼られ、2つのシ−トの間に遮蔽シ−トが貼られ
ることによって2室に分画され、かつ2室を連通するた
めの連通手段が設けられた円筒形ドラムと、該円筒形ド
ラムの周壁に設けられた薬液を流入および流出するため
の口部から延びた薬液流出アセンブリと、該薬液流出ア
センブリに配置された薬液量を制御するための流量制御
部とからなる薬液注入器具。 - 【請求項2】 円筒形ドラムの周壁に設けられた口部か
ら円筒体が延び、該円筒体の周壁には2室に夫々連通さ
れる薬液流通口が形成されてなり、該円筒体内壁を摺動
回転しうる三方活栓を有する回転円筒体が設けられてな
る請求項1記載の薬液注入器具。 - 【請求項3】 円筒形ドラムの周壁に第1の室に連通す
る薬液を流入および流出するための第1口部と、第2の
室に連通する薬液を流入するための第2口部が設けられ
てなり、夫々の口部から円筒体が延びて各室に連通する
薬液流通口を有し、該円筒体内壁を摺動回転しうる回転
円筒体が設けられてなる請求項1記載の薬液注入器具。 - 【請求項4】 第1の室の容積が予め収容されていた薬
液に加え、第2の室の薬液量をも十分に収容できる大き
さである請求項1〜3記載のいずれかである薬液注入器
具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6226602A JPH0889587A (ja) | 1994-09-21 | 1994-09-21 | 薬液注入器具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6226602A JPH0889587A (ja) | 1994-09-21 | 1994-09-21 | 薬液注入器具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0889587A true JPH0889587A (ja) | 1996-04-09 |
Family
ID=16847774
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6226602A Pending JPH0889587A (ja) | 1994-09-21 | 1994-09-21 | 薬液注入器具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0889587A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014171822A (ja) * | 2013-03-13 | 2014-09-22 | Aubex Corp | 薬液注入器用バルーンとその製造方法およびこのバルーンを具備した薬液注入器 |
-
1994
- 1994-09-21 JP JP6226602A patent/JPH0889587A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014171822A (ja) * | 2013-03-13 | 2014-09-22 | Aubex Corp | 薬液注入器用バルーンとその製造方法およびこのバルーンを具備した薬液注入器 |
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