JPH0890967A - Icカード製造装置 - Google Patents
Icカード製造装置Info
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- JPH0890967A JPH0890967A JP6228377A JP22837794A JPH0890967A JP H0890967 A JPH0890967 A JP H0890967A JP 6228377 A JP6228377 A JP 6228377A JP 22837794 A JP22837794 A JP 22837794A JP H0890967 A JPH0890967 A JP H0890967A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 外観不良や製品不良を生じることがなく、搬
送過程において不具合が生じにくく、ICパッケージの
ICカード基材への装着が精度よくなされるICカード
製造装置を得ること。 【構成】 フィルム基材供給工程と、パターン形成工程
と、ICモジュール形成工程とからなるフィルム基板形
成工程及び、ICカード基材形成工程並びに、フィルム
基板よりICパッケージを分離してICカード基材の凹
部に装着するICパッケージ搭載工程から構成されるI
Cカード製造装置において、モジュール製造用金型の下
型に位置決めピンを設け、金型の上型には、位置決めピ
ンを挿入する凹部と、凹部に出没可能に装着され且つ位
置決めピンと嵌合する押え部材とを設け、上型には、押
え部材を常時下型方向へ弾性付勢する弾性材を装着し
た。また、溶融樹脂を送給するランナーを、フィルム基
材の長手方向と直交する方向で、ICモジュール成形予
定部位と交差する位置に配置した。
送過程において不具合が生じにくく、ICパッケージの
ICカード基材への装着が精度よくなされるICカード
製造装置を得ること。 【構成】 フィルム基材供給工程と、パターン形成工程
と、ICモジュール形成工程とからなるフィルム基板形
成工程及び、ICカード基材形成工程並びに、フィルム
基板よりICパッケージを分離してICカード基材の凹
部に装着するICパッケージ搭載工程から構成されるI
Cカード製造装置において、モジュール製造用金型の下
型に位置決めピンを設け、金型の上型には、位置決めピ
ンを挿入する凹部と、凹部に出没可能に装着され且つ位
置決めピンと嵌合する押え部材とを設け、上型には、押
え部材を常時下型方向へ弾性付勢する弾性材を装着し
た。また、溶融樹脂を送給するランナーを、フィルム基
材の長手方向と直交する方向で、ICモジュール成形予
定部位と交差する位置に配置した。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ICカード製造装置に
関するもので、より詳細には、フィルム基材供給工程
と、パターン形成工程と、ICモジュール形成工程とか
らなるフィルム基板形成工程、及び、ICカード基材形
成工程、並びに、フィルム基板よりICパッケージを分
離してICカード基材の凹部に装着するICパッケージ
搭載工程から構成されるICカード製造装置に関する。
関するもので、より詳細には、フィルム基材供給工程
と、パターン形成工程と、ICモジュール形成工程とか
らなるフィルム基板形成工程、及び、ICカード基材形
成工程、並びに、フィルム基板よりICパッケージを分
離してICカード基材の凹部に装着するICパッケージ
搭載工程から構成されるICカード製造装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ICカード製造装置は、一般にフィルム
基材供給工程と、パターン形成工程と、ICモジュール
形成工程とからなるフィルム基板形成工程、及び、IC
カード基材形成工程、並びに、フィルム基板よりICパ
ッケージを分離してICカード基材の凹部に装着するI
Cパッケージ搭載工程から構成される。
基材供給工程と、パターン形成工程と、ICモジュール
形成工程とからなるフィルム基板形成工程、及び、IC
カード基材形成工程、並びに、フィルム基板よりICパ
ッケージを分離してICカード基材の凹部に装着するI
Cパッケージ搭載工程から構成される。
【0003】すなわち、図9に示すように、フィルム基
材供給工程では、例えばガラス・エポキシ樹脂からなる
帯状のフィルムを所定間隔に切断して供給する。
材供給工程では、例えばガラス・エポキシ樹脂からなる
帯状のフィルムを所定間隔に切断して供給する。
【0004】次いで、パターン形成工程において、フィ
ルム基材上に所定のパターンを形成する。図10におい
て、フィルム基材1は、基材の一側面2上に銅箔3を接
着した後、マスキングを施しエッチングを行って所定の
パターン4,4を形成し、更に、銅箔3上に導電用のメ
ッキ5(通常は金メッキ)が施され、しかる後、フィル
ム基材1に、当該フィルム送給用の複数の穴6,6が等
ピッチで形成される。
ルム基材上に所定のパターンを形成する。図10におい
て、フィルム基材1は、基材の一側面2上に銅箔3を接
着した後、マスキングを施しエッチングを行って所定の
パターン4,4を形成し、更に、銅箔3上に導電用のメ
ッキ5(通常は金メッキ)が施され、しかる後、フィル
ム基材1に、当該フィルム送給用の複数の穴6,6が等
ピッチで形成される。
【0005】そして、前述のようにして形成されたフィ
ルム基材1は、ICモジュール形成工程において、前記
各パターン4,4上にIC(図示を省略)を載置し、ボ
ンディングをしてICを各パターンと接続する。これに
よりフィルム基板が形成される。
ルム基材1は、ICモジュール形成工程において、前記
各パターン4,4上にIC(図示を省略)を載置し、ボ
ンディングをしてICを各パターンと接続する。これに
よりフィルム基板が形成される。
【0006】その後、各ICモジュールは、当該ICモ
ジュールが載置されるフィルム基材と共にフィルム基板
より分離される(ICパッケージ分離工程)。このフィ
ルム基材部とICモジュールが一組のICパッケージを
構成する。他方、射出成形法によりICカード基材が形
成され(ICカード基材形成工程)、前記各ICパッケ
ージが、ICカード基材に搭載されて(ICパッケージ
搭載工程)、ICカードが形成される。
ジュールが載置されるフィルム基材と共にフィルム基板
より分離される(ICパッケージ分離工程)。このフィ
ルム基材部とICモジュールが一組のICパッケージを
構成する。他方、射出成形法によりICカード基材が形
成され(ICカード基材形成工程)、前記各ICパッケ
ージが、ICカード基材に搭載されて(ICパッケージ
搭載工程)、ICカードが形成される。
【0007】ところで、前述のパターンが形成されたフ
ィルム基材上にICモジュールを形成するICモジュー
ル形成工程において、IC及びワイヤー保護のために樹
脂封止が行われる。欧州等では、樹脂封止にエポキシ樹
脂を用いて、該エポキシ樹脂を滴下してICの部分を囲
む方途も用いられているが、エポキシ樹脂の滴下ではI
Cモジュールの形状が一定のものとならないため、爾後
の工程とりわけ前述のICパッケージ搭載工程におい
て、ICカード基材の凹部にICパッケージを装着する
際にその位置決めが不安定となり、延いてはICパッケ
ージの固定が不完全となってしまう。
ィルム基材上にICモジュールを形成するICモジュー
ル形成工程において、IC及びワイヤー保護のために樹
脂封止が行われる。欧州等では、樹脂封止にエポキシ樹
脂を用いて、該エポキシ樹脂を滴下してICの部分を囲
む方途も用いられているが、エポキシ樹脂の滴下ではI
Cモジュールの形状が一定のものとならないため、爾後
の工程とりわけ前述のICパッケージ搭載工程におい
て、ICカード基材の凹部にICパッケージを装着する
際にその位置決めが不安定となり、延いてはICパッケ
ージの固定が不完全となってしまう。
【0008】このような点に鑑みて、本出願人は、IC
を樹脂封止する方法として、所謂トランスファーモール
ドと呼ばれる、モジュール製造用金型を用いた金型成形
法を採用している。
を樹脂封止する方法として、所謂トランスファーモール
ドと呼ばれる、モジュール製造用金型を用いた金型成形
法を採用している。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】前記モジュール製造用
金型を用いる場合は、図11に示すように、金型の下型
11に、前記フィルム基材1の前記フィルム送給用の穴
6に挿入する位置決めピン12を設け、前記金型の上型
13には、前記位置決めピン12を挿入する凹部14を
形成している。
金型を用いる場合は、図11に示すように、金型の下型
11に、前記フィルム基材1の前記フィルム送給用の穴
6に挿入する位置決めピン12を設け、前記金型の上型
13には、前記位置決めピン12を挿入する凹部14を
形成している。
【0010】一方、前述したように、フィルム基材は、
樹脂の一側面上に銅箔を接着して構成されており、そし
て、樹脂と銅箔との熱膨張率が相違することから、トラ
ンスファーモールドの際に予めなされる予熱によって、
図示のようにフィルム基材に捻れを生じてしまう。従っ
て、フィルム基材を下型上に載置した際に、フィルム基
材のフィルム送給用の穴が、下型のピンに挿入されてい
ない事態が生じる。このような状態で上型が下降して、
フィルム基材が上下型間に挟まれると、フィルム基材の
フィルム送給用の穴が下型のピン上に位置していないと
きは、往々にして前記穴以外の箇所が前記ピンにより不
慮の穴開けがなされたり、前記フィルム送給用の穴が前
記ピンに対し若干ずれていた場合は、当該穴がピンによ
って裂けたりする不都合を生じていた。
樹脂の一側面上に銅箔を接着して構成されており、そし
て、樹脂と銅箔との熱膨張率が相違することから、トラ
ンスファーモールドの際に予めなされる予熱によって、
図示のようにフィルム基材に捻れを生じてしまう。従っ
て、フィルム基材を下型上に載置した際に、フィルム基
材のフィルム送給用の穴が、下型のピンに挿入されてい
ない事態が生じる。このような状態で上型が下降して、
フィルム基材が上下型間に挟まれると、フィルム基材の
フィルム送給用の穴が下型のピン上に位置していないと
きは、往々にして前記穴以外の箇所が前記ピンにより不
慮の穴開けがなされたり、前記フィルム送給用の穴が前
記ピンに対し若干ずれていた場合は、当該穴がピンによ
って裂けたりする不都合を生じていた。
【0011】本発明は、前記欠点を解決することを第1
の目的とするものである。
の目的とするものである。
【0012】次に、本願の第2の目的を述べる。モジュ
ール製造用金型を用いた金型成形法では、ICモジュー
ルを形成するにあたり、当該ICモジュールに溶融樹脂
を送給するためのランナーを必要とする。このランナー
構造としては、例えば図12に示すように、メインラン
ナー21からランナー22を複数設け、各ランナー22
から一度に複数のICモジュール31,31を形成する
ようにしたり、更には、図13に示すように、メインラ
ンナー21をフィルム基材1の長手方向中央に配置し、
長手方向の左右に各一対のICモジュール31,31を
形成することが考えられる。このように配置することに
より、ランナーを可及的に省力化できることとなる。
ール製造用金型を用いた金型成形法では、ICモジュー
ルを形成するにあたり、当該ICモジュールに溶融樹脂
を送給するためのランナーを必要とする。このランナー
構造としては、例えば図12に示すように、メインラン
ナー21からランナー22を複数設け、各ランナー22
から一度に複数のICモジュール31,31を形成する
ようにしたり、更には、図13に示すように、メインラ
ンナー21をフィルム基材1の長手方向中央に配置し、
長手方向の左右に各一対のICモジュール31,31を
形成することが考えられる。このように配置することに
より、ランナーを可及的に省力化できることとなる。
【0013】一方、本出願人は、フィルム基板の製造ラ
インを連続化するにあたり、連続化になじむフィルム基
材のランナー構造を検討して来た。すなわち、フィルム
基板の製造ラインを連続化するには、ICモジュール形
成後のフィルム基板を例えば50〜100mの連続状と
しておき、このフィルム基板をリールに巻く等して湾曲
させる必要がある。この場合、フィルム基板上のランナ
ーは、基板形成後は硬化樹脂となっているため、その配
置をどのようにするかが問われることとなる。つまり、
ランナーの配置によっては、フィルム基板を湾曲する場
合の妨げとなるものである。
インを連続化するにあたり、連続化になじむフィルム基
材のランナー構造を検討して来た。すなわち、フィルム
基板の製造ラインを連続化するには、ICモジュール形
成後のフィルム基板を例えば50〜100mの連続状と
しておき、このフィルム基板をリールに巻く等して湾曲
させる必要がある。この場合、フィルム基板上のランナ
ーは、基板形成後は硬化樹脂となっているため、その配
置をどのようにするかが問われることとなる。つまり、
ランナーの配置によっては、フィルム基板を湾曲する場
合の妨げとなるものである。
【0014】そこで、本発明は、フィルム基板を湾曲す
る場合に合理的なフィルム基材のランナー構造を得るこ
とを第2の目的とするものである。
る場合に合理的なフィルム基材のランナー構造を得るこ
とを第2の目的とするものである。
【0015】次に、本願の第3の目的を述べる。モジュ
ール製造用金型を用いた金型成形法は、前述したよう
に、所定のランナー構造が設けられる。そして、ICモ
ジュール成形予定部位に溶融樹脂を過不足無く送給する
には、ICモジュールに対しランナーは小さく形成され
る。更に、ICモジュールが形成された後のフィルム基
板は、所定長さのものが積層されて次の工程に準備され
ることとなる。図14は、フィルム基板10を積層した
状態を示すものである。前述したように、フィルム基板
10は、フィルム基材1の一方にICモジュール31
が、他方に銅箔3が設けられており、そしてフィルム基
板10を積層すると、ICモジュール31が銅箔3と当
接することとなり、その結果、銅箔3に傷が付いて外観
不良を生じ、ときには製品不良を惹起することもある。
ール製造用金型を用いた金型成形法は、前述したよう
に、所定のランナー構造が設けられる。そして、ICモ
ジュール成形予定部位に溶融樹脂を過不足無く送給する
には、ICモジュールに対しランナーは小さく形成され
る。更に、ICモジュールが形成された後のフィルム基
板は、所定長さのものが積層されて次の工程に準備され
ることとなる。図14は、フィルム基板10を積層した
状態を示すものである。前述したように、フィルム基板
10は、フィルム基材1の一方にICモジュール31
が、他方に銅箔3が設けられており、そしてフィルム基
板10を積層すると、ICモジュール31が銅箔3と当
接することとなり、その結果、銅箔3に傷が付いて外観
不良を生じ、ときには製品不良を惹起することもある。
【0016】本発明は、フィルム基板を積層しても外観
不良や製品不良を生じることのない構造を得ることを第
3の目的とするものである。
不良や製品不良を生じることのない構造を得ることを第
3の目的とするものである。
【0017】次に、本願の第4の目的を述べる。モジュ
ール製造用金型を用いた金型成形法は、前述したよう
に、所定のランナー構造が設けられる。そして、ICモ
ジュールが形成された後のフィルム基板は、搬送装置に
よって搬送される。この場合、搬送装置のガイドレール
でフィルム基板の端縁を案内しながら搬送している。他
方、フィルム基板は、外部のランナーから分離されるこ
ととなるが、その際、フィルム基板の端縁にバリを生じ
ることが多くある。フィルム基板の端縁にバリがある
と、フィルム基板の搬送途上でバリが搬送装置のガイド
レールに引っ掛かって、所謂ジャミングという不具合を
生じて搬送が停止されてしまうことがある。
ール製造用金型を用いた金型成形法は、前述したよう
に、所定のランナー構造が設けられる。そして、ICモ
ジュールが形成された後のフィルム基板は、搬送装置に
よって搬送される。この場合、搬送装置のガイドレール
でフィルム基板の端縁を案内しながら搬送している。他
方、フィルム基板は、外部のランナーから分離されるこ
ととなるが、その際、フィルム基板の端縁にバリを生じ
ることが多くある。フィルム基板の端縁にバリがある
と、フィルム基板の搬送途上でバリが搬送装置のガイド
レールに引っ掛かって、所謂ジャミングという不具合を
生じて搬送が停止されてしまうことがある。
【0018】本発明は、フィルム基板の端縁にバリがあ
っても、搬送停止といった事態の生じないフィルム基板
のガイド装置を得ることを第4の目的とするものであ
る。
っても、搬送停止といった事態の生じないフィルム基板
のガイド装置を得ることを第4の目的とするものであ
る。
【0019】次に、本願の第5の目的を述べる。フィル
ム基板よりICパッケージを分離してICカード基材の
凹部に装着するICパッケージ搭載工程においては、前
記フィルム基板よりICパッケージを分離してICカー
ド基材の凹部に装着するにあたり、両者の位置決めをす
る必要がある。前述したように、ICモジュールは、当
該ICモジュールが載置されるフィルム基材と共にフィ
ルム基板より分離されるものであって、このICパッケ
ージをICカード基材の凹部に装着することとなるが、
これには二種類の位置決め法が存する。
ム基板よりICパッケージを分離してICカード基材の
凹部に装着するICパッケージ搭載工程においては、前
記フィルム基板よりICパッケージを分離してICカー
ド基材の凹部に装着するにあたり、両者の位置決めをす
る必要がある。前述したように、ICモジュールは、当
該ICモジュールが載置されるフィルム基材と共にフィ
ルム基板より分離されるものであって、このICパッケ
ージをICカード基材の凹部に装着することとなるが、
これには二種類の位置決め法が存する。
【0020】その1は、図15に示すように、ICパッ
ケージ30のICモジュール31と、ICカード基材4
0の凹部のうちの主凹部たる第1凹部41とで位置決め
するものであり、その2は、図16に示すように、IC
パッケージ30のフィルム基材部32と、ICカード基
材40の凹部のうちの外周凹部42とで位置決めするも
のである。
ケージ30のICモジュール31と、ICカード基材4
0の凹部のうちの主凹部たる第1凹部41とで位置決め
するものであり、その2は、図16に示すように、IC
パッケージ30のフィルム基材部32と、ICカード基
材40の凹部のうちの外周凹部42とで位置決めするも
のである。
【0021】ICパッケージ30のICモジュール31
と、ICカード基材40の第1凹部41とで位置決めす
るものは、所謂ゲートレス構造の金型を用いる場合であ
ってICモジュール31の精度を必要とし、その結果、
モジュール成形時の金型構造が複雑且つ高価となるもの
である。
と、ICカード基材40の第1凹部41とで位置決めす
るものは、所謂ゲートレス構造の金型を用いる場合であ
ってICモジュール31の精度を必要とし、その結果、
モジュール成形時の金型構造が複雑且つ高価となるもの
である。
【0022】また、ICパッケージ30のフィルム基材
部32と、ICカード基材40の外周凹部42とで位置
決めするものは、当該外周凹部42の一端部を基準位置
として前記フィルム基材部32の一端部を合わせるもの
であり、従って、フィルム基材部32の一端部を合わせ
るだけのクリアランスを必要とする。すなわち、機械で
位置合わせを行う場合に、機械は若干の誤差を有するの
で、クリアランスが零では実施できない。そのため、む
しろ機械の誤差以上のスペースを付加しておいて、位置
合わせ時にフィルム基材部32の一端部を外周凹部42
の前記基準位置に移動させて合わせることを行うもので
ある。このICパッケージ30のフィルム基材部32
と、ICカード基材40の外周凹部42とで位置決めす
るものは、外周凹部42に対しICパッケージ30の片
寄りが生じて好ましくなく、またときには基準位置がず
れて位置決め自体に不具合を生じることもある。
部32と、ICカード基材40の外周凹部42とで位置
決めするものは、当該外周凹部42の一端部を基準位置
として前記フィルム基材部32の一端部を合わせるもの
であり、従って、フィルム基材部32の一端部を合わせ
るだけのクリアランスを必要とする。すなわち、機械で
位置合わせを行う場合に、機械は若干の誤差を有するの
で、クリアランスが零では実施できない。そのため、む
しろ機械の誤差以上のスペースを付加しておいて、位置
合わせ時にフィルム基材部32の一端部を外周凹部42
の前記基準位置に移動させて合わせることを行うもので
ある。このICパッケージ30のフィルム基材部32
と、ICカード基材40の外周凹部42とで位置決めす
るものは、外周凹部42に対しICパッケージ30の片
寄りが生じて好ましくなく、またときには基準位置がず
れて位置決め自体に不具合を生じることもある。
【0023】そこで、本発明は、高価で複雑なゲートレ
ス構造の金型を用いずに、比較的安価で簡易なランナー
構造の金型を用い、しかも位置精度の高い位置決め構造
を備えたICカード装置を得ることを第5の目的とする
ものである。
ス構造の金型を用いずに、比較的安価で簡易なランナー
構造の金型を用い、しかも位置精度の高い位置決め構造
を備えたICカード装置を得ることを第5の目的とする
ものである。
【0024】
【課題を解決するための手段及びその作用】本発明は、
フィルム基材供給工程と、パターン形成工程と、ICモ
ジュール形成工程とからなるフィルム基板形成工程、及
び、ICカード基材形成工程、並びに、フィルム基板よ
りICパッケージを分離してICカード基材の凹部に装
着するICパッケージ搭載工程から構成されるICカー
ド製造装置において、前記第1の目的を達成するため、
前記パターンが形成されたフィルム基材上にICモジュ
ールを形成するためのモジュール製造用金型に設けられ
るものであって、前記金型の下型に、前記フィルム基材
の前記フィルム送給用の穴に挿入する位置決めピンを設
け、前記金型の上型には、前記位置決めピンを挿入する
凹部と、前記凹部に出没可能に装着され且つ前記位置決
めピンと嵌合する押え部材とを設け、更に前記上型に
は、前記押え部材を常時下型方向へ弾性付勢する弾性材
を装着したフィルム基材のガイド装置を第1の発明とす
る。
フィルム基材供給工程と、パターン形成工程と、ICモ
ジュール形成工程とからなるフィルム基板形成工程、及
び、ICカード基材形成工程、並びに、フィルム基板よ
りICパッケージを分離してICカード基材の凹部に装
着するICパッケージ搭載工程から構成されるICカー
ド製造装置において、前記第1の目的を達成するため、
前記パターンが形成されたフィルム基材上にICモジュ
ールを形成するためのモジュール製造用金型に設けられ
るものであって、前記金型の下型に、前記フィルム基材
の前記フィルム送給用の穴に挿入する位置決めピンを設
け、前記金型の上型には、前記位置決めピンを挿入する
凹部と、前記凹部に出没可能に装着され且つ前記位置決
めピンと嵌合する押え部材とを設け、更に前記上型に
は、前記押え部材を常時下型方向へ弾性付勢する弾性材
を装着したフィルム基材のガイド装置を第1の発明とす
る。
【0025】このように構成することにより、フィルム
基材は、上下の金型に挟持される前に、前記押え部材に
より当該フィルム基材が押えられるので、この押え部材
による位置決めピンとフィルム送給用の穴との挿入・係
合がなされる。このようにして、フィルム基材が捻れて
いても、当該フィルム基材が前記押え部材により押えら
れて、姿勢がいわば補正された状態で上下の金型により
挟持されるので、従来のような前記穴以外の箇所が前記
ピンにより不慮の穴開けがなされたり、当該穴がピンに
よって裂けたりする不都合を回避することができる。
基材は、上下の金型に挟持される前に、前記押え部材に
より当該フィルム基材が押えられるので、この押え部材
による位置決めピンとフィルム送給用の穴との挿入・係
合がなされる。このようにして、フィルム基材が捻れて
いても、当該フィルム基材が前記押え部材により押えら
れて、姿勢がいわば補正された状態で上下の金型により
挟持されるので、従来のような前記穴以外の箇所が前記
ピンにより不慮の穴開けがなされたり、当該穴がピンに
よって裂けたりする不都合を回避することができる。
【0026】第2の発明は、フィルム基材供給工程と、
パターン形成工程と、ICモジュール形成工程とからな
るフィルム基板形成工程、及び、ICカード基材形成工
程、並びに、フィルム基板よりICパッケージを分離し
てICカード基材の凹部に装着するICパッケージ搭載
工程から構成されるICカード製造装置において、前記
パターンが形成されたフィルム基材の裏面に、モジュー
ル製造用金型を用いてICモジュールを形成するにあた
り、溶融樹脂を送給するランナーを、前記フィルム基材
の長手方向と直交する方向で且つ、前記ICモジュール
成形予定部位と交差する位置に配置したフィルム基材の
ランナー構造である。
パターン形成工程と、ICモジュール形成工程とからな
るフィルム基板形成工程、及び、ICカード基材形成工
程、並びに、フィルム基板よりICパッケージを分離し
てICカード基材の凹部に装着するICパッケージ搭載
工程から構成されるICカード製造装置において、前記
パターンが形成されたフィルム基材の裏面に、モジュー
ル製造用金型を用いてICモジュールを形成するにあた
り、溶融樹脂を送給するランナーを、前記フィルム基材
の長手方向と直交する方向で且つ、前記ICモジュール
成形予定部位と交差する位置に配置したフィルム基材の
ランナー構造である。
【0027】このように構成することにより、フィルム
基材上に残るランナーは、ICモジュールの幅内に納ま
ることとなり、フィルム基材ないしフィルム基板を巻取
る際に、ICモジュール以外のフィルム部分は湾曲可能
となる。従って、ICモジュール形成後のフィルム基板
を長尺状とした場合、そのフィルム基板を容易に巻取る
ことができることになる。
基材上に残るランナーは、ICモジュールの幅内に納ま
ることとなり、フィルム基材ないしフィルム基板を巻取
る際に、ICモジュール以外のフィルム部分は湾曲可能
となる。従って、ICモジュール形成後のフィルム基板
を長尺状とした場合、そのフィルム基板を容易に巻取る
ことができることになる。
【0028】第3の発明は、フィルム基材供給工程と、
パターン形成工程と、ICモジュール形成工程とからな
るフィルム基板形成工程、及び、ICカード基材形成工
程、並びに、フィルム基板よりICパッケージを分離し
てICカード基材の凹部に装着するICパッケージ搭載
工程から構成されるICカード製造装置において、前記
パターンが形成されたフィルム基材の裏面に、モジュー
ル製造用金型を用いてICモジュールを形成するにあた
り、溶融樹脂を送給するランナーを、前記フィルム基材
の長手方向と直交する方向で且つ、前記ICモジュール
成形予定部位と交差する位置に配置し、更に、前記ラン
ナーの両側部に、前記ICモジュール成形部よりも高さ
の高い突起部を形成したフィルム基材のランナー構造で
ある。
パターン形成工程と、ICモジュール形成工程とからな
るフィルム基板形成工程、及び、ICカード基材形成工
程、並びに、フィルム基板よりICパッケージを分離し
てICカード基材の凹部に装着するICパッケージ搭載
工程から構成されるICカード製造装置において、前記
パターンが形成されたフィルム基材の裏面に、モジュー
ル製造用金型を用いてICモジュールを形成するにあた
り、溶融樹脂を送給するランナーを、前記フィルム基材
の長手方向と直交する方向で且つ、前記ICモジュール
成形予定部位と交差する位置に配置し、更に、前記ラン
ナーの両側部に、前記ICモジュール成形部よりも高さ
の高い突起部を形成したフィルム基材のランナー構造で
ある。
【0029】このように構成することにより、フィルム
基板を積層すると、ランナーの両側部に設けられた突起
部が、上方のフィルム基板の下面端縁と当接することと
なり、従って、ICモジュールが銅箔と当接して当該銅
箔に傷が付く事態を回避することができる。従って、フ
ィルム基板を積層しても外観不良や製品不良を生じるこ
とがない。
基板を積層すると、ランナーの両側部に設けられた突起
部が、上方のフィルム基板の下面端縁と当接することと
なり、従って、ICモジュールが銅箔と当接して当該銅
箔に傷が付く事態を回避することができる。従って、フ
ィルム基板を積層しても外観不良や製品不良を生じるこ
とがない。
【0030】第4の発明は、フィルム基材供給工程と、
パターン形成工程と、ICモジュール形成工程とからな
るフィルム基板形成工程、及び、ICカード基材形成工
程、並びに、フィルム基板よりICパッケージを分離し
てICカード基材の凹部に装着するICパッケージ搭載
工程から構成されるICカード製造装置において、前記
パターンが形成されたフィルム基材の裏面に、モジュー
ル製造用金型を用いてICモジュールを形成するにあた
り、溶融樹脂を送給するランナーを、前記フィルム基材
の長手方向と直交する方向で且つ、前記ICモジュール
成形予定部位と交差する位置に配置し、更に、前記ラン
ナーの両側部の少なくとも一方には突起部を形成し、加
えて、前記フィルム基材送給用のガイドを設けると共
に、このガイドには、前記ランナーの突起部と係合する
ガイド溝を備えたフィルム基板のガイド装置である。
パターン形成工程と、ICモジュール形成工程とからな
るフィルム基板形成工程、及び、ICカード基材形成工
程、並びに、フィルム基板よりICパッケージを分離し
てICカード基材の凹部に装着するICパッケージ搭載
工程から構成されるICカード製造装置において、前記
パターンが形成されたフィルム基材の裏面に、モジュー
ル製造用金型を用いてICモジュールを形成するにあた
り、溶融樹脂を送給するランナーを、前記フィルム基材
の長手方向と直交する方向で且つ、前記ICモジュール
成形予定部位と交差する位置に配置し、更に、前記ラン
ナーの両側部の少なくとも一方には突起部を形成し、加
えて、前記フィルム基材送給用のガイドを設けると共
に、このガイドには、前記ランナーの突起部と係合する
ガイド溝を備えたフィルム基板のガイド装置である。
【0031】このように構成することにより、フィルム
基板はそのランナーの突起部がフィルム基材送給用のガ
イドのガイド溝に案内されるので、フィルム基板の端縁
にバリがあっても、従来のようなフィルム基板の搬送途
上でバリが搬送装置のガイドレールに引っ掛かってジャ
ミングを生じるといった不具合を回避することができ、
従って、本発明によれば、搬送が停止されてしまう不都
合が阻止される。
基板はそのランナーの突起部がフィルム基材送給用のガ
イドのガイド溝に案内されるので、フィルム基板の端縁
にバリがあっても、従来のようなフィルム基板の搬送途
上でバリが搬送装置のガイドレールに引っ掛かってジャ
ミングを生じるといった不具合を回避することができ、
従って、本発明によれば、搬送が停止されてしまう不都
合が阻止される。
【0032】第5の発明は、フィルム基材供給工程と、
パターン形成工程と、ICモジュール形成工程とからな
るフィルム基板形成工程、及び、ICカード基材形成工
程、並びに、フィルム基板よりICパッケージを分離し
てICカード基材の凹部に装着するICパッケージ搭載
工程から構成されるICカード製造装置において、前記
フィルム基板よりICパッケージを分離してICカード
基材の凹部に装着するにあたり、前記分離したICパッ
ケージは、ICモジュールと、該ICモジュールよりも
低い高さを有するランナー部と、フィルム基材部とを備
え、前記ICカード基材の凹部は、前記ICパッケージ
の前記ICモジュールが係合する第1凹部と、前記IC
パッケージの前記ランナー部が係合する第2凹部と、前
記フィルム基材部が係合する第3凹部とを備えたICカ
ード装置である。
パターン形成工程と、ICモジュール形成工程とからな
るフィルム基板形成工程、及び、ICカード基材形成工
程、並びに、フィルム基板よりICパッケージを分離し
てICカード基材の凹部に装着するICパッケージ搭載
工程から構成されるICカード製造装置において、前記
フィルム基板よりICパッケージを分離してICカード
基材の凹部に装着するにあたり、前記分離したICパッ
ケージは、ICモジュールと、該ICモジュールよりも
低い高さを有するランナー部と、フィルム基材部とを備
え、前記ICカード基材の凹部は、前記ICパッケージ
の前記ICモジュールが係合する第1凹部と、前記IC
パッケージの前記ランナー部が係合する第2凹部と、前
記フィルム基材部が係合する第3凹部とを備えたICカ
ード装置である。
【0033】このように構成することにより、ICパッ
ケージの前記ICモジュールとICカード基材の第1凹
部、ICパッケージの前記ランナー部と第2凹部、フィ
ルム基材部と第3凹部、のそれぞれが係合することによ
り位置決めがなされる。従って、高価で複雑なゲートレ
ス構造の金型を用いずに、比較的安価で簡易なランナー
構造の金型を用い、しかも位置精度の高い位置決め構造
を備えたICカード装置を得ることができる。
ケージの前記ICモジュールとICカード基材の第1凹
部、ICパッケージの前記ランナー部と第2凹部、フィ
ルム基材部と第3凹部、のそれぞれが係合することによ
り位置決めがなされる。従って、高価で複雑なゲートレ
ス構造の金型を用いずに、比較的安価で簡易なランナー
構造の金型を用い、しかも位置精度の高い位置決め構造
を備えたICカード装置を得ることができる。
【0034】
【実施例】以下に、本発明を図示の実施例に基づいて説
明する。尚、本実施例において、先に説明したものと共
通の構成要素には同一の符号を付して詳細な説明を省略
する。
明する。尚、本実施例において、先に説明したものと共
通の構成要素には同一の符号を付して詳細な説明を省略
する。
【0035】本発明は、図9に示されるように、フィル
ム基材供給工程と、パターン形成工程と、ICモジュー
ル形成工程とからなるフィルム基板形成工程、及び、I
Cカード基材形成工程、並びに、フィルム基板よりIC
パッケージを分離してICカード基材の凹部に装着する
ICパッケージ搭載工程から構成されるICカード製造
装置において、前記パターンが形成されたフィルム基材
上にICモジュールを形成するためのモジュール製造用
金型に設けられるものである。
ム基材供給工程と、パターン形成工程と、ICモジュー
ル形成工程とからなるフィルム基板形成工程、及び、I
Cカード基材形成工程、並びに、フィルム基板よりIC
パッケージを分離してICカード基材の凹部に装着する
ICパッケージ搭載工程から構成されるICカード製造
装置において、前記パターンが形成されたフィルム基材
上にICモジュールを形成するためのモジュール製造用
金型に設けられるものである。
【0036】本発明は、図1に示すように、金型の下型
11に、フィルム基材1のフィルム送給用の穴6に挿入
する位置決めピン12を設け、金型の上型13には、位
置決めピン12を挿入する凹部14と、更に、前記凹部
14に出没可能に装着され且つ前記位置決めピン12と
嵌合する押え部材15とを設けている。そして、上型1
3には、前記押え部材15を常時下型方向へ弾性付勢す
る弾性材16を装着している。
11に、フィルム基材1のフィルム送給用の穴6に挿入
する位置決めピン12を設け、金型の上型13には、位
置決めピン12を挿入する凹部14と、更に、前記凹部
14に出没可能に装着され且つ前記位置決めピン12と
嵌合する押え部材15とを設けている。そして、上型1
3には、前記押え部材15を常時下型方向へ弾性付勢す
る弾性材16を装着している。
【0037】押え部材15は、位置決めピン12を呑み
込む空洞部15aを備え、その上部がフランジ状に形成
され、押え板17によってそのフランジ部が保持されて
いる。また、弾性材16は、例えばコイルスプリングで
あり、前記凹部14内に装着されている。
込む空洞部15aを備え、その上部がフランジ状に形成
され、押え板17によってそのフランジ部が保持されて
いる。また、弾性材16は、例えばコイルスプリングで
あり、前記凹部14内に装着されている。
【0038】図1に示す状態において、フィルム基材1
が捻れている場合に、当該フィルム基材1を下型11に
載置すると、下方に撓んでいる部分近傍の穴6はピン1
2に挿入されるが、上方に湾曲している部分の穴6はピ
ン12からは離れている。そして、この状態から上型1
3が下降すると、図1の場合、中央の押え部材15はピ
ン12に嵌合している穴6の回りのフィルム基材1を押
えると共に、左右の押え部材15は、浮き上がっている
フィルム基材1の穴6の近傍と当接し、該フィルム基材
を下型11へ押し付ける。この押え部材15の備えられ
ていない従来タイプの金型の場合は、両方の金型がフィ
ルム基材1と当接すると瞬時に該フィルム基材1を挟持
するので、フィルム基材1の穴6がピン12と不一致の
ときに、フィルム基材1の位置修正がなされる余裕はな
く、前述したような不慮の穴開けや穴が裂けたりするこ
ととなるが、本発明の場合は、両方の金型によるフィル
ム基材1の挟持の前に、押え部材15による弾発的な当
接作用があるので、穴6がピン12と不一致のときに、
フィルム基材1の位置修正がなされる時間的余裕が設け
られており、従って、前記従来の、不慮の穴開けや穴が
裂けたりする事態を回避することができることになるも
のである。
が捻れている場合に、当該フィルム基材1を下型11に
載置すると、下方に撓んでいる部分近傍の穴6はピン1
2に挿入されるが、上方に湾曲している部分の穴6はピ
ン12からは離れている。そして、この状態から上型1
3が下降すると、図1の場合、中央の押え部材15はピ
ン12に嵌合している穴6の回りのフィルム基材1を押
えると共に、左右の押え部材15は、浮き上がっている
フィルム基材1の穴6の近傍と当接し、該フィルム基材
を下型11へ押し付ける。この押え部材15の備えられ
ていない従来タイプの金型の場合は、両方の金型がフィ
ルム基材1と当接すると瞬時に該フィルム基材1を挟持
するので、フィルム基材1の穴6がピン12と不一致の
ときに、フィルム基材1の位置修正がなされる余裕はな
く、前述したような不慮の穴開けや穴が裂けたりするこ
ととなるが、本発明の場合は、両方の金型によるフィル
ム基材1の挟持の前に、押え部材15による弾発的な当
接作用があるので、穴6がピン12と不一致のときに、
フィルム基材1の位置修正がなされる時間的余裕が設け
られており、従って、前記従来の、不慮の穴開けや穴が
裂けたりする事態を回避することができることになるも
のである。
【0039】図2は、フィルム基材のランナー構造を示
すものである。すなわち、図9に示される、フィルム基
材供給工程と、パターン形成工程と、ICモジュール形
成工程とからなるフィルム基板形成工程、及び、ICカ
ード基材形成工程、並びに、フィルム基板よりICパッ
ケージを分離してICカード基材の凹部に装着するIC
パッケージ搭載工程から構成されるICカード製造装置
において、前記パターンが形成されたフィルム基材1の
裏面に、モジュール製造用金型を用いてICモジュール
31を形成するにあたり、溶融樹脂を送給するランナー
22を、前記フィルム基材1の長手方向と直交する方向
で且つ、前記ICモジュール成形予定部位と交差する位
置に配置したものである。
すものである。すなわち、図9に示される、フィルム基
材供給工程と、パターン形成工程と、ICモジュール形
成工程とからなるフィルム基板形成工程、及び、ICカ
ード基材形成工程、並びに、フィルム基板よりICパッ
ケージを分離してICカード基材の凹部に装着するIC
パッケージ搭載工程から構成されるICカード製造装置
において、前記パターンが形成されたフィルム基材1の
裏面に、モジュール製造用金型を用いてICモジュール
31を形成するにあたり、溶融樹脂を送給するランナー
22を、前記フィルム基材1の長手方向と直交する方向
で且つ、前記ICモジュール成形予定部位と交差する位
置に配置したものである。
【0040】このように構成することにより、フィルム
基材1上に残るランナー22は、ICモジュール31の
幅内に納まることとなり、フィルム基材ないしフィルム
基板を巻取る際に、ICモジュール以外のフィルム部分
は湾曲可能となる。従って、ICモジュール形成後のフ
ィルム基板を長尺状とした場合、そのフィルム基板を容
易に巻取ることができることになる。
基材1上に残るランナー22は、ICモジュール31の
幅内に納まることとなり、フィルム基材ないしフィルム
基板を巻取る際に、ICモジュール以外のフィルム部分
は湾曲可能となる。従って、ICモジュール形成後のフ
ィルム基板を長尺状とした場合、そのフィルム基板を容
易に巻取ることができることになる。
【0041】図3及び図4は、フィルム基材を示す図
で、前例同様、フィルム基材供給工程と、パターン形成
工程と、ICモジュール形成工程とからなるフィルム基
板形成工程、及び、ICカード基材形成工程、並びに、
フィルム基板よりICパッケージを分離してICカード
基材の凹部に装着するICパッケージ搭載工程から構成
されるICカード製造装置におけるものである。本実施
例は、パターン4が形成されたフィルム基材1の裏面
に、モジュール製造用金型を用いてICモジュール31
を形成するにあたり、溶融樹脂を送給するランナー22
を、フィルム基材1の長手方向と直交する方向で且つ、
前記ICモジュール成形予定部位と交差する位置に配置
し、更に、ランナー22の両側部に、前記ICモジュー
ル31よりも高さの高い突起部23,23を形成したも
のである。
で、前例同様、フィルム基材供給工程と、パターン形成
工程と、ICモジュール形成工程とからなるフィルム基
板形成工程、及び、ICカード基材形成工程、並びに、
フィルム基板よりICパッケージを分離してICカード
基材の凹部に装着するICパッケージ搭載工程から構成
されるICカード製造装置におけるものである。本実施
例は、パターン4が形成されたフィルム基材1の裏面
に、モジュール製造用金型を用いてICモジュール31
を形成するにあたり、溶融樹脂を送給するランナー22
を、フィルム基材1の長手方向と直交する方向で且つ、
前記ICモジュール成形予定部位と交差する位置に配置
し、更に、ランナー22の両側部に、前記ICモジュー
ル31よりも高さの高い突起部23,23を形成したも
のである。
【0042】このように構成することにより、図5に示
すように、フィルム基板10,10を積層すると、ラン
ナー22の両側部に設けられた突起部23,23が、上
方のフィルム基板10の下面端縁と当接することとな
り、従って、ICモジュール31が銅箔3と当接して当
該銅箔3に傷が付く事態を回避することができる。従っ
て、フィルム基板を積層しても外観不良や製品不良を生
じることがない。
すように、フィルム基板10,10を積層すると、ラン
ナー22の両側部に設けられた突起部23,23が、上
方のフィルム基板10の下面端縁と当接することとな
り、従って、ICモジュール31が銅箔3と当接して当
該銅箔3に傷が付く事態を回避することができる。従っ
て、フィルム基板を積層しても外観不良や製品不良を生
じることがない。
【0043】図6は、フィルム基材送給用のガイドと、
このガイド内にあるフィルム基材を示す図で、前例同
様、フィルム基材供給工程と、パターン形成工程と、I
Cモジュール形成工程とからなるフィルム基板形成工
程、及び、ICカード基材形成工程、並びに、フィルム
基板よりICパッケージを分離してICカード基材の凹
部に装着するICパッケージ搭載工程から構成されるI
Cカード製造装置におけるものである。前例同様に、前
記パターン4が形成されたフィルム基材1の裏面に、モ
ジュール製造用金型を用いてICモジュール31を形成
するにあたり、溶融樹脂を送給するランナー22を、フ
ィルム基材1の長手方向と直交する方向で且つ、前記I
Cモジュール成形予定部位と交差する位置に配置し、更
に、ランナー22の両側部の少なくとも一方には突起部
23を形成する。この実施例では、突起部をランナー2
2の両側部に形成している。
このガイド内にあるフィルム基材を示す図で、前例同
様、フィルム基材供給工程と、パターン形成工程と、I
Cモジュール形成工程とからなるフィルム基板形成工
程、及び、ICカード基材形成工程、並びに、フィルム
基板よりICパッケージを分離してICカード基材の凹
部に装着するICパッケージ搭載工程から構成されるI
Cカード製造装置におけるものである。前例同様に、前
記パターン4が形成されたフィルム基材1の裏面に、モ
ジュール製造用金型を用いてICモジュール31を形成
するにあたり、溶融樹脂を送給するランナー22を、フ
ィルム基材1の長手方向と直交する方向で且つ、前記I
Cモジュール成形予定部位と交差する位置に配置し、更
に、ランナー22の両側部の少なくとも一方には突起部
23を形成する。この実施例では、突起部をランナー2
2の両側部に形成している。
【0044】25は、フィルム基材送給用のガイドで、
このガイド25には、前記ランナー22の突起部23と
係合するガイド溝26を備えている。実施例では、突起
部23を左右に形成したことにともない、ガイド溝26
もこれに対応して二つ設けている。尚、フィルム基板の
端縁のバリは通常は一方の端縁に形成されるので、当該
バリのある端縁の側に、換言すると、ランナー22の両
側部の少なくとも一方に形成された突起部23及び該突
起部に対応する一方のガイド溝を設けるようにしてもよ
い。
このガイド25には、前記ランナー22の突起部23と
係合するガイド溝26を備えている。実施例では、突起
部23を左右に形成したことにともない、ガイド溝26
もこれに対応して二つ設けている。尚、フィルム基板の
端縁のバリは通常は一方の端縁に形成されるので、当該
バリのある端縁の側に、換言すると、ランナー22の両
側部の少なくとも一方に形成された突起部23及び該突
起部に対応する一方のガイド溝を設けるようにしてもよ
い。
【0045】このように構成することにより、フィルム
基板はそのランナーの突起部がフィルム基材送給用のガ
イドのガイド溝に案内されるので、フィルム基板の端縁
にバリがあっても、従来のようなフィルム基板の搬送途
上でバリが搬送装置のガイドレールに引っ掛かってジャ
ミングを生じるといった不具合を回避することができ、
従って、本発明によれば、搬送が停止されてしまう不都
合が阻止される。
基板はそのランナーの突起部がフィルム基材送給用のガ
イドのガイド溝に案内されるので、フィルム基板の端縁
にバリがあっても、従来のようなフィルム基板の搬送途
上でバリが搬送装置のガイドレールに引っ掛かってジャ
ミングを生じるといった不具合を回避することができ、
従って、本発明によれば、搬送が停止されてしまう不都
合が阻止される。
【0046】図7及び図8は、ICカード基材の凹部
と、フィルム基板から分離したICパッケージを示す図
で、前例同様、フィルム基材供給工程と、パターン形成
工程と、ICモジュール形成工程とからなるフィルム基
板形成工程、及び、ICカード基材形成工程、並びに、
フィルム基板よりICパッケージを分離してICカード
基材の凹部に装着するICパッケージ搭載工程から構成
されるICカード製造装置におけるものである。そし
て、フィルム基板10よりICパッケージ30を分離し
てICカード基材1の凹部7に装着するものである。
と、フィルム基板から分離したICパッケージを示す図
で、前例同様、フィルム基材供給工程と、パターン形成
工程と、ICモジュール形成工程とからなるフィルム基
板形成工程、及び、ICカード基材形成工程、並びに、
フィルム基板よりICパッケージを分離してICカード
基材の凹部に装着するICパッケージ搭載工程から構成
されるICカード製造装置におけるものである。そし
て、フィルム基板10よりICパッケージ30を分離し
てICカード基材1の凹部7に装着するものである。
【0047】ICパッケージ30を前記凹部7に装着す
るにあたり、前記分離したICパッケージ30は、IC
モジュール31と、該ICモジュールよりも低い高さを
有するランナー部22aと、フィルム基材部1aとを備
える。他方、ICカード基材40の凹部43は、ICパ
ッケージ30のICモジュール31が係合する第1凹部
44と、ICパッケージ30の前記ランナー部22aが
係合する第2凹部45と、前記フィルム基材部1aが係
合する第3凹部46とを備えている。
るにあたり、前記分離したICパッケージ30は、IC
モジュール31と、該ICモジュールよりも低い高さを
有するランナー部22aと、フィルム基材部1aとを備
える。他方、ICカード基材40の凹部43は、ICパ
ッケージ30のICモジュール31が係合する第1凹部
44と、ICパッケージ30の前記ランナー部22aが
係合する第2凹部45と、前記フィルム基材部1aが係
合する第3凹部46とを備えている。
【0048】尚、ICモジュール31と、該ICモジュ
ールよりも低い高さを有するランナー部22aと、フィ
ルム基材部1aとを備えるICパッケージ30は、前記
図2ないし図4に示されるフィルム基材1ないしフィル
ム基板10を前提に、これらから分離して得られるもの
である。
ールよりも低い高さを有するランナー部22aと、フィ
ルム基材部1aとを備えるICパッケージ30は、前記
図2ないし図4に示されるフィルム基材1ないしフィル
ム基板10を前提に、これらから分離して得られるもの
である。
【0049】このように構成することにより、ICパッ
ケージの前記ICモジュールとICカード基材の第1凹
部、ICパッケージの前記ランナー部と第2凹部、フィ
ルム基材部と第3凹部、のそれぞれが係合することによ
り位置決めがなされる。従って、高価で複雑なゲートレ
ス構造の金型を用いずに、比較的安価で簡易なランナー
構造の金型を用い、しかも位置精度の高い位置決め構造
を備えたICカード装置を得ることができる。
ケージの前記ICモジュールとICカード基材の第1凹
部、ICパッケージの前記ランナー部と第2凹部、フィ
ルム基材部と第3凹部、のそれぞれが係合することによ
り位置決めがなされる。従って、高価で複雑なゲートレ
ス構造の金型を用いずに、比較的安価で簡易なランナー
構造の金型を用い、しかも位置精度の高い位置決め構造
を備えたICカード装置を得ることができる。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように構成される第1の発
明は、フィルム基材は、上下の金型に挟持される前に、
前記押え部材により当該フィルム基材が押えられるの
で、この押え部材による位置決めピンとフィルム送給用
の穴との挿入・係合がなされる。このようにして、フィ
ルム基材が反っていたり捻れていても、当該フィルム基
材が前記押え部材により押えられて、姿勢がいわば補正
された状態で上下の金型により挟持されるので、従来の
ような前記穴以外の箇所が前記ピンにより不慮の穴開け
がなされたり、当該穴がピンによって裂けたりする不都
合を回避することができる。
明は、フィルム基材は、上下の金型に挟持される前に、
前記押え部材により当該フィルム基材が押えられるの
で、この押え部材による位置決めピンとフィルム送給用
の穴との挿入・係合がなされる。このようにして、フィ
ルム基材が反っていたり捻れていても、当該フィルム基
材が前記押え部材により押えられて、姿勢がいわば補正
された状態で上下の金型により挟持されるので、従来の
ような前記穴以外の箇所が前記ピンにより不慮の穴開け
がなされたり、当該穴がピンによって裂けたりする不都
合を回避することができる。
【0051】第2の発明は、前記構成のICカード製造
装置において、前記パターンが形成されたフィルム基材
の裏面に、モジュール製造用金型を用いてICモジュー
ルを形成するにあたり、溶融樹脂を送給するランナー
を、前記フィルム基材の長手方向と直交する方向で且
つ、前記ICモジュール成形予定部位と交差する位置に
配置したフィルム基材のランナー構造であり、フィルム
基材上に残るランナーは、ICモジュールの幅内に納ま
ることとなり、フィルム基材ないしフィルム基板を巻取
る際に、ICモジュール以外のフィルム部分は湾曲可能
となる。従って、ICモジュール形成後のフィルム基板
を長尺状とした場合、そのフィルム基板を容易に巻取る
ことができることになる。
装置において、前記パターンが形成されたフィルム基材
の裏面に、モジュール製造用金型を用いてICモジュー
ルを形成するにあたり、溶融樹脂を送給するランナー
を、前記フィルム基材の長手方向と直交する方向で且
つ、前記ICモジュール成形予定部位と交差する位置に
配置したフィルム基材のランナー構造であり、フィルム
基材上に残るランナーは、ICモジュールの幅内に納ま
ることとなり、フィルム基材ないしフィルム基板を巻取
る際に、ICモジュール以外のフィルム部分は湾曲可能
となる。従って、ICモジュール形成後のフィルム基板
を長尺状とした場合、そのフィルム基板を容易に巻取る
ことができることになる。
【0052】第3の発明は、前記構成のICカード製造
装置において、前記パターンが形成されたフィルム基材
の裏面に、モジュール製造用金型を用いてICモジュー
ルを形成するにあたり、溶融樹脂を送給するランナー
を、前記フィルム基材の長手方向と直交する方向で且
つ、前記ICモジュール成形予定部位と交差する位置に
配置し、更に、前記ランナーの両側部に、前記ICモジ
ュール成形部よりも高さの高い突起部を形成したフィル
ム基材のランナー構造であり、フィルム基板を積層する
と、ランナーの両側部に設けられた突起部が、上方のフ
ィルム基板の下面端縁と当接することとなり、従って、
ICモジュールが銅箔と当接して当該銅箔に傷が付く事
態を回避することができる。従って、フィルム基板を積
層しても外観不良や製品不良を生じることがない。
装置において、前記パターンが形成されたフィルム基材
の裏面に、モジュール製造用金型を用いてICモジュー
ルを形成するにあたり、溶融樹脂を送給するランナー
を、前記フィルム基材の長手方向と直交する方向で且
つ、前記ICモジュール成形予定部位と交差する位置に
配置し、更に、前記ランナーの両側部に、前記ICモジ
ュール成形部よりも高さの高い突起部を形成したフィル
ム基材のランナー構造であり、フィルム基板を積層する
と、ランナーの両側部に設けられた突起部が、上方のフ
ィルム基板の下面端縁と当接することとなり、従って、
ICモジュールが銅箔と当接して当該銅箔に傷が付く事
態を回避することができる。従って、フィルム基板を積
層しても外観不良や製品不良を生じることがない。
【0053】第4の発明は、前記構成のICカード製造
装置において、前記パターンが形成されたフィルム基材
の裏面に、モジュール製造用金型を用いてICモジュー
ルを形成するにあたり、溶融樹脂を送給するランナー
を、前記フィルム基材の長手方向と直交する方向で且
つ、前記ICモジュール成形予定部位と交差する位置に
配置し、更に、前記ランナーの両側部の少なくとも一方
には突起部を形成し、加えて、前記フィルム基材送給用
のガイドを設けると共に、このガイドには、前記ランナ
ーの突起部と係合するガイド溝を備えたフィルム基板の
ガイド装置であり、フィルム基板はそのランナーの突起
部がフィルム基材送給用のガイドのガイド溝に案内され
るので、フィルム基板の端縁にバリがあっても、従来の
ようなフィルム基板の搬送途上でバリが搬送装置のガイ
ドレールに引っ掛かってジャミングを生じるといった不
具合を回避することができ、従って、本発明によれば、
搬送が停止されてしまう不都合が阻止される。
装置において、前記パターンが形成されたフィルム基材
の裏面に、モジュール製造用金型を用いてICモジュー
ルを形成するにあたり、溶融樹脂を送給するランナー
を、前記フィルム基材の長手方向と直交する方向で且
つ、前記ICモジュール成形予定部位と交差する位置に
配置し、更に、前記ランナーの両側部の少なくとも一方
には突起部を形成し、加えて、前記フィルム基材送給用
のガイドを設けると共に、このガイドには、前記ランナ
ーの突起部と係合するガイド溝を備えたフィルム基板の
ガイド装置であり、フィルム基板はそのランナーの突起
部がフィルム基材送給用のガイドのガイド溝に案内され
るので、フィルム基板の端縁にバリがあっても、従来の
ようなフィルム基板の搬送途上でバリが搬送装置のガイ
ドレールに引っ掛かってジャミングを生じるといった不
具合を回避することができ、従って、本発明によれば、
搬送が停止されてしまう不都合が阻止される。
【0054】第5の発明は、前記構成のICカード製造
装置において、前記フィルム基板よりICパッケージを
分離してICカード基材の凹部に装着するにあたり、前
記分離したICパッケージは、ICモジュールと、該I
Cモジュールよりも低い高さを有するランナー部と、フ
ィルム基材部とを備え、前記ICカード基材の凹部は、
前記ICパッケージの前記ICモジュールが係合する第
1凹部と、前記ICパッケージの前記ランナー部が係合
する第2凹部と、前記フィルム基材部が係合する第3凹
部とを備えたICカード装置であり、ICパッケージの
前記ICモジュールとICカード基材の第1凹部、IC
パッケージの前記ランナー部と第2凹部、フィルム基材
部と第3凹部、のそれぞれが係合することにより位置決
めがなされる。従って、高価で複雑なゲートレス構造の
金型を用いずに、比較的安価で簡易なランナー構造の金
型を用い、しかも位置精度の高い位置決め構造を備えた
ICカード装置を得ることができる。
装置において、前記フィルム基板よりICパッケージを
分離してICカード基材の凹部に装着するにあたり、前
記分離したICパッケージは、ICモジュールと、該I
Cモジュールよりも低い高さを有するランナー部と、フ
ィルム基材部とを備え、前記ICカード基材の凹部は、
前記ICパッケージの前記ICモジュールが係合する第
1凹部と、前記ICパッケージの前記ランナー部が係合
する第2凹部と、前記フィルム基材部が係合する第3凹
部とを備えたICカード装置であり、ICパッケージの
前記ICモジュールとICカード基材の第1凹部、IC
パッケージの前記ランナー部と第2凹部、フィルム基材
部と第3凹部、のそれぞれが係合することにより位置決
めがなされる。従って、高価で複雑なゲートレス構造の
金型を用いずに、比較的安価で簡易なランナー構造の金
型を用い、しかも位置精度の高い位置決め構造を備えた
ICカード装置を得ることができる。
【0055】このように、本発明によれば、この種のI
Cカード製造装置において、外観不良や製品不良を生じ
ることがなく、また、搬送過程において不具合が生じに
くく、更に、ICパッケージのICカード基材への装着
が精度よくなされる等の利点を有するものである。
Cカード製造装置において、外観不良や製品不良を生じ
ることがなく、また、搬送過程において不具合が生じに
くく、更に、ICパッケージのICカード基材への装着
が精度よくなされる等の利点を有するものである。
【図1】本発明に係るモジュール製造用金型を示す縦断
面図である。
面図である。
【図2】本発明に係り、ICモジュールを形成したフィ
ルム基材を示す平面図である。
ルム基材を示す平面図である。
【図3】本発明に係り、ICモジュールを形成したフィ
ルム基材を示す平面図である。
ルム基材を示す平面図である。
【図4】本発明に係り、ICモジュールを形成したフィ
ルム基材を示す要部斜視図である。
ルム基材を示す要部斜視図である。
【図5】フィルム基板を積層した状態を示す縦断面図で
ある。
ある。
【図6】フィルム基材送給用のガイドと、このガイド内
にあるフィルム基材を示す縦断面図である。
にあるフィルム基材を示す縦断面図である。
【図7】ICカード基材の凹部と、フィルム基板から分
離したICパッケージを示す斜視図である。
離したICパッケージを示す斜視図である。
【図8】ICカード基材の凹部と、フィルム基板から分
離したICパッケージを示す縦断面図である。
離したICパッケージを示す縦断面図である。
【図9】ICカード製造の工程を示す図である。
【図10】フィルム基材を示す平面図である。
【図11】モジュール製造用金型を示す縦断面図であ
る。
る。
【図12】ICモジュールを形成したフィルム基材を示
す平面図である。
す平面図である。
【図13】ICモジュールを形成したフィルム基材を示
す平面図である。
す平面図である。
【図14】フィルム基板を積層した状態を示す縦断面図
である。
である。
【図15】ICカード基材の凹部と、フィルム基板から
分離したICパッケージを示す縦断面図である。
分離したICパッケージを示す縦断面図である。
【図16】ICカード基材の凹部と、フィルム基板から
分離したICパッケージを示す縦断面図である。
分離したICパッケージを示す縦断面図である。
1 フィルム基材 3 銅箔 4 パターン 7 凹部 10 フィルム基板 11 下型 12 ピン 13 上型 14 凹部 15 押え部材 16 弾性材 22 ランナー 23 突起部 30 ICパッケージ 31 ICモジュール 32 フィルム基材部 40 ICカード基材 43 凹部 44 第1凹部 45 第2凹部 46 第3凹部
Claims (5)
- 【請求項1】 フィルム基材供給工程と、パターン形成
工程と、ICモジュール形成工程とからなるフィルム基
板形成工程、及び、ICカード基材形成工程、並びに、
フィルム基板よりICパッケージを分離してICカード
基材の凹部に装着するICパッケージ搭載工程から構成
されるICカード製造装置において、 前記パターンが形成されたフィルム基材上にICモジュ
ールを形成するためのモジュール製造用金型に設けられ
るものであって、 前記金型の下型に、前記フィルム基材の前記フィルム送
給用の穴に挿入する位置決めピンを設け、前記金型の上
型には、前記位置決めピンを挿入する凹部と、前記凹部
に出没可能に装着され且つ前記位置決めピンと嵌合する
押え部材とを設け、更に前記上型には、前記押え部材を
常時下型方向へ弾性付勢する弾性材を装着したことを特
徴とするフィルム基材のガイド装置。 - 【請求項2】 フィルム基材供給工程と、パターン形成
工程と、ICモジュール形成工程とからなるフィルム基
板形成工程、及び、ICカード基材形成工程、並びに、
フィルム基板よりICパッケージを分離してICカード
基材の凹部に装着するICパッケージ搭載工程から構成
されるICカード製造装置において、 前記パターンが形成されたフィルム基材の裏面に、モジ
ュール製造用金型を用いてICモジュールを形成するに
あたり、 溶融樹脂を送給するランナーを、前記フィルム基材の長
手方向と直交する方向で且つ、前記ICモジュール成形
予定部位と交差する位置に配置したことを特徴とするフ
ィルム基材のランナー構造。 - 【請求項3】 フィルム基材供給工程と、パターン形成
工程と、ICモジュール形成工程とからなるフィルム基
板形成工程、及び、ICカード基材形成工程、並びに、
フィルム基板よりICパッケージを分離してICカード
基材の凹部に装着するICパッケージ搭載工程から構成
されるICカード製造装置において、 前記パターンが形成されたフィルム基材の裏面に、モジ
ュール製造用金型を用いてICモジュールを形成するに
あたり、 溶融樹脂を送給するランナーを、前記フィルム基材の長
手方向と直交する方向で且つ、前記ICモジュール成形
予定部位と交差する位置に配置し、 更に、前記ランナーの両側部に、前記ICモジュール成
形部よりも高さの高い突起部を形成したことを特徴とす
るフィルム基材のランナー構造。 - 【請求項4】 フィルム基材供給工程と、パターン形成
工程と、ICモジュール形成工程とからなるフィルム基
板形成工程、及び、ICカード基材形成工程、並びに、
フィルム基板よりICパッケージを分離してICカード
基材の凹部に装着するICパッケージ搭載工程から構成
されるICカード製造装置において、 前記パターンが形成されたフィルム基材の裏面に、モジ
ュール製造用金型を用いてICモジュールを形成するに
あたり、 溶融樹脂を送給するランナーを、前記フィルム基材の長
手方向と直交する方向で且つ、前記ICモジュール成形
予定部位と交差する位置に配置し、 更に、前記ランナーの両側部の少なくとも一方には突起
部を形成し、 加えて、前記フィルム基材送給用のガイドを設けると共
に、このガイドには、前記ランナーの突起部と係合する
ガイド溝を備えたことを特徴とするフィルム基板のガイ
ド装置。 - 【請求項5】 フィルム基材供給工程と、パターン形成
工程と、ICモジュール形成工程とからなるフィルム基
板形成工程、及び、ICカード基材形成工程、並びに、
フィルム基板よりICパッケージを分離してICカード
基材の凹部に装着するICパッケージ搭載工程から構成
されるICカード製造装置において、 前記フィルム基板よりICパッケージを分離してICカ
ード基材の凹部に装着するにあたり、 前記分離したICパッケージは、ICモジュールと、該
ICモジュールよりも低い高さを有するランナー部と、
フィルム基材部とを備え、 前記ICカード基材の凹部は、前記ICパッケージの前
記ICモジュールが係合する第1凹部と、前記ICパッ
ケージの前記ランナー部が係合する第2凹部と、前記フ
ィルム基材部が係合する第3凹部とを備えたことを特徴
とするICカード装置。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22837794A JP3161914B2 (ja) | 1994-09-22 | 1994-09-22 | Icカード製造装置 |
| TW086200317U TW306670U (en) | 1994-09-22 | 1994-10-01 | Device for guiding film usbstrte |
| TW084107608A TW286403B (ja) | 1994-09-22 | 1994-10-01 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22837794A JP3161914B2 (ja) | 1994-09-22 | 1994-09-22 | Icカード製造装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0890967A true JPH0890967A (ja) | 1996-04-09 |
| JP3161914B2 JP3161914B2 (ja) | 2001-04-25 |
Family
ID=16875516
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22837794A Expired - Fee Related JP3161914B2 (ja) | 1994-09-22 | 1994-09-22 | Icカード製造装置 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3161914B2 (ja) |
| TW (2) | TW286403B (ja) |
-
1994
- 1994-09-22 JP JP22837794A patent/JP3161914B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 1994-10-01 TW TW084107608A patent/TW286403B/zh active
- 1994-10-01 TW TW086200317U patent/TW306670U/zh unknown
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3161914B2 (ja) | 2001-04-25 |
| TW306670U (en) | 1997-05-21 |
| TW286403B (ja) | 1996-09-21 |
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