JPH089115Y2 - 油圧タグラインの油圧回路 - Google Patents

油圧タグラインの油圧回路

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JPH089115Y2
JPH089115Y2 JP1988149789U JP14978988U JPH089115Y2 JP H089115 Y2 JPH089115 Y2 JP H089115Y2 JP 1988149789 U JP1988149789 U JP 1988149789U JP 14978988 U JP14978988 U JP 14978988U JP H089115 Y2 JPH089115 Y2 JP H089115Y2
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JP
Japan
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hydraulic
motor
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rope
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省三 横山
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Kobe Steel Ltd
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Kobe Steel Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、クラムシェルのバケットやいわゆるリフマ
グのマグネット等の振れ止めとして使用される油圧タグ
ラインの油圧回路に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、油圧タグラインの油圧回路としてたとえば実公
昭60−3362号公報に示されるように、タグラインドラム
に油圧モータを直結し、この油圧モータをタグラインロ
ープの巻取り時にはモータとして機能させ、タグライン
ロープの繰り出し時にはポンプとして機能させるように
したものが知られている。この従来技術において、タグ
ラインロープの繰り出し時に油圧モータをポンプとして
機能させる際、モータの吸込み側にキャビテーションが
発生するのを防止するために、上記油圧ポンプとは別
に、補助油圧ポンプを設け、この補助ポンプから上記モ
ータの吸込み側に低圧油を供給してキャビテーションを
防止するようにしている。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記従来技術では、油圧モータの駆動
のための油圧ポンプとは別に、キャビテーション防止の
ための補助ポンプを設ける必要があり、このために回路
構成が複雑となり、コストアップになるという問題があ
った。
本考案は、このような問題を解消するためになされた
ものであり、回路構成を簡単にしてコストダウンを図
り、かつ、タグラインロープの繰り出し時に油圧モータ
の吸込み側にキャビテーションが発生することを確実に
防止できる油圧タグラインの油圧回路を提供することを
目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的達成のために本考案は、タグラインドラム
に、タグラインロープの巻取り時にはモータとして機能
し、タグラインロープの繰り出し時にはポンプとして機
能する油圧モータを直結し、油圧モータの上記巻取り運
転時の吸込み側ポートに、エンジンによって駆動される
油圧ポンプの吐出管路を、吐出し側ポートにタンクへの
リターン管路をそれぞれ接続するとともに、両管路間
に、上記油圧ポンプの吐出圧力を制御するリリーフ弁を
接続し、このリリーフ弁とリターン管路との接続点より
下流に絞り付きチェック弁からなる背圧弁を設け、上記
吐出管路と、背圧弁より下流のリターン管路との間にバ
イパス弁を設けた構成としている。
〔作用〕
上記の構成により、タグラインロープを繰り出す際に
油圧モータがポンプとして機能し、油圧モータの吐出油
がリリーフ弁を経てモータの吸込み側に流入され、さら
に、モータ吸込み側に背圧弁により背圧がかけられ、リ
リーフ弁によりリリーフされた油がそのままタンクに流
出されることがなく、モータの吸込み側に確実に流入さ
れ、キャビテーションの発生が確実に防止され、タグラ
インロープの繰り出しが円滑に行われる。
〔実施例〕
第1図は油圧タグラインをクラムシェルのバケットに
適用した場合の実施例を示す。第1図において、建設機
械の上部旋回体1にブーム2が回動自在に支持され、こ
のブーム2に支持ロープ3と開閉ロープ(図示省略)と
を介してバケット4が昇降自在にかつ開閉自在に支持さ
れている。タグラインロープ5は、上部旋回体1の前部
でブーム2の枢支部近傍に設置されたタグラインドラム
6に繰り出し可能に巻取られ、その先端が上記ブーム2
の中間部に支持されたガイドシーブ7を経てバケット4
に止着されている。
タグラインドラム6は第2図に示すように油圧モータ
8に直結され、このモータ8の一方(巻取り時の吸込み
側)のポート8aに油圧ポンプ9の吐出管路10が接続さ
れ、他方(巻取り時吐出し側)のポート8bにタンク14へ
のリターン管路12が接続され、両管路10,12の間にポン
プ9の吐出圧力を制御するリリーフ弁11が接続されてい
る。また、リリーフ弁11のリターン管路12に対する接続
点bよりも下流には絞り付きチェック弁からなる背圧弁
13が接続され、上記ポンプ9の吐出管路10と、背圧弁13
の下流のリターン管路12との間にバイパス弁15が設けら
れている。
この構成において、図外の開閉ロープの巻取りおよび
繰り出しによりバケット4が開閉され、その開閉ロープ
と支持ロープとの巻取りおよび繰り出しによりバケット
4が昇降され、バケット作業が行われる。このときバケ
ット4の振れを防止するために、タグラインドラム6に
よりタグラインロープ5の巻取りおよび繰り出しが行わ
れ、バケット4が上記支持ロープ3の鉛直線上に位置す
るように調節される。
ここで、タグラインロープ5の巻取り時には、油圧ポ
ンプ9の吐出油が矢印イ方向に導かれ、管路10を経てモ
ータ8のポート8aに流入され、モータ8が正転されてド
ラム6が巻取り方向に回転され、弛んだタグラインロー
プ5を巻取る作用およびバケット4の振れをブーム2側
に引き寄せる作用が発揮され。このときリリーフ弁11に
よりポンプ9の吐出圧力が制御され、モータ8の回転ト
ルクすなわちタグラインロープ5の巻取り力(引張力)
が制御され、バケット4が所定位置まで引き寄せられる
と、ポンプ9の吐出油がリリーフ弁11によりリリーフさ
れ、矢印ロ方向に導かれ、接続点bでモータ8からの吐
出油と合流し、背圧弁13を経てタンク14に戻される。こ
れによりタグラインロープ5が必要以上に巻取られるこ
とが防止され、バケット4が上記鉛直線上に位置するよ
うに制御される。そして、モータ8を巻取り方向に付勢
した状態で、タグラインロープ5にリリーフ弁11により
設定された圧力に対応する引張力が作用し、バケット4
の振れが防止される。
一方、タグラインロープ5の繰り出し時には、ロープ
5によりドラム6が逆転されるとともに、モータ8が逆
転され、このモータ8がポンプ作用を発揮する。このと
きモータ8の吐出油は破線矢印ハ方向に導かれ、a点で
ポンプ9からの吐出油と合流してリリーフ弁11に流入
し、その合流油がリリーフ弁11によりリリーフされなが
ら破線矢印ニ方向に導かれ、そのうち必要流量がモータ
8の吸込み側ポート8bに流入される。そして、上記リリ
ーフ弁11のリリーフ作用によりモータ8の吐出し側に背
圧が付与され、そのリリーフ弁11の設定圧に対応する圧
力でモータ8に制動力が付与され、モータ8がポンプ作
用を発揮しながら逆手され、タグラインロープ5が繰り
出される。
このタグラインロープ5の繰り出し時において、バケ
ット4のフリーフォール時等に、モータ8の逆転速度が
上記巻取り時の回転速度よりも速くなる場合があり、こ
のような場合にはモータ8の吸込み側に大流量が必要と
なる。しかし、この繰り出し時には上記モータ8からの
吐出油と、ポンプ9からの吐出油をa点で合流させ、そ
の合流油をリリーフ弁11を経て破線矢印ニ方向に導くよ
うにしてあり、かつ、リターン管路12に背圧弁13を設け
てあるので、上記リリーフ弁11によりリリーフされた合
流油がそのままタンク14に流出されるおそれはなく、モ
ータ8の吸込み側に必要流量が確実に流入され、その余
剰油のみが背圧弁13を経てタンク14に戻される。これに
よって、モータ8にキャビテーションが生じるおそれが
なくなり、モータ8の逆転ならびにタグラインロープ5
の繰り出しが円滑に行われる。なお、上記背圧弁13のク
ラッキング圧力は、ポンプ9を駆動するエンジンのアイ
ドル回転領域で油がタンク14に戻らない程度に設定す
る。
また、リリーフ弁11の接続点aとモータ8のポート8a
との間の管路をできるだけ短くし、好ましくはモータ8
のポート8aにリリーフ弁11を直結することにより、上記
タグラインロープ5の繰り出し時に、配管抵抗を少なく
でき、ロープ5の繰り出しを一層スムーズに行うことが
できる。
また、上記背圧弁13を絞り付きチェック弁とすること
により、エンジンの停止時に、タグラインドラム6を手
で容易に回転させることができるようになる。
さらに、バイパス弁15を設けたことにより、油圧タグ
ラインを使用しない時、バイパス弁15を開き、ポンプ9
の吐出油を無負荷状態で直接タンク14に戻すことがで
き、省エネルギー効果が高められる。バイパス弁15は手
動切換弁でも電磁弁弁でもよいが、その接続点c,dはポ
ンプ9およびタンク14にできるだけ近い位置とする。
〔考案の効果〕
以上のように本考案は、タグラインロープの巻取り時
にモータとして機能し、繰り出し時にポンプとして機能
する油圧モータを用いた油圧タグラインのリターン管路
に、絞り付きチェック弁からなる背圧弁を設けたことに
より、タグラインロープの繰り出し時に油圧モータの吸
込み側にキャビテーションが発生することを確実に防止
でき、ロープ繰り出し作業を円滑に行うことができる。
しかも、上記従来のように補助ポンプを設けたものに比
べて構造を簡素化でき、コストダウンを図ることができ
る。また、油圧タグラインを使用しない時に、バイパス
弁を開いてポンプの吐出油を無負荷状態で直接タンクに
戻すことができ、省エネルギー効果を高めることがで
き、さらに、エンジンの停止時にはタグラインドラムを
手で容易に回転させることができる等の作用効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は油圧タグラインの使用例を示す機械の側面図、
第2図は本考案の実施例を示す油圧回路図である。 4……バケット、5……タグラインロープ、6……タグ
ラインドラム、8……油圧モータ、9……油圧ポンプ、
10……ポンプの吐出管路、11……リリーフ弁、12……リ
ターン管路、13……絞り付きチェック弁からなる背圧
弁、14……タンク、15……バイパス弁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】タグラインドラムに、タグラインロープの
    巻取り時にはモータとして機能し、タグラインロープの
    繰り出し時にはポンプとして機能する油圧モータを直結
    し、油圧モータの上記巻取り運転時の吸込み側ポート
    に、エンジンによって駆動される油圧ポンプの吐出管路
    を、吐出し側ポートにタンクへのリターン管路をそれぞ
    れ接続するとともに、両管路間に、上記油圧ポンプの吐
    出圧力を制御するリリーフ弁を接続し、このリリーフ弁
    とリターン管路との接続点より下流に絞り付きチェック
    弁からなる背圧弁を設け、上記吐出管路と、背圧弁より
    下流のリターン管路との間にバイパス弁を設けてなるこ
    とを特徴とする油圧タグラインの油圧回路。
JP1988149789U 1988-11-17 1988-11-17 油圧タグラインの油圧回路 Expired - Lifetime JPH089115Y2 (ja)

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JPH0269687U JPH0269687U (ja) 1990-05-28
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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012041161A (ja) * 2010-08-21 2012-03-01 Kobelco Cranes Co Ltd 油圧タグライン装置
JP5534358B2 (ja) * 2011-06-15 2014-06-25 日立建機株式会社 圧油エネルギ回収装置及びこれを用いた建設機械
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