JPH0892902A - 軌道融雪装置 - Google Patents
軌道融雪装置Info
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- JPH0892902A JPH0892902A JP6229239A JP22923994A JPH0892902A JP H0892902 A JPH0892902 A JP H0892902A JP 6229239 A JP6229239 A JP 6229239A JP 22923994 A JP22923994 A JP 22923994A JP H0892902 A JPH0892902 A JP H0892902A
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Classifications
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A30/00—Adapting or protecting infrastructure or their operation
- Y02A30/30—Adapting or protecting infrastructure or their operation in transportation, e.g. on roads, waterways or railways
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- Road Paving Structures (AREA)
- Railway Tracks (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 水を噴出することなく本軌道とガードレール
との間の間隙内の氷雪を融解させ得る軌道融雪装置を提
供する。 【構成】 列車の車輪が転動する本軌道10と、該本軌
道10に沿って設けられたガードレール12との間の間
隙16内の氷雪を融解するための軌道融雪装置であっ
て、前記間隙16内に配設され、内部を加熱流体28が
循環可能であると共に、該加熱流体28が有する熱を放
射可能な材料で形成されている管部材20から成る。
との間の間隙内の氷雪を融解させ得る軌道融雪装置を提
供する。 【構成】 列車の車輪が転動する本軌道10と、該本軌
道10に沿って設けられたガードレール12との間の間
隙16内の氷雪を融解するための軌道融雪装置であっ
て、前記間隙16内に配設され、内部を加熱流体28が
循環可能であると共に、該加熱流体28が有する熱を放
射可能な材料で形成されている管部材20から成る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は軌道融雪装置に関し、一
層詳細には列車の車輪が転動する本軌道と、その本軌道
に沿って設けられたガードレールとの間の間隙内の氷雪
を融解するための軌道融雪装置に関する。
層詳細には列車の車輪が転動する本軌道と、その本軌道
に沿って設けられたガードレールとの間の間隙内の氷雪
を融解するための軌道融雪装置に関する。
【0002】
【従来の技術】鉄道線路において、例えば踏切、カーブ
等には列車の車輪が転動して列車の進行を案内するする
本軌道と、その本軌道に沿って設けられたガードレール
が並設されている。本軌道とガードレールとの間には狭
い間隙が設けられ、その間を車輪のフランジが通過可能
になっている。ところで、寒冷地の鉄道では冬期間積雪
があるため、本軌道とガードレールとの間の間隙内を含
め、線路や踏切に雪が積もる。積もった雪の上を列車の
車輪が通過したり、踏切上を車輌が通過することによ
り、本軌道とガードレールとの間の間隙内に積もった雪
が圧縮され、圧雪状態となり、最後には氷になる。この
圧雪が過度に進行すると、当該間隙内が氷雪で充填され
てしまい、ガードレールが機能しなくなり列車が脱線す
るおそれが有る。そこで、本軌道とガードレールとの間
の間隙内に溜まった氷雪を作業員が手作業で掻き出して
列車の脱線を未然に防止していた。しかし、手作業で本
軌道とガードレールとの間の間隙内に溜まった氷雪を除
去するのは効率が悪く、作業の安全性の面等で課題があ
る。そこで、本軌道とガードレールとの間の間隙内に散
水パイプを敷設し、散水パイプから噴出する大量の水に
よって当該間隙内の氷雪を融解させる散水式の軌道融雪
装置が提案された。
等には列車の車輪が転動して列車の進行を案内するする
本軌道と、その本軌道に沿って設けられたガードレール
が並設されている。本軌道とガードレールとの間には狭
い間隙が設けられ、その間を車輪のフランジが通過可能
になっている。ところで、寒冷地の鉄道では冬期間積雪
があるため、本軌道とガードレールとの間の間隙内を含
め、線路や踏切に雪が積もる。積もった雪の上を列車の
車輪が通過したり、踏切上を車輌が通過することによ
り、本軌道とガードレールとの間の間隙内に積もった雪
が圧縮され、圧雪状態となり、最後には氷になる。この
圧雪が過度に進行すると、当該間隙内が氷雪で充填され
てしまい、ガードレールが機能しなくなり列車が脱線す
るおそれが有る。そこで、本軌道とガードレールとの間
の間隙内に溜まった氷雪を作業員が手作業で掻き出して
列車の脱線を未然に防止していた。しかし、手作業で本
軌道とガードレールとの間の間隙内に溜まった氷雪を除
去するのは効率が悪く、作業の安全性の面等で課題があ
る。そこで、本軌道とガードレールとの間の間隙内に散
水パイプを敷設し、散水パイプから噴出する大量の水に
よって当該間隙内の氷雪を融解させる散水式の軌道融雪
装置が提案された。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来の散水式の軌道融雪装置には次のような課題があ
る。散水パイプから噴出する大量の水によって間隙内の
氷雪を融解させるという点では相当の成果を挙げること
ができたが、散水した大量の水に加え氷雪が融解した水
が線路下に溜まり、著しい場合は線路が水没状態になっ
てしまうという課題が有る。また、線路下に溜まった水
が再び凍結すると、線路を押し上げてしまい結果的に脱
線の可能性が一層高くなるという課題も有り、散水式の
軌道融雪装置は実現に至っていない。従って、本発明は
水を噴出することなく本軌道とガードレールとの間の間
隙内の氷雪を融解させ得る軌道融雪装置を提供すること
を目的とする。
従来の散水式の軌道融雪装置には次のような課題があ
る。散水パイプから噴出する大量の水によって間隙内の
氷雪を融解させるという点では相当の成果を挙げること
ができたが、散水した大量の水に加え氷雪が融解した水
が線路下に溜まり、著しい場合は線路が水没状態になっ
てしまうという課題が有る。また、線路下に溜まった水
が再び凍結すると、線路を押し上げてしまい結果的に脱
線の可能性が一層高くなるという課題も有り、散水式の
軌道融雪装置は実現に至っていない。従って、本発明は
水を噴出することなく本軌道とガードレールとの間の間
隙内の氷雪を融解させ得る軌道融雪装置を提供すること
を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は次の構成を備える。すなわち、列車の車輪
が転動する本軌道と、該本軌道に沿って設けられたガー
ドレールとの間の間隙内の氷雪を融解するための軌道融
雪装置であって、前記間隙内に配設され、内部を加熱流
体が循環可能であると共に、該加熱流体が有する熱を放
射可能な材料で形成されている管部材から成ることを特
徴とする。また、上記の軌道融雪装置において、前記管
部材は、前記間隙への異物の侵入を防止するための間隙
充填部材を管状に形成してもよいし、前記管部材は、管
部材体が放射して熱を一旦蓄熱した後、放射可能な蓄熱
部材で被覆してもよい。
め、本発明は次の構成を備える。すなわち、列車の車輪
が転動する本軌道と、該本軌道に沿って設けられたガー
ドレールとの間の間隙内の氷雪を融解するための軌道融
雪装置であって、前記間隙内に配設され、内部を加熱流
体が循環可能であると共に、該加熱流体が有する熱を放
射可能な材料で形成されている管部材から成ることを特
徴とする。また、上記の軌道融雪装置において、前記管
部材は、前記間隙への異物の侵入を防止するための間隙
充填部材を管状に形成してもよいし、前記管部材は、管
部材体が放射して熱を一旦蓄熱した後、放射可能な蓄熱
部材で被覆してもよい。
【0005】
【作用】作用について説明する。本軌道とガードレール
との間の間隙内に配設された管部材は、内部を加熱流体
が循環可能であると共に、加熱流体が有する熱を放射可
能な材料で形成されている。従って、管部材内部で加熱
流体を循環させると管部材が放射する熱で間隙内に侵入
した氷雪を融解可能となる。
との間の間隙内に配設された管部材は、内部を加熱流体
が循環可能であると共に、加熱流体が有する熱を放射可
能な材料で形成されている。従って、管部材内部で加熱
流体を循環させると管部材が放射する熱で間隙内に侵入
した氷雪を融解可能となる。
【0006】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例について添付図
面と共に詳述する。なお、本実施例では踏切における軌
道融雪装置を例に挙げて説明する。本発明に係る軌道融
雪装置が設けられた踏切の一例を図5に示す。図5にお
いて、10は列車の車輪が転動する本軌道であり、平行
に1対(図5には1本のみ図示)設けられている。本軌
道10は鋼鉄で形成されている。12は踏切材縁崩壊防
止用のガードレールであり、踏切14の長さ範囲を僅か
に越えて各本軌道10に沿って1対(図5には1本のみ
図示)設けられると共に、各本軌道10の内側へ本軌道
10に対して平行に設けられている。ガードレール12
は、本軌道10に並設されている。ガードレール12も
鋼鉄で本軌道10と同じ高さに形成されている。本軌道
10とガードレール12との間には狭い間隙16が設け
られ、その中を車輪のフランジが通過可能になってい
る。通常、間隙16は幅約65mm、深さ約50mmに
形成されている。18は融雪装置であり、間隙16内に
配設され、間隙16内の氷雪を融解するために設けられ
ている。上記構成を有する踏切14に設けられている融
雪装置18に関し、4個の実施例を以下に説明する。
面と共に詳述する。なお、本実施例では踏切における軌
道融雪装置を例に挙げて説明する。本発明に係る軌道融
雪装置が設けられた踏切の一例を図5に示す。図5にお
いて、10は列車の車輪が転動する本軌道であり、平行
に1対(図5には1本のみ図示)設けられている。本軌
道10は鋼鉄で形成されている。12は踏切材縁崩壊防
止用のガードレールであり、踏切14の長さ範囲を僅か
に越えて各本軌道10に沿って1対(図5には1本のみ
図示)設けられると共に、各本軌道10の内側へ本軌道
10に対して平行に設けられている。ガードレール12
は、本軌道10に並設されている。ガードレール12も
鋼鉄で本軌道10と同じ高さに形成されている。本軌道
10とガードレール12との間には狭い間隙16が設け
られ、その中を車輪のフランジが通過可能になってい
る。通常、間隙16は幅約65mm、深さ約50mmに
形成されている。18は融雪装置であり、間隙16内に
配設され、間隙16内の氷雪を融解するために設けられ
ている。上記構成を有する踏切14に設けられている融
雪装置18に関し、4個の実施例を以下に説明する。
【0007】(第1実施例)第1実施例について図1を
更に参照して説明する。20は間隙充填部材の一例であ
る護輪ラバーであり、間隙16内に敷設されている。護
輪ラバー20は合成ゴム等の蓄熱材で長尺の筒状に形成
されている。護輪ラバー20の幅は、間隙16の内部幅
と略同幅に形成されると共に、間隙16の上端幅よりは
幅広に形成されている。護輪ラバー20は、弾性変形可
能であり、間隙16の上面から間隙16内へ押入するこ
とができる。護輪ラバー20は、間隙充填部材として間
隙16内への異物(例えば石、ごみ等)の侵入を防止す
る。なお、護輪ラバー20の外周面には長さ方向へ4本
の凹溝22が形成されている。また、護輪ラバー20は
外周面に長さ方向へ形成されている4本の凸条部24
で、本軌道10およびガードレール12内面へ当接可能
になっている。
更に参照して説明する。20は間隙充填部材の一例であ
る護輪ラバーであり、間隙16内に敷設されている。護
輪ラバー20は合成ゴム等の蓄熱材で長尺の筒状に形成
されている。護輪ラバー20の幅は、間隙16の内部幅
と略同幅に形成されると共に、間隙16の上端幅よりは
幅広に形成されている。護輪ラバー20は、弾性変形可
能であり、間隙16の上面から間隙16内へ押入するこ
とができる。護輪ラバー20は、間隙充填部材として間
隙16内への異物(例えば石、ごみ等)の侵入を防止す
る。なお、護輪ラバー20の外周面には長さ方向へ4本
の凹溝22が形成されている。また、護輪ラバー20は
外周面に長さ方向へ形成されている4本の凸条部24
で、本軌道10およびガードレール12内面へ当接可能
になっている。
【0008】26は流路であり、護輪ラバー20の中心
に形成されている。流路26を形成することにより、護
輪ラバー20は管部材の機能を併せ持っている。流路2
6内は、加熱された流体28(例えば水、エチレングリ
コール溶液、ガス等)が循環可能になっている。護輪ラ
バー20は、前述のように合成ゴム等の蓄熱材で形成さ
れているが、加熱流体28を通すため、十分な耐熱性と
耐圧性を備えている。また、護輪ラバー20は、循環す
る加熱流体28が有する熱を外方へ放射可能になってい
る。護輪ラバー20は踏切14の長さ範囲に亘り、両間
隙16(図5には一方のみ図示)内に配設されている。
護輪ラバー20の両端には不図示の循環ホースが接続さ
れ、流路26と流体28の加熱手段(例えば電熱ヒータ
内蔵の加熱タンク)および流体28の循環手段(例えば
ポンプ)とを連絡している。なお、前記循環ホースは本
軌道10の下側を通って前記加熱手段および循環手段へ
連絡されている。
に形成されている。流路26を形成することにより、護
輪ラバー20は管部材の機能を併せ持っている。流路2
6内は、加熱された流体28(例えば水、エチレングリ
コール溶液、ガス等)が循環可能になっている。護輪ラ
バー20は、前述のように合成ゴム等の蓄熱材で形成さ
れているが、加熱流体28を通すため、十分な耐熱性と
耐圧性を備えている。また、護輪ラバー20は、循環す
る加熱流体28が有する熱を外方へ放射可能になってい
る。護輪ラバー20は踏切14の長さ範囲に亘り、両間
隙16(図5には一方のみ図示)内に配設されている。
護輪ラバー20の両端には不図示の循環ホースが接続さ
れ、流路26と流体28の加熱手段(例えば電熱ヒータ
内蔵の加熱タンク)および流体28の循環手段(例えば
ポンプ)とを連絡している。なお、前記循環ホースは本
軌道10の下側を通って前記加熱手段および循環手段へ
連絡されている。
【0009】流路26内へ加熱流体28(温度は使用環
境によって異なるが、例えば摂氏60度〜80度)を通
すと、加熱流体28の熱によって護輪ラバー20は膨張
し、凸条部24が、本軌道10およびガードレール12
内面へ当接し、安定する。この状態で加熱流体28を循
環させると、加熱流体28の持つ熱は護輪ラバー20か
ら外方へ放射される。加熱流体28の熱は護輪ラバー2
0から本軌道10およびガードレール12へも伝導され
るが、第1実施例の場合、護輪ラバー20に凹溝22が
形成されているので当該凹溝22と本軌道10およびガ
ードレール12内面との間には空間が形成されるので、
護輪ラバー20から本軌道10およびガードレール12
への熱伝導は抑制される。従って、加熱流体28の熱は
効率良く開放された上方へ放射されるので、間隙16内
へ侵入した氷雪を融解可能となる。
境によって異なるが、例えば摂氏60度〜80度)を通
すと、加熱流体28の熱によって護輪ラバー20は膨張
し、凸条部24が、本軌道10およびガードレール12
内面へ当接し、安定する。この状態で加熱流体28を循
環させると、加熱流体28の持つ熱は護輪ラバー20か
ら外方へ放射される。加熱流体28の熱は護輪ラバー2
0から本軌道10およびガードレール12へも伝導され
るが、第1実施例の場合、護輪ラバー20に凹溝22が
形成されているので当該凹溝22と本軌道10およびガ
ードレール12内面との間には空間が形成されるので、
護輪ラバー20から本軌道10およびガードレール12
への熱伝導は抑制される。従って、加熱流体28の熱は
効率良く開放された上方へ放射されるので、間隙16内
へ侵入した氷雪を融解可能となる。
【0010】(第2実施例)第1実施例について図2を
更に参照して説明する。なお、第1実施例と同一の構成
部材については第1実施例と同一の符号を付し、説明は
省略する。30は管部材であり、十分な放熱性を有する
材料(例えば金属、プラスチック、ゴム)で形成されて
いる。管部材30は、上面が開放された間隙充填部材の
一例である護輪ラバー20内に押入されている。管部材
30内を加熱流体28が循環可能になっており、第1実
施例と同様、管部材30の両端には不図示の循環ホース
が接続され、管部材30と加熱流体28の加熱手段およ
び循環手段とを連絡している。32は熱拡散板であり、
護輪ラバー20の開放された上面を閉塞している。熱拡
散板32も、十分な放熱性を有する材料(例えば金属、
プラスチック、ゴム)で形成され両側縁は護輪ラバー2
0の上面開口縁へ係止されている。第2実施例では、加
熱流体28の持つ熱は、管部材30の外周面から放射さ
れ、上方へは熱拡散板32を介して放射されるので、間
隙16内へ侵入した氷雪を融解可能となる。
更に参照して説明する。なお、第1実施例と同一の構成
部材については第1実施例と同一の符号を付し、説明は
省略する。30は管部材であり、十分な放熱性を有する
材料(例えば金属、プラスチック、ゴム)で形成されて
いる。管部材30は、上面が開放された間隙充填部材の
一例である護輪ラバー20内に押入されている。管部材
30内を加熱流体28が循環可能になっており、第1実
施例と同様、管部材30の両端には不図示の循環ホース
が接続され、管部材30と加熱流体28の加熱手段およ
び循環手段とを連絡している。32は熱拡散板であり、
護輪ラバー20の開放された上面を閉塞している。熱拡
散板32も、十分な放熱性を有する材料(例えば金属、
プラスチック、ゴム)で形成され両側縁は護輪ラバー2
0の上面開口縁へ係止されている。第2実施例では、加
熱流体28の持つ熱は、管部材30の外周面から放射さ
れ、上方へは熱拡散板32を介して放射されるので、間
隙16内へ侵入した氷雪を融解可能となる。
【0011】(第3実施例)第3実施例について図3を
更に参照して説明する。なお、先行実施例と同一の構成
部材については先行実施例と同一の符号を付し、説明は
省略する。34は蓄熱部材であり、管部材30が放射し
て熱を一旦蓄熱した後、外方へ放射可能な材料(例えば
スポンジ、ゴムチップ等)で形成されている。蓄熱部材
34は、管部材30を包み込むように配設されているの
で、管部材30からの熱を一旦蓄熱した後、熱を徐々に
放出することができる。従って、加熱流体28の連続加
熱や連続循環を行わなくても長時間に亘って氷雪の融解
が可能になる。本実施例では摂氏60度の加熱流体28
を4時間間隔で循環させたが十分な融解能力を発揮する
ことができた。38は断熱支持体であり、蓄熱部材34
と本軌道10、ガードレール12等との間に介挿され、
蓄熱部材34の保持する熱の伝導放出を防止し、長時間
に亘る氷雪の融解をさらに効果的に行うために設けられ
ている。特に、第3実施例では管部材30を上方へ変倚
した位置に配設されており、上方への熱の移動を図って
いる。
更に参照して説明する。なお、先行実施例と同一の構成
部材については先行実施例と同一の符号を付し、説明は
省略する。34は蓄熱部材であり、管部材30が放射し
て熱を一旦蓄熱した後、外方へ放射可能な材料(例えば
スポンジ、ゴムチップ等)で形成されている。蓄熱部材
34は、管部材30を包み込むように配設されているの
で、管部材30からの熱を一旦蓄熱した後、熱を徐々に
放出することができる。従って、加熱流体28の連続加
熱や連続循環を行わなくても長時間に亘って氷雪の融解
が可能になる。本実施例では摂氏60度の加熱流体28
を4時間間隔で循環させたが十分な融解能力を発揮する
ことができた。38は断熱支持体であり、蓄熱部材34
と本軌道10、ガードレール12等との間に介挿され、
蓄熱部材34の保持する熱の伝導放出を防止し、長時間
に亘る氷雪の融解をさらに効果的に行うために設けられ
ている。特に、第3実施例では管部材30を上方へ変倚
した位置に配設されており、上方への熱の移動を図って
いる。
【0012】(第4実施例)第4実施例について図4を
更に参照して説明する。なお、先行実施例と同一の構成
部材については先行実施例と同一の符号を付し、説明は
省略する。第4実施例ではガードレール12を固定する
ためのボルト36等が間隙16内に配設された例であ
る。管部材30は、ボルト36等との干渉を防止するた
めに間隙16内の余った空間部分に配設されている。従
って、管部材30の外径は当該余剰空間の断面サイズに
依存して決定される。また、断熱支持体38は、本軌道
10、ガードレール12に加えてボルト36等を介して
蓄熱部材34の熱が伝導放出されるのを防止している。
更に参照して説明する。なお、先行実施例と同一の構成
部材については先行実施例と同一の符号を付し、説明は
省略する。第4実施例ではガードレール12を固定する
ためのボルト36等が間隙16内に配設された例であ
る。管部材30は、ボルト36等との干渉を防止するた
めに間隙16内の余った空間部分に配設されている。従
って、管部材30の外径は当該余剰空間の断面サイズに
依存して決定される。また、断熱支持体38は、本軌道
10、ガードレール12に加えてボルト36等を介して
蓄熱部材34の熱が伝導放出されるのを防止している。
【0013】上述の各実施例では、間隙16内に配設さ
れた管部材30または管部材を兼ねる護輪ラバー20
は、内部を加熱流体28が循環可能であると共に、加熱
流体28が有する熱を放射可能な材料で形成されてい
る。従って、加熱流体28を循環させると放射熱で間隙
16内に侵入した氷雪を融解可能となる。線路下に溜ま
る水は氷雪が融解した水のみであるので、大量の水が線
路下に溜まることがなく、線路が水没状態になることを
防止可能となる。また、線路下に溜まる水の量は極めて
少ないので、凍結して線路を押し上げるような障害も防
止可能となり、列車運行の安全性を確保可能になる。以
上、本発明の好適な実施例について種々述べてきたが、
本発明は上述の実施例に限定されるのではなく、例えば
本発明に係る融雪装置は踏切以外にも線路のカーブ部分
やポイント部分等であって、間隙16が比較的狭く不変
の部分にも設置することができる等、発明の精神を逸脱
しない範囲で多くの改変を施し得るのはもちろんであ
る。
れた管部材30または管部材を兼ねる護輪ラバー20
は、内部を加熱流体28が循環可能であると共に、加熱
流体28が有する熱を放射可能な材料で形成されてい
る。従って、加熱流体28を循環させると放射熱で間隙
16内に侵入した氷雪を融解可能となる。線路下に溜ま
る水は氷雪が融解した水のみであるので、大量の水が線
路下に溜まることがなく、線路が水没状態になることを
防止可能となる。また、線路下に溜まる水の量は極めて
少ないので、凍結して線路を押し上げるような障害も防
止可能となり、列車運行の安全性を確保可能になる。以
上、本発明の好適な実施例について種々述べてきたが、
本発明は上述の実施例に限定されるのではなく、例えば
本発明に係る融雪装置は踏切以外にも線路のカーブ部分
やポイント部分等であって、間隙16が比較的狭く不変
の部分にも設置することができる等、発明の精神を逸脱
しない範囲で多くの改変を施し得るのはもちろんであ
る。
【0014】
【発明の効果】本発明に係る軌道融雪装置を用いると、
本軌道とガードレールとの間の間隙内に配設された管部
材は、内部を加熱流体が循環可能であると共に、加熱流
体が有する熱を放射可能な材料で形成されている。従っ
て、管部材内部で加熱流体を循環させると管部材が放射
する熱で間隙内に侵入した氷雪を融解可能となるので、
大量の水が線路下に溜まることがないので、線路が水没
状態になることを防止可能となる。そのため、線路下に
溜まる水の量も少ないので、再び凍結して線路を押し上
げるような障害も防止可能となり、列車運行の安全性を
確保可能となる。特に、請求項2の構成を採用すると、
管部材を間隙充填部材と兼用できるので、異物の侵入防
止と間隙内の氷雪の融解を同時に可能にすることができ
る。また、請求項3の構成を採用すると、蓄熱部材が熱
を徐々に放出するので、流体の連続加熱や連続循環を行
わなくても長時間に亘って氷雪の融解が可能になる等の
著効を奏する。
本軌道とガードレールとの間の間隙内に配設された管部
材は、内部を加熱流体が循環可能であると共に、加熱流
体が有する熱を放射可能な材料で形成されている。従っ
て、管部材内部で加熱流体を循環させると管部材が放射
する熱で間隙内に侵入した氷雪を融解可能となるので、
大量の水が線路下に溜まることがないので、線路が水没
状態になることを防止可能となる。そのため、線路下に
溜まる水の量も少ないので、再び凍結して線路を押し上
げるような障害も防止可能となり、列車運行の安全性を
確保可能となる。特に、請求項2の構成を採用すると、
管部材を間隙充填部材と兼用できるので、異物の侵入防
止と間隙内の氷雪の融解を同時に可能にすることができ
る。また、請求項3の構成を採用すると、蓄熱部材が熱
を徐々に放出するので、流体の連続加熱や連続循環を行
わなくても長時間に亘って氷雪の融解が可能になる等の
著効を奏する。
【図1】本発明に係る軌道融雪装置の第1実施例を示し
た正面断面図。
た正面断面図。
【図2】本発明に係る軌道融雪装置の第2実施例を示し
た正面断面図。
た正面断面図。
【図3】本発明に係る軌道融雪装置の第3実施例を示し
た正面断面図。
た正面断面図。
【図4】本発明に係る軌道融雪装置の第4実施例を示し
た正面断面図。
た正面断面図。
【図5】踏切の一例を示した部分平面図。
10 本軌道 12 ガードレール 16 間隙 18 融雪装置 20 護輪ラバー 26 流路 28 加熱流体 30 管部材 34 蓄熱部材 38 断熱支持体
Claims (3)
- 【請求項1】 列車の車輪が転動する本軌道と、該本軌
道に沿って設けられたガードレールとの間の間隙内の氷
雪を融解するための軌道融雪装置であって、 前記間隙内に配設され、内部を加熱流体が循環可能であ
ると共に、該加熱流体が有する熱を放射可能な材料で形
成されている管部材から成ることを特徴とする軌道融雪
装置。 - 【請求項2】 前記管部材は、前記間隙への異物の侵入
を防止するための間隙充填部材を管状に形成して成るこ
とを特徴とする請求項1記載の軌道融雪装置。 - 【請求項3】 前記管部材は、管部材体が放射して熱を
一旦蓄熱した後、放射可能な蓄熱部材で被覆されている
ことを特徴とする請求項1記載の軌道融雪装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6229239A JPH0892902A (ja) | 1994-09-26 | 1994-09-26 | 軌道融雪装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6229239A JPH0892902A (ja) | 1994-09-26 | 1994-09-26 | 軌道融雪装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0892902A true JPH0892902A (ja) | 1996-04-09 |
Family
ID=16889009
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6229239A Pending JPH0892902A (ja) | 1994-09-26 | 1994-09-26 | 軌道融雪装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0892902A (ja) |
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006316616A (ja) * | 2005-05-10 | 2006-11-24 | Gmundner Fertigteile Gmbh & Co Kg | 軌道 |
| KR100698754B1 (ko) * | 2005-05-09 | 2007-03-23 | 엘지전자 주식회사 | 프로젝션 시스템 |
| CN102536319A (zh) * | 2012-02-18 | 2012-07-04 | 冯政 | 铁路隧道除冰装置 |
| JP2015014131A (ja) * | 2013-07-04 | 2015-01-22 | 鉄道軌材工業株式会社 | レール間隙充填用ユニット |
| JP2015089999A (ja) * | 2013-11-05 | 2015-05-11 | 東日本旅客鉄道株式会社 | 踏切内フランジウェイ部の融雪および凍結防止装置 |
| US9834095B2 (en) | 2015-12-16 | 2017-12-05 | Bombardier Transportation Gmbh | Fluid spraying system and method for a mass transit vehicle |
| CN108847649A (zh) * | 2018-07-20 | 2018-11-20 | 中铁建电气化局集团康远新材料有限公司 | 一种用于侧向受流接触线的除冰装置及方法 |
| JP2019031817A (ja) * | 2017-08-08 | 2019-02-28 | 宮坂 亮雪 | 踏切用フランジウェイの間詰構造 |
| KR20240028100A (ko) * | 2022-08-24 | 2024-03-05 | 국립군산대학교산학협력단 | 레일 정온 장치 |
| JP2024165977A (ja) * | 2023-05-18 | 2024-11-28 | 伸二 長谷川 | 転てつ機の異物侵入防止治具 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5418961U (ja) * | 1977-07-09 | 1979-02-07 |
-
1994
- 1994-09-26 JP JP6229239A patent/JPH0892902A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| JP2024165977A (ja) * | 2023-05-18 | 2024-11-28 | 伸二 長谷川 | 転てつ機の異物侵入防止治具 |
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