JPH0893254A - 物品収納装置 - Google Patents

物品収納装置

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Publication number
JPH0893254A
JPH0893254A JP25754194A JP25754194A JPH0893254A JP H0893254 A JPH0893254 A JP H0893254A JP 25754194 A JP25754194 A JP 25754194A JP 25754194 A JP25754194 A JP 25754194A JP H0893254 A JPH0893254 A JP H0893254A
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JP
Japan
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hoist
moving table
movable
storage device
article storage
Prior art date
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Pending
Application number
JP25754194A
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English (en)
Inventor
Kiyoto Dezuki
清人 出月
Hirokazu Dezuki
宏和 出月
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TATSUMI SANGYO KK
WATANABE SANGYO KK
Original Assignee
TATSUMI SANGYO KK
WATANABE SANGYO KK
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Publication date
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  • Vehicle Cleaning, Maintenance, Repair, Refitting, And Outriggers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 構造が簡単で、かつ低コストな立体駐車装置
を提案する。 【構成】 フレームにより構成された駐車装置本体1
と、この駐車装置本体1の上部に固定された案内固定梁
12と、自動車Aを支持する移動テーブル2と、このテ
ーブル2を昇降させるホイスト16と、上昇した移動テ
ーブル2を駐車装置本体1の自動車収容空間S2に移動
させる装置を有する立体駐車装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、少なくとも上下2段に
物品を収容可能な物品収納装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】狭い場所に多数の物品を収容し、空間の
有効利用を図った物品収納装置は従来より各種形式のも
のが提案され、かつ実用化されている。このような物品
収納装置は、例えば自動車、オートバイ、自転車又はそ
の他の物品を上下に収納することのできる立体駐車装置
又は立体倉庫などとして構成することができる。ところ
が従来のこの種の物品収納装置は、その構成が複雑で、
しかもコストが嵩む点に問題があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上記
従来の欠点を除去し、構成が簡単でかつ低コストな物品
収納装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため、冒頭に記載した形式の物品収納装置におい
て、上下方向に配置された複数の物品収容空間を有する
収納装置本体と、物品をその上に載せて支持する移動テ
ーブルと、該移動テーブルを、その上に物品を載せ又は
降ろすことの可能な収納装置本体外の最下方位置と、そ
の移動テーブル上の物品を収容すべき、1段目よりも上
方の物品収容空間の高さレベルに対応する収納装置本体
外の最上方位置との間を昇降させるホイストと、前記移
動テーブルを、前記最上方位置と、1段目よりも上方の
前記物品収容空間内との間で案内しつつ、移動させる移
動テーブル案内駆動手段とを有している物品収納装置を
提案する。
【0005】その際、移動テーブル案内駆動手段が、前
記収納装置本体に固定され、かつその収納装置本体の外
方にまで突出している案内固定梁と、移動テーブルを吊
るしたホイストを、前記案内固定梁に沿ってその長手方
向に移動させるホイスト駆動装置とを具備していると有
利である。
【0006】また、上記移動テーブル案内駆動手段が、
前記収納装置本体に固定された案内固定梁と、該案内固
定梁に対して、その長手方向に移動可能に当該案内固定
梁に組付けられた可動梁と、該可動梁を前記案内固定梁
に対してその長手方向に移動させる可動梁駆動装置と、
移動テーブルを吊るしたホイストを前記可動梁に沿って
その長手方向に移動させるホイスト駆動装置とを具備し
ていると特に有利である。
【0007】さらに、上記各構成において、1段目の物
品収容空間内とその物品収容空間外との間を移動可能な
担持テーブルと、該担持テーブルを1段目の物品収容空
間内とその物品収容空間外との間で案内しつつ移動させ
る担持テーブル案内駆動手段を有していると特に有利で
ある。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に従って詳細に
説明する。
【0009】図1乃至図3は、本発明に係る物品収納装
置を、自動車を収納する多段式の立体駐車装置に適用し
た実施例の基本構成を示す斜視図である。ここに示した
立体駐車装置は、上下方向に配置された複数の、図の例
では上下2段の自動車収容空間S1,S2を有する駐車装
置本体1と、物品の一例である自動車Aをその上に載せ
て支持し、上段の自動車収容空間S2に、その支持した
自動車Aを収容するための移動テーブル2を有してい
る。自動車収容空間S1,S2は、物品収納装置の物品収
容空間の一例を構成し、駐車装置本体1は、物品収納装
置の収納装置本体の一例を構成するものである。
【0010】駐車装置本体1は、地面や床面などのベー
ス面Gに対して不動に支持されたフレームにより構成さ
れ、その駐車装置本体1の図1乃至図3における右側が
前方Fとなっている。自動車Aは、駐車装置本体1の各
自動車収容空間S1,S2に、その前方Fの側から出し入
れされる。
【0011】駐車装置本体1を構成するフレームは、3
本の形鋼をコの字状に一体化したベース枠3と、その各
隅部に一体に立設された形鋼より成る4本の支柱4,
5,6,7と、その各支柱の上端部に一体に固定され、
4本の形鋼を矩形状に一体に固定して成る上部枠8と、
前方Fの側の各支柱4,5と後方Rの側の各支柱6,7
にそれぞれ一体に固定され、駐車装置本体1の前後方向
に延びる形鋼より成る中間梁9,10と、後方側の2本
の支柱6,7に一体に固定された形鋼より成る奥梁11
とによって構成されている。
【0012】図1乃至図3に示した立体駐車装置は、上
下2段に自動車を収容するように構成されているが、自
動車を3段以上収容できるように構成することもでき
る。このように本発明は、自動車を少なくとも上下2段
に収容可能な立体駐車装置に適用できるものであり、よ
り一般的に示せば、少なくとも上下2段に物品を収容可
能な物品収納装置に広く適用できるものである。
【0013】ここで、上下の自動車収容空間を区別する
必要のあるときは、下段の自動車収容空間S1を第1収
容空間と称し、上段の自動車収容空間S2を第2収容空
間と称することにすると、第2収容空間S2の上部に位
置する上部枠8の前方側と後方側のフレーム8a,8b
の下面には、駐車装置本体1の前方Fの側から後方Rの
側に向けて前後方向に延びる案内固定梁12が固着され
ている。この案内固定梁12は、図4に示すように、そ
の下部に全長に亘って延びる開口13を備えたC形鋼よ
り成り、駐車装置本体1よりもその前方Fの側に突出し
て延びている。かかる案内固定梁12は、駐車装置本体
1の幅方向Wにおけるほぼ中央部に位置している。
【0014】図1において、移動テーブル2の4隅に
は、支え棒14がそれぞれ一体に立設され、各支え棒1
4の上端部にはワイヤ15の下端部がそれぞれ係止さ
れ、これらのワイヤ15はその上端部にて連結され、こ
こに、図4に示したホイスト16の一要素を構成するホ
イストワイヤ17の下端部が連結されている。これらの
ワイヤ15,17に代えてロープなどの他の可撓性線状
部材を用いることもできる。
【0015】図4に示したホイスト16は、それ自体周
知のように、ホイストワイヤ17を巻き込み又はこれを
引き出すことのできる巻胴と、これを駆動するモータ
(共に図示せず)とを有するホイスト本体18を具備
し、かかるモータの作動により巻胴を回転駆動し、これ
によってホイストワイヤ17より成る可撓性線状部材を
巻胴に巻き取り、又はその可撓性線状部材を巻胴から引
き出すことによって、移動テーブル2を上下に昇降させ
ることができる。
【0016】図4に示すように、ホイスト本体18はホ
イスト駆動装置19に支持され、このホイスト駆動装置
19は、モータ20を有する駆動装置本体21と、この
モータ20により回転駆動される対をなした車輪22を
有し、これらの車輪22は案内固定梁12の下部フラン
ジ23にそれぞれ固着されたレール24に転動自在に嵌
合している。これらのレール24は案内固定梁12の長
手方向、すなわち駐車装置本体1の前後方向に長く延
び、車輪22はその前後方向に転動することができる。
ホイスト本体18は、連結部材25を介して駆動装置本
体21に連結支持されている。
【0017】車輪22は、レール24に沿ってその所定
長さ範囲を走行するものであるが、その際、車輪22が
レール24や案内固定梁12から脱落することを阻止す
る車輪用のストッパ(図示せず)がレール24ないしは
案内固定梁12に設けられ、作動時の安全性が確保され
ている。
【0018】一方、図5に示すように、移動テーブル2
の後部の幅方向各端部には、ローラ26がそれぞれ回転
自在に装着されている。また、駐車装置本体1の前方F
の側の各支柱4,5にそれぞれ形成された垂直凹溝27
と、各中間梁9,10にそれぞれ形成された水平凹溝2
8は、それぞれ互いに連通し、これらの左右の凹溝2
7,28は、その開口側が互いに対向している。移動テ
ーブル2に装着された各ローラ26は、図5に示すよう
にこれらの凹溝27,28にそれぞれ転動自在に嵌合し
ている。
【0019】自動車を第2収容空間S2に格納するに
は、図1に示すように移動テーブル2を駐車装置本体外
の最下方位置へ下げ、該テーブル2を地面などのベース
面G上に載置しておく。この状態で自動車Aを駐車装置
本体1の幅方向W、すなわち矢印Pで示す方向(又はそ
の逆方向)から走行させ、図1に示す如く移動テーブル
2上に載せる。このように、自動車Aを駐車装置本体1
の幅方向Wに走行させ、横付け状態でこの自動車を移動
テーブル2上に載せることができるので、駐車装置本体
1の前方Fに大きなスペースを確保する必要はない。
【0020】次に、自動車Aから降りた乗員又はその他
の操作者が、図示していないスイッチを操作してホイス
ト16のモータを作動させる。これにより、ホイストワ
イヤ17がホイスト本体18の巻胴に巻き取られ、移動
テーブル2が上昇する。このとき、移動テーブル2の各
ローラ26が前方側の各支柱4,5の各垂直凹溝27に
それぞれ嵌合して転動しながら上昇するので、移動テー
ブル2は遊動することなく、水平姿勢を保ったまま安定
状態で上昇することができる。
【0021】移動テーブル2が、その上の自動車Aを収
容すべき自動車収容空間、本例では1段目よりも上方の
第2収容空間S2の高さレベルに対応する駐車装置本体
外の最上方位置に至ったとき、ホイスト16のモータが
作動を停止し、図2に示すように移動テーブル2がその
位置で停止する。すなわち、移動テーブル2の両ローラ
26が図5に示した中間梁9,10の水平凹溝28の高
さに至ったところで移動テーブル2が停止するのであ
る。
【0022】次いで、図示していない制御装置からの指
令又は操作者によるスイッチ操作によって、図4に示し
たホイスト駆動装置19のモータ20が作動し、車輪2
2が回転駆動される。これによってホイスト16は、自
動車Aを載せた移動テーブル2を吊るしたまま、第2収
容空間S2の内部側へ移動する。そして、図3に示した
ように、移動テーブル2とその上の自動車Aが第2収容
空間S2に収められたところで、モータ20が作動を停
止し、移動テーブル2とホイスト16が止められる。こ
のとき、移動テーブル2は奥梁11に当接する。この動
作時に、各ローラ26は各水平凹溝28に嵌合して転動
しながら水平方向に移動し、しかも移動テーブル2はホ
イスト16によって吊るされたままであるため、その移
動テーブル2は水平姿勢を保ったまま、安定状態で駐車
装置本体1の後方側へ向けて移動することができる。奥
梁11と中間梁9,10にはストッパ32,32aがそ
れぞれ一体に立設され、万一、移動テーブル2上の自動
車Aが動き出したとしても、自動車Aはこれらのストッ
パ32,32aに当って止められる。このようにして、
極く簡単な操作によって自動車Aを第2収容空間S2
格納することができる。
【0023】逆の操作により、移動テーブル2を、ホイ
スト駆動装置19の作動によって第2収容空間の内部か
ら、図2に示した第2収容空間S2の高さレベルに対応
する最上方位置まで引き出し、次いでこの移動テーブル
2を、ホイスト16の作動によって図1に示した最下方
位置まで下げることができる。この状態で自動車Aを走
行させ、これを移動テーブル2から降ろすことができ
る。
【0024】上述したところから判るように、ホイスト
16は、移動テーブル2を、その上に自動車Aを走行さ
せて載せ、又は降ろすことの可能な駐車装置本体外の最
下方位置(図1)と、その移動テーブル2上の自動車A
を収容すべき、第1段目よりも上方の自動車収容空間S
2の高さレベルに対応する駐車装置本体外の最上方位置
(図2)との間を昇降させる用をなす。
【0025】図示した立体駐車装置は、上述のホイスト
16を有しているほか、移動テーブル2を、最上方位置
と、1段目よりも上方の自動車収容空間S2内との間で
案内しつつ、移動させる移動テーブル案内駆動手段を有
しており、本例では、かかる移動テーブル案内駆動手段
が、駐車装置本体1に固定され、かつその駐車装置本体
1の外方にまで突出している前述の案内固定梁12と、
移動テーブル2を吊るしたホイスト16を、その案内固
定梁12に沿ってその長手方向に移動させる前述のホイ
スト駆動装置19とを具備している。
【0026】上述した構成によれば、自動車Aを支持し
た移動テーブル2をホイスト16によって昇降させ、そ
の自動車Aを自動車収容空間S2に出し入れすることが
できるので、従来の片持ち状態の移動テーブルをチェー
ンなどによって上昇、下降させる駆動装置と異なり、牽
引力もはるかに小さくでき、構造を軽量化し、かつ簡素
化することができ、しかもそのコストを低減することが
できる。
【0027】なお、図1及び図2に示すように、移動テ
ーブル2の三方の縁ないしはその近傍に、可撓性のネッ
ト29又は可撓性シートなどから成る安全部材の上端部
を固定しておくと、移動テーブル2が図1に示した最下
方位置から図2に示した最上方位置まで移動する間に、
ネット29が順次下方に延びて開き、移動テーブル2の
下方領域を閉鎖する。このため、上昇した移動テーブル
2の下方領域に人が入り込むことを阻止でき、より一層
安全性を確保することができる。このネット29は、移
動テーブル2が図3に示した自動車収容空間S2内に移
動するとき、中間梁9,10の水平凹溝28に巻き込ま
れないように、移動テーブル2の縁よりもやや内側の位
置に設けることが望ましい。
【0028】また本例では、後述するように第1収容空
間S1にも自動車を格納できるように構成されている
が、その自動車の出し入れの邪魔とならぬように、移動
テーブル2に付設されたネット29を、図3に示すよう
に巻き上げ、これを留めておくことができるようにする
ことが有利である。
【0029】またネット29を、図2に示すように、前
方側のネット29bと、側方の側のネット29a,29
aに分け、その側方の側の各ネット29a,29aの上
端部を移動テーブル2の下部裏面に留めておけば、これ
らのネット29a,29aを図3に鎖線で示すように巻
き上げずに垂下したままにしておいても、移動テーブル
2の出し入れ時や第1収容空間S1への自動車の出し入
れ時に、これらのネット29a,29aが邪魔となるこ
とはない。
【0030】次に第1収容空間S1に自動車を出し入れ
するための構成例につき説明する。
【0031】図3に示すように、駐車装置本体1の下
部、すなわちそのベース枠3には、駐車装置本体1の幅
方向Wに延びる多数のローラ30が回転自在に支持さ
れ、その上に自動車を支持する担持テーブル31が駐車
装置本体1の前後方向に移動可能に支持されている。ま
た、図6に概略を示すように、駐車装置本体1には担持
テーブル31を前後方向に駆動するテーブル駆動装置
(図1乃至図3には図示せず)が付設されている。
【0032】図6に示したテーブル駆動装置は、ベース
枠3の後方側のフレームに固定されたモータMと、この
モータMにより回転駆動される3本の巻胴34,35,
36と、その各巻胴34,35,36に一端をそれぞれ
係止されたワイヤ37,38,39とを有している。巻
胴35に一端を係止されたワイヤ38の他端は担持テー
ブル31の後端部に係止されている。また他の2つの巻
胴34,36にそれぞれ一端を係止されたワイヤ37,
39は、ベース枠3の後方側フレームに支持されたプー
リ40,41、ベース枠3の左右後部に支持されたプー
リ42,43、ベース枠3の左右前部に支持されたプー
リ44,45にそれぞれ巻き掛けられ、その他端が担持
テーブル31の後端部にそれぞれ係止されている。巻胴
35に巻かれているワイヤ38の巻回の向きと、巻胴3
4,36に巻かれているワイヤ37,39の巻回の向き
は互いに逆向きとなっている。
【0033】前述のように第2収容空間S2に自動車A
を出し入れするときは、担持テーブル31は図1及び図
2に示すように第1収容空間S1内に収容されている。
これとは逆に、第1収容空間S1に自動車を収納すると
きは、移動テーブル2を図3に示したように第2収容空
間S2内に収めておく。この状態で操作者が図示してい
ないスイッチを操作し、テーブル駆動装置のモータMを
作動させ、巻胴34,36にワイヤ37,39をそれぞ
れ巻き込む。これにより各ワイヤ37,39は図6に矢
印Bで示した向きに移動し、担持テーブル31が多数の
ローラ30に支持されながら前方に向けて移動し、図3
に示すように第1収容空間S1からその前方Fに突出す
る。
【0034】この動作時に、ワイヤ38は回転する巻胴
35から引き出されるので、担持テーブル31は支障な
く前方に移動する。また担持テーブル31の前部に、図
3に示す如く加重に耐える適数のローラ46を設けてお
き、担持テーブル31の移動時に、これらのローラ46
を地面などのベース面G上を転動させるようにすれば、
担持テーブル31を円滑に移動させることができる。ま
た担持テーブル31の幅方向各側縁に、移動テーブル2
に設けたローラ26(図5)と同様なローラ(図示せ
ず)を適数個装着しておき、担持テーブル31の移動時
に、そのローラがベース枠3の左右のフレームに形成さ
れた水平凹溝(図示せず)中を転動するように構成し、
担持テーブル31をより一層円滑に移動させることがで
きるようにすることも可能である。
【0035】上述のようにして担持テーブル31を駐車
装置本体1の前方Fに引き出した後、図示していない自
動車を、駐車装置本体1の幅方向W、例えば矢印P方向
(又はその逆方向)に走行させてこれを担持テーブル3
1上に載せる。次いで操作者がスイッチを操作すること
により、テーブル駆動装置のモータMが前述したところ
と逆向きに回転し、これによって巻胴34,35,36
が回転駆動され、ワイヤ38が矢印C方向に引かれなか
ら巻胴35に巻き込まれる。これにより担持テーブル3
1は、自動車を支持したまま、図1及び図2に示したよ
うに第1収容空間S1に移動して格納される。この動作
時にワイヤ37,39は巻胴34,36から矢印Bと反
対方向に引き出されるので、担持テーブル31の移動が
阻害されることはない。逆の操作を行うことにより、担
持テーブル31を図3に示した位置に移動させ、その上
の自動車を走行させて担持テーブル31から自動車を降
ろすことができる。
【0036】このように本例の立体駐車装置は、1段目
の自動車収容空間S1内とその自動車収容空間S1外との
間を移動可能な担持テーブル31と、この担持テーブル
31を1段目の自動車収容空間S1内とその収容空間S1
外との間で案内しつつ移動させる担持テーブル案内駆動
手段を有しており、図示した例では、かかる担持テーブ
ル案内駆動手段が、図3に示した多数のローラ30と、
図6に示したテーブル駆動装置とによって構成されてい
る。このような構成は、後述する各実施例にも採用する
ことができる。
【0037】上述した実施例では、いずれの自動車収容
空間S1,S2に自動車を出し入れするときも、自動車を
駐車装置本体1の幅方向Wに走行させてこれを移動テー
ブル2又は担持テーブル31に載せ、又は降ろすように
構成したが、駐車装置本体1の前後方向、すなわち図1
及び図3に矢印Qで示す方向に自動車を走行させて、そ
の自動車を移動テーブル2又は担持テーブル31に載せ
又は降ろすこともできる。この場合には、自動車の走行
によって、これを、第1収容空間S1に出し入れするこ
とができるので、担持テーブル31やローラ30、並び
にテーブル駆動装置は不要である。但し、このように構
成すると、駐車装置本体1の前方に比較的広い空間を確
保しなければならない。
【0038】上述した実施例では、駐車装置本体1の上
部に固定された案内固定梁12がその本体1の前方Fの
側へ大きく張り出しているので、図1に鎖線で示すよう
に、この案内固定梁12を、最下方位置を占めた移動テ
ーブル2よりも前方にまで延ばし、その先端部に支柱を
立て、その下端をベース面G上に支持するように構成す
れば、案内固定梁12の断面形状を小さくしても、移動
テーブル2の移降時に案内固定梁12が大きく曲げ変形
することを阻止でき、そのコストを低減することができ
る。
【0039】また図7に概略を示すように、2つの駐車
装置本体1,1Aを互いに向き合せて配置し、その各本
体1,1Aに固定された案内固定梁12を両駐車装置本
体1,1Aで共用することもできる。このように構成す
れば、この固定梁12は2つの駐車装置本体1,1Aに
固定されるので、その曲げ変形を効果的に抑制すること
ができる。また案内固定梁12の共用により、立体駐車
装置全体のコストを低減できる利点も得られる。
【0040】図7に示した実施例では、左側に位置する
駐車装置本体1が上下2段の自動車収容空間S1,S2
有し、右側に位置する駐車装置本体1Aは3段の自動車
収容空間SA1,SA2,SA3を有している。両駐車装
置本体1,1Aの1段目と2段目の収容空間S1,S2
SA1,SA2には、図1乃至図6に示した構成によっ
て、その駐車装置本体1,1A外の前方Fの側から図7
に矢印で示すように自動車がそれぞれ出し入れされる。
その際、左右の駐車装置本体1,1Aの2段目の自動車
収容空間S2,SA2への自動車の出し入れ用の案内固定
梁12が共用されることは上述の通りである。
【0041】また、右側の駐車装置本体1Aの最上段の
自動車収容空間SA3の上部のフレームには、図1乃至
図3に示した案内固定梁12と全く同様な案内固定梁1
2Aが固定され、図1乃至図3に示したところと全く同
様にして、この駐車装置本体1A外の後方RAの側か
ら、自動車が3段目の自動車収容空間SA3に出し入れ
される。
【0042】図7に示した実施例の右側の駐車装置本体
1Aのように、自動車収容空間を2段よりも多段に構成
したときは、移動テーブルが最上方位置まで上昇したと
き、そのテーブルの高さはかなり高くなるので、安全性
をより確実にすべく、移動テーブル昇降時にその下方に
人が入れぬように、図示していない自動シャッタなどを
設けることが望ましい。
【0043】図8乃至図11に示す実施例においては、
1段目の自動車収容空間S1よりも上方の自動車収容空
間、図の例では2段目の自動車収容空間S2の上部の駐
車装置本体部分に、C形鋼より成る案内固定梁12が固
定され、この案内固定梁12の内部には、その長手方向
に移動可能に、この固定梁12に組付けられた可動梁4
7が設けられている。
【0044】この可動梁47も、図9に示すようにその
下部に可動梁47の全長に亘って延びる開口が形成さ
れ、かかる可動梁47の内部に、移動テーブル2を吊る
したホイスト16を、可動梁47に沿ってその長手方向
に移動させるホイスト駆動装置119が設けられてい
る。このホイスト駆動装置119は、図4に示したホイ
スト駆動装置19と同様に、モータ120を有する駆動
装置本体121と、このモータ120により回転駆動さ
れる対をなした車輪122を有し、これらの車輪122
は、可動梁47の下部フランジにそれぞれ固定されたレ
ール124に転動自在に嵌合している。レール124は
可動梁47の長手方向に延び、車輪122は駐車装置本
体1の前後方向に転動することができる。
【0045】上述のように、図9に示したホイスト駆動
装置119は、ホイスト16を可動梁47に対して移動
させる点で、図4に示したホイスト駆動装置19と相違
する。ホイスト本体18が連結部材25を介して駆動装
置本体121に連結されていることは、図4の場合と変
りはない。
【0046】可動梁47には適数の車輪48が付設さ
れ、これらが案内固定梁12の下部フランジ23上を転
動して可動梁47が案内固定梁12に対して移動するこ
とができる。また、固定案内梁12と、可動梁47との
間には、固定案内梁12に回転自在に支持されたローラ
80が介設されている。
【0047】なお、この実施例においても、レール12
4に、車輪122の脱落を防止する図示していないスト
ッパを設け、また案内固定梁12の端部にも、可動梁4
7の移動用の車輪48のストッパ(図示せず)を設け、
二重の安全装置を構成する。
【0048】またこの実施例では、可動梁47を案内固
定梁12に対してその長手方向に移動させる可動梁駆動
装置49が設けられ、本例における可動梁駆動装置49
は、案内固定梁12にシリンダチューブ50が固定され
ている油圧シリンダ51から構成され、そのピストンロ
ッド52の先端に固着された連結片53は、案内固定梁
12にその長手方向に長く形成されたスロット54を通
して、可動梁47に固着されている。その他の構成は、
図1乃至図6を参照して先に説明した構成と変りはな
く、よってその説明は省略する。
【0049】図8に示した第2収容空間S2に自動車を
収容するときは、油圧シリンダ51を作動させて、その
ピストンロッド52を図8及び図10に示すように、駐
車装置本体1の前方Fの側に突出させる。これによっ
て、このピストンロッド52に連結片53を介して一体
に連結された可動梁47が前方Fに突出する。この動作
時に、車輪48が案内固定梁12の下部フランジ23上
を転動し、可動梁47は案内固定梁12によって案内さ
れつつ円滑に作動する。可動梁47が図8及び図10に
示した位置まで突出したとき、油圧シリンダ51の作動
が停止し、可動梁47が止められる。このとき、可動梁
47は、案内固定梁12のなかに、その半分の長さの分
は残される。
【0050】一方、ホイスト16は、ホイスト駆動装置
119の作動によって、移動テーブル2を吊るしたま
ま、図8に示したように可動梁47の前端部のところま
で移動する。次いで、前述の実施例と同様に、ホイスト
16の作動によって、移動テーブル2を図8に示したよ
うに駐車装置本体外の最下位置に下げ、ベース面G上に
載置する。そして、その移動テーブル2上に自動車Aを
走行させてその上に載せる。
【0051】次に、先の実施例と全く同様に、ホイスト
16の作動によって、移動テーブル2を、その上の自動
車Aを収容すべき、1段目よりも上方の自動車収容空
間、本例では第2収容空間S2に対応する駐車装置本体
外の最上方位置まで上昇させる(図2参照)。このと
き、可動梁47は、その半分の長さ部分が案内固定梁1
2に残されているので、自動車Aを載せた移動テーブル
2の重量を支障なく支えることができる。
【0052】引き続き油圧シリンダ51を作動させ、図
11に示すようにそのピストンロッド52を後方Rの側
へ引き込める。これにより、可動梁47が、移動テーブ
ル2を吊るしたホイスト16と共に、案内固定梁12に
案内されてその固定梁12内に図11に示す如く収めら
れる。
【0053】引き続き、ホイスト駆動装置119のモー
タ120が作動し、これによって車輪122が可動梁4
7に対して駐車装置本体1の後方Rの側に転動しながら
移動し、自動車Aを担持した移動テーブル2を吊るして
いるホイスト16が後方Rに移動する。これにより、自
動車Aを支持した移動テーブル2が第2収容空間S2
に格納される。
【0054】ホイスト駆動装置119の作動と油圧シリ
ンダ51の作動を同時に行ってもいいし、ホイスト駆動
装置119の作動を最初に行うようにしてもよい。
【0055】上述した動作と逆の動作を行うことによっ
て、移動テーブル2と自動車を第2収容空間S2から出
し、これらをベース面G上に下げ、その移動テーブル2
から自動車を降ろすことができる。このように、この実
施例においても、ホイスト16を用いることによって、
簡単な構成で自動車を1段目より上方の自動車収容空間
に出し入れすることができる。
【0056】図10に鎖線で示したように、油圧シリン
ダ51と平行するもう1つの油圧シリンダ51aを設
け、2つの油圧シリンダ51,51aによって可動梁4
7を作動させることもでき、この構成によれば、可動梁
47をより一層安定した状態で作動させることができ
る。
【0057】図8乃至図11に示した実施例では、可動
梁47を案内固定梁12に対してその長手方向に移動さ
せる可動梁駆動装置49を油圧シリンダ51によって構
成したが、かかる油圧シリンダ以外の構成を採用するこ
ともできる。図12に示した可動梁駆動装置149は、
固定梁12に固着されたブラケット55に固定されてい
るモータ56と、このモータ56によって回転駆動され
るスプロケット57と、ブラケット55に回転自在に支
持された他のスプロケット58と、これらのスプロケッ
ト57,58に巻き掛けられたチェーン59とを有し、
このチェーン59に固定された連結片60が、案内固定
梁12にその側面の長手方向に長く形成されたスロット
(図12には示さず)を通して可動梁47に固着されて
いる。他の構成は、図8乃至図11に示した実施例と変
りはない。
【0058】モータ56が作動すると、その回転がスプ
ロケット57,58、チェーン59及び連結片60を介
して可動梁47に伝えられ、この可動梁47を、図12
に破線で示した案内固定梁12内の位置から、同図に鎖
線で示した突出した位置へ作動させることができる。こ
のときも、可動梁47は、その約半分の長さ部分が案内
固定梁12内に残されているので、自動車を担持した移
動テーブル2を支障なく支えることができる。モータ5
6を逆転させることによって、可動梁47を案内固定梁
12の内部に収めることができる。このようにして図8
乃至図11に示した実施例と全く同様にして、1段目よ
りも上方の自動車収容空間に自動車を出し入れすること
ができる。
【0059】連結片60は、案内固定梁に形成されたス
ロットの各端部に当って停止し、またこのとき図示して
いないマイクロスイッチがチェーン59に付設された作
動子によって作動され、モータ56の作動が停止され
る。
【0060】図8乃至図12に示した実施例において
は、移動テーブル2を、最上方位置(図2参照)と、1
段目よりも上方の自動車収容空間内との間で案内しつ
つ、移動させる移動テーブル案内駆動手段が、駐車装置
本体1に固定された案内固定梁12と、この案内固定梁
12に対して、その長手方向に移動可能にその案内固定
梁に組付けられた可動梁47と、その可動梁47を案内
固定梁12に対してその長手方向に移動させる可動梁駆
動装置49,149と、移動テーブル2を吊るしたホイ
スト16を可動梁47に沿ってその長手方向に移動させ
るホイスト駆動装置119とから構成されている。
【0061】この構成によると、可動梁47を用いるの
で、案内固定梁12が駐車装置本体1よりも外方に突出
しないように構成することが可能となり、駐車装置全体
を一層コンパクト化できる。しかも各段の機能を独立し
て働かせることができる。すなわち、或る段に自動車を
駐車してあるか否かにかかわらず、他の段に自動車を搬
入し又は搬出させることができるのである。
【0062】図8乃至図12に示した案内固定梁12、
可動梁47、ホイスト駆動装置119、及び可動梁駆動
装置49,149の構成は、1段目の自動車収容空間S
1に自動車を出し入れするための構成や、3段目以上の
自動車収容空間に自動車を出し入れするための構成にも
採用できる。
【0063】1段目の自動車収容空間S1へ自動車を出
し入れする場合に適用したときは、自動車を昇降させる
必要がないので、図8に示したホイスト16を省略し、
移動テーブル2を、1段目の自動車収容空間S1内とそ
の空間S1外との間を移動可能な担持テーブル(図3)
とし、かかる担持テーブルをワイヤ15を介してホイス
ト駆動装置119の駆動装置本体121に直に連結すれ
ばよい。この例では、案内固定梁12、可動梁47、ホ
イスト駆動装置119及び可動梁駆動装置49,149
が、担持テーブルを1段目の自動車収容空間S1内とそ
の自動車収容空間S1外との間で案内しつつ移動させる
担持テーブル案内駆動手段を構成することになる。
【0064】前述のように、図12に示した構成は、自
動車収容空間が上下に3段以上設けられた駐車装置本体
を有する駐車装置にも適用できるものである。その際、
その各段に付設された可動梁47を作動させるモータ5
6(図12)をその各段ごとに設けてもよいが、このよ
うにするとその全体のコストが上昇する。そこで、各段
の自動車収容空間に付設される各可動梁47を共通のモ
ータで駆動するように構成すると、駐車装置全体のコス
トを低減できる。
【0065】図13はその一例を示し、Snは最上段の
自動車収容空間を示し、Sn-1はその下の自動車収容空
間を示していて、ここに示した駐車装置本体1は上下に
n(n≧2の自然数)段の自動車収容空間を有してい
る。最上段の自動車収容空間Snの上部のフレーム8nに
だけモータ56が固定され、そのモータ56の出力軸6
1は下方に延びている。また各自動車収容空間Sn,Sn
-1…の上部のフレーム8n,8n-1…には、図12に示し
た案内固定梁12と全く同じく構成された案内固定梁1
2n,12n-1…が固定され、その各固定梁には、図12
に示した可動梁47と同じ構成の可動梁47n,47n-1
…が車輪48とローラ80を介してそれぞれ移動可能に
嵌合している。またその各可動梁47n,47n-1…の内
部には、図9に示したホイスト駆動装置と全く同じ構成
のホイスト駆動装置119が設けられ、これによって移
動テーブルを吊るしたホイストが可動梁47n,47n-1
…に沿ってその長手方向に駆動される。さらに各可動梁
47n,47n-1…は、連結片60n,60n-1…を介し
て、図12の場合と同様にチェーン59n,59n-1…に
連結され、その各チェーン59n,59n-1…は、一対の
スプロケットに巻き掛けられている。その一方のスプロ
ケットの軸62n,62n-1…は、電磁クラッチ63n,
63n-1…を介してベベルギア64n,64n-1…に連結
されている。各電磁クラッチ63n,63n-1…と、各ス
プロケットとは、案内固定梁12n,12n-1…に固定さ
れたブラケット55n,55n-1…に支持されている。ま
た各ベベルギア64n,64n-1…は、前述のモータ56
の出力軸61にそれぞれ固定されたベベルギア65n,
65n-1…にそれぞれ噛み合っている。他の構成は、図
12に示した構成と実質的に変りはない。図12に示し
たチェーン59は水平面内を走行し、図13に示した各
チェーン59n,59n-1…は垂直面内を走行するが、両
者に実質的な相違はない。
【0066】ここで、例えば最上段の自動車収容空間S
nに自動車を格納し、又はこれをここから搬出するとき
は、その段の電磁クラッチ63nだけがオンされる。こ
のため、モータ56の回転はベベルギア65n,64nと
電磁クラッチ63nを介して最上段のスプロケットに伝
えられ、そのチェーン59nが作動し、最上段の可動梁
47nが図12に示した可動梁47と全く同じく作動し
て自動車の出し入れ動作を行う。このとき、他の段の電
磁クラッチ63n-1…はオフしたままであるため、その
各段の可動梁47n-1…が作動することはない。他の段
の自動車収容空間に自動車を出し入れするときも、その
段の電磁クラッチだけがオンされ、上述したところと同
様な動作が実行される。
【0067】上述のように、図13に示した実施例では
1つのモータ56によって各段の可動梁47n,47n-1
…を作動させることができる。各段の可動梁47n,4
7n-1…を同時に作動させることはないので、その動作
に支障をきたすことはない。他の作用は、図12に示し
た実施例と同様である。
【0068】また図1乃至図6に示した実施例の駐車装
置本体1の構造をより簡素化することも可能である。例
えば、図14に示すように、駐車装置本体1を、ベース
梁3と、前方側の支柱4,5と、これらをその中間部に
おいて一体に連結する中間横梁66と、両支柱4,5を
その上部において一体に連結する上部横梁67と、後方
側の1本の奥支柱68と、この奥支柱68と中間横梁6
6を一体に連結する水平ガイド梁69とによって構成
し、その水平ガイド梁69を上部の開放したC形鋼によ
って構成する。図1乃至図3に示した中間梁9,10の
奥側の支柱6,7などは設けられていない。他の構成は
図1乃至図6に示した実施例と変りはない。
【0069】移動テーブル2をホイスト16によって最
上方位置(図2参照)に上昇させた後、この移動テーブ
ル2を先に説明した態様で第2収容空間S2に移動させ
るとき、図15に示したように、移動テーブル2の下面
に回転自在に付設された車輪70を水平ガイド梁69に
嵌合させ、その車輪70をこの梁69中にて転動させ
る。図14に示した移動テーブル2にも、図5に示した
ローラ26が付設され、移動テーブル2が最下方位置と
最上方位置との間を移動するとき、その各ローラが、支
柱4,5の垂直凹溝27(図5)中を転動することは、
図1乃至図6に示した実施例と変りはない。
【0070】上述した構成によれば、駐車装置本体1の
構造を簡素化でき、そのコストを低減できる。また、こ
の駐車装置本体1の後方Rの側の強度が不足するとき
は、図14に鎖線で示したように、かすがい状の補強部
材71を奥支柱68に固定することもできる。或いは、
図14に破線で示した枠体72を奥支柱68に固定する
ことも可能である。いずれの場合も、図1乃至図3に示
した駐車装置本体1よりも構造を簡素化することができ
る。
【0071】図14に示した構成は、図7乃至図13に
示した各実施例にも適用でき、その際、一番下の自動車
収容空間S1に担持テーブルを出し入れする構造とし
て、案内固定梁とこれに移動可能に嵌合した可動梁の構
成を採用したときは、図14に示したベース枠3も省略
でき、構造をより一層簡素化することができる。
【0072】また前述した各実施例において、図16に
示すように、1段目の自動車収容空間S1に自動車を移
動させるための担持テーブル31の下面に車輪73を回
転自在に設け、地面などのベース面Gに埋設したガイド
レール74に車輪73を転動自在に嵌合し、担持テーブ
ル31を自動車収容空間S1とその前方の位置との間で
移動させるとき、車輪73をガイドレール74に沿って
転動させることもできる。この実施例においては、ガイ
ドレール74と車輪73も、担持テーブル31を1段目
の自動車収容空間S1内とその収容空間S1外との間で案
内しつつ移動させる担持テーブル案内駆動手段の構成要
素をなす。但し、この構成を採用したときは、図3に示
した多数のローラ30を設ける必要はない。
【0073】また図1乃至図3に示した支え棒14を省
略し、図17に示すように移動テーブル2にワイヤ15
を直に連結し、その上端部を一対のホイスト16の各ホ
イストワイヤ17にそれぞれ連結し、ベース面G上の最
下方位置に下げた移動テーブル2上に駐車装置本体1の
前方Qから自動車を走行させて載置し、又は降ろすよう
に構成することもできる。他の構成は先に示した各実施
例と実質的に変りはない。
【0074】図17に示した各ホイスト16は、図1乃
至図6に示した実施例と同じく、駐車装置本体1に固定
された一対の固定梁12に案内されつつ、ホイスト駆動
装置によって駆動され、これによって移動テーブル2が
その最上方位置と第2収容空間S2との間で移動する。
或いは、図17に示した各ホイスト16を先の実施例で
示した可動梁にホイスト駆動装置を介して支持し、この
可動梁を案内固定梁に対して作動させるように構成する
こともできる。
【0075】図18乃至図21に示す実施例において
は、駐車装置本体1の最上段の自動車収容空間の上部に
1本の案内固定梁12が固定され、その内部に可動梁4
7が図9に示した実施例と同様に車輪48とローラ80
を介して嵌合し、その可動梁47に付設された車輪48
が案内固定梁12の下部フランジ23上を転動すること
によって、可動梁47が案内固定梁12の長手方向に移
動することができる。可動梁47を案内固定梁12に対
して、その長手方向に移動させる可動梁駆動装置につい
ては、図18乃至図21には示していないが、先の実施
例で説明した可動梁駆動装置49(図9)又は149
(図12)が採用される。
【0076】また可動梁47の内部には、移動梁147
が可動梁47の長手方向に移動可能に嵌合し、この移動
梁147に連結部材25を介してホイスト16が支持さ
れている。可動梁47には、その長手方向に延びる一対
のラック75がそれぞれ固定され、これらのラック75
にはピニオン77がそれぞれ噛み合っている。これらの
ピニオン77は、移動梁147に固定されたモータ78
によって回転駆動される。また、移動梁147が可動梁
47内をスムーズに移動できるように、図19、20,
21に示した如くローラ85が設けてある。さらに各ラ
ック75の端末にはそれぞれピニオン77の脱落防止の
ストッパ(図示せず)が設けられている。
【0077】図18乃至図20に示すように、移動梁1
47には、その前方側と後方側にそれぞれ1つずつの、
合計2つのホイスト16が連絡部材25を介してそれぞ
れ支持され、その各ホイストワイヤ17の下部に、移動
テーブル2に直に係止された一対のワイヤ15の各上端
部がそれぞれ連結されている。
【0078】自動車を第2収容空間S2に格納するに
は、可動梁47を、図18及び図19に示すように、前
述の可動梁駆動装置によって駐車装置本体1の外方(前
方)へ突出させると共に、モータ78の作動によってピ
ニオン77を回転駆動し、これらのピニオン77をラッ
ク75に噛み合せつつ転動させることによって、移動梁
147も可動梁47に対してその外方(前方)に突出さ
せる。この状態で両ホイスト16を作動させて移動テー
ブル2をベース面G上の最下方位置に下げ、図示してい
ない自動車を矢印P方向(又はその逆方向)に走行させ
て移動テーブル2上に載せる。自動車を駐車装置本体1
の前方に横付けして移動テーブル2上に載せるのであ
る。このとき、可動梁47は案内固定梁12のなかに、
また移動梁147は可動梁47のなかに、それぞれ少な
くとも半分の長さ分が残るように、可動梁47と移動梁
147をそれぞれストッパによって停止させておく。
【0079】次いで、2つのホイスト16によって移動
テーブル2を第2収容空間S2の高さレベルに相当する
駐車装置本体外の最上方位置に上昇させる。このとき、
上述のように可動梁47は案内固定梁12のなかに、ま
た移動梁147は可動梁47のなかに各半分の長さ分が
残っているので、支障なく、自動車を担持した移動テー
ブル2を支えながら持ち上げることができる。その際、
可動梁47が案内固定梁12から、また移動梁147が
可動梁47から脱落することもない。
【0080】引き続き可動梁駆動装置の作動によって、
可動梁47を第2収容空間S2内へ引き込めると共に、
モータ78の作動によってピニオン77を回転駆動し、
該ピニオン77をラック75に係合させつつ転動させる
ことにより、移動梁147を同じ方向に移動させる。こ
のようにして、ホイスト16と共に移動テーブル2を第
2収容空間S2内に移動させ、ここに自動車を格納す
る。図20はこのときの様子を示している。逆の操作に
よって自動車を駐車装置から搬出することができる。
【0081】図18乃至図21に示した実施例の他の構
成は先に説明した実施例と実質的に変りはない。また図
18乃至図21に示した構成も、3段目以上の自動車収
容空間に自動車を出し入れするためにも採用することが
できる。
【0082】図18乃至図21に示した立体駐車装置
は、移動テーブル2に支え棒がなく、しかも自動車を横
付け状態で移動テーブル2上に載せるので、可動梁を駐
車装置本体1から大きく外方に突出させる必要がある。
これに対処すべく、可動梁47と移動梁147を用い、
移動テーブル2を図19に示したように駐車装置本体1
の外部に位置させたとき、移動梁147を大きくその本
体1の外方に延ばすことができるようにしたのである。
【0083】図18乃至図21に示した実施例において
も、移動テーブル案内駆動手段が、駐車装置本体1に固
定された案内固定梁12と、この案内固定梁12に対し
て、その長手方向に移動可能に案内固定梁12に組付け
られた可動梁47と、この可動梁47を案内固定梁12
に対してその長手方向に移動させる可動梁駆動装置と、
移動テーブル2を吊るしたホイストを可動梁47に沿っ
てその長手方向に移動させるホイスト駆動装置219
(図21)を有しているが、このホイスト駆動装置21
9が、前述の移動梁147と、これに固定されたモータ
78と、これによって駆動されるピニオン75と、これ
が噛み合い、かつ可動梁47に固定されたラック75と
によって構成されている。
【0084】以上説明した各立体駐車装置は、特にその
各階に自動車を1台ずつ駐車させる小規模な駐車装置と
して有利に構成することができ、中小企業や一般家庭用
の駐車装置として特に有利に使用することができる。
【0085】以上、本発明に係る物品収納装置を、自動
車を上下複数段に駐車させる立体駐車装置として構成し
た具体例を説明したが、本発明は自動車以外の各種の物
品を各段に収納する装置としても構成できるものであ
る。特に、移動テーブルや担持テーブルにオートバイ又
は自転車を載せ、これを各物品収容空間に収納する物品
収納装置としても有利に構成することができる。その
際、移動テーブルや担持テーブル上に、オートバイ又は
自転車が倒れずに保持できる保持枠などを設けると、オ
ートバイや自転車を安定状態で収納することができる。
また本発明は各段に物品を収納する立体倉庫などとして
も構成できるものである。
【0086】
【発明の効果】請求項1に記載の物品収納装置によれ
ば、物品を支持する移動テーブルを、低コストなホイス
トによって昇降させ、移動テーブル上の物品を所定の物
品収容空間に搬入し、又は搬出することができるので、
物品収納装置の構造を簡素化でき、しかもそのコストを
低減することができる。また各段の物品収容空間を独立
して機能させることができる。すなわち或る段に物品が
収納された状態でも、これに関係なく、他の段に物品を
搬入し又はこれを搬出することができるのである。さら
に、物品収納装置を立体駐車装置として構成した場合に
は、自動車を移動テーブル上に横付けで駐車できるの
で、駐車装置とその近傍の領域の全スペースを小さくす
ることができる。
【0087】請求項2に記載の物品収納装置によれば、
簡単な構成によって、移動テーブルを、収納装置本体外
の最上方位置と、その本体の物品収容空間の間で移動さ
せることができ、物品収納装置のコストをより確実に低
減でき、その構造の簡素化を達成できる。
【0088】請求項3に記載の物品収納装置によれば、
その収納装置本体に固定される案内固定梁を収納装置本
体の外方へ突出させないように構成することもでき、こ
れによって物品収納装置の構造をより一層コンパクト化
することができる。また、各段の物品収容空間を独立し
て機能させることができると共に、物品収納装置を上下
3段以上に構成したときも、その収納装置本体の同じ側
から、物品を搬入し又は搬出することができる。
【0089】請求項4に記載の物品収納装置によれば、
その1段目の物品収容空間も有効に利用でき、上段に物
品が収容されているか否かにかかわらず、1段目の物品
収容空間に簡単に物品を搬入し又は搬出することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明一実施例の立体駐車装置の全体構成を示
し、移動テーブルを最下方位置に載置したときの様子を
示す斜視図である。
【図2】移動テーブルを最上方位置に上昇させたときの
様子を示す斜視図である。
【図3】移動テーブルを上段の自動車収容空間に移動さ
せたときの様子を示す斜視図である。
【図4】案内固定梁とホイスト駆動装置を、駐車装置本
体の前方の側から示した正面図である。
【図5】移動テーブルに付設されたローラと、駐車装置
本体のフレームに形成された凹溝との関係を示す斜視図
である。
【図6】担持テーブルを移動させるテーブル駆動装置の
一例を示す部分断面平面図である。
【図7】駐車装置本体を複数組付けた立体駐車装置の概
略のみを示す説明図である。
【図8】他の実施例の立体駐車装置を示す側面図であ
る。
【図9】図8に示した可動梁駆動装置と、ホイスト駆動
装置を示す、図4と同様な正面図である。
【図10】図9に示した可動梁駆動装置の概略平面図で
ある。
【図11】図10に示した可動梁が案内固定梁内にある
状態を示す概略平面図である。
【図12】可動梁駆動装置の他の例を示す概略平面図で
ある。
【図13】1つのモータで各段の可動梁を駆動する実施
例を示した、図4と同様な正面図である。
【図14】駐車装置本体の構造を簡素化した実施例を示
す、図1と同様な斜視図である。
【図15】図14に示した水平ガイド梁を示す、図4と
同様な正面図である。
【図16】担持テーブルを走行させる車輪を示す部分断
面図である。
【図17】さらに他の実施例の立体駐車装置を示す全体
概略斜視図である。
【図18】さらに他の実施例の立体駐車装置を示す全体
概略斜視図である。
【図19】図18に示した実施例の原理を説明する部分
断面説明図である。
【図20】図19に示した可動梁と移動梁を引き込めた
様子を示す、図19と同様な説明図である。
【図21】図18乃至図19に示した実施例の案内固定
梁と可動梁と移動梁とを示す、図4と同様な正面図であ
る。
【符号の説明】
1 装置本体 1A 装置本体 2 移動テーブル 12 案内固定梁 12A 案内固定梁 16 ホイスト 19 ホイスト駆動装置 31 担持テーブル 47 可動梁 49 可動梁駆動装置 149 可動梁駆動装置 119 ホイスト駆動装置 219 ホイスト駆動装置 S1 収容空間 S2 収容空間 SA1 収容空間 SA2 収容空間 SA3 収容空間

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも上下2段に物品を収容可能な
    物品収納装置において、 上下方向に配置された複数の物品収容空間を有する収納
    装置本体と、 物品をその上に載せて支持する移動テーブルと、 該移動テーブルを、その上に物品を載せ又は降ろすこと
    の可能な収納装置本体外の最下方位置と、その移動テー
    ブル上の物品を収容すべき、1段目よりも上方の物品収
    容空間の高さレベルに対応する収納装置本体外の最上方
    位置との間を昇降させるホイストと、 前記移動テーブルを、前記最上方位置と、1段目よりも
    上方の前記物品収容空間内との間で案内しつつ、移動さ
    せる移動テーブル案内駆動手段とを有することを特徴と
    する物品収納装置。
  2. 【請求項2】 前記移動テーブル案内駆動手段が、前記
    収納装置本体に固定され、かつその収納装置本体の外方
    にまで突出している案内固定梁と、移動テーブルを吊る
    したホイストを、前記案内固定梁に沿ってその長手方向
    に移動させるホイスト駆動装置とを具備する請求項1に
    記載の物品収納装置。
  3. 【請求項3】 前記移動テーブル案内駆動手段が、前記
    収納装置本体に固定された案内固定梁と、該案内固定梁
    に対して、その長手方向に移動可能に当該案内固定梁に
    組付けられた可動梁と、該可動梁を前記案内固定梁に対
    してその長手方向に移動させる可動梁駆動装置と、移動
    テーブルを吊るしたホイストを前記可動梁に沿ってその
    長手方向に移動させるホイスト駆動装置とを具備する請
    求項1に記載の物品収納装置。
  4. 【請求項4】 1段目の物品収容空間内とその物品収容
    空間外との間を移動可能な担持テーブルと、該担持テー
    ブルを1段目の物品収容空間内とその物品収容空間外と
    の間で案内しつつ移動させる担持テーブル案内駆動手段
    を有する請求項1乃至3のいずれかに記載の物品収納装
    置。
JP25754194A 1994-09-27 1994-09-27 物品収納装置 Pending JPH0893254A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108360868A (zh) * 2018-04-28 2018-08-03 温州大学 一种现代小区停放摩托车装置
CN114991545A (zh) * 2022-05-31 2022-09-02 陈钢 单元组合侧移式立体停车机及停车场

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108360868A (zh) * 2018-04-28 2018-08-03 温州大学 一种现代小区停放摩托车装置
CN108360868B (zh) * 2018-04-28 2023-03-28 温州大学 一种现代小区停放摩托车装置
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