JPH089610B2 - 置換イソフラボン誘導体の改良された製造方法 - Google Patents
置換イソフラボン誘導体の改良された製造方法Info
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- JPH089610B2 JPH089610B2 JP2506037A JP50603790A JPH089610B2 JP H089610 B2 JPH089610 B2 JP H089610B2 JP 2506037 A JP2506037 A JP 2506037A JP 50603790 A JP50603790 A JP 50603790A JP H089610 B2 JPH089610 B2 JP H089610B2
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- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07D—HETEROCYCLIC COMPOUNDS
- C07D311/00—Heterocyclic compounds containing six-membered rings having one oxygen atom as the only hetero atom, condensed with other rings
- C07D311/02—Heterocyclic compounds containing six-membered rings having one oxygen atom as the only hetero atom, condensed with other rings ortho- or peri-condensed with carbocyclic rings or ring systems
- C07D311/04—Benzo[b]pyrans, not hydrogenated in the carbocyclic ring
- C07D311/22—Benzo[b]pyrans, not hydrogenated in the carbocyclic ring with oxygen or sulfur atoms directly attached in position 4
- C07D311/26—Benzo[b]pyrans, not hydrogenated in the carbocyclic ring with oxygen or sulfur atoms directly attached in position 4 with aromatic rings attached in position 2 or 3
- C07D311/34—Benzo[b]pyrans, not hydrogenated in the carbocyclic ring with oxygen or sulfur atoms directly attached in position 4 with aromatic rings attached in position 2 or 3 with aromatic rings attached in position 3 only
- C07D311/36—Benzo[b]pyrans, not hydrogenated in the carbocyclic ring with oxygen or sulfur atoms directly attached in position 4 with aromatic rings attached in position 2 or 3 with aromatic rings attached in position 3 only not hydrogenated in the hetero ring, e.g. isoflavones
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- A61K31/335—Heterocyclic compounds having oxygen as the only ring hetero atom, e.g. fungichromin
- A61K31/35—Heterocyclic compounds having oxygen as the only ring hetero atom, e.g. fungichromin having six-membered rings with one oxygen as the only ring hetero atom
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Description
【発明の詳細な説明】 本発明は高純度の置換イソフラボン誘導体の改良され
た製造方法に関する。この誘導体は医薬組成物の製造に
好適であり、特に、骨粗鬆症に対して有効なイプリフラ
ボン(登録商標名:オステオチン)、一般名称が7−イ
ソプロポキシ−イソフラボン(ハンガリー国特許162377
号)の製造に好適である。
た製造方法に関する。この誘導体は医薬組成物の製造に
好適であり、特に、骨粗鬆症に対して有効なイプリフラ
ボン(登録商標名:オステオチン)、一般名称が7−イ
ソプロポキシ−イソフラボン(ハンガリー国特許162377
号)の製造に好適である。
明細書において、置換基は次のように定義される。
Rは水素またはイソプロピルを示す。
R2およびR3は水素またはC1-2アルコキシを示す。
本発明によれば、一般式(III) のレゾルシノール誘導体とオルト蟻酸エチル (C2H5O)3CH (IV) を塩基の存在下で反応させ、そして、所望により、生成
物をアルキル化することにより一般式(I) の純粋なイソフラボン誘導体を製造することができる
が、一般式(III)のレゾルシノール誘導体の重量に対
して計算された0.3倍容量(ml/g)の有機溶剤(好まし
くは、ジメチルホルムアミドおよび/またはイソプロパ
ノール)の存在下で、および/または、過剰量の式(I
V)のエステルの存在下で、一般式(III)および(IV)
の化合物は70〜100℃の温度で閉環され、その後、この
反応混合物は一般式(VII) の生成物に関して過飽和(20〜70wt%)になり、その結
果、一般式(VII)の生成物は反応の過程で反応混合物
から連続的に沈殿する。反応混合物を冷却後、一般式
(VII)の生成物を溶剤を添加することなく、または添
加して濾過するか、または、ほぼ等量の無水炭酸カリウ
ムを添加し、そして、一般式(V) の結晶性複塩が単離されるが、一般式(VI) の汚染物(不純物)は溶液中に残り、それぞれ選択的に
溶解する。その後、一般式(V)または(VII)の生成
物をハロゲン化イソプロピルと反応させ、または一般式
(V)の化合物を酸により一般式(VII)の化合物に転
化し、そして、所望により、一般式(VI)の汚染物の含
有量が0.5wt%以下の純粋な生成物を単離する。既に知
られているように、適当に置換された7−ヒドロキシ−
イソフラボン誘導体は、ヒトおよび動物の治療における
有用な医薬である7−アルコキシ−イソフラボンの合成
における好適な中間体である。従って、適正な純度の7
−アルキル化最終生成物の製造に好適であるべき化学的
純度の一般式(VII)の7−ヒドロキシ−イソフラボン
誘導体を製造することが望ましい。すなわち、重要な要
件は、一般式(VI)の汚染物誘導体の生成を抑制するこ
とである。
物をアルキル化することにより一般式(I) の純粋なイソフラボン誘導体を製造することができる
が、一般式(III)のレゾルシノール誘導体の重量に対
して計算された0.3倍容量(ml/g)の有機溶剤(好まし
くは、ジメチルホルムアミドおよび/またはイソプロパ
ノール)の存在下で、および/または、過剰量の式(I
V)のエステルの存在下で、一般式(III)および(IV)
の化合物は70〜100℃の温度で閉環され、その後、この
反応混合物は一般式(VII) の生成物に関して過飽和(20〜70wt%)になり、その結
果、一般式(VII)の生成物は反応の過程で反応混合物
から連続的に沈殿する。反応混合物を冷却後、一般式
(VII)の生成物を溶剤を添加することなく、または添
加して濾過するか、または、ほぼ等量の無水炭酸カリウ
ムを添加し、そして、一般式(V) の結晶性複塩が単離されるが、一般式(VI) の汚染物(不純物)は溶液中に残り、それぞれ選択的に
溶解する。その後、一般式(V)または(VII)の生成
物をハロゲン化イソプロピルと反応させ、または一般式
(V)の化合物を酸により一般式(VII)の化合物に転
化し、そして、所望により、一般式(VI)の汚染物の含
有量が0.5wt%以下の純粋な生成物を単離する。既に知
られているように、適当に置換された7−ヒドロキシ−
イソフラボン誘導体は、ヒトおよび動物の治療における
有用な医薬である7−アルコキシ−イソフラボンの合成
における好適な中間体である。従って、適正な純度の7
−アルキル化最終生成物の製造に好適であるべき化学的
純度の一般式(VII)の7−ヒドロキシ−イソフラボン
誘導体を製造することが望ましい。すなわち、重要な要
件は、一般式(VI)の汚染物誘導体の生成を抑制するこ
とである。
一般式(VII)の7−ヒドロキシ−イソフラボン誘導
体は、一般式(III)のレゾルシノール誘導体と一般式
(IV)のオルト蟻酸エステルを閉環させることにより工
業的に製造することができる。次の方法は前記の合成を
行うための公知の方法である。
体は、一般式(III)のレゾルシノール誘導体と一般式
(IV)のオルト蟻酸エステルを閉環させることにより工
業的に製造することができる。次の方法は前記の合成を
行うための公知の方法である。
ピリジン−ピペリジン混合物中で1時間煮沸する(C
A.56,2408)ことにより、70%過塩素酸では収率80%、
または、POCl3−ジメチルホルムアミド(Zsurn.Chem.Kh
im.1970 40/2459;CA.83,193010)では収率33%、触媒と
してHClを使用すると収率70%であった。類似の方法で
は、混合物をピリジン/ピペリジン混合物中で8時間煮
沸し、そして、2−ヒドロキシ−フェニル−ベンジル−
ケトンから出発し、非置換イソフラボンが収率60%で生
成される(米国特許第3340276号)。
A.56,2408)ことにより、70%過塩素酸では収率80%、
または、POCl3−ジメチルホルムアミド(Zsurn.Chem.Kh
im.1970 40/2459;CA.83,193010)では収率33%、触媒と
してHClを使用すると収率70%であった。類似の方法で
は、混合物をピリジン/ピペリジン混合物中で8時間煮
沸し、そして、2−ヒドロキシ−フェニル−ベンジル−
ケトンから出発し、非置換イソフラボンが収率60%で生
成される(米国特許第3340276号)。
前記の閉環は全て、100℃以上の温度で沸騰する溶剤
(ピリジン同族体,ジメチルホルムアミドなど)と、好
ましくは混合物の沸点で沸騰する第2アミン(ピペリジ
ン,モルホリン,ピロリジン)との混合物の存在下で、
100〜150℃で行われる。或る場合には、おそらく、転化
率を高めるために、または、温度を上昇させるために、
生成アルコールを反応中に溜去する。
(ピリジン同族体,ジメチルホルムアミドなど)と、好
ましくは混合物の沸点で沸騰する第2アミン(ピペリジ
ン,モルホリン,ピロリジン)との混合物の存在下で、
100〜150℃で行われる。或る場合には、おそらく、転化
率を高めるために、または、温度を上昇させるために、
生成アルコールを反応中に溜去する。
前記方法を再現する時、本発明者らは、一般式(VI
I)の7−ヒドロキシ−イソフラボン誘導体の次に、相
当量(或る場合には、HPLCで測定して2〜10wt%)の一
般式(VI)の7−エトキシ−イソフラボン誘導体が他の
副生成物に次いで生成されることを発見した。モル過剰
量のオルト蟻酸エチルを低減することにより、収率は著
しく低下するが、7−エトキシ−イソフラボン汚染物は
除去できない。この方法により生成された一般式(VI
I)の7−ヒドロキシ−イソフラボン誘導体は、数回に
及ぶ溶剤処理を用いた費用のかかる方法によってのみ精
製することができる。
I)の7−ヒドロキシ−イソフラボン誘導体の次に、相
当量(或る場合には、HPLCで測定して2〜10wt%)の一
般式(VI)の7−エトキシ−イソフラボン誘導体が他の
副生成物に次いで生成されることを発見した。モル過剰
量のオルト蟻酸エチルを低減することにより、収率は著
しく低下するが、7−エトキシ−イソフラボン汚染物は
除去できない。この方法により生成された一般式(VI
I)の7−ヒドロキシ−イソフラボン誘導体は、数回に
及ぶ溶剤処理を用いた費用のかかる方法によってのみ精
製することができる。
公知文献に開示された反応と異なり、緩和な閉環反応
を使用することができ、生成された一般式(VII)の7
−ヒドロキシ−イソフラボンは反応が開始された直後に
反応混合物から晶出を始めることが発見された。
を使用することができ、生成された一般式(VII)の7
−ヒドロキシ−イソフラボンは反応が開始された直後に
反応混合物から晶出を始めることが発見された。
反応混合物から単離された純粋な一般式(VII)の7
−ヒドロキシ−イソフラボン誘導体は少量(HPLC法で測
定して約0.1〜0.5wt%)の一般式(VI)の汚染物とその
他の副生成物を含有する。これらは、所望により、単一
の精製工程により除去することができる。
−ヒドロキシ−イソフラボン誘導体は少量(HPLC法で測
定して約0.1〜0.5wt%)の一般式(VI)の汚染物とその
他の副生成物を含有する。これらは、所望により、単一
の精製工程により除去することができる。
本発明者らは更に、一般式(VI)の汚染物は新規なカ
リウム複塩を単離することにより生成物から除去できる
ことを発見した。
リウム複塩を単離することにより生成物から除去できる
ことを発見した。
閉環反応を行う時、好ましくは、この反応は80〜90℃
で行い、また、6〜10時間の加熱処理を使用することに
より行うこともできる。更に、この反応で生成されたエ
タノールを閉環中も維持することにより過飽和を促進す
ることが好ましい。また、閉環用に、2級アミン(好ま
しくはモルホリン、ピペリジンまたはピロリジン)のよ
うな塩基触媒を使用することが好ましい。
で行い、また、6〜10時間の加熱処理を使用することに
より行うこともできる。更に、この反応で生成されたエ
タノールを閉環中も維持することにより過飽和を促進す
ることが好ましい。また、閉環用に、2級アミン(好ま
しくはモルホリン、ピペリジンまたはピロリジン)のよ
うな塩基触媒を使用することが好ましい。
閉環中に、一般式(III)のケトンを20モル%過剰量
のオルト蟻酸エステル、0.3〜2倍量の溶剤および20モ
ル%の2級アミンと80〜90℃で反応させることが最も好
ましいことが発見された。約30〜60分後、一般式(VI
I)の7−ヒドロキシ−イソフラボンは反応混合物から
晶出し始める。この反応は一般式(III)のケトン出発
物質の転化が完了するまで継続される。収率90%以上で
あり、得られた生成物は、HPLC法で測定して、一般式
(VI)の汚染物を0.1〜0.5wt%未満含有している。
のオルト蟻酸エステル、0.3〜2倍量の溶剤および20モ
ル%の2級アミンと80〜90℃で反応させることが最も好
ましいことが発見された。約30〜60分後、一般式(VI
I)の7−ヒドロキシ−イソフラボンは反応混合物から
晶出し始める。この反応は一般式(III)のケトン出発
物質の転化が完了するまで継続される。収率90%以上で
あり、得られた生成物は、HPLC法で測定して、一般式
(VI)の汚染物を0.1〜0.5wt%未満含有している。
一般式(V)の複塩は、40〜80℃で、無水炭酸カリウ
ムトと共に無極性溶剤(好ましくは、トルエン)を使用
することにより反応混合物から生成される。複塩を単離
することにより、精製および分離が更に行われる。複塩
は好適なジメチルホルムアミドまたはケトンのような溶
剤中で、酸結合剤を使用することなく、ハロゲン化アル
キルにより直接アルキル化することができる。従って、
7−ヒドロキシ−イソフラボン誘導体を純粋な状態で得
ることができる。
ムトと共に無極性溶剤(好ましくは、トルエン)を使用
することにより反応混合物から生成される。複塩を単離
することにより、精製および分離が更に行われる。複塩
は好適なジメチルホルムアミドまたはケトンのような溶
剤中で、酸結合剤を使用することなく、ハロゲン化アル
キルにより直接アルキル化することができる。従って、
7−ヒドロキシ−イソフラボン誘導体を純粋な状態で得
ることができる。
本発明による方法の最終工程は純粋な7−ヒドロキシ
−イソフラボンの随意アルキル化である。このアルキル
化は、好ましくは、炭酸カリウム酸結合剤の存在下で、
臭化アルキルによりアセトンまたはジメチルホルムアミ
ド中で行うことができる。好適な条件下では、閉環後に
得られた生成物は7−エトキシ−イソフラボンを0.1wt
%未満含有しており、また、この生成物は医薬組成物の
製造用に使用することができる。
−イソフラボンの随意アルキル化である。このアルキル
化は、好ましくは、炭酸カリウム酸結合剤の存在下で、
臭化アルキルによりアセトンまたはジメチルホルムアミ
ド中で行うことができる。好適な条件下では、閉環後に
得られた生成物は7−エトキシ−イソフラボンを0.1wt
%未満含有しており、また、この生成物は医薬組成物の
製造用に使用することができる。
本発明による方法の別の利点は、本発明の方法ならば
公知文献で使用されている方法に比べて10%以上も高い
収率が確保され、更に、医薬品用としての純度を有する
特に純粋な化合物を得ることができることである。
公知文献で使用されている方法に比べて10%以上も高い
収率が確保され、更に、医薬品用としての純度を有する
特に純粋な化合物を得ることができることである。
以下、具体例により本発明を更に詳細に説明する。
実施例1 2,4−ジヒドロキシ−フェニル−ベンジル−ケトン62.
5g(0.274モル)、イソプロパノール105ml、モルホリン
5mlおよびオルト蟻酸エチル49.7g(0.33モル)を80〜90
℃で7時間攪拌した。最初の30分間の反応中に、結晶が
沈殿し始めた。反応の終了時点で、結晶懸濁液を−5℃
にまで冷却し、そして、濾過した。反応終了後に、14.2
ml(0.056モル)のオルト蟻酸エチルが残留していた。
この量は溶媒として作用した。乾燥後、7−ヒドロキシ
−イソフラボンが59.1g得られた。
5g(0.274モル)、イソプロパノール105ml、モルホリン
5mlおよびオルト蟻酸エチル49.7g(0.33モル)を80〜90
℃で7時間攪拌した。最初の30分間の反応中に、結晶が
沈殿し始めた。反応の終了時点で、結晶懸濁液を−5℃
にまで冷却し、そして、濾過した。反応終了後に、14.2
ml(0.056モル)のオルト蟻酸エチルが残留していた。
この量は溶媒として作用した。乾燥後、7−ヒドロキシ
−イソフラボンが59.1g得られた。
収率:90.6% 分光分析による、この生成物の活性成分含有率は98%以
上であった。
上であった。
HPLC法による7−エトキシ−イソフラボン汚染物の含有
量:0.2〜0.4wt% 実施例2 実施例1と同様にして行った。反応が完了したとき、
結晶懸濁液から溶剤50mlを溜去し、そして、攪拌しなが
らメタノール160mlを添加した。この混合物を58〜60℃
で20分間攪拌し、その後、−5℃で結晶化させた。沈殿
物を濾別し、そして、乾燥させた。7−ヒドロキシ−イ
ソフラボンが58.8g得られた。
量:0.2〜0.4wt% 実施例2 実施例1と同様にして行った。反応が完了したとき、
結晶懸濁液から溶剤50mlを溜去し、そして、攪拌しなが
らメタノール160mlを添加した。この混合物を58〜60℃
で20分間攪拌し、その後、−5℃で結晶化させた。沈殿
物を濾別し、そして、乾燥させた。7−ヒドロキシ−イ
ソフラボンが58.8g得られた。
収率:90.1% (分光分析による)活性成分含有率は98%以上であっ
た。
た。
HPLC法による7−エトキシ−イソフラボン汚染物含有
量:0.2〜0.3wt%であった。
量:0.2〜0.3wt%であった。
実施例3 実施例1を繰返し、得られた反応混合物から溶剤90ml
を溜去し、その後、無水炭酸カリウム37.8g(0.274モ
ル)およびトルエン200mlを添加した。この反応混合物
を60〜65℃で30分間攪拌し、続いて、0〜−5℃で2時
間攪拌した。7−ヒドロキシ−イソフラボン−カリウム
塩と炭酸水素カリウムを含有する複塩を濾別し、そし
て、乾燥させた。複塩が98.5g得られた。
を溜去し、その後、無水炭酸カリウム37.8g(0.274モ
ル)およびトルエン200mlを添加した。この反応混合物
を60〜65℃で30分間攪拌し、続いて、0〜−5℃で2時
間攪拌した。7−ヒドロキシ−イソフラボン−カリウム
塩と炭酸水素カリウムを含有する複塩を濾別し、そし
て、乾燥させた。複塩が98.5g得られた。
7−ヒドロキシ−イソフラボンに対する収率:95% 元素分析値:C15H9O3K・KHCO3として、分子量376 計算値 実測値 C% 51.06 51.9 H% 2.66 2.76 K% 20.7 21.8 TMS不活性標準を用いた、DMSO−d6溶剤中における、B
RUKERWP−80分光光度計によるNMR分析結果 得られた複塩を3倍量のメタノールおよび水に50〜60
℃で溶解させた。この溶液を明澄にし、そして、濾過し
た。1:1希塩酸水溶液を使用し、濾液のpH値を1に合わ
せ、沈殿物を濾別し、中性になるまで洗浄し、そして、
乾燥させた。7−ヒドロキシ−イソフラボンが58.7g得
られた。分光分析によれば、この生成物は純粋な生成物
を98wt%含有していた。
RUKERWP−80分光光度計によるNMR分析結果 得られた複塩を3倍量のメタノールおよび水に50〜60
℃で溶解させた。この溶液を明澄にし、そして、濾過し
た。1:1希塩酸水溶液を使用し、濾液のpH値を1に合わ
せ、沈殿物を濾別し、中性になるまで洗浄し、そして、
乾燥させた。7−ヒドロキシ−イソフラボンが58.7g得
られた。分光分析によれば、この生成物は純粋な生成物
を98wt%含有していた。
HPLC法による7−エトキシ−イソフラボン含有:0.1wt% 収率:90% 実施例4 2,4−ジヒドロキシ−フェニル−ベンジル−ケトン50g
(0.219モル)、ジメチルホルムアミド20ml、モルホリ
ン2.6mlおよびオルト蟻酸エチル39.06g(0.26モル)か
らなる混合物を80〜90℃で7時間攪拌した。25分後、晶
出が確認できた。反応時間の終了時点で、結晶懸濁液を
クロロホルム120mlで希釈し、そして、これを0℃で2
時間かけて晶出させた。濾過した後、生成物をクロロホ
ルム45mlで2回洗浄し、そして、乾燥させた。7−ヒド
ロキシ−イソフラボンが47.9g得られた。
(0.219モル)、ジメチルホルムアミド20ml、モルホリ
ン2.6mlおよびオルト蟻酸エチル39.06g(0.26モル)か
らなる混合物を80〜90℃で7時間攪拌した。25分後、晶
出が確認できた。反応時間の終了時点で、結晶懸濁液を
クロロホルム120mlで希釈し、そして、これを0℃で2
時間かけて晶出させた。濾過した後、生成物をクロロホ
ルム45mlで2回洗浄し、そして、乾燥させた。7−ヒド
ロキシ−イソフラボンが47.9g得られた。
収率:91.9% HPLC法による7−エトキシ−イソフラボン汚染物含有:
0.1〜0.3wt% 実施例5 2,4−ジヒドロキシ−フェニル−ベンジル−ケトン25g
(0.1096モル)、ジメチルホルムアミド12.5ml、ピペリ
ジン2mlおよびオルト蟻酸エチル19.7g(0.133モル)か
らなる混合物を80〜90℃で16時間攪拌し、そして、クロ
ロホルム65mlで希釈した。沈殿物を単離し、そして、ク
ロロホルム:メタノール8:1混液と共に煮沸し、それか
ら、濾別し、そして、乾燥させた。7−ヒドロキシ−イ
ソフラボンが23.5g得られた。
0.1〜0.3wt% 実施例5 2,4−ジヒドロキシ−フェニル−ベンジル−ケトン25g
(0.1096モル)、ジメチルホルムアミド12.5ml、ピペリ
ジン2mlおよびオルト蟻酸エチル19.7g(0.133モル)か
らなる混合物を80〜90℃で16時間攪拌し、そして、クロ
ロホルム65mlで希釈した。沈殿物を単離し、そして、ク
ロロホルム:メタノール8:1混液と共に煮沸し、それか
ら、濾別し、そして、乾燥させた。7−ヒドロキシ−イ
ソフラボンが23.5g得られた。
収率:90% 分光分析による生成物含有:98.5wt% HPLCIによる7−エトキシ−イソフラボン含有:0.2〜0.4
wt% 実施例6 2,4−ジヒドロキシ−フェニル−ベンジル−ケトン20g
(0.0877モル)、オルト蟻酸エチル20.7g(17ml,0.14モ
ル)およびモルホリン1mlからなる混合物を温浴上で攪
拌した。25分間加熱した後、晶出が始まった。反応中に
不活性温度は96℃から87℃に後退した。5時間攪拌した
後、反応混合物をクロロホルム48mlで希釈し、その後、
実施例5に述べたように処理した。7−ヒドロキシ−イ
ソフラボンが18.9g得られた。
wt% 実施例6 2,4−ジヒドロキシ−フェニル−ベンジル−ケトン20g
(0.0877モル)、オルト蟻酸エチル20.7g(17ml,0.14モ
ル)およびモルホリン1mlからなる混合物を温浴上で攪
拌した。25分間加熱した後、晶出が始まった。反応中に
不活性温度は96℃から87℃に後退した。5時間攪拌した
後、反応混合物をクロロホルム48mlで希釈し、その後、
実施例5に述べたように処理した。7−ヒドロキシ−イ
ソフラボンが18.9g得られた。
収率:90.6% 分光分析による含量:99wt% HPLCによる7−エトキシ−イソフラボン含有:0.1〜0.2w
t% 実施例7 2,4−ジヒドロキシ−フェニル−ベンジル−ケトン100
kg(438.5モル)、ジメチルホルムアミド38kg、モルホ
リン5.2kgおよびオルト蟻酸エチル75kg(506モル)から
なる混合物を80〜90℃で攪拌した。1時間以内に晶出が
開始した。7時間後、この懸濁液に60℃でクロロホルム
360kgを添加した。冷却後、結晶物を遠心分離し、クロ
ロホルムで洗浄し、濾別し、乾燥させた。7−ヒドロキ
シ−イソフラボンが94.5g得られた。
t% 実施例7 2,4−ジヒドロキシ−フェニル−ベンジル−ケトン100
kg(438.5モル)、ジメチルホルムアミド38kg、モルホ
リン5.2kgおよびオルト蟻酸エチル75kg(506モル)から
なる混合物を80〜90℃で攪拌した。1時間以内に晶出が
開始した。7時間後、この懸濁液に60℃でクロロホルム
360kgを添加した。冷却後、結晶物を遠心分離し、クロ
ロホルムで洗浄し、濾別し、乾燥させた。7−ヒドロキ
シ−イソフラボンが94.5g得られた。
7−エトキシ−イソフラボン含量:0.1wt% 収率:90.5% 実施例8 実施例3で合成した複塩98.5gをジメチルホルムアミ
ド100mlに懸濁させた。臭化イソプロピル44g(0.36モ
ル)を添加し、そして、この反応混合物を75〜80℃で2
時間攪拌し、その後、水250mlに注ぎ込んだ。沈殿物を
濾別し、中性になるまで水で洗浄し、そして、60℃で乾
燥させた。7−イソプロポキシ−イソフラボンが66g得
られた。
ド100mlに懸濁させた。臭化イソプロピル44g(0.36モ
ル)を添加し、そして、この反応混合物を75〜80℃で2
時間攪拌し、その後、水250mlに注ぎ込んだ。沈殿物を
濾別し、中性になるまで水で洗浄し、そして、60℃で乾
燥させた。7−イソプロポキシ−イソフラボンが66g得
られた。
活性成分含量:99.5% 乾燥損失量:0.1% 7−エトキシ−イソフラボン含量:0.1% 2,4−ジヒドロキシ−フェニル−ベンジル−ケトンに対
する計算収率:86.1% 実施例9 2,4−ジヒドロキシ−フェニル−(3-,4-−ジメトキ
シ−ベンジル)−ケトン14.4g(0.05モル)を、モルホ
リン1mlの存在下で、ジメチルホルムアミド10ml中で、
オルト蟻酸エチル10.5g(0.07モル)と反応させた。こ
の反応混合物を80〜85℃に維持した。2時間以内に固形
物が沈殿した。6時間後、この混合物にクロロホルム10
0mlを添加し、沈殿物を濾別し、そして、乾燥させた。
7−ヒドロキシ−3-,4-−ジメトキシ−イソフラボンが
得られた。
する計算収率:86.1% 実施例9 2,4−ジヒドロキシ−フェニル−(3-,4-−ジメトキ
シ−ベンジル)−ケトン14.4g(0.05モル)を、モルホ
リン1mlの存在下で、ジメチルホルムアミド10ml中で、
オルト蟻酸エチル10.5g(0.07モル)と反応させた。こ
の反応混合物を80〜85℃に維持した。2時間以内に固形
物が沈殿した。6時間後、この混合物にクロロホルム10
0mlを添加し、沈殿物を濾別し、そして、乾燥させた。
7−ヒドロキシ−3-,4-−ジメトキシ−イソフラボンが
得られた。
融点:259〜262℃ ジメチルホルムアミドから再結晶させた後の生成物の融
点:263〜264℃ 元素分析値:C17H14Oとして、分子量298 計算値 C%=68.46% H%=4.69% 実測値 C%=68.30% H%=4.72% 生成物はNMR試験による結果と同一であった。
点:263〜264℃ 元素分析値:C17H14Oとして、分子量298 計算値 C%=68.46% H%=4.69% 実測値 C%=68.30% H%=4.72% 生成物はNMR試験による結果と同一であった。
薄層クロマトグラフ: 展開溶剤系:トルエン/酢酸n−ブチル/酢酸=8:2:1 吸着剤 :キーゼルゲル 60 F254(メルク社製) 塗布量 :0.2g(10mlジメチルホルムアミド100μg) 溶剤先端 :16cm 発色 :波長254nmの紫外線光源 Rf=0.4 実施例10 2,4−ジヒドロキシ−フェニル−3,4−エトキシ−ベン
ジル−ケトン47.4g(0.15モル)を、モルホリン3mlの存
在下で、ジメチルホルムアミド20ml中で、オルト蟻酸エ
チル31.5g(0.21モル)と反応させた。この反応混合物
を80〜85℃で6時間維持した。60℃にまで冷却した後、
クロロホルム100mlを添加した。沈殿物を濾別し、そし
て、乾燥させた。
ジル−ケトン47.4g(0.15モル)を、モルホリン3mlの存
在下で、ジメチルホルムアミド20ml中で、オルト蟻酸エ
チル31.5g(0.21モル)と反応させた。この反応混合物
を80〜85℃で6時間維持した。60℃にまで冷却した後、
クロロホルム100mlを添加した。沈殿物を濾別し、そし
て、乾燥させた。
生成物:7−ヒドロキシ−3-,4-−ジエトキシ−イソフラ
ボン 融点:189〜191℃ ジメチルホルムアミドから再結晶させた後の融点:192〜
193℃ 元素分析値:C19H18O5として、 計算値 C%=69.93; H%=5.52 実測値 C%=69.31; H%=5.63 分子量:326 NMR分析による結果と一致 薄層クロマトグラフ試験:実施例8参照 Rf=0.5 実施例11 ジメチルホルムアミド75kg、7−ヒドロキシ−イソフ
ラボン100kg(420モル)、無水炭酸カリウム76g(550.7
モル)および臭化イソプロピル73kg(598.3モル)を75
〜95℃で2時間反応させ、そして、この混合物を100℃
で10分間維持した。この反応混合物に、冷却しながらイ
ソプロパノール45kgおよび水350kgを添加した。結晶懸
濁液を濾過し、25℃で中性になるまで洗浄した。乾燥物
含有量に対して計算された4.4倍量の無水エタノール中
で湿潤生成物を結晶化させた。この生成物をエタノール
と共に濾過し、そして60℃で乾燥させた。7−イソプロ
ポキシ−イソフラボンが112.9kg得られた 融点118〜119℃ 活性成分含有率:99.8%以上(HPLC) 7−エトキシ−イソフラボン含量:0.1%未満、これは汚
染物を含有していなかった。
ボン 融点:189〜191℃ ジメチルホルムアミドから再結晶させた後の融点:192〜
193℃ 元素分析値:C19H18O5として、 計算値 C%=69.93; H%=5.52 実測値 C%=69.31; H%=5.63 分子量:326 NMR分析による結果と一致 薄層クロマトグラフ試験:実施例8参照 Rf=0.5 実施例11 ジメチルホルムアミド75kg、7−ヒドロキシ−イソフ
ラボン100kg(420モル)、無水炭酸カリウム76g(550.7
モル)および臭化イソプロピル73kg(598.3モル)を75
〜95℃で2時間反応させ、そして、この混合物を100℃
で10分間維持した。この反応混合物に、冷却しながらイ
ソプロパノール45kgおよび水350kgを添加した。結晶懸
濁液を濾過し、25℃で中性になるまで洗浄した。乾燥物
含有量に対して計算された4.4倍量の無水エタノール中
で湿潤生成物を結晶化させた。この生成物をエタノール
と共に濾過し、そして60℃で乾燥させた。7−イソプロ
ポキシ−イソフラボンが112.9kg得られた 融点118〜119℃ 活性成分含有率:99.8%以上(HPLC) 7−エトキシ−イソフラボン含量:0.1%未満、これは汚
染物を含有していなかった。
収率:96%
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 レドニツキー,ラースロー ハンガリー国,ブダペスト・エィチ― 1082,ユレイ・ウッツア 66/ビー (72)発明者 イムレイ,ラヨシュ ハンガリー国,ブダペスト・エィチ― 1131,メウスナー・エス・ウッツア 143 (72)発明者 ホフマン,ジュルジ ハンガリー国,ブダペスト・エィチ― 1136,ヘルゼン・ウッツア 5 (72)発明者 シラーディ,マーリア ハンガリー国,ブダペスト・エィチ― 1152,アッティラ・ウッツア 12 (72)発明者 ショムファイ,エーヴァ ハンガリー国,ブダペスト・エィチ― 1018,ターンチチュ・ウツッア 8 (72)発明者 モンタイ,ティボル ハンガリー国,ブダペスト・エィチ― 1089,バロシュ・ウツッア 123 (56)参考文献 特開 昭53−53657(JP,A)
Claims (5)
- 【請求項1】式(III) で表わされ、式中、R2およびR3は水素原子またはC1-2ア
ルコキシ基であるレゾルシノール誘導体を式(IV) (C2H5O)3CH (IV) で表わされるオルト蟻酸エチルと塩基の存在下で反応さ
せることからなる式(I) で表わされ、Rが水素またはイソプロピル基であり、R2
およびR3が前記の通りであるイソフラボンの製造方法に
おいて、 該レゾルシノール誘導体の重量に対して0.3〜2倍容量
(ml/g)のイソプロパノール、ジメチルフォルムアミ
ド、ならびに溶媒としてのオルト蟻酸エチルまたはこれ
らの混合物から選ばれる有機溶剤の存在下で、70〜100
℃で式(III)の化合物(置換基は上記の通り)と上記
式(IV)の化合物を閉環反応させて、式(VII) で表わされ、式中R2とR3は上記の通りである生成物を20
〜70wt%含む反応混合物である溶液(過飽和)を得、該
溶液から該生成物を連続的に沈殿させ、冷却後、沈殿し
た該生成物を濾別するか、または該反応混合物にほぼ等
量の無水炭酸カリウムを加えて、晶出する式(V) で表わされ、式中、R2とR3は上記の通りである複塩を単
離し、上記の式(V)または(VII)の生成物をハロゲ
ン化イソプロピルと反応させ、または該式(V)の生成
物を酸によって前記式(VII)の化合物に変え、その
後、高純度の一般式(I)の生成物を分離することを特
徴とする前記式(I)のイソフラボンの製造方法。 - 【請求項2】請求項1に記載の方法であって、閉環反応
を80〜90℃の温度で4〜10時間加熱処理することにより
行うことを特徴とする方法。 - 【請求項3】請求項1〜2のいずれかの項に記載の方法
であって、閉環反応中に生じたエタノールを反応系から
除去しないことを特徴とする方法。 - 【請求項4】請求項1〜3のいずれかの項に記載の方法
であって、閉環反応後の反応混合物に無極性溶媒を加え
て式(VI) で表わされ、R2、R3が前記の通りである副生成物を溶解
し、40〜80℃で無水炭酸カリウムを添加することを特徴
とする方法。 - 【請求項5】請求項4に記載の方法であって、無極性溶
媒がトルエンであることを特徴とする方法。
Applications Claiming Priority (1)
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|---|---|---|---|
| PCT/HU1990/000023 WO1991015483A1 (en) | 1990-04-06 | 1990-04-06 | An improved process for the preparation of substituted isoflavone derivatives |
Publications (2)
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|---|---|
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| JPH089610B2 true JPH089610B2 (ja) | 1996-01-31 |
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