JPH09157268A - 7−ヒドロキシイソフラボンの製造方法及びその精製方法 - Google Patents

7−ヒドロキシイソフラボンの製造方法及びその精製方法

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JPH09157268A
JPH09157268A JP34511895A JP34511895A JPH09157268A JP H09157268 A JPH09157268 A JP H09157268A JP 34511895 A JP34511895 A JP 34511895A JP 34511895 A JP34511895 A JP 34511895A JP H09157268 A JPH09157268 A JP H09157268A
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hydroxyisoflavone
isoflavone
orthoformate
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methanol
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JP34511895A
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Kenji Kunikata
賢治 国方
Katsuhisa Fukunaga
克久 福永
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Nippon Kayaku Co Ltd
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Nippon Kayaku Co Ltd
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D311/00Heterocyclic compounds containing six-membered rings having one oxygen atom as the only hetero atom, condensed with other rings
    • C07D311/02Heterocyclic compounds containing six-membered rings having one oxygen atom as the only hetero atom, condensed with other rings ortho- or peri-condensed with carbocyclic rings or ring systems
    • C07D311/04Benzo[b]pyrans, not hydrogenated in the carbocyclic ring
    • C07D311/22Benzo[b]pyrans, not hydrogenated in the carbocyclic ring with oxygen or sulfur atoms directly attached in position 4
    • C07D311/26Benzo[b]pyrans, not hydrogenated in the carbocyclic ring with oxygen or sulfur atoms directly attached in position 4 with aromatic rings attached in position 2 or 3
    • C07D311/34Benzo[b]pyrans, not hydrogenated in the carbocyclic ring with oxygen or sulfur atoms directly attached in position 4 with aromatic rings attached in position 2 or 3 with aromatic rings attached in position 3 only
    • C07D311/36Benzo[b]pyrans, not hydrogenated in the carbocyclic ring with oxygen or sulfur atoms directly attached in position 4 with aromatic rings attached in position 2 or 3 with aromatic rings attached in position 3 only not hydrogenated in the hetero ring, e.g. isoflavones

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Abstract

(57)【要約】 【課題】高純度の7−ヒドロキシイソフラボンを高収率
で容易に製造する方法を確立する。 【解決手段】塩基の存在下、2,4−ジヒドロキシフェ
ニルベンジルケトンとオルト蟻酸メチルエステル、オル
ト蟻酸プロピルエステル、あるいは、オルト蟻酸イソプ
ロピルエステルと縮合して7−ヒドロキシイソフラボン
を得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は骨粗鬆症の治療薬で
あるイプリフラボン(7−イソプロポキシイソフラボ
ン)の中間体である7−ヒドロキシイソフラボンの製造
方法及びその精製方法に関する。
【0002】
【従来の技術】7−ヒドロキシイソフラボンの製造方法
としては、ジメチルフォルムアミドあるいはイソプロピ
ルアルコールを反応媒体として、モルホリンの存在下、
2,4−ジヒドロキシフェニルベンジルケトンとオルト
蟻酸エチルエステルを縮合して製造する方法(特表平4
−507085)が知られている。この方法は副生成物
として、7−エトキシイソフラボンが生成するが、7−
ヒドロキシイソフラボンをイソプロピル化して、製薬原
体である7−イソプロポキシイソフラボン(イプリフラ
ボン)を製造する時、製品中に、7−エトキシイソフラ
ボンが混入する。7−イソプロポキシイソフラボンか
ら、7−エトキシイソフラボンを除くことは、極めて困
難である。そのため、7−ヒドロキシイソフラボンか
ら、7−エトキシイソフラボンを除く検討がなされてい
る。上記の特許では、トルエン中で7−ヒドロキシイソ
フラボンに、炭酸カリウムを作用させ、生成する7−ヒ
ドロキシイソフラボンのカリウム塩を析出させて、(ト
ルエンに7−エトキシイソフラボンを溶解させること
で)、分離を行っている。また、反応生成物より、溶剤
を適当量、留去し、メタノール、クロロフォルムを加
え、強く冷却することを提案している。しかし、7−ヒ
ドロキシイソフラボンはトルエンに溶け難く、炭酸カリ
ウムを用いての反応もスムーズに進行しない。このよう
にメタノール、クロロフォルムで処理する方法も、充
分、7−エトキシイソフラボンを除去できない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、従来の
製造方法では、除去しにくい副生成物の生成に伴い、工
業的に安価に製造できるものではないので、安価な製造
方法の確立が望まれていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者は、7−ヒドロ
キシイソフラボンを製造するにあたり、イソプロピルア
ルコールを反応媒体として、モルホリンの存在下、2,
4−ジヒドロキシフェニルベンジルケトンとオルト蟻酸
エステルを縮合して目的物を製造する方法を鋭意検討し
た結果、 1)オルト蟻酸エステルとして、オルト蟻酸イソプロピ
ルエステルを用いた場合、得られた7−ヒドロキシイソ
フラボンにイソプロピルブロマイドを反応させ、7−イ
ソプロポキシイソフラボンを製造すると、7−イソプロ
ポキシイソフラボン中に、精製に困難な不純物が含まれ
ないこと 2)オルト蟻酸エステルとして、オルト蟻酸メチルエス
テルを用いた場合、得られた7−ヒドロキシイソフラボ
ン中に、7−メトキシイソフラボンを含むが、このもの
は容易に除去出来ること、また、7−イソプロポキシイ
ソフラボンからも、除去できること 3)オルト蟻酸エステルとして、オルト蟻酸プロピルエ
ステルを用いた場合、得られた7−ヒドロキシイソフラ
ボン中に、7−プロポキシイソフラボンを含むが、7−
エトキシイソフラボンと比較して格段に容易に除去でき
ること 4)オルト蟻酸エステルとして、オルト蟻酸エチルエス
テルを用いた場合でも、反応中、生成した7−ヒドロキ
シイソフラボンが、過飽和の状態にさらされないよう
に、反応中、冷却及び又は、種晶の添加により、随時結
晶を析出させ、撹拌状態をスムーズにすることにより、
7−エトキシイソフラボンの生成を抑えることができる
こと 5)反応系より取り出した粗生成物に、アルコール類、
特にメタノールを加え、熱時の充分な撹拌後、熱時濾
過、あるいは熱時静置後の上澄み液の分離により、副生
成物を除去することができること を見いだし、本発明を完成した。また、上記特許の実施
例でメタノール、クロロフォルムを使用した例がある
が、いづれも0℃以下まで冷却して、取り出しており、
該副生成物の除去効果が見られない。又、同特許には熱
時濾過、熱時分離についても、記述されてない。種々の
有機溶剤で再結晶による精製も試みたが、いづれも、該
副生成物の除去効果がなく、精製収率が低く、また、熱
時、着色する等、問題が多いが、アルコ−ル類で熱時洗
浄することにより、精製できることは、全く予想外のこ
とである。
【0005】即ち、本発明は (1)塩基の存在下、2,4−ジヒドロキシフェニルベ
ンジルケトンとオルト蟻酸メチルエステル、オルト蟻酸
プロピルエステル又はオルト蟻酸イソプロピルエステル
を反応させることを特徴とする7−ヒドロキシイソフラ
ボンの製造方法 (2)塩基がピペリジン、モルホリン、ピロリジンであ
る前項(1)記載の7−ヒドロキシイソフラボンの製造
方法 (3)有機溶剤を反応媒体として使用する前項(1)乃
至(2)のいずれか一項に記載の7−ヒドロキシイソフ
ラボンの製造方法 (4)塩基の存在下、2,4−ジヒドロキシフェニルベ
ンジルケトンとオルト蟻酸アルキルエステルを反応させ
て得られた粗7−ヒドロキシイソフラボン中に副反応物
として存在する7−プロポキシイソフラボン、7−エト
キシイソフラボン、または、7−メトキシイソフラボン
を除去する精製方法において、アルコール類で加熱撹拌
後、静置後上澄み液の分離、あるいは、濾過を20〜5
0℃の範囲で行うことを特徴とする7−ヒドロキシイソ
フラボンの精製方法 (5)アルコール類がメタノールである前項(4)記載
の精製方法 に関する。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳細に説明する。 (製造方法の説明)まず、本発明の第一発明である製造
方法について説明する。本製造方法においてオルト蟻酸
エステルとしては、イソプロピルエステル、プロピルエ
ステル又はメチルエステルを使用する。オルト蟻酸エス
テルの使用量は、2,4−ジヒドロキシフェニルベンジ
ルケトン(以後PBZKと略称)に対し、1〜50モル
比、好ましくは、1〜20モル比、特に好ましくは、1
〜6モル比である。本発明では塩基を使用するが、使用
しうる塩基の例としては、脂肪族、芳香族、脂環型、複
素環型第2級アミン及び/又は第3級アミンが挙げら
れ、それらの具体例としては、ピペリジン、モルホリ
ン、ピロリジン、ピペラジン、ピリジン、ビラジン、キ
ノリン等が挙げられる。塩基の使用量は、PBZKに対
し、0.01〜20モル比、好ましくは0.1〜5モル
比、特に好ましくは、0.2〜2モル比である。反応温
度は、50〜200℃、好ましくは、70〜150℃、
特に好ましくは、80〜110℃である。反応時間は、
1〜30時間、好ましくは、3〜15時間、特に好まし
くは、5〜10時間である。また、反応媒体として、有
機溶剤を用いても良い。使用しうる有機溶剤の例として
は、ジメチルフォルムアミド、ジメチルアセトアミド、
ジメチルスルホキシド等の非プロトン性極性溶剤、イソ
プロピルアルコール、エチルアルコール、メチルアルコ
ール等のプロトン性極性溶剤、ベンゼン、トルエン、キ
シレン等の非極性溶剤、クロルベンゼン、ジクロルベン
ゼン等の芳香族クロル化物が挙げられる。有機溶剤の使
用量は、PBZKに対し、0〜20倍(cc/g)、好
ましくは、0〜5倍(cc/g)、特に好ましくは、0
〜2倍(cc/g)である。用いた溶剤がイソプロピル
アルコールの場合は特に、0〜1倍(cc/g)が好ま
しい。反応の進行に伴い、アルコール類が生成するが、
随時留去しても良いし、留去しなくても良い。反応溶剤
の有無、種類、量によっても異なるが、生成した7−ヒ
ドロキシイソフラボンは、反応の進行に伴い、過飽和に
なるので、過飽和にならないよう、反応温度を少し下げ
たり、種晶を加えたりして、随時、結晶が析出するよう
にしても良い。冷却しすぎると、反応が進行しにくくな
るので、反応生成物が析出してきたなら析出物が溶解し
ない程度に温度を上げて行ってもよい。
【0007】(生成物の取り出し)反応が終了したな
ら、過剰のオルト蟻酸エステル、過剰の塩基、反応媒体
として用いた有機溶剤等を減圧留去しても良い。反応液
に、アルコール類、例えば、イソプロピルアルコール、
エチルアルコール、メチルアルコール特にメチルアルコ
ールを加える。アルコ−ル類の量はPBZKに対し、
0.1〜30倍(cc/g)、好ましくは0.5〜3倍
(cc/g)、特に好ましくは0.7〜1.5倍(cc
/g)加え、10℃〜還流温度、好ましくは20℃〜還
流温度、特に好ましくは、30℃〜還流温度で0.1分
〜10日間、好ましくは10分〜2日間、更に好ましく
は、20分〜20時間、特に好ましくは、30分〜10
時間、充分な撹拌後、静置して、上澄み液を抜き出す
か、濾過する。反応系には、イソプロピルアルコール、
エチルアルコールが存在しているので、新たにアルコ−
ル類を加えることなく上記操作を行っても良い。反応液
のアルコール類による温度処理条件を次に具体的に述べ
る。低温で低撹拌速度でおこなってもよいが、副生成物
を抽出するのに時間がかかるので、還流下、10〜30
分、強撹拌を行い、10分〜5時間、好ましくは、30
分〜3時間かける。その後、10〜50℃、好ましく
は、30〜40℃に冷却、同温度で、10分〜3日間、
好ましくは、30分〜24時間、特に好ましくは、1〜
2時間撹拌後、静置、上澄み液を抜き出す。あるいは、
濾過する。濾過ケーキは、アルコール類で洗浄する。洗
浄アルコールの量は、原料PBZKに対し、0.1〜5
倍(cc/g)、好ましくは、0.5〜3倍(cc/
g)である。
【0008】(精製方法)次に本願第2発明の精製方法
について説明する。本発明の精製方法において使用しう
るアルコ−ル類としては、イソプロピルアルコ−ル、エ
チルアルコ−ル、メチルアルコ−ル等の低級アルコ−ル
が挙げられる。特に、メチルアルコールが好ましい。こ
れらのアルコ−ル類に酢酸エチル、酢酸ブチル、プロピ
オン酸エチル、プロピオン酸ブチル等のエステル類、ア
セトン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン
等のケトン類、アセトニトリル等のニトリル類、トルエ
ン、キシレン等の芳香族炭化水素等を混合して用いても
良い。塩基の存在下、2,4−ジヒドロキシフェニルベ
ンジルケトンとオルト蟻酸アルキルエステルを反応させ
て得られた粗7−ヒドロキシイソフラボンの乾燥品、あ
るいは、未乾燥品に、アルコール類を、乾燥換算で7−
ヒドロキシイソフラボンに対し、1〜30倍(cc/
g)、好ましくは、2〜10倍(cc/g)、特に好ま
しくは、3〜7倍(cc/g)加え、常圧あるいは加圧
下で、20〜150℃、好ましくは、30〜100℃
で、0.1分〜10日間、好ましくは10分〜2日間、
更に好ましくは、20分〜20時間撹拌処理し、20〜
50℃、好ましくは30〜50℃で静置、上澄み液を抜
き出すか、濾過する。次に上記のアルコール類による最
も最適な処理条件を述べる。常圧、あるいは加圧下で6
0〜150℃、好ましくは、60〜100℃で10分〜
10時間、好ましくは、30分〜5時間、特に好ましく
は、1〜3時間撹拌し、10分〜5時間、好ましくは、
30分〜3時間かけて、20〜50℃、好ましくは、3
0〜40℃に冷却。同温度で10分〜3日間、好ましく
は、30分〜24時間、特に好ましくは、1〜2時間撹
拌後、静置、上澄み液を抜き出す。あるいは、同温度で
濾過する。濾過ケーキは、アルコール類で洗浄する。洗
浄用アルコール類の量は、精製前の乾燥換算7−ヒドロ
キシイソフラボンに対し、0.1〜5倍(cc/g)、
好ましくは、0.5〜3倍(cc/g)である。7−ヒ
ドロキシイソフラボンの純度はHPLC(高速液体クロ
マトグラフィ−)で容易に測定出来る。
【0009】
【実施例】実施例によって本発明を更に具体的に説明す
るが、本発明がこれらの実施例のみに限定されるもので
ない。
【0010】実施例1 撹拌器、温度計、塩化カルシウム管、還流冷却器を備え
た200ccの4口フラスコに、イソプロピルアルコー
ル25cc、PBZK30g(0.132モル)、オル
ト蟻酸イソプロピルエステル30.8g(0.162モ
ル)、モルホリン2.4ccを加え、80〜90℃で7
時間撹拌した。次にメタノール30ccを加え、還流
下、30分撹拌し、約1時間かけて、10℃に冷却、同
温度で1時間撹拌後、減圧濾過。メタノール70ccで
洗浄。50℃で熱風乾燥し、7−ヒドロキシイソフラボ
ン28.3g(収率90.1%、融点215℃、HPL
C面積純度(以下同じ)99.6%)を得た。得られた
7−ヒドロキシイソフラボンを用いて7−イソプロポキ
シイオソフラボンを合成したところ、HPLC純度9
9.95%で目的物が得られ、原料に由来する副生成物
は検出出来なかった。
【0011】実施例2 撹拌器、温度計、塩化カルシウム管、還流冷却器を備え
た200ccの4口フラスコに、イソプロピルアルコー
ル25cc、PBZK30g(0.132モル)、オル
ト蟻酸メチルエステル17.2g(0.162モル)、
モルホリン2.4ccを加え、80〜90℃で7時間撹
拌反応した。次にメタノール30ccを加え、還流下、
30分撹拌し、約1時間かけて、35℃に冷却、同温度
で2時間撹拌後、減圧濾過。メタノール70ccで洗
浄。50℃で熱風乾燥し、7−ヒドロキシイソフラボン
27.6g(収率87.9%、HPLC純度99.6
%、7−メトキシイソフラボンの含有率0.2%)を得
た。得られた7−ヒドロキシイソフラボンから7−イソ
プロポキシイオソフラボンを合成したところ、HPLC
純度99.95%、7−メトキシイソフラボン0.03
%だった。
【0012】実施例3 撹拌器、温度計、塩化カルシウム管、還流冷却器を備え
た200ccの4口フラスコに、イソプロピルアルコー
ル25cc、PBZK30g(0.132モル)、オル
ト蟻酸プロピルエステル30.8g(0.162モ
ル)、モルホリン2.4ccを加え、80〜90℃で7
時間撹拌した。次にメタノール30ccを加え、還流
下、30分撹拌し、約1時間かけて、40℃に冷却、同
温度で2時間撹拌後、減圧濾過。メタノール70ccで
洗浄。50℃で熱風乾燥し、7−ヒドロキシイソフラボ
ン27.8g(収率88.5%、HPLC純度99.4
%、7−プロポキシイソフラボンの含有率0.07%)
を得た。
【0013】実施例4 オルト蟻酸エチルエステルを用いた7−ヒドロキシイソ
フラボンの製造 撹拌器、温度計、塩化カルシウム管、還流冷却器を備え
た200ccの4口フラスコに、イソプロピルアルコー
ル25cc、PBZK30g(0.132モル)、オル
ト蟻酸エチルエステル24g(0.162モル)、モル
ホリン2.4ccを加え、80〜90℃で7時間撹拌し
た。次にメタノール30ccを加え、還流下、30分撹
拌し、約1時間かけて、40℃に冷却、同温度で2時間
撹拌後、減圧濾過。メタノール70ccで洗浄。50℃
で熱風乾燥し、7−ヒドロキシイソフラボン27.6g
(収率87.9%、HPLC純度99.6%、7−エト
キシイソフラボンの含有率0.2%)を得た。 精製方法 撹拌器、温度計、還流冷却器を備えた300ccの4口
フラスコに、この7−ヒドロキシイソフラボン27.6
gと、166ccのメタノールを加え、還流下、1時間
撹拌後、1時間かけて、35℃に冷却、同温度で2時間
撹拌後、減圧濾過、ケーキをメタノール50ccで洗浄
した。50℃で熱風乾燥し、7−ヒドロキシイソフラボ
ン25.1g(精製収率91.0重量%、HPLC純度
99.8%、7−エトキシイソフラボンの含有率0.0
5重量%)を得た。
【0014】実施例5 実施例4において7−ヒドロキシイソフラボンの製造に
当たり、イソプロピルアルコールの代わりに、エタノー
ル25cc用いた他は、実施例4と同様に反応、精製を
行うと、収量、純度共に実施例4と同様な結果が得られ
る。
【0015】実施例6 実施例4において7−ヒドロキシイソフラボンの製造に
当たり、イソプロピルアルコールの代わりに、メタノー
ル10ccとトルエン15ccの混合物を用いた他は、
実施例4と同様に反応、精製を行うと、収量、純度共に
実施例4と同様な結果が得られる。
【0016】実施例7 オルト蟻酸エチルエステルを用いた7−ヒドロキシイソ
フラボンの製造 撹拌器、温度計、塩化カルシウム管、還流冷却器を備え
た200ccの4口フラスコに、イソプロピルアルコー
ル8cc、PBZK30g(0.132モル)、オルト
蟻酸エチル24g(0.162モル)、モルホリン17
ccを加え、80〜90℃で3.5時間撹拌した。生成
したエタノールを留去しながら、反応温度を上げ、10
5℃に保ち、2時間反応、次に減圧にして、80〜90
℃で過剰のモルホリンを留去し、その後メタノール90
ccを加え、還流下、30分撹拌し、約1時間かけて、
40℃に冷却、同温度で2時間撹拌後、減圧濾過。メタ
ノール70ccで洗浄。50℃で熱風乾燥し、7−ヒド
ロキシイソフラボン27.6g(収率87.9%、HP
LC純度99.6%、7−エトキシイソフラボンの含有
率0.2%)を得た。 精製方法 撹拌器、温度計、還流冷却器を備えた300ccの4口
フラスコに、この7−ヒドロキシイソフラボン27.6
gと、166ccのメタノールを加え、還流下、1時間
撹拌後、1時間かけて、40℃に冷却、同温度で2時間
撹拌後、減圧濾過、ケーキをメタノール50ccで洗浄
した。50℃で熱風乾燥し、7−ヒドロキシイソフラボ
ン25.1g(精製収率91.0重量%、HPLC純度
99.8%、7−エトキシイソフラボンの含有率0.0
5重量%)を得た。
【0017】
【発明の効果】高純度の7−ヒドロキシイソフラボンを
高収率で得ることの出来る製造法が確立された。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】塩基の存在下、2,4−ジヒドロキシフェ
    ニルベンジルケトンとオルト蟻酸メチルエステル、オル
    ト蟻酸プロピルエステル又はオルト蟻酸イソプロピルエ
    ステルを反応させることを特徴とする7−ヒドロキシイ
    ソフラボンの製造方法。
  2. 【請求項2】塩基がピペリジン、モルホリン、ピロリジ
    ンである請求項1記載の7−ヒドロキシイソフラボンの
    製造方法。
  3. 【請求項3】有機溶剤を反応媒体として使用する請求項
    1乃至2のいずれか一項に記載の7−ヒドロキシイソフ
    ラボンの製造方法。
  4. 【請求項4】塩基の存在下、2,4−ジヒドロキシフェ
    ニルベンジルケトンとオルト蟻酸アルキルエステルを反
    応させて得られた粗7−ヒドロキシイソフラボン中に副
    反応物として存在する7−プロポキシイソフラボン、7
    −エトキシイソフラボン、または、7−メトキシイソフ
    ラボンを除去する精製方法において、アルコール類で加
    熱撹拌後、静置後上澄み液の分離、あるいは、濾過を2
    0〜50℃の範囲で行うことを特徴とする7−ヒドロキ
    シイソフラボンの精製方法。
  5. 【請求項5】アルコール類がメタノールである請求項4
    記載の精製方法。
JP34511895A 1995-12-08 1995-12-08 7−ヒドロキシイソフラボンの製造方法及びその精製方法 Pending JPH09157268A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999007392A1 (en) * 1997-08-08 1999-02-18 Otsuka Pharmaceutical Co., Ltd. Isoflavone-containing compositions

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