JPH0896333A - 摺動接点装置 - Google Patents
摺動接点装置Info
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- JPH0896333A JPH0896333A JP25139794A JP25139794A JPH0896333A JP H0896333 A JPH0896333 A JP H0896333A JP 25139794 A JP25139794 A JP 25139794A JP 25139794 A JP25139794 A JP 25139794A JP H0896333 A JPH0896333 A JP H0896333A
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- shaped
- groove
- brush
- ring
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Abstract
(57)【要約】
【目的】リング状の回転導電部材とブラシ状導電部材の
接触の安定性を向上し、しかも摩耗粉がブラシ状導電部
材や溝に付着するのを防ぐことができる摺動接点装置を
提供すること。 【構成】溝23aを有し回転体3と共に回転するリング
状の回転導電部材23と、回転導電部材23の溝23a
と接触するブラシ状導電部材24を備える摺動接点装置
であり、回転導電部材23の溝23aには、さらに回転
導電部材23の回転中心方向に向かって形成された案内
溝23bを備える摺動接点装置。
接触の安定性を向上し、しかも摩耗粉がブラシ状導電部
材や溝に付着するのを防ぐことができる摺動接点装置を
提供すること。 【構成】溝23aを有し回転体3と共に回転するリング
状の回転導電部材23と、回転導電部材23の溝23a
と接触するブラシ状導電部材24を備える摺動接点装置
であり、回転導電部材23の溝23aには、さらに回転
導電部材23の回転中心方向に向かって形成された案内
溝23bを備える摺動接点装置。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、摺動接点装置に関し、
たとえばVTRの回転磁気ヘッド装置の回転ドラムに対
して用いられる摺動接点装置に関するものである。
たとえばVTRの回転磁気ヘッド装置の回転ドラムに対
して用いられる摺動接点装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のVTRの回転磁気ヘッド装置に用
いられている摺動接点装置は、回転ドラムと共に回転す
るリング状回転導電部材と、このリング状導電部材に接
触するブラシ状導電部材を有している。
いられている摺動接点装置は、回転ドラムと共に回転す
るリング状回転導電部材と、このリング状導電部材に接
触するブラシ状導電部材を有している。
【0003】図6は、VTRの回転磁気ヘッド装置の摺
動接点装置(ブラシスリップリング)におけるリング溝
の形状を示している。回転磁気ヘッド装置のブラシスリ
ップリングでは、そのリング溝の形状に様々な種類があ
るが、特に高速回転タイプの回転磁気ヘッド装置で代表
的なものは、図6に示す断面で見てV字型の溝310で
ある。リング状回転導電部材300のV字型溝310に
は、断面円形型のブラシ状導電部材320が接触により
摺動して電気的な結合を行うようになっている。
動接点装置(ブラシスリップリング)におけるリング溝
の形状を示している。回転磁気ヘッド装置のブラシスリ
ップリングでは、そのリング溝の形状に様々な種類があ
るが、特に高速回転タイプの回転磁気ヘッド装置で代表
的なものは、図6に示す断面で見てV字型の溝310で
ある。リング状回転導電部材300のV字型溝310に
は、断面円形型のブラシ状導電部材320が接触により
摺動して電気的な結合を行うようになっている。
【0004】高速回転タイプの回転磁気ヘッド装置で
は、低速回転タイプの回転磁気ヘッド装置に比較して振
動等が大きく、振動等がブラシ状導電部材320とリン
グ状回転導電部材300のV字型溝310との接触にも
少なからず影響する。ブラシ状導電部材320の接触安
定度を向上させるために、リング状回転導電部材300
の溝310の形状を、図6に示すようなV字型溝310
にしている。
は、低速回転タイプの回転磁気ヘッド装置に比較して振
動等が大きく、振動等がブラシ状導電部材320とリン
グ状回転導電部材300のV字型溝310との接触にも
少なからず影響する。ブラシ状導電部材320の接触安
定度を向上させるために、リング状回転導電部材300
の溝310の形状を、図6に示すようなV字型溝310
にしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ブラシ状導電部材32
0とV字型溝310の摩耗が進み、図6に示すようにV
字型溝310の奥の部分が減っていき、凹部330が形
成されてしまう。この凹部330が形成されると、ブラ
シ状導電部材320が振動の影響で動き易くなりリング
状回転導電部材300との接触が不安定になることがあ
る。特にブラシ状導電部材320は、リング状回転導電
部材300のV字型溝310に対して図6において水平
ではなくやや斜めに当っていた場合には、特に不安定に
なる可能性が高い。
0とV字型溝310の摩耗が進み、図6に示すようにV
字型溝310の奥の部分が減っていき、凹部330が形
成されてしまう。この凹部330が形成されると、ブラ
シ状導電部材320が振動の影響で動き易くなりリング
状回転導電部材300との接触が不安定になることがあ
る。特にブラシ状導電部材320は、リング状回転導電
部材300のV字型溝310に対して図6において水平
ではなくやや斜めに当っていた場合には、特に不安定に
なる可能性が高い。
【0006】リング状回転導電部材300の摩耗が進む
につれて、その摩耗粉が増加して、一部は外部に飛散
し、一部はV字型溝310の周辺に飛散し、そして残り
はV字型溝310とブラシ状導電部材320に付着して
残ってしまう。特にブラシ状導電部材320とリング状
回転導電部材300の接触部分に摩耗粉が堆積して、ブ
ラシ状導電部材320の電気的接触状態に悪影響を及ぼ
す。
につれて、その摩耗粉が増加して、一部は外部に飛散
し、一部はV字型溝310の周辺に飛散し、そして残り
はV字型溝310とブラシ状導電部材320に付着して
残ってしまう。特にブラシ状導電部材320とリング状
回転導電部材300の接触部分に摩耗粉が堆積して、ブ
ラシ状導電部材320の電気的接触状態に悪影響を及ぼ
す。
【0007】図6のような従来の形状のV字型溝310
では、ブラシ状導電部材320とリング状回転導電部材
300に残った摩耗粉の逃げ道がなく、V字型溝310
内またはブラシ状導電部材320に付着したまま残る場
合が多い。従ってブラシ状導電部材320とリング状回
転導電部材300との電気的接触の安定性が悪くなる。
では、ブラシ状導電部材320とリング状回転導電部材
300に残った摩耗粉の逃げ道がなく、V字型溝310
内またはブラシ状導電部材320に付着したまま残る場
合が多い。従ってブラシ状導電部材320とリング状回
転導電部材300との電気的接触の安定性が悪くなる。
【0008】そこで本発明は上記課題を解消するために
なされたものであり、リング状の回転導電部材とブラシ
状導電部材の接触の安定性を向上し、しかも摩耗粉がブ
ラシ状導電部材や溝に付着するのを防ぐことができる摺
動接点装置を提供することを目的としている。
なされたものであり、リング状の回転導電部材とブラシ
状導電部材の接触の安定性を向上し、しかも摩耗粉がブ
ラシ状導電部材や溝に付着するのを防ぐことができる摺
動接点装置を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的は、本発明にあ
っては、溝を有し回転体と共に回転するリング状の回転
導電部材と、前記回転導電部材の前記溝と接触するブラ
シ状導電部材を備える摺動接点装置において、前記回転
導電部材の前記溝には、さらに前記回転導電部材の回転
中心方向に向かって形成された案内溝を備える摺動接点
装置により、達成される。本発明にあっては、好ましく
は前記溝は断面V字型の溝であり、前記案内溝は一定の
幅の溝である。本発明にあっては、好ましくは前記溝は
断面V字型の溝であり、前記案内溝は断面V字型の溝で
ある。本発明にあっては、好ましくは前記案内溝は、前
記回転導電部材を2分割することにより形成されてい
る。本発明にあっては、好ましくは前記回転体は、回転
磁気ヘッド装置の回転ドラムである。
っては、溝を有し回転体と共に回転するリング状の回転
導電部材と、前記回転導電部材の前記溝と接触するブラ
シ状導電部材を備える摺動接点装置において、前記回転
導電部材の前記溝には、さらに前記回転導電部材の回転
中心方向に向かって形成された案内溝を備える摺動接点
装置により、達成される。本発明にあっては、好ましく
は前記溝は断面V字型の溝であり、前記案内溝は一定の
幅の溝である。本発明にあっては、好ましくは前記溝は
断面V字型の溝であり、前記案内溝は断面V字型の溝で
ある。本発明にあっては、好ましくは前記案内溝は、前
記回転導電部材を2分割することにより形成されてい
る。本発明にあっては、好ましくは前記回転体は、回転
磁気ヘッド装置の回転ドラムである。
【0010】
【作用】上記構成によれば、回転導電部材の溝には、さ
らに回転導電部材の回転中心方向に向かって形成された
案内溝を備えるので、この案内溝により、回転導電部材
とブラシ状導電部材の摩耗粉が、回転導電部材とブラシ
状導電部材の間に堆積しない。つまり、案内溝は、摩耗
粉を堆積させることができ、あるいは案内溝は、案内溝
を介して外部に摩耗粉を逃がす逃げ道の役割を果たす。
したがって、回転導電部材とブラシ状導電部材の接触を
安定させることができる。また、摩耗により回転導電部
材の溝が消えてしまっても、さらに案内溝が残っている
ので、この案内溝によりリング状回転部材の摩耗方向が
定められる。従って、摩耗が進んでも、ブラシ状導電部
材は回転導電部材に安定して接触することができる。
らに回転導電部材の回転中心方向に向かって形成された
案内溝を備えるので、この案内溝により、回転導電部材
とブラシ状導電部材の摩耗粉が、回転導電部材とブラシ
状導電部材の間に堆積しない。つまり、案内溝は、摩耗
粉を堆積させることができ、あるいは案内溝は、案内溝
を介して外部に摩耗粉を逃がす逃げ道の役割を果たす。
したがって、回転導電部材とブラシ状導電部材の接触を
安定させることができる。また、摩耗により回転導電部
材の溝が消えてしまっても、さらに案内溝が残っている
ので、この案内溝によりリング状回転部材の摩耗方向が
定められる。従って、摩耗が進んでも、ブラシ状導電部
材は回転導電部材に安定して接触することができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例を添付図面に基
づいて詳細に説明する。なお、以下に述べる実施例は、
本発明の好適な具体例であるから、技術的に好ましい種
々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説
明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、
これらの態様に限られるものではない。
づいて詳細に説明する。なお、以下に述べる実施例は、
本発明の好適な具体例であるから、技術的に好ましい種
々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説
明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、
これらの態様に限られるものではない。
【0012】図1は、本発明の摺動接点装置の好ましい
実施例が適用されている回転磁気記録装置(回転磁気ド
ラム装置あるいは回転磁気ヘッド装置ともいう)の軸方
向の断面を示している。図2は、本発明の摺動接点装置
の好ましい実施例を拡大して示している。
実施例が適用されている回転磁気記録装置(回転磁気ド
ラム装置あるいは回転磁気ヘッド装置ともいう)の軸方
向の断面を示している。図2は、本発明の摺動接点装置
の好ましい実施例を拡大して示している。
【0013】図1と図2において、回転磁気記録装置
は、摺動接点装置1、上ドラム2、中ドラムアセンブリ
3、下ドラム6、軸9、モータ40、ドラム支え14等
を有している。ドラム支え14は、下ドラム6にネジに
より取り付けられていて、このドラム支え14に対し
て、上ドラム2がネジにより位置決めして固定されてい
る。
は、摺動接点装置1、上ドラム2、中ドラムアセンブリ
3、下ドラム6、軸9、モータ40、ドラム支え14等
を有している。ドラム支え14は、下ドラム6にネジに
より取り付けられていて、このドラム支え14に対し
て、上ドラム2がネジにより位置決めして固定されてい
る。
【0014】この回転磁気記録装置におけるドラム構造
は、上ドラム2、中ドラムアセンブリ3および下ドラム
6からなる3層構造のものである。軸9は、中ドラムア
センブリ3と一体になっていて、ベアリングにより下ド
ラム6とモータハウジングに対して回転可能に支持され
ている。中ドラムアセンブリ3は、回転ドラムであり、
上ドラム2と下ドラム6は固定ドラムである。中ドラム
アセンブリ3は、回路基板等を有している。
は、上ドラム2、中ドラムアセンブリ3および下ドラム
6からなる3層構造のものである。軸9は、中ドラムア
センブリ3と一体になっていて、ベアリングにより下ド
ラム6とモータハウジングに対して回転可能に支持され
ている。中ドラムアセンブリ3は、回転ドラムであり、
上ドラム2と下ドラム6は固定ドラムである。中ドラム
アセンブリ3は、回路基板等を有している。
【0015】磁気ヘッド4は、記録/再生用のヘッドで
あり、中ドラムアセンブリ3に対して1つもしくは複数
設定されている。この磁気ヘッド4によりVTRテープ
に対してたとえばヘリカルスキャン方式により信号を記
録することができる。またVTRテープに記録されてい
る信号をこの磁気ヘッド4を介して再生することも可能
である。あるいは、磁気ヘッド4は再生専用のヘッドで
あっても良い。
あり、中ドラムアセンブリ3に対して1つもしくは複数
設定されている。この磁気ヘッド4によりVTRテープ
に対してたとえばヘリカルスキャン方式により信号を記
録することができる。またVTRテープに記録されてい
る信号をこの磁気ヘッド4を介して再生することも可能
である。あるいは、磁気ヘッド4は再生専用のヘッドで
あっても良い。
【0016】モータ40はモータコイル、モータロータ
マグネットおよびモータハウジングを有している。この
モータ40のモータコイルに通電することにより、モー
タロータマグネットと一体になった軸9、この軸9に取
り付けられた中ドラムアセンブリ3、モータロータマグ
ネット、FG,PGロータ13を、ベアリングを介して
回転することができる。FG,PGロータ13は、軸9
の下端側に取り付けられている。このFG,PGロータ
13は、モータ40の回転角度および位相をそれぞれ検
出するためのものである。
マグネットおよびモータハウジングを有している。この
モータ40のモータコイルに通電することにより、モー
タロータマグネットと一体になった軸9、この軸9に取
り付けられた中ドラムアセンブリ3、モータロータマグ
ネット、FG,PGロータ13を、ベアリングを介して
回転することができる。FG,PGロータ13は、軸9
の下端側に取り付けられている。このFG,PGロータ
13は、モータ40の回転角度および位相をそれぞれ検
出するためのものである。
【0017】摺動接点装置1は、軸9の上端側に配置さ
れている。この摺動接点装置1は、図2に詳しく示して
いる。図2において、摺動接点装置1は、回転導電部材
を有するリングホルダアセンブリ16、ベアリング、カ
バー18、フレーム19、複数本のブラシ状導電部材2
4等を有している。
れている。この摺動接点装置1は、図2に詳しく示して
いる。図2において、摺動接点装置1は、回転導電部材
を有するリングホルダアセンブリ16、ベアリング、カ
バー18、フレーム19、複数本のブラシ状導電部材2
4等を有している。
【0018】図1の中ドラムアセンブリ3に対して、図
3のリングホルダアセンブリ16が取り付けられてい
る。このリングホルダアセンブリ16は、ベアリング1
7,22を介してフレーム19に対して回転可能に支持
されている。従って中ドラムアセンブリ3が軸9と共に
回転すると、このリングホルダアセンブリ16も回転す
るようになっている。
3のリングホルダアセンブリ16が取り付けられてい
る。このリングホルダアセンブリ16は、ベアリング1
7,22を介してフレーム19に対して回転可能に支持
されている。従って中ドラムアセンブリ3が軸9と共に
回転すると、このリングホルダアセンブリ16も回転す
るようになっている。
【0019】リングホルダアセンブリ16は、複数のリ
ング状の回転導電部材としての接点リング23を有して
いる。図2の例では、この接点リング23は8つ等間隔
で配置されている。各接点リング23は、通常用いられ
ている非導電部材により作られた円筒状の支持部材29
により等間隔で支持されている。支持部材29は、たと
えばモールド用の樹脂のような非導電部材により作られ
ている。リングホルダアセンブリ16は、バネ受け21
に対してバネ20により軸方向に対して付勢して支持さ
れている。
ング状の回転導電部材としての接点リング23を有して
いる。図2の例では、この接点リング23は8つ等間隔
で配置されている。各接点リング23は、通常用いられ
ている非導電部材により作られた円筒状の支持部材29
により等間隔で支持されている。支持部材29は、たと
えばモールド用の樹脂のような非導電部材により作られ
ている。リングホルダアセンブリ16は、バネ受け21
に対してバネ20により軸方向に対して付勢して支持さ
れている。
【0020】ブラシホルダ25には、2つのブラシ群G
1,G2が配置されている。各ブラシ群G1,G2は、
複数本のブラシ状導電部材24を有している。図2の例
では、ブラシ群G1,G2は、それぞれ接点リング23
の数に対応して8本のブラシ状導電部材24(8チャン
ネルタイプ)を有している。ブラシホルダ25はネジ2
5aを介してフレーム19に固定されている。ブラシホ
ルダ25は、非導電部材により作られている。フレーム
19は、図1の上ドラム2に取り付けられた回り止め部
材によって回転しないように固定されている。各ブラシ
状導電部材24は、たとえば金または金の合金により作
られており、接点リングともいうリング状の回転導電部
材23もたとえば金または金の合金により作られてい
る。ブラシ状導電部材24には、共通してダンパ26が
設定されている。このダンパ26は、リングホルダアセ
ンブリ16の回転により振動する際に、ブラシ状導電部
材24の振動をできる限り低減させるためのものであ
る。
1,G2が配置されている。各ブラシ群G1,G2は、
複数本のブラシ状導電部材24を有している。図2の例
では、ブラシ群G1,G2は、それぞれ接点リング23
の数に対応して8本のブラシ状導電部材24(8チャン
ネルタイプ)を有している。ブラシホルダ25はネジ2
5aを介してフレーム19に固定されている。ブラシホ
ルダ25は、非導電部材により作られている。フレーム
19は、図1の上ドラム2に取り付けられた回り止め部
材によって回転しないように固定されている。各ブラシ
状導電部材24は、たとえば金または金の合金により作
られており、接点リングともいうリング状の回転導電部
材23もたとえば金または金の合金により作られてい
る。ブラシ状導電部材24には、共通してダンパ26が
設定されている。このダンパ26は、リングホルダアセ
ンブリ16の回転により振動する際に、ブラシ状導電部
材24の振動をできる限り低減させるためのものであ
る。
【0021】以上説明した構造においては、図1のモー
タ40のモータコイルに通電すると、軸9と中ドラムア
センブリ3および図3のリングホルダアセンブリ16の
支持部材29が回転する。つまり支持部材29と8つの
リング状の回転導電部材23が中ドラムアセンブリ3に
同期して回転する。
タ40のモータコイルに通電すると、軸9と中ドラムア
センブリ3および図3のリングホルダアセンブリ16の
支持部材29が回転する。つまり支持部材29と8つの
リング状の回転導電部材23が中ドラムアセンブリ3に
同期して回転する。
【0022】各ブラシ状導電部材24には、図示しない
電源供給手段が接続されていて、この電源供給手段から
各ブラシ状導電部材24、各リング状の回転導電部材2
3を介して、図1の中ドラムアセンブリ(スキャナーと
もいう)3の回路基板5に対して、電源および電気信号
の供給を行うことができる。このように回路基板5への
電源および電気信号の供給は、ブラシ状導電部材24と
リング状の回転導電部材23および回路基板5への電気
的結合により行うことができる。
電源供給手段が接続されていて、この電源供給手段から
各ブラシ状導電部材24、各リング状の回転導電部材2
3を介して、図1の中ドラムアセンブリ(スキャナーと
もいう)3の回路基板5に対して、電源および電気信号
の供給を行うことができる。このように回路基板5への
電源および電気信号の供給は、ブラシ状導電部材24と
リング状の回転導電部材23および回路基板5への電気
的結合により行うことができる。
【0023】図3は、図1と図2に示すリング状の回転
導電部材とブラシ状の導電部材の好ましい例を示してい
る。図3は、1チャンネル分のリング状の回転導電部材
とブラシ状の導電部材の電気的接触例を示している。リ
ング状の回転導電部材23は、V字型溝23aを有して
いる。このリング状の回転導電部材23は、1チャンネ
ル(1CH)分の回転導電部材である。リング状の回転
導電部材23は、その奥の部分にさらに案内溝23bを
有している。この案内溝23bは、断面V字型溝23a
の底部と接続された溝であり、リング状の回転導電部材
23の回転中心方向に向けて形成されている。すなわ
ち、案内溝23bは、その幅Wが一定な溝であり、リン
グ状の回転導電部材23の周囲に亘って半径方向に形成
されている。
導電部材とブラシ状の導電部材の好ましい例を示してい
る。図3は、1チャンネル分のリング状の回転導電部材
とブラシ状の導電部材の電気的接触例を示している。リ
ング状の回転導電部材23は、V字型溝23aを有して
いる。このリング状の回転導電部材23は、1チャンネ
ル(1CH)分の回転導電部材である。リング状の回転
導電部材23は、その奥の部分にさらに案内溝23bを
有している。この案内溝23bは、断面V字型溝23a
の底部と接続された溝であり、リング状の回転導電部材
23の回転中心方向に向けて形成されている。すなわ
ち、案内溝23bは、その幅Wが一定な溝であり、リン
グ状の回転導電部材23の周囲に亘って半径方向に形成
されている。
【0024】案内溝23bは、細い溝であり、リング状
の回転導電部材23の摩耗が進む方向に形成された案内
溝である。この案内溝23bは、発生した摩耗粉の逃げ
道の役割を果たす。つまりリング状の回転導電部材23
の摩耗が図3で示すように進んで、凹部23cが形成さ
れた場合においては、摩耗粉は案内溝23bの外部に飛
散するか、もしくはこの案内溝23bに堆積させること
ができるようになっている。従って、ブラシ状導電部材
24とリング状の回転導電部材23の接触部23dに対
して摩耗粉が堆積するのを避けることができる。これに
より、ブラシ状導電部材24とリング状の回転導電部材
23の電気的な接触の安定性を確保することができる。
の回転導電部材23の摩耗が進む方向に形成された案内
溝である。この案内溝23bは、発生した摩耗粉の逃げ
道の役割を果たす。つまりリング状の回転導電部材23
の摩耗が図3で示すように進んで、凹部23cが形成さ
れた場合においては、摩耗粉は案内溝23bの外部に飛
散するか、もしくはこの案内溝23bに堆積させること
ができるようになっている。従って、ブラシ状導電部材
24とリング状の回転導電部材23の接触部23dに対
して摩耗粉が堆積するのを避けることができる。これに
より、ブラシ状導電部材24とリング状の回転導電部材
23の電気的な接触の安定性を確保することができる。
【0025】次に図4と図5を参照する。図4と図5
は、本発明の摺動接点装置の別の実施例を示している。
図4の実施例では、V字型溝23aの底部に対応して、
断面V字型の案内溝23eが形成されている。この案内
溝23eもリング状の回転導電部材23の半径方向に向
って全周に亘って形成されている。このV字型溝23a
は、鋭角なV字型の溝である。
は、本発明の摺動接点装置の別の実施例を示している。
図4の実施例では、V字型溝23aの底部に対応して、
断面V字型の案内溝23eが形成されている。この案内
溝23eもリング状の回転導電部材23の半径方向に向
って全周に亘って形成されている。このV字型溝23a
は、鋭角なV字型の溝である。
【0026】図5の実施例では、リング状の回転導電部
材23を2つに分割することにより、案内溝23fを形
成している。この案内溝23fは、V字型溝23aの底
部に接続されている。
材23を2つに分割することにより、案内溝23fを形
成している。この案内溝23fは、V字型溝23aの底
部に接続されている。
【0027】図4と図5の実施例において案内溝23
e,23fは、リング状の回転導電部材23が摩耗する
方向に形成されており、摩耗粉はこの案内溝23e,2
3fに堆積する。これによりリング状の回転導電部材2
3とブラシ状導電部材24の接触部23bの電気的接触
を確保することができる。
e,23fは、リング状の回転導電部材23が摩耗する
方向に形成されており、摩耗粉はこの案内溝23e,2
3fに堆積する。これによりリング状の回転導電部材2
3とブラシ状導電部材24の接触部23bの電気的接触
を確保することができる。
【0028】これに対して、既に述べた図6の従来のリ
ング状の回転導電部材300では、ブラシ状の導電部材
320が図6において水平方向にある力でリング状の回
転導電部材300のV字型溝310に接触されている。
リング状の回転導電部材300とブラシ状導電部材32
0は、リング状の回転導電部材300が回転することに
より摩耗が起こり、摩耗が進んでいく。この時にブラシ
状導電部材320は、通常リング状の回転導電部材30
0の回転中心方向にそってV字型溝310に入り込む。
摩耗時には、ブラシ状導電部材320が水平方向に摩耗
する時振動等により上下にも摩耗するが、特にV字型溝
310が摩耗して消えると、ブラシ状導電部材320の
接触状態が不安定となり易い。このブラシ状導電部材3
20のの接触状態の不安定により、電気信号等にノイズ
が入る。このノイズは画像において白玉ノイズを発生さ
せる。
ング状の回転導電部材300では、ブラシ状の導電部材
320が図6において水平方向にある力でリング状の回
転導電部材300のV字型溝310に接触されている。
リング状の回転導電部材300とブラシ状導電部材32
0は、リング状の回転導電部材300が回転することに
より摩耗が起こり、摩耗が進んでいく。この時にブラシ
状導電部材320は、通常リング状の回転導電部材30
0の回転中心方向にそってV字型溝310に入り込む。
摩耗時には、ブラシ状導電部材320が水平方向に摩耗
する時振動等により上下にも摩耗するが、特にV字型溝
310が摩耗して消えると、ブラシ状導電部材320の
接触状態が不安定となり易い。このブラシ状導電部材3
20のの接触状態の不安定により、電気信号等にノイズ
が入る。このノイズは画像において白玉ノイズを発生さ
せる。
【0029】リング状の回転導電部材300とブラシ状
導電部材320が摩耗すると、その摩耗粉が一部V字型
溝310に堆積して、ブラシ状導電部材320とV字型
溝310の接触に悪影響を及ぼす。このような従来の問
題点は本発明の実施例では図3の案内溝23b、図4の
案内溝23e、そして図5の案内溝23fを設けること
により解決することができる。
導電部材320が摩耗すると、その摩耗粉が一部V字型
溝310に堆積して、ブラシ状導電部材320とV字型
溝310の接触に悪影響を及ぼす。このような従来の問
題点は本発明の実施例では図3の案内溝23b、図4の
案内溝23e、そして図5の案内溝23fを設けること
により解決することができる。
【0030】以上説明したように、本発明の実施例で
は、リング状の回転導電部材に対して案内溝を設けるこ
とにより、摩耗粉の対策を施してリング状の回転導電部
材とブラシ状導電部材との接触状態の安定化を図って信
頼性を向上できる。回転導電部材の溝には、さらに回転
導電部材の回転中心方向に向かって形成された案内溝を
備えるので、この案内溝により、回転導電部材とブラシ
状導電部材の摩耗粉が、回転導電部材とブラシ状導電部
材の間に堆積しない。つまり、案内溝は、摩耗粉を堆積
させることができ、あるいは案内溝は、案内溝を介して
外部に摩耗粉を逃がす逃げ道の役割を果たす。したがっ
て、回転導電部材とブラシ状導電部材の接触を安定させ
ることができる。また、摩耗により回転導電部材の溝が
消えてしまっても、さらに案内溝が残っているので、こ
の案内溝によりリング状回転部材の摩耗方向が定められ
る。従って、摩耗が進んでも、ブラシ状導電部材は回転
導電部材に安定して接触することができる。
は、リング状の回転導電部材に対して案内溝を設けるこ
とにより、摩耗粉の対策を施してリング状の回転導電部
材とブラシ状導電部材との接触状態の安定化を図って信
頼性を向上できる。回転導電部材の溝には、さらに回転
導電部材の回転中心方向に向かって形成された案内溝を
備えるので、この案内溝により、回転導電部材とブラシ
状導電部材の摩耗粉が、回転導電部材とブラシ状導電部
材の間に堆積しない。つまり、案内溝は、摩耗粉を堆積
させることができ、あるいは案内溝は、案内溝を介して
外部に摩耗粉を逃がす逃げ道の役割を果たす。したがっ
て、回転導電部材とブラシ状導電部材の接触を安定させ
ることができる。また、摩耗により回転導電部材の溝が
消えてしまっても、さらに案内溝が残っているので、こ
の案内溝によりリング状回転部材の摩耗方向が定められ
る。従って、摩耗が進んでも、ブラシ状導電部材は回転
導電部材に安定して接触することができる。
【0031】ところで本発明は上記実施例に限定されな
い。上述した実施例ではブラシ状導電部材は、断面が円
形であるが、これに限らず他の形状のブラシ状導電部材
を採用することもできる。図示の実施例では、VTR装
置の回転磁気記録装置に対して、本発明の摺動接点装置
を適用している。しかしこれに限らず、VTRの回転磁
気再生装置のような回転磁気ヘッド装置に対しても本発
明の摺動接点装置を適用することができる。本発明の摺
動接点装置は、VTR装置の他にたとえばDAT等の回
転磁気記録装置(記録再生装置、再生装置)にも適用で
きる。
い。上述した実施例ではブラシ状導電部材は、断面が円
形であるが、これに限らず他の形状のブラシ状導電部材
を採用することもできる。図示の実施例では、VTR装
置の回転磁気記録装置に対して、本発明の摺動接点装置
を適用している。しかしこれに限らず、VTRの回転磁
気再生装置のような回転磁気ヘッド装置に対しても本発
明の摺動接点装置を適用することができる。本発明の摺
動接点装置は、VTR装置の他にたとえばDAT等の回
転磁気記録装置(記録再生装置、再生装置)にも適用で
きる。
【0032】VTRの回転磁気ヘッド装置以外の他の領
域もしくは分野、たとえば回転体と固定部を有するモー
タのような機器に対して、電源および/または電気信号
の供給に際して、本発明の摺動接点装置を適用すること
が可能である。図1の回転磁気ヘッド装置は、3層型の
ものであるが、本発明の摺動接点装置は、上ドラムが回
転ドラムであり、下ドラムが固定ドラムであるいわゆる
2層型の回転磁気ヘッド装置に対しても適用することが
できる。
域もしくは分野、たとえば回転体と固定部を有するモー
タのような機器に対して、電源および/または電気信号
の供給に際して、本発明の摺動接点装置を適用すること
が可能である。図1の回転磁気ヘッド装置は、3層型の
ものであるが、本発明の摺動接点装置は、上ドラムが回
転ドラムであり、下ドラムが固定ドラムであるいわゆる
2層型の回転磁気ヘッド装置に対しても適用することが
できる。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、リ
ング状の回転導電部材とブラシ状導電部材の接触の安定
性を向上し、しかも摩耗粉がブラシや溝に付着するのを
防ぐことができる。
ング状の回転導電部材とブラシ状導電部材の接触の安定
性を向上し、しかも摩耗粉がブラシや溝に付着するのを
防ぐことができる。
【図1】本発明の摺動接点装置の好ましい実施例を備え
たVTRの回転磁気記録装置の軸方向の断面図。
たVTRの回転磁気記録装置の軸方向の断面図。
【図2】図1の回転磁気記録装置の摺動接点装置を拡大
して示す図。
して示す図。
【図3】リング状の回転導電部材とブラシ状導電部材の
一部を拡大して示す断面図。
一部を拡大して示す断面図。
【図4】本発明の別の実施例を示す図。
【図5】本発明のさらに別の実施例を示す図。
【図6】従来の摺動接点装置におけるリング状の回転導
電部材とブラシ状導電部材の接触状態を示す図。
電部材とブラシ状導電部材の接触状態を示す図。
1 摺動接点装置 2 上ドラム 3 中ドラムアセンブリ(回転
体) 4 磁気ヘッド 6 下ドラム 9 軸 16 リングホルダアセンブリ 23 接点リング(リング状の回転
導電部材) 23b,23e,23f 案内溝 24 ブラシ状導電部材
体) 4 磁気ヘッド 6 下ドラム 9 軸 16 リングホルダアセンブリ 23 接点リング(リング状の回転
導電部材) 23b,23e,23f 案内溝 24 ブラシ状導電部材
Claims (5)
- 【請求項1】 溝を有し回転体と共に回転するリング状
の回転導電部材と、前記回転導電部材の前記溝と接触す
るブラシ状導電部材を備える摺動接点装置において、 前記回転導電部材の前記溝には、さらに前記回転導電部
材の回転中心方向に向かって形成された案内溝を備える
ことを特徴とする摺動接点装置。 - 【請求項2】 前記溝は断面V字型の溝であり、前記案
内溝は一定の幅の溝である請求項1に記載の摺動接点装
置。 - 【請求項3】 前記溝は断面V字型の溝であり、前記案
内溝は断面V字型の溝である請求項1に記載の摺動接点
装置。 - 【請求項4】 前記案内溝は、前記回転導電部材を2分
割することにより形成されている請求項2に記載の摺動
接点装置。 - 【請求項5】 前記回転体は、回転磁気ヘッド装置の回
転ドラムである請求項1ないし請求項4のいずれかに記
載の摺動接点装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25139794A JPH0896333A (ja) | 1994-09-20 | 1994-09-20 | 摺動接点装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25139794A JPH0896333A (ja) | 1994-09-20 | 1994-09-20 | 摺動接点装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0896333A true JPH0896333A (ja) | 1996-04-12 |
Family
ID=17222241
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25139794A Pending JPH0896333A (ja) | 1994-09-20 | 1994-09-20 | 摺動接点装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0896333A (ja) |
-
1994
- 1994-09-20 JP JP25139794A patent/JPH0896333A/ja active Pending
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