JPH09100096A - パレットロック装置 - Google Patents

パレットロック装置

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JPH09100096A
JPH09100096A JP25519195A JP25519195A JPH09100096A JP H09100096 A JPH09100096 A JP H09100096A JP 25519195 A JP25519195 A JP 25519195A JP 25519195 A JP25519195 A JP 25519195A JP H09100096 A JPH09100096 A JP H09100096A
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Yoshio Karashima
芳雄 辛島
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 デッキボードに形成されている孔を利用して
パレットを固定できるようにした適用範囲の広いパレッ
トロック装置を提供する。 【解決手段】 運転台を兼ねるプラットホーム1及びそ
れに装着されたフォーク2が一体となって昇降するオー
ダーピッキング車において、フォーク2の基部側内側面
に、先端にフック部10aを備えたロックアーム10を
上下回動可能に取り付け、そのフック部10aをパレッ
トの下側デッキボードP3に形成された孔P4に差し込
んで係止することによりパレットを固定するようにし
た。また、ロックアーム10はプラットホーム1に設け
た操作レバー18によりワイヤケーブル19を介して操
作可能とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主として狭い通路
や部品倉庫等で品物を小出し収集するピッキング作業に
使用されるオーダーピッキング式のフォークリフト用パ
レットロック装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図6には、従来の一般的なオーダーピッ
キング車が概略平面図として示されている。このオーダ
ーピッキング車は、車体41に立設されたマスト42に
沿って運転台を兼ねるプラットホーム43が昇降可能に
装着され、該プラットホーム43にはその後端面から後
方に水平に延在する左右一対のフォーク44が備えられ
ている。そして、このようなオーダーピッキング車にお
いては、ピッキング作業中にパレットPがフォーク44
に対して不用意に動かないように固定しておくためのパ
レットクランプ装置45が備えられている。図7には従
来のパレットクランプ装置45の一例が示されている。
【0003】図7において、パレットクランプ装置45
は、プラットホーム43に固定のブラケット(図示省
略)に交差状に重ねてピン46により水平回動可能に取
り付けられた左右一対のクランプアーム47、そのクラ
ンプアーム47の基部に連結された2本のリンク48、
一端がクレビス49を介してリンク48に連結され、他
端が操作レバー50に連結されたワイヤケーブル51、
ワイヤケーブル51を案内するケーブルガイド52及び
クランプアーム47を解除方向に付勢する圧縮バネ53
から構成されており、そして図6に示すように、クラン
プアーム47がプラットホーム43の端部から左右のフ
ォーク44の内側面に沿って前方に突出するように配置
される。
【0004】そして、上記のように構成されたパレット
クランプ装置45は、図8に示すように、フォーク44
と共にクランプアーム47をパレットPの差込口P1に
差し込んだ状態で、操作レバー50によりクランプアー
ム47をその先端が閉じる向きに操作してパレットPを
クランプする方式である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、オーダーピ
ッキング車において、ピッキング作業に用いられるパレ
ットPとしては、図5の(A)に示す如く差込口P1が
前後左右の四方向にある四方向形と、(B)に示す如く
差込口P1が相対する二方向にある二方向形とに大別さ
れる。ところが、上記した従来のパレットクランプ装置
によるときは、クランプによる固定方式であることか
ら、四方向形パレットPの場合には、図8の(A)に示
すように、クランプアーム47によりパレットPの桁P
2(斜線による表示部分)を抱え込むように把持するた
め、確実な固定態様が得られるものの、二方向形パレッ
トPの場合には、(B)に示すように、桁P2の側面を
把持する固定態様となる関係で、確実に固定できないと
いう点で問題がある。そのため、従来のクランプ方式
は、パレットPの適用範囲が四方向形に限られるもので
あった。
【0006】ところで、図5に示すように、近年のパレ
ットPは軽量化や材料費の低減を図る等の目的に基づい
てデッキボードP3に多数の孔P4を網目状に備えたも
のが普及しつつある。
【0007】本発明は、上記の事項に着目し、デッキボ
ードの孔を利用してパレットを固定できるようにした適
用範囲の広いパレットロック装置を提供することを目的
とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は以下の手段を講じている。即ち、請求項1
の発明は、プラットホームにフォークが備えられたオー
ダーピッキング車に適用されるパレットロック装置であ
って、前記フォークの基部付近に配設されるとともに上
方又は下方への変位によりパレットのデッキボードに形
成された孔に係脱可能なロック部材と、このロック部材
を操作する操作手段とを備えたことを特徴とする。
【0009】上記のように構成された請求項1の発明に
よれば、パレットの差込口にフォークを差し込んだ状態
で操作手段によりロック部材を上方又は下方へ変位させ
てパレットのデッキボードの孔に差し込んで係止するこ
とによりパレットを固定することができる。
【0010】請求項2の発明は、請求項1記載のパレッ
トロック装置において、前記ロック部材をバネにより常
にデッキボードの孔に係止する向きに付勢する構成とし
たことを特徴とする。このような構成を採用したとき
は、デッキボードの孔に対するロック部材の係止状態が
確実に保持される。
【0011】請求項3の発明は、請求項2記載のパレッ
トロック装置において、前記操作手段が、前記プラット
ホームに装着された操作レバーと、この操作レバーと前
記ロック部材とを連結するケーブルとから構成されたこ
とを特徴とする。このような構成を採用したときは、部
品点数の少ない簡素な構造のパレットロック装置が提供
される。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図1
〜図5に基づいて具体的に説明する。なお、オーダーピ
ッキング車自体については、図6の概略平面図に示され
た従来と同一であるため、これについての説明は省略
し、先ず、プラットホーム1に対するフォーク2の装着
構造を説明する。
【0013】図1に示すように、プラットホーム1のフ
ロアパネル3下面には、断面溝形をなすフォーク取付台
4がその溝を下向きにした状態で前後方向に延在されて
いる。一方、図2及び図3に示すように、フォーク2は
その基部側上面に略矩形のブロック5が溶接されてお
り、このブロック5にフォーク取付台4を被さるように
配置後、フォーク取付台4及びブロック5の取付孔4
a,5aに取付ピン6が挿通される。また、フォーク2
の基端部をフォーク取付台4に固定のプレート7にボル
ト8で固定する。かくして、フォーク2はその基部側が
プラットホーム1のフロアパネル3下面側に固定された
状態でプラットホーム1後端面から後方へ水平状に延在
される。
【0014】次に、上記の如き構成のオーダーピッキン
グ車に装着されるパレットロック装置について説明す
る。パレットロック装置9は、パレットを固定するロッ
ク部材としてのロックアーム10と、その操作手段11
とから構成される。そして、ロックアーム10はフォー
ク2に装着される。即ち、ロックアーム10はその先端
側がプラットホーム1のフロアパネル3下面から突出す
るようにフォーク2の内側面に沿って配設されるととも
にその基部側が前記フォーク2に溶接された一対のブラ
ケット12,13に取付ピン14を介して上下回動可能
に装着されており、その先端にはパレットPのデッキボ
ードP3に形成された孔P4に係止可能な下向きのフッ
ク部10aを備えている。
【0015】ロックアーム10の取付ピン14上にはト
ーションバネ15が取り付けられるとともにその一端が
ロックアーム10に、他端がブラケット12にそれぞれ
係止されており、これによりロックアーム10がパレッ
トPの孔P4に対する係止方向である下向きに付勢され
ている。なお、ロックアーム10の取付ピン10の軸方
向位置は、ブラケット12,13とロックアーム10と
の間に介在されるスペーサ16によって調整される。ま
た、フォーク2の上面にはロックアーム10の解除方向
の最大回動位置を規制するストッパ17が溶接されてい
る。そして、解除位置のロックアーム10は、プラット
ホーム1の後端面から突出する先端側がフォーク2の厚
さ(高さ)の範囲内に納まるように設定され、パレット
Pの差込口P2に対する挿入が阻害されないようになっ
ている。
【0016】一方、ロックアーム10の操作手段11は
プラットホーム1側に設置される操作レバー18と、こ
の操作レバー18とロックアーム10とを連繋するワイ
ヤケーブル19とから構成されている。操作レバー18
はプラットホーム1の縦壁面、詳しくは図示省略のステ
アリングハンドルや荷役レバー等が装着されるステアリ
ングプレート20にボルト21により固定されたレバー
ブラケット22にピン23を介して回動操作可能に取り
付けられている。
【0017】ワイヤケーブル19はプラットホーム1の
縦壁面及びフロアパネル3の下面に沿って配線され、そ
のケーブルアウタ19aの一端が前記フォーク2の基部
上面に溶接されたケーブルブラケット24に固定され、
他端がレバーブラケット22に固定される。また、ケー
ブルアウタ19a内を通るケーブルインナ19bはその
一端がロックアーム10の基端部にジョイント25を介
して連結され、他端が操作レバー18に対して伸び調整
可能に連結されている。
【0018】即ち、図4には操作レバー18に対する連
結状態の詳細が示されている。図示のように、操作レバ
ー18には断面溝形でかつ略半円形のケーブルガイド2
6(図1参照)が設けられ、これに案内されるケーブル
インナ19bの端部にはネジロッド27が連結されてい
る。そして、そのネジロッド27が操作レバー18に固
定のジョイントプレート28に貫通されるとともにその
前後をナット29にて締着されている。従って、ナット
29にてケーブルインナ19bの伸びが調整できる。
【0019】なお、ネジロッド27はロッドガイド30
により径方向の振れが規制されている。また、操作レバ
ー18は引張スプリング31により戻し方向に付勢され
ている。そして、上記の如く構成されるパレットロック
装置9は、左右いずれか一方のフォーク2に設置される
が、必要ならば両方に設置してもよい。
【0020】次に、パレットロック装置9の作用効果を
説明する。パレットロック装置9の不使用時には、操作
レバー18は図1の右側へ回動されており、その回動位
置は、例えば自動車の駐車ブレーキレバーに用いられて
いるようなロック機構によりロックされる。この操作レ
バー18の図示右方への回動によりロックアーム10は
ワイヤケーブル19を介して上向きに回動変位され、ス
トッパ17にて規制されるロック解除位置(図1及び図
2の実線参照)に保持されている。
【0021】使用時には、操作レバー18の上端の押し
ボタン18aを押すと、該操作レバー18はそのロック
が解除されて引張スプリング31により図示左方へ回動
される。この回動によりワイヤケーブル19が緩むた
め、ロックアーム10がトーションバネ15により下向
きに回動され、その先端のフック部10aがフォーク2
の下面よりも下方へ突出される。従って、パレットPの
差込口P1にフォーク2を差し込んだ上で、上記操作を
行えば、図1及び図2に仮想線で示すように、ロックア
ーム10のフック部10aがパレットPの下側デッキボ
ードP3に形成されている孔P4に差し込まれて係止す
る。かくして、パレットPをフォーク2に対して確実に
固定することができる。
【0022】上記のように、この実施の形態において
は、パレットPの固定態様を従来のクランプ方式からロ
ック方式としたことにより、図5に示す如きデッキボー
ドP3に孔P4を有するタイプのパレットPであれば、
差込口P2が前後左右の四方向にある四方向形、差込口
P2が相対する二方向にある二方向形のいずれにも対応
できる。
【0023】また、ロックアーム10はトーションバネ
15によりロック方向に付勢されているため、オーダー
ピッキング車の走行中にパレットPが弾んでも外れる虞
がなく、固定状態を確実に保持できる。また、経年効果
でワイヤケーブル19が伸びたときはナット29により
その伸びを調整することができる。さらにまた、この実
施の形態では、ロックアーム10をフォーク2に組付け
る構成を採用してあるため、組み立てラインとは別工程
でロックアーム10をフォーク2に組付けることにより
アッシー化してから、それをプラットホーム1に組付け
ることができるため、組付性が向上される。また、ロッ
クアーム10をロック解除位置に保持した状態では、フ
ォーク2を取り替えなくても通常のフォーク作業に使用
することができる。
【0024】なお、本発明は上述した実施の形態に限定
されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲内で種
々の変更が可能であり、例示すれば下記のとおりであ
る。 (1)操作レバー18を図示の回動形式から押し引き式
に変更したりペダルによる足踏み式に変更してもよい。 (2)ワイヤケーブル19に変えてリンクを採用しても
よい。 (3)操作手段11としては、操作レバー18による手
動式から、モータやシリンダ或いは電磁ソレノイドを利
用した電動式や油圧式に変更し、それをスイッチで操作
するようにしてもよい。 (4)ロックアーム10によるパレットPのロック方向
は、下向きに限らず上向きであってもよい。そのときは
デッキプレートP3が一面にのみある単面形にも対応可
能である。 (5)ロック部材はロックアーム10のような回動式に
限らず、ピンのような直線的に変位するものに変更して
もよい。 (6)ロックアーム10を係止方向に付勢するバネは、
トーションバネ15に限らず、他種のバネでもよい。 (7)ロック部材の取付対象はフォーク2からプラット
ホーム1に変更してもよい。
【0025】以上、本発明の実施の形態を説明したが、
この実施の形態には特許請求の範囲に記載した技術的事
項の他に次のような技術的事項が含まれていることを付
記しておく。 1.請求項1記載のパレットロック装置において、前記
ロック部材を前記フォークに組付けたパレットロック装
置。これによると、ロック部材をフォークに組付けてか
らフォークをプラットホームに組付けることが可能とな
り、組付性を向上することができる。
【0026】2.請求項3のパレットロック装置におい
て、前記フォークにブラケットが溶接され、そのブラケ
ットに前記ロック部材が着脱自在に取り付けられ、前記
操作レバーがブラケットを介してプラットホームの縦壁
面に着脱自在に取り付けられているパレットロック装
置。これによると、操作レバーをブラケットごとプラッ
トホームから外す一方、フォークをプラットホームから
外すことにより、パレットロック装置をオーダーピッキ
ング車から外すことができる。即ち、ロック部材付きフ
ォークを標準フォークに変更して標準仕様のオーダーピ
ッキング車に転換することができる。
【0027】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1の発明に
よれば、デッキボードに孔を有するタイプのパレットで
あれば、差込口の形式に関係なく、これを固定すること
ができるため、パレットロック装置の適用範囲が拡大さ
れる。また請求項2の発明によると、ロック部材が常に
バネにより係止位置に保持されるため、走行中にパレッ
トが弾んでも係止状態を確保できる。さらに、請求項3
の発明によると、最小の部品点数で簡素なパレットロッ
ク装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るパレットロック装置
の全体説明図である。
【図2】フォーク及びロックアームの取付構造とロック
アームの作動態様を示す側面図である。
【図3】フォーク及びロックアームの取付構造を示す分
解斜視図である。
【図4】操作レバーに対するワイヤケーブルの連結構造
を示す拡大図である。
【図5】パレットを示す斜視図であり、(A)は四方向
形パレットを示し、(B)は二方向形パレットを示す。
【図6】オーダーピッキング車の概略平面図である。
【図7】従来のパレットクランプ装置を示す説明図であ
る。
【図8】従来のパレットクランプ装置によるクランプ態
様説明図である。
【符号の説明】 1…プラットホーム 2…フォーク 9…パレットロック装置 10…ロックアーム 11…操作手段 15…トーションバネ 18…操作レバー 19…ワイヤケーブル

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラットホームにフォークが備えられた
    オーダーピッキング車に適用されるパレットロック装置
    であって、 前記フォークの基部付近に配設されるとともに上方又は
    下方への変位によりパレットのデッキボードに形成され
    た孔に係脱可能なロック部材と、このロック部材を操作
    する操作手段とを備えたパレットロック装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のパレットロック装置にお
    いて、前記ロック部材をバネにより常にデッキボードの
    孔に係止する向きに付勢する構成としたパレットロック
    装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のパレットロック装置にお
    いて、前記操作手段が、前記プラットホームに装着され
    た操作レバーと、この操作レバーと前記ロック部材とを
    連結するケーブルとから構成されたパレットロック装
    置。
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