JPH09100586A - 遮音膜 - Google Patents

遮音膜

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JPH09100586A
JPH09100586A JP7258048A JP25804895A JPH09100586A JP H09100586 A JPH09100586 A JP H09100586A JP 7258048 A JP7258048 A JP 7258048A JP 25804895 A JP25804895 A JP 25804895A JP H09100586 A JPH09100586 A JP H09100586A
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JP
Japan
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weight
holding member
columnar
adhesive sheet
weight holding
Prior art date
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Pending
Application number
JP7258048A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Kouchi
浩二 古内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nitto Denko Corp
Original Assignee
Nitto Denko Corp
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Publication date
Application filed by Nitto Denko Corp filed Critical Nitto Denko Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 雨等による水洩れが完全に防止された遮音膜
を得る。 【解決手段】 ガラスクロスにPTFEをコーティング
した膜構造材料からなる非接着性シート3と、鉄製の貫
通穴1aが形成された円板状の錘1と、PTFEと熱融
着が可能なFEP材料からなる柱状突起2aを有する錘
保持用部材2とを用意し、錘1の貫通穴1aに、錘保持
用部材2の柱状突起2aを挿着し、この錘保持用部材2
の柱状突起2aの先端部または柱状突起2a以外の部分
を非接着性シート3の表面に熱融着する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は防水性を有する遮音
膜に関し、特に、遮音膜における錘の取り付け構造に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】一般にドームと呼ばれている屋根付き運
動場の屋根材や壁材としてポリテトラフルオロエチレン
(PTFE)等のフッ素樹脂を含浸させたガラスクロス
からなる撥水性のシート状基材が広く使用されている。
そしてこのシート状基材に遮音性が要求される場合に
は、従来から、シート基材にグラスウールや発泡材など
を貼り合わせることにより音を吸収させるようにして、
遮音効果を得るようにしている。
【0003】近年になって、前記シート状基材に錘を取
り付けることにより遮音効果を得るようにした遮音膜の
遮音実験が進められており、前記ドーム等の膜(建築)
構造物の屋根材や、防音壁等としての実用化が望まれて
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記シート
状基材に含まれるPTFE等のフッ素樹脂は非接着性で
あり、前記シート状基材の表面に錘を接着剤によって容
易に取り付けることができない。このため、遮音実験段
階では、錘にハトメ状部を形成し、膜に形成した穴に錘
のハトメ状部を挿入して錘を固定することが行われてい
た。
【0005】しかしながら、この遮音膜を屋根材等とし
て使用する場合、シート状基材に穴を形成していること
から、雨等による水漏れが懸念され、シート状基材に穴
を形成することなく錘が取り付けられてなる遮音膜を得
ることが望まれている。
【0006】本発明は前記課題に鑑みてなされたもので
あり、雨等による水洩れを完全に防止できる遮音膜を得
ることを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる遮音膜
は、接着剤が接着しない非接着性シートと、貫通穴が形
成された錘と、柱状突起が形成された錘保持用部材とを
有し、前記錘の貫通穴に、前記錘保持用部材の柱状突起
が挿着され、この錘保持用部材の前記柱状突起の先端部
または前記柱状突起以外の部分が前記非接着性シートの
表面に熱融着してなるものである。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の遮音膜においては、接着
剤が接着しない非接着性シートと、貫通穴が形成された
錘と、柱状突起が形成された錘保持用部材とを有し、前
記錘の貫通穴に、前記錘保持用部材の柱状突起が挿着さ
れ、この錘保持用部材の前記柱状突起の先端部または前
記柱状突起以外の部分が前記非接着性シートの表面に熱
融着してなるものにしたから、非接着性シートに穴を開
けることなく錘が取り付けられた遮音膜を構成すること
ができ、雨等による水洩れが完全に防止された遮音膜を
得ることができる。従って、この遮音膜を膜(建築)構
造物の屋根材や、防音壁等として使用することができ
る。
【0009】また、前記構成の構成の好ましい例とし
て、前記非接着性シートの片面または両面の複数箇所の
それぞれに各1個の前記錘保持用部材が熱融着し、これ
ら複数の錘保持用部材のそれぞれの前記柱状突起に前記
錘が取り付けられているものであると、複数の錘によっ
てより優れた遮音効果を得ることができる。
【0010】また前記構成の好ましい例として、前記錘
保持用部材の柱状突起が、所定間隔を開けて平行に配置
されたその先端部が矢先形状の複数本の柱状体からな
り、前記錘の貫通穴が前記複数本の柱状体からなる柱状
突起に嵌め込まれ、前記錘が前記複数本の柱状体によっ
て弾性的に支持されているものであると、先に錘保持用
部材を非接着性シート融着させた後、錘の貫通穴を錘保
持用部材の柱状突起に嵌め込むことにより、遮音膜を組
み立てることができ、錘の取り付け作業を簡単に行うこ
とができる。
【0011】また前記構成の好ましい例として、前記非
接着性シートがガラスクロスにフッ素樹脂をコーティン
グしたものであり、前記錘保持用部材が前記フッ素樹脂
と同一樹脂種のフッ素樹脂を含んでなるものであると、
非接着性シート及び錘保持用部材が優れた撥水性を有す
ることから、膜の防水性がより向上し、しかも、錘保持
用部材と非接着性シートとが大きな融着力で融着したも
のとなるので、信頼性の高い遮音膜を得ることができ
る。
【0012】以下、本発明を図面を用いて具体的に説明
する。図1は本発明に用いる錘の一具体例をその上方斜
め方向から見た図であり、図2は図1のA−A′線にお
ける断面図である。また、図3は本発明に用いる錘保持
用部材の一具体例をその上方斜め方向から見た図であ
り、図4は図3のB−B′線における断面図である。図
7は図1に示した錘を図3に示した錘保持用部材を用い
て接着剤が接着しない非接着性シートに取り付けられた
状態を示した図である。これらの図において、1は錘
で、鉛、鉄、銅等の金属、あるいはポリカーボネート、
ポリプロピレン、ふっ素樹脂等のプラスチックを円板状
に成形し、この円板の中央部に貫通穴を形成したもので
ある。1aは錘1に形成された貫通穴である。3は非接
着性シートで、プラスチックフィルム、樹脂含浸布等か
らなり、特にフッ素樹脂含浸ガラスクロスが多く用いら
れる。これの厚みは一般に0.2mm〜1.0mm、好
ましくは0.5mm〜0.8mmである。2は錘保持用
部材で、非接着性シート3に対して熱による融着が可能
な材質からなる。例えば、非接着性シート3がPTFE
含浸ガラスクロスの場合、錘保持用部材2をPTFE、
テトラフルオロエチレン−ヘキサフルオロプロピレン共
重合体(FEP)、テトラフルオロエチレン−パーフル
オロアルキルビニルエーテル共重合体(PFA)等で構
成するのが好ましい。2aは錘保持用部材2に形成され
た柱状突起である。遮音膜の組み立ては以下のようにし
て行われる。図2,4に示されるように、錘1の貫通穴
1aの直径と、錘保持用部材2の柱状突起2aの直径は
同一であるので、錘保持用部材2の柱状突起2aを錘1
の貫通穴1aに嵌挿することにより、柱状突起2aが貫
通穴1aに挿着される。なお、ここで錘1の貫通穴1a
の直径は、錘保持用部材2の柱状突起2aの直径よりも
若干小さくてもよい。そして、この錘1が柱状突起2a
に取り付けられた錘保持用部材2と非接着性シート3と
を図7に示すような状態にして、これらの上下から図示
しない熱板プレス又は熱ロールによって挟み、非接着性
シート3側の熱板のみを、錘保持用部材2及び非接着性
シート3の両者の融点以上の温度まで加熱することによ
り、錘保持用部材2の柱状突起2aの先端面を非接着性
シート3に熱融着させる。ここで、熱板プレス又は熱ロ
ールの非接着性シート3側の熱板のみを錘保持用部材2
の融点以上の温度に加熱するのは、錘保持用部材2変形
させないためである。このようにして、錘保持用部材を
用いて接着剤が接着しない非接着性シートに錘が取り付
けられる。本発明において、遮音膜は通常、図8に示す
ように、一般に5〜10gの錘を非接着性シートの片面
または両面に3〜10cm間隔で取り付けらた構成にす
る。この時、非接着性シートには1m2 当たり100〜
1,000個の錘が取り付けられることとなり、遮音膜
の総重量が2,000〜5,000g/m2 となる。
【0013】本発明では、前記の融着方法以外に、錘保
持用部材2と非接着性シート3とを図7に示すような状
態にして、両者の融点以上の温度に加熱された電気ごて
で、非接着性シート3を錘保持用部材2の柱状突起2a
の先端面に押えつける方法や、錘保持用部材2の柱状突
起2aの先端面と,非接着性シート3の前記先端面に接
合する部分のみとをこてによって加熱して溶融させ、こ
れらが溶融状態にある間に両者を加圧して接合する方法
を用いることができる。また、錘保持用部材は、前記図
3に示した柱状突起が1本形成されたもの以外に、図5
に示すような柱状突起2aが2本形成されたもの(2
A)や、図6に示すような1本の柱状突起2bが、所定
間隔を開けて平行に配置されたその先端部が矢先形状の
複数本の柱状体4a,4bからなるもの(2B)を使用
することができる。図6の錘保持用部材2Bを用いた場
合、先ず錘保持用部材2Bの円板の裏面を非接着性シー
トに熱融着した後、錘保持用部材2Bの柱状突起2bに
貫通穴1を有する錘1を嵌め込むことにより、遮音膜を
組み立てることができる。この場合、先に錘保持用部材
の柱状突起に貫通穴を有する錘を嵌め込んだ後、この錘
が取り付けられた錘保持用部材を非接着性シートに熱融
着する場合よりも、錘保持用部材と非接着性シートの熱
融着作業を作業性良く行うことができる。
【0014】以下、実施例により本発明を更に詳細に説
明する。 (実施例1)非接着性シートとして、現在一般に使用さ
れているガラスクロスにPTFEをコーティングした膜
構造材料(厚み:0.8mm)を用意した。
【0015】錘として、図1,2に示した寸法形状で、
質量が7gの、中心に貫通穴が1つ形成された鉄製の円
板を用意した。錘保持用部材として、PTFEと熱融着
が可能なPFEP材料を旋盤加工によって図3,4に示
す寸法形状となるように加工したものを用意した。
【0016】非接着性シートの主面の複数箇所にて、シ
ート、錘、錘保持用部材を図7に示す状態となるようセ
ットし、これらを熱板プレス機で挟み、錘保持用部材の
変形を避けるためにシート側の熱板のみを400℃に加
熱して、ゲージ圧で0.5kg/cm2 で30秒間熱圧
着を行った。ここで、錘はシートの主面全体に5cm間
隔で取り付けた。シートと錘保持用部材間の接着力を測
定したところ、ガラスクロス−フッ素樹脂間で剥離さ
れ、その接着強度(剥離強度)は3.1kgであった。
【0017】
【発明の効果】本発明にかかる遮音膜によれば、接着剤
が接着しない非接着性シートと、貫通穴が形成された錘
と、柱状突起が形成された錘保持用部材とを有し、前記
錘の貫通穴に、前記錘保持用部材の柱状突起が挿着さ
れ、この錘保持用部材の前記柱状突起の先端部または前
記柱状突起以外の部分が前記非接着性シートの表面に熱
融着してなるものとしたので、雨等による水洩れを完全
に防止できる防水性を備えた遮音膜を得ることができ、
屋外で使用される膜(建築)構造物の屋根材や,防音壁
等として有効に利用できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に用いる錘の一具体例をその上方斜め
方向から見た図である。
【図2】 図1のA−A′線における断面図である。
【図3】 本発明に用いる錘保持用部材の一具体例をそ
の上方斜め方向から見た図である。
【図4】 図3のB−B′線における断面図である。
【図5】 本発明に用いる錘保持用部材の他の具体例を
その上方斜め方向から見た図である。
【図6】 本発明に用いる錘保持用部材の他の具体例を
その上方斜め方向から見た図である。
【図7】 図1に示した錘を図3に示した錘保持用部材
を用いて非接着性シートに取り付けられた状態を示した
図である。
【図8】 遮音膜の全体を概略的に示した斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 錘 1a 貫通穴 2,2A,2B 錘保持用部材 2a,2b 柱状突起 3 非接着性シート 4a,4b 先端部が矢先形状の柱状体
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年12月6日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【補正内容】
【0015】錘として、図1,2に示した寸法形状で、
質量が7gの、中心に貫通穴が1つ形成された鉄製の円
板を用意した。錘保持用部材として、PTFEと熱融着
が可能なFEP材料を旋盤加工によって図3,4に示す
寸法形状となるように加工したものを用意した。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 接着剤が接着しない非接着性シートと、
    貫通穴が形成された錘と、柱状突起が形成された錘保持
    用部材とを有し、前記錘の貫通穴に、前記錘保持用部材
    の柱状突起が挿着され、この錘保持用部材の前記柱状突
    起の先端部または前記柱状突起以外の部分が前記非接着
    性シートの表面に熱融着してなる遮音膜。
  2. 【請求項2】 前記非接着性シートの片面または両面の
    複数箇所のそれぞれに各1個の前記錘保持用部材が熱融
    着し、これら複数の錘保持用部材のそれぞれの前記柱状
    突起に前記錘が取り付けられている請求項1に記載の遮
    音膜。
  3. 【請求項3】 前記錘保持用部材の柱状突起が、所定間
    隔を開けて平行に配置されたその先端部が矢先形状の複
    数本の柱状体からなり、前記錘の貫通穴が前記複数本の
    柱状体からなる柱状突起に嵌め込まれ、前記錘が前記複
    数本の柱状体によって弾性的に支持されている請求項1
    に記載の遮音膜。
  4. 【請求項4】 前記非接着性シートがガラスクロスにフ
    ッ素樹脂をコーティングしたものであり、前記錘保持用
    部材が前記フッ素樹脂と同一樹脂種のフッ素樹脂を含ん
    でなるものである請求項1に記載の遮音膜。
JP7258048A 1995-10-05 1995-10-05 遮音膜 Pending JPH09100586A (ja)

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JP7258048A JPH09100586A (ja) 1995-10-05 1995-10-05 遮音膜

Applications Claiming Priority (1)

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JP7258048A JPH09100586A (ja) 1995-10-05 1995-10-05 遮音膜

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JP7258048A Pending JPH09100586A (ja) 1995-10-05 1995-10-05 遮音膜

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JP (1) JPH09100586A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107615374A (zh) * 2015-06-09 2018-01-19 旭硝子株式会社 膜和吸音结构体
JP2019070093A (ja) * 2017-10-11 2019-05-09 株式会社香蓉堂ラボ 溶着貼付け用部材及び貼付け部材貼付け方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107615374A (zh) * 2015-06-09 2018-01-19 旭硝子株式会社 膜和吸音结构体
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