JPH09105377A - 可変容量型斜板式圧縮機 - Google Patents
可変容量型斜板式圧縮機Info
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- JPH09105377A JPH09105377A JP7289285A JP28928595A JPH09105377A JP H09105377 A JPH09105377 A JP H09105377A JP 7289285 A JP7289285 A JP 7289285A JP 28928595 A JP28928595 A JP 28928595A JP H09105377 A JPH09105377 A JP H09105377A
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04B—POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
- F04B27/00—Multi-cylinder pumps specially adapted for elastic fluids and characterised by number or arrangement of cylinders
- F04B27/08—Multi-cylinder pumps specially adapted for elastic fluids and characterised by number or arrangement of cylinders having cylinders coaxial with, or parallel or inclined to, main shaft axis
- F04B27/0873—Component parts, e.g. sealings; Manufacturing or assembly thereof
- F04B27/0878—Pistons
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- Compressors, Vaccum Pumps And Other Relevant Systems (AREA)
- Control Of Positive-Displacement Pumps (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ピストンの製造が容易で、しかも高精度の加
工が要求されない可変容量型斜板式圧縮機を提供する。 【解決手段】 シャフト5と一体に回転するスラストフ
ランジ40と、シャフト5に傾斜かつ回転可能に取り付
けられ、スラストフランジ40の回転と一体に回転する
斜板10と、シュー11を介して斜板10と係合し、斜
板10の回転につれてシリンダボア6内を直線往復運動
するピストン7を備え、斜板10が収容されたクランク
室8の圧力の変化に応じて斜板10が傾斜角を変え、ピ
ストン7のストローク量が変わる可変容量型斜板式圧縮
機において、次の点を特徴とする。ピストン7のフロン
ト側端部に板ばね9が設けられている。板ばね9の両端
部9a,9bが、シリンダブロック1の内壁面にピスト
ン7の移動方向に摺動可能に、それぞれ押し当てられて
いる。
工が要求されない可変容量型斜板式圧縮機を提供する。 【解決手段】 シャフト5と一体に回転するスラストフ
ランジ40と、シャフト5に傾斜かつ回転可能に取り付
けられ、スラストフランジ40の回転と一体に回転する
斜板10と、シュー11を介して斜板10と係合し、斜
板10の回転につれてシリンダボア6内を直線往復運動
するピストン7を備え、斜板10が収容されたクランク
室8の圧力の変化に応じて斜板10が傾斜角を変え、ピ
ストン7のストローク量が変わる可変容量型斜板式圧縮
機において、次の点を特徴とする。ピストン7のフロン
ト側端部に板ばね9が設けられている。板ばね9の両端
部9a,9bが、シリンダブロック1の内壁面にピスト
ン7の移動方向に摺動可能に、それぞれ押し当てられて
いる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は可変容量型斜板式
圧縮機に関し、特にピストンの回転を防ぐことができる
可変容量型斜板式圧縮機に関する。
圧縮機に関し、特にピストンの回転を防ぐことができる
可変容量型斜板式圧縮機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の可変容量型斜板式圧縮機として、
シャフトと一体に回転する動力伝達部と、リンク機構を
介してシャフトに傾斜かつ回転可能に取り付けられ、動
力伝達部と一体に回転する斜板と、シューを介して斜板
と係合し、斜板の回転につれてシリンダボア内を直線往
復運動するピストンとを備え、斜板が収容された斜板室
の圧力の変化に応じて斜板が傾斜角を変え、ピストンの
ストローク量が変わるものがある(実公平6−3910
3号公報)。
シャフトと一体に回転する動力伝達部と、リンク機構を
介してシャフトに傾斜かつ回転可能に取り付けられ、動
力伝達部と一体に回転する斜板と、シューを介して斜板
と係合し、斜板の回転につれてシリンダボア内を直線往
復運動するピストンとを備え、斜板が収容された斜板室
の圧力の変化に応じて斜板が傾斜角を変え、ピストンの
ストローク量が変わるものがある(実公平6−3910
3号公報)。
【0003】図7はシリンダブロックの端面を示す正面
図、図8はピストンの斜視図である。
図、図8はピストンの斜視図である。
【0004】シリンダブロック101の内壁面にピスト
ン107の軸方向に沿う溝101aが設けられ、シリン
ダブロック101の内壁面の溝101aに摺動可能に嵌
合する突起部107cがピストン107の外周面に設け
られている。
ン107の軸方向に沿う溝101aが設けられ、シリン
ダブロック101の内壁面の溝101aに摺動可能に嵌
合する突起部107cがピストン107の外周面に設け
られている。
【0005】この可変容量型斜板式圧縮機によれば、斜
板の回転中、ピストン107の軸周りのモーメントが作
用し、ピストン107が軸周りに回転しようとしても、
ピストン107の突起部がシリンダブロック101の内
壁面の溝101aに摺動可能に嵌合しているので、ピス
トン107の回転は阻止される。
板の回転中、ピストン107の軸周りのモーメントが作
用し、ピストン107が軸周りに回転しようとしても、
ピストン107の突起部がシリンダブロック101の内
壁面の溝101aに摺動可能に嵌合しているので、ピス
トン107の回転は阻止される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、突起部10
7cを持っているため、ピストン107の製造に際し、
例えばピストン用の円柱体として径の大きなものを用意
し、突起部107c以外の部分を旋盤で切削しなければ
ならず、製作が煩雑だった。
7cを持っているため、ピストン107の製造に際し、
例えばピストン用の円柱体として径の大きなものを用意
し、突起部107c以外の部分を旋盤で切削しなければ
ならず、製作が煩雑だった。
【0007】更に、ピストン107の突起部107cの
表面とシリンダブロック101の内壁面の溝101aの
底面とをそれぞれ鏡面仕上げしなければならず、高精度
の加工が要求されるという問題があった。
表面とシリンダブロック101の内壁面の溝101aの
底面とをそれぞれ鏡面仕上げしなければならず、高精度
の加工が要求されるという問題があった。
【0008】この発明はこのような事情に鑑みてなされ
たもので、その課題はピストンの製造が容易で、しかも
高精度の加工が要求されない可変容量型斜板式圧縮機を
提供することである。
たもので、その課題はピストンの製造が容易で、しかも
高精度の加工が要求されない可変容量型斜板式圧縮機を
提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】前述の課題を解決するた
め請求項1記載の発明の可変容量型斜板式圧縮機は、回
転軸に固定され、前記回転軸と一体に回転する回転部材
と、前記回転軸に傾斜かつ回転可能に取り付けられ、前
記回転部材の回転につれて一体に回転する斜板と、シュ
ーを介して前記斜板と係合し、前記斜板の回転につれて
シリンダボア内を直線往復運動するピストンとを備え、
前記斜板が収容されたクランク室の圧力の変化に応じて
前記斜板が傾斜角を変え、前記ピストンのストローク量
が変わる可変容量型斜板式圧縮機において、前記ピスト
ンの一端部に板ばねが設けられ、前記板ばねの両端部
が、前記クランク室の内壁面に前記ピストンの移動方向
に摺動可能にそれぞれ押し当てられていることを特徴と
する。
め請求項1記載の発明の可変容量型斜板式圧縮機は、回
転軸に固定され、前記回転軸と一体に回転する回転部材
と、前記回転軸に傾斜かつ回転可能に取り付けられ、前
記回転部材の回転につれて一体に回転する斜板と、シュ
ーを介して前記斜板と係合し、前記斜板の回転につれて
シリンダボア内を直線往復運動するピストンとを備え、
前記斜板が収容されたクランク室の圧力の変化に応じて
前記斜板が傾斜角を変え、前記ピストンのストローク量
が変わる可変容量型斜板式圧縮機において、前記ピスト
ンの一端部に板ばねが設けられ、前記板ばねの両端部
が、前記クランク室の内壁面に前記ピストンの移動方向
に摺動可能にそれぞれ押し当てられていることを特徴と
する。
【0010】斜板の回転中、ピストンの軸周りのモーメ
ントが作用し、ピストンが回転しようとしても、ピスト
ンの一端面に固定された板ばねの両端部がクランク室の
内壁面にそれぞれ押し当てられているので、ピストンの
回転は阻止される。
ントが作用し、ピストンが回転しようとしても、ピスト
ンの一端面に固定された板ばねの両端部がクランク室の
内壁面にそれぞれ押し当てられているので、ピストンの
回転は阻止される。
【0011】請求項2記載の発明の可変容量型斜板式圧
縮機は、前記板ばねの中間部が前記ピストンの一端部を
包囲するようにして固定され、前記板ばねの両端部が前
記クランク室の内壁面にそれぞれ押し当てられているこ
とを特徴とする。
縮機は、前記板ばねの中間部が前記ピストンの一端部を
包囲するようにして固定され、前記板ばねの両端部が前
記クランク室の内壁面にそれぞれ押し当てられているこ
とを特徴とする。
【0012】このようにピストンに直接板ばねを固定す
るようにしたので、ピストンの軸方向長さを小さくする
ことができる。
るようにしたので、ピストンの軸方向長さを小さくする
ことができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下この発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
に基づいて説明する。
【0014】図1はこの発明の第1の実施形態に係る可
変容量型斜板式圧縮機を示す縦断面図、図2はピストン
の斜視図、図3はピストンの板ばねとシリンダブロック
の内壁面との位置関係を示す図である。
変容量型斜板式圧縮機を示す縦断面図、図2はピストン
の斜視図、図3はピストンの板ばねとシリンダブロック
の内壁面との位置関係を示す図である。
【0015】この可変容量型斜板式圧縮機のシリンダブ
ロック1の一端面にはバルブプレート2を介してリヤヘ
ッド3が、他端面にはフロントヘッド4がそれぞれ固定
されている。シリンダブロック1のリヤ側端面とバルブ
プレート2との間、リヤヘッド3のフロント側端面とバ
ルブプレート2との間には、それぞれ図示しないガスケ
ットが配設されている。
ロック1の一端面にはバルブプレート2を介してリヤヘ
ッド3が、他端面にはフロントヘッド4がそれぞれ固定
されている。シリンダブロック1のリヤ側端面とバルブ
プレート2との間、リヤヘッド3のフロント側端面とバ
ルブプレート2との間には、それぞれ図示しないガスケ
ットが配設されている。
【0016】前記シリンダブロック1のリヤ側には、シ
ャフト(回転軸)5を中心にして周方向に所定間隔おき
に複数のシリンダボア6が配設されている。これらのシ
リンダボア6内にはピストン7がそれぞれ摺動可能に収
容されている。
ャフト(回転軸)5を中心にして周方向に所定間隔おき
に複数のシリンダボア6が配設されている。これらのシ
リンダボア6内にはピストン7がそれぞれ摺動可能に収
容されている。
【0017】シリンダブロック1のフロント側にはクラ
ンク室8が形成され、このクランク室8には、シャフト
5の回転に連動して回転する斜板10が収容されてい
る。この斜板10は一対のシュー11を介してピストン
7に連結され、斜板10の回転によりピストン7がシリ
ンダボア6内を往復運動する。
ンク室8が形成され、このクランク室8には、シャフト
5の回転に連動して回転する斜板10が収容されてい
る。この斜板10は一対のシュー11を介してピストン
7に連結され、斜板10の回転によりピストン7がシリ
ンダボア6内を往復運動する。
【0018】ピストン7は、円筒部7aと、円筒部7a
と一体に設けられたピストンロッド部7bとで構成され
ている。ピストンロッド部7bはシュー11を摺動可能
に保持する2つの保持部を有している。
と一体に設けられたピストンロッド部7bとで構成され
ている。ピストンロッド部7bはシュー11を摺動可能
に保持する2つの保持部を有している。
【0019】ピストン7のフロント側端面には図2に示
すように凸部28が設けられ、この凸部28には円弧状
の板ばね29の中間部がねじ30で固定されている。板
ばね29の両端部29a,29bは、図3に示すよう
に、シリンダブロック1の内壁面1aに、ピストン7の
移動方向に摺動可能に、それぞれ押し当てられている。
すように凸部28が設けられ、この凸部28には円弧状
の板ばね29の中間部がねじ30で固定されている。板
ばね29の両端部29a,29bは、図3に示すよう
に、シリンダブロック1の内壁面1aに、ピストン7の
移動方向に摺動可能に、それぞれ押し当てられている。
【0020】また、シリンダブロック1の中央部には、
シャフト5のリヤ側端部が挿入される中心孔22が設け
られている。中心孔22にはラジアル軸受24及びスラ
スト軸受25がそれぞれ収容されている。ラジアル軸受
24及びスラスト軸受25はシャフト5のリヤ側端部を
回転可能に支持する。中心孔22の雌ねじ22aにはア
ジャストスクリュー50が螺着されている。
シャフト5のリヤ側端部が挿入される中心孔22が設け
られている。中心孔22にはラジアル軸受24及びスラ
スト軸受25がそれぞれ収容されている。ラジアル軸受
24及びスラスト軸受25はシャフト5のリヤ側端部を
回転可能に支持する。中心孔22の雌ねじ22aにはア
ジャストスクリュー50が螺着されている。
【0021】前記リヤヘッド3内には、吐出室12と、
この吐出室12の周囲に位置する吸入室13とが形成さ
れている。リヤヘッド3には吸入口3a及び吐出口3b
がそれぞれ設けられ、吸入口3aは吸入室13に、吐出
口3bは吐出室12にそれぞれ連通している。
この吐出室12の周囲に位置する吸入室13とが形成さ
れている。リヤヘッド3には吸入口3a及び吐出口3b
がそれぞれ設けられ、吸入口3aは吸入室13に、吐出
口3bは吐出室12にそれぞれ連通している。
【0022】前記バルブプレート2には、シリンダボア
6と吐出室12とを連通させる吐出ポート16と、シリ
ンダボア6と吸入室13とを連通させる吸入ポート15
とが、それぞれ周方向に所定間隔おきに設けられてい
る。吐出ポート16は吐出弁17により開閉され、吐出
弁17はバルブプレート2のリヤヘッド側端面に弁押さ
え18とともにボルトナット19により固定されてい
る。また、吸入ポート15は吸入弁21により開閉さ
れ、吸入弁21はバルブプレート2とシリンダブロック
1との間に配設されている。
6と吐出室12とを連通させる吐出ポート16と、シリ
ンダボア6と吸入室13とを連通させる吸入ポート15
とが、それぞれ周方向に所定間隔おきに設けられてい
る。吐出ポート16は吐出弁17により開閉され、吐出
弁17はバルブプレート2のリヤヘッド側端面に弁押さ
え18とともにボルトナット19により固定されてい
る。また、吸入ポート15は吸入弁21により開閉さ
れ、吸入弁21はバルブプレート2とシリンダブロック
1との間に配設されている。
【0023】前記フロントヘッド4の中央部には、シャ
フト5のフロント側端部が挿入される中心孔23が設け
られている。中心孔23にはラジアル軸受26及びシー
ル部材27がそれぞれ収容されている。ラジアル軸受2
6はシャフト5のフロント側端部を回転可能に支持す
る。
フト5のフロント側端部が挿入される中心孔23が設け
られている。中心孔23にはラジアル軸受26及びシー
ル部材27がそれぞれ収容されている。ラジアル軸受2
6はシャフト5のフロント側端部を回転可能に支持す
る。
【0024】また、シリンダブロック1及びバルブプレ
ート2には吸入室13とクランク室8とを連通させるた
めの連通路31が設けられ、この連通路31の途中に設
けられた圧力調整弁収容室31aに圧力調整弁32が設
けられ、この圧力調整弁32により吸入室13内とクラ
ンク室8内との圧力調整が行なわれる。連通路31は、
シリンダブロック1に設けられた圧力調整弁収容室31
aと、バルブプレート2及び図示しないガスケットに設
けられ、吸入室13と圧力調整弁収容室31aとを連通
させる連通孔31bとで構成されている。圧力調整弁収
容室31aの一端には、連通孔34aと弁座34bとを
有するカップリング34がOリング35を介して設けら
れ、カップリング34の連通孔34aを通じてクランク
室8と圧力調整弁収容室31aとが連通する。
ート2には吸入室13とクランク室8とを連通させるた
めの連通路31が設けられ、この連通路31の途中に設
けられた圧力調整弁収容室31aに圧力調整弁32が設
けられ、この圧力調整弁32により吸入室13内とクラ
ンク室8内との圧力調整が行なわれる。連通路31は、
シリンダブロック1に設けられた圧力調整弁収容室31
aと、バルブプレート2及び図示しないガスケットに設
けられ、吸入室13と圧力調整弁収容室31aとを連通
させる連通孔31bとで構成されている。圧力調整弁収
容室31aの一端には、連通孔34aと弁座34bとを
有するカップリング34がOリング35を介して設けら
れ、カップリング34の連通孔34aを通じてクランク
室8と圧力調整弁収容室31aとが連通する。
【0025】圧力調整弁32は、圧力調整弁収容室31
a内の圧力に応じて伸縮するベローズ32aと、ベロー
ズ32aの一端に固定され、連通孔34aを開閉するニ
ードル32bと、ベローズ32aの他端が固定される台
座32cとで構成されている。台座には2つの小孔39
が設けられている。
a内の圧力に応じて伸縮するベローズ32aと、ベロー
ズ32aの一端に固定され、連通孔34aを開閉するニ
ードル32bと、ベローズ32aの他端が固定される台
座32cとで構成されている。台座には2つの小孔39
が設けられている。
【0026】前記シャフト5にはシャフト5の回転を斜
板10に伝達するためのスラストフランジ(回転部材)
40が固定され、このスラストフランジ40はスラスト
軸受33を介してフロントヘッド4の内壁面に支持され
ている。スラストフランジ40と斜板10とはリンク機
構41を介して連結され、斜板10がシャフト5と直角
な面に対して傾斜可能である。リンク機構41は斜板1
0の背面に設けられたアーム42と、アーム42の端部
に設けられたピン43と、スラストフランジ40の突片
部40aに設けられ、ピン43と係合する長孔44とで
構成されている。
板10に伝達するためのスラストフランジ(回転部材)
40が固定され、このスラストフランジ40はスラスト
軸受33を介してフロントヘッド4の内壁面に支持され
ている。スラストフランジ40と斜板10とはリンク機
構41を介して連結され、斜板10がシャフト5と直角
な面に対して傾斜可能である。リンク機構41は斜板1
0の背面に設けられたアーム42と、アーム42の端部
に設けられたピン43と、スラストフランジ40の突片
部40aに設けられ、ピン43と係合する長孔44とで
構成されている。
【0027】斜板10は、シャフト5に摺動可能に装着
されたヒンジボール9を介して、シャフト5に傾斜かつ
回転可能に装着されている。斜板10の中心孔には、ヒ
ンジボール9の球面部9aと対応するヒンジボール受け
面10aが設けられている。斜板10のヒンジボール受
け面10aは、ヒンジボール9の球面部9aに摺動可能
に嵌合している。ヒンジボール9の球面部9aには互い
に平行な平面部9bが設けられているので、外部からヒ
ンジボール9を斜板10の中心孔に収容できる。
されたヒンジボール9を介して、シャフト5に傾斜かつ
回転可能に装着されている。斜板10の中心孔には、ヒ
ンジボール9の球面部9aと対応するヒンジボール受け
面10aが設けられている。斜板10のヒンジボール受
け面10aは、ヒンジボール9の球面部9aに摺動可能
に嵌合している。ヒンジボール9の球面部9aには互い
に平行な平面部9bが設けられているので、外部からヒ
ンジボール9を斜板10の中心孔に収容できる。
【0028】ヒンジボール9とスラストフランジ40と
の間のシャフト5の外周には、巻バネ45が装着され、
この巻バネ45によりヒンジボール9がリヤ側へ付勢さ
れている。
の間のシャフト5の外周には、巻バネ45が装着され、
この巻バネ45によりヒンジボール9がリヤ側へ付勢さ
れている。
【0029】次に、この可変容量型斜板式圧縮機の作動
を説明する。
を説明する。
【0030】図示しない車載エンジンの回転動力がシャ
フト5に伝達されると、シャフト5の回転力はスラスト
フランジ40、ヒンジ機構41を経て斜板10に伝達さ
れ、斜板10が回転する。
フト5に伝達されると、シャフト5の回転力はスラスト
フランジ40、ヒンジ機構41を経て斜板10に伝達さ
れ、斜板10が回転する。
【0031】斜板10の回転によりシュー11が斜板1
0上を相対回転するので、斜板10からの回転力はピス
トン7の直線往復運動に変換される。ピストン7はシリ
ンダボア6内を往復運動し、その結果、シリンダボア6
内の容積が変化し、この容積変化によって冷媒ガスの吸
入、圧縮及び吐出が順次行なわれ、斜板10の傾斜角に
応じた容量の高圧冷媒ガスが吐出される。吸入時、吸入
弁21が開き、吸入室13からシリンダボア6内の圧縮
室へ低圧の冷媒が吸入され、吐出時、吐出弁17が開
き、圧縮室から吐出室12へ高圧の冷媒が吐出される。
0上を相対回転するので、斜板10からの回転力はピス
トン7の直線往復運動に変換される。ピストン7はシリ
ンダボア6内を往復運動し、その結果、シリンダボア6
内の容積が変化し、この容積変化によって冷媒ガスの吸
入、圧縮及び吐出が順次行なわれ、斜板10の傾斜角に
応じた容量の高圧冷媒ガスが吐出される。吸入時、吸入
弁21が開き、吸入室13からシリンダボア6内の圧縮
室へ低圧の冷媒が吸入され、吐出時、吐出弁17が開
き、圧縮室から吐出室12へ高圧の冷媒が吐出される。
【0032】熱負荷が小さくなり、吸入室13の圧力が
低くなると、圧力調整弁収容室31aの圧力も低くな
り、ベローズ32aが伸長し、ニードル32bが弁座3
4bに着座して連通孔34aを塞ぎ、クランク室8と吸
入室13との連通が絶たれる。その結果、圧縮室からク
ランク室8へ漏れたブローバイガスによってクランク室
8内の圧力が上昇し、斜板10の傾斜角が小さくなり、
これによってピストン7のストローク量が少なくなって
吐出容量が減少する。
低くなると、圧力調整弁収容室31aの圧力も低くな
り、ベローズ32aが伸長し、ニードル32bが弁座3
4bに着座して連通孔34aを塞ぎ、クランク室8と吸
入室13との連通が絶たれる。その結果、圧縮室からク
ランク室8へ漏れたブローバイガスによってクランク室
8内の圧力が上昇し、斜板10の傾斜角が小さくなり、
これによってピストン7のストローク量が少なくなって
吐出容量が減少する。
【0033】熱負荷が大きくなり、吸入室13の圧力が
高くなると、圧力調整弁収容室31aの圧力も高くな
り、ベローズ32aが収縮し、ニードル32bが弁座3
4bから離れ、クランク室8と吸入室13とが連通す
る。その結果、クランク室8へ漏れたブローバイガスは
連通路31を通じて吸入室13へ逃げるので、クランク
室8内の圧力が下降し、斜板10の傾斜角が大きくな
り、これによってピストン7のストローク量が多くなっ
て吐出容量が増加する。
高くなると、圧力調整弁収容室31aの圧力も高くな
り、ベローズ32aが収縮し、ニードル32bが弁座3
4bから離れ、クランク室8と吸入室13とが連通す
る。その結果、クランク室8へ漏れたブローバイガスは
連通路31を通じて吸入室13へ逃げるので、クランク
室8内の圧力が下降し、斜板10の傾斜角が大きくな
り、これによってピストン7のストローク量が多くなっ
て吐出容量が増加する。
【0034】斜板10の回転中、ピストン7の軸周りの
モーメントが作用し、ピストン7が軸周りに回転しよう
としても、ピストン7のフロント側端面に固定された板
ばね29の両端部29a,29bがシリンダブロック1
の内壁面1aにそれぞれ押し当てられているので、ピス
トン7の回転は阻止される。
モーメントが作用し、ピストン7が軸周りに回転しよう
としても、ピストン7のフロント側端面に固定された板
ばね29の両端部29a,29bがシリンダブロック1
の内壁面1aにそれぞれ押し当てられているので、ピス
トン7の回転は阻止される。
【0035】この第1の実施形態の可変容量型斜板式圧
縮機によれば、ピストン7自体に径方向へ突き出た突起
部をもっていないので、ピストン7の製造に際し、ピス
トン用の円柱体として径の大きなものを用意する必要は
なくなり、煩雑な突起部の切削加工が不要になる。
縮機によれば、ピストン7自体に径方向へ突き出た突起
部をもっていないので、ピストン7の製造に際し、ピス
トン用の円柱体として径の大きなものを用意する必要は
なくなり、煩雑な突起部の切削加工が不要になる。
【0036】また、ピストン7自体に径方向へ突き出た
突起部をもっていないので、切削してコーティングをす
る作業が容易になる。
突起部をもっていないので、切削してコーティングをす
る作業が容易になる。
【0037】更に、板ばね29を利用してピストン7の
回転を防ぐようにしたので、鏡面仕上げが不要であり、
高精度の加工が要求されない。
回転を防ぐようにしたので、鏡面仕上げが不要であり、
高精度の加工が要求されない。
【0038】図4はこの発明の第2の実施形態に係る可
変容量型斜板式圧縮機のピストンをフロント側から見た
図、図5はピストンの側面図、図6はピストンの板ばね
とシリンダブロックの内壁面との位置関係を示す図であ
る。第2の実施形態の可変容量型斜板式圧縮機はピスト
ンや板ばね以外の構造は第1の実施形態と同じであるの
で共通する部分の説明は省略する。
変容量型斜板式圧縮機のピストンをフロント側から見た
図、図5はピストンの側面図、図6はピストンの板ばね
とシリンダブロックの内壁面との位置関係を示す図であ
る。第2の実施形態の可変容量型斜板式圧縮機はピスト
ンや板ばね以外の構造は第1の実施形態と同じであるの
で共通する部分の説明は省略する。
【0039】前述の第1の実施形態では、ピストン7の
フロント側端面に凸部28を設け、この凸部28に板ば
ね29をねじ30で固定した場合について述べたが、こ
の第2の実施形態では、ピストン57のロッド部57b
のフロント側端部100の幅(ピストン57の軸方向と
直交する方向幅)をピストン57の円筒部57aの外径
よりも小さくしたので、図4に示すように、ピストン5
7自体に、すなわちピストン57のロッド部57bに直
接板ばね79が固定されている。
フロント側端面に凸部28を設け、この凸部28に板ば
ね29をねじ30で固定した場合について述べたが、こ
の第2の実施形態では、ピストン57のロッド部57b
のフロント側端部100の幅(ピストン57の軸方向と
直交する方向幅)をピストン57の円筒部57aの外径
よりも小さくしたので、図4に示すように、ピストン5
7自体に、すなわちピストン57のロッド部57bに直
接板ばね79が固定されている。
【0040】板ばね79の中間部がロッド部57bのフ
ロント側端部100の下端部を包囲するようにしてねじ
80で固定され、板ばね79の一端部79aが時計方向
へ、他端部79bが反時計方向へ曲がっており、両端部
79a,79bは弾性によりシリンダブロック1の内壁
面に押し当てられている。
ロント側端部100の下端部を包囲するようにしてねじ
80で固定され、板ばね79の一端部79aが時計方向
へ、他端部79bが反時計方向へ曲がっており、両端部
79a,79bは弾性によりシリンダブロック1の内壁
面に押し当てられている。
【0041】この第2の実施形態によれば、第1の実施
形態と同様の効果を得ることができるとともに、ピスト
ン57の軸方向長さを小さくすることができるので、圧
縮機の小型化を図ることができる。
形態と同様の効果を得ることができるとともに、ピスト
ン57の軸方向長さを小さくすることができるので、圧
縮機の小型化を図ることができる。
【0042】なお、前述の第2の実施形態では、板ばね
79の中間部がロッド部57bのフロント側端部100
の下端部を包囲するようにして固定された場合について
述べたが、これに代え、板ばね79の中間部をロッド部
57bのフロント側端部100の上端部にねじで固定す
るようにしてもよい。
79の中間部がロッド部57bのフロント側端部100
の下端部を包囲するようにして固定された場合について
述べたが、これに代え、板ばね79の中間部をロッド部
57bのフロント側端部100の上端部にねじで固定す
るようにしてもよい。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように請求項1記載の発明
の可変容量型斜板式圧縮機によれば、斜板の回転中、ピ
ストンの軸周りのモーメントが作用し、ピストンが回転
しようとしても、ピストンのフロント側端面に固定され
た板ばねの両端部がクランク室の内壁面にそれぞれ押し
当てられているので、ピストンの回転は阻止されるとと
もに、ピストン自体に径方向へ突き出た突起部をもって
いないので、ピストンの製造に際し、ピストン用の円柱
体として径の大きなものを用意する必要はなくなり、煩
雑な突起部の切削加工が不要になる。
の可変容量型斜板式圧縮機によれば、斜板の回転中、ピ
ストンの軸周りのモーメントが作用し、ピストンが回転
しようとしても、ピストンのフロント側端面に固定され
た板ばねの両端部がクランク室の内壁面にそれぞれ押し
当てられているので、ピストンの回転は阻止されるとと
もに、ピストン自体に径方向へ突き出た突起部をもって
いないので、ピストンの製造に際し、ピストン用の円柱
体として径の大きなものを用意する必要はなくなり、煩
雑な突起部の切削加工が不要になる。
【0044】また、ピストン自体に径方向へ突き出た突
起部をもっていないので、切削してコーティングをする
作業が容易になる。
起部をもっていないので、切削してコーティングをする
作業が容易になる。
【0045】更に、板ばねを利用してピストンの回転を
防ぐようにしたので、鏡面仕上げが不要であり、高精度
の加工が要求されない。
防ぐようにしたので、鏡面仕上げが不要であり、高精度
の加工が要求されない。
【0046】請求項2記載の発明の可変容量型斜板式圧
縮機によれば、板ばねの中間部がピストンの一端部を包
囲するようにして固定され、板ばねの両端部がクランク
室の内壁面にそれぞれ押し当てられているので、ピスト
ンの軸方向長さを小さくすることができ、圧縮機の小型
化を図ることができる。
縮機によれば、板ばねの中間部がピストンの一端部を包
囲するようにして固定され、板ばねの両端部がクランク
室の内壁面にそれぞれ押し当てられているので、ピスト
ンの軸方向長さを小さくすることができ、圧縮機の小型
化を図ることができる。
【図1】図1はこの発明の第1の実施形態に係る可変容
量型斜板式圧縮機を示す縦断面図である。
量型斜板式圧縮機を示す縦断面図である。
【図2】図2はピストンの斜視図である。
【図3】図3はピストンの板ばねとシリンダブロックの
内壁面との位置関係を示す図である。
内壁面との位置関係を示す図である。
【図4】図4はこの発明の第2の実施形態に係る可変容
量型斜板式圧縮機のピストンをフロント側から見た図で
ある。
量型斜板式圧縮機のピストンをフロント側から見た図で
ある。
【図5】図5はピストンの側面図である。
【図6】図6はピストンの板ばねとシリンダブロックの
内壁面との位置関係を示す図である。
内壁面との位置関係を示す図である。
【図7】図7はシリンダブロックの端面を示す正面図で
ある。
ある。
【図8】図8はピストンの斜視図である。
1 シリンダブロック 5 シャフト 6 シリンダボア 7 ピストン 9 板ばね 9a,9b 板ばねの両端部 10 斜板 11 シュー
Claims (2)
- 【請求項1】 回転軸に固定され、前記回転軸と一体に
回転する回転部材と、 前記回転軸に傾斜かつ回転可能に取り付けられ、前記回
転部材の回転につれて一体に回転する斜板と、 シューを介して前記斜板と係合し、前記斜板の回転につ
れてシリンダボア内を直線往復運動するピストンとを備
え、 前記斜板が収容されたクランク室の圧力の変化に応じて
前記斜板が傾斜角を変え、前記ピストンのストローク量
が変わる可変容量型斜板式圧縮機において、 前記ピストンの一端部に板ばねが設けられ、 前記板ばねの両端部が、前記クランク室の内壁面に前記
ピストンの移動方向に摺動可能にそれぞれ押し当てられ
ていることを特徴とする可変容量型斜板式圧縮機。 - 【請求項2】 前記板ばねの中間部が前記ピストンの一
端部を包囲するようにして固定され、 前記板ばねの両端部が前記クランク室の内壁面にそれぞ
れ押し当てられていることを特徴とする請求項1記載の
可変容量型斜板式圧縮機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7289285A JPH09105377A (ja) | 1995-10-11 | 1995-10-11 | 可変容量型斜板式圧縮機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7289285A JPH09105377A (ja) | 1995-10-11 | 1995-10-11 | 可変容量型斜板式圧縮機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09105377A true JPH09105377A (ja) | 1997-04-22 |
Family
ID=17741202
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7289285A Withdrawn JPH09105377A (ja) | 1995-10-11 | 1995-10-11 | 可変容量型斜板式圧縮機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09105377A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1138944A2 (en) | 2000-02-04 | 2001-10-04 | Kabushiki Kaisha Toyoda Jidoshokki Seisakusho | Piston guide for a compressor |
-
1995
- 1995-10-11 JP JP7289285A patent/JPH09105377A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1138944A2 (en) | 2000-02-04 | 2001-10-04 | Kabushiki Kaisha Toyoda Jidoshokki Seisakusho | Piston guide for a compressor |
| US6386090B2 (en) | 2000-02-04 | 2002-05-14 | Kabushiki Kaisha Toyoda Jidoshokki Seisakusho | Piston type compressor |
| EP1138944A3 (en) * | 2000-02-04 | 2003-07-02 | Kabushiki Kaisha Toyota Jidoshokki | Piston guide for a compressor |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20030107 |