JPH09107698A - リターダ制御装置 - Google Patents
リターダ制御装置Info
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- JPH09107698A JPH09107698A JP28924195A JP28924195A JPH09107698A JP H09107698 A JPH09107698 A JP H09107698A JP 28924195 A JP28924195 A JP 28924195A JP 28924195 A JP28924195 A JP 28924195A JP H09107698 A JPH09107698 A JP H09107698A
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Abstract
に、切り替え後しばらくして突然にシフトダウン変速が
開始されて、変速ショックで運転者が当惑することの無
いリターダ制御装置を提供する。 【解決手段】 2速防止線よりも高い車速で度運転者が
セレクトレバー19を操作して自動変速機12を2速レ
ンジにマニュアルセレクトダウンすると、自動変速機1
2におけるシフトダウン変速は待機状態となるが、リタ
ーダ制御装置26は、直ちにリターダ装置13の制動力
を立ち上げて疑似的な変速ショックを発生させる。ま
た、車速が低下して自動変速機12でシフトダウン変速
が開始される直前にリターダ装置13の作動を解除し
て、シフトダウン変速に伴って過剰な減速ショックが発
生するのを避ける。シフトダウン変速が直後に開始され
るか否かにかかわらず、運転者がマニュアルセレクトダ
ウンの操作ごとに一定の減速の手応えを確保できる。
Description
した自動車に補助ブレーキシステムとして設けたリター
ダ装置を制御して、自動車の操作状態や走行状態に応じ
たレベルの制動力を出力させるリターダ制御装置に関す
る。
ーキペダルの踏み込み量に応じた圧力で車輪の回転を摩
擦拘束する。エンジンブレーキは、エンジンの圧縮抵抗
を利用して車輪側からエンジンに伝達される駆動力を相
殺する。リターダ装置は、これらのブレーキに追加して
自動車に搭載される補助ブレーキ装置である。リターダ
装置は、エンジンブレーキによる制動力を余り期待でき
ない排気タービン搭載車や、搭載物を含めた車両総重量
が大きく、高速道路の使用頻度も高いバスやトラック等
の大型車両に搭載され、エンジンブレーキを補ってサー
ビスブレーキの使用頻度と負担を軽減する。
を用いて電磁気的な制動力を発生させる渦電流式と、オ
イルポンプを用いてオイルを循環させ、オイルの流路抵
抗から制動力を発生させる流体型とが既に実用化されて
いる。リターダ装置は、制動力のレベルや時間的変化を
細かく設定して再現性高く出力可能である。また、特開
平2−258462号公報には、エンジンの排気経路に
取り付けられる排気ブレーキの開度を自動調整可能に構
成して、排気ブレーキをリターダ装置として使用してい
る。
許可スイッチが運転者によってONされた状態で、アク
セルペダルの解放を検知して、擬似的なエンジンブレー
キ効果に相当する所定レベルの制動力を出力させる。ま
た、自動変速機を搭載した自動車では、エンジンブレー
キが必要な状況で運転者が1速レンジや2速レンジの変
速モードを設定すると、アクセルペダルの解放を検知し
てリターダ装置から所定レベルの制動力を出力させてエ
ンジンブレーキ効果を補強している。
による変速モードの切り替え操作からかなり遅れて自動
変速機のシフトダウン変速が開始される場合がある。特
開昭56−141446号公報には、シフトダウン変速
に関する自動変速機の制御が示される。ここでは、運転
者が1速レンジや2速レンジの変速モードを設定して
も、直ちにはシフトダウン変速を実行せず、車速が十分
に低下するのを待ってシフトダウン変速を開始させる。
これにより、高い車速で2速や1速の変速段にシフトダ
ウン変速が実行されて、エンジンの回転数が過剰に高ま
る事態が避けられる。しかし、この場合、運転者がシフ
トダウン変速による減速を望んで変速モードを切り替え
ても惰性走行が継続され、車速が一定のしきい値(変速
防止線)を割り込まない限りいつまでもシフトダウン変
速が開始されない。
の4速において3速防止線を上回る車速での走行中、運
転者がオーバードライブスイッチをOFFすると、直ち
には3速へのシフトダウン変速が実行されず、運転者に
よるアクセルペダルの踏み込み量の減少や上り坂に差し
掛かる等によって車速が低下して3速防止線を割り込ん
だ時点で3速へのシフトダウン変速が開始される。この
とき、オーバードライブスイッチをOFFして数秒間以
上も時間が経過していると、運転者は、3速へのシフト
ダウン変速に伴って車体に作用する突然の変速ショック
を不愉快に感じる。変速ショックがシフトダウン変速に
起因していることを理解しにくいからである。
る車速で走行している状態で運転者がセレクトレバーを
操作して2速レンジにマニュアルセレクトダウンした場
合も同様である。直ちには2速へのシフトダウン変速が
実行されず、擬似的なエンジンブレーキ効果を発生する
リターダ装置の作動や、運転者によるアクセルペダルの
踏み込み量の減少等によって車速が低下して2速防止線
を割り込んだ時点で2速へのシフトダウン変速が開始さ
れる。
行してしばらく時間が経過していると、運転者は、2速
へのシフトダウン変速に伴って車体に働く突然のショッ
クを不愉快に感じる。マニュアルセレクトダウンの直後
の減速感(エンジンブレーキ等による)からシフトダウ
ン変速が既に完了していると誤解している場合、運転者
は突然のショックが自らのマニュアルセレクトダウンに
起因する変速ショックであるとは想像できず、ショック
の原因をあれこれ考えて運転への集中が妨げられる。
替え操作に応答した減速感を発生させ、運転者が変速シ
ョックを不愉快に感じないで済むリターダ制御装置を提
供することを目的としている。
変速機を搭載する自動車に取り付けたリターダ装置を制
御して、自動車の操作状態や走行状態に応じたレベルの
制動力を出力させるリターダ制御装置において、運転者
によって前記自動変速機にシフトダウン変速を伴う変速
モードが設定されたか否かを識別する変速モード識別手
段と、前記シフトダウン変速を伴う変速モードが設定さ
れた後に、車速が変速防止線を割り込むまで前記自動変
速機におけるシフトダウン変速を待機している状態か否
かを識別する待機状態識別手段と、前記シフトダウン変
速を待機している状態では、所定レベルの制動力を前記
リターダ装置から出力させる出力制御手段とを有するも
のである。
る出力制御手段が、車速が変速防止線に達して前記シフ
トダウン変速が可能となった時点でシフトダウン変速を
実行するとともに前記リターダ装置の制動力を解除する
制動解除手段を含むものである。
る前記制動解除手段が、前記リターダ装置の制動力を解
除してから所定時間経過後に前記自動変速機におけるシ
フトダウン変速を開始させる変速指令手段を含むもので
ある。
ンジへのマニュアルシフトダウンやオーバードライブ解
除と言ったシフトダウン変速を伴う変速モードが運転者
によって設定されても、車速が変速防止線を越えている
ために、自動変速機における実際のシフトダウン変速が
待機状態とされる場合に、リターダ装置から制動力を出
力させて、擬似的なシフトダウン変速の変速ショックを
発生させる。これにより、変速モードの設定後は速やか
に車速が低下していく。リターダ装置の制動力が車体に
及ぼす減速ショックは、あたかも変速モードの切り替え
の直後にシフトダウン変速が実行されたかのような仮想
現実感を運転者に与える。
変速防止線に達すると、実際のシフトダウン変速が開始
され、これに対応させてリターダ装置の制動力を解除す
る。従って、シフトダウン変速に伴う制動力がリターダ
装置の制動力に加算されて車体に過剰な減速が働くこと
が防止される。
速機におけるシフトダウン変速の開始時期を所定時間だ
け遅らせる。車速が変速防止線に達してリターダ装置の
制動力を解除した後に、所定時間の経過を待って自動変
速機におけるシフトダウン変速の開始可能を指令する。
リターダ装置の制動力が完全に消失した状態でシフトダ
ウン変速を開始させることにより、シフトダウン変速に
伴う変速ショックを運転者の注意を引かないレベルにす
る。
を説明する。図1はリターダ装置の制御システムの構成
の説明図、図2は第1実施例の制御の説明図、図3は第
1実施例の制御のフローチャートである。図2中、
(a)はOD許可状態でのDレンジの変速マップ、
(b)はOD禁止状態でのDレンジの変速マップであ
る。
置13は、自動変速機12の出力側に配置され、リター
ダ制御装置26から供給される電流レベルに応じた制動
力をプロペラ軸16に出力する。エンジン11の出力
は、自動変速機12で変速された後に、プロペラ軸16
からディファレンシャル機構14を介して後輪15に伝
達される。エンジン11の出力は、運転者によるアクセ
ルペダル17の踏み込みに応じて変化する。アクセルペ
ダル17は、スロットルバルブ18におけるスロットル
開度TVOを変化させる。自動変速機12の変速モード
は、運転者がODキャンセルスイッチ27をON/OF
Fし、また、セレクトレバー19をスライド操作して設
定する。設定可能な変速モードは、ODキャンセルスイ
ッチ27のOFFに対応してオーバードライブ変速段の
OD4速までを使用するDレンジ、ODキャンセルスイ
ッチ27のONに対応して直結の3速までを使用するD
レンジ、エンジンブレーキを積極的に使用する2速レン
ジと1速レンジ、中立のNレンジとPレンジ、および後
退のRレンジの7種類がある。Dレンジでは、1速、2
速の変速段でもエンジンブレーキを効かせない。
センサ23は、運転者がアクセルペダル17を踏み込ん
で加減するスロットル開度TVOに応じたアナログ電圧
信号を出力する。自動変速機12に設けた車速センサ2
2は、車速(プロペラ軸16の回転速度)に応じた周波
数の電圧信号を出力する。自動変速機12に設けたイン
ヒビタスイッチ21は、自動変速機12に設定された変
速モードに対応するコード信号を出力する。
図2に示されるような複数の変速マップの中から、OD
キャンセルスイッチ27およびインヒビタスイッチ21
の設定状態に応じた1つを選択する。そして、スロット
ルセンサ23の出力から求めた刻々のスロットル開度T
VOと車速センサ22の出力から求めた刻々の車速VS
Pに基づいて、設定された変速モードに対応した変速マ
ップに従って変速時期を定め、自動変速機12を油圧制
御する電磁弁24を作動させて、自動変速機12におけ
るシフトアップ変速、シフトダウン変速を実行させる。
そして、運転者がODキャンセルスイッチ27をONし
てOD禁止状態に切り替えた際に、3速へのシフトダウ
ン変速を実行するには車速VSPが高すぎる場合、シフ
トダウン変速を待機させて、後述する3速防止線まで車
速VSPが低下するのを待ってシフトダウン変速を開始
させる。
トロールユニット25から、刻々のODキャンセルスイ
ッチ27およびセレクトレバー19の設定状態と、自動
変速機12に対してシフトダウン変速の開始が指令され
たか否かを読み取る。そして、3速へのシフトダウン変
速が待機される上述の場合には、ODキャンセルスイッ
チ27がONされた直後から実際にシフトダウン変速が
開始されるまでの間リターダ装置13を作動させて擬似
的な変速ショックを発生させる。
レンジでは、スロットル開度TVOと車速VSPに基づ
いてオーバードライブ変速段のOD4速まで4段階の変
速が実行される。この変速モードは、高速道路等、長時
間に渡って慣性的な高速走行が可能な状況で運転者によ
って設定され、エンジン11の回転数を低下させて燃費
の良い走行を実現する。図2の(b)に示されるOD禁
止状態のDレンジでは、スロットル開度TVOと車速V
SPに基づいて変速比1の3速まで3段階の変速が実行
される。なお、図中の破線TIは、スロットル開度TV
Oのしきい値である。スロットル開度TVOが破線TI
を割り込むと、自動変速機コントロールユニット25は
エンジン11がアイドル状態であると判断する。
低速の先行車両を認める等してアクセルペダル17の踏
み込みを緩めた状態Aで、運転者がODキャンセルスイ
ッチ27をON操作して、自動変速機12の変速モード
をOD許可状態からOD禁止状態へと変速モードを切り
替えたとする。ところが、図2の(b)に示されるよう
に、この変速モードでは、エンジン11の過剰回転を避
けるために変速マップ上に3速防止線を設けており、4
速から3速へのシフトダウン変速は、車速VSPが3速
防止線まで下がるのを待って実行される。従って、運転
者が時刻AでODキャンセルスイッチ27をON操作し
ても、車速VSPが3速防止線まで下がった状態Bま
で、4速から3速へのシフトダウン変速は実行されな
い。
がODキャンセルスイッチ27をON操作した直後にリ
ターダ装置13の制動力を立ち上げて、あたかもODキ
ャンセルスイッチ27をON操作した直後にシフトダウ
ン変速がなされたかのような減速ショックを発生させ
る。リターダ装置13の制動力は、速やかに状態Bまで
車速VSPを低下させて、ODキャンセルスイッチ27
のON操作から実際のシフトダウン変速までの時間を短
縮する。そして、リターダ装置13の制動力を立ち上げ
たままの状態で実際のシフトダウン変速が開始される
と、リターダ装置13の制動力に変速ショックが加算さ
れて車体に過剰な減速が起こるため、車速VSPが3速
防止線まで下がった状態Bでリターダ装置13の作動を
解除している。
は、図3に示されるフローチャートの制御手順を実行す
る。ステップ111では、前回のフローにおける変速モ
ードと今回のフローにおける変速モードを比較して、O
Dキャンセルスイッチ27のON/OFFが切り替わっ
たか否かを識別する。切り替わった場合はステップ11
2で、ODキャンセルスイッチ27のONに対応するO
D禁止状態かOFFに対応するOD許可状態かを識別す
る。OD禁止状態の場合は、ステップ114で自動変速
機12に変速の開始が指令されたか否かを識別する。3
速防止線を越える車速VSPで運転者がOD許可状態か
らOD禁止状態へと変速モードを切り替えた場合、シフ
トダウン変速が待機されるから、ステップ111、11
2からステップ114を経てステップ118、119へ
進む。ステップ118ではリターダ装置13から所定レ
ベルの制動力が出力され、ステップ119ではフラグF
に1が設定される。
ければ、ステップ113を経由してステップ114に戻
るフローが繰り返され、ステップ114で変速開始が検
知されるまでリターダ装置13は作動し続ける。ステッ
プ114で変速開始が検知されると、ステップ115で
リターダ装置13が作動中か否かが識別され、リターダ
装置13が作動中であればステップ116、117へ進
む。ステップ116では、リターダ装置13が出力する
制動力のレベルが0に戻され、ステップ117では、フ
ラグFが0にリセットされる。ステップ111で変速モ
ードの変化が検知され、ステップ112でセレクトアッ
プが識別された場合も同様にしてリターダ装置13の作
動を解除する。ステップ113でフラグFが0と識別さ
れた場合や、ステップ115でリターダ装置13が非作
動と識別された場合には、それ以降の部分のフローがバ
イパスされる。
からOD禁止状態へと変速モードを切り替えた直後にリ
ターダ装置から所定レベルの制動力が出力されるから、
運転者がブレーキペダルの踏み込みを行わなくても、車
速VSPが速やかに3速防止線まで低下して、あまり時
間を置かないで3速へのシフトダウン変速が実行され
る。また、シフトダウン変速の開始に対応させてリター
ダ装置13の作動を解除しているから、リターダ装置1
3の制動力とシフトダウン変速に伴う変速ショックが連
続的なものとなり、変速ショックが突然に立ち上がる場
合のように運転者が不愉快を感じることが無くなる。セ
レクトアップの切り替えがなされた場合にもリターダ装
置13の制動力が解除されて、直ちに加速状態へ移行で
きる。
速モード識別手段、ステップ114が発明の待機状態識
別手段、ステップ118が発明の出力制御手段、ステッ
プ115、116が発明の制動解除手段にそれぞれ相当
する。
る。図4は第2実施例の制御の説明図、図5は第2実施
例の制御のフローチャートである。図4中、(a)はO
D許可状態でのDレンジの変速マップ、(b)はOD禁
止状態でのDレンジの変速マップ、(c)は2速レンジ
の変速マップである。第2実施例は、図1に示されるリ
ターダ制御装置26における制御内容を第1実施例とは
少し異ならせたものである。第2実施例におけるリター
ダ制御装置26は、第1実施例のように自動変速機コン
トロールユニット25から一方的に情報を受け取るだけ
でなく、刻々のセレクトレバー19の設定状態と車速V
SPを読み取って自らシフトダウン変速の開始時期を決
定して、自動変速機コントロールユニット25にシフト
ダウン変速の開始時期を指令する。
トレバー19をDレンジから2速レンジへ切り替えた際
に車速VSPが高すぎて2速へのシフトダウン変速が待
機される場合についても、レンジ切り替え直後から実際
にシフトダウン変速が開始されるまでの待機期間に、リ
ターダ装置13から所定レベルの制動力を出力させる。
そして、車速VSPが2速防止線まで低下してシフトダ
ウン変速が可能になったらリターダ装置13の作動を解
除するが、リターダ装置13の作動解除後に設定時間T
sが経過するまで、自動変速機コントロールユニット2
5を通じて自動変速機12におけるシフトダウン変速を
待機させる。
レンジでは、オーバードライブ変速段の4速まで4段階
の変速が実行される。図4の(b)に示されるOD禁止
状態のDレンジでは、変速比1の3速まで3段階の変速
が実行される。ただし、減速過程では、3速防止線を割
り込むまで車速VSPが低下するのを待って3速へのシ
フトダウン変速が実行される。図4の(c)に示される
2速レンジでは、1速と2速を用いた2段階の変速が実
行される。ただし、減速過程では、2速防止線を割り込
むまで車速VSPが低下するのを待って2速へのシフト
ダウン変速が実行される。
4速でアクセルペダル17の踏み込みを緩めた状態A
で、運転者がODキャンセルスイッチ27をONして自
動変速機12の変速モードをOD許可状態のDレンジか
らOD禁止状態のDレンジへと切り替えた場合、リター
ダ制御装置26は、切り替え直後からリターダ装置13
を作動させて擬似的な変速ショックを発生させ、3速防
止線まで車速VSPが低下した状態Bでリターダ装置1
3の作動を解除する。そして、解除後に設定時間Tsが
経過した状態Cで、自動変速機コントロールユニット2
5に自動変速機12の3速へのシフトダウン変速の開始
を指令する。
ンジの3速でアクセルペダル17の踏み込みを緩めた状
態Dで、運転者がセレクトレバー19を操作して自動変
速機12の変速モードをDレンジから2速レンジへと切
り替えた場合、切り替え直後からリターダ装置13を作
動させて、運転者にはっきりと感知される擬似的な変速
ショックを発生させる。そして、2速防止線まで車速V
SPが低下した状態Eでリターダ装置13の作動を解除
し、解除後に設定時間Tsが経過した状態Fで自動変速
機コントロールユニット25に対して、自動変速機12
における2速へのシフトダウン変速の開始を指令する。
は、図3に示されるフローチャートにおける破線枠11
0の内側のフローを図5に示されるフローに置き換えた
制御手順を実行する。破線枠110の外側の部分のフロ
ーについては、図3に示すステップ111ではODキャ
ンセルスイッチ27の操作の有無に加えてセレクトレバ
ー19の操作の有無を判断し、ステップ112ではOD
禁止状態に加えてセレクトダウンか否かも判断するよう
に変更するが、これ以外は第1実施例と同様であるから
説明を省略する。図5に示されるフローでは、刻々の車
速VSPに基づいてリターダ装置13の作動を解除する
時期が決定され、作動解除から設定時間Tsが経過した
段階でシフトダウン変速の開始を指令(許可)する。
クトダウンまたはF=1の場合についてフラグGが0か
否かを識別する。フラグG=1は、後述するステップ1
37でのリターダ装置13の作動解除後にシフトダウン
変速を待機させている状態に相当する。ステップ132
では4速か否かが識別され、4速であればステップ13
3で車速VSPが3速防止線を割り込んだか否かが識別
される。ステップ134では3速か否かが識別され、3
速であればステップ135で車速VSPが2速防止線を
割り込んだか否かが識別される。
割り込んでいる場合と3速で車速VSPが2速防止線を
割り込んでいる場合には、ステップ136でリターダ装
置13が作動中か否かが識別される。ステップ136で
は、図3に示されるステップ112でセレクトアップと
識別された経路SUについても、リターダ装置13が作
動中か否かが識別される。リターダ装置13が作動中で
あれば、ステップ137、138へ進んでリターダ装置
13の作動を解除し、タイマTをリセットし、フラグG
を1にする。フラグGが1となると、ステップ139で
設定時間Tsの経過が判断されるまで、ステップ132
〜138をバイパスして、ステップ142でタイマTの
カウントを増加させるタイマー機能のフローが繰り返さ
れる。ステップ139で設定時間Tsの経過が判断され
ると、ステップ140、141へ進んで該当するシフト
ダウン変速を開始させ、フラグGをリセットする。ステ
ップ136でリターダ装置13が非作動の場合、ステッ
プ140へ直接に進んで直ちに該当するシフトダウン変
速を開始させる。
3速でもないと判断された場合にはステップ136〜1
42の処理がバイパスされる。ステップ133で車速V
SPが3速防止線を越えていると判断された場合とステ
ップ135で車速VSPが2速防止線を越えていると判
断された場合には、経路RSを通じて図3に示されるス
テップ118、119へ進み、リターダ装置13の作動
が継続される。
をOD禁止状態としたり、Dレンジを2速レンジに切り
替えた場合にリターダ装置から所定レベルの制動力が出
力されるから、運転者がブレーキペダルの踏み込みを行
わなくても車速VSPが速やかに3速防止線や2速防止
線まで低下して、あまり時間を置かないで3速や2速へ
のシフトダウン変速が実行される。また、設定時間Ts
の経過を待ってリターダ装置13の制動力が完全に解除
された後にシフトダウン変速を開始させているから、リ
ターダ装置13の制動力にシフトダウン変速に伴う変速
ショックが一部でも重複して大きな減速ショックが車体
に発生する心配が無い。自動変速機12では、リターダ
装置13の制動力と無関係な通常の場合と同様にシフト
ダウン変速を実行すればよいから、通常と異なる特別な
過渡油圧制御やタイミング調整を適用しなくてよい。
変速モード識別手段、ステップ132、133およびス
テップ134、135が発明の待機状態識別手段、ステ
ップ118が発明の出力制御手段、ステップ136、1
37が発明の制動解除手段、ステップ139、140が
発明の変速指令手段にそれぞれ相当する。
におけるシフトダウン変速の待機状態でのみリターダ装
置を作動させているが、従来の擬似的なエンジンブレー
キ効果を発揮させる制御と組み合わせてもよい。例え
ば、車室内の許可スイッチがONされて2速レンジや1
速レンジにセレクトレバー19が設定された状態で、運
転者がアクセルペダル17の踏み込みを解放した場合に
リターダ装置13を作動させて擬似的なエンジンブレー
キ効果に相当する制動力を出力させる。この状態で運転
者がシフトダウン変速を伴う変速モードの切り替えを実
行した場合、リターダ制御装置26は、リターダ装置1
3から出力される制動力のレベルを一段と高め、通常の
擬似的なエンジンブレーキ効果から区別できる擬似的な
変速ショックを発生させる。
速の待機状態でリターダ装置13を作動させ、シフトダ
ウン変速の開始前にリターダ装置13を解除するように
したが、リターダ装置13を作動させたままシフトダウ
ン変速させ、その後、運転者による変速モードの復帰操
作がなされた時点でリターダ装置13を解除させるよう
に制御してもよい。この場合は、シフトダウン変速前の
リターダ装置13の解除時に一旦制動力が低下する感じ
を運転者に与えないように、リターダ装置13の解除タ
イミングや制動力をきめ細かく制御する必要が無いた
め、制御が簡単になる。
ても、シフトダウン変速する車速を通常よりも低車速側
に移動させて、リターダ装置13の制動力のみで低車速
になるまで保持し、変速ショックの小さい低車速側でシ
フトダウンさせてもよい。また、運転者による変速モー
ドの復帰動作がなされるまでシフトダウン変速を禁止
し、変速防止線よりも低車速側で変速モードの切り替え
がなされた時だけシフトダウン変速を許可する制御とし
てもよい。また、以上の実施例では渦電流式のリターダ
装置13を用いたが、流体式のリターダや排気ブレーキ
を使用して同様な状況下で制動力を発揮させてもよい。
止線を越えているためにシフトダウン変速を待機してい
る状態では、変速モードの切り替え直後からリターダ装
置に制動力を出力させて車体を減速させるから、車速が
速やかに低下する。変速モードの切り替え直後に立ち上
がる疑似的な変速ショックは、車速が変速防止線を割り
込んだ状態で変速モードを切り替えた場合と同様な減速
感を運転者に与えるから、運転者は、シフトダウン変速
を伴う変速モードの設定ごとに一定した手応えを確保で
き、安定した自然な減速を実行できる。
速に伴う変速ショックがリターダ装置の制動力による減
速を経た後に発生するから、惰性走行中に予期しない変
速ショックが突然に襲う場合に比較して運転者の当惑度
と不快感が低い。また、シフトダウン変速の開始に対応
させてリターダ装置の作動を解除するから、リターダ装
置の制動力にシフトダウン変速に伴う変速ショックが重
なって車体に過剰な減速ショックが発生する心配が無
い。
制動力が完全に切れた状態でシフトダウン変速を開始す
るから、自動変速機は、リターダ装置の制動力が作用し
ない通常の場合と同様な条件下でシフトダウン変速を実
行できる。従って、自動変速機に特別なチューニング、
例えば過渡油圧制御等を設定しなくても、通常どおりの
変速を再現できる。
ある。
Claims (3)
- 【請求項1】 自動変速機を搭載する自動車に取り付け
たリターダ装置を制御して、自動車の操作状態や走行状
態に応じたレベルの制動力を出力させるリターダ制御装
置において、 運転者によって前記自動変速機にシフトダウン変速を伴
う変速モードが設定されたか否かを識別する変速モード
識別手段と、 前記シフトダウン変速を伴う変速モードが設定された後
に、車速が変速防止線を割り込むまで前記自動変速機に
おけるシフトダウン変速を待機している状態か否かを識
別する待機状態識別手段と、 前記シフトダウン変速を待機している状態で所定レベル
の制動力を前記リターダ装置から出力させる出力制御手
段とを有することを特徴とするリターダ制御装置。 - 【請求項2】 前記出力制御手段は、車速が変速防止線
に達して前記シフトダウン変速が可能となった時点でシ
フトダウン変速を実行するとともに前記リターダ装置の
制動力を解除する制動解除手段を含むことを特徴とする
請求項1記載のリターダ制御装置。 - 【請求項3】 前記制動解除手段は、前記リターダ装置
の制動力を解除してから所定時間経過後に前記自動変速
機におけるシフトダウン変速を開始させる変速指令手段
を含むことを特徴とする請求項2記載のリターダ制御装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28924195A JP3462641B2 (ja) | 1995-10-11 | 1995-10-11 | リターダ制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28924195A JP3462641B2 (ja) | 1995-10-11 | 1995-10-11 | リターダ制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09107698A true JPH09107698A (ja) | 1997-04-22 |
| JP3462641B2 JP3462641B2 (ja) | 2003-11-05 |
Family
ID=17740613
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28924195A Expired - Fee Related JP3462641B2 (ja) | 1995-10-11 | 1995-10-11 | リターダ制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3462641B2 (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000242888A (ja) * | 1999-02-24 | 2000-09-08 | Equos Research Co Ltd | 車両制御装置及びそのプログラムを記録した記録媒体 |
| US6640180B2 (en) * | 2001-04-23 | 2003-10-28 | Unisia Jecs Corporation | Antiskid brake control system |
| JP2010030457A (ja) * | 2008-07-29 | 2010-02-12 | Mazda Motor Corp | エンジン制御方法及びエンジン制御装置 |
| US7736267B2 (en) | 2004-11-09 | 2010-06-15 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Motor vehicle and control method of motor vehicle |
| CN103429473A (zh) * | 2011-12-09 | 2013-12-04 | 沃依特专利有限责任公司 | 具有液力减速器的传动系及其控制方法 |
-
1995
- 1995-10-11 JP JP28924195A patent/JP3462641B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000242888A (ja) * | 1999-02-24 | 2000-09-08 | Equos Research Co Ltd | 車両制御装置及びそのプログラムを記録した記録媒体 |
| US6640180B2 (en) * | 2001-04-23 | 2003-10-28 | Unisia Jecs Corporation | Antiskid brake control system |
| US7736267B2 (en) | 2004-11-09 | 2010-06-15 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Motor vehicle and control method of motor vehicle |
| JP2010030457A (ja) * | 2008-07-29 | 2010-02-12 | Mazda Motor Corp | エンジン制御方法及びエンジン制御装置 |
| CN103429473A (zh) * | 2011-12-09 | 2013-12-04 | 沃依特专利有限责任公司 | 具有液力减速器的传动系及其控制方法 |
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3462641B2 (ja) | 2003-11-05 |
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