JPH0910805A - 条材の製造方法 - Google Patents

条材の製造方法

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JPH0910805A
JPH0910805A JP7166618A JP16661895A JPH0910805A JP H0910805 A JPH0910805 A JP H0910805A JP 7166618 A JP7166618 A JP 7166618A JP 16661895 A JP16661895 A JP 16661895A JP H0910805 A JPH0910805 A JP H0910805A
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strip
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JP7166618A
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Kazuo Kobayashi
一夫 小林
Takafumi Murakami
隆文 村上
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、条材を構成する条材形成材相互の溶
接接合部および条材形成材とリーダとの溶接接合部を金
属材料の種類にかかわらず自動的に、しかも正確に検出
することができる条材の製造方法を提供することを目的
とする。 【構成】複数の条材形成材2を並べて夫々を相互に溶接
により接合して条材1を作製するとともに、この条材に
金属板からなるリーダ4を溶接により接合し、条材を加
工・処理装置13に通して加工・処理を行う方法におい
て、条材を加工・処理装置に通す前に、条材における各
溶接接合部3、5の近傍にこの溶接接合部を示す透孔
6、7を条材の両側面を貫通して形成し、条材を加工・
処理装置に通すに際して、加工・処理装置に対して条材
移動方向上流側の位置で、センサ21により条材の各溶
接接合部および条材とリーダとの溶接接合部に形成され
た孔部を検出することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は条材の製造方法の製造方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】鋼、銅、あるいはアルミニウムなどから
なる条材を製造する方法では、素材である条材に対して
圧延加工、熱処理、表面処理などを行っており、さらに
必要に応じて最後に条材にスリット加工を施して細長い
条材に形成している。そして、このような条材の製造を
行う場合には、素材である条材をコイル状に巻き取って
取扱っている。
【0003】このため、条材の加工・処理に際しては、
条材のコイルをアンコイラで支持してコイルから条材を
繰出し、繰り出した条材を所定の加工または処理を行う
加工・処理装置に通して処理を行った後、条材をリコイ
ラでコイル状に巻取っている。すなわち、加工・処理の
開始する前に、作業者が条材の先端部を加工・処理装置
に通し、装置を通過した条材の先端をリコイラに巻き付
け、リコイラの巻き取り方向への回転により条材を巻き
取って条材を移動するようにしている。
【0004】しかし、作業者が手作業で条材を加工・処
理装置に通す作業は大変面倒で手数を要するものであ
る。また、装置を通過した条材の先端をリコイラに巻き
付けた部分は加工・処理装置による加工・処理が施され
ず製品として供することができない。
【0005】このため、従来から条材の例えば後端に条
材形成材からなるリーダを溶接により接合して、条材を
加工・処理するに際して、条材が加工・処理装置を通過
して加工・処理を終了した時点でリーダを加工・処理装
置の内部に残した状態とし、加工・処理装置の入口から
突出しているリーダの後端に、次に加工・処理する後続
の条材の先端を溶接により接合して、前記加工終了済み
の条材を巻き取り方向に移動してリーダを移動すること
により、リーダが先導的な役割を果たして後続する条材
を加工・処理装置の内部に引き込んで加工・処理するこ
とが行われている。リーダは加工・処理装置の長さより
長い長さを有している。
【0006】これにより後続する条材の先端部が加工・
処理装置で加工・処理することが可能となり、製品に供
し得ない無駄な部分がなくなる。
【0007】また、条材を製造する上で、作業加工の効
率を高めるために、アンコイラおよびリコイラの能力の
上限まで可能な限り長尺にすることが好ましい。そこ
で、この効率向上を目的とした長尺のために、金属から
なる複数の単位条材を並べて夫々を相互に溶接により接
合して圧延加工を行うことにより、長尺の条材を製造す
る方法がある。
【0008】なお、これらの溶接接合部には主としてア
ーク溶接が採用されている。このアーク溶接では、例え
ばTIG溶接やプラズマ溶接の場合、条材により適宜な
溶加材が用いられる。
【0009】ところで、前述の場合には条材の加工・処
理に際して、加工・処理が終了してリーダが加工・処理
装置の内部に残った状態で条材の移動を停止するため
に、条材とリーダとの溶接接合部が加工・処理装置の手
前に達した時点で、この溶接接合部を検出する必要があ
る。そして、溶接接合部を検出して、リーダの長さおよ
び移動速度を考慮した時間経過後に、リコイラおよびア
ンコイラの回転を停止して条材の移動を停止することが
必要である。そこで、加工・処理装置の入口から突出す
るリーダの後端に後続する条材の先端を溶接により接合
している。
【0010】条材における各条材形成材の溶接接合部
は、溶加材と形成材が溶け込まない、異なった合金組成
となっているために、製品としては不要なものであり。
また条材の条材形成材とリーダとの溶接接合部も同様な
理由により製品としては不要なものである。
【0011】このため、例えば条材を最終加工としてに
スリッタ装置によりスリット加工して多数の細長い条材
の製品に切断形成する場合には、条材における各条材形
成材の溶接接合部を切断して各条材形成材を切り離し、
また金属板とリーダとの溶接接合部を切断して両者を切
り離して、条材形成材単体毎にスリット加工を行ってい
る。
【0012】このように条材を最終製品とする条材の金
属板とリーダとの溶接接合部加工を行う場合には、その
条材における各条材形成材の溶接接合部および条材の条
材形成材とリーダとの溶接接合部が加工装置の手前に達
した時点で、この溶接接合部を検出してリコイラの回転
を停止して条材の移動を停止して、溶接接合部を切断す
る必要がある。
【0013】従って、従来、このような条材における各
溶接接合部が加工・処理装置の手前に達した時点で溶接
接合部の存在を検出するためには、作業者が加工・処理
における条材の流れを監視して溶接接合部を目視により
検出している。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来の方法には次に述べる問題がある。
【0015】条材における溶接接合部を作業者の目視に
より検出する方法は、条材を加工・処理する際に作業者
が常時条材の移動を監視する必要があるので人件費が嵩
み、また条材の圧延が重なると溶接接合部が圧延されて
条材形成材と見分け難くなり、作業者が溶接接合部を見
落とすこともある。
【0016】そこで、加工・処理装置に対して条材の移
動方向上流側の箇所に溶接センサと呼ばれるセンサを設
けて条材における溶接接合部を検出する方法が採用され
ている。この溶接センサは例えば溶接接合部に磁界を作
用させて、溶接接合部に生じる渦電流を計測して溶接接
合部の存在を検出するものである。
【0017】しかし、この方式の溶接センサはその方式
の関係上条材形成材が鉄系合金である場合には適用でき
るが、それ以外の金属からなる条材形成材を用いた条材
における溶接接合部を検出することができない。
【0018】一般に条材は鉄系合金からなるものが多い
が、その他にも銅系合金やクラッッド材を用いたものな
どが種々存在する。そして、このように金属材料が異な
る多種類の条材を製造する場合には、上記専用の溶接セ
ンサでは対応できない。
【0019】本発明は前記事情に基づいてなされたもの
で、条材を加工・処理するに際して、条材を構成する条
材形成材相互の溶接接合部および金属板とリーダとの溶
接接合部を金属材料の種類にかかわらず自動的に、しか
も正確に検出することができる条材の製造方法を提供す
ることを目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明の条材の
製造方法は、複数の条材形成材を並べて夫々を相互に溶
接により接合して条材を作製するとともに、この条材の
少なくとも一端に金属板からなるリーダを溶接により接
合し、この条材を加工・処理装置に通して、前記条材に
所定の加工・処理を行う方法において、前記条材を前記
加工・処理装置に通す前に、予め前記条材における各溶
接接合部の近傍に前記条材の両側面を貫通する透孔を形
成し、前記条材を前記加工・処理装置に通すに際して、
前記加工・処理装置に対して条材移動方向上流側の位置
で、センサにより前記条材の各溶接接合部に形成された
前記孔部を検出することを特徴とする。
【0021】請求項2の発明の条材の製造方法は、前記
条材における前記各条材形成材の溶接接合部に形成する
透孔の前記条材の幅方向にかかわる位置と、前記製品部
と前記各リーダとの溶接接合部に形成する透孔の前記条
材の幅方向にかかわる位置とが異なっていること特徴と
する。
【0022】
【作用】請求項1の発明の条材の製造方法では、まず条
材を前記加工・処理装置に通す前に、予め前記条材にお
ける各条材形成材の溶接接合部の近傍および条材形成材
とリーダとの溶接接合部の近傍に条材の両側面を貫通す
る透孔を形成する。この透孔は近傍に溶接接合部が存在
することを示すものである。
【0023】次いで、条材を加工・処理装置に通して、
前記条材に所定の加工・処理を行う。そして、条材の移
動に伴い溶接接合部が加工・処理装置の手前に達する
と、センサが、条材に形成した透孔を検出する。
【0024】センサとしては、例えば光学的ラインセン
サが用いられる。このセンサは条材の一側面側には発光
部が設けられ、他側面側には受光部が夫々設けられる。
常時はセンサの発光部から発せられた光が条材の板面に
遮られて受光部に達しない。条材の透孔がセンサを通過
すると、発光部から発せられた光の一部が透孔を通過し
て受光部に達する。これによりセンサは透孔の存在を検
出する。このセンサの検出信号は条材の移動を停止する
ために使用する。
【0025】そして、この方法を、「条材の加工・処理
に際して、加工・処理が終了してリーダが加工・処理装
置の内部に残った状態で条材の移動を停止するために、
条材とリーダとの溶接接合部が加工・処理装置の手前に
達した時点で、この溶接接合部を検出する必要がある場
合」、および「条材を加工装置で加工することを目的と
して条材とリーダとの溶接接合部を切断するために、そ
の条材における各条材形成材の溶接接合部および条材形
成材とリーダとの溶接接合部が加工装置の手前に達した
時点で、この溶接接合部を検出する必要がある場合」に
適用すると、人手によらにずに自動的に条材の溶接接合
部を検出することができる。
【0026】このため、従来のように溶接接合部検出用
の人員が不要になる。また、条材の金属材料の種類にか
かわらず溶接接合部の検出を行うことができ、多種類の
条材の製造に対応することができる。
【0027】請求項2の発明の条材の製造方法では、条
材における各条材形成材の溶接接合部に形成する透孔の
前記条材の幅方向にかかわる位置と、条材形成材とリー
ダとの溶接接合部に形成する透孔の前記条材の幅方向に
かかわる位置とが異なっているために、各条材形成材の
溶接接合部と条材形成材とリーダとの溶接接合部とを明
確に判別することができる。このため、各条材形成材の
溶接接合部の検出を必要とする場合と条材形成材とリー
ダとの溶接接合部の検出を必要とする場合に夫々的確に
適用することができる。
【0028】
【実施例】本発明の実施例について図1ないし図3を参
照して説明する。
【0029】本発明の条材の製造方法を実施するに際し
ては、まず図1に示すように条材形状をなす複数の条材
形成材2を直接に並べ、各条材形成材2の長さ方向端部
を突合せて、これら突合せた各条材形成材2の端部を夫
々を溶接により接合して長尺の条材1を作製する。図1
において3は条材形成材2の各長さ方向を溶接により接
合してなる溶接接合部である。
【0030】条材1を形成する条材形成材2は、条材1
の種類に応じて、鉄系合金からなるもの、銅系合金から
なるもの、クラッド材からなるものなどを用いる。クラ
ッド材としては、例えば銅板とアルミニウム板とを積層
したものが挙げられる。条材形成材2の長さおよび幅寸
法、接続する数は、条材1の仕様に基づいて設定され
る。
【0031】各条材形成材2を接合する溶接にはアーク
溶接が挙げられる。アーク溶接は電極棒と母材(条材)
と間に発生するアークの熱を利用して溶接を行うもの
で、経済性や操作性などを考慮すると条材の接合には適
している。他にスポット溶接などが挙げられる。
【0032】次いで、図1に示すように作成した条材1
の少なくとも一端、例えば加工・処理を行う時に移動方
向の後端になる部分に金属板からなるリーダ4を溶接に
より接合する。リーダ4は、軟鋼、あるいは条材1の条
材形成材2と同じ金属、あるいは同系統の金属で形成さ
れ、通常は条材形成材2と同じ幅寸法を有している。リ
ーダ4の長さは、後述する加工・処理装置の長さより大
きい長さに設定する。
【0033】リーダ4は長さ方向の端部を条材1の端に
位置する条材形成材2の長さ方向端部に突合せて、各条
材形成材2を接合する場合の溶接と同様にアーク溶接、
スポット溶接などの溶接により接合する。5は条材形成
材2とリーダ4との溶接接合部である。
【0034】次に条材1を加工・処理する前に、例えば
前述の溶接接合後に図1に示すように条材における各溶
接接合部3、4の近傍にこの溶接接合部3、4を示す透
孔を条材形成材2の両側面を貫通して形成する。例え
ば、条材1の各条材形成材2の溶接接合部3の近傍(条
材移動方向上流側)における条材形成材幅方向中央の箇
所に透孔6を形成する。この透孔6は各条材形成材2同
士を接合する溶接接合部3の存在を表示するものであ
る。
【0035】また、リーダ4と接合される条材形成材2
における溶接接合部5の近傍(条材移動方向上流側)に
おける条材形成材幅方向の一側縁寄りの箇所に透孔7を
形成する。この透孔7は条材形成材2とリーダ4とを接
合する溶接接合部5の存在を表示するものである。
【0036】ここで、透孔6が条材形成材幅方向中央の
箇所に位置するのに対して、透孔7が条材形成材幅方向
一側寄りの箇所に位置するのは、溶接接合部3と溶接接
合部5との明確な判別を行うためのものである。なお、
各透孔6、7はたとえばドリルにより直径4mmで形成す
る。
【0037】このように作製した条材1を加工・処理装
置に通して所定の加工・処理を行う。一般に条材1に製
品として仕上げる場合には、条材1に対して圧延加工な
どの加工および熱処理などの処理を施す。その後、条材
1を条材製品として仕上げるために条材1の各条材形成
材2とリーダ4とを分断する。そして、一般にこの加工
・処理を実施するに際しては、条材1をコイル状に巻回
して取扱っている。
【0038】図2はこのような加工・処理をモデル化し
て示している。アンコイラ11は加工・処理するコイル
状に巻回した条材1を保持するもので、モータ12によ
り回転駆動される。
【0039】加工・処理装置13は条材1に圧延加工す
る場合には圧延装置であり、熱処理を行う時には熱処理
炉であり、最終工程でスリット加工を行う場合にはスリ
ッタである。リコイラ14は加工・処理した条材1を巻
き取るもので、モータ15により回転駆動される。
【0040】なお、加工・処理装置13に対して条材移
動方向上流側にピンチローラ16を設け、移動時に条材
1をピンチローラ16の間に通して上下方向の揺れを押
えている。
【0041】そして、加工・処理を実施するに際して
は、アンコイラ11に保持した条材1をコイル状部分か
ら引き出し、ピンチローラ16の間に通した後加工・処
理装置13に通して所定の加工・処理を行った後にリコ
イラ14で巻き取る。加工・処理装置13による所定の
加工・処理は、条材の製品を製造するに必要な圧延加
工、熱処理であり、最終工程でスリット加工が必要な場
合はスリット加工である。
【0042】本発明の製造方法では、加工・処理装置1
3に対して条材移動方向上流側の位置、具体的にはピン
チローラ16に対して条材移動方向上流側の位置に条材
1に形成した溶接接合部を表示する透孔6、7を検出す
るセンサ21を設ける。
【0043】このセンサ21には透過形センサとし、な
かでも光が帯状のラインセンサが良い。これは条材1の
移動中の蛇行に伴い孔の位置が幅方向に変位するという
理由によるためである。
【0044】この実施例ではセンサ21としてレーザ式
ラインセンサを用いる。センサ21は、条材の一側面側
には位置に設けられ、条材1に向けてレーザ光Rを発す
る発光部22と、他側面側に設けられ、発光部22から
発せられて条材1の透孔6、7を通過したレーザ光Rを
受け、この受けたレーザ光Rを電気信号7に変換する受
光部23とを有している。
【0045】すなわち、条材1の各条材形成材2とリー
ダ4が発光部22と受光部23との間を通過する際に
は、発光部22から発せられたレーザ光Rが条材1の各
条材形成材2とリーダ4に遮られて受光部23に到達し
ない。この場合には、受光部23に電気信号が発生せ
ず、各透孔6、7の存在を検出しない。
【0046】条材1の各溶接接合部3および条材1とリ
ーダ4との溶接接合部5がリーダ4が発光部22と受光
部23との間を通過する際には、発光部22から発せら
れたレーザ光Rが各透孔6、7を通過してセンサ21の
受光部23に到達する。受光部23はレーザ光Rを受け
て電気信号を発生して、条材1の各溶接接合部3および
条材1とリーダ4との溶接接合部5に形成された各透孔
6、7の存在を検出する。
【0047】これにより条材1の各溶接接合部3および
条材1とリーダ4との溶接接合部5を検出する。
【0048】受光部23は制御回路24に信号を出力す
る。制御回路24は受光部23からの信号を受けてモー
タ駆動回路25、26を指令する。モータ駆動回路25
はモータ12の回転駆動を停止してアンコイラ11の回
転を停止し、モータ駆動回路26はモータ15の回転駆
動を停止してリコイラ14の回転を停止する。これによ
り条材1の移動が停止する。
【0049】このようにセンサ21の検出信号を利用し
て人手によらにずに自動的に条材21の溶接接合部3、
5を検出することができる。
【0050】このため、従来のように溶接接合部検出用
の人員が不要になる。また、条材1の金属材料の種類に
かかわらず溶接接合部の検出を行うことができ、多種類
の条材の製造に対応することができる。
【0051】そして、この本発明の方法を、例えば「条
材1の加工・処理に際して、加工・処理が終了してリー
ダ4が加工・処理装置13の内部に残った状態で条材1
の移動を停止するために、条材1とリーダ4との溶接接
合部5が加工・処理装置13の手前に達した時点で、こ
の溶接接合部5を検出する必要がある場合」に適用す
る。
【0052】この場合には、センサ21が条材1とリー
ダ4との溶接接合部5に存在する透孔7を検出すると、
制御回路27はリーダの長さおよび移動速度を考慮して
リーダ4が加工・処理装置13の内部に残る時間を計算
し、その時間経過後にモータ駆動回路25、26はに対
して停止指令を出す。これによりモータ12、15の駆
動が停止してリーダ4が加工・処理装置13の内部に残
った状態で条材1の移動が停止される。そして、加工・
処理装置13の入口から突出するリーダ4の後端に後続
する条材の先端を溶接により接合する。
【0053】なお、センサ21が条材1における各条材
形成材2の溶接接合部3に存在する透孔6を検出して
も、制御回路27はモータ駆動回路25、26はに対し
て停止指令を出力しない。
【0054】なお、条材1における各条材形成材2の溶
接接合部3に形成する透孔6の条材の幅方向にかかわる
位置と、条材形成材2とリーダ4との溶接接合部5に形
成する透孔7の条材1の幅方向にかかわる位置とが異な
っているために、各条材形成材2の溶接接合部3と条材
形成材2とリーダ4との溶接接合部5とを明確に判別す
ることができる。
【0055】また、「条材1を加工・処理装置13で加
工することを目的として条材1とリーダ4との溶接接合
部5を切断することために、その条材1における各条材
形成材2の溶接接合部3および条材形成材2とリーダ4
との溶接接合部5が加工・処理装置13の手前に達した
時点で、この溶接接合部を検出する必要がある場」合に
適用する。
【0056】例えば、条材1を最終加工としてスリッタ
装置によりスリット加工して多数の細長い条材1の製品
に切断形成する場合には、条材1における各条材形成材
2の溶接接合部3、5を切断して各条材形成材2を切り
離し、また条材形成材2とリーダ4との溶接接合部5を
切断して両者を切り離す、という加工に本発明方法を適
用する。
【0057】この場合には、センサ21を2組使用し、
これらが条材1の各条材形成材2の溶接接合部3に存在
する透孔6と、条材1とリーダ4との溶接接合部5に存
在する透孔7の位置する場所へ設置し、夫々の透孔6、
7を検出すると、制御回路27はモータ駆動回路25、
26に対して停止指令を出す。これによりモータ12、
15の駆動が即時に停止して、条材1の各条材形成材2
の溶接接合部3と、条材1とリーダ4との溶接接合部5
とが加工・処理装置13の入口手前で停止するように条
材1の移動が停止される。
【0058】そして、透孔6の検出後は、溶接接合部3
を切断除去し、次の条材形成材2のスリット加工を自動
にて実行する。透孔7の検出後は、溶接接合部5を切断
除去し、加工・処理装置13の入口から突出するリーダ
4の後端に後続する条材の先端を接合する。
【0059】このように本発明方法を条材1の各条材形
成材2の溶接接合部3と、条材1とリーダ4との溶接接
合部5を検出するに際して従来のように溶接接合部検出
用の人員の確保が不要になる。また、条材1の金属材料
の種類にかかわらず溶接接合部3、5の検出を行うこと
ができ、多種類の条材1の製造に対応することができ
る。また、本発明方法は、各条材形成材2の溶接接合部
3の検出を必要とする場合と条材形成材2とリーダ4と
の溶接接合部5の検出を必要とする場合に夫々的確に適
用することができる。
【0060】なお、本発明は前述した実施例に限定され
ず、種々変形して実施することができる。
【0061】
【発明の効果】請求項1の発明の条材の製造方法では、
まず条材を前記加工・処理装置に通す前に、予め前記条
材における各条材形成材の溶接接合部の近傍および条材
形成材とリーダとの溶接接合部の近傍に条材の両側面を
貫通する透孔を形成し、条材を加工・処理装置に通し
て、前記条材に所定の加工・処理を行うに際して、条材
の移動に伴い溶接接合部が加工・処理装置の手前に達す
ると、センサが、条材に形成した透孔を検出する。これ
によりセンサは透孔の存在を検出して、条材における溶
接接合部を検出する。
【0062】そして、この方法を、「条材の加工・処理
に際して、加工・処理が終了してリーダが加工・処理装
置の内部に残った状態で条材の移動を停止するために、
条材とリーダとの溶接接合部が加工・処理装置の手前に
達した時点で、この溶接接合部を検出する必要がある場
合」、および「条材を加工・処理装置で加工することを
目的として条材とリーダとの溶接接合部を切断すること
ために、その条材における各条材形成材の溶接接合部お
よび条材形成材とリーダとの溶接接合部5が加工・処理
装置の手前に達した時点で、この溶接接合部を検出する
必要がある場合」に適用すると、人手によらにずに自動
的に条材の溶接接合部を検出することができる。
【0063】このため、各溶接接合部を検出するに際し
て検出用の人員が不要になる。また、条材の金属材料の
種類にかかわらず溶接接合部の検出を行うことができ、
多種類の条材の製造に対応することができる。
【0064】請求項2の発明の条材の製造方法では、条
材における各条材形成材の溶接接合部に形成する透孔の
前記条材の幅方向にかかわる位置と、条材形成材とリー
ダとの溶接接合部に形成する透孔の前記条材の幅方向に
かかわる位置とが異なっているために、各条材形成材の
溶接接合部と条材形成材とリーダとの溶接接合部とを明
確に判別することができる。このため、各条材形成材の
溶接接合部の検出を必要とする場合と条材形成材とリー
ダとの溶接接合部の検出を必要とする場合に夫々的確に
適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の方法の一実施例にかかわる条材を示す
図。
【図2】同実施例の加工・処理において条材の溶接接合
部を検出する状態を示す図。
【図3】同実施例における条材の溶接接合部を検出する
状態を示す斜視図。
【符号の説明】
1…条材、 2…条材形成材、 3…溶接接合部、 4…リーダ、 5…溶接接合部、 6…透孔、 7…透孔、 11…アンコイラ、 14…リコイラ、 21…センサ、 22…発光部、 23…受光部、 24…制御回路。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の条材形成材を並べて夫々を相互に
    溶接により接合して条材を作製するとともに、この条材
    の少なくとも一端に金属板からなるリーダを溶接により
    接合し、前記条材を加工・処理装置に通して所定の加工
    ・処理を行う方法において、 前記条材を前記加工・処理装置に通す前に、予め前記条
    材における前記各溶接接合部の近傍に透孔を前記条材の
    両側面を貫通して形成し、 前記条材を前記加工・処理装置に通すに際して、前記加
    工・処理装置に対して条材移動方向上流側の位置で、セ
    ンサにより前記条材の各溶接接合部および前記条材と前
    記リーダとの溶接接合部に形成された前記孔部を検出す
    ることを特徴とする条材の製造方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の前記条材における前記
    各条材形成材の溶接接合部に形成する透孔の前記条材の
    幅方向にかかわる位置と、前記製品部と前記各リーダと
    の溶接接合部に形成する透孔の前記条材の幅方向にかか
    わる位置とが異なっていること特徴とする条材の製造方
    法。
JP7166618A 1995-06-30 1995-06-30 条材の製造方法 Pending JPH0910805A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010008297A (ja) * 2008-06-30 2010-01-14 Jfe Steel Corp 溶接穴位置の検出方法
CN115592309A (zh) * 2022-10-26 2023-01-13 重庆川仪自动化股份有限公司(Cn) 一种焊接方法、装置、设备及介质

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