JPH09108260A - 補強部材付きサポータの製法 - Google Patents
補強部材付きサポータの製法Info
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Abstract
び割れを防止する。 【解決手段】 サポータ11に、液体状となった弾性材
を、塗布、スクリーン印刷等により付着させる。このと
きの形状を、多数の点13,…の集合よりなる面、多数
の線の集合よりなる面、多数の孔を有する面等の間隙1
4を有する面とする。これを硬化させて、張力、曲げ剛
性又は圧迫力を負担する補強部材12とする。
Description
に利用され、関節の動きを制限したり、圧迫して保持す
るために使用される補強部材付きサポータの製法に関す
る。
も一般的な製法は、サポータに布や金属製の補強部材を
縫い付けるものである。この製法は、当然、極めて非能
率的であり、また、作業に高度の熟練を要する。
タに液体状となった弾性材を付着させ、これを硬化させ
て補強部材とする方法が、本件発明者により既に提案さ
れている(特公平5−1021号公報)。
容易である。しかし、この製法では、弾性材を板状にし
て付着させるので、サポータの着脱時等に大きな変形を
加えると、弾性材が劣化しやすく、ひび割れ、破損が起
こりやすい。
らの不都合を解消し、劣化、ひび割れを生じにくくして
耐久性を向上させることである。
タの面上に、液体状となった弾性材を、塗布、スクリー
ン印刷等により、多数の点の集合よりなる面、多数の線
の集合よりなる面、多数の孔を有する面等の間隙を有す
る面を形成するように付着させ、この後、前記弾性材を
硬化させて、張力、曲げ剛性又は圧迫力を負担する補強
部材とすることを特徴とする補強部材付きサポータの製
法である。
は、弾性材による面は多数の間隙を有するので、サポー
タに大きな変形を加え、この面が大きく伸びたとき、間
隙部分が大きく伸びて弾性材自体の伸びは小さく抑えら
れるので、弾性材の劣化、ひび割れが防止される。
状となった弾性材を、塗布、スクリーン印刷等により付
着させ、さらに、このときこの弾性材の表面、裏面又は
内部に、伸びを制限する布体を設け、この後、前記弾性
材を硬化させて、張力、曲げ剛性又は圧迫力を負担する
補強部材とすることを特徴とする補強部材付きサポータ
の製法である。
は、布体を有するので、弾性材の伸びが制限される。一
般に弾性材は、力を加え、増大させていくと、伸びは徐
々に増大し、弾性限度を過ぎ、破断に至るが、その間に
明確な段階を有しないものである。布体は、力を加え増
大させていくと、伸びはそれを構成する糸が真っすぐに
変形させられるまでは容易に増大するが、それ以後は糸
に阻まれて伸びを生じなくなる。そこで、この構成で
は、布体により弾性材が弾性限度以下で伸びが止まるよ
うに設定するものである。これにより、サポータに大き
な変形を加えても、弾性材には過大な変形を生じること
がなく、サポータの補強部材以外の部分が伸びるだけで
あるので、弾性材の劣化、ひび割れが防止される。
状となった弾性材を、塗布、スクリーン印刷等により、
多数の点の集合よりなる面、多数の線の集合よりなる
面、多数の孔を有する面等の間隙を有する面を形成する
ように付着させ、さらに、このときこの弾性材の表面、
裏面又は内部に、伸びを制限する布体を設け、この後、
前記弾性材を硬化させて、張力、曲げ剛性又は圧迫力を
負担する補強部材とすることを特徴とする補強部材付き
サポータの製法である。
であり、この製法による補強部材付きサポータは、上記
2の作用をともに有する。
は、通常の、編物製のものが一般的であるが、ほかに、
ウレタン系弾性材シートを用いたもの等も使用可能であ
る。
ム、合成ゴム、シリコンゴム、エラストマー等のゴム状
の性質を有し、液体状となってサポータの面上に付着さ
せることができ、付着後硬化させ、補強部材として機能
させることができるものであれば、任意のものを使用す
ることができる。具体的には、熱可塑性合成ゴム、ゴム
系の接着剤等を用いることができる。その一例は、熱可
塑性ゴム質合成樹脂(株式会社スリーボンド製)であ
り、これは100〜140°C程度に加熱して液体状と
し、常温で冷却して硬化させることができる。他の例
は、2液混合型シリコーンゴム(信越化学工業株式会社
製KE1950シリーズ)であり、これは常温で液体状
であり、加熱して硬化させるものである。ほかにも、溶
剤を用いて液状とし、蒸発させて硬化させるもの、液体
状のものを紫外線を照射して硬化させるもの等、各種の
ものが使用可能である。なお、この弾性材中に、ガラス
繊維等の繊維、マイカフレーク等のフレーク、粒体等の
強化材を混入させ、弾性、剛性を強化させることもで
き、また、着色剤を混入させ、美観を改善することもで
きる。さらに透明なものであると、布体を弾性材上に載
せたとき、布体が弾性材を透して見えるので、独特のデ
ザインを実現することが可能となる。
させる形状は、多数の点の集合よりなる面、多数の線の
集合よりなる面、多数の孔を有する面等の間隙を有する
面を形成するものであればよい。多数の点の集合よりな
る面は、円、四角形等の小さな点を多数設けて、全体と
して面を形成するものであり、多数の線の集合よりなる
面は、多数の直線、曲線を、平行に、あるいは交差させ
て、全体として面を形成するものであり、多数の孔を有
する面は、面内に小さな点、スリット等を多数設けたも
のである。また、これらの構成を組み合わせたものであ
ってもよい。要は、面内に多数の間隙を有し、伸張変形
させたとき、間隙が拡大して、サポータの変形に比して
弾性材の変形が小さくなるようなものであればよい。
し出して付着させる方法、型紙を用いて塗布する方法、
スクリーン印刷の手法により塗布する方法等、任意の手
段を用いることができる。また、一旦付着させた後、未
だ液体状であるうちに、型等を用いて、スリット、孔等
を形成し、所望形状を得ることもできる。
は、伸びの大きなジャージ織物が適当であり、使用する
弾性材の弾性限度より小さな変形で伸びが止まる性質の
ものを選択する。
る。このとき布体は、弾性材の表面、裏面又は内部に位
置させることができる。具体的には、表面に位置させる
には、液体状弾性材を付着させ、この上に布体を重ね、
この後硬化させればよい。また、裏面に位置させるに
は、サポータに布体を重ね、この上に液体状弾性材を付
着させ、これを布体を貫通してサポータまで浸透させ、
この後硬化させればよい。さらに、内部に位置させるに
は、液体状弾性材上に布体を重ね、この上に再度弾性材
を付着させ、硬化させればよい。
を参照しつつ、具体的に説明する。
付きサポータ10を示す。この補強部材付きサポータ1
0は膝について用いるものであって、通常の膝用サポー
タ11の膝蓋骨の左右に部分に扇形の補強部材12を設
けたものである(左のもののみ図示)。この補強部材1
2は、弾性材(株式会社スリーボンド製熱可塑性ゴム質
合成樹脂)を、ホットメルトアプリケータで約120°
Cに加熱して液体状とし、ノズルから流出させ、直径が
5〜10mm程度、厚さが1〜3mm程度の円形の小さ
な点13,…を多数形成するよう付着させ、これらの点
13,…が全体として面を形成するようにし、さらに自
然冷却して硬化させることにより形成される。
0は、補強部材12の補強により、膝蓋骨の左右を強固
に保持し、保護する効果があり、さらに、補強部材12
の点13,…間に間隙14があるので、着脱時に大きな
変形を加えても、補強部材12に劣化、ひび割れ等を生
じることが防止される。
部材付きサポータ20を示す。この補強部材付きサポー
タ20は膝について用いるものであって、通常の膝用サ
ポータ21の膝関節の左右に部分に補強部材22を設け
たものである(左のもののみ図示)。この補強部材22
は、前記と同様に、弾性材を、ホットメルトアプリケー
タで加熱して液体状とし、ノズルから流出させ、幅が1
〜5mm程度、厚さが1〜3mm程度の線23,…を形
成するよう付着させ、上部24及び下部25では平行線
状に、中央部26では網状に交差するようにして、これ
らの線23,…が全体として面を形成するようにし、さ
らに自然冷却して硬化させることにより形成される。
0は、補強部材22の補強により、膝関節の左右を保護
するとともに、関節を曲げること制限する効果がある。
さらに、補強部材22の線23,…間に間隙27がある
ので、着脱時に大きな変形を加えても、補強部材22に
劣化、ひび割れ等を生じることが防止される。特に中央
部26では線23,…が網状になっているので、関節の
曲げによる繰り返し変形に対しても、補強部材22の劣
化を良好に防止することができる。また、上部24及び
下部25では線23,…が平行線状になっているので、
ひび割れ等の防止が図られながら、曲げ剛性は大きく維
持され、関節の曲げを中央部26に良好に伝達し、関節
の曲げを効果的に制限することができる。
の補強部材付きサポータ30を示す。この補強部材付き
サポータ30は膝について用いるものであって、通常の
膝用サポータ31の膝関節の左右に部分に補強部材32
を設けたものである(左のもののみ図示)。この補強部
材32は、前記と同様の弾性材を、ホットメルトアプリ
ケータで加熱して液体状とし、ノズルから流出させ、前
記補強部材付きサポータ20の補強部材22と同様の外
形となり、厚さが1〜3mm程度の帯状又は板状の面3
3を形成するよう付着させ、さらに、型を用いてこの面
33内に、長手方向に延びるスリット状の間隙34,…
を形成し、この後自然冷却して硬化させることにより形
成される。
0は、補強部材32の補強により、前記補強部材付きサ
ポータ20と同様に、膝関節の左右を保護するととも
に、関節を曲げること制限する効果がある。さらに、補
強部材32内に間隙34,…があるので、この着脱時に
大きな変形を加えても、補強部材12に劣化、ひび割れ
等を生じることが防止される。また、この間隙34,…
は長手方向に延びるので、膝の曲げに対応する変形に対
してはほとんど影響を及ぼすことがなく、従来の間隙を
有しない補強部材と同様の効果が得られる。
付きサポータ40を示す。この補強部材付きサポータ4
0は、通常のサポータ41の表面上に補強部材42を設
けたものである。この補強部材42は、弾性材(信越化
学工業株式会社製2液混合型シリコーンゴムKE195
0−30)の2液を混合した液体状のものを、ノズルか
ら流出させ、厚さが1〜3mm程度の所望形状の面43
とし、この表面に布体44を載せ、この後約150°C
に、10秒程度加熱して硬化させることにより形成され
る。この弾性材は、破断までの伸びが700%(カタロ
グによる)であり、弾性限度は300%程度であるの
で、布体として、200%程度の伸びを有するジャージ
織物を使用する。なお、この布体の素材は、任意である
が、綿を含有するものは上記弾性材との接着性が良いの
で適当である。
0は、補強部材42の表面に布体44があるので、着脱
時に大きな変形を加えても、補強部材42部分の伸びは
制限され、弾性材に劣化、ひび割れ等を生じることが防
止される。
付きサポータ50を示す。この補強部材付きサポータ5
0は、通常のサポータ51の表面上に補強部材52を設
けたものである。この補強部材52は、サポータ51の
表面上に布体53を載せ、この布体53上に液体状弾性
材を付着させて面54を形成し、硬化させることにより
形成される。ここで用いる布体、弾性材は、前記補強部
材付きサポータ40のものと同様である。なお、この弾
性材は透明である。また、布体53は、織り目が粗なも
のが液体状弾性材が浸透しやすいので適当である。
0は、補強部材52の裏面に布体53があるので、着脱
時に大きな変形を加えても、補強部材52部分の伸びは
制限され、弾性材に劣化、ひび割れ等を生じることが防
止される。さらに、弾性材54を透して布体53が見え
るので、補強部材52をデザインに利用することができ
る。
付きサポータ60を示す。この補強部材付きサポータ6
0は、通常のサポータ61の表面上に補強部材62を設
けたものである。この補強部材62は、サポータ51の
表面上に液体状弾性材を付着させで面63を形成し、こ
の上に布体64を載せ、この上に再度液体状弾性材を付
着させて面65を形成し、硬化させることにより形成さ
れる。ここで用いる布体、弾性材は、前記補強部材付き
サポータ40,50のものと同様である。
0は、補強部材62の内部に布体64があるので、着脱
時に大きな変形を加えても、補強部材52部分の伸びは
制限され、弾性材に劣化、ひび割れ等を生じることが防
止される。この構成では、布体64を弾性材63,65
が挟むので、この補強部材62は特に頑丈となる。
付きサポータ70を示す。この補強部材付きサポータ7
0は、通常のサポータ71の表面上に補強部材72を設
けたものである。この補強部材72は、サポータ71の
表面上に液体状弾性材を付着させて線又は点73,…を
形成し、これらの点73,…が全体として面を形成する
ようにし、この面全体の上に布体75を載せて覆うよう
にし、硬化させることにより形成される。ここで用いる
布体、弾性材は、前記補強部材付きサポータ40,5
0,60のものと同様である。
0は、補強部材72の表面に布体75があり、補強部材
75部分の伸びは制限され、しかも補強部材72内に間
隙74,…があるので、着脱時に大きな変形を加えて
も、弾性材に劣化、ひび割れ等を生じることが効果的に
防止される。
は、上述のように、液体状の弾性材を付着させ硬化させ
ることにより補強部材を形成するので、極めて効率的で
あり、作業も容易である。
を設けるので、補強部材部分が大きく伸びても、間隙部
分が大きく伸びて弾性材自体の伸びは小さく抑えられる
ので、弾性材の劣化、ひび割れが防止され、優れた耐久
性が得られる。また、弾性材を面状に付加するものであ
りながら、間隙により、優れた通気性が確保され、快適
な使用感が得られる。さらに、弱い補強効果を得たい場
合、例えば張力を僅かに付加したいというような場合に
も、容易に所望の補強作用を実現させることができる。
有するので、弾性材の伸びが布体により制限され、弾性
材の劣化、ひび割れが防止され、優れた耐久性が得られ
る。また、布体が表面に露出し、あるいは、布体が透明
な弾性材を透して見えるようにすると、布体の色、柄等
により、デザイン効果を得ることも可能となる。
タの斜視図である。
ポータの斜視図である。
付きサポータの斜視図である。
タの断面図である。
ポータの断面図である。
付きサポータの斜視図である。
タの断面図である。
補強部材、13…点、14…間隙。20…補強部材付き
サポータ、21…サポータ、22…補強部材、23…
線、24…上部、25…下部、26…中央部、27…間
隙。30…補強部材付きサポータ、31…サポータ、3
2…補強部材、33…面、34…間隙。40…補強部材
付きサポータ、41…サポータ、42…補強部材、43
…面、44…布体。50…補強部材付きサポータ、51
…サポータ、52…補強部材、53…布体、54…面。
60…補強部材付きサポータ、61…サポータ、62…
補強部材、63…面、64…布体、65…面。70…補
強部材付きサポータ、71…サポータ、72…補強部
材、73…面、74…間隙、75…布体。
Claims (3)
- 【請求項1】 サポータの面上に、液体状となった弾性
材を、塗布、スクリーン印刷等により、多数の点の集合
よりなる面、多数の線の集合よりなる面、多数の孔を有
する面等の間隙を有する面を形成するように付着させ、
この後、前記弾性材を硬化させて、張力、曲げ剛性又は
圧迫力を負担する補強部材とすることを特徴とする補強
部材付きサポータの製法。 - 【請求項2】 サポータの面上に、液体状となった弾性
材を、塗布、スクリーン印刷等により付着させ、さら
に、このときこの弾性材の表面、裏面又は内部に、伸び
を制限する布体を設け、この後、前記弾性材を硬化させ
て、張力、曲げ剛性又は圧迫力を負担する補強部材とす
ることを特徴とする補強部材付きサポータの製法。 - 【請求項3】 サポータの面上に、液体状となった弾性
材を、塗布、スクリーン印刷等により、多数の点の集合
よりなる面、多数の線の集合よりなる面、多数の孔を有
する面等の間隙を有する面を形成するように付着させ、
さらに、このときこの弾性材の表面、裏面又は内部に、
伸びを制限する布体を設け、この後、前記弾性材を硬化
させて、張力、曲げ剛性又は圧迫力を負担する補強部材
とすることを特徴とする補強部材付きサポータの製法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30634695A JP3225393B2 (ja) | 1995-10-19 | 1995-10-19 | 補強部材付きサポータの製法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30634695A JP3225393B2 (ja) | 1995-10-19 | 1995-10-19 | 補強部材付きサポータの製法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09108260A true JPH09108260A (ja) | 1997-04-28 |
| JP3225393B2 JP3225393B2 (ja) | 2001-11-05 |
Family
ID=17955991
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP30634695A Expired - Lifetime JP3225393B2 (ja) | 1995-10-19 | 1995-10-19 | 補強部材付きサポータの製法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3225393B2 (ja) |
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Family Cites Families (1)
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