JPH09109436A - 記録装置並びにその記録装置に用いられる記録用電極 - Google Patents
記録装置並びにその記録装置に用いられる記録用電極Info
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- JPH09109436A JPH09109436A JP27006795A JP27006795A JPH09109436A JP H09109436 A JPH09109436 A JP H09109436A JP 27006795 A JP27006795 A JP 27006795A JP 27006795 A JP27006795 A JP 27006795A JP H09109436 A JPH09109436 A JP H09109436A
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- Printers Or Recording Devices Using Electromagnetic And Radiation Means (AREA)
- Electrophotography Using Other Than Carlson'S Method (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 帯電防止摺動コート層4がベースフィルム2
から剥がれないようにすること。 【解決手段】 アパチャ電極1は、絶縁材料からなる板
状のベースフィルム2と、このベースフィルム2の裏面
に設けられる帯電防止摺動コート層4と、ベースフィル
ム2と帯電防止摺動コート層4を貫くように設けられ、
等間隔に一列に配置された多数の開口部5と、ベースフ
ィルム2の表面に設けられ、各開口部5を独立して取り
囲む多数の制御電極6とから構成されている。ベースフ
ィルム2の少なくとも帯電防止摺動コート層4の設けら
れる部分には、易接着処理として、サンドブラスト加工
により、凹凸3が形成されてその表面が粗らされて帯電
防止摺動コート層4との密着力を向上させている。従っ
て、帯電防止摺動コート層4は、トナー担持ローラとの
間で摩擦抵抗力を受けても、ベースフィルム2から剥が
れることがなくなる。
から剥がれないようにすること。 【解決手段】 アパチャ電極1は、絶縁材料からなる板
状のベースフィルム2と、このベースフィルム2の裏面
に設けられる帯電防止摺動コート層4と、ベースフィル
ム2と帯電防止摺動コート層4を貫くように設けられ、
等間隔に一列に配置された多数の開口部5と、ベースフ
ィルム2の表面に設けられ、各開口部5を独立して取り
囲む多数の制御電極6とから構成されている。ベースフ
ィルム2の少なくとも帯電防止摺動コート層4の設けら
れる部分には、易接着処理として、サンドブラスト加工
により、凹凸3が形成されてその表面が粗らされて帯電
防止摺動コート層4との密着力を向上させている。従っ
て、帯電防止摺動コート層4は、トナー担持ローラとの
間で摩擦抵抗力を受けても、ベースフィルム2から剥が
れることがなくなる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、プリン
タ、ファクシミリ等に適用される記録装置並びにその記
録装置に用いられる記録用電極に関する。
タ、ファクシミリ等に適用される記録装置並びにその記
録装置に用いられる記録用電極に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の記録用電極の1つとし
て、絶縁性の基板と、この絶縁性の基板の裏面に設けら
れるコート層と、この絶縁性の基板とこのコート層とを
貫いて設けられる開口部と、前記絶縁性の基板の表面の
前記開口部のまわりに設けられる制御電極とから構成さ
れるアパチャ電極が提案されている。このアパチャ電極
の前記コート層は、ポリイミドなどの樹脂に導電性のカ
ーボンを分散させたもので、帯電防止機能をもたせたも
のである。
て、絶縁性の基板と、この絶縁性の基板の裏面に設けら
れるコート層と、この絶縁性の基板とこのコート層とを
貫いて設けられる開口部と、前記絶縁性の基板の表面の
前記開口部のまわりに設けられる制御電極とから構成さ
れるアパチャ電極が提案されている。このアパチャ電極
の前記コート層は、ポリイミドなどの樹脂に導電性のカ
ーボンを分散させたもので、帯電防止機能をもたせたも
のである。
【0003】このような記録用電極の1つであるアパチ
ャ電極の登載された記録装置の一つとして、このアパチ
ャ電極と、このアパチャ電極の前記制御電極に電圧を印
加することによって、前記開口部に電界を発生させる電
界発生手段と、このアパチャ電極の裏面の前記コート層
に、荷電粒子としてのトナーの層を介して接触配置さ
れ、トナーを帯電させた後、この帯電したトナーを前記
アパチャ電極の開口部に供給するトナー担持ローラと、
このトナー担持ローラに接触して、トナー担持ローラ上
のトナー層を横方向に均一な層厚にするトナー層規制ブ
レードと、そのトナー担持ローラにより供給され、前記
アパチャ電極の開口部を通過したトナーを、前記アパチ
ャ電極の表面に所定の距離をおいて配置される支持体に
導く背面電極とを備える記録装置が提案されている。
ャ電極の登載された記録装置の一つとして、このアパチ
ャ電極と、このアパチャ電極の前記制御電極に電圧を印
加することによって、前記開口部に電界を発生させる電
界発生手段と、このアパチャ電極の裏面の前記コート層
に、荷電粒子としてのトナーの層を介して接触配置さ
れ、トナーを帯電させた後、この帯電したトナーを前記
アパチャ電極の開口部に供給するトナー担持ローラと、
このトナー担持ローラに接触して、トナー担持ローラ上
のトナー層を横方向に均一な層厚にするトナー層規制ブ
レードと、そのトナー担持ローラにより供給され、前記
アパチャ電極の開口部を通過したトナーを、前記アパチ
ャ電極の表面に所定の距離をおいて配置される支持体に
導く背面電極とを備える記録装置が提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ような記録用電極であるアパチャ電極に於て、アパチャ
電極の裏面のコート層は、常に、トナーを介してトナー
担持ローラと接触しているために、トナー担持ローラの
回転によって、絶縁性基板との接着面にせん断力を受け
ている。コート層は、カーボンなどの粒子がポリイミド
などの樹脂に混合されているために、絶縁性基板との密
着力は低い。従って、前述したせん断力によって、コー
ト層が絶縁性基板から剥がれる問題があった。
ような記録用電極であるアパチャ電極に於て、アパチャ
電極の裏面のコート層は、常に、トナーを介してトナー
担持ローラと接触しているために、トナー担持ローラの
回転によって、絶縁性基板との接着面にせん断力を受け
ている。コート層は、カーボンなどの粒子がポリイミド
などの樹脂に混合されているために、絶縁性基板との密
着力は低い。従って、前述したせん断力によって、コー
ト層が絶縁性基板から剥がれる問題があった。
【0005】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、コート層が絶縁性基板から剥が
れないような記録装置並びにその記録装置に用いられる
記録用電極を提供することを目的とする。
になされたものであり、コート層が絶縁性基板から剥が
れないような記録装置並びにその記録装置に用いられる
記録用電極を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明の請求項1記載の記録用電極は、荷電粒子が
通過するための複数の荷電粒子通過部を有すると共にそ
の荷電粒子通過部に対応する複数の制御電極を有する電
極アレーと、その電極アレーに荷電粒子を供給するため
に荷電粒子を担持する荷電粒子担持体と、その荷電粒子
担持体と接触するように電極アレーの一面に設けられる
と共に帯電防止性を有するコート層とを備えた記録装置
において、電極アレーの一面の少なくともコート層の設
けられている部分に凹凸が形成されている。よって、こ
の凹凸によりコート層の電極アレーへの密着力が向上
し、荷電粒子担持体と接触してもコート層が剥がれ難く
なる。
に、本発明の請求項1記載の記録用電極は、荷電粒子が
通過するための複数の荷電粒子通過部を有すると共にそ
の荷電粒子通過部に対応する複数の制御電極を有する電
極アレーと、その電極アレーに荷電粒子を供給するため
に荷電粒子を担持する荷電粒子担持体と、その荷電粒子
担持体と接触するように電極アレーの一面に設けられる
と共に帯電防止性を有するコート層とを備えた記録装置
において、電極アレーの一面の少なくともコート層の設
けられている部分に凹凸が形成されている。よって、こ
の凹凸によりコート層の電極アレーへの密着力が向上
し、荷電粒子担持体と接触してもコート層が剥がれ難く
なる。
【0007】また、請求項2記載の記録用電極は、絶縁
性の基板と、この基板に設けられ荷電粒子が通過するた
めの複数の荷電粒子通過部と、この荷電粒子通過部に対
応して設けられる制御電極と、基板の一面に設けられる
と共に帯電防止性を有するコート層とを備えた記録用電
極において、基板の少なくともコート層の設けられてい
る部分に凹凸が形成されている。
性の基板と、この基板に設けられ荷電粒子が通過するた
めの複数の荷電粒子通過部と、この荷電粒子通過部に対
応して設けられる制御電極と、基板の一面に設けられる
と共に帯電防止性を有するコート層とを備えた記録用電
極において、基板の少なくともコート層の設けられてい
る部分に凹凸が形成されている。
【0008】そして、請求項3記載の記録装置若しくは
記録用電極は、コート層が導電性粒子の分散された樹脂
から構成される。
記録用電極は、コート層が導電性粒子の分散された樹脂
から構成される。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した一つの
実施の形態を図面を参照して説明する。
実施の形態を図面を参照して説明する。
【0010】図1は、本実施の形態であるアパチャ電極
1の構成を具体化した斜視図である。このアパチャ電極
1は、絶縁材料からなる板状の基板としてのベースフィ
ルム2と、このベースフィルム2の裏面に設けられるコ
ート層としての帯電防止摺動コート層4と、前記ベース
フィルム2と帯電防止摺動コート層4を貫くように設け
られ、等間隔に一列に配置された多数の荷電粒子通過部
としての開口部5と、前記ベースフィルム2の表面に設
けられ、前記各開口部5を独立して取り囲む多数の制御
電極6とから構成されている。前記ベースフィルム2の
少なくとも帯電防止摺動コート層4の設けられる部分に
は、サンドブラスト加工により、図4に示すように凹凸
3が形成され表面が粗らされて帯電防止摺動コート層4
との密着力を向上させている。本実施の形態において、
前記サンドブラスト加工は、粒度#800のホワイトア
ランダム砥粒を圧力4kg/cm2のエアーによって吹
き付けることが望ましい。よって、このアパチャ電極1
が本発明の電極アレー、若しくは記録用電極を構成して
いる。
1の構成を具体化した斜視図である。このアパチャ電極
1は、絶縁材料からなる板状の基板としてのベースフィ
ルム2と、このベースフィルム2の裏面に設けられるコ
ート層としての帯電防止摺動コート層4と、前記ベース
フィルム2と帯電防止摺動コート層4を貫くように設け
られ、等間隔に一列に配置された多数の荷電粒子通過部
としての開口部5と、前記ベースフィルム2の表面に設
けられ、前記各開口部5を独立して取り囲む多数の制御
電極6とから構成されている。前記ベースフィルム2の
少なくとも帯電防止摺動コート層4の設けられる部分に
は、サンドブラスト加工により、図4に示すように凹凸
3が形成され表面が粗らされて帯電防止摺動コート層4
との密着力を向上させている。本実施の形態において、
前記サンドブラスト加工は、粒度#800のホワイトア
ランダム砥粒を圧力4kg/cm2のエアーによって吹
き付けることが望ましい。よって、このアパチャ電極1
が本発明の電極アレー、若しくは記録用電極を構成して
いる。
【0011】前記ベースフィルム2は、厚さ25μmの
高分子樹脂フィルム、望ましくはポリイミド、更に限定
すると宇部興産製のポリイミドフィルム、ユーピレック
スSによって構成されている。前記帯電防止摺動コート
層4は、高分子樹脂インク、望ましくはポリイミドイン
ク、更に限定すると、宇部興産製の低温硬化型ポリイミ
ドインクであるユピコートに導電性粒子としてのカーボ
ン粒子を分散させたインクを、スクリーン印刷法などに
よって塗布した後、乾燥硬化させたものである。
高分子樹脂フィルム、望ましくはポリイミド、更に限定
すると宇部興産製のポリイミドフィルム、ユーピレック
スSによって構成されている。前記帯電防止摺動コート
層4は、高分子樹脂インク、望ましくはポリイミドイン
ク、更に限定すると、宇部興産製の低温硬化型ポリイミ
ドインクであるユピコートに導電性粒子としてのカーボ
ン粒子を分散させたインクを、スクリーン印刷法などに
よって塗布した後、乾燥硬化させたものである。
【0012】前記制御電極6は、厚さ8μmの金属膜、
望ましくは銅によって構成されている。そして、各制御
電極6は制御電圧印加回路7にそれぞれ接続されてい
る。また、前記開口部5は、穴径約80μmの貫通穴で
ある。
望ましくは銅によって構成されている。そして、各制御
電極6は制御電圧印加回路7にそれぞれ接続されてい
る。また、前記開口部5は、穴径約80μmの貫通穴で
ある。
【0013】次に、本実施の形態のアパチャ電極1が登
載された記録装置について説明する。
載された記録装置について説明する。
【0014】図2は、前記アパチャ電極1を登載した記
録装置の構成を具体化した概略図である。装置外装26
の右側部には、画像を記録すべき支持体Pを挿入するた
めの挿入口21が設けられており、左側部には画像が記
録された支持体Pが排出される取り出し口22が設けら
れている。装置内部には、前記アパチャ電極1と、背面
電極8と、トナー帯電供給装置10とが設けられてい
る。
録装置の構成を具体化した概略図である。装置外装26
の右側部には、画像を記録すべき支持体Pを挿入するた
めの挿入口21が設けられており、左側部には画像が記
録された支持体Pが排出される取り出し口22が設けら
れている。装置内部には、前記アパチャ電極1と、背面
電極8と、トナー帯電供給装置10とが設けられてい
る。
【0015】トナー帯電供給装置10は、トナーケース
15と、荷電粒子担持体としてのトナー担持ローラ11
と、供給ローラ12と、トナー層厚規制ブレード13と
から構成されている。また、前記トナーケース15の内
部には、荷電粒子としてのトナー14が貯蔵されてい
る。
15と、荷電粒子担持体としてのトナー担持ローラ11
と、供給ローラ12と、トナー層厚規制ブレード13と
から構成されている。また、前記トナーケース15の内
部には、荷電粒子としてのトナー14が貯蔵されてい
る。
【0016】前記供給ローラ12は、前記トナー担持ロ
ーラ11表面にトナー14を供給しつつ、このトナー1
4を摩擦して帯電させるように、図2の矢印方向に回転
するように構成されている。更には、前記トナー層厚規
制ブレード13は、前記供給ローラ12によってトナー
担持ローラ11に担持されたトナー14を掻き取って、
トナー14の薄い層を形成するように、トナー担持ロー
ラ11に押し当てられる。
ーラ11表面にトナー14を供給しつつ、このトナー1
4を摩擦して帯電させるように、図2の矢印方向に回転
するように構成されている。更には、前記トナー層厚規
制ブレード13は、前記供給ローラ12によってトナー
担持ローラ11に担持されたトナー14を掻き取って、
トナー14の薄い層を形成するように、トナー担持ロー
ラ11に押し当てられる。
【0017】このトナー担持ローラ11は、トナー14
の薄い層を介して、前記アパチャ電極1の帯電防止摺動
コート層4に接触するように配置される。
の薄い層を介して、前記アパチャ電極1の帯電防止摺動
コート層4に接触するように配置される。
【0018】前記アパチャ電極1の上方に、前記背面電
極8が配置されている。更に、この背面電極8とアパチ
ャ電極1との間には支持体Pが通過できるような、例え
ば1ミリのスペースが設けられている。そして、この背
面電極8には、電源9によって、プラス1キロボルトの
電圧が印加されるようになっている。
極8が配置されている。更に、この背面電極8とアパチ
ャ電極1との間には支持体Pが通過できるような、例え
ば1ミリのスペースが設けられている。そして、この背
面電極8には、電源9によって、プラス1キロボルトの
電圧が印加されるようになっている。
【0019】支持体Pは一対のガイドローラ23によっ
て、挿入口21から背面電極8の下方へ向って搬送さ
れ、背面電極8を通過した後、内部に熱源を備えたヒー
トローラ24とプレスローラ25との間に搬送されて、
支持体上のトナー14が熱定着されるように構成されて
いる。
て、挿入口21から背面電極8の下方へ向って搬送さ
れ、背面電極8を通過した後、内部に熱源を備えたヒー
トローラ24とプレスローラ25との間に搬送されて、
支持体上のトナー14が熱定着されるように構成されて
いる。
【0020】次に、上記のように構成された記録装置の
動作を説明する。
動作を説明する。
【0021】トナー帯電供給装置10に於て、トナーケ
ース15に貯蔵されたトナー14は、供給ローラ12が
回転することによって、トナー担持ローラ11に供給さ
れる。この時、トナー14は、トナー担持ローラ11及
び供給ローラ12と接触しつつ摩擦してマイナスに帯電
する。そして、トナー担持ローラ11が矢印方向に回転
することにより、マイナス帯電したトナー14は、トナ
ー層厚規制ブレード13を通過して、アパチャ電極1の
開口部5に接触しつつ搬送される。
ース15に貯蔵されたトナー14は、供給ローラ12が
回転することによって、トナー担持ローラ11に供給さ
れる。この時、トナー14は、トナー担持ローラ11及
び供給ローラ12と接触しつつ摩擦してマイナスに帯電
する。そして、トナー担持ローラ11が矢印方向に回転
することにより、マイナス帯電したトナー14は、トナ
ー層厚規制ブレード13を通過して、アパチャ電極1の
開口部5に接触しつつ搬送される。
【0022】このアパチャ電極1とトナー担持ローラ1
1との接触部分において、図3に示されるように、トナ
ー担持ローラ11上に担持されたトナー14の上層部の
トナー14は、アパチャ電極1の帯電防止摺動コート層
4と接触する部分の摩擦力によって、トナー搬送方向と
逆方向の力を受ける。一方、トナー担持ローラ11上に
担持されたトナー14の下層部のトナー14は、鏡像力
やファンデルワールス力によってトナー担持ローラ11
に付着していることによってトナー搬送方向と同方向に
受ける。つまり、トナー担持ローラ11上に担持された
トナー14の層は、上層部と下層部とで相反する力すな
わちせん断力を受ける。従って、トナー担持ローラ11
上のトナー14は、がさがさと動きながらアパチャ電極
との接触部分を移動する。
1との接触部分において、図3に示されるように、トナ
ー担持ローラ11上に担持されたトナー14の上層部の
トナー14は、アパチャ電極1の帯電防止摺動コート層
4と接触する部分の摩擦力によって、トナー搬送方向と
逆方向の力を受ける。一方、トナー担持ローラ11上に
担持されたトナー14の下層部のトナー14は、鏡像力
やファンデルワールス力によってトナー担持ローラ11
に付着していることによってトナー搬送方向と同方向に
受ける。つまり、トナー担持ローラ11上に担持された
トナー14の層は、上層部と下層部とで相反する力すな
わちせん断力を受ける。従って、トナー担持ローラ11
上のトナー14は、がさがさと動きながらアパチャ電極
との接触部分を移動する。
【0023】トナー担持ローラ11上のトナー14は、
鏡像力及びファンデルワールス力によってトナー担持ロ
ーラ11表面に付着しながら搬送される。そして、前述
したように、トナー担持ローラ11上のトナー14は、
がさがさと動くことによって、トナー担持ローラ11と
の付着力から解放される。トナー担持ローラ11との付
着力から解放されたトナー14は、アパチャ電極1の開
口部5にまで搬送されて、前記制御電圧印加回路7から
制御電極6に印加される電圧によって、この制御電極6
に対応して設けられた開口部5の通過が制御される。こ
の際、開口部5に搬送されたトナー14は、トナー担持
ローラ11との付着力から解放されているので、アパチ
ャ電極1の制御電極6によって形成される制御電界によ
って受けるクーロン力が支配的になる。従って、小さな
制御電界で、大量のトナー14が開口部5を通過でき
る。この結果、記録濃度が上がると共に、制御電圧印加
時間を短くできるので、記録スピードも向上させること
ができる。
鏡像力及びファンデルワールス力によってトナー担持ロ
ーラ11表面に付着しながら搬送される。そして、前述
したように、トナー担持ローラ11上のトナー14は、
がさがさと動くことによって、トナー担持ローラ11と
の付着力から解放される。トナー担持ローラ11との付
着力から解放されたトナー14は、アパチャ電極1の開
口部5にまで搬送されて、前記制御電圧印加回路7から
制御電極6に印加される電圧によって、この制御電極6
に対応して設けられた開口部5の通過が制御される。こ
の際、開口部5に搬送されたトナー14は、トナー担持
ローラ11との付着力から解放されているので、アパチ
ャ電極1の制御電極6によって形成される制御電界によ
って受けるクーロン力が支配的になる。従って、小さな
制御電界で、大量のトナー14が開口部5を通過でき
る。この結果、記録濃度が上がると共に、制御電圧印加
時間を短くできるので、記録スピードも向上させること
ができる。
【0024】具体的に述べると、画像データに基づいて
制御電圧印加回路7からトナー通過電圧として、プラス
30ボルトの電圧が制御電極6に印加されるとき、接地
されたトナー担持ローラ11と制御電極6との間に、す
なわち制御電極に対応する開口部5の内部において、マ
イナス帯電したトナー14が開口部5を通過できるよう
な電界が発生し、トナー14は開口部5を通過する。
制御電圧印加回路7からトナー通過電圧として、プラス
30ボルトの電圧が制御電極6に印加されるとき、接地
されたトナー担持ローラ11と制御電極6との間に、す
なわち制御電極に対応する開口部5の内部において、マ
イナス帯電したトナー14が開口部5を通過できるよう
な電界が発生し、トナー14は開口部5を通過する。
【0025】また制御電圧印加回路7からトナー遮蔽電
圧として、マイナス10ボルトの電圧が制御電極6に印
加されると、接地されたトナー担持ローラ11と制御電
極6との間に、すなわちその開口部5内部において、マ
イナス帯電したトナー14が、開口部5の通過を阻止さ
れる電界が発生し、トナー14は開口部5を通過しな
い。
圧として、マイナス10ボルトの電圧が制御電極6に印
加されると、接地されたトナー担持ローラ11と制御電
極6との間に、すなわちその開口部5内部において、マ
イナス帯電したトナー14が、開口部5の通過を阻止さ
れる電界が発生し、トナー14は開口部5を通過しな
い。
【0026】次に、本実施の形態の帯電防止摺動コート
層4の作用について説明する。
層4の作用について説明する。
【0027】アパチャ電極1の帯電防止摺動コート層4
は、トナー14の層にせん断力を与える反作用としての
摩擦抵抗力を受ける。この摩擦抵抗力は、帯電防止摺動
コート層4をベースフィルム2からせん断させるような
力である。本実施の形態においては、ベースフィルム2
の帯電防止摺動コート層4の設けられる部分がサンドブ
ラスト加工によって図4に示すように凹凸3で粗らされ
ている。従って、帯電防止摺動コート層4は、物理的に
ベースフィルム2の粗らされた凹凸3部分に引っかか
る、いわゆるアンカー効果によって密着している。従っ
て、帯電防止摺動コート層4がベースフィルム2から剥
がれ落ちることがない。
は、トナー14の層にせん断力を与える反作用としての
摩擦抵抗力を受ける。この摩擦抵抗力は、帯電防止摺動
コート層4をベースフィルム2からせん断させるような
力である。本実施の形態においては、ベースフィルム2
の帯電防止摺動コート層4の設けられる部分がサンドブ
ラスト加工によって図4に示すように凹凸3で粗らされ
ている。従って、帯電防止摺動コート層4は、物理的に
ベースフィルム2の粗らされた凹凸3部分に引っかか
る、いわゆるアンカー効果によって密着している。従っ
て、帯電防止摺動コート層4がベースフィルム2から剥
がれ落ちることがない。
【0028】従来のように、少なくとも帯電防止摺動コ
ート層の設けられる部分のベースフィルムにサンドブラ
ストなどの易接着処理のなされていないとき、密着力が
低いために、容易に剥がれていた。特に、帯電防止摺動
コート層の中には、導電性を付与するためにカーボン粒
子が分散されている。このカーボン粒子は、ベースフィ
ルムとの密着性に何等かかわりを持たず、逆に、帯電防
止摺動コート層の主成分であるバインダーなどの接着に
関わる成分のベースフィルム2の表面への接触面積を低
下させていた。この結果、上記トナー14から受ける摩
擦抵抗力によって、帯電防止摺動コート層4が頻繁に剥
がれていた。
ート層の設けられる部分のベースフィルムにサンドブラ
ストなどの易接着処理のなされていないとき、密着力が
低いために、容易に剥がれていた。特に、帯電防止摺動
コート層の中には、導電性を付与するためにカーボン粒
子が分散されている。このカーボン粒子は、ベースフィ
ルムとの密着性に何等かかわりを持たず、逆に、帯電防
止摺動コート層の主成分であるバインダーなどの接着に
関わる成分のベースフィルム2の表面への接触面積を低
下させていた。この結果、上記トナー14から受ける摩
擦抵抗力によって、帯電防止摺動コート層4が頻繁に剥
がれていた。
【0029】次に、アパチャ電極1の開口部5を通過し
たトナー14について説明する。
たトナー14について説明する。
【0030】背面電極8には電源9によってプラス1キ
ロボルトの電圧が印加されている。この電圧印加によっ
て背面電極8とアパチャ電極1との間に電界が形成さ
れ、この電界に沿ってアパチャ電極1の開口部5を通過
してきたトナー14が背面電極8へ吸引される。そし
て、搬送されてきた支持体Pにトナー14が塗布され
る。そして、順次支持体が搬送されることによって、ト
ナー画像が支持体P上に形成される。
ロボルトの電圧が印加されている。この電圧印加によっ
て背面電極8とアパチャ電極1との間に電界が形成さ
れ、この電界に沿ってアパチャ電極1の開口部5を通過
してきたトナー14が背面電極8へ吸引される。そし
て、搬送されてきた支持体Pにトナー14が塗布され
る。そして、順次支持体が搬送されることによって、ト
ナー画像が支持体P上に形成される。
【0031】その後、支持体Pは取り出し口22の方向
に搬送され、ヒートローラ24とプレスローラ25とに
よって挟み込まれ、支持体P上のトナー画像は熱定着さ
れる。
に搬送され、ヒートローラ24とプレスローラ25とに
よって挟み込まれ、支持体P上のトナー画像は熱定着さ
れる。
【0032】以上説明したように本発明の実施の形態に
よれば、アパチャ電極1の帯電防止摺動コート層4が、
ベースフィルム2から剥がれることがなくなる。従っ
て、安定した記録の達成できる記録用電極であるアパチ
ャ電極が提供される。
よれば、アパチャ電極1の帯電防止摺動コート層4が、
ベースフィルム2から剥がれることがなくなる。従っ
て、安定した記録の達成できる記録用電極であるアパチ
ャ電極が提供される。
【0033】本発明は、以上詳述した実施の形態に限定
されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲におい
て種々の変更を加えることができる。
されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲におい
て種々の変更を加えることができる。
【0034】本発明の1つの実施の形態においては、ア
パチャ電極のベースフィルムの易接着処理として、サン
ドブラスト加工を適用したが、以下に示すような易接着
処理加工も効果がある。例えば、プラズマエッチングや
スパッタリング等のプラズマ処理、水酸化ナトリウムな
どの溶液に浸すアルカリソフトエッチング、砥粒を用い
た機械的なエッチングなどがある。
パチャ電極のベースフィルムの易接着処理として、サン
ドブラスト加工を適用したが、以下に示すような易接着
処理加工も効果がある。例えば、プラズマエッチングや
スパッタリング等のプラズマ処理、水酸化ナトリウムな
どの溶液に浸すアルカリソフトエッチング、砥粒を用い
た機械的なエッチングなどがある。
【0035】更に、本発明の1つに実施の形態において
は、上述したようなアパチャ電極を用いたが、特表平1
−503221号公報に記載されたメッシュ状の記録用
電極を用いることや、特開平6−255163公報に記
載された記録エッジ部を有するエッジ電極体についても
適用可能である。
は、上述したようなアパチャ電極を用いたが、特表平1
−503221号公報に記載されたメッシュ状の記録用
電極を用いることや、特開平6−255163公報に記
載された記録エッジ部を有するエッジ電極体についても
適用可能である。
【0036】
【発明の効果】以上説明したことから明かなように、本
発明の請求項1記載の記録装置においては、電極アレー
に設けられた凹凸の存在によって、コート層が剥がれる
ことがなくなる。従って、安定した記録の達成できると
いう効果がある。
発明の請求項1記載の記録装置においては、電極アレー
に設けられた凹凸の存在によって、コート層が剥がれる
ことがなくなる。従って、安定した記録の達成できると
いう効果がある。
【0037】また、請求項2記載の記録用電極において
は、凹凸によってコート層が剥がれること防止できる。
は、凹凸によってコート層が剥がれること防止できる。
【0038】そして、請求項3記載の記録装置若しくは
記録用電極においては、樹脂に導電性粒子を分散して導
電性のコート層を形成しているから、コート層全体を導
電性の材料にて構成する必要がなく、コート層の作成を
容易にすることができる。
記録用電極においては、樹脂に導電性粒子を分散して導
電性のコート層を形成しているから、コート層全体を導
電性の材料にて構成する必要がなく、コート層の作成を
容易にすることができる。
【図1】本発明の記録用電極の1つの実施の形態である
アパチャ電極の構成を示す斜視図である。
アパチャ電極の構成を示す斜視図である。
【図2】上記アパチャ電極を登載した記録装置の構成を
示す概略構成図である。
示す概略構成図である。
【図3】上記アパチャ電極の作用を説明する作用説明図
である。
である。
【図4】上記アパチャ電極のベースフィルムと帯電防止
摺動コート層との接着部分を示す断面図である。
摺動コート層との接着部分を示す断面図である。
1 アパチャ電極 2 ベースフィルム 3 凹凸 4 帯電防止摺動コート層 5 開口部 6 制御電極 11 トナー担持ローラ 14 トナー
Claims (3)
- 【請求項1】 荷電粒子が通過するための複数の荷電粒
子通過部を有すると共にその荷電粒子通過部に対応する
複数の制御電極を有する電極アレーと、その電極アレー
に荷電粒子を供給するために荷電粒子を担持する荷電粒
子担持体と、その荷電粒子担持体と接触するように電極
アレーの一面に設けられると共に帯電防止性を有するコ
ート層とを備えた記録装置において、 前記電極アレーの一面の少なくとも前記コート層の設け
られている部分に凹凸を備えたことを特徴とする記録装
置。 - 【請求項2】 絶縁性の基板と、この基板に設けられ荷
電粒子が通過するための複数の荷電粒子通過部と、この
荷電粒子通過部に対応して設けられる制御電極と、基板
の一面に設けられると共に帯電防止性を有するコート層
とを備えた記録用電極において、 前記基板の少なくとも前記コート層の設けられている部
分に凹凸を備えたことを特徴とする記録用電極。 - 【請求項3】 前記コート層は、導電性粒子の分散され
た樹脂から構成されることを特徴とする請求項1または
2記載の記録装置若しくはその記録装置に用いられる記
録用電極。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27006795A JPH09109436A (ja) | 1995-10-18 | 1995-10-18 | 記録装置並びにその記録装置に用いられる記録用電極 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27006795A JPH09109436A (ja) | 1995-10-18 | 1995-10-18 | 記録装置並びにその記録装置に用いられる記録用電極 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09109436A true JPH09109436A (ja) | 1997-04-28 |
Family
ID=17481067
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27006795A Pending JPH09109436A (ja) | 1995-10-18 | 1995-10-18 | 記録装置並びにその記録装置に用いられる記録用電極 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09109436A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102674807A (zh) * | 2012-06-12 | 2012-09-19 | 湖北大地环保设备有限公司 | 一种井下防静电陶瓷托辊及其制备方法 |
-
1995
- 1995-10-18 JP JP27006795A patent/JPH09109436A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102674807A (zh) * | 2012-06-12 | 2012-09-19 | 湖北大地环保设备有限公司 | 一种井下防静电陶瓷托辊及其制备方法 |
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