JPH09110201A - 給紙装置 - Google Patents

給紙装置

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JPH09110201A
JPH09110201A JP7274615A JP27461595A JPH09110201A JP H09110201 A JPH09110201 A JP H09110201A JP 7274615 A JP7274615 A JP 7274615A JP 27461595 A JP27461595 A JP 27461595A JP H09110201 A JPH09110201 A JP H09110201A
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roller
paper
paper feed
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conductive resin
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JP7274615A
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Mitsuru Yamada
満 山田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 給紙ローラの交換に伴い、除電及び清掃用の
導電性樹脂フィルムに変形を生じて給紙ローラに対する
当接状態が悪くなり、除電不良や清掃不良を生ずること
で、給紙ローラ本来の摩擦力を維持できなくなってしま
う不都合を解決する。 【解決手段】 給紙ローラ2の表面に当接する導電性樹
脂フィルム21の押圧接触側に給紙ローラ2の軸線に直
交する方向の複数の切れ目22を形成することで、給紙
ローラ2の交換に際して給紙ローラ2の挿入端が導電性
樹脂フィルム21に干渉し、押圧接触側を変形させてし
まったとしても、導電性樹脂フィルム21は複数の切れ
目22によって細分化されており、個々に独立して給紙
ローラ2の表面に当接しようとするため、給紙ローラ2
の表面に対する導電性樹脂フィルム21の当接状態が良
好に維持される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、プリンタ
等の画像形成装置における給紙装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、この種の画像形成装置において
用紙を給紙させるための給紙ローラとしては、ゴムロー
ラが多く用いられており、用紙に圧接することによる摩
擦力で搬送させるようにしている。この結果、給紙ロー
ラにおいては、摩擦によりローラ表面が帯電して静電気
を持つという帯電現象が必然的に生ずる。
【0003】給紙ローラの表面が静電気を帯びると、用
紙の種類によっては細かい紙粉が発生しやすくなり、そ
の紙粉がローラ表面に吸着されてしまうことがある。こ
のような状態で、用紙を給紙させようとすると、用紙と
給紙ローラ(ゴムローラ)との間に紙粉が介在してしま
い、ゴムローラ本来の摩擦力が得られず、用紙の給紙不
良を生ずることがある。
【0004】よって、ゴムローラによる給紙ローラを用
いた給紙装置では、給紙ローラの表面の除電及び清掃対
策が必須と考えられている。このための対策として、除
電ブラシや導電性樹脂フィルムを給紙ローラの表面に当
接させるようにしたものがある。
【0005】除電ブラシの場合、材質がステンレスの細
線や炭素繊維によるものが殆どで、毛の折れや抜けによ
って脱落が発生しやすい。毛の脱落が発生すると、感光
体に対するクリーニングブレードに潜り込んでクリーニ
ング不良を引き起こしたり、転写・分離チャージャのコ
ロナ放電器に毛が入り込んでチャージワイヤ・ケーシン
グ間をブラシの毛が短絡することによりリークが発生
し、転写不良を引き起こしたりしてしまう。
【0006】次に、導電性樹脂フィルムを用いた給紙装
置の構成例を図5を参照して説明する。積載された転写
紙などの用紙1の内、最上位紙側を給紙ローラ2に向け
て送り出すための呼出ローラ3が電磁ソレノイド等によ
る呼出ローラ接離機構によって上下動自在で最上位紙に
接離するように設けられている。この呼出ローラ3によ
って呼び出された用紙1を1枚ずつに分離して下流の画
像形成部(例えば、感光体に対する転写部)等に給紙さ
せるための給紙ローラ2は、リバースローラ4と対で設
けられている。このような給紙ローラ2の表面に当接し
てローラ表面の静電気を除電するとともにローラ表面の
異物を除去するための導電性樹脂フィルム5が設けられ
ている。この導電性樹脂フィルム5は超高分子量ポリエ
チレンにカーボンを混ぜたものや、ポリカーボネイト、
ポリエステル等のようにフィルム状に成形できる樹脂に
カーボン等の導電性物質を混入させて導電性を持たせた
ものであり、軟鋼製の保持部材6によって支持されつ
つ、電気的に接地されている。もっとも、保持部材6・
導電性樹脂フィルム5間の固定方式は、ねじ止め、導電
性両面テープによる接着等でもよく、要は、両者間の電
気的接続関係が維持されていればよい。
【0007】ここに、給紙ローラ2は、図6に示すよう
に、ローラ軸7に挿入される樹脂部8にギヤ部9が一体
で成形されているとともに、樹脂部8の外周にゴム部1
0が巻かれている。実際的には、ゴム部10の内径に樹
脂部8が圧入されている。また、樹脂部8の一部には1
方向クラッチ11が圧入されており、図5に示す構成に
おいて、給紙ローラ2が用紙1を搬送する際にローラ軸
7と1方向クラッチ11とがロックして給紙ローラ2を
回転駆動させる。一方、給紙ローラ2、リバースローラ
4よりも下流側の搬送ローラ対によって用紙を搬送する
段階では、給紙ローラ2が抵抗(搬送負荷)とならない
ように1方向クラッチ11とローラ軸7とが空転する。
【0008】このような給紙ローラ2は、ローラ軸7に
対して交換自在に挿入される。即ち、図6に示すよう
に、ローラ軸7に対して給紙ローラ2を軸方向にギヤ部
9側から挿入し、止め輪12にて後端を止めることによ
り軸方向の位置を規制している。一般に、給紙ローラ2
のゴム部10としてゴム硬度20〜50度程度の軟かい
ゴムが使用されており、寿命が短いので、定期的に交換
しないと摩耗により搬送不良(不送り)が発生するの
で、このような給紙ローラ2の着脱交換自在な構成が必
須となっている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところが、導電性樹脂
フィルム5はその弾性を利用して給紙ローラ2の表面に
圧接するように当接させることにより、除電効果及び清
掃効果を高めているため、給紙ローラ2をローラ軸7か
ら外したフリー状態では、図7に示すようにゴム部10
の外周面位置よりも低い位置を取るように設定されてい
る。この結果、新しい給紙ローラ2をローラ軸7上に交
換挿入する際に、ゴム部10の挿入端側が導電性樹脂フ
ィルム5の端部に干渉してしまい、図8に例示するよう
に、ゴム部10が導電性樹脂フィルム5をめくり上げる
ように変形させてしまう。よって、給紙ローラ2をロー
ラ軸7上の所定位置にセットした状態では、図9に示す
ように導電性樹脂フィルム5に永久変形が残って波形と
なる。これにより、導電性樹脂フィルム5とゴム部10
表面との間に隙間13ができてしまい、その部分で除電
不良や清掃不良を生じてしまう。
【0010】つまり、導電性樹脂フィルムを用いた給紙
装置において、給紙ローラの交換に伴い、導電性樹脂フ
ィルムに変形を生じて給紙ローラに対する当接状態が悪
くなり、除電不良や清掃不良を生ずるため、給紙ローラ
本来の摩擦力を維持できなくなってしまう不都合を解決
することが第1の目的である。
【0011】さらには、導電性樹脂フィルムや導電ブラ
シの区別なく、給紙ローラの交換に伴い、除電及び清掃
手段に変形を生じさせたり、傷つけることによって、給
紙ローラ本来の摩擦力を維持できなくなってしまう不都
合を解決することが第2の目的である。
【0012】また、導電性樹脂フィルムや導電ブラシな
どの除電及び清掃手段を給紙ローラの表面に当接させた
場合、これらのフィルムやブラシが常時給紙ローラ(ゴ
ムローラ)の表面に接していると、ゴムローラの摩耗が
早く進行してしまうとか、ゴムローラ内部からオイルや
充填剤(加硫促進剤など)が滲み出てきて、フィルムや
ブラシを汚したり、用紙に付着したり、ゴムの表面性が
変化してしまう。これにより、搬送不良(不送り)が発
生する。つまり、除電及び清掃手段を備えた給紙装置に
おいて、除電及び清掃手段が給紙ローラの表面に常時接
触していることに伴って、汚れを生ずる不都合や、給紙
ローラ本来の摩擦力を維持できなくなってしまう不都合
を解決することが第3の目的である。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、用紙を給紙させる給紙ローラをローラ軸に対して軸
方向に着脱交換自在に設け、前記給紙ローラの表面に導
電性樹脂フィルムを当接させるとともに電気的に接地さ
せ、この導電性樹脂フィルムにより前記給紙ローラの表
面の静電気を除電するとともにこの給紙ローラの表面の
異物を除去する給紙装置において、前記導電性樹脂フィ
ルムの押圧接触側に前記給紙ローラの軸線に直交する方
向の複数の切れ目を形成した。従って、給紙ローラの交
換に際して給紙ローラの挿入端が導電性樹脂フィルムに
干渉し、押圧接触側を変形させてしまったとしても、複
数の切れ目によって細分化されており、個々に独立して
給紙ローラの表面に当接しようとするので、給紙ローラ
の表面に対する導電性樹脂フィルムの当接状態は良好に
維持される。これにより、第1の目的が達成される。特
に、請求項2記載の発明では、導電性樹脂フィルムの厚
さを0.2mm以下としているので、給紙ローラの交換に
際して給紙ローラの干渉を受けても永久変形しにくいた
め、給紙ローラの表面に対する接触性が良好に維持され
る。
【0014】請求項3記載の発明では、用紙を給紙させ
る給紙ローラの表面に接触して前記給紙ローラの表面の
静電気を除電するとともにこの給紙ローラの表面の異物
を除去するように導電性を有して接地された除電及び清
掃手段を備えた給紙装置において、前記除電及び清掃手
段を前記給紙ローラの表面に対して接離させる接離機構
を設けた。従って、除電及び清掃手段が給紙ローラの表
面に常時当接しておらず、接離機構によって適宜離反す
るので、常時当接していることによる汚れの発生や給紙
ローラの表面性の変化による摩擦力の低下が防止され
る。これにより、第3の目的が達成される。
【0015】特に、請求項4記載の発明では、給紙ロー
ラに向けて用紙を送り出すための呼出ローラを前記用紙
の紙面に対して接離させる呼出ローラ接離機構を有して
おり、接離機構をこの呼出ローラ接離機構に連動するよ
うにしたので、第3の目的が簡単で安価な構成で達成さ
れる。
【0016】また、請求項5記載の発明では、接離機構
は、非通紙時には除電及び清掃手段を給紙ローラの表面
から離反させておくようにした。従って、給紙ローラを
交換する際には、除電及び清掃手段が給紙ローラの表面
から離反しているので、給紙ローラの交換に伴い、除電
及び清掃手段に変形を生じさせたり、傷つけることがな
い。これにより、第2の目的が達成される。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明の実施の第一の形態を図1
に基づいて説明する。図5ないし図9で示した部分と同
一部分は同一符号を用いて示し、説明も省略する。本実
施の形態における給紙装置では、給紙ローラ2等は図5
等に示した従来構造と同一とされ、導電性樹脂フィルム
5に代えて、導電性樹脂フィルム21が用いられてい
る。この導電性樹脂フィルム21も超高分子量ポリエチ
レンにカーボンを混ぜたものや、ポリカーボネイト、ポ
リエステル等のようにフィルム状に成形できる樹脂にカ
ーボン等の導電性物質を混入させて導電性を持たせたも
のであり、軟鋼製の保持部材6によって支持されつつ、
電気的に接地されている。
【0018】ここに、導電性樹脂フィルム21は0.2
mm以下の厚さのものであり、給紙ローラ2の表面に圧接
する押圧接触側には給紙ローラ2の軸線に直交する方向
の複数の切れ目22が形成されることにより、複数のフ
ィルム細片23が形成されている。切れ目22の間隔
(フィルム細片23の幅)は、例えば、1〜5mm程度と
されている。もっとも、フィルムの厚さや材質などに応
じて、フィルム細片23が永久変形しないような幅に設
定すればよい。
【0019】このような構成によれば、給紙ローラ2の
交換に際してこの給紙ローラ2の挿入端が導電性樹脂フ
ィルム21の端部を図1(b)に示すようにめくり上げ
たとしても、個々のフィルム細片23が独立して変形を
受けるとともに永久変形せずに給紙ローラ2の表面に当
接するように復帰変形する。ちなみに、導電性樹脂フィ
ルム21の材質等にもよるが、この導電性樹脂フィルム
21の厚さが0.2mmを越えると、各フィルム細片23
は剛性が高いため、図1(b)に示すような変形を受け
た場合に仮想線で示す状態に戻りにくくて永久変形しや
すくなってしまう不都合があるため、本実施の形態で
は、導電性樹脂フィルム21を0.2mm以下の厚さとし
ている。これにより、導電性樹脂フィルム21・給紙ロ
ーラ2間に、図9に示したような隙間を生ずることな
く、図1(c)に示すように給紙ローラ2の表面に良好
に接触して、除電効果及び清掃効果が均等に発揮され
る。この場合、切れ目22が形成されて細分化されてい
るが、個々のフィルム細片23はフィルム状態を維持し
ているので、導電ブラシの場合のような毛の折れや抜け
の問題は生じない。
【0020】本発明の実施の第二の形態を図2に基づい
て説明する。図1で示した部分と同一部分は同一符号を
用いて示し、説明も省略する(以下の実施の形態でも同
様とする)。本実施の形態では、除電及び清掃手段とし
て導電性樹脂フィルム5が用いられており、接離機構2
4によって給紙ローラ2の表面に対して接離自在に設け
られている。前記接離機構24は、給紙ローラ2の軸心
に平行な支軸25を中心に回動自在で導電性樹脂フィル
ム5が導電性両面テープにより接着された導電性を有す
る軟鋼製の保持部材26と、この保持部材26の一端に
係止して導電性樹脂フィルム5(保持部材26)を時計
方向に付勢するばね27と、支軸25に対してこのばね
27とは反対側位置にて保持部材26に連結された電磁
ソレノイド28とにより構成されている。電磁ソレノイ
ド28は、通電されることにより保持部材26を吸引し
て上方に変位させ、導電性樹脂フィルム5を給紙ローラ
2から離反させる。なお、保持部材26に対してはその
最下点位置(導電性樹脂フィルム5の押圧力)を規制す
るためのストッパ29が設けられている。また、前記導
電性樹脂フィルム5は保持部材26及びばね27を通じ
て接地されている。
【0021】このような構成において、電磁ソレノイド
28に通電されていない状態では、保持部材26がばね
27による時計方向の付勢力を受けており、導電性樹脂
フィルム5の先端側が給紙ローラ2の表面に圧接した状
態となる。これにより、給紙ローラ2の表面に対する静
電気の除電、異物の清掃機能が発揮される。なお、保持
部材26の位置はストッパ29により規制されており、
必要以上の力が作用することはない。一方、所定のタイ
ミングで電磁ソレノイド28に通電すると、そのプラン
ジャが上方に引かれることにより、保持部材26もばね
27の付勢力に抗して反時計方向に回動変位し、導電性
樹脂フィルム5が給紙ローラ2の表面から離反する。
【0022】よって、本実施の形態によれば、電磁ソレ
ノイド28に適宜のタイミングで通電することにより、
導電性樹脂フィルム5が給紙ローラ2の表面に常時接触
した状態から解除されることになる。この結果、導電性
樹脂フィルム5が給紙ローラ2の表面に常時接触してい
ることによる弊害、例えば、給紙ローラ2の早期摩耗、
ゴム部10内部からのオイル等の滲み出しによる導電性
樹脂フィルム5の汚れ、ゴム部10の表面性の変化、を
低減させることができる。よって、給紙ローラ2は搬送
不良を生ずることはない。
【0023】また、本発明の実施の第三の形態を図3に
基づいて説明する。前述した実施の形態等では省略した
が、本実施の形態においては呼出ローラ3を用紙1に接
離させる呼出ローラ接離機構31が図示されている。こ
の呼出ローラ接離機構31は、給紙ローラ2よりも用紙
搬送方向下流側に設定された支軸32を中心に揺動自在
で他端側で呼出ローラ3を回転自在に保持する保持アー
ム33と、この保持アーム33の一部に連結されてこの
保持アーム33を回動変位させる電磁ソレノイド(図示
せず)とにより構成されている。この電磁ソレノイドは
用紙呼出し命令に応じて所定時間だけ通電されることに
より保持アーム33を時計方向に回動変位させて呼出ロ
ーラ3を積載された用紙1の最上位紙に当接させる。
【0024】ここに、本実施の形態においては、呼出ロ
ーラ接離機構31中の保持アーム33の一部が除電及び
清掃手段である導電性樹脂フィルム5用の保持部34と
して形成されている。保持アーム33ないしはこの保持
部34は導電性を有しており、導電性樹脂フィルム5が
導電性両面テープによって接着され、さらに、この保持
部34を介して接地されている。よって、本実施の形態
においては、導電性樹脂フィルム5用の接離機構35が
保持部34により形成されており、呼出ローラ接離機構
31に一体化されている。
【0025】よって、本実施の形態によれば、呼出ロー
ラ接離機構31により呼出ローラ3が用紙1に接触する
時には導電性樹脂フィルム5も給紙ローラ2の表面に当
接して、表面の静電気の除電、異物の清掃機能が発揮さ
れる。一方、積載された用紙1の呼出しが終わり、呼出
ローラ接離機構31により呼出ローラ3が用紙1から離
反する時には導電性樹脂フィルム5も上方に変位して給
紙ローラ2の表面から離反する。つまり、呼出ローラ3
の接離動作に連動して導電性樹脂フィルム5も給紙ロー
ラ2の表面に対して接離する。これにより、前述した実
施の第二の形態による場合と同様な効果が得られるが、
特に、本実施の形態においては既存の呼出ローラ接離機
構31を利用して簡単かつ安価に実現できる。
【0026】本発明の実施の第四の形態を図4に基づい
て説明する。本実施の形態における接離機構36は、実
施の第二の形態に示した接離機構24と同様に、保持部
材26とばね27と電磁ソレノイド28とにより構成さ
れているが、ばね27と電磁ソレノイド28との配置が
逆とされている。即ち、常時は保持部材26がばね27
によって反時計方向に引っ張られて導電性樹脂フィルム
5が給紙ローラ2の表面から離反し(保持部材26の回
動量はストッパ37により規制される)、電磁ソレノイ
ド28に通紙時だけ通電するとそのプランジャが保持部
材26を時計方向に回動するように引上げることにより
導電性樹脂フィルム5が給紙ローラ2の表面に当接する
ように構成されている。つまり、給紙ローラ2の交換時
を含む非通紙時には、導電性樹脂フィルム5は給紙ロー
ラ2の表面から離反した状態に維持される。
【0027】よって、本実施の形態によれば、給紙ロー
ラ2を交換しようとする際には、導電性樹脂フィルム5
が上方に退避変位した状態にあるので、ローラ軸7上に
挿入される給紙ローラ2の挿入端がこの導電性樹脂フィ
ルム5に干渉せず、導電性樹脂フィルム5を変形させた
り傷つけてしまうことはない。よって、給紙ローラ2の
表面に対する当接状態が良好に維持される。
【0028】なお、これらの第二ないし第四の形態で
は、除電及び清掃手段として導電性樹脂フィルム5を用
いた例で説明したが、図1に示したような導電性樹脂フ
ィルム51であってもよく、あるいは、導電ブラシであ
ってもよい。
【0029】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、給紙ロー
ラの表面に当接する導電性樹脂フィルムの押圧接触側に
給紙ローラの軸線に直交する方向の複数の切れ目を形成
したので、給紙ローラの交換に際して給紙ローラの挿入
端が導電性樹脂フィルムに干渉し、押圧接触側を変形さ
せてしまったとしても、複数の切れ目によって細分化さ
れており、個々に独立して給紙ローラの表面に当接しよ
うとするため、給紙ローラの表面に対する導電性樹脂フ
ィルムの当接状態を良好に維持させることができ、よっ
て、除電及び清掃機能が十分に発揮され、給紙ローラが
本来の摩擦力を維持するので搬送不良を防止できる。特
に、請求項2記載の発明によれば、導電性樹脂フィルム
の厚さを0.2mm以下としたので、給紙ローラの交換に
際して給紙ローラの干渉を受けても永久変形しにくいた
め、給紙ローラの表面に対する接触性をより良好に維持
させることができ、請求項1記載の発明による効果が確
実に発揮される。
【0030】請求項3記載の発明によれば、除電及び清
掃手段を給紙ローラの表面に対して接離させる接離機構
を設けたので、常時当接していることによる汚れの発生
や給紙ローラの表面性の変化による摩擦力の低下を防止
でき、よって、除電及び清掃機能が十分に発揮され、給
紙ローラが本来の摩擦力を維持するので搬送不良を防止
できる。特に、請求項4記載の発明によれば、給紙ロー
ラに向けて用紙を送り出すための呼出ローラを前記用紙
の紙面に対して接離させる呼出ローラ接離機構を有して
おり、接離機構をこの呼出ローラ接離機構に連動するよ
うにしたので、請求項3記載の発明を簡単で安価な構成
で実現することができる。
【0031】また、請求項5記載の発明によれば、請求
項3又は4記載の給紙装置において、接離機構は、非通
紙時には除電及び清掃手段を給紙ローラの表面から離反
させておくようにしたので、給紙ローラを交換する際に
は、除電及び清掃手段が給紙ローラの表面から離反して
いることになり、給紙ローラの交換に伴い、除電及び清
掃手段に変形を生じさせたり、傷つけることがなくな
り、よって、除電及び清掃機能が十分に発揮され、給紙
ローラが本来の摩擦力を維持するので搬送不良を防止で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の第一の形態を示し、(a)は概
略側面図、(b)は給紙ローラの挿入時の概略斜視図、
(c)は概略正面図である。
【図2】本発明の実施の第二の形態を示す概略側面図で
ある。
【図3】本発明の実施の第三の形態を示す概略側面図で
ある。
【図4】本発明の実施の第四の形態を示す概略側面図で
ある。
【図5】従来例を示す概略側面図である。
【図6】給紙ローラとローラ軸との関係を示す縦断正面
図である。
【図7】給紙ローラと導電性樹脂フィルムとの位置関係
を示し、(a)は正面図、(b)は側面図である。
【図8】給紙ローラの挿入時を示す正面図である。
【図9】給紙ローラ挿入後の様子を示す正面図である。
【符号の説明】
1 用紙 2 給紙ローラ 3 呼出ローラ 5 除電及び清掃手段 7 ローラ軸 21 導電性樹脂フィルム、除電及び清掃手段 22 切れ目 24 接離機構 31 呼出ローラ接離機構 35,36 接離機構

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 用紙を給紙させる給紙ローラをローラ軸
    に対して軸方向に着脱交換自在に設け、前記給紙ローラ
    の表面に導電性樹脂フィルムを当接させるとともに電気
    的に接地させ、この導電性樹脂フィルムにより前記給紙
    ローラの表面の静電気を除電するとともにこの給紙ロー
    ラの表面の異物を除去する給紙装置において、前記導電
    性樹脂フィルムの押圧接触側に前記給紙ローラの軸線に
    直交する方向の複数の切れ目を形成したことを特徴とす
    る給紙装置。
  2. 【請求項2】 導電性樹脂フィルムは、厚さ0.2mm以
    下であることを特徴とする請求項1記載の給紙装置。
  3. 【請求項3】 用紙を給紙させる給紙ローラの表面に接
    触して前記給紙ローラの表面の静電気を除電するととも
    にこの給紙ローラの表面の異物を除去するように導電性
    を有して接地された除電及び清掃手段を備えた給紙装置
    において、前記除電及び清掃手段を前記給紙ローラの表
    面に対して接離させる接離機構を設けたことを特徴とす
    る給紙装置。
  4. 【請求項4】 給紙ローラに向けて用紙を送り出すため
    の呼出ローラを前記用紙の紙面に対して接離させる呼出
    ローラ接離機構を有しており、接離機構をこの呼出ロー
    ラ接離機構に連動するようにしたことを特徴とする請求
    項3記載の給紙装置。
  5. 【請求項5】 接離機構は、非通紙時には除電及び清掃
    手段を給紙ローラの表面から離反させておくことを特徴
    とする請求項3又は4記載の給紙装置。
JP7274615A 1995-10-24 1995-10-24 給紙装置 Pending JPH09110201A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012180144A (ja) * 2011-02-28 2012-09-20 Sumitomo Rubber Ind Ltd 給紙機構
CN102862841A (zh) * 2012-07-25 2013-01-09 昆山微容电子企业有限公司 载体纸带架
CN120793322A (zh) * 2025-09-04 2025-10-17 大连宇科机械制造有限公司 全自动定位气压打包机

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