JPH09110811A - N−(ヒドロキシ)アラルキルフェニルエタノールアミン類のo−アルキル化された化合物 - Google Patents
N−(ヒドロキシ)アラルキルフェニルエタノールアミン類のo−アルキル化された化合物Info
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Abstract
ールアミン類をより高い収率で得ることが可能な化合物
を提供する。 【解決手段】一般式V 【化1】 〔式中、Xは水素原子、ハロゲン原子、トリフルオロメ
チル基または低級アルキル基を表わす。Wはメチル基
を、Qは水素原子を表わすか、或いはWとQは結合して
エチレン基を形成する。R''は水素原子またはCH2−
COOR’基を表わし、ここにR’は低級アルキル基を
表わす。Yは保護基を表わす。〕で表わされる化合物。
Description
−フェニルエタノールアミン類のO−アルキル化の方法
に関し、より詳しくは、上記(ヒドロキシ)アラルキル
化−フェニルエタノールアミン類のフェノール性ヒドロ
キシル基のアルキル化方法及び該方法において使用され
る中間体に関する。
記の一般式
リフルオロメチル基または低級アルキル基を表わし、R
は水素原子、置換基として炭素数3〜7のシクロアルキ
ル基、ヒドロキシ基、低級アルコキシ基、カルボキシ基
または低級カルバルコキシ(carbalkoxy)基を有するこ
とのある低級アルキル基、炭素数3〜7のシクロアルキ
ル基または低級アルカノイル基を表わす。〕で表わされ
るフェニルエタノールアミノテトラリン類及びその薬学
的に許容される塩が開示されている。
うち、O−アルキル化による方法に関する記載によれ
ば、2−〔(7−ヒドロキシ−1,2,3,4−テトラ
ヒドロ−2−ナフチル)アミノ〕−1−フェニルエタノ
ールまたは2−〔(7−ヒドロキシ−1,2,3,4−
テトラヒドロ−2−ナフチル)アミノ〕−1−(3−ク
ロロフェニル)エタノールを原料として、ブロモ酢酸エ
チルと反応させ、2−〔(7−カルボエトキシメトキシ
−1,2,3,4−テトラヒドロ−2−ナフチル)アミ
ノ〕−1−フェニルエタノールまたは、2−〔(7−カ
ルボエトキシメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロ
−2−ナフチル)アミノ〕−1−(3−クロロフェニ
ル)エタノールを生成している。この反応では、目的物
の収率が極めて低く、良好な結果は得られていない。
を表わす化合物におけるアミノ基を、アルキル化を行う
前に保護し、その後脱保護することにより、上記の生成
物をより高い収率で得ることが可能であることが、今回
発見された。
リフルオロメチル基または低級アルキル基を表わす。W
はメチル基を、Qは水素原子を表わすか、或いはWとQ
は結合してエチレン基を形成する。R”は水素原子また
はCH2−COOR’基を表わし、ここにR’は低級ア
ルキル基を表わす。Yは保護基を表わす。〕で表わされ
る化合物に関する。
リフルオロメチル基または低級アルキル基を表わし、W
はメチル基を、Qは水素原子を表わすか、或いはWとQ
は結合してエチレン基を形成し、R’は低級アルキル基
を表わす。〕で表わされる化合物及び該化合物の薬学的
に許容される塩の製造方法により製造できる。この製造
方法は、下記の(a) 、(b) 、(c) の工程を備えている。
で表わされる化合物のアミノ基を保護する工程; (b) このようにして得られた下記の一般式
り、YはN−保護基を表わす。〕で表わされる化合物
を、式Hal−CH2−COOR’〔式中R’は前記に
同じであり、Halは塩素原子、臭素原子またはヨウ素
原子を表わす。〕で表わされる化合物によりアルキル化
する工程; (c) こうして得られた下記の一般式
に同じ。〕で表わされる化合物のアミノ基を脱保護し、
必要に応じて、このようにして得られた生成物をその薬
学的に許容される塩の1種に変換する工程。
〜4の炭素数を持つ。
子、及び特に塩素原子がより好ましい。
rt−ブチルオキシカルボニル基)と、Z基(ベンジルオ
キシカルボニル基)が有利である。
「テトラロン」なる語は、1,2,3,4−テトラヒド
ロナフタレンを指す。
発明の好ましい化合物は、一般式Iの化合物において、
Xが前記に同じのもの、特に3−クロロであり、R’が
メチル基又はエチル基であり、Qなる置換基に関して
は、Qが水素原子の場合、O−CH2−COOR’基は
メタ位にあり、WとQが結合してエチレン基を形成する
場合、パラ位にある。
ルメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロ−2−ナフ
チル〕−(2R)−2−(3−クロロフェニル)−2−
ヒドロキシエタンアミン ・N−〔(2S)−7−エトキシカルボニルメトキシ−
1,2,3,4−テトラヒドロ−2−ナフチル〕−(2
R)−2−(3−クロロフェニル)−2−ヒドロキシエ
タンアミン ・N−〔(2R)−7−メトキシカルボニルメトキシ−
1,2,3,4−テトラヒドロ−2−ナフチル〕−(2
R)−2−(3−クロロフェニル)−2−ヒドロキシエ
タンアミン 及びこれら化合物の薬学的に許容される塩。
い薬理学的性質を示す。
より詳しくは、欧州特許第211721号明細書(W+
Q=エチレン基)、同第66351号明細書(W=メチ
ル基、Q=水素原子、X=トリフルオロメチル基)、同
第70134号明細書(W=メチル基、Q=水素原子、
X=ハロゲン原子)に記載されているか、或いは公知の
方法、より詳しくは、上記の3件の特許明細書に記載の
方法により容易に製造することができる。
わされる化合物を、エム.ボダンスキー他著、ペプチド
・シンセシス、第2版、ジョン・ウィリー アンド サ
ンズ(M. Bodanszky and al., Peptide Synthesis, 2nd
Edition, John Wiley & Sons )1976年、第18−
49頁に記載されたような適当な試薬との反応によっ
て、アミノ基を保護することにより、行うことができ
る。
rt−ブチルジカーボネートと反応させることにより導入
することができる。Z基はイー.シー.ホーニング著、
オルガニック シンセシス、第3巻、ウィリー、ニュー
ヨーク(E. C. Horning, Organic Synthesis, vol II
I,Wiley, New York)1955年、第167頁に記載さ
れた公知の方法に従って導入することができる。こうし
て得られた一般式IIIで表わされる化合物は、アルカリ
金属の水酸化物又は炭酸塩、例えば炭酸カリウム等の塩
基性縮合剤の存在下で、一般式Hal−CH2−COO
R’〔式中、R’及びHalは前記に同じ〕で表わされ
るハロゲン化物と反応させることによりアルキル化され
る。
れる化合物における保護基Yの除去は、文献に記載され
た方法に従って行われる。
酢酸を、そのままで、或いはその塩化メチレン又はクロ
ロホルム溶液により、又は塩化水素の酢酸エチル溶液に
より、又は、塩化水素の酢酸溶液により、又はギ酸によ
り処理することによって行われる。トリフルオロ酢酸に
より除去が行われる場合には、一般式Iで表わされる生
成物がトリフルオロアセテートとして単離される。この
ようにして得られた塩は塩基、例えば水酸化アンモニウ
ムで中和することができ、遊離塩基は、単離されるか、
又は、直接別の塩、例えば塩酸塩又は臭化水素酸塩に変
換することができる。
る。前記一般式III及び一般式IVの化合物は、新規であ
り、本発明方法の重要な中間体である。
物の立体化学に何ら影響を及ぼさない。従って、本発明
方法はラセミ混合物又は純粋な光学異性体に対しても、
適用することができる。
定せずに例証する。特定の旋光性を表わす符号を、/α
/と示したが、これは〔α〕D 20を意味する。
−2−ナフチル)−2−(3−クロロフェニル)−2−
ヒドロキシエタンアミン;SR58523,ジアステレ
オマーAの製造 欧州特許第211721号の実施例8に記載されたよう
な、ジアステレオマーが50対50の割合の混合物とし
て得られた3.9gのN−(7−ヒドロキシ−1,2,
3,4−テトラヒドロ−2−ナフチル)−2−(3−ク
ロロフェニル)−2−ヒドロキシエタンアミン塩基を1
50mlのアセトンに溶解し、適量の種晶を添加した後
一晩放置して晶出させた。沈澱した生成物を濾過し、濾
液をその体積が半分になるまで蒸発させた後、冷蔵庫中
に一晩放置した。このようにして全重量が1.8gの少
量の別の生成物が得られ、その融点は175℃であっ
た。この生成物を120mlのアセトンから再結晶させ
た後、冷蔵庫中に一晩放置して晶出させることにより、
1.2gのSR58523を得た。その融点は182−
184℃であり、13C NMR分析(50MHz)によ
り、純粋なジアステレオマーであることが確認された。
その立体配置は(RS,SR)であった。
−2−ナフチル)−2−(3−クロロフェニル)−2−
ヒドロキシエタンアミン;SR58524,ジアステレ
オマーBの製造 製造例Iで得られたSR58523の晶出の母液を蒸発
乾固し、残渣を僅かに加温しながら25mlの酢酸エチ
ルに溶解し、濾紙で濾過し、冷蔵庫に一晩放置して晶出
させた後、濾過することにより、1.2gのSR585
24を得た。その融点は136−138℃であり、ま
た、13C NMR分析(50MHz)により、ジアステ
レオマー(RR,SS)/(RS,SR)が75/25
の割合の混合物であることが確認された。
和物;SR58554の製造 対応する塩酸塩(ジャーナル オブ ケミカル ソサエ
ティ(J. Chem. Soc.),1965(4月),2636
−41)を10%水酸化ナトリウムで中和し、酢酸エチ
ルで抽出し、溶媒を留去することにより得られた50g
の2−アミノ−7−メトキシテトラリン粗塩基の無水エ
タノール550ml溶液に、43gの(+)マンデル酸
の無水エタノール550ml溶液を加えた。室温で一晩
放置した後、得られた沈殿物を濾過、無水エタノール中
で晶出させることを2回繰り返した。その際、各回ごと
に、一晩室温で放置した後に晶出生成物を回収した。こ
のようにして、(+)マンデル酸の(+)−2−アミノ
−7−メトキシテトラリンとの純粋な塩34.2g(7
4%)を得た。その融点は190−192℃であった。
最初の晶出の母液を分離し、下記の製造例IVで使用し
た。このようにして得られた塩34gを300mlの水
に懸濁させ、反応混合物を1N水酸化ナトリウムでアル
カリ性にした。塩基を酢酸エチルで抽出し、蒸発乾固
し、残渣を260mlの48%臭化水素酸に溶解した。
反応混合物を3時間加熱還流し、減圧下で蒸発乾固し、
得られた残渣を70mlの水に溶解した。該水溶液を濃
水酸化アンモニウムでアルカリ性にし、一晩冷却した後
に濾過した。かくして、R(+)−2−アミノ−7−ヒ
ドロキシテトラリン(SR58554)が1水和物とし
て得られた。その融点は143−144℃であり、/α
/=+85.1゜(メタノール、c=0.5%)であっ
た。該生成物の塩酸塩は、文献(モレキュラー ファー
マコロジー(Molecular Pharmacology) 、1982、2
2、281−289)に記載のものに相当する旋光性
(rotatory power)を有する。
和物;SR58555の製造 SR58554(製造例III)の最初の晶出母液を蒸発
乾固して、得られた残渣を300mlの水に懸濁し、懸
濁液を1N水酸化ナトリウムでアルカリ性にした。塩基
を酢酸エチルで抽出した。製造例IIIに記載された方法
において、上記塩基と(−)マンデル酸の(−)−2−
アミノ−7−メトキシテトラリンとの塩(融点189−
191℃)が得られ、更に1N水酸化ナトリウムで処理
することにより、S(−)−2−アミノ−7−ヒドロキ
シテトラリン即ちSR58555を1水和物として得
た。その融点は143−144℃であり、/α/=−8
6.9゜(メタノール、c=0.5%)であった。得ら
れた生成物の塩酸塩は文献(モレキュラー ファーマコ
ロジー(Molecular Pharmacology) 、1982、22、
281−289)に記載のものに相当する旋光性を有す
る。
トラヒドロ−2−ナフチル〕−(R)−3−クロロマン
デルアミド、SR58587の製造 3.6gの(R)−3−クロロマンデル酸(ブレチン
ソシエテ キミク フランス(Bull. Soc. Chim. F
r.) ,1973、12、3330)を窒素ガス気流中に
おいて60mlの無水塩化メチレン中で3.5gのS
(−)−2−アミノ−7−ヒドロキシテトラリンの1水
和物(製造例IV)及び7.7gのBOP(ベンゾトリア
ゾリル−N−オキシトリス−(ジメチルアミノ)ホスホ
ニウムのヘキサフルオロホスフェート)と反応させた。
更に2.7mlのトリエチルアミンを加え、得られた溶
液を室温で撹拌下で5時間放置した後、400mlの酢
酸エチルを加えた。得られた溶液を炭酸水素ナトリウム
溶液、水、塩酸、最後に再び水で順に洗浄した後、有機
相を分離し、蒸発乾固した。得られた残渣を150ml
の1N水酸化ナトリウムで処理し、エチルエーテルで抽
出した後、使用したエチルエーテルを除去した。水相を
濃塩酸で酸性にし、酢酸エチルで抽出した。有機相は水
洗し、硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過して蒸発乾固し
た。得られた油状物を酢酸エチル/シクロヘキサンの割
合が70/30の混合物で溶離してフラッシュクロマト
グラフィー(flash chromatography)に供することによ
り精製した。かくしてN−〔(2S)−7−ヒドロキシ
−1,2,3,4−テトラヒドロ−2−ナフチル〕−
(R)−3−クロロマンデルアミドが、非常に粘度の高
い白色状の油状物として得られ、該油状物を石油エーテ
ルで処理することにより、特定の融点を有しない固体、
SR58587が得られ、/α/=−95゜(メタノー
ル、c=1%)であった。
トラヒドロ−2−ナフチル〕−(S)−3−クロロマン
デルアミド、SR58588の製造 製造例Vに記載された方法において、(R)−3−クロ
ロマンデル酸の代わりに(S)−3−クロロマンデル酸
(ブレチン ソシエテ キミク フランス(Bull. Soc.
Chim. Fr.) ,1973、12、3330)を、またS
(−)−2−アミノ−7−ヒドロキシ−1,2,3,4
−テトラヒドロナフタレンの1水和物の代わりにR
(+)−2−アミノ−7−ヒドロキシ−1,2,3,4
−テトラヒドロナフタレンの1水和物(製造例III)を
使用することにより、N−〔(2R)−7−ヒドロキシ
−1,2,3,4−テトラヒドロ−2−ナフチル〕−
(S)−3−クロロマンデルアミドを、特定の融点を有
しない固体、SR58588として得た。/α/=+9
2.5゜(メタノール、c=1%)であった。
トラヒドロ−2−ナフチル〕−(2S)−2−(3−ク
ロロフェニル)−2−ヒドロキシエタンアミン;SR5
8590の製造 製造例VIのN−〔(2R)−7−ヒドロキシ−1,2,
3,4−テトラヒドロ−2−ナフチル〕−(S)−3−
クロロマンデルアミド、即ちSR585883gの、無
水テトラヒドロフラン40ml溶液を、窒素ガス流れ中
で加熱還流し、ボラン−メチルスルフィド(ボランとジ
メチルスルフィドの錯体からなるディボランを発生させ
る試薬)の10M溶液2.7ml及び20mlのテトラ
ヒドロフランの混合物を加え、4時間加熱還流した。得
られた溶液を室温で4時間冷却した後、25mlのメタ
ノールを加え、反応混合物を撹拌下で、最初の30分間
は室温で放置し、次の30分間は還流した。減圧下で濃
縮し、濾過した後、残渣をイソプロパノールから2回晶
出させて、N−〔(2R)−7−ヒドロキシ−1,2,
3,4−テトラヒドロ−2−ナフチル〕−(2S)−2
−(3−クロロフェニル)−2−ヒドロキシエタンアミ
ン;SR58590を得た。その融点は186−188
℃であり、/α/=+76゜(メタノール、c=0.5
%)であった。
トラヒドロ−2−ナフチル〕−(2R)−2−(3−ク
ロロフェニル)−2−ヒドロキシエタンアミン;SR5
8589の製造 製造例VIIに記載された方法において、原料として製造
例VのSR585872.5gを利用することにより、
N−〔(2S)−7−ヒドロキシ−1,2,3,4−テ
トラヒドロ−2−ナフチル〕−(2R)−2−(3−ク
ロロフェニル)−2−ヒドロキシエタンアミン、SR5
8589を得た。その融点は185−187℃であり、
/α/=−78.5゜(メタノール、c=0.5%)で
あった。
トラヒドロ−2−ナフチル〕−(R)−3−クロロマン
デルアミド;SR58533の製造 製造例IIIの(R)−2−アミノ−7−ヒドロキシテト
ラリン塩酸塩2.6g及び2.4gの(R)−3−クロ
ロマンデル酸並びに5.2gのBOPの、60mlの無
水塩化メチレンへの懸濁液に、3.6mlのトリエチル
アミンをゆっくりと加えた後、得られた溶液を撹拌下、
室温で3時間放置した。更に50mlの飽和塩化ナトリ
ウム溶液を加え、反応混合物を撹拌下、室温で30分間
放置した。該混合物に200mlの酢酸エチルを加えた
後、相の分離を行った。有機相を2規定の塩酸30ml
で2回洗浄し、更に飽和塩化ナトリウム溶液30mlで
2回洗浄した。有機溶液を硫酸ナトリウムで乾燥した後
濾過し、蒸発乾固した。このようにして得られた油状物
を酢酸エチル/シクロヘキサンの割合が55/45の混
合物で溶離するフラッシュクロマトグラフイーに供する
ことにより精製した。得られた練り粉状(doughy)の固
体を20mlのエチルエーテルに溶解した後、生成物を
晶出させた。10mlのシクロヘキサンを加えた後、生
成物を濾過し、シクロヘキサン/エチルエーテルの割合
が2/1の混合物で洗浄し、減圧下、50℃で乾燥し
た。60MHzでの13C NMR分析により、純粋な立
体異性体が得られたことが確認され、融点は132−1
34℃であり、/α/=+24.9゜(メタノール、c
=1%)であった。クロマトグラフイーにより更に精製
を行うことにより、鏡像異性体的(enantiomerically)
且つ化学的に純粋なN−〔(2R)−7−ヒドロキシ−
1,2,3,4−テトラヒドロ−2−ナフチル〕−
(R)−3−クロロマンデルアミド、即ちSR5853
3を得た。その融点は143−147℃であり、/α/
=+35.1゜(メタノール、c=1%)であった。
トラヒドロ−2−ナフチル〕−(S)−3−クロロマン
デルアミド;SR58574の製造 製造例IXに記載された方法において、(R)−3−クロ
ロマンデル酸の代わりに(S)−3−クロロマンデル酸
を、また(R)−2−アミノ−7−ヒドロキシテトラリ
ン塩酸塩の代わりに製造例IVの(S)−2−アミノ−7
−ヒドロキシテトラリン塩酸塩を使用することにより、
N−〔(2S)−7−ヒドロキシ−1,2,3,4−テ
トラヒドロ−2−ナフチル〕−(S)−3−クロロマン
デルアミド、即ちSR58574を得た。その融点は1
45−146℃であり、/α/=−34.2゜(メタノ
ール、c=1%)であった。
トラヒドロ−2−ナフチル〕−(2R)−2−(3−ク
ロロフェニル)−2−ヒドロキシエタンアミン塩酸塩;
SR58572Aの製造 製造例IXで得られた生成物を、製造例VIIに記載された
ようにボラン−メチルスルフィドで還元することによ
り、N−〔(2R)−7−ヒドロキシ−1,2,3,4
−テトラヒドロ−2−ナフチル〕−(2R)−2−(3
−クロロフェニル)−2−ヒドロキシエタンアミン塩基
を得た。該生成物をアセトンに溶解し、塩化水素のイソ
プロパノール飽和溶液で処理し、濾過した後、残渣をイ
ソプロパノールから2回晶出させた。得られた生成物を
冷却し、濾過した後、最初はイソプロパノールで次にア
セトンで洗浄することにより、N−〔(2R)−7−ヒ
ドロキシ−1,2,3,4−テトラヒドロ−2−ナフチ
ル〕−(2R)−2−(3−クロロフェニル)−2−ヒ
ドロキシエタンアミン塩酸塩、即ちSR58572Aを
得た。その融点は203−205℃であり、/α/=+
36.4゜(メタノール、c=1%)であった。
トラヒドロ−2−ナフチル〕−(2S)−2−(3−ク
ロロフェニル)−2−ヒドロキシエタンアミン塩酸塩;
SR58575Aの製造 製造例Xで得られた生成物を、製造例VIIに記載された
ようにボラン−メチルスルフィドで還元することによ
り、N−〔(2S)−7−ヒドロキシ−1,2,3,4
−テトラヒドロ−2−ナフチル〕−(2S)−2−(3
−クロロフェニル)−2−ヒドロキシエタンアミン塩基
が得られ、該塩基から、製造例XIに記載の方法により、
対応する塩酸塩、即ちSR58575Aを得た。その融
点は203−205℃であり、/α/=−35.8゜
(メタノール、c=1%)であった。
キシ−1,2,3,4−テトラヒドロ−2−ナフチル)
−2−(3−クロロフェニル)−2−ヒドロキシエタン
アミン;ジアステレオマーA 製造例Iで記載されたように得られたSR58523
1.5gを100mlのジオキサンに溶解した。得られ
た溶液に5.1mlの1N水酸化ナトリウム及び5.1
mMのジ−tert−ブチルジカーボネートを室温下で加え
た。混合物を室温で1時間、次いで40℃で2時間、更
に室温で一晩撹拌した。減圧下で蒸発させた後、残渣を
150mlのエチルエーテルに溶解し、得られたエーテ
ル溶液を水洗し、乾燥してエーテルを除去して乾固し
た。残渣を1H NMR分析することにより、上記の生
成物が得られたことを確認した。
キシ−1,2,3,4−テトラヒドロ−2−ナフチル)
−2−(3−クロロフェニル)−2−ヒドロキシエタン
アミン;ジアステレオマーB 製造例IIで記載されたように得られたSR58524
1.5gを100mlのジオキサンに溶解した。得られ
た溶液に5.1mlの1N水酸化ナトリウム及び5.1
mMのジ−tert−ブチルジカーボネートを室温下で加え
た。混合物を室温で1時間、次に40℃で2時間、更に
室温で一晩撹拌した。混合物を減圧下で蒸発させた後、
残渣を150mlのエチルエーテルに溶解し、得られた
エーテル溶液を水洗し、乾燥蒸発乾固した。残渣を1H
NMR分析したところ、上記の生成物を得たことを確
認した。
4−テトラヒドロ−2−ナフチル)−2−(3−クロロ
フェニル)−2−ヒドロキシエタンアミントリフルオロ
アセテート;SR58538A、ジアステレオマーA (a) 実施例1で得られた生成物を190mlのアセ
トンに溶解して、得られた溶液に、5.4mlのブロモ
酢酸エチル及び6.36gの炭酸カリウムを加えた。混
合物を還流下、6時間撹拌した後、濾過し、蒸発乾固し
た。その結果得られた残渣を、エチルエーテルに溶解
し、溶液を濾過した。溶媒を留去することにより、N−
tert−ブチルオキシカルボニル−N−(7−エトキシカ
ルボニルメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロ−2
−ナフチル−2−(3−クロロフェニル)−2−ヒドロ
キシエタンアミン、ジアステレオマーAを得た。
溶液を0〜5℃に冷却した後、40mlの塩化メチレン
に溶解した8mlのトリフルオロ酢酸を加えた。混合物
を冷却状態で15分間、更に室温で2時間撹拌した。そ
の後減圧下、40℃で蒸発乾固した。残渣をエチルエー
テルから晶出させて、融点が157〜159℃の生成物
3.9gを得た。該生成物を7.5mlの酢酸エチル及
び15mlのエチルエーテルの混合物から、晶出させ、
3.3gのSR58538A、ジアステレオマーAを得
た。その融点は156〜158℃(SR58523を原
料とした全収率:42%)であった 実施例4 N−(7−エトキシカルボニルメトキシ−1,2,3,
4−テトラヒドロ−2−ナフチル)−2−(3−クロロ
フェニル)−2−ヒドロキシエタンアミントリフルオロ
アセテート;SR58539A、ジアステレオマーB (a) 実施例2で得られた生成物を200mlのアセ
トンに溶解して、得られた溶液に、5.6mlのブロモ
酢酸エチル及び6.63gの炭酸カリウムを加えた。混
合物を還流下6時間撹拌した後、濾過して蒸発乾固し
た。残渣をエチルエーテルに溶解し、得られたエーテル
溶液を濾過し、溶媒を留去した。かくして、N−tert−
ブチルオキシカルボニル−N−(7−エトキシカルボニ
ルメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロ−2−ナフ
チル−2−(3−クロロフェニル)−2−ヒドロキシエ
タンアミン、ジアステレオマーBを得た。
溶液を0〜5℃に冷却した後、40mlの塩化メチレン
に溶解した12.7mlのトリフルオロ酢酸を加えた。
混合物を冷却状態で15分間、更に室温で2時間撹拌し
た。その後減圧下、40℃で蒸発乾固した。残渣をエチ
ルエーテルから晶出させることにより、融点が132〜
134℃の生成物5gが得られ、該生成物を9mlの酢
酸エチルに溶解した。得られた溶液に35mlのエチル
エーテルを加えて冷却した後、沈殿物を濾過した。かく
して、4.1gのSR58539Aを得た。その融点は
134〜136℃(SR58524を原料とした全収
率:49%)であった。
テトラヒドロ−2−ナフチル−2−(3−クロロフェニ
ル)−2−ヒドロキシエタンアミン塩酸塩;SR585
39B、ジアステレオマーB 実施例4に記載されたように製造されたSR58539
A 7.5gを10mlの15%水酸化アンモニウムと
共に水中に懸濁した。懸濁液をエチルエーテルで抽出
し、エーテル相を水洗した。エーテルを蒸発させた後、
残渣をエタノールに溶解し、得られた溶液を塩化水素の
エタノール溶液で処理した。エタノールを蒸発させた
後、残渣をエチルエーテル中に入れ、得られた固体生成
物を酢酸エチルから晶出させた。かくして、上記の生成
物3.1g(50%)を得た。その融点は137〜13
9℃であり、13C NMR分析(50MHz)の結果か
ら、純粋のジアステレオマーであることが確認された。
その立体配置は(RR、SS)であった。
4−テトラヒドロ−2−ナフチル−2−(3−クロロフ
ェニル)−2−ヒドロキシエタンアミン塩酸塩;SR5
8538B、ジアステレオマーA 実施例3に記載されたように製造されたSR58538
A 5.1gを7mlの15%水酸化アンモニウムと共
に水中に懸濁した。懸濁液をエーテルで抽出し、エーテ
ル相を水洗し、エーテルを蒸発させた後、残渣をエタノ
ールに溶解して得られた溶液を塩化水素のエタノール溶
液で処理した。エタノールを蒸発させた後、残渣をエチ
ルエーテル中に入れ、得られた生成物をエタノール及び
エチルエーテルの混合物から晶出した。かくして、上記
の生成物3.4g(79%)を得た。その融点は124
〜126℃であり、13C NMR分析(50MHz)の
結果から、純粋のジアステレオマーであることを確認し
た。その立体配置は(RS、SR)であった。
キシ−1,2,3,4−テトラヒドロ−2−ナフチル−
2−(3−クロロフェニル)−2−ヒドロキシエタンア
ミン;ジアステレオマーA 製造例Iに記載されたように得られたSR58523
4.9gのtert−ブタノール200ml溶液に16.9
mlの1N水酸化ナトリウム及び16.9mMのジ−te
rt−ブチルジカーボネートを室温で加えた。混合物を室
温で1時間、次に40℃で2時間、更に室温で1晩、そ
れぞれ撹拌した。混合物を350mlのエチルエーテル
に溶解し、得られたエーテル溶液を水洗し、乾燥蒸発乾
固した。残渣を1H NMR分析したところ実施例1の
生成物と同じ上記の生成物が得られたことが確認され
た。
キシ−1,2,3,4−テトラヒドロ−2−ナフチル−
2−(3−クロロフェニル)−2−ヒドロキシエタンア
ミン;ジアステレオマーB 製造例IIに記載されたように得られたSR58524
5.1gのtert−ブタノール200ml溶液に17.6
mlの1N水酸化ナトリウム及び17.6mMのジ−te
rt−ブチルジカーボネートを室温下で加えた。混合物を
室温で1時間、次に40℃で2時間、更に室温で一晩、
それぞれ撹拌した。混合物を350mlのエチルエーテ
ルに溶解し、エーテル相を水洗し、乾燥蒸発乾固した。
残渣を1H NMR分析した結果実施例2の生成物と同
じ上記の生成物が得られたことが確認された。
ル)−1−メチルエチル〕−2−(3−クロロフェニ
ル)−2−ヒドロキシエタンアミントリフルオロアセテ
ート (a) 1.6gのN−〔2−(4−ヒドロキシフェニ
ル)−1−メチルエチル〕−2−(3−クロロフェニ
ル)−2−ヒドロキシエタンアミン(欧州特許第701
34号の実施例2に記載されたように製造される。但
し、還元剤として、水素化ホウ素ナトリウムの代わりに
ナトリウムシアノボロヒドライド(sodium cyanoborohy
dride )を使用した。)及び5.5mlの1N水酸化ナ
トリウムの、ジオキサン50ml溶液への混合物に、1
0mlのジオキサンに溶解した1.2gのジ−tert−ブ
チルジカーボネートを室温下で滴下した。混合物を40
℃で2時間、その後室温で一晩撹拌した。エチルエーテ
ルで希釈した後、有機溶液を20mlの水で3回洗浄
し、硫酸ナトリウムで乾燥した。有機相を減圧下で濃縮
することにより2.5gのN−tert−ブチルオキシカル
ボニル−N−〔2−(4−ヒドロキシフェニル)−1−
メチルエチル〕−2−(3−クロロフェニル)−2−ヒ
ドロキシエタンアミンが油状物として生成し、以下の工
程においてそのまま使用した。
3.1gのブロモ酢酸エチル並びに2.5mgの炭酸カリ
ウムのアセトン80mlへの混合物を6時間加熱還流し
た。冷却後、沈澱した無機塩を濾去し、溶液を減圧下で
蒸発させた。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフイ
ー(溶離剤はシクロヘキサン/酢酸エチルの割合が7/
3の混合物)に供することにより生成した。かくして、
2gのN−tert−ブチルオキシカルボニル−N−〔2−
(4−エトキシカルボニルメトキシフェニル)−1−メ
チルエチル〕−2−(3−クロロフェニル)−2−ヒド
ロキシエタンアミンを純粋な生成物として得た。該生成
物は黄色の油状物であり、収率は70%であった。
0ml溶液に10mlのトリフルオロ酢酸を0℃で加え
た。混合物を室温で3時間撹拌した後、減圧下で濃縮し
た。残留した油状物をエチルエーテルで洗浄することに
より、1.4gのN−〔2−(4−エトキシカルボニル
メトキシフェニル)−1−メチルエチル〕−2−(3−
クロロフェニル)−2−ヒドロキシエタンアミントリフ
ルオロアセテートが黄色の油状物として得られた。収率
は90%であった。
たアルカリ性試薬により容易に鹸化し、対応する遊離酸
に変換される。
後、(b) 得られた生成物を実施例9の工程(b)に
記載された条件でブロモ酢酸メチルと反応させることに
より、N−tert−ブチルオキシカルボニル−N−〔2−
(4−メトキシカルボニルメトキシフェニル)−1−メ
チルエチル〕−2−(3−クロロフェニル)−2−ヒド
ロキシエタンアミンを得た。更に、(c) このように
して得られた生成物を実施例9の工程(c)に記載され
た条件でトリフルオロ酢酸で処理することにより、N−
〔2−(4−メトキシカルボニルメトキシフェニル)−
1−メチルエチル〕−2−(3−クロロフェニル)−2
−ヒドロキシエタンアミントリフルオロアセテートを得
た。
成物を、水酸化アンモニウムで中和し、臭化水素(塩化
水素に代えて)のエタノール溶液で塩形成(salificati
on)させて、N−〔2−(4−メトキシカルボニルメト
キシフェニル)−1−メチルエチル〕−2−(3−クロ
ロフェニル)−2−ヒドロキシエタンアミン臭化水素酸
塩を得た。
1,2,3,4−テトラヒドロ−2−ナフチル〕−(2
R)−2−(3−クロロフェニル)−2−ヒドロキシエ
タンアミン塩酸塩;SR58611A (a) 製造例VIIIに記載されたように得られたSR5
8589 1.8gを12mlのジメチルホルムアミド
に溶解し、4mlのトリエチルアミンを加えた後、得ら
れた溶液を室温で10分間撹拌した。該溶液に1.36
gのジ−tert−ブチルジカーボネートを加え、反応混合
物を撹拌下、室温で3時間放置した。50mlの水を加
えた後、混合物を70mlのエチルエーテルで3回抽出
した。有機相を水洗し、乾燥蒸発乾固して、2.4g
(100%)のN−tert−ブチルオキシカルボニル−N
−〔(2S)−7−ヒドロキシ−1,2,3,4−テト
ラヒドロ−2−ナフチル−(2R)−2−(3−クロロ
フェニル)−2−ヒドロキシエタンアミンを油状生成物
として得た。
を、90mlのアセトンに溶解し、1.9mlのブロモ
酢酸エチル、更に2.34gの無水炭酸カリウムを加え
た。反応混合物を6時間加熱還流し、濾過した後、アセ
トンを減圧下で蒸発させた。残渣を20mlの塩化メチ
レンに溶解し、得られた溶液を0〜5℃に冷却した後、
10mlの塩化メチレンに溶解した4.97gのトリフ
ルオロ酢酸を加えた。反応混合物を、室温で4時間撹拌
した後、炭酸水素ナトリウム溶液で中和した。有機相を
分離した後、混合物を水洗し、蒸発乾固した。得られた
生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフイー(酢酸エ
チルで溶離)に供することにより精製した。得られた生
成物をエタノールに溶解した溶液を塩酸のエタノール溶
液で処理した。溶媒を留去することにより、0.55g
(22%)のN−〔(2S)−7−エトキシカルボニル
メトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロ−2−ナフチ
ル〕−(2R)−2−(3−クロロフェニル)−2−ヒ
ドロキシエタンアミン塩酸塩を、ガラス質の固体、SR
58611Aとして得た。/α/=−72.9゜(c=
0.5%、メタノール)であった。
3cm-1 イン ビトロでは、得られた生成物はネズミの結腸(欧
州特許第255415号明細書)の自動運動性を抑制し
た。その際IC50は3.5(信頼限界2.6〜4.7)
×10-9Mであった。
(欧州特許第255415号明細書)の腸の自動運動性
試験に於て、SR58611Aは活性であり、その際I
D50は、13.0(10.0〜19.0)mcg /kg
i.v.であった。
心房(atrium)には全く不活性であり、また隔離された
モルモットの子宮には極僅かに活性であった。
1,2,3,4−テトラヒドロ−2−ナフチル〕−(2
R)−2−(3−クロロフェニル)−2−ヒドロキシエ
タンアミン塩酸塩;SR58612A (a) 製造例XIのSR58572A 2gを水中に懸
濁し、濃水酸化アンモニウムを加えた。混合物を10%
v/vのエタノールの酢酸エチル溶液で抽出し、乾燥し
た有機相を蒸発させて、1.6gのN−〔(2R)−7
−ヒドロキシ−1,2,3,4−テトラヒドロ−2−ナ
フチル〕−(2R)−2−(3−クロロフェニル)−2
−ヒドロキシエタンアミン塩基を得た。実施例12の
(a)に記載されたような操作を行うことにより、2.
1g(100%)のN−tert−ブチルオキシカルボニル
−N−〔(2R)−7−ヒドロキシ−1,2,3,4−
テトラヒドロ−2−ナフチル〕−(2R)−2−(3−
クロロフェニル)−2−ヒドロキシエタンアミンを油状
の残渣として得た。
例12の(b)に記載されたような操作を行うことによ
り、0.6g(27%)のN−〔(2R)−7−エトキ
シカルボニルメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロ
−2−ナフチル〕−(2R)−2−(3−クロロフェニ
ル)−2−ヒドロキシエタンアミン塩酸塩、SR586
12Aを得た。その融点は164〜166℃であり、/
α/=+32.58゜(c=1%、メタノール)であっ
た。
腸(欧州特許第255415号明細書)の自動運動性を
抑制した。その際IC50は2.7(信頼限界:2.0〜
3.5)×10-9Mであった。
(欧州特許第255415号明細書)の腸の自動運動性
試験に於て、SR58612Aは活性であり、その際I
D50は、7.7(5.7〜10.0)mcg /kg i.
v.であった。
心房には全く不活性であり、また隔離されたモルモット
の子宮には極僅かに活性であった。
1,2,3,4−テトラヒドロ−2−ナフチル〕−(2
S)−2−(3−クロロフェニル)−2−ヒドロキシエ
タンアミン塩酸塩;SR58613A (a) 製造例XIIのSR58575A 2gを水中に
懸濁し、濃水酸化アンモニウムを加えた後、懸濁液を1
0%v/vのエタノールの酢酸エチル溶液で抽出し、溶
媒を蒸発除去することにより、1.6gのN−〔(2
S)−7−ヒドロキシ−1,2,3,4−テトラヒドロ
−2−ナフチル〕−(2S)−2−(3−クロロフェニ
ル)−2−ヒドロキシエタンアミン塩基を得た。実施例
12の(a)に記載されたような操作を行うことによ
り、2.1g(100%)のN−tert−ブチルオキシカ
ルボニル−N−〔(2S)−7−ヒドロキシ−1,2,
3,4−テトラヒドロ−2−ナフチル〕−(2S)−2
−(3−クロロフェニル)−2−ヒドロキシエタンアミ
ンを油状の残渣として得た。
例12の(b)に記載されたような操作を行うことによ
り、0.4g(18%)のN−〔(2S)−7−エトキ
シカルボニルメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロ
−2−ナフチル〕−(2S)−2−(3−クロロフェニ
ル)−2−ヒドロキシエタンアミン塩酸塩、即ちSR5
8613Aを得た。その融点は164〜166℃であ
り、/α/=−34.3℃(c=1%、メタノール)で
あった。
1,2,3,4−テトラヒドロ−2−ナフチル〕−(2
R)−2−(3−クロロフェニル)−2−ヒドロキシエ
タンアミン塩酸塩;SR58636A 実施例13の(a)に記載されたように得られた4.6
gのN−tert−ブチルオキシカルボニル−N−〔(2
R)−7−ヒドロキシ−1,2,3,4−テトラヒドロ
−2−ナフチル〕−(2R)−2−(3−クロロフェニ
ル)−2−ヒドロキシエタンアミンのアセトン100m
l溶液を、1.5gの無水炭酸カリウムで処理した後、
30分間還流した。混合物を冷却し、5.3gの無水炭
酸カリウム及び0.9gのヨウ化カリウム並びに5.9
gのブロモ酢酸メチルをそれぞれ加えた。反応混合物を
5時間還流させた後、濾過して蒸発乾固した。残渣をエ
チルエーテルに溶解し、得られたエーテル溶液を水洗
し、硫酸ナトリウムで乾燥し、蒸発させた。残渣を40
mlの塩化メチレンに溶解した。得られた溶液を、0〜
5℃に冷却し、20.7gのトリフルオロ酢酸の塩化メ
チレン30ml冷却溶液を加えた。反応混合物を0℃で
30分間、更に室温で5時間撹拌した。この溶液を炭酸
水素ナトリウム溶液で洗浄した後、水洗した。更に硫酸
ナトリウムで乾燥した後、溶媒を蒸発除去し、結晶性残
渣をエーテルで濾過した。更に酢酸エチルから晶出させ
た後、得られた固体に50mlの水及び10mlの水酸
化アンモニウムを加えて、混合物を酢酸エチルで抽出
し、乾燥蒸発乾固した。残渣を10mlの酢酸エチルに
溶解し、得られた溶液を塩化水素のイソプロパノール溶
液で酸性にした。沈澱した生成物を濾過し、少量の酢酸
エチル及びエーテルで洗浄して、0.7g(15%)の
N−〔(2R)−7−メトキシルカルボニルメトキシ−
1,2,3,4−テトラヒドロ−2−ナフチル〕−(2
R)−2−(3−クロロフェニル)−2−ヒドロキシエ
タンアミン塩酸塩、SR58636Aを得た。その融点
は152〜154℃であり、/α/=+32.4゜(c
=1%、メタノール)であった。
Claims (14)
- 【請求項1】一般式V 【化1】 〔式中、Xは水素原子、ハロゲン原子、トリフルオロメ
チル基または低級アルキル基を表わす。Wはメチル基
を、Qは水素原子を表わすか、或いはWとQは結合して
エチレン基を形成する。R''は水素原子またはCH2−
COOR’基を表わし、ここにR’は低級アルキル基を
表わす。Yは保護基を表わす。〕で表わされる化合物。 - 【請求項2】Yがtert−ブチルオキシカルボニル基であ
る請求項1に記載の一般式Vで表わされる化合物。 - 【請求項3】N−tert−ブチルオキシカルボニル−N−
(7−ヒドロキシ−1,2,3,4−テトラヒドロ−2
−ナフチル)−2−(3−クロロフェニル)−2−ヒド
ロキシエタンアミン。 - 【請求項4】N−tert−ブチルオキシカルボニル−N−
(7−エトキシカルボニルメトキシ−1,2,3,4−
テトラヒドロ−2−ナフチル)−2−(3−クロロフェ
ニル)−2−ヒドロキシエタンアミン。 - 【請求項5】N−tert−ブチルオキシカルボニル−N−
〔2−(4−ヒドロキシフェニル)−1−メチルエチ
ル〕−2−(3−クロロフェニル)−2−ヒドロキシエ
タンアミン。 - 【請求項6】N−tert−ブチルオキシカルボニル−N−
〔2−(4−エトキシカルボニルメトキシフェニル)−
1−メチルエチル〕−2−(3−クロロフェニル)−2
−ヒドロキシエタンアミン。 - 【請求項7】N−tert−ブチルオキシカルボニル−N−
〔2−(4−メトキシカルボニルメトキシフェニル)−
1−メチルエチル〕−2−(3−クロロフェニル)−2
−ヒドロキシエタンアミン。 - 【請求項8】N−tert−ブチルオキシカルボニル−N−
〔(2R)−7−ヒドロキシ−1,2,3,4−テトラ
ヒドロ−2−ナフチル〕−(2R)−2−(3−クロロ
フェニル)−2−ヒドロキシエタンアミン。 - 【請求項9】N−tert−ブチルオキシカルボニル−N−
〔(2S)−7−ヒドロキシ−1,2,3,4−テトラ
ヒドロ−2−ナフチル〕−(2R)−2−(3−クロロ
フェニル)−2−ヒドロキシエタンアミン。 - 【請求項10】N−tert−ブチルオキシカルボニル−N
−〔(2S)−7−ヒドロキシ−1,2,3,4−テト
ラヒドロ−2−ナフチル〕−(2S)−2−(3−クロ
ロフェニル)−2−ヒドロキシエタンアミン。 - 【請求項11】N−〔(2R)−7−エトキシカルボニ
ルメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロ−2−ナフ
チル)−(2R)−2−(3−クロロフェニル)〕−2
−ヒドロキシエタンアミン及びその薬学的に許容される
塩。 - 【請求項12】N−〔(2S)−7−エトキシカルボニ
ルメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロ−2−ナフ
チル〕−(2R)−2−(3−クロロフェニル)−2−
ヒドロキシエタンアミン及びその薬学的に許容される
塩。 - 【請求項13】N−〔(2R)−7−メトキシカルボニ
ルメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロ−2−ナフ
チル〕−(2R)−2−(3−クロロフェニル)−2−
ヒドロキシエタンアミン及びその薬学的に許容される
塩。 - 【請求項14】N−〔(2S)−7−エトキシカルボニ
ルメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロ−2−ナフ
チル〕−(2R)−2−(3−クロロフェニル)−2−
ヒドロキシエタンアミン塩酸塩。
Applications Claiming Priority (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| FR8711498A FR2619379B1 (fr) | 1987-08-12 | 1987-08-12 | Procede pour la o-alkylation de n-(hydroxy) aralkyl-phenylethanolamines |
| FR8711498 | 1987-08-12 | ||
| FR8807948A FR2632637B1 (fr) | 1988-06-14 | 1988-06-14 | Ethers de la 2-amino-7-hydroxytetraline |
| FR8807948 | 1988-06-14 |
Related Parent Applications (1)
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