JPH0520425B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0520425B2 JPH0520425B2 JP58092941A JP9294183A JPH0520425B2 JP H0520425 B2 JPH0520425 B2 JP H0520425B2 JP 58092941 A JP58092941 A JP 58092941A JP 9294183 A JP9294183 A JP 9294183A JP H0520425 B2 JPH0520425 B2 JP H0520425B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- threo
- serine
- racemic
- dihydroxyphenyl
- phthaloyl
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P20/00—Technologies relating to chemical industry
- Y02P20/50—Improvements relating to the production of bulk chemicals
- Y02P20/55—Design of synthesis routes, e.g. reducing the use of auxiliary or protecting groups
Landscapes
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
Description
は不斉炭素を示す。) で表わされるラセミまたは光学活性スレオ−3−
(3,4−ジヒドロキシフエニル)セリンの製造
方法に関する。
は不斉炭素を示す。R1およびR2は、各々水素原
子またはメチル基を意味するか、またはR1とR2
とでメチレン基を意味する。ただし、R1および
R2は同時には水素原子を意味しない。) で表わされるラセミまたは光学活性−スレオ−N
−フタロイル−3−(3,4−ジヒドロキシフエ
ニル)セリン誘導体がラセミ体である場合には、
必要に応じ、エフエドリン、シンコニジン、2−
アミノ−1,1−ジフエニルプロパノールから選
ばれる光学活性なアミンの1つを作用させること
により、光学分割操作を行なつて、前記一般式
〔〕で表わされる光学活性−スレオ−N−フタ
ロイル−3−(3,4−ジヒドロキシフエニル)
セリン誘導体を得、前記一般式〔〕で表わされ
るラセミ又は光学活性−スレオ−N−フタロイル
−3−(3,4−ジヒドロキシフエニル)セリン
誘導体をルイス酸で処理し、 式〔〕 (式はラセミ体または光学活性体を表わし、※
は前記と同じ意味を示す。) で表わされるラセミ又は光学活性−スレオ−N−
フタロイル−3−(3,4−ジヒドロキシフエニ
ル)セリンを得、これがラセミ体である場合に
は、必要に応じシンコニン、シンコニジン、キニ
ン、エフエドリン、2−アミノ−1,1−ジフエ
ニルプロパノールから選ばれる光学活性なアミン
の1つを作用させることにより光学分割操作を行
つて前記式〔〕で表わされる光学活性スレオ−
N−フタロイル−3−(3,4−ジヒドロキシフ
エニル)セリンを得、前記式〔〕で表わされる
ラセミ又は光学活性−スレオ−N−フタロイル−
3−(3,4−ジヒドロキシフエニル)セリンを
脱フタロイル化反応に付すことにより前記式
〔〕で表わされるラセミまたは光学活性−スレ
オ−3−(3,4−ジヒドロキシフエニル)セリ
ンを製造する方法に関する。
光学活性−スレオ−3−(3,4−ジヒドロキシ
フエニル)セリン〔〕(以下DOPSと略称する)
は、末梢性起立性低血圧症の治療剤(特開昭56−
104815号公報)、抗うつ剤(特開昭55−20747号公
報)、あるいはパーキンソン病治療剤(特開昭58
−52219号公報)として有用であることが知られ
ている医薬品である。
法としては、一般式〔〕 (式中、R1およびR2は前記と同じ意味を示
す。) で表わされるアルデヒド誘導体を出発原料とする
方法が知られている。
物、例えばバニリン、ベラトリルアルデヒドまた
はピペロナールを出発原料として用い、カテコー
ル部分の保護基であるメチル基またはメチレン基
を除去することによつて式〔〕 で表わされるプロトカテキユアルデヒドを得た
後、改めてカテコール部分をエトキシカルボニル
基またはベンジル基で保護して式〔〕 〔式中、R3はエトキシカルボニル基またはベ
ンジル基を意味する。〕 で表わされるベンズアルデヒド誘導体とし、この
ベンズアルデヒド誘導体をグリシンまたはグリシ
ン誘導体と縮合させて、スレオおよびエリスロー
3−((3,4−ジヒドロキシフエニル)セリン誘
導体の混合物を得、必要に応じ光学分割操作を経
て保護基を除去することにより、ラセミまたは光
学活性−DOPSを製造するという方法が用いられ
ている。〔Chem.Ber.,52,1724(1919);J.Chem.
Soc.,658(1947);Chem.Ber.,87,892(1954);
J.Am.Chem.Soc.,76,1322(1954);Helv.Chim.
Acta.,58,157(1975)〕 すなわちDOPSを製造するにあたり、原料化合
物となるベンズアルデヒド誘導体のカテコール部
分の保護基の変更という煩雑な操作を必要とする
欠点がある。
保護基の変更を必要としないラセミ及び光学活性
−DOPSの製造方法を鋭意検討した。
物、例えばバニリン、ベラトリルアルデヒドまた
はピペロナールのメチル基またはメチレン基をカ
テコールの保護基としてそのまま用いるという本
発明方法を見出し、本発明を完成した。
体、例えばバニリン、ベラトリルアルデヒド、
ピペロナール等のメチル基またはメチレン基を
除去することなく、そのまま用いて得られる一
般式〔〕 (ラセミ体または光学活性体を表わし、※,
R1およびR2は前記と同じ意味を示す。) で表わされるラセミまたは光学活性−スレオ−3
−(3,4−ジヒドロキシフエニル)セリン誘導
体をフタロイル化剤と反応させることにより、前
記一般式〔〕で表わされるラセミまたは光学活
性−スレオ−N−フタロイル−3−(3,4−ジ
ヒドロキシフエニル)セリン誘導体が収率良く得
られる。
イル−3−(3,4−ジヒドロキシフエニル)
セリン誘導体〔〕をルイス酸で処理すると、
カルボキシル基、ヒドロキシル基、イミド基が
同一分子内に存在するにもかかわらず、カテコ
ール部分のメチル基またはメチレン基だけが除
去できる。
イル−3−(3,4−ジヒドロキシフエニル)
セリン〔)をヒドラジンと処理すると、収率
良く、対応するラセミまたは光学活性−DOPS
が得られる。
4−ジヒドロキシフエニル)セリン誘導体
〔〕及びラセミ−スレオ−N−フタロイル−
3−(3,4−ジヒドロキシフエニル)セリン
〔〕は工業的に利用可能である光学活性なア
ミンを光学分割剤に用いて、光学分割すること
ができ、対応する化合物を各々光学活性体(D
体またはL体)として得ることができる。
本発明は、工業的、かつ経済的な光学活性DOPS
の製造方法を提供するものである。
する。
ジヒドロキシフエニル)セリン誘導体〔〕を無
水フタル酸、N−エトキシカルボニルフタルイミ
ド等のフタロイル化剤で処理することによりラセ
ミ又は光学活性−スレオ−N−フタロイル−3−
(3,4−ジヒドロキシフエニル)セリン誘導体
〔〕が得られる。
4−ジヒドロキシフエニル)セリン誘導体〔〕
を光学分割により光学活性体として得るには、ラ
セミ体にエフエドリン、シンコニジン、2−アミ
ノ−1,1−ジフエニルプロパノールから選ばれ
る光学活性アミンの1つを作用させてDおよびL
−スレオ−N−フタロイル−3−(3,4−ジヒ
ドロキシフエニル)セリン誘導体のアミン塩と
し、溶解度の差を利用してD−スレオ−N−フタ
ロイル−3−(3,4−ジヒドロキシフエニル)
セリン誘導体のアミン塩とL−スレオ−N−フタ
ロイル−3−(3,4−ジヒドロキシフエニル)
セリン誘導体のアミン塩とに分別し、しかる後に
それぞれの塩に酸を作用させることにより得るこ
とができる。
−3−(3,4−ジヒドロキシフエニル)セリン
誘導体〔〕から対応するスレオ−N−フタロイ
ル−3−(3,4−ジヒドロキシフエニル)セリ
ン〔〕を得るという方法は今まで全く知られて
いない。
ン基をもつ化合物からメチル基、メチレン基を除
きカテコール基とする方法については種々知られ
てはいるが、同時にアミノ基やカルボキシル基を
有する化合物の例として3−(3,4−メチレン
ジオキシフエニル)アラニンあるいはこれのN−
アセチル誘導体を赤リンの存在下、ヨウ化水素酸
と無水酢酸により処理し、3−(3,4−ジヒド
ロキシフエニル)アラニンを得た例(Chem.
Pharm.Bull.,10,693(1962))、2−メチル−3
−(3,4−ジメトキシフエニル)アラニンを
47.5%臭化水素酸にて還流下処理し2−メチル−
3−(3,4−ジヒドロキシフエニル)アラニン
を得た例(J.Amer.Chem.Soc.,77,700(1955))
が知られているが、これらの条件は本発明方法の
カテコール部分の脱メチル基反応または脱メチレ
ン基反応には適用できなかつた。
キシ基の他にヒドロキシル基、イミド基、カルボ
キシル基を有するラセミまたは光学活性スレオ−
N−フタロイル−3−(3,4−ジヒドロキシフ
エニル)セリン誘導体〔〕から対応するラセミ
または光学活性スレオ−N−フタロイル−3−
(3,4−ジヒドロキシフエニル)セリン〔〕
に変換する方法を鋭意検討した所、ルイス酸によ
り緩和な条件下処理する事で目的を達することが
できる事を見出した。この反応ではルイス酸の他
にメルカプタン類を加えることが好ましい。
4−ジヒドロキシフエニル)セリン〔〕は光学
活性アミンを用いた光学分割操作により光学活性
(D及びL)−スレオ−N−フタロイル−3−(3,
4−ジヒドロキシフエニル)セリン〔〕とする
ことができる。
(3,4−ジヒドロキシフエニル)セリン〔〕
に、シンコニジン、シンコニン、キニン、エフエ
ドリン、2−アミノ−1,1−ジフエニルプロパ
ノールから選ばれる光学活性なアミンの1つを作
用させDおよびL−スレオ−N−フタロイル−3
−(3,4−ジヒドロキシフエニル)セリンのア
ミン塩とし、溶解度の差を利用して、D−スレオ
−N−フタロイル−3−(3,4−ジヒドロキシ
フエニル)セリンのアミン塩とL−スレオ−N−
フタロイル−3−(3,4−ジヒドロキシフエニ
ル)セリンのアミン塩に分別し、しかる後にそれ
ぞれの塩に酸を作用させ、光学活性−スレオ−N
−フタロイル−3−(3,4−ジヒドロキシフエ
ニル)セリンを製造することができる。
−3−(3,4−ジヒドロキシフエニル)セリン
〔〕から光学活性DCPS〔〕を製造する方法
は、通常の、ヒドラジン等を用いる脱フタロイル
化反応にて実施すれば良い。
のようになる。
るか、光学活性体であるかの違いであり反応は全
く同じである。
セリン誘導体〔〕(ラセミ体または光学活性体)
を無水フタル酸、N−カルボエトキシフタールイ
ミド等のフタロイル化剤と反応させることにより
スレオ−N−フタロイル−3−(3,4−ジヒド
ロキシフエニル)セリン誘導体〔〕((ラセミ体
または光学活性体)を得ることができる。この反
応では、一般的にα−アミノ酸のアミノ基をフタ
ロイル化する時に用いらるモル比、溶媒、反応温
度、反応時間等の反応条件を用いて実施すれば良
い。
3−(3,4−ジヒドロキシフエニル)セリン誘
導体〔〕(ラセミ体)を光学分割操作に付し、
光学活性(D及びL)−スレオ−N−フタロイル
−3−(3,4−ジヒドロキシフエニル)セリン
誘導体〔〕(光学活性体)を得る工程である。
4−ジヒドロキシフエニル)セリン誘導体〔〕
(ラセミ体)をエフエドリン、シンコニジン、2
−アミノ−1,1−ジフエニルプロパノールから
選ばれる光学活性アミンの1つを用いて適当な溶
媒中で反応させてDおよびL−スレオ−N−フタ
ロイル−3−(3,4−ジヒドロキシフエニル)
セリン誘導体と光学活性アミンとの塩とし、溶解
度の差を利用してD−スレオ−N−フタロイル−
3−(3,4−ジヒドロキシフエニル)セリン誘
導体の光学活性アミン塩と、L−スレオ−N−フ
タロイル−3−(3,4−ジヒドロキシフエニル)
セリン誘導体の光学活性アミン塩とに分別し、し
かる後にそれぞれの塩に酸を作用させて塩を分解
する方法で行なわれる。
う事ができるが、溶媒の沸点付近まで加温した後
0〜30℃まで冷却する事もできる。塩を形成する
時間は数分間で充分であるが、数時間をかけても
良く制限はない。
イル−3−(3,4−ジヒドロキシフエニル)セ
リン誘導体〔〕(ラセミ体)に対し0.5〜1倍モ
ル用いて実施する事ができる。
タノール、エタノール、イソプロピルアルコール
等のアルコール系溶媒、テトラヒドロフラン、ジ
オキサン等のエーテル系溶媒、アセトニトリル、
水及びこれらの混合溶媒を好ましい例として挙げ
ることができる。
3−(3,4−ジヒドロキシフエニル)セリン誘
導体〔〕(光学活性体)の光学活性アミンとの
塩に酸性水溶液を加えることにより、塩を分解
し、有機溶媒により抽出することにより光学活性
−スレオ−N−カルボベンゾキシ−3−(3,4
−ジヒドロキシフエニル)セリン誘導体〔〕
(光学活性体)を得ることができる。
酸等の鉱酸が挙げられ、その使用量は塩に対し1
〜10倍モル用いることができる。
クロロホルム、ジクロロエタン、ジクロロメタ
ン、ジエチルエーテル等を挙げることができる。
るか、光学活性体であるかの違いであり反応は全
く同じである。
ル−3−(3,4−ジヒドロキシフエニル)セリ
ン誘導体〔〕(ラセミ体または光学活性体)を
適当な溶媒中ルイス酸で処理すると、対応するラ
セミまたは光学活性−スレオ−N−フタロイル−
3−(3,4−ジヒドロキシフエニル)セリン
〔〕(ラセミ体または光学活性体)が得られる。
ミニウム、塩化第二鉄、塩化第二スズ、塩化ホウ
素、臭化ホウ素等を好ましい例として挙げること
ができ、又ルイス酸とジメチルスルフイドとのコ
ンプレツクスをルイス酸として用いても良い。ル
イス酸はスレオ−3−(3,4−ジヒドロキシフ
エニル)セリン誘導体〔〕に対し1〜20倍モ
ル、好ましくは2〜10倍モル使用することにより
実施することができる。好ましい結果を得るため
に反応液にルイス酸の他に、メチルメルカプタ
ン、エチルメルカプタン、ブチルメルカプタン、
オクチールメルカプタン、ドデカニルメルカプタ
ン、オクデカニルメルカプタン等の炭素数1〜20
のメルカプタン類をルイス酸に対し1〜5倍モル
加えてもよい。
は何を用いても良いが、好ましい溶媒としては、
ジクロロメタン、クロロホルム、ジクロロエタ
ン、クロロベンゼン等のハロゲン化アルキル系溶
媒、トルエン、ベンゼン等の芳香族炭化水素系溶
媒、酢酸エチル、酢酸ブチル等のエステル系溶
媒、ニトロメタン、ニトロエタン、ニトロベンゼ
ン等のニトロ化炭化水素系溶媒、アセトン、メチ
ルエチルケトン等のアセトン系溶媒、ピリジン
等、またはこれらの混合溶媒を挙げることができ
る。
できるが、−10〜30℃で実施するのが好ましい。
時間が長くなつても良い。
4−ジヒドロキシフエニル)セリン〔〕(ラセ
ミ体)から光学活性−スレオ−N−フタロイル−
3−(3,4−ジヒドロキシフエニル)セリン
〔〕(光学活性体)を得るにはラセミ−スレオ−
N−フタロイル−3−(3,4−ジヒドロキシフ
エニル)〔〕(ラセミ体)に、シンコニジン、シ
ンコニン、キニン、エフエドリン、2−アミノ−
1,1−ジフエニルプロパノールから選ばれる光
学活性なアミンの1つを作用させDおよびL−ス
レオ−N−フタロイル−3−(3,4−ジヒドロ
キシフエニル)セリンのアミン塩とし、溶解度の
差を利用して、D−スレオ−N−フタロイル−3
−(3,4−ジヒドロキシフエニル)セリンのア
ミン塩とL−スレオ−N−フタロイル−3−(3,
4−ジヒドロキシフエニル)セリンのアミン塩に
分別し、しかる後にそれぞれの塩に酸を作用させ
る事により光学活性−スレオ−N−フタロイル−
3−(3,4−ジヒドロキシフエニル)セリン
〔〕(光学活性体)を製造することができる。
用いる光学活性なアミン以外はラセミ−スレオ−
N−フタロイル−3−(3,4−ジヒドロキシフ
エニル)セリン誘導体〔〕(ラセミ体)の光学
分割にて用いたモル比、溶媒、温度、時間及び塩
分解条件と同様の条件を用い実施すれば良い。
るか、光学活性体であるかの違いであり反応は全
く同じである。
−3−(3,4−ジヒドロキシフエニル)セリン
〔〕(ラセミ体または光学活性体)をヒドラジン
と反応させることにより対応するラセミまたは光
学活性DOPSを得ることができる。
とができ、スレオ−N−フタロイル−3−(3,
4−ジヒドロキシフエニル)セリン〔〕に対
し、1〜20倍モル、好ましくは2〜5倍モル用い
て実施すれば良い。溶媒としては水、メタノー
ル、エタノール、イソプロピルアルコール等のア
ルコール系溶媒、ジオキサン、テトラヒドロフラ
ン等のエーテル系溶媒、クロロホルム、1,2−
ジクロロエタン等のハロゲン化アルキル系溶媒及
びこれらの混合溶媒を用いることができる。反応
は室温でも進行するが、反応を加速する為に溶媒
の沸点まで加温しても良い。
〔〕および〔〕で示される化合物はすべて新
規であり、本発明者らにより初めて合成され、
DOPS合成中間体としての有用性が示されたもの
である。
が水素原子、かつR2がメチル基である化合物は
ラセミ体、光学活性体共に公知(米国特許第
3723514号)であり、一般式〔〕でR1とR2が共
にメチル基である化合物及びR1とR2がメチレン
基を表わす化合物も、既に知られている(薬学雑
誌67,218(1947);Can.J.Chem.42,1901(1964),
Z.Naturforsch.,30c.538(1975)Texas
Bepts.,Biol.and Med.,13,195(1955))が、
スレオ、エリスロの立体については全く不明であ
り、本発明者らによつてスレオ体として立体が明
らかにされ、単離されたものである。
R1とR2でメチレン基を表わす化合物のラセミ体
は、グリシンとピペロナールとを水酸化カリウム
等の無機塩基の存在下、メタノール等の有機溶媒
の中で反応させた後、反応液に水と酢酸を添加し
反応中間体を分解させた後トルエン等の有機溶媒
を加え、有機層にピペロナールを移行させると共
にラセミ−スレオ−3−(3,4−メチレンジオ
キシフエニル)セリンの酢酸塩が析出し、この塩
を取した後、水から再結晶することにより得る
ことができ、光学活性体は、上記酢酸塩をカルボ
ベンゾキシクロリドと反応させ、ラセミ−スレオ
−N−カルボベンゾキシ−3−(3,4−メチレ
ンジオキシフエニル)セリンを得た後光学分割操
作を行い、続いて接触還元を行つて得ることがで
きる。(特願昭57−99786号) 一般式〔〕で表わされる化合物の内R1とR2
が共にメチル基である化合物のラセミ体、光学活
性共、上記と同様の方法にて得ることができる。
具体的に説明するが、本発明はこれらに限定され
るものではない。
キシフエニル)セリン20g、無水炭酸ナトリウム
11.31gを水200mlに溶解し、この溶液にN−カル
ボエトキシフタルイミド27.28gを5℃以下で加
えた。
加え弱酸性とした。析出した結晶を取してラセ
ミ−スレオ−N−フタロイル−3−(3,4−メ
チレンジオキシフエニル)セリン30.68g、
mp124℃を得た。
タロイル−3−(3,4−メチレンジオキシフ
エニル)セリン30g、エチルメルカプタン45
ml、乾燥ジクロロメタン900mlの溶液を−10〜
0℃に冷却し、無水塩化アルミニウム67.5gを
加え−10〜0℃にて4時間撹拌した。この混合
物を5%シユウ酸水600ml中に20℃以下で滴下、
その後30〜40℃として30分撹拌した。さらに室
温として30分撹拌して析出した結晶を取し、
ラセミ−スレオ−N−フタロイル−3−(3,
4−ジヒドロキシフエニル)セリン22.0g、
mp130〜132℃を得た。
ル−3−(3,4−ジヒドロキシフエニル)セ
リン20.6gをエタノール200mlに溶解しこの溶
液に抱水ヒドラジン4.5gを加え2時間加熱還
流した。この反応液を減圧下濃縮し、残渣にメ
タノール200mlを加えた後、濃塩酸にてPH≒1
とした。30分撹拌後、不溶物を去し、過母
液を30%水酸化ナトリウム水溶液でPH=5.5〜
6に調整し、析出した結晶を取することによ
り、ラセミ−スレオ−3−(3,4−ジヒドロ
キシフエニル)セリンmp222〜224℃、10.5g
を得た。
オキシフエニル)セリン59.0gを5℃以下で水
酸化ナトリウム20gを含む水溶液800mlに加え、
溶解後5℃以下でカルボベンゾキシクロリド
47.0gを滴下した。同時に30%水酸化ナトリウ
ムを滴下し、PH8.5〜9.5になる様に調節した。
2時間後、濃塩酸水にてPH≒2とし酢酸エチル
にて抽出し、有機層を飽和食塩水で洗浄後、硫
酸マグネシウムで乾燥し溶媒を減圧下留去し
た。残渣をトルエンにて結晶化し、結晶を取
することによりラセミ−スレオ−N−カルボベ
ンゾキシ−3−(3,4−メチレンジオキシフ
エニル)セリン89.0gを得た。
3−(3,4−メチレンジオキシフエニル)セリ
ン50.0gをアセトニトリル500mlに溶解し、キニ
ジン45.1gを加え均一な溶液とした。氷水にて5
時間冷却し、析出晶を取してL−スレオ−N−
カルボベンゾキシ−3−(3,4−メチレンジオ
キシフエニル)セリン・キニジン塩45.0gを得
た。
の一部36.0gをメタノールにて2回再結晶して塩
26.4g(mp162〜163.5℃、〔α〕20 D+122.6゜(c=
1.0、メタノール))を得た後、この塩24.0gに3
%塩酸水を加え、酢酸エチルにて抽出して、無定
形粉末としてL−スレオ−N−カルボベンゾキシ
−3−(3,4−メチレンジオキシフエニル)セ
リン10.8gを得た。
(3,4−メチレンジオキシフエニル)セリン
10.16gをメタノール880mlに溶解後10%pd−c
(50%含水)1.04gと水10.16gを加えて常圧にて
接触還元を行つた。水素をもはや吸収しなくなつ
てから濃塩酸4.0gを加えて撹拌後不溶物を去
し母液を30%水酸化ナトリウム水溶液にてPH≒
5.5とした。析出晶を取して続いて水から再結
晶してL−スレオ−3−(3,4−メチレンジオ
キシフエニル)セリン4.16g、mp196〜198℃
(分解)、 〔α〕25 D−31.3゜(c=1.0、N−HCl) を得た。
チレンジオキシフエニル)セリン4.0g、無水
炭酸ナトリウム2.25gを水50mlに溶解し、この
溶液にN−カルボエトキシフタルイミド5.45g
を5℃以下で加えた。この混合物を室温で3時
間撹拌した後、水50mlを加えさらに濃塩酸にて
弱酸性とした。析出した結晶を取してL−ス
レオ−N−フタロイル−3−(3,4−メチレ
ンジオキシフエニル)セリン5.95gを得た。
−スレオ−N−フタロイル−3−(3,4−メチ
レンジオキシフエニル)セリン1.15g、mp119〜
124℃、〔α〕20 D−96.1゜(c=1、メタノール)を得
た。
イル−3−(3,4−メチレンジオキシフエニ
ル)セリン1.0gと、エチルメルカプタン1.5
ml、乾燥ジクロルメタン30mlの溶液を−10〜0
℃に冷却し、無水塩化アルミニウム2.25gを加
え−10〜0℃にて4時間撹拌した。この混合物
を5%シユウ酸水20ml中に20℃以下で滴下、そ
の後30〜40℃として30分撹拌した。さらに室温
として30分撹拌して析出した結晶を取するこ
とにより、L−スレオ−N−フタロイル−3−
(3,4−ジヒドロキシフエニル)セリン0.76
g、mp205〜208℃、 〔α〕20 D−91.0゜(c=1、メタノール)を得
た。
3−(3,4−ジヒドロキシフエニル)セリン
0.52gをメタノール5mlに溶解し、この溶液に
抱水ヒドラジン0.11gを加え2時間加熱還流し
た。この反応液を減圧下濃縮し残渣にメタノー
ル4mlを加え濃塩酸にてPH1として30分撹拌
後、不溶物を去し、過母液をN−塩酸にて
PH5.6に調整して析出した結晶を取すること
により、L−スレオ−3−(3,4−ジヒドロ
キシフエニル)セリンmp223〜226℃、0.36g、
〔α〕20 D−37.4゜(c=1、N−塩酸)を得た。
−N−フタロイル−3−(3,4−メチレンジ
オキシフエニル)セリン15.0gをエタノール
150mlに溶解後、S−2−アミノ−1,1−ジ
フエニル−1−プロパノール9.6gを加え、溶
解させた。この溶液を室温にて15時間放置後析
出晶を取しL−スレオ−N−フタロイル−3
−(3,4−メチレンジオキシフエニル)セリ
ン・S−2−アミノ−1,1−ジフエニル−1
−プロパノール塩9.9g、mp113−125℃、〔α〕
20 D−24.1゜(c=1.0、メタノール)を得た。
て2時間撹拌した。析出した結晶を取し、L
−スレオ−N−フタロイル−3−(3,4−メ
チレンジオキシフエニル)セリン4.18g、
mp90〜100℃、〔α〕20 D−87.2゜(c=1.0、メタノ
ール)を得た。
4−メチレンジオキシフエニル)セリン0.5g
をジオキサン5mlに溶解させ、シンコニジン
0.41gを加え溶解させた。室温にて48時間放置
後析出した結晶を取し、L−スレオ−N−フ
タロイル−3−(3,4−メチレンジオキシフ
エニル)セリン・シンコニジン塩0.12g、
mp202〜207℃、〔α〕20 D−81.4゜(c=1、メタノ
ール)を得た。この塩の一部をN−塩酸10mlに
加え酢酸エチル20mlで2回抽出し酢酸エチル層
は無水芒硝で乾燥後酢酸エチルを留去するとL
−スレオ−N−フタロイル−3−(3,4−メ
チレンジオキシフエニル)セリンmp118〜123
℃、〔α〕20 D−32.7゜(c=1、メタノール)を得
た。
4−メチレンジオキシフエニル)セリン0.5g
をアセトニトリル5mlに溶解させ、エフエドリ
ン0.23gを加え溶解させ。室温にて15時間放置
後析出した結晶を取しD−スレオ−N−フタ
ロイル−3−(3,4−メチレンジオキシフエ
ニル)セリン・エフエドリン塩0.25g、mp178
〜182℃、〔α〕20 D+42.0゜(c=1.0、メタノール)
を得た。この塩の一部を上記と同様に分解す
るとD−スレオ−N−フタロイル−3−(3,
4−メチレンジオキシフエニル)セリンmp120
〜124℃、〔α〕20 D+72.7゜(c=1、メタノール)
を得た。
3−(3,4−メチレンジオキシフエニル)セ
リン3g、エチルメルカプタン4.5ml、乾燥ジ
クロルメタン90mlの溶液を−10〜0℃に冷却
し、無水塩化アルミニウム6.75gを加え、−10
〜0℃にて4時間撹拌した。この混合物を5%
シユウ酸水60ml中に20℃以下で滴下、その後30
〜40℃として30分撹拌した。さらに室温として
30分撹拌して析出した結晶を取すると、L−
スレオ−N−フタロイル−3−(3,4−ジヒ
ドロキシフエニル)セリン2.24g、mp200〜
208℃、〔α〕20 D−90.2゜(c=1、メタノール)を
得た。
3−(3,4−ジヒドロキシフエニル)セリン
2.06gをエタノール20mlに溶解し、この溶液に
抱水ヒドラジン0.45gを加え2時間加熱還流し
た。この反応液を減圧下濃縮し残渣にメタノー
ル200mlを加え濃塩酸にてPH1として30分撹拌
後、不溶物を去し、過母液を30%水酸化ナ
トリウム水溶液にてPH5.6に調整して析出した
結晶を取するとL−スレオ−3−(3,4−
ジヒドロキシフエニル)セリン、mp223〜225
℃、1.07g、〔α〕20 D−37.4゜(c=1、N−塩酸)
を得た。
レオ−N−フタロイル−3−(3,4−ジヒド
ロキシフエニル)セリン0.5gをメタノール5
mlに溶解させ、キニン0.46gを加え溶解させ
た。室温にて15時間放置後析出した結晶を取
し、D−スレオ−N−フタロイル−3−(3,
4−ジヒドロキシフエニル)セリン・キニン塩
0.41g、mp180〜185℃、〔α〕20 D−82.7゜(c=1、
メタノール)を得た。この塩の一部を実施例3
−と同様に分解するとD−スレオ−N−フタ
ロイル−3−(3,4−ジヒドロキシフエニル)
セリンmp175℃(分解)、〔α〕20 D−32.1゜(c=
1、メタノール)を得た。
4−ジヒドロキシフエニル)セリン0.5gをメ
タノール5mlに溶解させ、シンコニジン0.43g
を加え溶解させた。室温にて5時間放置後析出
した結晶を取し、D−スレオ−N−フタロイ
ル−3−(3,4−ジヒドロキシフエニル)セ
リン・シンコニジン塩0.28g、mp165〜172℃、
〔α〕20 D−41.2゜(c=1、メタノール)を得た。
この塩の一部を実施例3−と同様に分解する
とD−スレオ−N−フタロイル−3−(3,4
−ジヒドロキシフエニル)セリンmp180℃(分
解)、〔α〕20 D+44.7゜(c=1、メタノール)を得
た。
4−ジヒドロキシフエニル)セリン0.5gをジ
オキサン5mlに溶解させ、シンコニン0.43gを
加え溶解させた。室温にて5時間放置後析出し
た結晶を取し、D−スレオ−N−フタロイル
−3−(3,4−ジヒドロキシフエニル)セリ
ン・シンコニン塩0.29g、mp154〜163℃、
〔α〕20 D+117.3゜(c=1、メタノール)を得た。
この塩の一部を実施例3−と同様に分解する
とD−スレオ−N−フタロイル−3−(3,4
−ジヒドロキシフエニル)セリンmp185℃(分
解)、〔α〕20 D+61.9゜(c=1、メタノール)を得
た。
4−ジヒドロキシフエニル)セリン0.5gをエ
タノール5mlに溶解させ、エフエドリン0.24g
を加え、溶解させた。0〜5℃にて15時間放置
後析出した結晶を取しD−スレオ−N−フタ
ロイル−3−(3,4−ジヒドロキシフエニル)
セリン・エフエドリン塩0.3g、mp139℃(分
解)、〔α〕20 D−15.2゜(c=1、メタノール)を得
た。
液にグリシン29.7gを加え溶解さした。これに
ベラトリルアルデヒド144.5gを加え62〜65℃
で30分撹拌した後濃縮した。この残渣にメタノ
ール285mlを加え溶解し、さらに酢酸725gを加
え40〜45℃で30分撹拌した。その後水120g、
トルエン900gを加え40〜45℃で2時間撹拌し
た。この反応液は分液し、酢酸を含む水層はト
ルエン300ml、ジエチルエーテル300mlの混液で
洗浄した後15時間放置した後析出した結晶を
取するとラセミ−スレオ/エリスロ−3−(3,
4−ジメトキシフエニル)セリン(スレオ/エ
リスロ=7/3)21.72g、mp182℃(分解)
を得た。この結晶20gを水100mlより再結晶し
てラセミ−スレオ−3−(3,4−ジメトキシ
フエニル)セリン6.g、mp190℃(分解)を得
た。
1510,1340,1240,1150,1020 NMR;δTMS DMSO−d6(ppm)3.39(d,1H),
3.75(s,3H),3.77(s,3H),5.05
(d,1H)6.7〜7.1(m,3H) 上記で得たラセミ−スレオ−3−(3,4
−ジメトキシフエニル)セリン5.0g、無水炭
酸ナトリウム2.3gを水50mlに溶解し、この溶
液にN−カルボエトキシフタルイミド5.13gを
5℃以下で加えた。
を加える。さらに濃塩酸を加え弱酸性とした後析
出した結晶を取してラセミ−スレオ−N−フタ
ロイル−3−(3,4−ジメトキシフエニル)セ
リン5.34g、mp97℃(分解)を得た。
タロイル−3−(3,4−ジメトキシフエニル)
セリン0.5gとエチルメルカプタン0.75ml、乾
燥ジクロロメタン15mlの混合物中に5℃以下に
て無水臭化アルミニウム1.44gを加え室温にて
2時間撹拌後、エチルメルカプタン0.75ml、無
水臭化アルミニウム1.44gを追加して室温にて
72時間撹拌した。この混合物を5%シユウ酸水
50ml中に20℃以下で滴下した後、酢酸エチル50
mlで3回抽出を行ない、酢酸エチル層を合わせ
て飽和食塩水5mlで3回洗浄した。
チルを留去し、残渣をジエチルエーテルより結
晶化し、ラセミ−スレオ−N−フタロイル−3
−(3,4−ジヒドロキシフエニル)セリン0.3
g、mp128−132℃を得た。
ル−3−(3,4−ジヒドロキシフエニル)セ
リン0.21gをエタノール2に溶解し、この溶液
に抱水ヒドラジン0.045gを加え2時間加熱還
流した。この反応液を減圧下濃縮し残渣にメタ
ノール2mlを加え濃塩酸にてPH1として30分撹
拌後、不溶物を去し過母液を30%水酸化ナ
トリウム水溶液でPH5.5〜6に調整して析出し
た結晶を取するとラセミ−スレオ−3−(3,
4−ジヒドロキシフエニル)セリンmp222〜
225℃、0.1gを得た。
キシ−3−メトキシフエニル)セリン5.0g(ス
レオ/エリスロ≒3/2)、無水炭酸ナトリウム
2.8gを水50mlに溶解し、この溶液にN−カルボ
エトキシフタルイミド6.75gを5℃以下で加え
た。この混合物を室温で3時間撹拌した後濃塩酸
を加え弱酸性とした後、酢酸エチル500mlで3回
抽出した。この酢酸エチル層は無水芒硝で乾燥
後、酢酸エチルを留去するとラセミ−スレオ/エ
リスロ−N−フタロイル−3−(3−ヒドロキシ
−4−メトキシフエニル)セリン12.1gを油状物
として得た。
る事によつてラセミ−スレオ−N−フタロイル−
3−(4−ヒドロキシ−3−メトキシフエニル)
セリンを油状物として得た。NMRδTMSCDCl3
(ppm)3.6−(s,3H)4.9(d,1H)5.22−(d,
1H)6.6〜7.0−(m,3H)7.92−(s,5H)又同
様にシリカゲルクロマトの分離・精製によつてラ
セミ−エリスロ−N−フタロイル−3−(4−ヒ
ドロキシ−3−メトキシフエニル)セリンも油状
物として得た。NMR,δTMS CDCl3(ppm)3.6(s,
3H)4.7(d,1H)5.28(d,1H,),6.4〜6.8(m,
3H)7.8(s,5H) 実施例 6 上記参考例4で得たラセミ−スレオ−N−フ
タロイル−3−(4−ヒドロキシ−3−メトキ
シフエニル)セリン1.0g、n−オクチルメル
カプタン3.5ml乾燥ジクロロメタン150mlの混合
物中に5℃以下にて無水塩化アルミニウム1.4
gを加えた。室温にて15時間撹拌の後、無水臭
化アルミニウム2.1g、n−オクチルメルカプ
タン3.5mlを加えた。そして15時間撹拌後さら
に無水臭化アルミニウム2.1g、n−オクチル
メルカプタン3.5mlを加え40時間撹拌した。こ
の混合物を5%シユウ酸水200ml中に20℃以下
で滴下した。酢酸エチルで抽出し、無水芒硝で
乾燥後酢酸エチルを留去し残渣をジエチルエー
テルより結晶化取してラセミ−スレオ−N−
フタロイル−3−(3,4−ジヒドロキシフエ
ニル)セリン0.14g、mp122〜132℃を得た。
イル−3−(3,4−ジヒドロキシフエニル)
セリン0.11gをエタノール1mlに溶解し、この
溶液に抱水ヒドラジン0.023gを加え2時間加
熱還流した。この反応液を減圧下濃縮し残渣に
メタノール1mlを加え濃塩酸にてPH1として30
分撹拌後不溶物を去し過母液を30%水酸化
ナトリウム水溶液でPH5.5〜6に調整して析出
した結晶を取するとラセミ−スレオ−3−
(3,4−ジヒドロキシフエニル)セリン
mp222〜224℃、0.05gを得た。
(3,4−ジヒドロキシフエニル)セリンの標
品の合成 ラセミ−スレオ−3−(3,4−ジヒドロキ
シフエニル)セリン20g、無水炭酸ナトリウム
11.94gを水200mlに溶解し、この溶液にN−カ
ルボエトキシフタルイミド28.8gを5℃以下で
加えた。この混合物を室温で15時間撹拌した後
不溶物を去し、母液を濃塩酸にて弱酸性とし
た後酢酸エチル1000mlで3回抽出した。この酢
酸エチル層は無水芒硝で乾燥後酢酸エチルを留
去し、残渣をジエチルエーテルにて結晶化後
取し、ラセミ−スレオ−N−フタロイル−3−
(3,4−ジヒドロキシフエニル)セリン20.9
g、mp131℃(分解)を得た。
エニル)セリン10g、無水炭酸ナトリウム5.97
gを水100mlに溶解し、この溶液にN−カルボ
エトキシフタルイミド14.4gを5℃以下で加え
た。この混合物を室温で3時間撹拌した後水
100mlを加えさらに濃塩酸を加えて弱酸性とし
た後酢酸エチル500mlで3回抽出した。この酢
酸エチル層は無水芒硝で乾燥後酢酸エチルを留
去し、残渣10.5gを得、これをジエチルエーテ
ルにて結晶化して、L−スレオ−N−フタロイ
ル−3−(3,4−ジヒドロキシフエニル)セ
リン6.0g、mp187℃(分解)、〔α〕20 D−99.9゜(c
=1、メタノール)を得た。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 一般式〔〕 (式はラセミ体または光学活性体を表わし、※
は不斉炭素を示す。R1およびR2は、各々水素原
子またはメチル基を意味するか、またはR1とR2
とでメチレン基を意味する。ただし、R1および
R2は同時には水素原子を意味しない。) で表わされるラセミまたは光学活性−スレオ−N
−フタロイル−3−(3,4−ジヒドロキシフエ
ニル)セリン誘導体をルイス酸で処理し、 式〔〕 (式はラセミ体または光学活性体を表わし、※
は前記と同じ意味を示す。) で表わされるラセミまたは光学活性−スレオ−N
−フタロイル−3−(3,4−ジヒドロキシフエ
ニル)セリンを得、これがラセミ体であり、か
つ、後記一般式〔〕が光学活性体である場合に
は、シンコニン、シンコニジン、キニン、エフエ
ドリン、2−アミノ−1,1−ジフエニルプロパ
ノールから選ばれる光学活性なアミンの1つを作
用させることにより光学分割操作を行つて、前記
式〔〕で表わされる光学活性−スレオ−N−フ
タロイル−3−(3,4−ジヒドロキシフエニル)
セリンを得、次いで前記式〔〕で表わされるラ
セミ又は光学活性−スレオ−N−フタロイル−3
−(3,4−ジヒドロキシフエニル)セリンをヒ
ドラジンを用いて脱フタロイル化反応に付すこと
を特徴とする式〔〕 (式はラセミ体及び光学活性体を表わし、※は
前記と同じ意味を示す。) で表わされるラセミまたは光学活性−スレオ−3
−(3,4−ジヒドロキシフエニル)セリンの製
造方法。 2 エフエドリン、シンコニジン、2−アミノ−
1,1−ジフエニルプロパノールから選ばれる光
学活性アミンの1つを用いた光学分割操作で得ら
れる前記一般式〔〕で表される光学活性−スレ
オ−N−フタロイル−3−(3,4−ジヒドロキ
シフエニル)セリン誘導体を出発原料とする特許
請求の範囲第1項記載の製造方法。
Priority Applications (7)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58092941A JPS59216858A (ja) | 1983-05-25 | 1983-05-25 | スレオ−3−(3,4−ジヒドロキシフエニル)セリンの製造法 |
| CA000454819A CA1223602A (en) | 1983-05-25 | 1984-05-22 | Process for producing 3-(3,4-dihydroxyphenyl) serine |
| ES532710A ES8601100A1 (es) | 1983-05-25 | 1984-05-23 | Un procedimiento para producir 3-(3, 4-dihidroxifenil) serina |
| EP84303513A EP0128684B1 (en) | 1983-05-25 | 1984-05-24 | Process for producing 3-(3,4-dihydroxyphenyl) serine |
| AT84303513T ATE31917T1 (de) | 1983-05-25 | 1984-05-24 | Verfahren zur herstellung von 3-(3,4dihydroxyphenyl)-serinen. |
| DE8484303513T DE3468679D1 (en) | 1983-05-25 | 1984-05-24 | Process for producing 3-(3,4-dihydroxyphenyl) serine |
| US06/614,246 US4562263A (en) | 1983-05-25 | 1984-05-25 | Process for producing 3-(3,4-dihydroxyphenyl) serine |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58092941A JPS59216858A (ja) | 1983-05-25 | 1983-05-25 | スレオ−3−(3,4−ジヒドロキシフエニル)セリンの製造法 |
Related Child Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4304657A Division JPH0713060B2 (ja) | 1992-10-15 | 1992-10-15 | フェニルセリン誘導体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59216858A JPS59216858A (ja) | 1984-12-06 |
| JPH0520425B2 true JPH0520425B2 (ja) | 1993-03-19 |
Family
ID=14068496
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP58092941A Granted JPS59216858A (ja) | 1983-05-25 | 1983-05-25 | スレオ−3−(3,4−ジヒドロキシフエニル)セリンの製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59216858A (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0625181B2 (ja) | 1985-03-27 | 1994-04-06 | 住友製薬株式会社 | 新規なイミド誘導体 |
| US5288898A (en) * | 1985-09-30 | 1994-02-22 | Zaidan Hojim Biseibutsu Kagaku Kenkyu Kai | N-methylphenylserine alkyl ester derivatives and uses thereof |
| JP2740959B2 (ja) * | 1989-02-22 | 1998-04-15 | 住友製薬株式会社 | スレオ―3―(3,4―ジアルコキシフェニル)セリン誘導体の選択的製造方法 |
| JP5124950B2 (ja) * | 2006-01-31 | 2013-01-23 | 大日本印刷株式会社 | 光学活性セリン誘導体の製造法 |
| EP2450343A4 (en) | 2009-07-01 | 2013-01-09 | Dainippon Sumitomo Pharma Co | PROCESS FOR PREPARING THREO-3- (3,4-DIHYDROXYPHENYL) L-SERIN |
-
1983
- 1983-05-25 JP JP58092941A patent/JPS59216858A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59216858A (ja) | 1984-12-06 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP2002535380A (ja) | アスピリン誘導体のニトロキシメチルフェニルエステルの合成方法 | |
| JP2818763B2 (ja) | N−(ヒドロキシ)アラルキルフェニルエタノールアミン類のo−アルキル化された化合物 | |
| JPH0520425B2 (ja) | ||
| JPH032134B2 (ja) | ||
| JP6670744B2 (ja) | ヒオデオキシコール酸ナトリウム(NaHDC)の多形形態およびその調製方法 | |
| JP3207017B2 (ja) | ベンジルコハク酸誘導体の製造方法およびその製造中間体 | |
| JPH0776199B2 (ja) | 光学活性アミノ酸の合成方法 | |
| JPH1087633A (ja) | キラルなコハク酸誘導体の製造方法 | |
| JPH03261778A (ja) | 新規ベンゾフラン誘導体、尿酸排泄剤及びその製法 | |
| JPH0315624B2 (ja) | ||
| JPH0316946B2 (ja) | ||
| JP3144921B2 (ja) | ベンジルエステル誘導体及びその製造方法 | |
| JPH0149139B2 (ja) | ||
| JPH0713060B2 (ja) | フェニルセリン誘導体 | |
| JPH0576473B2 (ja) | ||
| JP3144920B2 (ja) | α−アシルアミノケトン誘導体、その製造方法及びその利用 | |
| JPS60169452A (ja) | エリスロ−3−(3,4−ジヒドロキシフエニル)セリンの製造法 | |
| JPH0987288A (ja) | 1,3−ビス(3−アミノプロピル)−1,1,3,3−テトラオルガノジシロキサンの精製方法 | |
| JP2640622B2 (ja) | プログルメタシンの製造方法 | |
| JPS6311348B2 (ja) | ||
| JPH03130252A (ja) | 2―アミノ―5―メチルベンゾフェノン類及びその製造法 | |
| JP2002047263A (ja) | 2−アミノ−ω−シアノアルカン酸誘導体、およびその製造方法 | |
| JPH0235743B2 (ja) | Hokozokukarubonsanbenjiruesuteruruinoseiho | |
| JPH0517225B2 (ja) | ||
| JPS58164573A (ja) | 1−(4−クロロベンゾイル)−5−メトキシ−2−メチル−3−インド−ルアセトキシ酢酸類の製法 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
| R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080319 Year of fee payment: 15 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090319 Year of fee payment: 16 |
|
| EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090319 Year of fee payment: 16 |