JPH0911233A - Smcの製造方法 - Google Patents
Smcの製造方法Info
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- JPH0911233A JPH0911233A JP16437295A JP16437295A JPH0911233A JP H0911233 A JPH0911233 A JP H0911233A JP 16437295 A JP16437295 A JP 16437295A JP 16437295 A JP16437295 A JP 16437295A JP H0911233 A JPH0911233 A JP H0911233A
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Landscapes
- Reinforced Plastic Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 成形時に、キャリアフィルムを剥がす手間及
び時間を削減するとともに、キャリアフィルムの廃却量
を低減できるSMCの製造方法を提供する。 【構成】 熱硬化性樹脂組成物5をキャリアフィルム9
上に塗布し、その上からガラス繊維6を添加して、この
ガラス繊維6に熱硬化性樹脂組成物5を含浸させてSM
C10を巻き取るSMCの製造方法において、含浸手段
7に加熱手段11を設け、40〜80℃で加熱しなが
ら、ガラス繊維6に熱硬化性樹脂組成物5を含浸させ
て、キャリアフィルム9を片面のみに備えたSMCを製
造する。SMC巻き取り手段2のSMC10を巻き取る
巻き取り圧力を2〜5kg/cm2 にする。前記熱硬化
性樹脂組成物5の25℃における粘度が500〜500
0センチポイズである。
び時間を削減するとともに、キャリアフィルムの廃却量
を低減できるSMCの製造方法を提供する。 【構成】 熱硬化性樹脂組成物5をキャリアフィルム9
上に塗布し、その上からガラス繊維6を添加して、この
ガラス繊維6に熱硬化性樹脂組成物5を含浸させてSM
C10を巻き取るSMCの製造方法において、含浸手段
7に加熱手段11を設け、40〜80℃で加熱しなが
ら、ガラス繊維6に熱硬化性樹脂組成物5を含浸させ
て、キャリアフィルム9を片面のみに備えたSMCを製
造する。SMC巻き取り手段2のSMC10を巻き取る
巻き取り圧力を2〜5kg/cm2 にする。前記熱硬化
性樹脂組成物5の25℃における粘度が500〜500
0センチポイズである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は例えば、自動車の内装部
品等の成形品に用いられる、例えば、フェノール樹脂又
は不飽和ポリエステル樹脂等の熱硬化性樹脂組成物のS
MCの製造方法に関する。
品等の成形品に用いられる、例えば、フェノール樹脂又
は不飽和ポリエステル樹脂等の熱硬化性樹脂組成物のS
MCの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、シートモールディングコンパウン
ド(SMC)の製造方法は、図2に示すように、下部キ
ャリアフィルム供給装置101dとSMC巻き取り装置
102とを備え、この下部キャリアフィルム供給装置1
01dとSMC巻き取り装置102との間に、下部キャ
リアフィルム供給装置101d側からSMC巻き取り装
置102側に向かって、順に、ディップ槽103、ロー
ビングカッター104、上部キャリアフィルム供給装置
101u及びプレスロール107を備えたSMC製造装
置108を用いて、キャリアフィルム(離型フィルム)
109、109を両面に備えたSMCを製造するもので
あった。すなわち、熱硬化性樹脂組成物105の溜まっ
たディップ槽103の出口103aからベルト112に
よって移送された所望量の熱硬化性樹脂組成物105
を、キャリアフィルム109上に塗布する。その上から
ロービング113をロービングカッター104で切断し
たガラス繊維106を散布し、さらにその上にキャリア
フィルム109を重ね、プレスロール107で圧着す
る。キャリアフィルム109、109に挟んだ状態のS
MC110を巻き取り圧力1kg/cm2 程度で巻き取
り、キャリアフィルム109、109を両面に備えるS
MCが得られるというものであった。
ド(SMC)の製造方法は、図2に示すように、下部キ
ャリアフィルム供給装置101dとSMC巻き取り装置
102とを備え、この下部キャリアフィルム供給装置1
01dとSMC巻き取り装置102との間に、下部キャ
リアフィルム供給装置101d側からSMC巻き取り装
置102側に向かって、順に、ディップ槽103、ロー
ビングカッター104、上部キャリアフィルム供給装置
101u及びプレスロール107を備えたSMC製造装
置108を用いて、キャリアフィルム(離型フィルム)
109、109を両面に備えたSMCを製造するもので
あった。すなわち、熱硬化性樹脂組成物105の溜まっ
たディップ槽103の出口103aからベルト112に
よって移送された所望量の熱硬化性樹脂組成物105
を、キャリアフィルム109上に塗布する。その上から
ロービング113をロービングカッター104で切断し
たガラス繊維106を散布し、さらにその上にキャリア
フィルム109を重ね、プレスロール107で圧着す
る。キャリアフィルム109、109に挟んだ状態のS
MC110を巻き取り圧力1kg/cm2 程度で巻き取
り、キャリアフィルム109、109を両面に備えるS
MCが得られるというものであった。
【0003】ところが、キャリアフィルム109は、S
MCの成形時に剥がす必要があるので、多くの手間や時
間が掛かり、剥がしたキャリアフィルム109は、廃却
しなければならず、資源の無駄が多いという問題があっ
た。
MCの成形時に剥がす必要があるので、多くの手間や時
間が掛かり、剥がしたキャリアフィルム109は、廃却
しなければならず、資源の無駄が多いという問題があっ
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は前記の事実に
鑑みてなされたもので、その目的とするところは、成形
時に、キャリアフィルムを剥がす手間及び時間を削減す
るとともに、キャリアフィルムの廃却量を低減できるS
MCの製造方法を提供することにある。
鑑みてなされたもので、その目的とするところは、成形
時に、キャリアフィルムを剥がす手間及び時間を削減す
るとともに、キャリアフィルムの廃却量を低減できるS
MCの製造方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
SMCの製造方法は、キャリアフィルム供給手段1とS
MC巻き取り手段2とを備え、このキャリアフィルム供
給手段1とSMC巻き取り手段2との間に、キャリアフ
ィルム供給手段1側からSMC巻き取り手段2側に向か
って、順に、熱硬化性樹脂組成物供給手段3、ガラス繊
維供給手段4及び熱硬化性樹脂組成物5とガラス繊維6
との含浸手段7を備えたSMC製造装置8を用いて、熱
硬化性樹脂組成物5をキャリアフィルム9上に塗布し、
その上からガラス繊維6を添加して、このガラス繊維6
に熱硬化性樹脂組成物5を含浸させてSMC10を巻き
取るSMCの製造方法において、前記含浸手段7に加熱
手段11を設け、40〜80℃で加熱しながら、ガラス
繊維6に熱硬化性樹脂組成物5を含浸させて、キャリア
フィルム9を片面のみに備えたSMCを製造することを
特徴とする。
SMCの製造方法は、キャリアフィルム供給手段1とS
MC巻き取り手段2とを備え、このキャリアフィルム供
給手段1とSMC巻き取り手段2との間に、キャリアフ
ィルム供給手段1側からSMC巻き取り手段2側に向か
って、順に、熱硬化性樹脂組成物供給手段3、ガラス繊
維供給手段4及び熱硬化性樹脂組成物5とガラス繊維6
との含浸手段7を備えたSMC製造装置8を用いて、熱
硬化性樹脂組成物5をキャリアフィルム9上に塗布し、
その上からガラス繊維6を添加して、このガラス繊維6
に熱硬化性樹脂組成物5を含浸させてSMC10を巻き
取るSMCの製造方法において、前記含浸手段7に加熱
手段11を設け、40〜80℃で加熱しながら、ガラス
繊維6に熱硬化性樹脂組成物5を含浸させて、キャリア
フィルム9を片面のみに備えたSMCを製造することを
特徴とする。
【0006】本発明の請求項2に係るSMCの製造方法
は、前記SMC巻き取り手段2のSMC10を巻き取る
巻き取り圧力を2〜5kg/cm2 にすることを特徴と
する。
は、前記SMC巻き取り手段2のSMC10を巻き取る
巻き取り圧力を2〜5kg/cm2 にすることを特徴と
する。
【0007】本発明の請求項3に係るSMCの製造方法
は、前記熱硬化性樹脂組成物5の25℃における粘度が
500〜5000センチポイズであることを特徴とす
る。
は、前記熱硬化性樹脂組成物5の25℃における粘度が
500〜5000センチポイズであることを特徴とす
る。
【0008】以下、本発明を詳細に説明する。図1は本
発明の一実施例に係るSMCの製造方法の説明図であ
り、図1に示すように、キャリアフィルム9を供給する
キャリアフィルム供給手段1とSMC10を巻き取るS
MC巻き取り手段2とを備え、このキャリアフィルム供
給手段1とSMC巻き取り手段2との間に、キャリアフ
ィルム供給手段1側からSMC巻き取り手段2側に向か
って、順に、例えば、ディップ槽等の熱硬化性樹脂組成
物供給手段3、ロービングカッター等のガラス繊維供給
手段4及び熱硬化性樹脂組成物5とガラス繊維6との含
浸手段7を備えたSMC製造装置8を用いて、熱硬化性
樹脂組成物5をキャリアフィルム9上に塗布し、その上
からガラス繊維6を添加して、このガラス繊維6に熱硬
化性樹脂組成物5を含浸させてSMC10を巻き取る。
ここで、前記含浸手段7に例えば、赤外線ヒーター等の
加熱手段11を設け、40〜80℃で加熱しながら、ガ
ラス繊維6に熱硬化性樹脂組成物5を含浸させて、キャ
リアフィルム9を片面のみに備えたSMC10を製造す
る。40〜80℃で加熱することにより、熱硬化性樹脂
組成物5の粘度が低下し、ガラス繊維6に熱硬化性樹脂
組成物5を含浸させることが容易になる。
発明の一実施例に係るSMCの製造方法の説明図であ
り、図1に示すように、キャリアフィルム9を供給する
キャリアフィルム供給手段1とSMC10を巻き取るS
MC巻き取り手段2とを備え、このキャリアフィルム供
給手段1とSMC巻き取り手段2との間に、キャリアフ
ィルム供給手段1側からSMC巻き取り手段2側に向か
って、順に、例えば、ディップ槽等の熱硬化性樹脂組成
物供給手段3、ロービングカッター等のガラス繊維供給
手段4及び熱硬化性樹脂組成物5とガラス繊維6との含
浸手段7を備えたSMC製造装置8を用いて、熱硬化性
樹脂組成物5をキャリアフィルム9上に塗布し、その上
からガラス繊維6を添加して、このガラス繊維6に熱硬
化性樹脂組成物5を含浸させてSMC10を巻き取る。
ここで、前記含浸手段7に例えば、赤外線ヒーター等の
加熱手段11を設け、40〜80℃で加熱しながら、ガ
ラス繊維6に熱硬化性樹脂組成物5を含浸させて、キャ
リアフィルム9を片面のみに備えたSMC10を製造す
る。40〜80℃で加熱することにより、熱硬化性樹脂
組成物5の粘度が低下し、ガラス繊維6に熱硬化性樹脂
組成物5を含浸させることが容易になる。
【0009】本発明に係るSMCの製造方法は、前記S
MC巻き取り手段2のSMC10を巻き取る巻き取り圧
力を2〜5kg/cm2 にすることが好ましい。すなわ
ち、巻き取り圧力を2〜5kg/cm2 にすることによ
り、ガラス繊維6に熱硬化性樹脂組成物5を含浸させる
ことが容易になる。
MC巻き取り手段2のSMC10を巻き取る巻き取り圧
力を2〜5kg/cm2 にすることが好ましい。すなわ
ち、巻き取り圧力を2〜5kg/cm2 にすることによ
り、ガラス繊維6に熱硬化性樹脂組成物5を含浸させる
ことが容易になる。
【0010】本発明に係るSMCの製造方法は、前記熱
硬化性樹脂組成物5の25℃における粘度が500〜5
000センチポイズであることが好ましい。すなわち、
熱硬化性樹脂組成物5の25℃における粘度が500〜
5000センチポイズであることにより、熱硬化性樹脂
組成物5の粘度が低く、ガラス繊維6に熱硬化性樹脂組
成物5を含浸させることが容易になる。
硬化性樹脂組成物5の25℃における粘度が500〜5
000センチポイズであることが好ましい。すなわち、
熱硬化性樹脂組成物5の25℃における粘度が500〜
5000センチポイズであることにより、熱硬化性樹脂
組成物5の粘度が低く、ガラス繊維6に熱硬化性樹脂組
成物5を含浸させることが容易になる。
【0011】前記キャリアフィルム9は、例えば、ポリ
プロピレン、ポリエチレンのフィルム等が挙げられる。
キャリアフィルム9をSMC10の両面でなく、片面の
みに備えることにより、成形時に、キャリアフィルム9
を剥がす手間及び時間を削減するとともに、キャリアフ
ィルム9の廃却量を低減できる。
プロピレン、ポリエチレンのフィルム等が挙げられる。
キャリアフィルム9をSMC10の両面でなく、片面の
みに備えることにより、成形時に、キャリアフィルム9
を剥がす手間及び時間を削減するとともに、キャリアフ
ィルム9の廃却量を低減できる。
【0012】
【作用】本発明の請求項1に係るSMCの製造方法は、
含浸手段7に加熱手段11を設け、40〜80℃で加熱
しながら、ガラス繊維6に熱硬化性樹脂組成物5を含浸
させて、キャリアフィルム9を片面のみに備えたSMC
を製造するので、熱硬化性樹脂組成物5の粘度が低下
し、ガラス繊維6に熱硬化性樹脂組成物5を含浸させる
ことが容易になる。
含浸手段7に加熱手段11を設け、40〜80℃で加熱
しながら、ガラス繊維6に熱硬化性樹脂組成物5を含浸
させて、キャリアフィルム9を片面のみに備えたSMC
を製造するので、熱硬化性樹脂組成物5の粘度が低下
し、ガラス繊維6に熱硬化性樹脂組成物5を含浸させる
ことが容易になる。
【0013】本発明の請求項2に係るSMCの製造方法
は、前記SMC巻き取り手段2のSMC10を巻き取る
巻き取り圧力を2〜5kg/cm2 にするので、ガラス
繊維6に熱硬化性樹脂組成物5を含浸させることが容易
になる。
は、前記SMC巻き取り手段2のSMC10を巻き取る
巻き取り圧力を2〜5kg/cm2 にするので、ガラス
繊維6に熱硬化性樹脂組成物5を含浸させることが容易
になる。
【0014】本発明の請求項3に係るSMCの製造方法
は、前記熱硬化性樹脂組成物5の25℃における粘度が
500〜5000センチポイズであるので、熱硬化性樹
脂組成物5の粘度が低く、ガラス繊維6に熱硬化性樹脂
組成物5を含浸させることが容易になる。
は、前記熱硬化性樹脂組成物5の25℃における粘度が
500〜5000センチポイズであるので、熱硬化性樹
脂組成物5の粘度が低く、ガラス繊維6に熱硬化性樹脂
組成物5を含浸させることが容易になる。
【0015】
【実施例】以下、本発明を実施例により、具体的に説明
する。
する。
【0016】(実施例1)液状のレゾール型フェノール
樹脂(松下電工社製;品番POR)80重量部、離型剤
としてステアリン酸亜鉛を2重量部、充填材として、ワ
ラストナイト(キンセイマテック社製;品番FPW#4
00)16重量部及び増粘剤として、酸化マグネシウム
(協和化学工業社製;商品名キョウワマグ#150)を
2重量部配合し、熱硬化性樹脂組成物5を調製した。こ
の熱硬化性樹脂組成物5の25℃における粘度は、東京
計器製のB型粘度計で測定した結果、8500センチポ
イズであった。図1に示したSMC製造装置8を用い
て、この熱硬化性樹脂組成物5を幅1500mmで厚み
40μmのポリプロピレンフィルム製のキャリアフィル
ム9上に塗布し、上面から繊維長を25mmに切断した
ガラス繊維6を散布した。熱硬化性樹脂組成物5の塗布
量は250g/m2 、ガラス繊維6の散布量は250g
/m2 であった。その後、含浸工程の加熱手段11であ
る赤外線ヒーターで80℃に加熱しながら、ガラス繊維
6に熱硬化性樹脂組成物5を含浸させた。次いで、巻き
取り圧力を1.5kg/cm2 に設定したSMC巻き取
り手段2である巻き取り装置でSMC10を巻き取り、
キャリアフィルム9を片面のみに備えたSMC10を製
造した。40℃で2日間熟成し、1m×1mに切断した
SMCに備えられたキャリアフィルムを剥がす時間を測
定した。10枚のSMCについてキャリアフィルムを剥
がす時間を測定した結果、キャリアフィルムを剥がすの
に要した時間の平均値は、6秒であった。
樹脂(松下電工社製;品番POR)80重量部、離型剤
としてステアリン酸亜鉛を2重量部、充填材として、ワ
ラストナイト(キンセイマテック社製;品番FPW#4
00)16重量部及び増粘剤として、酸化マグネシウム
(協和化学工業社製;商品名キョウワマグ#150)を
2重量部配合し、熱硬化性樹脂組成物5を調製した。こ
の熱硬化性樹脂組成物5の25℃における粘度は、東京
計器製のB型粘度計で測定した結果、8500センチポ
イズであった。図1に示したSMC製造装置8を用い
て、この熱硬化性樹脂組成物5を幅1500mmで厚み
40μmのポリプロピレンフィルム製のキャリアフィル
ム9上に塗布し、上面から繊維長を25mmに切断した
ガラス繊維6を散布した。熱硬化性樹脂組成物5の塗布
量は250g/m2 、ガラス繊維6の散布量は250g
/m2 であった。その後、含浸工程の加熱手段11であ
る赤外線ヒーターで80℃に加熱しながら、ガラス繊維
6に熱硬化性樹脂組成物5を含浸させた。次いで、巻き
取り圧力を1.5kg/cm2 に設定したSMC巻き取
り手段2である巻き取り装置でSMC10を巻き取り、
キャリアフィルム9を片面のみに備えたSMC10を製
造した。40℃で2日間熟成し、1m×1mに切断した
SMCに備えられたキャリアフィルムを剥がす時間を測
定した。10枚のSMCについてキャリアフィルムを剥
がす時間を測定した結果、キャリアフィルムを剥がすの
に要した時間の平均値は、6秒であった。
【0017】(実施例2)実施例1において、熱硬化性
樹脂組成物5の塗布量を500g/m2 、ガラス繊維6
の散布量を500g/m2 にし、赤外線ヒーターの加熱
温度を40℃にし、巻き取り圧力を5kg/cm2 に設
定した以外は実施例1と同様にして、キャリアフィルム
9を片面のみに備えたSMC10を製造し、1m×1m
に切断したSMCに備えられたキャリアフィルムを剥が
す時間を測定した。その結果、キャリアフィルムを剥が
すのに要した時間の平均値は、6秒であった。
樹脂組成物5の塗布量を500g/m2 、ガラス繊維6
の散布量を500g/m2 にし、赤外線ヒーターの加熱
温度を40℃にし、巻き取り圧力を5kg/cm2 に設
定した以外は実施例1と同様にして、キャリアフィルム
9を片面のみに備えたSMC10を製造し、1m×1m
に切断したSMCに備えられたキャリアフィルムを剥が
す時間を測定した。その結果、キャリアフィルムを剥が
すのに要した時間の平均値は、6秒であった。
【0018】(実施例3)不飽和ポリエステル樹脂(武
田薬品社製;品番5601)を63重量部、離型剤とし
てステアリン酸亜鉛を2重量部、充填材として、炭酸カ
ルシウム(日東粉化社製;品番NS#100)30重量
部、増粘剤として、酸化マグネシウム(協和化学工業社
製;商品名キョウワマグ#150)を2重量部及び重合
開始剤(化薬アクゾ社製;商品名トリゴノックス21L
S50)3重量部配合し、熱硬化性樹脂組成物5を調製
した。この熱硬化性樹脂組成物5の25℃における粘度
は、東京計器製のB型粘度計で測定した結果、4500
センチポイズであった。実施例1において、この不飽和
ポリエステル樹脂を主成分とする熱硬化性樹脂組成物5
を用い、赤外線ヒーターでの加熱を行わなかった以外は
実施例1と同様にして、キャリアフィルム9を片面のみ
に備えたSMC10を製造し、1m×1mに切断したS
MCに備えられたキャリアフィルムを剥がす時間を測定
した。その結果、キャリアフィルムを剥がすのに要した
時間の平均値は、6秒であった。
田薬品社製;品番5601)を63重量部、離型剤とし
てステアリン酸亜鉛を2重量部、充填材として、炭酸カ
ルシウム(日東粉化社製;品番NS#100)30重量
部、増粘剤として、酸化マグネシウム(協和化学工業社
製;商品名キョウワマグ#150)を2重量部及び重合
開始剤(化薬アクゾ社製;商品名トリゴノックス21L
S50)3重量部配合し、熱硬化性樹脂組成物5を調製
した。この熱硬化性樹脂組成物5の25℃における粘度
は、東京計器製のB型粘度計で測定した結果、4500
センチポイズであった。実施例1において、この不飽和
ポリエステル樹脂を主成分とする熱硬化性樹脂組成物5
を用い、赤外線ヒーターでの加熱を行わなかった以外は
実施例1と同様にして、キャリアフィルム9を片面のみ
に備えたSMC10を製造し、1m×1mに切断したS
MCに備えられたキャリアフィルムを剥がす時間を測定
した。その結果、キャリアフィルムを剥がすのに要した
時間の平均値は、6秒であった。
【0019】(比較例1)実施例1において、図2に示
したSMC製造装置108を用いて、キャリアフィルム
109を両面に備えたSMC110を製造した以外は実
施例1と同様にして、1m×1mに切断したSMCに備
えられたキャリアフィルムを剥がす時間を測定した。そ
の結果、キャリアフィルムを剥がすのに要した時間の平
均値は、14秒であった。
したSMC製造装置108を用いて、キャリアフィルム
109を両面に備えたSMC110を製造した以外は実
施例1と同様にして、1m×1mに切断したSMCに備
えられたキャリアフィルムを剥がす時間を測定した。そ
の結果、キャリアフィルムを剥がすのに要した時間の平
均値は、14秒であった。
【0020】以上野結果、実施例1〜実施例3はいずれ
も比較例1に比べ、成形時に、キャリアフィルムを剥が
す手間及び時間を削減できるとともに、キャリアフィル
ムの廃却量を低減できることが確認できた。
も比較例1に比べ、成形時に、キャリアフィルムを剥が
す手間及び時間を削減できるとともに、キャリアフィル
ムの廃却量を低減できることが確認できた。
【0021】
【発明の効果】本発明の請求項1乃至請求項3に係るS
MCの製造方法によると、熱硬化性樹脂組成物の粘度が
低下し、ガラス繊維に熱硬化性樹脂組成物を含浸させる
ことが容易になるので、キャリアフィルムを片面のみに
備えたSMCを製造することができ、成形時に、キャリ
アフィルムを剥がす手間及び時間を削減できるととも
に、キャリアフィルムの廃却量を低減できる。
MCの製造方法によると、熱硬化性樹脂組成物の粘度が
低下し、ガラス繊維に熱硬化性樹脂組成物を含浸させる
ことが容易になるので、キャリアフィルムを片面のみに
備えたSMCを製造することができ、成形時に、キャリ
アフィルムを剥がす手間及び時間を削減できるととも
に、キャリアフィルムの廃却量を低減できる。
【図1】本発明の一実施例に係るSMCの製造法の説明
図である。
図である。
【図2】従来例に係るSMCの製造法の説明図である。
1 キャリアフィルム供給手段 2 SMC巻き取り手段 3 熱硬化性樹脂組成物供給手段 4 ガラス繊維供給手段 5 熱硬化性樹脂組成物 6 ガラス繊維 7 含浸手段 8 SMC製造装置 9 キャリアフィルム 10 SMC 11 加熱手段
Claims (3)
- 【請求項1】 キャリアフィルム供給手段(1)とSM
C巻き取り手段(2)とを備え、このキャリアフィルム
供給手段(1)とSMC巻き取り手段(2)との間に、
キャリアフィルム供給手段(1)側からSMC巻き取り
手段(2)側に向かって、順に、熱硬化性樹脂組成物供
給手段(3)、ガラス繊維供給手段(4)及び熱硬化性
樹脂組成物(5)とガラス繊維(6)との含浸手段
(7)を備えたSMC製造装置(8)を用いて、熱硬化
性樹脂組成物(5)をキャリアフィルム(9)上に塗布
し、その上からガラス繊維(6)を添加して、このガラ
ス繊維(6)に熱硬化性樹脂組成物(5)を含浸させて
SMC(10)を巻き取るSMCの製造方法において、
前記含浸手段(7)に加熱手段(11)を設け、40〜
80℃で加熱しながら、ガラス繊維(6)に熱硬化性樹
脂組成物(5)を含浸させて、キャリアフィルム(9)
を片面のみに備えたSMCを製造することを特徴とする
SMCの製造方法。 - 【請求項2】 前記SMC巻き取り手段(2)のSMC
(10)を巻き取る巻き取り圧力を2〜5kg/cm2
にすることを特徴とする請求項1記載のSMCの製造方
法。 - 【請求項3】 前記熱硬化性樹脂組成物(5)の25℃
における粘度が500〜5000センチポイズであるこ
とを特徴とする請求項1又は請求項2記載のSMCの製
造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16437295A JPH0911233A (ja) | 1995-06-29 | 1995-06-29 | Smcの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16437295A JPH0911233A (ja) | 1995-06-29 | 1995-06-29 | Smcの製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0911233A true JPH0911233A (ja) | 1997-01-14 |
Family
ID=15791891
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16437295A Pending JPH0911233A (ja) | 1995-06-29 | 1995-06-29 | Smcの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0911233A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100382411B1 (ko) * | 2000-12-27 | 2003-05-09 | 주식회사 효성 | 기공이 없는 전기절연 판재의 제조방법 |
-
1995
- 1995-06-29 JP JP16437295A patent/JPH0911233A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100382411B1 (ko) * | 2000-12-27 | 2003-05-09 | 주식회사 효성 | 기공이 없는 전기절연 판재의 제조방법 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20010731 |